「日本学術振興会」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 日本学術振興会とは

2019-05-19

大学院 (特に博士課程) 進学を考えるとき研究室選びのTIPS 2

https://anond.hatelabo.jp/20190519190721 の続き

・その研究室院生と会話をする

首尾よくそこの院生を紹介してもらえたら、教員には聞きづらい研究室生活リアルを存分に聞こう。就活で「残業」について聞くと嫌われるらしいが、研究室見学でこの手のことを聞いても印象が悪くなることはまずないと思う。むしろ、心象を悪くしているようだったら、今すぐ、そこから逃げた方がよい・・・

具体的には次のようなことを聞けばどういう生活になるのか、見当がつくだろう。

(i) 教員とのやりとり

指導教員とはどれくらいの頻度でディスカッションをしていますか」

研究室によっては完全放置というであることがあるため、自分に合ったペースで面談をしているのかを確認しよう。個人的には、二週に一度個別面談、半期に一度くらいに研究室メンバー全員への進捗報告があるとペースがよく感じる。ただし、分野、研究内容、個人性格で変わる部分なので、どの程度がよいペースなのはその人次第だ。まだ研究のペースについてよくわからなければ、「それくらいでちょうどいいですか?まだその辺りよくわかっていないので」と先輩に聞いてしまえばいい。

(ii) 研究の決め方

研究テーマはどうやって決めていますか」

指導教員からかなりトップダウンで降りてくる場合もあるし、ある程度裁量がある場合もあるだろう。これに関しては何が正解というわけではない。私の経験したパターン後者で「まず自分が知りたいことを見つけてこい」と放り出されたところから始まった。あなたにとって納得できる方針であるかを確認しよう。これは教員本人にも聞いた方がよい。

(iii) 労働時間

「平均して何時頃に来て、何時頃に帰っていますか」

「土日はどれくらいの頻度で来ていますか」

ラボコアタイム (必ずいなくてはいけない時間) はありますか」

働きすぎは人生の毒だ。必ず確認しよう。コアタイムが長い (例えば8時間) 研究室であれば、警戒した方がよい。

ただし、8時間研究室にいること自体不思議であるとは思わないし、実験が佳境であったり学会前にはそれ以上いることだってざらだ。大学院生になる以上、それは覚悟しておく必要がある。あくま懸念事項は、「平常時から8時間強要している」という点にある。私が知っているケースだと、就職活動コアタイム中これなくなったことに苦言を呈されるという事態を見たことがある。これはいくら何でも無茶苦茶だ。

どれだけ長く滞在しているのかを誇っている様子だと、やや注意した方がよい。もちろんあなたが、大学院に入ったら研究以外全てを投げ打って働きたいというのなら、それはそれで構わない。しかし、多くの人間にとって研究人生の一部である人生ではない。「これは奴隷の鎖自慢なのでは?」と一歩引いた目で見るようにしておいてほしい。

(iv) 所属メンバー

博士学生ポスドクはいますか」

博士学生ポスドクがいたら、自分よりはるかノウハウがある先輩がいるわけなので、入学後大きな助けになる可能性がある。いる場合、「博士学生ポスドクとは議論したり、一緒に研究をしたりしていますか」と聞いてみるとよいだろう。

(v) 学会出張などへのサポート体制

学会などへの出張費はきちんとカバーしてくれていますか」

信じられないことに、自費で海外学会に行かせる研究室もあるのだ。博士学振研究員に採択されているのならともかく、多くの学生にとっては経済的にこれはかなりきつい。

人件費をどれだけ重視しているのかは教員によってかなり落差があるので、聞いておいた方がよい。

(vi) 学位取得の要件

学位の取得状況はどうですか (博士号は3年で概ね取れているのか)」

学位要件は、実際のところどの程度要求されていますか」

「隠れた要件はあるのか (要綱には書いてないが、実質的要求されること)」

これまた信じられないことに、博士号を頑なに出さな教員というのは実在する。理由は様々だが、中には目を覆うような酷い話もある。だが、理由など知らなくてよい。あなたがすべきなのは人生を棒に振らないためにも学位取得状況は早い段階で知っておくことだ。これは教員本人にも聞いておくとよい。「その人次第」としか返ってこなかったら、黄色信号だ。その人次第な部分が大きいのはその通りなのだが、これでは答えになっていないからだ。

上記にあげた質問に、先輩の博士院生教員が明快に回答できなかったら、要注意だ。

(vii) 学生生活

学生間の仲はどうですか」

「同じ研究科他の研究室との関係は良好ですか」

研究室でのduty (研究以外での義務、例えば掃除) はどれくらいありますか」

快適に研究室ライフを過ごせるかどうかはこの辺にかなり左右される。ただしdutyがあること自体普通なので「あるからダメ」と言いたいわけではない。あなたにとって適切な量と内容なのかが重要なのだ

(viii) 大学院試についての相談

見学して好感度が高い場合、具体的に院試を受ける際の助言も聞いておいた方がよい。どの教科書を使って勉強するのか、講義資料院試過去問はもらえるかといった点だ。

さて、首尾よく研究室見学ができたとする。「もうここしかない」と思うかもしれないし、決めかねて迷っているしれない。が、どちらの場合にせよ、即決するのは性急だ。最終決定するにはまだまだやることがある。

複数大学院見学する

一つだけ見て、そこに決めるのは危険だ。できれば複数研究室見学しよう。

複数研究室比較することで「実はあそこは環境が悪い/良い」ということに改めて気付けるかもしれない。

劣悪な環境研究している院生は、本人たちは「大学院はこういうもの」と思い込んでいることが多い。奴隷はいしか自身を縛る鎖に安心感を抱くものなのだ。そうならないためにも、早い段階で多様な研究者と話すことで、研究に対する価値観養生していった方がよい。

・話せる大学教員研究者にその研究室評価を聞く

「授業を受けていた」程度の間柄でも構わない。「大学院進学をしたくて、○○研究室を考えています」と言えば、よほど酷い人格の持ち主でない限りは何らかの返答はしてくれるだろう。「そこは素晴らしい」だとか、逆に「正直お勧めしない」だとか。もちろん、研究者も人間なので、その人一個人見解だ。なので、全て鵜呑みにする必要はない。例えば、私は知り合いの研究者に「君、そこに進むと厳しいよ?」と諌められたが、(今のところは) 生き延びている。あくまで、考える材料として聞いてみるとよい。

指導教員研究費を取れているかを調べる

研究には金がかかる。指導教員研究費を取れているのかは、自身の学び、研究の質、量、そこから生じる心理的幸福全てに絶大な影響を及ぼす。どのようなテーマ資金を獲得しているのかは、研究室ウェブページに書いてあることもあるし、そうでなくても調べようはある。

科研費データベース

https://kaken.nii.ac.jp/ja/

このウェブページには、 日本学術振興会提供する科学研究補助金 (科研費) の採択リストが載ってある。研究室教員名前を打ち込めば、その人がキャリアを通じて獲得した科研費を全て知ることができる。もちろん、科研費限定なので民間助成金は載っていないが、大きい額の研究資金は概ね科研費なので、これを見ておけば大体の資金獲得状況はわかるだろう。

Researchmap

https://researchmap.jp/

これは、雑に例えると「研究者のFacebook」だ。研究費の獲得歴を記載してある人が多い。自分の興味のある教員名前を打ち込んでみよう。

資金自分入学時も継続している場合は、どのようなテーマ教員資金を得ているのかが、自分研究テーマにも直結するため、必ずチェックしよう。

博士号取得者のその後

その研究室学位を取った人のその後のキャリアを追ってみよう。人によっては研究室ウェブページ掲載している。そうでなくとも、博士取得したであろう過去院生名前検索したり、その後の業績を追いかけるとよい。著者名での論文の調べ方がわからなければ、「Google Scholar 著者名」で検索してみよう。

学振DCPDの採択実績

学振DC、あるいは学振PDとは、日本学術振興会特別研究員という制度だ。簡単に言えば博士課程や、その後のポスドクでもらえる給料研究制度だ。博士課程を希望していてこれを知らないのはもったいないので、知らなければすぐに調べたらよい。

博士に進む場合は、学振採用されることはかなり重要だ。色々問題ある制度であることは否めないが、例えばDC1に採択されれば少なくとも3年間の生活保障されるので、狙わない手はない。

学振に通る研究室は、大体固定化される傾向にある。「結局は知名度」と言われる意見散見されるが、私はそうは思わない。学振に毎年のように通る研究室は、先輩が後輩の申請書を添削したり、後輩が採択された先輩の申請書を丹念に分析して執筆しているものだ。

従って、進学先の研究室の先輩が学振に採択されているのかはしっかりと見ておいた方がよい。学振に通っているのかは、研究室ウェブページ掲載されていることが多い。そうでなくても、学振ウェブページに採択者一覧が載っているので、教員名前で調べるとよいだろう。

https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyoichiran.html

学振に通らなくても研究者として成功している人が大勢いるので、学振に通ることと研究者として成功することはイコール関係ではない。だが、ある程度博士課程学生がいるのに、誰一人通ってない研究室というのは、やや危険かもしれない。個人的にはやめておいた方がよいと思う。学振が通っている研究室は、申請書を見せ合う文化がある。往々にしてそのような環境の方が、平時から学生同士が活発に議論したり、お互い批判的に語りあえる仲であることが多い。

少なくとも、学振が全く通っていない研究室では、質の良い申請書を書くノウハウ指導してもらえることはあまり期待できないだろう。

https://anond.hatelabo.jp/20190519202206 に続く

2019-04-17

[]2019年4月16日火曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
008813039148.239
01314096132.135
02202911145.636
0312112293.528.5
04112265205.982
0581195149.4114
06181835101.970.5
0735260774.544
0842409097.428
09113850775.331
101351135184.147
111171153998.641
122121850887.340
1312012085100.730.5
14101511150.625
151461295288.746
1614417792123.665
1713014809113.950
1818419539106.250
1916016256101.637
2010012644126.438
2112516346130.871
2212820959163.746
2313915507111.650
1日2319247065106.544

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

楠木(24), ノートルダム大聖堂(6), 消火器(4), タフブック(3), スカラー(3), 日本学術振興会(3), こじき(3), モルダー(3), ぶちかます(3), セラミック(5), ゴー☆ジャス(4), はたらけ(3), 氷河期世代(16), 上野千鶴子(14), 氷河期(13), 上野(8), ガイドライン(7), 東大生(11), ゴール(13), 実況(9), 嘘松(20), 研究者(19), 燃え(10), 通販(9), 表現規制(12), カルチャー(8), 恵まれ(22), 引っ張っ(8), 表現の自由(28), 東大(28), な~(15), 研究(38), 世代(33), 規制(37), 証明(30), 宣言(12), 告白(13)

頻出トラックバック先(簡易)

嘘松って単語が嫌い /20190416020204(19), ■研究者の食い扶持に関して /20190416091458(19), ■VTuberの何が良いの? /20190415210026(16), ■姪が小学校入学してから /20190416092748(9), ■女性向け同人の方が質が高い説 /20190416180331(8), ■被害者面のマリー・アントワネット /20190416124602(6), ■P活女子って何ですか? /20190416061836(5), ■ゆとりだけど氷河期って甘えでしょ /20190416190516(5), ■嘘松よりパワーのある代替を出せよ /20190416111333(5), ■面白くなさで鑑賞候補を削る午前10時の映画祭 /20190416000748(5), ■あれ? これ女性監督で年間邦画興行収入1位いくんじゃね? /20190416105500(5), ■さっきUFOを見た /20190416093322(5), ■トラップヒロイン /20190416103118(5), ■イケハヤとかはあちゅうを叩いている奴って何なの? /20190416174516(5), ■鳩を食べていた /20190416063126(5), ■ /20190416141731(5), ■人生が上手くいかないのは顔のせい /20190416103850(5), ■ /20190416081552(5), ■年齢=26歳=彼氏いない歴処女歴 /20190414171844(5), ■anond20190416091458 /20190416105657(5)

増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

6179555(2211)

2019-04-16

anond:20190416105657

日本学術振興会SPDだろうがフィールズ賞だろうがオリンピック金メダルだろうがある分野内での優秀さでしかないのよ

そして例えば、世界ピッツァ選手権優勝でも大食い日本一でもモンスト日本一でも...ある分野内の優秀さなのよ

で、元増田は「ある分野」をnで抽象化

日本仏教研究で優秀」も「モンストで優秀」も「nで優秀」にすぎず

nの貴賤の根拠を問うている訳じゃん。

anond:20190416091458

 多分、アカデミズム外の人には馴染みがない話なので誤解があると思うんだけど、今話題になっているケースのポイントは「日本学術振興会SPD」、「日本学術振興会賞」、「日本学士院学術奨励賞」という、全分野共通で若手研究者が獲得できる最高位の評価を三つも取っている研究者ということね。

 そういう人でも(分野が悪いという面はあるわけだけど)職がなくて貧困に落ち込むということな訳です。

 なので、大半の研究者は「そんなに優秀な人でもそうなるなら、それほどの評価を受けたこともない自分がいつそうなっても全然おかしくない」とブルってるわけ。

 研究者なら誰でも職が保証されるべきだ、という話ではない。

2019-03-31

AI戦略有識者」ペーパーが明らかに有識者によって作られてない

3月29日に「AI戦略」なるもの公表された。

概要https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tougou-innovation/dai4/siryo1-1.pdf

本文:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tougou-innovation/dai4/sanko1.pdf

その他資料https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tougou-innovation/dai4/gijisidai.html

大学で25万人にAI教育を行う」など、ずいぶん大掛かりな提案がろくな根拠もなしに提案されているひどい紙なのだけど、どうも政府はこれを軸に政府方針を作っていく予定らしい。

中身は本当にどうしようもないので、そちらの批判専門家の方にぜひやっていただきたいところなのだけど、本件、策定プロセスもなかなか怪しい感じなのでつぶやいてみる。

官房長官は、同日の会見にて

本日閣議前に、第4回統合イノベーション戦略推進会議を開催しました。会議において、関係大臣に対し、有識者から提言をいただいたAI戦略案について、実施するための政策について早急に調整し、本年夏までに政府AI戦略として策定するとともに、AI社会原則をG20等において発信し、国際的ルール作りに主体的に貢献する...(以下略)

と言っている。なので今回発表されたのは「有識者」がまとめたペーパーということなのだけど、中身の書き方を見てみるとどう考えても官僚が作った文章で、執筆に関わった人間署名もない。

第一有識者会議議事要旨を見てみると、出席者はほぼ全員官僚で、政府以外の参加者はたった3人。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ai_senryaku/dai1/gijiyousi.pdf

座 長 安西 祐一日本学術振興会顧問

北野 宏明 ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長

神成 淳司 慶應義塾大学環境情報学教授

関係府省

和泉 洋人 イノベーション推進室長 内閣総理大臣補佐官

幸田 徳之 イノベーション推進室長代理 内閣府審議官

赤石 浩一 イノベーション推進室次長 内閣府政策統括官(科学技術イノベーション担当

・・・以下略

イノベーション政策強化推進のための有識者会議」についてみてみると、

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tougou-innovation/dai1/siryou3.pdf

6.有識者会議の庶務は、内閣府その他の関係行政機関の協力を得て、内閣官房において処理する。

との記載があるので、ペーパーも役所組織的に作っているのだろう。

これって、役所自分たちで「有識者」の提言を作り、自分で作った提言に基づいてろくな根拠も示されていない政策を大掛かりに進めようとしているわけで、とても気持ち悪い話だと思う。

2018-11-05

DCを取れなかった人々

覚書を兼ね増田に書く。

我々素寒貧大学院生業界において最初の関門の一つに日本学術振興会による特別研究員制度がある。

これは事実上給料を月20プラス研究費が頂け、かつ実績として記述も出来るというとんでもなく有り難い制度であるが、合格20%ほどのかなり狭き門である

先日、その合否の発表がされ、来年の春にその申請のチャンスが来る修士2年(医学部途中編入阿呆場合)の僕も身の回り申請を出された先輩にそれとなく聞いてみた。

残念ながら身の回りにいるたった3人の先輩は残念ながら駄目であったようだ…

この制度は、超優秀、優秀、平均、駄目の4つに分類がなされるらしい。

超優秀は書類選考のみで採用される。

しか普通申請者の大体半分くらいまでに優秀と平均の人はトーキヨーへ呼び出され極僅かな時間プレゼンをする機会を与えられ、自らはこんなに優秀である、よってお金くださいと言いに行く。

そのうちまた上半分が優秀とされ採用、もう下半分の平均が不採用となる。

残念なことに僕の先輩方はトーキヨーに呼ばれなかったらしい。

ポスター発表やファーストではないにしろいくつかの論文も乗っかっているにもかかわらずにだ。

今回話題としているDCという区分比較的そういった業績にある程度目を瞑り、将来性で判断して頂けるまたとない大チャンス。(勿論超優秀な方々はインパクトある論文を既に書いているのだが)

僕は途中編入してからの2年間、お恥ずかしい話だが全く業績が無い。

から来年度が大変不安になった。と言うか全く採用される気がしない。

でも書かなきゃ当たらないので勿論書くつもりである

業績もポスターくらいはなんとか発表したい。

そこで増田に聞きたいのだが、やはり僕のように業績素寒貧採用された方は果たしてホントにおられるのだろうか?

僕のボスDC1は書類の内容のガチンコ勝負だけででイケると言って下さっているがそれでも大変心が落ち着かない。

業績の有無にかかわらずそういう経験をお持ちの方のお話を聞ければ幸いです。

2018-10-18

anond:20181018215413

まあそれはごもっともなんだが、研究者も霞を食べて生きてるわけじゃないんでな

文句科研費の配分してる日本学術振興会かに言ってくだされ

2018-10-09

https://togetter.com/li/1274544

自分メモ社会学では査読付き論文がなぜ重要視されないのか

人文学社会科学の国際化について」(独立行政法人日本学術振興会人文・社会科学の国際化に関する研究会 p.73-75)

https://www.jsps.go.jp/j-kenkyukai/data/02houkokusho/houkokusho.pdf

阪大を去るにあたって: 社会学危機希望

http://sociology.jugem.jp/?eid=277

Laudanの研究伝統論による社会学理論発展法の考察 - J-Stage

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr1950/57/1/57_1_41/_pdf/-char/ja

太郎丸博氏の論↑の極私的まとめ)

日本社会学には「学説研究」と「理論形成(構築、発展含む)」の2つがある。

学説研究」とは優れた理論を適切に読み、解釈することである

社会学」を欧米から輸入した日本では、この「学説研究」が(すくなくとも2000年代まで)社会学の中心となってきた。

一方、「理論形成」は社会の諸問題経験問題)を「以前より効率よく解決する」ためのものである

創造的で想像力必要仕事であり、歴史的にはフーコーハーバーマスのような一部の天才的な英雄によってなされてきた(英雄史観)。

例えば、新しい人間観や社会観の創造採用、適切な概念を作り出すことがこれに当たる。

日本でも「学説研究から理論形成」へと移行すべき時期なのだが、「どうすれば理論形成できるようになるのか」というハウツー世界中のどこにも未だ存在しない。

1970年代アメリカでは理論構築のためのテキストが数冊出版されており、

1.学説専門家ではなく,統計数理モデルに詳しい研究者によって書かれており,

2.具体的な現象説明するための理論=モデルをどう作るかを学生向けにひもといたものであり,

3.しばしば数式で理論のコアは表現され,

4.思想哲学的問題最初に登場するだけで,その後はほとんど登場しない

といったものであった。

データ収集分析重要であるという考えは社会学の「統計学化」として社会学から懸念されていた。

これは理論形成データから帰納命題から演繹によってのみなされるわけではないかである

(「社会学理論役割」を考える際、統計学化された社会学では認識論存在論、人間観や社会観などの哲学的問題が脇に追いやられてしまう)

また、理論を発展させるためには「解くべき問題発見(未解決問題発見)」が必要である

「なにが未解決であるか」「すでに言及している・使える学説はないのか」を知るためには、今までの学説研究研究伝統基本的な文献)が結局のとこと必要となる。

まとめると、社会の諸問題経験問題)を解くにはデータ収集分析重要であるが、手法問題概念問題)の解決への手掛かりは学説研究の中にある。

凡人であればあるほど、二兎を追うべきなのである

(まとめここまで)



北条かやインターネット死ぬということ』

https://twitter.com/kaya_hojo/status/1049257254552125440

私は研究者というよりコラムニストになりたかったんだな。もともと東浩紀上野千鶴子大塚英志宮台真司に憧れて社会学を志したのだから研究者というよりは表現者への憧憬が強かったんだろうな。でも社会学を学んだ6年間はすごくキラキラしていて充実していたよ。合掌。

ここに挙がっている名前がすべてで、学者じゃなくて文壇の延長線上にいるコラムニストだよなという感じ。

権威付けで学者を名乗っているだけで、天才にあこがれて社会の諸問題を論じているだけの人々という印象。

2018-08-11

[]政府ドメインはてブランキング

政府ドメインリスト https://cio.go.jp/domains にあるドメイン対象に、その下のページが何回はてなブックマークされたかランキング

データ2018年8月11日9時頃取得

このランキング効用 - 政府サイトのどこを見れば面白いのかがわかるかも

順位サイトURLはてなブックマーク
1厚生労働省ホームページ, 厚生労働省ttp://www.mhlw.go.jp/70,082
2独立行政法人情報処理推進機構Webサイト, 独立行政法人情報処理推進機構ttp://www.ipa.go.jp/44,783
3総務省webサイト, 総務省ttp://www.soumu.go.jp/39,565
4文部科学省Webサイト, 文部科学省ttp://www.mext.go.jp/37,580
5経済産業省webサイト, 経済産業省ttp://www.meti.go.jp/37,223
6首相官邸ホームページ, 内閣官房ttp://www.kantei.go.jp/17,160
7国土交通省webサイト, 国土交通省ttp://www.mlit.go.jp/16,325
8外務省webサイト, 外務省ttp://www.mofa.go.jp/15,625
9国税庁Webサイト, 国税庁ttp://www.nta.go.jp15,181
10防衛省自衛隊webサイト, 防衛省ttp://www.mod.go.jp/14,383
11財務省ホームページ, 財務省ttp://www.mof.go.jp/12,937
12国立国会図書館webサイト, 国立国会図書館ttp://www.ndl.go.jp/12,778
13経済産業研究所Webサイト, 独立行政法人経済産業研究所ttp://www.rieti.go.jp/10,993
14農林水産省webサイト, 農林水産省ttp://www.maff.go.jp/10,551
15科学技術振興機構Webサイト, 国立研究開発法人科学技術振興機構ttp://www.jst.go.jp/9,385
16特許庁webサイト, 経済産業省ttp://www.jpo.go.jp/8,663
17法務省webサイト, 法務省ttp://www.moj.go.jp/8,649
18産業技術総合研究所webサイト, 国立研究開発法人産業技術総合研究所ttp://www.aist.go.jp/8,554
19環境省webサイト, 環境省ttp://www.env.go.jp/7,891
20総務省統計局ホームページ, 総務省ttp://www.stat.go.jp/7,731
21文化庁Webサイト, 文化庁ttp://www.bunka.go.jp/6,924
22金融庁ウェブサイト, 金融庁ttp://www.fsa.go.jp/6,551
23裁判所ホームぺージ, 最高裁判所ttp://www.courts.go.jp/6,352
24日本貿易振興機構WEBサイト, 独立行政法人日本貿易振興機構ttp://www.jetro.go.jp6,102
25政府広報オンライン, 内閣府ttp://www.gov-online.go.jp/6,092
26労働政策研究・研修機構ホームページ, (独)労働政策研究・研修機構ttp://www.jil.go.jp/5,353
27気象庁webサイト, 国土交通省気象庁ttp://www.jma.go.jp/jma/5,306
28警察庁webサイト, 警察庁ttp://www.npa.go.jp/5,156
29国民生活センターホームページ, 独立行政法人国民生活センターttp://www.kokusen.go.jp/5,023
30衆議院webサイト, 衆議院事務局ttp://www.shugiin.go.jp/4,325
31消費者庁ホームページ, 消費者庁ttp://www.caa.go.jp/4,323
32国土地理院webサイト, 国土交通省国土地理院ttp://www.gsi.go.jp/4,308
33内閣官房ホームページ, 内閣官房ttp://www.cas.go.jp/3,357
34海洋研究開発機構Webサイト, 国立研究開発法人海洋研究開発機構ttp://www.jamstec.go.jp/3,261
35国立研究開発法人情報通信研究機構Webサイト, 国立研究開発法人情報通信研究機構ttp://www.nict.go.jp/3,142
36宮内庁ホームページ, 宮内庁ttp://www.kunaicho.go.jp/3,073
37JRAホームページ, (特殊法人日本中央競馬会ttp://www.jra.go.jp/3,042
38参議院webサイト, 参議院ttp://www.sangiin.go.jp/2,968
39公正取引委員会Webサイト, 公正取引委員会ttp://www.jftc.go.jp/2,848
40内閣府ホームページ, 内閣府ttp://www.cao.go.jp/2,811
41日本年金機構ホームページ, 日本年金機構ttp://www.nenkin.go.jp/2,706
42国立研究開発法人国立がん研究センターwebサイト, 国立研究開発法人国立がん研究センターttp://www.ncc.go.jp/jp/2,579
43日本学術振興会Webサイト, 日本学術振興会ttp://www.jsps.go.jp/2,558
44NEDOホームページ, 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構ttp://www.nedo.go.jp/2,545
45レベル放射性廃棄物バーチャル処分場, 経済産業省ttp://www.enecho.meti.go.jp/2,491
46理化学研究所Webサイト, 国立研究開発法人理化学研究所ttp://www.riken.go.jp/2,478
47UR都市機構ホームページ, 独立行政法人都市再生機構ttp://www.ur-net.go.jp/2,417
48政府統計の総合窓口(e-Stat), 総務省ttp://www.e-stat.go.jp/2,355
49防災情報のページ, 内閣府ttp://www.bousai.go.jp/2,114
50科学技術学術政策研究所Webサイト, 科学技術学術政策研究所ttp://www.nistep.go.jp2,025
51NISCホームページ, 内閣官房ttp://www.nisc.go.jp/1,950
52国立科学博物館Webサイト, 独立行政法人国立科学博物館ttps://www.kahaku.go.jp/1,919
53日本学生支援機構Webサイト, 独立行政法人日本学生支援機構ttp://www.jasso.go.jp/1,862
54国立社会保障・人口問題研究所, 厚生労働省ttp://www.ipss.go.jp/1,857
55内閣府男女共同参画局webサイト, 内閣府ttp://www.gender.go.jp/1,856
56東京国立近代美術館Webサイト, 独立行政法人国立美術館ttp://www.momat.go.jp/1,854
57中小機構WEBサイト, 独立行政法人中小企業基盤整備機構ttp://www.smrj.go.jp/1,795
58JICAウェブサイト, 国際協力機構ttp://www.jica.go.jp/1,753
59物質・材料研究機構Webサイト, 国立研究開発法人物質・材料研究機構ttp://www.nims.go.jp/1,714
60日本原子力研究開発機構Webサイト, 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構ttp://www.jaea.go.jp/1,703
61日本学術会議webサイト, 内閣府ttp://www.scj.go.jp/1,596
62内閣府経済社会総合研究所webサイト, 内閣府ttp://www.esri.go.jp/1,581
63国環研webサイト, 国立研究開発法人国立環境研究所ttp://www.nies.go.jp/1,315
64人事院ホームページ, 人事院ttp://www.jinji.go.jp1,312
65国土交通省 川の防災情報, 国土交通省ttp://www.river.go.jp/1,271
66日本貿易振興機構アジア経済研究所WEBサイト, 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所ttp://www.ide.go.jp/1,255
67国際交流基金webサイト, 国際交流基金ttp://www.jpf.go.jp/1,243
68内閣府原子力委員会webサイト, 内閣府ttp://www.aec.go.jp/1,180
69日本政策金融公庫Webサイト, 日本政策金融公庫ttps://www.jfc.go.jp/1,104
70地震調査研究推進本部Webサイト, 文部科学省ttp://www.jishin.go.jp/1,091
71国立教育政策研究所Webサイト, 国立教育政策研究所ttp://www.nier.go.jp/1,073
72電子政府の総合窓口e-Gov), 総務省ttp://www.e-gov.go.jp/1,012
73税関ホームページ, 財務省ttp://www.customs.go.jp/1,004
74食品安全委員会webサイト, 内閣府ttps://www.fsc.go.jp/994
75WAM NET, (独)福祉医療機構ttp://www.wam.go.jp/907
76国立国会図書館国際子ども図書館webサイト, 国立国会図書館ttp://www.kodomo.go.jp/904
77消防庁webサイト, 消防庁ttp://www.fdma.go.jp/897
78日本工業標準調査会WEBサイト, 経済産業省ttp://www.jisc.go.jp/890
79国立公文書館ホームページ, 独立行政法人 国立公文書館ttp://www.archives.go.jp/866
80衆議院インターネット審議中継, 衆議院事務局ttp://www.shugiintv.go.jp/866
81データカタログサイト, 総務省ttp://www.data.go.jp/809
82独立行政法人農畜産業振興機構Webサイト, 独立行政法人農畜産業振興機構ttp://www.alic.go.jp/809
83国立公文書館 アジア歴史資料センターホームページ, 独立行政法人 国立公文書館ttp://www.jacar.go.jp/796
84国立感染症研究所, 厚生労働省ttp://www.nih.go.jp/niid/782
85国立精神・神経医療研究センターwebサイト, 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターttp://www.ncnp.go.jp/738
86復興庁Webサイト, 復興庁ttp://www.reconstruction.go.jp/734
87船舶交通安全情報WEBサイト, 国土交通省 海上保安庁ttp://www1.kaiho.mlit.go.jp/703
88政府観光局webサイト, 独立行政法人国際観光振興機構ttps://www.jnto.go.jp693
89海上技術安全研究所webサイト, 国立研究開発法人海上港湾・航空技術研究所ttp://www.nmri.go.jp/686
90国立循環器病研究センターWebサイト, 国立研究開発法人国立循環器病研究センターttp://www.ncvc.go.jp/672

2018-06-04

佐川氏の退職金学振DC二十人分

理財局佐川氏の退職金は4990万円らしいですね。

佐川氏の退職金 513万円減額 財務省 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180604/k10011464271000.html


一方で「優れた若手研究者に(中略)研究に専念する機会を与える」ことを目的として日本学術振興会採用している特別研究員-PD支給額は月額362000円、年間で約434万円になります

日本学術振興会特別研究員-PD 平成31年度(2019年度)採用募集要項 https://www.jsps.go.jp/j-pd/data/boshu/pd_yoko.pdf


単純計算で、佐川氏の退職金学振PD十人に一年支給される額に相当するということですね。

もちろん学振PDには研究費補助も含まれているので正確に十人分まかなえるわけではないですが、それにしても七人や八人分にはなりそうな金額です。


大学院生対象としたDCの月額はより低く、年額240万円となっています佐川氏の退職金の五パーセント程度です。


研究機関研究費も苦しい状況が続く中で、国内研究者志望者はほとんど例外なく学振研究員への採用を志望し、学振DCPDは駆け出し研究者にとっての試金石であると同時に貴重な生命線でもあります

日本学術振興会文部科学省下部組織であり、学振研究員の予算財務省から物言いを経て決定されています

当然研究者としても、スポンサーたる関係省庁のことを常に意識しながら研究申請しています


研究者たちが日本学術振興会文部科学省、ひいては財務省の顔色を窺いながら申請書や報告書作成している一方で、当の財務省では職員たちが公文書改竄し、責任者DC二十人分の退職金を受け取っているわけです。


公文書改竄という事件は、単に虚偽を報告し事実隠蔽したということ以上の深刻な意味を持ちます

官僚が我々私人よりも大きな権限を与えられているのは、彼らの行動が法によって規定されているからです。

国家システムの一部として法により支配されているからこそ彼らは行政行為を許されているのです。

公文書を適切な手順を踏まずに改竄したという事実は、官僚が有するべき行政としての正統性を揺るがす大問題に他なりません。


もちろん佐川氏の退職金剥奪しろと主張するつもりはありません。

彼の容疑(公文書偽造罪になるのでしょうか?)については刑事裁判によって解明されるべきであり、罪が認められた場合には法によって定められた罰のみが与えられるべきです。

行政に対して正統性を求めるならば、刑罰に対しても正統性を求めるのが然るべき筋というものでしょう。


ですが、研究者を目指している(半ば「いた」になりつつありますが)身としては、感情論としてどうしても思ってしまうことがあります













はーーーーーーーーーーーーーーーーーアホくさ

科学予算は好き放題削るくせにお仲間の退職金はポンと出すんかい

こっちはヒイコラ書類を書いて、目を皿にして書き損じが無いか気を揉んで、くじ引きみたいな倍率の選考で三百万や四百万もらえるかどうかで一喜一憂してるというのに、財務省では公文書を好き放題改竄した挙げ句に何千万ももらってるのか

バカバカし しょーもな やってられんわこんなこと


日本アカデミックの将来が明るいことを祈ります

2016-08-14

女こそ博士課程に進むべきだ

日本には博士課程に進みたいが経済的理由から断念してしまう優秀な学生が多数いる。私の周りにもそのような人が多数いた。これは日本トップと呼ばれているような大学での話である。決してその辺のしょうもない大学の話ではない。博士進学のデメリットは多数あるのだが、私は女性であればそのようなデメリット特に気にならないのではないかと思っている。

最近大学博士課程への進学を奨励している。たとえばリーディング大学院などといった制度を導入し博士進学の意志のある者に小銭を与え、博士進学後も小銭を与えると約束博士学生を増やそうと躍起になっている。また博士課程は世界へのパスポートだと喧伝博士課程に対して世間一般が抱えるイメージ、例えば就職が困難でワープアになるなどといったものを払拭しようとしている。実際、日本トップ大学博士文系は知らないが)を出ることができれば就職に困るほどまではいかない。しかし、「困らない」と「引く手あまたで高給」との間には大きな隔たりがある。前者の言い方であればとても魅力的とは聞こえないであろう。

トップ大学学生は優秀である産業界に出れば初任給だけで一本行くような人も少数ながら存在する。トップ大学博士課程に進む志のあるような人はそんな中でも特に優秀であることも少なくない。もちろんゴミみたいな博士学生もたくさんいるが、圧倒的に強い人も多数いるのだ。そんな強い人にとって今の日本博士学生の現状が魅力的に見えるだろうか。先ほどのリーディング大学院しろ日本学術振興会特別研究員通称学振」)にしろ、小銭を与えられるとはいえその額たったの20万円/月である年収にしてたったの240万円。しか研究専念義務という名目の下に副業禁止されている。これは、そのへんの頭の悪い私文学部卒より待遇が悪いのではないだろうか。もちろんフェローシップを取ったりインターンで稼いだりしてこれより増やすことも可能ではあるが、それでも悪待遇には変わりはない。博士に行かなかった同期は優良企業就職し、博士卒業する年齢になるころには年収一本に達する者の割合もどんどん高くなっているころだろう。

年収が低いと何が問題なのか。それは結婚である一般的博士課程の年齢はちょうど結婚適齢期である。男が博士課程に行くのを躊躇する原因はここにもある。いまの彼女結婚したい、いつ結婚するか、と人生設計を寝る際に博士学生年収の低さ、安定の無さは頭痛の種である博士に進学すると言ったら彼女に振られたという例も知っている。彼女に養ってもらえば良いではないかという考えもある。しかし、日本高学歴層は基本的に男ばっかりであるバリバリ稼げる高収入女性と付き合う高学歴男は少ない。大抵の男の彼女その男より潜在的経済力が低い。さら彼女は年下であることも多く、基本的には男が支えていくというような暗黙の図式ができあがっている。

経済的に同期に負い目を感じ、将来に不安を感じ、さら結婚も躊躇する。こんな博士課程に進むにはよほどの覚悟必要だろう。しかし、これらの問題比較顕在化しない人もいる。それは女性だ。女性であれば問題解決簡単だ。いい男を見つけて結婚してしまうだけだ。高学歴世界では恋愛において圧倒的に女性の売り手市場であるから、これは簡単なことである。少し可愛ければ一瞬で彼氏ができる。女には稼ぎ手にならなければという社会的圧力もまだまだ少ない。そういうわけで将来の不安なども男よりはかなり楽観視できる。日本研究レベルが低い。優秀な博士もっともっと必要だ。

男に頼れる女こそ博士課程に進むべきだ。

2016-06-04

日本研究世界に勝てない理由

日本科学技術世界トップレベルだというのは今や妄想しかすぎない。特に研究力においては中国韓国にさえ抜かれているという悲しい現実がある。

なぜこうなってしまっているのか。それはやはり金の問題である。このエントリでは主に大学のことについて話をする。

まず、研究者の卵である博士課程の学生の懐事情について。日本では博士課程の学生あくまでも「学生」という扱いなので学費を払わなければならない。

しかし、日本学術振興会特別研究員通称学振と呼ばれる制度があり、これに通ると日本では研究者の卵として将来性があるという称号を得られるだけではなく、月20万円のお金ももらえる。

このように書くと素晴らしい制度のように聞こえるが、学振には副業禁止しているという致命的な欠点がある。つまり博士課程の学生は月20万円しかもらえないのにバイトすらしてはいけないのだ。ど田舎大学ならいざ知らず、東京生活をしようものなら家賃だけで8万円、光熱費食費などを考えると15万円は最低限の生活必要である。これに加えて学費等も払わなければならないことを考えると、20万円という額は非常識なほどに安いということが理解できると思う。この20万円という金額は、多くの日本企業大卒新卒の月給と同じもしくはそれより低い水準である博士課程に行くような学生しか学振を取れるほど優秀な学生(というより研究員)に対して月20万円しか与えないのに専念義務を課すというのがこの国である外資系企業などに行けば新卒でも年1000万円ほどもらえるようなチャンスもある中、わざわざ博士課程に進学するというのは貧乏生活によほどの覚悟があるか、もしくは親が裕福かのどちらかでしかない。博士に行っても活躍できる優秀な学生にとっては修士就職してしまう方が経済合理的なのがこの国である。本気で若手を育てる気はあるのだろうか。

海外大学院ではどうだろう。例えばアメリカなどでは博士課程の学生研究者として研究室に雇われるということが多いので学費研究室から出るし、給料も月20-30万円くらいは出る。これに加えて奨学金なども取れる上、働いたり起業することに制限は無いため日本博士学生に比べると経済的には恵まれ生活を送ることができる。ドイツなどでは給料も高く、学生でも年収500万くらいはもらえるという話を聞いたこともある。いずれにせよ、日本博士学生のような、奴隷のような生活を強いられるということは無いのである

研究環境ではどうだろう。日本では主に政府から科研費などを取り研究室運営している。海外では企業からスポンサーを受けることが多い。企業の方がお金を出してくれることは想像に難くないだろう。この結果、日本では技術員などを雇う余裕は無く、研究者単純作業をこなす必要がある。一方、海外大学であれば研究者研究方向性を考えたり少し手を動かしたりするだけで、例えばCV系だと画像のラベル付けであったり生物系だとマウスの世話であったりといった面倒くさい単純作業などは技術員がやってくれる。この差は大きく、日本競争力を失っている原因にもなっている。また、お金問題というよりは大学がアホということであるが、日本大学教員無駄かつ大量な事務作業を強いるので、これも教員研究時間を減らし研究力を失わせている。

書き出すとキリがないが、基本的日本における研究を取り巻く環境ははっきり言ってゴミである。金よりも研究の楽しさであったり知的好奇心であったりを報酬とするみたいなことが美徳としてまかり通るこのアホな国では研究力が中国韓国に負けてしまうのは当然である。金をもっとかけろ、目を覚ませ日本

2014-12-04

ありまぁす大学から送られてきたメール

【まだ申込可!将来の進路について考える!】12/15 特別研究員 説明会講演会

将来、研究者をお考えの方へ

日本学術振興会特別研究員」という制度についてご存知でしょうか?

一言で言えば、採用者に対し、

 給与(月額20万円)

 研究費(年間150万円まで)

付与する制度です!

そんなの聞いたこともないよ〜、という方、

いたことはあるけどよくわからない・・・という方、

知らないと損です。是非ご出席下さい!

〇〇月〇〇日(月)〇〇:〇〇

特別研究員説明会講演会無料

〇〇号館 X棟 N階 大会議室(エスカレーター奥)

特別研究員って何・・・

どんないいことがあるの・・・

採用のためにどうしたらいいの・・・

全てお伝えいたします!!

さらに!!

現在研究者として活躍されている、本学理工出身研究者に、

特別研究員に関する講演をしていただきます!!

プログラム

〇〇:〇〇〜 「特別研究員制度」の説明

〇〇:〇〇〜 若手研究者によるキャリアパス事例紹介講演(過去特別研究員採用経験者)

〇〇:〇〇頃 終了予定

逃すことなかれ、この機会!

<参加登録>(事前登録必須、定員N名)

XXから参加登録を完了してください。

皆様のご出席をお待ちしております

情報商材メールっぽい。もうちょっと知性のある書き方してよ……学振を取ろうとする人向けじゃん……。

そんなだからありまぁすになっちゃったんだね。

2014-12-01

博士課程一問一答

以下、国立情報D2場合博士課程生活について。

Q1. 博士課程ってなんですか

A1. 博士後期課程の略。学部4年、修士課程2年過ごしたあとに、さらに(通常)3年間大学に在籍して研究を行う。

Q2. なんで博士課程に進学するんですか

A2. 基本的には研究がしたいから

私の場合M1の初めはD進も考慮しつつ、夏頃には就職する気マンマンだったが、12月下旬にふとD進しようと思い立ったのでD進した。

Q3. 普段どんな生活してんのさ

A3. 朝7時前後起床、眠かったら二度寝。早ければ9時ごろ大学に行き、勉強 or 研究 or 事務作業。

混むのが嫌なので11時半すぎに昼食(半分くらいはぼっち飯)、18時〜19時ころ大学を出る、という生活の繰り返し。

気が向かなかったら平日休んだり、気が向いたら休日大学に行ったりとフレキシブル生活がおくれる!

かまって相手があまりいないので、研究に集中できる!!

多くは一人飯なので、好きな時間に好きなものを食べられる!!!

Q4. 在学時の金銭問題に関して一言

A4. 学費はだいたい国立場合年60万円くらいかかります

学振という制度を使うと、額面月20万円がお給料として貰える+最大年100万円研究費が貰える。

基本的には博士課程学生年収240万円が上限なのだが、お給料貰えるインターンシップに参加すると学振給料を止めてインターンシップから給料を貰うことができるので、さらなる高みを目指すことが可能。

学振を取れなかった場合でも、先生によっては毎月RA代(学振と同額支給する先生も!)を出してくれるので、そういう先生を選ぶことで金銭問題はあまり問題とならない。

Q5. 学振について

A5. 日本学術振興会特別研究員DC1とDC2の二つがある。

DC1修士2年生の時に申請して、通れば博士1年から三年間上記の給料+研究費が貰える制度

DC2は博士1年 or 2年の時に申請して、通れば博士1年から二年間上記の給料+研究費が貰える制度

給料がもらえるのはありがたいし、何より先生から自立できるのが一番大きい。先生に気を使わずに色々買えるし色々旅できる。

おおまかに言って、研究計画、業績、研究者としての資質の三軸で評価されるらしい。

私の場合は、DC1落ち、博士二年からDC2採用

しばしば、DC1は業績あれば通ると言われるがそれはおそらく嘘で、一つでも大きく欠けてしまうと通らないっぽい(有利なのは確かだが)。

また、研究計画は盛ればいい、というのもおそらく嘘で、所定の年数で博士課程学生が一人でできそうな研究計画(×(1+ε))くらいでいいっぽい。

Q6. インターンについて

A6. 博士課程では数ヶ月研究関係インターンシップに参加する人がぼちぼちいます特にD2夏休みくらいがベストシーズンのようです。

どのようにインターンを探すのかについて、3通りくらいある。

1つめは、メンターになって欲しい研究者に直接コンタクトを取る方法。やったことないけど、効果は一応あるっぽい?

2つめは、会社研究所インターン募集サイトから自分で申し込む方法。このパスはあまり有効でなかったりするらしいので、中に知り合い/メンターになってほしい研究者がいればその人に頼む方が確実だとかそうでないとか。

3つめは、先生経由で紹介してもらう方法。誰かいい人いませんかメールが他の研究者採用人間からくることがあるらしいので、それに紹介してもらう。

インターンで何をやるのかは場合によって大きく異なるらしいので、打ち合わせが必須特に研究をやりにいったのに論文にできない/ならないような仕事をやって帰ってくるとか、準備不足で行って時間が足りずに終了となる場合もあると思うので、打ち合わせは念入りにしておくと後々楽だと思います

また海外インターン、準備とか後片付けとかとても面倒くさいのですが、年取ると多分もっとめんどくさくなるので、博士課程にいるうちに一発覚悟をキメてやってみると後々の就職活動の幅が広がっていいのかなと思いました。もう少し歳を取ってから海外生活となると多分キツイ

Q7. 楽しいこと3つ

A7.

(1) 平日の昼間に遊ぶことができる

(2) かなり多くの時間をやりたいことに費やせる

(3) 学会で色々なところに行ける

Q8. つらいこと3つ

A8.

(1) 論文通らない

(2) 難しい研究理解できない

(3) 論文書き上げるのしんどい

(4) 学部修士卒業した人たちと違う世界にいる気がする(みんな働いてて偉い!)

(5) 「今何やってるの〜?」「学生」の気まずい瞬間

Q9. 現時点で後悔していること

A9.

海外大学/院を受けなかったこと

研究業界で名の知れた研究室や、研究業界の主導権を握っているような研究室の人と仲良くなるのは大事なような気がしますが、やっぱり学生の頃からそういう環境に身をおいてみたかった。

D1の頃に長期インターンに参加しなかったこと

D2の頃に三ヶ月の海外インターンに参加してとても楽しかったので、D1の時も参加できたらよかったなぁと。一つ応募していたのは落ちてしまったのですが、複数応募しておけばと思います

・じっくり勉強をすること

業績を稼ぐのに焦っていて、じっくり勉強する時間が少なかったような気がします。じっくり考えましょう。

Q10. 博士課程に向いている人

A10.

自発的に動ける、かつ、困ったら人に助けを求められる人。

なんか書いてほしいことあったらコメントにお願いします。もう一回くらいアドベントカレンダーで書くかも。

2013-11-06

>1979年生まれ、フィンランド出身

かい

>立命館アジア太平洋大学卒業

学部はアホ卒なんだね

>2009年オックスフォード大学博士号取得(社会政策学)。京都大学日本学術振興会(JSPS)及びオックスフォード大学研究ポストを経て、

ふんふんすごいね

>現在ロンドン大学・Goldsmiths専任講師社会起業学)及び社会起業学修士課程ディレクターを務める。オックスフォード大学リサーチフェロー国際大学GLOCOM客員研究員。専門分野は組織社会学

>主な研究テーマは、「若者」「コラボレーション」「社会的イノベーション」「経済の再考」。2013年に、ニート問題に取り組む日本社会起業家によるイノベーションなどを分析する単著Japan's Emerging Youth Policy: Getting Young Adults Back to Work(『日本若者政策の出現――若年層を就労へ連れ戻す』)(Routledge)を出版

2010-02-18

ttp://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1266414530/251,320,342,344,359,369n

251 :日出づる処の名無し:2010/02/18(木) 01:00:15 ID:4KTNNJ3G

98独立行政法人を原則廃止…行政刷新相

ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100218-OYT1T00028.htm

320 :日出づる処の名無し:2010/02/18(木) 01:35:41 ID:HJoXvsnm

»251

高エネルギー加速器研究機構

理化学研究所

日本学術振興機構

日本学生支援機構

全部廃止ですか・・・

342 :日出づる処の名無し:2010/02/18(木) 01:46:45 ID:jtAsPC8B

»320

ソースありますか?

理化学研究所は昨日のNHKプロフェッショナルで紹介された

上田泰己さんのところですね。


344 :日出づる処の名無し:2010/02/18(木) 01:51:00 ID:HJoXvsnm

»342

いやいや、ソースも何も、

全部国立大学法人以外の独立行政法人だってだけです。

359 :日出づる処の名無し:2010/02/18(木) 02:00:23 ID:YS0taX5i

独立行政法人一覧

ttp://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/dokuritu_n/dokuhou_ichiran.html

上記の組織独立行政法人

でもって、

»251

>原則として法人を解散、民営化させるか、

>国が直接行う事業に移管する考えを示した。

>ただ、国立大学法人は存続させるほか、

>国が直接行うべきではないと判断した一部組織を、

>新たな形態法人独立行政法人として存続させることもあり得るとした。

いっき無意味に掻き回す気ですね。

分かります_________________

369 :日出づる処の名無し:2010/02/18(木) 02:16:08 ID:YS0taX5i

文部科学省所管)24法人

文部科学省独立行政法人評価委員会

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

独立行政法人大学入試センター

独立行政法人国立青少年教育振興機構

独立行政法人国立女性教育会館

独立行政法人国立国語研究所

独立行政法人国立科学博物館

独立行政法人物質・材料研究機構

独立行政法人防災科学技術研究所

独立行政法人放射線医学総合研究所

独立行政法人国立美術館

独立行政法人国立文化財機構

独立行政法人教員研修センター

独立行政法人科学技術振興機構

独立行政法人日本学術振興会

独立行政法人理化学研究所

独立行政法人宇宙航空研究開発機構

独立行政法人日本スポーツ振興センター

独立行政法人日本芸術文化振興会

独立行政法人日本学生支援機構

独立行政法人海洋研究開発機構

独立行政法人国立高等専門学校機構

独立行政法人大学評価・学位授与機構

独立行政法人国立大学財務経営センター

独立行政法人日本原子力研究開発機構

なんかワクワクしてきた_________

2009-01-20

学振DC1を本気で狙うためにすべき4つのこと

学振学生の優秀さとは無関係だから。全ては指導教官政治力とかコネで決まるの。 』と誤解しているあなたへ、そして、博士課程進学と学振(特別研究員DC1申請を本気で考えているあなたへ贈ります。

1. あなたは、自分が我が国トップクラスの優れた若手研究者になるという気概を持つべきです。

特別研究員制度は、我が国トップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者養成・確保を図る制度です。 (特別研究員−日本学術振興会

学振に落ちる人のほとんどは、トップを目指す覚悟が足りません。東大京大学振採用者が多い理由の一つがここにあって、我が国トップクラス大学にいるという自信が気概を生んでいるのではないでしょうか。『うちの大学からの採用者なんてほとんど居ない』と嘆くあなたは、東大の、MIT院生にも負けない自信を持っていますか? せめて、今は負けてるかもしれないけど将来は勝ってやる、と思っていますか?

2. あなたは、6人の素人に向けて申請書を書くべきです。

特別研究員選考は、我が国の学界の第一線の研究者で構成される特別研究員審査会(委員47人、専門委員約1,800人)において、書面審査及び面接審査により行われます。/// 1件の申請について、申請者の分科細目に応じて上記審査会の専門委員6人によって書面審査を行います。 (特別研究員の選考方法

学振募集領域は現在8つあります。単純に1800を8で割ると各領域の専門委員は約225人となりますが、これは例えば、「工学」という広い広い学問をたった200--300人でカバーしているということです。どうでしょう、あなたの研究の良き理解者が6人のうちに1人でもいれば上出来だと思いませんか? 高度な前提知識を要求する文章は避けましょう。

3. あなたは、一つでも多く研究業績を上げるべきです。

特別研究員審査方針は、(1)学術の将来を担う優れた研究者となることが十分期待できること、(2)研究計画が具体的であり、優れていること、(3)研究業績が優れており、研究計画を遂行できる能力及び準備状況が示されていることです。 /// DCについては研究経験が少ないことから申請書記載の「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、「自己評価」及び「評価書」を重視します。 (特別研究員の選考方法

いくら優れた研究計画を立てたとしても、遂行する能力が無ければ意味がありません。研究業績は、あなたが優れた研究者であることの保証です。DC1では「これからの研究計画」の方が重視されますが、だからこそ、あなたの計画が絵に描いた餅でないことを示すために、一つでも多くの学会発表論文執筆を行いましょう。

4. あなたは、あなたのブルー・オーシャンを探すべきです。

特別研究員審査方針は、…… 4)諸分野における研究者養成の必要性に配慮することです。 (特別研究員の選考方法

研究室博士課程の学生のほとんどが学振特別研究員である研究室は確かに実在します。その理由を考えたことはありますか? 大学名前研究室教授政治力? 違います。 指導教官学生に与える研究テーマが素晴らしいからです。 その研究をしている学生養成しなければならないと審査員に思わせるテーマ、「ブルー・オーシャン」こそが、特別研究員の独占という離れ業を可能にしているのです。

元々はマーケティング用語であるブルー・オーシャンとは競争者のいない未開拓の分野のことで、任天堂Wii」が代表例としてよく挙げられます。 大学ネームバリューもなく、指導教官のパワーも期待できず、さしたる研究業績も無いあなた。『学振なんて政治力で決まるから』と負け犬の遠吠えをする前に、切り札となる研究テーマを探す努力をしましょう。 我が国トップクラス研究者になるには、世界トップランナーになれる研究計画が必要です。

== 

以上です。 1.と4.に、私が特に重要だと思っていることを挙げました。 どうでしょう、誤解は解けましたか? 博士課程に進む気はまだありますか?

関連:

息子(娘)の博士課程進学で親ができること

博士課程に進学する子供の素質を見極める、たった一つの冴えたやり方

2009-01-18

博士課程に進学する子供の素質を見極める、たった一つの冴えたやり方

『あんた、学振に通る見込みあるの?』と聞けば良いです。

まず、学振とは日本学術振興会特別研究員のことを指します。

特別研究員制度は、我が国トップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者養成・確保を図る制度です。 (特別研究員−日本学術振興会

採用者には年間100万程度の研究費と月額20万の「研究奨励金」という名の給与が与えられます。もし、博士課程1年から採用される特別研究員DC1)になれたなら3年間で約1,000万円が国から支給される、学生に取っては素晴らしい制度です。

ちなみに、平成20年度のDC1採用者数は698人です。つまり、最初の問いは以下のものと同義です。

『あんたは全国で700人の中に入る自信があるの?』

それでは息子(娘)の危険な反応について整理していきます。

  • え、学振ってなに?
    • 修士課程1年の終りになっても学振について知らないのなら、子供には進学を諦めて貰うべきです。環境が諦めろと言っている。
  • あれは学生の優秀さとは無関係だから。全ては指導教官政治力とかコネで決まるの。
    • 全力で博士課程進学を阻止しましょう。全く向いていません。子供には『いつまでも人のせいにしてろ、クズ』と言って目を覚ませてあげましょう。学生が本当に優秀なら採用されます。また、優秀な指導教官の下に付くことも立派な能力です。
  • ムリムリ。面倒だから応募もしないよ。
    • 確かに学振は難しいです。でも初めから諦めて採用されるための努力ができない人は研究者に向いていないので、やっぱり止めましょう。
  • ヨユーヨユー。楽勝だよ。あの先輩でも取れたんだし。
    • 日本全国全分野で700人ということは、自らの専門分野における自分指導教官能力が全国トップクラスでないと貰えません。『人生はそんなに甘くないぞ、バカ』と諭すべきです。いくら優秀でも、落ちるときは落ちます。

さて、勘違いして欲しくないのは、学振の結果が全てじゃないことです。「学振採用される=研究者として合格」でもないし、「学振に落ちる=研究者として不合格」でもありません。学生にとって一番大切な能力は、学振の結果に関わらず「研究一生懸命続けること」であって、今回の問いはその覚悟を少しでも見極めるためのものです。 子供が、

  • 学振には通らないかもしれないけど、どうしても研究を続けたいんだ。

と言ったなら、スネをしゃぶり尽くされることを覚悟して、子供才能に賭けてみませんか?

 

参考:息子(娘)の博士課程進学で親ができること (ちなみに自分は親ができる限りの仕送りをすることは反対です。研究時間の確保は大事だけど、子供ダメになると思う)

2006-11-30

教育

 教育再生会議というものがあったが、何をしているのだろうか。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%b6%b5%b0%e9%ba%c6%c0%b8%b2%f1%b5%c4

こちらに一覧されているが・・・

劇団四季代表・資生堂相談役エッセイスト日本学術振興会理事長立命館小副校長JR東海会長京都市教委教育長国際日本文化研究センター教授

スポーツコメンテーター東大総長・教育ジャーナリスト東洋大教授トヨタ自動車会長国際教養大学長・理化学研究所理事長横浜市教委教育委員・ワタミ社長


一体何の集まりなのだろうか。

エッセイスト とか、 副校長 とか、 教育委員長 とか、 ジャーナリスト とか、

必要に思える人も多い。

だが中には、自動車 とか、 鉄道 とかある。

何?

劇団が、教育になんなんだろうか。

化粧品が、いじめとどう関係するのか。

和食が、僕等に関係あるのだろうか。

現場の小中高の学生が選んだのだというのなら、分かる。

でも、僕は別に誰を推したわけでもない。

 そんな人たちが、僕達になんのいいことを与えてくれるんですか?

 政府とか、大人が選んだ人たちの考えを、子供押し付てるってこと?

 安倍内閣にいる人は、"国を作るために大人が選んだ人"であって、"教育を作るために教育現場の人が選んだ人"じゃないでしょ?

いじめてる人が、何か罰を受けて止めるのだろうか。

かえって、僕達いじめられてる人をさらにいじめる原因になるんじゃないだろうか。

てか、そんな風に罰を作って、人と接するのが怖くなったりしないのだろうか。

もっと現場を知っている人に選ばせて、

もっと現場を知っている人に考えさせて、

もっと現場を知っている人に決めさせて欲しい。

僕がこんなことを言っても、どうにもならないのだ結末だが。

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん