はてなキーワード: たのひととは
2月24日の昼間はそれでもちきりになった。
この文書が面白いのは信憑性ではない。むしろ、いま起きていることがちゃんと過不足なくそのまま表現されているという印象だ。
私は一般の人間でただウクライナ戦争に興味を持っただけだが、わたしの目から見たこの戦争のポイントを書き残してみたいと思った。
現在の諸国の指導者の中でも、プーチンはキャラがトップクラスに立っているほうだ。
ウラでは、プーチンという権力にとって邪魔な人間がバンバン消えている。
事実がどうということはおくとしても、明暗のコントラストというだけでもすごい。
しかし、対するウクライナのゼレンスキー大統領のキャラも、ぽっと出にしては立ちすぎている。
ゼレンスキーは、テレビドラマで大統領役をやって好評を博し、そのイメージのまま大統領選挙に出たら通ってしまったという経歴だ。
しかもそのコメディアンであったときの持ちネタのことも散々話題になっている。
そのうえで、大統領として首都キエフに残って戦い続けるという姿勢を堅持していることから支持率も爆上がりしているらしい。
そりゃあそうだろうな、という気分である。
いや、まったくキャラが立っている。
プーチンというデフェンディングチャンピオンと、挑戦者ゼレンスキーの戦いという観点からするととてもいい勝負だと言わざるを得ない。
もうその時点で目が離せない。
この対決で例えば普通の指導者を失脚させるという場合には、よく、スキャンダルのようなものを引っ張り出してきてどうにかするということがある。
プーチンはもう20年もトップにあるので、あらかたスキャンダルのようなものは出尽くしてしまっているし、そのうえで、余計なものは洗い出されて消されている。
対するゼレンスキーは、Twitterでも散々話題になっているが、そもそもが、テレビに出て壇上で男性自身でピアノを弾くという、ある意味ノーガード戦法フル・モンティ戦術で立っている。
これを見て、内心で楽しまないひとというのはやはり人間として「どうか?」と思う。
ロシアが他国に攻め込むということはもう言い古されたことだが重大すぎる意味を持っている。
議決で拒否権を行使すると他のどれだけの国が賛成していたとしても否決される。
国連安保理で意思表示をしましょう、という議決があって、200近い国のほぼ全部が賛成しても、たった1国、常任理事国がNOと言ったらNOなのだ。
それがロシアだ。
ロシアは常任理事国だから拒否権を行使するだろうとみんな思ったし実際にそうなった。
ただ、今回の戦争で、この仕組みにも、ちゃんとフェイルセーフがあることがわかって勉強になった。
つまり、緊急会合という、常任理事国の拒否権の及ばない形で、国連として意思表示ができる仕組みがあり、ちゃんとそれが発動したことは、よく考えられているなあと思った。
これはとても意味がある。
国連はロシアの行動を公式に戦争と認めたということにほかならない。
明治維新で言えば、菊の御紋、錦の御旗だ。
こうなれば本人がどれだけ「特殊軍事作戦だ」と言い張ろうと、戦争は戦争だ。
アメリカは第二次世界大戦のあと、何度も他国に軍を派遣しているが、朝鮮戦争以後の戦争でペイしたのは湾岸戦争である。
つまり、安保理が動かないことにはどんな国も動きたくないのである。
そういう、世界の安全保障に対して大きすぎる責任を負っている安保理常任理事国が、よもや侵略戦争をおっぱじめるなんて思いもしないことがおきたというわけだ。
侵略戦争というのはつまり、他の国の領土をぶんどろうということである。
日本の首相も「武力による現状の変更」と繰り返しているが、そういうことだ。
G7の会合で首相が、ロシアが核兵器を行使することをちらつかせることに対し、自分の地盤である広島を持ち出して、反対の意思を表明したのはなかなかいいなあと思った。
結局ウクライナの戦争というのはNATOの話なので、日本としては関係ないのだが、まあ、そういう形で「核兵器は許さん!」と息巻いてもふつうならドッチラケになる。でも、ホームタウンが広島ということになると意味が随分変わってくる。
だから議論がどう変わるかということは一切ないけれど、「ああ、このひとはそういう強いお気持ちがあるのね」というのは伝わるだろう。
ヨーロッパの軍事連合体のNATOはロシアの拡大の可能性に対して身構えるなか、一気に大きな動きがあった。
歴史からすれば「まさか」ということがいくつも積み上がってコピペまとめになっていっている。
いくつかあるが「ドイツが軍拡を表明するレベル」「スイスが中立を破って経済制裁に加わるレベル」というものだ。
ドイツが作った車を売る。
まわりの国はドイツに働きに行って車を作る。
ただ、その都度イキってしまって空気読めなくて調子乗って、それで戦争おっぱじめてボコボコにされるというパターンだった。
今回は満を持して、連合国側に入った。これがアツい。
背景となったことで重要なのはロシアが、SDGsという国連の枠組みを追い風にして、他の欧州諸国に対して自分たちの輸出するエネルギー・資源に依存するように仕向けていった流れがある。
グレタ・トゥーンベリなんかに対してプーチンはずいぶん肩を持っていた。
いまにしてみるとなるほどと理解できる。
SDGsから石炭を回避して、天然ガスにしたいという世界というか特にEU・欧州の流れを、資源大国であるロシアは歓迎していたのだ。
展開としてひときわ興味を引くのは、その超大国ロシアに攻め込まれた小国ウクライナが、意外にも持ちこたえてしまったことだった。
ウクライナを攻略せんと投入された戦車は、道路をなんと64キロも埋めつくしているという。
なんという数の大軍だろうか。
その戦車は、なにをしているかというと、1週間以上待機している。
なぜ道路しか通れないかといえば、ウクライナの平原は現在の時期、雪解けのために泥濘になってしまっている。
この泥濘はいかな戦車といえど突入するやいなや沈んでしまい、行動不能に陥る。
しかもそのタンクローリーは、ウクライナ軍に狙い撃ちされてあえなく喪失してしまった。
なんだよ、このコントみたいな展開は。
戦車だけでなく、投入された兵士たちも練度が浅く、すぐに戦線を離脱しているというウクライナ側の発表も続いている。
それを鵜呑みにするのではない。
アルファブロガーのfinalventは、この戦争の基軸を、クリミアとアゾフ海の保全だろうJK、とYoutubeで言っていた。
これは3週間経った時点でもいちおう一定の見通しとしてはまだ成立してはいる。
彼以外でも、ロシアの動きとしては(ウクライナの)「北では雑、南は緻密」という見方が広がっているようだ。
北が雑と言っても、もう流石に北も飽和してきている。
総攻撃まで時間の問題だろうというのはペンタゴンも言い始めている。
やはり露助の物量はすさまじいので、おおかたのひとが予想したように、ロシアは悪虐街道を爆走中である。
しかもその悪虐を全部ウクライナ側のやったことだと主張している。
どうやらマンションに地対空ミサイルが突っ込んだのはウクライナ側らしいとも言う。ただ、街の広場に巡航ミサイルが突っ込んだのはロシアのものだともいう。
大事なのは、そうした主張・発表の整合性を、政権の中枢や、大本営発表だけでなく、駐日大使あたりまで全部整合性を取るように徹底している。
もちろん、古来、大使・外交官という存在は、リモートかつオフラインの状態でありながらも、自国が駆動している根本の論理を考え詰めて、どんな状況を突きつけられても、その場で取り繕えるような論理の訓練をしているのだということは、例えば佐藤優が書いていたように思う。
もっとも佐藤優はこの事変のさなかで随分、親プーチン的な姿勢を批判されているが。
専門家としてTwitterでながく生息していたミリオタのひとが有識者としてメディアに出ずっぱりになっているのも面白い。
そのハンドルネームが「丸の内OL(27)」だったり「コスメ女子@美容垢」だったりしてネタになることも華を添えている。
いまは「人」だ。
ただ、彼を中心とした専門家たちも結局ほんとうにどうして起きたのか、何が起きているのか、これからどうなるのかということはわからないでいる。
わからないでいるのであれば何も考えなくていいいかといえば、そうではない。
事実として、現在進行系で、ひとは確実に死んでいるということがわかる。
これは重大である。
米国は、ロシアが侵攻するまでの意思決定をかなりの精度で把握した上で、それをおおっぴらにすることで、かえって侵攻を抑止しようとしたと言われている。
そういうわけで、わたし自身は、基本的に情勢を、ペンタゴンの分析を軸に見ていくのがいいと思っている。
ともあれ、現状では何もわからないままだ。
だから、開戦1週間はずっとこのウクライナの話題を追いかけてしまった。
しかし、1週間をすぎたあたりから、戦況が膠着から、どんどんウクライナ市民の被害が拡大していくなかで、冷静に恐怖が高まってきた。
どう考えても落ち目の国のロシアだが、資源と核を握り続けている分、他の国は手を出せない。
そういう、暗い、なんというか耐え難いビジョンを前に、正気を保つというのはそれ自体が困難な挑戦だ。
さて、笑い話ではないところとして、この事例は、顔貌がよく似たひとびととの実力行使のうらで生じうる破壊工作がどのように起きていくかという現在進行系の事例であることだ。
そうした、個々の情報がリアルタイムで出てくることに対して、どう反応するかということを自分で鍛える絶好の機会である、ということだ。
これは日本にとっても決して見逃してはいけない瞬間であると思う。
似た顔、似た容姿、深い断絶の関係から、潜入してくる存在にどう対処するかという格好の事例となるだろう。
特にSNS、つまりリアルタイムで情報端末に全世界のひとびとがつながっている状態で発生した戦争ということで、乱れ飛ぶナラティブが、ロシアもウクライナ側もすごい。
陰謀論はかまびすしい。
この二週間で、いろいろなプーチン擁護やウクライナ陰謀論が出てきた。
それがロシアから出てくるならわかるが、ぜんぜん関係ない日本のタレント評論家勢がそうしたことをタレ流しているらしいことが伝わってくる。
肩を持たないまでも、「両論併記」のようなことをいう。
本稿はどちらが正しいかを論じるわけではないけれども、私は西側主流派の見解をいちおう沿って考えているので、そうした見方を、両論併記まで含めて、ある程度の陰謀論として遇する。
ここで言いたいのは、陰謀論というのは、「認知的不協和の否認」として出現するのだなということがハッキリわかったということだ。
あと、歴史を除く人文の研究者らしきひとがTwitterとかにでてきて「いまこそ思想の研究が大事なんだ」と絶叫する例が流れてきたりした。
そりゃないだろ、と思う。
せいぜい役に立つとしたら、人間の社会性にビルトインされたバイアスをときほぐす、社会心理学のような取り組みにとどまるだろう。
つらつらと書いてきたが、おおっぴらに書けないことばかりなので、増田に上げる。
まず、「コロナに飽きた」ということからして、オモテでは書きづらい。
医者だからといってまともじゃないのもいっぱいいるが、医者だからといってちゃんと考えられるわけでもない。
私がコロナについて知りたいのはもっとどうして発症するのかとか、どうして死ぬのかとか、そうしたメカニズム面でのことだった。
当初新型コロナを対岸の火事としていたヨーロッパも強硬な対策のおかげで死者数も落ち着いてきて、収束とは言わないまでも若干下火ムード??
不謹慎だけども、私はもっと蔓延して、数百万、数千万人が感染するような世界が見たかった。もっと深刻な状態まで持っていってほしかった。パラダイムシフトが起こるくらいに。
だって映画みたいじゃん。超SF大作をそのままで壮大な社会実験してるみたいな。シムシティっぽい。
だって、最初はたったのひとりから始まるんだよ?すごくない?考えただけで興奮する。
いがみ合っていた国家が、それぞれいろんな政策課題があったのに世界共通でトッププライオリティが新型コロナになって、そして資源(マスクとか)を巡って争い始めるって。
僕はもっと見たいんだ。
そんな中日本はいつもと変わらないで出勤でしゃ? これも壮大なディストピアでなかなか狂ってる。
何がヤバいか特にわかってないけど、まぁヤバいんだろうとしか感じてないのがよくわかる。
医療の発達で平均寿命も右肩上がりだし、ネットじゃ、今まで何かと高齢者ばっか幅を利かせてるみたいな風潮もあったけど、今回の新型コロナは高齢者によく効くし、世代間対立にもなってるらしい。
そこそこ読まれるようなブログをやっておりまして、あるときに諸事情により逐電したものです。とはいえインターネットを引退するでもなく、日々ツイッターに常駐し、ホッテントリなど拝読する日々なのですけれども、たまにはこう、すごいおもしろいブログとかにぶち当たったりして、過去に遡ってずんずん読んでたりしてますと、不意に自分の名前が出てきてびっくりしたりします。あれは心臓に悪いからやめていただきたい。
とはいえ、不思議にも思うんですよね。現在の俺は鍵垢にほとんど常駐していてエロマンガ先生がいかに紗霧の肉体鑑賞アニメであるかを力説していたり、ひなたがあおいを大好きすぎるのはどうにかしたほうがいい、具体的にはセックスとかしたほうがいいんじゃないかとか呟いてるだけで、まあいってみれば俺にとって「外部」はないのです。少なくとも「俺でございます」などと大声をあげて外に飛び出すことはまったくなくなりました。インターネットにおける余生の過ごしかたのひとつかと思います。
でもかつて、まあ数年前の話で、インターネットにおける糞ドッグイヤーにおいては遠い過去の話かといってもいいと思うんですが、そのころ俺は俺としてインターネットのどこかにはのさばっていたわけです。
もう俺自身の記憶としても昔です。かつて自分がそういうものだったという実感はほとんどなくなってます。でも、痕跡は残るんですよね。自分のことをリアルで知っているのとは比較にならないくらいの多くの人のなかに、いっときとはいえ、また文章のみを通じたかたちとはいえ自分が存在していたかもしれないということ、そのこと自体がたまらなく不思議です。なぜそんなことが可能だったのだろう。ひょっとしたらそれは捏造された記憶なのでは?
まあそう感じるのは、ブログをやっていたことが現実の俺にほとんどなんの影響も及ぼさなかったからなんですよね。儲かったわけでもなく、人脈が爆発的に広がったわけでもなく、つまり俺はあるとき文章を書きはじめて、それを公開して、公開するのをやめた、というただそれだけのことなんです。
あのころ、けっこう楽しかったんだよなー、などとふと思いました。
いやまー、ただそんだけの話です。ヤマノススメ3期おめでとうございます。あおいとひなたはほぼセックスです。ありがとうございました。
http://anond.hatelabo.jp/20170501173721
そうだね。保育士さんのお給料や施設にかかるコストを考えると、保育料って安すぎるよね。
保育士さんのお仕事が「手を抜けない仕事」「朝から晩まで一生懸命働いてもお給料が安い」ってニュースや雑誌で見聞きしてるのに、無神経な意見だったね。ごめんね。
http://anond.hatelabo.jp/20170501175411
そうだね。現状の保育所は「保育料を払ったら無くなってしまうようなお給料しかもらえないひとは、保育所に子どもを預けるのは高コストだから、家で自分で子どもの面倒をみたほうがいい」って施設になってるね。
http://anond.hatelabo.jp/20170501175924
そうだね。欧米の都心部における保育事情に比べると、日本は恵まれているかもしれないね。「キャリアを中断させたくないひとだけが保育所を利用する」べきだね。
みんな正しいから、お金持ちしか結婚できないし、お金持ちしか子どもを作れないし、少子化も進むね。
親族のサポートがもらえない共働きの夫婦は、子どもを作っちゃいけないね。
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ば~~~~~~っかじゃねぇの!?
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追記、
いや、これで終わらせるのはよくないね。
せっかく反応してくれたのにね。
ごめんね。
実際のところ「ネタとして、わかった上でクソリプしてくれてるんだな」と思ったのでネタで返したんだけど、中にはマジで↑みたいな考えかたのひともいるからね。
ゲームとしてのダンガンロンパ最新作だったV3ですね。えー、やりました。もう結構某所とかで言われてるみたいなんですけど最初に私も同じこと言います。
オチが酷い。
プロローグ、1章〜6章、エピローグといういつもの構成だったんですが正直申し上げますと5章終了ないし6章クロ当てまで進めたらそこでプレー辞めることを推奨します。それ以上進めると「それ以前のダンガンロンパシリーズの記憶」を破壊されます。マジで。書き換える、のがわかりやすいかな〜ゲーム内容的にはな〜...
「V3は新章で別だって言ってたじゃん!」との声、普通にあると思います。私もその情報が事前にあったのでアニメ3でぐちゃぐちゃになった世界とは別!と思い購入しました。"嘘"がテーマであることで物語がどのような発展をみせるのか気になりましたし。単純に偽証システムが見てみたかったのもありますが...
率直に言うと「世界観一新」は"嘘"ですね。ダンガンロンパチームの。だからといってシリーズ経験者にお薦めできるかというとNOですし、しかし新規が入りやすいわけではなく踏みいれれば過去作のネタバレと価値の不法投棄を目の前で行われることになります。端的に言ってお薦めできません。とある人物周りの伏線回収も現状ではずさんだったとしかいえないでしょう。
受け止めかたの問題だ!冷静になれば面白い!とかいう意見に対しては、6章クロ当てからの一連の流れは製作者からの悪意がふんだんに織り交ぜられているために絶望よりも不快感がこみあげてくるものになっていて、肝心の伝えたかったであろうテーマにまで泥を塗る結果になっていた、とだけ言っておきます。私個人としては様々な不可解な状況証拠から"黒幕の台詞は多くが嘘"という結論に達したので全否定するつもりはありませんが、確実な真実への道程を作中で示さず全てをあやふやなままで終わらせた時点で世に出す作品として中の下だったということは変わらないと思います。
では問題のオチ以外、つまりプロローグ〜5章まではどうだったかといいますと、過去作に比類する出来だったのではないかと私は考えます。トリックに一部引っかかりを覚える部分もないとは言い切れないのですが基本的に破綻せず進行しているように感じました。キャラ描写は...その......勿体ないな〜と思わなくもないのですが通信簿があることを踏まえれば5章までは良作の部類だったかと。5章まではね...イヤほんと5章で終わっておまけ要素解放されてたら雑な神ゲー認定してたな......気に入ったキャラ結構いたし.........
いつまでもシナリオの話しててもしょうがないので学級裁判のシステム周りについての感想にいきたいと思います。
まずは今までのコトダマ論破に「V論破/賛同」が追加されました。R長押しで精神集中すると色つき主張に「ウィークポイント」となる赤い点が浮かび、そこを上手く撃ち抜くとV論破達成となり、得点があがるという本作のアクション成分をアップさせる要素となっています。さらに直後の台詞等も少し変わる...らしいのですが2周めをまだしていないので詳しくはよくわかりません。
次に「コトダマの偽証」。△長押しで選択されていたコトダマを"反対の意味"のコトダマ(=ウソダマ)に変えることができる要素が追加されました。このウソダマを正解となる相手の発言に撃ち込むことで「偽証」が成立し、停滞した議論に開拓の道を示すことが可能となります。もちろんこれも「V偽証」することができます。
ウソダマを使用するにはデメリットがあるものの正解に撃てば帳消しになるので、タイミングがわかれば気軽にでき適度に学級裁判を盛り上げてくれました。まぁだからといってそれでシナリオの大きなルート分岐もなければ事態の核心に迫れるわけでもないので勿体ない使い方してるなとは思いましたが......
「議論スクラム」について。参加者内で意見が2つに割れ、裁判の円滑な進行が阻害されたときに発生します。その時点での各キャラクターの立ち位置や意見が全てわかるうえ、相手の意見とパズルのように合致させまとめて論破できるので爽快感が強く、また台詞間の幅が主人公の味方側キャラへの名前呼びかけで無くなるためテンポが非常に良くなっており臨場感も味わえるというとても面白いものになっていました。過去作でも是非やってみたかったとまで思える要素だったので、ここは評価されていいと思います。ここだけでしか見れない横顔が綺麗に見れるのもポイント。
「パニック議論」に関してはノンストップ議論が3つ並行して行い時折大声で主張する人が現れ他を阻害してくるという、スタンダードながらも場の騒々しさが伝わってくるもので面白さがあったように思います。アクション難易度があがる場面なので、このときに上手くV論破が決まると達成感も得られました。
「発掘イマジネーション」は単なるモノリスなので割愛。あとは「ブレインドライブ」と「理論武装」ですが...どっちも微妙だったな、としか。
「ブレインドライブ」はレースゲームの時点でゲーム性は限られていましたが、スキルを取らないととにかく冗長なだけで単調でした。カジノ版みたいにアイテムが道端に落ちていればアリだったかもしれません。道路脇デザインのネオン街は本編と何の繋がりもないけどお洒落で好きです。繋がりないけど。
「理論武装」はリズムゲーにしては音に併せるとmissするという目押しゲーなのにもかかわらずその目押しゲージをお邪魔の隠しで潰してくるという割と意味不明なものでした。これもスキルをとればマシにはなるのですが、この要素の都合上裁判のクライマックス付近で発生するものなので真相への疾走感の障害にしかなっていなかったなぁと感じます。
「反論ショーダウン・真打」は正直なところ前作のほうがやりやすかったです。これもV斬りを狙えるのですが操作性の都合でとても難しくなっていました。
思いつく限りではこんなところでしょうか。あくまでネタバレ無しなので詳細はありませんが感想としては以上になります。無論これは個人差があるのでこの意見が全て他の人にとって真実とは言えないはずですが、私のなかでは嘘ではないので、この日記に目をとめてくださったかたのひとつの目安になれればと思います。
「ブログ書くときは適度に突っ込みどころを入れるようにしてます!」
みたいなことを書いてて、その時はなんとも思わなかったけど、ちょっとして、「え?それって釣り宣言?」と思ってもっかい読んでみようとしたらブクマは消えてた。
それを見て、身内ループの暗黙のルールみたいなものがあるのかなと思った。
・身内というかブロガー同士はそこは触れずに全肯定コメントでブクマする。
もしも身内が突っ込んでしまうと、後続の一般読者は突っ込む必要が無いので、ブクマしなくなってしまう。これは彼らに取って損失だろう。
ここでの釣りは炎上大バズを狙うのではなく、マイルドなフックによる適度なアクセス向上を狙う必要がある。
高知の人なんかはドカンドカン炎上させればいいだけなので、体裁を気にしなければわりと簡単なのかもしれない。読者たちが "日常ストレスを感じているがなんとか折り合いをつけている" ような要素について、「なんでそんなことしてんのー?ばかみたーい!」とか言えば簡単に火はつくだろう。
対して、マイルドな釣りを狙う層はそう簡単ではない。いろいろあると思うけど、一例を挙げるとこんな感じじゃないだろうか。
・トピックについて、あるスコープで真剣に論じる(体を装う)。
・そのスコープでは辻褄があっている。
・ただし、そのスコープからはある要素(複数かもしれない)をあえて外しておく。
こうすることで一見真剣に論じていて辻褄もあっているが、読んだ人はなにかもやっとする。なぜかを考えるとスコープに必要な要素が無いことがわかる。スコープから外れているということはブロガーは気づいていないのかな?と思う。そうしたら指摘したくなるのが人情だろう。人が気付いていないことを自分は気づいた!。ドヤ顔でコメントしてブクマする。そのコメントでスターまでもらえちゃったりすれば承認欲求はビンビンに満たされる。
こうしたブクマカーの習性を積極的に身内ループに取りこむことで、ループは身内以外を巻き込んで肥大していくことができる。
今頃になって岡田斗司夫を引っ張り出してくるのもこの類型と言えるかもしれない。
そもそも突っ込みどころ満載な岡田斗司夫の著書をぼく影響受けちゃいました!な感じで "真剣な体で" 論じて見せる。ずいぶん昔流行ったこともあるので、過去にそれらについて考察したことがある人は今頃岡田斗司夫を持ち出されたら突っ込みたくもなるだろう。さらに、岡田斗司夫を知らない人たちも矛盾や不足に気付けばコメントしてしまうだろう。
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ここでおれが書いたことは別に新しいことではないのかもしれない。すでに何度も考察されたのかもしれない。しかし、こうした身内ループ++ エントリがそれなりにバズっている状況を考えると、実はあまり考察されてこなかったのかもしれないし、忘れられたのかもしれないし、あきらめられたのかもしれない。それはわからない。