2024-10-21

イヤイヤ期が終わった

の子(4歳)のイヤイヤ期が先週終わった。

「そういえば最近落ち着いてるね」って奥さんと会話していて気づいた。

彼が「落としたご飯を、落とす前の状態で食べたい」って泣き叫ぶことや、エレベーターの行き先階ボタンを他の人に押されてしまって密閉空間で脳天を突き抜ける声で絶叫されること、「空になったままのコップで牛乳を飲みたくて、注いでもらった牛乳わざと零す」(そして飲む分が無くなって泣き叫ぶ)こともしばらくなくなってしまってる。(書いていて意味がわからない)

療育手帳を持つ程度には元気が良く、マイルールも強く、全然親の話を聞こうともしなかった。一日子守するといつも心身ともにヘトヘトになっていた。

食事のたびに全力で泣く、全力で脱走する、全力で五体投地する。

そんなことが年単位で続くもんだから親の方は未だに万全のフォーメーションを組んで移動や食事に臨む。その時にもはや夫婦に言葉はいらなくなってきて、目配せすらなく自然にそうなっている。

イヤイヤ発動の萌芽を感じると緊張感が張り詰める。 

そんななか先週、食事中に「僕はね、そんなに言われなくてもちゃんとできるよ。だから怒らないでね。」と言われてしまった。言えるようになったのだ。そしてYouTube視聴もなく間違い探しで苛立って絶叫することもなく、ちゃんと座って自分食事をやり遂げたのだ。

会計QR読ませるためにスマホを取り出しても「プラレール見たい」とも言わなかった。

トイレ連れてって」も言えた。

コーンスープ食べたい」「ミラノ風ドリア食べたい」「おいしいね」もこちから聞かずにちゃんと言えていた。ちゃん食事に参加していたんだ。

「これならいろいろ旅行連れてってもらえる?」とまで。(「そんな感じなら旅行に連れて行けないよ」はほとんど口癖のように言っていた)

彼は旅行行きたい一心で餌に釣られた行動かもしれない。

だけど、打算的であったとしても衝動を統制できる様になったと言うこと。

自我確立の前段がイヤイヤ期ならば、予測的行動ができる程度に自我確立されたので、イヤイヤ期は終わりを告げたと言えよう。

「いよいよこれがウワサのイヤイヤ期かぁ」と奥さんと話した時からこれまでのことを思い出して泣いてしまった。乗り越えた達成感(?)と、我が子の成長に。

一時期はストレス源そのものだったのだが…今はめちゃくちゃ可愛い。どうかこのまま可愛いまま健やかに育ってほしい。

そして下の子が先週からイヤイヤ期に突入たから、できる範囲フォーメーションの一翼を担ってほしい。(現に、あやしてくれている)

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