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はてなキーワード: 交換日記とは

2020-07-28

オタクのノリが苦手だ

私はオタクである

SNSは苦手だがTwitterは細々と10年ぐらいやっている。

昔は良かったなんて言うつもりはないが、最近はより村社会的なノリになっている様に感じる。

オタク界隈は特に


オタク村社会が苦手だ。

わー!とか、きゃー!みたいな盛り上がり。

マジ無理、とか、しんどい尊い、とか。そのものズバリ、〇〇村が燃えた!なんてのもあるよね。


オタクホームグラウンド2ちゃんねるであった時代、余程のことがない限りスレ内のノリはスレ内で完結していた。まとめサイトが出来てくると、そういったノリは一気に拡散される様になった。


ニコニコ動画が隆盛を誇った時代、その拡散はより顕著となった。

アニメ特撮公式配信される様になっても、映像二の次。画面は内輪ノリコメントで埋め尽くされ、2ちゃんねる発、或いはニコニコ動画発のネットミームが座を席巻し、作品ネタとして消費されるようになった。

それ以前とは空気が変質してしまったジャンルも数多くあった様に思う。


そうして私はTwitterに流れていった。

当時はまだ公式RTなんて無かったし、リプライ相互フォロワーしか見えなかった。ふぁぼっても当人しかからない、秘密交換日記の様な独特なコミュニケーションもあった様に思う。

そもそもふぁぼられてもわからない時代すらあったっけ。

すべてが良かったとは思わない。当時から村社会的な利用をしている人達もいた。

それでも今よりはもう少し淡々とした『つぶやき』で形作られたコミュニティが主流であった様に思う。


しばらく経つと、2ちゃんねるニコニコ動画はかつて程の勢いは無くなっていった。

そうなると2ちゃんねるニコニコ動画にいたオタクTwitterを併用する様になり、結果として村社会的なオタク内輪ノリTwitter侵略した。


繰り返しになるが、昔は良かったなんて言うつもりはない。

でも村社会がMajorityになったTwitterにどこか居心地の悪さを感じる様になっていた。

いやならやめろ、その通りだと思う。

SNSをなんだと思っている、その通りだと思う。


求めていたゆるいつながりは既になく、あるのは村社会的な鉄の結束。

オタクは清廉であり、賢人であり、聖人であるとでも言う様なTweetが数万いいねを集め、買ったグッズは写真を上げて購入報告せねばならず、そしてソシャゲ課金を煽られる。

から黄色い歓声、左からアンチ呪詛

つぶやきは、かき消されていった。


オタクのノリが苦手だ。

黄色い歓声も、アンチ呪詛も、村社会的な内輪ノリも。


つぶやきを見るのが好きだった。

つぶやくのが好きだった。

今はもう、つぶやきが聞こえない。

2020-07-24

親友じゃないかもしれない


親友という、なんだか幼稚で滑稽なワードにまつわる、ここ数日起こった話をする。

長文だからな、読まんでいいよ。



私:大学3年生のオタク。酒が1等好き。最近お気に入り氷結の超冷感レモンうまい

書き出してて思ったがまあつまらん女だな。

日々積み重なるストレスを酒で発散しているのだが、今はコロナで呑みにも行けないので、最近流行りのオンライン飲み会…というかなんというかを高頻度でやっている。

おとといの話だ。まあいものように友人と2人でビデオ通話を繋げて酒をかっくらっていた。この友人をAとする。

Aはまあなんというか、ひとに好かれる質だ。

特に美人なわけでもないがとにかく聞き上手であり、たまに鋭いツッコミを入れるような。猫を被るのが上手くて、ONOFFのスイッチの切り替えが早い。そういう女だ。交友関係は浅く広く。

私とAとの関係性は9年ほど遡り、中学入学時。名前順に並んだ席が近かったので、私からしかけ(たらしい、私には記憶が無いがAはそう言っていた)、そこから仲良くなったような仲である

友人というよりかは悪友であり、高校生の時分は学校をサボってAの家で遊んだりしていた。

彼女と遠いところへ遊びに行ったことは無い。お互い喋るのが好きなので、サイゼマック通話等で延々身のない話をするのが常だ。

おとといもいつものように駄弁っていたのだが、Aがいきなり黙り込んだ。どうしたのかと聞くと、彼女

親友のお前を見込んで相談があるんだけど」

と、ぽつぽつと就職関連の話をし始めた。結構真面目に話をした。

中身はプライバシー問題があるから言わないというかまあ関係なくて、いつの間にか彼女の中で私は親友という枠に入っていたのである

別に良い。それだけ信頼してもらえているのだろう。素直に嬉しかった。

私はAのことが普通に好きであるし、私はAとは別に親友と呼べる友人を持ってはいるが、親友は1人につき1人でなくてはならないなどという話はないはずだ。私は2人目の親友を手に入れた。とても嬉しい話だ。

だが私は、その後衝撃でビールをこぼすことになる。

何に衝撃を受けたかを話す前に、もう1人の友人を交えた長い昔話をしておこうと思う。このもう1人の友人をBとする。

中学入学時のAと私は、特に示し合わせることも無く、新聞部に入った。というか新聞部体験で入って、あ〜!きみ!みたいな。そこから仲が急に良くなっていった関係だ。

新聞部特に人数も多くはなく、先輩たちは5人ぐらいいたほど。

で、そこには、もう1人同級生が居たのである彼女がB。彼女クラスメイトであった。

Bは綺麗で細くて、すてきなひとだ。しかしまあ、他人コミュニケーションを取るのが苦手なタイプであり、人見知りがすごい。

私とAは物怖じしない上に誰にでも話しかける不審者であるので、彼女にも話しかけた。

部の中で3人しかいない1年生、かつ全員がクラスメイトとくればそれはもう仲良くなるしか道はない。

そうして、まあまあ楽しく部活を過ごしていた。

当たり前なのだが、部活の友人とクラスの友人は別物である

私は本当に誰にでも話しかけるので、入学時に大量の人間に声をかけた結果、特にとても仲良くなった子がクラスにひとりいた。彼女はAでもBでも無く他の子であり、今では私の親友と呼べる友人である。なんならCと置いておこう。

ただBは先述の通りあまり人に話しかける質ではない。仲良くしているAと2人で居た。Aはまあ、他にも喋る友達を作ってはいたが。

中学女子なんてものは、基本的に2人で行動するのが主流であり、互いを特別視する。そうでなければ、1人を崇拝して取り巻く形をとる。そうやってクラスの中での安寧を図るわけだ。

Aは特にそういったことを考えてはいなかったようだが、Bからはその気をとても感じた。

下校時など、3人でいる際に、BはよくAに耳打ちで何かを伝えたり、メモを渡したりしていた。流石に少し、疎外感を感じていた。

とはいえ私はそれで怯む女ではないし、何より私はバカであった。その2人と仲良くなれなかろうが仲良くしているCがいる上、そもそもその疎外感に対して寂しくなることもなかったのであるバカなので。

進級した。

私とBが同じクラス、Aが他のクラスに行った。

その頃私はある漫画にハマり、なりたてのオタク、引いては腐女子によくある雑食っぷりを発揮していた。多分人生いちばんしかった時期であろう。

AとBはその頃、ある地下バンドにハマっていた。

彼女らはよくライブにも行ったようだし、遠征もしていた。2人ともその話をよくしていた。

たこれがよくある話なのだが、AとBにはそれぞれ想い人が居た。彼らのことを便宜上A1、B1と呼ぶが、A1とB1も仲が良い2人だった。そして、彼らはテニス部所属していたのである

AとBは新聞部を辞め、テニス部移籍した。

新聞部には私1人が残ったが、初めて出来た後輩に浮かれ、特に気にすることもなかった。

記憶が定かではないが、耳打ちやメモ等はこの頃は既に無くなっていたように思う。部活が変わったのもあるのかもしれないが。


と、ここまででわかったと思うが、AとBはとても仲が良かった(ように、少なくとも私には見えていた)のだ。

高校は全員別のところに進学したが、家が近いのでよく出くわしていた。

近況報告を聞いていた限りAとBはその間も仲が良かったようだし、高1の途中でバンドを追うのを辞めたらしい後も、ディズニー原宿等に行った話をよく聞いていたし、3人で近場のカフェなど行って喋ったこともある。

ここで誤解のないように言っておくが、私は別にBと仲が悪い訳では無い。むしろ良い。

Bと2人きりでカラオケに行った回数は中学3年間で両の指以上だし、高校の通学路が被っていたので会った際にはよく話をしていた。今もよくお茶している。

で、だ。

私は中学の頃からBがAのことを『親友』と称するのをよく聞いていた。

そうかそうか仲がいいんだなと思っていたのはここにも起因しており、実際Bと会った時は、彼女はその綺麗な顔で楽しそうにAと行ったディズニーの話をしていたし、私はそういったBをにこにこ眺めながら顔が良〜〜〜友人で良かったマジ感謝感激雨スパチャ〜〜〜〜〜〜〜などと思っていた。(ちゃんと話も聞いていた)

から、AとBは親友と呼べる仲なのだと私は思い込んでいたのである

現軸に話を戻そう。

Aの相談にひと通り付き合った後のことだ。

難しい話を酒の回った頭ながら必死に色々考えて、なんとか彼女ががんばる!と意気込んだ時。

私に話すぐらいなのだから、まあBにはとっくに話しているものだろうと。親友というのはそういうものだと私は思っていたし、そもそも酔った私の意見だけを参考にしてもらうわけにもいかない。他の、まともな人間意見必要であろうと。

そのため、Bはなんて言ってた?と聞いたのである

そうすると、画面に写ったAはきょとんとした顔を浮かべ、

「え?なんでB?」

と言う。

いや、私に話すぐらいだから他の、例えばBとかには話してるかなって。

そう返したところ、Aは

「Bにはこんな話してないよ、こんな話出来るほど仲良くないし。〇〇(私)と、あと親と教授しか話してない」

と言ってのけたのである

衝撃にも程があった。なんなら食べてたさきいかを落とした。

そしてそれに続けて、

「Bには言わないでね」

と念押しされてしまった。

さきいかを落とした焦りと、Aが言った言葉の衝撃で金麦もこぼした。今も私のクッションからはほんのり芳醇な麦の香りがする。早く洗わねば。雨続きだったので洗えていないのだ。

こぼしたものへの応急処置を施す私をAは馬鹿だなあと盛大に笑っていた。

私はそれに文句を言い、またダラダラとつまらないことを喋って、通話を切った。

これはどういうことなのだろうか。

私のことを親友と呼んであの話をしたAは、Aを親友と呼ぶBにはあの話をしていないらしい。

Aは、Bを親友だとは思っていないのか。

私は頭を抱えてしまった。余った金麦煽りしばらく考え込んだがどうにもならず、仕方ないので寝た。

まあ次の日は容赦なく来る。忘れているはずもなく、もやもやとしていた。

その日の晩はCと通話する予定があり、私は昨晩の話を掻い摘んでした。勿論相談の中身は伏せたが。

するとCは、

「Bでしょ、正直昔からヤバい子だと思ってるよ」

と言い始めた。

CはそもそもBのことはあまり好意的に見てはいなかったらしい。発端は例の耳打ちやメモの話だそうだ。

中1の青かった私とCは交換日記なんてものをしており、私はそこに苦言を書いていたらしい。

申し訳ないが全く中身の記憶がないので真偽は確かめようもないが。

その時点で、中1のCは自分親友に対して何をすると憤慨したらしい。私はこの話を聞いた時嬉しくてハチャメチャに照れたので今ここに書いて自慢しているが、Cは「あんたが特に何も考えてないの知ってるから今なら何も心配しないけど」と冷たかった。

結局色々言っていたが、私に理解出来たのはBが依存気質であることぐらいだ。

彼女がAに張り付いて他の子からウザがられていたのを私はミリも興味が無くて知らなかったし、Cが「あんた今でもBのこと構ってあげてるの偉いと思うよ」と言われたのは正直驚いた。私にとってBは、普通の友人にカウントされているからだ。


これをAかBかが見ているかは知らないし、まあ多分見ていないだろうと思う。

からまあ、一応Bに言っておくが、

あなた親友だと言っている人間あなたのことを親友だと思っていないみたいだよ。あなた彼女親友だと言っても、彼女あなた親友だと言った事が一度でもあるだろうか。あると思い込んでいるならどうしようもないけど。

というか、親友かいワードを言いふらして自慢げにするのを、そろそろやめた方がいいと思う。あなたがどうしても幼稚に見えてしまうから

あなた彼女依存する限り、彼女あなた以外の人間と関わることが出来なくなってしまう。そしてそれのせいで、あなたは他の人から嫌われている。

そろそろ、独り立ちしてはいかがだろうか。


2週間後ぐらいに、Bと話す予定がある。面と向かって言えるだろうか、というか言わなきゃならないんだろうか。

Aにもこの話をすべきなのだろうか。

なんだかもうよくわからないので、とりあえず私は今から氷結冷感レモンを飲もうと思う。

交換日記

恋人とか友だちとかじゃなく、交換日記できる相手がほしい。

増田に糞を垂れ流すんじゃなく、チャットで探り合いをするんでもなく、交換日記がしたい。

誰か交換日記してくれー

2020-07-13

マイナーカプで辺境サービスサイト活動して幸せ底辺生産の話

私は生産腐女子である。だが特別文章や描画が上手いわけではない。だが、これまでツイッターメジャージャンル活動してきたので、そこそこ消費者たちに相手されてきた。ランクにするとB級生産かもしれない。または、C級と認識できてないC級生産者でもいい。

ともかく、そんな底辺生産者の私はテンプレート現代ランク生産街道のど真ん中を歩いていた。

いいねRT数やブックマーク数に固執してもっと欲しいと願った。繋がれない神絵師、神字書きと繋がりたいと願いながら、相互である他の生産嫉妬してイライラしていた。神に気軽に話しかける無産やコスプレイヤー生産してない癖に生意気だと見下していた。フォロワー数で自己を保っていた。腐女子としてだけではなく、人間としてあまりにも惨めな生き物である。化け物と言っても、否定できない。

そんな私はある日、ドマイナーカプにハマった。ジャンルメジャーでn年も長く続いているのに二次創作が圧倒的に足りない。これまでメジャーカプにハマったからそう感じるからとかではなく、本気で少なかった。ギリギリ10いくくらいのものだ。

そして、そのドマイナーカプにも神は存在した。

神はメジャーカプがメインで、ドマイナーカプはサブで二次創作していた。神の創作能力は素晴らしく、誇張抜きで商業出したら買うと思えるほどの技術だった。

私は神のストーキングを決意したが、神はツイッター住みではなく、辺個人サイトに定住していた。人と交流したくないという強い意思を感じた。

ここから簡潔になるが、結論を先にすると私はその後、神と相互になり交換日記する仲に進展した。

皮肉なことに、私が神に認知されなくていいと個人サイトに定期的に感想ジャンルの話を送って楽しい返信を貰い、ドマイナーカプに貢献したいと純に願い、己の個人サイトを作り作品投稿し続けた結果こうなっている。

ツイや支部放棄し、数に固執せず伸び伸びと生産するようになった。作品大勢に絶賛されたいと思わなくなった。

私はドマイナーカプにハマって生産し、神と交流できて初めて知ったのだ。

有象無象の広く浅いフォロワーよりも、たった一人の尊敬する人と交流できればそれでいい」

ちょっとこれは最低な言い回しだわ。人間本質は変わらないと実感します。

結局のところ、気の合う仲良しの親友が一人いて、一緒に楽しくできたらそれでいい。ただそれだけの話なんです。

なので今もドマイナーカプにいる私はとても、幸せです。

anond:20200712141747

それ全部、ほぼほぼ商業の内部の話だろ

昨今イベントもないのに儲かるレベルってセミプロが「へえ同人誌って50%も印税もらえるんだ~」っていいながらやってることだろ

おまえら実力者の間で統一見解だしてくれよ

編集部とおしてうちの二次やるなら●●%とかとればワンフェスフィギュアみたいにできるだろ

編集に肩代わりしてもらわないとなにもできないような怠惰作家さんなんだろ

 

おれらは表現力もなにもないただ萌えをもって貢ぐしかできないペーペーだよ

高校生のころから男性教諭の同僚同士の友情を仲間内勘違いした交換日記してたけど?

見つからない限りにおいてそれの何が悪いの?

2020-06-13

anond:20200613022602

まあ「禁止」されても「同人誌」なる交換日記はやりますけどね

それより他人著作物自分がつくりました~って見せにいく犯罪予告かい

それとも証拠もないのに有る有るうるさいいつものチキン増田かい

2020-05-02

次来るもの

奢るTwitterは久しからずだと思っている。

次は何がくんだろな。まあ多分焼き直しの長文文化だろうよ。

多数の人がグループ投稿的に村となって一記事を作るような手軽なもの

Wikiほど大仰ではなく交換日記のようなものかな。

短文メッセージイラストも同じ紙面上にクリップできる。

WEB寄せ書きのような小さなお祭り的なサービス

俺はアイディアいらんから誰か実装してみろ。

当たると思うから

2020-04-20

anond:20200420162647

作文。または交換日記

きちんとした日本語で書く事が前提。

てにをは」に気をつけて。

2020-04-19

ABEMAトナメ将棋界がお祭りになってる件

将棋AbemaTVトーナメントが先々週あたりから放送されているのだが、これが尋常でない面白さなである。ひねくれたファンが多い将棋ギャラリー界においても今のところ「収録順と放送順が違うのではないか」というぐらいの批判(なのか?)しかされていない。コロナで各棋戦が延期になり、みんなが家にいるという状況も手伝い、将棋界ではもはやこれを観ていないと人権が確保されないところまで盛り上がっている。しかし世情が影響しているとはいえ、この盛り上がりはトーナメント自体がとんでもなく面白いという理由を抜きにしては語れない。以下では、何がそんなに面白いのかを非常に偏った視点から解説する。

AbemaTVトーナメントとは

持ち時間5分+一手ごとに5秒加算という超早指しの棋戦である。この棋戦が出てくるまで早指しの代名詞であったNHK杯20分が切れたら一手30秒という感じ(厳密には違うが)なので、文字通り桁が違う早指しである。ちなみに持ち時間が最長の棋戦は名人を決める決勝の9時間である

それに加えて今回の第3回では、棋士同士のチーム戦という要素も加わる。タイトルホルダーと順位戦Top10棋士ドラフト形式で2名を指名し3人のチームで戦う。過去二回のトーナメントでは二回とも藤井聡太が優勝している(ヤバい)のですが、ドラフト採用していることにより、「そりゃ藤井くん指名したいけど抽選で外れて改めて指名し直すよりは他の人と被らなそうな有望株を指名したほうがいいな…」あるいは「それでも俺は藤井くん指名するぜ」という力学が働き、各チームの特色が生まれることになる。

超早指しが教えてくれたこ

Abemaトーナメントを観たことのない人はまずこの映像の18:30あたりから1分くらい観てほしい。昨日放送された、今の棋界で間違いなく最強・豊島竜王名人と、今の若手で勢いは一番・本田奎五段の対局である。場面は両者残り時間20秒を切りお互いに攻める手は色々見えるけど勝ちに結びつくかは相当読まないと無理な局面

https://abema.tv/video/episode/288-23_s30_p17

さて、観ましたね?頭良さそうな顔をした人たちがチェスクロックを叩き壊さんばかりの勢いで叩いてそれに対して外野がわーわー言ってましたね(将棋界では本当にひえーと言うこともわかったと思います)。このスピード感と荒々しさは今までの将棋界にはまったくなかったものである普通将棋中継は眠くて観ていられない人(将棋ファンにもよくいます)でもこれは面白いという人は多い。しかし、ABEMAトーナメント面白いのは単にスピードが速いという理由だけではないと私は思っている。

これから私は自分変態性を告白しますが、普段扇子パタパタしながら難しいことを考えていそうな顔(まあ考えているのだろう)をしている棋士たちが、1秒を惜しむ必死な手付きでチェスクロックを叩きあっているのを見るのは正直にいって痛快である。この暗い愉しみはいかに趣味の悪いものではあるが、ABEMAトーナメントを観ている人間であれば誰であれ多少なりともその愉しみを感じてしまっているいるということは否定できないはずである。このことが明らかにしたのは、たとえばボクシングコロッセオでの奴隷同士の戦いを眺める貴族の遊びの系譜に連なることは明らかであるが、将棋というマインドスポーツもまたその系譜にあるということである。つまり将棋はいかにも「お上品なインテリ伝統文化でござい!」みたいな顔をしているけど、実は相当野蛮なものであるということである。まあ改めて考えてみれば他人戦争を指揮して戦っているのを上空から眺めるという行いが趣味の良いものであるはずはなかったのだが。

話は変わるが、これまで「将棋インターネットと相性が良い」ということがしばしば語られる際、それはたいてい将棋の長時間性とインターネットの無時間性が引き合いに出されてきた。わざわざテレビ向けにルールが作られたNHK杯とかを除けば、将棋の楽しみは長時間棋士が頭を絞って考えるところにあり、そんなものインターネットしかまるごと放送できない、ということである

後知恵になるが、今やそれが間違っていたことは明白である将棋は持ち時間が長かろうが短かろうがインターネットと相性が良い。要するに面白コンテンツインターネットと相性が良いというただそれだけのことでしかなかったのである将棋ファン棋士が思っていたより面白かった。それがこの超早指し棋戦が教えてくれたこである。そして、更にその面白さを補強するのがチーム戦という要素である

棋士のチーム戦

棋士というのは究極の個人商売である。これまでに棋士同士がチームを組んで戦ったのは、コンピューターvs人類という枠組みがあった電王戦ぐらいのものであろう。そのことを、第2回電王戦コンピューターと劇的な泥仕合を繰り広げ引き分けに持ち込んだ塚田泰明はこう語っている。

「なぜ涙が出たのか、ですか? 負け越さずに三浦さんにつなぐことができた、その安堵からです。

もちろん、投了すべきかとも思いました。批判があることも知っています。でも、どんな形であれ、自分はチームのことを考え、最優先したんだ、そう思うと……。

どうも『チーム戦』という言葉に弱いみたいです。その言葉を口にすると、ううっ、と来るんです」

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35787?page=3

普段まったくチームというものから離れているからこその純粋さであろう。今回のように棋士同士がチームを組み棋士と戦う、というのはもしかしたら将棋歴史史上初かもしれない(まあテレビ企画リレー対局とかはあったけどね)。

これまで我々関係性厨は、限られたリソース師弟関係出身地出身道場、共著、対談、解説イベントでの共演、自戦記や観戦記に書かれたちょっとしたエピソード等、結構あるな!)から棋士関係性を類推することしかできなかった。そのせいで「あの棋士とあの棋士は仲がいい!だって同じコマにいた!」状態になっている人もしばしば見かけた。というかさっきも2ch名人コメント欄で見た。

そこに来てトップ棋士によるドラフトという心理的駆け引きのあるチーム編成であるドラフトは「他の人はそこまで評価してなくても自分が高く評価している棋士」を選ぶ力学が働く。つまり「他のヤツらは分かってないけど俺だけはアイツのいいところを知ってるぜ」な棋士が選ばれる可能性が高い、というか実際そうなった。これは公式からカップリングお墨付きが出たようなものである

先程の映像でも「勝ってると思います勝ってると思います打ってください打ってくださいとりあえず打て!」と、お前そんな早口できたんかというほどの早口野球を観戦しているおっさんと化している三浦九段が映されてしまっていたが、棋士棋士応援する、という光景電王戦以来久しく見ることができなかったものである私生活でどれほど仲良くても盤を挟んでしまえば(あるいは挟んでいない時でも常に)敵なのである。書いてて思ったけどこの関係尊いよね…。いや、それはそれとして、逆から見れば仲のいい棋士が戦っている相手もまた同じ将棋界の同士であるので(それも尊い)、普通棋士棋士応援を公にするということはない。我々ファンは「あの棋士祝勝会/残念会にあの棋士が来たらしい」などというエピソードニコ生で聞いては悶えるだけだったのである

しかし今回は。堂々と棋士棋士応援しているのであるしかしそれは我々が見るのは初めてであっても、きっと棋士本人にとっては仲のいい棋士に対して心の内でいつも思っていることのはずで。それって普通Pixivの〇〇視点SSとかでしか摂取できない成分のはずなのだがなぜか今回は公式にそれが提供されている。関係性の過剰摂取死ぬ

さらに、である。アベマはコンテンツの活かし方をわかっている、というレベルを遥かに超えてプロ(何のだ)が中の人にいるとしか思えない手を指してくる。それが一局分丸々の控室の未公開映像(アベマプレミアム960円登録すれば無料で見られる)と、チーム戦前バラエティ的な親睦会映像、そしてチームのTwitterである。出色なのがTwitterで、チーム佐藤康光さながらレジェンド棋士同士のフランク交換日記様相を呈している。棋士イチャイチャしてるのを現在進行形無限に見ていられるのである死ぬ

からでも間に合う第3回AbemaTVトーナメント

まずはAbemaプレミアム月960円、999999999億円の価値がある未公開映像過去回が観られるので実質無料)に登録して過去回(と言ってもドラフトと先週分しか無い)や先に述べたような映像コンテンツを観ましょう。煽りVや実況解説があるので棋士を知らなくても楽しめます。そしてチームのTwitterフォローしましょう。

いきなり金を払うのは…、という人も無料で観られるコンテンツ(昨日分とか親睦会とか)も多いのでとりあえずAbemaのページに行きましょう。

https://abema.tv/video/title/288-23

あなたはもしかしたらそのうちにAbemaプレミアム初月無料という文字列を発見するかもしれません。その際は「絶対解約し忘れを狙ってるやろ」とか「初回無料とかドラッグの売人とやり口が同じやんけ」などと思わず、素直に登録しましょう。先程も述べたように960円取られても実質無料ですので。

Abemaトーナメントは全何週あるのかわかりませんがまだ昨日で3週目です。将棋でいうとまだ7六歩です。今からでも全然間に合いますので皆さんで盛り上がっていきましょう。

2020-03-16

田舎町にいた絵描き女の子

私たちは同じ町で生まれ育って、同じ小学校中学校に通った。

まあまあの田舎小学校は学年ごとに2クラスあって、中学校も同じ。ほとんど代わり映えしない顔ぶれで9年間を過ごした。

中学生のころ私たちクラスで地味ーズなんて呼ばれていたらしい。息苦しい田舎に暮らすおたくで、クラスに馴染めなかった6人組だった。

交換日記をして、当時流行っていたFF7イラストを描いていた。

それが救いで、何よりも楽しかった。

彼女は仲間内いちばん絵が上手だった。飲まれるような、背景と世界観のある絵を描く子だった。

当時は田舎中学生パソコンどころか携帯さえ持っていなかったけれど、彼女の水彩は色鮮やかに、画用紙の上に世界を描き出した。

みんな彼女の絵が好きだった。

高校はみんな別々のところに行って、携帯を買い与えられて、そしてわたしインターネットの広さに救われた。

東京に暮らす高校生と仲良くなった。学校帰りにサイゼリアマックに行く生活に憧れた。彼女のようにもっと自由に生きられるかもしれないと思った。

進学校という環境の良さもあったおかげか、びくびく周りの顔色を伺って生きていた中学時代と比べて、高校卒業するころには毎日が楽しくなっていた。

わたし大学に進学して地元を出て、残りのみんなは地元就職した。

その頃にはもう6人全員が集まることは少なくなっていて、たまの機会に顔を合わせてはその時に好きな作品の話をする仲だった。数年に一度会うだけだったとしても、昨日までも会っていて、明日も会うみたいな顔で話した。アラサーと呼ばれる歳になっても誰ひとり結婚しなかったし、人生の話なんてろくにしなかった。あの頃と同じようにアニメゲームの話だけしていた。

からずっと付き合いが続いていたわけではない、実際のところわたし彼女とはもう数年会っていなかった。

東京就職したわたし地元に戻るのは盆と正月の2回だけで、その時期、田舎の家庭はなにかと忙しい。彼女タイミングが会うことは少なく、たまに絵を描いては展示会に出していたこと、仕事で悩んでときおり転職退職をしていたことくらいしか知らない。

まだ気持ちの整理がついていない。

彼女訃報は、地元に残ったうちの一人から電話で聞いた。亡くなったのだと。

どうして、と聞いた。聞いたけれど、まだ自分言葉にするのが怖い。ただ、悩んでいたことは知っていたから、そうか、と、思った。

明後日通夜だけど、急に来れないよね、って言ってくれた。平日。地元まで飛行機距離。行くと言えない自分が情けなかった。

その電話を受けたときにもわたし会社にいて、その日も23時まで働いた。親族の不幸でもない、いま抜けたら多大な迷惑がかかるのはわかっていた。

最後に一目会うことすらできない自分が情けなくて仕方なかった。そんなもんじゃないのに。

家族気持ちを思うと、もし次に地元に帰ったとして、彼女に手を合わせることができるのかわからないのに。

写真で見せてもらった油絵、展示会に出した彼女の絵。彼女自身の顔よりもそちらのほうが記憶に濃い。

実家電話して、代わりに通夜に行ってもらうことにした。母親も泣いていた。

地元の話をたくさんしたのは、あの田舎で生きるのは苦しかったのかな、って思ったから。

近所のスーパーに行けば誰かしらのお母さんに会う、名前さえ忘れかけていたような同級生の○○ちゃん結婚したらしいよ、を親から聞かされるような土地

あのときゲームと絵とインターネットに救われて、いまもなお生かされている。世界が広がって、ようやく呼吸ができるようになった。

彼女だってあの絵があればどこへでも行けたはずなのにと思ってしまう。こんなところで閉じてしま必要なんかなかった。

かに聞いてほしいけれど、親以外にはまだ口に出して相談することができずにいる。

ネットをあまり使わなかった彼女だけど、わたしは本当は、もっとたくさんの人にあなたの絵を見てもらいたかった。

あなたいたことをせめて書き残しておきたくて、さみしくてまだぐちゃぐちゃで何もできないけど。こうして文章にすることをどうか許してほしい。

2020-02-22

魔導交換日記1(GIGAZINE

期間限定無料配布されているので。

あらすじ

なんの取り柄もない「私」はある日一冊の魔導書に触れることにより、後の師匠と呼ばれる魔女の手引きで異世界へと導かれる。そこで彼女ルーという少女出会い、魔導書を交換することになった。師匠いわく、この交換日記を完成させると一つの魔法が完成する仕組みだという。彼女ルーこちらの世界とあちらの世界交換日記を始めるが、ルーはなぜか自分の行動を隠し通すのだった。

2019-12-16

子供ひらがな練習

めちゃくちゃイライラしながら子供に「何が悪いか本当にわかってるの?」って詰め寄ってたから、感情を出すのは駄目だろう、イライラする前にやめたら?って口出したら揉めて「じゃあお前がやれ」って自分案件になりました。

とりあえず休みマンツーマンの書き取りと交換日記を1日交代でやることにしました。

交換日記結構嬉しそうにやってるから結果的によかったかなって。

2019-12-01

小学校から中学校時代、一番仲の良かった友人に  

N子という子がいた。  

目がぱっちりとしていて可愛く、快活な子だった。  

何のきっかけかは忘れたけれど  

小3〜4くらいから仲良くなった記憶がある。  

当時のN子はアニメが好きで、アニメ雑誌をよく読んでいて  

将来は声優になりたいと言っていた。  

私はアニメも好きだったけど、絵や漫画を描くのが好きだったので  

漫画家になりたいと思っていた。  

当時の交換日記の内容も、アニメ話題ばかりだった。  

  

やがて中学生になり、私は相変わらず漫画好きで

読む雑誌少女から少年誌に変わった。

N子はアニメから遠ざかり、制服スカートを少し短くしたりしてオシャレになった。

それでも部活が一緒だったりしたこともあって

交換日記手紙のやり取りは続いていた。

その頃にはJ事務所タレントや、恋愛話が共通話題になっていた。

中学3年の頃、N子の好きな人彼女ができ、

私は卒業式自分好きな人告白して玉砕した。

春休み、N子から届いた手紙には

「まだまだウチらの人生長いんやから

クヨクヨしてたらいかんよー」というようなことが書いてあった。

  

高校は別々だった。

携帯電話を持っていなかったので、連絡手段は主に文通だった。

入学して間もない頃、N子と駅でバッタリ会った。

制服を着崩して、その時代の「今時の女の子」になっていた。

知らない男の子と一緒にいて(たぶん彼氏だったんだろう)

モッサリとしたオタクな私とは正反対になっていた。

N子は違う世界へ行ってしまったと思った。

お互い笑顔で「ひさしぶりー!」となって話をしたはずなのだけれど、

何の話をしたのかは覚えていない。

ただ、私が何か失礼なことをしてしまったのか

N子は急に不機嫌になり、男の子スクーターに2人乗りで去っていった。

  

N子へ手紙を書きかけていたが、それを捨ててしまった。

彼女からも送られてくることはなかった。

  

縁には賞味期限があるという一文を

ネットかどこかで見たけど、

今思えば、それが縁の賞味期限だったのだろうと思う。

  

中学卒業して20年経った今

ふと思い出したので、書き殴ってみる

2019-10-28

anond:20191027200353

寂しすぎてレズ風俗に行きましたレポって漫画めっちゃ面白いんだけど

男女問わず他人に勧めにくい

後日談の一人交換日記と合わせると傑作なんだが

勧めにくいんだよね

2019-10-01

anond:20191001170759

もしかして気付いていないかもしれませんが、この日記は、交換日記なんですよ。

交換日記から他人の書いた日記が読める。

当然ながら、交換日記としてのマナーがそこにはある。

その点を重々ご理解頂きたくよろしくお願いします。

2019-09-30

とあるジャンルヲチスレ限界おばさん(黒幕)

私はそこそこ盛り上がってるジャンルの、ざっくり言えば大手と言われる立ち位置にいる絵師をやってる傍らで、また同じく盛んに日夜動いているヲチスレの協力的な裏方として奮闘している性格最悪おばさんです。

おばさんは今年に入って5人の絵師アカウントを潰すこととなりました。

毎日動いてるヲチスレ話題提供の9割はおばさんで、残りの1割は私怨でぶん投げられた末に続かない、よくわからない人の話題です。

おばさんが何故そんなことをしているかというと、別に誰かを懲らしめたいとかではなく、単純に人の反応が面白いからです。

この趣味は、1番と言うほどではありませんが、「毎日出勤前に近所の犬を見に行く」くらい、ささやかではあるけど完全に定着している趣味になってしまいました。

何故そんなことが出来るのかというと、おばさんは人の絵を見るのが好きなので、元々ジャンルROMる真っ当なアカウントを持っています

このアカウントのTLからヲチスレネタになりそうな人を拾ってきては、晒しあげています

表向き善良なファンを装ってるので、これのおかげで鍵をかけられようが何しようが、余裕でユダが出来るわけです。

おばさんも過去、その性格の悪さが露呈しまくってヲチスレ常連となっていました。だからこそ言いたいのは、ヲチスレに晒されてる時点でお前に幾分か非があるから、嫌なら改めろということです。

いや別におばさん、ヲチスレ私刑正当化したいわけでもありません。無くても困らないと思ってるので…。

ただ、火のないところに煙はマジで立たないです。晒されたくないなら、火元を断つしかありません。

おばさんはさっき言ったとおり、それなりの立ち位置で絵を描いていますが、全くと言っていいほどヲチスレに晒されません。

それは過去経験から何をしたら晒されるか、叩かれるかを学んで回避してるからな訳で、テンプレートみたいな反応をしてわざわざ自らヲチスレを盛り上げるような真似をしている人を、バカだな〜と思いながら晒しています

おばさんのやってるこの趣味は本当に最悪で、人にバレたら終わるな〜と思いますが、いつまで経っても学ばないバカ達を見るのが好きでやめられないのも事実なのです。

こういうことを書くと絶対反感買うんだろうな、と思うので最後にこれだけやっとけば燃えない・晒されないというアドバイスを書いて相殺させてください。(相殺にはならないだろうけど)

ヲチスレの類を見てることを公言しない(裏垢でも)

間違ってもヲチスレ交換日記などしない

下手に掲示板に書き込まない、自分擁護をしない(周りと雰囲気が違ってバレる可能性が高いから)

ヲチスレ名前根付く前に行動を改める・黙る

ヲチスレ言葉正論ねじ伏せるのは無理です。それらの行為はむしろ悪化させます

放置、風化が1番効果的って訳ですね。

言ってみれば当たり前の事ばかりなのになんでできない人が多いんだろう。

以上、ヲチスレ限界おばさんでした。

2019-09-02

LINE、やってないんだよね

彼がそう言ったのはちょうど今日みたいな蒸し暑い雨の夜のことだった。

営業部の人との合同の飲み会。暑さとアルコールに当てられ、一息つこうと外に出たところ、彼がいた。

同期だった彼とは、部署異動ですぐに別々になり、話したのは久しぶりの事だった。

背の高い彼、爽やかな彼、笑うとえくぼのできる彼、密かに憧れていながらもなかなか話しかけられなかった彼。何度か話せたのは彼と私の好きな洋楽バンドたまたま一緒だったから。思えばいつも彼からしかけてくれていた。自分からしかけられたことは一度だったなかった。

だってはいつも素敵で、彼の周りには沢山の人がいつもいたから。

思い切って話しかけられたのはきっとさっき飲んだカシオレのせいだった。

かき集めた勇気と勢い。けれど彼の気さくな笑顔と「大好きな洋楽の話」という共通項のお陰で、あの時解けなかったぎこちなさは舌の上のかき氷のようにすんなりと溶けた。

「あのバンドのアレ、もう聞いた?」そんな焦れったいやりとりの末に言った「連絡先、聞いてもいいかな?」は営業部の爽やかな笑顔でばっさりと却下された。

あーあ、やっぱり彼みたいな素敵な人にはもう彼女、いるよね……。そう思ってすぐに彼が言った。

「でも、増田ちゃんとは連絡とりたいから……」

ここ、使おうよ

そうして彼が見せたのがこのページ

はてな匿名ダイアリー

青を基調としたすっきりとしたページだった。

「なあに?これ、フェイスブック……じゃないよね?」

ノンノン」彼はそう言って細長く優美人差し指で私の唇をそっと塞いだ。

名前を隠して楽しく日記……それがこのはてな匿名ダイアリーだよ」

唇がかぁっと熱くなった。お気に入りの赤リップの色が彼の指に移って煌めく。

増田ちゃんにだけ教えてあげる、秘密だよ」

居酒屋前の薄暗い電灯がまるでスポットライトのようだ。

「でも……匿名なんでしょ?これじゃ誰が私のエントリかわからな……ん」

今度私の唇を塞いだのは彼の唇だった。柔らかくて優しくて暑いkiss。唇についた私の赤を拭いながら彼は言った。

大丈夫増田ちゃんエントリことなら僕が必ず見つけるよ。」

「それに」低くて甘い声。こんなに綺麗な声だったっけ……。さっきkissした唇が今度は声で私を惑わす。

「僕のエントリは必ずそこにあるからすぐ見つかるさ」

「そこ、人気エントリにね」

ーーーー

約束通り、彼のエントリはそこに並び続けた。政治ライフハック大喜利……、その度に形は変わったけれど、私には誰が彼のエントリだかすぐにわかった。

だって彼の魅力は匿名の青い仮面でも隠し通せるものでは無かったから。

「2人だけの秘密……だね」

彼との約束通り、私は誰にもバレないように彼にトラバを送った。ある時はうんち、ある時は低脳、ある時はお気持ち長文……それでも彼は私のことをいつも見つけてくれた。

私と彼との秘密のやりとり。甘酸っぱいカシス味の交換日記

それももう、4年も前の話だ。もう何度リロードしても、彼のエントリは見つからない。

彼がいた頃、世界は輝いていた。雨に濡れた安居酒屋前の歩道も銀に輝く川だった。仄暗い街灯下に並ぶ街路樹も、枝葉に光を満たしていた。

彼がいない今は何もかもがすっかり色あせたガラクタだ。チープで薄汚れたつまらない街。

彼がいた頃、増田たちの語らいは七色の絵の具で描き出される夢だった。愛、理想正義に溢れていた。

彼がいない今は何もかもが、酒の席の御託だ。使い古されたくだらない正論

それでも私は日記を書く。届かないとわかっていながら。

彼がまた私を見つけてくれるのではないかと信じて「この内容を登録する」

2019-07-18

小学生の頃、いじめられてたとき解決した方法

小学生の頃、いじめられた。

小学生でも女の嫉妬は酷いもの

八方美人だった私の事が気に食わなかったらしく、一部からいじめられた。

あることないこと噂され、数人は私の事を信じてくれてはいたけれど

「好きな男の子増田ちゃんを好きだって言ってたし」という意味不明理由いじめに加担されたりもした。

近くに居る子も、「いじめられたくないから」という理由で離れて行き、結局私の隣には親友1人だけ残ってくれていた。

そんな中、担任先生交換日記と言うものをやっていた。

生徒一人一人に日記を書かせ、先生が読んで返信してくれるというもの

私は勇気を振り絞って、リーダーの子を名指しして「いじめられました。○×されました」というように書いた。

放課後、暗い教室リーダー格2人を呼び出し、私も呼び出された。

記憶曖昧なんだけど、怒っている先生リーダー格2人、私の4人で話し合った。

その後、いじめは無くなった。先生には感謝している。

中学生になってからいじめに遭遇した。

犬夜叉ごっこかい意味不明いじめだ。

いじめリーダー格が、自称「かごめ」 自分主人公かよww(お前ぜんぜん可愛くないだろ)とか思ってた。

私と仲が良い子達を、全て異性に設定した。誰が犬夜叉役だったのかは覚えてない。

私は桔梗。こっそり「美人系じゃん…すごいな。実はこの子私の事好きなんじゃね?」と思ったりしてた。

私が友達に近づこうとすると、リーダー格がキチガイのように喚く。「弥勒様浮気してる!ぎゃー!」とか。

皆、わめかれるのが嫌で、嫌々リーダー格の元に行く。変わったいじめだった。

リーダー格は暴れると手に負えないというか、とかく面倒な存在だった。それは共通認識だったと思う。

凄くどうでも良いイジメだったので、対処法は殆ど記憶に残ってない。

面倒だったからサシで勝負したような気もするけど、記憶が抜け落ちた。

関係ないけど、その子の妹も同じようにイジメをしていたらしい。犬夜叉イジメとか流行ってたの?馬鹿なの?

2019-06-07

anond:20190607153751

「おめーにとってはクソでも俺にとっちゃ大事な燃料なんだよ!どんどん出していこうよ!ほら!!もっと出るよ!」(cvしゅうぞう)

ってやつですな 正直にいったら良いと思います

ただ他人創作物が燃料になる元増田タイプ(いわば交換日記タイプ)と

閲覧数などの数字で十分なタイプ(自他が本当に似たり寄ったりに見えてるタイプ)がいるので

後者であればいいとこみつけてほめてROM民にも通訳してやって好みに育てるなどのひと手間が必要かも

いっても通じなかったら残念ながらあきらめて次ジャンルいって交換日記を降りない、付き合えるタイプを探すしかなさそう

2019-05-31

今時の小学生って交換日記とかすんの?

当方30前半の男。

当時は携帯なんてないから気のある子とこそっとみんなにバレないように手紙のやりとりがあったぐらいだった。

交換日記なんてのはやったことなかったけど、当時ませてた(?)子たちは交換日記なんぞやっており、相当なアドバンテージだったように思う。

手紙交換日記醍醐味ってみんながいる場所を使って2人だけで秘密を共有するのが楽しい、みたいな本能的な部分があると思うんだけど今の子はそういうのを敢えてやるってことはないのかな。

エロ本を苦労して見つけたり買ったりして、隠して読む

ってのもすごく楽しかった記憶がある。

2019-04-29

感情表現を読み取ることについて

縁あって「恋は光」という漫画を読みました。感受性の乏しい自分の心が大きく揺さぶられ、ぽつりぽつりと考え事をしたので日記に残したいと思います。彼らの交換日記のやり取りを見ていたら、連休の夜にしみじみとその日の考えを日記にしたためるのがとても魅力的に思えてしまったのです。

私は創作物感情表現を読み取るのが好きではありません。多少の正解不正解はあるものの明確な真実はなく、その割に読み取った内容に優劣がつく、息の詰まる行為だと思います。ですから創作物の好みは大味のエンタメ作品に寄りがちです。そういった作品では、無理に登場人物気持ちを読み取らなくても、その作品体験している間の自分の心の動きでもって、その作品を十分に楽しんだということに自信を持てる気がするのです。近年だと、「君の名は。」「グレイテスト・ショーマン」などが象徴的です。いずれも、登場人物の心の機微によって深い余韻を残すというよりは、圧倒的な映像音楽で瞬間的な感動を作り出す類の創作物だったと思います

「恋は光」は、恋愛に係る感情表現を主とするにも関わらず、その感情表現によって心揺さぶられたと確信が持てる、とても珍しい作品でした。自分にとって「恋は光」が特別な点は、感情表現の具体性と一意性にあると感じています。例えば、登場人物が悲しければ、どういった理由でどのように悲しいのか心の声でつぶさに語らせます。そこに独自解釈を持ち込むことはおそらく難しいでしょう。作者が表現したい論理構造が、一切の誤解なく、充分な情報量を伴って伝わるように漫画が作られていると感じます。これが「恋は光」の優れた点だとは思いません。論理構造感情表現昇華されていないといった否定的見方もできる側面だと思います。ただ、私に適した感情表現手法が取られていて、その手法を通して届けられた、自分にとっては珍しい豊富情報量を伴った感情表現に心を揺さぶられたということです。

感情表現を読み取りたくない自分、という認知は時に苦痛を伴います。巡り巡って思慮の浅さや希薄好奇心が白日のもとに曝露されるような思いを味わいます。頭を使って感情表現に向き合っている人たちの方が世間体は良いでしょうし、こちらは泣き寝入りするしかありません。創作物くらい好きなように楽しめばいいのでしょうが感情表現に向き合っている人はその苦労に見合う喜びを確かに得ていて、羨ましいやら情けないやら、創作物を楽しむどころではないのです。しかし「恋は光」という作品は、ジメジメした乏しい感受性ものともせず、私に感情表現を楽しむ喜びを届けてくれました。そういう作品出会たことが嬉しく、「恋は光」は私にとって特別作品なのだと思います

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