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はてなキーワード: 日文研とは

2022-01-22

anond:20220122000117

いずれにせよ個人名への言及を本人が問題視していない以上(争っているのは日文研処分)は、そこを批判したところで意味はないと思うんだよね。

もちろん運営面の瑕疵は別。現状では0人以上(最大は発起人以外の全署名者)の本人が署名していないのに名前を載せられている人に迷惑をかけ続けている状態継続しているので、そこは批判されるべき。

2022-01-21

anond:20220121172541

うそう。裁判の争点はオープンレターは全く関係なく純粋労働問題なのよね。

呉座さえぼう間の誹謗中傷問題

呉座日文研間の雇用問題

オープンレター問題


全部別の話なのにみんな有り余る思いでごっちゃにしてるのよね

anond:20220121151257

二重処分になる可能性だけど、

(1)「助教授である呉座氏に1ヶ月の停職処分

(2)テニュアの内示を再審査で取り消し

(1)は処分だが(2)は「処分ではない」というのが日文研運営する人間文化研究機構の言い分

資格付与正社員としての採用決定に相当し、取り消しは実質的解雇に当たると主張」してるのが呉座氏の言い分

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/667180

要するにいつをもって雇用契約係が開始されるのかという問題。内示の時点か、着任の時点か。

開始されてないものを「処分」とは言わない。単に審査時点で知らなかった事実が判明したので審査をやり直しただけという解釈可能

就職内定」と違い「内示」に関する判例は明白ではない模様。

なお内示が口頭なのか文書なのかというのも関係するみたいだが、この件での詳細不明

anond:20220121145817

俺の記憶だと1カ月の停職処分再審査によりテニュア付与取り消しという時系列だったんだけど

ちょっと調べたら報道時系列でそう思ってただけだった。

https://mainichi.jp/articles/20211025/k00/00m/040/150000c

SNS不適切投稿 日文研助教の呉座勇一氏に停職1カ月処分 2021/10/25 18:02

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/667180

ベストセラー応仁の乱」著者が日文研提訴 SNS不適切発言で「准教授取り消し」巡り 2021年10月29日

正しいのはあなたの書いた順番みたい。俺の記憶違い。

ずいぶん印象は変わるけど…どうなんだこれ?よくわからん

anond:20220121150447

いま呉座氏が日文研裁判してるのは「解雇されるほどの理由がないか処分無効」という訴え。

違う、今争っているのは停職処分テニュアの取り消し両方を行うことが二重処分だという裁判

https://ygoza.hatenablog.com/entry/2021/11/02/205038

テニュア審査を経てテニュア付与を決定した後にこれを「再審査」によって取り消す規定存在しません

停職処分と合わせると同一理由に基づく二重処分となります

もし日文研が「北村氏に対する悪口があった」を理由解雇したと主張したら、ひとつ事件について2回も処分するのは不当 って日文研は負ける。

停職処分テニュアの取り消しが二重処分になる可能性は高いと思う

もし日文研が「オープンレターを見て処分を決めた」となっても、オープンレターには呉座氏が悪口言ってた以上の事は載ってないからやっぱり日文研は負ける。

時系列どうなってるんだっけ?

https://anond.hatelabo.jp/20220121145817

自分で調べたらこうだったんだけど

なので今は日文研裁判に勝ったあとの呉座氏はどう動くのか?ということをオープンレター側が考えなければいけないターン。

オープンレター側を名誉棄損で訴えて勝てる気がしないんだよなあ

anond:20220121104853

北村氏と呉座氏のトラブルから続いてるんだから、ごちゃごちゃも何も分けると意味が分からなくなる。

いま呉座氏が日文研裁判してるのは「解雇されるほどの理由がないか処分無効」という訴え。

もし日文研が「北村氏に対する悪口があった」を理由解雇したと主張したら、ひとつ事件について2回も処分するのは不当 って日文研は負ける。

もし日文研が「オープンレターを見て処分を決めた」となっても、オープンレターには呉座氏が悪口言ってた以上の事は載ってないからやっぱり日文研は負ける。

なので今は日文研裁判に勝ったあとの呉座氏はどう動くのか?ということをオープンレター側が考えなければいけないターン。

anond:20220121140918

日文研側は裁判で呉座氏の無期雇用取り消しは問題無いと反論してくるんだけど

もし日文研オープンレター関係ない。

北村氏の悪口を書き込んだ事について2回処分したんだ

となるとそんな主張は通らないので日文研が負ける。

今のところ出ている情報では処分の原因はオープンレター以外に考えられないので、日文研オープンレター根拠にするだろうと思われる。

仮に呉座氏が裁判に勝った場合オープンレターには呉座氏の処分日文研に決めさせた原因になった可能性があるので呉座氏がオープンレター側の誰かを訴える可能性はある。

まず日文研オープンレター理由処分したと主張するのはないと思う。

だってどこの馬の骨ともわからん奴らから紙を受け取ったので処分します!なんて、こんなん通るわけがない。

そんで日文研プレスリリース探してみたけど見つからなかったので、具体的にはちょいわかんないんだけど「2回処分したんだ」ってのは正確なの?

「2回処分」と「二重処分」ちがうからね。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/662517

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/683607

2021年1月21日 2021年10月より定年制資格を与えて助教から准教授に昇格する決定を受ける

2021年3月 問題が起こる

2021年4月 オープンレター発足

2021年7月 GOZABOU間で和解

2021年8月 再審査の結果として資格付与を取り消す通知を受けた

2021年10月15日 https://archive.is/DLo1k#selection-173.0-176.0 停職1カ月の懲戒処分(2021年9月13日付け)

そんで https://ygoza.hatenablog.com/entry/2021/11/02/205038 では

人間文化研究機構の内規には、テニュア審査を経てテニュア付与を決定した後にこれを「再審査」によって取り消す規定存在しません。

加えて、テニュア審査学術的な評価基準に基づいて行われており、職務関係のない私的発言理由に「再審査」し取り消すことは、事実上懲戒処分であり、停職処分と合わせると同一理由に基づく二重処分となります

テニュア付与の取り消しは事実上解雇であり、解雇権の濫用認識しております


うーん、二重処分に当たりそうな気はするよ

どっちが取り消しになるかはわからぬが

anond:20220121135214

日文研側は裁判で呉座氏の無期雇用取り消しは問題無いと反論してくるんだけど

もし日文研オープンレター関係ない。

北村氏の悪口を書き込んだ事について2回処分したんだ

となるとそんな主張は通らないので日文研が負ける。

今のところ出ている情報では処分の原因はオープンレター以外に考えられないので、日文研オープンレター根拠にするだろうと思われる。

仮に呉座氏が裁判に勝った場合オープンレターには呉座氏の処分日文研に決めさせた原因になった可能性があるので呉座氏がオープンレター側の誰かを訴える可能性はある。

anond:20220121134134

事実がどうかは知らないけど、裁判的に超しんどいよってこと

日文研オープンレター意外の理由処分を決めたというのは考えにくい

だってこれを証明しないといけないんだよ、どうやって裁判の場で証明するの?

anond:20220121132525

呉座氏のTwitterでも悪口の件は一度は北村氏への謝罪日文研が呉座氏へ処分を下して一度終わった。

その後また日文研が呉座氏への処分(無期雇用への転換の取りやめ)をして、この2回目の処分について呉座氏は裁判おかしいと言ってる。

悪口の件で一度決定した処分を取り消して再度重い処分をするなんて普通ありえないし

もしあるとすれば他に理由があるはず。

タイミング的にも内容的にもはオープンレター可能性が高い。

この裁判は呉座氏が勝つと見られているし日文研オープンレター意外の理由処分を決めたというのは考えにくい。

anond:20220121125653

現時点では無いだろうけど呉座氏がいま日文研と無期雇用取り消しの処分について裁判してる。

そこで呉座氏の言い分が認められてさら日文研側がオープンレター理由処分したと認めれば呉座氏がオープンレター側の誰かを訴える可能性はある。

anond:20220121104853

呉座さえぼう間の問題と呉座日文研間の問題がごっちゃになってるし

https://anond.hatelabo.jp/20220120183511

AさんとBさんがトラブルを起こした

AさんはXに雇用されている

AさんとBさんの間で和解が成立した

XがAを懲戒解雇した

AさんとBさんの間での問題と、AさんとXの間の問題関係ない

ここはこう

anond:20220121104600

なんか問題ごっちゃになってるよね

呉座さえぼう間の問題と呉座日文研間の問題がごっちゃになってるし

誹謗中傷オープンレター問題がごっちゃになってるし

2022-01-20

anond:20220119235730

適切な手続きをもって行われた署名でなく、その対応も取られていないことが判明したら、それを処分理由としては取り上げられないと思うが。

1700のうち700がなりすましで、1000は本人の署名であることがちゃん確認が取れれば何ら正当性には影響しないけど、現状は発起人以外の署名は「本人が正当に署名たか、成り済まされたかがわからない」だよね。

ちなみにこの件が放置された場合問題になるのは日文研側の処分(処分事由の一つが消える)であって、オープンレター発起人側がこの件で責任を問われることはないと思う。

あくまで問われるのは管理責任被害者古谷氏を筆頭とするなりすまされた皆さん。

2022-01-19

anond:20220119234938

いろんな人がいろんな立場から言ってるので混乱しがちなんだけど、まず多数が現在問題視しているのは「なりすまし署名問題だってことを切り分けてほしい。

この問題については一方的被害者古谷氏を筆頭とするなりすまされた側。

署名運営側被害者でもある。が、「ハッキングにより顧客情報流出させた企業」と同様に管理責任があり、その面では加害者。その加害者としての対応を問うてる、って前提をちゃん理解したほうがいいと思う。

(呉座氏は今回蚊帳の外オープンレター正当性が怪しくなれば処分の適切さが今度は問われるが、それは日文研VS呉座氏で解決すべき問題

別の問題での被害者であっても今回の面では一定責任が問われる立場(ただし、責任を問われる代表者小宮氏)だよ。

anond:20220119232929

「正しいこと」をし続けなければ、そこに直接係る行為正当性を失うのよ。むしろ「正しいこと」をするのは自分のため。

今回でいうとなりすまし被害者に対する管理者としての謝罪およびなりすましがありうる署名に対する全面的確認を行わなければ、オープンレター署名は発起人以外は「なりすまされた可能性がある署名」として見做されてしまう。完全に正当性を失うよね(ひいてはそれを理由の一つして行われた日文研処分に飛び火する)。

anond:20220119091402

呉座氏の北村氏へのTwitter馬鹿にしてた事件があって、それについて謝罪日文研から呉座氏へ処分があって終わったはずなんだけど

オープンレターが出されたら日文研が呉座氏の無期雇用待遇撤回たから「同一の事で一度は終わった話に関して二回も処分するのおかしくない?」って今裁判になってる。

2021-11-25

日本語の原郷」について、補足説明

「『日本語の原郷』についての論文を読んでみた」(anond:20211121124146)を書いた増田です。思ったより多くの反応があって嬉しいので、調子に乗ってはてブの反応に対して補足説明みたいなのをしてみます

言語学でわからないところを他の学問補正するのはアリ?

そもそも言語学では分かりようがないところを考古学遺伝学の視点から補正したっていうのがあの論文の眼目だと思うので、言語学の面だけ否定しても…

こういう意見がみられましたが、少なくとも考古学遺伝学の成果から言語については何もわからない、ということを強調しておきます

極端な例を挙げると、100年前にアメリカ移住した日本人の子孫で、ご家庭でも英語しか使っていない日系アメリカ人のことを考えましょう。彼もしくは彼女遺伝的には日本列島に遡ることができます(おうちを探すと日本列島由来の品が出てくるかもしれません)。では言語的には? 彼もしくは彼女が話しているのは英語であり、英語というのは印欧語族ゲルマン語派西ゲルマン語群アングロ・フリジア諸語に分類されるイングランド発祥言語であるわけです。どれだけ遡っても日本列島には行き着かない。「この人は遺伝的には日本列島出身なのだから英語起源日本列島にあるんだ!」なんて話はおかしいでしょ?

古代にどのような人口の変動があったのかはわかっていません。移民同化が起きたのかもしれない。婚姻によって遺伝子が混ざりあった可能性もある。その場合遺伝子の伝播と言語の伝播が異なるルートである可能性もあります遺伝子はヒトの移動について詳しく教えてくれるけど言語の移動についてはなんも教えてくれないんですよ。せいぜい傍証になるだけ(「言語学観点からは○○語は××地域あたりが原郷だと思われるが、遺伝学で調べてみたら××地域からの大規模な人の移住があったっぽいので、このとき言語も広まったんだと思われる」みたいな)。

ニュースになるのは仕方ない

と言うことで、こんな与太話、なんで毎日新聞記事にしたの?と周りの研究者が頭をかけている、と言う話なのかしら。

様々な仮説があるのはいいけど、定説化とか定説エビデンスによって覆されたとか以外はニュースバリュー無いと思うんだが、なぜ報道されたのか。

いやー、Natureマックスプランク研究所研究者が載せた日本に関する斬新な論説をニュースにするな、という方が無茶じゃないでしょうか……

正直、これメディアを責められないと思うんですよね。実は著者のロベーツさん、去年オックスフォード大学出版からオックスフォードトランスユーラシア語族ガイドブック』なんて本を出してるんですよ(Robbeets and Savelyev 2020)。天下のオックスフォードUPから『~語族ガイドブック』なんて出てたらその語族実在は学界の定説になってるって勘違いちゃうのも当然っていうか……これ、今回は日琉語だから気づけたけど、パプアニューギニア言語とかでやられたら引っかからない自信ないです。

なおその『ガイドブック』には辛辣書評が出てます(Vovin 2021)。掻い摘んで批判の内容を紹介すると、「分析されてるのが現代語ばっかりやんけ」「系統関係があるって言うなら明確な対照表を示してみろや」「中期朝鮮語の再建がおかしいけどちゃん韓国語の先行研究読んどるんか?」「“leading international scholars”が書いたガイドブックって謳ってるけど著者のうち6人は院生じゃねーか」みたいな感じです。さらには、

We move now from the bad quality of research to the realm of science fiction in Table 39.1 that is supposed to present core Koro-Japonic etymologies. But there is at least one mistake and/or data fabrication on every line. (Vovin 2021: 126)

なんて書かれてます。怖ぁ~……おしっこちびっちゃう……

大野晋トンデモです

大野晋先生が生き返ってあと数十年研究してくれんかな

これは元増田でも書きましたが、大野晋は、少なくとも日本語起源という点については完全にトンデモです

タミル語はドラヴィダ語族というインド南部語族に属する言語ですが、大野は「日琉語族とドラヴィダ語族はより大きな語族内包される」というありえそうな穏健な主張ではなく「日本語起源タミル語である」という主張をしていますしかし「なぜドラヴィダ語族全体ではなくタミル語比較するのか」「ドラヴィダ語史がまったく考慮されていない」「語義の解釈おかしい」「サンスクリット語から借用語に気づいていない」などのツッコミに対して有効反論ができていない上、ツッコミを受けた箇所をしれっと書き換えたりツッコミを入れた人たちに人格攻撃を加えたりしています長田 1998;児玉 1996;山下 1996; 1998)。やり口がもうきちんとした学者のそれではありません。

大野語源論が誤っている一例として、amarar「不死なる者」という単語について挙げておきます大野はこれを日本語「あま」と関連付けて「天上界の人」の意だと解釈するのですが、これはサンスクリット語amara「不死の」から借用語です。これはさらにa-maraと分解でき、a-は否定接頭辞、そしてmaraの語根mr英語murderやmortalとも関連しています(つまり印欧祖語に遡る語ということであり、どう考えてもタミル語起源単語ではない)(山下 1996: 204–205)。

八丈語系統位置について

日本祖語から琉球語、もう片方の枝が本土語と八丈島語に分かれた系統図を覚えてたんだが、あれからずいぶん研究が進んでるんだなあ。/20年前に既にずいぶん版を重ねた本で得た知識から当然か…。

五十嵐2021)の説は発表されたばかりなので「定説」といえるほどではないですが、きちんとした分岐学手法に基づいて系統解析してるんで個人的には信用してます

で、従来説における八丈語位置づけですが、正確には、上代東国語の唯一の生き残りが八丈語というものです。つまり、「本土日本語派」がまず上代日本語(OJ、奈良など当時の首都で使われていた言語)と上代東国語(『万葉集』の東歌と防人歌に痕跡が残る)に分かれ、後者八丈島(&青ヶ島)以外では滅んだ(=上代日本語同化された)ため、現代では八丈語日本語対立するひとつの語派を形作っているということです。

系統樹にするとこんな感じ(樹形図をどう書けばいいのかわからないんでとりあえず「うんこするの?」の樹形図からコピってきたんですが、見づらかったらすみません)。

日本祖語 ─┬─ 上代日本語現代日本語

        │

        ├─ 上代東国語→絶滅

               │

               └─ 上代東国語の八丈島方言八丈語

この樹形図から絶滅した言語を取っ払って現代にのみ注目するとこうなります

日本語派 ─┬─ 本土日本語

      │

       ├─八丈語

それに対して、五十嵐2021)は、上代東国語は滅びたわけではなく、表面上は関西からの影響を受け続けたものの、現代関東東北地方方言として生き延びていると主張しています。つまりこういうことです。

日本祖語 ─┬─ 上代日本語関西の諸方言

        │

        ├─ 上代東国語→関東東北の諸方言

               │

               └─ 上代東国語の八丈島方言八丈語

八丈語が際立って特殊に見えるのは、この言語が失われた東国語の唯一の生き残りだからではなく、他の東国語の末裔茨城弁とか)と比べて中央からの影響が少なかったため東国語の特徴が保たれたおかげだ、とするのが五十嵐説です。

要するに、「東国語は滅んだ(=東国話者が完全に同化された)」のか(従来説)、それとも「東国語は生き残っている(=東国話者中央からの影響を受けたけど完全に同化されはしなかった)」のか(五十嵐説)、という違いです。個人的には後者妥当じゃないかなーと思うんですが、どうでしょうか(だってそんな大々的な言語置き換えはどうやって起きたの? ってなりません?)。

なお、五十嵐2021)だけでなく、元増田でも言及したローレンス(2013)も、八丈語には他の東日本の諸方言と共有される要素が見つかり、それは西日本の諸方言には見られず、したがって八丈語東日本の諸方言の内に位置づけられる(=八丈語本土日本語対立する系統であるとする旧来説は誤り)と主張しています

味噌」の語源朝鮮語

日本語に興味のある&研究手法を学んだ”素人には、この論文言語部分はとても怪しい。増田の指摘以外に日本語の粟を他言語大麦の借用としたり、味噌(未醤)を漢語ではなく朝鮮祖語からの借用にしたりしてる。

実は増田もそれを見たとき「えっ……?」って思ったんですが、否定できるほどの根拠を持ってないので書きませんでした。確かに先行研究では意外な言葉朝鮮語から借用語だとされてることがありしょっちゅう驚いているので(たとえば「つち」とか)、「味噌」が朝鮮祖語からの借用というのをありえないと即断することはできないんですが……。

いちおうここで論文の内容を紹介しておくと、『鶏林類事』に[mitsu]という語があって、そこから朝鮮祖語*micuを導き、平城京木簡みえる「末醤」から上代日本語の*misoあるいは*misəを再建し、それは朝鮮祖語*micoもしくはその交替形*micʌからの借用である、という議論になってます。これだけじゃ門外漢増田には当否がわからんのですが国語学的にはどうなんです?

なお、該当箇所に、

...This fragment preserves the following inscription: 御末醤一石二斗, i.e. HON-“bean paste” reads as miso. The Wamyoshō, a Chinese to Middle Japanese dictionary compiled in the mid Heian period has the same kanji (末醤) glossed as miso (美蘇)...

とあるのですが、「一石二斗」の部分いらなくね? とか、転写するならWamyōshōじゃね? とかはケアレスミス範疇だろうから突っ込まない方がいいのかな……

やはり女王は強かった

マイルCSグランアレグリアが有終の美を飾ってくれて最高でしたね……あとはコントレイルジャパンCで有終の美を飾ってくれれば……実はまだ「三冠馬が勝つ」ところを見たことがないので、一度は見ときたいなぁと(にわかですいません)。

「この分野は素人なのですが」

本当に素人なんだけど何でみんな信じてくれないんです……?

参考文献

2021-11-11

anond:20211111230103

http://www.yaponesian.jp/cmsdesigner/dlfile.php?entryname=kikan&entryid=00008&fileid=00000001&/Yaponesian_Vol2summer_online.pdf&disp=inline

言語学第二座談会(~前半の部~)

千葉大学にて1月開催

発言者遠藤光暁、青山学院大学教授中国語音韻史・方言学、アジア地理言語学

    木部暢子、国立国語研究所副所長、日本語方言

    風間伸次郎、東京外国語大学教授アルタイ言語言語類型

    福井玲、東京大学教授朝鮮語

    吉川佳見、国立国語研究所非常勤研究員アイヌ語

    児倉徳和、東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所准教授ツングース満洲語学

...................

福井:ただ日本語と唯一関係があるかもしれないと思っているのは、河野六郎先生や李基文先生など多くの方が扱ってきたいわゆる高句麗語あるいは濊語、つまり高句麗地名から推定される言語で、それが日本語に近いというのはほぼ間違いない。最近伊藤英人先生も注目すべき発表をなさっています

遠藤:ええ、だからこのヤポネシアゲノムプロジェクトでも日本以外の言語学証拠で一番確かな根拠は、いわゆる「高句麗地名だと狙いを定めて、初年度から重点的にやっています。実際にはたぶんそれが全体として「高句麗語」を反映するというよりも、倭人半島部で先住民として当時になるとモザイク化して居住していて、倭系の地名を残したとか、そんなイメージではないかと思うんですけど。

福井:そうですね。それを河野六郎先生がはじめて歴史的資料の中に出てくる濊人の言語ではないかということを言い始めた。その一番きっかけとなった大きな証拠は、もともと朝鮮日本人のことをなんと呼ぶかというと、jej(예)ですね。これが「濊」の字音(jej)とまったく一致します。その一方で、日本人の呼称普通倭人字音「倭(waj)」となるはずなんですが、中期朝鮮語資料の中ではそれではなくて、jej(예)と呼ばれている。そこから発想されたのかなと思うんです。

遠藤:それが現在中国東北部、古い時代の「夫余」の地域あたりまでJaponicで解ける地名があると以前から言われています

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風間:2つほどあります別に私が言い出した事ではなくて、以前Vovinさんらが日文研から刊行した日本語系統についての本にも書かれていますが、日本語は昔はもっと孤立語的なタイプだったとする説です。先ほど遠藤先生中国語などと比べると日本語全然違ったタイプ言語であるとおっしゃっていましたが、日本語は昔はもっと孤立語的なタイプだったとする説を考えていく必要はあると思っています。昨日も木部先生がおっしゃっていましたように、古代日本語の語はほとんど一音節です。一方、母音の数は現在よりおそらくもうちょっと多かった。助詞自体にも個別の声調があって、現代のテ形のテの部分などにも独自の声調があった。つまり膠着的ではなく、文法要素も独立した語の性格を持っていて、孤立語的だったということです。助詞助動詞には自立語起源説明されるものがかなりたくさんあり、声調があって単音節、という事になると、まるで孤立語であるということになります

遠藤:ええ。それは歴史時代の話ですよね。

風間はい、今まさしくそ歴史時代日本語の事を考えなくてはいけないんだと思います。それを考えるとやっぱり孤立語だったという可能性についてよく検討していくべきではないかと思います

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遠藤:文献言語史的な証拠から言うと日本語はせいぜい1500年前ぐらいしか遡れないですね。あるは『魏志倭人伝』とかの頃ですよね。高句麗かいろんな北方民族の記録については中国側の正史などの東夷伝とかもありますが。考古学の方からするともっと古い情報がわかって、宮本一夫先生の説によると、まず日本語を話す人たちが朝鮮半島に入ってきて、そのあと朝鮮語を話す人たちが現在でいう中国東北部から朝鮮半島に入ってきた、といったことが先史時代に起こっている可能性があるので、そうすると日本語朝鮮語ツングース語を話す人たちっていうのは中国東北部先史時代に非常に密接な接触をしている可能性があることになりますね。われわれは普段そういうことを考えないんですけど、そういうのはどうでしょう。かのアルタイタイプ諸語のTurkic、Mongolic、Tungusic なども地理的な分布範囲歴史時代先史時代ともかなり移動しているんじゃないでしょうか。

福井考古学との関わりという意味ではやはり今後参考にすべきところはいろいろあると思います。昨日の私の話だと主に韓国語から日本語への借用ということを中心にお話しましたけど、まあその逆の場合もありうるわけで。日本朝鮮半島の間で考古学的な遺物共通している場合があります。これは歴史学の人から聞いた話ですけれども、例えば日本式の甲冑韓国のある一部の地域でかなりたくさん出てくるとか、その時期そのあたりで接触があったということは明らかであるし、前方後円墳朝鮮半島でも見つかっていて、それは歴史をやっている人たちからするとむしろ日本から渡ったものではないかという説もあります

遠藤古墳時代ぐらいになるとそういう方向もあるみたいですね。遺伝学的な根拠からしても半島南部のところで縄文DNAが見つかったとかいうこともありますしかし、文献言語史で考えるくらいのタイムスパンだと日本列島には既に日本語が入っていて朝鮮半島朝鮮語が優勢であってツングース語はシべリアから中国東北部にいた、といった現代の状況を投影して考えがちですが、もっと全然違った居住地域で一緒に雑居していて遥かにドラスティック言語接触を考えてもいいんじゃないかってこのプロジェクトに入ってから思うようになりました。言語学的にそれを証明することは非常に難しいと思うんですが。語族単位でやっていると非常に細かい違いが目に入ってくるかもしれませんが、もっと大きいアジア全域といったマクロ範囲で見るとやっぱりアルタイタイプ諸語の共通性が際立って見えるんですね。

.....

風間:もう1つ目についてお話しするには今日はもう残念ながら時間が残っていないと思います。先の話の続きですが、やや推論の上での推論ということになりますが、孤立語だった日本列島言語を話していた人々を大陸から来た別の集団征服して、それが上層言語となり、下層言語孤立語ものだったけれども、最終的に日本語がSOVで膠着的なアルタイ型の言語文法タイプに再編成されたという可能性はあり得ると思います

遠藤縄文語(諸語?)が孤立語タイプで基礎語彙がそこから継承されて、弥生時代大陸から入ってきた膠着語タイプ言語によって文法が組み替えられたというわけですか。私などは『三国史記』で半島大陸部にJaponic地名存在するということからして、むしろ日本語半島とか大陸にあった時代に非常に密接に接触するチャンスがあったのでは、という仮説に傾いているのですが。

風間大陸接触してから列島に入ってきたということでもいいとは思いますが、その支配者層はそれほど多くの人数でなかったとしてもかまわないと思います

遠藤漢語について言うと、遣隋使遣唐使が行って、ごく少数のエリートが本をもってきて、仏典も含めてずっと勉強していく過程日本列島舞台として日本語の中の漢語の中の比率が増えていくわけですよね。そういう事は文化語彙については英語などでもギリシャ語ラテン語フランス語が大量に入るといったことは起こりますが、言語の中核的な部分で民衆言語まで浸透するためには、そういう文化的な学習だけじゃなくて日常的なレベル普通庶民バイリンガリズムとかの状態になっていないと、そういう風な組み換えは起こりにくいんじゃないでしょうか。あるいは完全に支配者の言語に取って代わられる例っていうのは中南米スペイン語とか枚挙にいとまないですけど。

http://www.yaponesian.jp/cmsdesigner/dlfile.php?entryname=kikan&entryid=00009&fileid=00000001&/Yaponesian_2_%E3%81%82%E3%81%8D%E5%8F%B7_1120_ALL_online.pdf&disp=inline

言語学第二座談会(~後半の部~)

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風間ゲノムをはじめとする他の学問分野での推定とどのような関係にあるのかはわかりませんが、言語学シナリオとして唯一あり得ると考えられるのは、日本語孤立語タイプから現在膠着語的なタイプへと、何らかの理由で変化してきたという可能性ではないかと思います。それを示唆するような痕跡的特徴は日本語にある程度存在するのではないかと思います。その中でも一番問題になるのはアクセントもしくは声調と呼ばれる現象さらにはその両方が日本語にあるということだと思います。ただ、アルタイ諸言語がどの言語弁別的アクセントを持たない、ということもあり、私は日本祖語は無アクセント言語だったのではないかという仮説に深く関心をもっています山口幸洋さんをはじめとする何人かの研究者提案されている仮説です。

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木部:これから先は想像世界ですけども、古くは日本列島各地に今の大和ことばではない言語、何語であるか分からないような言語日本列島にいっぱいあって。

遠藤:たぶん縄文時代とか。

木部:縄文時代縄文語かもしれない。それが無アクセントであったという事はあり得るとは思います。そのあと、大和琉球共通祖語、日琉祖語が上にかぶさって、元の言語は日琉祖語に取り替えられたけれども、アクセントにはサブストレータム(基層語)としてもとの無アクセントの特徴が残った地域があって、現在、各地に点々と残っているということはあるかもしれません。元々、声調の区別をもっていなかった言語が新しい言語を受け入れたときに、アクセント区別をしなかったという事はあると思います。無アクセント言語アクセントのある言語から借用語を取り入れるときに無アクセントで取り入れるという事はよく起きています

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遠藤:それで、九州の無アクセント地域と二型アクセント境界線のあたりにABOの血液型境界線がひかれるんですね。A型瀬戸内海から関西にかけて特に多くなって、その周りに別のタイプがあって、その境界線がちょうど無型アクセントになるあたりなんですね。それから他にも斎藤先生のおっしゃる三段階説または内なる二重構造、イエナのマックスプランク研究所の人は新幹線モデルといっていましたが、関西から山陽新幹線がはしっている辺りから九州にかけて、身長が高くて、首と胴体の比率が7頭身に割合近いといった形態的な違いもあるそうですね。それで、服部四郎が『アクセント方言』の中で、北九州の辺りから関西にかけて移住が起こったかもしれないと書いていますね。もしかしたら朝鮮半島からも繋がっているかもしれず、弥生人北九州にもたらした日本語アクセントをもっていたが、周辺部ではアクセントがなかったとかいたことがもし想定できるとしたら風間先生とか狩俣先生とか、もっと早くは山口幸洋が言っているようなこともあるかもしれませんね。つまり一言語内部の比較言語学的な考察からすると対立が少ないところは分化条件が与えられない限り必ずや合流を経たとせざるを得ないので、ウルトラCのような離れ技として民族的ないし言語的なsubstratumを想定に入れないとダメになりますね。ヤポネシアゲノムが始まる2年前までは我ながらこんなことを言い出すなどとは思いもよりませんでしたね。もう40年ほど前から日本語系統論っていうのは、本当に危ない分野なので手出しせずに実証的な研究に没頭すべきだと考えてきた世代なので。

2021-10-24

それを「雇用継続」とか「ポストは残った」とは言わない

呉座勇一氏の騒動について、彼の雇用がどうなったかについて誤解があるようなのではてブに突っ込んでみます

日文研の元助教に懲戒処分 長期にわたりSNSで不適切発言繰り返す|社会|地域のニュース|京都新聞

[B! 炎上] 日文研の元助教に懲戒処分 長期にわたりSNSで不適切発言繰り返す|社会|地域のニュース|京都新聞

shigak19 「10月から日文研非常勤機関研究員となっている」非常勤とはいえ雇用継続か/しかしここのコメントにもひどい二次加害のコメントが。一方的誹謗中傷を受けても「被害者」じゃないのか

differential 少なくとも北村氏は明確に中傷被害者だったよね…/研究者ポストは残ってよかった。己の中の黒い感情の手懐け方を身につけて、悪いおトモダチとネットで遊ぶのはほどほどにして笑、研究に邁進して欲しい

こういうのを「雇用継続」とか「ポストは残った」とは(言っちゃ駄目とは言わないけど)普通は言いません!

正社員地位を解かれパートになるのを「雇用継続」とか「ポストは残った」って言います

研究者世界には「テニュアトラック」という制度があります簡単説明すると、「数年間は任期付の正社員として雇用し、その数年間の業績を評価して終身雇用正社員にするかどうか決める」という制度です。

多くの場合テニュアトラック間中は「助教」という職位(assistant professorの訳)で、テニュア審査に通ると「准教授」という職位(associate professorの訳)になります(もちろん例外は多々あります)。

これはもともとアメリカ大学採用されていた制度ですが、現在日本でも一般的です。とはいえお国柄による違いというものはあり、アメリカではけっこうな割合テニュア審査に落ちる(つまり終身雇用への移行が拒否される)ことがあるそうなのですが、日本テニュア審査に落ちたという話はあまり聞きません。採用事大変だし、数年間も一緒に仕事してるわけだから勝手もわかってるし、何より日本には定年制がありますからね。

アメリカでは定年制は年齢差別となり違法なので、一度テニュアを手に入れたら死ぬ自発的に辞めるかしない限りは職に留まれます。一方、日本大学には基本的に定年があるので、どんな偉い学者でも定年を迎えれば退職です。これを利用して、定年を迎えたノーベル賞級の偉い学者教授として迎え入れ、受賞者が出たら「うちの先生ノーベル賞を獲りました!」と大々的に宣伝している私立大学というのもあります。選球眼がすごすぎる)

呉座さんはこのテニュアトラック枠で2016年秋に採用されていました。任期は5年だったので、何も問題がなければ今年の秋にテニュア審査を受けて助教から准教授になれた、すなわち国際日本文化研究センターに定年まで留まることができるようになっていたはずでした。

しかし、現在の彼の職位は非常勤機関研究員。これは世間一般で言うところの「パート」「バイト」の身分です。ほぼフルタイムで勤務している場合もありますが、それは長時間パート勤務をしているというだけで、正社員という待遇ではありません。

まり彼の地位は「数年間という期限つきの正社員からバイト」にまで落ちたということになります

呉座さんの場合博士号もあり、学術的・啓蒙的な著書を何冊も出しているので、今回の騒動がなければ准教授になれていた、つまり定年まで組織にいられる正社員としての身分を手に入れられていた可能性は非常に高いでしょう。逆に言うと絶妙タイミング告発が出てきたということで、人の恨みを買うのが一番怖いという話ですね(本人も「もうちょいで准教授になれるぜヒャッホウ!」と思っていたんだろうなぁ)。

10月付で肩書き助教でなく研究員になってる模様( https://research.nichibun.ac.jp/sp1/ja/researcher/staff/s377/ )。謝罪もしたし処分も受けたという理解。 この件 https://b.hatena.ne.jp/entry/4699963914661886050/comment/Fuggi

10月付けで肩書助教じゃなくなるのは上で書いたように既定路線でした。ただ変わった肩書が予想外すぎたという話で。

bros_tama 機関研究員というのは,賃金が出る職種なのだろうか.

賃金は出てると思います。というのは、上で書いたように呉座さんは今後も日文研仕事を続けることが見込まれていたので、10月以降も呉座さんがするはずだった仕事が残ってた可能性があるんですよね。ひょっとしたら外部の研究費を取ってきてたかもしれないし。仮にそれを処理するために非常勤雇用されてるとすると、当然(具体的に「これこれこういう仕事しろ」と指揮命令を受けているわけだから賃金は払う必要があるはず。

なお、賃金が出ない研究員というのもたまにありますが、それは「就職先が見つからない院卒者に○○大学所属という肩書学内施設へのアクセス権を与える」ための措置なので、具体的にどんな仕事しろとか命じることはないです。

yogasa さえぼう氏はあんなんでも教授だしね、権力あるんだな

大学教授に他の大学所属している研究者雇用をどうこうするような権力はないです。処遇を決めたのはあくまでも日文研で、北村さんにはその決定に関わるなんの権限もないはず。

ただ、北村さんが一般向けの媒体かに寄稿している有名人だったからこそここまで問題になったというのはあると思います無名研究者ハラスメントしてたら雇用先に気づかれず逃げ切っていた可能性もある。とはいえ無名研究者だったらここまでタゲられてなかった(有名だったからこそ粘着された)でしょうから無意味仮定ですが。

KKElichika 勤務時間外=使用者管理外⇒本来懲戒処分権の範囲外&ほぼ業務とは無関係行為ってこと考えると、結果的法人評価を貶めたとみても、停職1か月は相場より重い。訴えられたら負けそう。訴えないだろうけど。

これ、研究者の間では「SNSでの誹謗中傷」というよりも「アカハラ案件」だとみなされているんですよ。歴史学者が出した声明とかもその線に沿ってるので。それでハラスメント案件として重めの処分になっているんじゃないですかね。完全に憶測ですけど。

ただ、これどう考えてもアカハラじゃないんですよね。北村さんは呉座さんと面識がなく、タレコミがあるまで誹謗中傷のことも認識してなかった(それまでは彼女研究活動その他に影響を与えてなかった)わけで、アカデミックな場で行われるハラスメントとは言いづらいものがあるというか。所属機関所属学会も専門分野も違っていて、なおかつ面識がない相手に行われるアカハラって聞いたことあります?(同じ会社に勤めているわけでも取引先というわけでも同業他社ですらなく一度も会ったことない相手へのパワハラ、とか、私は聞いたことない……)ていうかそもそも川上未映子さんや三浦義隆弁護士悪口まで言ってたんでしょ。アカデミック関係なくない?

アンチフェミアンチリベラルツイ廃フェミリベラル界隈の有名言論人の悪口言いまくってたら、たまたまどっちも博士号持ちの研究者だった」というのがことの本質だと思うので、「男性研究者女性研究者ハラスメントしてた」というフレームは違う気がするんですよね。銀行員帰宅途中の路上強盗に襲われたのを銀行強盗と呼んでるみたいな感じ。もちろん強盗はよくないことだし罰せられるべきだけど、それを「銀行強盗」と呼んだり「銀行強盗をどう防ぐか」みたいな話に繋げたりするのはなんか違うというか……

2021-04-02

ネット界隈の当事者置いてきぼりの炎上合戦

呉座のやつもVtuberのやつもさあ

関係ない奴らが被害者迷惑かけまくる構造がひどいよ。

「私はただしく批判してるんだ」と思ったあんた。お前だよお前。

加害者側でも被害者側でもどっちでもお前の発言に対抗する人が湧いて二次加害者増やしてんだよ。

炎上って言葉本当にすごいよね。この人達の行動がピッタリ当てはまる。

燃えてる火に枝をどんな方向からでも加えたら火の勢いが強くなるの。そしたらより広い場所から火を認識して別の人が集まってくる。

当然、火元にいる当事者加害者被害者もまとめて強い火で焼かれる。

対処すべき適正なところ(日文研VTuber当事者など)に手が届くレベルになったら、被害者擁護したいやつも黙ってろ。

手を差し伸べたつもりでも被害者の加害の遠因になってんだ。無能な味方になるのは止めろ。

2021-03-28

anond:20210328093502

これは正直わかるんだよね。

呉座さんの職位は助教で、日文研体制はどうなっているか知らないけど、英語のassistant professorにあたる地位からテニュア日本場合は「定年までその組織にいられる権利」)を持ってない可能性が高いんだよね。

一方で北村さんは准教授。associate professorなので、多分テニュアだろう。

年下の女性准教授と年上の男性助教という構図、少なくとも「労働者としての安定性」という視点で見るなら力関係北村>呉座になるという。男女差別とか年功序列とかの観点だと呉座>北村になるけど、テニュア持ってない研究者にとって一番大事なのってそこじゃないからなぁ。

からこれ、「年下の女性研究者に対して男性研究者が」というフレームで処理されると絶妙違和感あるんだよね。あれ? いつから助教の方が准教授より偉いことになってるんだっけ? っていう。

ブコメに応答

そういうのも含めてフレーム問題というか構造的な問題系に算入すべき属人要素はわりと注意するべきではあるなあ。 與那覇潤のように「知名度は呉座が上」という話をする者もあるくらいで

知名度については日本史家である那覇さんのバイアスもあるでしょう。ぶっちゃけると二人の専門分野(英文学日本中世史)が違いすぎていて「客観的な」知名度比較なんてできないですよ。どちらも一般向け媒体記事を書いたり一般向けの本を出していたりするので、同じ分野の他研究者よりも知名度はあると言えるかもしれませんが。ただ、誰でも名前を知ってる有名な一般レーベル中公新書)で本を出しているという点では呉座さんの方に一日の長がありますね。

終身在職権て日本にもあったんだ

えーと、日本でのテニュア普通会社で言うところの終身雇用のことであって、アメリカみたいな終身在職権じゃないです。日本だと定年制合法なので……

私もこの意見に同感。単に職位が上の女性に対して嫉妬していただけということだと思う。

そもそも職位は関係ない説もあって、私はそっちを推しますね。だってポストのない藤崎さんとか、そもそも学者ですらない川上未映子さんにも悪口言ってたわけでしょ。要するにリベラルフェミっぽいことを発言する言論人が嫌いだったんだと思いますよ。

今回の件、「リベラルフェミが嫌いなついったらーが鍵垢でリベラルフェミ界隈の有名な言論人を相手暴言を繰り返していたら、たまたまどっちも博士号持ちの学者だったせいで大騒ぎになった」というのが本質だと思うので、アカハラだ何だのというのがピンと来ないところが正直あります。まあ、だから許してやれよ、とは思わないですけど。どちらにせよ北村さんは暴言被害者なわけだし。

2021-03-24

フェミ電凸業務妨害には当たらない(キリッ)」

明確に「この行為業務妨害に当たらない」と断言しているけど事実なの?

https://twitter.com/joytamachan/status/1373998667829366786

今回の件についての日文研への抗議電話業務妨害には当たらない。実際、今日私が電話をかけたところ、担当の方からも「呉座氏の処分検討中。呉座氏に関する意見電話でもメールでも随時受け付けてます」と好意的に言われたし、抗議の声を拾い上げることは既に日文研業務範囲内になったと言える

https://twitter.com/joytamachan/status/1374000599713206273

こちらのツイートミソジニストたちが「電凸」という揶揄的な言葉をあえて用いることで所属機関を思いやっていることに対する批判なわけですが、これを「電凸は思いやり」などと誤読する馬鹿のまあ多いこと。お疲れ様です。

https://twitter.com/joytamachan/status/1374035242357383171

電話相手負担をかけるからメールを使え」的なツイート散見されるが、確かに抗議をただ届けるだけの目的ならその通りだろうが、例えば「組織としてどう対応するのか?」といった応答を要するやり取りについてはメールより電話の方が相手負担は遥かに少ないだろ。電話の方が優しいこともある。

https://twitter.com/joytamachan/status/1374369563500896265

電話による抗議を全て「悪」ということにしたい人がいるようだが、単発・短時間敬語電話は正当な抗議言論特に今回のような公共性の高い法人大学等)に属する社会的地位の高い者が女性ヘイトをばら撒く行為は、社会的影響も大きく、法人に直接批判意見を届けることはむしろ必要なことです。

https://twitter.com/joytamachan/status/1374519571416162313

「抗議に対応する人件費を払え」というコメントがあるが公共性の高い法人教育機関等)に所属する者が不祥事ヘイトハラスメント)を起こしたら本人のみならず組織に対しても批判の声が届くのは当たり前。法人看板掲げてやってるならその程度の対応コスト法人側が当然に見込んでおくべきもの

これ問題ないなら電凸やめろって言えないってこと?

 
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