はてなキーワード: ハイタッチとは
私の父の話である。
父はよくスポーツを観ている。
一番好きなのは野球だが、格闘技やモータースポーツなども含めなんでも観る。
なんでも観て、なんにでも暴言を吐いている。
少しミスをしたり調子が出てこなかったりすると「下手くそ!」だの「交代だ!」だの、ここには書ききれないがまあとにかくひどい。
父自身がやった経験のないスポーツの選手に対しても、テレビで得た知識を持ち出してさも自分ならもっと上手くやれる風に語り始める。
いいプレーをした選手にも「梶谷が打ったの?信じられないなあ」などと言って褒めるということを知らない。
それでいて得点が決まったりすると白々しく喜んでハイタッチを求めてきたりして気色が悪い。
私もスポーツ観戦は好きなので観たいのだが、自分の部屋にテレビがないのでリビングに行くと父の偉そうな暴言が飛び交っていて観る気も失せる。
もっと普通に応援して楽しく観ようよ、と母と一緒に何度も提案しているのに聞く耳を持たない。
言い返されることのないテレビに向かって暴言を吐いて鬱憤を晴らしているんだろうなと言う心理は何となく分かるのだが、もうすこし茶の間の方の空気にも配慮して欲しい。
食事中にやられるとそれはそれは大迷惑で、食欲すら落ちていく気がする。
野次(という名の暴言)を飛ばしながらスポーツを見る人って一定の割合でいると思うんだけど、世間ではどんな認識なのかを教えてほしい。
そういう楽しみ方もあるよって感じなのかなぁ?
とりあえず、私は大嫌いだ。
誰にも話せない。
私は若手俳優が好きだ。
ここの日記でもよく見かけるけど、若手俳優とはやまざきけんととかすだまさきのようなTVに出て演技をしている若い俳優さんをさしているのではなく、主に舞台を中心に活動を行っており、その中でもいわゆる2.5次元舞台に多く出ているような方たちのことだ。
事務所にも所属しているし、舞台などにでることによって得た収入によって生活をしている以上、「俳優」というカテゴリーに入るのだろうけど、正直「地下アイドル」的なものに近い。
それは事務所が「アイドル売り」しているのも原因だし、なによりもとにかくファンとの距離が近いからである。
TVでいくらかっこいい俳優さんを見たところで、それはTVの中の人。
だけど舞台役者は手を伸ばせば届くような距離で演技をしている。
舞台によっては客降りといって、舞台の上から降りて客席のほうまで来てくれてファンサービスを行ってくれる場合もある。
こういう若手俳優個人のファンイベントというものも、頻繁に行われている。
握手会、ハイタッチ会、お見送り会、リリースイベント、試写会、トークショー、ディナーショー、BBQ会、バスツアー等など。突飛な企画や舞台の付属イベントのようなものを入れればしょっちゅうある。
その際、自分の推しと一緒に長時間おしゃべりができるようなことはないが、少なくとも数秒、長ければ数十秒、推しが自分のために笑顔を見せてくれて、自分のためにしゃべってくれるのだ。
私は、この数秒のために生きている。
前置きが長くなってしまった。
好きなアーティストもいないし、特定のバンドの音楽を聞くこともない。
ミーハー嫌いというわけではなく、たまたまそういう家庭で育った上、二次元オタクだったからだ。
実家で音楽番組を見ることはほとんどない。おそらく紅白すら見たことない。
私も自然とそういうものに興味を持たなくなり、その分?重度の二次元オタクになった。
オタクをやっていれば自然と耳に入ってくる言葉が「テニミュ」である。
若くてかっこいい男性がコスプレをしながら演技をする。そんなイメージだった。
嫌悪していたわけではないが、興味はない。
ただ、オタク友達の中にはやっぱりそういうものが好きな子もいて、その子が必死になって好きな俳優のために長ったらしいファンレターを書いているのをみて、正直引いたのもある。
その子はおそらく純粋に応援する気持ちでファンレターを書いていたのだろうけど、私には「彼女になりたいの?なれるわけないじゃん」という気持ちだった。
時折舞台に誘われることもあったが、興味ない人間からすると一回の舞台の金額は高い。ちょっと行ってみようかな位の気持ちでは動けなくて、結局一回も行ったことがなかった。
前々からそういう噂はあったし、覚悟はしていたがショックだった。
ただこのマンガのファンとして、観てもいないものを否定するのもいけないことだと思い、観に行った。
そしたら、はまってしまったのだ。
よくある話すぎてあくびが出る。
あんなに興味なかったものに、はまる時は一瞬だ。転がり落ちる。沈んでいく。
それがおおよそ1年前の話。
毎日彼のツイッターを見て、ブログを見て、次の舞台の情報をチェックし、チケット争奪戦が予想されるものは頼める友達に全部頼んで協力してもらい、仕事の融通をきかせてもらっては休みをもらったり早退しながら足しげく舞台に通っている。
リア恋している自覚はある。
あの時自分が目の当たりにしてドン引きしたものにまさに自分がなっている。愚かだと自分でも思う。
この気持ちが叶うなんて思っていない。
一方的に私が好きであり、彼が舞台でがんばっている姿を見ることができれば十分だった。
十分だったはずだった。
ある日ふと考えてしまった。
もっと彼に何かしてあげたい。
考えた結果がプレゼントだった。何を贈ろうか迷いに迷って、私が出した結論が現金だった。
ただ、私はおそらく人より少しだけよい給料をもらっている。お金に余裕がある。
また、ここでは詳しくは書かないが、私のことを好きな男性からお金を援助してもらっていたことがある。(体の関係は一切ない)
現金をもらうという行為は、私からの代償は特になく、しかし大変ありがたい。私にとってはそんな行為だった。
今はなんてバカなことをしてしまったんだろうと思っている。反省している。
事務所の方にも手間をかけさせてしまって本当に申し訳ない。恥ずかしい。
その1からの続き
http://anond.hatelabo.jp/20170401234837
最期になりますが、ファーストドロップ、つまり最初に落ちていく瞬間は、個人的にもコースターで最も好きな部分であり、魅力が凝縮された瞬間です。実は、当初は本当に苦手でした。でも、一度慣れてしまうと、こんなに気持ちの良い瞬間はありません。バンジージャンプやフリーフォールも体験したことはありますが、ジェットコースターのドロップとはやはり異なります。何が違うかというと、前に向かって全身で突き抜けていく感とでも言うのでしょうか。この爽快感が違うのです。
ただ落ちるだけと言っても、落下角度や緩急、風景など、一つとして同じものはありません。
そして、コースター好きには有名な話ですが、ライドの乗る位置によって感覚が全く変わるのです。コースターはご存知の通り連結されているものが多い。すると、前方車両は、後方車両が登りきるまで落ちていかないんです。一方で、後方車両は前方車両に引っ張られて一気に加速する。なので、一般的には後部座席の方が怖いとされています。まるで、引きずり込まれるように加速して落ちていく感覚が味わえます。
ただし、山なりのコース(キャメルバック)においては、前方の方がエアタイムを強く感じることもありますし、視覚的にはスピード感のある前方の席は捨てがたい。
そんなわけで、お気に入りのコースターは可能であれば前方や後方を乗り比べてみると、より楽しめます。(余談ですが、アメリカでは乗りたい席を自分で選べるのがスタンダード。強制的に前から詰めさせられる日本の遊園地は融通きかないなぁと思います。オペレーションの問題等あるんでしょうけど。)
さて、そんな最初に落ちていく緊張の一瞬「ファーストドロップ」が優秀なコースターはこちら。まずは東京ドームシティアトラクションズ・LaQuaのサンダードルフィン。これは絶品です。公称80°という、体感的にはほぼ直角で、落ちていく凄まじさ、ぜひ一度体験してもらいたい。周囲がビル街というのも乙なもので、まるでビルから飛び降りているような感覚が味わえます。巻き上げ最上部に平坦は部分が無いため、最前席と最後部座席での対比も分かりやすく、最後部座席の迫力は凄いです。一方で最前席だと高さ80mの空中にしばし宙吊りにされる感覚も楽しめ、一挙両得?です。スイスが誇る遊具機器メーカーIntamin社製の超スムーズで快適なコースに加え、開放感あふれたライドの作りも最高です。
富士急ハイランドのええじゃないかも、凄いファーストドロップが楽しめます。これは特殊なコースターで、コースレイアウトも凄いのですが、さらに座席がぐるぐる回転する。乗っていると、もうわけが分からなくなるというコースターで、マニアの間では4次元コースターと呼ばれています。で、このファーストドロップ。巻き上げは後ろ向きに登っていくのですが、頂上で突然座席がグルリと回転。地面に向かって真正面に落ちていき、その最中で更に回転、というとんでもない動きをします。文章では全く伝わらないと思うので、ぜひ一度乗ってください。
そして、個人的No.1ファーストドロップだと思うのは、那須ハイランドパークのビッグバーンコースター。全長600mちょい、落ちた後はキャメルバックをひとつ越えて宙返りしたら終わり、というなんともシンプルでつまらないコースレイアウトの小規模なコースターですが、後部座席に乗ったときのファーストドロップだけは本当に凄まじい。まさに奈落の底に引きずり込まれるという体験ができる、日本唯一、いや世界でもレアなコースターです。
そんなこんなで語ってきたコースターですが、最近は世界中でVRゴーグルと組み合わせたVRコースターが流行りです。日本では、USJやラグナシアにありますね。ただ残念ながら、少子化やエンターテイメントの多様化、老朽化などで、一部を除き昔ながらの遊園地はどんどん閉鎖されてコースターの数も減っていく傾向にあります。
日本では、遊園地やコースターは子どもが楽しむもの、という意識があります。ちなみにアメリカでは子どもから大人、さらには高齢者まで様々な人が楽しんでいます。広大な土地が広がるアメリカの田舎では、遊園地はエンターテイメントであり、常設のお祭り会場であり、社交場でもあるのです。知らない大人同士で隣り合わせに座り、一緒に笑い転げ、終わった後ハイタッチをする、そんなことが普通にある。少しでも多くの人にそんな楽しさを知ってもらえたらなーと思ったりしています。
ちなみに海外には、これらを上回る、想像を絶するようなコースターがたくさんあります。
最後に自分が愛してやまない究極と思う世界のコースター2つ(どちらもアメリカ)はこちら。
■Millenium Force (サンダードルフィンの兄貴分。最強のファーストドロップ、爽快感、スピード感)
■Voyage (最強の木製コースター、飽きさせないコースレイアウト、延々続く興奮)
死ぬまでにもういちど、乗りたい。
たくさんのブックマーク、ありがとうございます。せっかくなので、コメントできなかったコースターについてもちょっとだけ追記してみます。
長島スパーランドが誇る巨大木製コースターです。延々続く水平ループとガタゴトする振動に身を任せていると、腹の底から笑いがこみ上げてきます。大きなドロップも爽快ですね。あと、複雑な木組みのトンネルをすり抜けるスピード感。もうちょっとエアタイムや左右の振り回しなどの変化があると、最高の木製コースターになったんじゃないかなと思います。でも好きなコースターのひとつです。
久しぶりに調べてみたら、長島スパーランドにはフライングコースターに加え新型の4次元コースターもオープンするんですね。がんばってるなー。
大好きなコースターのひとつ。たぶん世界初のカタパルト式急加速のコースターです。ピッ、ピッ、ポーンでスタートする急加速と、バックで坂を登ったときの最後尾エアタイムは、アンティークレベルのとっても古いコースターにもかかわらず今でも特筆もののスリルですね。としまえんや横浜ドリームランドなど昔は色々な遊園地にあったけど、今は国内では長島だけかな。子どもの頃近くの小山ゆうえんちにあって、怖くて乗れず、ずっと眺めていた思い出があります。
恥ずかしながらまだ乗ったことありません。でも、同型のフライングコースターはアメリカで幾つか乗ったので、想像で。ピレネーなどに似たループ中心のコースレイアウトで、座席がうつ伏せ状態になるものです。これは、地面ギリギリまで降下したときのスレスレ感とスピード感がいい感じです。あと多分、USJのジュラシックパークエリアってことで風景やパーク内を滑空する非日常感が良さそうですね。
凄まじい最初の加速!これに尽きるコースターです。「ドドンパァ!!」のアナウンスと同時に発射される圧縮空気によるカタパルトの加速度は、未だに世界一だと思います。外の光に向かってのトンネル内での急加速は、まるで空間がぐにゃっと歪んだみたい。垂直のタワーを越えるときは、股間をバーに強打しないよう要注意。
これができたときは、ついにあの世界最高のコースターが日本上陸!と期待されたそうです。コースターマニアの聖地と呼ばれるアメリカの遊園地で大人気だったコースターの兄弟機ということで。ただ、実際はちょっとコースレイアウトが異なっており、残念ながら本家ほどのスリルはありませんでした。といっても、十分大きく迫力あるドロップが楽しめる優秀な大型コースターです。閉園は残念ですね・・・。
スペースワールドのシンボルともいうべきスペースシャトルを取り囲むループコースター。これは、とにかくコースレイアウトが秀逸です。緩やかなファーストドロップに最初は安心するものの、巨大な垂直ループや後半の地面すれすれ水平ループなど、強烈なGがかかるコースが続き、息つく暇もありません。
息を呑む強烈な急加速と垂直上昇、垂直落下が特徴のコースター。ドドンパに似ているけど、上昇と落下の爽快感はこちらの方が上ですね。このタイプは、アメリカなどにさらにスケールアップさせたものが幾つかあり、いずれも大人気です。最初は怖いけど、慣れると爽快感抜群!
●ガオー - 三井グリーンランド
三井グリーンランドの顔となる大型コースター。アップダウンは緩やかだけど、気持ちいい速度で広々とした園内を疾走します。子どもから大人まで、みんな笑顔になれる楽しいコースターです。
現存する日本最古のコースターとして有名なコースター。レトロなコースレイアウトながら、建物ギリギリをかすめたり、突然のドロップもあり、飽きさせません。確かに現代の安全バーがっしりのコースターよりスリルあるかも。実はこれ、FUJIYAMAと同じメーカー(日本製)の先輩コースターなんですね。
●スペースマウンテン - 東京ディズニーランド
みんなご存知のスペースマウンテン。宇宙空間を模したドームの中を疾走します。水平ループ中心で、ところどころにドロップが隠れているコースレイアウトはGが後に行くほど激しくなり、子供向けと思いきや実は結構ハードなコースターです。乗り終わったあと、フラフラします。これも今となっては古いコースターですが、その効率性を追求したシステムは本当に凄い。台数は忘れましたが、たくさんの車両が同時にコース上に存在でき、かつ緊急時はその全てが安全に停止できるようになっています。そういえば、このメモの最初に「富士急で初めてのコースターを体験」と書きましたが、こちらの方が先でした。
みんなだいすきビッグサンダーマウンテン。気持ちのいい疾走感と、軽いキャメルバックが楽しいコースターです。コースターとしてみると、とにかく高さが低いのに乗車時間と距離がある。それは巻き上げポイントを複数設けているから。そのおかげで何台もの車両が同時に走ることができ、回転効率が良い。そして、巻き上げの最中もディズニーならではの演出が豊富で、飽きさせない。ジェットコースターは嫌いでも、これだけは好き、という人も多いハズ。それも納得のアトラクションです。
火と水の演出に優れたループコースター。このコースレイアウトは、実はかなり昔からある古典的な中規模ループコースターのレイアウトそのまま使っています。なぜ、ディズニーの新しいコースターなのにあえてコレなのか、ちょっと不思議に思っています。適度なドロップとキャメルバック、そしてクライマックスのループ、という構成は、ハズレが無いって感じではありますが。夜乗ると、炎と景色がほんとにキレイですね。
書き起こしたのが2/6なので、2/5のことをずっと“昨日”と呼ばわってますが、お許しを。
2/5(日)。デビュー5周年を迎えたばかりのジャニーズ某5人組の5周年おめでとうイベントに行った。
その5人組はジャニーズ内では世間的認知度がたぶんいちばん低くて、このグループが好きなんだよねって言っても誰?って言われることが多い。
それでも約1年前に本格的に沼落ちしてからわたしはこの5人をずっといちばんに応援してきた。彼らはデビュー前にも長い歴史がある上にファンも古株が多いので、度々自分の担歴の浅さに苦しみながらも5人の今とこれからを見守りたくて全力で追いかけてきた。
今まで色々なグループを見てきたけど、正直この1年間がどのグループを応援していた時より充実していて楽しくてしょうがなかった。知名度の低さや売上の伸びなさに勝手に悩むのも、今までなかったことだから正直新鮮で楽しかった。メンバーの1人がオリコン1位を獲りたいと言うから最新シングルは僅かなバイト代から捻出して15枚買ったし、ドームに立ちたいと言えば絶対に同じ景色見ようねっていちいち勝手に決意を新たにしてきた。
昨日のイベントは最新のシングルCDに封入されていた参加券があれば誰でも参加できるというものだった。ポスターお渡し会という名のハイタッチ会である。担当している人のみならず他グループを担当している人なども数多く来ていて、それはそれは盛況だった。2ループまでという制限だったのでわたしはもちろん2ループした。待ち時間はほとんど屋内だったし、長い待ち時間を気遣ってか歴代MVも放映されていたので思ってたよりはつらくなかった。いや、やっぱりちょっと嘘。室内は空気も悪かったし、MVは観すぎてもう向こう3ヵ月くらいは観たくなくなった。1ループ目と2ループ目で合計9時間くらい待った。
結局2回とも剥がしが早すぎて言いたいことなんて何も言えなかった。まあハイタッチ会に何を求めているんだと言われたらそれはそうなのだけど。2回目なんてメンバーは10時間くらいオタクとハイタッチし続けているから明らかに疲れが滲んでいて。
実は去年同様のイベントがあって、それは抽選だったのだけど、それに参加していたわたしは正直ちょっと物足りなかった。
どんなに疲れていてもありがとう、と目を見て伝えてくれる5人のことはやっぱり大好きだなと改めて思った。でも、正直去年の方がおいしかったなとも思ってしまった。売れてほしい売れてほしいと言いながらも現状を手放したくない自分に気付いてしまって、嫌になった。
最近某掲示板で、実際彼らは現状のままでいいと思わない?というスレがあった。そのスレには今後も活動を続けていける程度の勢いを維持してくれればいいとか、倍率も低いし相場も安い今がいちばんとか、おいしい思いしたいから売れなくていいとか、そんな意見がたくさん並んでいた。
わたしは5人が売れたいと言うなら、ドームに立ちたいと言うなら、それを全力で応援するのがわたしの役目だと信じて疑っていなかったし、彼らのペンライト一色に染まるドームの景色を見せてあげたいと心の底から思っていたので、正直驚きしかなかったし、そんなにいい思いしたいならJrにでも降りてろよと思った。わたしは彼らの意思より自分の利益を尊重するようなこの人たちとは違うと思った。
でも、昨日のイベントで、たしかにわたしも少なからず思ってしまったのだ、これ以上遠くに行ってしまったらどうしよう、と。
昨日のイベントは本当に色々な人が絶賛していた。多くの担当がますます彼らが好きになったと幸せに満ちたツイートをしているし、他担も彼らの顔の綺麗さとか優しさとか対応とかにとにかく感激してくれている。これがきっかけで彼らを好きになってくれた人も少なからずいるだろう。
なのにわたしは、ハイタッチじゃ飽き足らず、去年のことを思い出してはやっぱりあっちのほうがおいしかった、今回も抽選でよかったのにと心のどこかで思ってしまった。ハイタッチできただけで幸せとか思えなくなった。誰より彼らに売れてほしいと思っていたはずなのに、彼らが売れるための心の準備なんて微塵もできてなかった自分を知ってしまった。
10時間以上も絶えずファンと接触しながら笑顔を絶やさなかった彼らの優しさを知っているのに、彼らの優しさと愛をもっと多くの人に知ってもらいたいと思っているのに、これじゃわたしはあの掲示板の人たちと同じだ。
5年後も、10年後も、その先も、彼らと同じ景色を見ていたい。できることならもっと大きなところで。なのに、もっといい思いしたいとも思っている自分がいて、矛盾しすぎて腹が立つ。もっと大きくなったら、こんな風に気軽にハイタッチすることすら叶わなくなることもわかっているのに。
正直、思ってたようなリアクションが返ってこなかったことによる僻みが少なからずあるっていうのは自分でもわかっているんだけど笑。
たくさんの人の、彼らへの愛を再確認した愛いっぱいのツイートを見ては自分の心の狭さにうんざりした。おめでとうと、ありがとうだけの気持ちで終われなかった自分に、いつの間にかこんなに強欲になっていた自分に。
帰ってから、5人から直接もらったポスターと、入場のときに手の甲に押されたスタンプを見つめて泣いた。シングル買えば誰でも行けるなんて無謀に決まってるイベントを決行してくれた5人の思いにやっと気付いて、祝うためじゃなくありがとうを言うためでもなく、ただ自分の欲を満たすためだけにあの場にいた自分のあさましさを笑った。おめでとう、ありがとう、その10文字をもっと全力で伝えたかったと思った。
今さら何を思ったって遅いし、もう二度と接触の機会なんてないのかもしれない。だってわたしは5人がもっと大きくなることを望んでたんだから。そう考えてまた泣いた。
数年前まで7万人入るスタジアムのてっぺんから米粒くらいのアイドルを応援して満足していたわたしはすっかり欲張りになってしまった。8年応援したあの人たちに、わたしは指1本だって触れることはなかったのに。
オリコンランキングを毎日毎日チェックしてはもっと買い足さなきゃだめかなって心配したりすることがないくらいに。
今年もやるよ!って、当たり前にドームに立てるくらいに。
昔は接触イベントもやったね、今やったら大変なことになるね、って言えるくらいに。
豆粒になっても、米粒になっても、ゴマ粒くらいになっても、当たり前のようにハイタッチしたことが夢だったんじゃないかと思えるくらいになっても。まだ少しだけ心の準備が足りてないけど、5人が目指す未来を、これからもずっと応援しています。
でも、もう少しだけでいいから、ほんの少しでいいから、今を満喫させてください。
色々書いたけど、やっぱり世界一の5人だと胸を張って言えます。
クタクタになったし、ちょっとだけほろ苦い思い出になりそうだけど、今日も5人の笑顔と歌声で元気になっちゃったよ。
未来がどうなるかなんてわからないけど、5人の笑顔が好きだからどこまでもついていきたい。気付いたらすごいとこにいるんじゃないかな。だってわたしが好きになったのは世界最強の5人だから。
5周年、本当におめでとう。そして、ありがとう。
東京ニュース通信社の週刊テレビ情報誌『TVガイド』では「週刊スマスマ新聞」というコーナーがあり、1996年の「SMAP×SMAP」放送開始直後から記者が収録現場を取材しメンバーやスタッフにインタビューして記事を掲載している。
2016年1月18日以降放送の「SMAP×SMAP」の中から、特にTV未公開の収録現場でのSMAPの様子やメンバー同士の会話を中心に「週刊スマスマ新聞」の記事を引用しまとめてみた。
なお「SMAP×SMAP」の基本的な放送内容はgooテレビ番組から引用させて頂いた。
スマラブ
草彅剛 限界クイズ
BISTRO SMAP
水前寺清子とくまモンとSMAPが「三百六十五歩のマーチ」を披露した。
- くまモンとのライブでは、周りにぐるっと地元の小学生たちが塗ったぬり絵が貼り巡らされていました。リハーサル前、それを1つ1つじーっと眺めていた中居くん。ほかのメンバーも、それぞれ合間にぬり絵に見入っており…。メンバーがそれぞれに思いを受け止めているような様子がうかがえました。
草彅剛 限界クイズ
スマラブ
BISTRO SMAP
BISTRO SMAP
本日はドラマ吉良奈津子に出演している皆さんが登場。オーダーはみんなで楽しくシェアできる料理。
- 松嶋菜々子さんらにうなぎ鍋を配膳している時のこと。配膳しながら説明する稲垣&草彅ぺアに「2人がいっぺんにしゃべっちゃってるから(笑)」とツッコむ中居くん。すると「じゃあ中居くんやって(笑)」と稲垣くんちょっとした意趣返し。中居くんは「ムリムリ!」と途端に縮こまってしまいました。
- 和食が好きな黒猫こと中居くんは稲垣&草彅ペアのうなぎの鍋にテンション上がりっぱなし。三つ葉や卵を足す作業を手伝いながら「これ卵なしのうなぎも食べたかったよ~。ねぇ?」とお客様を代弁するかのように言いますが、稲垣くんにあっさり「それ中居くんの希望でしょ(笑)」とかわされていました。
不機嫌なゴロー
BISTRO SMAP
月9「好きな人がいること」の桐谷美玲と山崎賢人、三浦翔平、野村周平がゲストで登場。オーダーは肉料理とスイーツ。
- バラエティーでうまくしゃべれないという山﨑賢人さん。「間違えたこと言ったらどうしようと思って」とのことですが、中居くんは「いいんだよそんなの、間違いだらけなんだからー!」と叫び「ヘンな人だと思ったでしょ(笑)」とニヤリ。中居くん流のやり方で山﨑さんの緊張をほぐしていました。
- 桐谷美玲クイズの「恋人の買い物に付き合えるか?」という問題で「雰囲気は作るけど本当は早くフラペチーノが飲みたい(笑)」と香取くんは解答。桐谷さんが「喜んで付き合う」と答えた後も「ウソだぁフラペチーノ飲みたいはず」といじりまくり…。「確かに飲みたいですけど(笑)」と桐谷さんも折れていました。
- 桐谷美玲クイズの「初デートは山登り?海水浴?」で「山登り」を選んだ香取くん。「海は毎日ロケで行ってるだろうから...」と理由を話し始める香取くんに、横から中居くんが「お前昨日『おじゃMAP!!』で江ノ島行ってたな?見たわ、俺」と。急に自分の話をされ少し恥ずかしそうな香取くんでした。
- 「ハラミおいしい~」と舌鼓を打つ桐谷さんらに「ハラミってホルモンだって知ってました? 横隔膜なんですよ」と木村くん。ゲスト陣は誰も知らなかったようで「えっ、そうなんですか?」とビックリ。「これ別に試験には出ないんで大丈夫です(笑)」と笑顔で答える先生のような木村くんでした。
- 桐谷美玲さんら来店のビストロでカツサンドとカレーを出した草彅&香取ぺア。皆が一品目のカツサンドを食べている中、草彅くんはどんどんカレーの説明を始め...。中居くんは「ちょっと待って。まだカツサンドの余韻に浸らせて(笑)」とゲストの気持ちを代弁し草彅くんを照れ笑いさせていました。
BISTRO SMAP
- 片岡愛之助さんクイズで「楽屋に入って最初にすることは?」という質問が。「瞑想」と答えた稲垣くんに「楽屋行って瞑想してたら怖いだろ(笑)」と木村くん。結局「稲垣さんしてそう」という中居くんのヒントから「アロマキャンドル」と稲垣くんが答え「お香を焚く」と本村くんが正解しました。
- うなぎカレーという一風変わった料理を出した稲垣&香取ペア。「インドと日本のコラボです」と自信ありげな稲垣くんですが、中居くんは「おいしいものとおいしいもの掛けて2倍になるわけじゃないんだよ(笑)」とツッコミまくり。それでも「おいしいはず」と言い張るめげない稲垣くんでした。
- 「ビストロの料理は家ではできない」と思い込んでいる(!?)中居くん。愛之助さん来店時のローストチキンカレーも「これはできないでしょー」と言い出し木村くん「再現できます」。「でもこのチキンは…」「オープンあればできます」とまるで通販番組のようなやり取りを繰り武げる2TOPでした。
BISTRO SMAP
BISTRO SMAP
今夜のお客様は2016年にブレイクした横澤夏子、トレンディエンジェル、メイプル超合金、平野ノラ。オーダーは「この秋 みんなで一緒に食べたい料理」。
BISTRO SMAP
出会いは某2.5舞台だった。ずっと好きだった作品が2.5次元化され、舞台というものを初めて見に行ったのがその舞台だった。
まだデビューしたてで芝居はお世辞にも上手いとは言えなかったが全力で歌って踊りキラキラした笑顔のAを見て惹かれ、いいなと思いながら何回か通っていた公演中に客降りのハイタッチで満面の笑みでハイタッチをしてくれたAに転がるように落ちた。
初めて贈ったプレゼントが翌日に使われていたのを発見して狂喜乱舞して、その後調子に乗ってちょくちょくタオルやらTシャツやらパーカーやら贈ったけどほぼ全部使ってくれていた。その度に鍵もかけていないツイッターアカウントで大騒ぎしていた。今思うと死にたい。
その数ヶ月後初めての接触イベントで、今じゃ絶対やらないけど自分から名前を名乗ったら「あ〜〜!わかりますよ!いつもいつもありがとう!!プレゼントも色々ありがとう!!」と握った手をぶんぶん振りながら言ってくれた、本当に嬉しそうなAの笑顔に泣きそうになったのを覚えている。
その時上から下まで一瞥されたのも忘れられない。この頃はようやくhoneysを卒業してearthとarchivesとイーハイフンを着こなそうと奮闘している二次オタ上がりのおたくだった。察してほしい。
その後もAはトントン拍子に舞台に出続けていた。Aはどんどん芝居が上手くなっていっていたし、Aの芝居が本当に好きだった。Aは接触する機会がそこそこあったので、その中で完全に顔と名前を認知してくれていた。「いつもありがとう」と言われるたびに天にも昇る心地だった。
毎回ツイッターにリプライもしていたしブログにクソ長いコメントも欠かさなかった。公演ごとに半通すらできるかできないかの金なしおたくだったけど、回数入れなくてもAのことを一番大好きなのは自分だと信じ込んでいた。Aが私の世界の全てだった。ほぼリア恋だったと思う。
我慢できず同厨のツイッター等を見に行って病んでたことも多かったけど、何百枚と溜まっていくプレ着用写メフォルダを見て自信を取り戻していたちょろいおたくだった。
舞台で前列にいれば絶対にカテコで出席確認()をしてくれたし、月1以上で贈っていたプレゼントも8.5割は使用報告写真をあげてくれていた。手紙の内容にこっそり私信もくれていた。プレゼントしたものに関するネタをブログで言ってくれたり、リプライの内容に関する返信を文章に織り交ぜてくれたり。この時は推しのIDでツイッター検索をかけたりそれ以前のブログコメントで私以外に同じこと言っているファンがいないか血眼で探したのを覚えている。必死だった。
手紙の封筒もセンスがないなりに必死で作っていた。ただでさえクソ長い手紙を毎回書いていたので、自分で言うのもなんだが毎回大事に読んでくれているのは接触の時の会話でわかっていたけどせめて少しでも愉快な気持ちになって欲しくて始めた。機会があって本人に直接渡した時すげえ!可愛い!いつもホントにありがとう!って言ってくれたから調子に乗って続けた。
そしてこの頃から某黒い背景の掲示板に頻繁に名前を出されるようになった。
出待ちとか遭遇みたいな迷惑行為は一切してなかったけど公開アカウントでリア恋丸出しお花畑なのがいけなかったんだと思う。何をしても毎回ボロクソに言われた。ツイッターも鍵垢からリツイートされることが多くなった。ありもしないことを捏造されあたかも本当のことのように吹聴された。悪意の塊の掲示板が怖くてたまらなくて、でも何が言われてるのか気になって見てしまった。完全に悪循環だった。会場でもやたら視線を感じたし私を見てヒソヒソ話して笑っているのにも気づいていた。
自分は絶対にAにファンサをもらえると信じていたし、席も最前含め前方が多くてどんな楽しい舞台になるんだろうとワクワクしながら気合を入れてうちわも作った。
公演中、最前列だった日に推しが目の前に来る瞬間があった。すごくテンションが上がって、猛烈にアピールしたのを覚えている。
推しはその時こちらをふと見て真顔で何もせずに去っていった。私はあの時の顔が未だに忘れられない。
雷に打たれたような気分だった。その後の舞台はまともに見られなかったけど推しのことだけは辛うじて見ていた。そうしたら違うおたくに笑顔で手を振っていたのが見えてしまった。地獄だった。
今思うと気分屋のA的にはそんなに深い意味はなかったんだと思う。タイミングが悪かったのかもしれない。友達にも気にしすぎだとさんざん宥められた。それでも掲示板でdisられ続けた奴の自己肯定感を完全に打ち砕くには十分な出来事だった。
その後、降りはしなかったし舞台もイベントも頻度は変わらずに行っていた。封筒も作らないかつ以前ほど頻繁には書かなくなったけど手紙も送ったしリプライやブログコメントも続けていた。でも自分の中で何かが変わってしまっていたのはわかった。この頃から積んで前方席に入るようになった。段々Aの舞台に行く目的が見る<<<見られたいになってしまっていた。
Aの態度が変わり始めたのもその頃からだった。
舞台でどんなに前列に入ってもカテコの時にもはや目すら合わなくなった。Aはカテコで上手から下手まで一人一人の客を見るタイプの人だったんだけど、左右にずらっと目線が動いてるはずなのになぜか一瞬たりとも目が合わない。最前立ち位置0ズレに座ってもだ。接触でもあからさまな塩対応になり、プレゼントも滅多に着なくなった。何万ドブに捨てたかは数えたくない。
最初からそうだったのならそういうスタンスの俳優だったんだなと思うし受け入れられたかもしれない。でも途中からこんな感じになってしまったら、あー嫌われたんだな、と思うしかなかった。私が変わったからそうなったのか、Aが変わったのかは未だにわからない。
この頃はもうファンをやってても何も楽しくなかった。
本当に惰性と意地で通っていた気がする。やっぱり推しはカテコでガン無視だったし、他のおたくには目線を合わせているのも見えてしまっていた。そもそもAはブログを更新しなくなっていたけど、私もブログへのコメントもしなくなった。
もう限界だと思った。
Aの芝居やパフォーマンスは大好きだったけれど、それだけで嫌いという意思を向けられているらしき人を応援し続けるのも、他のおたくから自意識過剰ではないレベルの敵意を向けられ続けるのも私には無理だった。
最後の接触イベントでも頑張って笑顔で話しかけたけどほとんど目すら合わなかった。最後に思ってもいないことを伝えてみたら、やっと顔を上げた。ありがとうって笑顔で言ってくれた。久しぶりに目の前で見た笑顔だった。それがAの前に姿を見せた最後の記憶である。
降りてから数年経ったけど、今Aの前に姿を現したらまだ私のこと覚えてるのかは少し気になる。記憶力はいい人だったから。
嫌なこともたくさんあったし泣いたことも多かったけど、それでもやっぱりそれ以上にAのことは大好きだったし楽しかった。
でも時間が戻るならAのことを応援していた時間と金を違うことに使いたかったと思う。
たまにツイッターとかブログは見に行っているけど、全盛期の1/5ぐらいに減ってしまったコメント数を見て彼が何を思っているのかは知らない。
多分私は若手俳優のおたくに向いていないタイプだと思う。何もかも一人に注ぎ込んで精神的に寄っ掛かりすぎてしまうし多くを求めすぎてしまう。Aに関しても勝手に暴走して自滅したのは私自身だ。
エディタに向かって文字を書くことで,何かが閃くのかもしれない.そんなことをふと思って,夜中,お腹が空いたときに,ふとパソコンの画面を開き,タイピングを始めた.
最近の私はどうだろうか.今年も冬が近づいてきて,例年「彼女いればなあ」なんて考えていたんだけど,相変わらず彼女はできていない.
だけど,何時ぞやの私と比較したら,周りに異性の友人はたくさんいるし,人並みにコミュニケーションは取れるようになってきた気がする.あの時よりはちゃんと好意を伝えられるようになったと思う.
だけど,考えてみたら,やっぱり人と向き合うことに,若干の抵抗を覚えているのかもしれない.
6月に,心惹かれた人にアプローチを仕掛けていたときは,最初は上手くいってた.相手側も乗り気だったような感じもしたし,このまま行くところまで行くのかなあ,なんて思った.
だけど結局のところただの友人として終わってしまったわけで,その背景には,いろいろあるのだけど,多分自分の弱さみたいなのもあったのかもしれない.
連絡を取りたいという思いはあったけど,なぜかそこに対して一歩踏み出せなくて,気持ちが鬱積していくような感じだった.
10月の末に久しぶりにあの人に会えたときも,また弱さが出てきていた気がする.久しぶりの再会を祝して,ハイタッチするようなところで,なんか引いてしまった.
なんで引いてしまったのだろう.あれだけ,あの時まで会いたいと思っていた人だったのに.不思議だなあ,と今になっては思う.天邪鬼だったのかもしれない.
そんなこんなで,1年に1回誰かを好きになって,結局のところ相手に彼氏ができただとか,自分から距離を取ってしまっただとかで,うまくいかないまま,23歳の冬を迎えようとしている.
23年間生きてきて,女性関係において上手く行ったことなんてなかったのかもしれない.自分が歩み寄るなんてことは一切なくて,相手が歩み寄ってくれていて,それにあぐらをかいて,卒業やら何やらで相手と物理的な距離ができてしまったときに,連絡もしなくなってしまうようなことを,何度も繰り返している気がする.
多分,今年も一人でクリスマスや年末年始を迎えることになるのだろうか.会いたい人とか,誘いたい人はいるんだけど,自分の中で「誘ってもなあ」という訳の分からないプライドが邪魔をする.
http://anond.hatelabo.jp/20161114173923
↑を書いた増田です。
先のエントリの解釈は自分の主観というか妄想が入りすぎていた。冷静さを欠いていたと思う。(その割には肯定的なブコメが多かったのでびっくりしているんだけど)
個人的に書き漏らしもあったしついでに宮崎駿が怒った理由についても考える。
前回のエントリではごちゃごちゃになっていたけれど、宮崎駿が怒った理由は二つに分けられると思う。①②と分けて書く。
そもそも、見逃していた言葉があった。
まず、川上の「頭を使って移動しているんですけど、基本は痛覚とかないし」という言葉。
これに対して宮崎駿は友人の身体障害者の話を持ち出してこう答えている。
「ハイタッチするだけでも大変なんです。彼の筋肉がこわばっている手と、僕の手でハイタッチするの。」
「これを作る人たちは痛みとかそういうものについて、何も考えないでやっているでしょう」
ここでは、「痛覚のないCG」と「痛みを持つ障害者」を対比させている。(そういう意味ではわかりやすく説明するために身体障害者の話をしたともとれるかもしれない)
痛みもある、けれど生きている。痛みがあるからこそ生きている。宮崎駿はそういった生命に対するリスペクトの上で、作品に息を吹き込んで生み出そうとしている。
彼にとってはそういった自負があるからこそ、「痛覚の無いCG」を「自分の作品とつなげたくない」と拒否した。
そして、痛覚のないCGを「生命に対する侮辱」と捉え「不愉快」だと言った。
単純な話、このCGは彼の作品の哲学に合わなかった。技術屋とクリエイターの衝突というコメントをどこかで見たが、この点に限ってはそういうことかなと。
彼の哲学を肯定的にとらえるか否定的にとらえるかは、人によるだろうが。
「その彼のことを思い出して、僕はこれを面白いと思って見ることできないですよ。」という宮崎駿の言葉で大体わかると思うけど。
これは川上の「この動きが気持ち悪いんで」「人間が想像できない気持ち悪い動き」という言葉に対応するものと見ることができる。
川上自身は差別的な意図はなかっただろうが、わざわざプレゼンしているのだから面白いものだと思っていたのだろう。「気持ち悪い」と言いながら。
しかしながらCGでなく現実にも川上が「気持ち悪い」というような動きをする人はいる。この世の中は五体満足の人間だけじゃない。
この点が不快だったのもあって、「生命に対する侮辱」「不愉快」という強い言葉を使ったのではないだろうか?
まぁ、①だけでもプンプンしてたかもしれないが、そこまでは推測できない。そもそも①②と無理やり分解しただけで、宮崎駿自身がごちゃごちゃにしてそうな気もするし。
それ以前にNHKによってカットされた場面もあるだろうし。NHKの手のひらの上で転がされているだけなのかもしれない。
怒ってた理由を推測するとしたらこれらの理由くらいかな?というくらいの感じで。あとは単純に川上の態度が気にくわなかったとか作業が捗らなくてイライラしてたとかあるかもしれんけど。うん。
過去に親に頼って家から全く出ない引きこもり生活を1年以上経験し、今は何とか会社に勤めて仕事できてるけど、最近家で仕事ができるようになってからまた家から出ない日々を過ごしている。
通勤負荷がなくなって明らかに無駄なストレスは減ったけど、人に合わない時間がものすごく増えた。もちろん飲み会とかは公私共にここ数年参加していない。
あるとき久々に会社の懇親会みたいなイベントに参加したときに改めてコミュ障を痛感した。
相手の手の位置、イェーイのタイミング、まさにコミュニケーションの極み。
みんな「ッパーン」って感じなのに自分がやると「ペチッ」「ビターッ」
締まらない。
飼い犬とお手の練習でもしようかな。
最初は、一部のスマヲタさんが事務所や後輩Gを叩いているのを、「事実を確認しないで妄想で叩くのをやめて」みたいな旨の主張をするつもりだったが、事務所や後輩Gを叩いてる人は「5人は解散したくないのに、事務所に無理やり解散させられてる」という前提ということに気付いた。こちらと前提がまるで違うから、そりゃ事務所を叩く理由もわかった。
私は「本人達がSMAP解散を選んだ」と思っている。木村くんだけは、「無念」という言葉からわかる通り、解散を望んでなかったのが伺える。でも最終的に解散に同意した。他のメンバーは、解散を望んでいたのか望んでいなかったのか正直わからない。解散とは言わなくとも、KAT-TUNのように休止という選択もあったはず。事務所の売り上げを考えれば、普通、解散ではなく休止を提案すると思うし。「スマスマは通常運転しますが、音楽活動は休止します」でも、全く問題ないと思うし。わざわざお金になるグループを解散させる馬鹿な事務所ではないと信じたい。
そこまで考えて、事務所が無理やり解散させた!というのならばもう何も言うまい…。
※「妄想で叩くのやめて」は、スマスマの後番組が誰が何か決まっていないのに、「どうせ○○がやるんでしょ。SMAPの二番煎じもいいこと」と上から目線でいうこと。呟くのは勝手にどうぞだけど、わかりやすくタグをつけたり、そのグループ名をいれて呟いてるので、twitter検索するとその呟きが出てきてしまう。これで喧嘩売ってないなんて嘘でしょ。
自分の整理のために、SMAPが解散を選んだと思うわけを書き殴っておく。
マスコミや週刊誌の情報は、錯乱しててなにが本当なのかはわからないので、事実から見える推測を含めたものだけ。
今回の解散報道だって、不自然なところはいっぱいある。でも同じものを見ていても、どう感じるかは人それぞれ。発言した人がどういう立場なのか、どういうバックグラウンドなのか考えて、情報の取捨選択するように心がけている。だから、すべてが善でもあり悪でもある。善も悪だって、受け取った人の価値観によって受け取り方が変わる。
一貫しているのは、SMAPの元マネージャーがやめたということ。
事務所移籍やら1対4やら元マネージャーがSMAP連れて出ていこうとしたやら不仲報道は、丸っと無視。本当かどうかは、今の時点では分からん。
会見以降、SMAPサイドからは何も言及せず。25周年イヤーなのに、スマスマ収録以外の活動はない。
CD出さないのかな、コンサートの発表はまだなのか、ヤキモキしながら待ってた。今年のコンサートは行く気満々だった。
この時点でSMAPの活動はできないのは、事務所の圧力!という意見も、せっかくの25周年イヤーなのにそんなことさせるか?と思いつつも、否定はできなかった。(まぁ事務所の圧力!も妄想ですけど)
私がSMAPの活動がスマスマ以外に出来ないのは、SMAP自身なのでは?と思ったのは、7.8月の大型音楽番組に出演しなかったことである。
中居くんが司会をしていたTBSの音楽の日にも出演しないのは異常。
フジのFNSは毎回出演していたし、今回も出るもんだと正直思ってた。
このことがなんで事務所の圧力ではないと判断できるのかと言うと、SMAPが出演しないことが事務所にとってデメリットはあれど、メリットにならないから。各テレビ局は視聴率が欲しいから、世間の注目であるSMAPには、ぜひ出演してもらいたい。話題にもなるし、視聴率に繋がるから、オファーしないという判断はない。
で、事務所はここでSMAPが音楽活動していれば、事務所の圧力ではなかったのか、と一時的でも安心させられる。見せしめだ!という人もいないとは言い切れないけど、下がってる好感度がこれ以上下がることはない。
出演しなければ、「無理やり事務所が活動させない!圧力だ!」という意見ばかりになるのは、目に見えてる。事務所サイドにとって、SMAPが出演しなければ、さらに好感度が下がる。SMAPが出演すれば、メリットはなくてもデメリットもない。SMAPが出演しなければ、メリットもない上にデメリットだらけ。だからオファーがくれば断る理由はない。
でもSMAPは出演しなかった。
ファンが各局に問い合わせたら、オファーはしたけど事務所が断った。と回答があったらしい。事務所が断った、までとは言わなくても、SMAPは出演しません。との回答。事実出演しなかった。
ここらで、SMAP自身が音楽活動を拒んでると思った。だって事務所がオファー断ってメリットがない。「事務所が断った」という回答も、SMAPはジャニーズ事務所所属なので、SMAPが拒否ろうが事務所が勝手に断ろうが、「事務所が断った」という回答になるのは、当たり前。
完全にSMAPの意志なく断るというのも100%ないとは勿論言い切れない。真相はわからないから、完全に否定はできないけど、デメリットしかない選択をわざわざ取るか?って話。
この7,8月の時点で奴.隷だなんだ言われていたけど、「あなたたちは音楽番組に出演したくても出演させないわ!オーホッホッホッホ!!」というより、「解散騒動で事務所評判がガタ落ちなんだ!ここらで世間にアピールしてこい!出演したくないなんて知らんがな」という方が自然だと思うんですよね…ここは妄想です。というかスマヲタがSMAPを指して奴.隷っていうのどうなの?と思うが、それはまた別の話。
このことから、私は「SMAP自身が音楽番組出演を拒否しているのだろう」と考えた。そして8月の解散報道。不仲とまではいかなくとも、すれ違いがあったのだろうと感じる。元マネージャーがそれをまとめていたけど、その人がいなくなり歪みが生まれた。
SMAPはジャニーズ事務所でも特殊なグループだったことには違いありません。昔から「別格」であったし、同じマネージャーがずっとついてるってグループ、ほかにはないんじゃないのかな?ジャニーズ事務所だけど別会社みたいな感じだったし、中居くんがやってたうたばんに出る以外は事務所の繋がりはあまり感じなかった。
最近「SMAPがんばりますっ!」を見返した。Marching J終わりの後輩が駆けつけ、SMAPと共にオリジナルスマイルを歌ってた。私はこういう姿をずっと見たかった。
「どうしてこうなっちゃったんだろうね」と母がぽつり。
人は変わる。今のSMAPとはやはり違うと感じた。今のスマスマを見て、全く変わりない。今まで通りという人もいる。
私が今、SMAPに求めることは、5人のパフォーマンス。歌い踊ってるSMAPが見たい。私だってSMAPには解散してほしくない。でも、返してとは思わないし、奪われたとも思ってない。
副社長が、事務所が敵だ!とも思ってない。家族経営の事務所で、「別格」SMAPにした一事務員だった元マネージャーもやり手で、昔いろいろやってたと思うし、副社長は煮え湯を飲まされていたのかもしれない。今はSMAPの売り上げも一時のようにはいかなくなり、もっと売り上げを出すグループが出てきて、力関係が逆転し、元マネージャーは肩身の狭い思いをしてきたのかもしれない。
仮に、元マネージャーがSMAPを連れて移籍しようとしていたのなら、元マネージャーが退社するのも会社としては当然である。それで25周年大々的に祝ってください、では甚だ失礼である。
今のは確定ではないが、そういう可能性もある。第一、5人は事務所に残り、今までとは変わりなく個人活動ができるのだから、事務所は敵と到底考えられない。
この記事で言いたいことは、一部の過激派スマヲタさんで声の大きい方がいらっしゃいますけど、その発言で他G担当の人がどう思われるか見直してほしいです。事務所は敵と叫ぶのは、全く悪いことではないです。でもそれを見て他Gの方が、SMAP可哀想><応援する!となるでしょうか。
過激派スマヲタさんの中には、「SMAPの仕事が後輩に奪われた」と言ってる方もいます。私、初めて見たとき本当にびっくりしました。ぶっちゃけて言えばパラリンピック関連なんですけど、よく読んでみれば、SMAPが東京パラリンピックでどういう立ち位置なのか全く把握してないのかな?SMAPは2020年東京パラリンピックンの公式サポーターですよね。
嵐の櫻井くんが、車いすバスケのドラマが決まったら、東京パラリンピックのサポーターを嵐にやらせたいからドラマやらせるんでしょ!(要約)という呟きをいくつも見ました。いやいや、東京パラのサポーターは決まってないよね。妄想ですよね、これ。
V6の三宅くんがNHKでパラリンピックのダイジェストの司会を担当することが発表されたら、SMAPがやるはずだった仕事を奪って後輩に回すんだという呟きもいくつも見ました。SMAPって2016年リオパラリンピックの、NHKのダイジェスト番組の司会だったの?初耳です。
というようなことを、グループ名や個人の名前で検索して出てくることが問題で(事務所はこんなに酷いの><って知らせたいからなのか?)、他G担の目にも止まり、うんざりしてします。書いてたら腹立ってきた。
田口くんがKAT-TUNを脱退して個人活動をするニュースがあったときも、「KAT-TUNはSMAPと同じで、事務所に無理やり解散させられた!事務所悪!事務所に逆らうとほかのグループもどうなるかわからないよ!」
KAT-TUNは解散してませんし、本人達が充電期間を設けるとハッキリ言ってます。なんでもかんでもSMAP解散と結び付けて、事実と違うことで後輩のGを巻き込まないでください。KAT-TUNの充電期間は、SMAP解散と事務所敵を語る道具じゃないんだよ。
あとキスマイ。キスマイがシングルオリコン1位をとれないかもしれなくて、一位じゃなかったら事務所にどうされるかわからない!って言っててあきれてしまいました。キスマイ担だけが言ってるなら、ここには書かなかったけど、一部のスマヲタに焚き付けられたのもちらほら。一位じゃなかったらダメだったら、SMAPを含め、事務所のグループ半数以上解散してますね。
「仕事を奪われた・横流しされた」って思考が本当にわからなくて、どういうことだろうと思ったら、「事務所に解散させられた」という前提から来てるのだと判明したので、整理と自戒を込めて書き殴ってる次第です。
こんな全本位に敵を作るようなことをしていて、解散阻止に協力して世界に一つだけの花購買運動に協力して、ってよく言えるなと感心してしまいます。
あ、あと無自覚のマウンティング。SMAPのことがすごいと思うなら、SMAPすごい!だけでいいのに、「○○だったらこうはいかない」やら「○○と違って」やら「こんなことSMAP以外はできない」etc...
こういうこと言ってる人が「他Gの悪口言う暇スマヲタにはない」「私のTLに後輩Gの悪口いう人いない、やっぱりスマヲタマナーがいい!」ハァ?
「私のTLに悪口いう人いない」はわかりますよ、twitterにはそういう機能がありますから。でも上で言った、無自覚な上から目線ワードが大概呟いてるんですよね…。
『No.1にならなくてもいい もともと特別な Only one』って本人達が歌ってるのにね。純粋にSMAP解散を悲しんでるスマヲタさんが可哀想になってくる。これも余計なお世話ですかね。
自衛しようにも一回被弾しなきゃ自衛できないから、嫌な気持ちになって、長文書くくらい引きずりました。嫌な気持ちを引きずったのは自分の責任です。
このままだと、後輩Gを下げずに、ただただSMAPが好きだという方までセットで苦手になってしまうのは避けたいので、ここに書き捨てて、自分の中でこのことに対する区切りとします。
そしてSMAPやSMAPファン双方で愛を感じられる年末となりますように。
※9/22 誤字修正
■追記
書き捨てのつもりだったので読み返しもしなかったら大事なところ誤字してた恥ずかしい><
ご指摘下さった方ありがとうございます。
いくつかトラックバックに、ご意見頂いてたので勝手に見解を書きました。
トラックバックの欄に返信しようとした失敗した。
◆増田の勤めてる会社が「今後君は毎日、勤務内容として狭い部屋で腕立て伏せだけをやってもらう。いやなら辞めてくれて構わない」といったとする。
そして増田が会社を辞めたら「増田は増田の意思で会社を辞めたのだ」ってなるのか? おめでたいな。
・それは簡略化し過ぎですかね。増田くんが元マネージャーを指しているのか、SMAPを指しているのかどっちかでまた例文が変わってきますし。
ついでに言うと、今の情報だけだと会社が上記のようなセリフを言ったかも定かではありません。
◆今の報道には疑問が残る
・ありがとうございます。スマヲタさんも、後輩叩きはやめてと呼び掛けている方がいらっしゃるのは、知ってます。
私も同じです。報道はコロコロ変わってるので勘弁してほしいです。
◆去年末には、契約更新の今年9月以降に5人中2人(木村・稲垣)の映画公開が決まっているのに、独立を志すだろうか
・どうでしょう。長年お世話になった元マネージャー退社と、今までにない事態だったことも考慮すれば、志す可能性はあるかと思います。
少なくとも木村さんは途中は知りませんが、最終的には事務所に残ると決めてますね。
◆ジャニーズ事務所のメリットがないとのことだが、1月13日時点で「揉めている」というFAXをわざわざ流す、という事務所自らメリットがない行動をとっている
(人気商売にもかかわらず、揉めているというデメリットのあることを新聞報道のみのあの時点で認めるメリットとは?)
そしてスマスマでの生謝罪、これもメリットどころか事務所には大打撃であった
・1月の時点では、事務所も行き当たりばったりで対応してた可能性は否めません。なんせあの事務所ですし。生謝罪は誰にもメリットがなかったですね。
私も7月までは事務所がSMAPを潰そうとしてる!と言われても否定はできませんでした。
◆今まで節目節目に本人たちが会見をしてきた事実と照らし合わせると、今回の件がFAXとラジオのみの対応であるのも異常である
・事務所が会見をさせないのか、事務所が会見しろと言っても、メンバー達が解散だから会見はしなくていいと思っているのか分かりません。
木村くんはラジオに届いた解散についてのお便りを紹介していたので、口止めされてるわけではなさそうです。
◆
SMAPは2020年の東京オリンピックの公式サポーターですよね
SMAPは去年11月に日本財団のパラリンピックサポートセンターから「東京パラリンピックを見据えた応援をしてほしい」と言われているが、
現在のところオリンピック関係の発表はない(まだどこの誰にも決まっていないのでは)
・他の個所ではちゃんとパラと打ってるのに、大事なところで誤字してました。おっしゃる通りです。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
■追記の追記
今週のビストロスマップ(ゲスト:広瀬姉妹)を見て、もう今までと同じSMAPは残念だけどもういないと確信した。
木村くんがフリースローを決めて、イエーイもハイタッチもないなんて…今までのSMAPだったら確実にしてたよ…。
5人の間で何かがあったのは間違いないでしょう。
あれを見て未だにSMAPは解散したくないのにさせられた!って言ってる人はいるのだろうか。
あれを見ても今までと同じと言うなら、あなたは今までSMAPの何を見てきたの?と聞きたくなる。
解散コンサートもしないだなんて、正直それが悲しい。私はライトなSMAPファンだけど、今まで何が起こっても応援してくれたスマヲタさんに
海から来る怪獣で、なんか水爆実験が関係してて、悪いだけのやつじゃないっぽい・・・とか、それくらい。
ガメラは2と3だけテレビでやってたの観たけど、あんまり覚えてない。
庵野監督のことも「エヴァの人」ということはわかるけどエヴァは観たことない。
使徒と戦うとか、シンクロが云々とか、「逃げちゃダメだ」とか「ありがとう」とか、なんとなくは知ってる。
特撮は日曜朝の戦隊ものをたまに観るくらい。ゴーバスターズは良いぞ。
(今、私が同じ映画を何度も観たり、映画館に年20回以上行ってるのも、すべてはパシリムがあったから)
そんな思いに駈られて、行ってきました、シン・ゴジラ。
最後列やや下手より。一席あけて右にはおじさん、左には若いカップル。
全体的な客層は男の人が多いような気がした。
「思ってたんと違う!!!!」
これにつきる。
断っておくけど、良い意味で。
良い意味で予想と期待を裏切られまくった。
以下、ネタバレ注意の覚書。
とはいうもののすでに記憶がかなり曖昧なので、間違ってるところもあるかもしれない。
シン・ゴジラのゴジラは、第一形態から第四形態まで「進化」する。
それを全く知らなかった私は、初めて巨大不明生物(=ゴジラ)がその姿を現したとき、驚いた。
なんかもうひたすらキモい!
目玉ぎょろぎょろで、エラから赤い液体ドバドバさせて、不格好に地面を這いずる姿は、キモいとしか言えなかった。
私の知ってるゴジラは二足歩行で、もっと無骨な、かっこいい怪獣というイメージがあったからだ。
「このキモい変なやつを倒しに来るのがゴジラなのかな」とか思ってた。
そんな私の目の前で、ゴジラは突然「進化」した。前足が生え、直立して、吠えた。
そんな私の想いをスクリーンの中で口にしてくれたのが長谷川博己演ずる矢口だ。
進化する未知のゴジラは、そんな両者の溝を埋めてくれた気がする。
あの瞬間の「そんなんありかよ」という気持ちは、間違いなく私と映画の中の人々との間で一致していた。
そして完全に「私の知っているゴジラ」になった瞬間に流れるゴジラのテーマ!これにはめちゃくちゃ興奮した。
ゴジラだ!ゴジラがやってきた!!!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
応援上映とか絶叫上映とかなら確実に叫んでた。
というか叫びたいからどこかの映画館でやってほしい。やってくれると信じてる。
ゴジラに対する「何だそれ、すごい・・・」の瞬間は、完全体の第四形態になってからも何度も訪れる。
まずこのゴジラめちゃくちゃ硬い。
完全にノーダメージかつノーリアクションで、なんかもう絶望感がすごい。
そんな絶望がさらに増すのが、火炎放射からのレーザー光線発射のシーンだ。
米軍の攻撃が効いた!これでゴジラを倒せる!と思った瞬間、ゴジラは口から火を噴く。
この瞬間まで私はゴジラが火を噴くことを完全に忘れていた。
やはりここでも、ゴジラのことを何も知らない映画の中の人々と同じ驚愕と絶望を味わうことになる。
しかもゴジラは口からだけでなく背面から無数のレーザー光線を発射。
なぎ倒され爆発するビル群、あっさり撃墜される米軍機、理解の範疇を越えた圧倒的攻撃力。
もう東京は・・・日本は・・・人類はおしまいだ・・・という気持ちになってくる。
思ってたんと違う姿で現れたゴジラは、私が知らず知らずの内に抱いていた「ゴジラってこういうもので、きっとこういう話で、こういう映画でしょ」という先入観を完全に破壊した。
私はシン・ゴジラを、パシフィック・リムやマッド・マックス 怒りのデスロードを観に行くのと同じような気持ちで観に行った。
ドーンってなって、バーンってなってズダダダドカーンってなるのを楽しみにしていた。
そしたら、全然違った。
シン・ゴジラの破壊シーンや戦闘シーンは、全体的にとても地味だと感じた。
最初に上陸した第二形態のゴジラはずるずる移動するだけだし、第四形態のゴジラも積極的に街を破壊している印象はなかったし、対する人間の方にも必殺技や秘密兵器があるわけでもない。
というかそもそもゴジラは、そういうアクションがメインの映画ではなかった。
ド派手なアクションで魅せる洋画とは全く違う、上手く言えないけれど、とても「日本の映画」だった。
でもそれは決して悪い意味ではない。むしろめちゃくちゃ良かった。
東京に巨大不明生物が現れた。そんなとき動き出すのは巨大ロボでも特殊戦隊でもなく、日本政府。
「はやくドギャーンってなるとこ見せてくれよぉ」と思いながらも、堅苦しい言葉と、面倒くさい思惑が飛び交う会議シーンに釘付けだった。
正直、政治には明るくないし、次々と表示される役職名は全然頭に入って来ないし、聞き取れなかった台詞もあったが、でも入って来なかった情報はきっとなくてもいい情報だったんだと思う。
大事なのは、「今の東京に本当にゴジラ(のような巨大不明生物)が現れたらきっとこうなるぞ」という感覚だと思う。
前例のない事態に混乱しながらも結論を急ぐべく無理やり型に嵌めようとして結局対応が後手に回ったりして、そういう「上手くいかない」「そうじゃない」ってとこも含めて、リアルでとても良かった。
でも、もたもたして見える政治家たちも、みんな事態を解決し、東京(日本、国民)を救うために全力を尽くしている点は皆同じである。
そうして面倒な会議を経て、ゴジラの脅威を一通り目の当たりにして、ようやく立ち上がるのが、巨大不明生物災害特設対策本部、通称・巨災対だ。
この巨災対はいわゆるオタクや変人の集まりで個性派ぞろいなのだが、みんな論理的なことしか言わないのがとても良い。
きっとこんな事態じゃなければ日の目を見ることのなかった厄介者たちが活躍するロマン。
アツいのは現場で戦う者だけじゃないのだ。
だからと言って、現場で戦う者たちがカッコ良くないわけがない。
だからこそ、隊列を組んで飛ぶヘリや、次々と持ち場につく戦車のかっこ良さが際立つ。
作戦を練り「確実にやります」と言い切る自衛官や、黙々と遂行する自衛隊員たちのストイックさにも惚れる。
戦闘シーンといえば、私が一番興奮したのが新幹線爆撃と在来線爆撃だ。
ここでまたゴジラの有名な曲(曲名思い出せない)が流れるのもアツい。
とくに在来線爆撃は、色とりどりの在来線が同じタイミングでゴジラに突撃し、爆発と共に宙を舞うのが最高だった。
リアルを追求した今作の中で、実際にあるものを使ったありえそうな攻撃ながらいったい誰が思いついたんだというこの攻撃。
戦闘シーンで最も「思ってたんと違う!!!!」のは、ヤシオリ作戦だ。
物語の終盤、核兵器による解決をなんとか回避しようと急ピッチで進められたこの作戦。
無人機による攻撃や在来線爆撃、ビルの爆破によるゴジラの保定を成功させる流れは堅実ながら華があり、とても良かった。
工事用車両(建設機械)が好きな私としては、コンクリートポンプ車の活躍も嬉しかった。
そうしてゴジラの活動を完全に停止させ、ヤシオリ作戦は大成功に終わるのだが、何が「思ってたんと違う」かって、この作戦終了の瞬間が地味なのだ。
観ている側としては、
「やったーーーーーー成功だあああああああああああああああ!!!!!!」
と飛び上がってハイタッチして抱き合いたいくらいの気持ちなのに、映画の中の人々は一切そういうことはしない。
でも、あとから思うと、この映画の中ではそれで正解だったのだと思う。誰もが想像もしなかった巨大不明生物の来襲。大きすぎる被害、多すぎる犠牲者を出しながら、成功するかわからない作戦にかけた結果なのだ。
現実感がない中で、静かに「俺たちはやった・・・やりきったのだ・・・」と噛みしめるのが、似つかわしいような気がする。
「倒したぞやったああああああ」は、きっと、ゴジラが虚構だと知っている側の感想なのだと思う。
シン・ゴジラに対して言いたいこと、話したいことはまだまだたくさんある。
豪華すぎる出演陣どこにいたのか全くわからなかった、とか。
石原さとみやっぱりめちゃくちゃ美しい可愛いZARAはどこ?、とか。
巨災対のメンバーの活躍だけにクローズアップしてもう2時間観たい、とか。
でもまとまらないのでこれくらいにしておく。
そもそもこうして書き殴っているのは、こういうことを話したくても話せる相手が周りにいなかったからだ。
劇場を観たあと、複数人で来ていた人たちが口々に感想を言い合っているのが、とても羨ましかった。
その物足りなさを埋めるように、今まで封印していたネタバレブログやレビューを漁って、それでますます我慢できなくなって、この文章を書いている。
ネタバレブログを読んでいて気になったのが、「万人受けはしなさそう」とか「知らない人はわからないんじゃない?」みたいな意見だ。
とくに昔からゴジラが大好きで、新作公開を待ち望んでいた人たちが、よくこう書いていた。
とりあえず私は少なくともあと2回は観たい。
そして売り切れていたパンフをなんとかして手に入れたい。
何も知らなくても、なんかよくわからなくても、ゴジラはすごかったです。
おわり。
野球を観るのが好きだ、と人に言うとほぼ必ずどこの球団が好きなのかと聞かれる
確かに多くの野球好きな人は贔屓球団を持っていて、その勝ち負けに一喜一憂している
ただ野球の試合が好きで、どちらのチームを応援するということもなく、いいプレーを見られればそれで満足である
たまに球場に行くこともあるが、その時も内野の後ろの方でおとなしく試合を見ている
先日あるチームの熱狂的ファンである知り合いに連れられ外野で一緒に応援をした
得点シーンで喜び、応援歌を歌い、点が入れば周りの人とハイタッチをする
しかしやはり自分には内野でおとなしく試合を観るのが向いていると思った
そしてこれは野球に限らず、すべてのスポーツにおいて同じである
ラグビーやテニスなど、テレビでやっていればスポーツは観る方だが、その時に日本人選手や日本代表に勝ってほしいとはまったく思わない
そのスポーツの高度なプレーを観たいだけであり、誰かに肩入れすることはない
ここはたまに見てたけど、自分で何か書こうと思ったのは初めてだ。
家から二、三歩歩いたところで、行く手に人が立っているのに気づいた。
黒っぽい格好をした眼鏡のおっさんだった。満面の笑みを浮かべていた。
おっさんのズボンのファスナーからは褐色の長い物が出ていて、扇風機のようにぶんぶんと上下左右へ躍動し、旋回していた。
それが何だったのかは今でもはっきりとはわからないが、冷静に考えるとたぶんおっさんの性器だったんだろう。
そのおっさんに目がひっかかって、脳が理解した時、一瞬で目の奥、肩、全身から温度が抜けていった。
普段自分の体を取り巻いている自分の分の空気が一気に冷えて、薄っぺらい膜に凝縮されて、自分の体全面へと頼りなくぴっちり張り付いた。
そのおっさんから発されている空気が、その薄皮一枚だけを隔てて自分を圧し潰してくるようだった。
喉が鈍痛で詰まった。
その圧迫だけをただただ感じさせられながら、目をおっさんからもぎ離して、連れていた犬の方へと動かした。
犬は普段通りに体をゆらして呼吸をしていた。
反射的に口が動いて、犬に「行くよ」と声をかけて、そうしたら足も動かすことができた。
私はおっさんから努めて目を逸らし、犬の背中の毛並みと、動く肩甲骨を見ながら、笑顔のおっさんの脇を通り抜けて、普段通り散歩コースの道へと歩き出した。
他のことを考えるような余裕はなかった。
振り向いて確認はしていないから本当のことはわからない。でも動く気配はなかった。
散歩コースを何周かしてからゆっくり家の近くに戻って、何度もおっさんがいないことを確認してから、家に入った。
家族に話すことも、誰かに通報することも考えなかった。そういう発想がなかった。
今でもそうしようとは微塵も思わない。しないことは自分のために正しい判断だったと思っている。
社会的には正しいわけはない。おっさんに何がしかの制裁を与えるチャンスも失った。
でもそれ以上自分の何か、自分を構成する何かの一欠片でも、あれのために損ないたくなかった。
友達には一度この話をしたことがある。
女子のグループのおしゃべりで、他の子が痴漢にあった話をするのを聞いて、私もこの話を笑い話風味にして吐き出した。
でも未だにこの思い出が、腹の中を時々渦巻くことがある。
あのおっさんに生殺与奪を握られたと思った瞬間を、この先も私の脳は多分しつこく覚えてい続けるんだろう。
その暗い予感が本当にいやだ。
私のこの恨みはどこへ持っていけば捨てられるんだろうか。
ここまででもう体力を使い果たしたから、もう一個の思い出は最低限吐き出したいことだけ書く。
帰る途中で知らないおっさんに声をかけられた。
瞬時に上述の思い出が頭をよぎって恐慌状態に陥ったが、ともかくしどろもどろにでも断った。
するとそのおっさんはこうのたまった。
「お前なんかね、高校生じゃなくなったら誰にも相手にされなくなるよ」
こっちは今なら言える。ふざけんな馬鹿野郎。大嘘つき。ブーメラン野郎。何とでも思い浮かぶ。
こっちの恨みはもうそろそろ痛くなくなりそうな気がする。
いつしかこれらの思い出は、ネット上で嫌でも目に入る熾烈な女叩きと化学反応して、よくわからないことになった。
普通に男友達とも話せるし男の人と恋愛もする、ネットで男叩きもしない。
でも男の人から少しでも一方的に性的な好意を向けられたと感じると、それが例えどんなに仲の良い男友達であっても気持ち悪くて即縁を切りたくなる。
男の人とハイタッチとかした後、反射的に手を拭ってしまうくせも、とても失礼なこととはわかっていても直すことができない。
ネットの女叩きをたまに回避しそこねて、品性下劣な文章が目に入ってくると憎悪に燃える。スルーすることができない。
今まで長いこと憎しみを抱え続けてきた。
もうそろそろ楽になりたい。戦う気力はない。それはよくないことなのかもしれない。
書き終わって思った。
お酒飲んだりすごい好きな曲聴いたり(安藤裕子ののうぜんかつらとか)
彼氏いるけど、彼氏の友達のこともわたしの自分の女友達のことも
直接血が繋がってないけど一瞬でもすごく楽しい時を過ごした
いろんな人の事を思い出して、
その人たちみんなのことがもう懐かしくて、
そういう人みんなのことを同じ分量で、
目一杯ただひたすら愛でていたい
それが不可能だというのがすごく寂しくて、
もどかしくて仕方なく、
なんだかもう泣けてきてしまう。
とか考えてしまう。
ほんとはできないけど、せめてみんなのことを
そんでその人のことをとにかく褒めて褒めて褒めてあげたい
みんなほんとに愛してるし素晴らしいし素敵だよって
そういう人だと思われるかもしれないけど、
これといった華やかな思い出も
むしろ地味な思い出も無い平凡で起伏のない
目立たない同窓会のお知らせ来ないみたいな
そういう性格だしそういうふうに生きてきました。
みんなのこと愛してるのに
そういう友達のことも大好きなのに
あと好きすぎる人とは男女問わずうまく話ができない
どこのどんな汁がどこについてもかまわないし
すべてを舐め倒したいと思ってるけど
みんなのことそういう気持ちで愛してる
大好きな人に振られた。8年間遠距離で付き合って、最後は明確な理由のない「さよなら」のメール一通だった。電話も拒否され会ってももらえず大海原に放り出されたような気分になったところで、SNS上で私の知らない女性と婚約中という交際ステータスという文字を見つけた。ていうかその時初めてSNSやってることを知った。衝撃だった。
振り返ればいつも趣味に付き合ってくれる人だった。私が第二幕東方神起始動時にハマった頃には勿論付き合っていて、日産スタジアムのライブには2人で行った。2人とも大いに楽しんで帰りの凄い混雑の中で、彼が「豆粒サイズのたった2人の人間を見る為だけに7万5千人が集まるって事実が凄い」と感心したように言ってくれた一言が今でも忘れられないほど嬉しかった。ライブが始まる前から頭にタオルを巻いてはしゃいでくれる、優しい人だった。
振られた私からしてみれば突然放り出され言い分も聞いてもらえないままなので仕方ないからここに書くけれど、あんたは私が会えない夜にどんだけ『Telephone』と『逢いたくて逢いたくてたまらない』を聴いて泣いたか知らないだろ。私があんたの心情を慮れなかったのと同じように、私にだって悟られたくない不安や心配や悩みはいつもあった。恋しくて恋しくて眠れない夜だってちゃんとあったのだ、でも重荷になりたくなくて言えなかった。「何でじゃーーーーーー!!!」って『Why?』聴きながら激昂した夜もあれば会えた日のドライブでは私の想いを忘れないでほしくて延々『Duet』を流し続けたことも、あんたは覚えてなくても私は覚えている。『Thank you my girl』が好きだと笑った顔も、ライブDVDでチャンミンのMCに大爆笑した顔も、巨人の真似したユノに手を叩いて笑ってた姿も。『One More Thing』を傍で歌ってくれているようなそんな安心感がいつもほしい、そう思ってはいても遂に言えなかった。
いっそ『Catch Me』の男主人公みたいに思わせぶりに匂わせてほしかった。そしたら「行くなーーーーーーー!」って全力で言えた。せめて正直に「他に好きな人ができた」と言われたら、『Before U Go』をもじって上手いことの一つでも言えたかもしれない。あんたを愛していたのはばかだけどばかになれるくらい一途だったこの私だと、最後にこれくらい知っていけと、少しは自画自賛という名の自己満足で自分を慰めることもできたかもしれない。それももう叶わない。何も言われないまま振られた私は、今日も車の中で不意に流れる『STILL』で全力で泣く。もう一度出会えたら、もう一度笑ってくれたら、そう思いながら二度と顔も見られず声も聴けない事実に絶望して子供みたいに泣いてしまう。運転しながら。一日一日思い出さない日はなくて、格好悪いけどひたすら苦しくて愛しくて切ない想いばかりを抱えて、でもそんな自分を駄目だなと戒めるために『I KNOW』を聴いて我に返る。ばかでしょ、私。
今の私は『Fated』を聴いてもテンション上がらず、この悲しみの向こうに輝きがあるなんて、そもそも自分がこれをいつ乗り越えられるのかもうどうしたって分からない。こんなになるくらいなら本当に、ドン引きされても罵られてもいいから、もっと好きだと言えばよかったなぁと心から思う。明日は、明日こそは元気になって輝くぞと念じながら『Back to Tomorrow』を聴いてもいつも迎える朝は後悔や悲しみを含んでいて、寝てる間に泣いた瞼はやっぱり腫れている。
でも、それでも好きだった。物凄く好きだった。もう連絡先も消したしSNSもブロックしたし繋がりを絶った今だから言うけど、まだ好きだしこれからも当分好きなんだと思う。何なら婚約したお相手とハイタッチさえしたい気分だ、「やっぱあの人いいよね、こうさ~中身が男らしくってさ~でも優しくて~~」みたいな、ライブで隣の人と仲良くなるみたいに。恨みでも嫌味でもなく、本当にそのくらい格好いい人なのだ。
この8年、良い恋をしたと思う。本当に本当に大切にしてもらった。終わり方さえ納得出来たら、多分きっともっと上手にこの恋を昇華できた。あんたはこれも知らないだろうけど、私はいつも友人に「今の人と別れたらもう恋はできない」と常々言っていた、その思いが一文字たりとも違わないことを日々実感している。未来がどうなるか知ったこっちゃないけれど、少なくともこの半年間私はちっとも変れていない。そういう意味でも改めて『STILL』はどんぴしゃなのである。本当にただ泣いただけ。
おめでとうも言えず、未だ報われない恋を抱えている私から、それでもこれだけは言わせてほしい。本人には届かないだろうし私の自己満足だけれど、私の恋が終わる為にも、貴方だけの『シアワセ色の花』が咲くことを心から願っている。枯れることも折れることも朽ちることもなく、何色でもいいから、貴方のその凛とした姿勢に相応しい花が咲きますように。よく食べてよく寝て、私が貴方にしてあげられなかったことを全てしてあげられる、貴方の不安を汲み取ってくれて貴方にちゃんと素直になってくれるそんな素敵な女性と、ただ幸せになってほしい。世界が壊れてしまっても、もう誰かの手を離すことがないようにね。
まぁ私は無理やりでも元気出していこう。『Easy Mind』とか『Cheering』とか流してテンション上げて、大声で泣きながら笑って歌ってこう。そしていつか『STILL』を聴きながら、こんな素敵な恋をしたんだと心から笑顔で振り返れる日が来るといい。
ありがとう。そして本当にこれでさようなら。私の報われない恋に、大好きな東方神起を捧ぐ。You were my chandelier.
不快だった話をかく。
理系にいかにも女慣れしてないような。
自分がそういうめにあったらという恐怖的な意味でもそういうノリは好きじゃないし、
彼には同情し、少し仲間意識さえあった。
しかし、その仲間意識が彼に伝わったのか、なにやら雲行きが怪しく感じたのがこの間の飲み会。
・やたら接近してくる。
・飲み会場のはしご中、帰り道、どさくさにまぎれて二回も肩を抱かれる。
・電車での別れ際、ハイタッチのつもりなのか、こっちは何もアクションしてないのにつり革をつかむ私の手をポンっとワンタッチしてから去る。
喪女のくせにこんな言葉使っていいのかわからないけど、これってキモイだろ。
キモイって感じても許されるよね?
私的に連絡をとったこともなく、会社以外で全く話したことない間柄なんだよ?
私喪女だからわからないんだけど、世の中の男女ではこれって普通のやりとりなわけ?
決して酒で酔ってたからとかじゃないんだ。
明らかに確信犯的に一連の行動をとってる。
いや悪気がないのはわかるんだ。
いかにも女慣れしてない!って感じのアッパー系の空気読めないくんだしね!!
なんて考えてたら、だんだん「こんな奴に肩抱いていいと思われてる自分」への自己嫌悪がすごくなってきた。
リア充女子とか手も届かないような美人とかにだったら絶対やらないだろ?
私も喪女のくせに彼を見下す周囲の人間と変わらなかったわけかと反省しそうになりつつ
こないだ娘を連れてアンパンマンミュージアムに行ってきた。
とにかくアンパンマンセンサーが発達した娘で、スーパーなどに買い物に行くとどんな微細なアンパンマン商品でも見逃さず立ち止まり報告してくる。買い物時間のおよそ3割ぐらいはアンパンマンから引き剥がすのに使われていると思う。
そんな娘なので、アンパンマンミュージアムに行けばさぞハイテンションで喜んでくれるだろう、と思っていた。
結果として、娘は大変楽しんでくれた。施設内のアンパンマンイラストにあいさつをし、アンパンマンジオラマにハイタッチをし、おもちゃ売り場でさんざん駄々をこねた。
計算外だったのは、着ぐるみの「本物のアンパンマン」に対する反応の薄さだった。他の子が群がる中、完全にスルーしておもちゃのアンパンマンと遊んでいるのだ。
怖いのかな、と思ったが、「本物のアンパンマン」が手を振りながらその場を去ろうとするとささっと一人で走っていってハイタッチ&バイバイを決めてきたので、別にそういうわけでもないらしい。
「今日はアンパンマンに会いに行くよ」と娘に言うと、きょとんとした顔で「え?いるよここに?」とアンパンマンの人形を指差したのだ。
「そうじゃなくて、本物のアンパンマンだよ」と言っても、どうも理解ができていないようだった。
もしかすると、娘にとっての「本物のアンパンマン」はアニメのアンパンマンや人形のアンパンマンなどであり、パパやママが「本物のアンパンマン」だと言っている着ぐるみは「なんかアンパンマンのマネをしている大人」程度の認識なのではないだろうか。
ブコメ衆すまない。
まだ2歳なのでそこまで理解できているとは思わなかったのだ。