はてなキーワード: ベンチャーとは
前 https://anond.hatelabo.jp/20230702201919
タカラバイオ社が説明書とマニュアル類を公開しているので暇な時に是非読んで欲しい。
https://www.takara-bio.co.jp/research/prt/guide.htm
素人が簡単に説明すると、PCRはポリメラーゼ(核酸合成酵素)チェーンリアクションの略で、DNAが分裂したりRNAに転写する酵素を使ってDNA/RNAの一部分をどんどん増幅させちゃおうという検査だ。試薬(プライマーという)の中に増幅させたい塩基配列の一部に反応する成分を入れておく。で、この成分に蛍光剤をくっつけておくのだ。
PCR機械がやってる事も単純で、最初に一瞬95度まで加熱する。その後冷えたら65度加熱→冷却をずっと繰り返す。こんだけ。
最初の95度でDNAをほどいて一本ずつにする。65度は解けたRNAの一か所にプライマーが引っ付く。細胞内でタンパク質合成する時と同じだ。プライマーには蛍光剤が引っ付いてるから紫外線を当てると光る。DNAは小さくて顕微鏡じゃないと見えないが、こうすることでカウントされ易くなる。カウントされたら陽性だ。
リアルタイムPCRはこの増加量をずっとカウントしている。TV映像などでモニタ画面に線グラフが出ているのが映るだろう。
PCRは大分前から広く使われていて、食品メーカー、飼料メーカー、酒蔵など、生物由来のものを扱う会社ではお馴染みで、サンプルを封筒で送る事もある。
90年代に米国のヒトゲノム計画というのがあって、人間の遺伝子配列を全部読んでしまおうという計画だ。最初はPCRで少しづつ読んでいたのだが埒が明かない。そこで自動的に配列を全部読んでくれるDNAシーケンサーが開発された。
当然シーケンサーはヒトゲノム(遺伝子配列)だけじゃなくてウイルスでも生物でも何でもかんでも読めるからゲノム読み競争が勃発。あらゆる生物のDNAがシーケンサーに掛けられた。ここでバカ高い試薬が大量消費されるようになったので、その市場目当てにバイオベンチャーが続々と参入した。その一つタカラバイオは焼酎の宝酒造の子会社だ。
ゲノム読み競争が加熱すると色んな生物の配列が確定する。するとPCRの有用性がぐっと増す。ある部分の配列がその生物に特異的だ(他の生物には存在しない)という事が判る。検索してヒットしなきゃいいわけだから。
だからPCRを産業的に実用で使う事が市場した。タカラバイオなどはこの市場に合わせてPCRプライマー中心に業態を転換した。
他の化学検査と違って存在しないDNA配列は増幅しない=特異度100%偽陽性無し、チェーンリアクション、つまり何度も反応を重ね掛けするので採取さえされていれば増殖可能=感度ほぼ100%という特徴があるから非常に使いやすい。コーンスターチのレーンにアレルギー物質の海老の殻の粉が落ちていても拾いだすし、プリオンというタンパク質が原因の狂牛病では、プリオンは検出できないが同種の動物の体が混入されていないかという形で活用できる。
間抜けな医クラ達は「PCR検査には熟練の技術が必要で検査技師にも感謝」とか道徳の授業みたいな結論にしていたが、添付されている画像がリアルタイム機のモニタの線グラフだったりした。
熟練の技術でやってたのは90年代の事であってその機械は現在のモノだという事が判ってない。更に彼等の勤務先にはPCR機が導入されていたりしたのだ。検査技師に話を聞いたらどうなんだ。
増田はペットで鳥を飼っているが、90年代にPBFDという原因不明の難病が流行した。鳥のエイズである。
これが2000年になると原因ウイルスが判明、これはシーケンサーの開発による。
2003年頃になるとアメリカで「遺伝子検査」が出来るようになる。PCR業者の隆盛だ。
最初は「間違って要請になる事も1%程度あります」と書かれていたが後にこれは無くなった。特異度100%が国内代理店に知れ渡った為だろう。
こういう風に2000年以降シーケンサー開発により遺伝子工学が一般化して来ていたのに岩永らは勉強不足で知らなかったのだ。タカラバイオが初心者向け説明書を公開しているのはそういう為なのだ。活用するのは研究者だけじゃないからだ。
日本では健康保険適用での検査活用が遅れている為に、他業種の人たちから盛大にツッコミを食らう形となった。医療は特別で知的上位であるという驕りが学びを怠らせたのだと思われる。医療の特別さは社会的責任にある。
一生に一度の知見が問われる場面で勉強不足で仕事の道具の事を間違えてミスリードした上にあれだけ説得されても無視してブロックし、ネットのフィルターバブルを悪用して支持者の間では無謬のイメージを保持し、まともな選択をした医学部に犬笛拭いて攻撃し、メディアディレクターの地位を悪用して部下に擁護させて防疫に背を向けておいて、医療記事が書きたいとか、ずぽっと脳カテーテルがしたいとか言われても、頼むからもう止めてくださいとしか言えない。他に仕事あるでしょ?
宗教学者の島田裕巳はオウムに抱き込まれて騙され、「サリン事件はオウムじゃない」という記事を書いたところ、雑誌の販売日に警察のサティアン大捜索が入り、大捜索中継中に「サリン事件はオウムじゃない」の雑誌が本屋に並ぶという大失態をして世間の怒りを買い、大学を追われてしまった。
昭和石油は民族資本の石油会社だったが新潟地震でコンビナートが壊滅して経営破綻、ロイヤルダッチシェルに買収されたが、地震時に支社長だか工場長が連絡取れなくなった。不可抗力だが彼は最後までまともな仕事が与えられなかった。人事に「申し送り」が付いたからだ。失敗したら終わりという瞬間はあるのだ。
今回のBuzzfeed身売りではどうかわからないが、一般的にはコロナでの岩永の振舞いは申し送りが付くものだろう。
発足当初のBuzzfeedはネットメディアにないクオリティで注目を集めた。だがコロナでの報道でそれらは全て帳消しだ。最初から無かった方が良かったというレベルだ。ファクトチェックを自社記事に向けるべきだった。
岩永は読売からの転籍で、反ワクチン連中の抗議で左遷されたと書いていてそれに同調する人が居る。だが広告出稿元の抗議とかでもなしにそんな有象無象の抗議で大新聞社の雑誌が左遷まですると信じられるものだろうか?そんな馬鹿な。
思い出したのは山口敬之が語っていたTBS退職理由だ。新潮の報道前、山口は夕刊フジなどに「韓国慰安婦の取材をしたらTBSが韓国軍の圧力に負けて握り潰されそれを文春に持ち込んだら帰国させられ報道から左遷された」と言っていた。そんな馬鹿なストーリーがあるか。
果たして新潮の記事が出ると、警察は帰国日と帰国便を知っていたので令状を取って空港に張っていた。どこから知った?TBSである。事件の捜査を受けて特派員解任、帰国便を教えたのだ。
一般論としてもたかが反ワク抗議で左遷なんて信じられない。彼女のコロナ禍での振舞いを見たらなおさらである。
お金出しますと言っている人はBuzzfeedメディカルのコロナ初期の記事群、やまもとの動画、タカラバイオの説明書群を読み、ツイッターで「岩永直子 ブロック」で検索してからでも遅くはないですよと申し上げておく。
家で勉強に集中できなくなったらコメダにいって気分転換がてら勉強してる。
この前おなじようにコメダに行ったら大学生みたいな集団が、勉強道具取り出した増田を見て
「こんなところで勉強するとかwww」「飯食えwww」みたいなことを聞こえるようにいっててめっちゃ感じが悪かったわけ。
注文したあとイヤホンして聞かないようにしてたけど、店員さんがコーヒーもってきたときに外したら
「私立文系に発言権はない」「国立理系以外生きてる価値ない」とか言ってでかい声で騒いでた。
一人いた女の子が「私はベンチャー受ける」とか言ってたから多分大学生?
増田が充電器のコンセントつなぐために立ち上がったらこっちみて「ヤバすぎwww」とかいっててそれもキモかった。
増田以外にも勉強してる人や仕事してる人たくさんいるのに何でこっち見て言うんだろう。
コメダで本とノート取り出しただけでこんな不愉快になるのって、通り魔にあったと思って諦めるしかないけど
未だに思い出してイライラして、そのあと悲しくなってる。
早く忘れたいのにふとした時に思い出してしまうので、なんとかして早く忘れたい。
前職、前前職に関して
男女比率同じぐらい。
平均年齢30歳ぐらい
いわゆる、キラキラ企業に憧れるエセキラキラ系企業にいました。
今回、興味本位というか人生経験として小規模な昭和体質の会社(JTC)に転職して半年ぐらい経ったので思ったことを自戒の意味も込めて殴り書きします。
※ぼやかしながら
理由は顧客先のボリューム層が高齢者で私服だとクレームが入るからとのこと。現場の営業さんたちは作業着で夏でも長袖長ズボン。以前、短パン的なものを着用していたら不健全だ!ってキレられたらしい。ちなみに入社して半年ぐらい経つがオフィスに顧客が来たことはない。今はクールビズ(ひさびさに聞いた)でネクタイ無し、ジャケット無しでもOK。
ある日上司に「そういえばなんでスーツ指定なんでしたっけ?お客さんとか来ないっすよね?」とバカなふりして聞いてみたら「まぁこれは仕事における作業着みたいなもんだから。あと私服で仕事すると他部署とかたまたまあったお客さんからクレームが入る可能性がある」だって。普段ロジカル思考ぶってる部長の顔が忘れられない。
支店がいくつかあるんだけど、支店間の連絡手段は基本電話。電話対応の業務自体が無くなっているこの時代に。あとメール。しかもOutlook。バカかよ。まぁメールは百歩譲っていいわ。電話がうるせぇのなんの。こういうのって部署ごとに鳴り分けしたりするじゃん?けどここしてねーの。外線1本着信したらオフィスにある電話全部鳴んの。この環境にいてみ?マジで電話アンチになるわ。元々アンチ気味ではあったけど。Slack?Teams?ChatWork?提案したさ。そしたら「無理無理。金もかかるし社内に浸透させんのに何年かかんのよ。うちはPC弱者しかいないよ?」だってさ。なんのために俺入社したんや。
んでエグいのが、たまにオフィスに誰もいなくて他部署の電話とか出る必要があんのよ。それで顧客からのクレームの対応もしなくちゃなんないときもある。俺28にして初めてよ、クレーム電話の対応。あれヤバいな。普通に「オタクの会社は詐欺師集団ですか?」とか言われるからね。そいつの名前今でも忘れてないぐらいに殺意はある。あとコールセンターの人ってすげぇなーって心底思った。
そうです。電話以外もうるせぇ。
稟議は短くわかりやすくと言っておきながら普段から話が長くわかりにくい部長の説教。(いっつも特定の社員に仕事論カマしてる。1日アベレージ45分ぐらい。)
声がデカいお局。(お局って存在初めて見た。あんなん実在してんだな。悪口エグい)
こんな環境で集中して高いアウトプットを出さなきゃいけない。電話とかはまぁシステムリプレースでなんとかなりそうとは思ってるんだけど、こういうパーソナルというかカルチャーの部分ってどうしたらいいんだろうか…。直接言う?何十個も上の大人に?うるさいから集中できませんって?まぁ言うしかないよな…なんて言い方が伝わるかな…って考えてしまってる時点で負け。他人やカルチャーを変えるより転職のほうが簡単だ。多分。
イヤホンしながら仕事?ダメダメ!喋りかけても聞こえないじゃん!あと電話取れないじゃん!
承認おせぇ&めんどくせぇ。そもそも全最終決裁権は社長が持ってる。幸いシステム的なものは導入されており、紙の稟議でハンコリレーみたいなことはないが高額の稟議となった場合、社長が承認→対面で説明を改めて申し上げる、みたいなクソフローがある。いやなにを説明することあんねん。
例えばPC関連の備品(モニターとか)を購入する際、半端ない労力がかかる。スタートアップとかベンチャーなら「とりあえずやってみよう!」「スモールスタートで検証しつつイケそうなら全社導入しよう!」みたいなマインドがあるかもだけどここの会社ではそれがない。石橋をぶん殴っている。なんだろう、会社のお金というものを重く見すぎているというか。俺はいろいろ考えて最終的に「まぁ失敗しても会社の金だしいっか」みたいなマインド(賛否)なんだけどまぁ~~~会社にフィットしていない。
なんのために使うのか?どういう効果があるのか?費用対効果は?今のモニター(17インチのHD正方形モニター)では何が、どうして無理なのか?っていうのを嘘みたいに徹底追求される。いや詰問される。1万ちょいとかのモニターで。そして稟議のハードルが上がりシャドーITや自費購入モニターなどが横行している。
まぁモニターでこんなんだからPC本体やらSaasやらに関してはもうお察しである。PCに関しては最近なんとか変え始めることができて喜ばれたけど(俺も嬉しい)。
昭和体質の会社でお決まりのイベントといえば?そう、社員旅行である。あらかじめ言っておきたいのは社員旅行自体は決して悪ではない。参加する・しないの選択権を無くすことが悪なのだ。
入社した当初「そういえば3か月後ぐらいに社員旅行あるから。行き先は〇〇!日時はまだわかんないけど。」と言われた。「そうなんですねー」と返し、詳細な日程が来たところで断ろうと思った。
他の社員も「旅行ダリィ~」とか「こういうとこマジで昭和だよね」と陰で言っていた。30代後半の社員も40代以上の社員も。
後日、日程等の詳細が確定したと連絡。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして(金)(土)は現地
土・日は休日扱い。
10,000円前後を参加費として徴収。(毎月の月給から謎の厚生費がいくらか控除されている)。
ホテルは2人1室
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うーん、行きたくない。部長にその旨を伝えると社長、役員を巻き込んだ大騒動になった。詳細は控えるが。
このことで
カルチャーのミスマッチってこういうことを言うのだなと思った。
俺も悪いな、と思った
ちなみに弊部署の今季の目標の1つが「社員のエンゲージメントを上げる」だって。がんばれー
若手とベテランの年齢差が大きい
平成生まれが少ないため、平成生まれだけの社内コミュニティが形成されている
普段はみんな優しい。陰口がエグい。
入社初日、社長・役員が経営理念に関して4時間のオンボーディング
月に1回の全社朝会ではオフィス内にある神棚に二礼二拍一礼(初めて見たとき引いた)
3ヶ月に1回の全社会では経営理念の唱和&万歳三唱(初めて見たとき引いた)
女性社員は50人弱中1人。マジで1人。あとの女性はみんなパートの方々。
他人や会社のセキュリティは異様なほど気にするが、自分だけシャドーITをしても大丈夫だと思っている社員がいる
勤怠管理は社員間共有Excel。いい意味でも悪い意味でも誤魔化し放題。
このぐらいでしょうか。もっとあるかも。
多分元増田より少し下の21世紀初頭社会デビュー世代なんだけど(もっと辛い氷河期、とか言い出すと角が立つからやめよう。)
この世代の人の就活のハガキが届いた企業で、合否を分けるバイトを大学の部活の先輩がやってた。
大学名と学部で指定が出ていて、それ以外はゴミ箱に入れるらしい。
東大・早慶と指定の国立、Marchや関関同立の一部で学部は理系はOK、文系は文学部や芸術学部いくつかはNG。性別では分けてなかった。
ハガキに名前と住所と学部大学と資料請求の言葉が書いてあって、対象なら合格の箱に。
観光学部の人がすごい小さな字で熱意原稿用紙5枚分くらいある内容をハガキに書いて送ってきたらしい。が、対象外なので苦しいながらもゴミ箱側に入れたと言っていた。
高校時点で、自分の頃には就活がもうダメかもしれない、と言われていたので、どっちにも行けるようにしていたが理転して工学部行った。東工大は落ちた。
最初は楽しかったものの、途中から好きな勉強じゃなかった。本当に辛かった。固体の上を電子がどう動こうと知らん。なぜもっと得意な化学か楽しそうなバイオにしなかったのか。後悔した。途中で辞めてフリーターになろうとして親と殴り合いの喧嘩した。一留。
アルバイトは家庭教師と、短期バイトの事務所に登録して20種類くらいやった。そんなに稼ぎは良くなかった。
就活、いくつ受けたが覚えてない。リクナビとマイナビを駆使して、予定表をYahoo!カレンダーにいれて、ドコモのP158のアドレスに届くように設定して手帳に書き込んで管理してた。
自己PR欄でキャッチーな言葉と文章を書けば目に止まるのは当時日記猿人でも読者がついてたことからわかってた。(ついでに何人かの友達のも書いた)
大手はダメだったが、大手子会社や聞いたこともない会社には刺さったらしい。
面接に呼ばれて、SPIは何も予習してなかったが高得点をマークしてたらしい。(面接で言われた)
二つくらい内定出た。
会社入れた。同期は早稲田、慶應、上智、MARCH、首都圏の国立大学、慶應行ってる弟が出身校リストを見てお前だけ一人おかしくないか?と笑ってた。確かにこの並びならなぜ入れたのかわからない。高校の同級生が撃沈しているのを見て、就職するには好きを学びに行っては行けないと思った。自分の5年も大概無駄だったとは思うが。
入った会社はしばらく採用はなかったが、合併で経営母体の大手から別の大手に変わり新卒枠ができたらしい。
会社のすぐ上はいなくてその上は専門学校卒。少し上に院卒。そのバブル世代が、ハガキなんか出さなくても勝手に入社案内が来たと笑ってた。
仕事は入社前に聞いてた話と職務内容も違い、勤務地も23区勤務と聞いたのに関東の僻地に飛ばされ、頗るつまらなかった。
昭和時代にできたものの保守。効率の悪いオペレーション。倫理観や躾の悪い敬うに値しないおっさんたち。残業は平均70時間。うんざりした。
何の役にも立たないグループ会社の健康保険医の面談。うんざりした。
地獄だった。
知っているか。睡眠不足が続いてくるとだんだん味が濃いものが欲しくなる、変な動悸がする。生理の血液が7日過ぎても10日過ぎても止まらなくなる。
一度目が覚めたら腕も足も切り落とされて月を見上げている夢も見た。やたら綺麗な月だった。
まだ20代だったけど、大規模地震かSARSか、ただただ苦しくて、天変地異が起きるか隕石直撃で殺して欲しいと思ってた。
ああ、正直に書くけど27過ぎたあたりから、グループ会社の結婚サークルに入らないのかと言われた。女性の会員が少ないから入れと。
つまるところ自社グループはおっさんが多いから、あてがう女が必要で女性社員を多く入れてたんだなと。ちょーメイクセンス。
だから同期だけ女、しかも見た目が読モみたいな女が多いのな。あてがうためか。ずっと男社会にいたから衝撃的だった。
当時付き合っている彼氏はいた(非正規社員)のもあるが、給料は少ないが、自分の事が自分でオーガナイズ出来るし会話も成り立つ。
この会社の自分のいるレイヤーのおっさん達は自炊も自分の服の身だしなみの管理も仕事の工程も機器の発注も何も管理できず英語も話せず
キャバクラパチンコがメインでしかできない癖に人の外見にはケチをつけるし会話が成り立たない知性を感じないクズどもだった。
こんな奴らと私生活まで一緒とか殺す気か。
同期は鬱で会社を辞めた。
先輩は職場で倒れた。救急車が来た。そのうち救急車が来ることにも慣れた。他にも倒れる人がいたからだ。
俺らより更に働かされてた隣の部署のチームリーダーがある朝起きたら冷たくなってた。葬式に会社の人はこないでくれというのが遺族からの伝言だった。
リーマンショックの後、大規模リストラがあって、職場でワイヤーで首吊りが発生した。
そりゃそうだろ。ずっと会社以外のことを考えられないような生活を強いられて、全てを犠牲にして、給与も据え置きで
(親会社から合併して降りてきた人たちへの調整金という名目で額面より1万円毎月勝手に俺らの給与から引き抜かれてたが逆らえる人などいなかった)
ずっと発狂しそうな寸前を首を抑えられながらスキルにもなりもしない仕事をメンタルヘルスがボロボロになりながら働かされてた。
俺たちはまだ別に移る余裕があったけど、もう転職するにも40手前で厳しい年齢の人だった。当時は。
心じゃなくて寿命が折れることもあるだろう。
そこまでしたのにニュースはすぐにかき消された。
同級生も野郎ばっかりだったが似たようなこき使われ方だった。自分の周りはもうほとんど連絡元っていないけど、誰も新卒の会社でそのまま働いている人がいない。
氷河期の頃の20代、フリーターや非正規の友人がスーパーが開いている時間に家に帰り、必要なものを店で吟味して買うことができ(当時は通販事情が違う)趣味に時間を持てて楽しそうだった。
週末も有給休暇も体調不良で消費していた自分の選択が間違ったように感じた。そこまで自分を切り売ったのに手取りは同世代のの中でも大してよくなかった。
職歴は持てたかもしれないが、あんな思いまでしないと得られないものでは本来ないはずだ。
この会社を辞めた後、午後5時の新宿駅で家路に向かう人の背中を見て、20時より前に帰る自由がある人がいる同じ時間軸でサビ残盛って奴隷のように無駄に働かされれ、20代を棒に降った生き方を強制されたことの怒りに気づいて叫び出しそうだった。
その後も、途中無職になったり、死にかけたり、入った会社の倒産や合併やリストラや色々煽りを喰らい転職を重ね
今は誰も知らないような外資に入って、つつましい仕事やってる。専門は専攻と全然関係ない情報系機器。肩書はengineerだがコンサルに近い。給与も高くはないが悪くない。やっと今人として必要なものを全部払って息が出来る状態。
月間残業時間もしなくてもいいくらいだが10時間くらいやっている。金があると少しいいものが買える。嬉しい。
会社でのキャリアは上げようとは思わないけどレイオフの対象にならない程度には維持しつつ、同僚も多国籍で物知りで礼儀正しい。差別発言とか出るはずもなく、すごく呼吸がしやすい。
ここまでに生じた持病の通院の時間もちゃんと平日内に調整できる。本当素晴らしい。
いつまでこの状態でいられるか分からないけど、やっと生きている実感がある。
もう年齢的にはここから伴侶を見つけようとか思えなかった。けど、同い年でやはり時代に殴られまくったズボラ料理が上手な人と一緒にいられいている。
この歳になると結婚にメリットも大してないから特に法的な手続きは考えていないけれど、向かい合う人がいるだけでどれだけ救いになっているか分からない。
そして今オフの時間は通信制の大学に入学して、何年かかるかわからないけどやりたかった経済学の勉強をやってる。
他の学部の法律関係授業とったりしている。そのうち余裕があれば心理学も勉強したい。
この後の望みは健康。20代の何も結実しない無理は確実に体を蝕んで、色々できないことが増えた。
とはいえまだ検診の数値はいいけど、ほんとこれ。死守していきたい。
ーー
就職できたからと言って労基法が全然今と違ったので地獄でしたという話。
事件のあたりは探せば出てくるよ。嘘松だと思いたいだろうけど。
本社の屋上は飛び越えられないように数メートルの柵があるって話だったよ。
就活の時、コネがあるから言えと親に言われていたが、それが嫌で絶対就活で得た仕事に就こうと思ってた。
それがこんな酷いところ。しかも上の人はコネで入った奴らだった。
最初の会社を抜けれてやっと眠れるようになったのに、何度も職場に連れ戻される夢を見て叫びながら起きた。
あんなに苦労して入った会社だったのに、PTSDがあるんだと思う。
36協定派当時からあったけど徹底が促されるのはその後のこと。
就職前に聞いた話と給与面・職務面・勤務地などが異なったら会社を訴える権利が出てきたのもその後のこと。
転職が少しずつし易いものになったも、ベンチャーが増えてきたのもの氷河期の後だったように感じた。
少なくとも第二新卒のときは転職先もなく第二新卒転職フェアに行っても主業で売るものがパッとしなくて、転職しても別の地獄があるようにしか見えなかった。
仕事していて嫌なことがや理不尽を感じたら、地域のハロワと同じところか近所にある労働基準監督署には相談できる人がいるから困ったらすぐに行くんだぞ。
近所すぎて噂になったらどうしようと思ったら、少し越境しても資格は一緒だから大丈夫。一人で悩まず相談しよう。お姉さんおばさんとの約束だ。
元増田だが
> 実際には分断がすげーってことなんだろうなとは思う ハードルが上がって終わってるタイプの人たちが業界に来れなくなった
この表現がすごいしっくりきている。「プログラミングだけは化け物だがそれ以外は本当にダメな人」みたいなのが
キレイにいなくなって、いい大学出た、地頭がよくて、人当たりのいい若者ばかりが回りにいる。(反面技術者としてガチガチの話はしにくい)
もちろん上澄みだけ見ればそんなもんだよ、って話なのかもしれないが、元下澄みからするとなんか人としての格の違いを感じてしまい....
(前はベンチャーとかにも3年くらいいたけどやっぱ同じような傾向があったので全体的に優秀な人たちが流れてきてるような気がします)
2つ3つ仕事を同時に進行させるの当たり前だったので、残業するやつどんな仕事の仕方してるんだろう?って思ってたし、
PC起動時間計測してるし、残業は申請いるし、残業はマイナス評価だし、有給は使えって指導があって部内消化率みたいな指標あるしって思ってたので、
クソみたいに残業してるとかどんな零細ブラック企業だよって思ってたけど、ワイがエンパワメントのない超規模組織で働いたことないだけでしたわ
言うほど残業無くせないよな、アホがイキってて申し訳ありませんでしたって思い知らされたわ
※福岡市雇用労働相談センターオープニングイベントでの挨拶より
あの、私の会社自体がベンチャーだと思うんですね。西暦2000年に創業しました。55歳でした。
そしたら、田原総一朗さんが心配してですね、ピンポンピンポーンって玄関を押してるんですよ。
なんか田原さんによく似た人だなあと思って、どなたですかって言ったら「田原です」って。
で、上がってもらったら、「お前、ボストンコンサルティングを辞めて会社作るって噂が流れてるけど本当か?」って言うから、
「そのつもりです」って言ったら、「馬鹿なことはやめろ。ボスコンの堀さんと言えば、名前も売れてて年収も3億あんのにベンチャー作って
万一失敗したらどうすんだ、この国で生きていけなくなるぞ」ということで、「馬鹿なことをやめるまで俺は家から帰らない!」とおっしゃるから、
別に内資のSIやそのIT部隊でも過労死(心臓発作・脳卒中などの物理)は出ているから多少はね?
というかコンサルや専業ITに限らず、内資大手もどうやって36協定と折り合いつけてるんだってところ多いし、
珍しいことではなさそう
俺もその感覚にあってる
それ超えるには、Web業界の外からの仕事とか、外資絡みとか、ちょっとバグってる案件(相場を知らない)、ブランディングがかなり上手いとこくらい
140万フルの案件は2回あったけど、1個は大型調達直後のベンチャーで、もう一個は大手広告代理店絡みだった
普段は頑張っても110万で、安いと70万切る
おもいきり氷河期世代なんだけど、考えてみると闇バイトの原型みたいなのはウチらぐらいからかなーと思った。
仕事がない仕事がないと言ってみんなが派遣社員になっていった中、友人がいつの間にかオレオレ詐欺の掛け子始めててびっくりしたことがあった。そういう詐欺が流行ってるだってというのは聞いてはいたけど、まさか詐欺をやる側になっちゃう人が回りにフツーにいるとは想像できなかった。
あとIT系のアダルトのヤツとか。グレーなコンテンツを作るんでなくて、グレーなアプリ自体を作る時代だった。まだAppleのアプリストア普及前で、PC/Webでやり放題だったから。違法なお薬モリモリ食べながら、超グレーなコンテンツプレーヤーのコーディングしてるしてる人とか、いた。たぶん雇い主はITベンチャーの皮を被った反社とつながってる人。
ちなみに、どちらも今は普通にまっとうな職業でまっとうなサラリーマンして、家庭も得ている。収入もよく、どちらかといえば成功者のほうだ。
成人するまで、悪い仕事するのはヤクザ屋さんの仕事で、その仕事も特定分野だけ、と思っていた。不況下で成人してみると、こんなに簡単に、こんなに普通の感覚で、悪事に手を染められるのかと、何度か驚いたことがあった。