はてなキーワード: 転校生とは
016(無力だ。今の僕には仲間を助けることも叫竜に立ち向かうこともかなわない。そう思ってたのに。目の前の彼女を見たときなぜか僕の口からでた言葉は)
016「待って、俺がそのロボットに乗るよ。君をほっとけない、ひとりで行かせられないよ」
016「よくわからない。でも今のままだったら、俺には居場所なんてどこにもない。死んでるのと変わらないんだ。だから、俺を乗せてくれ」
となる。
これは増田のいう
流血美少女を見て「やるぞ!」
という感覚とは少し違うように感じた。
などではない。
目の前にいる002 が流血して苦しそうにしているし、ひとりで行かせたら死ぬかもしれないという心配をしているのは確かだ。だけど、016 の心情としては、002だったり他の仲間だったりの心配をしているというよりも、「そこで何もできない自分の不甲斐なさ」にこそ重きが置かれているように感じられた。自分の居場所がそこにあるかどうかをこそ気にしていると感じた。
であるならば、ダリフラの016は「義侠心よりも自分都合の引っ掛かりを優先」している。少なくとも言葉の上では。
のはその通りだと思う。
だからこそ、「やる気とか自信」ではなくもっと消極的でやけっぱちの選択だったように感じた。
703(小清水)とのあーだこーだに関しては、エヴァと端的に異なる点としてシンジくんが外部から突然やってきた来訪者という立場であって人間関係をゼロから築き上げていく過程が必要だったのに対して、ダリフラの場合は既にある程度の期間一緒に生活してきて登場人物の間には関係が構築済みだということは留意したほうがいいと思う。
シンジくんが転校生として外部からやってくるのではなく、初めからトウジたちとクラスメイトでパイロット候補生として訓練を積んできたという設定なのがダリフラのはずだ。第1話の時点でトウジとの友人関係が成立していたとすれば、トウジを退場させるのに17話も積み上げる必要はなく、極端なことをいえば第1話でトウジの妹がケガしたような形で退場させたって話としては成立できたかもしれない。
視聴者に対する積み重ねができていないといっても、第1話で主要かと思われた人物が退場するなんてのは、例えばファフナーでもやられていた。それとも増田はあのファフナーのメガネも「無駄」だというのだろうか。
たぶん、確実に初恋だった
恋愛なのか依存なのか憧憬なのかは分からないし、正直どちらでもいいとは思うが親友がとかく好きだった。
一緒に帰りたい思いだけで、自分の家とは真逆である親友の家まで送ったし、お小遣い制でもないしさして裕福でもない家庭であるのに、たまに祖母からもらうお小遣いをやりくりして、親友の誕生日にあの子が好きそうなテディベアを送ったりもした。6000円くらいだった。
親友が他の友人と話すのも嫌だったし、一時期女子中学生らしくグループがごたついたとき、親友が私のそばから離れることが嫌すぎて何度か家で吐いた。
自分が男だったら親友に告白していただろうし、親友が男だったとしても私は告白していた。
ただ、あの時の私は本当に親友を好きだった。
転校生としてやって来た親友は、はじめクラスの中でもパリピ寄りの女に囲まれていたのだが、生来そこまで明るくもない親友は結局、クラスでもオタク側であった私と何人かの男女のいるグループで落ち着いた。
運動もさして得意ではなく、同じく運動ができない私と二人で逆上がりできない組として先生に面倒を見られていたりもした。
勉強のほうは、私は少しばかり得意だったのもあって親友に割合の計算を教えたり、並列と直列の問題を教えたりとなにかと面倒を見たりしていた。
運動も勉強も苦手な親友だが、絵は格段に上手かった。私もちょっとは得意かもと思っていたのだが、親友の絵を見たときにあっさりと打ちのめされた。そして一気に彼女に興味を持ったのを覚えている。
思い返そうとしても、思い返すだけのエピソードなんてなかった。
自転車で山まで走り回ったり、海に行ったり、桜を見たり、祭りに行って花火を見たりした。
中学生のころに目覚めた恋愛感情は、いつしか友人として親友の隣に居られたらいいに変わる。高校生となって親友と別の進路を選び、私は県内の大学へ、親友は県外の絵を学ぶ専門学校へ行くことになってからは、あの子が健やかに、幸せに生きててくれたらいいと思っていた。
こんな話を思い出したのも、今日で私が彼氏と付き合ってから三ヶ月が経ったからだ。
親友のことを思っていたのもあり、元からメンヘラなのもあり、顔も性格もブスな私は思春期に【同性を好きになってしまった】ことから段々とメンヘラが加速していった。
女神行為をして承認欲求を満たしたり、セックスまでは結局できなかったが出会い系で知らないおじさんに処女を捨てようとしたこともある。おっさんと付き合ってテレフォンセックスして、突然LINEで送られてきたおっさんのちんこにびっくりしたりもした。
まともな恋愛遍歴が一切ないまま20歳を越えて、なぜか、今の彼氏と出会って、惚れられた形で付き合った。彼氏は上記のことをすべて知っている。それでも好きだと言ってくれる。なんでこんなクソ女を好いてくれるかは全く分からない。
たった三ヶ月、されど三ヶ月。
ちゃんと顔を知っていて、会ったことがあって、まともな職に就いていて、向精神薬を飲んでもいなくて、未成年とセックスしたりしようとしたこともない人と、こんなメンヘラが付き合えたのは本当にすごいなあと思う。
この時期が一番いろいろあるんだよ、などと言われたりもしたが付き合う前に、お互いの弱い部分や私の過去なんかも話してあったために、今はまだ大きな壁なんかにぶち当たったりはしていない。
それどころか付き合いだした当初、好きとか分からなかったのに今じゃ同じだけの熱量で彼氏に対して思っているのだから、恋ってすごいなあとも。
■
私はあの時、あなたが一番好きだった。
上から目線で最低な女だけど、何もできない君がかわいくて大好きだった。勉強も運動もできないのに、心を動かすような素敵な絵を描くあなたが大好きだった。
いまはもう、遠く離れていて会うこともできない親友。私はあなたが幸せであることを、今だって願ってます。ごめんね、勝手に願われても面倒だよね。大丈夫だよ、一生君には言わないから。
私はずっと、彼氏のことを好きでいながらも心のなかに親友の影が残っていた。この問題、分かんないよと並べた机の向かいで聞いてくる親友がずっといた。
けど、ここで話せてようやく親友の幻影にお別れできそうである。
今までありがとう、これからは本当に友達として仲良くしてほしい。
私の大切な親友へ。
元増田です。初めてこんなに反応もらいました。ありがとうございます。
ブコメに少し答えます(id コールした方が良いのかな。増田でやり取りするの慣れてないので)。
naze2sonna2 さん
これ素で間違えてました。「ハーレム」であってます。こういうとこに天然が残ってるな…。
AQM さん
「女番長が俺を好きになって改心」 ここ膨らましてこ。
これ、少しほろ苦な思い出なんだよなー。
こえーよ!と初めはビクビクしてた。ただ、闇雲に突撃告白してくる女子が減ったので、俺にもメリットがあった。
数日隣で過ごしてみると、どーも思ってたのと違う。いや、見た目とかはもう番長そのままなんだが。なんか妙におとなしい。
ただ、しばらくは会話もなかった。見た目怖いし。向こうも無口だし。
何日経った後かな、急に英語かなんかで「ここ分からないから教えて」って言って来た。
え?マジで?と思ったが、他の友達に聞かれた時と同じように教えた。向こうは相変わらず仏頂面だったが。
こういうのが何回か続いてるうちに、彼女、髪の色も落ち着いたし、普通のボブに変えて来たんだよね。制服も前よりは控えめに。びっくりしたわ。
成績もだんだん上がって来て、俺ともよく笑顔で話をするようになった。
周囲も、あの番長がマジかよ、みたいな。
彼女のお母さんが、参観日にやって来た時、泣きながら感謝されたわ。
ところが、だ。
彼女はやっぱ女番長ではある訳だ。トップがいきなりそんな腑抜けになったら、周りが黙ってない。周りは勉強できない不良のままだからな。
ある日、彼女はナンバー2以下で不満を持つ奴らに、女子トイレに引っ張って行かれ、シメられた。結構殴られてた。先生が途中で入ったので、髪とか服とかはそこまでひどくやられなかった。
その後は、もう俺とは話をしなくなったんだよね。話しかけても、ちょっと下向いて黙っちゃって。
そのまま学年も変わったんだったかな。冬服だったし。
ただ救いとしては、その子はもう不良グループには戻らなかった。ちゃんと勉強するようになった。
dusttrail さん
なんかもっと、普通には思いつかないような、それでいて「わー!それはすごい!」って思わされるような、リアリティのあるようなないような、でも100点満点の説得力のあるエピソードがひとつぐらいほしい。
retrokomachi さん
どうとでも取ってください。ここは増田です。
多分、これはモテより「転校生」属性の方が大きかったんじゃないかな。転校生来たわ、いっちょシメるか、みたいな。
最初にいじめに来た奴は、斥候みたいなだったから。それを撃退した結果、いきなりのいじめにはならんかったんだろう。
その後、俺は結局フィクサーになったんだよ。不良連中と先生を取り持つ。生徒会だったし。だからいじめの対象から外れた、というのもある。
ジャニーズタレント云々のコメントもあったので、書いておくと、確かに顔はジャニーズ系かも。女顔だな。
髪伸ばしてた時は、道ですれ違った女性に「私より綺麗…」って真顔で言われた。
ホストに女性だと思われて声かけられた経験もある。コートだったしな。
「あ?男じゃん!!あれでもイケるじゃん!!」みたいな。イケねーよ。
髪伸ばすのは、それでやめた。
盛ってると言われて、もう一度読み返してみた。うまくボカしてあるけど、そこまで盛ってないかも。それはそれで面白くないな。
中学での鈴なり女子の数と、大学での鈴なり女子の数が逆だったかなとか、そんなもん。
今までで一番の「ういやつよ」腹いせは、通勤で、同じ車両の同じ場所によく乗り合わせてた子のもの。
ある日、ちょっと素っ気なくしてしまって、次の日から居なくなっちゃった。
あれ、今日居ないな、と思っていつもの場所の手すりに掴まったら、丁度、手すりの裏にピンクの噛みかけガム付けられてたw
まんまと手にガム付けられて、やられたわー、と思ったね。多分、先回りしてつけて行ったんだろうな。思わず笑った。
こんなんでよろしいか。
増田見てるとモテない系嘆いてる人が多いから、斧が多数飛んでくるの承知で書いてみる。当方30ちょいのおっさん。
モテ始めたのは幼稚園までに遡る。すでに毎日5人くらいから追いかけられ、キスを迫られていた。天然バカだった俺は、これが鬼ごっこだと思い、楽しく逃げていた。
この時、すでにキスは奪われている。
突然、自分がお笑い方面(天然ボケ)に転向したので違うモテ方になる。
ただし、よくある男子小学生のいたずらで女の子たちが困っている時、逃げてくるのは自分の背中の後ろだった。
この頃は毎日、方面が同じ女の子と一緒に帰っていた。その子には結婚したいと週に一度くらい言われていた。俺は天然バカだったので良く分からなかった。
確変始まる。引越しをした。転校生という属性が追加された訳だ。
ほぼ毎日告白される。手紙どころじゃない。教室に女の子が走ってきて、そのまま好きだと言われたことも何度か。
当然、男子からはいじめられそうになるが、やり返したのでいじめの対象からは逸れる。
朝学校に行くと、マンガみたいに女の子が体育館やら校門から校舎までの道に鈴なりになっていて、満面の笑顔で挨拶される。30人くらい。
ラブコメお決まりの、なんだかよく分からない理由で、女の子と密室に入ったりとか、女番長が俺を好きになって改心とか、そういうのをリアルに体験。逆に自分にフラれて、不良になってしまう子もいた。
俺はこの頃、1つ上の先輩に恋をしていた。ガキだったので、何もできなかった。
この頃からにスカウトされるようになる。冗談じゃない。普段の生活でもう辟易している。
自分が入学する、ということで入学式からえっらいギャラリーができる。上級生まで総出。100人越えてた。正直怖い。
入学後、授業中とかも気が抜けない。隙あらば寝たふりをして寄りかかってくる隣の席の女の子。クラス内でバチバチ女の火花が散る。
「これ以上、好きにさせないで!!!」と知らない女の子に目の前で突然泣かれたこともある。
俺自身は、意中の女の子に告白し成就する。これも周囲のやっかみがひどかった。
相変わらず映画に出ませんか、とかスーツの人に呼び止められる。マジで嫌すぎる。
ほとほと地元に嫌気がさしたので、県外の大学へ。地元を離れればもう安心だぜ!と思っていた俺が甘かった。
毎日、また通学路に50人くらいいる…。挨拶してくる。こいつら何がしたいんだ?
ガチ理系だったので、クラスには女子も少なめ。普段の学生生活は平和になった。サークル?実験の毎日だぜ。
しかし、教養科目とか、昼休みとかは相変わらず気を使う事案が発生しまくる。数回ストーカー被害に遭う。
知らない子にえらく好かれたらしく、その子とくっつかない事で、別学部のやつから絡まれる。知らんがな。
お前がなんで好かれるのか分からん!と、別学部男子に面と向かって言われる。
「俺も知らんがな。目と鼻と口があるだけだよな!」と言ったらそいつと和解できた。
まだスカウトが来る。「歌をやってもいいし、舞台でもなんでもできるよ」とか。勘弁してくれ。
ただ女の子に好かれること自体は嫌ではない。女の子から腹いせに、ちょっとした嫌がらせをされても「ういやつよ」としか思わなくなっていた。経験値のなせる技だな。
社会に出た結果、好かれる年齢層が広がる。またストーカーされる。
彼女には「増田くんはすぐに勘違いされるから、女性に対して何もしないで。何かのお礼とか、旅のお土産もダメ。」と釘を刺される。
30こえたし安泰だろ、と思ったら甘かった。
相変わらず、女子高生からおばさま、果てはお婆様と言って差し支えない方からもアプローチがある。
頻度は減ったが、スカウトもされてる。応じる気は無い。
これで女性不信とか、男性の方に行かなかったのは、親や周りの女性に対して、子供の頃に抱けた信頼感なんだろうなと思う。
どこかで無条件に女性を信頼してる。
こんな時間に二度寝できなくなったので、頭の中のガラクタ整理しよ。
こないだ家でクリスマス会の最中、CS番組で大林宣彦版「転校生」がやってて、懐かしくてつい見てしまったのだが、まだあどけない少女の小林聡美があけすけもなく、成長途中のおっぱいを丸出し、スッポンポンになってて驚いた。こんなに脱いでたっけか……。
それでふと思ったのが、若い頃にさっさとヌードを披露してすべてをさらけ出してる女のひとって、実はかなり強い存在なのではなかろうか?(熟女ヌードについては、ここでは敢えて除外する。脱いで以降の未来を生きる時間が短いから)
裸一貫って言葉でないけど、どんなに容姿が美しくて自信があっても裸体を人様にさらす決意、度胸や覚悟を決めるのは並大抵ではないだろうし、それを若いうちにやってのけてるのが素晴らしいというか。そんな点でいうと、AV女優なんかも尊敬してしまうのだが。
その流れで連想したのが、宮沢りえの「サンタフェ」。当時中学校のクラスの中で回し読みして衝撃を受けた世代なので、彼女はかなりメンタル強いのかなーと思ってたのが、つい先日のSNS誹謗中傷疲れのニュースだったので、あなたはあんなに美しい裸体を見せてくれたのだから、こんなつまらんことで折れてしまうワケないだろう! と激励したい気持ちになった。
心も体も許したひとりの異性に見せる裸と、ファインダー越し=万人に見せる裸とでは、比較もできないし意味も違うだろうが、裸自体よりも、裸を見せるまでのプロセスや意志などのパーソナル面が、裸=外観でない魂自体が美しく輝いているというか、とても興味深い。
今の時代はスマホでこっそりセルフヌードを撮ったり撮られたりしてる女のひとも、おそらく少なくないのだろうが、できればうんと若い頃に、裸体の記録を撮っておいて、そっとどこかにしまっておいてほしい。いつか年老いた自分や誰かに見せるためでもなく、撮るだけ撮っていてほしい。若い時分の私にはそれができなかった、思いつかなかったのが、今では少し後悔している。スナップ写真程度でしか分からないけど、昔はもっとシャープな体つきだったのかな……と、すっかり入らなくなった20年前のジーンズを試しに穿いてみたら、案の定太ももでつっかえて、若さゆえの眩さと危うさに気づく。
特定の相手に対する「行為」(リアル)と、不特定多数の観衆に対する「表現」(フィクション)を区別しないと、回りまわって首を絞められて困るのは僕ら自身だってことに、いい加減気が付いた方がいい。そして、観衆にはそれを見ない自由も手段もあるってことも。https://twitter.com/cynanyc/status/943741182428844032
区別した上ではあちゅうさんは非難されてるので安心してほしいし、差別表現の問題を「見ない自由」によって解決した気になれるのはちょっと面白いですね。未だ居るんですねこういう人。
漫画の主人公も大体童貞キャラだよね。二枚目でちょっとスケベだけど、根は純粋で実は童貞ってパターン。で、ひょんなことから転校生の美少女と何かの行き違いから一つ屋根の下に同居するようになるんだけど、童貞クンだから何もできない。これが漫画のお約束。これもNGなのw 例えば、めぞん一刻も。
誰もそんなこと言ってないから安心して回線を切って寝て欲しい。
不特定多数へ向けた童貞いじり(つまりフィクション)がNGなら、もうハリウッド映画にプロムのシーンは描けないよね。プロムって、彼女のいない男子高校生(つまり童貞)たちがいかに彼女を誘うか人生を賭けた一世一代の芝居が見せ場だけど、例えばバック・トゥ・ザ・フューチャーもダメって話になる。
誰もそんなこと言ってないから安心して回線を切って寝て欲しいし、バック・トゥ・ザ・フューチャーのプロムと『「ねえねえ童貞ってなんで童貞なの?」( ´ ▽ ` )ノ』が同じに見えるならそれはね、すごいよ。
特定の「童貞」個人を指した「童貞いじり」は立派なセクハラだが、個人がブログ等で童貞という一般的な属性を茶化すのはセクハラじゃねえ!表現の自由の範囲。それとも童貞は人種のように本人努力では変更不可な属性だからヘイトスピーチ扱い?>はあちゅうを絶対に許すな
「本人努力では変更不可な属性」ってのにこだわってるけどなんなんですかね。宗教って改宗で変えれるから茶化すのは差別じゃないのかな。「プチ整形したらギリギリ可愛くなれるブス」は本人の努力で変えられる性質だから、茶化すのは差別じゃないのかな。面白い考え方ですね。このひと初めて知りましたがどこかの会社の執行役員なんですね。これくらいの考える力の水準で執行役員になれるってことは、優秀な方が入ったらとてもいい待遇が待っているのだろうな。優秀な方はぜひこの会社に入りましょう。
何度も言うが童貞は差別用語じゃない。性、年齢、身体的特徴、人種、心身障害、出自、民族、国籍、身分、宗教、言語、社会的地位、貧富、職業、学歴、思想は差別の原因になるが、童貞は経験の有無を指す言葉なのでそのステータスは簡単に変わりうる。信条として童貞を貫く場合のみ例外だろうけどね。
だれも童貞が差別用語だとは言っていないので安心して寝てほしいし、「男性」も「32歳」も「黒人」も差別用語ではないので本当に安心して寝て欲しい。
今、私が納得がいかないのは、童貞をネタとして気軽に扱うのはダメだ、傷つく人がいるんだ、←ここまで理解、謝罪
の先の
じゃあ世の中に溢れてる童貞コンテンツは?童貞の自虐はどうなの?自虐もやめさせるべき?
全部ダメなの?
というところです。
お前が世の中にあふれる童貞コンテンツについて納得できるかなんて全く関係ない話なんだから落ち着いてほしいし、まず小学校などに通って欲しい。
童貞をいじるのはダメっていう人に聞きたいんですが地震のたびに「おっぱい!」と男性がツイッターに書くのはいいんでしょうか…?私は実はあれ、結構嫌なんです…。でもそれは私の感じ方が相手の感じ方と違うだけだし、楽しんでる人も多いみたいだから、私の反応が過剰なんだろうし、別に→
https://twitter.com/ha_chu/status/943652436803166208
→私個人に面と向かって言われているわけではないからセクハラだとは思ってなかったけど、私がツイッターで童貞というのがセクハラならタイムラインに地震のたびに並ぶ「おっぱい」はどうなんだろう?とふと考えました→
なんなんだ、おまえは。
はてなブログでこんなこと書きたくないですけど匿名で書けるのがいいので使ってしまうのが本当に申し訳ない。
私もここで愚痴書かなくていい日は果たしてくるのでしょうかね。
絶対に来ないと思うし見切りつけてさっさと他に行った方がいい気がするが、推しは他作品にいないからこその見切れないのが悔しいですけどね。
さっさと他に行けるように推しを殺して欲しいという気持ちもあるから本当にこの作品に希望がないですね。
運営は腐媚びも夢媚びもしなくていいんで夢ノ咲のアイドルがアイドルしているイベストを作ってくださいね?
キャラを普通に推している人間が肩身狭くなる世界はもう嫌です。
今回もしかしたら姉妹作のユーザーが荒れる話題かもしれないので先に何点か言います。
先に記載するのでこれの概要読んでいない批判はやめてくださいね。
・姉妹作にも同名のキャラが出ていますが、当方はあんスタの転校生と姉妹作の同名の方は別人で見ています。
・いつも以上に言葉選ばないです。
・過去のイベントストーリー何個か出します。わからない人は復刻でストーリー読んでいただくかストーリー解放キーで読んでください。
・あくまであんスタの1ユーザーの意見です。あんスタユーザーの総意ではありません
※これ以降転校生と書かなければならない点を除いてすべてあんず表記します。(あんスタのシナリオデフォルト名になります。)
11月12日の告知にてまたユーザー間でまた荒れてしまったのよね。
予告を見た感想としてはなんであんずがアイドル差し置いてでしゃばるの?としか思いませんでした。
そもそも男子高校生アイドル育成ゲームであって乙女ゲーじゃないだろ。
運営が腐、夢共々媚びているけどゲームのジャンル100回読み直してくれ。
アイドルを育成させてくれないけどな。
勘違いするやつ多すぎて本来のゲームジャンル見ええていない盲目なの?
入院した原因は本来あんずがいなくてもいいお仕事を自分から受けて休息取ろうとしなかったよね?
そして自分ができる仕事量を超えた場合断るか負担を軽減してもらえるようにアイドル側に相談しなかったの?
あんずがブラック企業の無能社員にしか見えないのは私だけでしょうか。
誤タッ…椚先生が「自分の体調の管理してください」とゲーム中に何度も言っているし、
何人かアイドル側で「働きすぎだからたまには休息取ろうよ」と言っているの気付かないの?
それを聞かなかった結果だろ、本当に自業自得だよな。
アイドルもアイドルでなんであんず一人のためのライブを開催しようとしているの?
プロデューサーもファンの一人かもしれないけどあんず一人のためのライブよりファン向けのライブを企画しあんずに特等席で見てもらう程度でいいだろ。
それかフラワーフェスの英智みたいに入院先の病院からでも見える場所での開催に止めるとか工夫あっただろうに。
アイドルがやりたいことであれ本来の仕事の方を怠らないでくれ、頼む。
星5のキャラ片方は幼馴染(追加キャラ)でもう片方はあんずから塩対応受ける子だから本当にいい加減にしてほしい。
特に忍はイベント1年以上空いていたしこんな荒れるストに使ってほしくなかった。
私の愚痴はかるくこのくらいでだけど告知が出た後のTwitterが本当に地獄。
愚痴を零すユーザーもいたけどそれ以上に盲目的な人が多すぎて頭痛くなったわ。
盲目な方はまず過去ストーリーをしっかり読んでいますか?と煽りたくなりました。
最近のイベントストーリーの大半は過去ストーリーの矛盾と設定の上書きと腐媚びが多くてまともに読めない上、
今回はあんずがでしゃばった予告だからいつも以上に荒れていますけど???
毎回思うけど尊いと言える人たちは矛盾を気にしない、運営の全てを受け止める盲目、過去ストーリー知らない、供給もらえるだけありがたいと思う人なのか?
本当に同じ作品のストーリー読んでいるのか?と思うことが多々あるわ。
あんずが倒れたから夢ノ咲全員でお見舞いに行けというツイートが何件も見受けられるけど、
アイドルのお仕事を蔑ろにしてまであんずお見舞い行く必要全くこれっぽっちも感じなねーよ。
むしろ私があんずならお仕事あるならそっちを大事にしてと言うしできるだけアイドルにできるだけ負担かけるようなことさせん。
他作品で似たような話あったけどお仕事優先して時間が空いたらお見舞いするという感じでしたがこっちは本当にPとアイドルの信頼関係が見えて好きですわよ。
あんスタが転校生の持ち上げが多すぎて本来やるべきお仕事投げ出さないか心配するわ。
また、今回のイベント予告が出た地点で推しでるな、他キャラに押し付けるようなツイート多すぎません?
今回のイベントあんずの介護のために出て欲しくないという気持ちはあると思うけど、
押し付けられたキャラ推しであんず介護のために出されるのが嫌という人からすれば本当にふざけるなとしか言えませんよ。
押し付けられたキャラ推しの気持ち考えられないならお前の推しが巻き込まれろとしか言えませんよ。
そもそもトリスタがあんずの専属ユニットだと思っている人多すぎません????
メインではそんな描写あったけどS1に勝ってから他ユニットに勧誘されているシーンある上、
イベントでは普通に他ユニットをプロデュースしているのを見ていませんかね。
送り迎えもトリスタ以外がやっているところありましたよね????
それをなかったことにして言っているんじゃないですよね。
しかも面白いところはトリスタ出てと言っている人がトリスタ推しじゃないという点ですがね。
トリスタ推しでトリスタが出るのは適任と言っている人見受けられませんでしたが?(NL好きあんず好きのトリスタP除く)
あれれ?おかしいな?トリスタが出るのが適任ならトリスタ推しが声を挙げるべきだと思いますが?????
むしろその件で怒っているトリスタ推しを私の知る限り複数いるのを把握していますが?
トリスタ推しで怒っている人たちに向かって今回のストーリー絶対出た方がいい理由言って納得してもらえるかやってみたらどうですかね。
多分一番の大前提をわかっていない人だと思い鼻で笑われる上自分の無知を晒すだけなのでやめたほうがいいですよ。
トリスタがでろと言っている人とその件で怒っているトリスタPさんの大前提違うからこそ話になるかわかりませんがね。
素直に「自分の推しがあんず持ち上げに使われたくないからトリスタ出て」「自分の推しユニットは過労入院の原因じゃないから一番あんずがプロデュースしたトリスタが出て」と言ったらどうでしょうかね。
怒っているトリスタ推しからすれば同じくらい不快ですがまだ言い訳しない分ましですよ?
どうしても推しを出して欲しくないというならそんなに過激な発言しないトリスタ推しを怒らせる原因をなすりつけるのではなく、
運営に「メインはアイドルでありあんずではないのでそのようなイベント二度と出すな」とお問い合わせで言った方が得策ですよ。
声が多ければ多分あんず中心のイベントを二度と作られなくなると思うので。
その前に少しでも過労入院の原因をトリスタになすりつけた人たちはトリスタと今回の件で怒っているトリスタ推しの方に謝る方が先なのでそこを間違えないように。
あんずはあんスタの1キャラで〜というツイートもそれなりに見かけたけどなぜビジュアルの全貌と内面の設定を最初から作って出さないの?本当に。
あんスタが転校生の容姿は不明で発言しないキャラと原作者がコメントしているけど
アプリで容姿が見切れたり何を言っているか察せるわ。悲しいけど。
しかもあんずが中心のイベントでスチルに映り込みあるなら尚更の話じゃないの?
もともと転校生をどのように表現しようが自由と原作者自身言っているんだよ?
世界一可愛いあんずで見てもおかしくないし、女神様扱いしたり、1キャラとしてあんずで見ている人もいるだろうし、
NPCの一人としてみている人もいるだろうし、あんずの存在抹消して見ている人もいてもおかしくないですよね?
今回みたいなあんずがおおっぴらに出ているイベント出されるときつい人も当然いるはずなのに何故考慮できない人多いですかね?
アイドルが見たくて遊んでいるのになんでビジュアルがないあんずの掘り下げしているのとしか思わないし、
あんずの掘り下げをしたいならリリース時にビジュアルとある程度わかりやすい形でかるく性格を出すべきではないでしょうかね?
そして男子アイドル育成ゲームというのを忘れないでくださいね? 運営さん?
あんずは必要!と言っている方は漫画版と舞台版を見直してください。
あんずがいないと物語成り立たねーよと言っている人に言いますが、
あんずがいなくても革命できましたし、ジャッジメントも普通にできましたよ。
漫画版の方は2015年10月号から連載開始して2017年2月号まで連載されていたコミカライズですが
あんずが主人公視線ではなくトリスタ4人で説明など回していましたよ。
メインと少しシナリオが違う部分もあるがトリスタの練習光景がしっかり描かれていたり、
追加キャラは連載が早い時期にされているのとメインストーリーのコミカライズなので追加キャラは出ませんが。
舞台版で絶対にあんず必要ならそもそも第一弾で俳優さんが決まっているはずですが、
あんずの枠がないのは気のせいでしょうかね。
当時その声が少なかったのを覚えていますがご存知でしょうかね?
2016年の6月ごろに第一弾の詳細が出たのでその後にあんスタ始めた人は知らないと思いますが。
こちらも漫画版同様アイドルの日常や練習光景など詳しく書いてるからね?
ジャッジメントもあんずが何をしたかはあらかた把握していますが、
舞台版の方でうまく処理していましたので多分他ストーリーもあんずなしでも回せると思いますよ?
両方ともそれ用にシナリオ変えているけど大筋の流れはわかる上、
アイドルの練習光景や日常が見れるので夢ノ咲学院のアイドルが好きな人にとってたまりませんよ。
今回のであんずの必要関係で擁護される方は絶対に漫画版と舞台版見ない方が幸せだと思いますよ?
批判意見言う人に「あんスタやめろ」という人多いけどそれしか文句言えないのかお前らは。
自分は自信持って呟いていると思うけど恐ろしいほどセンスがないから。
こっちからすれば盲目ごときに推しがいる作品やめろと言われる筋合いどこにもないですがね?
推し一人いるだけでもあんスタ続ける理由になるし全員好きになる必要全くないですが?
全員好きじゃない、運営に文句あればやめろって本当に宗教にしか見えないからやばいよ?
そしてあなたの意見押し付けるの本当に不快だからやめてくれません?
どんな感想持とうが自由なはずだし嫌いなキャラがいるのも仕方ないことだと思うけど、
嫌いなキャラが一人いるだけで赤の他人にあんスタやめろと言われるのはいい気しないだろ。
嫌いと言っている人たちはそこまで言っていないのに、
しかもキャラが好きな人に配慮して表に出ないようにしている人まで自分の意見押し付けている人もいるからタチが悪い。
3月頃に返礼祭で千秋のキャラ変で苦しんでいた人でわざわざ検索避けした人まで晒した千秋推しもいて本当に呆れた。
その後も何回か苦しんでいる人を晒してあんスタやめろと言う心のない人それなりにいるけど、
苦しんでいる人たちはお前ら以上にあんスタをしっかりプレイしていて初期からキャラが本当に好きな人だと思うぞ。
そんなこと言う人に多かったけど過去イベでそのキャラが一番活躍したイベント知らない人もいたし無知晒す可能性あるから気をつけろよ。
まともな人もいるけど一人の行動のせいでキャラ推しの人まで汚名被るから本当にやめろ。
すべてのイベント見て初期からそのキャラを推して今も好きという謙虚な千秋推しまで巻き込むし迷惑。
やめろと言う分自由だけど批判意見言う人が課金者で止めた場合やめろと言ったやつ全員で責任持てよ。
ゲーム開発にお金回らないとコンテンツ終わる可能性あるし、運営とファン民度的に新規が寄り付きやすい環境じゃないからいつかお前らにブーメラン刺さるぞ。それでいいのか。
女性向けのゲームの絵柄がきつくてあんスタ遊んでいる人いるが来年の夏にあんスタと同系統の絵柄のゲーム来るから運営が良かったら引退者続出するかもしれないのにね。
今の腐媚び設定矛盾に耐えられないが他の女性向け作品の絵柄が苦手だからあんスタを続けているユーザーだっているはずなんですけどね。
今回のイベントでボーダー最低で売れないとわかったらもう一生あんずイベント開催しないでほしいので運営に要望は出しますが。
逆に言えばあんずが大好きな人は推しがイベントに来なくても絶対に走って運営に需要を伝えてくださいね。
批判も場合によってはあんスタが良くなる可能性があるので妄信的に批判=悪と捉えるのはやめたほうがいいですよ?
イベストがでましたがイベストまさか期待の斜め下に持っていくとは思わなかったので全て読んで後日まとめます。
姉妹作のあんずと別人と見ているし姉妹作のあんずは一点を除き不快感ないし嫌いじゃないけどメインライターがこれ以上姉妹作のあんずの設定をあんスタに持ってこないで欲しい。
姉妹作自体は嫌いじゃないけど姉妹作の世界観をあんスタに持ち込んでほしくないし、
緑川さんは英智の声優、紗与先生がコミカライズの作画担当されていた方なんですよね。
両方ともあんスタ関係で過去にお仕事した方々だからこそ言及しますが、
日日日先生が引用ツイートでほぼ該当作品に関係ない緑川さんと英智を同一視したコメント見て勘弁してくれよ本当に。
いくら日日日先生があんスタ原作やっているとはいえ、あんスタ関係ない作品のコメントで英智との同一視はやっていいことか考えてくれ。
緑川さんがそのお仕事の都合でTwitter始めている方だから本当に配慮してくれと思った。
これ見た時お仕事の縁だね〜よりもあんスタや英智知らない人がこのコメ見て不快になる可能性だってあるのになぜ考えないの?
緑川さんも気を使って返信していると思うと本当に気の毒…
「今日はみんなに、転校生を紹介するわね。ほら田辺さんおいで」
「ねえ、どんな子かな。男?女?」
「知らないよそんなの」
「ちぇ、女か。でもかわいい子だね」
「趣味は?」
「特にない」
「ねえ、好きな芸能人は?」
「いない」
「田辺さん」
「……何?」
分厚くてカラフルな拍子の本を片手に携えた彼女はその横顔に初夏の太陽の光を受けている。 田辺さんの黒い目がじっとこちらを見つめる。
「いいか、すごく強い敵、勝てそうにない相手と戦う時はな。心構えを変えるんだ。いいか、勝とうと思うから負けたときショックなんだ。思いっきり負けた想像で頭をいっぱいにしろ。むごたらしい負け方を考えろ。そうしたら実際負けたとしても、まだ想像で負けたのよりマシだと思えるだろ」
「なに笑ってるの?」
「ちょっと見といて」
ポケットからバナナの皮を取り出し、前方へと投げる。小さくびしゃっと音が鳴り地面に着地するバナナの皮。
「……?」
得意げな顔で、胸を張って廊下を歩く。ずんずんと腕を振って。少し振り返った視界には、頭にひたすら疑問符浮かべた田辺さんの表情が写る。
「おじいちゃんは負けてばっかりだったの?」
「ああ。でもな、じいちゃんは決して勝負から逃げることはせんかったぞ。見逃し三振より空振り三振の方が見た感じ格好良いだろ!」
「ぐっ」
「…………」
「田辺さん」
「わたしの事好きなの?」
「興味はある。すごく」
それを聞いた田辺さんは初めて、笑った。こらえきれないといった感じで、曲げた体を揺らして笑っている。 想像と違う。
「面白いね、それ」
「なんでやねん」
「あっはっは、なにそれ」
◇
幼気な少年は、社交辞令を真に受ける。彼女に認められていると思いたかった。そんなノスタルジックな学校生活の一面。少女からすれば既に記憶の奥底にしまい込んでいるような些細な事象に過ぎない。結婚し、家庭を持ち、子供が出来た。学生時代にそう言えば変な子がいたな。再会しても思い出せないであろうその面影。今や現実の方がよっぽど大事になってしまった。
今、人間不信と女性不信をなんとかしたいと思って婚活相談している。相手はビジネススクールで知り合った、コミュニケーションについて学んでいる女性だ。
スクール内の彼女の講義で、カウンセリングを受け付けている旨を聞いて相談した。
結果、裏切られた。いや「裏切られた」は自分勝手な言い草だが敢えて言う。裏切られたと。
俺は深刻な女性不信を抱えている。小1から小6までクラスの女子全員に避けられ、1年の時のBBA担任に些細なことで教室の後ろや廊下に何度も立たされて晒し者になった。3年の時は一時期クラスの女子と遊んだことはあったが、些細なことで詰られて泣きながらゲロ吐いてそれ以降女子と遊ばなくなった。当時のBBA担任には往復ビンタされたこともある。4年の時はいじめられたが、担任(また別のBBA)に相談しようにも、担任もいじめの対象だった。5年の時は転校生の女子に惚れて体育のマラソンでちょっかい出したら担任(男)にこっぴどく怒られた。調理実習の時は女子の間で「【俺】に食品を触らせるな」がクラスの暗黙のルールだった。2年と6年の時は目立った事件はなかったが、2年の時には確実に「女は信用できない」と思っていた。
中学に入っても状況は変わらなかった。小4でいじめられた影響で完全に人間不信になったので、喜びと悲しみの感情が死んでいた。中3で祖父が他界したとき「何で俺だけ涙が出ないんだろう。悲しまなきゃいけないのは分かるけど辛い」と思っていた。悲しむのが苦痛でしかなかった。
大学時代、ちょっとした意見の違いでサークル内で揉め、その時に法学部の先輩がわざわざ携帯のメアドを「◯◯◯.2ch.net@docomo.ne.jp」に変えて匿名を装って悪口中傷のメールを何度も送ってきた。俺はサークル内で孤立し、あるときサークル裁判で事態を収束するために俺がクビになった。
大学卒業後に入社した会社が4年後に倒産して、その後すぐに就活したがまったく決まらず、貯金が底をついた頃にクレカの督促の電話口でオペレーターの姉ちゃんにこっぴどく怒られた。今考えても姉ちゃんの言い分がまったくの正論だが、その言葉のキツさに耐えられずに就活も休んだ。
普通のバイトも決まらないので仕方なく警備員をやったら、新人いびりで支社長にいじめられ、こいつを殺したいと本気で思ったことがある。現場で凶器を物色しようと思ってたときに高熱で寝込み、その後しばらくして支社長が左遷されたので実行には移さなかった。
「人はいつか必ず自分を裏切る」と信じて疑わなかった。そんなときに数少ない友人や知人と色々話して、女性不信と人間不信を解決しようと決めた。
以上の内容を、女性不信の部分に絞ってざっくり相手の女性に話した。返答はこうだ。「そんな(ネガティブに捉えること)ないと言おうと思ったけど、私も最近信じてた人に裏切られたので共感しかできない」
俺はこう返した。「共感してくれてありがとう。そんなことないと言われたら信用できなくなるところだった」
その後、3週間ほど返答がなかったのでこう送った。「同じ悩みを持っているなら、協力して解決するのはどうだろう」
そしたらこう返ってきた。「今は愛のある優しい彼氏がいるのでちょっと違うかなと思います」
何で裏切られたばっかりなのに彼氏がいるんだよ。自分に彼氏ができたら用済みかよ。いやそうじゃない、裏切られたっていうのはいったい何だったんだよ。
後日「私はこのようにした」旨の返答が来た。前彼に捨てられた後に大変な努力をしたということで、きっとものすごい苦労をしたんだろうなというのは分かるんだが、違うそうじゃない。たった2、3ヶ月で解決したこと自体、似非男性不信だったことの証左じゃねえか。それで共感したつもりかよ。こんなの騙し討ちじゃねえか。
非常に自分勝手で自分本位でクズな考え方なのはわかってる。でも溜め込んでちゃ仕方ないし、かといって本人に言ったらそれこそ終わりなのでここに吐き出すしかなかった。悔しい。どうしようもなく手が震えて涙が止まらない。これほどの屈辱を味わったことはない。許せない。
ああそうさ、俺は弱いさ。こんなとこに不平を言うだけのどうしようもないクズだ。だけど頼むから相談受けるならもうちょっと女性不信を勉強してきてくれ。それくらいのことは言ってもいいだろう?
今俺はこうやって悲劇のヒーローぶっているが、学ぶこともあった。彼女は悲劇のヒロインにならなかった。それだけは糧にしなきゃいけないと思う。ただ、あとは返答とかを顧みてほしい。もっと勉強してきてほしい。彼氏を気にして手を抜くようなことはしてほしくない。ただそれだけを願う。
あと1つは?
昔好きな人にブスと言われてから顔を上げられなくなったメガネ女子が主人公
ある日不良っぽい転校生がくる
ある日廊下でぶつかってメガネが割れてしまってメガネできるまで1週間かかるといわれる
その間俺はフォローしてあげると転校生がめっちゃ紳士にいろいろしてくれる
転校生が周りの目も気にしないというのをまぶしくみつめる
お礼に弁当つくってあげたりもする
見た目で差別するのが嫌いだったはずなのに自分も転校生を見た目で判断していたと反省する
下を向いてばかりだと幸せにはなれないとも悟る
ある日転校生といっしょに飯食ってたクラスメートが、主人公のことをブスだと馬鹿にする
主人公は転校生をもちろん好きになるが、一般的な感覚にうとい転校生と本格的な恋仲になるのは時間がかかりそうだ・・・
と思ったらラストで「僕以外の人に弁当つくっちゃだめですよ」ってさらっと
ええええええ~~~!!!!もうキャ~~~~~ッ!(もだえるイメージ)
ニュースで今日9/1は子どもの自殺が一番多いと言っていたので
中学ほぼ不登校でも今は人並みの生活を送っている弟の話を書こうと思う。
アトピーといじめと人間不信で入学早々不登校になった弟は不登校児のステレオタイプでテレビゲーム三昧の日々を過ごしていた。
親はひどく心配していたが、俺は同じ中学校を卒業した身として中学時代は授業中はコミック回し読み、休み時間はTCG(遊戯王やガンガンヴァーサス)しか
してなかったから不登校でも大丈夫だと強弁した。そしたら親から弟の不登校対策を任されることになってしまった。
当時大学生の俺は不登校児に対する対応など何も知らなかったので、取り合えずコミュニケーション大事だよねってことで弟と一緒にゲームをすることにした。
弟とは不登校前からよく格ゲー(鉄拳やGG)の対戦で兄の威厳を示していたが、弟の24時間やり込みの前あっという間に負け越すようになってしまった。
そして俺の負け越しが当たり前になったある日、俺は腹が立って「ゲームばっかやってんじゃねーぞ」とゲームをやりながら弟を罵倒した。
ならどうしろとと言う話になって、まずは余りにもゲーム中心の生活で不健康だったので俺のロードワークや親父のゴルフ練習に付き合わせるようにした。
すると弟のアトピーが幾分改善した。アトピーが改善したお陰で外出に前向きになって週末にラーメン食いに行ったり、電気街にでかけるようになった。
電気街通いが日常化し、いつしか部屋に自作PCが出来上がっていた。自作PCで弟が何をしていたかと言えばもちろんゲームだ(CODやHALO)
振り出しに戻ってしまったように見えたが、ゲームで知り合ったフレンドとチャットしたりクランを組んで出撃している様を見ていると
家族以外とのコミュニティに属して楽しくやってんなと妙に安心してしまった。
そんなこんなで進路を決める段階になって内申点ゼロの弟は私立を受けるしかなかったが、普通の高校行っても合わないだろうって
話になって、不登校児や転校生を積極的に受けいれている単位制の学校に進学することになった。
弟曰くこの学校は奇人変人の集まりだったそうだが弟の肌には合ったらしい。陰キャ高校生として3年過ごした。
また進路を決める段階になって、弟の性格上就職で苦労するのが目に見えていたので工学部への進学をすすめた。
弟は情報系に興味があったようだが、俺のリーマンショック後の就活の実体験を語ったらあっさり工学部への進学を決めた。
大学では緩めの研究室に入って教授のコネで速攻就活を終わらせる要領の良さを見せた。
弟は今では飲み会が多いと嘆きながら、とあるメーカーの技術職として働いている。中学時代のゴルフ練習のおかげで接待ゴルフ要員として重宝されているらしい。
休みの日には高校時代の奇人変な友人とツーリングしたりアイドルライブに行ったりと、学生時代の友達付き合いも続いているようだ。
お盆に実家で顔を合わせたのでひさびさに格ゲー(鉄拳7)をやったら当然のごとく負け越してしまったが、楽しかった。
弟もたくましくなったもんだ。
小学生のとき一目惚れした転校生くんはつむじから飛び出るアホ毛から目が離せなくて好きになった!
中学生のときは斜め前の席の男子!ズボンと靴下の隙間から見えたくるぶしが忘れられなくて好きになった!
舞台「あんさんぶるスターズ!」Judge of Knightsのチケットが取れない。
本当に全然取れない。
KnightsPじゃない、
脚本家のファンでも演出家のファンでも音楽や歌のファンでもない、
先日ヘタミュの転売が学級会の話題になったけど、あんステのチケットを持っているファンじゃない彼女達は、不正なんて全くしていない。
「とりあえず申し込んでみた」ら当選しただけだから、複数の先行に挑戦したり一般発売で戦ったりすることもない。
例え濡れ衣で転売チケットだと当日劇場で言われても、正真正銘彼女ら本人が購入したチケットなので、問題なく観劇できる。
でも観劇できる彼女達は、現状あんステJudge of Knightsのファンではない。
おそらく観劇後も公式にお金を落とすファンになることはないよ。
私は、
ジャッジメントは不在だったリーダーのレオがついに登場した興奮と、イベントストーリーで喜んだり戸惑ったり闘ったりするKnightsメンバーに共感して、もっともっとKnightsを大好きになって、クッソ高いボーダーのために課金しまくり寝食を惜しんでダイヤと時間と気力を振り絞ってスマホをタップしまくった、思い出満載のKnightsPにとって大事な大事なエピソードの1つで、
キャスティングされた役者さんだって奇跡みたいに私の好きな人たちで、
舞台上でKnightsを観れるのが、楽しみで楽しみでしょうがなかった。
チケットが取れた彼女らには、そんな思い入れも、これ程の期待も、まったくない。
これを呪わずしていられる?
本人確認とか、購入者以外絶対に譲渡できないとか、そんなこと全く関係ないよ。
そんなこと取り締まっても、ファンじゃない人がチケット持ってて、観たくて観たくて死にそうなファンにチケットがご用意されない地獄は変わらないよ。
私は、あんステのチケット代が1枚10万円ぐらいで公式から販売されてほしかった。
だってそしたら、ファンじゃない人が「とりあえず買う」問題はだいぶ減るでしょ?
その理由って、きっと「ファン以外の人も気軽に観れるようにするべき」ってことなんだと思う。
でもさぁ、もう既に「ファンすら気軽に観れない」じゃん。
ファンに対してチケットの枚数があまりにもあまりにも異常なほどに少なすぎて。
狭すぎる劇場での上演、短すぎる公演期間、少なすぎる上演会場、設定した舞台プロデューサーに悪意すら感じる。
プレミア感を煽って、今後の商売の箔付けにするためだけに、大好きなあんスタを、大好きなKnightsを、利用されたような気持ちになる。
あんステ前作DVDのリリイベで、Judge of Knightsに出演するキャストさんが、「観たくてもチケットが取れなかったファンの方のためにも、SNS等での活動で楽しませてみせる」と気遣いの発言をしてくださったそう。
そのお気持ちは嬉しいけど、私はコスプレ男子の二次創作が見たいんじゃなくて、舞台の上で役者さんが魂込めてお芝居してくれるステージが観たいんです。
役者さんの本分は芝居を見せることだと思うんだけど、十分なチケットが用意されない(上演期間が足りない・上演会場が足りない・会場のキャパシティが足りない)以上、興行主は芝居を見せる気が無いとしか思えない。
あんスタの転校生(プロデューサー)なら、きっと少しでも多くのファンが公演を観られるように、もっとあらゆる可能性を考えてくれると思う。
もっとあんスタを愛してくれる、あんスタのことを知っているプロデューサーにあんスタを舞台化してもらいたかった。
上演期間が開いても良いから(ファンじゃない人が「とりあえず」また買うほど年月が開くと本末転倒だけど)、追加公演をするだとか、
ライブビューイングを千秋楽以外も開催してくれるとか(1日だけじゃ都合がつかない人も居るし、そもそもライブビューイングですら地域によっては全くチケットが取れない)、
既存ファンも十分観劇できて、新規ファンも獲得できる余裕があるような、舞台をプロデュースしてください。
どうか、どうか…
月のほとんどがこのいずれかに該当するので、
だいたい体が猛烈にだるかったり貧血気味だったり無意味にイライラが止まらなかったりするのだが(生理痛がないのがせめてもの救いだろうか)
命の母を飲むとイライラがおさまるよ!というのを聞いた
しかし飲むタイミングを間違えるとイライラが消えるのを通り越して腑抜けになるらしい
イライラして仕事に支障が出るから解決したいのに腑抜けになってしまっては仕事にならず
正気に戻った時、進んでいない仕事を前にまたイライラしてしまうのではないだろうか
今日は数少ない体調のよい日だったので、家に仕事を持ち帰ってさあバリバリやるぞと思ったら
家族がどうしても今日1日パソコンの回線関連の設定を変更したいというので私はパソコンが使えなくなり、
設定変更を試行錯誤してイラついている家族の近くに寄りたくないので漫画しか置いていない自室にこもって漫画を読んでいた(ちなみに伊藤潤二作品である。超自然転校生の最後の能力バトルシーンが好き)
なんということだろうか
今布団の中でこれを書いている。投稿したあとソシャゲをちょっとやってもう寝る。年度始めは怒涛の忙しさなのだが結局何もできなかった
別居中の妻に、小学校入学式の1週間前に6歳の娘が誘拐された。
3歳の娘を育てるため、残業も全て断り、保育園の送り迎えもお弁当の準備も全てやった。
途中で娘を返せと言われたが、裁判所の結果、監護権は夫である私に認められて、裁判の結審も秒読みだった。
離婚調停の調停員や弁護士の勧めもあり、月2回の宿泊を伴う面会交流も実施してきた。
そんな状況から数年が経過して、娘が6歳になり、翌週に入学式を迎えた3月26日の日曜日の夕方に事件は起こった。
待ち合わせ場所で待機してるが、時間になっても来ない。そのとき、見たことがない携帯電話番号から着信があった。
「娘は返さない。帰りたくないと言ってるので、私と住みます」それだけ言って彼女は一方的に電話を切った。
依頼してる弁護士事務所に電話したが、休日のため連絡つかず、とりあえず警察に電話した。
警察官に事情を説明したが、警察では何もできないと回答があった。
児童相談所にも連絡した、警察署にも内容証明で告訴状も送付したが、身の危険がある訳でなく、力づくではないという理由で捜査はできないと言う。
通学するはずだった小学校に入学手続きに行くと、教育委員会を通じて転校生手続き済みだと言われてしまった。
弁護士に相談したところ、人身保護請求の申立をしてくれる事になった。請求が認められると、相手側は子供を裁判所に連れて出頭する必要があり、拒否した場合は罰則や逮捕されるらしい。
非常に強制力がある法律なので、棄却されることも多いらしい。弁護士が言うには、子の引渡し仮処分の審判結果を以て、執行官が行う強制執行に相手が抵抗して失敗した場合の最終手段で申立をするのが本来の手順であると説明を受けた。
日本考えて!!
本日、娘と一緒に入学式に行く予定だったのに、直前で誘拐されて、戻ってくるかも判らないなんて。
連れ去りした側に罰則がなく、事実上の連れ去ったもん勝ちになってる現在の法律を考え直してほしい。
いつか戻ってくることを信じてるけど、新品のランドセルや新しい洋服に囲まれた生活が辛い。日本は真剣に考えてほしい。
※追記1
娘は6歳なので、ひとりで行き来していたのでは、面会交流は引渡しもお迎えも電車の改札手前で行ってました。
※追記2
帰国子女かなにかだろうか?と初めは思った。
会話の途中で突然、「おまえの言ってることはおかしい!」とぷんぷんし始めて、
どういうこと?と話をつきつめていくと、俺の主張を勝手に歪曲して受けとって、
そんなことは言っていない!と叫び続けるので、うるせーしねバーカと罵倒してから、近づかないようにしていた。
(そばにいた友人数人も、俺が正しいと保証してくれたがそれがイジメだと言われ始めたのはまた別の話)
ところが、担任の先生から、ここだけの話、あいつはガチの統失なのでアレだけど、ちょっと多めにみてやってほしい、
距離を取らないでちゃんと付き合ってやってほしいと言われた。
あと、日直当番のとき、増田くんがまだメモっていたので、黒板をスマホで撮って、自分でちゃんと見られるか確認してから、これを見な~って渡して、
黒板を消し始めたら、消すな!とわめき始めてワロタ。
漫画図書館Zがリニューアルしたし、年末だし、Jコミ時代から今まで読んできて面白かったZオフィシャルの漫画を紹介するよ。
匿名である以上筆者のパーソナリティに依存するランキングをつけても無価値なので、年代順に列挙する。参考にしたのは、作品本体、著者のホームページ、メディア芸術データベース (https://mediaarts-db.jp/mg/) および Wikipedia。画像がないので説明文多め。あと参考までに連載誌情報も分かった分だけ添えとく。
なお、増田はあんまり漫画を読まないので、この作者は有名とかこの作品は名作とかほとんど知りません。それと投稿制限のため作品ページには直リンクしていません。手間かけさせてごめんね。http か https でアクセスしてね。
猫型のネコン星人と共存社会を作っている、近い未来の地球を舞台にしたコメディーSF。
人間たちに虐げられているネコン星人が自由のために蜂起する話がメインストーリーだけど、漫画の核心はめね田や猫田たち無軌道(猫)大学生たちの傍若無人っぷりを鑑賞することだと思う(特にモーガン所長がひどい目に合わされるところ)。
ずばり少女漫画。ちびなのに馬鹿力で一人称が「オレ」の女の子 弥生と、弥生のことが大好きなのっぽでラグビー馬鹿の陸、通称バイオレンスコンビをめぐるラブストーリー。
陸の方は一途に弥生を思っているのだけど、鈍感で男勝りな弥生は陸を親友としか思っていなくて、いつも悶々させられる陸。やっぱり男の片思いはいいわ。頭の中の箸が進むすすむ。
少女漫画の醍醐味と言えば恋する二人の関係性の変化なんだけど、この作品では、恋愛に無頓着な弥生が、何ものにも代えがたい陸と一緒にいるために、悩んだ末に親友から恋人という関係性の変化を受け入れるところがぐっとくる。恋人となることを受け入れた弥生だけど、陸とはずっと親友関係だったから、急に恋人関係(デート、キス)を求められて戸惑う。その弥生の戸惑いを汲んだ陸が自分が暴走していたと反省するところもいい。二人の幸せは一人と一人の幸せの足し算ではなくて、二人でいることでしか見えてこない幸せのことなんだと思う。
漫画が終わっても、この二人はきっと大丈夫だと思える少女漫画はいい少女漫画だ。
超能力者として戦争のために育てられた子供達「クラリオンの子供たち」をはじめ、冷凍睡眠から目覚めてみれば地上で最後の生き残りとなっていた少年が、電話でマザーコンピューターにグチ垂れる「THE DAY AFTER CARE」など少年少女がメインのSF短編集。
廃棄された街の底で他人の赤子を身ごもる出稼ぎ代理母達が、中東の政治対立に巻き込まれる「マザーズタウンラプソディ」がおすすめ。
ちなみに宮崎駿があとがきで絶賛している。なおハードなSFがよければこちらをどうぞ。
ARMS (www.mangaz.com/book/detail/43001)
女王蟻 (www.mangaz.com/book/detail/3901)
タイトル通り、古びた町の古びた校舎を舞台に、転校生の少女とノスタルジックな夢が交差する漫画。
あらすじ
夏休みのある日、古びた町に転校してきたばかりの宮沢真里は、校舎の中で謎の少女に帰ってきたのと抱きしめられた。その少女は、真里が転校してきたころ偶然目撃してしまった、古びた教室で自らを慰めていた少女 岡部梨絵であった。梨絵と恋人同士になった真里は学校で、原っぱで、古びた路地で、幻想的なときを過ごす。
古い作品なんだけど、色褪せない艶みたいなものを感じる良作。正直はじめて読んだ時、過去にこんな作品があったなんてと、かなりショックだった。
作中にこんなやりとりがある。
梨絵「手沢(しゅたく)って言葉があるわ」
真里「聞いたことある」「よく使われたりさわられたりした木が つやつやに光ってくるようなことでしょ?」
梨絵「そう ここにはいっぱいあるね そういうのが」
まさにそんな作品。
また、田舎の学校の垢抜けない感じがごく自然に表現されていて、増田的には恩田陸の「蛇行する川のほとり」とか「六番目の小夜子」が思い出された(わかる人には伝わってほしい)。
キャラクターとしては真里のちょっとふてぶてしくてまっすぐな性格がよい。友達に対してはおおらかで若者らしく愛する人にはまっすぐ好きと伝える。その全てが自然体で、漫画を読んでいるとまるでどこかに古い学校があって真里が今でもそこにいるような気がしてくる。
レズビアン行為の描写があるので苦手な人は注意ね。
ティリニアという架空の大陸を舞台に「魅猟龍人」や「マジシャンロード」、「サルトーの凱歌」など複数のタイトルにまたがるファンタジー漫画シリーズ。
いわゆる剣があって魔法が偏在している世界なんだけど、今のようにメラの上がメラミでメラミが強くなるとメラゾーマでやまびこの帽子を装備したらメラゾーマ連発でめっちゃ強い、みたいな共通認識がない時代なので、世界設定に作者色が強く滲んでいる(巻末の歴史表および設定資料参照)。
オススメはリンクしてある「魅猟龍人」。魅魔という悪鬼のようなものを狩る一族と、大陸中で迫害される龍族に生まれ魅猟に育てられた主人公の冒険譚。
ビームとか飛行船とか出てくるけど、王宮とか飛行座とか聖武将とかファンタジー濃度が高い、ファンタジック時代風スペースオペラ。
ちょっと増田の語彙では適切に紹介するのが難しいので、冒頭を引いてみる。
広大な星界に散らばる国々を「帝都」と称す専制国家が支配していた時代
『これが墓陵衛星「伊邪那美」か。星ひとつ墓にするなんざ気が知れねえな。』
『「星」というより岩の塊。小さいが造りはいい。気圧も重力も申し分ない。』
『これが”墓”とはね。』
『(こんなところに本当に”奴”がいるのか?)』
おわかりいただけたでしょうか。あんまりこういう漫画読んだことないけど、作者がこんな雰囲気好きなんだろうなーって思える。
なんていうか「デューン 砂の惑星」を初めて読んだ時の感覚といえばいいだろうか、SF的装置と非科学的なよくわからん概念が有機的に結合していて勢いがページから蒸れてくるような感覚。
架空時代物好きなんだーって人にオススメ。
力士と女子高生おかみもの。
少女漫画の彼氏側はかっこよくなくてはならないという不問律と脂肪と筋肉ドーンの力士でどう釣り合いをとったか。
答えは幕下イケメン力士だ! これならイケメンと脂肪のトレードオフにはならないぞ!
あらすじ
高校生の早弓は、たった一人の家族だった祖父の葬式の帰り、二年前に行方不明になった双子の兄 乙矢が斬り殺される幻想を見た。その瞬間、突然現れた黒い鎧武者に巨大な刀で斬りつけられた。目がさめると早弓の体は乙矢となっていた。しかも早弓が目を覚ました世界は現代の日本とは全く違う、戦国の世のような世界であった。兄の乙矢は二年前からこの世界で花敷の国の姫を守る衛士として生きていたのだった。 兄の最後の願い − 姫を守ってほしい − を守るために、早弓は姫の弟で総大将の夜光と共にさらわれた花敷の姫の救出に向かう。常識では考えられない九耀の死人兵や酷たらしい戦闘に、外見は男だが中身が少女の早弓は拒絶し苦しむが、国のため家族のため姉を助けるという夜光の真摯な思いに助けられ、次第に夜光に惹かれていく。しかし、乙矢(早弓の体)は姫と相思の仲であり、姫を無事助け出せれば国中に乙矢と姫の仲を示すこととなる。そして同時にそれは本当の自分を偽り生きていくことであるのだ。
時代伝奇ロマン漫画。いや増田にはBLの気はないと思っているんだけど、男の乙矢(中身は女)に向かって「幾度も思った。お前が女であればと。その度に自分が狂っている気がした。」なんて憔悴した顔で告げる夜光を見ると、なんか歪んだふわぁぁぁみたいな気持ちが湧き上がる。かと思うと男の体で殊勝な乙矢(中身は女)を見ると(少女として)いじらしいしかわいいし全力で応援する気持ちになるから不思議なもんだ。そう考えるとなかなかフェティシズムが詰まった漫画である。
全200ページくらいのよくまとまっている中編なのでオススメ。
諸事情により男子として育てられたノーランドの王女エスター(僕っ娘)が剣士ソール(女アレルギー)と術師テュール(男色家)を護衛に、自分の身代わりに魔狼に連れさらわれた乳兄弟を救いに行くのが一巻。彼らのその後を描いたのが二巻。一応タイトルにはサスペンス・ミステリーと書いてあるけど少女漫画。
こういうのでいいんだよこういうので(その1)。なんとなくお姉ちゃんの本棚にありそうな気がする(姉いないけど)。面白い点を挙げるならば、ソールとテュールの友人同士のフランクなやりとり、男に迫られているエスターを見てエスター一筋のソールがやきもきする姿とか、つまり少女漫画フォーマットそのものという他なくて、この気持ちがわかる人は読んでくれというしかない。
あらすじ
それぞれ違う人生を生きてきた還暦前の幼馴染三人 − 真面目な元小学校教諭の時世、お妾さんだった元芸者のミハル、専業主婦だったけど夫に愛想を尽かし家出してきた待子 − が共同生活を送りながら、第二の人生を支え合い暮らしていく話。
十年以上も前の作品になるけれど、オールドミスの老後や、熟年離婚、ワーカーホリック、仕事人間の退職後問題など、家庭内問題を正面から書いていて好感が持てる。
どの部分も優しくて素敵なんだけど、増田的にオススメしたいのは、恋愛に恵まれなかった時世が、過去一度だけ思い合っていたかもしれない男性と第二の人生で再開し、不器用だけど優しく一緒に過ごそうと決めるところ。この元同僚の男性は妻に先立たれていて、その後同じ職場で出会った時世と再婚しようとしたけれど、子供に新しい母親なんていらないと反抗され再婚を諦めた過去がある。ところがその子供が成長し自分自身が子供連れの女性と再婚したことで、当時の父親の心境を理解して時世に昔のことを謝るシーンがある。とても普通なことなんだけどとても豊かだなって思った。
ウブな時世に、芸者だったために男の酸いも甘いも知り尽くしたミハルさんが寂しさを感じながらもアドバイスするんだけど、仲の良い幼馴染だけの間柄ではなくてこれから幸せになれる女性を羨み祝福する姿勢が中庸で凡庸でとても感じ入る。
感覚投入型の巨大VR空間「BOOM-TOWN」とその街を保守するデバッガたちのお話。
デバッガのお仕事は、BOOM-TOWN に現れるノイズ(バグ)を発見して収束させること、なんだけど……実際は XYZ-P (NPC) のお悩み相談を聞いたり、BOOM-TOWN で自分の力を誇示するハッカーたちのやんちゃを懲らしめたりと何でも屋に近い。また BOOM-TOWN がメイン舞台と言っても、BOOM-TOWN での事件の原因追求のために現実世界でリアルハックを行ったりして、現実と地続きの二面性があってとても面白い仮想現実漫画。
BOOM0TOWN という仮想現実が普及した社会では、同じ人間より XYZ-P に感情移入してしまう人や、逆に人に恋をしてしまう XYZ-P がいたりして、人間もデータ化してVRに参加する以上 NPC と大差ないんだなって思える。
最後に、オススメポイント。主人公達デバッグ課はそれぞれが元ハッカーだったり英才教育施設出身だったりして、かなりプログラマ的な性格をしていてニヤニヤできる。特に、主人公(女性)が楽をするために自分の代わりに仕事(簡易デバッグ)をするボットを作ってサボっていたら、同僚に知らぬ間にボットモデルをスキャンされてボディデータを把握されるという話は非常によかった。あとウィザード級のハッカーと BOOM-TOWN の中でマトリックスばりの戦闘をするんだけど、最終的にVRの中ではなくウィルスによる現実端末ハッキングでハッカーにトドメを刺すところもリアルでよかった。
気がついたら内田さんの作品を紹介するのは二作目だった。多分この作者の乾いたユーモアが好きなんだと思う。
作品ページの紹介より引用。
2007年。 超高速通信ケーブルで繋がれた電脳世界を舞台に、 自ら作成したデータ上のロボット(VP)に搭乗し、 戦いを繰り広げるリアルタイムバトルシミュレーションゲーム 「デンジャープラネット3」。 その名手、国府高専1年生の桐生は、 ある日、謎の巨大VP "ベンケイ"に大敗してしまう。 一体どんな奴が乗っているんだ!?── 隣町のコニーパレス(ゲームセンター)からエントリーしていた 相手VPのパイロットは、高校2年生の可憐な少女だった。 "ベンケイ"のパイロット、彩理に惹かれた桐生は、 トップパイロットのプライドと彼女との交際を賭け、 新しいフルカスタムVP "九郎"で1対1の勝負を挑む。
この作品はデンジャープラネット(DP)に情熱を捧げる高専生たち若者の日々の物語。
この作品を読むと、ビデオゲーム同好会のみんなでワイワイしたり、 DP で勝利するために VP のカスタマイズに勤しんだりと、若い頃を仲の良い誰かと一緒に過ごすことができるというのはとても楽しいものだったんだなと思える。
主人公 桐生の周りの登場人物はみんな個性豊かで面白いんだけど、一番の際物は国府高専ビデオゲーム同好会の長船会長。私服として着ぐるみを毎日着てて国府高専のぬいぐるみ師の異名を持つ会長は、初登場時なんと二十二歳。まだまだ卒業したくないからという理由で計画的に留年しまくりである。さらには生粋のゲームマニアであるので、田舎を巡ってひなびた旅館に置かれているレトレゲーム(の基盤)を収集する旅(同好会の強化合宿)を開催したりと大変変人である。でも材料工学を専攻していてなおかつ構造力学にめちゃくちゃ詳しくて、 DP ではものすごい頼りになるところが実ににくい。
増田の中では、久我という過去に囚われたエンジニアと未来を純粋に見つめる桐生たちとのラストバトルがすごく良くて、ラストバトルの理想の一つになっている。 DP を遊んでいるいちユーザだった桐生が、彩理と出会い少しずつ業界に関わるようになり、 DP のユーザから DP の開発者となっていく。その桐生と彩理の目の前に最後に立ちふさがるのが、 DP に尊敬する人を踏みにじられ業界からドロップアウトした久我。このラストバトルのすべてが、若者たちによる閉塞しようとする未来の打破と過去の解放、まさに BREAK AGE を見事に描いている。
言わずと知れた魔夜先生の作品となります。
面白いので読みましょう。
一言いうならば、SFのうんちくがそこここにあり、独特の味気があるところが面白い。
あらすじ
元気娘の一条あおこは温厚な生物教師の夜光先生が大好き。積極的に毎日しかける(お弁当を一緒に食べる)ものの、夜光先生はのらりくらりと柳の如し。しかしあるとき、いつも夜光先生が両手につけているオパールの指輪をこっそり自分の手にはめてしまったとき、突然人の心の声が、それどころか生き物全ての声が頭の中に流れ込んできた。 実は夜光先生は地球の化身で、先生がつけていたのは生物の声が聞こえるオパールの指輪だったのだ! オパールの指輪を起点として、あおこの環境と夜光先生(地球)が交差していく。しかしその交差の先に待っていたのは……。
こういうのでいいんだよこういうので(その2)。
オパールの指輪をはめて、杉の木の話を聞いたり、カラスの恋愛相談に乗ったり、犬に占いをしてもらったりとのほほんとしてお話も多いのだけど、後半になるにつれて、(略)つまり地球がヤバイとなる。しかし漫画の主題が突き詰めるところあおこと夜光先生の関係性だからノープロブレムである。最後がとっても綺麗にセンチメンタルに終わるので読後感が大変気持ち良い。
友人の手入れが難しい花の世話を、先生に押し付けた時のあおこの名言を紹介しよう「平気 平気 先カンブリア紀から生き物育ててる人さ!!」
あらすじ
聖剣により魔風から守られている世界、その世界の君主国アーサトゥアルの王女エルナは、王族の身でありながら全く魔力を持たないという稀有ではあるが異端の存在であった。 しかし世界の支配を進めようとするアーサトゥアルは、魔力を持たないがゆえに世界を支えている聖剣を引き抜ける唯一の駒としてエルナを利用しようとしていた。 支配を広げようとする自国に対して違和感を持つエルナだったが、一人の力では対抗することができなかった。しかしエルナを暗殺するために彼女の前に敵国の王子シャールヴィが現れたことで、世界を変えるために、自分の力でできること、成すべきことを成すために立ち上がる。
魔力がストック性だったり古代文明の遺産がSF的で独特の味があるファンタジー漫画。
続編であるIIと合わせてどうぞ。
あらすじ
個性豊かな関北高校新聞部は、霊能事件だったり恋の謎解きだったり、今日もあのネタこのネタと東西奔走。毎回締め切りに追われながらも、けっこう低俗なセキホクジャーナルを毎月発刊しています。
こういうのでいいんだよこういうので(その3)。
なんていうか安定感が半端ではない。そうそうこうなるよねと、筋書きも語りも全部頭に入っている落語を聞くような感じがするのは増田だけではないだろう。
なお、作品事情によりヒロインの相手役は眉毛が太い。しかしいい男である。
クロスボーンガンダムで知ってた長谷川裕一作品。なんだかわかんないけど学校が丸ごと魔界へ飛んでしまったという漂流教室的な流れから始まり、わけがわからない内にいきなり敵がガンガン攻め込んでくるというハードな展開。
なんだけど、なんだかんだ7回だけ起動することができる超強力なロボット ダイソードに乗り込む熱血主人公や「サイバトロンかと思ったらモビルアーマーだわ」(自律型兵器かと思ったら搭乗型だったのねという意味)という名言を言い放ったオタク生徒会長(美人)のもと適度にシリアスに適度にコミカルにそしてちょっとエッチに進む。
長谷川作品はご都合展開などで設定を裏切ることはないし、当たり前を当たり前に描いているのでそういったこだわりが好きな人にはおすすめできる。
例えば超強力ロボット ダイソードは7回しか起動できないという制約から、一回起動したらパイロットが気絶したり寝落ちするまで気合い運用するとか、だけど無防備な会長と二人っきりになったせいでずっと悶々と完徹を続けていら、あっさりと「なぜならばナチュラルハイだからだー!」って叫んで貴重な起動回数を使ったりする主人公だったりして実によい。
ちょっとエッチで熱血な異世界漂流学園ロボット漫画である。面白い。
立派な剣士を目指す少年カイル君が、魔法がダメダメけっこうワガママお気楽白エルフのレニフィルと、頼りになる酒乱の姉御こと黒エルフのシルカに振り回されるギャグ漫画。素朴な絵とハイブロウなエルフギャグの落差が良い。
作中では、トールキンを含めたエルフの起源とか、エルフとドワーフとの確執とかを描いていて、意外とファンタジー世界の基礎がしっかりしているところもグッドポイント。
この増田は基本的にギャグマンガの激しい言動とか苦手でげんなりしちゃうんだけど、この作品はボケやツッコミがおとなしい(相対的に迫力がないとも言えるのかも)ので楽しく読めた。それにしてはひどく下品なネタもあったりするんだけどね(ケンタウロスがひっくり返ったときに腹側を見て「わー馬並み」とか)。
漫画図書館Zでだいたい通用する面白さの尺度として、巻数が長いほど面白いというのがある。
つまり18巻あるこの漫画は安定して面白い。あと長いのは奇面組(3年とハイスクール)かね。
内容は車に関する事件物。交通事故鑑定人の環倫一郎が、アメリカ全土を舞台に助手のクリスティーナを引き連れ(しばしば引っ張られながら)交通事故が起きた原因を解明していく。この説明だけだと地味な漫画かと思うかもしれないけど、いつも丁寧語で迫力がない環は実は、交通事故工学の博士号持つアカデミックポストだし、また過去に草レースでカミカゼと恐れられていたほどのドライビングテクニックを持つ元レーサーだし、かなりアメリカンにアクティブである。
ます間違いなく面白い。
透明感のあるSF連作。UFO を信じている少年や、時のエアスポットに落ちてしまった冴えない中年のサラリーマンなど、日常生活のふとした変わり目に立った人たちがメモリ星人を名乗る少女みーむと出会う、ちょっとふしぎな漫画。
みーむは会話の端々で古今東西の古典から引用する; 「恋愛の本質は自由である。」シェリー、「人生は芝居の如し」福澤諭吉、「みーん みんみんみんみんみん み〜〜〜〜ん」これは引用じゃないか……。
こんな、穏やかなんだけど、選べる選択肢には必ずよりよい道があって、だけどもどの選択肢を選んでも結局人生の無意味さに諦めを持てるような作風が増田の好みである。
なお作中にインセストタブーの場面があるので、苦手な人はご注意。
あと、再読した時に解説を梶尾真治(黄泉がえりで有名)が書いていることに気がついてびっくりした。
警視庁刑事部特殊捜査課交渉班(重要犯罪交渉人)という、重大事件での交渉がメインの警察漫画。
テロリストによるハイジャック事件やイジメられた少女の飛び降りの説得、銀行強盗犯への投降の呼びかけなど、犯人の心の葛藤と向き合い、死傷者ゼロすなわち犯人の無事すらも絶対条件とし、人生を諦めた彼らを現実(社会)へ呼び戻す場面が実に迫力がある。
作中のセリフより重要犯罪交渉人の説明を引こう
「交渉人が目指す解決というのは 常に死傷者ゼロですから」
主人公である英太郎のちょっととぼけた頼りなさそうな顔(本人談: 僕の場合はこのルックス自体が罠なんだ)をはじめとして、マイペースでゴーイングマイウェイの臨床心理士 酒堂さん、暗くて怖くて渋い元捜査一課の平光リーダーなどユニークなキャラクターが、ただでさえシリアス全振りになりそうな警察漫画にユーモアを添える。
あと、手書き輪郭線の柔らかい感じがたまらない。特徴的な図作りなんだけど意外と読みやすいと思う。また内容的にも、おそらくオウム事件を下敷きにしている新興宗教団体「メシアの号令」への強制捜査(最終章カルト編)は熱量がものすごい。
パワーがある漫画である。