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2022-02-07

こんなときからこそ邦画洋画について思うこと。

※注意 死ぬほど長いです。

 俺は映画が好きだ。

 だけど映画は好きなだけであって、「映画が好きな俺」に特に思い入れはない。ゲームも好きだし、読書も好きだし、美術も好きだしカラオケバイキング友達とあてもなく街を歩くのだって同じくらい大好きだ。

 映画はその中の一つでしかないけれど、それでもやっぱり好きなもんだから結果的に多くのものを見てきた。そのくらいだ。

 見たい時に見るし、興味がなければ見ない。

 普通の人よりは見てるけど、マニアよりは圧倒的に見ていない。

 見るもの指定されるのが大嫌いなので、「映画が好きならこれだけは見ろ」と言われたらどんなに名作だろうと以降の人生それは絶対に見なくなる。こいつ損な性格してやがる。

 俺は、面白い映画が見たくて映画を見ている。

 だけど、そんな俺でも最近思うことがある。

邦画洋画を比べて、邦画面白くないという意見が多いなあ」ということに。

邦画資金がないからなあ」「漫画原作実写はコスプレ感が酷くて」「それに比べてやっぱり洋画クオリティが高い」なんて言葉を聞いたことはないだろうか。少なくとも俺はめちゃくちゃある。だから筆を取ったわけだし。

 特に、つい最近公開された邦画の出来がかなりアレだった故に、再びそんな意見が噴出されていて、俺は「いやいやいや、ちょっと待ってよ!」と思うのだ。

(その映画感想

https://anond.hatelabo.jp/20220206022647

 その「思い」を、長くはなるが少し聞いてほしい。

※ここから先の「映画」並びに「邦画」「洋画」は、【大小問わず正規映画館のスクリーンで放映されたもの】を指し、ソフトのみの販売配信での公開は含まないが、これは文章意図をわかりやすくするためであって、他意はありません。

 思うに、みんな洋画神聖化しすぎてるような気がする。

 そもそも海外で作られた映画日本に入ってくる際、字幕がつけられ吹き替えが行われポスターが刷られてメディア広告を打つという流れが入る。

 多くの人手とお金がかかるが故に、「日本で売れなさそうな映画」はこの時点で脱落する。

 よくて規模の小さいスクリーンでの放映。

 悪くてソフトのみ。

 最悪日本に来ない。

 つまり日本全国のスクリーンで大々的に放映されるような洋画は、そもそも日本で売れそうだから」放映されているのだ。クソつまんねー洋画は、そもそも日本人の目に触れないのだと俺は思っている。

 まとめると、「日本に来る時点で選別されてるだけで、洋画洋画なりにきっと死ぬほどクソ洋画があると思うよ」、ということだ。

 それから、これはちょっと、怒る方も多いとは思うのだが、「漫画原作とする実写版映画における、俳優コスプレ感」に関しては、同じく漫画原作実写版映画であるところのマーベルとかDCとかも……その、あんまり変わんないと思うんですよね。もちろん、クオリティは段違いに高いとはいえ

 俳優で売るために顔を出させることの多い邦画と違い、マーベルの方はフルフェイスヒーローがかなり多いとはいえスパイダーマンマスクをとった時とか、アイアンマンフェイスシールドが解除された時とか、フィクション感全開のコスチュームからはみ出た生の人間顔面に、ちょっと違和感がないとは俺はどうしても思えないんですよね。

 それでも違和感は確かに邦画より無いとは思う。

 しかしそれは、「キャスト外国人から」という点も強いと思うのだ。「キャストが実力のある有名俳優から」ではなく。

 日本という国にほとんど日本しかいない中で、スクリーンに映る「外国人」というのはどうしても特別に見えてしまうのではないかな、と。

 外国人外国舞台外国語を話しているだけで、日本人にはそこがある程度「見慣れない異世界イコール特別もの」に映ってしまうのでは、と思うのだ。

 現に(この「現に」とは俺の実体験なのでこれを読んでいる方には信憑性が無いことはわかっているがそれでも)、俺は以前「シャンチー」というマーベル映画を見た。これは主要キャストアジア系でまとめていることも特徴の一つだ。つまりキャスト日本人のような面影がないわけでは無い。

 ここは内容や感想を長々話す場では無いので手短にいうが、俺はとても楽しめた。が、違和感がすごかった。

 なんで違和感がすごいって、主人公であるシャンチー」がマジで本当にびっくりするぐらい俺の高校友達に似ているのだ。念のために今ポスター再確認したけどやっぱり似てる。すげえ似てる。彼女を茶化したら喧嘩になった時のあいつの顔じゃん。あのときはごめん。

 俺に人の心とネットリテラシーがなければその友達顔写真をここに貼り付けてみんなに見てもらいたいくらマジで似てるのだ。

 もしあなたが街中で「シャンチー」のポスター男性を見かけて声をかけて、「なんでしょう?」と言われたら俺の友達。「what's?」と言われたら緊急来日しているシャンチーだ。俺の友達が「what's?」って言ってるんだったらもうお手上げだ。そのくらい似ている。

高校卒業してから連絡取り合ってなかったけど、君はそんな壮絶な戦いをしていたのか……言ってくれれば良かったのに」

 などと映画を見ながら妙な感慨に耽ってしまった。

 まさかテン・リングスを巡ってお父さんと壮絶なバトルをしていたとは……。

 俺の友人、アベンジャーズだったとは……。

 なんの話だっけ。

 そう、まとめると、「洋画の良さって外国のものでできてるから特別感が出てるだけってのもあると思うよ」ってことだ。

 シャンチーの例にしても、見ている間他のキャストを「あれ?あの芸能人に似てない……?」なんて思った人もいるんじゃ無いだろうか。その「違和感」は洋画にもやっぱり、実はつきまとっているのかもしれないということだ。

 さて、ここまでに読んだ人の邦画洋画への物の見方を同一にしようとするために明らかな「洋画sage」をしてしまったのは申し訳ない。もっとうまい方法はあったと思いしばらく悩んだけど、ちょっと思いつかなかった。正直に謝ります。気分を害した方は本当にごめんなさい。その悪感情に関しては俺の文章力の無さが引き起こしている。

 俺があげた要素はそっくりそのまま邦画にも跳ね返っていく。「放映に際して洋画ほど手間がかからいか駄作市場に流れて目に写る」し、「画面を構成するもの既視感が強いからチープに見える」

 俺が言いたいのは、「洋画洋画ってだけである程度の特別感があるし、面白い洋画日本に多く入ってくる構造になってるから面白い映画ばっかりに見えるけど、邦画だって捨てたもんじゃ無いんだぞ」ということだ。

「でも、洋画日本に入ってくるけど、邦画外国に行ってるという話を聞かない」

 という意見もあるかもしれない。だけど俺としては、「邦画に限らず中国製台湾製イタリア製ロシア製も、この場合洋画生産国であるハリウッドのある国アメリカで大ヒットしたという話を聞いたことがない」と言いたい。

 数本くらいあるのかもしれないけど、数本くらいあるというなら邦画だってそうじゃないのか。なんて思うのは少し都合が良すぎるだろうか。

 そもそも

 俺は少しみんなに聞きたい。そもそも

 みんなはどんな映画面白いと思うのかな、と。

 洋画邦画という括りから始まって、資金が潤沢に注ぎ込まれている映画、たくさん賞を受賞した映画、素晴らしい脚本家が書いた映画ハリウッドスターが出演している映画……。決め手は色々あるけれど。

 俺にとって、これらはただの【保証】でしかなく見える。「ある程度の面白さは保証しますよ」という情報。「これだけお金をかけたんだからある程度は面白いですよ」「みんなが好きって言ったんだからあなたもきっと好きですよ」という。

 なんかちょっと、気障ったらしいね、恥ずかしくなってきた。でも俺にとってはマジなんだ。

 だけど、俺にとって、俺が面白いと思う映画は「俺が面白いと思った映画」だけなんだ。これ以上でもこれ以下でもないんだ。

 熱く燃えたりゲラゲラ笑えたりベソベソ泣けたり、チケット便所に捨てるほどムカつくクソ映画だったり、ぽかんとするような実験映画だったとしても、結果俺が面白かったらそれは面白い映画なんだ。

 ここに「資金がかかってるから」とか「俳優が豪華だから」とか「賞がどうのこう」「脚本がベラベラ」「撮影の背景がグチャグチャ」「映画史に歴史モチモチャ」とかそういうのは関係ない。全く関係ない!まっっっっったく関係ないんだ!

 古いとか新しいとか関係ない!

 男も女も関係ない!

 現代問題がどうのこうのも関係ない!

 健全健全関係ない!

 プロパガンダ関係ない!

 ましてや洋画邦画関係ない!

 俺が面白いと思う映画の条件が「俺が面白いと思った映画である俺が、「面白い映画」に出会方法はただ一つ!

 俺自身が実際に見て判断するしかないんだ!

 洋画に関してもそうだ!何日本に来る途中で「日本人に受けなさそうだな〜」とか言って弾いてんだクソ配給が!全部流せ!全部見せろ!受けるか受けないかは俺が判断する!

 そもそも言葉の壁が厚くて仕方ねえんだよクソ!吹き替え字幕も何そこで派閥が生まれてんだよ意味わかんねえ!間に人が入ってる時点で元からニュアンス変わってんだから同じだよ!アンゼたかし戸田奈津子かの違いだよ!あぁあ〜!またジョーク日本向けに置き換わってやがる〜!!!!!!!!!!!!原語ではなんて言ったんだろう〜!!!!!!!!!!!!字幕吹替派かで言ったら、DVD吹き替え流しながら英語字幕流す派です。それが簡単にできるネトフリ、サンキュ)なんで俺は日本人なんだよ!なんで俺は日本しかからねえんだよ!クソが!!!!でも邦画も好きだ!!!!!!!!!!!!愛してる!!!!!!!!Kiss……。

 各界から大絶賛を巻き起こしてスタンディングオベーション歴史を変えた映画マジでクソつまんなかったこだってあるし、賛否両論感想否定一色な映画に痺れるほど感動したことだってある!

 2000円を賭けて自分のお眼鏡に合うものを得れるかという大博打

 外れれば2時間と2000円はドブに流れて戻ってこないが、少しでも当たれば楽しい時間が押し寄せてくる!それにもし【大当たり】を引いたら人生が変わる大ギャンブル脳汁ジャックポットのように溢れ出る!鼻息荒く足速に家まで帰ろうぜ!おいおいどうしたんだい映画館に来るまで嵌めてたイヤホンが今はポケットに入れっぱなしじゃないか

 この時間、この体験、この感情映画じゃないと手に入らない!

 だから!俺は!映画が!好きなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ……。

 みんなは……違うのかな。

 なんか後半すごい熱くなっちゃったけど、まあそうだよね〜……二時間2000円で周りに人がいる中集中してスクリーン見ろ、だもんねえ。短くないし、安くないし、楽じゃない。だからこその「せめて映画は良いものが見たい」という思いの保証となる事前情報は確かに必要だよねえ。

 大体俺は趣味の一つとして映画が手近にあるからたくさん見てて、知ってる映画が手広くて分母が多い分、「面白い邦画もあるもん」と駄々をこねてるだけで、映画出会い方によっては、つまんない邦画を立て続けに引いた人もいるかもね。だったらそういう意見になるのも仕方ないのかも。

 だけどやっぱり、冷静になっても俺は思う。

 たまにはギャンブルしてみてほしい。

 邦画とか洋画とかでも、お金がでも賞がとかでも、ポスターやあらすじや予告でもなんでもいいかちょっとでもあなたアンテナが動いたら、誰がなんと言おうと、ええい!と二千円を放り込んでみてほしい。

 そして、変に斜に構えず、「よっしゃ、この俺を楽しませてくれよなっ!」って席についてほしい。そもそも見る側が楽しもうとしなければ、大体楽しめないから。

 騙されたと思って、なんて文句無責任から嫌いだし言わないけど、面白そうだと思って見て騙されたと思ったら「騙された!」って怒っていい。「ふざけんな!」って喚いていい。あんまり人を傷つけない範囲で。そこに悪意があったらせっかく感じた感情説得力がなくなっちゃうので。

 少なくとも、見ないくせにアレコレ言う人よりよっぽど真摯だと思う。

 超長くなっちゃったけど、そろそろ終わろうと思う。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

 あー。面白い映画、見てえな……。

 スパイダーマンもあとしまつもノイズも真夜中乙女戦争も見たし、次はウエストサイドストーリー嘘喰いまで待ちかな……。今見たら二月Deemoやるじゃん。超いいじゃん……。

 見てえ〜……。

【余談】

 好きな映画の話をする。以降完全に趣味

 個人的に、2021年一番面白かった邦画は「ベイビーわるきゅーれ」、並んで「映画大好きポンポさん」、次点で「キャラクター」「あなたの番です」は意外なくらい面白かった。わざわざ映画のために見たドラマあんまり面白くなかったから期待してなかったけど、二時間の尺でシュッとして、それでいて映像トリックが施されていたのが良かった。多少無理があるとはいえ死体の死に様が派手なのはGOOD。

 洋画で一番面白かったのは「サイコゴアマン」、次点で「フリーガイ」、「トムとジェリー」も面白かった。サイコゴアマンマジでずっと笑ってた。グロは少し苦手だけど、爽快感とチープさで見れた。下二作はエンタメとして良かった。いつ画面を見ても楽しいのは素敵だね。家族で見てもドライブの時のモニターでもおんなじぐらい楽しいと思う。

 あー、ヴェノムもよかった。続編やってくんねえかな。あの二人をもっと見たい。

「白蛇:縁起」はどこの映画だ……?中国かな。これも面白かった。シナリオもいいしアクションもいい。ベロベロ泣いた。中国最近アニメが強い。ちょっと前だけど羅小黒戦記は是非見てほしい。シナリオもいいしアクションもいい。ベロベロ泣いた。なんかなんとかっていう人形劇アニメもすごいらしいんだよな。忘れたけど探そう。

 映画じゃないけどアジア系なら韓国イカゲームが良かった。ただやっぱり内容が既存作品に似ているってのもあったし、ラストもやっぱり既視感。独特の味と面白さ、テーマがあっただけに、外側をもう少し捻ってほしかった。ただやっぱりデスゲームものは単純に面白いから続編も期待。

 韓国ゾンビものが強いね。新感染よかった。去年の続編は見てないなあ。舞台が変わって少し求めているものとずれてしまった。「新幹線×ゾンビ」ってのに惹かれたので。見たほうがいいかな、見ようかな。

 スクリーンではやらなかったけどコロナ配信行きになった「ミッチェル家とマシンの反乱」は人生ベストに入るくらい面白かったな。みんなも見てほしい。見ている人を楽しませようとする意欲がすごくて、その圧に負けて笑っちゃう。愉快な映画。洋アニのクレヨンしんちゃんって感じ。ネトフリ独占だよ。今からでもスクリーンやらないかな

 「ガンズアキンボ」を見てないじゃないか……クソが……なんでだろう、金なかったのかな。配信あるかなダニエルラドクリフのヘンテコ映画、いい加減ちゃんと見たい。スイスアーミーマンとか。

 人生で一番面白いと思った映画は「Too young to die!若くして死ぬ!」というクドカン映画だったりするあたり、どう言う好みをしているかをわかってほしい。

 これ超面白い馬鹿映画だよ。

 俺の中で不動の一番。

 後は「We are little zombies」は衝撃だったな。これ全てが真新しい映画で最高に面白かった。まさに令和の映画。けど人を選ぶしアマプラ配信は先日終わっちゃった。残念。15回は見れたからいいか

地獄でなぜ悪い」もいいよな……。

「初恋」もいい……。

東京ゴッドファーザーズ」もいい……。

逆転裁判」かも……

 そう、実は俺、実写版逆転裁判」がかなり好き。原作が好きすぎて見たけど、シナリオ原作の2話と4話に絞ったのは良い判断。確かに演者コスプレ感はあるけれど、あの映画は「端っこに映るモブ」まで逆裁っぽいトンチキ衣装を着ているので、「こう言う格好が普通なんです」という世界観ちゃんと作られている、作ろうとしているのがGOOD。さらに、「地方裁判所では証拠を移すのはブラウン管モニターだけど、東京裁判所ではホログラムを使ったメカメカしいモニター」っていう違いがあるのも、世界観妥協がなくて好印象。原作再現しているのではなく、映画として面白くなるように解釈を変えているのは、良い。そのくせ「インコ尋問する」とか言うシーンは、リアルで見る Permalink | 記事への反応(11) | 08:39

2022-01-23

名前が短くなってQOLが向上した

『え?なんだっって。オマエの名前は「寿限無寿限無、五劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポパイポシューリンガンシューリンガングーリンダイグーリンダイポンポコピーポンポコナの長久命の長助」というのかい、贅沢な名だね』

『今からお前の名前は寿(ことぶき)だ。いいかい、寿だよ。分かったら返事をするんだ、寿!』

2022-01-04

anond:20220104064722

動物漢字加えるのヤバい

魔狸愛なんてタヌキだぞ

ちょっとでも太ったらあだ名ポンポコリン

魔も厨二病真っ盛りな字だし

中学生オリキャラ名みたい

2021-12-24

呪術のガキがうぜぇぇぇぇぇぇぇ

『ただ悪より救いたまえ』を見てきたけど、普段は静かな田舎シネコン呪術のガキで混み混みでよ。

映画館勝手が分からないガキどもがチケット窓口で長々と時間をとって、行列全然さばけない。

おまけに集団で気が大きくなって大声で話してうるせえのなんの。呪術とその他で売り場を分けろよ!!

未来映画ファンの芽を摘むな」とかネットで物わかりのいいこと言ってんじゃねえぞ。

同じアニメでも、ポンポさんや肉子、来月の地球少年少女なんかで若者映画館に押し寄せるなら俺もわくわくするけど、

呪術に食いつくような文化レベルのガキが映画ファンになるわけねえだろ。

荒井晴彦や『パンケーキを毒見する』のプロデューサー豊崎社長気持ちがようやくわかったよ。

2021-12-13

日本アニメ全盛期の思い出

シンエヴァ、ハサウェイ、ポンポさん、スタァライト、肉子ちゃんサイダーのように、エウレカ、アイ

映画大豊作だった2021年の思い出

2021-11-23

公立中学校動物たち

リベラル子供公立ではなく私立に入れるのはダブスタ、みたいな話題がバズったじゃないですか

地方民のワタシとしては、いや通学圏内公立しかないんで…私立に入れるなら転居しなきゃなんですけど…と、全くノれなかったわけですけど

で、そこから派生して、公立中学動物園に例えた発言炎上しましたよね。

でもこれもなんか、地方民が地元のクソさを愚痴ってたら都会人に田舎差別やめろ!と叱られるみたいな腑に落ちなさがあったりして、個人的にはあんまり

でもまあ、でもそこには、ネット民から公立学校の、言わば、底辺に対しての憐憫を感じれるワケですよ。

一方で、ネット民DQNとかマイルドヤンキーとか言ってバカにしてる、単純労働で稼いで、子供ポンポコ産んでる、勉強あんまり得意じゃなさそうな人たち、あの人たちって、公立中学出身が多いと思うんですけど

公立中学差別するな、っていいつつ、そういう人をバカにするのってダブスタなんじゃないかなー、って。

あと、弱者男性論も一時期盛り上がりましたけど、強者男性ってエリート層だけじゃなくて底辺ヤリチンも含まれてましたよね?

弱者男性特有の卑屈さには、自分より底辺の男がモテることに対する嫉妬も含まれてるんでしょうか?

2021-11-18

オタクの絵柄になってキショくなったものといえば最近だと「ポンポさん」だな~

ストーリー自体日本陰キャ特有オタク礼賛俺つえーがアメリカンドリームと雑につながってるキツいものだけど

原作漫画はまだサブカル調の絵柄ともいえる雰囲気があるんでそこそこそういうモノとして受け入れられた

でも映画になったら漫画のアクの部分が完全に消し去られてツルツルのアニメ絵になったせいで、キツさがダイレクトハイテンションで襲いかかってくる

これオタクキッズは大好きだけど、映画好きはシラケるノリだ…って延々と感じる時間が続いてヤバかったな

2021-09-20

anond:20210920003432

ポンポコリン🦝

いかげん各OSデザイナーは「使用頻度のない絵文字をやめて、タヌキや、犬の種類」などの絵文字を増やすべき。

人間髪型などのバリエーションももっと欲しいよね。

2021-07-25

劇場アニメ映画大好きポンポさん』極私的感想(すごくネタバレ

感想というか脳内の吐き出しなので超乱文。

総合点は★★★★☆(星4つ)

自分原作コミックスシリーズ通読済み。原作はかなり好き。

映画版は主に特典マンガ目当てだけど2回視聴。

2回目の前に制作陣のインタビュー記事などを読んで細かいネタが仕込まれているのに感心しつつ楽しめました。

作画で動いていたのはすごく良かった。

特に編集作業シーンを「切る」ことに注目してアクションのある絵に再構成していたのは面白かった。せっかくのアニメなんだから動きのあるシーンはあってしかるべきだなあと。

あとこれは明確には示されてなかったので多分なんだけど。

撮影パートクライマックスである「みんなでアイデア出して偶然虹まで撮れたカット」も切ったんだよね?

撮影パート成功象徴のようなカットまでも切ることで、ジーン君の「映画のためには他の全てを切ることも厭わない」という面を表しているんだと思う。

しかし、それを明示してしまうと「空気を読んで仲良くすることを大事にするマス層」には理解不能で嫌われてしまうだろうから匂わせるにとどめたんだろうなと思っている。

ところで全体的にジーン君がウェットというかシリアスというか常人の枠から半歩しか踏み出していないという感じを受けた。

原作ではもっと狂人なんだよなあ、特に巻が進むほどに。「友情を、会話を、家族を、生活を、切れ!」とか原作ジーン君は言わない。

当たり前すぎるからわざわざ言わない。「息を吸え! 息を吐け!」って普段あんまり言わないじゃないですか

でもまあ1巻ベースだとああい解釈もアリだと思う。むしろジーン君の物語って感じも出たと思うし、そもそもまり狂人狂人してるとマス層がまったく感情移入できなくなるから映画版としてはあれで正解だと思う。

さて、ここから減点材料なんだけど、アラン君および資金調達パートがぜんぜん響かなかった。

まずアラン君、お前は何なんだ。

再会して「あの時はノート悪かったな」とか言ってたけど、特に謝るほどのことでは無くないか

たまたま雨の日にぶつかったらジーン君がノートを水たまりに落としただけじゃん。寝坊してメモやななにやらぶちまけつつ部屋を飛び出すような粗忽ジーン君なんだし。

ところでそういえば、その粗忽シーンもちょっと違和感あるんだよね。映画だけの男ジーン君が大事オーディションの日に寝坊したり資料ぶちまけダッシュしたりするかね?制作インタビューによるとナタリーちゃんとの出会いのシーンをインパクトあるものにするためにすれ違い構成にしたっぽいんだけど、それってストーリーのためにキャラが捻じ曲げられてるよね。いや、構成自体は悪くはないんだけど、やっぱりそのためにキャラを捻じ曲げられると違和感あるんだよねえ。違和感と言えばナタリーちゃんがニャリウッドに上京するためにバイトで金貯めたっていうシーンでビルの窓磨きしてたけど、あれって上京してからバイトじゃないとおかしいよね。原作にも窓磨きバイトのシーンあるけどニャリウッドでのことだし。ナタリーちゃん故郷農村地帯みたいだしビルなんてあるの?いやいまどきドコにでもそれなりのビルくらいあるのかもしれないけどミスマッチだとは思う。

まあ話を元に戻してアラン君ですよ。

アラン君が謝るってことは、元々のシナリオ的には学生時代アラン君はもっとひどい奴にするはずだったんじゃない?それこそ、一度拾ったノートを破るとかまた捨てるとかするはずだったんじゃない?それなら「あの時はノート悪かったな」「暗記してたから平気」に違和感無くなるんよね。でもそこまでやっちゃうとあまりに悪すぎて資金調達したとて許されないというか、ジーン君とお茶することすら「なにこいつ?」って感じになってしまうから描写をぬるくしたのではないかなとか思いました。

でまあアランからも一回離れて資金調達なんですけど、最悪、ポンポさんなりおじいちゃんなりの私財とかコネクションとかで調達できないものなんかね?二人とも超有名ヒットメーカーなわけだし、財産コネクションもすごいだろうし、なんなら主演のマーティンさんだって世界一俳優なんだからだってうなるほど持ってそうだしスポンサーになってもらえないもんかね?縁もゆかりもない銀行出資を頼むより先にいくらでもアテはあるんじゃないの?いや、もちろんそういうアテを全部当たって、それでも足りなかったんだっていうならハイソウデスカとしか言えないんですけども。

問題資金調達会議パートですよ。

まずアラン君、クビを賭けたギャンブルをした風だけど、そもそもその職場を辞めようかと思ってたくらいだからノーリスクギャンブルだよね。なんだかなあ。

そんでクラウドファンディング生中継でって無茶にもほどがあるけど、それ以上にひどいのは役員連中の手のひら返しの速度ですよ。頭取が出てきてOKしたとたんに「融資成立だー! ワッハッハー!」じゃないんだよ。お前数秒前まで大反対してたじゃねーか頭取がOKしたらまるで「ボクも本心では融資たかったんだけど立場上できなかったんだよね。結果として融資成立してヨカッタヨカッタ」みたいなポーズ決めてんじゃねーよ。いや、そういう変わり身の早さで出世してきたヤツだと言われたらハイソウデスカなんですけど。

アラン君に話を戻して、彼は「クリエーターでないマス層の感情移入先」として作られたキャラなんだと思うんですよ。

監督である平尾隆之氏のインタビュー記事(例えば https://gigazine.net/news/20210720-pompo-the-cinephile-takayuki-hirao-interview/)なんかを読んでいると「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマをお持ちのようなんですね。

マジョリティ」=「マス層」ですよ。

このテーマ商業作品表現するのは非常に難しいテーマだと思うんですよ。

だって多数の人に受け入れてもらうことが商業成功なわけですよ。マジョリティ快感を得てもらわないといけないわけですよ。そうしないとお金が儲からないわけですよ。

しかしね、「マイノリティマジョリティに一矢報いる」ストーリーで「一矢報いられたマジョリティ側の人間」が快感を得るかっていうと難しい。だって矢が刺さってるんだよ。痛いじゃん。それで快感なのってドMくらいじゃん。

そこでアラン君の登場なんですよ。アラン君はマジョリティ側の人間なんだけどマジョリティ世界強者である上司取引先をしくじったりして、いまいちうまくいっていない状態なわけですよ。つまりマジョリティ世界という巨大なピラミッド底辺層なんですよ。でもピラミッド底辺から数的にはかなりのボリュームゾーンなんですよね。この層の人たちが「なろう系ヒットの母数」だと思うんですけどね。マジョリティ世界に身を置きながらもうまくいか底辺はいずっているのでいっそのこと異世界転生して現世のしがらみリセットしてチート能力無双したいとみんな思っている。「みんな」ですよ。つまり「マス層」ですよ。

そんなアラン君はマイノリティ側と見下していたジーン君が思いのほか成功していたもんだからマジョリティからマイノリティジーン君を手助けするポジションに立とうと思い立つわけですね。異世界転生強くてニューゲームですよ。コミュ障マイノリティが苦手な資金調達ネゴシエーションリア充なオレ様がやってあげようってーわけですよ。同じ立場ならみんなそう思う。コミュ障天才クリエーターマネージャーになってソイツと社会架け橋になるだけでオコボレもらいてえなあって誰だってそう思う。オレだってそう思うんですよ。コミュ障から無理なんですけどね。そんな知り合いもいないし。

そんなマス層の夢と希望を託されたのがアラン君なわけですよ。

まりアラン君は、平尾氏の「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマ実現のために生み出された舞台装置なんですよ。いまいちうまくいっていないマジョリティ感情移入先であり、途中からマイノリティ側に与してマジョリティ側への一矢となる存在なんですよ。テーマ商業成功を繋ぐための存在なんですよ。

でも、なんかつまらねーんだよなあ。

思うに「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマと「ポンポさん」という題材の相性が悪かったんじゃないかなあ。

ケミストリーですよ。逆シナジーですよ。

原作ポンポさんはね、マジョリティことなんて基本的無視してるんですよ。あくまでも映画業界の中でクリエイター役者などの能力があり個性的な人々にフォーカスして活躍を描いているんですよ。「すごい人がすごい能力を発揮してすごい活躍しました。」っていう話なんですよ。これは「チート無双系」にも通じると思うんですけど、すごい人がすごい活躍をするだけでも面白い話は作れるんですよ。

そんな原作ポンポさんに「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマを盛ろうとしたら、そのままじゃうまく盛り付けられないよね。なので、アラン君&資金調達パートで補強したんだろうね。でも、原作にはまったく存在しなかったテーマ盛り付けるために、かなり強引でイビツで不格好な補強になっちゃってるんだよなあ。

結論

原作ファンとしては、ポンポさんには原作存在しないテーマは乗っけずに素直なアニメ化だけしてほしかったなあ。

と思いました。(小並感

2021-07-14

映画大好きポンポさんを見に行った。

面白かったけど銀行員のところ必要だった?

あれこそジーン君によってカットされるべきだったところじゃないの?

2021-07-09

2021春アニメ感想

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

タイトル記号が正しく表示されない

キャラデザは続投だから制作手塚プロでもひどい絵面にはならないだろうと油断してたら監督変更の影響か脚本部分がつまらなくなっていた

1期の村野佑太監督のおかげで原作以上に面白く感じていただけで2期が現実なのかもしれないが

あとエロ要素も1期より下品に感じた

女の子はかわいかったけどやはりあだしまの癖が残っているように見えた

ディアヴロはかなり顔変わったが1期の方が好みだった

でもルマキーナちゃんエロかったので良かった

オッドタクシー

今期No.1アニメ

少しでも興味があればネタバレ見ないうちに視聴したほうがいい

アマプラで全話配信

序盤を見ておっさん若者に物申す系の説教臭いアニメちょっと、と思うかもしれないがそこは全く本筋ではなく、ジャンルとしてはかなりしっかりミステリーである

全ての要素が伏線で裏で繋がっており、終盤に向けて丁寧に回収されていく

一部の声優芸人が起用されているがキャラは全員動物なので棒だとはあまり感じなかった

キャラ人間だったら声優的にはもちろんストーリー的にもビジュアル的にも見れたものじゃない作品だったかもしれない

背景や車の作画3DCGが用いられているのだが、走行中の車のタイヤがアップになったときホイールの省略表現が良かった

3DCGはそういう省略表現が苦手なイメージがある

ゴジラ S.P <シンギュラポイント

ゴジラシン・ゴジラすらまともに見たことがなくほとんど知識がなかったがそれなりに楽しめた

SFということで小難しい話が続いたが最後まで見ると意外と単純な話だった

カドっぽいという感想をちらほら見たが、人に勧めるなら圧倒的にカド

ゴジララストは全くカドではなくSFとしてはゴジラのほうが面白いのでそこは安心してほしい

小林さんちのメイドラゴン(再放送)

未視聴だったので視聴

基本的百合アニメだと聞いていたがおねショタBLっぽさもあって要素が多い

日常系アニメだが動作作画が丁寧なのはさすが京アニ

それにしても急に2人養うことになっても大丈夫なほど収入あるって小林さんすごい

シャドーハウス

原作未読

2期やらない前提での改変があったそうで、終盤は確かに急な感じはしたが約ネバほどの違和感はなかった

ケイト様とエミリコのフィギュアが出るそうだがこの作品ならドールの方が欲しい人多いのではないかと思う

すばらしきこのせかい The Animation

原作プレイだがかなりゲームのまんまという感じがした

作画原作絵の雰囲気に忠実で良かったと思う

約15年前のゲームを今になってアニメ化するということは相当面白いのだろうと思っていたが期待していたほどではなかった

声優がこの作品以外で声優をしていないシキ役も含め基本的に全員原作から続投されているのは地味にすごい

ゾンビランドサガ リベンジ

1期はとにかく勢いで押す作品だったが2期はその勢いが足りなかった

待ちに待ったゆうぎり回もゾンサガらしさという点では微妙

面白くなかったというほどではないが1期が完璧だったせいでかなり見劣りする

SSSS.DYNAZENON

グリッドマン比較すると要素を詰め込みすぎで回収しきれてない印象

グリッドマンの方が圧倒的に面白かった

バクテン!!

男子高校生新体操アニメ

よくある男子高校生スポーツものアニメかと思いきやコミカライズ連載誌が少女マンガ誌のデザート

好きっていいなよ。となりの怪物くんが連載されていた雑誌である

現在デザートではレビダン!という男子高校生ミュージカルをする漫画を連載しているそうで孤立はしていなさそうなので少し安心した

キャラデザ普通に女向けコンテンツっぽい雰囲気だったので気付かなかったがとなりの怪物くんの作者が原案担当していた

そしてこういうコンテンツなら必ずBL人気を意識しそうなものだが、BL要素は恐ろしいほどない

ストーリーも大きな山も谷もなく無難な感じ

惡の華少年ハリウッドなど手描きのイメージが強いゼクシズだがバクテンの新体操演技シーンは3DCG

でも演技シーン以外のちょっとした新体操カットは手描きで丁寧に動いており、日常動作も力が入っていて非常にゼクシズらしさを感じた

ゼクシズは久しぶりに見た気がしたので最近仕事を調べたら2020年シャドウバースにつきっきりだった模様

美少年探偵

西尾維新アニメめだかボックスしかたことがない

作画不安定さをたまに感じたがストーリー面白かった

主人公男装女子ということで女性向けかと思ったが恋愛要素は全然なかった

アニメキャラデザ原作からほどよく癖が落とされておりとても見やすくなっていた

久々な梅津泰臣OPも素晴らしい

ましろのおと

和楽器アニメということで真っ先にこの音を連想したが、どちらも少女漫画家による青年誌連載作品らしい

この音の方がさとわちゃんおっぱいが大きくて良かった

おっぱい以外も個人的にはこの音の方が好み

憂国モリアーティ(2クール目)

正直言ってつまらなかった

1クール目は面白かった気がしたが幻覚だったのかもしれない

最後BLみたいな終わり方だったし見てそこそこ損した

その他

映画大好きポンポさん

とにかく画面が楽しい

映画館で見るなら後ろの方の席がおすすめ

融資のシーンはどちらかというと余計派

作品の軸のズレを感じた

ワンダーエッグプライオリティ 特別

見なくてもよかった

来期アニメ

ヴァニタスの手記1話を見たが今後もこのレベルアクションシーンがあるようなら視聴継続したい

制作ボンズだが監督シャフト仕事していた人なので妙に画面がシャフトっぽくてボンズらしいアクションとの組み合わせが面白かった

現段階で他に特別気になる作品はなし

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2021-07-05

映画版ポンポさんを見たので、よかった点とわるかった点をメモする

チラシの裏

よかった点

・動いてる! まずはこれにつきる。

・ヤギ増殖シーンと青春どろんこ爆笑シーン以外のマイスターの追加シーン。

お金が動くという事はいいことだ!劇場拡大おめでとうございます

・特典が映画版関係ない話で本当によかった。「これ読んでないと映画版について語れない」とか、そういうものではない。

わるかった点

・全体

  ・マンガに寄せるか、アニメに寄せるか、現実に寄せるか、この3つが揺らぎすぎてる。融合と言えば聞こえは良いけど、それぞれの定義の良さを殺し合ってる。

ポンポさん

  ・あんなに嫌味じゃない。基本的にいつもニコニコかムムッ、プンスカくらいです。なにより彼女基本的に全てを見通しているのであまり不機嫌にはなりません。

  ・あんなにロリババアじゃない。本物のロリです。

  ・あの時点でのポンポさんは「面白かった」なんて言ってくれない。その話は原作2で回収されるんだけど。

  ・もっと全てを勝手解決してくれる感じじゃないとダメです。クリエイタードラえもんなので。

  ・ポッキュポッキュがちいさすぎる。長靴ギュッギュッチになっててまあ現実的な落とし所なんだけど、もっと大きい音にしましょう。

ジーン君

  ・編集中がハイすぎる。

  ・価値観一般人すぎる。

  ・自己投影すな、自己投影程度でニャカデミー獲れると思ってんのか。(これは監督自身ジーン君に自己投影してたかららしいけど)

  ・才能が足りてない。あの時点のジーン君はもっと「ウヒヒ…」とか言いながら(ほとんど)葛藤無くスパスパ正解に突撃する。

マーティン

  ・うそつけ、お前主役しかできへんやろ。

ナタリー

  ・声が…いや、賛否…いや…声が…いや…。

  ・編集の時に横に居るな、邪魔。(これは作業者側の気持ち)

アラン

  ・だれ?君。

  ・君、だれ?

  ・プレゼンライブ配信クラウドファンディングコンプライアンス違反で即終了やぞ。普通に損害賠償請求です。(席から立ちそうになった)

  ・謎自己紹介ムービーなに、これは何かの映画であったモチーフパロディ

・ニャカデミー賞

  ・原作のニャカデミー賞(アカデミー賞)とは違い、なんか、頑張ったら獲れる金賞?みたいなイメージを受けた。

劇伴

  ・全編通してパッとせず、テーマ曲微妙に外してる感じ。

・名作へのオマージュ

  ・ピックアップが渋すぎて一般に伝わらなすぎる。もうちょっとわかりやすオマージュをもってこないと一般ウケは狙えないです。(一般ウケは狙ってない?w)

原作の先の話の設定を先取り

  ・あーあ、やってしまいましたね、2作目、できなくなったかめちゃくちゃハードル上がったかのどっちかですね。

原作読んでなければ普通に面白かったと思う。原作は「急に才能を見出されてとんとん拍子に監督就任デビュー作でニャカデミーを獲ってしまった超ド級天才と、それを見出した神の視点を持つ少女」の話だったのに、「急に監督に抜擢された結果苦悩の末自分人生映画投影したらなんかヒットしてクラウドファンディング効果撮影延期の悪評もはねのけてニャカデミーを獲ってしまった超ド級天才と、見た目が少女のスゴ腕プロデューサー」の話になってしまっているので、まあなんか読んだ話が別だったんだろうなと思う。

「埋もれた超人超人出会ったら奇跡が起きたファンタジー」を観てハイになりたかったのに、「クリエイター頑張れ!頑張れば大丈夫葛藤あるよね!悩むよね!クリエイターしんどいよね!クリエイターはみんなしんどいよ!でも、しんどくても頑張ったら金賞とれるよ!やったね!」を観せられてしんどくなってガン萎えしちゃった。

2021-06-23

映画大好きポンポさんの一番納得がいかないシーン

ジーンとナタリープールサイドで会話するシーンあるじゃないですか、あそこでナタリープールに両足いれちゃってるわけですけど、あの時点で別に距離感も近くないジーンと一緒に自分の自信のなさを打ち明けるという場面で「ちょっとその前に私プールに両足いれますね」ってなります? なる? ならんよね? ダルベールスイス景色に感動するはずがないみたいなことをジーンに言わせる映画ならそこでナタリープールに足をいれるはずがないってなりません? それともあの環境で急にナタリーの野性味が顔を出して「おっプールがあるやんけちょっと両足いれたろか」ってなったんです? ねとらぼレビューで「創作の中で、創作論を語るのは難しい。なぜなら「こういうのが良い○○だ」と作品内で述べたことは、その作品自体が守らなければならない戒律になりかねないからだ。」って指摘がありましたけどあのシーンのナタリーはまさにそれで、最後まで作品を見終えたあとでも「やっぱあそこのナタリーおかしかったと思うよ」と一緒に見た友達にぶちまけたかったけど実際は一人で見に行ったのでそんな事を言う相手もおらずおれは静かに家に帰った。

2021-06-22

ハサウェイかポンポさんか肉子

週末どれか見ようかと思うんだけど

どれが良い?

ちな原作はどれも知らん

ガンダムはだいたい見てる

anond:20210622061547

映画大好きポンポさんディレクターズカット・完全版』ていう155分バージョンが好評らしいよ。これはオフレコで聞いた話なんだけど。

映画大好きポンポさん(多分ネタバレあり

の話の前に、俺の故郷増田県の話から始めよう。俺が増田県を出て埼玉一人暮らしを始めてもう干支が一回りした。今年も甲子園には私立増田清栄高校が出る。7年連続18回目。わかってる、あのクソ高校野球部ときたら関西下りガイジン部隊巣窟で、クズ高校だった清栄の偏差値を上げるためのコマセでしかない(しかちゃん偏差値は上がったから見え透いたコマセも効くものである)。スポーツ特待生一般生徒は校舎すら別、ありゃ、2つの高校に強引に看板を掛けてるだけだ。地の人間なんか3年に1度ぐらいアリバイのように3塁コーチに立つぐらい。それでもまあ、甲子園が始まれば俺も増田県で産湯を遣った人間である、なんだかんだで結果ぐらいは気になる・・・

同じような感覚が、俺の中で「ネット発」というやつにある。いや何、原作は初っ端だけ商業の網に運悪く引っかからなかったけれど、彼は創作エリートで、こんな場末でぶつぶつ言うぐらいしかできない俺とはくらべものにはならない。でも増田清栄の連中に感じる数倍ぐらいは「俺たちの」感がある。ならばその夢の晴れやかだか無惨だか知らない終わりを見に行かなければならない、という訳だ。

しかし、こういう状況だと作る側はしんどい。少なくとも原作からは言った連中からすれば、動画になったとはいえ結局その2時創作にならざるを得ず何をしても「解釈違い」と叩かれる可能性はある。その中であえて新キャラをぶっ混んで1エピソード(と言えばいいんですかね)を敢えて入れてきた勇気はその成否は別として褒めておきたい。入れてきたとしても、全体に通じる「足を引っ張る悪人はいない」という守るべき最低限の線はキチンと踏んでいる。某ネトラボはその点を激しく排撃していたが、もとからそういう「おかゆである。その点を看過してわざわざ「おかゆじゃん」というのは明らかにお前は黙ってろ案件ではあるまいか。こういうのでいいんだよこういうので。おまえは試写室で硬くて暗い映画でもメモ取りながら見てろ。

さらにいえば、追加エピソードは極めて現在的で、かつ意表の付き方はなかなかいい。そして作中ジーンの言を借りて”俺がこれが必要だと思ったから足したんだよお前がどう思ったとしても”と開き直る。下手な言い訳より余程好感できるというものだ。この追加によってこの映画ちゃんと、そして最大の眼目でもある「90分にする」という目的も達している。この映画もう一つの興味は、ちゃんと予定の尺を作れるかという点だ。その曲芸破綻なくこなし通した、というのは十分に称賛に値しよう。

もう一つ、この追加でプラスになったのはミスティア描写だろう。原作(但し1巻のみ)では単なる後背の完璧超人であったが(初見の時いつ裏切るかと思っていた)、削られた部分を考えてもそれを超えてきた。

ただし、原作寄りの見方をすれば時系列の切り替えはあまり映画的にしたいという欲が見えすぎる。原作的な同時並行でもよかったのではあるまいか

一番気になったのは、編集シーン。あれ、全盛期にそれをメタ皮肉った「num1000って大体こんな感じ」というフラッシュ動画に見えてしょうがなかった。PC上のる編集シーンなんてどうしたって絵にはならないけどね。これを頂点に、随所に「あと一歩でありがちなダメ邦画」に陥る剣ガ峰に立っている感が目立つ。

もう一つは、アニメ描写なのか「ココすごいシーン」というのを絵だけで何とかできず、記号的に処理した(のか、記号自体がありうるリアリティラインなのかが微妙ではあるが)のはあまり頂けない。原作はうまく黒澤したけどあれをアニメでやるわけにもいかなかった。

とはいえ、その致命的な一歩を誤って踏み出さなかったバランス感覚があって本当に良かった。綱渡り師はちゃんと彼のロープ渡り切った。ここらじゃしばしば綱渡りは失敗する。中にはハッパ決めすぎてロープからテメェが落ちたことにも気づかない莫迦までいるからな。

気楽に前向きハッピーに、ってのは悪くないし、その目的にほんのちょっと我意を混ぜ込んだにしては手際よく90分にまとまってる。エンドロールも含めて、こまめにくすぐるサービス精神も旺盛。郷土出世頭を仰ぎ見るこちとらとしては、拍手喝采大団円だ。それでいいじゃないですか。こういうのでいいんだよこういうので。

まあ、佳作と言っていいんじゃないでしょうか。

総評パンツが見えたので星3つです

2021-06-20

追記した」好きな映画監督羅列するからおすすめ監督作品教えて

追記 

たくさん知らない映画教えてくれてありがてえ、本当世界にはThank youが溢れてる多謝。

教えてもらった映画の中で観た+好きなのは

トイレット」「百万円と苦虫女

作業所のこと増田で書いてバズったけど、増田はてなも親切な人ばかりで素晴らしいな

追記ここまで

好きな映画監督羅列するからおすすめ監督作品教えて (みての通りニワカです)

敬称略

森田芳光

荻上直子

西川美和

内田けんじ

山下敦弘

青山真治

竹中優介

新城毅彦

統一感があるかわからないので 一応説明しておくと、好きな作品はゆるいやつが多い。森田芳光荻上直子山下敦弘など

すごいエログロホラーあんまり。 

特に洋画でゆるいやつとか全く知らないので知りたい「バグダッドカフェ」とか?

アニメも少しだけ観る、、鬱っぽいのも好き。もちろん日常系も好きだった。でも、萌え萌えみたいなのはちょっと苦手になってきた。SF好き。アニメ最近まじでみてない。直近でみて面白かったのはゆるキャン91daysジョーカー・ゲーム

ポンポさんは一昨日観た。めちゃくちゃ面白かった。アニメ映画ならみれるかなって思ってる。

好きな監督湯浅政明今敏


何も考えず大好きな映画邦画)羅列する

(ハル)」「間宮兄弟」「僕達急行 A列車で行こう」てか森田芳光監督荻上直子監督は全部

「めがね」かもめ食堂」「運命じゃない人」「天然コケッコー」「リアリズムの宿」「ラヂオの時間」「マジックアワー」「愛のむきだし

サッド・ヴァケイション」「害虫」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ「ゆれる」花とアリス」「南極料理人」「キサラギ」「サマータイムマシンブルース」「クヒオ大佐」「パビリオン山椒魚」「博士の愛した数式」「勝手にふるえてろ「好きだ、」「3年目のデビュー

ご覧の通り2000年代ばっかです。

映画趣味は周りにいるんだけど似た好みの人がいないどうしたらいいんだろうか。

破壊屋さんのツイッターとかブログとか見て情報収集してる

映画大好きポンポさん

本棚から2巻(2108年)を引っ張り出して来て再読。

帯に「平尾隆之監督絶賛!」と書いてあった。

今売ってるやつの帯は違う文面なんだろうか。

2021-06-14

https://anond.hatelabo.jp/20210612194434

>>そもそも原作漫画映画大好きポンポさん」のテーマは何か。

そもそもじゃねーよ!

映画なんだから原作忘れろや

別もんとして見ろや

からモヤモヤしたまま見てんだろ自分の頭を自分支配できない雑魚

anond:20210612194434

これはね、ジーン君の映画へのこだわりがポンポさんの計算を超えた、いう映画なのよ。

ポンポさん自身撮影が終わった時に自身宣言したように、後は繋ぐだけでニャカデミー賞は獲れちゃうわけ。

ポンポさんがB級映画プロデュースしたり、無名俳優を抜擢したり、時には商売セオリー無視したりするのは

まりきった枠組みをぶち壊した映画を作りたいという想いがあるわけで、あのまんまだとスタッフロールが終わる前に席を立ってただろうね。

からこそジーン君が自分ワガママを通して、ポンポさんが想像もできなかったシーンを追加し、ナタリーの印象的なシーンすらもぶった切り、

しかも90分というポンポさん=観客が飽きない尺(興行理由もあるだろう)に落とし込んだ。

創作者のエゴ」を貫きつつ、「ポンポさん=観客のため」と一見相反することを両立させたからこそ、評価されたのではないかと。

そう解釈しました。

[]2021年6月13日日曜日増田

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2021-06-13

anond:20210613200048

自分言語化できてなかったもやもやを、うまく説明してくれた感じだ。

じゃあ追加部分で良かった点が何も無いのかというとそういうことじゃないが、

そのせいで話の流れに不自然なとこが入ったのは否めない。

あと「ポンポさん2」やるときアランくんの存在どう扱うのさという問題も抱えてしまった。

ポンポさんはニュー・シネマ・パラダイス

劇場版ポンポさんはノーカット


ポンポさんの文脈はどう考えてもニュー・シネマ・パラダイス

これについては、漫画を読んでもそうと分からなかった人は単にニューシネを観たことがないってだけだよねと言い切ってしまっていいほどのもの

最後の「90分」がニューシネの「キスシーン集」に当たる部分で、ポンポさんが大切にしていたもの新人監督も大切にすることにしたという部分が作品根底流れる映画が好き」という地脈を作品を貫く一本の主流として成立させてる。

ニュー・シネマ・パラダイス完全版においては、「キスシーン集」というマクガフィンを利用して描かれた「映画好きの主人公が色々あって挫折して成功してでも何処かで後ろめたさを残しながら凱旋するとそこには映画好きの親友から映画っていいよなというメッセージが」という物語の大動脈に対して支流が増えすぎてしまった結果なにがしたい映画なのか分からなくなったという問題が起きていた。

劇場版ポンポさんがおかした「愚」もまさにこれであり、「90分へのこだわり」というマクガフィンによって描かれる「映画大好き人間共の映画大好き物語」という大筋に対して細々としたものが増えすぎてしまったのだろう。

面白いのは、題材となった作品と全く同じ愚を改めてこの時代に繰り返しているということだ。

なぜ?それをやればそうなるって分かっていたじゃん?としか言いようがない。

いやそれを含めて改めてやってみせることが映画パロディ作品としての矜持だったのやも知れぬ。

ポンポさんを見るときニュー・シネマ・パラダイス完全版も副教材として必修だ。

「削る」ことの大切さが嫌というほど分かるぜ。

ちなみに通常版が120分だが完全版は170分。

1本見る時間ポンポさんが2回弱見れるぜ

anond:20210612194434

映画は見てないけど、ポンポさんの存在自体は「大きな嘘」ではないと思う。

映画業界ですでに成功した有能で情熱にあふれたベテランなら普通にありえる。見た目がエキセントリック美少女という点が嘘。

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