はてなキーワード: す強とは
もちろん物事には例外があるので、攻めのことを受けと同じくらい大事にしてる腐女子もいるけど。
でもあまりにも受けを輝かせるための棒として扱ってる腐女子多すぎ。
俗に言う「攻めヘイト」のタイプの腐女子、もっと非難されても良いと思うんだけど、本人は自分がそれだという自覚症状が一切無いから厄介。
攻めヘイト系よりもリバとかの方が地位低い(非難されやすい)腐女子世界どうかしてる。自分は基本左右固定派だけど、腐女子のリバアレルギーが好きじゃない。リバが好きだろうがそれ自体は悪いことじゃないのに強い言葉で否定しすぎてる。
しかもそういうタイプの腐女子は基本的に断言口調と語尾に「〜」を多用する自称サバサバ系キツい女で周りの大人しい人を萎縮させ自分の解釈を界隈に押し通す強引さを持っている。
日常楽しみが同人活動しかないから、そのキャラへの熱量が凄くて、その人の意見が一見正しく見えたりする。冷静に見たら確実におかしいこと言ってても勢いで押し通そうとする熱量があるから厄介。
冷静で常識的な解釈・意見は常識的だからつまらないんだろう。極端で刺激的な意見は、それが少し歪んだ解釈だとしても賛同が多く付く。
これからも腐女子でいたいけど、腐女子特有のこういう部分に疲れ果てた。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a190039.htm
なぜ日本がここまで貧乏になってしまったのかという疑問に関する質問主意書
内閣府は昨年十二月二十五日、二〇一四年の国民一人当たりの名目GDPが三万六二〇〇ドルで、これはOECDに加盟する三十四か国のうち上から二十番目で、統計が確認される一九七〇年以降、最も低い順位になったと発表した。なんとイスラエルにまで抜かれてしまった。失われた二十年と言われている期間に、日本はここまで貧乏になってしまったのである。この期間において、財政規律を重んじすぎ緊縮財政でデフレを続けてしまったのが原因だと考える。円安・株高・原油安という日本経済にとって追い風を受けながら、デフレ脱却さえできていない。二年で二%のインフレ目標も、実質二%、名目三%のGDP成長率の達成にも失敗した。日本の経済成長率の低さは現在世界の中で際立っている。一月三日のTBSの時事放談にて石破茂地方創生担当大臣は「財政規律が緩んでしまったらハイパーインフレしかないと強く認識している」と発言し、アベノミクス三本の矢のうち第二の矢を否定した。
これに関連して質問する。
一 内閣府経済社会総合研究所編の「国民経済計算報告-平成二年基準-(昭和三十年~平成十年)」によれば、一九九三年と一九九四年、日本の一人当たりの名目GDPは世界一であると書いてある。これらのデータは今でも変更はないか。
二 一人当たりの名目GDPは、その国の豊かさを表す経済指標である。その意味で日本は一九九三年、一九九四年、世界で最も豊かな(あるいはそれに準ずる)国であった。しかし、その後財政規律を重んじすぎて緊縮財政を続けデフレが続くことになり、二十年以上の間、実質賃金が下がり、結果として貧乏な国になってしまったと考える。つまり経済政策の失敗が日本を貧乏にしたと考えるが同意するか。
三 もし日本が貧乏になってしまったのが、前記の理由ではないと主張するのであれば、何が原因であると主張するのか。また、どのようにしてその流れを止めることができると考えるのか。
四 日本がここまで貧乏になった理由を円安では説明することはできない。一九九三年、一九九四年頃、一ドルは一〇〇円~一一〇円程度であった。この頃、一人当たりのGDPを見ると、ルクセンブルグやスイスなどは日本と大差なかったが、現在ルクセンブルグは日本の三倍以上、スイスは日本の二.四倍になっており、とても円安では説明できないのは明らかではないか。
五 増税は国民からお金を取り上げ、貧乏になった国民を更に貧乏にする。二〇一七年四月からの消費税再増税は、国民の実質所得を下げ、国民に節約を強要し、消費を縮小させるから、世界の中で相対的に日本国民を更に貧乏にしてしまうと考えるが同意するか。
六 日本を貧乏にしてしまったら、国の借金一〇〇〇兆円は返せなくなるし、社会保障も貧弱なものになると考えるが同意するか。
七 財政規律をごく僅かでも緩めると、とたんにハイパーインフレになると考えているのか。財政赤字が何兆円を超えるとハイパーインフレになると考えているのか。
八 例えば財政規律を五兆円だけ緩めるとしよう。平成二十二年八月に内閣府計量分析室から発表された乗数によると、五兆円公共投資を増やした場合、一年目に実質GDPは一.〇六%増加、名目GDPは一.一五%増加、消費者物価は〇.〇七%上昇ということで、ハイパーインフレにはならず、可処分所得は〇.九四%増加、また公債残高の対GDP比は一.六五%PT減少するとなっており財政も健全化するわけで、日本経済にとってよい材料ばかりである。このような経済の好循環を引き起こすのは公共投資だけに限らない。日本が急速に貧乏になっていくのを防ぐためには、緊急に財政支出を拡大すべきだと考えるが同意するか。
九 公共投資の増額を二年後以降も同様に続けた場合を考えると、債務が蓄積されるかのような錯覚を受けるかもしれない。しかし、毎年乗数は変わるのであり、二年後以降はその年に計算された新しい乗数で何が最良な財政政策であるかを検討すべきだと考えるが同意するか。
十 昨年の十二月二十二日に甘利大臣は二〇一七年四月に予定されている消費税一〇%への引き上げ実施は「増税でデフレに戻ることがないのが条件」と述べた。もし、大部分のエコノミストが増税でデフレに戻ることを予想したら増税は延期されると考えて良いか。
右質問する。
これに対しての回答がこれだが、いつも言われていることを繰り返しているだけで、あまり意味がない。
一について
お尋ねの日本の一人当たり名目GDPについて、平成六年につき「平成二十六年度国民経済計算確報(フロー編)」(平成二十七年十二月二十五日内閣府公表)等、平成五年につき「支出系列簡易遡及平成十七年基準」(平成二十六年一月二十日内閣府公表)等を用いて計算すれば、米ドル換算で、それぞれ三万八千八百四十四米ドル及び三万五千五百四米ドルとなり、いずれも経済協力開発機構(以下「OECD」という。)加盟国中第三位となっている。
二から四までについて
御指摘の「貧乏」の定義が必ずしも明らかではないため、お答えすることは困難であるが、我が国の一人当たり名目GDPのOECD加盟国内の順位が低下した要因としては、世界経済が成長する中で、我が国経済はデフレ状況にあって、名目GDP成長率が相対的に低かったこと等があると考えている。
政府としては、長引くデフレからの早期脱却と日本経済の再生のため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢からなる経済政策を一体的に推進してきた。今後の経済財政運営に当たっては、アベノミクス第二ステージにおいて、名目GDP六百兆円を平成三十二年頃に達成することを目標とし、これまでの三本の矢を束ねて一層強化した新たな第一の矢である希望を生み出す強い経済の推進に取り組むとともに、その果実を第二、第三の矢である夢をつむぐ子育て支援、安心につながる社会保障にもつなげることで、新・三本の矢が一体となって成長と分配の好循環を強固なものとしていく。
五及び十について
社会保障制度を次世代に引き渡していく責任を果たすとともに、市場や国際社会における我が国の信認を確保するため、平成二十九年四月の消費税率の十パーセントへの引上げは、リーマンショックや大震災のような重大な事態が発生しない限り、確実に実施することとしている。その上で、政府としては、経済財政運営に万全を期してまいりたい。
六について
御指摘の「貧乏」の定義が必ずしも明らかではないため、お答えすることは困難であるが、平成二十九年四月の消費税率の十パーセントへの引上げは、市場や国際社会における我が国の信認を確保するとともに、社会保障制度を次世代に引き渡していくためのものである。その増収分は全額、社会保障の充実・安定化に充てることとしている。
七について
ハイパーインフレーションは、戦争等を背景とした極端な物不足や、財政運営及び通貨に対する信認が完全に失われるなど、極めて特殊な状況下において発生するものであり、現在の我が国の経済・財政の状況において発生するとは考えていない。
八及び九について
我が国の財政については、極めて厳しい状況にあり、デフレ脱却・経済再生を図りつつ、その持続可能性を確保することが重要である。政府としては、「経済財政運営と改革の基本方針二〇一五」(平成二十七年六月三十日閣議決定)に盛り込まれた「経済・財政再生計画」に基づき、平成三十二年度の財政健全化目標の達成に向けて、経済と財政双方の再生を目指す経済・財政一体改革に取り組むこととしている。
例えば髪型、服装、言動、そういったものが「自分の思考は常識とは外れていて・・・」的な漫画をたまにツイッターで見るんだが、ちょっと感想を書きたい。
まず、そういうのが社会の常識から「え?ほんとにやるの?」とか「いや私はここから先は応じられない」的な反応を受けてできないときのショックの描写が大概入る。
思ったのは「そんなにショックなのか?」というくらいに心理描写が重い。そんなあなたを沼の中に引きずり込もうとする常識を擬人化してすごく気持ち悪いものとして描き、それを蹴り飛ばす強い自分、という構図で書いているのだけど、思った髪型ができない、好きな服が着られない、自分の言葉遣いが思ったようにできない、というのを軽く常識側からちくっと言われたりするのって、本当にそんなにショッキングな出来事なのか?なんだかんだでぶっちぎれるくらいの重さなんだろ?ここの重さの表現がおかしい。
多分病院に行く人位重たい描写なのに強いあなたはぶっちぎれるんですね。もうこの時点で選民思想が入っていると思うよ。
常識側が自分のずれた部分を受け入れてくれないことは、それはきついしつらい。そこまではわかるのだが、地獄のそこに貼り付けられたくらいに落ち込んでいるのがなんでそこまで行っちゃうのかが理解できない。
次に、「そんな自分を理解してくれて達成の手伝いをしてくれる人が見つかって、ついに達成した」ときのシーン何だけど、ずいぶん軽くない?
地獄のそこに叩き込まれるくらいのショックを受けるくらいに辛いのに、達成したときの描写がやけに軽くて、なんか思ったより低い天井に頭ぶつけたみたいな気分になる。あんなに辛かったことをついに達成したんだよ?嬉しすぎて失神するくらいの描写はあっても良いんじゃない?辛さと喜びの対比がおかしい。逆に、そのくらいのことでなんでそんなに悩んでたの?という気分になる。
そして最後に「達成した自分を褒め称える女性陣とその周りで無視される男性陣」というエンディングもよくわからない。
「こんな私を受け入れてもらえるんだろうか、とドキドキしながら会社に言ったのだけど、同僚からは評判もよく一安心!(遠くでなにかいいたさそうにしているけど無視される部長)」みたいなシーンね。
あれをわざわざ書く理由ってなんだろう。多分、そんな私に良い顔しない常識側の象徴として書いているのかもしれないが、序盤では良い顔しない女性も書いているのにね。
こんな私を見て女性はアップデートされたが男性は相変わらず旧態依然とした態度に固執しているとか書きたいのかな。こういう細かい印象操作もよくわからない。
むしろ「お、良いじゃないですか!」とか下手に言ったらセクハラにされるから怖くて何も言えないんだと思うよ!
とか思ってたんだけど、あーそっか、これフェミニズムの思想系プロパガンダ漫画なんだな、ということに今気がついた。本人がどういうつもりで書いてるかはわからないけど、この方向でどんどん過激化していくほどに褒め称えられるが、結局プロパガンダに利用されてるだけなのか。
例えば髪型、服装、言動、そういったものが「自分の思考は常識とは外れていて・・・」的な漫画をたまにツイッターで見るんだが、ちょっと感想を書きたい。
まず、そういうのが社会の常識から「え?ほんとにやるの?」とか「いや私はここから先は応じられない」的な反応を受けてできないときのショックの描写が大概入る。
思ったのは「そんなにショックなのか?」というくらいに心理描写が重い。そんなあなたを沼の中に引きずり込もうとする常識を擬人化してすごく気持ち悪いものとして描き、それを蹴り飛ばす強い自分、という構図で書いているのだけど、思った髪型ができない、好きな服が着られない、自分の言葉遣いが思ったようにできない、というのを軽く常識側からちくっと言われたりするのって、本当にそんなにショッキングな出来事なのか?なんだかんだでぶっちぎれるくらいの重さなんだろ?ここの重さの表現がおかしい。
多分病院に行く人位重たい描写なのに強いあなたはぶっちぎれるんですね。もうこの時点で選民思想が入っていると思うよ。
常識側が自分のずれた部分を受け入れてくれないことは、それはきついしつらい。そこまではわかるのだが、地獄のそこに貼り付けられたくらいに落ち込んでいるのがなんでそこまで行っちゃうのかが理解できない。
次に、「そんな自分を理解してくれて達成の手伝いをしてくれる人が見つかって、ついに達成した」ときのシーン何だけど、ずいぶん軽くない?
地獄のそこに叩き込まれるくらいのショックを受けるくらいに辛いのに、達成したときの描写がやけに軽くて、なんか思ったより低い天井に頭ぶつけたみたいな気分になる。あんなに辛かったことをついに達成したんだよ?嬉しすぎて失神するくらいの描写はあっても良いんじゃない?辛さと喜びの対比がおかしい。逆に、そのくらいのことでなんでそんなに悩んでたの?という気分になる。
昔ソニーミュージックの社長かなんかがインタビューで「浜崎あゆみの歌詞って、若い女の愚痴みたいじゃないですか、ああいう歌詞ってすぐにかけるし共感も集めやすい」とか言ってたことがあったように、ネガティブなことは割とどこまでもかけるということなんだろうとは思う。
そして最後に「達成した自分を褒め称える女性陣とその周りで無視される男性陣」というエンディングもよくわからない。
「こんな私を受け入れてもらえるんだろうか、とドキドキしながら会社に言ったのだけど、同僚からは評判もよく一安心!(遠くでなにかいいたさそうにしているけど無視される部長)」みたいなシーンね。
あれをわざわざ書く理由ってなんだろう。多分、そんな私に良い顔しない常識側の象徴として書いているのかもしれないが、序盤では良い顔しない女性も書いているのにね。
こんな私を見て女性はアップデートされたが男性は相変わらず旧態依然とした態度に固執しているとか書きたいのかな。こういう細かい印象操作もよくわからない。
さすがにはてなともあろう場所で、こんなコメントに星が集まるのはどうなのか。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4697460313147575362/comment/lmako
「国民にアスリートを応援する余力がなくなった」は、単に補償が足りないという意味?それなら素直に同意するが、普通それを「人災的側面」て表現するかね。
あれか、GO TOをもっと早期に取りやめなかったことが感染拡大の最大要因だと信じている手合いなのか、
医療体制を整備しておけば、飲食店へ時短要請などせず感染者が拡大し放題でも医療崩壊せず対応できたはずだ、という手合いなのか。
「コロナ禍でも国民にアスリートを応援するくらいの余力を残せるようにするのが政府の義務」?そんなにコロナ禍って甘いものだと思ってる?
Smoozという国産ブラウザアプリがサービスを終了して、私はなんだか無性にイライラしてしまった。
WEBとセキュリティを専門としないので関連記事をざっと見た感じだと、
といった感じが主とした批判理由で、批判記事が書かれた数日後、アスツール社は利用規約を変えるでもなく、サービスの一時停止でもなく、サービスを終了させた。
Smoozを開発したアスツール社、
mala氏、
そしてお前ら
最初、あなたの記事を読んだとき、私は「こんな中華アプリみたいな情報ぶっこ抜きブラウザアプリを作るなんて、なんて腐った連中なんだ」と思いました。あなたの情報を小出しに勝負する様は見ていて気持ちよく、私が明るくないセキュリティに詳しいこともあって、あなたは正義の見方に見えたのです。
しかし、Smoozがサービスを終了させたと聞いて、私の態度は一変しました。もしアスツール社がmala氏の言うような"面の皮が厚い連中"であったなら、最初に取る一手は利用規約を変更して、なんだかんだ理由をつけてサービスを続けるだろうと思ったからです。しかしそうではなかった。
アスツール社は、アプリの使用者に「セキュリティの問題が起きたので使わないでください」というポップアップを表示する機能を実装させ、ストアから削除し、サービスを終了させました。
もしかして、邪悪な情報売買事業者は、存在しなかったのではないでしょうか?
なぜあなたはセキュリティに詳しいにもかかわらず、IPAに報告もせず(してたらごめんね)、アスツール社に報告をせず、初手でブログで開示という方法をとったのでしょう?
それはセキュリティ界隈のキャリアアップの方法が、既存のサービスの脆弱性を見つけて、それを指摘しSNSやブログでバズらせて名を上げるという戦国時代のそれだからでしょうか?(心あたり多すぎですね?)
それとも情報セキュリティマネジメント試験には、「問:脆弱性を発見した場合、これ以上被害がでないために何をすべきか」「答:SNSやブログでバズらせてサービスを停止させる」という問題が出題されているのでしょうか?
不思議なことに、私の怒りはアスツール社から一変、あなたに向けられることになりました。
私は、このmalaさんという方が「アスツール社に脆弱性報告をしている」というのを見て、正直感動しました。
なぜならセキュリティ界隈の人間は戦国時代の武将なので、脆弱性を見つけるや否や、スクショをとって「ここがまずい」「ここがやばい」とSNSに連投したり、なんの権限もないコールセンターとのやりとりをブログでバズらせる人ばかりだと思っていたからです。
しかし考えてもみれば、まじめに脆弱性報告をする人は目立たないのです。私はteraailでこまめに回答を書いている徳丸某氏の活動には目を向けないくせに、声のでかい戦国武将の活動ばかり目を向けて、セキュリティ界隈はクソだと思っていたことを恥ずかしく思いました。
しかしmalaさんの以下の文言を見て、私はそれどこらではなくなりました。
似たような要件で仕様が上がってきたら、多くの開発者が同じようなことをやるだろう。 上から目線で評論家気取りでこれは酷いなどとのたまうばかり、火事場を外から眺めて他人事で自分のことは棚に上げ、 人のふり見て我が振り直しもしない、お前もお前もお前も、漫然とインターネットをしている醜い卑しい下賤の生き物ばかり。なんとかしてくれ。
私はかつて「時間と金」を理由に、数年後に爆発する時限爆弾を見て見ぬ振りをして開発をしたことを思い出しました。そして爆発の火中に巻き込まれるのを恐れて転職しました。
そうです。私は自身の仕事ぶりには棚を上げるくせに、はてなブックマークであがってきたインシデントには人一倍敏感な棚上げクソ野郎だったのです。しかしmalaさん、毅然とインターネットをするには人生は短すぎて、人類は繁栄しすぎています。インターネットはビジネスチャンスの宝庫で、殆どの人類の関心事は他者を出し抜きそのチャンスを掴むことにあります。当然、注力すべきはビジネスロジックで、セキュリティは二の次になります。 あなたの記事をブクマして偉そうなこと書いてる技術的に聡明な人とは違って、私のような凡人は、 あなたの書かれている脆弱性の手法の意味をまったく理解できていないし、関係ない話ですが機械可読性に配慮して文章を紡ぐという必要性すらも感じていません。ただ1週間の残った2日でどう人生を輝かせるかで価値が決まる人生を歩いているのです。
あなたの文章を読んで、自分自身にも怒りが沸いてきました。真にクソなのは、棚上げ転職逃亡クソ野郎の自分自身だったからです。確かに私はインターネットも、人生も、漫然と惰性で生きている。しかしだからといって、どうすればいいのか。ビジネスの意思決定権は自分以外にあり、私にできることといったら、せいぜいが静観を決め込むぐらいだ。
残念だったのが、あなたが reliphoneに暴言を吐いたことです。セキュリティ界隈には強い言葉で反論をしずらくし周りを萎縮させる重鎮が鎮座していると思っていましたが、あなたもそれになっていることです。漫然とインターネットをしない先がそれなら、蛇の道ですね。
まず、私がアスツール社を知ったのは、はてブにSmoozの記事があがってからでした。
そこで私は「なんて非道いアプリだ。許しておけぬ」と思い、代表取締役の名前で検索し、クソ野郎の顔と名前を覚えたぞ、しししと、汚い笑みを浮かべました。
その数日後、Smoozがサービス終了したとアナウンスがあり、私は驚きました。それと同時に、貴社の情報ぶっこ抜きアプリが、果たして本当に悪意によってなされたものかと考えを改め始めました。
貴社のやりたかったことは、広告で収益をあげたかったので、そのために記事中からキーワードを引き抜いてユーザに合った広告を出したかっただけなのでしょう。すべてのユーザがハナから有料ユーザになってくれればこんなビジネスモデルにする必要はなかったのかもしれないが、そんなことは起こりうるはずもないので、無料ユーザからは本文テキストをぶっこ抜いて、DOMをいじって広告を挿入する。これはいいアイデアだと思ったのでしょう。
私も中小零細企業で働いたことのある身。凡人の自分が考えたアイデアなんて世の中にはたくさんあって、思いついたアイデアはどれもこれも上司にリジェクトされる、特許で押さえられていた、法律的にアウト寄りのグレー、なんてのはありふれた話だ。会社員歴十何年の人間が、赤字部署で一度も利益を上げたことがなく嫌気が差しついには退社し増田に入り浸る、というくらいありふれた話だ。
だから、多少の通信の秘密の暴露がなんだというのでしょう。これは開き直ったギャグでもなんでもなく、真面目にそう思います。
そうでもしないと大企業に勝てないし、潰される。あらゆることは大企業が占拠している。中小ベンチャー企業にとって、それをかいくぐったビジネスモデルは死活問題だ。たとえそれが法の穴でも……タックスヘイブンで何兆もの税金を現地に還元していない大企業の脱法行為に比べれば、可愛いものじゃないか!
私は、設立2016年、資本金1億の凡百弱小スタートアップ企業である貴社を応援したくなった。
ふてぶてしくサービスを続けてほしかった。私は クソ野郎なので、そのときはもちろん 貴社 を批判をしているだろうが、SmoozはかつてのLINEのように批判されながら成長する余地があったのではないか、という気がしました。
貴社のような弱小凡百無名スタートアップ企業がセキュリティ人材を雇うのは難しいでしょう。優秀なセキュリティ人材も、 貴社を目にも止めなかったでしょう。もしかしたら、国内ブラウザの開発という、一種のエンジニアの憧れを源泉にビジネスをスタートアップにした時点で、そのフロントエンドの複雑広大なドメイン知識をキャッチアップしきれるはずもなく、セキュリティを二の次にするスタートアップ企業である貴社は必敗が約束されていた……と考えるほど、私は人の夢を悲観的に捉えてたくないのですが、やはり生き残るには、批判を跳ね返す強靭なメンタルが必要なのでしょう。たとえ瑕疵が貴社にあったとしても。 "面の皮を厚く"せねば生き残れないなら。
それとも貴社は、本当は邪悪な情報売買事業者で、さっさとトンズラこいたのか?
「さっさとトンズラ」なんて簡単に言ってくれる。そうですよね?
どっかの誰かに「漫然とインターネットをしている」とキレられたお前らへ。
はてブに聡慧たるコメントを残している皆様におかれましては、Smoozとかいう弱小ブラウザが、他ブラウザであるSafari、Chrome、諸Microsoft製品、その他製品諸々と比較していかにevilであるかをご存知でしょう。
どんなページを見ているかがアスツール社に筒抜けであるのは嫌ですが、どんなページどころか年齢、性別、検索履歴、趣味嗜好、各サービスのアカウントとパスワードは大企業たるGAFAM様には筒抜けでも一向に構わない、という理由付けがあなたの中にあるということです。アスツール批判していてLINEやってる人はいないですよね?それとも最近のLINEはクリーンなイメージだからもう大丈夫、と自分を納得させましたか?
ところでChromeのパスワード管理機能はすごくて、どの端末で開いても、Chromeに自身のアカウントでログインすればその機能が使える。つまりパスワードはサーバで管理されているというわけです。たとえ同期パスフレーズがデフォルトで有効ではなくても、Googleはグローバルビッグカンパニーでnot evilなので、情報を売るなんてセコい商売をするわけがないとハナから信頼されているからこそ許される行為なのです。
「Googleは閲覧履歴を少しずつわからないように販売している 」という発想に私たちがならないのは、Googleはそんなことしなくても事業で成功しているからなのですが、「実はその心理的死角をついて」「裏をかいて」という発想すらもならないのは、やはり単純にGoogleがビッグすぎるからでしょう。一方、弱小貧弱キングボンビーである中小零細企業は、少しでも怪しい所があれば、単純な知識・技術不足 というよりも (弱小企業ゆえにこっちのほうがありえそうな話だとしても)、「あたりまえのように」悪意を疑われてしまいます。
結局、Googleは邪悪な情報売買事業者ではなく、アスツール社は邪悪な情報売買事業者で"ありうる"、という判断があなたの脳内で線引きされるのは、単にアスツール社が弱小凡百零細の聞いたこと無い企業であり信頼が足りない、ということ以外に理由はなく、Googleがやっている「検索履歴やキーワードから適切な広告を表示している」というのが想像以上にドラスティックで大規模にもかかわらずグローバルスタンダードになっているので、それに比較して アスツール社が「本文をぶっこぬいて送信しているから怪しい」というのは、「やり方がせこくて本流ではなく、マナーがなっていない」程度のものでしかないわけです。つまり私はマナー講師が嫌いなので、マナー講師たるお前らに腹が立っているわけです。
四者四様、いや自分を含めたら五者五様に怒りが沸いてくる。これは理不尽な、行き場のない怒りだ。大企業の不祥事は書類送検だが弱小企業の社長は懲役刑になるような理不尽さを見たときの怒り、自身の棚上げ癖と、過去の爆弾を思い出したこと、それを指摘されたように感じた羞恥に似た怒り。界隈のキャリアアップの方法が、受け入れがたいにも関わらず常識になっていることへの怒り、自己矛盾、考えがまとまらない怒り……私には世界がわからない。ビジネスに成功したためしがない。セキュリティもわからないし、なんなら上手な人間関係もわからない。アスツール社が邪悪かどうかの真実もわからない。ただ開発者の気持ちはわかる。あの頃、やばいね、ああやばいねと隣の同僚と話していた頃を思い出す。今、Smoozの開発者の席に、私がいるような気がして、それを考えると、全ての善悪を超えて、みんな許してやってくれんかね、と思うけれど、そういうわけにはいかないだろ、とイライラが一向に収まらないんだ。
11/22、22時頃追記:こんなにも少女歌劇レヴュースタァライトに真剣な記事なのにタイトルだけ表記ブレてました。ゆるして
この文章はアニヶ咲8話と少女歌劇レヴュースタァライト全編へのネタバレを含みます。
こういうのって鮮度が命ですよね。
こんばんは、皆さんアニヶ咲見てますか?毎週女と女が感情を絡め合っていて面白いですよね。先日放送された8話もその例に漏れず、中須かすみの出どころ不明の莫大な感情によって桜坂しずくが自己肯定への一歩を踏み出す、概ね私好みの話でした。今回のお話のメインキャラクターである桜坂しずくは演劇部にも籍をおいており、アニヶ咲8話では、「荒野の雨」という桜坂しずくが主演する舞台のワンシーンが、桜坂しずくの内的心理描写として各所に挿入され、現実のシーンと劇中劇が並行して進んでいく、という構成がなされていました。 つまりアニヶ咲8話は「スタァライト」だったということですね。終わり。
お待たせしました、それでは続いて、虹ヶ咲スクールアイドル同好会8話「しずく、モノクローム」についてお話していきます。
ここまでは本編視聴中にぼんやり考えていたことを言語化したに過ぎないのですが、なんと本編終了後にツイッターにてこの説を有力に支持する新たな根拠が見つかってしまいました。それがこちらです。
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
第8話、演劇部部長で
出演させて頂きました!
しずくちゃんの
笑顔が大好きです☺️☺️#lovelive #虹ヶ咲 https://t.co/xkvaVXdiKC
— 小山 百代(DVD発売中) (@koyamamomoyo) 2020年11月21日
https://twitter.com/koyamamomoyo/status/1330156445292224512
劇中劇が物語を示唆していてかつその劇のことを登場人物が知っているという構成、こういう解釈でもしないと劇中劇通りに話が進むことや劇中劇と同じ帰結に自らが辿り着くことになにか疑問や違和感を感じないのか……?という気持ちになりませんか?
存在があまり知られていないのだが、各教科書には教科書準拠のガイド本(俗に言う「虎の巻」)というものがある。
別に特別な書籍というわけではなく、教科書を販売する書店であれば必ず置いてあり、手に入れるのはさほど困難ではない。
私は、この「虎の巻」で大きく成績を伸ばすことができたので、そのメリットを紹介したい。メリットは4つある。
(教師も是非薦めるべきだと思うのだが、授業の重要性が相対的に薄れるからなのか、特定会社への利益誘導になるからなのか、薦める人は非常に少ない。
それでも、高校で数学の教師がその存在を教えてくれた。1年生の時点から「虎の巻」の効果を十分に感じることができ、成績も大きく伸びた。その教師には本当に感謝している。)
1つ目は、「教科書ガイド」たる本来の意味でのメリットではあるが、教科書を良く理解できるようになることだ。
それも「虎の巻」はオールインワンに構成されているので、理解にかかる手間も少なくて済む。例えば、英語や古典なら新出単語の説明も記載されているので、辞書を引く手間が省ける。
何より、「教科書準拠」という属性は、問題集として最強である。なぜなら、他の問題集を購入しても、「授業」という生解説は付いてこないのだから。
それに、教科書の理解は成績に直結するので、勉強する側のモチベーションも格段に上がる。これが、問題集の中でも「虎の巻」だけが、途中で挫折することの少ない理由である。
部活や風邪など、授業を1回休んだだけで、その内容に付いていけなくなる科目は多いが、そのリスクが緩和できる。誰かにノートを取ってもらう必要も無い。
「虎の巻」には、教科書の流れ、演習問題の解答、解く際のポイントが全て書いてある。授業を休んだとしても、「虎の巻」を読めば、授業で行う内容は概ね理解できるだろう。
もちろん、「虎の巻」だけで勉強できると思ってはいない。しかし、解答を保有することは非常に強い。
解答があれば、自分がわからない部分は、この解答の「どこ」なのかが具体化できる。具体化できたなら、その部分を指し示しながら、学校なり塾なりで質問することができるわけだ。
テスト前にノートをキレイにまとめ直すのは無駄だとよく言われるが、ノートは「車輪の再生産」であり、作成すること自体がそもそもの無駄である。
「虎の巻」には、問題の解答や授業の流れが書いてあるのだ。ノートは真っ白な冊子に書くのではなく、「虎の巻」にマーキングし、差分に当たる分だけ書き込めばいい。
数学の理解につまずくのは、その多くがノートを取るのに手一杯で、教師の話す強調ポイントを聞き取ることができないからだという。
白紙からノートを構成するのに比べたら、そんなリスクは格段に減るだろう。それに、ノートを全て取りきれなかったということも無くなるだろう。
(逆に言うと、このあたりが一部の教師から、「虎の巻」が邪道だと言われる理由である。教師が教えた内容を、素直に一からノートに起こす学生が真面目に見えるようなのである。)
そして、個人的には一番重要だと思う4つ目のメリットは、予習主体の学習ができるということである。
「虎の巻」には、解答やポイントが書いてあるのだ。授業に先行してそのポイントを読み、実際に問題を解くことで、先に書いた通り、自分のわからない部分を具体化できる。
すると、極端な話、授業はそこだけ聞けば良いことになる。よって、予習することによって授業中に暇が生まれてくる。
そして、その暇を更に予習に充てるのだ。英語なら先の単元の和訳をしたり、数学なら先の単元の問題を解いたり。授業の進度に十分先着したら、学校から配布されたワークブックを解くのだ。
すると、テスト勉強期間には一通りワークブックまで解き終わっており、テスト勉強は、ワークブックの間違いとまとめの問題を再度解くだけ。
その余裕は、綿密にノートをまとめ直す復習ではなく、「虎の巻」によって手軽となった予習によって生まれるのである。
予習によって授業中に暇が生まれ、その時間をさらに予習に充てることで、モタモタした授業をテスト勉強へと繋げる正のスパイラル。そうすれば、予習において自分で問題を解く機会も増え、受験対策にも直結する。
以上のように、授業を休みがちの学生にも、授業をまともに聞かずさっさと先行したい学生にも、「虎の巻」はうってつけなのである。
昔読んだ学研の科学に「どうして色んな種類の洗剤があるの?」という疑問が投げかけられていて「一番強い洗剤が一つあればいいじゃん!」という子供ながらの乱暴な主張だったのですが、あほだったんで「たしかに」と納得してしまった。
博士のアンサーとしては、「何でも落とす強い洗剤で体を洗ったら、体が痛くなっちゃうよ!だから弱い洗剤も必要なんだよ」みたいな感じに、子供でも理解できるような説明をしてくれていたんですが、理系の脳細胞が死んでたので中庸的な思考として記憶に残ったっぽい。
上手く行かなくて落ち込んだり、上手く行ってる時は調子乗って驕ったりと生きてれば色々あるんですけど、そんな時博士の言葉が思い出される。何十年経ったかわからないけど、精神衛生としてずっと心に残っている。
https://anond.hatelabo.jp/20190726171905
第4章 傷つかないためのセルフコントロール術 ~モラ夫への対処法 その2~
人にやさしくされたかったら、「人にやさしくする」、人に愛されたかったら「自分から愛する」
①負の感情を全て吐き出す
②モラ夫に対して感謝できることを探す
③モラ夫に対して謝ることを探す
①モラ夫の好きなこと:好きなことは本人の能力
②モラ夫の夢:できない理由は気にしない
③モラ夫のほめられるところ:行動、才能、長所
④モラ夫と一緒にやってみたいこと:どんなささいなことでも
「勝手に出掛けやがって」→「ぼくちゃん、ひとりでさびしかったんでしゅ。不安だったんでしゅ」という心の声が隠れている。「ぼくちゃん寂しかったんでしゅか」という優しい気持ちで接する。
ストレスが溜まる前にためない工夫を
①女友達とのおしゃべり
②ひとりきりで、泣いて、叫んで、吐き出して
③あなただけの楽しみを持つ
スルーとは、傍観者になる、気にしない、聞き流す、逆転の発想をする
①傍観者になる・・・他人事だと思えば、モラ夫の言葉はあなたの心に入ってこなくなる。
②気にしない・・・・「気にしない」を徹底する。
思考が変わると、行動が変わる。行動が変わると、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変わると運命が変わる。 ウィリアム・ジェームズ
③聞き流す・・・・・「まぁいいか」という鈍感な心で聞き流す。
④逆転の発想をする・ゲーム感覚でモラ夫とのやりとりを遊ぶ余裕を持つ。
9、どんなことにでも、感謝する癖をつけよう
①口角を3ミリあげる。
③上の歯が全部見えるように、頬の筋肉が痛くなるまで笑って、30秒キープする。
モラ夫を夫に持つ奥様は、自分を否定し、「セルフイメージ」を低下させてしまう。
①自分を好きではない、自信が持てない、自分の短所を気にしすぎる、人の評価が気になりすぎる。
②他人の短所・嫌なところを見るとその人が嫌いになる、一緒にいると苦しくなる
④世の中はつらい、いいことがないと思い込む
⑤「自分には特別な才能がない」と思い込み、義務的な働きに一生懸命になる。
セルフイメージを高めるには、自分のことを認めて、ほめてくれる人と一緒にいることが最善。
①自己暗示をかける。
③自分のいいところを紙に書く。
④③で書き出したいいところを声に出して読む。
第5章 モラ夫と「別れる?」「別れない?」 ~それぞれの選択に向けて~
2、愛とは溢れたり、枯れたりの繰り返し
愛は本当に不思議なもので、完璧な結婚なんてない。どんな結婚でも悩みは多かれ少なかれある
太陽は何よりも人を癒す強い力があります。あなたが太陽のように大きな心でモラ夫を包み込み、温かい眼差しで向き合うことで、周りの人にも幸せが広がっていくはずです。
太陽になるためには、まず自分をほめて好きになることが第一歩です。
「わたしはすごい。疲れているのに夕飯の買い物に行った」
どんなことでもいいので、自分がやったことは全部「すごい」とほめてください。
まずは、大切な自分自身をほめてあげてください。
そして、どんどんほめ癖がついてきたら、今度は他の人を褒めてみてください。
それを続けることで、あなたは太陽になれるのです。ぜひ今日から、「自分太陽計画」を始めてみましょう。
6、それでも別れを選ぶあなたへ
これだけは考えておきましょう
①離婚後に名乗る姓 ②住む場所 ③最低半年の生活費 ④仕事 ⑤心を許せる相談相手 ⑥強い心を持つこと:後悔しない心、「自分の離婚は、幸せになるための最善の選択だった」と信じること
市民、あなたはコンピューター様について何か誤解をされているようです。
パラノイアは1984年に発売された、冷戦下の赤狩りを皮肉るブラックユーモアに溢れたTRPGです。
舞台となるアルファ・コンプレックスは、サンフランシスコ地下にあるコンピューターの制御するシェルター都市である。小惑星の地球への衝突によりネットワークから孤立した各都市のコンピューターは、断片的な情報から共産主義国家の核攻撃中にあると誤認。結果、すべての都市は共産主義者に制圧され自都市だけが正常に営まれていると結論するに到った。以後数百年に渡ってコンピューターは「共産主義の攻撃」と「汚染」から市民を守護するという妄想を達成すべく、都市の人類が外に出られないように隔離し、独裁的・専制的・全体主義的な支配を行っている(ちなみに、XPの時点ではコンピューター歴214年である)。人類の自由を奪うコンピューターの支配体制は、かつてのアメリカが持っていた妄想的な「悪の共産圏国家」のイメージそのものである。共産主義者の攻撃から守るという名目で共産主義的な社会を作り出すというのは大きな矛盾なのだが、コンピューターはすでに狂ってしまっているのでそのことには気づけていない。
つまり、パラノイアでは市民は狂ったコンピュータ様の支配の下、特に存在しない脅威と戦い、どうでもよいミッションを遂行しつつ、適当な人を反逆者として今日も粛清しているのです。(ZAP! ZAP!)
アルファコンプレックスではこのような状況が長く続いたため、科学技術も衰退しきっています。
車に乗れば走っている間にタイヤが外れ、エレベーターに乗れば落下をし、銃を撃てば暴発します。
プレイヤーはみな疑心暗鬼です。理不尽なミッションを遂行するふりをしながらお互いに監視をしあい、隙あらば反逆者として仲間を処刑しようとします。
なかなか狂っていますね。でもゲームブックはさらに狂っています。
市民はセキュリティクリアランスに従い情報が制限されています。そしてプレイヤーのセキュリティークリアランス 赤(R: レッド)はルールブックを読むことができないのです! プレイヤーはわけもわからないままアルファコンプレックスに放り込まれまることになります。
ひょっとしたら自分で遊ぶよりも他人が右往左往している姿を見る方が面白いかもしれません。素敵なリプレイを紹介しましょう。
作り込まれたネタと表現力が魅力です。冒頭を抜粋してみます。こんなノリが好きならオススメです。ちなみに太字はプレイヤー名です。
みなさんは、いつものように仕事へ出かける前の朝食をいただくため、食堂に集まっています。
食堂は収容人数3000人ぐらいの、カマボコ型の天井をした、とてつもなく広い体育館のような場所を想像して下さい。
その中央を長いベルトコンベアーが貫いており、その上にはポリカーボネートの皿に乗った灰色のペーストが並んでいます。
直に匂いを嗅ぐと涙が止まらなくなる強い刺激臭と、スチールのスプーンすら溶かす強烈な味がしますが、食べてもすぐには死なない程度の安全性は保証されてい ます。
腹を空かせた市民達は、コンベアーに群がり皿を受け取ると、思い思いのテーブルについて食事を始めます。
食べ慣れていない市民などはスプーンをペーストに長く漬けていたため、スプーンを溶かしてしまうなどといった粗相をするものもいましたが、食事はおおむ ね……失礼しました、完璧に幸福に進んでいきます。
STAR-R:いやぁ、コンピューターのくださるお食事はいつ食べても美味しいですね~
Rese-R:当然だね。疑いようもなく、我々は幸福だ。
食堂には、より幸福に食事を楽しめるよう、娯楽としてテレビまで用意されています。
Rese-R:それにしても、いったいどんな番組が流されているのだろう?
ちょうど食事時の人気番組である「電子顕微鏡の世界」というのが放映されています。
この番組は、様々な金属の電子顕微鏡の映像を延々と流し続けるというもので……ちなみに、今日のテーマはベリリウム(原子番号 4 の元素。記号Be 原子量 9.013)です。
Rese-R:いよいよ、明日は「ホウ素」か、いゃあ~、楽しみだなぁ!!
STAR-R:まったくです。こいつぁ目が離せませんね。
(注: 本来の名前表示は「個人名」-「クリアランスイニシャル」-「ホームセクター」-「クローンナンバー」でしたが、読みやすさのため「個人名」-「クリアランスイニシャル」に変更しました)
雰囲気が伝わったでしょうか。
今さらセカイ系(笑)の出来損ないみたいな90年代ラノベ引っ張りだしたところで、ガキが食いつくわけもないと分かりきってるのがクソ。どうせ昔のファンも大半はとっくに趣味変わってるだろ。
無意味に時間が行ったり来たりするのがクソ。カッコイイとでも思ってんのか?分かりにくいだけだわアホ。
キャラデザ全員モブ過ぎて誰が誰だか分からないのがクソ。ブギーポップは分からない(爆笑)
ラノベ業界もそろそろ弾切れで苦しいのは分かるけどさあ、さすがにこんなもん引っ張り出してくるぐらいなら、他にもっといい原作あるだろ。たとえば……お留守バンシーとか!
そこまで打ち込んだところで〝増田〟は確認画面に進み、実際に表示される際の見え方をチェックする。特に問題のないことを確認して「この内容を登録する」ボタンをクリックした。
大きく息を吐き、しばし目を閉じて時間が過ぎるのを待つ。ヘッドホンからは、路地裏の秘密クラブについて女性ボーカルが歌うハスキーな声が流れているが、別に〝増田〟の趣味ではない。無音よりは多少の「雑音」があった方が集中しやすいという程度の理由で、適当にまとめて違法ダウンロードしたファイルをランダム再生しているだけだ。
曲が終わったのを合図に目を開き、さきほど投稿した「記事」のページをリロードした。夜の10時過ぎというお誂え向きの時間だけあり、セルクマなどという姑息な真似をせずともブックマークが既に30ほど集まり始めている。トラックバックも、上から目線の傲慢な評価への反発が7割、同意が2割、元記事とほとんど無関係の独りよがりのつまらないネタが少々という予想通りの傾向で、活発に反応してくれている。
たった今書き込んだ記事で扱ったアニメにも、その原作のライトノベルにも、〝増田〟は特に興味がなかった。ただ、SNSなどでの他人の発言を眺めていて、こういうことを書けば「バズる」だろうなというイメージが、なんとなく頭に浮かんだのだ。あとは、このアニメを叩きたい人間の「設定」に自分を重ねるだけで、溢れるように文章が湧き出してくるのだった。
「……」
自分がそれを書いたという証が何一つない文章が、回線の向こうで人々の注目を集めるさまを、〝増田〟は静かに見つめた。
自己主張が少なく控えめな性格、という程度の話ではない。何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのか、人に聞かれるたびに例外なく言葉に詰まった。単にそれを表現するのが下手というだけではなく、自分がどんな人間なのか〝増田〟自身どうしてもよく分からないのだった。
そのため、自己紹介ではいつもひどく苦労させられた。胸の内を語ることのない秘密主義の人間と見なされ、親しい友人を作ることも難しく、いつも孤独に過ごすこととなったが、それが嫌なのかどうかすら〝増田〟には判断ができなかった。
その感覚は、対面での音声によるコミュニケーションだけではなく、ネットでの文字を介したやり取りでも特に変わりがなかった。たとえ単なる記号の羅列に過ぎないとしても、自分を表すIDが表示された状態で、何か意味のあることを言おうという気にはどうしてもなれなかった。
そんな〝増田〟がある時、一つの匿名ブログサービスと出会った。
良識のある人間ならば眉をひそめるであろう、その醜悪な売り文句に、増田はなぜか強く引きつけられた。
そこに書き込まれる、誰とも知れぬ人間の手による、真偽のさだかならぬ無責任な言葉たち。数日の間、寝食を忘れてむさぼるように大量の匿名日記を読みふけった後、それらのやり方を真似ることで、〝増田〟は生まれて初めて自発的に文章を書き出したのだった。
特に書きたい内容があったわけではない。ただ、睡眠不足と空腹でからっぽになった頭を満たす、得体の知れない衝動に従いキーボードを叩いた。
出来上がったその文章は、保育園への子供の入園申し込みをしていたが落選してしまった母親、という「設定」で、政治批判もまじえつつ全体としてはどうにもならない怒りを乱暴な口調で八つ当たり気味にぶつける、といった感じの記事になった。
実際には、保育園への申し込みどころか、当時から現在に至るまで〝増田〟は結婚すらしてはいないのだが。
これを軽い気持ちで匿名ブログに投稿したところ、予想外の爆発的な大反響を呼んだ。ブクマは2000以上付き、「記事への反応」は100を超え、ニュースサイトどころか国会で取り上げられる事態にさえ発展した。
遂には記事タイトルがその年の流行語大賞のトップテンにまで入ってしまったこの一連の動きに、もちろん驚きはあった。だがそれ以上に、自分の指を通して生まれ落ちた自分のものではない言葉、という捩れた存在自体に、〝増田〟は震えるような感動を覚えたのだった。
その確信を得てからは、坂を転がり落ちるように、この匿名ブログへとのめり込んでいった。
様々な立場の人間になったつもりで書いた記事を投稿し続けるうちに、〝増田〟は奇妙な現象に気がつく。ひとたび題材を決めて書き始めてしまえば、それまで全く知識も関心も無かったどんな分野についても、どういうわけか淀みなく言葉が湧き出すのだ。
ある時は、新人賞を受賞してデビューしたものの限界を悟って引退を決意した兼業作家だったり。
〝増田〟は、記事を書くたびにありとあらゆる種類の人間に「なった」。そしてそれらの「設定」の元に、このwebサービスの読者たちに、感動や、怒りや、笑いを提供してきた。〝増田〟にとって、読者から引き出す感情の種類はなんでもかまわない。自分の書いた言葉が、多くの人間に読まれることだけが重要なのだ。
実際、〝増田〟の書いた記事には、著名人気ブロガーですら不可能なほどの高確率で100を超えるブクマが次々と付いた。SNSでも拡散され、ネット上の話題を取り上げる(といえば聞こえは良いが他人の褌で相撲を取るしか能がない)ニュースサイトの元ネタにもなり、つまり――「バズって」いた。
本格的に活動を始めてから、〝増田〟は毎日多数の記事を投稿し続けている。〝増田〟以外の利用者は誰一人気づいていないが、今ではこの匿名ブログサービスにおける人気記事の、実に九割以上が〝増田〟一人の手によるものなのだった。もはやここは〝増田〟のしろしめす王国なのである。
そして、〝増田〟の支配は電脳空間にとどまらずより大きく広がろうとしている。〝増田〟の記事が読者から引き出す強い感情。これを利用し、流されやすい一部の読者の行動を誘導することで、〝増田〟は既に現実でも大小さまざまな事件を引き起こす「実験」を成功させていた。だが、それぞれの事件自体に関連性は全くなく、膨大な投稿量を多数のIDに分散しているため、運営会社ですら事件の背後にいる〝増田〟の存在には手が届いていなかった。
この影響力の、深く静かな拡大。これが順調に進めば、いずれはサービスの運営会社の中枢に食い込むことすら時間の問題だった。
匿名ブログ支配の過程で〝増田〟の掴んだ情報によれば、この運営会社はただのIT企業ではない。その実態は、途方もなく巨大なシステムの下部組織なのだ。そこを足がかりに、「世界」にまで手が届くほどの――
「……っ……っ」
果てのない野望の行く先に思いを馳せ、〝増田〟は声もなく笑った。
そこに、
――♪
「……?」
ランダム再生にしていたメディアプレイヤーから、奇妙な曲が流れ始めた。
口笛である。
音楽に興味のない〝増田〟でさえ聴き覚えがあるほど有名なクラシック曲を、どういうわけかわざわざ口笛で演奏しているのだった。それは、アップテンポで明るく力強い原曲を巧みに再現してはいたものの、しかしやはり口笛としての限界で、どこか寂寥感のある調べとなっていた。
「……」
これのタイトルはなんだっただろうかと〝増田〟にしては珍しく気にかかり、プレイヤーの最小化を解除して現在再生中の曲名を表示した。そこにはこうあった。
「!!」
その事実に気づいた〝増田〟はヘッドホンを頭からむしり取り、音の出どころを探った。
「――♪」
耳を澄ますまでもなかった。口笛は、明らかに〝増田〟の背後から聴こえてきている。それも、ごく至近距離で。
「……!」
背筋を貫く寒気を振り払うように、〝増田〟は回転式のデスクチェアごと素早く振り返った。
片付いているというより極端に物の少ない部屋の中央。そこに、それは立っていた。
金属製の丸い飾りがいくつか付いた、筒のような黒い帽子。全身を覆う黒いマント。男とも女ともつかない白い顔に浮かぶ唇までが、黒いルージュで塗られている。
まったく見覚えのない顔であり、衣装だった。
普通に考えれば、異常な格好をした不法侵入者ということになる。今すぐに警察に通報するべきだ。だが〝増田〟は、そんな常識的な思考をこの黒帽子に適用することが、なぜかできなかった。
部屋のドアには鍵を掛けておいたはずだが、こじ開けられた様子もなくきれいに閉じている。いくらヘッドホンから音楽が流れていたとはいえ、人間がドアを開け閉めして部屋に侵入した物音に全く気づかないということがあるだろうか?
カーテンを閉め切り照明の消えた部屋の中、ディスプレイの微かな灯りに照らし出された黒帽子の姿は、床から突然黒い柱が生えてきたようにも見えた。
〝増田〟の当惑をよそに、黒帽子は口笛を止めて言葉を発した。黒い唇からこぼれる声は澄んだボーイソプラノで、やはり性別を特定することはできなかった。
「人には、自分にとって切実な何かを伝えるために、敢えて何者でもない立場をいっとき必要とすることもある。だが、『匿名』こそが本質であり立ち返るべき『自分』を持たない存在――それは『自分』という限界に縛られないが故に、無目的にただ領土だけを広げ続け、遠からず世界を埋め尽くすことだろう。その新世界では、根拠となる体験を欠いた空虚な感情だけがやり取りされ、真の意味での交流は永遠に失われる……間違いなく、世界の敵だな」
人と世界について語りながらその声はどこまでも他人事のようだったが、最後の断定には一点の迷いも無かった。
世界の敵、という言葉が指す意味の本当のところは分からない。だがこいつは、〝増田〟こそが「それ」だと言っているのだった。
なぜ初対面の異常者にそんな決めつけをされるのか。そもそもこいつは一体何者なのか。
そんな疑問を込めて、〝増田〟は目の前の怪人物を睨み付けた。黒帽子にはそれだけで意図が伝わったらしい。
〝増田〟の耳にその言葉は、それができるものなら、という挑発を含んで聞こえた。
できないわけがない。変質者に名前を教えるのは危険だが、自宅に押し込まれている時点で大差ないだろう。
〝増田〟は椅子から立ち上がって息を吸い込み、自分の名前を告げようとした。
しかし、
「…………!」
声が出なかった。いくら喉に力を込めても、最初の一音すら形にならずに、ただかすれた吐息が漏れるばかりだ。
そう言った黒帽子が肩ほどの高さに上げた右手を、ついっと振った。その指先から細い光の線が伸びてきて、空気を切るような鋭い音がしたかと思うと、〝増田〟の首の周りに熱い感触が走った。
「?」
次の瞬間には、〝増田〟の視界はゆっくりと下降――いや、落下し始めていた。
途中で回転した視界の中で〝増田〟が目にしたのは、頭部を失ったまま直立する、肥満した成人男性の身体だった。
「……っ!?」
直前までまとっていた「自称アマチュアアニメ批評家」の「設定」が霧散したことで、〝増田〟は意識を取り戻した。思わず首の周りに手をやるが、傷一つ付いてはいない。
「なるほど。君の能力にはそういう働きもあるわけだ」
感心したように言って、黒帽子は宙空をかき混ぜるように右手の指を動かした。そこにまとわりつくように、光の線が見え隠れする。目を凝らして見れば、それは極細のワイヤーだった。
〝増田〟の首に巻き付けたあれを素早く引くことで、瞬時に切断を行なったのだと、遅れて事態を把握する。
「……」
いま首を斬られたのは、あくまで〝増田〟の「設定」に過ぎない。だが、味わった「死」の感覚は本物だった。それを実行した黒帽子は、今も平然とした顔をしている。
目の前の怪人が何者であろうと、もはやこれだけは間違いがない。こいつは〝増田〟を殺しに来たのだ。無慈悲に、容赦なく。
「……!」
黒帽子と向き合ったまま〝増田〟は、後ろ手に恐るべき速度でキーボードを叩いた。わずか数秒で4000字超の記事を書き上げると、そのまま確認もせず匿名ブログに投稿する。
記事はすぐさま炎上気味に100オーバーのブクマが付き、新たな「設定」が〝増田〟の全身を覆った。そこに立っている姿は既に、制服を着た男性警察官そのものだった。
実のところ〝増田〟にとっても、匿名ブログのこのような使い方は初めてのことだった。だがその事実を意識することすらなく、〝増田〟はこの応用をごく自然に行っていた。まるでこれが本来の用法だったかのように。
警察官の〝増田〟は、いかにも手慣れた動きで腰のホルスターから素早く拳銃を引き抜いて安全装置を外すと、黒帽子の頭に狙いをつける。この距離なら外すことはないだろうし、さすがに銃弾を正面から受けても平気ということはあるまい。
しかし弾丸が発射されるより早く、引き金にかけた〝増田〟の指をめがけて光が走った。
「そんな危ないものは下ろした方がいい」
切断された指がぽろぽろと床に転がり、〝増田〟は拳銃を取り落とした。重い金属が床に叩きつけられる、ごとん、という音が響く。
「!」
失った指の痛みにのたうち回る間もなく、再び飛び来たワイヤーが〝増田〟の首に絡みついた。鋼糸はそのまま、いともたやすく肉に食い込み――
「……!」
一瞬のブラックアウトの後、警察官の「設定」もあえなく消え去ったことを〝増田〟は悟る。
〝増田〟は、次の「設定」を求めて、慌ててキーボードを叩き始めた。殺されないためにはそうするしかない。
黒帽子がワイヤーを一振りするたびに、現在の〝増田〟の「設定」が消滅する。〝増田〟は超スピードで匿名ダイアリーに記事を書き込み、新たな「設定」を得る。その繰り返しが続いた。
格闘家、ヤクザ、猟師、力士、刃渡り50センチの牛刀で前足を切り落として熊を倒した撮り鉄、1200万ドルの機械義手を身につけ「捕らわれざる邪悪」の二つ名を持つ元アメリカ特殊部隊員……
考えうる限りの、個人戦闘能力の高い人間の立場で書かれた記事を投稿し、その「設定」を使って制圧を試みる。だが、いずれの力をもってしても、〝増田〟は黒帽子の体に触れることさえできなかった。
「……」
異常なまでの適性ゆえに普段は意識せずに済んでいたが、この匿名ブログサービスは本来、少しでも油断すると「あれ?増田さん、この話前にもしませんでしたっけ?」と指摘を受ける、投稿者に厳しい場だ。いかに〝増田〟の記事とはいえ、短時間に似たようなネタを続けて投稿したのでは、ブクマやPVを稼ぐことなどできない。「設定」を定着させるためには、読者からのそういった「承認」を得なくてはならないのだ。
少なくとも同じ職業をネタにすることは避ける必要があった。とすれば、「設定」を潰されるたびに書ける記事の選択肢は少しずつ限られていく。
〝増田〟は、徐々に追い詰められつつあった。
その焦りが引き金となったのか。
「!!」
――字数制限。
ファンタジーは楽しいなーってたくさん読んでいたら、なんだか最近「それなりに」の事がなんだか気になってしまって、、
一度気になったが最後、文章の中に「それなりに」が出てくる度に「それなりに」のことばかり考えてしまって集中力が削がれます。つらいです。
このシーンでは「まあまあ」より「わりと」とか「けっこう」がしっくりくるけど、もしかして作者は「そうは言っても」ぐらいの使い方をしているのでは?!
といった具合に「それなりに」の強さがこれだと確信できない時が一番つらいです。それなりにの意味が表す強さによって、後に続く物語の流れが変わるじゃないですか。だからそれなりにが出てくる度に、1つの物語を読んでいてもパラレルワールドのように複数の意味と状況をしばらくは保って読んでいるのに、結局うやむやでわからないままで、、、つらい。
つらいです。たすけて