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2021-03-02

旧帝大准教授普段何をしているのか

https://anond.hatelabo.jp/20210228234557

を読んで,じゃあ准教授になるとどうなるのか書いてみよう。

コピペですむ部分はそのまま利用している。

40代前半で旧帝大准教授 (任期有→もうすぐ任期無になる予定)。この業界ではそこそこ勝ち組と呼ばれる部類だと思う。

日本トップクラスとも言えるこのポジションで、私が普段何をしているのかを書いてみたい。

研究指導 (6時間/週)

准教授とはいえPIなので在籍する研究室に居る学生のうち10名ちょいに対して研究指導を行っている。各人に対し、一対一のミーティングを月に 1 時間行うため、トータルで週3~4時間くらい。

それに学会論文チェックなども入るのでトータルだとこんな感じかな。

元増田助教より少ないって?ごもっとも。

研究室内の輪読会 (0時間/週)

輪読会をやる時間を取りたいがほとんどとれない。

幸い学生たちが自主的にやっているようなので、任せている。

研究室の中間発表会 (4 時間/週)

学生研究の進捗を研究メンバー全員で確認するための会。実質的研究指導はここでおこなわれる。

講義 (5時間/週)

学部生,大学院生向けの講義を週に平均すると2コマくらい受け持っている。

実際には前期後期で異なるので必ずしもこのとおりじゃないけど。同じ専攻の中では多いほうだと思われる。

数は少ないが非常勤などもそれなりの数あるので実質はもうちょっといか

ちなみに講義の準備は一度したら終わりと思われがちだけど、意外なことに毎年それなりの時間をかけてアップデートしています

学内会議など雑務 (6時間/週)

月1~2回の会議が6~7個、一回2時間程度あるので平均するとこのくらいかな。

大学院学部などの組織ごとに、運営教育と異なる目的会議が行われるのでかなり多い。

とはいえ、昨年はオンライン化されたおかげで自分関係ない業務の際には全力で他のことができたのはありがたかった。

今後もこのまま進めたい。

研究室内の雑務 (1時間/週)

うちは事務補佐員がいるので、基本的雑用は全部お願いして週1回打ち合わせをするだけですんでいる。

補佐員を雇う前は週4時間くらいは領収書の処理とかをしていた気が。

ただし、事務補佐員は外部資金で雇うため、外部資金が切れるとまた事務作業との戦いになるので、

研究継続するためにも研究費を切らせられないのでかなりつらい。

学会関連の雑務 (6時間/週)

学会運営 (研究会の準備など) は主に大学教員ボランティアでやっている。元増田には

もちろん実行部隊は若手である

とあったが、学会関連の雑務ステージが上がると異なる雑務が降ってくるだけな気もする。

助教氏は査読結構時間をかけてくれているようだけど、その査読の割り振りなどが今度は仕事になってきたりする。「割り振りだけなら楽じゃない?」と思われるかもしれないが、結局論文を読まずには割り振れないので、論文を読む数は増える。

もちろんそれ以外にも研究会の運営やら学会理事会やら・・・色々あります学会運営委員とかなると、もう。

プロジェクト関連雑務(6時間/週)

助教氏は書いていなかったけど、様々な研究プロジェクトに参加することが多いので、それに相当時間がとられる。

プロジェクトなら研究だろ、と言いたいところだけど、報告書執筆プロジェクトメンバーとの会議などを含めると相当時間を取られる。

依頼原稿取材インタビュー・講演等(8時間/週)

大体いつでも本だの依頼原稿だのが2、3個はスタックにたまっている気がする。

それにプラスしてマスメディアから取材とか、国や企業から相談とかインタビューとかがある。

そして、講演。企業や団からの講演依頼にこたえていくと結構時間がとられる。講演そのものは1時間くらいだけど、その準備になんだかんだ時間がかかる。

というわけで、トータルだとこのくらいになる気がする。

まとめ

ということで、以上の項目の合計で 42時間。1 週間の所定労働時間 (8時間×5日 = 40 時間) はすでに赤字である

え?自分研究?もちろん、実際には(12時間×5日 = 60 時間)くらい仕事しているので、18時間くらいは何とか確保していますよ。

コロナ禍のおかげで移動しての会議が無くなったのでオンライン化最高だと思わざるを得ない。

最後に、助教氏は雑務をあまり押し付けられなかったとのことですが、うちの元ボスもそんな感じだったので、それを見習って若手のためにもなんとか雑務自分たちで止めておきたいところですね。

その結果、その分自分研究できなくなって老害とか言われるようになるのかもしれないけど。

そして、うちには助教いないけどな!

2021-03-01

旧帝大助教普段何をしているのか」を読んで

https://anond.hatelabo.jp/20210228234557

を読みました。上の記事の方とは別人ですが、同業者として色々と思う所があったので書きます。初めての増田です。

自分勝ち組とは思っていませんが、年齢や職位などはこの記事を書いた方と似ています。ただ、多分私の方が少し年上です。

全体的な感想

各所で反響があったようですが、基本的には過酷労働環境で頑張る若手教員、すごいな、頑張っているな、というような反応が多かったように思います。私も他人事として記事を読んでそう思ったのですが、ふと自分のことを振り返ると決して自分労働環境過酷とは感じておらず、大変幸せな日々を送れているなと思いました。大学教員のような仕事に対してよくあるイメージとして、好きなことをやっているのだがら、異常な労働時間も苦にせずに働く、といったようなものがあるかと思いますしかしながら、私の幸せというのはそういったものではなく、むしろ大学教員裁量を最大限使うことでワークライフバランスを保ちながら、学生と刺激的な議論ができ、たまに面白い発見もありといった具合に割とゆるく楽しむといった感じです。こういったケースはレアかもしれませんので、私の大学教員ライフを共有できればと思います

研究指導 

記事の方も書かれているように、大学(院)教員として研究室やゼミでの学生指導は最も重要仕事だと思います。が、私は1人あたりにかける時間としては元記事の方の1/2 - 1/3程度です。基本的には配属時に時間をかけて研究ゴールの共有と中長期のスケジューリングをして、あとは学生におまかせです。人前で発表したりする訓練は当然必要なので、週0.5時間程度/人ミーティングで発表してもらいます。もちろん、学生から議論したいと言ってきた場合はこの限りではありません。そのときには、なるべく少ない時間議論の成果を増やすために、分からない事がある場合はなんでもいいので自分の仮説を持ってくること、をゆるやかに要求しています。そうでない場合は、「とりあえず2,3日考えてみて、俺も考えとくから、あとで答え合わせしよ」てな感じで一旦追い払います。2-3日後に答えが出なかったらその場で一緒に考えます。ちなみに、私は学生といろいろお喋りするのは好きなので、この部分が多少増えても苦痛ではないのですが、お互いの効率を考えてこのくらいの配分にしています投稿論文を書くときはある程度時間を使って一緒に書きます

授業・学生実験

このあたりは大学学科依存で若手教員負担がかなり違う部分だと思います。平均的な実負担時間でいうと私は元記事の方の1/5程度です。

私の学科では単純に教員の数が比較的多く、負担が少ないといった部分があるとは思います。ただ、学生実験に関しては、技官さんやTAと打ち合わせをしっかりして、学生実験の数ある業務(設営、実験前の講義実験中の巡回、試問、採点などなど)のうち、どの部分が教員しか出来なくて、どの部分は技官TA学生担当してもらえるかはいま一度考えてみるといいかもしれません。意味もなく教員実験室で巡回するといった無駄があるならばそれをへらす努力必要(だが多くの学科でされていない)だと思います

学内業務研究室の雑務

このあたりは同程度です(週3h程度)。好きではないですが、気晴らしと思えばそんなに苦ではありません。また、自分以外(秘書さん、大学事務学生)にふれると思った仕事はどんどんふっていきます。例えばオープンキャンパス運営が例にあがっていましたが、こういった毎年殆ど同じ内容の仕事(上の学生実験も実はそう)は、マニュアル化して多少のバイト代さえ工面できれば、自分で動く時間はだいぶ減らせます

論文査読

この仕事を苦にしないために、アブストをよく読んで1.本当に読みたい論文である場合 2.自分の専門に合致しており容易に論文価値判断できる場合 のどちらかに当てはまる場合以外は断るようにしています。1であればどうせ後々読む論文を先取りできてラッキーですし、2の場合は4-5時間くらいで査読レポートまで書き終えられるので、締切直前にぱぱっと終わらせます。月2くらいのペースなので、時間的には元記事の方の半分くらいです。この一年は皆引きこもって論文を書いていたからか、依頼がめちゃくちゃ増えました。査読をするといかにも科学コミュニティに貢献しているといった気分にはなるのですが、一方で、査読する価値もないゴミ論文も相当数投稿されるので、そういったものはしっかり査読する前に断るようにしています

予算申請

科研費はもちろん、プロジェクト予算、色々な財団助成金をとにかく出せるものはすべて出します。結局お金があると、秘書さんを雇えたり、学生バイト代を出せたり、研究にしても既に新規性のない開発部分は外注したりと、かなり自分時間を買えるので、ここは力を入れてやっています募集が沢山ある時期は一日中申請書を書いているときもあります

学会関連のおしごと

基本、断っています個人的感想ですが、研究者の数は増えないのに年寄り(に限らず若手の会みたいのも沢山あって困りものなのですが)の同窓会のような学会が増えて、お互いに何が違うのかも分からない研究会が乱立しているような印象を受けています。私も以前は参加していたのですが、そういう学会に行って懇親会なんかがあると、決まって皆大学事務悪口や、如何に大学での雑務が忙しいかで盛り上がります。私達が今参加しているまさにこの会こそ意味の薄いものなのではないかと考えるようになり、基本的には学会には参加しないようになりました。

自分研究

さて、残りの時間自分研究です。上の項目はあくまで平均であって時期によって忙しさが違うので、何週間も自分研究が進まないこともありますが、逆にどかっと時間あいて没頭できることもあるので、無理せずに自分のペース進めています(それを可能にするためには、極端な競争になりにくい研究テーマを設定するなど、それなりに考えてやる必要はあると思います)。

さいごに

随分な長文になってしまいました。自分の周りの若手助教先生なんかを見ていても思うのですが、どうも大学教員は忙しい!雑務多い!それでいて待遇ひどい!学生は使えない!といったような思い込みに縛られている人が多いのではないかと感じます過酷環境業務をこなすスーパーエリートってな感じでやっていくのも悪くないですが、現場でできる効率化をどんどん進めて、ゆるふわハッピー研究をするっていうのもアリなのではないかと思う今日この頃です。今年度から科研費等の研究費を一部自分給料にあてることも出来るようになり、大学教員待遇は良くなってきている部分もあります予算とれば給料ふえる)。個人的には、大学教員自分研究を好きという点を差し引いても十分魅力的な仕事で、若者にすすめられる仕事です。

anond:20210301100203

研究ルーティンを2、3年で理解してから修士途中で)覚醒する

まったくおっしゃる通り

旧帝レベルだったら学部2年くらいか研究ルーチンを習得させればいいのに

研究室や研究内容が違っても共通するスキルだと思うんだが

基礎学力習得と並行してできる部分も多々あるだろう

実験はきちんと時間かけて習得させる必要があるけど、先行研究サーベイなんかは早くから英語論文読ませて慣れさせたりできるよね

教養英語の授業で古い小説読まされるくらいなら

就活終えてしまおうかな

こんな日にこんな文章を他の就活生の前で言えないので。

先日ある企業から内定を頂いた。1月からの早期選考に乗って就活解禁前に頂いた形だ。

ちょうどいいので内定を受諾して就活を終えてしまおうかと思うが、3/1に何もしないのがなんだか怖くて今文章を書いている。

ただ、今私が考えているネックな事項が全てこれから1年の研究室生活についてだけなので、「まだまだ就活をやるつもりだったのに日常研究室生活に戻るのが抵抗ある」というだけだと自分で思う。

入社後の心配あんまりしていないんだよね。十分いい会社だと思うし、私は社長哲学共感たからこの人についていこうと思ったし、業務内容も勤務地もこの職種にしては珍しく現時点で比較的はっきりしているから1年かけて色々と準備出来て非常にありがたいし、無論研究内容も面白そうだし、今後絶対に伸びる会社だと思うし、今年のボーナスも非常に高かったらしいし、直感で好きだし、あと面接で本当に好きに喋ったのになぜか評価されたからなんだか嬉しい感があるし、実は留年しているのだけどそれに関する話題が一切なかったのも有難いし、続ける理由が無いというか。

内定を受諾せずにキープするのって、「どうしても行きたい企業があるからそれまで待って」という学生がする物であって、私みたいな比較的志望順位をはっきりとつけずにふわふわでやってきた学生は、最初内々定をを頂いた企業で終わらせてしまうべきだと思うのよ。

まだ3月始まっていなかったから、現時点で面接が進んでいる企業とかないし、続けるとするとESを3/1に出すところから始める必要がある(去年のを参考に既に書いてはいる)。ここから1ヶ月とかで結果が出るとは思えない。

今の会社が、「出来たら3月中に内定受諾が欲しいな、一応いつまでも待つけど」と言っている。

その状況から見ても、就活を終わらせてしまって、おざなりにしていた日常生活研究学業に力を入れる方が妥当だと思う。

本当にネックは、多分教授や先輩が知っているような有名な大企業ではないところ。特に大企業志向の先輩に「終わらせないでもっとやればよかったのに」と言われそうなところ。

そんなちいせえことくらいしか気にすることが無いのならやはり内定受諾するべきでは?せっかく内内定を頂いた会社にも待たせるのは悪いし。

私はもともと大手あんまり見ていなかったんだよ。安定志向で小心者でぶちゃけメンタルがそんなに強くない私は、首の心配なく働ける企業に行きたかったんだよ。

からこれからエントリーシートを出してもいいなと思う企業は絞り出せば7つほどあるが、今の会社売上高ベースでせいぜい倍~数倍程度だし(それでも規模は異なるだろうが)、私は今の会社の方が変人の私には合っていると思うし、モチベーションが続く気がしない。

っていうか10年後にはより多くの学生が知るくらいもうちょっと大きな会社になっていると思うのよね。社長は単純に売上高を伸ばすことは多分重視していないと思うけれど、ぽんこつ学生立場から言えば、売上高1000億の大台に乗れば認知度は飛躍的に向上すると思う。私は最初はそこでスクリーニングかけて企業を探した。

漠然不安だなぁ。きっと学生の私が分からない会社の闇もあるんだろうなぁ。まあそれが入社後どうしても許せなければ、転職すればいいか。うーん。そのためにも多くの会社を見ておいた方がいいのかなぁ。でも説明会レベルさらに多くの企業を見るつもりは無いし、就活続けるにしても既にある程度知っている企業しかエントリーするつもりは無いし、この観点では気にしなくていいか

いわゆる就活掲示板を見て会社の評判を検索すればいいのだろうか。そういうことはしない主義なのだけど。いや辞めとこ。世の中には知らない方がいいこともある。

ぐずぐずとぶーたれるしかしていないな。

推敲せず投げ捨てる。

2年後の3月までに学位がとれなかったら自殺したい

できれば学籍を保持した状態自殺したい。

鬱っぽいので文章支離滅裂だ。

 現状を整理する。

現在27歳D1国立理系農学系。

院進学時に大きく分野を変えて今の研究室に進学し、3年目の終わり。

博士課程後期にも差しかると研究計画から論文化まで全て自分でできるものとして放任指導がなされる。

少なくともうちの指導教員はそう。

自分勉強不足および実力不足修士から今に至るまで殆ど業績はない。

半ば信じられないだろうが、D1現在で業績は国内学会での発表1件のみ。

それも、去年学会が中止になったので要旨を出しただけの幻の発表だ。

学会発表の要旨に研究が間に合ったためしがなく、期限を過ぎてから指導教員に発表しないとだめだよと指導される。

そんなことわかっているが、正しい研究の進め方が会得できていないので、結局翌年も同じことの繰り返しになってしまう。

修士の頃から院生なのだから自分研究できるよねと言われ続け、研究の正しい進め方などがよく理解できていないまま現在に至る。

院生なのだから当然放任指導で、研究の進め方を乞うても一からできるようになることが醍醐味だと諭されて結局何も得られていない。

指導教員手取り足取り指導されても学位取得後どうするのだという話になるので、厳しいがこれは合理的だ。

発達障害時間管理が苦手で、絶望的にスケジュール調整ができない。

準備に2週間かかる実験で、結果が出るまでに少なくとも1か月はかかるので、1回の失敗が重くもう6回失敗した。

半年データが出ない時点で危惧して指導教員相談したが、実りのある議論はできなかった。

何か足がかりになるデータがあるわけでもなく、このままだと3年で出られるどころか、5年かかっても出られるとは思い難い。

片親で経済状況が悪く、3年で出られないと博士後期課程を継続することは困難。

親は大丈夫というが、利子すら返せない借金がもう400万円にも膨れ上がっているのに全くもって大丈夫ではない。

 最近学振に出すためだけに業績を積もうとして指導教員と揉めた。

20万円もらえる治験に参加し、文字通り売血してまで治験協力費からゲノム解読の費用を捻出し、研究発表しようとしたからだ。

指導教員意見としては、業績が少なすぎて通るわけないし、君は学振に出すために研究をしているわけではないということだ。

それはわかるが、昨年同じような状況でDC2の申請を蹴ったら蹴ったで指導教員に遠回しに嫌味を言われた。

飛び級して同期になった元後輩がDC2に受かったこともあり、事あるごとに嫌味を言われる現状出さないという選択肢はないのだ。

話し合いの末、指導教員方針にそぐわない形で研究がしたいなら指導教員を変えろと言われてしまった。

同時に、学振に通らなかったら大学院を辞めるつもりでいるんだろうなとも脅された。

指導教員を変えると2年後に出られる可能性は限りなく低い。

結局、指導教員の考えているストーリー指導方針忖度して研究を進める宣言をするに至った。

事実上の隷属だが、指導教員忖度強要したしたわけではないことは留意

指導教員には入学から現在に至るまでかなりお世話になっている。

研究が進まないことで指導教員に多大な迷惑をかけている。

研究の話をしているときは殺したいが、人柄は好きなので不思議だ。

 子供の頃から昆虫博士になりたいと夢見て、アカデミアの研究者になることを志して現在に至るのだが、どうにも夢は叶いそうにない。

学部時代から日本学生支援機構奨学金を借り続け、博士後期課程の修了時点で1000万を超える借金の返済義務が発生する。

2年後に学位が取れなくて単位取得退学すると、29歳修士職歴なし借金1000万円おじさんになって人生が詰む。

学位がとれていても29歳Ph.D職歴なし借金1000万円おじさんになってしまうが、結婚しなければ細々と生きていけるだろう。

現状、どう考えても詰んでおり別の道を志して生きるべきだが、どうしても夢が捨てきれない。

アカデミアの研究者になるか自殺するか、極端な二択に追い詰められている。

アカデミアの研究者にはもうなれそうにもないので、自殺一択なのだ

中退してから自殺すると無職自殺になってしまうので、学籍があるうちに自殺したい。

親にはもう学位がとれなかったら学生のうちに自殺するとは通告済みで、許さないとの回答を得ている。

しかし、私が死んだ方が親の負担は確実に減るし、私が自殺すれば日本学生支援機構奨学金も死亡時の返済免除を受けられるのでいいことづくめだ。

私には二人の兄弟がおり、残機は2つ残っているのだから、私が死んだところで2人が子孫を残せば家計も絶えない。

長男の私が死ねば弟が全ての財産を引き継げるようになるのだから、私が死んだ方が世界がよく回るのではないかとすら思えてくる。

出来損ないが一人消えた方が家計家督も、そして研究室最適化されるのでないだろうか。

科学を志した以上、科学に貢献できないのなら自害すべきだと思う。

 問題自殺場所自殺方法だ。

幸いにして、うちは自殺者が多い大学とのイメージ通り、広大なキャンパス大自然を持ちどこでも首が吊れる。

図書館1階のX-1書庫は地上3メートルあたりに剝き出しの梁があり、ロープをかけやすい。

移動式のはしごを蹴ればすぐに自殺できる。

しかし、問題本質は如何に片付けが不要な死に方で死に、蘇生不可能になった時点で速やかに発見されるかだ。

首吊りには不安感が残る。

感電死もいいらしいが、電気工学知識はない。

現在ではエレベーターの中で液体窒素の運搬容器をひっくり返し、酸欠空気を吸引することで自殺しようと考えている。

研究棟のエレベーター内部には液体窒素の運搬容器と同乗する危険性を示す張り紙がある。

酸欠空気を吸えば一息で即死だと示してあり、エレベーターは昼夜を問わず利用者が多いので自殺後すぐに発見されるだろう。

死体を除去後十分に換気すればエレベーターの利用にも問題がない。

液体窒素の入手は大変容易だ。

大学では責任者の捺印がされた専用の用紙が必要だが、研究室に捺印された用紙が大量にストックしてあって、いつでも汲みに行ける。

 最後はい死ぬかだ。

少しでも楽しいことがあると自殺への意思が揺らいでしまうのでできるだけ早く、また指導教員に嫌味を言われるとかで致命的な出来事が起きて欲しい。

嫌味を言われただけで死ぬなんて馬鹿げているが、あまりにも突発的に死ぬと他殺を疑われてしまう。

指導教員と揉めて、将来への不安からかねてより病んでいた精神崩壊自殺に至ったというわかりやすストーリー重要だ。

直近ならばDC2の最後のチャンスでまた揉めて、結局申請できなくされるか、申請して落ちた後に嫌味を言われた時点で突発的に自殺できるといいな。

2021-02-28

旧帝大助教普段何をしているのか

30代前半で旧帝大助教 (任期無し)。我ながら、この業界では勝ち組と呼ばれる部類だと思う。

日本トップクラスとも言えるこのポジションで、私が普段何をしているのかを書いてみたい。

研究指導 (12 時間/週)

私の在籍する研究室に居る学生のうち 8 名 に対して研究指導を行っている。各人に対し、一対一のミーティングを週に 1 時間半行うため、トータルで週 12 時間となる。

基本的に、私がやれば 2 週間で片付くような作業に 2 年くらい費やす学生が大半だ。旧帝大とは言え、自力英語論文の読解や、プログラムバグ取りができない学生の方が標準的なので、これはまあ仕方がない。これで賃金をいただいている以上、真摯に取り組む他ない。

研究室内の輪読会 (3 時間/週)

専門書を学生だけで読むのはハードルが高く消化不良にしかならないため、解説役として教員が参加する必要がある。私は 2 種類の輪読会に参加し、各 1 時間半を費やしている。

研究室の中間発表会 (4 時間/週)

学生研究の進捗を研究メンバー全員で確認するための会。他の教員から指導学生テーマについて意見をもらう貴重な機会。

学生実験 (8 時間/週)

学部学生向けの実験科目を二つ担当している。各およそ 4 時間で、週 8 時間。午後が丸々つぶれて体力的にもしんどいが、これで賃金をいただいている以上、真摯に取り組むしかない。

なお、昔は助手二人で一つの実験だけ面倒を見るという体制だった (らしい) のが、いまは助教一人で二つ担当しているので、負担は 4 倍になっている。

学内委員会など雑務 (3 時間/週)

大学学内には教員でローテーションしている様々な雑務存在する。例えば広報なら、ホームページ管理からオープンキャンパスの準備まで幅広いお仕事がある。これで賃金をいただいている以上 、真摯に (以下略

研究室内の雑務 (3 時間/週)

研究室の環境整備は若手教員仕事である実験ハードウェアソフトウェア調達メンテナンス学生使用物品やアカウント管理などなど、細かい仕事がいろいろある。

学会関連の雑務 (3 時間/週)

学会運営 (研究会の準備など) は主に大学教員ボランティアでやっている。もちろん実行部隊は若手である。昔と違って若手が少ないので、所属する複数学会運営雑務をこなさなければならない。私の 3 時間/週はかなり負担の軽い部類と思われる。

論文査読 (4 時間/週)

査読付き学術誌の品質担保しているのは当然、ボランティア査読である基本的に、自分論文掲載された論文から査読依頼は、引き受ける道義的義務があると思う (自分論文ボランティアで丁寧に査読してもらったわけなので)。

毎週あるわけではないが、月に 16 時間くらいは査読に費やしている (これは少ない方だと思う)。

まとめ

ということで、以上の項目の合計で 1 週間の所定労働時間 (8 時間 × 5日 = 40 時間) は終わりである

え?自分研究

毎日 3 時間ずつ残業して、土日も 8 時間ずつ出勤すれば週に 31 時間研究時間が確保できますよ。いつも脳みそクラクラで死にそうになるけどね。

おまけ

上記を読んで何か違和感を覚えなかっただろうか。そう、私は若手助教にも関わらず、「教授雑用」を押し付けられていないのである

これは私のボス聖人君子 (SSレア) なので、「若い人は研究時間を確保しなさい」と言って、雑用を全部自分でやってくださるのである

多くの助教は、教授押し付けられた雑用残業時間を食いつぶしてしまうらしい。しかし、これは決して教授がサボっているというわけではないということを強調しておきたい。そもそも教授自身も異様に忙しいので、並みの事務処理能力では、手助けなしに雑務をこなしきれないという悲しい現実があるのだ。

某国病院ITエンジニア職を辞めることにした

はじめに

予め伝えておくが、身バレ防止に、多少だがフェイクを織り交ぜた内容になっている。

そして、そのフェイクも他の医療機関国立と名の付くどこか)での実際の出来事複数織り交ぜている。

だが、伝えたい実情に偽りはない。

高度な医療を担う国の機関で、エンジニア組織がこれほど腐っていては、将来性もへったくれもないと思うんだ。

 

某国病院は国そのものではない。

だが、公的組織システム構築・運用するとどうなるか、多少でも公にし、何かを考えるきっかけ・ヒントになってほしい。

役所的な仕事の仕方を受け継いでいるはずだと思うから

 

ちなみに、次の仕事は、ある大手企業で新システムの導入支援をすることになった。

私としてはそちらの仕事のほうが面白いし、自分能力経験にとってプラスになる。

自分

 

辞めるきっかけになったもの

効率業務

 

実務経験の圧倒的な欠如

民間出身者ではなく博士後期課程とか、某大学研究室出身者を無理やりねじ込む事例はよく見る。

専門職も含めて管理職側に実務経験がないかなすぎるせいで、「なんでこの要員に単純作業ばっかりやらせてるの?」という仕事配分が、頻繁に起こる。

IT技術職なのに技術的な実務経験ゼロからスキルを持った人間に何ができるのかが、全然理解できていないらしい。

ゆえに、人を使い潰し、能力劣化させる仕事ばかりさせる。

作業能率で評価されることもないから、表立って問題にもならない。

変えようと思えば、相当一生懸命提案しないと話は聞き入れられない。だが、大体、そこで疲弊する。

何のために大学院卒を雇っているのか…。

 

教科書知識だけ

勉強のできる人は多い反面、勉強知識しかいから、他にも急を要する事はあるというのに、重箱の隅ばかり細かくつつくから、部下も、ベンダーも、委託業者もやる気をなくす。

 

自分お上」という傲慢意識

ある時、システム部門トップがあからさまに、こう言い放ったことがある。

 

「結果は全部ベンダー押し付ける!!」

 

公表されていないが、実は当病院では、電子カルテ更新プロジェクトが失敗するに至った。

本番リプレース時期は予定より大幅遅延し、リプレース当日はシステム使用不可能になる事態さえ発生し、未だに実装されていない機能が多数存在する。

 

ただ、これにはベンダー側の問題第一としてある。

しかし、受入テストもろくすっぽやらず納品した事例もあり、あながちベンダー側の問題が全部とまでは言えないと私は思っている。

ベンダー側が保守費用範囲で何でもしてくれる、と考えてもいたのだろう。

 

医療情報学会の有力者もいるから、「自分達に嫌われると大変なことになるぞ」という意識もあるらしい。

 

ちなみに、電子カルテ更新プロジェクトは実質は失敗だったにも関わらず、医療情報系の某雑誌では「成功」だとか「問題は何もなかった」と強調され、当事者が成果アピールしていた。

現場負担軽減よりも自分の経歴が大事らしい。

研究に仕える人間事実を捻じ曲げ隠してしまものなのかと、残念だった。

これ以来、成果報告を見聞きしても疑うようになった。

 

採用の独占、閉鎖的な環境

民間人材登用は少なく、医療情報学会、特定大学出身者がコネ採用されているのが実態(6NCの一部は特にこの傾向がある)。

新規人材流入する余地が少ない。

実務を担うはずの職種キャリア採用現場経験ゼロの院卒を無理やりねじ込む人事が普通に起こるので、ヒラのエンジニア非常勤職員委託業者負担が増加する。

事実、私の職場では増えた。

委託業者は、3カ月に1度は人が辞めていく。

 

完全なる年功序列

仕事ができなかろうが、能力があろうがなかろうが、暇だろうが、係長に昇進する事態はなぜ起こるのか?

 

仕事をしなくてもクビにならずに昇進可能

厚生労働省から転籍で来たある職員役職室長)がいたが、会議中は普通に居眠りし、仕事といえば申請書類を整理しているだけで、一日中、何もせずにPCに向かっていた。

人事ローテーションで別の国立と名の付く病院に移動したが、そこでも室長らしい。

 

補足

指摘されてる別の匿名ダイアリは別人だな~。

でも、同じなんだなと関心してはいるので、同じ匿名ますだと思っても全然いい気はする。

 

民間企業でもあるかもしれないが、デジタル庁を創設すほど意気込みがあるなら、公的機関から率先して変わってほしい。

こんなに質の低い技術力で医療ICTの何のコラボレーションができるのだろう。

公的組織にいたら、間違いなく、能力は腐る。

 

でも、COCOAやHERSYSはこうなってほしくない。

もし、同じだとしたら、最悪だ。

2021-02-27

大学院に行くのがシンドイ

気持ちが落ちつかなくて、twitterの140字では収まらなくて、ずっと見る専だったここに初めて書き込む。

受かった大学院行きたくない

わたしの専攻は入試的にはゴリゴリ理系だったし、宮廷レベル大学なので周りはみんな院に行く。それでわたしも3年生の12月までは自分の専攻の大学院に行くつもりだった。でも、わたしの専攻はいわゆるピペド的なやつ。企業連携している専攻もあるらしいけど、わたしのところはそうではなく色々ググったら就職の役には立たない事を知った。専攻で学んでることは好きだけど、卒論もやってないのに研究修士二年やれるのかわからないし、その後就職する見込みがないなら院行く意味ないと思って、4-6月卒論進めながら教授かに相談して決めようと思ってた。

そこにコロナが来た。

4月から大学は必修授業のない学生立ち入り禁止で、教授とは一度も顔会わせず月一の研究計画書の提出と添削だけ。これがずっと続いたらやばいと思った。研究に向いてたらいいけど、向いてなかったら二年地獄だし、zoom会議もしてくれない教授研究室なんて…

この時点で誰かに相談すればよかったんだけど、友達とか全然いないタイプ人間なんだ。同じ学部に話したことある人はいないし、軽音サークルの人とは音楽の話しかしない。就職課やエージェント?に相談する勇気もなく、教授コンタクトをとる方法がわからなかった。ってか、レポートとかじゃない私用でメールを出すにはメール送信許可事務にもらう必要があると思って必死HP申請書探してた。今思えば阿呆らしい。

三年の時民間インターン10回くらい?申し込んでいたけど、いつも適性検査で落ちていたか民間は無理だと諦めてしまった。

座学だけは出来たので、色々ググった結果公務員試験なら受かると思ってギリギリで申し込んだ。初学の法学区分で受けたけど、試験が遅れたおかげもあって余裕で通る。でも、面接で全部1日目で切られた。で、公務員試験が遅れたから、官庁訪問終わった時点で院試の出願期限三日前。公務員試験クリアすれば官僚になれると思ってたんだよね。こんなことな地方とかも出しとけばよかった

それで院試出そうと思ったけど、やっぱり研究に適正あるかわからんし、ブラック研究室匂いがする。迷ってとなりの研究室にアポ取ったら、去年の研究不正処分がまだ決まってなくて実験許可がでないかもと言われた。今いるm1は秋には全員研究移籍するらしい。そんなことある?色々調べてるうちに出願期限、不戦敗なっちゃった

秋に卒論やりながら、自分にはそこそこ研究適正あるなって自信がついた。

で、似たようなことやってる文理横断系の地方大の院を見つけて藁にもすがる気持ちで出願した。

でも、受ける前からずっと行きたくない気持ちがあった。その大学じゃ文系の院卒だし、そもそも専攻自体就職いから、文系院卒じゃ未経験就職キツイって聞く。だいたい、それやるのになんで地方行く?っていう話。今の研究室より確実にランクも落ちる。でも、今年の卒論優秀賞も貰ったのに留年するのも嫌で、受けに行ってアッサリ通る。

卒業決まって進学先に挨拶とかしなきゃいけない、それがマジでしんどい。贅沢な悩みよね、留年すればよかったじゃんって声が聞こえる。学部内で優秀な方だっていうくだらないプライドだったな…院のあいだに会計士でも取ろうかと思ってるけど、その時にはもう同期には追いつけないだろうな

2021-02-23

安倍・菅・ゆとりを失った国民絶望的な基礎的学問と悲観的未来

 菅首相の息子、東北新社社員の菅正剛氏が総務省幹部官僚を高額接待したとして国会で集中論議されている。追及する野党議員はかつての大蔵省官僚接待汚職事(いわゆるノーパンしゃぶしゃぶ)件以来だと糾弾する。週間文春記事には秋本芳徳・情報流通行政局長が菅正剛とみられる男性から賄賂を受け取り頭を下げられ見送られている姿の写真掲載され、あろうことか録音された会話内容が公開された。これにより、秋本局長は虚偽答弁の疑いが強まりNHKにおいても全国ニュースで再三これが取り上げられている。また内閣広報官山田貴子氏も高額接待がなされた。山田貴子氏といえば、NHKニュース番組にて菅首相日本学術会議の任命拒否問題について明確な説明を求めた件について、電話にて圧力をかけた疑いが報道されている。

 私はある基礎科学分野に従事するいわゆる任期付き研究者である。基礎的な学問社会にとって役に立たないとされ、安倍菅政権下では徹底的に蔑ろにされてきた。大学では裁量にゆとりのある国交金を急速に減額させられており、競争力のない大学は弱体化の一途をたどり、就職支援学校となり下がった。大学経営竹中平蔵のような政権与党のお友達も浸み入ってきた。菅首相国会にて大学研究者による"国会"ともよべる日本学術会議既得権益糾弾した。このように書くと、アンチ自民のように思われるが、私は世代的にはちょうど民主党政権下で行われた事業仕分けによって、危うく大幅予算削減にあいかけた日本学術振興会にて特別研究員として従事していたこともあり、その流れをくむ立憲民主国民民主は支持できない。維新ファーストは論外。いわゆる任期付き研究者の救済指針を明確にし、また露頭に迷う高学歴ワーキングプアを大量輩出した大学院重点化を失策として反省する旨を述べている日本共産党を支持する。党員ではない。国会中継はいつも見ている。支持政党宣言できるのは現実インターネット含めておそらくはてなアノニマスダイアリーだけであり、感謝申し上げたい。

以下は個人的分析に基づくものである。ほぼ無根拠に等しく随筆に過ぎない点を詫びたい。また全くまとめるつもりもなくとりとめもなく書いている。

 安倍・菅を支持せざるを得ない人とはどのような人たちか。(1) 政府予算にてほぼ直接首をつながれ自民党を支持せざるを得ない人々、(2) アベノミクスによって益を得た大企業・あるいは傘下企業就職した人々・あるいはその親族配偶者、(3) カルト的に安倍・菅なるものを狂信する信者である

 (1) には学校役所など税金によって経営されている機関に勤める非正規雇用職員が多数含まれる。たとえば学校であれば常勤非常勤講師役所であれば派遣委託金も税金から。そして私のような大学に勤める任期付き教員、ここでは他にも触れられない多数の人たちもいる。

 (2) 大学はもはや多数学生にとっては就職予備校に過ぎず、3年生になればインターンに参加するのはもはや常識と化している。学生卒論修論にかける時間など研究室に配属された全体の時間からすればほんの一部に過ぎない。実験フィールドワーク重要な分野にとっては学生研究活動・成果は重要資源であり、全く無視することなどできない。リーマンショックにて極端に就職率が下がった時代大学院に一時避難しその後企業の状況が良好となり一般就職した優秀な学生も多くいた。彼らが研究室・分野に残したレガシーは未だ活用されているし、彼らの中には今戻ってきても通用するであろう人もいまだ多数いると思っている。あれ以降、そのような時代は訪れていない。もしかしたら、新型コロナ不況になってしまった今、再び大学院は一時避難先となるかもしれないが。

 (3) 私からはてな民には説明不要だろう。

 アカデミックに身を置く私から見れば、安倍・菅はどうやら学問というか大学に対してコンプレックスというか憎しみに近いような感情を抱いている点はもはや間違いないだろうということが推察される(安倍氏はかつての家庭教師大学時代の恩師からダメ出しされている。)。非常に優秀な人たちが何だかよくわからないこと(基礎的な学問)にエネルギーを費やすことが無駄しか見えないのかもしれない。こうした感情は多くの国民シンパシーを感じているという点は見逃せない。日本学術会議の任命拒否問題はこれまで国会が定めてきた法の解釈に反するという一点が本質であるにも関わらず、問題は菅によってすり替えられた。つまり学術会議の在り方に問題があると指摘し(既得権益だそうだ)、これになんと国民の半数以上がそうだと思っているとの世論調査が出た。(問題すり替えという点が実にアンチアカデミックらしい思考だという皮肉も込めたい。)(ところで、全く非論理的あるいは違法ともいえる手段安倍菅政権で何度も取られてきた。安倍氏が自身公職選挙法政治資金規正法違反による逮捕を恐れ、当時の鑑定の守護神でもあった東京地検検事長黒川氏を違法に定年延長させようとしたのもそうだ。)

 国民には学問が何か役に立つものだとは信じている人はそれほど多くないのが実情である。そんな20年も30年も時間をかけなければ芽が出るかもわからないことに税金を費やすくらいなら苦しい自分たちを救ってほしいのである。これが実情。だからアベノミクスのおかげで就職できたお子さんを持つ親御さんや祖父母さんは安倍を支持せざるを得ないだろう。個人的には東日本大震災のような日本に深刻なダメージを与えた地震津波といったことを研究しているような地質学地震学・あるいは地球流体といった分野や、ここ毎年のように繰り返される豪雨台風による被害を予見するための気象学といった分野に、ごく少数の研究者しかかかわっておらず、むしろから次へと研究室が畳まれている深刻な事態に誰も何も言わない(言えない)ということに、絶望以外の感情が持てないというのが率直なところである。あるNHK特番東北を襲った過去津波から教訓を得ようとする名誉教授先生が自らフィールドワーク沿岸を歩いて地層を見ていると聞いたときは膝から崩れるような思いになった。(当然だが津波地震研究者がいないわけではないと思っている。)これらの分野は地学の1分野とされ、役に立たない理学の一分野とされている。国民の大多数がこんな見方だろう。これ程に基礎学問蔑ろにする政権イノベーションだの科学技術立国などのたまうのだから滑稽極まりない(ちなみに私はもっと無駄であろう分野の研究者である)。いずれにせよ、大学博士課程で教育を受け学位をディフェンド(審査から自分の主張を守るのだそうだ)することが一流企業就職する最低ラインと正しく認識されているアメリカ合衆国ヨーロッパ中国台湾には追いつくことは二度とないだろう。一生彼らが最先端で開発するスマートフォンなどの端末やウェブ技術を使い続ければよいと思う。自動車けが最後の砦になるのだろう。それもいつ世界最先端から取りこぼされるのか。

 トランプ政権の4年で良心を失ったことを顧み、バイデンを選んだアメリカが心底羨ましい。強いネガティブを避けるためにバイデンが選ばれた、という向きも否定できないが。やはり自分たちリベラル自由平等)を勝ち取るという気概は失われていないと感じた。そしてアメリカリベラルには非常に豊富経験がある。この点が日本とは大きく異なる。日本自民党を拒むときは、いつも不況だった。バブル崩壊後・リーマンショック。そして新型コロナでも非常に怪しいわけだが。このような積極的でない背景による政権交代しかなく、自分ドライブする準備が出来ていない野党が突然与党になってもなかなかしんどいである民主党政権はうまくいったとは言えない。国民自分たちリベラル的なものを獲得してやろう、という気概は持てないのである。何より、経済的精神にゆとりが持てず、いつ派遣から切られるかもしれない恐怖と不安、巨大な大企業庇護されているという虚栄ともいえる安心感が強く、社会全体を根幹から支えようとか社会的弱者や虐げられてきた人たちに目を向けようとか、つまり社会福祉や学問教育社会として注力して、たとえ遠回りであっても国全体の再生を目指そう、という気にはなれないのである自分には介護対象の親や祖父母いるから、とか女性であるとか、小さな子どもがいるとか、それらと家庭の経済状況を計りにかけている人もいなくはないだろうが。なにせ、かくゆう私も任期付きでいつ首を切られるかわからない立場である。そんな者が来年予算の財源を握る政権与党を支持しないで大丈夫なのか、と思われそうだが、全くの事実。実は私も政権与党に首根っこをつかまれている人間の一人に過ぎない。だが、ここは増田。私がどこの誰かなど特定することもできない。だから、これから数十年先の日本絶望的状況でしかないと言っているのだ。目を覚ませ、国民よ。

2021-02-21

大学生のいる街は文化資本があるといえるだろう

大学があれば研究室がある

通いの学生がいて機会があれば行くことに障壁は無い

2021-02-20

anond:20210220122915

いるなあ、地方大卒とか院卒で研究室に残れるほどの能力はなかったもの民間就職しても社会不適合(だいたいアスペ)で

結局は教員免許のいらない予備校理系講師してるようなのが

2021-02-19

研究イメージが思ってたんと違った

おっすオラ入試期間で大学入れず休み中の修士

就活で死にそうだぞ!

それは置いといて本題に入るわ。

自分有機合成化学を専門としているんだが、なんか研究というものを2年やって、研究室入る前後認識ギャップがあったかちょっと書いてく。

愚痴っぽいし、純粋に俺の実力不足な部分も多分に含まれるだろうことを最初に言っておく。

研究ゲームで例えると、配属前は、50レベルの敵を倒すために、自分もコツコツレベル上げして、段々と改善を重ねて倒してクリア

みたいな感じのイメージだった。

でも配属後、自分レベルとか関係なく、どれが敵に効くか分からん大量の武器の中から、とにかく順番に投げて効けば勝ち。効いた理由?分かれば分かったでいいけど、次の敵を倒すのが先ね。

みたいな感じ。

要は実験第一主義運ゲーみたいな面が思った以上に大きかった。

なもんだから、正直実験が上手くいっても大して嬉しくないんだわ。

自分の実力とか頭で考えた結果とかより、体力に任せて実験した結果だから

自分がこう感じるのは多分、有機合成の実力がないか、向いてないかなんだろうな。

2021-02-17

単位が取れない

また英語を落とした。

2年連続で落としてる。


教養科目も取れない。

ずっと落としてる。


進級できるのかわからないけど研究室決めzoom参加してる。

超楽そうで興味もある分野の研究室第一希望だけど、めちゃくちゃ人気だった。

事前希望調査ではドベで圏外だった。

第二希望は僅かだけど空きがあったからそこに変えようかと思っていたのに、今何も考えずに第一希望で出しちゃった。



から英語教養科目を落とすんだよ。


2個下の子たちと英語受けるの苦行すぎるでしょ。

あと3年前期の必修取れなかったのキツい。

この間まで落としたショックで打ちひしがれてたのに、もう再履の季節かよ。

早すぎ。



もう18単位ぐらい足りないらしいんだけど、何が取れそうなのかがわからない。

それなのに教職課程もやってる。

そっちも取れてないけど。

前期再履修あるくせして教育実習も行こうとしてる。

研究室入ったところで嫌われるやつじゃん。

全然実習先から連絡ないけど。

教員免許取れる条件がイマイチよくわからいから、もしかしたら実習も行けないのかもしれない。

なんだよ。



自分はこの通りめちゃくちゃヤバいけど、付き合ってるやつは留年確定したらしい。

そっちと比較ちゃう自分の方が楽じゃんって思われてると思うけど、いやギリ進級しちゃった(本当に?)方がキツくないか

何喋っていいのかわからなくなった。

2021-02-16

anond:20210216194006

からっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱからっぱから

 

とはいえちょっと気にはしているんだ。

どうしても研究室こないやつはいるんだよね。就職は無理でも

卒業研究程度は、代わりに書いてやる程度のネタは合っても、卒検は出席してない上に、大学院生にすら連絡とらないだときびしい。

研究室に配属さえされれば、あとはなんとかしてやっから研究室こい

実力とか、お金とか、いろいろあるから心配する気持ちだけもってこい

 

から大学マナー

出席はしろ

大学院生メールはくれ

就職したいやつは教務課にも連絡取れ(無理なら無理って院生メール

 

いないとおもうけど、うちの大学で本当に留年2回は、メールくれ。

出席日数だけ足りてりゃなんとかなるはずだ。

それも足りなきゃ衛星設備もあるから相談にきてくれ。地級の裏でも月でもなんとかはなるはずだ。

 

FAQ

Q.月にいるため、出席できません

A衛星放送設備完備。メールくれ。

 

通信設備とか放送設備とかが弱いと思ったらメールくれ

たぶんなんとかなる

どっちが弱いか教えて?

2021-02-14

理系行ったら男社会っていうか社会に出る前の大学の時点でへし折られた

18歳の私は工学が好きだったか工学部に進学した。

別に文学とかも好きだったけどまあ同じぐらい好きなら工学の方が飯の種になるんじゃないって大人が言うから、そうだねって思って工学にした。


男が9割の工学部は、もちろんゴリゴリの男社会で、男尊女卑ナチュラル蔓延っており、私はメンタルをへし折られて泣いた。

どう生きていいかからなかった。

まず見た目で全然扱いが違う。エレベーターで開けて待ってて貰えるか、落としたものを拾ってもらえるかみたいなレベルから扱いが違う。

ブスには人権がないし、女が少ないか人権のないブスを守ってくれる美人もいない。

たまには好きな服着たかったけど、あまり日常生活を送る上でのメリットが違いすぎるので量産型女子大生ファッション以外やらなくなった。

乳も盛りブラでとりあえず盛った。どうせ人前じゃ脱がないし。


そうやって私は男に気に入られる容姿でいないとこっちには人権がないのに、男の方は平気でパジャマ学校に来る。いいなあ。


もちろん普通にセクハラされる。

胸のサイズとかはなんか共有してる男同士のコミュニティがあって、そこで共有されてるらしい。

うその時点で無理なんだけど直接聞いてくるやつもいる。

誰も咎めない。なんか、そういうのが当たり前である

しなやかにセクハラをかわすのがいい女なのかもしれない。


女扱いされるのはもの扱いされるのと一緒だなみたいな気分になることもある。

女として甘やかしてもらうのは一長一短、と思わないでもないが。


と言ってももの扱いされないポジションに回ることもできる。

多分こういうのを名誉男性って言うんだと思う。

そういう立ち位置でいると普通にAV話題とか振られる。まあ仲間外れにされるのも寂しいっちゃ寂しいけどさ。AV見ないんだわ。

彼女のこの写メエロいよな~とかいう見せ合いにも参加させられる。

うわこいつと付き合うとこんな写真盗撮されて男友達に共有されるんか最悪だなって思いながら「エロ~い!そそる~」とか返しておく。

私はもの扱いされないが男に交じって他の女をもの扱いすることになる。


研究室にはセクシーポスターが貼ってある。隣の席の男のPCの待ち受けはAV女優である

教授は平気で「この実験過酷から女子学生にはさせられない」と言う。

男子学生なら過酷な目に遭わせてもいいんか。


まあしかし学ぶ上では女子学生というのは得である

質問に行くとものすごく丁寧に教えてもらえるからだ。なぜかは知らない。

女子学生は真面目だという先入観から真面目枠で扱ってもらえるのか、滅多に来ない女子学生をどう扱っていいのか分からないのか知らないが、とにかく質問に行くと先生は皆親切だ。

学習プログラム的なあれも女子枠的なあれがあり常に余っている。得である

学会出たときもなんか女子枠で賞貰ったとしか思えんぐらい賞貰った。馬鹿か。


そうやってなんか女子学生からってぬるっと優遇されたりすると男のやっかみを受ける。

いや知らね~~~~~。私に言わんで教授に言ってくれや。

どう考えても悪いのは優遇してる側だろ。


まあでも4年も5年もそんな環境にいたら頭がおかしくなる。

下ネタ言われてもセクハラされても普通にしか思えん。

ネットでわめいてるフェミの方がキチガイに見える。

森の発言批判することが正しいみたいな空気、私のいる環境にはない。

私は森の何が悪いのか全く分からない。


女は商品なんだからって言われるし、私もそう思う。そう思ってるのが快適だ。

2021-02-12

卒業して何年も経ったからもう時効かと思って大学の時好きだった同じサークルの先輩の名前検索した

サークルホームページメンバー紹介のページもそのまま残ってたし研究室ブログで発表してるとこの写真も出てきたし学長表彰受けたみたいでそのときの名簿もでてきた

ほんとに好きだった 博識なところも優しいところも料理が得意なところも案外とからかってきたりするところも全部好きだった 軽い気持ちで聞いたこちゃんと答えてくれるところ大好きでした 先輩が貸してくれた本のタイトル今となっては思い出せない あのとき料理が苦手なきみでもこれなら作れるんじゃない?て言われたフレンチトーストわたし作れるようになりました あのとき20歳わたしのままで告白しとけばよかった 今ちょっと泣いてる

2021-02-11

いつもハード環境に放り込まれ

大学研究室はゆるい雰囲気だったんだけど、なぜか俺の卒論テーマけがやたら時間と手間の掛かる内容だった。

実験機器の予約時間が22時からしか使えないことがあったり、実験タイミングのせいで月の半分は学校で寝泊まりしてた。

新卒で入った会社地元なら誰でも知ってる企業ホワイト職場だったんだけど、俺の入った課?というかチーム?はハードだった。

残業時間20時間程度だったけど、毎日何かしらの締め切りや報告があって昼休みは取れなくてずっと神経張り詰めてて疲労した。

俺が入ってしばらくして勤続10年の2人が体壊して辞めたので俺だけが弱いわけではないと思う。

俺の上司ワーカホリックは社内でも有名で「あの人の下に付いたのは運が悪い」と言われてた。

2年前にそこを辞めて今の会社に入った。有名な会社ではないけど職場環境は良いと業界内で言われてる。

でもここもやはりハード環境に入れられた。とにかくあちこち仕事を持ってくる上司

俺の仕事キャパ100のところを300とか500とか投げられる感じがする。

ここ数ヶ月のあい月曜日に出社して木金になると夜に1時間時間しか眠れないという症状が続いてる。

心療内科に行って薬も貰ってるがあまり効果は出ていない。

仕事の量をなんとかしてほしいと部長クラスに直訴したんだけど

「君の上司はいつも暇でしょうがないっていつも言ってるよ」と言われて話を聞いてもらえなかった。

いつも周りよりハード環境に放り込まれる体質をなんとかしてほしい。

2021-02-09

霞が関を去ろうと思う

注意点

私のスペック

なぜ去ろうと思ったか

意思決定科学的でない
  • 誰々がこう言っているからこうなんだ
  • 前回こうだったからこう
  • これまでやってきたのだから今回もやらなければな
  • 俺がそうだと思ったからそうなんだよ

などなど、自分自身で考えることができていない人が多い。そもそも科学的な営みの経験がない人が圧倒的多数なので仕方のないことなのかもしれない。

勉強しない

少なくとも総合職ならば、必死勉強するものだと思っていたのだけど違うの?

仕事での成長が期待できない

ゴミの山からゴミを生成する簡単お仕事最近では上司の前任の前任が作り始めたゴミをまた今年も生成している。国民の役に立つことをしたいなぁ。

固定化されたキャリアパス

諸先輩方と似たようなキャリアパスを辿ると考えたら通勤中に吐きそうになった。その日は仕事に行けず休んでしまったのでいよいよ重症キャリアパスの幅が広い省庁とか羨ましい。

PCゴミ環境ゴミ

何度キーボードクラッシュしようと思ったかからいくらゴミ。なお、一般的職員ITリテラシーゴミの模様。ワードエクセルパワポワードエクセルパワポワードエクセルパワポ・・・ワードエクセルパワポも使いこなせていないのにAIRPAとか言い出すお年寄りたち。せめて本屋平積みされている本を何冊か読んでからお願いします。

マネジメントという概念がない。

補佐クラスマネジメントをまるでしていない。できていない。誰が何をするのか整理しようよ。その上は言わずもがな

クビにできない

普通に考えて意味不明ですよね。税金無駄です。

昇進が一律

4年目の総合職係長と、15年目の二種係長が同じ役職ってなんなんだろうと。できる一般職の人はさっさと昇進すべきだし、自分が賢いと勘違いしているアホな総合職一種を昇進させるのは周囲に迷惑をかけるのでやめてもらいたい。

よくある理由で私に当てはまらないもの

残業時間

残業が長いこと自体はそこまで気にしていない。これまので過去最長は平日のみで月120時間なのでそこまででもない。なお、国会のせいではなかった。残業時間が長いことについては、初めから覚悟していたし、年間平均を取れば大学院の方が労働時間が長かったので正直余裕。研究室での実験比較すれば当社比ホワイトである

何が問題なのかと言われれば、7時間以上残業して生成されたものゴミであり、私はwordの使い方以外何も成長しておらず、残業代が支払われれば私の口座に振り込まれることで税金が消費されていくという徒労感。国民のための仕事なんだと、自分が成長していっているんだという実感を心から持てるのであれば、1日くらい寝なくても別に構わないと思って職を選んだし、これは今でも変わらない。残念なことに心からそう実感できたのは、今までて3日くらいしかない。

セクハラパワハラ

幸いにして、セクハラパワハラ被害には自分は遭わなかったと思っている。ただ、怒鳴るアホとかチクチク文句を垂れるお姉様ババア)とか、いまだにいらっしゃるので、自分がそうならないための記録も兼ねてデスノートに記録したりはしていた。パワハラで辞めてしまった人もいた。官房の人事課に不快案件について詳細をメールするなど細かい作業は怠らなかったこともあってか、私は異動で考慮してもらえたのかもしれない。個人的に一番辛かったのはスメハラです。息をしないのは流石に不可能だった。

想定される意見に対する反論

あなた積極的に動けていないせいなのでは

動いた結果、想像の斜め上を超越してしま出来事最近生じまして・・・。周りを変えるとかそんなこと言わず自分を守るためにとっとと去ろうと決心したところ。転職活動のためにいろいろと勉強する時間も作りたいし、もう言われたことだけを超速で終えるマンになってしまった。

そもそも公務員になったのが間違いなのでは

然り。昔の自分をひっぱたきたい。

終わりに

コロナの状況で転職市場がまるで読めないけれど、次の異動までに転職するつもり。仕事コロナもそうだけど、何より京都に帰りたい。転職できたらこれに対するアンサーを書きますので、楽しみにしててください。

2021-02-08

anond:20210208181328

文系なので研究室の同期は男3女4くらいいたと思うんだけど

どうも俺以外全員でちょくちょく集まって宅飲みとかしてたらしい

大学男性に言われて心に残っている言葉ランキング10

10位 男選び放題じゃん

人数比だけで言えばね。少ないけど女子も同学年に複数人いるんだから人数的にはあなたも選べますよ。やったね!

9位 つきあってやってもいいぜ

入学2ヶ月、新入生同期飲みで。もったいない言葉です!

8位 おーい○○(下の名前)!なんだよシカトかよお高く止まりやがって

入学して2週間、喋ったこともない同じ学科の人に数十メートル後ろから

いきなり下の名前呼ばれても自分のこととは認識できませんでした。ごめんね。

7位 女はイージーモード

どんな文脈で言われたのだったか忘れましたが…男性男性なりの辛さがあると思いますが、

女性にも男性に負けないように男性以上に努力しても性別だけでバカにされるみたいな無益な辛さもあったりしますよ。

お互いがんばりましょうね!

6位 可愛げがない

入学当初はそれなりに可愛げを発揮しておりましたが、勘違い野郎多発につきサービスは終了しました。

申し訳ございません。再開予定は周囲次第です。

5位 お前が奨学生に選ばれたのはお前が研究室同期で唯一の女だから

それは残念でしたね。成績ほぼオール満点とったら来年また奨学生の座を競いましょう。

4位 大塚愛も歌えねーのかよ使えねーな

謝恩会打ち上げカラオケは先輩への接待の場だったようです。初参加とはいえ準備不足で申し訳ございませんでした。

(翌年は先輩の好きな大塚愛研究室流行っていたJUDY AND MARYアルバム1枚分習得しておきました。)

3位 俺がわからいからこの解法を使ったレポート評価できない

かに高校過程から回転行列はなくなりましたが、大学生なんだから勉強してください。

その後、行列式の後に三角関数で書き直したもの追記し、3倍に膨らんだレポートを再提出しました。

2位 お前が来ると好きなこと喋れない

研究室ガッキートークだのエロトークのしいか研究室に来るなとおっしゃる

1位 言っちゃいけないとはわかってるが、お前がもし男だったら…とたまに教授と話してる

博士課程に進んでほしかった助教から。うん、女で本当にごめん。

助教女子ひとりだから研究室宿泊NG出して守ってくれたし、配慮してくれました。

卒業できたのは助教のおかげだよ。感謝してます

anond:20210206225237

[] 185

 何かの信者として緩い一体感を楽しむことでの現実逃避は、終わりを告げた。

寝ている間に悪い夢を見たことが決定打になった。

研究室のようなところで、学生が3人試験を解いている時に、俺ともう1人女性がそれに付いていなければならないシチュエーションだった。

スマホもいじれなくて、夢だからなぜいじれなかったのかはわからないが、紙媒体でも読んで時間を潰すしかないのだが、俺はそういう時に時間を潰せる紙媒体を鞄に入れておくことを、いつしかしなくなっていた。

以前は、本を一冊以上、絶対に鞄に忍ばせていたのが、重いしどうせ読むこともないからといつの間にか持ち運ばなくなっていた。

から、その白基調の部屋で優秀な若者が目の前にいるのを前にして、やることがなかった。

女性が、見かねて何か読むものを探してくれるのだが、ペラペラお酒広告くらいしかなかった。

そんな夢だった。

知性を求められる場所から逃げ続けて、そんな場所など存在しないことにして、ネット掲示板に入り浸ったり、風俗嬢現実逃避共犯者になったり。

毎日のようにされるゲーム実況が、それこそ毎日のようにされるこどか、クリーンインターネット時代に取り残された信者たちの依代だったのが、ヒーローは倒れた。ヒーローも倒れることがあるのだと、信者は初めて知った。

永遠なんてない。

現実から逃げ続けても、いつか逃げた結果を突きつけられる時が来る。

みんな何かに逃避したり依存しているだけで、それでいいのかもしれないよ。

でも俺は、30歳が見えて来た俺は、なんかまだ自分に納得できないんだよな。

こんなもんかって、しっくり来たり、しないよ。こんなもんじゃねぇって心のどこかでずっと思い続けてる。

このままだと自分人生をやり切った感がないまま老いてくだばっていく気がする。

パッとしない女と付き合って結婚してパッとしない子供ができるなんて、そんな人生嫌だと10代の頃に思って、なんだこの有様は。

意識が高くなりたいけじゃない。

ただ、もう少し真っ直ぐな人間になりたい。いや、真っ直ぐなんて贅沢な理想も掲げないから、せめて歪でも倒れないでいたい。

読める本がまだあるだろうか。

2021-02-06

他人断捨離して鬱から回復した話

院含めた大学生活6年間、3回生後半で鬱になった。

いろいろと思い出すととにかくなにか声を出さないと死にそうになる瞬間というのがあって、今でも時々自室の布団であーとかうーとか叫んだりしている。

ただなんとか立ち直ってちょっとづつ他人交流できるまでメンタル回復して、今年修論を書けた。

今では上記の悪癖も月1程度におさまってくれた。

やったことは簡単で、自分にとって不都合人間関係を全部捨てて逃げた。これだけである

入っていたサークルで後輩と同期のごたごたやそもそもちょっと態度の悪い後輩への応対をなんとかやっていたが、

結局それで得られたものは同期からの「面倒ごとの引き受け役」というレッテルとめちゃくちゃどうでもいい後輩からの「頼れる先輩」が大半だったのだ。ただただそいつらの顔色をうかがう日々だった。

それらへの応対であたふたしているうちに助けられたはずの別の後輩一人がその人間関係に悩んだ末に大学を休学してしまったのだ。具体的な経緯やらは誰も興味がないだろうし本質ではないので割愛する。

要は、自分がおかれた状況がその中で頑張れど頑張れど自分への利益が全くない環境で、気づいたころには自分とその後輩の二人、鬱病患者が出来上がっていた把握していただければいい。

そもそも人間関係利益を考える時点で頭がおかしいのだ。誰しも人のためになんぞ動くものではない。

そもそも自分が率先して動かなければ、なんぞ考えた時点で馬鹿なのだ。誰もあなたことなんぞどうでもいい。

ただ。時々そんな例外が発生することが人生ではある。

それがいわゆる「友達」というもので、自分と退学した後輩の二人は休学してからも時々一緒に遊んだ。一緒にうまいものを食いに行った。

その人のために動きたいから動く、そこには利益計算はないではないだろうが、その人のためにしたいことをしている時点で自分にも一定利益保証されているのだ。

では、このような感情は上述のサークルにいたときはあっただろうか?

当然なかった。だから捨てた。

一年とたたずにどうでもいい輩はこちらに連絡をよこさなかった。やはり「そこになんか適当に都合のいいのがいるから使ってやろう」であって、「この人でないと」ではなかったのだろう。

友達に含めそうなサークル内部の人間以外との連絡方法は今では一つも残っていない。

それからは、気心知れた友達とだけ会い、院ではあまり人に会わない実験系の研究室に入った。なんなら最後の年にコロナ流行って他人と無理に対面しなくなってよくなったのもこちらには追い風だった。

それだけで人間劇的にメンタルはなんとかなるらしかった。

じゃあ最初からそうすりゃいいじゃんという話である。おっしゃる通りで。

ただなかなか内側から自分がアリジゴクの真ん中にいることはなかなか気づきにくいらしかった。

なので、簡易的に自分がいる集団に本当にいたがっているのかをチェックするための基準を考えてみた。

・まず自分がその集団に入れる前に戻れたとして、もう一度この集団に入りたいと思うか

・その集団人間は本当に自分必要としているか(なにも自意識過剰などではなく、例えば上述の自分の例だとトラブル緩衝材はあった方がいいだろうが、それは必ずしも自分でないといけないわけではないはずだ。苦しいが誰かがやらないと、というのであれば「誰か」でいい。自分である必要微塵もないはずだ)

とりあえずぱっと思いつくのはこの2点である。ただそうでなくても正直自分がなにかしらの集団にいることで精神的につらいと感じるならやめちまえと思ってしまう。

でも……とかではない。あなたの心の健康の前に何を優先せよというのか。友達かいうなら優先するに値するかもしれないがそれは本当に友達なのだろうか。

あなたの心より自分を優先せよなんぞ言ってくる人間友達だというのであれば友達定義見直したほうがいい。

あなたと一緒の悩みがある人ならばともすればよっしゃ一緒にやめようとなるかもしれない。

とにかく自分を優先して生きろ。波長の合う人間とうまくやっていけばいい。

あなた人間関係で苦しめる人間がいたとしてそういうやつはたいてい他に友達がいるのだ。そいつから見て都合のいい人間を一人減らしてやれ。

人間関係が減ることなんぞ恐れなくていい。そもそも人間最初は父母以外に誰とも知り合いではないのだから

そもそもそんな最低なやつらと人間関係続けたくないだろ。損切りというやつだ。

案外世の中は広く、自分のことを本当に必要としてくれる集団は存外こちらが礼を払い尊重意志を見せればいくつかいるらしい。少なくとも幸運にも自分は見つけられた。

これが必要としてくれる人に届いたら僥倖である。誰にも届かなくても自分の気は収まる。

人は他人のために自分から苦しむ必要なんてない。自分好きな人間のためだけに……ただし嫌いな人間にも自分からは害を与えずになりふり構わず生きよう。言いたかたことは主にこれだけだ。

どうか人類全員が自分に都合のいい環境で無理なく生きられますように。

就活クソ、ほんとクソ

第一志望御社に落ちた。

憧れの企業だった。n次面接に進めたこ自体が夢のようだった。

難しいのは分かってる。でも折角の機会だから、全力を尽くしてやってみようって。

一縷の望みをかけて頑張った。で、見事落っこった。

あああああ悔しいなああああああああ〜〜〜〜〜〜…。

落ちた腹いせに、負け惜しみを言う。就活ってほんとクソ。

「ひとを巻き込んで挑戦した経験」あるわけねーだろ。

「当社の強み・弱みを教えてください」そんなん、学生に考えさすんじゃないよ。

あなた文房具に例えると?」咄嗟論理的思考力を試すため?は?????そんな質問論理的思考試せる??

ばっっっっっっっかじゃねえの。

いい学生を選びたいその気持ち、わかりますよ。分かるけどねえ。

傲慢だよ。

膨大な時間をかけて、バイトで稼いだ交通費をかけて、準備して挑んで。

一通のメールで落とす。

念入りな企業研究要求するくせに、落ちた原因は教えてくれない。不明瞭な採用基準。そこに論理性は皆無じゃねえか。

大学時代、めちゃくちゃ勉強研究を頑張ったって、企業は見てくれやしないよ。

良い学生を囲い込みたいのか、選考がどんどん早くなってるね。なんのために大学行ってんだろうね。

全く研究室に来ない同期が研究職に採用されてる。あはは

社会理不尽だけどさ。その理不尽を減らすために、偉い人がいるんじゃないんだね。

髪型服装規定を取っ払ったくらいで、学生に寄り添ったつもりになるなよ。

あーーー悔しいなあ。また次のエントリーシート書かないと。

10年後の就活システムがよくなっているといいな。良くしたいなあ。

自分よりも若い人が、楽しく夢のある人生を送れますように。大人から頑張るよ。

ジャニオタ恋愛したら楽しすぎてびっくりした

私は小学生の頃からオタクで、そこから10年間オタク街道まっしぐらだった。

中学生体重が60kgを超え、高校生になった時点で体重が70kgを超えた。

そう、周りが恋愛というものに夢中になるとき、私は圧倒的にブスすぎた。

そこで私がハマったのはアニメロックバンドジャニーズ女子アイドルオタク全部載せ。

最初アニメ二次創作にハマりお父さんのパソコンにかじりつき、アニメイトととらのあなに通い、同人誌を買い漁る日々…。

高校になったら今度はロックバンドにハマり全国ツアーに着いていく日々。

その中でも自分デブだなブスだなと思う瞬間はある。例えば、当時流行ってたいわゆるビジュアル系の服は細くて何一つ入らない。本当に入らない。コンサートにいる子でも可愛いはいる。そんな子たちにファンサービスをするバンドマン。ああ世の中やっぱり顔なんだな。

でもコンサートに熱中している間は忘れられる。

そして気がつくと体重が75kgに。

大学に入り、一念発起してダイエットを試みるも、リバウンドを繰り返し結局70kg程度に。

大学に入り、初めて好きな人が出来るも避けられまくる日々。それでも好きが止められず誕生日にはプレゼントバレンタインは好きな先輩の研究室冷蔵庫チョコレートを置いていった。1週間後に見に行ったらまだあったか自分で捨てた。

現実の男は冷たいと思い、今度はジャニーズにハマる。ジャニーズは本当にキラキラしててコンサート中は辛いこと全部忘れられた。そしてそのままオタクずぶずぶの日々に…

その後、就職して仕事が忙しくなって6kg痩せ、さらにそこから気合で8kg落とした。

するとなんということでしょう、これまで冷たかった男性という生き物がみるみるうちに優しくなっていく。職場で知り合った人と付き合ってみると現実の男の人ってお金払わなくても生で見れるし、デート出来るし、なんなら手を繋ぐことも出来る。なんだこれは。そこから10年間のブランクを取り戻すように遊びまくったら楽しすぎた。夜中まで飲んでタクシーで見る東京夜景も、手を繋いで歩く街並みも、男の人がこっちの気持ちを探りながら話す表情も、あーこういうことね、みんなこういう楽しいことしてたのね、というアハ体験だった。世の中のあらゆるエンターテイメント恋愛代替品かもしれない。でも青春の思い出に大好きなバンドアイドルがいてくれたのはとても貴重な思い出だし、後悔はない。コロナが落ち着いたらまたコンサートにいきたい。

ジャニオタ恋愛したら楽しすぎてびっくりした

私は小学生の頃からオタクで、そこから10年間オタク街道まっしぐらだった。

中学生体重が60kgを超え、高校生になった時点で体重が70kgを超えた。

そう、周りが恋愛というものに夢中になるとき、私は圧倒的にブスすぎた。

そこで私がハマったのはアニメロックバンドジャニーズ女子アイドルオタク全部載せ。

最初アニメ二次創作にハマりお父さんのパソコンにかじりつき、アニメイトととらのあなに通い、同人誌を買い漁る日々…。

高校になったら今度はロックバンドにハマり全国ツアーに着いていく日々。

その中でも自分デブだなブスだなと思う瞬間はある。例えば、当時流行ってたいわゆるビジュアル系の服は細くて何一つ入らない。本当に入らない。コンサートにいる子でも可愛いはいる。そんな子たちにファンサービスをするバンドマン。ああ世の中やっぱり顔なんだな。

でもコンサートに熱中している間は忘れられる。

そして気がつくと体重が75kgに。

大学に入り、一念発起してダイエットを試みるも、リバウンドを繰り返し結局70kg程度に。

大学に入り、初めて好きな人が出来るも避けられまくる日々。それでも好きが止められず誕生日にはプレゼントバレンタインは好きな先輩の研究室冷蔵庫チョコレートを置いていった。1週間後に見に行ったらまだあったか自分で捨てた。

現実の男は冷たいと思い、今度はジャニーズにハマる。ジャニーズは本当にキラキラしててコンサート中は辛いこと全部忘れられた。そしてそのままオタクずぶずぶの日々に…

その後、就職して仕事が忙しくなって6kg痩せ、さらにそこから気合で8kg落とした。

するとなんということでしょう、これまで冷たかった男性という生き物がみるみるうちに優しくなっていく。職場で知り合った人と付き合ってみると現実の男の人ってお金払わなくても生で見れるし、デート出来るし、なんなら手を繋ぐことも出来る。なんだこれは。そこから10年間のブランクを取り戻すように遊びまくったら楽しすぎた。夜中まで飲んでタクシーで見る東京夜景も、手を繋いで歩く街並みも、男の人がこっちの気持ちを探りながら話す表情も、あーこういうことね、みんなこういう楽しいことしてたのね、というアハ体験だった。世の中のあらゆるエンターテイメント恋愛代替品かもしれない。でも青春の思い出に大好きなバンドアイドルがいてくれたのはとても貴重な思い出だし、後悔はない。コロナが落ち着いたらまたコンサートにいきたい。

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