はてなキーワード: 転校生とは
親からみて
・大きい音が嫌いというかめっちゃ疲れる。耳栓を用意してあげても感触がいやで使わない。30m内に2つのステージからマイクで別のことをしゃべってる会場で気分が悪くなって倒れた。(ライブに行きたいというときこの体験を出し、かつ新聞記事のライブ難聴をおしえて参加を止めるか耳栓をもたせている)
・ある種の生地とか嫌い。逆にいやな生地でできてなければ体をしめつけすぎてても気が付かないことがある。靴をきつくなったから変えてとかのサイズ変更を言い出さない。
・味覚もわりと敏感。偏食。レストランのお冷の水で急に臭いといって怒りだし、もう出たいということがある。水道水をそのままつかっているのか、洗剤のすすぎが不十分なのか。家のは浄水器はもちろん、水道水にも文句をいったことがない。
・自分を含むグループへの批判的な比喩を文言通り受け止めて非常に嫌がる。「××する人ってまるで〇〇だよね」「〇〇なわけないじゃん!もう帰る!」一般的な認識であっても、また××はあきらかにおまえのことじゃない、といっても刺さったまま抜けない。
・風呂に5日くらい入らないので臭いというとやはり刺さる。泣きながらそれが登校前であれ風呂に入る。こっちとしては臭いものを臭くないというのはお世辞レベルで面倒なんだけど言わざるを得ない。
・疲れるとか寒くなるはずとかの予測がつかない。これは急に体力が落ちることとも関係するけど。「そんなに連日遊びにいったら疲れてまた16時間眠ることになる」など予告をしつこくしてやったらようやく自分の疲れ、寒さをすこしずつ受け入れられるようになった。
・スマホ親和性、電子ゲーム親和性が非常に高い。ルール通りだからだと思う。そのわりに、ボードゲームでの接待ゲームはわりと有効。
・人間の口頭による比喩・誤りや急な予定変更に弱い。スマホ指示の電車を乗り逃してパニック。むしろ人間よりスマホが好き(間違えないから)
・アスペとアスペは直接会話させたらあかん。どこかでそりがあわなくなったらどうしようもない。親友との絶交状を代筆させられた。どうしても潤滑油として「ふつうの、鷹揚な子」が必要だけどふつうの子にはあまり好かれないから集まりがち。カサンドラ母も実は疲れてるんだけどな・・。
・身体症状に精神薬は続けて飲めばそれなりに効いてる。というか、不眠がまずあったのかもしれない。添い寝をはじめたら夜中にビクンビクンしたり寝ながら泣いているときはすこしゆり起こすなどすることで安定して睡眠がとれるようになったらしい。
スマホの広がりでこういう子増えるんじゃないかな。というか、スマホがないうちはうちの子もこんなじゃなかったんだけど、高校のライン連絡がネックで買い与えたら急に宇宙人みたいになって1年たった。多少疲れてます。
いままできいたのはスマホを持ち込ませない添い寝と、薬と、あと受験戦争の戦士扱いから除外させてと先生にかけあうこと。
小学3〜4年の頃、いじめをしたことがある。俺がいじめていた「彼」は当時つるんでた仲のいい5〜6人の友人グループの一人だった。
友人グループとは言っても、一人のリーダー格とその取り巻きのような感じだったと記憶している。俺はそのグループ内ではNo.3くらいの立ち位置だった。
詳しい経緯やきっかけはもう覚えていないが、グループの中でもヒエラルキーが下の方だった彼には、普段の遊びの中で徐々に「リアクション芸」が要求され始めた。
特に彼に障害があるとか頭が悪いとかではなかった。何故彼がそうなったのかあまり覚えていないが、外で遊んでいる最中に転んだり、何かの拍子にボールが直撃したりした際に叫んだ言葉が面白かったとかそういう事だったと思う。当時見ていたテバラエティ番組の企画のように皆で公園で「ゲーム」をしたり、学校内で鬼ごっこや缶蹴りをする中で、彼には毎度のように何か知らの試練とリアクションが求められるようになった。
そのうち友人グループの間でどんどん遊びがエスカレートしていき、彼に対する仕打ちもどんどん過激になっていった。最もひどかったときはもはや単純な暴力だった。肩パンして痛がっているのを笑うような雰囲気になっていた。
そのなかで俺も、ヘラヘラしながら何度も彼に暴力をふるったことがある。所有物を隠した事もあった。多分もっと色々酷いことをしたと思う。確か良心が痛んだと思うが、その時は良心の痛みよりも仲間内で目立つことや皆が笑うことの方が大事だった。
今思っても本当にひどいことをしたと思うし、自分の中では凄く反省している。思い出すたび胸がズキズキする。
彼の母親が学校に殴り込みに来て、いじめは終わった(と思う)。
彼の母親はクラス全員の前で、息子が受けた仕打ちや家で落ちこんでいる彼の様子などを怒りを込めて話した。
俺は、少なくともグループ内で遊ぶときには彼は楽しんでいるものだと思いこんでいた。暴力を苦痛に思っていたことがショックだった。
俺はクラスの前で立たされ、怒鳴られて泣いて、涙ながらに彼に謝罪した。それまで人前で泣いた事が無かったのでそれもショックだった。
俺はそれ以降その友人グループとつるむのをやめた。怒られたのがきっかけでなんとなく空中分解したという言い方が正しいかもしれない。
彼の母親に怒られた日の帰り道に「これから人に優しくしよう」と決意したこと、帰宅してから事情を聞かされていた母親の前で大泣きしたことはよく覚えている。
今思えばこの経験がそれ以降の俺の人格形成に大きく影響した気がする。
中学に進学した俺はクラスメイトの中でも孤立している人や転校生と仲良くするようになった。いじめていた彼を同じ部活に誘った。そうすることが罪滅ぼしだと思っていた。
あれから20数年経っているが、俺がいじめていた彼は地元に帰ると必ず会う特に仲のいい友人の一人だ。
いじめていたことが良かったなんてこれっぽっちも思ってはいない。今でも思い出すと辛い気持ちになる。
他のトラバにある
というのはその通りかもしれない。
こういう「仕返し」でいじめをするパターンもあるのかもしれないけど、遊びの延長線上でいじめるパターンが多いのではないかと自分の経験から思う。
40歳になったのを記念に、「不惑」からはほど遠いが、自分語りする。
自分のことがよく分かっていなかった。
あとから聞かされたのだが、幼稚園にはじめて行った時、まったくしゃべらなくなったらしかった。
毎晩UFOがうちに来ていると思い込んでいた。
恥ずかしさというものが何なのか分からなくなり、なぜかパンツをずり下ろして登下校していた。
しょっちゅう小便をもらしていた。
身体の動かしかたが分からなかったため、ぎくしゃくとロボットのように身体を動かしていた。
特殊学級があるのを知り、そこに自分がいないのはなぜかといぶかしんだ。
いつも親は、泣いている自分に明日にはいいことがあると言い聞かせていた。
あくる日になったらなったで明日にはいいことがあると繰り返す親の言動に、混乱はさらに加速した。
自分のことを指さして笑う同級生や教師を見て、確信は深まるばかりだった。
人形遊びにはまり、何時間でも独り言をつぶやいているのを見た親から人形をとりあげられ、泣き叫んだことがあった。
転校生だった。
性格が明るくなった。
また性格が明るくなった。
やはり転校生だった。
もし親友に恵まれなかったら、自分の人生はまったく違っていたと断言できる。
自分を受け入れてくれるかもしれない可能性を思うことが、すなわち恋だった。
そのかわり勉強に恋した。
度を過ぎて打ちこめば、やっていることがなんであれ、それを勉強と言ってしまえると思った。
だとすれば勉強することが、あるがままの自分でいることにつながる道だと思いこんでいた。
寝ている時と食事している時、風呂に入っている時以外のすべての時間を勉強に費やした。
母はついに気が狂ったと思ったらしかった。
大学生になって間もなく、猛烈に女の人を好きになった。
自分が好きになったそのひとは、友人のひとりと出会ってすぐに付きあっていた。
今でも理由が分からないのだが、なぜか二人から付きあっていることを隠されていた。
そうとは知らずに告白しつづけ、ふられつづけた。
大学3年生の時、友人にふられたそのひとが自殺未遂を起こした。
血で染まった畳を清掃したあと、睡眠薬で眠りこんでいる女性の様子を見に隣室に入った。
枕元に置かれた手帳が目に入り、いけないと思いつつも手帳を開いた。
その年の夏休み、どうしようもなくなって東京〜九州間を自転車で縦走した。
当時大阪にいた親友のひとりに電話し、大阪で合流して3週間かけて九州の実家に帰った。1500キロの道のりだった。
もうひとりの親友は、大工として上京していたが、たてつづけに失踪した母親と兄を追いかけるように行方知れずになっていた。
なんとか大学卒業してそこそこの会社に入社、企画の仕事にたずさわった。
特許をいくつか取るほどにはがんばった。
が、結局丸3年勤めたところで退職した。
働くことの意味も分からないのに5年、10年先が見通せる会社員生活がうとましくなった。
会社を退職後、大学院に入りなおして修士課程・博士過程と6年間を大学院生として過ごした。
結局また勉強に頼った。
家財を売り払ったお金を学費にあてていたが、実家が困窮してこちらから仕送りする必要が生じ、苦学せざるを得なくなった。
この間に、嫁さんになる人があらわれた。
自分の人生でこのようなことが起こりえたことを思うと今でも驚かされる。
博士号を取得する前後からいくつかの大学で非常勤講師を勤めた。
結婚した翌年に母が死んだ。
誰になんと言われようが面接を受けようと思った。
自分が大学教員にふさわしいかどうか考えると、向いていないと思えることのほうが多い。
社会で生きていれば、というか社会に出る以前の生徒児童の時代から、他の地方出身で「文化圏」が違う人と交流する機会なんていくらでもある。
勿論小学生や中学生だとあくまでも転校生という物珍しい存在がちょっとあるだけなわけだけど、ネットだといろんな地域の人が、いろんな文化のバックグラウンドを元に
発言していたりするわけだ。中には地方どころか国が違う人だっている。
だのに、ちょっと自分と違う文化を見たら、自分の地域での常識だけを適用して脊髄反射的にトンデモだのなんだの暴言吐きまくるってのは何なんだろうか。
相手が方言を使っていて理解できなかったからといって、即こいつは日本語が不自由で云々とか語りだす人がはっきりいって嫌いだ。
地域特有の食べ物とかもあるが、ネットで自分では思いもよらないものを食べていた人を見つけたからって「普通はそんなもの食べない。おまえは味覚がおかしい」とか文句言ってくるタイプの人も嫌いである。
所詮「普通」なんて学校の授業で知識として教わった事柄とは違って、生きている中でなんとなく掴み取ったものだと思うが、それはかなり自分の生きてきた地域だの環境だのに左右される。違う地域の文化を、自分にとっては普通じゃないからと言って文句つけないと気がすまないってのは、多文化社会を生きる上で非常に不適切なのではないか。
調べてみると、どうやら、「男が、アナルや乳首などで女のように逝き狂う」ことをこう呼んでいるらしい。
は?
女の体なめてんの? そんなチャチなものじゃねーぞ、女の感じる快感は。
「まーたサブカル女が馬鹿なこと言ってるよ」とかお思いの増田も多いでしょう。
いや、俺、男ですよ。
でも、男のいわゆる「メスイキ」も、本物の、女のメスイキも両方経験してる。
だから、男の「メスイキ」では、どうしても最後の最後で脳のリミッターが外せないことも、女のメスイキがマジでヤバいことも、みーんな知ってる。
俺ね。昼間に嫁さんとディープキスしておいて、寝ると、入れ替わってるの。朝起きると。
嫁と、意識だけ入れ替わって、体が逆になってるの。俺の体が、女の体になってるの。
この説明でピンと来ない方は、大林宣彦監督の『転校生』を観るか、山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』を読めば、一発でイメージをつかめると思います。
最近だと嫁も男の体にハマってるっぽくてね。毎週のように入れ替わってる。
そんでもって、日曜日朝起きるじゃん? おっぱいがついてるんだよ。体に。そして股間の相棒がいなくなってて、筋肉が減って体重も軽くなってるから、男の体の嫁にのしかかられると身動き取れなくなっちゃうし、簡単にお姫様抱っこされて運ばれちゃったりする。
そして、これは俺の嫁の体の感度がいいだけかもしれないけど、抱きしめられて、耳元で「たきくん……かわいい……」って、自分の声で囁かれるだけでもう幸せなんだよね。
キスするだけでも気持ちいいし、後ろから囁かれながら乳首こりこりされちゃったら、全身をいじってほしくなって、ショーツはびしょびしょ。
嫁も自分の体をいじるわけだから、弱点も、感じるポイントも全部わかって責めてきて、こっちはすぐに「すき」と「だいすき」と「きもちいい」しか言えなくなっちゃう。
最後には「みつはああああ」って叫びながら、きもちよさで頭が真っ白になって、全身がガクガクして、何もわからない状態で、子宮に精液をたっぷり注ぎ込まれる感触すら愛おしくて、幸せで幸せで涙が出てきちゃうくらいまで、トロトロにされちゃうの。
ね?やばいでしょ?
終わった後はベッドから立ち上がるどころか、寝返り打つことすらダルいくらい全身が快感に犯されてるし、たいていの場合、スイッチが切れちゃって一旦寝ちゃう。
まあ、すぐに嫁にいたずらされて、気持ちよさで起こされちゃうんだけど。
そもそもね、人類の歴史というか文化的背景からして、男が真のオーガズムに達せるわけないの。
男は女に比べて運動能力に優れているんだから、外敵が来た時に女子どもを守って戦わなきゃならない。戦う義務がある。
そんな男が、非常時にヨガり狂って足腰立たない状態だったら、やばいでしょ。
だから、男の脳には、賢者モードがあるし、いくら「ドライ」で絶頂したとしても、快感のリミッターを完全には外せない構造になってるの。
つまりね。
真のメスイキを味わいたかったら、女の体に意識を移して、女の脳で、味わうしかない。これが結論で、真実。
悔しかったら、これ読んでるそこの君も、嫁さんと入れ替わってみればいいよ。
遅れて鑑賞。若い子も多かったがカップル以外の客も増えていて、結構年齢層も公開初週よりは上がって来たのではないだろうか。以下、長い。
年間とかではなく今までの興行収入ランキングみたいなものを見たら分かると思う。
何故売れたのか?と疑問に思うものまでさまざまだ。
少なくとも「スカスカ」映画ではなかったし「何故売れたのか」という点でも完璧ではないが、ある程度説明つくのではないか。
ステマだけではなく本当に評判が良い映画が自分に響かないと、ただ普通につまらない映画を見たとき以上にガックリくる。
この映画を見る今日まで、映画通やら映画通という名のアニメファンやら映画通という名のやり○ん騒動男やらの、いろんな批判を見た。
映画が好きな自分からすると、「そうか。食いつける映画なんだな」ということで、自分にとっては逆宣伝になった。
(まぁ信頼する映画通たちは結構試写時点で絶賛してたんだけど)
映画が好きだと書いたが、アニメ映画に関してはもっぱら円盤待ちの人間なので、その自分を映画館に行かせたという効果は絶大だ。
まず自称新海ファン評の「新海らしくない映画」だが、しっくりこない。
むしろ新海監督のファンサービスがちりばめられていて、過去作好きこそ振り回される映画ではないだろうか。
キャラ、ストーリー構成から唐突感だったり、詩的な部分だったり、感覚的な部分。とても「新海らしい映画」だと感じた。
むしろ新海らしくないというのなら、何らしいのか。
思いつかないので、やっぱり新海らしい映画だった。
隣りで見てた50オーバーが号泣し、終わった後感想を熱弁していた。50オーバーを若い世代という世界には住んでいない。
しかし確かに今まで見てきたアニメ映画とは、一味もふた味も違うのかもしれない。
ニュージェネレーションに対するギャップが、ある人にとっては大きかったのかもしれない。
例えば主役が高校生だから高校生しか感動しない。というのは馬鹿な話である。
じいさんが主役でも、子供が主役でも、感動するものは感動するだろう。無理なら想像力が欠如している、と言っているようなもんである。
RADWIMPSは嗜む程度だが、あまりRADWIMPSらしくもなかったので、激烈RADファンからすると絶賛はしにくいんじゃないか。
自分のような嗜む程度のやつに、ちょうどよかった。
歌もしっかりはまっていたし、劇判にも仄かにRADらしさがあった。しかしやっぱりそんなにRADらしさは無かったかもね。
つまりファン以外も満足しているということだ。(ファンもある種の初期RAD感が出ていて嬉しいのかもしれないが)
ここはとても「邦画」感が溢れていた。秒速~以外に、自称映画通なら何作品か思い浮かべたいところだ。
昨今の邦画は設定を詰め込み、それを全て説明しようとしてくる。故に物語に勢いが無くなったりする。
しかしそこまで説明されずとも作りこまれている映画に傑作が多い。本家アカデミー賞受賞作などを見ると、設定をしっかりした上でとにかく勢いが凄くて、設定なんてどうでもよくなる。
その部分がエンタメ邦画には足りないなぁと常々思っている。(無いとは言わないし、説明カットし過ぎてダメなのも邦画あるある)
結局作りこみすぎると、ヲタクは解説したくなってしまうのだ。(ヲタク=脚本家・監督)
君の名は。はその絶妙なバランスにたどり着いた。日本人が受け入れられる塩梅での。勢いと説明の狭間だ。
例えば、見てない人には分からないだろうネタバレだが、三つ葉が父を説得するシーンが今作には無い。しかし説得した、と分かる。
でも後々…もしかしたら見終わった後で、もしかしたら2回見た後で「あ、そういえば説得してたな」と気付く仕組みになっている。
見ても無い自分が「フィクションだからさぁ…」と突っ込みたくなるような批判だったが、見た今なら「あれはこういう意味があったんじゃないかな?」と推測できる部分がしっかりある。むしろちりばめられている。突っ込んだ人はもっとストーリーをみるべきだった。
きっとリピーターは血眼で探しているだろうし、他のそういう手品のトリックみたいな演出も、多分2回見たいと思わせる構成だ。
男女入れ変わりと聞いたら、転校生を始めいろんな作品が頭をよぎるだろう。使い古された設定に見えるかもしれない。ボーイミーツガールは王道だし。
その設定を使ったこういう構成の脚本を、薄っぺらいと言うのか。本当にそう思ったのなら絶望的な感覚である。とまで言っちゃう。
「薄っぺらい」ではなく「説明なさすぎ」の言い間違いじゃないのかなあ。
これくらいで良いと思うけどね。商業映画は。(もう一度見て理解したいと思わせる技は必須)
おっぱい揉んだりパンツが見えたりしただけでヲタク向けになるのか。
パンチラは角度的にどうしても見えてるだけであって、逆に見えないのはあの画の中では大きすぎる嘘になってしまう。
パンツが見えないのはギャグだ。リアリティがない。むしろ日常萌えアニメはミニスカで絶対見えるパンツを描かないことで、フィクション感をだしている。
ていうかパンツ一瞬しか見えない。コンマ何秒とかしか見えない。騙された。
この理屈と同じで、実際あの状況なら胸は揉むだろ。
そんなわけであがっている批判を見ても、「え?なんでそんな批判があがるの?」というものばかり。
(例えば漫画原作のように<漫画という神>と違うからという批判は、心情的に良く分かる。調理した方と見た方の問題は根深い。)
是非まだ見てない人に、見てから判断してほしいと頼みたい。別に批判をする人がわるいわけではない。的外れな批判が溢れているだけだ。
どうも売れすぎて、色んな雑音が耳に飛び込んでくる状況になっている。
これを読んでる人は、君の名は。のことが気になっているはずだ。素直に、自分がどう感じどう思うか?と映画で考える良いチャンスなのだ。
そういう空気が付きまとう世界情勢で、映画界、とくに邦画界にもある時点から閉塞感があった。
いつだって現実が向かってきたし、夢物語は無い。そう示してくる話が多く、心の片隅が窮屈な想いをしていた。
若者たちは経済が少し上向いても無駄遣いをしない世代になった。夢を見るやつは、馬鹿だと思っていた。
でも「君の名は。」は希望のある夢を見せた。ここまでの大きな夢は、もしかしたらあの時の自粛ムードと共にタブーになっていたたのではないかと思う。
フィクションだから、アニメだから、一つの大きな嘘を内包することができた。
なにかの穴を埋めてくれたのかもしれない。
・「しんかい」監督なのか「にいみ」監督なのかでいつも迷っちゃうんだよねと思いながらググッたら正しいのは「しんかい」さんなのに本名は「にいつ」さんだった。えええ…。
・雲の向こう以下略がめちゃくちゃ好きだけど秒速には虫唾が走る自分のストライクゾーン判定が分からない。(正確には一度めは超ハマったのに二度目で嫌悪ばかり沸いた。理由は控えるけど。)
・そんなストライクゾーンの曖昧な内なる審判員が、新作に対してこれはアウトじゃないか行くのやめとけって言ってきてるけどどうだろうか。審議中。
・代わりに「転校生」のDVDでもみて新版旧版比較とかしてた方が普通に楽しいんじゃないかという気もしている。
・がんばったで賞的な扱いで上がってきた人ってイメージが自分の中からなくなっていることに気づく。めでたい。でも初作品をBSで放送してたのチラ見したときに両親には「なにこれ」とドン引き気味の一言で切り捨てられてしまって一般人こええなって思ったのが印象先行している。今回オタ層じゃないっぽい感想が上がってるのそれ思い出してこわい。
・前の作品のとき賞取ってたのにみんなここまでのテンションじゃなかったじゃないスか…なんで今回なの。地上波CMの力なの。いざ売れると世間に裏切られた気持ちになるオタク。
・雲の向こうほんとすき。なんでかすき。セカイ系だし何言いたいんだお前いみわからんって思うけどすごい好き。幼心の消失って感じで。これはなにと明言されていない分、自分の中にある切れ端を俯瞰と体感で重ねてしまって、どうしてか好き。
○朝食:なし
○夕食:野菜ジュース、ゴボウサラダ、納豆ご飯、減塩野菜たっぷりみそ汁(フリーズドライ)
○調子
最初にお知らせですが、土曜日にゲーム実況をすると言いましたが、どうもマイクの調子が悪いみたいで、1人で試しても上手く音が拾えなかったので、申し訳ないですが中止させてもらいます、すいません。
というわけで、夏休みむきゅー企画の残された最後の一つ「東京03の単独ライブのDVDを一気見計画」を開始します。
せっかくの一気見企画なので、それぞれのコントを5段階で評価していきます。
当たり前ですが、僕個人の笑えた感でしかないので、あまり深く捉えないでください。
量が量なので、簡単なあらすじと一行の感想の、合計二行でどんどん書いて行きます。
・一服:1点
ハリウッド俳優も日本の俳優も誰1人顔と名前が一致していないので、笑いどころが全くわからなかった。
・気負い:4点
僕が東京03を好きになったキッカケのコントなので思い入れ深い、特に後半の豊本の豹変ぶり(見ろツルツルだ! が最高すぎる)が何度みても面白い。
・ウラ好き:3点
東京03らしいグダグダしながら二転三転するお話、このそこまで極端じゃないキャラクタがグダグダグダグダ言い合うだけの味がたまらなく好きだが、変転する理由が「肩に鳥のフンついてる」ってのはちょっと飛び道具なので少しマイナス。
・バンドマン:3点
バンドの方向性を相談するが豊本が本性を表すと他の2人はその正論に負けていく。
豊本が最高に面白いコント、大オチの政治を語るところのそれっぽさは何時見ても笑えるなあ。
不動産屋の店員がいかにも仕事ができるように見えるが、実はただ格好付けているだけな駄目な奴だった。
このヘタレっぽさが角田の魅力だなあ、変転を知ってから見ると、もう登場シーンから笑えてくるのが凄い、変転まで長いのも東京03っぽくて○。
新幹線を駅で待っていると有名人を見つけるが飯塚はその有名人を知らなかったため……
飯塚のキレっぷりがたまらないなあ、この理性的に怒る感じが本当に面白い。
・妹:2点
角田が妹の誕生日のために飯塚にケーキ屋を探してもらうが、そのウラでは豊本のとんでもない行動が……
ラーメンの企画を考える三人だが飯塚の上司である角田の態度に豊本は納得が行かない様子で。
このドライブ感? っていうのかな、加速していく感じがたまらなく好きです。
・メシの誘い:4点
メシを誘う誘わないで揉めだす三人だが豊本が手のひらを返す。
この豊本の変人っぷりが何度見ても笑えるなあ、ゲッラゲラ笑えた。
・陰口:5点
飯塚の悪口を言う2人だが、実はその悪口を飯塚は聞いていて、さらにその聞いていることに角田が気付くが……
やっばい、最高に笑える、悪口を言っている対象の飯塚が見ていることに気付いた角田が、さらに開き直るところがもう笑えて笑えてしょうがない。
・大丈夫です:1点
角田の引っ越しの手伝いをする飯塚がお礼に角田から服を貰うがその服のセンスが……
正直なにが面白いのかよくわからなかった、いや服のセンスが悪いってことはわかるんだけど、それがイマイチ理解できなかった。
・みみっちい:2点
豊本が金を返して欲しいが、実はその額は……
このみみっちい話をただただ会話だけで膨らませるのは、まさに東京03って感じで良いが、ちょっと膨らみ方が弱いかなあ。
・ビニール傘:2点
口でグダグダ言うのが魅力なんだけど、このコントは体を使ったドタバタが多くて少し合わなかった。
・秋祭り:1点
恒例のオークラさん脚本のコント、毎回すごい凝った複雑な設定なんだけど、これはまだとっちらかっててイマイチ笑いどころがわからなかった。
・チーム:2点
新しいプロジェクトのキックオフ飲み会の始まりで飯塚がコップを倒していまい……
真面目な会話から一転、っていうのがお決まりのパターンだけど、あまりもお決まりすぎて、さすがにこれだけじゃ大爆笑とはいかないなあ。
豊本のざっくばらんの営業スタイルと角田の媚を売るタイプの営業スタイルを見た飯塚が……
この「手のひら返し感覚」がたまらなく面白いなあ、ただもう少しひっくり返す感が欲しかったかなあ。
・卒業生:4点
これも「手のひら返し感覚」が味わえるコント、豊本の飄々とした感じが特にぞっとしていいねえ、大好き。
・角田の紹介:4点
豊本女装物の傑作、これに限らず女装豊本の駄目な女感(良い意味で!)は本当に面白いなあ。
・火曜日の朝:5点
福引きが当たったことを自慢したい角田だが、後から来た豊本が実は……
まず豊本がテレビで色んな物を貰うくだりの変転で角田がしょぼくなるだけで大笑いなのに、大オチとして実はそれが豊本の勘違いだったという展開が用意されていて、とんでもなく笑える、見返すと何自分は勘違いだってわかってるのに豊本は真剣に話してるんだよ、ってのがわかって二度美味しい。
・儀式:5点
もう飯塚の「人殺したんだって?」で笑いが止まらなくなる、もうこの飯塚のさらっとした言い方が何度聞いても何度聞いても面白い、最高です。
・義兄弟:5点
義兄弟の角田と飯塚が話し合っていると、そこに謎の男である豊本が表れ……
オークラ脚本の「複雑な設定の妙」が抜群に決まってて、今までのこの流れも含めて最高すぎる、中々に複雑なお話なのだが、言葉のインパクトが強い事もあってぼーっと見ていても笑えるし、設定をちゃんと把握して見ても笑えると、もの凄い完成度だ。
・残業:2点
飯塚と豊本が残業で残っていると母親が倒れて帰ったはずの角田が……
・転ばない男:4点
会社からの出張費を2人でわけるがそこに関係ない豊本が割り込んできて……
この、グダグダした会話劇を、豊本の強烈なキャラでひっくり返すってのは何度見ても面白い、東京03らしすぎて安定感すら感じるね。
・ハムレット:1点
うーん、リアクション芸みたいなところが面白いのだろうけど、イマイチピンとこなかった。
・美談:5点
美女と結婚した豊本、そのウラでは角田の努力があったのだが……
もう大好き。ずーっと、グダグダ角田が愚痴ってるだけなんだけど、もうその言い方とかその発想とか、もう東京03コントの王様のようなコントだ、最高。
・パーティー:2点
飯塚のサプライズ誕生日パーティーを企画する角田と豊本だが……
パーティーのありふれたグッズをひねり回すのが面白い、けど、ちょっと豊本の変人っぷりが普通のように感じてししまって、微妙。
・放課後:1点
変人の角田二に上乗せして、さらに変人の豊本が出てくるが、そこに角田も乗っかるという、変人の三重奏みたいな感じで面白いが、その変人っぷりが見ていてちょっとトラウマを穿り出されてツラかった。
・タイの夜:5点
商談が成功して喜んでいる角田と飯塚だが、そこに豊本がやってきて……
伏線とかが色々ハマってて最高に面白い、このグダグダ会話をしているだけでドンドン話が広がって行くのが東京03の魅力だよなあ。
とは言っても、ログボもあったので90円だけ。
これで、僕が愛する悪ポケたちで持ってないのは、ヘイガニとシザリガーだけのはずだけど、そもそもバッチ化されてない悪ポケを含めると、
ジョウト 7匹:ブラッキー、ヤミカラス、ドンカラス、ニューラ、マニューラ、デルビル、ヘルガー
ホウエン 11匹:ポチエナ、グラエナ、ヤミラミ、メガヤミラミ、キバニア、サメハダー、メガサメハダー、ヘイガニ、シザリガー、アブソル、メガアブソル
カロス 2匹(+進化前1匹、FC前1匹、詳細不明が1匹):(ヤンチャム)、ゴロンダ、(フーパ(いましめ))、フーパ(ときはな)、(サトシゲッコウガ?)※悪タイプかどうか不明だが悪ポケの可能性高
今日公式発表されたばかりの、ニャース(アローラ)は当然としても、まだこんなに持ってない悪ポケたちがいるのか。
○スマブラfor3DS
スライドパッドがとれたが、接着剤でくっつけたらプレイは出来るので、当分はこれでしのぐつもり。
で、amiiboのゲッコウガをレベル50まで育てたが、これは楽しいな!
僕は友達がいない人なので誰かと遊ぶときに使うことはできないが、このamiiboゲッコウガの「かさい」(ニックネーム)は最早僕の友達なのだな、うん。
というわけで、テンションが上がってしまい、思わず近所のTSUTAYAでピカチュウとプリンのamiiboも買ってきてしまった。
ポケモンだけでも揃えたくなってきた、ルカリオとリザードンとミュウツーもいつか買おう。
それから、自分(射撃Mii)と、プリンと、ピカチュウと、ゲッコウガで大乱闘を楽しんだ。
○ポケとる
を捕獲。
同じくデイリーかつ、一日一度しか挑戦できない「ボルトロス」は今日も同じく捕獲チャンスまですらいけなかった。
※無印3話の客がいないパターン、デレマス3話の成功するパターンは外す。かといって単に失敗するパターンは後味悪いので不可。とすればこれしかないぜ。あと善子誕生日おめでと。
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曲ができたので、果南と花丸に名前だけ借りて5人として申請書を提出する千歌たち。
「そんなの横暴です!」
「そうだよダイヤ。生徒会長が規則を守らなくてどうするの」と休学明けの果南。
「ぐぬぬ…では一週間後にライブをなさい! そこで生徒の心を動かせれば認めなくもないですわ」
「その挑戦、受けて立ちます!」
「そんな高級なものうちの学校にはないよぅ。東京の学校はいいなあ」
「ないものねだりしないの。体育館のステージでいいんじゃない?」
「そうだねー」
そこへ花丸が様子を見に来る。ルビィもくっついてくる。
「名前貸した手前、裏方くらいなら手伝うずら」
「助かるよ~。あ、ちょっと通しでやってみるから見てくれる?」
初めて見るライブに感動して拍手する花丸。しかしその後ろでルビィがジト目で考えこんでいる。
(う~んいくら初心者とはいえ、このレベルじゃ今のスクールアイドル界では通用しないよぉ。それに体育館でやるって聞こえたけど、ステージの狭さをちゃんと考慮に入れてるのかな?)
「ルビィちゃん、何か気になる?」
「ピギィ! なな何でもないですぅ!」
一方ルビィも家でこっそり踊っていた。
(ここは私ならこうするかなぁ…)
「ルビィ? 何してますの?」
「ひっお姉ちゃん、何でもないよ」
そして花丸は善子にメール。
登校のきっかけが欲しかった善子は、そこまで誘われたら仕方ないわねーとか言いながら制服の準備をする。
ライブ当日。衣装に着替えてステージの幕から恐る恐る首を出すと、体育館は満員だった。
「え…こんなに…?」
「あ、あの、ここまで大勢集めなくても…」
「ハァ!? お客が多くて文句を言うとはどういう了見ですの!」
「い、いえ文句とかじゃなくて、もちろん嬉しいんですけどっ」
と過去への伏線を張るダイヤに、近くで聞いていた果南も複雑な顔。その向こうには謎の金髪が。
「わ、私もこの衣装恥ずかしくなってきたよ~。やっぱり迷彩服の方がよかった…」
「だだ大丈夫! 何とかなるよ!」
そしてとうとう始まったライブ。
しかし案の定、緊張により動きは鈍く、さらに舞台の狭さから互いに激突し、千歌が舞台下に転げ落ちてしまった。
(一瞬でも期待した私が愚かでしたわ…)
善子も呆れ顔である。
「あ、あはは…」
苦笑する花丸の隣で、ルビィがぶるぶると震えている。
(こんな…こんなんじゃ…。
キレたルビィが壇上に駆け上がりマイクを奪い取る。
「エヘッ、みんなビックリした? ここまではちょっとした演出です!
ピンチから逆転するのが真のエンターテインメント! ライブの本番はここからだよぉー!」
「ル、ルビィちゃん!?」
何の取り柄もないと思われていたルビィは、実はステージ上で豹変するタイプだったのだ。
「は、はいずら」
ルビィ+2年生のライブが開始。ルビィのスクールアイドル知識を生かした的確なリードにより、何とか最後までやり遂げたのだった。
「ピギャアアアアア!」
我に返り真っ赤になったルビィは一目散に逃げていった。
「はー、何とか助かったよ。後でルビィちゃんにお礼言わなきゃ」
と、3年生のモブがライブの感想を言いながら歩いてきたので、思わず隠れてしまう。
「あのルビィって子、ほんと可愛かったわね」
「水泳部の渡辺さんもさすがの運動神経よね。ナショナル級だもんね」
「あの曲、転校生の子が作ったんでしょう? さすが東京の人は違うわね」
仲間が誉められていることを嬉しがる千歌だが、千歌自身の名前は出てこない。
「あと一人誰かいなかったっけ?」
「そういえばそんな子もいたわね」
千歌の目から光が失われていく。
それを拾い上げたのは別の3年生だった。
「諦めちゃう?」
「え…?」
「スクーゥアイドォルをやりさえすれば輝けるなんて、そんな甘い話があるわけないわよねぇ。やっぱり普通は普通、μ'sにはなれないって諦めちゃう?」
千歌は涙目になりながらキッと睨み付ける。
「あ、諦めません! 今は無理でも、もっともっと頑張れば、私だって輝ける時が…」
「シャイニー! その気持ちはGoodよ。でも気持ちだけじゃ無理無理。タクティクス、戦術がないとね」
「せ、戦術?」
ぽかんとする千歌の頬に、冷たい缶が押しつけられる。
「ひゃあ!」
「私は3年の小原鞠莉」
「あなたの身柄、私のビジネスセンスに任せてみない? 悪いようにはしないわよぉ~?」
怪しく笑う鞠莉で次回に続く。
2016年4月は好きな漫画の連載が次々に終わり、悲嘆にくれた月だった。
最終巻の発売日の備忘録兼、作者の次回作のための宣伝として書いた。
転校生の女子に「7度の前世を体験させた後、殺す!」と宣言されてしまった男子の物語。
10巻以内で完結するおすすめの漫画で必ず名前の上がる、「惑星のさみだれ」の作者の新作。
特に意味がないと思っていた設定が後に伏線として回収されるなど、非常に完成度が高い。
個人的には、ディストピア的な第6章「ラファエル」と、その後の「えっ?」「えっ?」の回が最高すぎた。
新監督の方針「美しく敗れることは恥ではない」に戸惑う高校サッカー部の物語。
女の子が可愛い絵柄でヒロインが2人とも魅力的だったが、水泳パートが不人気だったのか、残念ながら打ち切り。
男視点の物語と女視点の物語を、別の出版社・別の雑誌で同時連載したことで話題になった。
すれ違いを描く典型的な恋愛物ではあるが、男側主人公が屁理屈をこねくり回す、ひねくれた性格であるところが良かった。
この「古都こと」とか、ゲッサンで連載されてた「マコトの王者」みたいに、2つの視点から描く物語が個人的ツボらしい。
2014年頭に「町でうわさの天狗の子」「となりの怪物くん」が完結し、
pixiv大百科に元ネタ記載があったので「ちょっとビッチなフェイトママ」という作品を読んでみた。
即落ち2コマの系譜で、特にクリムゾン的なお作法を意識してるのが明らかだけれど、無駄に設定が回りくどい。
・さんざんSOXしたあと拘束された状態でショタ側が実は54歳であることを暴露
・フェイト側は最初は抵抗し、なのはのことを思い出して耐えようとする。
・3ページ後にアウト。はやい(確信)
ごめんね、なのは……やっぱり私……チ○ポには勝てなかったよ……
このページでいきなり話が終わる。くっそワロタ。
展開がありきたりの上、ショタ狩りして浮気しまくってるのになのはが心の支えとか意味わからんし
性経験豊富の割にあっけなく堕ち、といかにもエロさえあればいいんだろな低クオリティの同人にありがちな作品。
作品単体ならどう間違っても評価するべきところがない凡百のゴミ。
にもかかわらず、この作品、このセリフだけで伝説になってるんだからほんますごい。
このマンガ書いた同人作家も、このネタを最初に投稿した2ちゃんねらもこれほど有名になるとは思ってなかっただろ。
こういうことがあるからやめられんですな。
参考までに言うと「エロ同人みたいに」の元ネタの同人誌「私立トレミー学園 炎のKAINYU転校生 セカンドシーズン(サークルOMEGA 2-D)」は単体で見てもクオリティが高く面白い。
田園が広がるとある田舎町で、百姓の高卒*中卒の間に生まれた。
物心がついたときから、増田はともだちとはちょっとちがう、と感じることが多かった。
クラスの男子が当時のプロ野球選手のことを話していたとき、彼らが抱いていた羨望のまなざし、増田が感じている感覚とは大きく異なっていたと思う。
増田が感じる"かわいい"と、彼女の感じる"かわいい"は限りなく同じものだった。
勉強もできて同じ感性を持っている増田は、彼女と友達にならないわけがなかった。
初めて感じた、あの心の中のざらざら感はもう二度と感じたくない。
失恋の痛みとともに、今まで後輩に感じていた気持ちの正体がわかった。
好きと伝えることすらできなかったあの失恋の経験は、10年以上経過した今でもたまに思い出す。
心の奥がとげのついた紐で強く強く締め付けられるような感覚だ。
親にも、友達にも、学校の先生にも、増田がゲイであることは誰にも言えなかった。
これは墓場まで持っていかないといけないものなんだと18歳の増田は思い込んでいた。
誰にも相談できなかった。
嘘をつくのに疲れていた、嘘なんてこれっぽっちもつきたくないのに。
ひとつ大きな嘘をついているのだから、それ以外の嘘は決してつかないと決めていた。
少しでも増田はこの世の中に存在してもいい人間なんだと思うために、いい大学に入ろうと決めた。
ほかのどの生徒よりも必死に勉強した、帰国子女の転校生にも英語は負けなかった。
当時は回線がISDNからADSLに切り替わりはじめた時期で、インターネットも普及し始めていた。
そしてはじめてゲイの人に会った。
同じ世代の人たち。
初めて会ったゲイの人たちは、みんな自信無さげに下を向いていた。
みんな増田とおんなじことを感じて生きてきたんだ、と思った。
同じく上京していた高校の部活で、とても仲のよかった女子に初めてカミングアウトした。
なんとなくそんな気がしてた、と言われた。
嘘をたくさんついていてごめん、と謝った。
それよりも大切なことを話してくれてありがとう、と言ってもらえた
そして、誰が好きだったの?と聞かれた。
高校時代に失恋した後輩の名前を出した、そのとき「バンっ」と背中を強くたたかれた。
びっくりして、彼女を見たら「辛かったでしょ、よく独りでがんばったね。」とやさしく声をかけてくれた。
増田は大きく頷き、あふれる涙をこらえることはできなかった。
初めてデートして、初めて付き合った。初めてキスをした。初めてセックスをした。
たくさんの初めてを経験した。
増田はこの人に出会うために生まれてきたんだと、本気で思っていた。
しかし、突然連絡が取れなくなった。
そのとき、その人のことをほとんど知らなかったと気づいてしまった。
勉強ができて、難関大学に入れたけど、増田は世間知らずの大馬鹿者だな、と心を開いてしまったことをひどく後悔した。
声を押し殺して枕をぬらした。
数年前にできた古傷が再び開いたようだった。
さらに今回は塩を塗りたくられたような激しい痛みだった。
悔しさと情けなさを紛らわすため、脇目も振らず勉強と仕事に明け暮れる日々が始まった。
あれから10年
大学を卒業し、上場企業に新卒で就職、複数回の転職を経て現在外資系企業のマネージャー職になった。
ゲイに理解のあるノンケの上司や友人たちにも恵まれ、週末にバーベキューを開いたり、一緒にトライアスロンの大会に出たりするようになった。
仕事も趣味も充実していていて、一般的には成功している部類に入るんだろう。
当時の失恋のことは今では増田の中で十八番のネタにまで昇華はできている。
恋愛でこけてしまうとこんな結果になるのか、と自身を以って体感している。
部屋にいると、ふと空虚に襲われる瞬間がある、増田は独りなんだ、と。
「これ買ってもいい?」と駄菓子を持ってとことこと母親が持つ買い物かごにもっていく小さかった増田。
祖父の運転する軽トラックに弟と二人、ひとつの助手席に乗って雨の日に小学校まで送ってもらった増田。
母も祖父も他界し、当時のスーパーも更地になり、トラックも廃車になった。
手にしたものは名前の前に役職名が書かれた英語の名刺、証券会社から定期的に送られてくる資産運用報告書。
ということではない。
いじめはたしかに悪い事だけど、存在するだけで、周りの調和を乱す人っている。
そういう人に、どのように対処したらいいのだろうか。
例えば、昔、転校生がやってきた。小学4年生くらいだったと思う。
見た目はごく普通の女の子だったが、たったひとつ、ちょっと変なことをする女の子だった。
そして、それを食べるのだ。
衝撃的だった。あまりにも悪びれないでそれをやるので、みんなどうしていいかわからなかった。
この場合、たしかに大人の対応としては「人前で鼻くそをほじってはいけません」と本人に注意することが必要になるんだと思う。
とりあえず、陰で「あの転校生鼻くそ食ってるwww」って話題になる。
調子のいい男子が本人に聞こえるような声量で「鼻くそ」とか言い出す。笑いが起きる。教室に張り詰めた緊張がほぐれる。
先生は帰りの会で「いじめはよくありません」「いじめは犯罪です」という。
しかし、その女子がものすごい勢いで鼻をほじっているときに教室に張り詰めたあの緊張感。
そして、その緊張した雰囲気を破ってくれた、調子のいい男子の「鼻くそ」の一言。
こういう場合どうしたらいいの。誰が悪いの。
あまり知らないといっても、
・走るチェックポイントは1塁~3塁
どちらかというとサッカーの方がドリブルでスルっといくのがかっこよくて好きだったので、
テレビで野球中継をやっていても、ボールが小さくて何がどーなってるのかさっぱりわからなくてつまらないと思っていた。
小5の春、転校した田舎の村では、地区ごとにある子供会という組織に小学生が強制的に参加させられることになっていた。
子供会では男子はソフトボール、女子はバレーボールの活動があり、当然のように強制参加だった。
チームの高学年の人数が少ないので、バットを持ったことすらないチビガリの俺も自動的にレギュラーにされる。
最初はキャッチボールの経験すらなかったので、グローブの付け方や使い方もわからなかったし、ボールを掴んで投げるという動作もものすごくぎこちなかった。
飛んでくるボールが怖くてキャッチできなかったので、キャッチボール練習は俺とペアになった子が俺に球拾いをさせるだけの作業になっていた。
さらに、コーチは野球好きな誰かのお父さんたちなんだけれど、その人たちは俺が野球の細かいルールをさっぱりわかってないことに気付いてなかった。
練習を見に来たお母さん方の中には、もしかして…と気づいていた方もいたらしいのだけれど、
コーチは「野球のルール知らん子供なんかおるわけあれへんがぃ!」「転校生やゆーても子供はみんなやっとるもんやろ」で流してしまっていたそうだ。
田舎の子たちはみんな小1から子供会ソフトボールに参加するので、高学年になってもルールを把握してない、という可能性を思いつかなかったのだろう。
結局一度も詳しいルールの説明をしてもらうことなく進んでしまい、あっという間にソフトボールの練習は俺にとって、
知らない怖いおじさんに怒鳴られながらルールのわからないスポーツを無理やりさせられる苦痛の時間になってしまった。
とりあえずヘタクソ枠ということになっていたっぽいライトが定位置になったが、
飛んでくるボールや勢いよく転がってくるボールがキャッチできないので、ライト=ホームランのボーナス状態になってしまう。
重点的にやらされたフライキャッチの練習ではグローブの使い方や落下点の予測が下手で見失ったり頭や顔でボールを受けたりしまくって、
どんどんボールが怖くなって落下点に近づくこともできなくなった。
打席に立ってみても、ストライクとボールの見極めなんかできるわけがなかったし、
怖くて飛び退って逃げるか、目をつぶってキャッチャーミットにボールが収まってからバットを振り始めるくらいのトロくささで、
たまーにバットにボールが当たったら、ボールの勢いに負けてその場で尻もちついてコケる有様だった。
キレたコーチに「やる気あんのか!?」と何度も怒鳴られるけど、残念ながらそんなものは最初からない。
なにがなんだかわからなくて、上達しようという意欲もこれっぽっちもわかず、痛い思いをしたくないから逃げるのだけが早くなった。
試合では、守備側が相手バッターを煽る掛け声をずっと上げ続けるように指導された。
「バッタービビッとる!ヘイヘイヘイ!」 言うのも言われるのも苦痛だった。
そのうち、練習の日になると腹痛を起こして下痢が止まらなくなることが多くなった。
小6の最後の村内大会の日、大会にはどうしても来いと言われたので仕方なしに行った。
いつものライトの守備位置につく。みんなは相変わらず相手打者を煽ってたけど、俺は口パクでごまかしていた。
試合経過は覚えていないけれど、うちのチームは他のチームに比べると比較的高学年が多かったので、俺というお荷物がいてもある程度点は取っていたらしい。
最終回、打球がライトに飛んだ。なんのことはないフライだが、そこにいるのは今日もいつも通りやらかしまくっていた俺だった。
俺は一応ボールを追いかけようとして上を見上げて、眩しくて即座に見失ってフリーズした。
全然見えないのでとりあえず太陽を遮ろうと掲げたグローブの中に、ボスッという慣れない感触があった。
たまたまボールが落ちてきてグローブに入ったのだ。保護者席で歓声が上がった。
完全に偶然だったけれど、そのとき俺は、初めて試合でフライのキャッチに成功した。
そして、照れながらボールを2バウンドでピッチャーに投げ戻した後は、二度とボールが飛んでくることもなく試合が終わって、チームは優勝していた。
不良が更生したらやたら褒められるのと同じ理屈なのか、チームメイトやコーチからはやたらと褒められて、初めてちょっとだけ楽しいと思えた。
今ではなんとなく甲子園とかを見て、「わーがんばってるなーすごいなー」と思うくらいはできるようになった。
もしあの時偶然ボールをキャッチしていなかったら、今頃もっと野球が嫌いになっていただろうなと思うと、俺は運がよかったのかなーと思う。
帰省して棚を整理してたら中学生の頃の通信簿とかテストの成績とかが出てきて、
閉鎖的な学校と相対評価制の内申点(通信簿)に苦しめられた中学思い出がよみがえったので書く。
当時は1学年30人ちょっとの田舎の公立中学校で、俺のような途中加入のよそ者以外は基本的に全員が保育所~中学までずっと一緒、
田舎では起こりがちなことだけど、後にサラっと東大・京大に行くような子から、ちょっと学習障害のある子まで全部いっしょくたな感じの教室だった。
俺の学年はたまたま勉強が得意な人と苦手な人ではっきりと二極化していて、人数分布が平均点を挟んで上と下にきれいに山が二つできているような状態だった。
学年全体の平均点は55点ぐらいだけど、30人のうち上位15人に絞ると平均点は88点!みたいなこともあった。
そんな状況だったけど、最初に書いた通り当時その地域は内申点の付け方が相対評価制だったので、
10段階評価で、1学年内で10が付くのは1人だけ、9も1人だけ、8が2人、5位以下は問答無用で7以下がつくというシビアさだった。
同じ学区のもう少し大きい中学校で同じテストの点なら、間違いなく9か10、みたいな生徒にも頻繁に7や8がつけられていた。
その結果クラス内には、テストの結果だけ見ると志望する高校どころかさらにワンランク上の高校でも余裕で合格圏内なのに、
内申点が志望校の基準とされる点にはだいぶ足りず、学校側は前例に則って内申点を基準にして進路を指導するので、志望校のランクを実力から大幅に落とさせられる人が続出していた。
(三者面談で教師がOKを出さないと受験が許可されない風習があった。)
ちょうど自分達の2学年下からは制度が変わって内申点が絶対評価制になっていたのもあって、余計に制度に対する恨みの声が強く渦巻いていた。
これに関しては何人もの同級生が、将来的な進路を割と歪められたんじゃないかと今でも思っている。
そして、これもまたありがちなことに、教科担当教師の覚えがめでたいかどうかで内申点が上下する傾向もかなりあった。
前述の通りテストの点数が拮抗していたので、「授業態度」「積極性」みたいな部分に対する先生のさじ加減で簡単に順位が入れ替わる感じだ。
ひどい教師は「この子は親が教師だから」みたいな理由で日常的に謎の加点をしているフシすらあった。
俺はというと、1年生の時点で
「入学してきた中に一人だけ知らない顔がいる、見慣れない転校生め、チビのくせに生意気だ」と複数の上級生に一方的に目を付けられてしつこく絡まれていた。
けれどその内容が
・掲示されている俺の写真を傷つける
・持ち物をちょっとだけ移動させて隠す
といった程度の幼稚かつしょうもない嫌がらせばかりで、大して実害がなかったので全て無視して放っておいたにも関わらず、
俺が黙っていても目撃した同級生がまた素朴で素直で心根の優しい子たちばかりで、
何かあるとすぐに先生に報告していたので、しょっちゅう事情聴取の為に職員室に呼び出されていた。
そういうことが続いていたので他に問題らしい問題がない平和な学校内では目立っていて、入学早々に職員室内で問題児認定されていたらしく、
「校内唯一のいじめのターゲットになるからには被害者にも相応の原因があるのではないか?」(転校生で物珍しかっただけだと思う)
「部活動でも上級生との間にトラブルを起こしている」(絡んでくる上級生のうち数人が部活の先輩だった)
「校内トラブルについて指導すると、反論したり納得のいっていない様子であることが多い」(俺の趣味がレゴブロックであることを教師にとやかく言われる筋合いなんかねーよ)
「いじめられても泣きも怯えもしない、校内で自分だけがいじめられているのに萎縮・反省している様子がまったく見られない」
「増田くんと話していると、感情の欠落した異常なモンスターと話しているような気持ちになる、なにか精神的に異常があるのでは?」
「上級生とトラブルを起こす頻度が他と比べて突出して高い、すなわち問題行動の多い生徒であり、他の子に悪い影響があるのではないかと危惧している」
と、クソ担任からハッキリと上記のようなことを最初の面談で言われて、ブチ切れた母親が反論したことで、
「学校や教師に反論したり反抗的な態度を取る、問題のある家庭」
として親子ともども学校側から致命的なまでに嫌われてしまった俺の内申点は、上級生がいなくなっていじめがなくなった3年生になってもそりゃもう見るも無残な様子だった。
特にひどかったのが、生徒指導担当で部活の顧問もしていた教師が担当していた理科で、
日ごろから妙にキツく当たられたり、「授業」で忘れ物をするとなぜか「部活」を辞めるかどうするか選べ!とか怒鳴られたりして、
別にやりたくもないのに人数が少ないので強制的に何かの運動部に入らされていただけだったので、
「え、辞めていいなら辞めたいんですけど、いいんですか?」って返事したらどつき倒されたりするっていう調子で目を付けられていた。
当然テストが割と良くても7以上の成績はまったくつく気配がなくて、3年2学期、内申点として提出する最後の学期に、
定期テストは中間で96点(2位)、期末で98点(1位)を取って、今回はさすがに9か10が付くと思っていたら、通信簿を見ると「6」がついていた。
ちなみに、中間90点(4位)、期末89点(7位)だった親友のD君は、その時「8」がついていた。
さすがにこのときはあまりにも納得がいかない、と教師に確認しに行ったが、
「ほら見ろコレ、増田は宿題2回も忘れてる!Dは1回だけ!そういうことや!以上!」と追い出されたので、
宿題1回分+授業態度でこの逆転現象が起こったのだと判明した。どう考えても普通じゃない……と思う。
その後、他の子とも成績を見せ合っていたら、テストの点に対して不自然にその教科でいい成績をもらっている子がいて、
要するに、低めの内申点でいける高校を受験する生徒の内申は適当に理由を付けてガクッと下げておいて、
少し背伸びして受験すると三者面談で(親が)ゴネた(親が教師の子は、進路相談時に多少無理がきいたそうだ)生徒の内申を、
その学校の必要ラインとされるあたりまで上げるための順位操作的な工作が行われたのだろう、ということが容易に想像がついた。
あまりにも露骨に手心を加えているとしか思えない成績に嫌気がさして、見返してやりたくなったので、
もう内申点としての意味はない最後の三学期、過去に例がないほど熱心に勉強して、提出物を全て出した上でテストで98点(1位)と100点(1位)のスコアを出して、
「今回は宿題全部出してますよね?」と事前に念押ししてみたら、最後の最後に理科で初めて「10」が通信簿に並んだ。
という思い出深い「10」のハンコを見て色々と思いだしたので書いてみた次第。
こういうの、今は知らないけど一昔前は結構よくあったことなんじゃないかなあ。
ちなみに「お宅の子は精神異常者じゃないんですか?」とか親に言いたれやがったクソ担任は今もどこかで教師をしているらしいし、
理科の教師に至っては生徒指導の実績が評価されて出世し、母校が廃校になって統合された後の中学校の教頭をやっているらしい。
噂に聞く限りでは、現場にいない分直接的な害は当時より少ないみたいだけど、
相変わらずいろんな不幸をまき散らしているらしく、ほんの少し都会寄りで「先生の言うことは絶対」なんて思ってない地域の父兄や生徒からの評判はすこぶる悪いようだ。
2014年面白かったマンガだとかベストなんちゃらだとかでよく見かける松浦だるま先生の「累」を読んでみたが、面白いことは面白い……けどそこまで2014年を代表する名作として語られるような作品か、というと疑問が残った。設定は大変興味深いんだけど実際の本編が設定負けしてるっつーか。
これは既に書いてるブロガーさんもいらしたんだけど、主人公の累がとんでもない醜女という設定の割に可愛らしすぎる作画なんですよ。長すぎる前髪で顔を半分隠してるさまが、わたモテのもこっちみたい。(もこっちは可愛いよな。)なので、自分を見る人が皆あまりの醜さに眉をひそめ、ほとんど誰からも優しくされないような人生を生きてきた累が、それゆえに他人の美しさをかすめとるという凶行につい及んでしまう、そのことの凄みがいまいち伝わりにくい。
何かの作品の欠点について語るのに他の作品を引き合いに出すのは下の下だというのは承知の上であえて言えば、山岸涼子の「舞姫 テレプシコーラ」にはそれこそ本物の醜女が出てくる。主人公のクラスに転校生として登場する須藤空美だ。小学校5年生にして全く女性らしさのないガリガリに痩せた長身、地味なだけで端正でもない目鼻立ち、ざんばら髪に荒れた肌。そんな須藤空美の容姿は、キングダム序盤の河了貂よりももっと、男にしか見えない。だが女だ。
その上須藤空美は大人しく、というより暗く、必要な会話も十分に交わせないし学校も休みがちなので女子からは浮いてしまい男子からはいじめられるようになる。「舞姫 テレプシコーラ」はバレエ漫画であるのだが、貧乏で育ちの悪い須藤空美は、主人公の実家でやっているバレエ教室に興味を持つが体験レッスンの日にも平気で遅刻してきた挙句(ただし遅れた理由はある)挨拶もできないし、使う人が居ないからと貸与されたバレエシューズをそのまま自分のものにしようともする(ただし思い直して返しに来る程度の善良さは持っている)。須藤空美の抱えている事情は特殊だ。貧乏すぎるので母から児童ポルノの撮影モデルをさせられている(ただし母が空美を食い物にしているかというとそうとも言えず、男との絡みを伴う撮影は母も断固拒否しようとする)。父親はアル中で働かず、どうせ生活保護を貰うのだからとパートに出る母親を常に馬鹿にする。父親の姉である伯母はかつて偉大なプリマだったので空美は幼い頃から一流のバレエを習うことができたが、今は伯母が心身を病んでいるので世話をするためにたびたび学校を休まざるを得ない。父親の家系はかつて名のある地主だったようで、伯母のバレエでの妹弟子であったとおぼしき母親にも貧しさとうらはらな気位の高さが稀に見え隠れする。
おそらく貧しさとか醜さとかいったものはそういうものなんじゃないかと思う。本人にはさして大きな悪意はないのだが、抱えているものが特殊で大きすぎるがゆえに周囲の人と普通のコミュニケーションが取れず、ごく自然に浮いて、いじめられる。その点「累」は何かと悪意が明白すぎる。累自身の悪意も周囲の累に対する悪意も明白なのにそれを支えるはずの醜さの描写が象徴的でしかなくて、しかもどちらかというともこっちみたいで可愛いときている。だからいかにも作り物めいていて、あたかもB級ホラーかレディコミか、といった風情なのである。決してつまらない訳ではなくて、醜さの扱いが軽いのだと思う。でも野菊が出てきてからは割と面白くなったと思うけど。と言ってもこれもどこか大映ドラマっぽい面白さなんだけど。
少し話が逸れるが、累が丹沢ニナの顔をしている時に演出家と懇意になるエピソードがある。演出家はニナの顔をした累の中に、累がその人生で感じてきた執念や情熱の片鱗を見てそこに魅かれるが、逢瀬に現れた本物のニナを別人のように感じ拒絶する。ここはなかなか胸のすく演出で、見た目が醜い女の方が最初のハードルを越えて話してみたら美人より話していて面白かったというのはよくあることじゃないかと思う。同時に、デレマスアニメに出てくる前川みくが劣等感を抱えているという件を思い出す。正直噴飯ものである。語尾に「にゃん」とかつけられる程度の劣等感。みくにとってはアイデンティティを賭けた決死の選択かもしれないが、醜女にはもちろんそんな選択肢は初めからないのだ。中途半端に可愛い子ならではの心理を細やかに描いてくれたらデレマスの評価は一変するのだが、今のところはただの薄っぺらいアニメだなーと思っている。しぶりんは最高。
小学校低学年の時、転校生の女子を他の女子より胸が発達しているという理由だけで好きになった。しかし、その女子よりも胸が大きくなって、かつ男子からの人気も高かった子には全く惹かれる事が無かった。それは彼女の体臭が好きだったからである。第一印象こそ胸に惹かれたものの、同じクラスで過ごす内私は彼女の体臭が他の女子と明らかに異なる事を発見した。私はこの匂いを大変好んだが、他の同級生はそう思わなかったようである。
それは雑談の中でその女子の話題になった時だ。「変な匂いするから嫌だ」と一様に言うのである。確かに癖のある匂いだったが、一方でずっと嗅いていたくなる匂いだというのが私の認識だったので、衝撃を受けた。
この時私は、同級生にその女子の匂いの良さについて講釈したい衝動にかられた。何故ならあの匂いを否定するという事は、シャンプーの残り香や香水の匂いといった、牙を抜かれた人工の匂いに騙される事を肯定している物としか思えなかったからだ。今では強烈な香りだったという事しか覚えていないが、何にも例えようのない正に「彼女その物の匂い」という風にしか俺には思えなかった。
そんな訳で俺は同級生には見る目が無いと見下していたのだが、一方でこの事は他に恋敵がいる可能性が極めて低い事を表していた。おまけに「その女子は性格が悪い」という噂すら耳にした。今まで彼女のスクールカーストは高い物だと思って来たが、案外そうではなく揺らぎ始めているかもしれない。だとしたらそれはチャンスなのだ。彼女を庇い、褒め千切れば物に出来る可能性がある。
・
・
・
・
などという事を考えるまでも無く、既に彼女には嫌われていた。「好きな子には悪戯したくなる」という小学生特有の糞行動に走ってしまったのだ。
これを大いに反省した私は、煩悩を滅却する為中学から男子校に入った。女子との出会いの機会が激減したのもあって、彼女を越える匂いの保持者にはついぞ出会えず、消える事も燃える事も無い想いを未だ引きずっている。どうせ二度と出会える機会も無いし、仮に出会えたとして印象を回復させる事も出来ないだろうが、あの匂いだけはもう一度嗅ぎたい。思えば私は地下駅の匂いや、地下鉄用の古い車両の癖のある匂いも好きだが余り同意を得られていない。癖のある匂いが昔から好きで、それが女子だったら最高なのだ。そして一晩中その子の匂いを嗅いで過ごせたなら私はその時死んだって良い。
俺は高校、大学、サークル、バイト先、会社とどこでも最初はイケメン扱いされる程度にはイケメンなんだ。ここは疑わないで欲しい。
それにポパイを読んでNBを履きこなすぐらいにはオシャレだ。ファッション誌のスナップにも2回出たことがある。
なので第一印象は悪くない。
でも中身は残念なんだ。
まず、童貞だ。
でも童貞なんて怖くて言えないんだ。だって、見た目は良いのに童貞だなんて、中身が酷いって言ってるようなものじゃないか。だから言えるわけないんだ。だから、嘘ついてるんだ。
最初は喜んでいた子が、次第に落胆してきて、こっちを蔑んだ目で見てくるのがつらいんだ
顔がいいのに変だとか、残念だとか言われるのが辛いんだ
勝手に期待すんじゃねえよクソブスが。
でも、期待されるって面では、美人もこんな気持ちなんだろうな、って思うんだ
美人なのに、みたいな。身勝手な期待されてるんだろうな。それで、落差があると、余計ひどく思われる。(でも一方でダメな美人は男にはモテるよね。運動音痴だってかわいいってなるし、人見知りなことも初々しいってなる。俺も自分の外見レベルのまま女に生まれたら、って何度思ったことか。男のルックスって、営業力アップには貢献するけど、それ自体は価値を持たないんだと思う)
もう嫌なんだ。
そのままの自分を愛してくれる人がいいんだ
俺の魂を愛して欲しい。
追記
なんかブクマされてるようだから追記するけど、別にモテないのはいいんだけどさ、最初はキャピキャピ接してきた女の子が次会ったときは下に見られてる時のあのやるせなさはキツイんだよな。わかるかな、ダメな男に対する女の残酷な上から目線って心にくるよね。そして、またコミュ障が酷くなっていく。こう例えたらわかりやすいかな、見るからに運動できそうな転校生が、体育のサッカーで周りから期待の目で見られながらデビューしたら、超絶運動神経なくてカクカク動きで、周りに「あぁ…」て失望される感じ。フレンドリーだった周りのリア充サッカー部の奴らが、気まずい感じで距離おいていく感じ。もとから運痴キャラよりも辛いのわかるでしょ。