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2023-06-13

anond:20230613075146

SaaS企業だと「うちの商品つかって利口になってください」ってスタンスだけど、真逆だよね。

ンなこたぁない

技術的に尖っている一部のベンチャーにそれらに詳しい人がたまにいるだけで

基本的には専任営業担当サポートチームがいて介護してるぞ

2023-06-10

設立10年くらいのベンチャーで働いてる

設立3~4年目くらいからいる先輩たちが最近立て続けに辞めててビビる

この会社そもそも高校同級生たちで設立したって背景があるんだけど、

最近創業メンバーが「高校のお友達」を役員待遇中途採用して、マネージャー格の先輩方はそのことにブチ切れて愛想尽かしたのだという

「これは上場間近だ!って状況で足踏みして結局未だに上場できてないし」

とも漏らしていた

新卒3年目に突入たこの時期に自分会社結構イケてないことにようやく気付いたのだが俺も辞めるべきだろうか

exクックパッドへの提示額の方が自分より高くて転職を決意した

同じポジションでの募集

それなりに役割果たしてきたつもりで業務理解しているつもりだけど、exクックパッドに飛びついた人事&経営陣が自分より一回り以上高い提示額を初手で出して勧誘している。

もちろん採用基準が高いのであろうが、この事実を目の当たりにして転職を決意した。

単に自分無能である可能性が高いが、そういうことはおいといて、感情プライドが耐えられなくなった。

これまでも細かな不満が溜まっていたというのもある。

ベンチャースタートアップはこういうところオープンにしてリクルートするけど、自分の今の状況ではそれをポジティブと考える余裕は無かった。

2023-06-09

文学部入学してしまった哀れな人へ

この文章24卒の文学部所属している私が書いたもので、同じ文学部の人たちや学部を悩んでいる高校生、その親御さんとかに向けて書いているつもりです。キャッチータイトルにはなっていますが私は文学部が好きだしここで勉強できて良かったなと思っています。主に文学部での大学生活と就職活動について正直に書いていきます。進路選びの参考にしてください。構成を決めず、思ったことの羅列なので読みにくかもしれません、すみません。読んでいるうちに私の所属にピンとくる方がいるかもしれません。その時はおすすめ東京ご飯を教えてください。

自己紹介

24卒私文。都内近郊生まれ都内近郊育ち、中高一貫からMARCHへ。やや厳格な家庭だが進路や普段学習・成績ついて厳しくは言ってこない環境で育つ。

サークルなし、体育会なし、大学友達(と呼べる関係の人)マジでゼロ、長期インターンなし、普通バイト特殊バイト

大学選びについて、文学部という学部を選んで

 一言でいうと文学部おすすめしません。やめておきましょう。なぜなら文学部の授業で聞くことは基本的にやる気があれば調べたり本を読んだりすることでみにつけることができるからです。特に国文系や史学系は新しい事実が追加されることがあまりなく、すでに体系化されたものをその科目のオタク先生楽しい感じでおしゃべりしてくれるだけだからです。要するにうんちくマンにはなれますご飯を食べていくための能力は授業だけでは身につかないかなと通って思いました。いつか忘れましたが阪大文学部(?)の卒業式部長っぽい人が言っていた「文学部の学びは金にならないけど人生の節目節目で生きてくる」(意訳、ググって読んでください。これを読んでいる人には刺さると思います)の通りだなと思います。うんちく(笑)がたくさんあるに越したことはありません。けれど考えてみてください。あなた面接官だとして、マーケティングを学んできて神話文学知識にも明るい商学部の人とレポート文字数を稼ぐのが異様に得意で国生み神話を事細かに話せる文学部ではどちらの方が欲しいですか?(泣)私はこのことに大学4年の春に気づきました。「イザナミイザナギが空からぐちゃぐちゃにかき回したらできた島が淡路島なんですよ〜!」っていう知識会社顧客の獲得に大きく貢献するでしょうか(涙)。あなた文学部での研究面接官にまったく刺さらなかったらどうでしょうか(涙)。私は広告に関する卒論を書いていますマーケ的な視点ではなくシンプル趣味で調べましたみたいな内容なので全然ウケないです!

なので今進路に迷っている高校生はよっぽどの確固たる動機がない限りは文学部を選ばない方がいいと思います理由は①やる気さえあれば本やネットで十分に学習できる、②会社で直接役に立てる知識が身につきにくいからです。数学ができるなら商学部経済学部、そうじゃなくても文学部以外だったら基本的会社仕事に直結できるようなスキルが身につきやすいのではないでしょうか、知らんけど。たとえば法学部とかだったら薬の会社法務職とか、マーケ勉強してたらマーケターの採用もあるので学びと結びつけやすそうだなと就活して思いました。

 では私には確固たる動機があったのでしょうか。ありました。高校生時代のある経験から広告をつくりたい」という強い思いができたこと、その経験から文学部勉強するという動機がうまれ進学を決意したのです。今思うと大学入学時にすでになんとなく行きたい業界(広告)が決まっていて、かつ広告関係することで卒業論文を書こうと決めていたのでなんとか納得のできる就活ができたのかな、と思います。結果として行きたい業界で満足できる会社内定をいただけました。ふわふわした感じで「歴史が得意だから」「源氏物語が好きだから」「神話もっと詳しく知りたい」みたいな趣味ベースで行ったら苦労すると思います。その好きや趣味の先に「こういう仕事業界で働きたいか文学部で〇〇を勉強するんだ」というビジョンがない限りは文学部は選ばない方がいいと思いますマジで文学部就活成功するのは基本スポ薦でゴリゴリ体育会ウェイか授業最低限で長期インターンハマり奴か公務員になろうという意思を持って1年から公務員就職に関する勉強情報収集をしている奴です。何も考えずに大手受けても普通に落ちます(笑)パンフレットに載っている大手や勝者で活躍している先輩の紹介はマジのマジで一握りです。各大学が出している学部別の「就職企業データ」をみましょう。何も考えず王手を受けるのはMARCH文学部では心もとなさすぎます運動部全国大会ガクチカ、長期インターンガクチカなどが作れない(作る気ない)けど文学部趣味の延長線上みたいなことがしたいならとにかく上位の文学部に入りましょう。

 教員志望は学芸大学とか早稲田教育とかとりあえず知名度とか偏差値の高いところに行くべきだと思います理由は周りの(っていっても友達がいないので雰囲気でだが)教職履修者は大体途中で履修をやめているからです。文学部というのはおそらくどこの大学も専攻がわかれていて、国文とか史学とか色々あってそれらの必修をなんとなくとっていれば教員免許に必要選択単位自動で取れるのですが教職のための科目を取らなければいけません。教職科目は履修人数が多くてテストありきで(レポートや出席点がない)落とす可能性があったり、土曜だとか平日の遅い時間か1限に授業が入っていて「とりあえずとっとくか〜」のノリでとった人は大体やめます教職保険代とかであまり課金せずに取れる資格課程なので辞めるのもハードルが低いのでしょうね。教職履修者で残るのはマジの教員志望と親が教員でとりあえず受け続けている真面目なやつくらいです。なので「1年の時は教員になろうと思っていたけれど3年になってやっぱ一般企業にしよ」とか言う人も多いと思います。なので高偏差値教育学部に行っておけば教員という道をやめても就活市場で戦える可能性が高くなるのではないかと思いました。

ここまでできれば文学部はやめとけの路線で行きましたが、文学部でできること(いいところ)をいくつか挙げておきます

レポート簡単にかけるようになる。

 文学部経済や法と違って知識の定着を問う試験はあまりありません。(もちろん試験ある科目も一定数ある)基本的に14回分の授業を通して考えたことやそこから発展して自分で決めたテーマに沿ってレポート(最低2000字くらい)を書くことのほうが多いです。文学部はどちらかというと知識や体系を詰め込むところではなく「ここまで色々話してきたけどじゃあ貴方はどう思うの?」と問われることが多いところなのかなと思います文学部入学するということは基本的に中高時代に作文などで苦労したことが少ない人が多いと思うので元からある程度の作文スキルがあるでしょうがそれがより強くなります難解な表現カタカナ語を駆使して中身がないのに文字数のある文章を書けるようになったり、参考文献を読む機会が多いので要約する力や全然関係ない学部の他校の友達レポート代筆ができるようになります。多分3年生くらいになると最低2000文字レポートを課されても「ツイート15個分カァ」くらいになると思います。授業の感想を毎週数百文字で求められる授業も多いので文字数を稼ぐ文章力や考えを整理する力、あとはブラインドタッチができるようになります。(逆にこの力を4年かけて400万で欲しいですか?笑)

②ずっと日本史とか世界史教科書の端っこのコラムみたいな話が聞ける。

 文字の通りです。その分野のオタク先生コラムみたいな話を100分盛りだくさんで話してくれます。考えてもみてください、文系(人文社会学)で院行くだけでもかなりのキテレツなのにそこから大学教員研究者になるってよっぽどの厄介オタクですよね。先生質問とかすると基本ニコニコされるし気に入られます。中高の頃先生と仲良くなるのが得意だった人(仲良くなりやすい人)は中高の延長線上みたいな授業になるのではないでしょうか。

一般教養科目がめちゃくちゃある。

 どこの大学文学部でも大体当てはまると思います。専攻や専門以外の文学部の授業がたくさん取れます国文系でも哲学歴史心理宗教など幅広く授業をとることができるので(めちゃくちゃ偏見だけど)楽単度合いで選ぶよりも内容で取りやすい、しかも大体が出席とレポート簡単単位が取れるのでおすすめです。あそ文学部所以ではないでしょうか。

パッと思いついたのはこれくらいです。基本的高校時代までの趣味嗜好がそのまま勉強なるみたいな感じなので授業そのものは満足できると思います

就活について

 就活広告テレビ出版映像などクリエイティブ系を見てました。また好きな商品サービス宣伝するのも楽しそうだという思いかメーカーもいくつか受けました。メーカーは全て「ES落ち」でした(笑)保険などの無形商材と不動産と金融、コンサルなどは「私如きが人様の人生に口出しできない」という思いとウェイ系が多そうということで受けませんでした。文学部大学によっては教員公務員志望がほとんどで大3の夏になってもサマーインターンの話が全く出ないみたいなこともザラなので仲間が欲しいとかなら他のコミュニティに入るか文学部はやめましょう。就活を始めたのは大学3年生の春で、といっても春は片っ端から興味のある会社マイページを作って本格的にやっていたのはサマーインターンの応募からでした。ちなみによくtwitterとかでみるサマーインターン経由の優遇内定を勝ち取れるのはごくごく一部です。期待するのはやめましょう。また、twitterゴリゴリサマーインターンを勝ち取った報告をする人がいますが病む必要はありません。意識が高いかtwitterをしているのです。いい結果の時しか呟かないでしょうし、心配する必要はありません。夏インターンに参加できたのはテレビ局(単日開催→上級参加)と誰でも参加できるキモいベンチャーのふたつだけでした。キー局電博、読広、D2C、NTTとかの大手ミーハーで出してました。インターン参加しなくても本選考が始まると説明会や座談会がたくさん組まれるので大丈夫ではあると思います。20社参加した!とかいうのもあまり気にしないようにしましょう。

私が就活を終えたのは6月に入ってからでした。ありがちな秋〜冬の大手に落ちまくってバリ病んでいたところ、たまたま行きたい度が高かった会社選考とんとん拍子で進んで内定をいただくことができました。大手だけ見るのはマジで精神病みます。行きたい業界大手業界10位以内くらいまでの会社をとりあえず出して、あとは駒を増やすために逆オファーサイト(オファーボックス、ABABA、ネオキャリアなどなど)を登録するといいと思います。逆オファーは有名な(かつブラックである)飲食チェーンとレバや某ハウスみたいなウェイベンチャーと零細意識他界ベンチャーしかないので、逆オファーサービスメインでの就活はやめましょう。

 あとは話せる人がいるって大切だなと思いました。学校環境就活モード低そうであれば夏秋冬のインターンに参加して居合わせ学生とインスタなり交換して情報交換できるようにしましょう。私は大学での友達がマジのガチゼロでしたが夏インターン出会った子と励ましあったり情報共有をしたりしていてメンタルが保てました。有名かつ人気の企業インターンに「選抜」されているということはそれだけである程度優秀なのでぜひそこの繋がりも意識してみてください。大学が違う方が僻んだり妬んだりしないのでなるべく違う環境で生きている子の方が精神が安定するしモチベも保ちやすいです。

ガクチカ

 ES面接ガクチカ特殊バイトをしていたことと特殊ゼミに入っていたこと、地元でのボランティアでの活動を出す会社によって分けていました。これらの活動をしていたのはサークルなどに入っていなかったのでガクチカ代わりになると思ってやっていました。ゼミの方は結構ウケて、特殊バイトの方は広告エンタメ系ではウケました。結果として行く会社内定をいただけたのは特殊バイト面白がってくれたからだと思っています文学部の人は学部に華がないので大学+自分しかできないような経験必要じゃないかなと思います。商とか経はよくゼミ大会とかゼミでコンペに出すこともあるのでゼミガクチカになりうると思います自分趣味を発展させただけの文学部でのゼミ活動は「で、なんか役に立った?(笑)」になってしまいがちです。クリエイティブ系を目指すのであれば変なバイト特殊バイトしましょう。特殊バイトというのはタピオカ屋やスタバ、高級焼肉などある程度のハードル必要飲食もいいですがライター特殊清掃、ラブホ、街ゆく人の数数えるなど人とのコミュニケーション人間観察ができる、価値観に影響しそうな仕事を選ぶといいと思います。私は上に書いたようなバイト経験しました。話すと結構興味を持ってもらえました。SNS運用インターンもいいですが、特殊経験をうまく話したり表現することができると食いついてくれる(おもしれ〜女・男認定される)のではないかと思います

ガクチカについては「これまでの学生時代」や「いつでもいい」などがない限りは基本大学での活動にしていました。高校時代のを話すとき文化祭でのリーダー経験でした。ガクチカを「作る」のはお勧めしません。せめて経験を「盛る」くらいにしておきましょう。周りの話や感覚としては「サークル活動」は弱いです。圧倒的に「体育会」が強くて次点で「長期インターン」です。行きたい業界に関連した会社インターンおすすめです。おそらくその長期インターンベンチャーが多いと思いますが間違えてもそのベンチャー魅せられて就職したりベンチャー就職するのはやめましょう。

個人的ヤバい(ヤバそう)会社の見分け方は①20代で人事、②HP会社説明文をみて一発で何をしている会社かわからない(成長・やりがい・仲間みたいな単語で内容が薄い)のは要注意です。特に①で外したことはないです。(D◯M、〇―〇〇〇〇〇、すか〇〇―◯など飲食全般)ベンチャーベンチャーでも出資元が老舗企業だったりキャリアのある中途が多い人は結構印象よかったです。(タクシー配車アプリ会社とか)

最後

 ここまで読んでいただきありがとうございました。文学部受験を考えていた方は考え直してくれたでしょうか。推薦で文学部を考えている人も私の文学部での生活をぜひ参考にして自分でもイメージしてみてください。教員公務員志望の方は文学部でいいと思います。結局文学部だけに限らずどこでも大学では「自分意思」が非常に大切です。周りに合わせていたら詰みます。一緒に行動している友人が就活を始めるのが4年の4月だったらあなたもそうしますか?面白くなさそうだけど友達がとるからその授業をとりますか?ぜひ自分意思で行動してみてくださいね

文学部に行きたいと思っている後輩へ

 考え直してみましょう。〇〇について詳しく知りたいな〜くらいの動機だけじゃないですか?大学文学部ではその〇〇を知った上で何か新しい視点をみつけなければいけません。自称進に通うあなた先生に穴場学部として文学部を勧められていませんか?早慶くらいならまあいいかもしれませんがMARCH以下ならやめておきましょう。MARCH文学部に滑り入るくらいなら勉強して文学部以外に入れる成績に持っていくかランクを落として法学部に入ったほうが就活楽そうに思います。(個人の感想)旧帝以上なら学歴に箔がつくと思うので文学部でもいいと思いPermalink | 記事への反応(30) | 15:34

2023-06-08

悲報】1.6倍になった防衛費現場は混乱し、危惧した通りの「とにかく使い切れればなんでもいい」が始まりました

「今まで出来なかったことをやれ」←いきなり言われても対応しきれない

「とにかく物を沢山買え」←サプライチェーン崩壊納期がマシマシなので『今年度に使い切る必要のある予算』が全然使えないし1年納期は2年納期に比べると圧倒的に単価が低い

施設や装備の修理がしたかったのでは?」←緊縮財政に合わせて受注者側が口減らしを繰り返してきたので人間対応しきれない

「分かってたなら準備をしておけよ」←割当が正式に決まったあとでもどこかが全然足りないと言い出すかもと皆おっかなびっくりしてたら時間けが過ぎていった

はい

典型的な「お金の使い方を知らない人達に急にお金を上げても正しく使えない」ですね。

国が見事にやらかしました。

限界限界まで飢餓状態に追い込んでから、突然ガバガバ飯を食わせて上手くいくはずがないってことが分かってないんですよね。

いつものことですね。

他所官公庁も同じような目に何度もあってるだろうし、むしろ民間のいろんな所をこういった目に合わせては「やっぱ金渡してもお前らごときじゃ使いこなせないね^^」を繰り返してきたと思います

因果応報

そう言われましてもね。

いやまさか本当に「とにかく使え」を自分が聞くことになるとは思いませんでした。

ビックリですよ。

去年まで「ここの部分って毎年整備する必要があるってなってるじゃないですか……でも2年に1回とかでもなんとかなったりしません?え?マニュアルに書いてない使い方をしたら保証外?それなら、マニュアル改定するというのはどうですか?」みたいなみみっち~~~話をしてたのに突然これですか。

ニワカ成金にも程があるでしょう。

そもそもお金を使おうにもサイクルが全く出来てないんですよね。

防衛産業なんてベンチャーとは対局の「儲かるわけじゃないけど、食いっぱぐれはしない」みたいな業界なわけで、そこに付き合う最大のメリットは受注量の安定なんですよ。

そこが突然ドカーンって沢山受注してくださいって言われても、そもそもからねえ仕事に対していきなり人を動かせって言われても特急費用請求も出来ねえんだからどうしろってんだとなりますよね。

こうなるに決まってるのはうすうす分かってましたがマジでなったか~~。

でもなんか使い切れるんだろうな~~ってほんわか考えてたんですよ。

つーかね、この状況で欲しいのは長い時間をかけてじっくり使えるお金なんですよ。

「今年度中に使ってね!もしも使い切れなかったら来年はそれを基準にするよ!あと10ヶ月!契約手続きにじっくり時間をかけたい?それならその分減らすよ!うわ!あと半年しかない!まだそれしか使えてないの?お金がないって嘘だったんだ~~ふ~~ん」

とか言われても困るんですよね。

まあ我が組織が虚栄と建前に彩られた嘘つきの楽園なのは事実なんですが、それでもその嘘を守るために乱立されたハリボテを後ろから支えるために必要お金が足りなすぎて現場発狂寸前なのは事実なんすよ。

飢餓発狂から飽食発狂に今は移っていますが、これ本当に頭がおかしくなりそうですね。

自分たちも疑心暗鬼だし会社疑心暗鬼、その上「こんだけあるなら俺めっちゃ使いたいから沢山くれよ」って誰かがいきなり言い出すんじゃないかっていつもビクビクですよ。

うちの職場って偉い人がやれといえば権力パンチワンチャン簡単に通るせいで事前の下調整下手くそなんですよ本当に。

いきなり鶴がそこらじゅうからギャーギャー喚きだしてそれぞれの矛盾の間で全部のちゃぶ台がひっくり返る。

そんなときに「金が多すぎる!」ならまだ救いはある。

だって最悪の場合はウチが困るだけだし。

でも「支払いができない!」になったら完全に終わり。

国家会社に対して不当な契約を結ばせたってことになるわけですよ。

この仕事って口先で言ってることはともかく人権文書道理正当性整合性善意倫理やらは、手段目的を入れ替え続けて蔑ろにし放題なんですが、金だけは厳しい。

何故なら金は誤魔化せないから。

鉛筆を舐められない数字自衛隊は物凄く弱い。

親方日の丸パワーで鉛筆を舐められる数字にはめっぽう強いんですが、そうして数字を舐め腐ってきたツケが回ってきてるのかとにかく手も足も出ない。

なにより困るのが最終的にその判断をするのが国の他の機関ってことですね。

ずっ友な警察とかは結構優しくしてくれるんですけど、金絡みの連中はそりゃもう「自衛隊流の話」が通じねえんですわ(そりゃ通じねえよ。「自衛隊流の話」の方が道理無視してるだけなんだから)。

からねーやっぱ「金を使い切れ!」って言われてもなかなか踏み切れないんだよね。

それでもいよいよ時間切れが見えてきて始まったのが丸投げですよ。

「とにかくお金を使いたいんです!だから何か考えてください!」

お金の使い方を会社に決めてもらおうとしてるんですよ。

マジで

いやもうお前それやっちゃったら調達関係職員存在価値もはやねーだろ。

やっちまったな~~~~~。

マジでもう無理っす。

プライドが完全に粉になりましたわ。

毎日自分、なにやってんだろ……」と憂鬱でしたよ。

今は一周回って「うっひょ~~~テッキトー他人の金使えるのたのし~~~~自分の財布傷まない散財ってこんな楽しいんだ~~~~両津勘吉みたいな気分~~~~」で凄くハイになってきてます

楽しい……本当に楽しい……他人の金だと割り切って無駄遣いするとなんか脳から変な汁が出てくる。

まあこれって多分、リスカとかしてる人がスパってやったときに出てきてるアドレナリンとかと同じなんだろうなって思うます

自分プライド自分でボディーブロー叩き込んでその痛みと引き換えに脳内麻薬貰ってる病人ですよ。

マジでアホくさい……こんな仕事して給料もらおうとか浅ましすぎるわ。

でもね、私も給料貰わないとだめなの。

子供もいるしね。

子供が暮らす日本未来を作るはずだったお金ゴミ箱なのかどっかの会社営業の財布になのか分からない場所ボンボコ投げ込んでるけどね。

でも我が家ミクロ生存戦略としてはこれが正解なのだ

辞めたいけどねこんな無駄なことして税金からお給金もらうのなんて。

でもね。

子育てや生きることそのものお金がかかりすぎるから、今更バイトとかで暮らすとか無理なの。

そういうわけでごめんなさいね

「どうせ無駄遣いされるだけ」と予想してた人達おめでとうございます大正解

「流石にそれはないだろ。使い道があるだろ……トイレットペーパー代とか……」と言ってた皆さん、逆張りお疲れ様でしたそんなんじゃ使いきれません。

なによりも大きいのは「隊員増やしてその分の給料として使う」が完全に妄想で終わったことじゃねと個人的に思ってたり。


この増田フィクションです。最後まで読まずにブコメマジレスしてしまった人達お疲れ様でした。「そもそも読んでないぞ!」という強がりお疲れサメです。

2023-06-07

「その年代しかできないこと、ライフイベント」を捨てて生きてきた

「その年代しかできないこと、ライフイベント」というもの経験しなかった

自分は、アラフォー独身男性

恋愛経験なし、マネジメント経験なし、まともな交友関係なし。結婚子育てもない。

  

「その年代しかできないこと、ライフイベント」を捨てて「レア経験」をやってきた

まず、学部修士博士で全て違う学問をやった。

就職も、学部就職修士就職博士就職、で全てベンチャーから大企業から公的から全部違う就職をした、業種もバラバラ

起業もした。フリーランスもした。論文も書いた、OSS開発もした、サイトも作ってマネタイズもした。もちろん、東大卒だし、アメリカの有名大学に留学もした。

  

レア経験」の価値

「その年代しかできないこと、ライフイベント」は人間なら、大事ものだと思う。

だけど、自分は、そういう人間じゃなかった。

最初から世界インパクトを残したかった。

だけど、色々な技術開発に敗れたりして、何もインパクトを残せなかったとも言える。

レア経験をして、何も残らなかったという話にはなる。

10代、20代、30代の人生キレきれの時期に、自分は頭も良く親も金持ちで、五体満足なので、つっこめて満足である

この経験は、ライフイベントに優先する価値があった、自分可能性は全て出し尽くせた。

  

夢破れて山河あり

その結果が、アラフォーで何もない独身オッサンになった。

今後何もしなくても、一生生きていけるだけの資産はあるので、残りの人生はダラダラsteamゲームでもするかもしれない。

夢破れて、山河あり、という言葉あるが。

夢に敗れたら、山や川みたいなものがあるわけで、人生にはyoutubesteamもあるし、そういうことかなと。

  

自分人生はなんだったのか。

世にインパクトは残せなかったが。

意味は無くなってしまったが、論文は残った、OSSは残った、サイトも一応期間限定的な役割だが役割を果たした、仕事でも結果はいくつか残せたと思う。

ドライにみれば、他で成功した技術が出るまでの無駄な積み上げだったが。

それでも、他のことで役立つインフラ世界に残せたかもしれない。

自分個人人生で見れば、賭けに負けて、大きく失敗だし。

誰も自分人生保証してくれないし。

なんなら、補償どころか、馬鹿にされそうなもんだなあと思う。

アラフォーの何もない産業廃棄物独身男性ができたが。

まあ〜ジョーカーとかはしないだろうと思う、人生に満足してるから

あと、残された山河人生を楽しみ、ゆっくり過ごすかな。他人迷惑かけないために。

  

論文とか、OSSとか、別方面趣味として続けて、なんか世の中のためになるかもなあとやるかな。

ここから、なんか大きな目標掲げて、世界を変えるぜ!みたいな気分はもうない。それができる脳みそキレキレ体キレキレの人生の一番いい部分はドブに捨ててしまたから。

2023-06-06

anond:20230606214607

そもそもホワイト企業かいなりすまし出来ていない妄想なので

アットホーム職場ですをブラック企業ではなくホワイト企業定義するならば別だが

そうじゃない場合はだぁれも子持ちのフォローなんかせんぞ

 

何度何度も言うが、そこそこ給与いいところはだーれもカバーなんてしないぞ

余人をもって替えがたい三顧の礼で迎え入れた人材ならばともかく、

どうぞどうぞ。でも戻ってきてもオメーの席ねーから❤︎』(ニコニコ)で日本ではなく、世界中で終わりだぞ

籍はあるけど席はない。この違いお分かりになりして?

 

給与いいところ大企業よりも、

中小ベンチャー定型業務やらせてるだけなのに、公私混同馴れ合いマネージメント崩壊している職場のが、

育休が公務員並みにとれる

損失出てから人員削減するなよwww

クックパッドにしてもそうだけど、損失出してから人員削減するから揉めるんだよ

希望退職殺到するし良い条件も出せなくて地獄になって更に業績が悪くなる

損失が出ることなんてほとんどの場合は事前に予想できるんだから

せめてヤバそうだと思ったらさっさと希望退職募集しろ

そもそも、この手の人員整理利益が出たらやるんだよ

JTしろマクドナルドしろちゃんとした会社はそうやってる

そうなると良い条件付けても殺到はしないし新卒採用も順調に行えるしコントローラブルに進められる

10人のベンチャーじゃないんだから人員計画とかちゃんとやれよアホかよ

2023-06-05

ベンチャーだのスタートアップだの書いてるけどやってる事業派遣

まだ騙されるバカがいるのか?

2023-06-04

大企業の100→1000がわからない

わいプログラマー

ベンチャーとか上場後のキラキラ企業は割りと成長戦略とか想像できるんだけど

売上1000億を2000億にする会社とか

一体どうやってるんだろうっていつも疑問に思う

例えばソニーとか今何がどうなって儲かってんのかわかんないじゃん

トヨタとかは逆にデカすぎてわかりやすいんだけど

 

1000億を1010億にできるコンサルとか社員かめっちゃ価値あるだろうなあ

いいなあ

anond:20230604112743

横だけど、気持ち問題じゃないよ。実務者整合会議と全体共有会議がきちんとファシリテーションできていないからそうなる。司会進行部署不手際でもあるよ。ベンチャーとかだと司会進行部署がないかもしれないけど。

2023-06-01

正しい努力をして、ゴールポストも動かしてなんかやった感出せば成功したことになる

ベンチャーとか何か新しいことやってる場合特に

無職の30代半ばの弱者男性だが、人生余裕

いわゆる子供部屋おじさんやってる、無職の30代半ばの男性です。

大学出て、4回就職しましたがいずれも短期やめ。

今は、実家でたまーに手伝いくらいする、ずーっとアニメゲーム見てる弱者男性のものです。

  

20代の頃は、そりゃ、人生終わるじゃんとか、色々思った。

なんなら、新卒就職名前を聞けば誰でも知ってるところ行った。

エリートだったんだけど、

新卒パワハラでやめた

2回目は、緩い職場だったんだけど、大学院行くためにやめた

3回目は、院卒の新卒エリート就職決めたんだけど、きつくて半年でやめた

4回目は、ベンチャーに行ってみたけど、違法取引に巻き込まれそうになって半年でやめた。

  

で、実家子供部屋おじさんして、3年くらいなんだけど。

人生余裕だなって思ってきた。

そもそも、65歳以上で年金もらえるわけじゃん。子供部屋おじさんしとけば、生活費なんて3万円あれば済む。

親の脛かじってれば、65歳まで余裕で達成できる。

  

20代の頃は、エリートにならなきゃだめだとか、色々思っていたけど。

そんな金稼ぐ必要もない。

娯楽なんて、youtubeなりsteamなりkindleなりで無料で手に入る。

AI使えば、創作なんて無料でできて、小遣いも稼げる。

  

あとは、性欲が衰えたのがでかいのかも。

30代前半はまだ、結婚の焦りがあったが、今は全くない。

結婚しなきゃ、責任もないし、人生ちゃんとしなくてもいいんよなあ。

  

まり自分一人が親の脛かじって生きるだけなら、全く問題ないってことやね。

衣食住十分なわけ。

2023-05-30

ITホラー体験

2年前、フリー仕事を探してるタイミングで2社から声をかけられた

一社大手広告代理店の子会社経由のナショクラ案件リード

一社時価総額500億超えのベンチャーシステムリプレースリード

 

結果前者を選んで、1年ちょっと頑張って、どうにかリリースし、政治によってクローズした

残念だけど、総額1500万も貰えたし慣れてたのでまあいい思い出

クオリティ低いのが出来上がったか黒歴史でもある。フリーリードでは組織問題解決できない)

 

問題後者

その後の動向を追ってると

重厚長大技術採用

シリーズDの大規模調達時価総額1000億弱)

リプレース後の評価が散々

・関わってる人たちの地雷感(界隈の著名人が何人か関わってる)

 

これ関わってたら大火傷してたやつだと思って今でもゾっとする

ていうか見るたびに技術要件おかしなことになっていってる

そしてシリーズDか

ダメかも?どうなんだろ

2023-05-28

anond:20230525040735

すごく納得。20代で1000万もくれる超超負荷がゆるいIT企業に務めているのだけと何が他の会社と違うのか?転職してももこれくらい緩い会社に務めたいと思っていた。

勢いのないベンチャーってのが鍵だったのね

仕事しだして約10年。

ベンチャーからそこそこまともな中小企業転職して、労働時間は減り年収は増えた。

傍目からは良いように思えるかもしれないが、今ものすごくやる気がない。

ベンチャーの頃は周囲が優秀でまだ自分若いのもあったせいか、土日は勉強に捧げた。

そうでもしないと他者に追いつけもせず、逆に迷惑をかけることにしかならなかったからだ。

そうした積み重ねもあって転職普通にできたし、今頑張らなくとも小手先でどうにかなっているのは過去自分感謝しつつも、

本当に今はやる気がない。何もしていない。何も興味が持てない。

興味が一切ないというよりは、何か興味を持ったとしてもその週のうちには興味が失せる。

危機感の欠如とでも言うのか、何もしなくても仕事はできるし金は貯まる。

このまま茹でガエルのように何もできなくなってしまい、今の会社の中で腐って果てていくのか。

実際のところ現状で満足しているのかもしれないが、このまま居ても何もスキルアップなど望めないし、今からどこかに転職するとなっても無理な気がしている。

友達は誇張なくいないし、当然結婚はできず諦めているし、その分貯金は貯まる一方だし、株の含み益も順調に増えている。買いたいモノはすべて買った。欲しいものはもうない。

それでも人生に迷っている。このまま現状が続いても何のスキルもない会社の中だけで威張れる中年独身男性の出来上がりだ。

それともこれは贅沢なことなのだろうか。

2023-05-27

成り上がるためのコストが高い問題

成功っていう時に、地位名誉家族幸せみたいなのも有ると思うけど

一旦お金と言う面で考えたい

まり一般家庭から金持ちになるにはどういう手段があるか」だ

 

A大富豪 資産100億超え、又は年収10億超え

B富豪 資産10億超え 又は年収1億超え

C富裕層 資産2億超え 又は年収3000万超え

D準富裕層 年収2000万超え

Eアッパーマス 年収1000万超え

 

一旦こういう風に定義したい

A大富豪 資産100億超え、又は年収10億超え

Aになる方法は非常に限られている

ユニコーン企業創業者大株主になるくらいしかない

あとは天才的な投資家になる方法もあるか、メジャースポーツ世界的な人気ものになるか

難易度としてはオリンピック金メダルを取るよりも難しい

Aのもう一つ難しいところは、ここまで来るとお金が余るということだ

それでも前に進むんだからモチベーションお金以外のところにある

 

B富豪 資産10億超え 又は年収1億超え

・人気業界内でトップクラスになる(芸人アーティストなど)

・何かしらの事業成功させ、10年程度維持する

・数億を元手に運用する

・一部の仕事独立開業し、軌道に乗せる

投資系の外資企業に入り昇進する

Bの時点で一生遊べるくらいになるので、多くの欲にまみれた大人目標はここらへんになる

しかし難しい

何かメジャー大会で優勝するくらいの難しさだろうと思う

東大に入るよりは難しいと思う、つまり学校で一番頭がいい」程度では無理な領域

事業はいけるようなきがしてしまうが、全くそんなことはない

今の時代、その業界に詳しい人がやっても基本潰れるもんだし

ITベンチャーなんかも、東大出た優秀な人が簡単に失敗している界隈である

成功しているように見える人でも、上場するまでは給料を抑えているはずで意外と儲かっていないのだ

 

C富裕層 資産2億超え 又は年収3000万超え

個人事業主になって死ぬほど頑張る

・儲かる業界開業軌道に乗せる

医師弁護士などになって雇われのまま上澄みになる

・人気業で成功する

・人気スポーツ選手、人気歌手になる

・優良企業部長より上まで昇進する

投資で数千万を元手に成功する

ベンチャー企業を立ち上げて5年以上頑張り黒字にする

Cって行けそうに思えちゃうんだけど、調べてみると大体東大に入るのと同じくらい難しい

30代40代のうちにここまで行くのであればそれより難しい

ちなみに私は今ここなんだけど、思ったよりも庶民である

金持ち感が出るのはBから

昔、東大生のその後の平均年収を見て「東大に入るのって難しいのにそれでもこの程度か」と思ったことがあるが、それと同じものこの高コストから感じた

 

D準富裕層 年収2000万超え

大企業に入って部長以上になる

・優良企業に入って課長以上になる

医師弁護士などになってがむしゃらに働く

他省略

 

Eアッパーマス 年収1000万超え

・優良企業に入る(一般職)

・難度が高いが美味しい仕事に就く(医師弁護士建築士などの士業、IT関係などなど沢山)

一般企業で昇進する

専門職開業して人気が出る

個人事業主でうまくやる

他省略

よく話題になりがちな1000万円ボーダー

真面目に努力した人のうち半分もここに引っかからいくらいの難易度

とにかく何か1ジャンル成功しなきゃならない(就職もその一つ)

割合で見れば、クラスに1,2人居るくらいの割合

年収1000万の生活は「贅沢をしなければ余裕があるが、特別な何かではない」感じだ、特に都内で自慢はできない

どう考えてもコスパが悪い

 

まとめ?

たとえばCの割合1000人に3人くらいで、それは老人も含むので、実質0.1%くらいの割合

1000人の街があったとして、ギリギリお金持ちと呼べるのは1人だ

なろうとしたら999人に勝たないといけない

そこまできても、全然余裕はない

999人に勝つのでは足りない、1万人のゲームで頂点に立つ気持ちじゃなきゃならない

こういうのって感覚にわからないんだよね、1000人のゲーム10000人のゲームの差みたいなもの

わかるわけないよね、足の速さなクラスで後ろから二番目だったし、勉強ならクラスで3番目くらいだったし

難易度設定おかしいんだよ

 

ちなみに、いちばん簡単なのは相続である

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 3/3


4. 人生の敗北を味わったこ

 不採用だった。全力は尽くしたが、致し方ないと思った。約一週間後、mixi日記キャプテン君が住友商事内定を取ったことがわかった。第一志望だったので、そこに行くらしい。その日記には、いろいろと別世界のことが書いてあった。

・去年の秋、大学に五大商社の人が来て、体育会部活挨拶に来た。その時に一緒に食事をして、「ぜひ弊社に!!」とスカウトを受けた(五社中の三社)。

・ほかに受けた化学メーカー(東レ)の最終面接では、「御社は第二志望です。住友商事第一志望です。そこに落ちたら弊社にお世話になります」とはっきり宣言したうえで内定を獲得。

三菱商事も、三井物産も、伊藤忠商事も、選考を途中で辞退。自分とは合っていないと感じたため。

 この時ほど、人間力というものの差を実感したことはない。アイツはすごかった。俺とはレベルが違う。俺はサッカーしか頑張ってこなかったけど、あいつはサッカーだけじゃなくって、受験勉強だって人間関係の構築だって頑張れる人だった。

 いやアイツは、どんなことにも本気で取り組むことができる。それでいて人間が好きだ。そういうエリートなのだ。当時も今も、俺はキャプテン君が羨ましい。俺もそんな人間になりたかった。なれなかった。

 もし、今どこかでキャプテン君が俺の増田日記を観ていたとしたら、匿名でいいかコメントがほしい。誰だとわからないように隠してくれて構わない。

 今では俺は、こんなに落ちぶれてしまった。正社員じゃないし、年間収入だって今のキャプテン君の五分の一に満たないだろう。クビになる可能だってある。毎年、戦々恐々だ。

 今でもサッカーが好きだ。自室の中にはサッカーゴールが置いてあるし、試しに蹴ってみることもある。部屋の壁にぶつけないよう、慎重に、慎重に蹴っている。たまに飛び出してしまうこともあるけど。

 キャプテン君はどうだろうか。今でもサッカーをやっているのだろうか。とにかく今は、二十年前の思い出が懐かしくて、愛おしい。涙が止まらない。

 第一志望の企業不採用になった後は、坂道を転がるみたいだった。入りたい会社を受けども受けども、内定は得られない。二次面接までは行くのだが、そこではなんというか、明らかにやる気みたいなのが足りてなかった。

 春を過ぎた頃だったか。同じ京都にあるITベンチャーを受けに行った。詳しい時期はもう覚えてない。はっきり言ってしまうが、㈱はてなだった。実は大学生の頃からはてなユーザーだったりする。

 俺と同じ大学出身の人が面接をしてくれて、縁を感じた。エントリーシート筆記試験も一次面接も、特に問題なく進んだけど、二次面接で一気に苦しくなった。

 志望動機とか、会社を将来どうしたいとか、自分が将来どうなりたいとか、そういうことを喋れなかった。しどろもどろだった。どう考えてもこれは落ちた――そう思った。

 相手面接官は、「自分が入りたい会社というのはね、自分が将来どんなキャリアを描きたいのか、どんな人間になりたいのか、そういうところから逆算して決めていくんですよ」「今のままだと、増田くん、僕らの仲間になれないよ。ほかの会社だって難しいんじゃないかな」「もっとゆっくり立ち止まって考え直そう。増田君がどの会社に行くとか関係ない。真剣に考えて」と、人生アドバイスまでしてくれた。

 後日、大学パソコンログインすると、二次面接の結果通知がきていた。『合格』だった。次の選考に進めるらしい。これが最後通牒だと思った。「次でなんとかしろ」。そういうメッセージだった。

 結局、俺はダメだった。はてなは辞退したし、ほかの選考が続いていた会社も悉く落ちて、ようやく内定を得られたのは夏の終わりだった。烏丸御池の辺りにある小さい広告会社だった。※今は別の場所引っ越している。

 この頃には、千亜子ともあまり会わなくなっていた。就活間中は、お互いに忙しいから会えなくて当然なんだけど、まさか俺のせいでここまで会えなくなるとは。

 千亜子は、その年の初めから一気呵成就活に励んでいた。それで、俺より四か月も早く内定を決めていた。千亜子スチュワーデス(CAのこと。当時は呼び方の過渡期だった)に内定したと聞いて、やはり只者じゃないなと感じた。劣等感だった。

 この頃の自分というのは、なんかもう、劣等感がすごかった。就職活動サッカーはできないわ、千亜子には会えないわ、勉強だって最後単位を取り終えるあたりで躓いていた。

 フツーの人生だったけど、それなりに成果を得てきたつもりだった。持ってる側のつもりだった。でも、俺はダメだった。今でいう抑うつみたいな状態になっていた。

 秋になると千亜子と会うようになっていたのだが、よそよそしくなっていた。俺が内定した会社を告げると、「あー、よかったね。一緒に東京行けないのは残念」と言っていた。

 もうすぐ最後インカレという時期だった。ある日のアルバイト帰り、千亜子キャプテン君が働いている河原町通りの飲食店の近くを通ると、千亜子がいた。ほかの大学生数人と一緒だった。私服だったし、おそらく飲み会帰りだろう。

 店の近くまで行ったところで、自動ドアが開いた。すると千亜子が中に入って行って、上の階へと小階段を昇ろうとする男子学生(※キャプテン君ではない)の背中を掴んで、ぐいっと引きずり降ろしていた。

 ちょっと驚いたけど、別に険悪な雰囲気でもなかった。それで、何やら彼と顔を近づけて話を始めた。この後の段取りとかを話してたんだろうか。俺のすぐ傍にいたほかのアルバイト友達と思しき学生が、こんなやり取りをしていた。

「千亜子さん酔うと暴走するよな笑」

「そういえばキャプテンさん、最近亜子さんにアタックしてる」

飲み会帰りにご飯に誘ってはったで。みんなが見てる前で」

「二人とも一流企業だし。似合ってると思う」

 こんな話をしていた。※当時の日記に書いてあった。

 惨めな気分だった。俺が千亜子釣り合ってないのは確かだ。内定した会社ランクが違うから。俺は就職活動に失敗した。インカレだってスタメンに選ばれなかったし、アルバイト先でも俺よりすごいやつは何人もいる。

 人生で、ここまで負けまくるのは初めてだった。「畜生」と思ったけど、当時の俺にはどうにもできない。

 千亜子にフラれたのは、新年が明けてすぐだった。大学カフェテリアで、夕方に一緒にコーヒー飲んでる時に、「卒業するし、そろそろ終わりにしない? いい人、いるんでしょ。知ってる」と言われた。

 今日、そんな予感はしていた。サッカー試合勘みたいなもので、雰囲気でなんとなくわかる。今年の初詣は千亜子の予定が合わずダメだった。おそらくキャプテン君と一緒に行っていたのだろう。

 当時、『いい人』はいなかったけど、「そうしよう。お幸せに」って言ったら、「お互い、これから人生でいい思い出にしていこうね」と千亜子が言った。

 当時の日記には、そんなことが書いてあった。記憶言葉ごまかしてはいないはずだ。当時の俺は、そこまで弱い人間ではない。40を過ぎて今それを読んでいる。やはり涙が止まらない。



これで結びになる。

就職してからの俺は、うまくいかなかった。仕事の才能は平凡のようだった。しかし、大学時代の失敗を引きずっていたせいで使えない人間だった。「あんた、サッカーすごかったんやないん?」みたいなことは何度も言われた。また、同じ会社で「学生サッカー選手権で活躍するところを観た」という同年代社員もいた。

かにそうだったかもしれないが、最後に出たインカレだって、負けかけの試合で後半でお情けで出してもらったくらいで、別に凄いわけでもない。アルバイトだって、ずっと居酒屋で頑張っていて、そこで最後に新しい彼女作れるかなって頑張ったけど、五人以上にアタックして全く相手にされなかった。素の自分というのは、モテる方ではなかった。ちょっとサッカーができるくらいで女にモテようなんて傲慢だった。

そんなこんなで、気持ちが沈んだまま新年度の四月を迎えたのだ。でもって、実社会通用するはずもなく、新卒で入った広告会社は二年で辞めて、後はずっと契約社員とか派遣社員だ。

キャプテン君と千亜子は、俺が広告会社を辞める頃に結婚した。mixi日記を読んだけど、それはもう凄い結婚式だったらしい。総合商社勤めだけあって、マイミクだったら無条件に結婚式招待OK!! という宣伝をしていた。会場までは知らないが、きっと東京都内のオシャレな会場だったに違いない。

俺は行かなかった。お金がないのもあるが、なんかもう、人生が面倒くさかった。

不惑になった今でも、当時の俺の何が悪かったんだろうと振り返ってる。昨年末も、実家にあった段ボール箱を引っ張り出して、当時の日記を読んだ。大学回生から付けている日記を、半日かけて読んでいったのだ。この増田日記ベースになってる。

俺の何が悪かったのか? 三点にまとめると、次のようなところか。よくない行動のハットトリックみたいだ。

就活で失敗した程度で凹んだのはおかしい。どんな会社に入ろうと未来はあった。

・どんな自分でも自分自身なんだって気が付いてなかった。失敗したって、自分という人間価値が下がるわけじゃない。むしろ、失敗前の自分<失敗後の自分だ。それがわかっていれば卑屈になることもなかった。俺は挑戦したのだ!! そんなメンタルから就活サッカー恋愛もうまくいかなかった。

サッカーができるくらいで調子に乗っていたこと。どれだけサッカーができようが、それは実社会必要とされる力の一部分にすぎない。大事なことはもっとある。

もっと自分を認めること。生きているだけでもすごいんだと、自分を褒めてやりたかった。人間にはみんな価値があるのだ。

いや、四つあるんかーーーーい!! と、大学時代の俺だったら、陣内智則みたいにツッコミを入れていただろう。今はそんな気力もない。

あの頃に戻れたら、とは思わない。いや、本当は戻ってみたいけど、それは間違いだ。これまで負け犬なりに努力してきた自分否定したことになる。過去自分を裏切ってる。だからダメだ。

今の俺は、あの時よりも成長してる。だったら、もっと成長できる!! もっと頑張ったら、幸せになる未来があるのかもしれない。結婚はできそうにないけどな。

ここまで読んでくれた人、ありがとう。何人読んでるかはわかんないけど。

気持ちの整理をつけることができた。また来週からは、しみじみと社会人生活をやっていきたい。

どうすれば幸せになれるんだろうかと考えて、ひとまず、今年の春から地元の草サッカークラブに入ってみた。自分自身が練習してるのもあるけど、子ども達に教えることもある。

ひとまずは、こんなところでいいのだろうか。まあ、ゆっくりやってみよう。幸せでありたい。増田ブックマーカーのみんなも幸せにな。

anond:20230515224250

よーわからんけど...

10ベンチャーやったんなら、最終的に潰したとしてもめっちゃ経験値だし引く手あまただろ

経営降りろって言われてるってことは、コア事業自体評価されてるんだろ? 買い手もつかずに潰れていくよりよっぽど良いと思うが

まあ自分のまいた種を収穫まで見届けたいってのは、そうなんでしょうね

次回作に期待しています

2023-05-25

anond:20230525040735

そういえばオレのいる会社ベンチャーだったけど無借金でずっとやってきて結構のほほんとしてたわ。

さすがに上場だなんだという話になってから面倒くさいことは増えたけど、儲かったから許しの気持ちを持てる。

2023-05-23

退職代行という名称が台頭する前から退職代行に似たサービスを使って職場をバックレしてきたクズだが

退職代行サービスを利用する人間に対し「クズ」「社会人としてなってない」「非常識のゲボカス」「退職の申し入れや交渉くらい自分しろ」「料金の無駄」というネットでの意見をよく見かけるが、常識があってクズでないまともな社会人ならそもそも退職代行なんて利用しないのだ!

当方新卒一社目でメンタル休職ののちに退職し、その後正規非正規職を転々としてきた。そのうちクビ3件、職場バックレ4件、うち退職行使用が3件というどこに出しても恥ずかしくない経歴のクズである。こんなクズものうのうと生きている経緯と現状とお話しし、もし今の職場のことで悩んでいる誰かの参考になったら幸いだ。また、こんな開き直り底辺ゴミにだけはなりたくないという意味で皆さんの癒しになれば嬉しい。

・なんでそんなゴミなの?

1社目でメンタルをやってか以降当日欠勤しまくり、朝起きられない、寝込む日が激増し勤怠不良の積み重なった結果です。心療内科でも相談改善を試みたが現在も全快はしていない。ASDやADHD検査もしたけれど健常域と結果が出て、社会性のないウンコ健常者になってしまった。

また、性格的にもストレス耐性が低くキャパ狭なのと、コミュ障以前の人嫌いが災いし、どの職場でも基本的孤立してしまう。他人に興味がなく無関心のため、みんなでの昼食や飲み会や、職場の噂話や世間話苦痛に感じる。人間関係の難の大部分は自分の傾向にすべて起因する。勿論申し訳ないが本当に合わない職場上司同僚もいた。

退職代行(正確ではないが)を初めて使用した経緯

何社か非正規で食いつないだが、その後正社員転職した。経済的安定も目的だったが、世間体が主な転職理由だったと今では思う。仕事生産支援の窓口部隊だったが、その部署は真夜中までの対応が多く、上記の当欠癖も治らず、致命的なミスをして現場の人に怒鳴られ修復不可能なまでに信頼を損ねた。リカバリーとか善後策など考えられず、自分ミスのせいなのにパニックになり保身に走り、「もう二度と出社できないから辞めるしかない、だがもう退職を伝える勇気も気力もない。そもそも会社の人ともう話せないし顔など合わせられない。絶対に無理」という状態になった。

その際、無い知恵を振り絞り「便利屋」という単語を思いつき、退職電話などを請け負ってくれる便利屋ネットで探した。当時は2010年代中盤で、まだ「退職代行」に特化したサービス企業はなかった記憶だが、不倫の密告や興信所探偵まがいの業務をしている便利屋の中に退職電話代行というものがあり、実家母親なりすまし体調不良理由退職意志を伝えてもらった。その間は職場に連絡できず、無断欠勤していた。なお、現在退職代行ではおそらく親族パートナーなどのなりすまし設定での電話はNGだと思う。また、今も自分が依頼したような類の電話代行の業者存在するが、どちらかというと、不倫クレームの密告代行の意味合いが強い。

・使ってどうだったか

上記の当時利用したサービスでは、今の退職代行のように「利用したら最後まで会社人間とやりとりが必要なく、代行経由で連絡可能」というシステムはまだなかったが、それでも「引継ぎもせず、最低限のやりとりで会社をやめられた、逃げられた」ということは自分にとって本当に救いで、命と心が助かったことに感謝した。料金も会社の人に顔を合わせたり、謝罪をしたりという精神苦痛を鑑みれば、タダのようなものだと感じた。時を経て、退職代行会社が雨後のタケノコのように出現し世間話題になった際も、「やはり自分のようなダメ人間がこういったサービスを利用するのだろうな」という納得感があり、ニーズが形となって顕現したのだと感じた。

なお、その後2社でも業務についていけない、ミスの連発、人間関係、勤怠不良などが原因で退職代行を利用させてもらった。加えて1社もブッチしたが、その際は貯金が少なくお金ケチって自分で辞めると伝えたが、資金に余裕があったら絶対退職代行を利用したかった。

コロナ禍、そしてテレワーク普及という僥倖により長年のバックレ要因が偶然すべて解決

書いた通りなのだが、その自分で辞めると伝えてバックレた職場の次に決まった契約社員仕事が始まったとたん、コロナによるテレワーク普及が起こった。すると、長年のバックレの原因だった「朝起きられない」と「職場孤立してしまう」という問題解決してしまった。例え朝起きられなくても、始業ギリギリに起きパジャマ姿でPCに勤務開始の報告をしてちゃん業務をすれば、ひとまず出勤したとされる。そして、コロナ禍では会食なんてもってのほか職場での飲み会ランチNGになり、いつも頭を悩ませていた食事の場でのコミュニケーションと、会社での雑談自体消滅した。そのため、いつでもどこでもボロボロだった勤怠が他の社員と何ら変わりない状態になり、偶然だが仕事ぶりを評価され、現在正社員となっている。

何の努力改善もしていないのに、環境だけで社会的に助かってしまった気分だ。現在は在宅リモート半々で働いている。たまに心身の不調で起きられず寝込んでしま病欠になる日もあるが、それでも昔に比べると勤怠は飛躍的に改善した。

・バックレる人、クビになる人はいるところには結構いる

これはクビになった職場担当していた業務で実感したことだ。フェイクを入れるが人材会社就業開始するスタッフの勤怠管理業務に関わっていた。すると、自分より遥かに優秀で立派な経歴の人でも、第一印象がいい人でも、家族子供がいても、突然会社に来なくなる、無断欠勤をする、試用期間終了前に合わないと泣きながら電話してくる、まるでかつての自分のような人を結構な頻度で見た。Z世代とかゆとり世代はおろか、年代性別や家庭状況は関係ないようだ。また、勤怠不良や能力不足で試用期間終了前に雇用から契約終了にされる人も多く見た。

以前は自分のような人間ネットでは観測すれど現実ではなかなか見ないから、異端社会不適合者なのだ確信していたが、同類はいるところにはいるのだなと肌で感じた。

退職代行を使うべき人

ここで、退職代行を使ってもいいんじゃないかなと想像する人の特徴を挙げる。

①自●を企図するほど精神的に追い詰められている人:

仕事職場人間関係けが自●の原因なのなら、使ったほうがいい。できれば心身が完全にやられる前に、体力気力があるうちの利用を推奨する。一度完全に折れると、その後の社会復帰が困難になるし時間を要するためだ。ただ、増田は自●自体は仕方ないんじゃないか派なので、仕事以外にも持病や家庭の悩みや慢性的な生きづらさを抱えた人が、己に鞭を打ってまでつらい状態のまま生きる必要はないとも考えている。

自分の失敗/挫折や評判が下がることを受け入れられる人

「あの人は退職代行を使った」と噂されたり、それを知られた関係者にはある種の偏見を抱かれることは間違いないので、それが気にならない人は役職雇用形態問わず利用していいと思う。逆に自分挫折や失敗を受け入れ難い、プライドがある人はまず退職代行は利用しないんじゃないか・・・自分プライドがないので、バックレた職場の方々に対し本当に申し訳ない気持ちがあれど、二度と生きてお会いしたくないので、自分練炭自●などで死んだものと思って忘れて生きていってくださいと念じている。

退職代行を使うべきでない人

上記のように、心身が死の淵に追いやられている人はまず命を守る行動を取ってほしいが、使うとリスクがあると想像する人を列挙する。

情報ネットワークが密な田舎などに住んでいる人

増田現在都市部在住だが地方での暮らし経験している。その際近所の無職の人が外で散歩するだけで恥だから家の中にいろ!という親御さんに叱られている話を聞いたことがある。退職代行を使ったことが近所や職場に広まり、今後の就職どころか生活に支障をきたす、あるいは詰むレベルの支障が出る場合はそのリスク考慮したほうがいいのではないかと思う。

②過干渉家族と同居している人

増田退職代行を使ったのはいずれも一人暮らしの時期だ。バレなければいいと思うのだが、同居家族パートナーに知られて干渉されそうな人は警戒しておいたほうがいい。5ちゃん職場バックレに関するスレッドで、バックレ常習犯は緊急連絡先の家族の住所は電話番号はでたらめを書いておくというアイデアを参考に、増田も緊急連絡先は最寄りの水道局の住所電話番号に設定している。

職場人間関係が強固な人

①②と同じ種類だが、例えば仲間と企業したけど逃げたくなった・・・という場合人間関係にしこりを残すと想像する。現代ではなかなかないと思うが、同族の小さい企業や少人数のベンチャーなど、職場人間関係が密で後々の人間関係がトラブりそうな方も要注意だ。(辞めたあとに電話SNSなどでDMが来るとか)

・当然だけど、辞めた後の人生は誰も責任を取ってくれない

退職後に休養するのも再就職するのも自由だけれど、その後の人生責任自分以外誰も取ってくれない。中には医療福祉に繋がるほうがいいケースもあるかもしれないが、勤め人を続けたい場合はその後も工夫や行動し続けることが大切だと感じる。男女問わず経済的に頼れるパートナーを探すというのも生存戦略としては立派なひとつ方策だ。下記リンクは以前ネットでも話題になったもので、今回の趣旨とは異なるが、早いうちから行動することの大切さについては参考になるかと思う。

http://www.carpefidem.com/column018.html

環境や適性をもう一度考えてみる

職場との相性は、入ってみたら人が定着しない魔窟のようなポジションだったとか、ホワイト大企業だけどその部署だけ何故かモンスターのようなストレッサーだらけとか、運で決まってしまう要素も大きいと感じる。ただ、ある程度自分の向いてる環境や適性について検討し、判断することも必要だと思う。向いてなくて耐えられなかったら、また退職代行を使えばいい。

人付き合いの苦手な人は、できるだけ接客から離れた上流工程業務内容の企業に応募する(コミュ障も突き抜けると接客適性無双他人への関心がないのでクレーマーをしゃべる人糞とみなせるという意見もあるが、限られたエースだけの才能だと思う)とか、マルチタスクではパニックになりがちな人は定型業務メインの仕事を探すとか、お子さんや家族ケアで早退や欠勤が続いてしまうひとはフレックス制や裁量労働などで調整できる職場を探すとか、できるだけ自分の苦手に直面する機会の少ない仕事を選んでほしい。

お前が言うなが過ぎるが、テレワーク可能職場という環境面での選択肢が無かったら自分社会的に詰んでいた。また、当座の給料のためにコミュ力に自信がないのに、客先/社内問わず大量のストレスフルな交渉が発生する職場自分スキルに見合わない仕事内容に考えずに飛びついた経験が少なからずある。

増田現在「やりたくない仕事は星の数ほどあれどやりたい仕事はない」というドクズ思考で、自分にできる仕事ならありがたく精一杯やって、ダメなら逃げようというスタンスだ。

「好きなこと/やりたいことを仕事にする」は覚悟がないと危険だと思う。インドア派やオタク気質の人は、アニメーターゲーム会社エンタメ企業出版社関連企業への志向性が強い傾向だと思う(かつて自分就活病で何社か説明会を受けたことがある)が、大手でない限り土日昼夜問わず働かされ、期限納期の厳しいブラック環境職場も多い。エンタメサービス業は、みんなが楽しんでいる休み余暇の時期が繁忙期だ。また、ブラック企業はある程度公式に開示されている情報労働条件判断できる。

まとまらないが、サービスでもなんでも利用し、つらい思いをしている人ができるだけ生きやす環境で生きられるよう願う。

2023-05-22

零細だろうがメガだろうがベンチャー技術力はない

そもそも高い賃金が欲しくてプログラマーになったようなやつは勘違いしているようだけど

技術系は普通社員より給料が低くて当たり前だ

なぜなら経済として会社を支えているのはどんなときでも営業から

優秀な営業なら技術がなくても売れるし

現に9割9分の会社技術などないが営業が優秀なので存続している

(ちなみにここでいう営業というのはプロモーション戦略系も含まれる)

例えば流行機械学習生業としているようなベンチャー企業であっても

価値の大半は要件課題定義ドメイン知識抽出であって

最新のトレーニング手法パラメータ定義なんかを使っても得られる利益ほとんど無いのだ

Web系でもAngularだろうがReactだろうがVueだろうがどうでもよくて

とにかくデザイナーの出したものを忠実、もしくはそれ以上のものを生み出せれば技術などどうでも良いのである

「5年後に技術負債になるかもしれない」

という人もいるが、残念ながら全ての技術は5年後に負債になっている可能性が等しくあるということを理解していただきたい

そんな中で日本での人材流動性の高まりであるとかプログラマー育成問題なんかもあって

技術系(プログラマー)の市場価値が高まりたまたま今だけ高給になっているわけである

卵が少なくなって卵の値段が上がったとしても

その卵が美味しいかと言われるとそんなわけはないのだ

どちらかと言うと腐った卵まで流通するのが恐ろしいところである

私が見てきたベンチャーの腐った卵には下記のようなジャンルがある

テックマウントパワハラ

メガベンチャーや伸び盛りのベンチャー系に多く、特に旧帝大出身特に東大)に多いのがこのパワハラ

とにかく(自分の)理論が正しいということを前提に自覚無くパワハラを繰り返す

これが雇われ社員ならそれほど問題でもないのだが、経営者側のCTOなどだった場合は目も当てられない

テックだろうがベンチャーだろうが雇用主と雇用者という関係性は変わらないのに平気でゴリゴリパワハラを行う

雇用主側に主張されると組合も無い弱い立場雇用者は何も言えない

その状況を理解していないのか雇用主側のパワハラエスカレートしていく傾向にあり

社員退職するが新しい人材は集まらずたいていの場合は逆に雇用主側が病む

この手のテックマウントパワハラ系の特徴は、ドメイン駆動や過度の抽象化、もしくは無駄高速化機械語への執念などが挙げられる

例示するのは難しいが、PRを上げてきた新人社員Slack上で公開にボコボコ論破した上に

「こんなことは一般企業として当たり前のこと」

社会人としてできて当たり前」

「他の企業に行っても絶対役に立たない」

みたいなことまで説教を始める人を何人か知ってる

結局全部自分でやる系

小さめで大きくなってきているベンチャーに多いのが、この結局全部自分でやる系

部下や委託者に対する指示はかなり抽象的、もしくは指示が無く

締め切りの前日もしくは当日、もしくは過ぎた後に自分で全部やり直す人

それまで部下や関係者が相談しつつ進めていても結局は全部ぶち壊して全部自分でやる

「全部自分でやるなんて技術的に凄い」

などというのは完全な素人で、単に他者業務依頼できない人である

その証拠に出来上がったもの特殊ことなどなく

「言ってくれればもっと早く出来たのに」

ということしかない

そんな調子で依頼することができないので結局は自分実装を繰り返し更に時間がなくなる

本人は多忙なくせに部下は暇という典型的ダメ管理者なのだ

「俺ほどの技術力を持った人がいなくて困る」

みたいな自己肯定感を醸成しているのでそのうち上のパワハラ系へと移行していく

特徴としてはSlackしろPRしろ話が抽象的すぎて文章力が無い人である

「1を聞いたら10を知るのが当たり前だろ!」

と言う人が多く(1と10から100は分かるけど1だけで10を知ったら変態ですよ)

タスクの分割や共通化などがひどく苦手な印象がある

ヒドイ人になるとIssueやPR管理全然できず、ブランチ規則無く乱立してしまっていて

新しく入った人もいったい何をどうすればいいのかさっぱり分からない状況で放置してしま

これも例示すると、新サービス仕様だけは決まっていてページレイアウトが無い状態

デザイナーの配属が難しいので実装側が考える、ということになったとき(割とある

「せめてテーマカラーかぐらい決めて下さい」

と言っても音信不通で渋々とこれまでのレイアウト踏襲して3人できっちり作ったところ

リリース前日になってCTO徹夜で全部作り直す、ということがあった

レイアウト全然変わっていて、実はニュースリリースの段階から新規テーマになることが決まっていたらしく

それに合わせて全部作り替えたそうだ

新規テーマは1ヶ月も前から決まっていたのだから共有さえしてくれればそれに合わせて作ったのになぁ、という話をした

余談だがこういうときにこの手の人が「デザイン共有できず申し訳なかった」というような一言ほとんど無い

そういうコミュニケーションが取れる人は最初から業務依頼ができるのだ

技術無いけどとにかく頑張る系

最後最近一番多いのだが、単に技術力が無くて頑張ってるだけの技術

社員だけでなくCTOにも多い

技術力が無い、というのがどういうレベルかというと

JavaScriptリストの中に'apple'があるかどうかを調べる時に array.includes('apple')と書くとして、

10個のフルーツリストがあってそれらが含まれいるかを調べる時に10個のincludesを書いてしまうような人である

「せめてfor文で書こう」「そもそもデータ構造おかしい」「というか本当にやりたい処理は?」

などなど様々な疑問が出てくるが、不思議なことにこれらを指摘しても絶対に直ることは無く、全く同じことを何度もやる

他にも例えば男性女性かでメッセージを変えて出力しているコードがあったとする

if( gender === 'male') {
...
} else {
...
}

これに、20歳以下の場合は男女共通で違うメッセージを出す場合

if( gender === 'male') {
  if ( age <= 20 ) {
   ...
  } else {
  ...
  }
} else {
  if ( age <= 20 ) {
  ...
  } else {
  ...
  }
}

みたいなコードを書いてしまう(20歳以下の部分は同じコードコピペ

メッセージ表示させるだけなら大したことないが、実際にはもっと複雑な処理をコピペで貼り付けるのである

そのため

20歳以下の表示部分のバグについて、男性場合は直ってるけど女性場合に直ってない」

という謎のバグを生成するし、そのバグ修正

if ( gender === 'female' && age <=20 ) {
...
}

というコードをこれより前に追加して更にカオスになっていく

これでもだいぶオブラートに包んでいて、実際にはもっと複雑なロジックをぐちゃぐちゃのまま整理せずに追加するのでとてもじゃないがメンテできない

最近だとそういう部分はまとめてChatGPTに放り込むと綺麗にしてくれるので非常に助かっている)

こういう低レベル技術者は結構いるのだが、大企業だと時間をかけて成長していくのに対して

ベンチャーになると自己肯定感が高いのか成長せずに偉そうである

「動いてるものは触らないで欲しい」

こちらの方が自分は分かりやすい」

Javaだとこういう書き方するんだよね」(そんなことはない)

みたいなことを言って、とにかく学習しない

CTOシニアエンジニアに非常に多く

曲がりなりにもそういう職に一度就いてしまうと指摘されることもないので学習しないんだと思う

特にCTOだとあくま雇用主側の立場なので雇用者側から指摘されることも少ないし

同業他社レビューなんてのもないからそこで時間が止まってしまうんだろうな、という感じ

こういう技術者のコードでも、見た目は動いているので営業から見ると売るには問題ないのだ

なので営業が優秀だと下手に売れてしまって成功体験からますます自己肯定感が増して手が付けられないモンスターCTO誕生である

メガベンチャーありがちな

成功してから伸び悩んで大手企業が買収したけど技術負債が凄まじ過ぎてリファクタリングだけで一大プロジェクトになる」

リファクタリングが上手く行かずに仕様変更することになって『大手企業に買収されてダメになった』というレッテルが貼られる」

「当時のCTOは別の会社で新しい事業CTOとして活躍している」

という流れはこうして生まれている

ベンチャーに行っても技術力は身に付かない

以上のようにまともに技術力を伸ばしたいのであれば大手企業に入ってプロダクトに携わるか

もしくは自分セミナー等に参加して技術収集をするしかない

「一流技術者として将来は高収入を」

などと考えてベンチャーには絶対に行ってはいけない

2023-05-20

JTC社員が語る経営企画理想現実

意識の高い若手社会人には、「将来は経営企画部に行って事業戦略を作りたい!」と考えてる方も一定数いると思う。

また、「ポストコンサルキャリアとして、事業会社経営企画部に行きたいです!」という疲れ気味のコンサルの方もいるかもしれない。

果たして経営企画とは皆が憧れるようなエリートコースバラ色のキャリアなんだろうか?

日系上場企業(JTC)を中心に何社か経験した、社会人歴15年超の現役の経営企画部員が疑問にお答えしようと思う。

1. 「〇〇企画部」は「〇〇調整部」

まず大前提として押さえておきたいことは、企画系の部署がやっていることの大半は社内調整ということだ。

これは特に日系大企業で顕著で、経営企画だけでなく商品企画営業企画でも同じだ(外資ベンチャーはよく知らない)。

経営企画部の実情は「経営調整部」であり、商品企画部は「商品調整部」、営業企画部は「営業調整部」と捉えれば分かりやすい。

キラキラしたクリエイティブで頭のいい人達企画を作って、現場はその企画を素直に実行するーそんな夢のような職場は少なくとも日本企業には存在しない。

考えた企画役員報告はもちろんのこと、関係部署との数えきれないほどの会議文句ばかり言って協力しないおじさんへの根回しなど、膨大な社内調整には3ヶ月や半年も要することになる。

この間、担当社員仕事は、パワポ資料作成に加えて、会議ファシリテーション議事録作成など地味な仕事ばかりだ。

渾身のアイディアを盛り込んだパワポも、上司からの「てにをは」の修正、偉い人からのよく分からん指摘、関係部署への忖度などから、次第にエッジは削がれていき、総花的でぐちゃぐちゃした代物に変貌していく。

具体例で言うと、環境省パワポが分かりやすい。

https://www.env.go.jp/content/900513416.pdf

官僚はまさしく企画職だが、関係団体政治家との調整業務が大半で、利害関係者の意見を盛り込んでいるうちに、全くMECEではないぐちゃぐちゃしたパワポが出来上がる。

日本企業の他の企画職も似たような仕事ぶりであり、日々社内調整に汗を流して、ぐちゃぐちゃしたパワポを作っている。

例えば、上場企業が公開している「中期経営計画」。

この資料を作るのは確かに経営企画部員だが、その仕事の大半は事業部から上がってくる情報を集約して体裁を整えることである

経営企画部員オリジナリティーを発揮できる領域は限られていると言える。

2. 何の権限もない

また経営企画には、何の権限もない。

社内で偉いのは事業部であり営業や開発だ。

経営企画あくまでコーポレート部門で、経理や人事と同じようなサポート部隊である

まり、「こういう事業をやるべきです」と主張するよりも、「事業部でお困りのことがあったらサポートします」という姿勢が好まれる。

会社重要経営戦略であるM&Aも、どんなに意識の高い経営企画部員必要性を訴えたところで、事業部の受け皿がなければ何も進まない。

実行するのは事業部からだ。

しかし、往々として事業部というのは目先の業務で手一杯であり、新しい事業に取り組む余裕はないし、そんな高い視座で長期的に事業を考えている偉い人も少ない。

結果的に、M&Aなどの新しい施策は、事業部間でたらい回しになり、何も決まらず、チャンスを逃して成就しないことがとても多い。

3. 必ずしも出世ルートではない

経営企画エリート揃いの出世コースなのだろうか?

おそらく、半分正解で半分間違いだろう。

かに役員部長が偉くなる過程経営企画に立ち寄ることはよくある。

だが、担当レベルではたまたまポストが開いたから異動してくることが多く、皆がすべて優秀という訳ではなく、行き場のないおじさんが、地味な集計作業をしてたりすることもある。

その点では、社内の他の部署と大差はない。

そんな訳で、経営企画部は社内調整ばかりで権限もなく、必ずしも出世コースでもない平凡な部署であることはお分かりいただけたと思う。

それでも、個人的には経営企画仕事は好きであり、役員の近くで仕事して会社組織意思決定の仕組みを理解できたのは、社会人として貴重な経験となったと感じている。

経営企画部員として働くと、社長役員が頭がキレキレではなく普通のおじさんたちの集団ということが分かる。

そうした現実を踏まえて、権限がない自分たちいか企画を通していくか、サラリーマンとしての鍛錬の場として、経営企画は適してるといえる。

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