はてなキーワード: 駆動とは
PFUの高級キーボード、Happy Hacking Keyboard(HHKB)だが使い方を間違えている人が多い
一応、Fnキーを押しながら使うことはできるが非常に使いにくい
なぜこんなことになっているか、というと、そもそもプログラマー(ハッカー)は基本的に矢印キーを使わないからだ
Vimの人はhjklでのキー移動、EmacsはC-BPNFでのキー移動
シェルを使う場合もEmacs風にキー移動できるしショートカットを使うので基本的には使わない
ちなみに知らない人も多いがTwitterもVim風のキーバインドで移動可能
Macの人は例えばメモアプリなんかがEmacs風のキーバインドで移動可能
Windowsを使う場合もアプリなんかでキーバインドを入れ替えて矢印キーを使わないようにする
こんな感じで矢印キーを使わない人が多いから、矢印キーが無くても問題ないのだ
のではなく
「ハッカーが矢印キーを使わないからHHKBには矢印キーが無い」
ということだ
矢印キーはホームポジションから離れた場所にあるため、使うためには一旦ホームポジションから指を離さなければならない
一度話してまた元に戻るという、このコンマ数秒レベルの遅延が鬱陶しくて仕方が無い
なのでホームポジションに指を置いたままキー移動したい、という考えに至っている
とはいえ、全く矢印キーを使わないかというとそういうわけではなく、そりゃたまには使わざるを得ないし使った方が早い場面もある
なので矢印キーを右下の空いてるスペース(通称、猿が辻)に置いておけばいいし、HHKB Liteだとそこに矢印キーがある
なぜそれでも置かないかというと、そもそもが持ち運び前提のキーボードであって、少しでもキーを減らしたい、という哲学があるからだ
はっきり言ってしまって持ち運ばないならRealforceを使えば良く、HHKBを利用する利点は持ち運び前提であるという一点だけと言っても過言では無い
これの大きな理由は、昔はサーバルームでの作業のようにキーボードを繋いで利用するような使い方が前提であった、というのもあるがそもそもの哲学によるところが大きい
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
和田先生のこの談話に代表されるように、キーボードは人間がコンピュータと関わるうえで重要なインタフェースであるという設計哲学がある
なのでキーボードはコンピュータに備え付けられているものではなく、持ち運んで自分の好みのものを使う、ということを推奨している
そのためにもキーボードは使いやすさや打鍵感だけでなく持ち運びやすさを重要視してバランスの取れた設計を目指している
その結果、矢印キーを排除するデメリットよりも、排除することで得られる持ち運びやすさのメリットの方が大きいと判断したのだ
左右の猿が辻があるお陰で持ち運びしやすいというのも使ったことがある人なら分かるポイントだと思う
この辺りは賛否あると思うが、馬の鞍であるという哲学に基づけば、PC毎にHHKBを用意したり、自宅と会社で2つ置いている、などは使い方として間違えている
全く同じキーボードであっても、物理的なモノが違えば慣れ親しんだものではなくなってしまうだろう
キーボードを生涯のインタフェースとするなら1つのHHKBを持ち運び使うということを体現して欲しい
ただ最近はBluetooth接続が増えたことや、HHKB BTの出来が良くないことなどもあるため、複数持っている人も多いとは思う
ちなみに、BTモデルには充電池が内蔵されておらず電池駆動なのも生涯使うことを考えているのだろうと思う
これはHHKBに限らない余談になるが、キーボードの裏面にある足は基本的に出さない
手首に角度を付けるよりも水平の方が使いやすいのは人体の自然な原理だ
なぜあの足が付いているか、というと実は「キートップを見やすくするため」だ
なのでHHKBの無刻印モデルに足が付いている理由は全く理解できないし、HHKBを使うような人がキートップを確認するとは思えないのでそもそもいらない
とはいえ、昔から足を出して手首に角度を付けてタイピングすることに慣れてしまっている人もそれなりにいるだろうから
自分の好みで出したり引っ込めたりすればいいとは思う
1か月ほど前まで初代第1世代Core iのPCをほぼノーマルで使っていたが、Windowsの肥大化(*1(本増田の最後に参考webページを記載。以下同様))のせいかweb閲覧やExcel操作程度の作業でも引っかかりを覚えるようになったり、Windows11ブームに煽られてセキュリティ関連の記事を読み古いCPUには脆弱性が付き物だと知った(*2・3・4)り、あれこれあったためPCを新しくすることにした。
その際に色々な知見を得て情報の更新ができたため、日記帳兼リンク集として増田に残しておくことにした。極少数の人にしか役に立たないであろう文章だが、体験談の類として暇つぶしに読んでもらえれば幸い。ただ、過去のPC事情を懐古したりするのが目的なら、数年前にホッテントリ入りした別の記事(*5・6)を読む方が有意義かもしれない。
まず、パーツの買い方を3種類に大別して検討した。
この前段階で格安の中華製ミニPC(*7)も候補に挙げていたが、拡張の厄介さや商品到着までの時間の長さを難に感じて選択肢から外した。
今新しく自作PCを組むなら鉄板の構成だと思う。現在の相場では、M/B 13k円、Celeron 7k円、DIMM2枚組 6k円、SSD 200GB 4k円で約3万円くらいになるだろう(*8・9・10)。構成品のどれかを中古にすれば2万円台前半で抑えることもできそうだ。
しかしながら、最近まで骨董品で我慢できた身には過剰スペックになりそうだという懸念と逆張り志向のせいでRyzen APUに惹かれたためとで、この組合せは除外した。
時機を見極めて個々のパーツを買えれば、安く挙げることができる方法だろう。
だが、動作不良品・リマーク品(*11)・その他の不動品(*12)等を掴むリスクやピン折れ曲り(*13)他機器不良への対処を避けるため、この組合せも選ばなかった。
M/B・CPU・ビープスピーカー・電源があれば動作検証は可能だ(*14)。そのことは前提知識として通用してるだろうと期待し、ジャンクな出品物・者を弾けば少なくとも直ぐに判明するような不良品を掴むことは避けられるだろうと考えて、セット品を軸にパーツ調達することにした。
ただ、個別のパーツだけ欲しいと思う人が多いせいか、希望に叶う出品は少なかった。値段や特定のパーツへのこだわりは捨てて条件をだいぶ緩くしたが、それでも購入作業を終えるには結構な時間がかかった。
作業の結果以下のパーツが手に入った。これら以外にも試用して直ぐ売却したものがあるが、その分は少々の損失で済んだため、実質合計費用は25k円+10k円。
元の電源が10年以上持ったので、5年前の製品なら後5年は使えるだろうと考え、中古で済ませることにした。
参考になるまとめ記事を元に、経年による劣化が小さいと思われる、電圧と電流の波形が綺麗な製品(*15)を候補にした。5年以上前に発売された商品を1年少々しか使っていない状態良好品だと嘯く詐欺師がフリマには跋扈しているが、そういう輩を除外しても選択肢が十分にあるのは幸いだった。プラグイン電源という危険そうな製品(*16)以外に無難な選択肢が無かったのは、老害な増田には難だったが。
余談だが、電動ブロワーは電源の清掃にとても役立った(*17)。騒音が問題にならない環境の人には是非お勧めしたい。
大型のファンを備えた電源ユニットをケース下部に置く組み方が主流になって久しいようだ(*18)が、冷却や静音にこだわる必要が無いのでケースは流用することにした。ただ、電源LEDがそのままでは機能しないので、オス-メスのジャンパワイヤー(デュポンケーブル)をフリマで買ってピンとコネクタをつないだ(*19)。
マザーボードについては色々調べたが、8ピンのATX 12V電源コネクタ(*20)が一般化して久しいことや、フェーズ数の増加(余談だが、I/O電圧とコア電圧が異なるデュアルボルテージは、30年近く前にモバイル版P54Cで初めて採用された)(*21・22)といった電源回りのことで特に知ることが多かった。光物(*23)はあまり興味が無いのでほぼスルーした。
RyzenもIntel Coreもどちらも魅力的だと思った(*24・25)が、結局はAMDで組むことにした。そこそこのGPUを省電力で使えることが大きかった。
メモリは多少勉強した(*26)つもりでパーツ選定に着手したが、チップセットの16Gbitチップ対応事情(*27)を全く把握していなかったため、相性問題にぶつかって最初に購入したパーツセットを買換えることになった。容量について言うと、16GBだとたまに心許なくなるが32GBだと過剰という感がある。Intelなら24GB(8+16の2枚)載せて16GB分をデュアルチャネルモードで使える(*28)ので、その点は良いなとも思う。
SATA SSDでも体感速度は悪くない(*29)という言説を見て、安く手に入ったSSDで十分と判断した。記録方式がTLCかどうかといった商品選択の時に普通ポイントになる点(*30)は、次に買換えたくなった時に気にかけようと思う。
光学ドライブも電源ユニットと同様、本来は5年程度で買換えるべき製品とされている(*31)が、それはそれとして、電源と同様の理由で5年くらい前の中古品を探そうかと思って調べてみたら、M-DISCという規格(*32)があると知った。対応するドライブやメディアを購入すると割高だ、余計に金をかけてまで保存すべきデータはどれだけあるか、そもそも光学メディアの読み書きをする機会はどれだけあるか(*33)等、あれこれ考えた結果光学ドライブは買わないことにした。
最近は無音でPCに向かうことが専らなので、USB-DACを排除してHDMIモニタのイヤホン出力で済ませることにした。気まぐれに音楽を聴きたくなったらヘッドフォンアンプをライン出力につないで使おうと思う。
ケースと一緒に死蔵品を引っ張り出した。文字入力を業としない立場なのでキーボードは何でもどうでも良い。
マウスはクリックが利き辛くなったので放置してたが、分解修理可能(*34・35・36)だと知ったので実例(*37)を参考に簡単に清掃して使えるようにした。マウスホイールは部品交換が必要な状態(ホイールのゴム部分が、加水分解して汚れてたので重曹で洗った(*38)ら、完全に溶けてなくなってしまった)なので、そのうちAliExpressで補修品(MX300適合品ではないが、サイズが同じもの)(*39)を購入しようと思う。
初めは旧システムの入ったHDDを新しいM/Bにつないで使っていた。後で中身をSSDにクローンしようと考えたが、安物のSSDゆえガンガン書き込むことを必要以上に避けなくても良いなと思い直したので、結局新規インストールすることにした。
Raven RidgeではWindows11にアップグレードできない(*40)。だが、Windows11ではGPUが重くなりその対策が未だ無いよう(*41)なので、Windows10のままで良いということにした。
Windows7の頃はUEFIで起動しないPCがまだ一般的(*42)だった。このHDDもそういうPCに接続されてたのでフォーマットはMBRだった。CSMを有効にすればそのままで起動できるが、そうできるのは古いGPUを使っている時で現行のiGPUではたいてい無効にされる(*43・44)。CSMは頼りにせずGPTに変換して使うのが無難だ。
変換の際はWindows10のUSB起動メディアでmbr2gptを使ったが、ReAgent.xmlの更新に失敗したというエラーメッセージが出たので、回復パーテーションを弄って(「コンピュータの管理」ではドライブレターを付与できないのでdiskpartを使った)修正した(*45・46)。
Microsoftアカウントで常用していたためかライセンスの再認証を求められることも無く、上記の問題を除けばほぼすんなりと使用できた。セクターにアライメントのずれが無いかどうか(*47)も調べたが、問題無かった。
VMWare上で予行した分も含めて何回もした。セットアップを繰り返した理由は、Administratorを有効にしパスワードを設定しないままメインアカウントを標準ユーザーにしたらAdministratorにログインできなくなって(*48)詰んだり、OneDriveの動作選択画面で「このPCにのみファイルを保存する」を選択せず「次へ」移動したら戻れなくなった(ドキュメントやピクチャ等のフォルダパスをOneDriveに指定した後で、再度ローカルストレージに変更するのは割と手間になる)(*49・50)り、システムファイルを移動させようとして次節で説明するようにシステムを破壊したりしたためだ。
SSDの容量節約と書込み抑制のため、ページ、スワップ、ハイバネーションの各ファイル・OneDriveフォルダ(ただし、空フォルダにマウントしたドライブは移動先に指定できない)・ユーザプロファイルフォルダ下のドキュメント等のフォルダ・AppDataフォルダ下のRoamingフォルダとLocalフォルダの一部・テンポラリフォルダ・ストアアプリフォルダを移動(*51・52・53・54)した。Superfetchはデフォルトで良しとした(*55)。
かつては別アカウントでログインしてプロファイルフォルダを全部移動しジャンクションを貼って使うこともできたが、Windows10のあるバージョン以降でそれをするとスタートメニュー他ショートカットやストアアプリが即死する(*56)。一部のシステムファイルが変化するとメニューやアプリ全体が損壊判定されるようだ(十分な検証はしてないが、container.datやハッシュ値が名前になってるファイルを弄ると不味いように感じた)(*57)。こうなるとアカウントを消して再作成する他無くなる。ちなみにCドライブ直下のProgramDataフォルダ等を壊すともっと悲惨で、新規インストールくらいしか回復の手立てが無かった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/1 または https://b.hatena.ne.jp/entry?eid=2(それぞれ、数字部分がeid)のような形式のurlを入力すれば、当該ブックマークエントリーにアクセスできる。
*1 | Windows 10はバージョンアップを重ねるたびに本当に遅くなっているのか?検証結果はこんな感じ - GIGAZINE | https://gigazine.net/news/20210622-windows-10-version-slow-down/ | 4704430589992224258 |
*2 | Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ | https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20180105085/ | 373991174 |
*3 | AMDのプロセッサに脆弱性、セキュリティ企業が情報公開--懐疑的な見方も - CNET Japan | https://japan.cnet.com/article/35116106/ | 360332677 |
*4 | インテルとARMのCPUに脆弱性「Spectre-v2」の悪夢再び、新たな攻撃手法 | TECH+ | https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220312-2290634/ | 4716634065497432514 |
*5 | 「Sandy Bridgeおじさん」とは何か? : 因画応報 | http://ingaoho.ldblog.jp/archives/4916067.html | 362560793 |
*6 | ありがとう鼻毛鯖 8年使った鼻毛鯖をついに買い替えました | 日本霜降社 | https://nihonsoukou.com/20181123/1827 | 4665750545042615426 |
*7 | 2万円の超格安パソコン「GREEN G2」値下げ、高性能CPUに大容量メモリやSSD採用で仕事でもプライベートでも大活躍 | Buzzap! | https://buzzap.jp/news/20220318-trigkey-green-g2-ultra-low-price-pc-happy-price-down-3/ | 4716943171239004674 |
*8 | 第12世代インテル Core プロセッサー 特集 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/special/intel-12th-gen-core-series/ | - |
*9 | 8GBモジュール | 2枚組 | DDR4 DIMM (288pin) | デスクトップ用 | 通販・価格/性能比較一覧 | 価格の安い順 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/search/?col=3&order=&p1=b21010&p2=c21050&p5=s21010&p6=w11726 | - |
*10 | 〜256GB | M.2 | SSD | 通販・価格/性能比較一覧 | 価格の安い順 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/search/?col=3&order=&p1=b32020&p2=c32024&p5=s32220 | - |
*11 | 【やじうまPC Watch】中国でIntel CPUの偽造品出回る。公式が注意を呼びかけ - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1248215.html | 4684567815854719490 |
*12 | Lenovoに搭載されているAMD CPUにベンダーロックが設定されているせいで中古市場が混乱している - GIGAZINE | https://gigazine.net/news/20220118-lenovo-vendor-lock-amd-cpu/ | 4714151541045747810 |
*13 | ASCII.jp:冗談ではなく目の前が真っ暗になる恐怖……ピンを曲げてしまったRyzen 9 5950Xの修復を試みる (1/3) | https://ascii.jp/elem/000/004/053/4053723/ | 4703873313928579106 |
*14 | パソコンが起動しない場合の確認方法|テックウインド株式会社 | https://www.tekwind.co.jp/ASU/faq/entry_31.php | 4666842797243724258 |
*15 | 【自作PC】電源ユニットの選び方を自作経験者がガチ解説する | ちもろぐ | https://chimolog.co/bto-choose-psu/ | 367187040 |
*16 | 何故プラグイン式PC電源ユニットのコネクタは規格統一されていないのか? - Togetter | https://togetter.com/li/1564076 | 4688976497965880706 |
*17 | ブロワーの選び方 | DIY工具紹介部 | https://diytool.biz/blois | 170335990 |
*18 | “冷却の常識”を徹底検証 - AKIBA PC Hotline! | https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/dosv/662237.html | 364049132 |
*19 | PCケースのPower LEDケーブルを3ピンから2ピンに変換した | TeraDas | https://www.teradas.net/archives/16603/ | 4705898232067265346 |
*20 | 20ピン ATX 電源は 24ピンのマザーボードに使えるのか – 分かりにくい ASUS マニュアルと ATX 電源の規格 | Nire.Com | https://www.nire.com/2009/10/atx-24pin-motherboard-vs-20pin-power/ | 75424033 |
容量超過のため、anond:20220419200228 に続く。追記もあり。
2月24日の昼間はそれでもちきりになった。
この文書が面白いのは信憑性ではない。むしろ、いま起きていることがちゃんと過不足なくそのまま表現されているという印象だ。
私は一般の人間でただウクライナ戦争に興味を持っただけだが、わたしの目から見たこの戦争のポイントを書き残してみたいと思った。
現在の諸国の指導者の中でも、プーチンはキャラがトップクラスに立っているほうだ。
ウラでは、プーチンという権力にとって邪魔な人間がバンバン消えている。
事実がどうということはおくとしても、明暗のコントラストというだけでもすごい。
しかし、対するウクライナのゼレンスキー大統領のキャラも、ぽっと出にしては立ちすぎている。
ゼレンスキーは、テレビドラマで大統領役をやって好評を博し、そのイメージのまま大統領選挙に出たら通ってしまったという経歴だ。
しかもそのコメディアンであったときの持ちネタのことも散々話題になっている。
そのうえで、大統領として首都キエフに残って戦い続けるという姿勢を堅持していることから支持率も爆上がりしているらしい。
そりゃあそうだろうな、という気分である。
いや、まったくキャラが立っている。
プーチンというデフェンディングチャンピオンと、挑戦者ゼレンスキーの戦いという観点からするととてもいい勝負だと言わざるを得ない。
もうその時点で目が離せない。
この対決で例えば普通の指導者を失脚させるという場合には、よく、スキャンダルのようなものを引っ張り出してきてどうにかするということがある。
プーチンはもう20年もトップにあるので、あらかたスキャンダルのようなものは出尽くしてしまっているし、そのうえで、余計なものは洗い出されて消されている。
対するゼレンスキーは、Twitterでも散々話題になっているが、そもそもが、テレビに出て壇上で男性自身でピアノを弾くという、ある意味ノーガード戦法フル・モンティ戦術で立っている。
これを見て、内心で楽しまないひとというのはやはり人間として「どうか?」と思う。
ロシアが他国に攻め込むということはもう言い古されたことだが重大すぎる意味を持っている。
議決で拒否権を行使すると他のどれだけの国が賛成していたとしても否決される。
国連安保理で意思表示をしましょう、という議決があって、200近い国のほぼ全部が賛成しても、たった1国、常任理事国がNOと言ったらNOなのだ。
それがロシアだ。
ロシアは常任理事国だから拒否権を行使するだろうとみんな思ったし実際にそうなった。
ただ、今回の戦争で、この仕組みにも、ちゃんとフェイルセーフがあることがわかって勉強になった。
つまり、緊急会合という、常任理事国の拒否権の及ばない形で、国連として意思表示ができる仕組みがあり、ちゃんとそれが発動したことは、よく考えられているなあと思った。
これはとても意味がある。
国連はロシアの行動を公式に戦争と認めたということにほかならない。
明治維新で言えば、菊の御紋、錦の御旗だ。
こうなれば本人がどれだけ「特殊軍事作戦だ」と言い張ろうと、戦争は戦争だ。
アメリカは第二次世界大戦のあと、何度も他国に軍を派遣しているが、朝鮮戦争以後の戦争でペイしたのは湾岸戦争である。
つまり、安保理が動かないことにはどんな国も動きたくないのである。
そういう、世界の安全保障に対して大きすぎる責任を負っている安保理常任理事国が、よもや侵略戦争をおっぱじめるなんて思いもしないことがおきたというわけだ。
侵略戦争というのはつまり、他の国の領土をぶんどろうということである。
日本の首相も「武力による現状の変更」と繰り返しているが、そういうことだ。
G7の会合で首相が、ロシアが核兵器を行使することをちらつかせることに対し、自分の地盤である広島を持ち出して、反対の意思を表明したのはなかなかいいなあと思った。
結局ウクライナの戦争というのはNATOの話なので、日本としては関係ないのだが、まあ、そういう形で「核兵器は許さん!」と息巻いてもふつうならドッチラケになる。でも、ホームタウンが広島ということになると意味が随分変わってくる。
だから議論がどう変わるかということは一切ないけれど、「ああ、このひとはそういう強いお気持ちがあるのね」というのは伝わるだろう。
ヨーロッパの軍事連合体のNATOはロシアの拡大の可能性に対して身構えるなか、一気に大きな動きがあった。
歴史からすれば「まさか」ということがいくつも積み上がってコピペまとめになっていっている。
いくつかあるが「ドイツが軍拡を表明するレベル」「スイスが中立を破って経済制裁に加わるレベル」というものだ。
ドイツが作った車を売る。
まわりの国はドイツに働きに行って車を作る。
ただ、その都度イキってしまって空気読めなくて調子乗って、それで戦争おっぱじめてボコボコにされるというパターンだった。
今回は満を持して、連合国側に入った。これがアツい。
背景となったことで重要なのはロシアが、SDGsという国連の枠組みを追い風にして、他の欧州諸国に対して自分たちの輸出するエネルギー・資源に依存するように仕向けていった流れがある。
グレタ・トゥーンベリなんかに対してプーチンはずいぶん肩を持っていた。
いまにしてみるとなるほどと理解できる。
SDGsから石炭を回避して、天然ガスにしたいという世界というか特にEU・欧州の流れを、資源大国であるロシアは歓迎していたのだ。
展開としてひときわ興味を引くのは、その超大国ロシアに攻め込まれた小国ウクライナが、意外にも持ちこたえてしまったことだった。
ウクライナを攻略せんと投入された戦車は、道路をなんと64キロも埋めつくしているという。
なんという数の大軍だろうか。
その戦車は、なにをしているかというと、1週間以上待機している。
なぜ道路しか通れないかといえば、ウクライナの平原は現在の時期、雪解けのために泥濘になってしまっている。
この泥濘はいかな戦車といえど突入するやいなや沈んでしまい、行動不能に陥る。
しかもそのタンクローリーは、ウクライナ軍に狙い撃ちされてあえなく喪失してしまった。
なんだよ、このコントみたいな展開は。
戦車だけでなく、投入された兵士たちも練度が浅く、すぐに戦線を離脱しているというウクライナ側の発表も続いている。
それを鵜呑みにするのではない。
アルファブロガーのfinalventは、この戦争の基軸を、クリミアとアゾフ海の保全だろうJK、とYoutubeで言っていた。
これは3週間経った時点でもいちおう一定の見通しとしてはまだ成立してはいる。
彼以外でも、ロシアの動きとしては(ウクライナの)「北では雑、南は緻密」という見方が広がっているようだ。
北が雑と言っても、もう流石に北も飽和してきている。
総攻撃まで時間の問題だろうというのはペンタゴンも言い始めている。
やはり露助の物量はすさまじいので、おおかたのひとが予想したように、ロシアは悪虐街道を爆走中である。
しかもその悪虐を全部ウクライナ側のやったことだと主張している。
どうやらマンションに地対空ミサイルが突っ込んだのはウクライナ側らしいとも言う。ただ、街の広場に巡航ミサイルが突っ込んだのはロシアのものだともいう。
大事なのは、そうした主張・発表の整合性を、政権の中枢や、大本営発表だけでなく、駐日大使あたりまで全部整合性を取るように徹底している。
もちろん、古来、大使・外交官という存在は、リモートかつオフラインの状態でありながらも、自国が駆動している根本の論理を考え詰めて、どんな状況を突きつけられても、その場で取り繕えるような論理の訓練をしているのだということは、例えば佐藤優が書いていたように思う。
もっとも佐藤優はこの事変のさなかで随分、親プーチン的な姿勢を批判されているが。
専門家としてTwitterでながく生息していたミリオタのひとが有識者としてメディアに出ずっぱりになっているのも面白い。
そのハンドルネームが「丸の内OL(27)」だったり「コスメ女子@美容垢」だったりしてネタになることも華を添えている。
いまは「人」だ。
ただ、彼を中心とした専門家たちも結局ほんとうにどうして起きたのか、何が起きているのか、これからどうなるのかということはわからないでいる。
わからないでいるのであれば何も考えなくていいいかといえば、そうではない。
事実として、現在進行系で、ひとは確実に死んでいるということがわかる。
これは重大である。
米国は、ロシアが侵攻するまでの意思決定をかなりの精度で把握した上で、それをおおっぴらにすることで、かえって侵攻を抑止しようとしたと言われている。
そういうわけで、わたし自身は、基本的に情勢を、ペンタゴンの分析を軸に見ていくのがいいと思っている。
ともあれ、現状では何もわからないままだ。
だから、開戦1週間はずっとこのウクライナの話題を追いかけてしまった。
しかし、1週間をすぎたあたりから、戦況が膠着から、どんどんウクライナ市民の被害が拡大していくなかで、冷静に恐怖が高まってきた。
どう考えても落ち目の国のロシアだが、資源と核を握り続けている分、他の国は手を出せない。
そういう、暗い、なんというか耐え難いビジョンを前に、正気を保つというのはそれ自体が困難な挑戦だ。
さて、笑い話ではないところとして、この事例は、顔貌がよく似たひとびととの実力行使のうらで生じうる破壊工作がどのように起きていくかという現在進行系の事例であることだ。
そうした、個々の情報がリアルタイムで出てくることに対して、どう反応するかということを自分で鍛える絶好の機会である、ということだ。
これは日本にとっても決して見逃してはいけない瞬間であると思う。
似た顔、似た容姿、深い断絶の関係から、潜入してくる存在にどう対処するかという格好の事例となるだろう。
特にSNS、つまりリアルタイムで情報端末に全世界のひとびとがつながっている状態で発生した戦争ということで、乱れ飛ぶナラティブが、ロシアもウクライナ側もすごい。
陰謀論はかまびすしい。
この二週間で、いろいろなプーチン擁護やウクライナ陰謀論が出てきた。
それがロシアから出てくるならわかるが、ぜんぜん関係ない日本のタレント評論家勢がそうしたことをタレ流しているらしいことが伝わってくる。
肩を持たないまでも、「両論併記」のようなことをいう。
本稿はどちらが正しいかを論じるわけではないけれども、私は西側主流派の見解をいちおう沿って考えているので、そうした見方を、両論併記まで含めて、ある程度の陰謀論として遇する。
ここで言いたいのは、陰謀論というのは、「認知的不協和の否認」として出現するのだなということがハッキリわかったということだ。
あと、歴史を除く人文の研究者らしきひとがTwitterとかにでてきて「いまこそ思想の研究が大事なんだ」と絶叫する例が流れてきたりした。
そりゃないだろ、と思う。
せいぜい役に立つとしたら、人間の社会性にビルトインされたバイアスをときほぐす、社会心理学のような取り組みにとどまるだろう。
つらつらと書いてきたが、おおっぴらに書けないことばかりなので、増田に上げる。
まず、「コロナに飽きた」ということからして、オモテでは書きづらい。
医者だからといってまともじゃないのもいっぱいいるが、医者だからといってちゃんと考えられるわけでもない。
私がコロナについて知りたいのはもっとどうして発症するのかとか、どうして死ぬのかとか、そうしたメカニズム面でのことだった。
ごく稀にある例外※ や過充電になる故障がある場合を除いて、常時電源に繋げるで良いです。※GPD winというUMPCで、電源に繋げていてもバッテリーを使う
普通のノートパソコンなら、バッテリーの充電が上限になったら、電源から直通で使うようになるから。もしvaioやlenovoのように充電上限を下げるアプリが提供されているなら、それも使うと、よりバッテリーに優しい。
あと補足で 『バッテリーにいい』を意識するなら、電池駆動をするときは出来るだけ充電が20~80%を使うことを意識すること。リチウムイオン電池は0%や100%で長期間放置すると劣化しやすいといわれている。
転職歴としては1社目は新卒で入った地元の零細受託Web制作会社→4年前くらいに転職し現在自社サービス企業に勤務中。
ちなみにまだ内定は0件。
コロナを機にフルリモート案件が増えたのと、リーダー経験とか積むにつれて市場価値と今の職場が合わなくなってきたのがあるのと、
今の年収だと婚活で戦うのはかなりきついということを実感したので動き出すことに。現年収は400万ちょっとくらい。
専門卒で経験はPHP/JS中心だから経験してきた技術スタックや学歴的にはあんまり上位狙えるようなアレじゃないんけど今回は心が折れるまでは初年度年収600万を目指すことに。
現職でのリーダー経験と、Saasを立ち上げから設計・開発全部8割型自分で進めて競合と戦えるサービスに成長させた経験とか、ゼロイチで既存案件をDDDに移行したりテスト駆動体制を導入したりとか、まあまあ個人開発もやってますよとかその辺をアピールポイントとして戦うことに。
肌感覚としては「500万までは余裕だけど600万はきつい」だわ。
まず某転職サイトに応募すると早速600万のスカウトが来たユニコーン系ベンチャー。フルリモート。
「貴方のSaas開発経験に魅力を感じ~」とか書いてたから誰でも送ってる風じゃないと思い応募。
結果はなんと書類選考落ち。いや学歴とか職務経歴とかほぼ転職サイトにそのまま書いとったやん。
恐らくだけど選考時にGithubアカウントとかTwitterアカウントを求められたときに仕事用のものはセキュリティ上渡せないとか渋ったのと、
渋々渡した個人用Githubアカウントはオープンソース活動とかはしたことなかったからこれがしょぼいって思われたのかな?って思った
ちなみにこの会社からは書類選考落ち後に各転職サイトから5回くらいスカウトが来てる。
大手っていうわけではないけど割と有名なSaas企業。こっちもスカウト。転職サイトの上の方でよく見る気がする。
結構近しい分野のSaasを立ち上げから関わったことがあるのでこちらを武器に面接へ。1次面接落ち。
面接は割とうまく行ったと思うけどなぁ、って思ったけどやっぱりフルリモートでこの給与帯の休日は倍率半端なさそうだからちょっと良いくらいだと全然落ちるんだなと実感。
立ち上げから3年も経っていないベンチャー、ただし既に利益率は割と凄い感じで業界的にも硬そうだから応募。
カジュアル面談のときにCTOに是非応募してほしいって直接言われた。
1次の技術面接のレベルがたけぇ。○○の設計思想の内容だとかDIコンテナとかReactの状態管理用ライブラリの運用とかの質問をクイズ形式っぽく質問される。
割とうまく答えられたと思ったけど1次面接落ち。
有名地元に拠点がある東証一部上場の自社サービス企業。600万の求人と450万の求人で分かれてて600万の方で応募したら書類選考で「600万は厳しいけど450万なら良いですよ~」って言われてる状態。
やっぱ相場観的にはそうだよなぁって思った。
今週1次選考だけど受かっても年収交渉時に450万しかもらえないなら辞退しちゃうかも。
有名医療系ベンチャーと車業界系のSaas。カジュアル面談の要請出すも音沙汰なし。
別の転職サイトで確認すると応募条件大卒以上って書いてたから多分それが原因。ちゃんと書いとけや。実質書類落ち。
少人数の建築系ベンチャー。HPの情報量も少なく恐らく資金調達のフェーズでは?って感じの企業。
なんとなく社長から与沢翼の匂いがする。まだマネタイズまで行けてないのに何百億とか何兆とかやたらでかい数字を言いたがる感じ。
技術スタックに対して年収が高すぎるのが逆に怪しい感じがする。
一応最終選考まで残ってるが、通ったとして行くべきかは悩みどころ……
スカウト来て応募。かなり好感触だが求人票と実態の下限年収に相違あって思ってた年収より100万くらい下がりそう。
去年末くらいから始めた転職活動。今週も面接面接面談面談面接。
自分の市場価値みたいなところは良くも悪くも痛感する。500万までのスカウトはよく来るけど600万になるとやっぱなかなかこない。これが相場観なんだろうなって感じ。
「テックリード」とか「シニア」とかのスカウトは全く来ないからまだそういうレベルではないんだなぁって。
「誰もが知る有名企業で年収600万」は多分俺のスペックだと無理ゲーで、あとはいかに穴場のベンチャー狙えるかっていうところにかかってる感じ。
それはそれで安定捨てて市場価値より高い会社に勤める感じになるわけだし将来トータルで考えるとそれはそれで大丈夫なの?って感じもある。
でも専門卒じゃ20代現年収600万くらい武器ないと婚活じゃ戦えないしなぁとも……はよ彼女作ってこの悩みから開放されたい……
エントリーする度にそこで働く未来の自分を思い浮かべるのに祈られた瞬間に全部がなかったことになるの辛い
あとカジュアル面談受けまくってるけど、これが割と面白かったりする。
「こんな有名企業だけどQAは俺がリーダーやってる案件のがカバレッジ率とかしっかりしてるんだー、バグったら人が死ぬタイプのシステムじゃないし逆に今の運用が過剰品質すぎなのかなぁ」「LeSSって開発手法あるんだー」「前職も現職もSelenium導入って微妙な感じになってるけどこのMablってテストツールだと割と良い感じかも」「今の職場みたいに運用フェーズのエンジニア部署でKPI設定を半期ごとに設定するのは粒度がでかすぎるよなぁ、この会社みたいに1ヶ月周期とかで設定した方がよさそう」「ワーカーサーバーの悩むポイントはどこも同じだなぁ、でもやっぱGoだとPHPよりも並列処理強いんだなぁ」
他の会社の運用とか技術スタックの話を深堀りして質問しまくれる機会とかなかなかないから、落ちたは落ちたなりに吸収できるものはある気がする。
元アジャイルコーチとして、アメリカのガチの、ガチのシステム開発現場に、言うたらエスノグラフィ(行動観察調査)をしてるようなもんです。三流プログラマながら。
そういうリファレンスみたいなことをお伝えしたら、皆さん(Regional Scrum Gathering Tokyo 2022の参加者)が喜んでくれるかなとか思って、内容を構成しています。
ただ、僕が知っているのはマイクロソフトだけですし、自分の職場だけなので、主語が大きすぎるとか、そう言うのはやめてください。心が傷つくから(笑)
そういうのを踏まえて聞いてください(笑)。全部一次情報で、人から聞いたものではないです。ちょっとだけマネージャ関連のところはマネージャに聞いたところもありますが、基本的には自分が経験したことのみで構成します。
ウォーターフォールは使われていない
まず滝。ウォーターフォールがどれぐらい使われてるのかって話ですけど、これは簡単です。ゼロパーセント、本当に見たことないです。
だからといって本当に素晴らしいスクラムをみんなやってるかっていうと、そうでもない。どれぐらいプロセスに対してマチュア(成熟)かはチーム次第なんだけど、少なくともイテレーティブじゃないのはないし、アップフロントデザイン(開発前の仕様策定)を大量に時間をかけてやってるというのもない。
デザインドキュメントっていうのを書く人もいれば書かない人もいて、書く人が多いですけど、書いても5ページぐらい。
何年か前にサム・グッケンハイマーというDevOpsで有名な人が日本に来たときに日本のお客さんに「ウォーターフォールとアジャイルのメリットデメリットを教えてください」って聞かれて、彼が「ウォーターフォールは全くメリットがないのでやめておきなさい」って言い放って。
私は間違っていた。ごめん。ウォーターフォールは何のメリットも無い - メソッド屋のブログ
分かります。誰も使ってないんだから。やっぱりもうやめといた方がいいですよね、正直話無理があります。
次は、僕のチームがどんな感じで運用されてるかっていうお話をします。
マイクロソフトには統一プロセスとかなくて、基本的にチームをどう回すかはチーム次第なんですよ。でもだいたいみんな似たような感じでやってると思います。
基本的にはスモールチームです。どんな大きなプロジェクトであっても、スモールチームの集まりって感じです。
自分のチームについては、これがよいやり方かは分からないですが、個人商店みたいなもので。「IC」というのはIndividual Contributorですね、開発者。
マネージャからアサインされるバックログが基本的にはふわっとしているので、ICがそれを明確にします。
ICが仕様を自分で明確化して、自分でデザインして、インプリメントする。だからそれぞれがレスポンシビリティを持っていて、それぞれが実装をする。
ただ、同じマイクロサービスをメンテする役割の人みたいなのがいて、それは「Buddy」(バディ)みたいになっていて、僕の場合は例えば「スケールコントローラー」っていうのを開発していますが、スケールコントローラーのチームでバディになってると、質問というかお互いに話が聞きやすい。すぐに答えてくれやすいですね。
他のチームとかになると、ちょっとバリアがあって。やっぱりみんなそれぞれの仕事をやっているので、プライオリティがそれぞれあるんですよ。だから違うチームの人になると意地悪じゃなくて彼らのレスポンスは1日に1回とかになったりするわけですよね。仕方がないことです。
多分このチームの単位はマネージャが管理できる最大以下の人数で構成されてるんじゃないかなと思います。だから本当に自分のチームはそれぞれが個人商店みたいな感じですね。自分でレスポンシビリティを持って自分でやる。それは新人であっても一緒です。
司会)ここでちょっと会場から質問が入りました。このチームというのはどういう単位なんでしょうか。プロダクトの単位なのか、どういう単位なのか。
(右下の点線で囲われたところ)このチームはスケールコントローラをやっていて、(右上の3つのICを指して)このあたりはプラットフォームと言って中の基盤みたいなことをやってたりします。
でも基盤もかなり巨大なので、内部でいくつか分かれているんですけど、同じマネージャが見て、みんなを助けている、という感じですね。
司会)隣のチームと、このチームを分けているのは、マネージャが違うだけ?
ええと、大きな機能で分かれているというのがあります。例えば隣のチームはランタイムっていうチームなんで、Azure Functionsのランタイムを担当してるんですよ。
さて、エンジニアの評価っていうのはどんな感じになってるかっていうと、この図にはマイクロソフトは入っていないのですが、僕の友達に「ゆうさん」っていう人がいて、彼がブログでGAFAの給与体系みたいなをまとめてくれて、マイクロソフトも似たような感じです。
参考:GAFA米国本社のエンジニアの年収をジョブレベル別に比較してみた【Google・Amazon・Facebook・Apple】
こういう情報って外部に公開されてるので別に隠すことはないし、マイクロソフトの給料の額とかも調べられるんですよ。
どういうふうになってるかっていうと、エンジニアとしてランクがあるんですよね、「SDE1」「SDE2」とか。マイクロソフトの場合は「シニアソフトウェアエンジニア」があって「プリンシパルエンジニア」がある、みたいな。
このランクの人はこういうことができる、っていうのが明確に定義されていて、それによって給料が決まるんですね。
だから自分が給料を上げたかったらどうするかっていうと、プロモート(ランク上げ)してもらえるように頑張るって感じです。他の人との戦いじゃないんです。
いまより一つ上のランクの仕事をしばらくしていれば、マネージャが「こいつは今はシニアだけどプリンシパルの仕事してるからプロモートしよう」とノミネートしてくれる。
そうやってノミネートされたら次のレベルに行けるし、行けなかったら転職をする。転職するとそこでネゴシエーションしやすいので、その時に例えばシニアとかプリンシパルになれればその給料がもらえる。
ただ、そういうふうに上に行くとレスポンシビリティも大きくなるので、自分でチョイスする感じですね。自分でチョイスするし、自分との戦いなので。だから他の人と比べて不公平とか全然思わない。
給料を上げたかったら次のレベルになればいい。そういうアクションをとればいいので、あくまで自分との戦いって感じになります。
マネージャの存在っていうのは僕的にはすごい(日本と)違ってるように感じています。
日本にいるときはマネージャって進捗管理や課題管理をしたりとかして、プログラマとか開発者を指揮するとかそんなイメージだったんですかね、僕のイメージとしては。
アメリカの場合は、彼らが重視してくれるのは僕のキャリアなんですよ。僕がハッピーかどうかとか、僕がキャリアで成功するかっていうのをすごい重視してくれるんです。
これまで何人かマネージャが変わりましたけど、みんなそうでした。マイクロソフトには明確にそう定義されているんです。だからマネージャはみんなそういう動きをしてくれます。
マネージャのすごく大事な仕事に「アンブロック」というのがあります。IC、つまり開発者の人がどこかで詰まっている状態になると、マネージャが助けてくれる。ブロックされているものをアンブロックしてくれるんです。
例えば、僕が技術的に詰まるとして、誰かに聞かなあかんけど、誰か聞かなあかん人がなかなか答えてくれへんとか、そういうこともあるかもしれないです。
そういうブロックをされる状況が一番生産性を阻害すると思うんですね。
そういうときにマネージャがアンブロックを手伝ってくれる。ある人に繋いでくれたり、マネージャ経由で他の人が僕に協力してくれたりとか。
マネージャが、このプルリクエストを見たら分かりやすいよと教えてくれるとか。
あと結構面白いのは、少なくとも今の僕の職場では、納期が基本的にない感じです。
あるときもあるんですよ。どんなときかっていうと、マイクロソフト最大のイベントの「Build」というのが5月ぐらいにあって、そのキーノートで発表される予定のプロダクトみたいなもの。それが決まったら納期があるのかもしれないですけど。
マネージャも僕に対して「早くしてください」って言ったことは1回もないですね。どっちかというと、僕が「何か遅くてごめんな」とか言ってたら、「いやそんな気にすんなよ」って、「よくあることだよ」とか言われたりする。
これは多分いろんな意味合いがあるんですよね。多分クラウドのプラットフォームって、難しいことがいろいろあって、例えば自分が1週間でできるって思ったのに2カ月かかったりとか、ほんまにあるんですよ。
例えば、JVMにあるJarをアタッチするだけに見えた仕事に、僕は半年かかりました。
僕の能力のなさもあるかもしれないですけど、そういういろんな予想外のことが起こる。
やっぱり世界中の人が使うプラットフォームなので、よく分かってない実装とかしたらむちゃくちゃになるんです。ちゃんと理解して、より良いアーキテクチャを作らないとひどい目にあう。
だから多分マネージャは絶対に急かさないんだと思います。ちゃんと理解して出来るようになれば、次からは開発が速くなる。だからマネージャとしてはそこで急かさないことによって未来への投資をしてる感じなんじゃないかなと、僕は思ってます。
バックログはあり予定もあるが、達成されないこともしょっちゅう
司会)すいません、マネージャの話しに行く前に。質問が集まっていて。納期がないという話に関して皆さんが大混乱に陥っていてですね(笑)。納期がないとすると逆に何があるのか。バックログみたいなのがあるのか、ロードマップがあるのか。どういうものを始点に駆動されていて、牛尾さんの仕事が始まるのか。
バックログですね。大きなトピックだけはある。今期はこれをやろう、というのはあるんですよ。
だいたい今期はこれとこれをやっていこうというのがあって、それを荒い粒度ですけどブレイクダウンしたストーリーにして、それをICにアサインするんです。
でも、それが今期に達成されないということはしょっちゅう起こります。
思ったよりもすごく難しかったとか、あるシステムで改変が入るのでそれまで作れないとか、そういうのがしょっちゅうある。でもそれでそのICが責められることはないです。
変化は見通せないので仕方ないですよね。オーガナイズはされているけど、できなかったときはできないと認める、ということです。
司会)お客様からバックログの元になるような要求がきて、それがリリースされるまでのタイムスパンはどのくらいなんでしょうか?
僕らの場合はプロダクトオーナーみたいなチームとしてプロダクトマネージャがあって、バックログの発生元はプロダクトマネージャが決めるのですが、そのインプットソースとしては、彼らの戦略(ストラテジ-)とカスタマフィードバックですね。
あとはハッカソンでエンジニアがなにかプロポーズするときもあります。
そういうもののなかからプロダクトマネージャが、今期これをやればインパクトがあるんじゃないかと考えるものがピックアップされます。
で、それが達成されてリリースされるまでの期間は本当にピンキリです。
僕の場合は、早いときは1週間で終わりましたけど、さっきの話みたいに1週間で終わると思ったやつが半年かかったこともあります。
僕の上にはプリンシパルマネージャがいるんですね、それが日本で言ったら課長みたいなもので、その上に部長みたいなのがいて、で、テクニカルフェロー、これは事業部長みたいな感じです。
彼らの技術力はどんな感じか。
僕の1つ上の上司は、Azure FunctionsのJavaランタイムをイチから書いた人です。
その上の人は、Azure Automationの開発をしている人で別チームなので細かいところまでは知らないのですが、技術力がハンパない、ということだけは分かります。
何でかと言うと、どんなテッキーな話題を振っても、ものすごく早く深く理解するんです。彼が経験したことのないことであっても、Kubernetesでも、彼がやったことのないPythonとかでも、完璧に理解してアーキテクチャの深い話をするんです。
で、テクニカルフェロー。これはAzureの主要なサービスをイチから書いていたりします。
つまり何が言いたいかというと、僕の上司で僕よりもプログラミングができない人なんて一人もいないんです。
そしてこういう人が僕の仕事のサポートをしてくれる、応援をしてくれるわけです。
だからこんな上司に何かを説得する必要なんてないんです。彼らがテッキーなミーティングに参加して、しかも僕らにすごい鋭いアドバイスをくれるんですよ。
皆さんがもしマネージャをやるときには、こういう人たちと世界で戦わないといけない、ということをちょっと意識していただきたいんです。
(私は入門書(象の絵のやつ)を読んだことがあるだけで、使ったことはまだありません。)
で、関数型言語の良さをアピールするひとからは、いい意味でのの宗教性というか敬虔さを
私は感じるんですよね。
本題。「関数型プログラミングが『銀の弾丸』である という非常識な常識 2022」 と題された長い文章をみつけました。
ここ。https://kentutorialbook.github.io/functionalprogramming2022
まるで熱心な信者による経典なので、ほとんどちゃんと読んでないし読む気も起きませんが、
流し読みをしていて、目に入った 次の一節 がとても私の心に刺さりました。
ーー我々が暮らしている「現実世界」はミュータブル(mutable)なのです。
を撤回させていただいて、
( https://kentutorialbook.github.io/functionalprogramming2022/#n0.19337518569281165 )
ちなみに、ミュータブルは「可変」、 イミュータブルは「不変」の意味。
まあ私も世俗的なSEをやってるので、まっさきに、↓くらいのことは、思うわけです。
多分、プログラミングの世界での、世間一般の反応も似たようなものかと。
ところがですね。
ところがですね。これ、意見戦わせても、たぶん議論でどうにもならず、宗教間の対立みたいなものになる気がするんですね。
というのも。上の文章でとりあげられている数学やら物理やらというのは、おそらくレトリックでしかなくて。
そのレトリックで、伝えられようとしているものは何かというと、
ビジネスの世界だろうが何だろうが、本来、世界は不変なものとして記述されるべき」
なぜなら、私が隠し持っている信念が、まさにそれに近しいものだからです。
物理学の法則が成り立たとうが、物理学の通じないアナーキーな世界であろうが
世界は不変であり、私自身による世界への介入なぞありえない、と直観的に思っています。
だから 「やればできる」 「世界は変えられる」 「努力は裏切らない」 みたいな言葉は大嫌いなわけです。
この直観を私は自分で勝手に、「離人症的世界観」と名付けています。
この世界観の持ち主は多分少数派で、社会から見れば異端どころか、害悪とみなされるかも。だから、隠し持っている。
関数型言語が好きな人も、おそらく私が似た直観と似たものを隠し持っているのでは、と、
私は思うのですね。
もし、離人症的世界観に基づくコミュニケーションが社会に浸透し、
「自分の意志や感情」すら、あたかもファーストクラスオブジェクトとしての関数のように、
客観的に表明されるようなコミュニケーションが、もしこの世の中に広まれば
そうでもならないと、関数型言語は流行らないだろうな。というのが私の予想。
ま、宗教てものは、広まるときは、あっと言う間らしいですから。
ひょっとしたら20年後くらいには、手続き型言語が滅びているかも。こればっかりは分かりませんけどね。
以上!
前提として自分は父親が建てた注文住宅に祖母と父と妹と暮らしている30代サラリーマン。また祖母の娘である母が早くに死んでいる。フネをマスオとカツオとワカメで介護している状態だ。自宅は3階建、3階に祖母、2階に父と自分、1階が風呂と妹の部屋となっている。この人員配置の理由については後述する。家に戻ると築20年ほどでローン完済済。祖父は在宅介護のち最後は要介護3で数年前に逝去。
・おむつではなく紙パンツだが排泄コントロールはできていない。ただトイレに入れれば自力で用は足せる
・入浴は週3回のデイサービスで済ませている
以下思いついた順に次に自宅を建て替える際に介護から逆算して設置を検討するものを書く。
平屋でない限り必須と言ってもいい。
人間は歩けなくなると車椅子移動になるが車椅子は階段を下りられない。また認知症の人間に「階段を下りろ」と言っても実現はしない。なので老人(になる予定の人)が1階に住む場合を除いてエレベーターは必須だ。だが老人が1階に住むと脱走に気付けない。徘徊老人が警察の世話になってから徘徊に気付くのでは遅すぎる。老人(になる予定の人)にはなるべく上の階に住んでもらい、杖か手押し車が必要になった段階でエレベーターを常用するよう癖をつけてもらう。エレベーターは多少うるさいと感じてもボタンを押したときに「ぴっ」なり音がするものがよい。認知症になると老人は四六時中エレベーターに乗りまくるのでとてもうるさくなるが、音で感知できるため居場所がわかる。
我が家のエレベーターは20年物なので動作音がやや大きく車椅子を乗せると介護者は1人しか乗れないが、最近のはもう少し便利かつ安価らしい。
老人はトイレが長い。認知症が始まっていると延々トイレットペーパーを出すなどするため長くなる。また祖母は歩くことが減ったせいか便秘気味になったため余計に長くなる。そのためトイレは各フロアにあることが望ましい。老人が老人になる前にもノロウイルスなど感染症対策もできる。
さて介護が始まると便座に座った、あるいは便座の前に立った老人の世話をすることになるがトイレ自体が狭い、あるいは面した廊下または部屋が狭い場合非常に窮屈な作業となる。そのためトイレはある程度広いか、人がしゃがめる程度のスペースに面しているとよい。床材は多少濡れてもリカバリできるものがよい。
またトイレのドアはなるべく180度開くものがよい。トイレのドアを開けっぱなしで老人の世話をすることになるため、開かないドアだとトイレ前が通行不能になる恐れがある。朝のクソ忙しい時間にこれが発生するとQOLを著しく下げるためドアは180度開くほうがよい。
複数世帯同居の場合異論はあると思うが最終的に認知症の老人と住む場合玄関は一つがよい。なぜなら脱走を防げるからだ。この1点だけでも警察の負担が減るし勤務中に脱走の報せを聞いて早退しなくてよい。副次的には靴箱を一元管理することで溜め込みなどの認知症の初期段階に気付けるという利点もある。
介護が始まると人間の排泄物がついた紙パンツまたはおむつが量産される。これらは燃えるゴミになるがとにかく量が半端でない上異臭がすぐ発生する。育児を経験している家庭は大人の排泄物の量をナメてはいけない。週2回のゴミ収集で45リットルの袋を平均3袋ずつ出している。我が家では夏は涼しい1階に置いたゴミ箱、冬は内庭に向いたベランダ(屋外)にゴミを置いている。なおこういったゴミは新聞紙で包むと異臭がやや軽減されるがそのために新聞をとる必要はない。またゴミ箱自体を大きくする必要もなくこまめにゴミ袋に入れて冷暗所に移すほうがよい。
・手すりを付けるスペースのある壁
認知症が始まった段階やふらつきなど足腰に不安が出た段階で家に大量の手すりを取り付けることになる。恒久的に設置するものは1人につき一度限りだが補助金が出るため計画的につけるべきだ。重点的に配置するのはトイレと風呂、脱衣所、階段、玄関など転倒した際のリスクが高い場所になる。特に立ち上がる必要があるトイレ、風呂は座った高さと立った高さの両方に手すりがあるとよい。また廊下など捕まるものがない場所にも腰の高さほどの手すりをつける。体を四分の一以上回転させる場所にはコーナー用の手すりがあるのでそれをつける。見た目は最悪になり金はかかるが転倒して入院手術になる、そこまでいかずとも救急車で救急外来に行く場合もっと金がかかるためとにかく手すりは必要だ。新築時から「将来的にここに手すりを付ける」場所は確保しておきたい。
我が家では祖父の時にミッシリ手すりをつけたため祖母の補助金は未使用。老人(になる予定の人)が多い場合、一度の工事でより進歩した補助具につけかえることもできるはずなので重ねて言うが計画的に。
・床と平行な天井
オシャレな傾斜のついた天井は不要。介護が始まるとあちらこちらに手すりを付けることになるがリビングなど壁からの距離がある部屋については突っ張り棒を使い手すりとする。床と平行な天井があれば無限に手すりを生やせるため最低限老人の居住区域と風呂場の天井は床と平行である必要がある。どうしても傾斜のついた天井が欲しい場合トイレなど壁が近い場所で行うほうがよい。
車椅子生活が始まるとデイサービスなどを利用することが増える。たいていは送迎車に車椅子が積まれており室内用の車椅子から送迎用車椅子に乗り移って移動する。よって玄関は三和土の部分に車椅子が1台、それと向かい合う、あるいは90度で接する形で車椅子が1台入るスペースを確保したい。玄関は前述の手すりでガチガチに固めるため、スペースさえあれば介助者が動いて適切な介助を行える。
また車椅子は基本介護保険を利用してレンタルすることになるが、屋内用と外出用の2台あると消毒などの手間が省けて大変便利だ。屋外用車椅子は普段は日の当たらない室内に置いておくため、玄関付近に畳んだ車椅子1台分(幅30cm、奥行き1m弱)を置ける大きさの遊びスペースがあるとよい。これは生協など宅配サービスを利用するときもに便利だし、急な雨で濡れて着替えたいときなどにも有用だ。
玄関の話が続くが道路から三和土まではゆるい傾斜をつけるなどして水難を排除しつつもスムーズに移動できることが望ましい。一戸建ての介護の場合デイサービスなどの送迎は玄関まで来てくれるがそこまでが整備されていないとスタッフがつらい。よって門はあってもよいが段差は除くべきである。どうしても段差が発生する場合は1段の高さおよび奥行きを市販の傾斜ブロックと合わせ、小さな坂として運用できるようにすると後が楽だ。もちろん傾斜ブロックは廃盤にならないうちに買っておく。
自宅を新築した際は2世帯同居だったがすでに祖父母は60代に入っていたため20年内に介護が必要になることはわかっていた。すでに認知症症状は既知であったためあえて祖父母を最上階に起居させ2階および1階に若年(でもない)夫婦と子供の居室を設け外出やエレベーターの駆動音の感知、また生活音の変化などを察知する体制をとった。またマスオである父はマスオ状態に抵抗がなかったため風呂も共通のものとした。生理的に抵抗があるという気持ちはわかるので強要はできないが自分が使っている風呂は老人が使うときにヤバイということが想像しやすいため祖父母とも早めに入浴サービスを外注することができた。玄関についても同様だ。台所については祖母が長らく料理をしていたため2つあるが脳梗塞発症を機にコンロ他発火可能性があるもの全てを撤去済だ。