2016-08-11

DEAD TUBE5

Youtuberのなれの果て

狂っているのは世界の方だ。

せっかく生まれたのに、俺の居場所を用意してくれてなかったんだからな。

俺はこの世界に俺たちみたいな人間の居場所はないと思ってた。

一生女と触れ合う機会はないと思ってた。

一生しょうもない仕事をして一生貧乏なんだと思っていた

そんな俺にとってデッドチューブ希望だ。

俺のやりたいことをやるだけで称賛され金にもなる

これほど素晴らしい世界がほかにあるか? いや、ない。

から決めたんだ。俺はプロのデッドチューバーになるんだってな。

ファーwwww バカじぇねえのwww

リアルアカウント」がニコニコ動画ニコ生揶揄した作品であるなら

こちらは「Youtuber」が過激化したまま世間に受け入れられたら、という世界


リアリティが全くない。

とにかく何でもあり、過激であればあるほど良い。

その結果人が死んでも問題ないというか、むしろ人がむごたらしく死ぬくらいでないと

人気動画にならないという、まぁほんとしょうもない世界観

生き残るためにエログロに走るって、そんなん効率を求めたり強制されたところでおもしろくないやろと。

そういうのは一時的に衝撃的にはなるかもしれないけどすぐ飽きる。

もしそうでないならこの漫画だってエログロ画像を出し続けていればそれだけで人気になるはずだがそうはならない。

この2作品におけるリアリティの欠如は、どちらかというとマンガで描かれる登場人物ではなく、姿が見えない視聴者たちの取り扱いについてではないか

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