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はてなキーワード: フェーズとは

2017-01-05

CP、C01、WC進入、便器との距離、約1200、送れ。」

了解、待機維持せよ、送れ。」

肛門による排便、準備完了

「該当トイレの、紙の存在確認しました。」

「便意、以前進行中です。」

総理、排便の承認をお願いします。」

「排便を……許可する…!」

総理の下命を確認しました。」

「排便を許可する、排便開始。」

「ゲリ作戦フェーズ1を開始する、排便開始、繰り返す、排便開始、送れ!」

CP、C01、了解、排便する。」

「排便用意……排便!」

肛門からの排便を開始!しかし、効果は認めず!」

ウォッシュレットを浣腸がわりにしろ、もう少し様子を見る。」

ウォッシュレット、威力排便第三波展開中、効果報告せよ。」

「温水注入続行中、腹痛健在、未だ効果なし!」

市ヶ谷官邸に連絡。」

「指の使用許可を求めています。」

「指がうんこまみれになりますが止む終えません総理、指の使用許可しましょう。」

「これより便の排出の……あらゆる手段を……許可します…!」

「C01、CP攻撃を指に切換える、肛門へ挿入完了次第、掻き出しはじめ。」

了解!P01から04!指の挿入開始!目標肛門!巨大不明糞便!距離20!挿入用意!挿入!!」

「掻きだしても便意が残るのか!」

「なんて奴だ!」

2016-12-26

クリスマス家族とあるアミューズメントパークに行った。

俺、妻、息子(7)、娘(4)の4人。

昼間から夕方までその施設で遊んで、夜はファミレスファストフード店あたりで夕食を済ませる算段だった。

ウチは貧乏なので、たとえキリスト誕生日であっても財布の紐を緩める余裕はほとんどない。

親の都合で平均より少々劣る暮らしを強いてしまっている子供たちのため、この日ばかりは無理をして費用を捻出したのだった。

施設に着いて、しばらく遊んでいると、娘の表情が段々険しくなっていることに気付いた。

妻とともに「どうした?」「眠い?」「しんどいの?」などと声をかけるが、娘は首を横に振るばかり。

何を言っても反応が薄い。

俺も妻も困ってしまった。

息子に聞いても分からないという。

とりあえず休憩しようか、と売店と休憩所を兼ねたエリアへ入った。

すると、グッズの山々を目にした娘が急に口を開いた。

「なんで娘ちゃんたちはクリスマスなのに普通なの?」

初めは意味不明だったが、よくよく聞いてみるとつまり

施設を訪れている人の多くはクリスマスコスチュームとか施設マスコットのグッズとか何かしら特別っぽいアイテムを所持しているのに我々は何一つ持っていない、これはおかしい」

ということらしい。

痛いところを突かれた妻と俺。

「持ってない人もいるよ?」「サンタさんにもうアクアビーズのやつ貰ったじゃん」とか誤魔化してみたが、もうその手の理屈が通じないフェーズに達しているのは一目瞭然だった。

実際、子供連れは大体なんかグッズ持ってたし。

貧乏でゴメンね、なんて幼児に言うのも気が引けるし、しかしこの手のグッズは高いわりに実用性がないものが多くて、一時のノリで買うのはちょっと無理だった。

しかもうちは子が2人だ。片方にしか買ってやらない、というのは厳しい。

俺と妻がどうする?なんて小声で言い合ってる間に、娘の目に涙が浮かびはじめた。

やばい、と思った。

俺は妻のダウンジャケットのファーを外して顎にあてがい「ウフォフォ、サンタスァンダヨ」なんておどけてみせたたりしたが、ケタケタ笑ったのは空気が読めてない息子だけ。

娘はずっとろくでなしブルース風のキッツい顔をしていた。

妻のなだめも効かず、とうとうオッオッとアシカみたいな声で泣き出した娘。

その時、不穏な空気を察したのか職員のお姉さんが来た。

「どうしたのかな?」屈んで笑顔で娘に尋ねるお姉さん。

わーわー泣いて話にならない娘の代わりに俺たちが恐縮しながら事情説明した。

お姉さんは「そっか〜、じゃあちょっとだけお帽子被ってみようか?」と言って売店からマスコットモチーフにした帽子を持ってきて、娘と息子に試着させてくれた。

娘の顔が少し明るくなったのがわかった。

俺たちは今しかないとばかりに二人をおだてまくり、お姉さんが良けばお写真も、と促してくれたので褒めながら撮りまくった。

お陰で娘もすっかり機嫌が良くなった。

お姉さんに厚く礼を述べて、娘に「来年サンタさんにこの帽子お願いしよう」と丸め込む。

じゃあ、帽子来年までお別れだね。帽子に待っててもらおう。なんてファンタジーかまして円満に終わりそうだった。

その時だ。

娘は帽子を愛するあまり?なぜか帽子を抱えてしゃがみこんだ。

そして、帽子に口と鼻をくっ付けて何かコソコソ話し始めた。

何を言ったのかは分からないが、帽子さん待っててねとでも耳打ちしたのかもしれない。

だが、思い出してほしい。

こいつさっき泣いたばかりなのだ

拭ったとはいえまだ鼻の下はテラテラだったし、次から次へと鼻水が垂れてきていた。

別れの寂しさか涙もまた出ていた。

あの唇の付け方なら唾も付いているだろう。

お姉さんの顔を見た。

お姉さんは一瞬ろくでなしブルース顔になった。

そしてすぐにニコニコして我々を見据えた。

妻の顔を見た。

ろくブル顔だった。

買い取りました。

正月は寝る。

2016-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20161219203653

まさにこういう人が現れるフェーズ突入した。

buzzfeedはいろんな人が書いているから一概にはわからん

よっぴーについては、ネットを生き抜く彼の並外れたバランス感覚の良さが、どう発揮されるか興味深いところ。

まらない糞リプには絶対勝てるんだろうけど、悪い奴がいっぱいいるからな。

セブ山のポジションが結局おいしかったのではなんてつまらないことを言われないよう祈ってる。

彼の地道な努力ともって生まれた才覚が2年くらい前から今年にかけての「さすがヨッピー」状況に結実したと私は思っているが、

そんな私でも思わずよっぴーの生年月日で運勢確認してみたくなるようなこのバズりっぷり。

2016-12-09

転職サービスまとめ

ここ7年で使ったことあるところだけ

IT色強め

 

需要ある?

 

Wantedly

 

【特徴】

正社員募集してたり、フリーランス募集してたり、インターン募集してたりする

エントリーじゃなくて「まずは話を聞きたい」みたいになってるのがありがたい。雑談のような面談から社長が出てきて1発で決まることもある

掲載が安いとの噂で、ベンチャーや零細、社長1人しか居ない会社なども載ってる

課金モデルよくわからんが、金いっぱい払うと上の方に表示されるとの噂(下の方に掘り出し物があったりする)

ベンチャーや零細多いので、地雷もいっぱいある

・「応援する」がFacebookで回ってくるのは正直言うとウザい(個人の感想です

・ちゃんと言うと、転職サービスっていうよりLinkedInみたいに、人材SNSにしたいらしい

ベンチャーとか新しいことやりたいとか意識高い系なら外せないサービス

・CEOの仲さんが同い年で死にたくなる(個人の感想です

 

Green

【特徴】

・IT専門で、Web系なら割りと王道な気がする。量が多い

・「気になる」ボタンいいと思う

 「気になる」押すと先方から「え、いつ会う?どこ住み?」みたいな感じで来るけど、「まだ気になるだけなんだからね!」とツンデレもできるので便利

 来ない場合は脈なしか担当者が見てないかのどっちかだから確度低そう

・成約課金らしいので、だいぶ頑張ってる(しかもだいぶ安い気がする) 

 

BIZREACH

 

【特徴】

・Indeedをライバル視してる会社

ハイレベルを謳ってるだけあって、全領域事業部長とかチームリーダーとかチーフオフィサーレベルの(怖い)オファー結構くる

年収が800万〜とか〜2000万とか、そういう額が平気で出てくるサービスはここしか知らない

最初、凄い良いサービスだぜ!と思ったんだけど、そんな重要ポジションが空いてる会社の状況って察しがつくよね?

 あまりにも課題が重すぎるし、「そのポジションは俺にはムリだよ、買いかぶり過ぎだろ」みたいなオファーも多い

新規事業立ち上げフェーズ求人は美味しいかもしれない(エントリー応じたことはないけど)

・とにかく上昇志向あるストイックな人とか、

 とにかく稼ぎたい人とか、

 俺より遥かに優秀で腕に覚えのある人とか、

 もう40代50代でだいぶ経験積んできた人なんかには向いてると思う

・金持ってるけど人材が間に合ってない悩める中堅企業が多いと思う

・でもベンチャー大企業普通に居る

・他でよく見るIT以外の企業も多い(コンサルオファーとかもくる)

出会い系みたいに、月額課金したら名前が開示されたりオファーが増えたりするタイプ。俺は計1万円くらい払った

基本的情報は隠されてるから検索には向かないかも。オファー待ち

ヘッドハンターはウザいだけ(人材紹介業者) 何百人単位スカウトされても困る。あと「その案件アレだろ?」も多い(個人の感想です

 

豆知識人材紹介業は、一人紹介するだけでその人の年収の3割くらい報酬を持っていくクッソボロい商売だゾ

    だからより高くマッチングさせようとするゾ

    そこらの社長副業人材紹介やってたりする、恐ろしい商売だゾ

 

転職ドラフト

【特徴】

・変わり種

リブセンスっぽいサービス

現在はITのみ、今度デザイナーやるんだっけ?

面白い試みなようでいて、考えてみるとそんな大したことでもない

街コンに近いのではないかな、一斉にやるのは何かイベント感あるよね(街コン行ったことないけど!)

・待ちタイプレジュメを工夫できるのはいいか

・眺めるには楽しい どういうスキルの人が、どの会社に、幾らでオファーされたか分かる

・あと会社必死度も分かる

・でもその額で決まったかどうかはわからないけどね

・高いって書いてるけど、ビズリーチのほうが普通に高い(そもそもポジションレイヤーが1、2階層違う気がする)

ヘッドハンティングみたいに特別待遇あるんじゃないかと期待したけど、そんなでもない感じ(オファーシステムはどこも一緒だしね)

 

Indeed

 

【特徴】

最近CMやってるんだっけ? リクルート外国から買収した、検索系のサービス

・変わり種。リクルートは本気も本気だが、これが流行るとは俺には思えん(ビズリーチも同じ領域狙ってた気がする)

自分が優秀だと思うならIndeedで仕事探さず、Indeedに入るといいよ。採用が別枠で、天才しかいないという噂

・仕組みとしては、企業が出してるHPの求人とか、別サービス求人ランディングするようなイメージ

・他のサービス求人出してない掘り出し物あるかな? と思ったけど、フォーマットが揃ってないから見ててちょっと疲れる(Google検索みたいな感じ)

・そろそろデザイナー入れようよ、モックアップじゃないんだから。見やすくなるだけで大分使いやすくなると思うんだけどなぁ

 

stackoverflow jobs

 

【特徴】

・右上に求人出てるの気づいてた?

日本企業も割りとある、もちろん意識が凄く高い(良くも悪くも)

・StackOverflowに求人出すような会社から、多分エンジニアにとってはやりやす環境だろうなと予想できる

・外資が多い

米国企業の年収を見てると憂鬱になれる

・明らかにStackOverflowでのポイントとか見られそうだから活動してないとキツイのかもしれない

・誰か感想ください

 

DODA

【特徴】

・大手の一角

インテリジェンスがやってるんだけど、インテリジェンスも買収されたんだっけ? 人材業界わけわからん

・数は圧倒的だが、Web系や事業会社系にはすこぶる弱く、普通昔ながらの企業が多い印象(他業界はわかんね)

サイト見づらい、ログインしても見づらい、何年変わってないんだよ。すごく惜しいと思う

サービス掲載課金からリクルート方式にだいぶ近いんじゃないかと思う

・これ系のサービスメール爆撃がしんどいけど、DODAがその中でも爆撃筆頭だったと思う

 今でも毎日届いてるけど、しんどすぎてアドレス分けた

個人的にはエージェントがだいぶいいと思う。真面目な転職エージェント

 一番苦しいときにお世話になった

 転職エージェント軍団を抱えてる大手は結構あるみたいだけど他使ったこと無いから、比較できないけどね

関係ないけど、DODAが出してる年収統計とかは面白い

 

豆知識転職エージェントってどんなことするの? → 仲人さんみたいなもんよ

    彼らとしては成功報酬型のビジネスから、お互いに「この人いいですよ」「この会社いいですよ」「お似合いですよ」とやってくれる

    面接なんかのコミュニケーションロスも少しは解消してくれる

    たださすがに業界歴3年超えてくると、その人より遥かに自分のほうが業界の内情に詳しいから、違うんだよなぁと思うことも増える

    転職苦手とか、面倒くさいとか、上手く決まらないって場合相談するとよいか

 

@type

 

【特徴】

・何か電車でよく広告見る

・何かイベントやってる

エンジニアとモノ造りに強いらしい、あと企業数多いらしい

個人的には、昔はDODAの仲間という印象だった。てかサイト構成同じじゃん、どっちがパクったのか。どっちもパクってるのか

DODAよりは見やすいからずっとこっち見てた

イベント2回行ったことあるんだけど、やっぱりしょっぱい企業とかマッチしない企業が多くてHP眺めてたほうが効率良い気がする

 あれは求職者イベントというより会社のためのイベントなんじゃないかなぁ

 婚活出会い系とかでも会ったほうが話進むじゃん?(使ったことないけど!w)

スキルマチングとか、キャリアについての記事とかが割りと面白かったと思う(それを釣り餌にして新規登録してもらう作戦

・そういえば、@typeDODAリクルート系のサービス登録する際に必須項目が多くて吐きそうになる

 何度も辞めたくなる

 新興サービスはそこら辺改善してるイメージ

 

リクナビネクスト

 

【特徴】

・新卒の時にリクナビ使ったから、転職リクナビでいいだろう という間違いに気づかせてくれるサービス

・でも自分が使ってたときよりは大分改善されているらしいので、あまり適当なこと言えない気がする

 昔は来るオファーがことごとく雑できつかった

 営業パワーが働いてる気がする

基本的に他のリクルートサービスと構成は似ている

掲載課金めっちゃ高い)なので、やはりWeb系やベンチャー事業会社系は見当たらない

 古き良き謎会社がすごく多い

・他の職種なら良いのかもしれない。ITのWeb系だと敢えて使う理由特にない気がする。SIerちょっとからない

 

マイナビ転職

 

【特徴】

・色んな所からちょっとずつ真似したりして、無難なカタチに落ち着いてるようなサービス

・他と同じだから使ってもいいけど、他と同じだから使わなくてもいいよ、そんな存在

・ぶっきらぼうな説明だけど、普通に使えるよね(でも成立までいかない)

・俺は昔一時期使ってた(@typeマイナビ転職検索DODAで待ちしてた。リクナビネクストは窓から放り投げた)

 

en転職

 

【特徴】

・すまん、大手だし一時期使ってたけど印象にない。普通転職サービスというイメージ

 

キャリアトレック

 

【特徴】

・すまん、昔AIとか言ってTinderライクのアプリを出してたけど途中でpivotしたことくらいしか知らない

マッチング特化らしい、IT特化らしい、ってのも知ってた

・でも中々マッチングって難しいんだよね、結局数百社見ていくしかなくなる

・「ベンチャーの新しい試みの中でマシな方」という印象

 

LinkedIn

 

【特徴】

世界最大級ビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービスWikipediaより)

・とは言うけど、UI/UX微妙じゃない? 俺はWantedlyのUIの方が好きよ

・そもそもアメリカ文化が違うっぽくて、個人レジュメとかポートフォリオを中心としたサービスになってる

・相当キャリアを攻めてる人ならいいけど、普通の日本人に合うのかはとても疑問

検索もできるけど、どちらかというと待ちタイプ

・怪しげな、あるいは怪しいのかどうかも判断できない人材紹介業の人から月1くらいで声がかかってくる

・あとは外資からよくわからんオファーが来る、日本語でおk

・たぶん外資行きたいなら一つの手かもしれないけど、大多数の人にとっては縁のないサービスになると思う

・その割に初期登録はだいぶ面倒くさいので、同僚には「LinkedIn無視していいよ」って言ってる

・「最近転職活動マンネリ気味で」っていうイカれた転職ジャンキーには新鮮でいいと思う

 

その他の攻め方

 

直接行くパターン(どうやって会社を知るか)

・使ってるサービス商品などから会社を知る

プレスリリースから会社を知る

記事から会社を知る

調達したというニュースから会社を知る

・上場した、買収したというニュースから会社を知る

 

・IT系ならコーディング転職サービスというのもあるね(使ったことがない。トラバの方が解説してくれてる)

・他にも把握できないほどサービスがいっぱいある

 使ってないけど知ってるものならあと20個はありそう

 おすすめあったら教えて欲しい(転職ジャンキーなので)

 

知り合いに聞くっていうのはあまり使えなかった

全知り合いで自分がもう2番目くらいに詳しい・・・

 

別枠 会社口コミ情報サイト

 

・VORKERS

・カイシャの評判

転職会議

・キャリコネ(もこの枠?)

みん就(もこの枠?)

 

【特徴】

所属している会社イライラしてる奴らが呪詛を吐き捨てるサービス個人の感想です

サービスを使うためには、自分も評価を書かなきゃいけない仕組みで、円満退社した人とかは良い評価を書く

・他にはないリアルな声がバンバン載ってて非常に参考になるが、あくまで参考程度だ

 「企業アンチスレ」だと思って見たほうが良い

・当たり前だけど小さいベンチャーとか、コンプラが厳しい大企業とかは載ってないと思っていい

・「バレるリスク?そんなのしゃらくせぇ!」みたいな人たちが基本書いてるから

 大企業なんかでは十中八九監視されてるに違いない

 

IT業界以外

 

割りと業界専門で強い転職サービスってあるから、探してみると良いと思う

ただIT業界がたぶん転職市場一番発達してるから、ITほどは無いか

看護、外資、美容、福祉、コンサルゲームあたりは見たことある

 

転職サービスは何でこんなに多いのか

 

もちろんくっそ儲かるから

 

転職サービスの捉え方

 

まず、企業側の掲載課金か、企業側の成功課金か、求職者から金を取るかで雰囲気が変わる

掲載課金はまじめだがノイズが多い、営業先行型のサービスから

かめっちゃポジション外してるオファーが来たりしたら、担当者がアホか、営業が「もっと手当たり次第に出しましょう」って言ってるかのどっちかじゃないか

成功課金場合は、金が潤沢ではないけど積極的会社が多いイメージ

どちらもあくまで成立させるのが仕事から支援の質は大差ない感じがする

求職者から金を取るタイプは、婚活サービスっぽくなるね

 

あと、特化型か汎用型かでまたタイプが変わる

文化の違いがどうしても出てしまうので、求職者の質も変わるし、会社の質も変わってくる

 

待ちタイプサービスなら、自分の経歴・PR部分にどういうことを書けるのか次第で変わると思う

そこを見てオファーが来るわけだし

エッジを効かせたいなら自由度高くかける所が良いよね

 

まとめ:どこを使うべきか?

 

・意外と会社がかぶってなかったりするから複数見てみたほうが良いと思う

 会社からすれば掲載課金サービス複数登録するのきついでしょ?(婚活なんかと同じだね)

・ITのWeb系なら、Green+Wantedly+大手のどこかの3つを見ておけばいいか

転職することでポジションレイヤーを上げたいならビズリーチかWantedly(経営陣まで募集してるサービス

・何か思うところがあるなら変わり種を使ってみる

・何か業界がよく分からなかったらエージェント使う

・面倒くさいなら、それぞれのサービスの気になる求人を適当にクリックしまくっておけば、

 グーグル広告おすすめ求人バンバン出てくるから仕事中に眺められて便利w 

 (グーグル広告求人情報が出まくるので、それでも大丈夫ならね)

 

所感

何で俺こんな毎回苦労してんだ・・・

もっとスッと決まればいいのに

 

これから春にかけて転職シーズン

俺は1ヶ月半かけてようやく次決まった(5社目?)

毎回しんどい妥協するともっとしんどくなる

みんな頑張って

 

 

___

 

あとボロクソ言ったけど、サービス運営者には感謝しています

とても活動やすいです

転職市場が活発になってマッチングが捗ればもっと世の中よくなると思う、たぶん

2016-12-08

ミッション基準で職を探してみたが、大変だったという話

今の日本企業は、ミッションというよりも会社に合う合わないで人を採用する

そして転職するときは「他にやりたいことができて」とか「待遇が不満で」転職する

結婚離婚に近いイメージ

 

ミッションで職を探すというのは、企業の抱えている課題や、あるフェーズにおいて必要だろうポジション一時的に入るような感じだ

営業コンサルの動き方に近いが、売り込むのは自分自身となる

 

こんな風に動こうと思ったのは、一番は自分キャリアを考えてだ

守ることで安定しようとするのではなく、攻めることで安定しようとしたときに、こういう動きが自分にとって一番いいと感じた

スポーツ選手の動きに近いと思う

 

あと、企業プロジェクトにとっても良いのではないかとも考えた

特に変化の激しい業界では、ある状況で能力を発揮した人材が、その後ずっと能力を発揮するとも限らない

定年までずっと給料分の働きをするかわからいから、下手に給料も上げられない

ならばアルバイトフリーターのように、ライト関係性の方が扱いやすいのではないかと思った

 

もちろんフリーランスの方がこうした場合動きやすいので、基本フリーランスで、場合によっては正社員契約社員でという条件で動いた

 

 

結果大変だったわけだが

以下は理由

 

1.ちょうどいいミッションが見つからない

好きな仕事会社を見つけるより、ちょうどいいミッションを見つけるのは余計に大変だ

まず絶対数が少ない(ミッション次第でもあるけど)

あと会社状態理解しなければならなくなるから、取捨選択時間がかかる

 

2.自分の考えを理解してもらわなければならない

ミッションリブンで動いてる求職者なんて、ほとんど見たことがない

担当者は必ず、他の何かしらの”枠”に当てはめて見ようとするから、そこの誤解を解く作業が発生する

また、自分相手を騙しているわけではなく、自分キャリアパス会社にもメリットがあるんですよと、思想レベル説明しなければならない

 

3.自分御社課題解決できる人材です、という必要がある

ほとんど営業のようなイメージだが

まず会社課題わずかな情報から理解しなければならない、その上で自分に実績があることを示さなければならない

 

4.経営陣に対してじゃないとあまり伝わらない

会社の状況とかフェーズとかをキチンと把握している人はなかなか少ない

営業担当コンサル担当経営陣くらいだ

なので、割りと最初面談が大変

 

5.いつでもチャレンジなので、入社が決まったらそれはそれで怖い

決まって落ち着くなんてことはなく、決まった瞬間プレッシャーが襲いかかる

有言実行しなければならない

 

6.契約形態で悩む

ミッション解決するために割りと重要ポジションにつかなければならなくなるが

その場合正社員の方が良いと言われる

どういう形態がいいのか未だにわからない

 

7.大企業相手には使えない

枠に当てはめるとか、面談経営陣が出てこないとか、入社決まってから配属決めるタイプには通用しない

ミッション次第だけど、スーパーじゃない俺みたいな人は会社が300人規模超えてくるとこの動き方はキツくなると思う

 

 

メリットもおまけで書いておく

 

1.経営陣の受けはめっちゃいい

会社事業課題からはじめて、じゃあ自分は何ができますよってところまで話せると

だいぶ受けはい

過剰な期待もされないところもいい

 

2.入ってからやることが明確

何となく頭数合わせる感じじゃなくなる

 

3.ミッションさえ合えば、興味がない領域にでも突っ込んでいける

そもそも辞める前提で入るので、チャレンジもしやす

 

4.その後のキャリアにも良い(?)

会社に入った理由、結果何をしたか、どうだったか、どうして辞めたか

ストーリー形式になるから一貫性ができる

 

5.失敗したら即クビにしてもらえる

失敗したまま残るのが嫌な人向け

 

 

 

まとめ

 

予想以上に大変だったので誰にでもオススメするわけじゃないけど

あと似たように動いてる人が周りに居ないから寂しい

誰かやってみない??

 

今後数十年考えたら、こういう動き方もありなんじゃないかと思うんだよ

2016-11-27

日本ベンチャーはやはり苦しい

改めて思ったけど、ベンチャーキツイ

 

ベンチャーステージをこんな風に分けて考える

 

1.構想 … 考えるだけ

2.実験 … 試しに少しやってみる。プロトタイプなど

3.始動 … 一応最低限揃った状態仕事が回る状態赤字だけど売上が立つ状態法人化してなくてもいい

4.初期 … 1人で生活できるくらいには売上が立つ状態

5.組織 … 人を雇い始める状態法人化必要

6.成長 … いわゆるベンチャー企業

7.拡大 … 中小企業となる 上場するか、営業続けるか、バイアウトするか

 

ステージ1~3あたりまではその仕事に全力投球ができない

できれば4か5あたりまでは片手間でやりたい

でも多くの会社副業禁止なため、2や3あたりから厳しくなってくる

「本気でそれをやるつもりはないが、ちょっとしたいいアイディアがあるから試してみる」みたいなことは更にしづらくなる

 

副業禁止から選択肢が限られる

 ・会社を辞める

 ・副業OKの会社に行く

 ・自営業非正規になる

 ・貯金を食いつぶす

 ・調達する(誰かから借りる)

 ・調達する(銀行VCから借りる)

 

でも転職簡単ではないし、自営業ができる職種も限られている

そうなると貯金パターンか、調達するしかない

調達の方が特に曲者で、一度走り出すと後戻りしづらくなる

本当は「何個かアイディアを試してみたい」とか「上手くいく確率は30%だろう」とか考えていても、その仕事に全力投球しなければならなくなる

理想は「調達する(誰かから借りる)」だが、数百万借りれる相手が居るというだけで限られるのではないだろうか?

ここで多くの人が脱落するだろう

 

有名な話だから省略

アメリカ日本では破産時に、個人責任の重さが違ってくるという話

 

例え売上が立ってきたり、調達できたとしても、簡単給与を上げることはできない

来てくれるのは、社長ビジョン共感してくれて「安くてもやる」という奇特な優秀な人と、単純に優秀じゃない人だ

そしてあまりケチって優秀じゃない人を入れすぎると動きが非常に鈍くなる

結局、金をばら撒いて短期集中で頑張るか、経営者自ら優秀じゃない人を長期でじっくり回すか

非常に難しい戦略必要になる

 

これは日本に限らないが

一番駄目なパターンは、優秀じゃない人を高い給料で入れてしまパターン

だが自分経験のないポジションに対して、誰が優秀なのかなんてわからない

結果、慎重になりすぎて安い人ばかりで固めるみたいなことになったりもする

 

人が増えれば増えるほどコントロールは難しくなる

大体30人を境目に世界がガラッと変わる印象だ

だけど、特に日本では人数は増える一方で減らすことがしづらい

結果、徐々に組織全体の改善しづらくなっていく

6.成長や7.拡大フェーズで止まってる会社はこういうケースが多いと思う

 

 

  • おわりに

色々絡み合って、すごくチャレンジしづらい状況が生まれている

何がしたいんだ一体

2016-11-10

今日までの四半世紀はテクノロジー特に情報通信技術によって切り開かれ、それが重要視されてきたけれども、

今日からの四半世紀は、その裏で人類が失ってきた思想的豊かさを取り戻すため、思想が重視されるだろうね。

思慮深くビジョンをもって、世界を再構築できるソートリーダーは誰(何)なのか、模索し蛇行していくフェーズに入るだろう。

2016-11-05

昔々、あるところにソフトウェア開発をしている人達がいたそうな

昔のソフトウェア開発だとコンパイルをできる大型計算機ってのはとっても高価で一台しか無かったそうな

おまけにコンパイルするためには平気で1日とか2日とかかかっていたそうな

ソフトウェアバグが混入しておるとその分の稼動が全て無駄になってしまうので

ソフトウェア開発者コンパイルをする前に入念なチェックをしていたそうな

入念なチェックをフェーズに分けて行うための仕組みとしてウォーターフォール型というものが考案され

抽象的なソフトウェア仕様からコンパイルに書ける前のコードになるまで

段階に分けてソフトウェアバグが無いかチェックしていたそうな

詳細設計書というのはその名残で、コンパイルをかけるときバグがあってはならんから事前に設計するようにしたんじゃ

ところで結局ウォーターフォール型では各工程不都合が生じたときに前の工程に戻ることが難しく

本当の意味でのソフトウェア品質や工期が伸びてしまうのが大きな問題

それを解決できないか試行錯誤しておるうちにハードウェア進化して開発者みんながパソコンを持てるようになり

ソースコードを書きながらコンパイルできるようになったもんじゃからこの方法海外では廃れてしまったのじゃ

一方日本ではウォーターフォール型というもの古来より日本社会システムにある天下り制度マッチしてしまったこともあり

ウォーターフォール型が大変好まれて今も使われているというわけじゃ

これが日本大企業からろくなソフトウェアが生まれない理由なんじゃと思うのぅ

http://anond.hatelabo.jp/20161105155342

なぜソースじゃなく詳細設計を欲しがるのか

Javaを始めとするオブジェクト指向言語による開発になると、設計手法も従来とは大きく変わる。

その結果、不要になるドキュメントが出てくる。

詳細設計のことだ。

ここでいう詳細設計とは、本来コード記述する処理を、逐一日本語で書き下したものを指す。

てか、そんな物を読むくらいなら、現物ソース読めよって話だ。

だいたい、ソースに書くレベル粒度記述を、なんでいちいち日本語なんて表記揺れも甚だしいフォーマットで書かにゃならんのだ。

何よりソース修正が入ると、遡って詳細設計も直さないと整合性が取れなくなるので、言うなれば二重に工数を掛けることになる。

「違うよ、設計を直して実装するんだよ」というが、合理性を重んじるSEPGという人種が、実質同じ内容を何度も書きたがるわけがない。

それに、単体テストくらいまでの段階ならともかく、開発要員が縮小される結合テストシステムテスト以降で、そんなことをしている余裕など現場にはない。

結果、実装と合ってないドキュメントけが放置されてしまう。


でも、そうなることが目に見えているにも関わらず、欲しがる客や元請が後を絶たない。

負担ばっかり増えて、尚且つ無意味作業やらせるなって感じ。

なんでそんなに「日本語訳」が欲しいの?

ぶっちゃけソースコードレビューでいいじゃん。

もし客がソースを読めないなら、その時に客が読みたい部分だけを元請が訳して説明すればいい(全部読みたがるヒマな客なんてそうそういないだろうし)。

そして元請はITプロなんだからソースなんてスラスラ読めて当然なわけで。英語読めない英語専門家存在しないのと同じ理屈ね。

それこそ読み取り専用でリポジトリアカウントの一つや二つくらいいつでも作れるので、ソース抜き打ちレビューどうぞって話だ。


はいえ、別に何も「真実ソースただ一つ!」なんて言うつもりはない。

ソースに行き着くまでにも考えることは色々あって、その考えた結果は全て形に残さなければならない。

ソースもまた考えた結果の成果物の一形態であり、他の形態が、各フェーズで書くドキュメントなのだと思っている。

そしてドキュメントがあるお陰で、システムがトラブった時もいきなりソース問題箇所を探し回る苦労から解放されるのだ。

ドキュメントを手がかりに「このクラスの、このメソッドが怪しい」まで行き着いてから、そこで初めてソース確認すればいいと。

Javaだったら、ユースケース図、アクティティ図、クラス図、シーケンス図、Javadocによるメソッド説明と読み込んでいってアタリを付け、それから当該メソッドソースを読めばいい。

逆に言えば、記述粒度が同じ成果物は2種類以上も要らない。整合性を保つための手間が増えるだけなので。

詳細設計書は不要というのはそういうことだ。

つーか「ソースが読めないか日本語訳を渡せ」とか甘えんな

2016-11-01

石田祐希さんの会社

https://twitter.com/yuki1y1m/status/793041285531758592

Keppleさんに会社設立の諸々をお願いしてきました!

Keppleというのは起業家支援サービス会社らしい。

http://kepple.jp/

スタートアップ会計、税務業務のみならず、事業計画策定サポート

KPI管理ファイナンスサポート等、スタートアップの成長支援を全力で行います

また、IPOに向けた内部統制の構築や開示サポート他、

各成長フェーズにあわせたサポートトータルで提供いたします。

Keppleにいくら掛かるのか分からないけれど、

会社設立まではどうにかなりそうな気配ですね。

2016-10-31

超大ヒット作がどれだけ売れるかは、火事に似ている

http://anond.hatelabo.jp/20161031135023

どこまで燃え広がるか、どこで止まるか次第であって、予測できるものではない

面白さにも依存しないし、広告量にすら依存しなくなってくる

作りてはそんなフェーズを予期して作らないし、予期してもしょうがいからこれはもう気にしてもしょうがない

 

嘘だと思うならPPAPでも見て考えてみると良い

2016-10-17

How the Textsecure Protocol (Signal, WhatsApp, Facebook, Allo) Works

http://www.alexkyte.me/2016/10/how-textsecure-protocol-signal-whatsapp.html これエキサイト翻訳か?主語が全部theyという支離滅裂英語なんだが。

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TextSecureの目標は「経路末端までのセキュリティ否認性、前方秘匿性、将来の秘匿性のすべて」を提供することである。具体的には、可能な限り短い時間だけ鍵情報を保持するメッセージストリームを二者の間に構築するということを目指す。将来に鍵の危殆化があっても、現在観測されたトラフィックを復号化できなくするのだ。

以下にSignal Protocolの批評分析を羅列してある。実装構造研究し、発見した欠陥を記述し、上述の目標がどれほど実現されているか評価するものである。まず仕組みの説明をしてから、より詳細な分析を続けることにする。

用語

TextSecureは、今ではSignalと呼ばれているアプリに与えられた名の一つだ。コード文書も一貫してTextSecureという名を使っている。一貫性を保つため、システム全体をTextSecureと呼ぶことにする。

ただ実際には数々の異なるものが含まれている:

構造

TextSecureは、非同期整合性に焦点を当ててOff-The-Recordというチャットプロトコルを改造したものだ。OTRが対話ハンドシェイク必要とする一方、TextSecureは不確定な遅延を認めない。メッセージを送れるようになるまでアプリを表示したままにしてハンドシェイク遂行しなければならないというのであれば、ユーザ体験はひどいことになる。

そうではなく、通常の鍵交換においてサーバが果たす役割の部分だけ、将来のクライアントが取得しに来るよう中央サーバに格納される。このサーバは、すべてを復号化できる鍵情報は預けておかない、信用なし経路となる。すべての暗号化は末端どうしだ。

暗号

TextSecureは暗号学の基礎のほんの一部を使うものである公開鍵暗号は楕円Diffie-Hellmanを通し、Curve25519を用いて実行される。AESがパディングなしカウンター(CTR)モードサイファーブロックチェーン(CBC)モードの双方で対称暗号に使われる。HMAC-SHA256がメッセージ認証に使われる。これらが信頼の基礎(TCB)である

ダブルラチェット:

TextSecureの暗号化エンジン中心部はAxolotlダブルラチェットアルゴリズムである。大まかに言うと、一方向にだけ回ることのできるラチェットが二つあり、一つは受信ラチェット、もう一つは送信ラチェットである。この構造により、鍵交換の前半を保管しておいて、後から非同期的に再生し完全なハンドシェイクを得ることが可能になっている。

受信ラチェットメッセージが受信されるときに使われるが、そこには次の鍵交換のための新しい材料が含まれていなければならない。この材料が後ほど暗号化メッセージ認証に使う対称鍵の生成に用いられる。

送信ハッシュラチェットは前回の整合性ある共有秘密から生成された鍵ストリームを使って新たな鍵セットを生成する。このラチェットは、受信ラチェットが進んで共有秘密が変化するとリセットされる。

ここで注目すべきは、メッセージ送信するために送信者が待つ必要は一切ないということだ。いつでも送信第一歩を踏み出すことができ、その一歩は必ず有限の時間で終わる。メッセージはすべて異なる対称鍵で暗号化されるが、これにより、ある時点の鍵は、どちら側のデバイスのものであっても、過去送信されたメッセージを復号化するためには使えないことになる。(ただし後で一つ警告がある。)

プロトコル

フェーズ1: TextSecure登録

登録は、クライアントに言って、連絡用の電話番号サーバに教えてもらうことから始まる。また同時に、トークン通話SMSどちらで受け取りたいか希望登録してもらう。このトークンが持ち主の証明となり、TextSecureで情報登録できるようにしてくれる。

クライアントメッセージ認証暗号化の対称鍵('signaling'鍵)、および長期公開鍵を送る。

また、複数のプレ鍵も送信する。これはクライアントが受信者になる時の鍵交換の半分、クライアント側部分の使い捨てコピーである。こうして保管されているプレ鍵のおかげで、将来の送信者はクライアントの応答を待つ必要もなく鍵交換を完了でき、こうして遅延を劇的に減らすことができる。クライアントは「最後の手段のプレ鍵」もアップロードするが、これは最後に使われ、受信者が新しいプレ鍵を追加するまでのセッションでずっと共有され続ける。

他のクライアントからも使われるプレ鍵に頼ることについてSignalが警告をしないというのは、筆者の意見では、理想と程遠い。

クライアントは次にGoogle Cloud Messagingに登録して、登録IDをTextSecureに出す。このTextSecureへの登録には、クライアントSMSを受け取りたいかデータだけにしたいか情報も含まれる。

フェーズ2: 鍵の比較

TextSecureはクライアントどうしがお互いの長期鍵のフィンガープリント比較して本人確認できるようになっている。鍵をQRコードとして表示して便利に検証できるようにする機能も含まれている。

フェーズ3.1: 最初メッセージ送信

送信者は、まず相手のプレ鍵を要求し、プレ鍵インデックス、プレ鍵、登録ID、長期公開鍵をもらう。これらを使い、HKDFという鍵派生アルゴリズムを通して共有秘密を取り決める。この秘密情報ルート鍵と呼ぶ。

このメッセージだけの一時鍵ペアが生成される。ルート鍵を使ってHKDFで新しいルート鍵とつなぎ鍵を派生させる。このつなぎ鍵は、暗号化MACの鍵を生成するのに使われる。

最後AESカウンター初期化される。カウンターは二つある: ctrとpctrだ。ctrカウンターメッセージ送信ごとに増える一方で、pctrカウンターは、最後既読メッセージの番号を保持する。これにより、受信者側にバラバラの順番で届いたメッセージを正しく並べ直すことができる。

これらを使って相手メッセージ暗号化し、それをSignalサーバに送る。このメッセージには、相手が鍵交換ハンドシェイク完了できるだけの必要情報が含められている。

SignalサーバGoogle Cloud Messenger登録IDが件の電話番号に合っているかチェックし、メッセージを'signaling'鍵で暗号化してからクラウドサーバに送る。この遠回しな方法により、Google Cloud Messengerがメッセージ送信元を知らずにいることが保障される。

フェーズ3.2: メッセージ受信

信者はプレ鍵インデックスを受け取り、送信者がどのプレ鍵を使ったかをそれで調べる。そして送られてきた情報を使ってハンドシェイク完了したり送信者と同じルート鍵を持ったりする。送られてきたメッセージを復号化するために使う鍵は、このルート鍵が生成する。

フェーズ4: 追伸メッセージ送信

相手が返信する前に、もとの送信から続きのメッセージを送りたい場合は、新しいつなぎ鍵を生成して、これを使って新しい暗号化およびメッセージ認証の鍵を得る。

フェーズ5: 返信の送信

信者が返事を出したい時は、まず新しい一時鍵ペアを選ぶ。送信者の一時公開鍵自分の一時秘密鍵を使って、新しい共有秘密を生成する。これを使って新しいつなぎ鍵を得て、そこから新しい暗号化認証の鍵を得る。これを使ってメッセージ暗号化し、さきほどの新しい一時公開鍵と一緒に送信する。

既知の問題

鍵の提出

TextSecureは、サーバクライアント間の共有秘密、いわば機械生成パスワードを使って、新しいプレ鍵のアップロード認証する。これは送信メッセージ認証にも使われる。このパスワードを漏らしてしまうと、それだけでメッセージ送信も鍵アップもそのユーザなりすましてできてしまうことになる。エキスポート機能があった頃はTextSecureクライアントを別のスマホに移行することができたが、この機能は削除された。エキスポート情報には機械生成パスワードが含まれていたからだ。この平文バックアップデバイスSDカードに置かれていたので、他のアプリから読むことができたのだ。

この機能はそれ以来削除されたままだ。なくて困る人がいるとしても、これはユーザビリティ問題ではなく、現実問題であり、それに対する後ろ向きな対策なのである

未知の鍵共有 (UKS) 攻撃

この攻撃は偽配送一種だ。攻撃者がUKS攻撃を実行すると、ある送信者が攻撃者に向けて送ったつもりのメッセージが、攻撃から別の人(標的)へのメッセージとして送信される。

これは能力のある攻撃者にとっては簡単にできる。TextSecureサーバ上にある自分公開鍵を、標的の公開鍵に変えればいい。これは自分電話番号を再登録すればできる。送信者はQRコードを使って、相手フィンガープリントが合っていることを検証できるが、これが本当に標的の鍵のフィンガープリントになるのである

それから、今度は送信者のアカウントを再登録して、その検証SMS確認通話送信者に到達しないよう横取りしなければならない。これは太っ腹に権限を与えられた人には造作もないことだ。こうして、送信者として認証し、既知の署名つきメッセージ送信できるようになる。

この攻撃はTextSecureでは解決されていない。プレ鍵の署名は追加したが、まだ暗号学的にIDと関連付けられているわけではないので、奪われて再生される危険がある。

できることがあるとすれば、送信者と受信者の双方がメッセージ暗号化された本文内で言及されるようにすることなどだ。

目標達成率

TextSecureはその構造のおかげで前方秘匿性を獲得している。前方秘匿性(forward secrecy)は、もし長期公開鍵安全なままであれば、ある時点の対称鍵が漏れても、そのセキュリティ突破限定的時間範囲しか有効でないとする。新しいラチェットのそれぞれに公開鍵必要であることから、これは達成されている。

完全前方秘匿性(perfect forward secrecy)は、クライアントの持つある時点の鍵が奪取されても、それ以前に送信したメッセージの復号化が不可能である性質定義されている。このことはTextSecureのwire protocolにより施行されるが、少々ことば遊びに入ってくる。というのも鍵はデバイスにのみ格納されているので、アプリ上の他の鍵にアクセスすることなく鍵が暴露されることはありそうにない。長期鍵だけではメッセージを復号化できず、ラチェットステート対応する一時鍵が必要になるが、これはそのスマホから引き出すことができるので、送信したものの返信されていない(前回のラチェット使用した)メッセージを復号化できる。これは技術的に言えば「以前の」メッセージ暴露である

否認性(アリバイ)はさらあやふやだ。ある特定メッセージについて、それはだれにでも作成できたのだと言うことは可能だが、その一方で、プレ鍵は公開されているので、TextSecureの中央集中構造が脅威をもたらす。TextSecureサーバ認証メッセージ転送をするものだが、それを記録することもできる。内容は末端どうしで暗号化されているとはいえ、メタデータは違う。

Sources

Analysis Whitepaper:

http://ieeexplore.ieee.org/document/7467371/

Marlinspike, Moxie (30 March 2016). "Signal on the outside, Signal on the inside". Open Whisper Systems. Retrieved 31 March 2016. https://whispersystems.org/blog/signal-inside-and-out/

Posted by Alexander Kyte at 11:47 PM

2016-10-13

三浦弘行九段竜王戦出場停止について

どうも、id:BigHopeClasicです。

本当はこんな内容、自分はてなブログ投稿したほうが見た目もきれいになるしいいんでしょうが、持続できないブログを作るのも気後れするので、増田を使います

さて、掲題の件、はびこりそうな誤解がいくつかありそうなのが将棋ファンとして気になったので書こうと思ったものです。

カンニングはあったの?

本稿投稿時段階での報道を元にする限りでは、

日本将棋連盟三浦九段に対して、カンニングをしていないという悪魔の証明を求めた」

しか解釈できません。つまり将棋連盟三浦九段に対して、決定的な物証などを何一つ押さえないまま

「疑われているので潔白を証明しろ

というに等しい要求を投げかけたことになります

この点については続報を待つ必要がありますが、あくまでも現段階での私個人の感想としては

「下策中の下策、愚の骨頂」

というコメントに尽きます

なるほど確かに、三浦九段が疑わしいとする複数棋士から申し立てはあったのでしょう。

連盟がそれを黙殺すれば、その疑惑文春砲などで火を噴いた可能性も否定できません。

しかしながら、決定的な物証がなければ、いくら週刊誌が書きたてようが大きなダメージにはならないのは日本相撲協会週刊ポスト週刊現代顛末を見れば明らかです。

大相撲八百長問題警察から情報提供で明らかになる前、週刊ポストは30年にわたって角界八百長告発する記事を書き続けてきましたが、その内容は元力士らの極めて具体的かつ迫真性のある証言に基づくものはいえ、決定的な物証をおさえたものではなく、大相撲はそれによってはなんら決定的ダメージを負うことはありませんでした。

週刊ポストに対しては、日本相撲協会は徹底的に無視をし続けることで対応したのです。

また、週刊現代八百長報道に関しては相撲協会と各力士は、週刊ポストとの対応とは一転して大量の名誉毀損訴訟を起こしそのことごとくに勝訴しています週刊現代八百長報道週刊ポスト比較してもあまりにお粗末だった)。

日本将棋連盟は、こうした大相撲八百長問題におけるリスク評価対策から何も学ぶことなく、あくまでも現段階の報道に基づくところからは、およそ愚劣な対応をしたと言わざるを得ません。

スマホ将棋カンニングに使えるわけないでしょ?

さて、上記とは別にこの問題が深刻なのは、自宅にあるパソコン遠隔操作するまでもなく、2016年7月におけるスマホ将棋アプリの棋力は、渡辺明竜王佐藤天彦名人羽生善治三冠といったトップ棋士の棋力をすでに上回っているという有力な推測があるからにほかなりません。

そのような推測があるからこそ、将棋連盟12月中旬から

「対局室へのスマホを含む電子機器の持ち込み禁止、昼食休憩時における将棋会館外への外出禁止

を定め、これに違反したものは除名を含む厳しい処分を課すことを決め、さらに今週末から開幕する竜王戦では、対局者に対し対局前に金属探知機で持ち物チェックをするという対応を決めていたわけです。

新聞報道ではこの金属探知機での調査については渡辺竜王三浦挑戦者双方の同意の下とされています

(なお、上記のルール12月中旬から適用とある通り、仮にこの時点で将棋連盟不正に関する動かぬ物証をつかんでいたとしても、それを三浦九段に対して遡及適用できないことは当然です)

この件を報じた朝日新聞記事についていたブコメからいくつか代表的な反応を取り上げます

b:id:temtex 仮に事実としてもだ、たかスマホアプリでどうにかなるものなのか…と思ったら、別のとこで走らせたソフトの結果さえ判れば良いのか(但し"スマホ搭載"と記事にはある)。プロに勝てる有力なソフトってどんなの?

b:id:namnchichi スマホアプリタイトル取れるのか?

b:id:symbioticworm 現時点でスマホで走らせられる将棋ソフトなんてたかが知れてるから不正があったとすれば外部との通信必要なはずだけど。現段階では情報が少なすぎる……。

b:id:buu さすがにスマホ搭載のアプリじゃ参考にならないだろうが、協力者と連携すればカンニング可能だろう。人間よりもソフトが強くなるとどういう将棋界になるのかと興味深かったのだが、こうきたか

b:id:l0x0l スマホ将棋ソフトレベルで、プロ棋士の対局の参考になるかは疑問

b:id:kaitoster 『対局中、スマートフォンなどに搭載された将棋ソフトを使って不正をした疑い』←スマホ将棋ゲームすでにプロタイトルホルダーより強いソフトあるのかな?

なるほど、確かにプロ棋士とコンピュータ将棋が戦う電王戦ではコンピュータ将棋が大きく勝ち越しているとは言え、最新の事情を詳しくご存知でなければ上記のような反応は出てくるのが自然かもしれません。また、今回の当事者である三浦九段電王戦に出場した際の対戦相手が、東大駒場情報基盤センター学生用iMac680台をクラスタリングしたGPS将棋であったことも、上記のような反応につながるかもしれません。そこで、これらの誤解を解消するため、コンピュータ将棋の現況について説明したいと思います

ここ3年のコンピュータ将棋の強さの推移

まず、上記の三浦vsGPS将棋が行われて以降、ドワンゴ主催電王戦では使用されるCPUが制限されています。この制限に基づき電王戦で使われたCPUは、2014年がcorei7 4960X(6コア12スレッド)、2015年がcorei7 5960X(8コア16スレッド)とここまではその時点で調達可能なcorei7シリーズエクストリームエディションを使用していますが、今年2016年世代こそ最新のskylakeとなったものの4コア8スレッドcore i7 6700K、そして来年2017年使用CPUは同じく4コア8スレッドのcorei7 6700と、使用するハードウェアの性能は年ごとに抑制されるフェーズに入りました。

ではそれによってコンピュータ将棋パフォーマンスの伸びに制約がかかっているかというと、全くそんなことはありません。将棋ソフトponanza開発者山本一成さんは、2016年電王戦開幕前に「corei7 6700K1台で動くponanzaは、iMac680台をクラスタリングしたGPS将棋より遥かに強くなった」と宣言しています。これは根拠のないことではありません。

現在フリーで入手できる将棋ソフトについては、有志が統計的有意手法を用いてその相互間の強さをeloレーティングを用いて計測しています。その一例として、こちらのウェブサイトがあります。eloレーティングの仕組みについては[wikipedia:イロレーティング]を参考にしていただくとして、目安としてはレート上位から見て下位に100差あれば期待勝率64%、以下同じく200差で75%、300差で85%、400差で91%、500差で95%、600差で97%、となります

ponanzaフリーで公開されていないため、上記のウェブサイトにはレートは計算されていません。しかし、2016年電王戦に出場したponanzaは、このウェブサイトで「Apery twig」として掲載されているソフトに対し勝率97%を上げていることが、電王戦に出場した山崎隆之八段をサポートした千田翔太五段の調査によりわかっています。つまりこのponanzaのレートは「Apery twig」の3250に600を足した3850前後であろうと推定できます(なお、上記のサイト検証に用いているハードウェアIvybridgeおよびskylake世代の4コア8スレッドメモリ16GBであり、これは2016年電王戦における使用ハードと大きな差はありません)。

一方、2013年電王戦に出場して三浦九段と対戦したGPS将棋は、この表に掲載されているGPSFish(レート2879)をスレーヴとしてこれを680台クラスタリングしたものでした(厳密に言えば電王戦に出場したGPSfishはこれより一つ前のエディションですが大きな棋力向上はないもの仮定します)。この680台クラスタリングした際の棋力向上幅については、GPS将棋開発チームの田中哲朗東大准教授が、根拠は全く無く経験に基づく推測にすぎないとしながらもレートにして400程度と語っており、これを採用します。

そうすると2013年電王戦GPS将棋推定レートは3279となり、2016年電王戦ponanzaとのレート差はおよそ570、ponanzaから見た期待勝率は96%となりますわずか3年の間に、コンピュータ将棋は1台のデスクトップPCで、680台のパソコンクラスタリングした将棋システムに96%勝利する成長を遂げたのです。

(なお、コンピュータ将棋がかくも異常な速度で成長したのは、ドワンゴ電王戦において「使用ハードウェア制限」と「提出後対局まで6ヶ月間一切のアップデート不可その間棋士研究し放題」という条件をつけてしまたからだと考えています。こんな条件をつけなければ開発者はここまでしゃかりきに強化はしなかったはずです。ドワンゴがコンピュータ将棋大会に出してる優勝賞金の300万円なんて開発費の元手にもなりゃしないし、強いコンピュータ将棋を作ったって売り物にはならないので、モティベーションはこんな厳しい条件のもとで恥をかかないためにはひたすら強くするしかない、ってとこだけなんですから

将棋ソフトプロ棋士の強さの関係予測

もうひとつ、これらの将棋ソフトプロ棋士の強さの関係はどうなのだということも前提として必要になります。まず、プロ棋士レーティングについては、こちらのウェブサイト現在最も信頼され参考にされています。eloレーティングは、基準となる値を何点に設定するかで絶対値はいくらにでも設定できますが、上記の点差と期待勝率関係基準値を何点にしようが変わらないので、異なる基準値をとる異なるレート表間での比較可能になります

さて、コンピュータ将棋の公開対局場として、GPS将棋の開発チームが開設しているfloodgateというサイトがあります。ここでも参加者の対戦成績に基づいてレーティングが計測されています。また、この対局場は、コンピュータ将棋だけでなく人間も参加することができます。このfloodgateに、一時期上記の千田五段が参戦されていました。その際に記録されたレートは2800ほどでした。千田五段が参戦されていた時期のプロ棋士レーティングにおける数値と、その当時の羽生三冠との数値の比較から羽生三冠がfloodgateに参戦した場合予測されるレートは3000から3100程度だろうと見込まれています。また、先に紹介したコンピュータ将棋レーティングサイトのレートは、floodgateのレートの数値と大きく変わらないようにする工夫がされています。なお、羽生三冠のここ数年のプロ棋士レーティングは時期による前後はあれど概ね1900プラスマイナス50程度であり、佐藤天彦名人渡辺竜王の棋力もほぼこの幅に安定していて、現時点ではこの3人が名実ともにほぼ拮抗した最高レベルの棋力といえます

ここから考えた際に、2016年電王戦ponanza羽生天彦渡辺といったトップ棋士の棋力差はおよそレート差800、ponanzaの期待勝率は99%超、という推測になります第2期叡王戦本戦PV千田五段が、羽生ponanzaに対する勝率を0.5%と仮定しているのは、まずこの推測に基づくものと考えて相違ないでしょう。もちろんすべての基準となるfloodgateでの千田五段の数値は、普通プロ棋士公式戦ではありえない短い持ち時間の下で行われたものであるため、実際の羽生ponanzaの実力差はこの通りではない、という反論は容易ですが、そもそも持ち時間が9時間に増えたからと言ってレート800の差は埋まるものではなく、コンピュータ将棋も持ち時間を長くすればそれだけ強くなることを考慮すれば本質的議論とは言い難いでしょう。

やっと本題、スマホにおける将棋アプリの強さ

ここまで長い前置きを置かないと、なかなかこの本題に説得力が出ないと思いましたが、いよいよここから現在スマホ将棋アプリ話題です。

これだけ強くなったコンピュータ将棋ではありますが、これまでは基本的パソコン上で動かすものでした。スマホ用の将棋アプリも多数出てはいましたが、プロ棋士最上位に匹敵すると見られているものはありませんでした。

ところが今年の7月、android用の将棋アプリとしてshogidroidがリリースされます。これ自体将棋ソフトのGUIであって思考エンジンはないのですが、このshogidroidの売りは、今年の6月に一般公開された当時の最強フリー将棋ソフト「技巧」をandroidスマホの上で動かせるようにしたことでした。技巧の強さは先のコンピュータ将棋レーティングサイトで4コア8スレッドで動かした際に3578。ponanzaの3850には及ばないとは言え、今年6月当時ではponanzaに次ぐ2番めに強いソフトで、人間から見れば驚異的な棋力です。

もちろん、この技巧といえど、その棋力がCPUの能力に依存することは言うまでもありません。しかし、スマホ今日日クァッドコアは当たり前、Huawei P9のようにオクタコアを搭載してGeekbenchを用いたベンチマークテストで高い数値を出すスマホもある時代です。第4回将棋電王トーナメントで3位になったやねうら王の開発者で、皆様もよくご存知のやねうらおさんは、2016年9月時点のハイスペックスマホに、一切のスマホ用のチューニングを行わず思考エンジンを搭載しても、レートの落ち幅は400程度推定しています。この推定を当てはめて技巧をshogidroidで動かした時のレートを推定すると3178。やはり羽生天彦渡辺を上回っていることになります。実際にはもちろんやってみないとわかりませんが、あくまでも推測上では、すでに電王戦プロ棋士スマホで十分に成立し、それでもプロ棋士の分が悪いことが予測される段階に突入しているのです。

※ちなみに、先の電王トーナメントで優勝し来年の電王戦に出場する最新のponanzaは、今年の電王戦に出場するponanzaに9割勝つとの開発者山本さんの発言がありました。これを信じるならponanzaのレートは4200となり、スマホに積んでも3800で、やはり羽生三冠の期待勝率は1%に満たないことになります

これが2016年10月における、スマホで動かすコンピュータ将棋の現状になります恐ろしいことには、shogidroidは無料アプリであり、その思考エンジンの技巧もフリーウェア。それを最高スペックで動かすHuawei P9は54000円で買える、というところにあります。この状況をどう考えるかは皆様のご想像におまかせします。

カンニングたか検証できる?

さて、お気づきの方もいるかもしれませんが、疑われた三浦九段の棋譜をソフト検証してみれば白黒はっきりするのでは?と思われるかもしれません。しかしそれは極めて困難であると申し上げましょう。

まず、Shogidroidの上で動かせるソフトは技巧に限りません。その他のソフトも動かすことが可能です。次に、同じ将棋ソフトであっても、ある局面検討させたときに導く最善手は、CPUの性能や検討させる時間によって異なります。そもそも将棋ソフトにはある特定局面において常に同じ結果とならないよう検討においては乱数使用されており、一局の将棋の棋譜からではその人がカンニングたかを導くのは容易ではありません。

さらに、将棋は二人零和有限確定完全情報ゲームである以上、ある局面における最善解というのが必ず存在します。ということは、その最善解を自力で導いたかカンニングたか区別は、着手から「だけ」では判定できないことになります

以上の理由からカンニングたか否かの実験第三者が行っても、その結果についてはいくらでも疑義をつけることができ、有効ではないと言えましょう。

取り急ぎ、私からは以上となります

2016-10-03

仕様をもらった

信之「全部こんな感じか?」信繁「全部こんな感じです。」

担当からフェーズ開発の仕様をもらった。凡人にはわからない仕様だった。

2016-10-01

出会い系のコツ。連絡先交換の覚書

*分からない単語、何の料金?何の話?って思う人はググるか、流し読もう。

前提

いろいろな意味で合う人を1人見つけること(連絡先交換)が目的

もったいない気持ち」や「欲張る気持ち」は捨てる。潔さが一番大事

そうしないと、正しい判断ができないばかりか、お金けが飛んでいく。

でも、ケチると判断もクソもなく何も分からないので気持ちの余裕は大切。

見つける(連絡先交換)までのコスト

目安はだいたい1ヶ月、最大10,000円(1人)くらい。

P1 + P2 + P3 = 3,750 を 3回繰り返すイメージ

流れ

[Phase1]

ここは考えすぎず送る。

単純計算だと、30人に送って、15人を判断するイメージ

1. ファーストコンタクト(母数)

50円 x 10人 = 500

2. チェック(母数から50%返ってくる予測。3回以内に判断。)

5人 x 50円 x 3回 = 750

[Phase2]

ここで振るいにかける。

・チェック2(母数から最大30%残る予測10回以内で判断。)

3人 x 50円 x 10回 = 1,500

[Phase3]

連絡先など

トーク( ここで一人残すくらいの流れにする。ここを欲張ると出費が肥大。)

1人 x 50円 x 20回 = 1,000

判断基準

Phase1の1

[タイプいいね、向こうからメッセージ]

[誰に送るか]

[写真]

[自己紹介などの文章]

[その他項目]

[掲示板書き込み]

Phase1の2とPhase2
  • Phase1の2(以下P1-2)とPhase2(以下P2)の違いは、P1-2は業者など明らかに本物では無いと判断できる物を切るフェーズで、P2は巧みな業者CBなどを切って行くフェーズ。明らかな者を速めに切るかつ本物は間違って切らないようにするための段階分け。
  • メッセージテンプレぽいのは即アウト。
  • こちらのメッセージを読んで無い、又は反映されてないのもアウト。
  • 基本的にこちらの名前文章に反映できてないのはアウト。
  • 1通目からあちらからLINEとかメールアドレス交換とか言ったり、書いてあるのは確実にアウト。
  • デートしたい、ホテル行きたい。最初だけ〇〇円(1とか2とか2.5)は残らず全てアウト。残らず!
  • 返事が素っ気ないのはCB可能性。そうじゃなくても次のフェーズには連れてかない。どうせ盛り上がらない。
  • ただし、分からない場合は3通までは様子見る。
Phase3
  • あとは、会話を続ける努力。優しく。
  • Phase3の初期でも、すぐ連絡先を交換しようとすると、警戒してもうやりとりできなくなるので、我慢
  • できれば、向こうが言い出すまで我慢。だけど、無理そうならフェーズ1から繰り返す。
  • ここまで残れば、業者CBでは無い可能性が高いが、「合う合わない」で判断するべき。
  • どれだけコストがかかっていても、所詮相手人間なので相性が悪ければ意味無い。
  • ギャンブルだと思って、地道に探す。

まとめ

使用サイト

YYC: アプリが使いやすい。女の子積極的業者サクラCBも含め)

ハッピーメール: プロフィール閲覧が無料であることが最大の利点。判断やすい。

(サイト複数用いるのが望ましく、ただ使いすぎてもよくないので2つに絞った。予算サイト分で割る)

2016-09-26

怒ってもよさげなところで怒りそびれてしまったので愚痴

持病があって月イチでそこそこ大きい病院に通院している。

先日、いつものように会社を早退(正確にはフレックスコアタイム外なので本来自由なハズだが……)して病院に行ったら、再診受付機に「お前予約してねーだろ」とエラーを吐かれまくった。

受付に申し出て調べてもらったら、最初はよくいる予約勘違いいちゃもん野郎だと思われて、来週が正しい予約日だからおとなしく出直せ的な雰囲気対応をされたけど、

予約変更手続きがされた日付を確認してもらって前回来院より後であること、

予約変更されてる理由(お医者さんが学会に行くとかなんとか)についても記録が残ってたので、こちらから申請したことではないことが分かって、

「え、でも連絡一切きてないです……」と言うとようやく状況を調べ始めてくれた。

待合でボーっと座っていると10分ほどで、

「予約変更の手続きをした事務の者に聞いたところ、確かに増田さんにご連絡はしていないと言っておりまして……」

と困った顔で受け付けのお兄さんが中間報告してくれたけど、マジでどうしてそうなったし。

でもこの人に文句言ってもしょうがないもんなーと思って「あらら、そうですかー」とか言ってた気がする。

しばらくしたら「診療科の方からお話を伺いたいとのことですので申し訳ありませんが診療科の待合へ行っていただけますか?」と言われて、

お話を伺うも何もないだろうよ先生いないならどうしようもないし……と思いつつ行ったら、

ベテランっぽい看護師さんが出てきて「何かの手違いか行き違いがあったようで、ご連絡ができておらず~」と謝られた。特にお話は伺われなかった。

何かの手違いってなんだろう、そこがすげえ気になるなぁと思いつつ、この看護師さんがやらかしたのかどうかもわからないのでまた曖昧な返事を返した。

これは想像しかないけど、

事務の人は予約変更とだけ聞いて診療科の人が連絡して既に患者(俺)が了承済みだと思った、

診療科の人は、事務の人が処理する前に連絡確認してくれると思ってた、みたいなことがあったんじゃないかと思っている。

どっちが悪いのかとかは内部のシステムなりルールなり次第だからよくわからんけど、

普通は「先生の都合がつかなくなったのでこの日に変更してもいいですか?」と予約の変更を実際にシステム上で処理する前に患者に打診すると思うんだけど(実際過去に何度かあった)、

そこのフェーズが今回は綺麗にすっぽ抜けてしまったんだろうなーってイメージ。セクションが分かれてる大病院ならではかも。

そのあとは、頓服の薬がぼちぼち無くなりかけてたので、薬をもらっておきたいことを伝えると、

同科の別の先生患者さんを診終ったあとの隙間の時間で2分ほど時間を取ってもらって、いつもと同じ薬を同じ量だけ出してもらえた。

次の通院が翌週だとスパンが短いので、変更された予約の日をさらに動かせるか一応確認してもらったけれど、

先生本人は学会行ってて不在だし、確認できる範囲では今抑えている枠以外は結構先まで自分が来られる時間はいっぱいだったので、しょうがいから来週再度通院することになった。

まあ起きちゃったことは仕方ないし、もう別に直接ミスった誰かをすごく責めたいっていうわけでもないんだけど、

期間をあけずに連続で早退()することになって割と風当たりが強くなりそうな職場のことが億劫で仕方ないので、せめてツイてなかったことを増田愚痴ってちょっとすっきりしておこうと思う。

2016-09-25

聲の形」見たのでおすすめする

はじめに

公式の書き方や、巷で燃えてる情報だとどんなところが魅力なのか分かりづらいなと思ったので

見るかどうか迷ってる人に向けて

どういうところが面白かったかなど書きます

 

ある程度あらすじを書かないと正直何も言えないので

導入部分だけネタバレします(いじめあたり)

 

もちろん大事な部分はネタバレしませんが

情報ゼロで見たい人は読まないようにしてください

 

ちなみに原作は読んでいません、あと私はおっさんです

  

全体的な感想ネタバレ無し)

正直予想を遥かに超える良い作品でした

Key作品を手掛けていたときのような京アニ彷彿とさせます

キャラの繊細な心理描写が、鼻に付かない程度に上手く表現されていて

一冊の小説を読んだかのような読了感を覚えました

 

テーマも非常に面白いです

一般的物語というのは人と人の関係によって生じるものが多いですが

この作品は「いじめっ子いじめられっ子障害者)」です

このような加害者被害者という関係性の作品は無いこともないですが、ここまで真正から

アプローチして面白くできていることに驚きました

まるで新しい味のラーメンを食べたときのような、「なんだこれ、旨いな」感がありました

 

原作シナリオ大分改良を重ねられているらしく、映画もできすぎているくらいによくできています

特に登場人物の心の変遷が面白いです

 

おすすめできる視聴者層ネタバレ無し)

この話は、もし小説だったなら学校図書室に置いてありそうな話です

なので、老若男女問わずおすすめできると思います

 

もちろん、もっとハチャメチャな展開を希望する人にはおすすめできませんし

小学生には難しいかもしれません

 

導入部分のあらすじ(ネタバレ

物語主人公石田将也が自殺を図る意味深なシーンからまり

そもそもなぜそうなったか小学校時代に遡ります

 

石田は小6の頃、元々粗暴なガキ大将タイプ少年でした。

どのクラスにも一人はいるような悪ガキですが、割りとクラスに溶け込んでいました。

 

そのクラス聴覚障害者西宮硝子が転校してきます

障害を持った児童普通学級に入ることはままありますが、様々な要因により、このクラスではうまく行きませんでした。

やる気のない教師。陰口を叩く女子。やがてそれはエスカレートしていき、明確にいじめに発展していきます

 

石田も、何を考えているかからないような彼女に対して「気持ち悪い」と思うようになり

途中からはいじめ筆頭として直接手を下すような存在となっていきました。

 

しかし、補聴器を何個も紛失させるなど度が過ぎたため、ほどなくしていじめがバレます

そしてクラスメイトはその罪を全て石田に負わせました。

それどころか、今度は仲の良かったクラスメイト石田いじめターゲットとするようになります

 

母親にもバレ、大金を弁償するという苦い思いをする石田

その石田に、いじめられていた西宮けが優しくしようとします。

しかしその行為理解できず、石田さら西宮に辛くあたるのでした。

 

そのまま何も解決せず、西宮は転校してしまます

 

石田は小6から高3まで「いじめっ子から近づかない方がいい」という理由いじめられます

それによってか、西宮硝子に対して行った罪の重さを自覚し、結果すっかり自己否定人間不信のような鬱屈した人間と変貌します。

人の顔すらまともに見れなくなった石田は耐えられなくなり、母親が払った弁償金をバイトで稼ぎ、そのまま死ぬつもりでいました。

 

そんな中、石田は通っていた手話教室で5年ぶりに西宮硝子と再開します。

果たして2人はどうなってしまうのか!

 

※ここまでが導入部分で、こっからスタートだと思います

おさえておきたいポイント

要点

 

疑問

これらが分かったとき、私は「いい作品だ」と思いました

その後の展開は?

 

石田西宮クラスメイトを中心に展開しま

 

個人的面白いと思った点

 

石田とともに罪悪感を覚える

最初石田○ねとしか思いませんが、いつの間にか感情移入していきます

すると西宮とどうなろうが、必ず罪悪感がつきまとい、優しい行動にすら違和感を覚えていきます

「俺なんかが話していいのか」「嫌がっていないか」「喜んでもらうにはどうすればいいのか」

そんな感情ラブストーリーで感じるものに少し似ていますが、罪の意識が強い分、別の何かです

喩えるならヤマアラシジレンマでしょうか(エヴァネタ

このモヤモヤ感は是非味わってほしいです

 

登場人物の変遷が面白い

西宮という存在によって、登場人物が思い悩みます

そして西宮自身も思い悩みます

 

そのどうしようもない中で、状況だけが変わっていきます

その登場人物の心情や状況がどんどん変遷していく過程面白いです

  

小学校時代西宮登場前と後、高校時代西宮登場前と後と、フェーズが多く

その上家族まで関わってくるため、なかなかに層の厚い話に仕上がっています

 

登場人物の配置

周りの登場人物が、いじめ筆頭から部外者まで連綿と配置されているところも面白いです

現実でも問題の中心に近い人だけが存在するわけではありません

西宮と他の者、石田と他の者の距離感一定ではないのですが、そのことで良いテイストが出ていると思います

  

加害者被害者

加害者被害者というテーマは実際のところ非常に難しいです

バランスを欠くとどちらかにご都合的になったり、ダレたり、気持ち悪さが残ります

でもこの作品はそういう灰汁が出てないんですよね

 

永束くん

永束くん

 

おわりに

聲の形はいいぞ

 

2016-09-23

http://anond.hatelabo.jp/20160923141204

これぞまさに北方謙三先生が繰り返し説かれた「ソープに行け」だな

実際真理だと思うわ

こじらせ初期、進行期、末期いずれのフェーズでも劇的な症状改善が期待できる

2016-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20160912120633

相手の会話の仕方から自分に興味や好意をもってるか気にするなんてめちゃくちゃ気持ちいね

いやいやないから。ただのバイト先の人、それ以上に思われてるわけないじゃん!

まわりからはそう見えるのだが、恋愛という病気にかかっていると、1ミリくらい「もしかして」と期待してそれがふくらんじゃうのよね

恋愛はたちの悪い病気

とくにこの増田が直面しているフェーズやばいよ。

仕事がらみでかなりの年下。今までつちかった社会的信用を失わないようにね。

それでもあほみたいな恋愛に人はおちていくんだけどね、ばかみたい。

2016-09-11

配偶者が1回の外出につき最低3回は「いってきます」を言う

対応に疲れてきた。

「いってきます」をタイミングとしては、

1.外出のための身だしなみを整えるフェーズに入る直前

2.1が終わり、携行品に意識が移動した瞬間

3.実際に家を出る瞬間

この他にも「いってきます」を言うことはあるが、フラグ不明なので割愛する。

そしていずれも、こちらが「いってらっしゃい」と応じるまで「いってきます」を繰り返す。繰り返す回数が増えるとイライラした口調になる。

自分は「いってきます」は3の段階でしか言わない家庭で育ったのでとても驚いたし、回数を減らしてほしいと配偶者に伝えたところ、

家族の『いってきます』に『いってらっしゃい』と応じないのは愛がない証拠だ」

との返答だった。

「いってきます」に「いってらっしゃい」を言うこと自体の労力は対したことはないのだが、「いってきます」を聞くたび、配偶者が既に3のフェーズにあるのだと認識してしまい、しかし実際には1か2であるケースが大半なので、ギャップに混乱して精神的に疲れてしまう。

平日朝の忙しい時間帯だと、配偶者の「いってきます」をカウントしている余裕がない。

それに前述したように必ず3回ではなく、イレギュラーな「いってきます」もある。

他の家庭では、1回の外出につき何回「いってきます」を言うんでしょうか?

2016-09-05

君の名は。多くの人が高評価している理由

海監作品の特徴として「見ている間は感情が揺さぶられる」「見終わった後は虚無感のような何とも言えない感覚につつまれる」というのがあると思っています。ただ、それを感じとれるのは主人公自分シンクロできるか否かというのが重要な点で、それゆえ「人を選ぶ作品」と言われてしまます。新海監作品の楽しみ方は、第三者として物語傍観するのではなくて、当事者になって物語体感することだと思うし、それができる作品を作れるのが新海監督の一番スゴイところだと思います。これまでの作品シンクロの間口が狭かったので一部の人の高評価にとどまっていましたが、君の名は。シンクロの間口を広げる要因がいくつもあったので多くの人から評価を受けたのだと思います。その要因を書いてみたいと思います

先ず、瀧・三葉のダブル主人公で、現代高校生大学生社会人と成長することが大きいですね。ロボットや化物も出てきません。男女ともにシンクロできるし年齢層がグンと広がります

次に個別にみていくと、

男性が瀧にシンクロできる要因は、瀧のキャラクターが薄いことと三葉がカワイイという点でしょうか。「父子家庭バイトをして友達がいる」ことは分かりますが細かい描写が省かれています。また「顔・体つきに特徴がなく性格正義感が強い」ぐらいしか描写がないです。そんな自分投影やすキャラクターなので「方言を話す田舎っ子の三葉」が出たシーンで「カワイイ!」と思えた人は、もうここでほぼシンクロ完了してしまうわけです。男性は見た目に弱いですから。「カワイイ!」と思えら細かいことを考えず感情だけ追っていれば良いわけす。逆にここでシンクロできないと、その後説明不足が続くので最後まで入り込めずに、また細かいことが気になったりして終わってしまます

一方で女性には、三葉にシンクロできるようなシチュエーションが用意されています。「田舎が退屈」「厳しい父親がきらい」「東京に行きたい」。女性ならばある程度同意できる環境ではないでしょうか。そこに「イケメンに生まれ変わりたい」という三葉の言葉。で、「正義感ちょっとあってオシャレなカフェで働いている瀧」を出せば「スキ!」となってほぼシンクロ完了です。女性シチュエーションに弱いですから(たぶん)

「二人が恋愛関係になる描写がない」というコメントをよく見ますが、細い描写最初シンクロできた人にはとってはむしろ余計なものと言っても良いかもしれません。シンクロフェーズが終わったら、あとは美しい背景と歌を使ったPV的な見せ方で一気に物語を流してしまえば良いわけです。

さらに今回の特徴として、

・「会いたい」だけじゃなくて「助けたい」という強い感情がある

・明確なハッピーエンド

という点が加わってよりシンクロ高まることになっています。また「入れ替わり」があるので性別関係なく瀧・三葉にシンクロ余地があることもポイントかと思います

シンクロさせて体感させることで心の深くに何かを残す。あらためて新海監督ってスゴイなぁと思いました。残念ながシンクロ出来なかった方は次の作品を待ちましょう。

最後になりますが、主人公シンクロできる映画ってあまり無いように思うんですよね。あれば教えて欲しいです。

2016-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20160904221740

既にあるもの編集してまとめて一つのメディアにするにも労力はかかってるわけ。

同じ労力でより大きな対価を得ているっていう不公平感はあるだろうけどね。

音楽業界はこういうネット時代に合わせて、ライブ重視の姿勢を見せてるというのに

ネット民の方が遅れた価値観場所を守ろうとするのは滑稽だな。

もちろんネット民の全てがそうとは言わないが。

コミュニティの一生で言うところの、つまらない奴が場所を守るために他者攻撃するフェーズだぞそれ。

2016-09-02

君の名は。見てきた

君の名は。見た。

ネタバレはないとおもうですよ。

結論から言うと、見ても見なくてもいい映画だった。毒にも薬にもならないかんじ。

あと個人的には「恋愛映画としては共感できる(感情移入する)フェーズが足りなくて、エンタメ映画としては盛り上がりがいまひとつ足りない」という印象。おびにみじかしたすきになんちゃら。

時かけとかの他の青春エンタメに比べて力強さがないというか、薄い気がする。スパートかけるところで妙にサラーッとしてる。もっと焦らせたりドキドキさせたりして欲しいところで綺麗な映像です〜美しいやろ〜って感じになるから拍子抜け。

Yahoo!映画評価4.6と高いし、友人におすすめされたので見てみたけど、正直真新しさはなかった。

相変わらず美しい背景(パワーアップしてる)と心象映像?はものすごくて結構楽しめるけど、夢中になったりワクワクドキドキする感じはほぼない。若い子ががんばってんなーって感想になる。

あんまり映画見てない人や中高生なら十分楽しめるだろうなーというのもわかる。でも残念ながらこのパターンなんべんも見てるから、うまく乗せてくれないと乗れないんだよアラサーは…。予告編見たときから大体の展開は読めているんだよ…。

ピクサーの、展開がある程度わかっていてもうまく乗せてくれる上、テーマ性も毎度バッチリ脚本演出は凄まじいものがあるなと再確認。あとシンゴジラはそうきたか!って切り口の新しさやパワーがあってワクワクした。

なんで君の名は。あん評価高いんだろ?3/5点くらいでは…。おもしろいけどそれなりの恋愛映画、それなりのエンタメ映画といった雰囲気でした。迷ってる人はBD待ちでいいんじゃないかな…大画面で素晴らしい美術動画が見たい人は行ったほうがよいと思うけど。

生々しく心を動かされたい!って人にとっては微妙なんじゃないかなー。

2016-08-25

大人の発達障害と診断されて、うぉぅマジか、となって本を読んだりカウンセラーと定期的に話したりしていく中で、

「みんなこんなもんだろー」と思っていたことが実はそうではないことがあまりにも多すぎる。

ちょっとした考え方から身体的な感じ方のようなことまで。

発達障害者の中にはこういった人がいるが――」といった文章を読んで「みんなもそうじゃないの!?え?え?」「それが苦手じゃない人間なんかいるの!?」という反応が出る。出まくる。

誰ともすり合わせる機会がないまま自分基準にした自分の中の「普通」だと思っていたことが、ところどころ全く普通ではないというケースをいくつか叩きつけられて、

さらにその部分を掘り返していったら、末端でやや困難を感じていた事象よりも、もっと根深いところで感じ方が全然違っていたりして、

「ああ、本当に自分は『そもそも作りが違う』としか言いようがないレベルでズレてる部分があるんだな」と徐々に実感、納得し始めたところである

こうなると一旦、自分の中の「普通」を徹底的に疑ってかかって、

周りがほぼノーコストとか、エネルギー消費10でやってることを、

自分は同じようにやろうとするあまり50ぐらい注ぎ込んで無理矢理やっちゃってないか?(こういうことしてるからエネルギーが枯渇するのが妙に早いのだと思う)

そうなっている根本的な原因は何か? 一般的なやり方にとらわれなければ、もっとうまいことできないか

というか、本当にそこまでしてそのタスクをそのクオリティでやる必要があるのか? なんだったらそもそも回避してしまえないか

とかをちょっとずつ考えていく必要があるんだろう。

逆に、自分が当たり前にできることが、他人にとっては割と大変だったりするような部分をうまく見つけ出せれば、

それがちょっとした強みになって、苦手なことをカバーする材料になるかもしれない。

でも自分無自覚に「普通」だと思ってることを疑っていくのは結構骨が折れる。

そしてなんとなく、この先には深く深く絶望するようなフェーズとかも待ってそうな気がするので、どーにか強く生きたい。

2016-07-30

コミケ

アジア圏の濃いオタク転売屋は年々増えているようだ。

そろそろ「バカに見つかる」フェーズなのではないか危惧している。

体験型ツアー企画会社バカを騙してガタケ誘導してほしい。

へーきへーき似たようなもんだ。

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