はてなキーワード: 費用対効果とは
novtanがずいぶん好意的な解釈をしてたけど、知的向上心のなさが問題ならそう言えばいいだけで、
文章術の本で一意に捉えられるようにしろとか熱弁してたくせにやらかしてんじゃねぇかとツッコまれてもそりゃあ仕方ないよね。
数式アレルギーというだけで他の学問にコミットしてる可能性は排除できない以上、知的向上心を欠く大人になっちゃダメだぞは指摘として間違いだ。
この発言の問題点って、ただ単純にアレルギーというワードチョイスがどうなのかってくらいで、結城氏の批判は的外れすぎる。
「文系だから数式アレルギーなので」に対してならば成立するが、「数式アレルギーの文系なので」は数式アレルギーでない文系の存在を否定するものではないので成立しない。
論理を解説する本を出してる人がこれでは若者に悪影響ではないだろうか?
これからの時代、数式は必要だからやらなければならないというプラグマティズム観点からの発言をしているが、
これは逆説的に数式が必要ない人はやらなくていい、ということにもなってしまう。
さて、これからの時代を生きていく人のどれくらいが数式を必要とするだろうか。
また、数式という叡智の積み重ねに~という発言に関しても疑問が浮かぶ。
なぜリスペクトする必要性があるのだろうか。したからなんだというのか。ただの自己満足ではないか。
ではブコメを見てみよう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/rentwi.textfile.org/?759297917043609600s
tockri 僕も自分が不勉強で苦手なことをヘラヘラ笑いながら「よくある多数派」にラベリングしてその対象を貶める人が嫌いです。ブコメ中の的外れ率がものすごい高くてびっくりした。
hate_flag 数式がわからないなら「わたくし不勉強でこの式の意味がわからないのです」と正直に言おうよ。不勉強なのをありもしないアレルギーのせいにするのは不誠実だし数学に対して失礼だ。
むしろわかりませんの後に出てくるフレーズだと思うが。むしろこれは「苦手なので費用対効果が悪くやる必要性がない」というメタメッセージにも受け取れる。
それから「数学に対して失礼」などという謎フレーズ。お水にありがとう。
watchcat そもそも人は日本語もきちんと読めない。ここのブコメ達が良いサンプル。大半は的外れな批判しかしてないしね。そして日本語も不自由なのに数式なんて読もうとするわけがない。だから敬意なんて持たない。
okureiman スター集めてるブコメの反論がレベル低すぎてわろた
典型的な匂わせ文。抽象的な言い回しだけでマウンティングを取ったコメントしか放れない人間が語る誠意とは。
後者は2ブクマしかなくて顔真っ赤にした誰かのサブ垢かと疑うレベルw
gcyn えっ、なんでこれこんなにも否定的なコメントつくの?って思った。悪いけど、ご自分の卑屈を他人の汚点に転化してるからではなかろかしら。
touch_my_tralala 数式が苦手でかつ怒りっぽい人ってこんなにいるのかって、ブコメみて驚いた。なんかコンプレックスでもあるのかな。結城さんの言ってることは結構まともだと思うんだけど。
ophites 「俺も昔はワルだった」「自分不器用でして」が実際は「ガリ勉より俺の方が人として上」「要領だけ良いズルい奴と俺は違う」を意味するように、卑下のふりした自慢なんだよな。できないのは仕方ないがそれを誇るなよ
他人に投影や防衛機制指摘したところでおまえがそう決めつけていい世界にお住まいならおまえの意見こそが投影や防衛にすぎないと決めつけていいよねと返されて負けるタイプ、許されるのは20歳までだぞ☆
t-tanaka これに限らず,知らない・できないということを特権のようにふりかざして,相手に譲歩を求める行動が世の中で通用してしまっているのか腹立たしい。
実際にしらないできない他人にコストをかけさせてやらせようとするのを拒否される=俺に譲歩を求めてくるなら所詮同レベルじゃないっすか~
yu173 誰にでも得意分野がーは反論にならない。不得意だろうが数式を蔑ろにするなという話でしょ。この手の話題になると理系文系で区別することの害をブコメから見て取れる
なるよ。ひとつめに数式アレルギーイコール知的向上心の否定にはならない、ふたつめにすべての人が必要ではない以上、コストパフォーマンスを考えて得意分野にコミットして数式を蔑ろにする選択は十分にありうる、ということで十分な反論になっている。
matarillo 《あなたがわからないのはいいよ。あなたが理解したくないのはいいよ。若者にそれを推奨するなといいたい。》《大人は真剣に勉強しよう。》ってあるのに★ブコメは何を読み取ったんだろう。
推奨という論理飛躍や勉強していないという決めつけ、わからないのはいいと言っておきながら歴史ある知である数学をリスペクトしろというテメーの価値観の押しつけを読み取ったのではないでしょうか。
unagi_dayo 「数式アレルギーなんで」「文系でして」「自分馬鹿なので」等と言って何かを理解すること・考えることを放棄する行為は不遜だし周囲の若者に悪影響を及ぼす。分からないこと、苦手なことが悪いのではなく態度の問題
数式アレルギーでも他の分野の学問を理解する方にコミットしていれば何の問題もない。コストパフォーマンスの問題。英会話教室の入会アプローチのような強迫的圧力をかけて数式を理解する必要のない若者にまで数式は理解しなければならないと押しつける方が悪影響。日頃から文系はムダと明言している理系はたくさんいるが、数式がムダは一切みとめようとしない態度はなんの問題もないのだろうか。
watapoco 数字を扱う仕事をしてる人間として無茶苦茶同意。いや、わからんのはいいのよ。こういう台詞はく人できる人へのリスペクトがないの。
どこをどう飛躍させるとリスペクト云々になるのだろうか。あと誤字脱字のまま書いてもいい推敲しないで書いてもいいと思わせると若者に悪影響だぞ。みんなもっと叱れよ。
kaputte 同意しまくり。言葉をいい加減に扱う奴は信用できない。この文章は数式や漢字が読めない奴を叱るとかそんな話じゃないんだが、これを理解しない層=怒りの矛先だと思われるので、勝手に誤解するしいろいろ不毛。
アレルギーというワードチョイスにはたしかに問題あると思うが、これも匂わせ文。言語化せず逃げに走るのは若者にとって悪影響。「勉強不足を恥じろよ。若者を自分のレベルまで落とそうとするなよ。」えっ?どんな話だって?
marmot1123 想像以上に批判的なブコメが多くて驚いた。自分は完全同意。自分が勉強しなくてわからないのはいいけど、他の奴らが勉強しない方に巻き込むなって話。難しいから逃げるんじゃなくて丁寧に読もうよって話。
巻き込まれるようなバカを殴る方向にシフトすべきだろ。そもそも勉強する必要性がない人だっているんだから。
okachan_man 文系だけど、自虐じゃなく本気でそんなセリフを言う人はただのバカだと思うよ
上述のとおり、お世辞とかコスパ考えて投資する必要性がないの言い換えにすぎないとも考えられるからなぁ
おはように早くねーよ!とかお疲れ様ですに疲れてねーよ!みたいなアスペ臭が漂う。
アレルギーというワードチョイス一点突破ならここまで批判されなかったろう
satomi_hanten 結城センセっぽくないけど「大人には」って明記してあんのすら読まなかったり理解する意思を見せない人間にはなりたくないのは1000%同意。
書いてあるとなんなのかまったくもって意味不明
araignet2内容以前に結城氏のこれまでの著作活動に対する全くの無知としか思えないコメントにげっそりする。
むしろ今までの著作活動が台無しとしか思えないけど。自分で文章術の本をもう一度読み返したらと思う。数学を尊敬しない人に対して尊敬しろ尊敬しろ尊敬しろ尊敬しろと思っているというイメージは数学ガールたちにさよなら絶望先生@久米田康治の登場人物並の闇を感じさせてしまうだろう。
元増田です。
費用対効果と言ったのは「家電なんかすべからくしょぼい」と思ったのではなく、その店員の説明が下手くそだったから
直接的な原因として「費用対効果」と言ったから、ってでもない気がする。
いろいろ家電に思い入れがあってのことなら、いろいろ聞けて楽しいな、と俺だったら思うけどね。
家電なんかすべからくしょぼい、って意味で言ったなら、そりゃ離れるよ。てか、そもそも価値観など合わないのに自分が結婚したいからという個人的な計画のために付いてこないでほしいよ。
友人と食事に行った。
トイレ行くために席を立って、戻ってきたら話題が『大学教授になるのはどのくらい難しいか』という話だった。
噂で聞いたことがあったので、席に座るなり自分の知っていることを一通り話した。
Aちゃん「さすが増田ちゃん詳しいね。Bちゃんのところはどんな感じ?」
Bちゃん「そうだね~」
そこでBちゃんとBちゃんのご主人が大学の助教であることを思い出した。
Bちゃんの話は私が話したものとまったく違った。
周りの状況を見ないで、自分の知識ばかり話す癖を直したい。
ひとしきり話した後で、その道のプロがいるパターンがよくある。
料理の話になる→ネットで見たレシピについて語る。「料理はレシピを見ればわかる。わざわざ習いに行く人はただの道楽」→その場に料理教室を主宰している人がいた
スーパーの話になる→小売(スーパー)業界について語る「現在はA社が一位なんだよ。さすが品揃えがいいよね」→B社の社員がいた「それは○年前で、今はB社が一位なんだよ~」
お見合いをして知り合った男性と家電量販店に行った。何かのはずみで二人とも電化製品が好きだということがわかったからだった。
私は、近づいてきた店員とひとしきり話をして
と言った。たいていの店員は『費用対効果』というワードを出すと黙る。
それを見ていた男性は微笑んでた。私の交渉に感心しているのだと思った。
翌日、男性からお断りの連絡が入った。何がいけなかったのか散々考えて男性が家電メーカーに勤めていることを思い出した。
昨日のは微笑みではなく、苦笑いだったらしい。
大変かもしれないけど、頑張って。
親は悪くない、甘えるな。
昼間仕事して、夜学の大学にいって勉強して、学費を自分ではらい、
戦前戦後の昔と違い今は時代が違うとか、今の方が大変とかいってはだめだよ。
今の時代の方がはるかにITもスマホも学習の機会・選択肢も沢山あるから
圧倒的にいい時代だよ。
月13万円とは費用対効果が悪すぎる。
学生時代の4年間なにをしていたのか?
借金返済のために頑張って稼いでいたのか?
20歳過ぎていて考えが稚拙だよ。
ダブルワークして、夕方・夜からコールセンターやコンビニで働くかして
考えてばかりいないで、行動起こすんだよ。
ソシャゲの片隅で。ホントかウソかの判断は貴方におまかせ(笑)
目立とうとおもうと、ソシャゲ大作の開発費と同レベルのお金が飛んでいく。ゲームの出来が良ければ宣伝に金かけるだけの価値があるが、良くなければ只の悪夢。でも、宣伝しなかったらどんなに良いゲームでも人の目に触れず、開発費用回収すら困難になる。
そもそも金払ってくれる人はそのゲームをDLしてくれたユーザの数%。ただ、この人たちの異常な金の払いっぷりで、全運用費用、運用スタッフ、宣伝費、インフラ代金、開発費用の借金全部を余裕で返済できるだけのお金が集まる。このあたりがほんとに異常。こみ隊長がいうようなガチャ規制入ったら、ほぼ全員(トップセールス10位常連ですら)思うように金稼げなくなって一気にソシャゲ業界終わる。
宣伝のタイミングが事前実施、リリース後実施でとにかく金ぶち込みまくって理想的にやれたとして、初動1週間の1日あたりのプレイユーザ数を上回ることが出来るゲームはきわめてまれ(正直居ないかもと思わざるを得ないレベル。)スマホの上位5位ぐらいのトップレベルのセールスに常連らの1日あたりのユーザ数は、まあ業界的に今後二度と起きないと思った方がいいレベルの奇跡。
とても多くのデベロッパが十分な資金と時間を渡しても、正直詐欺といわれても仕方がないレベルの成果物しか出せない。なので、大作のソシャゲ開発はとてもリスクが高い。リスク要因考えるだけでも、サーバ技術がダメ、クライアントアプリ技術がダメ、音楽・サウンド・挿入アニメがダメ、グラフィックがダメ、PM/ディレクションがダメ、会社がダメ(笑)等など、ダメになる要因洗うだけでも、沢山ある。まあ当たり前の話、自分で全部ちゃんと出来るなら、その会社自力でソシャゲ出して只のデベロッパからはすでに脱却してるはずだから当然といえば当然。胴元というのは、いつの時代でも、有利で儲かる立場なんで、誰でも胴元になりたいよね?
今の所、RPGは、ユーザらがゲーム中でソコソコわかりやすく継続的に何か作業がやれる上に、ゲーム運用側も作業量が収入とバランスしやすいから。なので、結局ソシャゲ業界はRPGばかりになる。なお、ユーザのやれることいっきに増やそうとして、いわゆるMOなオープンワールド系のゲームにしちゃうのは、相当にゲーム設計と運用ノウハウがないと無理。オープンワールド系は運用ノウハウが無いと、ユーザがすぐに何していいかわからなくなるので、結局ビジネス面で詰む。
ソシャゲ運用側から見ると、マルチユーザの対戦の機能なんて、正直、肉料理についてくる前菜かサラダぐらいの価値しかない。無いとソシャゲの見栄えが寂しい一方で、開発は技術的に難易度が無駄に高い上に、1日に遊ぶ全ユーザの2〜3割ぐらいしか遊んでくれない。しかもゲームのメインにしようものなら速攻ユーザが逃げる。この場合は悲惨で、残ったユーザはガチ勢ばかりになって益々初心者入ってこなくなるわ、結局ガチ勢もいつも同じ面子ばかりと対戦になり正直飽きて継続しないわで、たちまちゲームビジネスが詰む。実際ユーザの遊び方を計測しても、正直実はみんなシングルプレイで十分なんだろ?と思う行動ばかりのご様子。正直頭痛い。ただ、ある程度のマルチユーザの対戦機能があると、新規ユーザ獲得に役立つ(プレイヤーが友達誘う正当な口実になる)気がするのと、高課金者らが継続的に金を突っ込む為の理由の1つにできるかもしれず。また、対戦を口実に運営施策が入れやすい場合があり、結果、ゲームの盛り上げ感を出しやすいかもね。ゲーム運用側からは、費用対効果の面では、無いと寂しいが、頑張ってみてもいいとこ無しという機能。
ちゃんと宣伝しているのにいまいち売れないまま1年もたっちゃうと、どう宣伝しようが、何しようが、ユーザはほとんど反応しなくなる。同時に、ソシャゲの流行りも変わるので、結局詰む。こうなったら借金精算して、次行こ、次!
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154963487
先に断っておくことですが、自分が読んだのは
時候の挨拶とか書けないのでさっさと始めてガンガン褒めていきます。
どの作品を取っても、舞台は現代日本をベースにしています。それを大きくプッシュするつもりはありませんが、わかりやすいことは良いことです。
しかしあくまでそれは「ベース」です。例えば「疾風怒濤商店街」、このタイトルでありながらメインテーマは「ドラゴン討伐」。商店街がある世界にドラゴンなんか来るのか。ドラゴンが居る世界に商店街なんてもんがあるのか。つまり、現代日本ひいては地球に「みんな知ってるファンタジー」が融合する世界観です。「消防庁から派遣される聖騎士団」とか「勇者になるため日々鍛錬している女子高生」とか、そんなんワクワクしちゃうだろうがー!!!
とにかく、そういった要素が、上記作品の中では常識なことが多いです。現実世界の私達が「ユニコーン?は?ごめん何言ってんの?ゲーム?」なのに対し、作品世界では「ユニコーンっすか、うおー珍しい」みたいな感じです。現代日本を舞台にするからには、私達の生活イメージを壊さないレベルで、ファンタジー要素が点在しています。この距離感は素晴らしいと言えます。
バカです。
その、「キャラクターについて一項目設けよう」と考えた時に、当然色々なキャラクターが浮かび、その色々な魅力を語ろうとしたのですが、それらを総括してタイトルに据えられたのがこれでした。ほんとバカ。
バカバカ言っていますが、それもまた良いことです。というか【ロケット商会】さんは意図的に登場人物をバカであることにしています。なぜなら、キャラクター性におけるバカさとは、カワイイことと直結するからです。
また付け加えるならば、上記作品群におけるキャラクターは、どちらかと言うとチンピラめいた性格であることが多いです。考える能力が無いタイプのバカというより、全うな教育を受けていないタイプのバカです。いわゆる「育ちが悪い」人達。こうしたバカな人物達は、純粋で、無鉄砲で、欲望に正直で、あまり面倒なことを考えません。この性質は、読者には読みやすさとキャラクター(=作品)への愛着を与え、作者にも展開の妥当性や派手さ、スピード感を与えるものとして、大きな効果を担っています。
ちなみにですが、当然ながら(比較的)に賢いキャラ付けな人物も登場します。しかしこの作品群におけるバカの方々は頭脳がバカなのではなく性格がバカなので、マリファナに依存していたり、一人の時間にカッコつけた仕草を練習したり(※推定)しています。もう全員カワイイで良いですね。
そしてアツい要素として、バトルの描写も欠かせません。「勇者のクズ」に至ってはジャンル名「現代アクション」を冠しておりますから、大変重要なポイントです。 しかしながら、この見出し文に違和感はおありでしょうか。「超クレバー」て。「賢い」とか「利口」とかそういう言葉やぞ。お前さっきまで登場人物をバカバカ言うとったんちゃうんかと。・・・なんでですかね。(投げた)
説明に入りますが、各作品内での戦闘描写は主に白兵戦です。少なくとも主人公は剣を使います。現代日本においてそれをやる理由付けみたいなものは当然あり、かつ納得できる内容になっていますが、自分は「まあ目的ありきでいいじゃんそういうのは」とか言っちゃうタイプなのでここでは特に書くつもりはありません。
とにかくは近接で刀剣で緊迫で刹那なバトルです。当然のことを言いますが、そういった場面での決着というのは常に一瞬です。極端な例で言えば、その一瞬に向け、時には剣戟さえしません。駆け込む所から、相手の迎撃を予測し、いなし、隙を作り、一撃。実際にはそれぞれの動作と応酬には動機も含めたもう少し微細な描写が盛り込まれ、その一瞬の妥当性を裏付けます。それは読みやすい上で、とにかくカッコいいの一言に尽きます。実際に、読んでる最中何度も濡れました。嘘です。
ここまでで「スッキリ超クレバー」の「スッキリ」です。マジで言ってます。
その一瞬へ辿り着くために、キャラクター達は考察を重ねています。特に各作品の主人公がそうで、目的のために静かに動くことが出来るタイプです。(あるいは舞台の状況が彼らをそうさせます)
いかに相手の不意を突くか。いかに相手の弱点に剣をブチ込むか。いかに散乱した戦場で安全を確保するか。読者が知らない方法で、手順を踏んで、その瞬間に出来ることを選択していく。時に防がれ、上手くいき、そのそれぞれが論理的で、心地よく納得した感覚で読み進むことが出来ます。(実在するかは知りませんが)現実の技術や武術になぞらえた表現での解説も入ることがあり、その側面からも地に足の着いた戦闘描写を感じられます。
ぶっちゃけ具体例については読んでください。
曖昧なことを言いますが、文字でしか表現できない文章の世界で、「存在の雰囲気」を表すのはまずその名前です。固有名詞に、センスが輝いています。この意味では、作中で名前くらいしか出てこない存在だとか、そういうものに対して威力を発揮します。
《新桜庭ゴブリンズ》・・・疾風怒濤商店街。主人公所属の草野球チーム。メンバーの半分は口癖が「クソが」「殺す」みたいな人達。ちなみに作中に「ゴブリン」という単語はこれ以外に出てきません。
《細川まる子》・・・疾風怒濤商店街。もしかしたら《まる美》かもしれない。舞台の市長の娘。基本的にお邪魔系のキャラ。リクルートスーツが似合いそうな高圧的アホ。
《琥珀の茨》卿・・・・勇者のクズ。魔王の一人。ヤク中気味で脆さがある。自分の能力が名前に現れている。
《嵐の柩》卿・・・勇者のクズ。魔王の一人。《琥珀の茨》さんよりかなり格上。《琥珀の茨》さんみたいな単純な命名ではない。(※作中で名前について語られた事がある訳ではありません)
《七つのメダリオン》・・・勇者のクズ。作中で主人公達がハマっているカードゲーム。ルールについては全く言及されない。よくわからんカッコ良さと、なんか深そうなゲームっぽいぞというのが多分に感じられるネーミング。
・・・とかとかとか。これはまあ、かなり自分の主観が入っていると思います。どちらにしても、ネーミングに限らず、場面と作品世界の雰囲気作りに余念がないということです。意識してもしなくても、ガンガン入ってくる要素ですので、すぐに楽しめます。
少なめ(に感じる)容姿描写、とでも言ったほうが正しいかもしれません。読んだ後の感覚としてなのですが、「描写量の割にイメージが沸く」「しかも他の人の描いたファンアートが俺の思ってたのと近い」ということがありました。描写の費用対効果が高いとでも言っていいかもしれません。
当然ですが、そういった描写というのは言わば説明パートで、読みやすさのハードルを上げる側面があります。これが費用です。恐らく【ロケット商会】さんはそれを操り、物語冒頭で登場するヒロインくらいにしか、一度で詳細な描写をしていません。他のキャラクターに関しては、上記の命名や行動により醸し出す雰囲気、シーン毎のちょっとした追加情報でイメージを構成させ、大きな効果を生んでいます。
また憎いことに、主人公に関しては一切の描写をしません。だいたい性別くらいしかわかりません。年齢さえ、
「高卒らしくて、二十歳はいってるっぽい」「高校生だけど学年がわからない」「もしかして三十行ってる・・・? 無いか」といった有様です。(3作品各主人公)
ただし性格に関してはしつこい程に読み取れるので、読み手たる我々は都合よくニヤニヤすればよいものと思います。
■
・・・ふう、これくらいにしておいてやるぜ・・・(書き慣れない文字を連ねすぎた)
ええと、長々と書いておいて最後に言うセコい手法なのですが、正直な所自分は普段ほとんど小説を読まず、評価のポイントなどというものはまったくわからん身であります。他作品と比較して~なんてことは到底出来ない程度の経験です。なので、おそらくめちゃくちゃ普通で当然のことを並べてるんだろうなあ、という自覚を感じながら書いておりました。
それでも、久しぶりに小説というものを読んで「やべーなにこれ楽しい」ってなったので格好をつけました。というか、「勇者のクズ全部読んじゃったよおおおお」って言ってたら「何らかの感想行為をしたりしたらもしかしたらロケットさんのモチベが上がるかもしれんぞい」って言われたのでなんか表現しようとしてこうなりました。はい。もっと私に続きを読ませてぇ!!
金さえ有れば良い教育が受けられて、良い人生が過ごせると思っている皆さん、間違いです。
金持ちの子は良い教育を受けて、良い学校に入り、良い仕事につくというのは一面の事実では有る。
本当の所は「まともな親は、比較的金持ちに多い」のだ。まともな親に育てられるからまともに育つのであって、金持ちだからまともに育つのでは無い。
子供が家に帰ると親が寝転がってポテチ食いながらワイドショーやお笑い番組を見ている。
喫煙者、安酒飲み。
趣味はパチンコorスマホゲーor改造車、宝くじを常習的に購入。
仕事は単純作業or非正規、数年かけてスキルやキャリアを積む仕事についた事が無い。
例えば、上記のような暮らしをする人間に、いくら金をやってもまともな子供は育たない。
貧乏人の子供は貧乏になる確率が高いのだが、それは最も長い時間を過ごす家庭がそのように運営されているからだ。
多くの金持ちの家庭はそうでは無い。
家に帰ると宿題を見てくれて、親は休日に美術館に行ったり読書をしている。子供は自然に学び、本を読み、豊かな文化的素養を養う。
整理整頓は自分の人生を効率的に生きる手段である事を身をもって教えられる。
海外に友人が居る。子供の頃から多様な文化に触れ、その中でアイデンティティを確立する機会が有る。
積み重ねた努力で、ある程度の地位や仕事についている人に囲まれた生活をしている。努力すれば、具体的にどうなれるかを日常的に見ている。
両親共に大学を出ている。子供の頃から大学に行くのが「当たり前」になっている。海外へのホームステイや留学も視野に入り、経験者の話をいつでも聞ける。
高い能力を持つ人に囲まれ、日々の生活の様々な場面で礼儀を学び、見聞を広げられる。
このような日々の暮らしこそが「文化資本」なのである。カネを持っている事など、瑣末な事でしかないのだ。(もちろん文化資本の無い金持ちも居る)
例えば貧乏人にカネだけ与えても、こんな暮らしは出来ない。せいぜい半額惣菜が外食になり、しまむらの服がブランド物に変わるくらいだ。(文化資本を持った貧乏人という存在は極めて少ない。)
東大に入る学生の親は約半分が年収1000万以上だと言う。日本の年収比率から考えれば明らかに偏っている。
もちろん、小学校からSAPIXをはじめとする有名塾に通える環境も一助にはなっている。まぁ塾代だけで、本気で通わせると小学1年から高校3年までで1000万以上かかるし。
しかし、家庭環境が壊れている子供をSAPIXに通わせたとして、有名私立に入れるか?と言われれば無理なんだよね。最も重要な家庭での学習が出来ないから。
良い教育とは、まず最初に家庭で行われる。家庭で教育を受けられない子供は、最初から大きなビハインドを食らって社会に出る。そこにいくらカネをつぎ込んでも無駄。
稀にトンビが鷹を産むが、そんな子供は現在の制度でも返済不要の奨学金がいくらでも有る。
格差とは経済力では無い。本当の格差とは、誰もが選べない幼少期の環境の事なのだ。
教育に過剰な期待をしているブコメが多いけど、家庭でするべき教育を学校が肩代わりしろと言っても無理ですよ。
何事も本人のやる気が無ければ始まらないのだが、その「やる気」をステロタイプな貧乏親は削りとる。
まともな親の子供は親&周囲のまともな大人からやる気をもらい続ける(ついでに良質な知識、コミュ力、広い見聞も)
要するに、日々の生活が追い風になるか逆風になるかの差がデカイのだ。これに比べれば、スタートラインの差など無いに等しい。
教育費を無料にした所で、大学に遊びに行くバカと、目標持った優秀な学生に二分されるだけ。
優秀な学生は大体親が金持ちだし、そうでなければ奨学金を取れる。
教育費無料なんて教育関係者のポジショントークでしか無いよ。乗せられている貧困層は利用されているだけ。
解決策は無いのか?という話だが、これ以上のバカの底上げは無意味なのでしない方が良いという立場だ。
そもそも日本は、ホームレスですら字が読める国だから、初等教育は行き渡っていると言って良い。
教育費でよく話に出てくるOECD各国だが、字を読めない人が普通に居る国だらけだからな。
日本の識字率は99%以上だから、初等教育(バカの底上げ)に成功している国とも言えるのだ。
巷で叫ばれている大学無償化、奨学金返済不要については、費用対効果が悪すぎるのでやめた方が良い。
20年ほどクズ親に育てられれ、何の文化資本も持っていないFラン大学生なぞ、支援しても無駄だから。
一定数、世間知に長けたワンチャンを掴める層は居るが、そいつらは放置してても勝手に伸びる。学校教育の範疇ではないからな。
やるなら一定以上の偏差値を持つ世帯年収が低い家庭の小中高生に集中して支援するくらいか。
しかし、いずれの場合もバカの感染を防ぐために寄宿舎で預かる必要が有るが、日本でやる事は不可能だろう。
日本国が行う学校教育に幻想を持っている人が多すぎだが、そもそも東大すら世界的には有象無象の一大学でしか無い訳で、本物のエリートは欧米やアジアのエリート養成大学に行ってる。
ただし、日本でエリート養成をする事は無駄に平等を重んじる文化から無理だろうなと思う。
みんな平等に格差をなくそうという思想はご立派だけど、現実的に考えると家庭に介入出来ない限りは不可能だという事。
国(あるいは他人)に出来るのは自力で一定ラインを超えてきた人を支援するくらいだ。
やる気のない(あるいはやる気を奪われた)人は、自助努力が出来ないので救いようがない。
共産党の機関誌である「前衛」を読んでいるコミュニストが、この記事をネタに書いているので見てみた。
http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20160605/1465138757
まぁ一言で言えば「そう出来たらいいですね、ところでどこから金が出てくるの?」である。
松本は、さらにそこから夫が主な稼ぎ手で、妻が専業もしくは補助的な労働でそれを支えて、子どものケア労働を担当する「標準家族モデル」がいかに危機やトラブルに脆弱かを述べる。
そして、もし子どもに関わる費用をすべて社会が負担するようになれば、親は自分の食い扶持さえ稼げばよくなり、シングルでもダブルでも不利や不公平は解消すると述べる。これこそが「強い家族」なのだと。
さらにこう続ける。
もし小学校や中学校のように、高校や大学に誰でも行けることはおろか、医療も住宅もそして食事や文化に触れる機会も、子どもが無料でアクセスできるようになれば、その時初めて子どもの貧困は親の責任から切り離される。そこまで社会を進めることの覚悟とセットでなければ、容易に元増田のような非難に遭遇するハメになる、と松本は警鐘を鳴らしているのである。
ユートピアを追求するコミュニストらしい意見だ。で、そんな国どこにあるの?日本人は1億人以上居るので、中東の産油国でもこんな暮らし出来んぞ。
ちなみにその理想を実現しようとした国知ってる、ソ連とかいう強制収容所国家だ。
まぁ共産主義者に財源を追求しても仕方ない。彼らは責任をもって行動した事が無いのだから。
仕方がないので、テキトーだが俺が考える。
日本の0~14歳までの年少人口は1613万人。彼らに衣食住+文化的な生活+学習を無償化したとする。
かなり安めに見積もって1人1ヶ月10万円の経費がかかるとして、1年で120万×1613万=19兆3560億円
更に高校生、大学生まで含めると900万人ほど増える、1人月10万で年間10兆円ほどかかる(年齢が高くなるほど消費が増えるが、面倒を見る職員の数は減らせるので同じ経費とする)
合計して約30兆円、数字を見ただけで非現実的だとわかるだろう。
まぁ所得税を3倍にすれば実現可能だ。もしかしたら、共産主義者として望む所なのかもしれない。
現在の日本において、財源を示さずに甘い夢だけを語るのは誠実な態度だろうか?
耳障りの良い話、目の前の人を気分良く救える話は正しいのだろうか?
共産主義者は家族の解体を是とする。旧ソ連では集団主義教育が行われていた事は周知の通りだ。
全ての子供を「学習はおろか、医療も住宅もそして食事や文化に触れる機会も」親の責任から切り離す覚悟が問われるそうだ。
まさしくコミュニストに相応しい思想ですねとしか言いようが無い。
ちなみに私が提唱する解決策?はこんな感じ。ブコメにも有ったが、教育は数世代で解決するしか無いので、まず1代目はお金を稼ごう。
1代だと所詮成金なのだけど、2代続けばその子供は教育が行き届くようになるだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20160225194038
○「教育なんてかけた費用がすぐに効果となって表れるものばかりじゃないだろうが。教育受けた人間が生きてるだけでも効果となって表れてる部分もあるだろうよ。教育予算が無駄になったかどうかなんて,今の経済学では測定できやしないくせに」
http://seramayo.hatenablog.com/entry/2016/05/23/121352
「国立大で税金のおかげで教育してもらってるのにもったいない」という意見に対して
費用対効果は当然考えるだろ。
教育を何だと思ってんの?
なんで国は回収出来もしない遊びでやってくる大学生のためにお金使わなきゃいけないの?
ボランティアじゃねーんだぞ?
教育は受けられて当たり前、とか思ってんの?
高校生授業料無償化とか言ってた時点でなんか変だなー、とか思ってたけど。
とうとう大学まで「行けて当たり前」って考える人が増えちゃったの?どうしちゃったの?
「音楽学なんて学んだって社会の役に立たないからいーよいーよ」
…だってさ。ふざけんなよ。じゃあ何で大学行ったんだよ。何で音楽学学んだんだよ。
趣味のためか?「わー、着付けできたら楽しそう♪」「わー、茶道できたら楽しそう♪」みたいなお稽古事のノリで大学で勉強したの?
国のお金使って?馬鹿にしてんじゃねーよ。うちら君のお稽古代払うために働いてるんじゃないのよ?
音楽学を社会の役に立てられる人にその席を譲って自分は私立行くなり独学でやるなりお稽古に通うなりしろよ。
なに国の予算使って勉強して「役にたたないから専業主婦しますね」とか言ってんの?
おかしいだろ。
考える余裕はなかったの?
学べること、当たり前だと思ったの?
大学でみんなが学ぶことって、
体系付けられた形にしていって、
それを教授たちが頑張って勉強して、その集大成をみんなにわかりやすいような形にして、
ようやくみんなが勉強できるようになるんだよ?
本気で、大学で学んだことが社会で役に立たないと思っているんなら、
大学なんて行かないで欲しい。
を体得するために大学ってあるんだよ?趣味なら生涯教育でも受けててよ。
日本はもう、そんなに豊かじゃないんだよ。
趣味で勉強する人のために税金投入できるほど、余裕は無いんだよ?
国に、支えてもらうためには、
私達も、国を支えないといけないんだよ。
私たちはバブル期にためた貯金を、もう使いきろうとしてるんだよ。
分かってくれ。大学は遊びじゃないんだ。
専業主婦になったって良いけど、
「なんでもったいないなんて言われるのかしら」
っていう、メンタリティは、多分、間違っているよ。
http://anond.hatelabo.jp/20160524012315
追記
バブルについては勘違いしていたみたいだ。バブル⇒高度経済成長にすればおかしくないか?
いずれにせよ、過去の貯金で日本の研究がなんとか持っているのは事実だよ。
あの頃の資金がなければカミオカンデは作られなかったろうし、ノーベル物理学賞も得られなかったろうな。
(本文にも専業主婦への投資が失敗だなんて書いてないのは読んでもらえればわかると思う)
専業主婦にだっていろいろあるしさ。大家族を切り盛りするにはそれは専業主婦としての能力が必要だろうし。
家庭として構成員が家事、育児を担って他の構成員が仕事に集中するという役割分業はメリットも大きいだろうと思う。
(自分は、労働する親の姿を見せることこそが最高の教育だと思っているけど)
国や親に教育を受けさせてもらった恩恵に対しては、感謝の念があってしかるべきだと思うし、
与えられた恩恵は返すように努めるべきだと思っている。
国と個人を別々に考えている人が居るみたいだけど、何でなんだろう?
なんで生活保護の話で「もらえるもんはもろとけばええんや」っていうのは非難されるのに、
高等教育に関しては「学ぶだけ学んであとは個人の好き勝手にすりゃええやん」っていうのが許されるのか?
それは、もちろん全て回収しようと思っているわけじゃない。
いろんな可能性に投資するのが教育だっていったらそのとおりだけど。
でも、そもそも全く大学の勉強を役に立たない、と思っている人に投資するのはやっぱりおかしいよ。そりゃただの詐欺よ。
「みんな、うちの株買ってねー!まぁ、それで社員が豪遊するんだけどね!」
教育を受けられたことに感謝しながら、社会に貢献するように努めるのって、そんなにおかしいか?
そんなに社会主義的か?ふつうのコトだろ、受けた恩を返すのは。
まぁでも、
うちの市役所には市長への投書箱みたいなのがあって、そこには「ばーーーかwww」とかそういう便所のらくがきみたいなやつから、真面目な話、窓口のクレームまで様々なご意見がつまっている
それは担当者が全部読んで、原本は市長に渡して、担当部署にこういうご意見がありましたっていう回覧にして回す
たとえば年金の窓口の態度が気に入らないって話だったらそこの部長に渡したりね
「まあそうだよな」と思うことから「それは自分勝手すぎるだろ」って意見までいっぱい入ってる
この前、それらを読んでいて悲しくなったのがあった
そのご意見は「シルバー人材の老人たちはまともに仕事ができないのだから、税金の無駄である」って内容だったんだよね
そもそもシルバー人材って労働力を期待して募るものじゃないだろう
やることがない老人たちに働いてもらうことで活力を得てもらうとか、社会から孤立しないようにコミュニティを提供するとか、そういうのが目的だよね
定年してから何もすることがなくなってボケてしまうお父さんとか、昔は結構いたらしいじゃないか
そういう老人たちのために、場を作ってあげるのが目的じゃないか
たいていの仕事内容は誰にでもできる軽作業だけど、労働力だけを期待して募集するならそりゃ若い人のほうがいいよ
だけどそういうことじゃないだろう
もしこの内容が「シルバー人材とはいえ労働なのだからもっと給金をあげるべき」とかだったら納得するよ
でもさ、年寄りに給料を払うのは税金の無駄とかさ、そういうこと言っちゃいけないと思うんだよね
役所の仕事って言うのは、民間ではできないことをやることじゃん
図書館だってシルバー人材だって、あんなの民間ではできないだろう
友人も家族もいない老人はだんだんひねくれてきて、世間や他人に文句ばっかり言って迷惑かけたりするんだよ
そういう人たちの精神的なセーフティネットがシルバー人材じゃないのかなあ
そういう場にすら効率を求めて費用対効果を計算してしまうのは悲しい事だよね
あのご意見を書いた人はきっと、心にも生活にも余裕がないんだと思った
とにかく悲しくなった
まぁけっこう普通にいい立場の大人が、本音ぶちまけて炎上しちゃうのはよくある。
「女性に数学は不要?鹿児島県知事の女性蔑視、学問蔑視発言に思う。」
http://blogos.com/article/130711/
賃貸VS持ち家論争も、賃貸派は家を買った人の大切にしてるお金以外の価値観ってのが
分かってなかっただけだったりしてね。
どうも「コスパ」好きです。バーゲン大好き。最近の好きなコスパは「SIMフリースマホとMVNOの組み合わせコスパ最強」です。
さて、このところフェイスブックや実生活でも、この「コスパ」を「結婚はコスパ悪い」「子育てはコスパ悪い」などの使い方で、人を怒らせ、
使った本人がこのコミュニケーションマナーをわかってない人がいた、ということがありました。
実社会で間違って使うと、場を凍らせ最悪の場合村八分の状態になるので、私も先輩から教わったことをお伝えしたいと思います。
『コスパ』(コストパフォーマンス)という言葉は、費用対効果、簡単に言えばお金の尺度であり、
世の中には「損得勘定のものさし」をあてていいものと、よくないものがあるのです。
①人に対して使ってはいけない
「AさんよりBさんの方がコスパいいですよね」
「A子ってすごいコスパがいい女なんだよ」
②人に関わる事柄、人生で大事にしている価値観に使ってはいけない
「家買ったんですか?持ち家ってコスパ悪いですよ」
※社会的インフラ(医療や教育や福祉)や文化資本(芸術、伝統、文化)などを、会話の中でコスパで切って捨てると、
社会的貢献や公共性、利他性などお金ではない価値観で、その業界に従事していらっしゃる方は非常に不愉快な気持ちになると思います。
人の大切にしてる物事に対して、お金だけを判断基準にして、コストパフォーマンスで語る事は
小学校から高校までに国が投入する税金って1000万超えてるんだぜ。
大学4年間で700万
合計すると3000万くらいの税金が投入されている。
OECD加盟国で日本は教育費が最低って言うけど、他の国は1人あたり3000万以上使ってるのか?
普通に考えて、例えば加盟国のギリシャやチリやエストニアが1人に1000~3000万以上使えるわけが無いと思うんだが。
GDP比だという指摘だけど、GDP比だとして、アメリカは大学まで行く1人に5000万以上かけてるのか?
子供が多い国、少ない国っていう事も関係してる気がする。日本は子供が少ないので、使う金も少ないみたいな。
0歳児保育には1ヶ月40万前後、1歳児月20万前後、2歳児以降も月10万前後の費用がかかる。親が払う保育料は別でな。
有るならぜひ政治家になって実行してくれ。無いなら勘違いしているのはお前だ。
http://synodos.jp/education/1356
就学前教育と高等教育の支出がGDP比で少ない傾向に有るのはわかった。
それでも思うんだが、3000万かけて教育してもらうに値するほど優秀な人って、そんなに居なくね?
再分配の意味も有るのかもしれんが、国に3000万出してもらって、なお寄越せって言うのは違和感有るわ。
だってそういう事言うヤツって所得税で3000万も払わないじゃん?元が取れないよ。
そりゃそうなんだけど、一生で所得1億程度の仕事なら、中卒で十分だよね?
20万×12ヶ月×44年で1億超えるし。大工とか工場勤務で所得2億超える人もいくらでも出るだろうし。
偏差値30でも高校行かせて、Fラン大学に入って、それで税金1000万単位で無駄にしてるのは無くすべきじゃね?と思うよ。
こういう費用対効果至上論で日本の大学などの高度研究もどんどん痩せていってるんだが。の人
バブル期の予算が潤沢な頃から、すでに日本の大学教育や研究機関は遅れていた。今ノーベル賞貰ってる日本人、海外在住だらけじゃないか。
十分な予算を貰い、今より多い志願者の中から優秀な若者を選抜しながら、優秀な頭脳を海外に流出させていた大学が、どの面下げて費用対効果論に文句言えるのかな?
で、学生さん向けにはとても良いプレゼン資料で、教育的です。ところが、すでに社会人な人が参考にするというなら、ちと思うことがある。
そりゃ、やるのは楽しいのは否定しないし、業界の為になっているかもしれない。でも、コミュニティ活動やっている人は、この活動をしたからといって自分の収入に結びつくとは限らない(下手すると、他の手段と比べて、著しく換金率が悪い)と思うのだが、気のせいだろうか?ヘタすると、やってない人よりもチャンスに恵まれない状態になるようなリスクは考慮しているのだろうか?ひょっとしたら会社で隣の席に座っている人は、すでに、ゴルフやら、パーティーやら、同窓会の飲み会やらで、他業種のビジネスになる人脈をその間せっせと広げているかもよ?ひょっとしたら、有望な投資とかをせっせと研究している(実際に投資を開始している)かもよ?
すでにIT業界の社会人の方におかれましては、同じ時間を費やしたときに、もっとお金になる事は他に沢山あるので、今一度、何が欲しいのか?をじっと考えてから参加されるのをおすすめしたいと思うのは間違いだろうか?コミュニティ活動をやる時間を、もっと換金できるような事に費やす選択枝も、人生費やす時間の有意義さから一度は考えた方が良いかと思います。
ITのコミュニティ活動にお金を求めないなら、きっと良いのかもしれませんね。でも、のめりこんでいくと、だんだん費用対効果が見えなくなってきて、自分でも何やってるか見失いがちになるので注意が必要かと。
大学を卒業して間もない頃、とある友人が「早く起業したい。いつもビジネスモデルのことばっかり考えてる」と言っていた。
どんなことを考えてるかわからなかったのでスルーしてたが、社会人として7~8年経った今でも、よくわからない。
何にどれくらいの需要があって、どれくらいの価格なら市場で受け入れられるのかが見えれば、採算がとれる方法の計算ができることまでは想像つくけど、その需要とか市場価格やらがイメージできない。
なぜイメージできないのか考えた。おそらく、自分が消費者目線でも成熟しきれてないからな気がする。
「本気でお金に困った」経験がない。というより、そういう消費の仕方をしてない。
物欲もあまりないし、物を買うのに価格交渉したり調べたりよりは、明らかに安く売られてるもので妥協するタイプ。あんまり新しいものには手を出さない。
まじで言ってんのかな。
工数を上げれば良い物ができるかという話は工数と品質の関係を数値で示さないと意味が無い。費用対効果すら提示できない状態で工数を上げたほうがいいって言われて誰が納得するのかって話。発注側も受注側も求めてないって。品質が低くてエンハンスの必要性が出たら改めて契約受注すればいいだけ。
自分用のツールを使うならそのツールの正当性を担保しないとデータの正当性を証明できないんだからテスト結果自体の正しさを証明できないのは自明でしょう。勝手に作ったツールならそのツールをテストして承認を得るかツールで作成したデータを確認してチェックが完了してからテストしないと。作業効率化したいならその方法がプロジェクト全体で承認されるような行動を取らないと。
テストコードが必要ならなんでメリットをきちんと説明しないのか。テストしたほうが本当に効率いいなら導入するように根拠を出して説得すればいい。論理的に説明して納得させられないなら費用対効果が薄いか上司がもともと聞く耳を持っていないかのどちらか。前者ならもちろん必要ないし、後者ならそもそも技術の問題ではない。自分の意見を通したいならそれに見合う問題分析とそれに見合う対応策を実行しないと意味ないし、上司や客先を含む既存路線を変更するならある程度大きなエネルギーが必要なのは当然のことだよ。
ITエンジニアってこの手のことを言う人多いけど単にビジネスマンとしての能力が低いことを他人のせいにしてるだけだよね。かつなぜか技術力の高低の話にすり替えようとするという。他の業種だったら成立しないよね、たぶん。こんなこと言ってる人聞いたことないから。費用対効果とか誰にどうやって承認を得るべきかとかが分からないで自分の作りたいものを作りたいと思うんだったらサークルでもやっといた方がいいよ。あとこういうこと言う人ってそれを実現するために起業したりしないんだよね。きちんと行動する人は尊敬できるけどこの他責体質はひどいでしょ。
http://anond.hatelabo.jp/20160107235839
絵師ってものが嫉妬を集めているっていうのは現実として目の当たりにはしてるんだけど、何がそうさせているのかは今ひとつピンときてない。
みんなそんなに絵を描きたいの? マジでかな。でも今時、敷居低いよ。はてなする程度のパソコンで、画材としては十分だよ。つまり目の前の箱で今なう描けるよ。
絵を描きたいわけじゃなくチヤホヤされたいって言う意見も聞いたけれど、別に絵がうまくても、そんなにチヤホヤされないと思うよ。
費用対効果で言えば、お金持ちに生まれたほうが手っ取り早くチヤホヤされるよ。「生まれは運だろ」っていうのならば才能の有無も運だし。「いや絵のうまさは努力だろ」っていうならその場合「じゃあみんなも努力すればいいじゃん」だし。
とにかく、チヤホヤされるための手段として、絵はあんまりコスパ良くないと思うよ。プロになってもファンレターバンバン来るのは上のほうだよ。
いいや同人で有名になればファンのコスプレ女子バンバン食えるんでしょう、とか聞くけれど、ないから。それエロ漫画の読み過ぎだから。もしあったとしても、その場合、絵の巧さ以上に、そいつにはコミュ力と女性に対しての積極性とタフさがあるだけだよ。絵がうまくたって、自分を傷つけないようなおとなしめの巨乳の女の子が前戯もなく股を開いてくれるとか、ないですよ。っていうかそういうところで女の子を食える要領のいいやつは、絵の腕と無関係に食べちゃえると思うよ(そういう人は割といるよ)。
チヤホヤされるためにも、彼女作るためにも、やっちゃうためにも、「絵がうまくなる」なんてのは迂遠だしコスパが圧倒的に悪いよ。
同人で有名になれば、毎朝ラッシュに電車に乗らないでも数百万円稼げるんでしょ? という意見も聞いたことがあるけれど、それも、そうそううまくいかないと思うよ。そういう人がいないわけじゃないけれど、まず非常に敷居の高いレアケースで、絵の巧さ以上に、サークル運営とか人付き合いとか重要だよ。同人ってコミュ力なしで行けるような場じゃないよ。それに、もし仮にそういう稼ぎが出るようになったとしても、それを維持するのは天文学的に大変だよ。同人で400万円稼ぐのと、それを10年維持するのはぜんぜん違うことだよ。消費者の絵の好みは変わっていくわけだし。それって、要するに起業して個人事業主になるってのと全く同じことだもの。
お金を儲ける、という視点で言えば、サラリーマンの方が数百倍有利に生涯年収稼げると思うよ。大部分の同人サークルなんて赤字かトントンなわけで、ヒット率とか考えれば、コンビニバイトよりもずっと儲からないよ。
絵を描けるようになるっていうのは、極端に言うと、絵を描くためにしか役立たないよ。その他の希望を叶えるためには、効率が良い手段がもっと他にあるよ。
今現在絵が上手い人は、まず最初に絵が上手くなりたいから(その動機は他者に伝えたいとかまあ色いろあるにせよ)なっただけで、金がほしいとか彼女欲しいとか、そういう目的を果たすには他の手段のほうがよっぽど簡単だよ。いまプロとしてお金を儲けてる人は、成行きで偶々それを手にしているけれど、それそのものが目的だっていう人は少ないと思うよ。金を得る「だけ」なら他の手段のほうが有効だから(もちろん、才能が偏った個人はいるものだから「絵を描く以外に生活費が稼げない無能/異能者」はいるよ)。