こないだ娘を連れてアンパンマンミュージアムに行ってきた。
とにかくアンパンマンセンサーが発達した娘で、スーパーなどに買い物に行くとどんな微細なアンパンマン商品でも見逃さず立ち止まり報告してくる。買い物時間のおよそ3割ぐらいはアンパンマンから引き剥がすのに使われていると思う。
そんな娘なので、アンパンマンミュージアムに行けばさぞハイテンションで喜んでくれるだろう、と思っていた。
結果として、娘は大変楽しんでくれた。施設内のアンパンマンイラストにあいさつをし、アンパンマンジオラマにハイタッチをし、おもちゃ売り場でさんざん駄々をこねた。
計算外だったのは、着ぐるみの「本物のアンパンマン」に対する反応の薄さだった。他の子が群がる中、完全にスルーしておもちゃのアンパンマンと遊んでいるのだ。
怖いのかな、と思ったが、「本物のアンパンマン」が手を振りながらその場を去ろうとするとささっと一人で走っていってハイタッチ&バイバイを決めてきたので、別にそういうわけでもないらしい。
「今日はアンパンマンに会いに行くよ」と娘に言うと、きょとんとした顔で「え?いるよここに?」とアンパンマンの人形を指差したのだ。
「そうじゃなくて、本物のアンパンマンだよ」と言っても、どうも理解ができていないようだった。
もしかすると、娘にとっての「本物のアンパンマン」はアニメのアンパンマンや人形のアンパンマンなどであり、パパやママが「本物のアンパンマン」だと言っている着ぐるみは「なんかアンパンマンのマネをしている大人」程度の認識なのではないだろうか。
ブコメ衆すまない。
まだ2歳なのでそこまで理解できているとは思わなかったのだ。