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はてなキーワード: メンタリズムとは

2021-06-22

ツナマヨ」の色を心に思い浮かべてください

水色ですね?

これがメンタリズムです。

2021-05-21

透明なおっさん化を防ぐには

おっさん」ってのは主人公センチメンタリズムシリアスから最も遠い存在なので、意識してテンション下げて悩みを増やす事で「モブ化」しないよう心がけている。


テンション高いおっさんはあまりにも「おっさんというフォーマットからブレない」為、だんだん明度が上がっていって背景の中に溶け込んでしまう。


おっさん主人公になる意味など果たしてあるのだろうか」

こう自問自答するだけで、一気に主人公度はアップする。


透明なおっさんとおばちゃんに期待される「らしさ」とは「自己批判性の無さ」なのだ


常に自己批判し、実際にその改善に向けて動いている(風の)態度を装えば、自ずとモブ度は減っていく。


ちょっとレギュラー寄り」なおっさんとおばちゃんになれる。


「憂い」が大事だ。唐突に自嘲混じりにシリアスセリフを言うイメージ


大きな「悔い」を残して生きている感があるといい。

そして本当の主人公を庇って、何かを託して死んでいくのがいい。


それが「味のある」おっさんとおばちゃんの退場シーン。


8割明るくて、2割影があって、普段モブだけどいざ戦うと無茶苦茶強いってのもいい。結局死ぬけど。

2021-04-29

どうしたらいいの?聞いたらブチ切れられた

定例で参加している会議があるんだけど、進行を進めている人から

次の会議は出席できない旨と、ToDoリストのような議題が送られてきた。

それを元に会議を進めてほしい、と。

担当していない箇所が含まれていたので「これどうしたらいいの?」と聞いたら

「なんで違うっていんですか!!」てブチギレされた

わけも分からず「違う、どうしたらいいか聞いてるんだけど」て聞いたんだけど

「違う」って言ってしまったと気づいてこれがメンタリズムかとおもった。

2021-03-28

大学教授相手本心がわかるよ?」9割が知らない裏技 (株式会社スマートメンタリズム)

じゃねえんだよ

そんな頭の悪そうな喋り方する大学教授がいてたまる

2021-03-03

低温調理とんかつを食べて

とある有名店で低温調理とんかつを食べたことがある。

孤独のグルメ井之頭五郎が注文していたものと同じものだ。

低温調理豚肉のやわらかさはノーマルとんかつの3倍ともいわれている。

豚肉ってレア提供していいのか?ってほどのやわらかさがセガサターン(脳天直撃)。

あーやっべえこれ、めちゃめちゃおいしい。

噛みしめるたびにあふれる良質な脂による脳内麻薬のドバドバを感じながらも、

なぜか心では涙を流していた。不思議感覚だった。

この新概念(とんかつ)が、脳の中のとんかつ領域侵食したようだ。

昔、母がパートから帰ってくると、戸締まりをする音と一緒にシャリシャリビニールが擦れる音が聞こえる時がまれにあった。

揚げ油の匂いリビングまで届いてくると、夕食の時間が待ち遠しくなっていたものだ。

我が家のたまの贅沢といえば近所のとんかつ弁当だった。

当時は思いもしなかったが、振り返ってみればとんかつは思い出の食べ物だった。

低温調理とんかつを経て、自分の中でのとんかつひとつではなくなってしまった。

食の価値観更新され、センチメンタリズムを感じてしまうのは、

とんかつにまつわるエピソードまで、記憶の隅に押しやられてしまうことが寂しいからだろうか。

2021-01-11

anond:20210110191811

返答ありがとう

> なので、まず共感必要というのは理解してるよ。

理解していない人の理解の助けになればいいかと思って書いた

共感必要、という点では理解が一致しているようで何より。

ブコメid:lady_jokerブコメなんで、この人が奥さん?を念頭に置いているのか親とかを念頭に置いているのか俺にもわからん

推測だけど、奥さんでも親でも一緒だと思うよ。

要は、頑張ってご飯を作って「さあどうぞ」って持って行った時って、往々にして相手を喜ばせたい、相手サービスしたい、

という思いがあるから作っている、と容易に推定できるんだよ(もちろん、究極的には確認しないとわからないけど)。

ごはん提供することで、相手が喜ぶ顔を見る、ということがモチベーションになっている人は結構いる、ということ。

その人の、そういう世界観は、必ずしもあなた世界観とは合致しないかもしれない。

そうだとしても、まずはその人(コミュニケーションを開始した人)に合わせるところから始めるのが、大事

サッカーでのパスを例に考えよう。

パスを出す側も、受ける側も、ちゃんと「パスしよう」と考えないと、パスが成立しないじゃない?

両方が相手に合わせようとすることが大事になる。

今回のケースでは、明らかに受け手側」が「出し手側」を意識していない事が明らかだったので、

それを指摘した次第。

恋愛工学ならぬ、付き合い工学みたいなのが欲しいわ

実際には、それに類するものは、すでに存在している。

恋愛工学」のルーツをたどるのがポイント

ニールシュトラウスの「ザ・ゲーム」という本で説明されているPUA(ピック・アップ・アーティスト)という考え方だ。

恋愛工学は、これを日本版アレンジしたものと考えると良い。

PUAについては、「ザ・ゲーム」を読めばわかるのだけど、

さらに、このベースになっている心理学モデルが、神経言語プログラミング通称NLPだ。

NLPをざっくり言うと、催眠術で使う言語アプローチベースとした心理モデルで、今一つエビデンスが取れていない脇の甘さでも有名だ。

ただ、実務上、非常に使えるモデルであるため、話し方教室コーチングスクール営業向けセミナー自己啓発セミナーあたりでよく(NLPと呼ばずに)引用されている。

(メンタリストDaiGoが使っているメンタリズムも、NLPをかなり参照している)

ここでは別にNLPを学んで欲しくてこの話をしているわけではないため、一部のエッセンスを伝えるにとどめる。

催眠術師は、催眠術をかけるときに、被験者ラポールをとる。

ラポールとは「かけ橋」、相手との心が通じ合った関係を築くことができている状態を指す。

ラブラブカップルが、ペアルックにしたり、言葉遣い雰囲気が似てきたりすることがあるじゃない?

この状態をある程度意識して作っていくということ。

ラポールを取るためには、被験者言語的、非言語的に発している情報シンクロすることが重要だ。

NLPでは、その技術最初トレーニングする(ペーシング、リーディング)。

また、NLPは、当初心理療法として開発されていたため、

その成立過程で、カールロジャーズ提唱した「傾聴」という概念を参照している。

そのため、NLPでは相手の話を積極的聴くことで、相手ラポールを築くことを学ぶ。

さて、

> これ自体はやったことがある。ただうまくはいかなかった。

> 「お前が何考えてるか全然わかんねえよ」とはしょっちゅう言われていたので、その度に

> 「なるほど、俺が何考えてるかわからないんだね」と返してはみたんだけど

とあるけど、「お前が何考えてるか全然わかんねえよ」と相手に思わせてしまった状態からは、

ラポールの構築は、可能ではあるものの、手間がかかるもの、と思った方が良い。

相手に「何考えているかからない奴」という評価が出来上がっているので、

そこを緩めるほど多くのコミュニケーションを取る必要があるからだ。

可能であれば、早い段階からラポールを築いておくことが望ましい。

相手評価が固まる前の早い段階から相手マッチするようにしていくことで、

「お前の考えている事、よくわかるわ」にしていくことが、より容易になる。

NLPに限らず、この手のスキルは、実際に使えるようになるまでの訓練が必要だ。

コーチングスクールや話し方教室など、「実際に対人練習ができる」場所に行って、

トレーニングし、「型」を身につけることが有効だと思う。

そして型を身につけたら、日常コミュニケーション実践していく。

日常の膨大なコミュニケーション試行錯誤することで、「型」が実際に使えるものに変わるからだ。

結構大変かもしれないけど(自分はそうだったので)、

コミュニケーションができるようになりたい」という渇望があれば、どうにかなると思うよ。

2020-11-21

ハト派政治家」を一人思い浮かべてください

鳩山友紀夫…ですね?

これがメンタリズムです

2020-09-08

「失礼な子だと感じたならジェンダーバイアス漫画を見て

https://togetter.com/li/1587929

これは対立煽り全振りのクソ漫画

 

なぜなら、「失礼(というか尊大?)な態度の人間に対しての無礼もまた失礼か?」

という命題に対する考え方によって、答えが180度変わるからだ。

 

A: 相手が失礼なんだから礼節を持つ必要はない。

B: 失礼なものは失礼。相手と同じレベルまで落ちるべきではない。

 

どちらも一理あるが、これは倫理観に関する問いであって、本質的にはジェンダー関係しない。

この漫画卑怯なのは、Bの考えから「失礼」と答えても

男女差別者の烙印を押すことができる仕組みになっており、

おそらくそ自体目的にした巧妙な分断・対立煽り工作になっている。

 

漫画表現から現実とは違う」というコメントも見かけたが、そうだとすれば

「失礼な子だと感じたら」と現実世界倫理観を引き合いに出すのは不誠実だ。

せめて女の子脳内暴言吐くだけなら受け取られ方は変わっただろう。

例えるなら、「街で見かけるムカつく人間をぶん殴る」Twitter漫画あると思うんだけど

その漫画に添えて「これが犯罪だと感じたならばそれが老害です」と書いてあれば

「いや犯罪やろ」とならん?そういうことよ。

 

以上から俺は元ツイを「対立煽り全振りのクソ漫画」と評した。

分断を煽る行為男女平等とは程遠い愚行であり、今回の件を見る限りでは

「ツイフェミは燃やしたいだけ」と言われても仕方ないと思う。

あと後半の「ジェンダーギャップ指数」も思考誘導っぽくて嫌い。

最後に「これが、ジェンダーバイアスです」ってつけるとメンタリズム感出る。

 

ついでに、俺(男)が一人で鉄道博物館に行って黙々と展示の説明文を読んでいたとき

おそらく鉄道マニアの知らないおっさんが近寄って来てすげぇ語られたことがある。

正直迷惑だったけど良心からやってるっぽくて「ア、スゴイッスネ」しか言えなかったの思い出した。

からといってマンスプレイニング存在しないとは言わんけど。

2020-09-07

anond:20200907112929

あなたはただのオジサン普通の女で、美女または贅沢な生活を手に入れられないことを僻んでいるため、そのように思っているのです

どうですか、これがメンタリズムです!

2020-08-08

anond:20200808200548

逆になろう小説でないものを挙げてみてください。

これがメンタリズムです。

2020-08-05

anond:20200805230431

そこで他人の不幸を利用して自分の不幸を吐き出すメンタリズムは、オマエが積み上げてきた、世の中から避けられるだけの思考回路という憐れな歴史やがなあ・・・

とりあえず一旦、自分の不幸の始まりにこだわらんと置いといて、しかし卑屈にはならんように、最初は誰かの物真似でええから他人の異性と世間でいわれる普通に接してみたらどうやねんな

2020-06-14

IT系羅生門

ワンデイのイブニングの事であるアローンのビジネスマンが、羅生ゲートの下で雨やみを待っていた。

 広いゲートの下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きなシリンダーに、クリケットが一匹とまっている。羅生ゲートが、朱雀ストリートにある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉ハットが、マッチモアありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。

 リーズンを云うと、この二三年、京都ティには、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか云うハプニングがつづいて起った。そこでシティさびれ方は一通りではない。ヒストリーによると、仏像仏具クラッシュして、その丹がついたり、金銀の箔がついたりした木を、ストリートサイドにスタックして、薪のリソースに売っていたと云う事である。シティがその始末であるから、羅生ゲートのフィックスなどは、元より誰もコミットする者がなかった。するとその荒れ果てたのをよい事にして、狐狸がジョイン。盗人がジョイン。とうとうしまいには、引取り手のない死人を、このゲートへ持って来て、棄てて行くと云うルーティンさえ出来た。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、このゲートの近所へはアプローチをしない事になってしまったのである

 その代りまた鴉がどこからか、たくさんジョインして来た。昼間見ると、その鴉が何羽となくコミュニティを描いて、高い鴟尾のまわりをシングしながら、フライアウェイ。ことにゲートの上の空が、夕焼け情熱のようにあかくなる時には、それがセサミをまいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、ゲートの上にある死人の肉を、啄みに来るのである。――もっと今日は、タイムアップなせいか、一羽も見えない。ただ、所々、ブロークンな、そうしてその崩れ目に長い草はえストーンの上に、鴉の糞が、点々とホワイトにこびりついているのが見える。ビジネスマンは七段ある石段のトップに、洗いざらしブルーの襖の尻をスプレッドして、右のチークに出来た、大きな面皰を気にしながら、ぼんやり、雨のふるのをルックアップしていた。

 ライターはさっき、「ビジネスマンが雨やみを待っていた」とライトした。しかし、ビジネスマンは雨がやんでも、格別どうしようと云うビジネスプランはない。ふだんなら、勿論、CEOの家へ帰る可き筈である。所がそのCEOからは、四五日前にファイアーされた。前にも書いたように、当時京都ティの町は一通りならずダウンしていた。今このビジネスマンが、永年、使われていたCEOからファイアーされたのも、実はこの衰微の小さなウェーブにほかならない。だからビジネスマンが雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられたビジネスマンが、コミット先がなくて、途方にくれていた」と云う方が、アジャストである。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のビジネスマンセンチメンタリズムエフェクトした。申の刻下りからふり出した雨は、上るプランがない。そこで、ビジネスマンは、何をおいても差当り明日ライフをどうにかしようとして――云わばどうにもならないマターを、ウェル・ダンしようとして、とりとめもないクリティカルシンキングをたどりながら、さっきから朱雀ストリートにふる雨のサウンドを、聞くともなく聞いていたのである

 雨は、羅生ゲートをつつんで、遠くから、ざあっと云うノイズをあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、ゲートの屋根が、斜につき出した甍の先に、重たくうす暗い雲を支えている。

 どうにもならないマターを、ウェル・ダンするためには、ハウトゥを選んでいる遑はない。選んでいれば、築土の下か、ストリートの土の上で、ジ・エンドするばかりである。そうして、このゲートの上へ持って来て、犬のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――ビジネスマンの考えは、何度も同じルートを低徊した揚句に、やっとこのゴールへ逢着した。しかしこの「すれば」は、いつまでたっても、結局「すれば」であった。ビジネスマンは、手段を選ばないという事にアグリーしながらも、この「すれば」のかたをつけるために、オフコース、その後に来る可き「盗人になるよりほかに仕方がない」と云うファクトを、積極的にアグリーするだけの、チャレンジ精神が出ずにいたのである

 ビジネスマンは、大きな嚔をして、それから、大儀そうにスタンドアップした。夕冷えのする京都ティは、もう火桶が欲しいほどのクールである。風はゲートの柱と柱との間を、夕闇と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗の柱にとまっていた蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。

 ビジネスマンは、頸をちぢめながら、山吹の汗袗にコンボリューションした、紺の襖のショルダーを高くしてゲートのまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩楽にねられそうなコワーキングスペースがあれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったかである。すると、幸いゲートの上の楼へ上る、幅のワイドな、これも丹を塗った梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりであるビジネスマンはそこで、腰にさげた聖柄のGithubアカウントが鞘走らないように気をつけながら、藁草履はいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。

 それから、何分かの後である。羅生ゲートの楼の上へ出る、幅の広い梯子の中段に、一人のビジネスマンが、猫のように身をちぢめて、息を殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす火のライトが、かすかにその男の右のチークをぬらしている。短い鬚の中に、赤く膿を持った面皰のある頬であるビジネスマンは、始めから、この上にいる者は、死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰かライトジョインして、しかもそのライトをそここことコミットしているらしい。これは、その濁った、黄いろい光が、隅々に蜘蛛の巣をかけた天井裏に、揺れながらイノベイティブに映ったので、すぐにそれと知れたのである。この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、ライトをともしているからは、どうせただのフリーランスではない。

 ビジネスマンは、守宮のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにしてコミットした。そうして体を出来るだけ、平にしながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、楼の内を覗いて見た。

 見ると、楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸が、無造作に棄ててあるが、ライトの及ぶ範囲が、思ったより狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に裸の死骸と、着物を着た死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、コミットしていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏ねて造った人形のように、口を開いたり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの高くなっている部分に、ぼんやりしたライトをうけて、低くなっている部分の影を一層暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。

 ビジネスマンは、それらの死骸の腐爛した臭気に思わず、鼻を掩った。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を忘れていた。ある強い感情が、ほとんどことごとくこの男の嗅覚を奪ってしまたからだ。

 ビジネスマンの眼は、その時、はじめてその死骸の中に蹲っているフリーランスを見た。檜皮色の着物を着た、背の低い、痩せた、白髪頭の、猿のようなフリーランスの老婆である。その老婆は、右の手に火をともした松の木片を持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。髪の毛の長い所を見ると、多分女の死骸であろう。

 ビジネスマンは、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時は呼吸をするのさえ忘れていた。旧記のライターの語を借りれば、「頭身の毛も太る」ように感じたのである。すると老婆は、松の木片を、床板の間にハックして、それから、今まで眺めていた死骸の首に両手をかけると、丁度、猿の親が猿の子の虱をとるように、そのコミットログを一本ずつプルしはじめた。コミットログは手にインタラクティブに抜けるらしい。

 そのコミットログが、一本ずつ抜けるのに従って、ビジネスマンの心からは、恐怖が少しずつ消えて行った。そうして、それと同時に、このフリーランスに対するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、このフリーランスに対すると云っては、語弊があるかも知れない。むしろ、あらゆる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。この時、誰かがこのビジネスマンに、さっきゲートの下でこの男が考えていた、自己破産をするか盗人になるかと云う問題を、改めて持出したら、恐らくビジネスマンは、何の未練もなく、自己破産を選んだ事であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、フリーランスの床に挿した松の木片のように、勢いよく燃え上り出していたのである

 ビジネスマンには、勿論、何故フリーランスが死人のコミットログをハックするかわからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。しかビジネスマンにとっては、この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、死人のコミットログをハックすると云う事が、それだけで既に許すべからざる悪であった。勿論、ビジネスマンは、さっきまで自分が、盗人になる気でいた事なぞは、とうに忘れていたのである

 そこで、ビジネスマンは、両足に力を入れて、いきなり、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄のGithubアカウントに手をかけながら、大股にフリーランスの前へ歩みよった。フリーランスが驚いたのは云うまでもない。

 フリーランスは、一目ビジネスマンを見ると、まるで弩にでも弾かれたように、ジャンプした。

「おのれ、どこへ行く。」

 ビジネスマンは、フリーランスが死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで、こう罵った。フリーランスは、それでもビジネスマンをつきのけて行こうとする。ビジネスマンはまた、それを行かすまいとして、コンフリクトする。二人は死骸の中で、しばらく、無言のまま、つかみ合った。しかしウィナーは、はじめからわかっている。ビジネスマンASAPフリーランスの腕をつかんで、無理にそこへPDCAした。丁度、鶏の脚のような、骨と皮ばかりの腕である

「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

 ビジネスマンは、フリーランスをつき放すと、いきなり、コントビュートして、ホワイトコミットをその眼の前へつきつけた。けれども、フリーランスは黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼をアウトソーシングするほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、ビジネスマンは始めて明白にこのフリーランスの生死が、全然自分経営判断支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていたプライドを、いつの間にか冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、あるビジネスをして、それが円満成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、ビジネスマンは、フリーランスを見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。

「己は検非違使CEOなどではない。今し方このゲートの下を通りかかったプア・ワーカーだ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分このゲートの上で、何をしてハックしていたのだか、それを己に話しさえすればいいのだ。」

 すると、フリーランスは、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとそのビジネスマンの顔を見守った。アイデアを得た、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのであるそれから、皺で、ほとんど、鼻と一つになったマウスを、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉からWindowsの警告音のような声が、喘ぎ喘ぎ、ビジネスマンの耳へ伝わって来た。

「このコミットログをハックしてな、このコミットログをハックしてな、AIビルドしようと思うたのじゃ。」

 ビジネスマンは、フリーランスの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。フリーランスは、片手に、まだ死骸から奪ったコミットログを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。

「成程な、死人のコミットログをハックすると云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、下請け派遣社員を朝から晩まで奴隷のように働かせたわ。疫病にかかって死ななんだら、今でもブラック企業で甘い蜜を吸っていた事であろ。それもよ、この女の売るソフトウェアは、納期が速いと云うて、取引先どもが、欠かさず毎月発注していたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、倒産するのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、自己破産するじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」

 フリーランスは、大体こんな意味の事を云った。

 ビジネスマンは、Githubアカウントを鞘におさめて、そのアカウントIDを左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのであるしかし、これを聞いている中に、ビジネスマンの心には、あるチャレンジングなアイデアが生まれて来た。それは、さっきゲートの下で、この男には欠けていたアイデアである。そうして、またさっきこのゲートの上へ上って、このフリーランスを捕えた時のアイデアとは、全然、反対な方向に動こうとするチャレンジであるビジネスマンは、自己破産するか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの男の心もちから云えば、自己破産などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。

「きっと、そうか。」

 フリーランスの話がフィニッシュすると、ビジネスマンは嘲るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、フリーランスの襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「では、己が引剥をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、自己破産をする体なのだ。」

 ビジネスマンは、すばやく、老婆のリポジトリを剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとするフリーランスアカウントを、手荒く削除した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりであるビジネスマンは、剥ぎとったリポジトリをわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。

 しばらく、死んだように倒れていたフリーランスが、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事であるフリーランスつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪を倒にして、ゲートの下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々たるビジネスチャンスがあるばかりである

 ビジネスマン行方は、誰も知らない

2020-06-06

○ー○ー○ー○」 ← ○に文字を入れてください

ウーバーイーツですね

これがメンタリズムです

ちなみにぼくの答えはデーメーテールでした

2020-05-23

anond:20200523103410

しろ、「白いご飯」と言われて、増田をはじめとして大多数が、釜で炊き上がった湯気の吹き上がるご飯でなく、茶碗に入ったご飯想像したことの方がメンタリズムだと思う。(「メンタリズム」の定義がよくわかってないけども)

ほかほか白ごはん想像してください

明太子を載せて食べたいと思いましたね?

これがメンタリズムです

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