はてなキーワード: エログロとは
今日は「シグナル100」というマンガを読みました。いかにも「まんが王国」のバナーで紹介されそうな「デスゲーム」でエログロなどの不快な描写満載のマンガです。以上。
この系統はおそらくマーケットとしてかなり大きいのでしょう。 あくまで個人的な感想ですが全然面白くない「食料人類」が50万部売れるというのだから、それだけエログロ描写には需要がある。 こういう悪趣味な作品の広告ばっかり打ちまくっているビーグリーが上場したということからも、どれだけ潜在的な需要があるのかよくわかるというものです。
不快なバナー広告でおなじみ、まんが王国のビーグリーが上場へ : 市況かぶ全力2階建
※ちなみに「食料人類」原作者ははてなブロガーです。ベストセラー作家なのに読者数少ないのでお前らもっとフォローしようぜ
作品の質なんかよりバナー広告でグロい画像出せばとりあえず売れるくらいの気軽さで作られているのか、とにかく製乱造ぶりが凄まじく、批判されがちな「小説家になろう」の異世界転生ものや、ラノベの中でもポルノ系として批判されがちな作品でも、これらと比べるとよほど出来が良い、と思うような作品が多いです。マジで「まんが王国」はエログロ系など不快なマンガの広告を規制されて倒産して欲しい。
じゃあこういうの読んでる読者を馬鹿にしたいのかというとそうじゃなくて、私はこの手の作品広告を見ると不愉快な気持ちになり、不愉快だからこそ、わざわざ手にとってはやっぱり読む価値がないことを確認して安心する、というのを繰り返してます。
私のような我慢出来ない人間が読んでしまうからいつまでもそういう広告が出てしまうということで、負の連鎖になっているんですが、そうはいってもムカつくものを放置しておくことも出来ないので、さっさとこの手の画像の広告が一刻も早くネットから消え去って欲しいなと思いながらも、今日も無駄に時間を使ってこういうマンガを読んでいます。私も広告を見かけるたびに通報してますが、みなさんも是非通報してください。
一応「シグナル100」の話しておくと……
もちろんこの漫画を人に薦めるつもりは全然ないのでアフィも張りませんし画像も見せるつもりはありませんが、あまりにもテンプレが完成されているなと感じます。
・主人公は学校生活を退屈に思っており、周りの人間を見下している
・パニックになった時に協力し合うという発想はまずない
という、いかにも「ぼくがかんがえたへんさち40以下の学校」という感じです。
実際、多分最初に「設定のテンプレ」があって、それから「できるだけグロい画像でたくさん人が死ぬように」という注文がされて、それに従って作られているのかなと思います。この手の作品は原作者と作画の人が別々であるケースが非常に多いのも特徴ですね。
んで、この作品は、こういうテンプレ作品の中でもかなり出来が悪い方だと思います。
主人公は優柔普段である上に無能であるため、デスゲーム系マンガの中でも最悪クラスなのですが、その分サブキャラが結構頑張ります。なので序盤はそこそこ楽しめる感じでした。
しかし人物の心理描写や行動に一貫性が全くなく、後付で設定が出てきてキャラが変わったりします。朝比奈さんの変化などにはドン引きしました。おそらくストーリーを考える人とマンガを書く人が全然打ち合わせ出来てないんじゃないかな。
3巻からこの作品でやろうとしてることはなんとなくわかってきたんですが、とにかくそれまでの人物描写がひどすぎて、その後の展開とそぐわないんですね。最初からちゃんと全体を考えて作品つくりして欲しい。
最後の女性常連回答者でがんばってました(男女不明ももう1人いるかな)が、(匿名)質問には答えるのをもうやめようと思います。
「一人しかいない」ことによって非常にバランスが悪い(ぶっちゃけへんな質問者によっていたずらの標的にされていても自分ではわからない)。
しっかりしたおばさんF2層としてまともなことを書いているつもりですが、小町やヤフーなどのサイトだったらまだ見られる「加勢」(単なる別idによる同意見の書き込み)も見られないシーンもあり、いつのまにか女性がいなくなっている結果として「ひとりで非常に変わったことを書く人」みたいになっていて、いやこいつらどんな未開社会からきたのか?ネットを使う人類女性をみたことがないのか?と思うびっくり意見のほうが幅をきかせてしまったりします。とにかくネットで女性として発言するだけでも「やーい女」とばかりに無用ないやがらせにあったりして気を遣うのに、応答においてはいろいろな面倒が多すぎます。いや、保護してほしいという意味ではない。女性も子供(15~)もつかえてエログロ違法行為が尋ねられる匿名質問なんてつくったら荒れるのわかってるのに放置するなという意味。せめてデフォルトで顕名だけ表示しとけばよかったんだ。
れいこさんももういませんし、トランプが当選しちゃうし、今のはてなにはランチをつくる係、公報とニュースにいても、中枢に女性はいないのでは。このまま女性の意見がデザイン以外ほとんど尊重されず、男性が無意識に有利である社会を反映した増田ひいては2chそっくりな質疑応答サイトになってしまうのも止められません。
一応顕名では回答継続をトライしてみますが、ほんとご自分で表に出された情報についてつっこむと逆恨みしてめんどくさい絡み方してくる人とかいてくたくたですわ(今までそれも大してめんどうくさいとは思いませんでしたが、年齢のせいかもね)。
ごめんよid:orangestar
今までありがとう。
「生きづらい?ミスを繰り返す?それってお前が発達障害だからだろ」みたいな外資系製薬会社のweb広告。
こういう広告を見る度にえもいわれぬ不快感を覚える。しかもこの手の広告に限って、何度も何度も執拗に表示されるからたまらない。
数年前の大雪の時、民間の気象予報サイトで天気情報を逐次チェックしていたらこの手の広告が何度も出てきた。
そのときついに堪忍袋の緒が切れてadblockを導入。以降この手の広告を目にすることなく、快適なブラウジングを行っている。
adblockがそれなりの地位を得てしまったのも、不快な広告を執拗に見せつけられる状況を改善したいと思う人がそれなりにいるからではないだろうか。
発達障害の広告以外でも、例えばエログロ漫画の広告やわいせつゲームの広告を見て不快な思いをする人も多いかもしれない。
確かに不快な思いをさせた方が、スルーされるよりも広告効果はあるのかもしれない。それで短期的には儲けを出すことはできるだろう。
しかしそのような状況が続くと、広告を出稿した会社の評判が下がったり、adblockみたいな機能が人気を博して広告が一顧だにされなくなる。
http://anond.hatelabo.jp/20170107012908
「90年代の雑誌」というワードで、当時の雑誌はとにかくイカれてたことを思い出した。
今みたいにネット炎上なんてものはないから、とにかくやりたい放題。当時、実際に読んで痺れた雑誌記事の記憶を並べていこう。主に90年代後半から00年代前半の雑誌だ。
注)今の人はピンと来ないかもしれないが、90年代は「悪趣味ブーム」と言われており、エログロバイオレンス、胸糞悪いものがお洒落で最先端なものとされていた。お洒落な雑誌でも普通に死体写真とかが載っていた。それを頭に入れておいてほしい。
「いじめはタダでできる、とても楽しい遊びだ!学生時代のいじめエピソードは、とにかく笑える!」とした上で、学生時代にいじめっこだった人の武勇伝をインタビューしてゲラゲラ笑う連載。悪趣味ブームの象徴。
学生時代いじめられていた人は現在何をしているのか?と、追い回したりもしていた。
周りに迷惑をかけることで業界では有名な作家志望の知的障害者に敢えて原稿を書かせ、それをバカにするだけの企画もあった。
後に「俺は雑誌に書いたプロなんだぞ!」と、更に迷惑をかけたらしい。
今でも定期的にネットで話題になるので、当時でも胸糞悪くて鮮烈に覚えている人が多いのだろう。
今、「危険ドラッグ」と呼ばれるものは、90年代は合法であり、その辺の雑貨屋で普通に売っていた。
当時の若者は酒やタバコの感覚で平気で使っており、身近なものだった。
そんな、手軽に入手でき身近なドラッグ類を実際に接種して、どのような効果があったかのレポート記事は当時よく若者向けの雑誌に掲載されていた。
キマッた状態で車を運転したとか、今じゃ完全アウトなレポート満載。
「キマッた時に一番うまいタバコはどの銘柄か?」とか知らねえよ。
当時はネットなんか一般家庭に普及していないので、オナニーのおかずは若者もオッサンもエロ本だった。
エロ本の読者投稿コーナーには、中学生・高校生の読者による投稿が普通に採用されていた。
「先月号は○○ちゃんの巨乳で抜きました!(山梨県・13歳・中学生)」みたいな。今じゃ中学生の投稿なんて恐ろしくて掲載できないだろう。
また、90年代は「クリーム系」と呼ばれるアイドルが存在した。
当時は「クリーム」という、女子中高生のアイドル専門の雑誌があり、中高生の水着グラビアが載っていたのだが
中学生のうちは水着で、高校生になればヘアヌードになるのがお決まりだった。
その流れで、コンビニに売っている、AV女優のヌードグラビアが主な内容である、いたって普通のエロ本でも、
現役女子高生アイドルのヘアヌードグラビアが普通に掲載されていた。
90年代はまだ児童ポルノが禁止されていなかった。(99年にやっと販売禁止。)
児童ポルノが堂々とコンビニで販売されていた、単純所持で逮捕される今では考えられない時代だ。
90年代のエロ本を今でも持っている人は、普通のエロ本でも平気で児童ポルノが掲載されているので気を付けたほうがいい。
90年代は悪趣味ブームであると同時に、女子高生ブームであった。
流行の最先端は女子高生。女子高生がブームを作る時代。女子高生であることがステータスだった。
猫も杓子も女子高生。とりあえず、何でも女子高生にやらせておけば良いという、今じゃ謎でしかない状態。どうかしている。
俺が読んでクラクラしたのは、
某大手出版社の少女漫画誌で漫画家デビューした現役女子高生が漫画家パーティーに初出席したレポート漫画だ。
最初は大手出版社のパーティーだけあって、大物漫画家がたくさんいて挨拶するだけでも緊張したと初々しい内容だが、
そのうち周りの大人たちにワインだシャンパンだとガブガブ飲まされ、記憶が無くなるほど酩酊して気づいた頃には編集部の男とホテルの一室でセックスしていたという内容。「でもカッコ良かったから、別にいいか」的なオチ。
これ、作り話だったとしても
こんなのを実体験レポートとして女子高生に描かせて、雑誌に掲載しちゃうとかアウトだろ。
また、某音楽誌では「女子高生をクラブに連れていったらどうなるか?」という記事。
16歳のクラブ初体験の女子高生を深夜から早朝にかけて行われるオールナイトイベントに連れて
途中、DJが酔っぱらって全裸でパフォーマンスしたらしく女子高生の感想は「カッコ良い男のチンポが見れて良かった」だった。
当時は、もちろん学校ではダメとは呼び掛けていたが、周りの大人たちは「高校生になれば飲酒喫煙も仕方ない」という認識だったし、親も何も言わなかった。むしろ、飲酒喫煙して朝帰りする女子高生が最先端とされ、当時のメディアでの女子高生の描かれ方は援助交際して飲酒喫煙して朝帰り、というのが多かった。世間の女子高生像とはそれだったし、実際そうだった。とにかくゆるい。
これも今じゃ考えられない。表紙は中学生から高校生くらいの未成年女子の読者モデルの写真で、「女子中学生に人気のコーデ」「ラブラブ度がわかる恋占い」という文字が躍り、どう見ても女子中高生向けファッション雑誌である。
肝心な中身といえば、ファッション記事なんて言い訳程度で、エロ記事ばかりである。「カレが喜ぶフェラのテクニック」「ラブホの入り方」とか。読者投稿ページには、中高生、なかには小5とかの読者によるセックス体験談が並ぶ。
「この間、家庭教師のお兄さんとセックスしてしまいました☆とっても気持ちよくてイッちゃった☆(愛知県・中2)」みたいな。全ページに渡って、「この歳で処女なのはダサい」とでも言っているかのようだ。
笑っちゃうのは、女子中高生読者が投稿したヘタクソなエロ漫画も載っていたことだ。
極めつけは、エロ漫画やボーイズラブ漫画のレビュー、袋綴じでAV撮影現場レポートなんて記事があり、オッサンが読むエロ本との違いがわからないレベル。しかも、新作AVやピンクローターといったアダルトグッズを読者プレゼントしていた。もう一度言う。これは女子中高生向けファッション雑誌である。
00年代になり、雑誌に付録DVDがつくのが当たり前な時代になると、AVのサンプル映像が数本収録されたDVDを付録にしていた。もう一度言う。これは女子中高生向けファッション雑誌だ。
あまりにも酷い内容のため、有害図書に指定され販売されないところもあったが、ほとんどの都道府県では一般書店やスーパーで普通に販売されていた。(なぜかコンビニには無かった)
長年売られていたのを見ると、親御さんたちはそんな内容とも露知らず、普通のファッション雑誌と思い買い与えていたのだろう。恐ろしい恐ろしい。
にうつつを抜かしている間に、女子はファッション雑誌の皮を被ったエロ本をこっそりと読んでいたのだ。
もちろん、今はそんな雑誌は絶滅してしまっている。安心して欲しい。
個人的に記憶に残る90年代の雑誌の内容を並べてみたが、ネット普及前だけあって、当時の雑誌は過激さで勝負していきすぎた感があるものばかりだ。
当時は娯楽が少なかったこともあるが、どの雑誌を読んでも面白かった記憶がある。今の雑誌は少し物足りない。
やっぱり、今の雑誌じゃ絶対にできない企画が罷り通っていて、何でもやりたい放題だったのが面白かった。
当時はバカ殿様など、ゴールデン帯のテレビ番組で普通に若い女性がおっぱい丸出しになり、それを家族団らんで笑って見ている時代だ。少なくとも我が家はそうだった。
深夜12時ともなれば、地上波でもAVがそのまま放送されたり、若手芸人が風俗嬢のサービスを受ける風俗店紹介のコーナーなどが放送されていた。
(非公式)二次創作について検索避けを部外者から強要されて従ういわれはない。ナマモノについては、わたし(筆者)のメインジャンルではないうえ、少々ややこしくなるので、保留とする。
「配慮」という言葉が、「検索避け」の強要の理由として使われているように思う。アダルトなエログロや、原作にない性愛の関係などを描いた二次創作物を見たくない「だれか」への配慮だ。
なるほど確かに、見たくない人もいるだろうな。ウンウン。そうかそうか、不快な思いをさせてしまうのか。
いや、待て待て。つまりそれはアレか? 「だれかが不快な思いをするから検索避けをしてくれ」と言うのか? 「だれかに不快な思いをさせたくないから検索避けをしてくれ」?
冗談じゃない。キリがない。万人に受け入れられるものはない(そんなものがあるなら教えてほしい)。これがまかり通るとき、検索しうるあらゆるものが検索避けをさせられているわけだ。
「刀剣乱舞」知ってる? 略してとうらぶ。伝説の刀剣やらが付喪神になって(擬人化して)男性の姿をとって、刀剣男士となったんだ。わたし「実在したものを題材にしている作品の二次創作だから云々」と検索避けを押しつけるのを山ほど目にしてきたけれど、それなら、そもそも「刀剣乱舞」自体に検索避けをさせるべきじゃない? 「加l州l清l光」って。もちろん、DMMのブラウザゲームのページにはアクセス制限もさせてさ。だって、刀剣を勝手に擬人化して、あんなことやこんなことを言わせて、あまつさえ戦わせている! 不快な思いをするひと、いると思うんだけどな。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」は? ごく普通の中学生だった沢田綱吉ことツナの前に殺し屋リボーンが現われて「おまえはマフィアの十代目だ」なんていう。かれに家光という父親がいることからわかるように、名前の元ネタは徳川家なんだ。どう? 徳川綱吉のことを調べようとしたのに、沢田綱吉ばかりが出てくる! なんていうことを不快に思うひとは、絶対にいないの? 名前を変えさせるべきじゃない? あの主人公。
いやいやいや。キリがないよね。田中、鈴木、佐藤。(申しわけないが)このありきたりな姓の持ち主はありふれていて、創作物に登場することも、ままある。一郎、太郎、幸子。いるぞ。
言っとくけど、違わないからな。これは「アダルトなエログロや、原作にない性愛の関係などを描いた二次創作物を見たくない」のと違わないんだぞ。根底には「不快感」があるんだ。この配慮の点で検索避けを求めるということは、「嫌な思いをするだれかのために検索避けをしろ」ということと、違わないからな。
この「配慮」の面から検索避けを強要するひとたちは、世界のあらゆる人の不快感を解消するため、あらゆるところへ検索避けを呼びかけてくれ。ぜひに。
トランプを探しているの。カードゲームよ。でも、あら、なんということかしら。わたしの大嫌いなドナルド・トランプばっかり出てくるわ! 嫌だわ。不快だわ。
「二次創作は実質違法行為なので、公式に見咎められないよう隠れて活動しなければならない」というアレ。
著作権。二次創作とのことで、TPPとともに話題になった。TPPに参加すると、著作権の親告罪がどうのこうのというあれそれ。まあ今のところ、公式が突きつけるまで、それは罪ではないということになっている(はずである)。
はい終了。
公式に見咎められないように……そうだね。公式の利益を損なうのはよくない。
でも、判断するのは公式だ。「見咎められないよう隠れて」など、まるでやましいところがあるようではないか。
公式の指示に速やかに従う。これだけでよいだろう。
ところで、アダルトとの境目にはのれんがある。物理的なフィルタだ。わたしたちは、物理フィルタのないところに、フィルタを見ることはできない。
まだ、その技術は普及していない。ARを目にし続ける将来は訪れるかもしれない。そうしたら、見たくないものを見なくてよくなるかもしれない。たとえば、露出度の高い女性の水着の広告だとかなんだとか。
でも、今はない。だから店側が物理的なフィルタとしてのれんを設け、年齢と覚悟を問うわけだ。おそらく。
で、検索避けを強要する舞台がどこかというと、インターネットだ。あなたのコンピュータだ。フィルタがかけられる。お互いに。けれど、あえて「不快に思うかもしれないだれか」のために、作者がのれんを用意する必要はない。どうしても見たくないものなら、それは見たくないひとが、見ないために努力をするはずだから。コンピュータは、見たくないものを見ないことができない舞台ではない。
法的に年齢制限をかけるべきあれそれに検索避けを求めるのは、わかる。だが、それについては、検索避けより直接的な手段をとるべきだと思う。ここではおいておく。
そして、それ以外の「見たくない」ものについても(コンピュータでは)、検索避けより直接的な手段をとるべきだ。検索の仕方を工夫する(not検索とか)とか 、NGワードを設定するとか。やり方は、ぜひ自分で検索してほしい。「ウェブブラウザ ngワード」とか。で、そうする手段がまだ用意されていないと思うなら、自ら開発するか、おとなしく待つといい。それすら我慢できないなら、もうやめたほうがいいと思う。インターネットが向いていないかもしれない。
全世界の、なにかを不快に思うだれかのために、調べたやり方を共有すれば、より具体的に不快感を減らせるだろう。
(そのために、わざわざ嫌なものを一度は見なくてはならないのかとか文句を言うひとは、「食わず嫌い」の意味を調べてくれ)
もちろん、公式からなんらかの対処を求められたときは、それに速やかに従いますよ。でも、それまでは、なんら疚しいところのないわたしは、堂々と二次創作をする。公式(原作)への感謝も忘れずに。いつもいつも原作を、たのしませてくださって、ありがとうございます。
元増田の記事消えてしまったが、結局あれはそういう出来なのか。
pixivで元となる二次創作の序文だけ読めるので、それは読んだんだが文章を読ませる力はあるように思えたし、グロテスクな描写がある割に読みやすくも感じた。
元ネタの小説のオマージュ、借用のおかげの部分もあるのかもしれないが。
一方で、その二次創作題材となるアニメとキャラクター自体が矛盾の塊、魅力の無さの権化みたいなキャラクターばかりが出てくるアニメ作品だから、SFと絡めてあの作品の二次創作を行うとしたら、その設定の矛盾点やキャラの魅力のなさへの皮肉と絡めて書くことができたら唸る作品が生まれたかもしれないと思った。
オマージュ、というよりパクリを用いているといえばその二次創作題材となるアニメも盗作問題で炎上した。未だに誰も反省の弁を口にしていない近年でも最悪のシリーズ作品だった。
だからその点も含め、皮肉を込めた作品にできていたら、二次創作の名作になったかもしれない。
まあざっと読んでも、エログロSFをおもしろおかしく混ぜてみても結局は単純にその出来の悪いアニメ作品とキャラクターへの盲目マンセー系百合パロディみたいなノリで終始しそうな気配がぷんぷんしたからどうにかして読んで見たいなんて気は起きなかった。
元がファンアンソロジー本への寄稿小説だからそんなもの載せられるわけがないのだろう。
その序文だけ読んでも察する所はあったが作者のTwitterや読者の感想を眺めてみるとやはりアニメのラブライブの影響を受けての礼賛的なテーマが込められているものなのだろう。だから残念ながら面白そうとは思えない。
それと、それらを見ていたら、やはり「君の名は。」「紫色のクオリア」に似ている的な言及が見られた。
最後にして最初のアイドル読了。もともとはラブライブの2次創作。紫色のクオリアとかみずは無間とか好きな人には絶対におすすめできるやつだ!— せにょ (@senyoltw) 2016年11月21日
「最後にして最初のアイドル」は「君の名は。」のように時空を超えた恋愛が描かれます。本当です、信じて下さい。この目が嘘を言っているように見えるか?— SF作家・草野原々 (@The_Gen_Gen) 2016年11月22日
『君の名は。』の百合バージョンを求めている方は「最後にして最初のアイドル」を読みましょう!— SF作家・草野原々 (@The_Gen_Gen) 2016年11月22日
自分は「紫色のクオリア」は超絶名作だと思っているが、それを先に知っているだけに「君の名は。」がストーリーや設定的に陳腐に感じられ、かといってもちろん萌えアニメ・キャラアニメ的な軽薄な派手なキャラ付けも弱いし、TSネタも使い古された薄味のものばかり、恋愛的エンタメ性すら弱いため、なかなかにつまらなく感じた。
まあ駄作ではないのだろうが、名作とはどう頑張っても呼べない。欠点が多く長所がそこらへんの深夜アニメと比べても少ないレベルであるが、不快になる作品ではなかったから人の好みや気分によっては良作と呼べるのかもしれない、という程度の感想だ。
ラブライブ!が好きな連中には「君の名は。」も絶賛できる輩が多い印象がある。どちらも辻褄がスカスカで、かといって爆発力的なエンタメ性や萌えなどがあるともいえない。強いて言うとラブライブの場合はライブシーンや楽曲、君の名はの場合は美麗作画で誤魔化しにかかっているがまともに見ていたら満足感に到底結びつかない。変な薬か宗教に浸かるでもしない限りは。
実際自分は君の名は。を見た時に自分はラブライブのことを思い出した。この辻褄の矛盾が気になる構成、辻褄云々を吹っ飛ばしてくれるエンタメ的なシーンを用意できない構成、それで誤魔化した気になってるのかと突っ込みたくなるふざけてキチガイダンスしだしたような寒い演出。そんなことに目をつぶりながら見続けても結局陳腐な話でサービスもなく終わり何もカタルシスが残らない作品。まあ君の名はそこまでは酷くないが、方向性としてはそういう面で似ていたし、あれが世間で人気だという点も含めて、こういうものこそが広くいいものだと思われる認識が広まるのは日本や世界の文化にとって危機的状況だと感じた。
人間の科学技術や知能の発展というのは人間の歴史が続く限りは永遠に続いていくと思われがちだがある時をピークに衰退に転じるという予測もある。手塚治虫の「火の鳥」でもそんな話があったように記憶するが、もしかしたら映像芸術、文化芸術の表現力や認識力において人間は既に衰退に転じてきたのではないか…なんて思えてきている。
恐らく序盤のシーンを超えていくと、上記の作品に似たエッセンスを用いた流れがやってくるのだろう。そうなると二番三番煎じかつ、元ネタがアイドル、しかもあのクソアイドルアニメということで説得力には期待ができない。
結局あの作品の大半を占める百合なら何でも喜ぶタイプのオタク、ラなら何でも喜ぶタイプのオタクが読まないと賛美するという方向に思考が結びつかない、ラブライブの二次創作に相応しい作品なのだろう…。
アイドルになりたい人は「最後にして最初のアイドル」を読みましょう。キラキラできます!— SF作家・草野原々 (@The_Gen_Gen) 2016年11月22日
『最後にして最初のアイドル』読んだ。なかなか感想が難しい。初めはアイドルでSFってどういうこと?って思ったが、今なら分かる、完全にSF小説だった。"アイドル"の概念に迫るアイドル創世記。締め括りも良く、これは周りにお薦めしたいhttps://t.co/3SKBmNU1BK— うきくさ先輩 (@Sphingobiumm) 2016年11月22日
アイドルになれるとかアイドルの概念がどうとか言っているが…三次元アイドルとは違って、理想を実現させられるはずの二次元アイドルという概念を三次元的現実やその事情と絡め貶めた設定を用いた、アンチ二次元アイドルの権化であるラブライブ!、そしてアンチ二次元アイドルの権化であるアニメ版矢澤にこが元ネタになっている点で作者や読者のアイドルという概念の捉え方や理想(のアイドル)の捉え方にも期待が出来ないどころか絶望的な不安しか感じられない。
百合は素晴らしいということを否定はしないが、結局のところ百合マンセーラブライブマンセーナントカSFマンセーを行う道具として片手間で作られたラブライブらしくラブライバーらしい小説が元なんだろうなあ…と想像を働かせてしまうのだった。
これに限らず、なんかの受賞作品といってもその賞自体の価値、審査自体の価値が危ういなんてのは珍しい話でない。
必ずまともな審査員しかいないコンテストなんて殆どどこにもない。ノーベル賞やアカデミー賞ですら賛否両論は珍しくない。
だからまともじゃなくていいなんてことではないが、どうしようもない人がどうしようもない作品を作っても何かが間違うと高く評価されるなんてこともあるかもしれないのだ。
今はピコ太郎の「PPAP」が流行している。しょうもないとまでは言わないが、素晴らしい含蓄がある歌詞と画期的で流麗な音楽に感動した…なんて到底言えないものだ。
しかし、どんな歌詞を込めてどんな演奏力ある楽器隊や歌唱力あるボーカルを擁して作られた他の殆どの日本の音楽よりも今は世界的に流行し評価されてしまっているのが現状だ。
だから、その最後で最初のなんとかみたいな駄作小説が賞をとれてしまうこと、ラブライブとかいう駄作アニメが売れたり賞をとれてしまうことなども含め、そういうのを見てると、ワンチャンどころでないチャンスが実は世の中誰の目の前にも転がってるのではないかと思う。
花井沢町公民館便りの三巻を読んだ。なんかアマゾンのレビューだと似たような話が海外の映画かドラマにあるんだって。どうやらこの三巻で終わりみたいなんだけど、ちょっと最後がきつかった。
この漫画は、政府主導のとあるプロジェクトが失敗したことにより、内側から外側へ、外側から内側へ、生き物の移動がまったくできなくなった町の営み描いている。
生き物のってくらいだから物質や情報、エネルギーの移動は可能で、一巻とか二巻だとネットでファッション情報を発信している住人の話やパンの作り方を習っている人の話もある。
ただ、滅んでいく町の様子を描いた漫画なので、どの話にもちょっぴりさみしさというか、悲しさが尾を引いているのが特徴になってる。好きな人は好きな物語形態になっていると思う。
で、そんな連作集の最終巻なんだけど、ぶっちゃけ最終話はそんなに胸にこみ上げてくるものがなかった。ちょいとネタバレになるけど、そりゃあんな場所に住宅造ればそういう展開になるなと。
予想通りすぎる結末だったから、描かれている悲哀がものすごく強烈なものだったんだけど、そりゃそういう苦痛を味わってしまうよねって感じで読み終えてしまった。
問題は最後のおまけ漫画。この見開き二ページにわたる、四つのコマ割りからなる漫画が本当につらい。描かれてる会議の内容が、一見した際に本編の最終話に間に合ってなさそうに見えたのが原因。
もしかしたら最悪の結末だけは逃れられて、一発逆転のハッピーエンドになっているのかもしれないんだけど、そこんところをうまくぼかしてるからもやもやする。最悪を想像してつらくなってしまう。
間に合ってるのかな。間に合っててほしいな。ちょっと本気で願ってしまう漫画でした。
G線上のヘブンズドアの完全版の二巻。面白かった。この人の漫画は漫画漫画してるけど、読んでいて気持ちがいい。大東京トイボックスみたいな空気感が漂ってると思う。
BLUE GIANTの九巻。失恋の話はあそこでああいう展開になるんだってびっくりした。まあ残当だけど。あと二回にわたった演奏回。演出なんだけど、台詞も祇園もがないのはやっぱりさみしい気がした。
ドロヘドロの二十一巻。ここ数巻ずっとしっちゃかめっちゃかしてる印象。刊行の期間も長いから、ちょっとよくわかんなくなりかけてる。もともと先の読めない内容の漫画だけど。
当て屋の椿の十三巻。相も変わらずエログロだった。この漫画は狂ってる登場人物が多くて悪酔いしそうになる。けどエロいよ。グロいけど。
とつくにの少女の一、二巻。良くも悪くもまだ全容がつかめなかった。コマの形が少し単調な気がする。総合的に控えめな雰囲気の漫画。
宝石の国の六巻。この漫画は、ずっと似たような失敗を繰り返す内容が続いている気がする。もっと謎を解明してほしい。話を進めてほしい。
グレンデルの二巻。この漫画は逆に話の展開がとても早い印象。あんまり長く続かないのかな。濃い世界観みたいだから少しもったいない気がする。全体的にキャラクターがばっさばっさと死んでいく漫画になってる。
4人に1人「本気で自殺したい」 日本財団が4万人調査:朝日新聞デジタル
http://anond.hatelabo.jp/20160904033715
選定基準は
・読みやすい
・有名で、他の本や映画に出てきがち
ド名作。読んでおくと伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』がもっと楽しい。
早く来てくれオーバーロード。
③永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編カント(訳:中山元)
「本邦初訳」作品。古典新訳文庫ならでは。イタリアっぽいユーモア。
エログロ。
『藤野先生』も『狂人日記』も入っていてお得。訳者の村上春樹と中国の関係についての研究も面白い。
誤訳が多いらしいが、すごく読みやすかった。他の訳では通読できなかったと思う。
訳者は元国際プラトン学会会長(2007~2010年)で、解説の量がすごい。
読んでおくと、あの映画とかあのミステリーとかのネタ元なので捗るはず。
⑩闇の奥 コンラッド(訳:黒原敏行)
『地獄の黙示録』の原作。個人的には「叡山の僧兵の大将」中野好夫の訳より好き。
―――
①グレート・ギャッツビー(村上春樹翻訳ライブラリー)フィッツジェラルド
村上春樹の訳が好き。
『英文の読み方(岩波新書)』など、英語の読み方の著作に定評のある行方昭夫の訳で。
野村萬斎が自ら演ずるために、河合祥一郎に新訳を依頼しただけあってとても読みやすい。
『月下の一群』の堀口大學の訳で。
⑨カフカ-ポケットマスターピース-01-集英社文庫ヘリテージシリーズ
小説家の多和田葉子の訳で。『変身』は先に別の訳を読んでおいた方が新鮮かも。
⑩マーク・トウェイン-ポケットマスターピース-06-集英社文庫ヘリテージシリーズ
はてな民ならハックルベリーは読んでおきたい。柴田元幸の訳で。
―――
自宅を事務所にして仕事をしているけど、どうにも私生活が不規則になってきた。
仕事が捗らないとかそういう訳ではなく、単純に人として堕落していっている感じがする。
多少自覚はあったけど、女性の友達に「何か前よりだらしなくなったよね~」と言われたのはキツかった。
お盆が開けたら、パーテーションで区切って複数の人が入っている共同オフィス?の下見に行く。月3万円と安く備品も使い放題だし。
外部の目があれば規則正しくなるだろう。少なくとも仕事中にいきなりマスかいたりはしない。
ただ、心配なのはセキュリティのこと。貴重品は置かないって感じなのかな? PCどうすんだろ? ノーガード?
すごく久しぶりにニコ動見たら、MMD杯が開催中なのかな? 沢山動画が上がってた。
ランキングからいくつか動画見て、「マッチョ売りの少女」が面白かった。
自分のやりたいこと好き放題詰め込んでいてピュアな感じがして良かった(内容は全くピュアではないが)。
表情が凄くまさに魂魄実装済みという感じだった。また、画面構成、展開や魅せ方などが良く、最後まで飽きない。面白い。
最後は急な展開と詰め込み感があったが、短い話数(3~4巻くらいかな?)ながらも中々楽しむことができた。
終始、サエちゃん怖すぎである。こういうのは顔が怖いとかよりも、何をしでかすがわからないところが怖い。まあ顔も怖いんだけど。。何か血出てるし。。
あと、超能力は少し突飛だったなあ。何でもありな感じになってしまった。それも最後には…。
チャンクロの他作品はあまり追っていないなあ。面白いのあるのか探してみようかしら。
もう片方のチャンピオンタップは良作揃いだと思うが、不定期連載が多すぎるのが難点。
作品ごとに定期的な更新スパンがあるのかもしれないけど、ぱっと見わからん。
今、コンスタントに更新している中で面白いのは、ニャロメロン氏の作品と魔法少女サイト(これも期間開きがちではあるけど…)、クロマチくらいかな?
ニコニコ静画で連載中の「きのらちゃんみなごろす」が面白かった。
作者のエログロのフェチ加減が非常に濃くて人を選ぶ作品だと思うが、パワーが凄い。
一手間違えると、即、死、のような極限感がよく表現されていて、作品に引きずり込まれる。
プロットにこだわり過ぎてつまらない作品を描くより数億倍良いんや!
20160823追記:
4つくらいの投稿がまとまったと捉えてくれ。まあ察するとか無理な話だ。
Youtuberのなれの果て
狂っているのは世界の方だ。
せっかく生まれたのに、俺の居場所を用意してくれてなかったんだからな。
一生女と触れ合う機会はないと思ってた。
俺のやりたいことをやるだけで称賛され金にもなる
これほど素晴らしい世界がほかにあるか? いや、ない。
ファーwwww バカじぇねえのwww
「リアルアカウント」がニコニコ動画のニコ生主揶揄した作品であるなら
こちらは「Youtuber」が過激化したまま世間に受け入れられたら、という世界。
リアリティが全くない。
とにかく何でもあり、過激であればあるほど良い。
その結果人が死んでも問題ないというか、むしろ人がむごたらしく死ぬくらいでないと
生き残るためにエログロに走るって、そんなん効率を求めたり強制されたところでおもしろくないやろと。
そういうのは一時的に衝撃的にはなるかもしれないけどすぐ飽きる。
もしそうでないならこの漫画だってエログロ画像を出し続けていればそれだけで人気になるはずだがそうはならない。
この2作品におけるリアリティの欠如は、どちらかというとマンガで描かれる登場人物ではなく、姿が見えない視聴者たちの取り扱いについてではないか
http://anond.hatelabo.jp/20160625202139 の続き
長すぎて途中で切れてしまった。続きは短いが、せっかく書いたしIDコールもしたので(できているよな?)、書いておく。
規制の結果性犯罪が増えて出生率が上がる…?偏見に満ちありもしない責任のなすり付けを女性にする規制反対派の脅しを入れてくるな。議論で摺り合わせしていくのは一番やらなきゃいけない事だろうがなんなのこいつ
申し訳ない。その部分は軽口だ。反省している。しかし俺は女性に責任を擦りつけてはいないのだが。下品な軽口を解説するのもアレだが、規制により性欲が生身の女性に向くだろうから出生率もあがるかもしれんなという話で、女性が問題とは言っていない。もちろん、女性を性欲の対象とするこの論理も酷いものだということは理解している。議論ですり合わせをしなければならないのは全く同意だ。俺の失言については謝罪する。
落ち着いてほしい。相手にレッテルをはるのは議論と理解を妨げる。俺は保守系ではない。理想主義者ゆえに、その理想が断たれるだろうと絶望して諦観に至った人間だよ。相手の意見はこうだろう、こう思っているんだろうと決めつけてしまっては、見るもの聴くものすべてがネジ曲がってしまう。どうか気をつけてほしい。
まあ、私はゾーニングしてくれるなら、表現規制まではしなくてもいいとは思ってるんだけど(こういうことでいいのかな?)、ゾーニングしてくれる気配、これっぽっちもないからなぁ。
まさにあなたの言うとおりだ。もう何年もゾーニングの話題は進展しないし、出てくるのは極端な0か1かの意見ばかり。だから俺は諦観に至ったという話だ。
前半部分は明確に否定する。理由は上記のとおりだ。理解を願う。後半部分はそうかもしれないな。多分そうだろう。しかしこの世の中、あなたも含めて、そうでない人がどれだけいるだろうか?そういう人を責められるか?あなたは石を投げられる人か?
前から思ってたんだけど、「規制」というわずか二文字にすべてを丸め込んでその是か非かだけを論じ合うから本質的な議論から遠ざかってる気がする
俺のこの文章も、「嫌いなものは規制すべき」と受け取られてしまう現状。0か1かで議論するのはやめようということが全く伝わってなくてかなりびっくりした。前半で極論を言った俺が悪いが。
積極的に根絶やしにだと?近代美術を退廃芸術と称して排除して回ったナチスとどう違うんだ?本当にいい加減にしろよ。こういう奴に「エログロホラーが大好きな人間」なんて自称しないでほしい。
その部分は極論過ぎた。謝罪する。しかし、「俺が好きなものは好きなものだ。俺が何者であるかは俺が決める。それを否定はされたくない。」というのは規制反対派と同じロジックだ。俺は今後も「エログロホラーが大好きな人間」であると自称するし、それらが大好きでなお規制には諦観をもって賛成し続けるだろう。そういう人間がいて、それらを説得できるよう頑張って欲しい。
俺の日記のタイトルを読んでその意見を思いついたのだとすると、あなたも同じ思考回路になってはいないか?上記にさんざん書いたように、俺の思考は諦めだ。
確かにきっかけは個人の好悪だ。だが、俺が憤ったのは「極論ばかりで建設的な半試合が出来ないネットの論調と、それにおもねって業界の今後を考えない一部クリエーターの姿勢」に対してだ。これもまた「個人の好悪」で片付けられるものなのか?俺は排除やむなしと考えている。それは、「俺がこう考えるからだ」でなく、「お前たちがそのままならそうなってしまうぞ」だ。この違いは理解されないか?
そんな確信はもっていないよ。また、あなたが楽観的でないと思うなら、もっと危機感は持つべきではないか?高等だとか、確信だとか、そういう言葉を使って0か1かの話にしていくのは一利もないと思うんだよ。このことだけは伝わって欲しい。
全レスみたいなものになってしまったが、俺の言いたいことはだいたい書いた。伝わってくれればと思う。
伝わらなくても仕方がないが。
日記の最初に過激なことを書いたのは反省している。コレのせいで論旨が伝わらなくなってしまった。
いずれにしても、会話を大切にしてほしいと思う。レッテル貼りではなく、会話を。
会話の機会がアレば謝れるし、認識も改められる。説明もできるし、説得もできる。
そういう議論が発達してほしいと思う。
(※下の方に追記をした。ブコメへの反応が種だが、俺の考えを説明したつもりなので、読んでいただければと思う。
長すぎて途中で切れたようだ。続きはこちら。http://anond.hatelabo.jp/20160626174144 )
俺は表現規制に賛成だ。
厳密に言えば、厳格なゾーニングを求めている。エログロホラーが大好きな人間として、少年マンガ誌における性的表現は一掃してほしいし、機会あらばパンチラを差し込んでくるような深夜アニメには嫌悪感を覚える。公共空間に貼られるポスターに性的表現は不要だとも考える。極論になるが、積極的に根絶やしにしてほしい。(追記:この極論部分に関しては謝罪訂正する・7詳細は下の追記の段に書いたので、そちらもお読みいただきたい)
最近ブコメなどでもかまびすしい「まなざし村」認定が大好きな連中のことは本当に嫌いだし、絶滅してほしいとも思っている。(追記:絶滅部分については謝罪する)
まぁ俺が思ったからといって性的表現がなくなるわけでもないし、一部のオタク連中の過剰な防衛本能を根絶できるわけでもない。強制できることではないからな。
しかし俺は規制の是非を問われたら「規制は仕方ない。当然だろう」と答える。
それで好きな作品が回収されたり、好きな作家が食えなくなったりしてもまぁそんなもんだろで終わるだろう。
「お前の作品への愛はそんなものかよ」と思われるかもしれないが、好きな作品が生み出される素地を蹂躙してきたのはオタクたちなのだから仕方がないだろう。うなぎを食い尽くせばもう食えなくなる。それだけのことだ。
規制があったほうが表現は豊かになるだろうということだ。江戸時代に奢侈禁止令などが出たおかげで色彩感覚が発達したように、時の幕府を批判するためにメタファーの技術が発達したように、制限があってこそ発達する表現方法はあるだろう。俺はそれが楽しみだ。まぁ当然異論はあるだろうが、俺のこの期待は否定はされたくない。
俺が本格的に表現規制に転じたのは、「閃乱カグラSV」を見てからだ。アレを見て俺は心底気持ち悪いと思った。あれは許せなかった。
この作品は、「着せ替え」ができる。で、珍しいことに、着せ替えパーツを体の色んな所に配置できる機能がある。例えば、メガネを目の位置にかけるのか、おでこにつけるのか、鼻の方までずりさげるのか、みたいなものだ。この機能自体は素晴らしいと言えるだろう。しかし、この作品では着せ替えパーツに「コケシ」がある。コケシを一体何に使うんだ?…言うまでもなく、性器に突っ込めるようにするためだ。コケシを「体のどこにでも配置できる」のなら、当然股間に突っ込んで喜ぶ奴が出る。そしてこのゲームの悪質なところは、それを「ユーザーの選択」にしてCEROの審査をかわしたことだ。この作品のレーティングはD(17歳以上)だ。Zではない。コケシを最初から股間に突っ込んだ状態の装備にしたらZは避けられないだろう。着せ替えパーツ移動のアイディアが先かコケシが先かは定かでないが、結果としてコケシを女子高生の性器に突っ込むことを是とするゲームとなったのだ。そういうゲームを良しとし、ユーザーは喜んだのだ。
俺はこれらをみて、あぁ、もうダメだなと思った。
こんなのを見て自浄作用に期待など出来ない。できるのなら、する。やれるなら、やる。オタクに限らず、どんな階層の人でもそうだ。うなぎは今年も売れるだろうからな。ましてやオタクなんて生活費を削ってまでグッズを買うような連中だぞ。
Twitterで、イラストレーター出身の漫画家さんとこの件について話せる機会があった。俺の「規制やむなし。自浄作用などない」というつぶやきを引用してらしたので、しばらく話をした。できればこんな形で話したくはなかったが(大好きな方なので)、結局そこでも「あぁ、もうダメなんだな」と再確認することになった。その漫画家さんの意見は「自浄作用はある。だから極端で性急な規制は危険」というまっとうなものだった。確かにそのとおりだ。15年前なら間違いなくそうだった。しかし、この十数年で何か具体的な自浄、自重があっただろうか?「カグラSV」がCERO Dで通るような時代だ。あれにどれだけのオタクが疑問をもったのだろうか?あれは結構売れたはずだが、問題にはならなかった。件の碧志摩メグや「のうりん」のポスターの騒動も見てみるといい。対立しかなかっただろう。0か1かの感情的な罵り合いばかりで、グラデーションの議論はなかった。やめさせたい側と、それを攻撃する側の両者だけが燃え上がり、「お互いにどこまで歩み寄れるか」の話など掻き消えた。どこに妥協点を見つけるかが最も必要な議論だったのに、それがなかった。
ブコメやtogetterなどでの「またまなざし村か」系のコメントをみるにつけ、もはや相互理解は不可能だろう。このような0か1か、敵か味方かしか考えない連中が排除されない限り、ひたすらに先鋭化を極めていくだろう。そしてその先鋭化の果てに、一発でぶっ潰されるような未来があると俺は想像している。
どうせこのまま先鋭化していくオタクたちの「表現」にはついていけなくなったのだしな。
こないだも、「グルメ漫画でエロい顔をする必要があるのか」みたいな話があったろ。あれでも極端な話が大好きな連中が幅をきかせてたよな。
そろそろ過剰な性的表現に抵抗を覚える層が目に見える形で増えてくる時期になってきただろう。そしてタイミングよく(必然的に?)、極端な議論が大好きな層も表出してきた。
案外、今後数年でかなり大きな対立になるかもしれないな。
そうなると、もう今までのようになぁなぁでやっていくことは不可能になる。どっちか選ぶ時が来るだろう。
その時には、規制を俺は望む。
大阪都構想や、イギリスのEU離脱みたいなものだ。変化はほしい。(EU離脱に関しては様々な要因があると理解しているが)
ガッチガチの規制が敷かれて、結果性犯罪が激増することになるかもしれんが、まぁそれは原因と結果の螺旋だ。過剰な規制の前段階には過剰な表現があり、その結果を社会が負う。出生率の問題も解決するかもしれんしな。
ゾーニングをはっきりと設定し、過激な作品を保護してもらいたい。
しかしそれも、無理かもしれない。いや、多分無理だろうなと思う。だいたいもう諦めはついた。
過去と現在の過剰な性的表現の作品への楽しみよりも、規制後の作品がどうなるかが楽しみになってきたからかもしれない。
現状でも、性的表現を使わずに色気ある表現をする作品は沢山ある。
俺はもう、「妥協点を見つけよう」と説得して回るのに疲れた。もうやめる。
あとは規制反対派のみんなが自分の利益のために、いろいろと頑張って活動してくれ。どこまで鋭くなっていくのか、見守っていくよ。
書き始めた時は「規制に積極的に賛成する!」と熱が入ってたが、途中で熱気が抜けて諦観しか残らなくなった。なので文章の前の方と後のほうでずいぶんテンションが違う。一応修正はしたが、それでも熱の入りが違うことはわかると思う。
変化を嫌い、変化に順応できない規制反対派は滅びても仕方がない、みたいな話に持って行こうともしたけど、流石にコレは無理筋だな。でも正直ちょっと思ってる。表現規制っていう劇薬を投与したほうがいいよなってな。憲法よりは影響が無いんだから、憲法改正以下のテンションで表現規制を迎えてもいいんじゃねーか?
話が散らかったな。
とりあえず、俺はもうやめるわ。
いろいろ反響があったみたいだな。いろいろな指摘があってなるほどと思うところも多かった。
表現規制とゾーニングを混同しているという指摘があったが、確かに一緒くたにしていたな。俺の中ではゾーニングが理想だが、おそらくそれは実現しないだろうと思っている。理由は、規制派と反対派が全く歩み寄りの姿勢を見せないからだ。そうであれば、一発規制もやむなしと思っている。理想としては「ゾーニング>規制」だが、それは多分無理だろうなと、ブコメなど見て改めて思う。
また、単純に俺の好き嫌いを規制にからめているのではないかという指摘もあったが、俺の好きなものも規制されて構わない。なくなっても別にいいということだ。この種の規制の話になるといきなり理性がぶっ飛んで極論でしか殴り合わなくなるものだが、まぁそうなってしまったな。すまない。嫌いなものが悪と言っているわけではない。気に入るもの、気に入らないもの、いずれも悪とされて滅ぼされても仕方ねえよなということだ。そうしてきてしまったのだから。
いくつかのブコメへ返信をする。
ゾーニングを望むと言ってるこういう人たちが、規制がいかに必要かは語っても「何をどうゾーニングするべきか」を具体的に語らないから不信感がある。当然モザイクなど性器修正には反対してるんだよね?
何かについて話すとき、その対象全てについて一度に語らなければならないということはないだろう。そんなことをしたら一つの意見が一冊の本くらいになってしまう。この日記では俺は「ゾーニングが理想だが無理そうだ。規制もやむなしだろうな」ということを書いている。ゾーニングの問題は積極的に話されるべきだと思うよ。俺はもう諦めて、規制でいいやという立場だけど。で、規制とゾーニングの話からいきなり「当然モザイクなどの〜」と飛躍するのはどうか。モザイクも広義のゾーニングのはずだ。売る場所を分ける、売る相手を身分証などで限定する、表現の一部をモザイクや黒塗りで抑える、そもそもそういう表現を用いない、など、ゾーニングにも各段階が必要になるはずだ。現状そういったゾーニングはすでにあるが、それらがさほど機能しておらず、拡大解釈が横行している。それが本文に書いたカグラの例だ。なので、俺はゾーニングは無理だろうなと思ったわけだ。あなたのゾーニング論は聞いてみたいし、より多くの人がするべきだと思っている。
「アニメ、マンガ、ラノベなどを好む人」のことを指して俺は「オタク」という言葉を使ったつもりだ。大雑把にくくったつもりはない。この日記で「オタク」が使われている部分を「みんな」だとか「人」に変えても成り立つと思っているのだが。俺はオタクの中から、オタクの問題点を書いたつもりだ。
>>こんなぼんやりした考えなのに表現規制に賛成してしまうのか…という困惑しかない<<
民主主義において、はっきりとした考えでくだされる決定がどのくらいあるだろう。イギリスの決定ははっきりした考えでなされたのか?少なくとも、俺の諦観を晴らしてくれるはっきりとした考えは、オタクたちの中からは出てこなかった。あなたのその書き込みもまた、はっきりしていないのと同じく。はっきりしないからこそ、大衆の決定は恐ろしいのではないか?そのことを理解しているなら、もっと危機感を持つべきだと思う。
安定の「妥協点を見つけようと努力をしない一言居士」ですねと一言残しておきたい。まぁそういう売り言葉に買い言葉は置いておいて、俺は上述のようにゾーニングを主体に書いたつもりではなかった。ゾーニングは無理だと諦めたから、全滅してしまえばいいという話を書いたというわけだ。「規制賛成派の意見」ではなく、「俺がなぜ規制に賛成することになったか」を書いたつもりだ。その理由は、諦観だ。
『俺は表現規制に賛成だ。/厳密に言えば、厳格なゾーニングを求めている。』 ここまで読んでゾーニングの話かなと期待した私に詫びてもらいたい。なんだよ『積極的に根絶やしにしてほしい』って。
申し訳ない。詫びる。本文にも書いたが、最初は頭に血が上った状態でかいたのでそのような表現になった。俺の気持ちとしては、「適切なゾーニングを施し、表現規制から逃れてほしい。しかし、どうも歩み寄りの姿勢や妥協点を探ろうという議論にはまったくなっていない。ならばいっそ、規制されて痛い目を見ればいいのだ」という怒りの発露だ。ゾーニングができればいいと思うんだがな。どうも無理そうだと俺は思う。あなたはどう思う?ゾーニングで解決出来そうか?何年も前から「ゾーニングが大事」と言う声は聞こえるが、それが形になったか?なりそうか?なる前に事態が急変しないか?
最初のほうが暴論っぽかったと反省しているのだが。後半のほうが暴論かな?混沌とした時代の定義にもよるのかもしれないな。規制で固められたなかから漏れだす表現と、先鋭化し一般人の理解を得られなくなった過剰表現、いずれも混沌とは違うものと俺は思っているが。混沌の中にも秩序が必要だと思っている。例えばコミケの「全員参加者」という建前もまた、混沌の中の秩序ではないか?全員がある程度のモラルを持って円滑に進んでいく、それが望むところではないかな?俺は表現において、それが崩れたと思っている。あなたはどう思う?
皮肉のつもりかしらんが、あなたとそれに星をつけているid:jakuon id:zions id:clworld id:dddeee id:mamimp は何を考えているんだ?俺は上述のように「俺が嫌いだから規制しろ」とは言っていない。そんな物言いを繰り返せば、歩み寄りも話しあいもできなくなってしまう。それを望んでいるのか?
>>そもそも、規制することで社会的なメリットは本当にあるの?青少年がエロいもの見たらダメって時点で意味がわからん。今どきの子供はネットでいろいろ見れちゃうだろうけど目立った変化はあったの?<<
理解されていないようだ。俺は「規制やむなしだろうな」という立場だ。規制に積極的になっている人たちはメリットではなく、デメリットを見ているのではないか。そして、彼らの考えるデメリットを覆すことが現時点でできていない。今時の子供の目立った変化はもうすでにあるのではないか?データは持っていないし、どうやってデータを取ればいいのか俺はわからないが。ろう。20年前に比べて、エロ表現がどのくらい変わったかを考えれば、答えに近いものは見えてくるのではないか。20年前はふたなりは奇形ジャンルだった。今やすっかり市民権は得たな。AVも見てみるといい。過激な内容がどれくらい増えたか。性的表現の過激さの加速度が、目立った変化とはいえるのではないかと俺は思っている。あなたは納得しないだろうが。そういう可能性もあると、頭のどこかに置いてもらいたいな。それと、青少年がエロいものを見たらダメとは言っていない。ゾーニングで細かく分けるのが理想だが、それが機能していない現状では。
「俺の意見=『性的なもの=悪』」という強烈な思い込みも、ぜひとも再考していただきたいのだが…。俺は性的表現も好きだ。本文にそう書いているだろう?それでも尚、諦めに至ったよと言っている。伝わらなかった申し訳ないが、あまり他人の意見を断定しないようにしてほしいな。それが歩み寄り、相互理解の第一歩なのではないか?
例えば、ゲームキャラクターを自由に閲覧できるモードを搭載しているゲームは多々ある。そしてそれらのゲームでは、CERO対策のためにスカートの中は覗けない仕様になっているものも多いだろう?それと同じことをするのは無理なのか?0か1かでなく、グレーゾーンはある程度残しながらも一般的に許容されるレベルを残して行くような「ゾーニング」は無理なのか?俺はそのようなゾーニングを望んでいたんだよ。過去形の話だ。
ゾーニングの話題じゃないのか…。/増田のように個人的嫌悪感を「公共の利益」のような漠然とした正しそうな言葉でラッピングして規制を言い出すケースは正にまなざし村じゃねーの。
俺としては、他人の意見をよく読まずに「まなざし村」とラッピングしてしまうあなたもまた十分に「まなざし村」だと思ってしまうのだ。そしてそれが「これはもう規制になってもしかたないな」という俺の諦観につながった。俺の意見は公共の利益などではない。「話し合えないなら戦争になるしか無いだろう」だ。そして、俺は反対派はその戦争に勝てないと思っている。だからこそ歩み寄りが必要だと思っていたのだ。
こうやってわざとミスリードして憎しみや対立を煽るから嫌われるんだろうな 規制に賛成とか反対以前に人間として問題がある まとめサイトとかと一緒の愚劣で卑怯な人間
俺はあなたのその意見は良くないと思う。俺の一つの意見を読んだだけで俺の人格を否定するというのは貧しい行いではないか?確かに俺の意見には極論が多く、またいくつかの混同があった。だからこそ、会話が必要なんじゃないか?俺は俺の意見を言う。それに対して反論や指摘がある。そして妥協点や着地点を見極めていくのが人間の理性ではないのか。「憎しみや対立を煽るから嫌われる」「人間として問題がある」「愚劣で卑怯な人間」これらのような非情に攻撃力の高い言葉は、相手を徴発し、正常な会話を出来なくさせるものではないのか?コレに関しては俺ははっきりと抗議する。そのような言葉遣いはやめてくれ。100文字の短いブコメの中にこれだけの強い言葉を並べるあなたに疑問を感じる。あなたのこの文章がまさに、憎しみと対立を煽ってはいないか?それが目的なのか?
ぼくは、徐々に慣れていったな。
最初は火サスななんかで、人間に包丁が刺さっているレベルでも鳥肌がたつくらいだった。
今は、首が飛ぶくらいはなんとも思わない。
ホステルやSAWなんかも観られる。(この辺りはちょっとキツイけど…)
実在しないゾンビは完全にフィクションだから、制作側が観客を怖がらせようとしてるんだなーと、自分をメタ的にな視点へ持っていきやすいと思う。バイオハザードシリーズとか、エンタメ要素強いからおすすめ。この辺りで、まずは血に慣れる。
次は、28日後シリーズ。これはバイオよりはショッキングなシーン多いと思うけど、話や映像表現が巧みなので、恐怖だけが売りの映画よりは救われる。
これがクリアできたら最後にRECシリーズ。ここまできたら経験値はだいぶ上がってると思うので、がんばる。ショックはでかいが、試験だと思って。
この時点で、もうあなたは、ドラクエでいえばLV30くらいにはなっているはず!自由にエログロホラーの世界をはばたいてほしいッ!
「展開はだるだる、とってつけたエログロ、客はこんなの食傷気味だって分からないんですか!投稿モノ出身の典型じゃないですか」
「いいんだよ。作画良くて可愛くて声が良けりゃ一定数残るんだから気にすんな。
こういうの出しておけばな、『あ、自分でもこれぐらい書ける…!』なんて勘違い君が増えて向こうが潤うんだ。
インフラが整った今サプライを絶やすわけにはいかねえんだよ。あとはゴミから売りモノ見つけりゃいい」
「なるほど!撒き餌ですね!」
「むしろその気をくすぐる程度に酷い方がいい。そういう意味で今最高の傑作だ。この手のテコ入れしていかないとあっという間に落ちるぞ」
デスゲームとか頭脳バトルものとかが相互に影響を与えあって発展してきている気はする。
もちろん、それぞれに源流となる作品があるのは当然として。
個人的な体感では、「ライアーゲーム」のテレビドラマ(2007・2009)のヒットで注目度が上がり
(ちょうど「孤独のグルメ」のドラマからグルメものが増えたのに似ている)、
「人間の欲求には5段階あるんだって。生理的欲求、安全の欲求、所属の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求。
君は毎朝電車に1時間すし詰めにされながら会社に通って、それから日付が変わるまで仕事をして、家に帰ればベッドに倒れる日々だ
けど、それだけしても3段階目までしか欲求は満たされてないんだよ。」
美智子は夜中の1時に、布団の上でぐずる息子に授乳をしながら、さきほど帰ってきた夫にそう話しかけた。夫は眠そうな顔で「うん
」とうなずきと風呂場に消える。息子はおっぱいを飲みながら白目を剥いて寝入る。美智子は息子をそっと布団の上に載せ、ゆっくり
とおくるみを掛けた。美智子も横になり、隣にある美しい息子の寝顔を確認して目をつむる。美智子が眠りに入っていく中で夫は風呂
から上がり、美智子のそばに来て頭をなでる。美智子が寝ているとき、いつもやっていることだ。美智子はそれに気づくときもあるし
、気づかないときもある。今日は気づき、眠りながら微笑みを返す。
美智子が朝9時に起きると、既に夫は会社に出かけていなかった。夫が朝の支度をする物音で起きたものの温かい布団から出られずぐ
ずぐずしていた。今日は火曜日なのでゴミを出そうと思い、ゴミ箱を見ると、既に空になっていた。排水溝のネットも新しいのに替え
られている。ああまた夫が全部やってくれたんだと美智子は思う。テーブルには昨日夫のために作った野菜炒めが手付かずのままだっ
た。朝ごはんにその野菜炒めを食べていると、息子が目を覚ましぐずりだした。野菜炒めを持って息子の横にいく。TVをつけ、息子
を抱え、おっぱいを吸わせ、同時に野菜炒めを食べる。必死におっぱいを飲む息子の顔に、ぼろぼろと食べ物が落ちていく。さあ今日
は何をしようかとTVを見ながら、野菜炒めを食べながら、授乳をしながら美智子は思う。まずは洗濯機を回そう。洗い物もしよう。
天気がいいから外に洗濯物を干して買い物に行って、夫のために夕ご飯を作ろう。ホワイトシチューをルーを使わずに作るんだ。それ
から、部屋の片付けもしなきゃな。まあ夫が帰ってくる午前1時までにやればいいから、まずはネットでもするか。
その日はホラーゲームをPCにダウンロードし、泣いてる息子をあやしながら追ってくる幽霊から逃げて一日が終わった。20
時に息子を風呂に入れ、今日は夕飯作らないでいいかと考える。今の時間ではスーパーもやってないし、どうせ作ったところで
食べないから。
「作っても意味ないよねー」と目を丸くして風呂につかる息子に笑いかける。息子はきゃっきゃと声を上げて喜ぶ。
風呂から上がり、しばらく2人で遊んでいると、疲れたのか息子は寝入る。ようやく美智子は立ち上がり、朝回した洗濯機を開いて、
洗濯物を部屋干しする。洗濯物をつるしていると脳内に小学校の下校アナウンスが響く。「あと10分で最終下校時刻です。後片付けをして、すぐに家に帰りましょう。皆さん、今日はどんな一日でしたか?」
夫が珍しく23時に帰ってくる。帰りが早いので部屋は散らかったままだ。
「お帰り。夕飯ないよ」と夫に言うと、「コンビニで買ってきたから大丈夫」と答える。夫はセブンイレブンの袋からおにぎりとスナ
ック菓子とビールを取り出し、食べ始める。美智子が「りんご剥こうか?」と聞くと「いいよ」と言う。
「美智子大変だからいいよ。」
「大変じゃないよ。りんご剥くよ。食べて」
「俺に選択権ないのね」
「あとは美智子が食べなよ」
美智子は迷うが、結局残りのりんごを食べる。夫はりんごを食べる美智子に話しかける。
「今日はどんな日だった?」
「今日はねゲームしてたの。18禁のホラーエログロゲーム。お化けに追いかけられてすぐ捕まっちゃうから、全然エロいシ
ーンは見られないんだ」
「そうなんだ」
「まだ体験版なんだけど、どうしようかな買おうかな。今2000円が1000円になってるんだ。どうしよう」
夫が一日働いてるのに自分はゲームをしていて、少しは怒られるかと期待したが、夫はいつもどおり疲れた笑顔だ。
「どうしたの?これ」