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はてなキーワード: 悪夢とは

2016-12-24

私を強姦した奴に、不幸になってほしいとは思わない。

帰宅したら知らない男が私のお気に入り包丁を握って、チキンソテーを作っていた…

のではなく包丁で脅され犯されました。

​私は警察通報して起訴裁判が終わるまで

調書の作成などをする日々が続きました。

起訴するための書類には、私が話した内容を元に刑事が私の気持ちを考えて

勝手にやや詩的な文章作成してくれます

裁判員の同情心を煽るような感情を交えながら事実を述べつつ

犯人にはできるだけ重い刑を望みます」といったことが書かれます

正直なところ判決の内容には興味がありませんでした。

奴のことが許せないだとか、不幸になれだとか、そのような感情不思議と全くありません。

奴が牢の中でイイ子にしているかどうかのレポートが定期的に送られてくるのですが

評価が悪いとがっかりします。どうか更生してほしいと思うのです。

私は自分よりラクして幸せになる人を見ると不快になるようなイマドキの卑屈な人間なので

犯人に対してこのように偽善的な感情をいだくことが、自分でも意外です。

犯されたことが平気なわけでもありません。

抵抗しても絶対に敵わない男との力の差を感じたときは、例えるなら

「さっきまでおとなしそうに走っていた白いセダンを抜かした途端に

赤いランプを点滅させる脅威の存在に変貌して追いかけてきたとき絶望

よりもずっとずっと深い絶望です。

ストックホルム症候群(犯人に対して好意的な印象を持ったり協力的になること)でもありません。

この事件によって私は損しかしていません!

怪我を負ったことに加え、財布を取られたことや引っ越しを余儀なくされたこと

しばらくの間行動に制限があったこと

悪夢幻覚も一時期ありましたし

報道によって周りに詳細を知られたこともショックでした。

奴が懲役何年の有罪判決を下されようが、私には一銭の得にもなりません。

こんなに不利益を被ったのに私に対しては何の賠償もなく

はっきりと数字にできる金銭的な損失分の補償すらないので

当時は理不尽で仕方ありませんでした。

法のもとに裁かれるというのはそういうことなんです。

被害者のためではなく、犯罪者世間のためなんだと思います

それはどうしようもないことで、私が得しないなら、これ以上なにもマイナスにならないよう

せめて犯人が更正することを願うことでしか

理不尽で仕方ないという感情をおさめられないんです。




はてなブックマークでも、犯罪者に対して出来る限りの不幸を期待するコメントをよく見かけます

わかります、わかりますが、被害者からするとそうではないこともある、ということを書きました。

2016-12-13

菊の名は。

あの日、腰がくねった日。

それは、まるで。

まるで、悪夢景色のように、

鬱苦しい眺めだった。

チャラリーチャラリー、トゥルリッルルル ッザッザッザッザッザ

パラピラパララ、ピララピラピラ、プラピラペラパラ、ズンッ、ザッ、ッザー

♪(禁則事項です。)♪

放課後? 悪ぃ、オレ、バイト

こんな田舎、嫌だよー。こんな人生嫌だぁ。

来世は東京イケメン男子にしてくださぁ~い!(さぁ~ぃ、さぁ~ぃ、さぁ~ぃ)

あんっ…………どこ?

そういえば、ずっと変な夢を見てた気がするんだけど。

別の人の陣痛の夢?

はっ!

なっ!

これって!?

なっ!

これって、もしかして

俺たちは腰の中が

入れ替わってるー!

♪(禁則事項です。)♪

はっ!

はっ!

確かなことが、一つだけある。

私たちは、出せば絶対、すぐに分かる!

言おうと思ったんだ。お前が世界のどこにいても必ず出してしまうって!

あなたは…たれ?

お前は、ダルダ!?

菊の名は。

2016-12-12

http://anond.hatelabo.jp/20161212184318

よっぽど世間を知らないんだなぁとしか

そもそもいかがわしいことが行われていない街なんて無いだろうに

子供がいない土地なんてのもないだろうに。

左翼が考えそうなディストピアだよ、悪夢だよ。

夜這い文化とか筆おろし風習とか銭湯混浴普通だったとか、昔の日本もっと性にオープンだった、とか誰でも知ってる日本の文化をどう思うのか

2016-12-10

今年亡くなったアーティスト

1. デビッド・ボウイ

実はよく知らない。昔やんちゃしてた、でも今は素敵なおじさま、程度の認識しかなかった。

なくなる数日前BLACKSTARのMV見て、何で今までノーチェックだったのか己の不見識をなじってるタイミングで逝かれたので、結構ショックは大きかった。

2. グレン・フライ

イーグルスの人。親父がLPよく聴いてた。アメリカらしいアメリカ人アーティストという印象。

3. モーリス・ホワイト

P-FUNKラムゼイ・ルイス大好きで聴き漁ってたけど、EW&Fには何故かたどり着かなかった。

でも皆September大好きだよね。

4. キース・エマーソン

リック・ウェイクマンと「どっちだったっけ?」ってなる人。幻魔大戦の方。ヒラヒラしてない方。

5. プリンス

彼の死は自分想像していたよりも、遥かに大きなショックだった。

初期アルバムジャケから存分に伝わるキモさに覆い隠されがちだが、ガチ天才

しまだ聴いていない人がいるなら、PurpleRain ~Parade前後数枚でいいから是非とも聴いていただきたい。

ちなみに「Prince」は本名である

6. 青空テント

事故死。なくなる数日前、現場家族で訪れていたのでびっくりした。孤高の人

7. ピート・バーンズ

Dead Or Aliveは聴いたことはあるはずだが、全く記憶にない。プリンスよりはマシだが充分キモかったのは憶えている。

8. グレッグ・レイク

KingCrimson時代しか知らないが、一般的認知されるよりベーシストとして素晴らしいと思っている。

この人はジョン・ウェットンとかぶる。見分けるポイントはあまりない。歳とってまん丸になったのがグレッグ・レイク

9. レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

断るまでもなくアンソニーフリーチャドジョシュもご存命である。が。

今年6月新作「The Getaway」発売。前作IWYがそんなに好みでもなかったので、しばらく手を出さず、たまたまタワレコで見かけたので入手。

家に帰って聴いてたまげた。二度見ならぬ二度聴きした。最低だった。

そのまま自棄酒飲みながらタワレコで買ったくせにAmazonレビュー罵詈雑言を書き散らした。後悔はしていない。

そのおかげでMIBのピカってやるやつのように、記憶からこの新譜は消去された。はずだった。

それからしばらくはポケモンGO冒険していたのでiPodからは少し遠ざかっていた。

ところがひょんな所からひょんな事が起きる。ひょんって何だ。

RHCPUKツアーBABYMETAL参加」。大ニュースだ。

むくむく新譜悪夢が蘇る。聴き直す。そびえたつクソSucks So Muchアゲイン

しかし待てよそうだRHCPといえばライブ生粋ライブバンドだ。ツアー出てるんか。つべライブ動画上がってるか?上がってた。

そこで私は屍を見た。かつてRHCPと言われたものの残骸がグシャグシャに打ち砕かれて転がっていた。

誰しも老いる。容姿についてとやかく言うのはアンフェアだ。でも一言いわせて!ヴィーガンなって体ダルダルってお前それどないやねん。

容姿云々よりひどかったのは演奏内容だった。

動画に映るメンバーは「はいココ!」とアクセルを踏んでいるように見えるのだが、その車はまったく前進していない。

アメ車なのにコーナーでアウト側から3歳児の三輪車に抜かされるぐらいのスピードしか出ていないのだ。

正直、前作IWYから戦犯ジョシュだと思っていた。やっぱりジョンFUCKINGフルシァンテじゃないとダメとか思っていた。

ところがそのライブ動画は、全く逆の状況を明確に映し出していた。

残り3人がジョシュについていけてないのだ。1人の介護士がたちの悪そうな要介護3老人におんぶに抱っこさせられているブラック現場が、ただひたすらに映し出され続けている。要介護ROCK

ジョシュ、すまない。申し訳ない。誤解していた。君は才能あふれる最高のプレーヤーだ。君は今輝くべきだ。

そんなダメ親父どもは捨て置いて、君自身音楽を世に見せつけてほしい。

ダメ親父3人、おまえらMTVMCでもしてろ。けっこういけるやろ。

90歳ぐらいまで続けて、曾孫みたいなアイドルに「儂ら昔世界一バンドじゃったんじゃ」「えーウソー」とかやって、ちんぽソックスとか電球頭とか珠玉の名作見せつけてドン引きされとけ。

今までどんなアーティストが老いさらばえても、ちっとも気にならなかった。そう、誰しも老いるんだ。

エアロスミスライブで、声出てなすぎて声かホワイトノイズ区別つかんかったって言われても、仕方ないやろ、としか思わなかった。

ロブ・ハルフォードバイクで現れてステージ中央立ちごけながらメロイックサイン上げてた、って言われても、歳はバランス感覚から攻めてくるからなぁ、で済ませた。

ジミー・ペイジギター弾かなくてもオジー芸人になっても、心は揺れなかった。

でもな、RHCP、お前らだけはダメだ。そんな姿になったお前らなんて、絶対見たくなかった。

ライブの曲間に繰り広げられる、あの張り詰めたJAMは到底言語化なんてできない美しい瞬間で、それは私自身の音楽を愛するヴァイブのものだった。

いつも新譜を心待ちにしていたし、ライブ映像が届けば鳥肌を総動員させたし、WetSandのイントロ間違えた大阪の夜だって最高だった。

今回の新譜が最低で、ライブが見れたもんじゃなくて、でもその現実を受け止めきれずに悔しくてネットでお前らのこと漁りまくった。

そしたらさ。

あの小さかったクララバルリーがさ。あの時のまんまの顔で、素敵な女性になって、誇らしげな親父と並んで写真に写ってんのさ。

アンソニーが某ブランド公告で息子を膝の上に乗せてドヤってんだよ。

私にも息子がいる。6歳。アンソニーとその息子の距離感が、私自身と息子のそれにものすごく似ていて。

どう?いい父親になれそうかい?大変なこともあるけど、素晴らしい色々なことを共有できるよな、って。

私がそうであるように、彼らも人生ステージひとつひとつ進んでいるんだ。

そんな彼らに、あの頃に戻ってくれなんて、とても言えない。

分かってる。たとえ止めたくてもお前らは止められない。お前らの周りには何千・何万の人達がいる。お前らをサポートすることに人生をかけているスタッフだっているだろう。

から私は今年をもって、自分の中のRHCPに死んでいただくことにした。そうすることで、私は死ぬまでRHCPを愛す。

もちろんメンバー4人も、ジョンも含め、個人として、私が10代の時からそうしてきたように変わらず応援させていただく。

ありがとう。素敵なレッド・ホット・チリ・ペッパーズ

そしてBABYMETAL、君たちは未来だ。存分に楽しんでくれ!

2016-12-08

奇妙で残酷作業依頼 - フリーランス残酷物語 Advent Calendar 2016 15日目

この記事「フリーランス残酷物語 Advent Calendar 2016」15日目のポエムです。えっ、まだ12月15日じゃない?あぁ、そんな事もあるかもしれないですねぇー。でも気のせいじゃないですかたぶん。

まず前置きですが、mesaka さんの書いた記事萌えましたねぇ。じゃなくて燃えましたねぇ。まぁ、会社バカにされたっていいじゃないですか。社員プログラマーバカにされたってしったこっちゃありませんよ。Qiita ユーザーにもバカにされ、はてブに晒され、社会からゴミ扱いされたかどうか分かりませんが、フリーランサーはそれでも生きている限り契約を繰り返し日々前進していかねばならないのです。愚痴ることで生きていけるのなら問題ないのです!というわけで、mesaka さんには最終日の日記でも燃料を投下してほしいと思うわけです。よろしくお願い致しますm(_ _)m

前置き終わり。さてさて、僕がフリーランスだった2004年頃に体験した、奇妙で残酷作業依頼のことを書きたいと思います

フリーランスになる前はゲーム会社社員プログラマーをしていました。コンシューマアーケードゲームを何本か開発したのですが、ゲームの発売が近づくと月400時間以上の長時間労働を行います。そんなことを何回もやっていると人間は壊れます裁量労働制裁量ってどんな意味だろう、、、と考えながら3年働き、もうダメだなと思った時に同期の10人は誰も残っておらず、一番最後退職者となりました。その後1年は携帯ゲーム会社ゆるふわな開発を行い、元気がでてきたところでフリーランスとして働き始めました。

フリーランスとしての一般的作業

初めての契約3DRPG を開発している会社と結びました。準委任契約なので会社に出向し決まった時間働き、毎月決まったお金をいただく形です。業務内容はプログラミングとそれに関連する作業となります。関連する作業曖昧ですが、まぁ雑用含めてお仕事するうえでの作業全てなので、社員プログラマーと働き方はそんなに変わってない思います

一般的プログラム作業であれば、例えば MMORPG の開発ではマップ表示を担当しましたが、これはマップ担当3Dデザイナーさんとデータ仕様などを決めていって、あとはプログラミングするだけのお仕事です。この開発ではプログラム全体の設計プログラマーのまとめ役もやっていたので、メンバーへの指示出しやタスク管理プログラミングに関連したお仕事です。

少し変わった作業だと PS2 で発売した 3DRPG のコードを渡され、「VisualStudio で動くようにして。大丈夫、描画エンジンだけ DirectX で動くものを別で用意したから」という依頼だったりします。幸いにして同じような依頼を前職の社員ときに受けていました。その時は PS 用に発売した 3D 格闘ゲームプログラムを渡され「ナムコのSystem12基板で動かせるようにしてよ。大丈夫PSと System12 の違いは CPUクロックが違うだけだから」というものでした。どちらの依頼もプログラムと向き合うだけの作業なのでとても単純なです。CodeWarrior で書かれたコードVisualStudioコンパイルすると2万くらいコンパイルエラーを吐き出すのですが、それをもくもくと修正するだけです。

新人プログラマー教育係もプログラミングに関連したお仕事です。ペアプロで一緒にゲームを開発していくのはとても楽しかった!あと成長していく新人かわいいぺろぺろ。

当時その会社ではまだバージョン管理ソフトを使っていませんでした。社員毎に Sambaディレクトリがあり、そこにプログラムファイルを配置して共有を行っていました。さすがにこれは不味いと思いバージョン管理ソフト提案も行いました。前職では CVSMicrosoft Visual SourceSafe使用していましたが、CVS には悪夢マスターアップ1週間前にデータが壊れる)しか思い出がない事と、Visual SourceSafe無料ではなかったため、当時流行りだしていた Subversion検証したレポート作成し、それをもってシステム管理部門を説得するということもプログラミングに関連したお仕事でした。システム管理部門企業ガーディアンですので、そうそう実績のないソフトウェア会社内の PCインストールさせるわけにはいきません。2004年頃の SubversionRuby など新しい技術を使う Web 業界ではそれなりに認知度があったかもしれませんが、C++ も使わず C のみで開発を行っているゲーム業界での認知度はとても低いものでした。時間をかけじっくりとシステム管理部門を説得していく必要がありますが、これはプログラミングに関連したとてもとても大切なお仕事です。

なお、会社から社員にならないかとの提案を頂いたのですが、当時はフリーランスという契約のみで結ばれた、ときには人情のかけらもない綱渡り状態スリルと興奮を感じていたため断りました。24歳という若さのためか、それとも前職で壊れた頭がまだ治っていなかったのかはわかりません。

そして奇妙な作業依頼

そのようなプログラミングプログラミングに関連する作業を行っていたところ、プログラマー全体を統括するマネージャーから奇妙な作業依頼を受けました。それはとある社員プログラマースキルチェックをして欲しいというものです。

新人教育でもなく、サポートしながら一緒にゲームプログラミングを行っていくのではなく、スキルチェックです。スキルを見るならペアプロでもしてゲーム実装を行っていくのが良いと思ったのですが、製品にそのプログラムを入れたくという事で却下されました。また、スキルチェックに僕の時間をあまり使ってほしくないそうです。まぁそりゃそうだよねゲーム開発に時間使わないと。そこで、既存の開発とはまったく関係ないプログラム課題を出して実装してもらいました。

しかし、まず課題説明するところから問題が出ます。こちらの説明を全部紙にメモっているのですが、話が先に進むとメモれないとのことでメモり待ちが発生しました。口頭で2分くらいで伝わる仕様10分くらいかかります。全部話しを聞いてから後でメモるのではダメなのかなと思ったのですが、どうもこのやり方でしか話が聞けないようです。

翌日に進捗を確認たかったのですが帰ってしまっていたので、次の日の朝に進捗を確認するとまだ実装中とのことでした。分からないところがあれば聞いて欲しいと伝え、作業を続けてもらいます毎日こちらから進捗を確認するのですが、もう少しでできるという返事を貰う以外に特にアクションを起こしてきません。そんな状態で1週間が経ちました。ちなみに課題は1日くらいで実装できるものと想定していました。そして、この状況をマネージャー説明し、チームメンバーに入れれるかという質問には難しいと答え、作業は終了となりました。

そして、その社員プログラマー退職していかれました。

社員解雇

フリーランス解雇簡単です。しかし、社員解雇というのはとても難しいものです。金の横領など分かりやすい行動をとった場合は別ですが、プログラミングスキルが低い事で一方的解雇しようものなら逆に訴えれて終わりです。僕の今まで関わった会社さんでも、解雇した社員が訴えを起こさない代わりに和解金を要求し成立したケースもありました。スキル不足の社員解雇するなら、社員にその事を納得してもらい円満退職してもらうのが良いと思います。納得してもらうには情報必要です。「○○を依頼しましたが、あなたは達成できませんでした」という情報をいくつも集めて納得してもらいます退職していかれた社員プログラマーフリーランスの僕のところに来る前、2人の社員プログラマーのもとでスキルチェックを受けていたそうです。僕で3人目だったわけですね。それら3人分の評価を伝え、納得してもらい退職してもらったのだと思います

なんにせよ、一連の流れの中で僕は社員印籠引導を渡すという残酷作業をしていたわけです。正直楽しい作業ではありません。このような不幸なフリーランスを増やさないためにも社員の方々には採用時のスキルチェックをしっかりと行って頂きたいと思う次第です。というかそいう首切り作業社員でやって。。。あ、でも外部委託した方が会社としてメリットが大きいか

フリーランスのその後

こちらの会社さんがある意味消滅と言ってしまえるような状態になったので別の会社社員として働いたものの、また頭がおかしくなってたのかフリーになり、受託用の個人会社まで設立し、その会社も今年で閉じ、今はサンフランシスコ英語勉強趣味プログラミングをしています。あまり普通ではないので最初会社でアホになってからそれが治ることはなかったようです。長時間労働マジ怖い。

自己紹介が遅れましたが akiraak といいますQiita に糞ポエム晒すのは公衆衛生上よくないと思い増田に排泄した次第です。Qiita ではこんなのを書いています

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ディープラーニング面白いのでみんな遊びましょう!

2016-11-27

抗うつ薬への精神依存

やめるとき離脱症状がひどいことで有名なパキシル断薬して3週間がたった。

はじめ1週間は、ひどい吐き気めまい、船酔いのような感じが強かったが、もう収まった。

時たまシャンビリがきたり、動悸がしたりはいまだにある。

眠りも浅くて3時間おきに目覚める。

かと思えば仕事中に強烈な眠気が来て、帰宅後早々に布団にもぐり込む→悪夢で目が覚める。

体は疲れていて眠りたいのにぐっすり眠れない、というような。

仕事は、半日と、1日半欠勤してしまったが、何とか踏みとどまって通っている。

精神症状のほうもきつい。

パキシルは力価の強い薬で、ハッピードラッグとも言われる。

私には特によく効いて、中~重度のうつから救ってくれ、はつらつとした明るさをもたらし、人間関係での病みも減らしてくれた。

うつが治って服薬しながら社会復帰した頃は、人に会いたい、話したい、笑いたい、そんな欲求がこれまでの自分じゃない別の所から沸いてきて、

「パワーがあるね」「めっちゃ明るいね」と周りからは思われていたと思う。

そんな自分が割と好きで、薬のおかげでうつ寛解就職もできたと思っていた。

担当医を信じきって、精神的にも肉体的にも薬に依存していた。

いま、脱力感、無気力マイナス思考ループ、泣きたくなるような衝動死にたいような気持ち

に襲われている。

薬との付き合いはもう7年になる。20代の半分以上を服薬しながら過ごしてきた。

以前の自分がどういう性格だったのか、本来自分というものがあまり思い出せない。

もともと人付き合いは苦手で内向的、悩みやすく神経質、真面目で不器用なう親和的性格だったように思う。

治療のためだっとはいえ、パキシルで、うつっぽかった性格底上げされたような気がする。

離脱症状はいつまで続くのだろうか。引きこもりたい、誰にも会いたくない、眠っていたい

こんな症状はいつか終わって、またハッピー性格になれるのだろうか。

薬なしで?

離脱症状不安ネガティブ思考が強まっているせいもあるのだろう。

それが終わったあと、薬なしの自分はあの頃の自分なのだろうか。

それとも、もう少し元気で強い私に成長しているのか?

肉体的にもだけれど、薬への精神依存が一番やっかいなのかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20161127080307

夢において時間はさほど重要ではない。夢は自分が行動することによって時間が進行する。歩く、話す、瞬きする、呼吸する(のを知覚する)、など。

夢はレム睡眠っていう浅い眠りの時に起きるんだが、これは基本的睡眠の入り始めの10-20分と、起きる直前の10-20分に発生する。

夢では、現実世界で起きている現象を脳が混乱しないように整理しているんだ。その整理の方法が我々が一般普通だとは思っていない脈略が掴めない方法から増田のように変な疑いを持ったりするが、夢から冷めた時の現実世界での自分を見るとある程度夢のストーリーの辻褄合わせはできるよ。

夢での体験現実世界での体験フィードバックされる。特に手や足などの先端部分の感覚増長した上で夢に反映される。

今の時期、寒い寝返りなどをうって体の一部分が冷えていれば、体温調節のために早く起きて欲しいから興奮させるために恐怖体験を伴う悪夢としてフィードバックされる。

また、外で笑い声が聞こえた場合はそれも恐怖体験の題材にするため悲鳴に変換される。で、増田潜在的に恐怖している死というもの連想させるために虎が召喚されたと。

現実世界のように素早く殺さないのは、増田が何も行動しなかったからだと思う。見るだけで、逃げたりもしないし、ただ棒立ちしている。ただ、自分が虎を見ている、ということを認識すると時間は動き出すので、それが物語の進行にタイムラグを発生させたのではないかと。

これらの恐怖体験目的は単純で、目を覚まさせるため。興奮すると覚醒やすくなるからな。布団ちゃんと被って暖かくして寝たら悪い夢は見ないよ。起きた時、布団の状況がどうだったかを思い出せばある程度夢の辻褄合わせはできると思う。

2016-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20161120083503

マジレスするとたまには玄関掃除してみろよ、と。

家族3人なら1クラスでその10倍、一学年3クラスとしても三年制なら90倍のゴミが溜まるんじゃないの?

ガムや唾を吐き捨てたり菓子ジュースを食い散らすような子供がいたらどうなることやら。

外部の業者を入れてもそういうことの理解できない、感謝のない人間が多ければ費用はかさむ。

営利企業なら収益を圧迫して自業自得なのにすぐ気付くけど、モンペ跋扈する義務教育なんか悪夢だよね。

2016-11-13

ホーム人身事故自殺率は何%?

とある地方普通電車駅を利用している。

快速電車がすぐ脇を猛スピードで突き抜けていくのを横目に黄色点字上を歩くこともしばしばだ。

昨日から風邪を引いている。別に線路電車までの距離が近づいた気はしないが、普段考えないようなことも考えたりするようになる。

最近たまに、思いがけないことが我が身に起きる。何度も確認した予定表から大事な予定を見落としていたり、大事プレゼンに行くのにそのプレゼン資料を忘れて新幹線に乗り込んだり、うんこを漏らしたり、だ。まさに、夢であってくれればと願うのに覚めない悪夢ばかりだ。

うんこを漏らせば、増田に書き込めばいい。他人うんこを漏らしている。どうってことはない。(あるが)

だけど、もし、体調が優れない時には極低確率ホームから線路に落ちるとしたらどうか?

昔、友人から上司飲み会の帰りに人身事故で死亡したという話を聞いた。自殺する理由は全くなく、本当に事故だったのだろうと友人は語っていた。

その後、何かで読んだが、泥酔してホームから転落する人達の多くは、よく啓発ポスターであるように、千鳥足ホームの端を歩き足を踏み外して落ちるわけではない、むしろ多いのは、ベンチなどからいきなり立ち上がり、真っ直ぐホームの端を目指して歩いていく、ということだ。だからベンチの向きはホームの端を向けないことが有効対策なのではないかと結ばれていた。

最近、利用駅のベンチが軒並み新しいベンチに替えられた。いずれも、座るとホームの進行方向ないし逆側を向くベンチばかりだ。

タミフル摂取すると異常行動が出ると一時期話題になったが、あれは確かタミフルが原因ではなく、インフルエンザでの高熱時には低頻度で異常行動が出る、それが原因ではないかということでほぼ決着がついたように記憶している。

もし、人は体調不良の際に低確率ホームから転落する行動をとってしまうのだとしたら。

これまで、過労を苦にして自殺したとされてきた人達の何割かは、本当に、一瞬たりとも自殺など考えぬまま自殺行為をしてしまっていたり、するのだろうか。

もしそうであるならば、風邪を引いただけの、今日自分もまた、幸いにして自殺とは縁遠い人生を歩んで来られた自分もまた、極低確率とは言え自殺者に名を連ねる可能性があるということではないか

体調不良人身事故死者達は、最期に何を見ていたのだろうか。彼らをホームの先に駆り立てたものは、何だったのか。何らかの法則はあるのか。

事故は、事実を積み重ねれば対策と予防が図れる。

うんこを漏らしても、増田に書けば事実は共有できる。その結果、有能なサラリーマンうんこを漏らすという気づきが得られる。

しかし、人身事故で死んでしまったら書けない。書けないから残らない。仮に生き延びて書けたら、それには生存バイアスが付きまとうのかも知れない。

死後の世界誰も知らないわけだが、死は、体調によっては、ついさっき通り過ぎた快速電車くらい身近なのかも知れない。

2016-10-29

anond:20161027193613

anond:20161027182405

言及していただけたこと、感謝です。

トラバのしかたがよくわからなかったので、そのとき感想は別の増田に書きました。

複雑な思いを抱えたまま、それでも生きていてほしかった義母が亡くなりました。

その場には血縁兄弟しかいませんでした。

本人の遺言により延命治療は一切行わず、静かに息をひきとったとのこと。

まだ頭の中が混乱していますが、親子がそれでいいと言っているので、わきから口は出せません。

ただ、夫と長い話し合いをしました。

お互い、もうこれで悩むことなくぐっすり眠れるね、という話をしました。

とても意思の強い義母です。

一度彼女が決めたことは覆らないのはもう皆わかっていました。

彼女には生きる意志がまるでありませんでした。

なので、一発逆転で病気回復する可能性もありませんでした。

から、もう悩まずに眠ろう。

葬儀までの時間もその後の時間もも普通にしよう。

そんな話をしました。

とにかく何も考えず、苦しまず眠ろう。

そう決めました。

悪夢はもう見ないで済みそうです。

そう決めました。

ありがとね

2016-10-27

怖い夢

余命いくばくもない身内の人を抱えている家族が見た悪夢

ある日、その人が家族に付き添われて退院してきます

見た目はとても青白い顔ですが普通に会話もできるし、歩けるし、食事を作ることさえできるので私の代わりにやると言い出して代わってもらうことにしました。

包丁を使わせるのが怖かったのですが取り扱いに問題はないようです。

でも何故だか様子がおかしいと感じるのです。

やがて夫が泣き崩れます

本当はお母さん、今日の午後亡くなったんだ、と言い始めます

では、目の前にいるあの人は何だ?と聞きました。

確かにその姿はお母さんのものです。

するととある場所で調べてほしいと言われます

言われてやってきたのはSFに出てくる宇宙船の仲のような場所でした。

美しい男女がそこにはいました。

その人たちを含んだ会話を盗み聞くことができました。

それによると、本来ならば玉体に何かあったときのために用意されている内部に脳だけをはめ込んで使うサイボーグのようなものがあって、それをお母さんに使うことになったとのこと。

男性用、女性用、各1体しか用意されていないもののようです。

そして、その処置が終わる前のお母さんの状態はいわゆるゾンビのようなものらしい。

話の盗み聞きが終わった私はそこを抜け出すことにしてエレベーターに乗り込みます

下りボタンを押したのになかなか閉まりません。

嫌な予感がしていると、何かの業者らしい人が貨物と共に乗り込んできました。

その人はやけに低い姿勢をとったりしていて、見るからに怪しそうです。

果たしてエレベーターを降りた彼は、今聞いてきたばかりの秘密の暴露をしようとします。

私は彼の口をふさぎ、家に連れ帰ります

この話はなにも知らないお母さんには内緒なので私は彼の口をふさぐため始末することを考え始めます

なんて恐ろしいことを!

そう思ったところで目が覚めました。

しんどいことが続いているのでこんな夢を見たようです。

2016-10-24

看取り

身近な人が余命宣告をされました。

毎日のようにお見舞いに行くのですが、だんだんと耐えられなくなってきました。

それはこちらの自分勝手な思いなのかもしれませんが、もしもその人が死に抗って生きるために必死になっているとか、せめて諦めて抵抗をやめて死を受け入れているだけならば、ここまで苦しくは感じません。

ます言葉もかけられますし、自分たちの顔を見せたら少しでも元気になってくれるのではないか、あるいはそれがダメでも最期に周りの人々の笑顔だとか死んでしまうことへの悲しみの表情であるとか、少しでも食べてもらえるようにと厳選したお見舞いの食べ物であるとかを持ち込んだり、楽しい会話を仕掛けたり、何かしら出来るのです。

それが身勝手と言われたらそれまでですがそんなものです。

でも、その人は残されるものたちにそんなことをさせてはくれません。

断食を始めてしまいました。

最期キレイ死にたいのでしょう。

からなくもない。

だって同じ立場に置かれたら、断食をするかもしれません。

でも、残されるものにとって、その人のしていることは地獄です。

何も期待させてもらえない。

だってものすごくがんばって気力を見せたら、もしかしたら奇跡が起きるかもしれないじゃないですか

その可能性も否定されちゃってるんですよ?

私たちが見ているのは、何も減っていかない配膳された食事を前に意思強く佇む骨と皮だけになってしまった姿だけ。

意思の強い人なんです。

辛くてたまりません。

これまでも自由にやってきた人です。

やりたいことをやり、食べたいものを食べ、言いたいことを言ってきた人です。

最期まで意思の強いところだけ私たちに見せて逝こうとしています

地獄です。

毎日のように悪夢を見ます

なるべくお見舞いの前後楽しいことをするようにお互い気遣ってはいますが、それでも気持ちの浮き沈みがきついのです。

幸い私には専門的な相談相手がいますから、いつも相談してはいます

一時期やめていた薬も、自分が同じように死に引きずり込まれることがないように服用を開始しました。

でも、本当に毎日がきつくて、看取りってこんなにきつかったっけ?昔おばあちゃんが亡くなったときにここまできつかったっけ?と思うばかりです。

どうかハテナーの皆様、私を叱咤激励してください。

このままじゃ辛すぎます

運動瞑想野菜350gでは足りません。

助けてください。

2016-10-11

から醒めた状態夢の国行かないといけないとか。

今金ニートで絶賛悪夢見てるところなんだし、無理に誘わなくても良かったのに。

私も行く!なんて言うんじゃなかったわ。

時間帯も、コミケ行くわけじゃあるまいし…正直勘弁してほしい。

関係ないけど今の私はコミケですら寝坊して行くだろうな……。

かかる金額に対して楽しめる自信、今はない。

本当は断りたい。というか誘わないで欲しかった。

正直、ああいうところは5年に1度で十分。

毎年1万近くの出費しなくちゃいけないなんて冗談じゃない。

特に思い入れのないことにお金使わせないでよ…。

しろあまのじゃくこじらせてるから苦手なんだよ。流行ってるやつ。

もっと自分のことにお金使いたいよ…でも給料足りないんだよ…だから好きなことに使わせてよ!

あなたたちみたいに多分ここまでして全力で楽しめる元気ないからやっぱ断るね」

なんて、そんなこと言えるわけないんだよね。

てかこんな奴が行ったらファンに失礼だし、マジで断りたい。

私はそういうタイプオタクじゃなくなっちゃったの。もう。

2016-10-08

一家心中をはかる父親と夜通しの会話

スポットライトという映画をみた。

見終えたあと思ったのが、ずいしょさんが言っていた「複雑な世界」のお話だった。

宗教が生まれて数千年も続いていることから考えるに、人間が生きて行く上で不可分な領域なのだと思う。

からといって、作中のような行為が許されるわけではないけど、短絡的に宗教廃止していいわけもない。

どこかで折り合いをつける必要はあるけど、単純に0か100かにはできないんだなあ。


とかなんとか綺麗事を書こうと思ってたんだけど、

途中で眠くなって寝たら、とびきりの悪夢を見てしまった。

小学生の頃に義理の母にオチンチンを触られたことを振り返る夢だった。

夢だけど、本当にあったことなので、ただただ思い出がフラッシュバックしただけなんだけど、

ただただ気持ち悪くなってきた……

こう、昔の記憶が蘇ると連鎖的に色々思い出してくる。

ただ、この連鎖の終わりは、結局いつものアレになる。

いい感じに眠れないし、匿名日記だし少しだけ書いてみよう。

僕が小学四年生の頃。(小学五年生ときに両親が離婚して、その原因になった事件がこれだから、という推測)

まだ生物学上の父親母親と弟の四人で暮らしているときの話だ。

未だに事の始まり因果を知らないけど、どうやら父親商売がうまくいっていなかったらしい。

はいえ、2016年の今でも商売が続いているので、この話の後なにかしらの巻き返しがあったのだと思う。

はっきりいって興味がないので、誰かに尋ねた事はない。

(断片的な会話で、父親母親(僕から見たら祖母)が土地を売って何とかした、的なことを聞いた記憶があるので、そのおかげかもしれない)

いまいまの話はともかく、当時はうまくいっていなかったらしく、父親はとにかく荒れてた。


それが遂に爆発した。

何月のことかの記憶はないんだけど、

休み祖母宅でも父親は荒れていたこと、

正月休み祖母宅でこの事件母親父親を見切り離婚の話をしたこと、

から推測するに、夏休み冬休みの間の出来事だったと思う。

おお、つまりしかすると、ちょうど今頃の出来事なのかも、なんか気持ち悪いなあ。


で、なにがあったかだけど、

夜中に父親が酒を飲んで暴れ出して、

家族全員を車に押し込んで「もういい全員で死ぬ」と言い出したのだ。

一家心中というやつだ。

弟はまだ4歳で、よくわかってないし(誕生日付近から5歳かも、ってか僕と弟は誕生日が三日違いなのだけど、もし上の推測があっていてこのぐらいの時期だとしたら、兄弟誕生日付近にあった出来事可能性があるのか……)

母親暴力を振るわれたせいでもう茫然自失だった。

というか、この二人はこの車に押し込まれた後、特に登場シーンはない。


なぜか、僕が助手席に乗せられ、弟と母親は後部座席に、

そして父親運転飲酒運転だが今はそこをつっこまれても困る)を始めた。

父親は、その当時気に入っていた「山師が使うナイフ」(何を言ってるのかわからないが、今でもよくわからない、なぜか山師が使うナイフ収集していたのだ)を取り出し

「お前たちをこれで殺してから、俺は崖に向かって車で飛ぶ」的なことを言い出した。


そこからは、ただひたすらに、父親を説得するために喋り続けた。

会話が止まると本当に殺されるのだと思って、ずーーーーーーっと喋り続けた。

どれぐらいずーーーっとかというと、途中休憩所によりながら、

住んで居た三重県から、なんと四国に車で渡るまでの間、ずーーーっと喋り続けた。

いやおまえ、心中しようとしてるときに、なに悠長に休憩所よってるんだよって感じだけど、

その休憩所の間も含めて、朝になって四国に渡るまで、とにかく喋り続けた。

ちなみに、なぜ四国に行ったか理由は覚えてない。

とにかく何かしらの会話を続けるのに精一杯だった記憶しか今はなくて、

きっと何かしらの流れで四国に行くことになったのだろう。

具体的に何を話したかは、これまで書いた「出来事」とは違い、

父親との「会話」のため、あまり記憶に残っていない。

よく体験談とか過去の思い出話で「会話」を鮮明に覚えている人がいるけど、あれはすごい能力だと思う。

なんていうか、僕にとって会話は瞬発力がいるうえに、相手の考えとか理屈も加味しないといけないから、脳内再現ができないんだよね。

その、自分が喋ったことはまだ思い出せるけど、相手が何を喋ったかは、絶望的に思い出せない。

ただ「相手が何を喋って、自分が「どう思ったか?』」は思い出せる。

から、耳で聞いた音声ファイル再生はできないけど、僕の脳みそ解釈した相手の言い分みたいなもの自分言葉として再現できるかなあ。

あれ、なんか話が一般的な話になってきたから、戻すけど。

とにかく

「死にたくない」こと

「なにかしたいことがある」こと

など、とにかく自分の話をひたすらにした記憶がある。

今にして思うと、自分のことしか考えてない自己中人間のような気がするが、

小学生が、父親商売がうまくいっていない話を聞いて啓蒙かませられるわけがないので、しょうがなかったのかなあ。

この「なにかしたいこと」というのが何だったのか、今ではあまり思い出せないけど、

後の記憶から推察するに「プレイしたいゲームがある」と「読みたい本がある」の二つは最低でも伝えたのだと思う。

うーむ、僕は変わらないなあ。

で、橋を渡る頃には、父親は酔いも覚め憑き物が落ちたようだった。

そこで、朝ごはんだか昼ごはんだかわからない食事をして、そこの近くの商店で、たまごっちみたいなドラクエスライムおもちゃを買ってもらった。

メニューをなぜか覚えているな、卵焼き定食かいう、だし巻き卵とご飯と味噌汁だった)

その後本屋さんに行くぞ、と本屋さんを探し出したんだけど、徳島では本屋が見つからず、さっさと本州に戻った。

唐突徳島ディスることで、cider_kondoさんのブクマを誘いたいわけではない。当時はスマホもナビもなかったから仕方ない)


とまあ、記憶を辿るとこんな感じだ。

この後小学生徹夜はきつかったらしく、ぐっすり寝てしまい、そこから特に記憶に残っていない。


うーむ、こうして文章に書き出すと、冷静に見れるんだけど、

やっぱり、自分気持ちとしては、いまだに決着がついていないのかもしれないなあ。

別に今更父親謝罪して欲しいなんて気持ちは一切ないし、なぜああなったのか? を聞くつもりもないから、

自分自分のためにこの思い出に何かしらの点を打たないと、すっきりしないのかもしれない。


ただ、なにをどうしたら、この思い出に点がつくのかさっぱりわからないなあ。

冒頭のずいしょさんの言葉じゃないけど、

この複雑さを抱えて生きていけるよう頑張るぞいやなのかなあ……

はややんむきゅむきゅはてなにちわですわ。

2016-09-29

ニートよ、ニャーキャリを信じるな

 仮病で会社をズル休みして書いてる。ニートに向けて書いてる。お前ら、ニャーキャリみたいな大成功体験談を読んでITに入ったら死んじゃうよって話だよ。読めよ。

 一昨年までニートしてた。いつかは脱出しなきゃと思ってたけど、どーせまともな職になんか就けないし無理だろーなーと思ってた。でも、そこでひとつブログ出会った。ニーキャリ/ニャーキャリというブログだ。ニート脱出界隈では、それこそ神のごとく崇められてるブログだ。高卒ニートからブラックITに入って、最終的に外資系企業エリートSEにまで上り詰めた凄い人が書いていた。しんどいけど、ニートにはITお勧めだよ、スキルを積んで転職すればいいよと言っていた。自分高卒で長いことニートしてて、ずっとパソコンで遊んでたし、俺もこのルート人生逆転できるかもと思ってしまった。馬鹿だった。

 ブラックITに入って、今SEをしている。死にそうだ。仕事人間関係社長がいきなりブチ上げる意味不明な社内行事運動会やってます。本当です)も全部最悪だ。職場では俺がニートだってことがみんなに知られてて、いつ辞めるのーとか笑いながら言ってくる。まあ仕事自体ブラックなのは覚悟してたので、涙を流しながら耐えてるけど、それ以上にしんどいのが、ITに全く興味がモテないことだ。結局、ニャーキャリを書いてたexneetさんITへの興味と適性があって努力できたか成功したのであって、俺みたいな糞凡人にーとがこの仕事してても全然できるようにならないし、興味も持てないしで、そんなんだと転職なんてできるはずもないし、もう展望がぜんぜん見えないよ。最高だ。

 ニャーキャリは、ニートでもやれるという前例を示して、ニートの連中に大きな希望を与えた。それは間違いないよ。でも、逆に無垢ニートの連中をブラックITに飛び込ませた罪もあると思うのよ。exneetさん一年くらいでポンポン転職してたけど、今ではそんなのうまくいくはずないし、それ以上に、99.999999999999%のニートはどう足掻いてもITの高度な仕事なんかできるようにはならないよ。身の程を知るべきなんだ、俺らは。たぶん、周囲もコミュ障ばっかの糞底辺現場仕事に就いた方がずっと幸せになれると思う。夢なんか見るな。

 責任感とか、非常時の対応みたいなのではそれなりに評価されてるので、ITを辞めて警備員でもやろうかと思っている。警備ももちろんしんどいだろうが、IT精神ダイレクトに殺しにかかる悪夢のようなしんどさよりはまだマシだろう。ネットで調べたら、アホみたいな社内行事もないみたいだし。

 とりあえず、ニート脱出を目論む人間はニャーキャリは信じちゃいけないよ。あれはたまたまニート経験があるエリート体験談だよ。都合のいい話を信じちゃいけないよ。業界の裏話や不満や愚痴を調べて比較して、これだったら何とか耐えられるだろう、自分はこのストレスにならまだ耐性があるだろうと思えた職業に就くべきだ。ホワイトカラーデスクワークなんて下らないよ。奴隷だよ。これなら現場仕事バイトの方がまだよかった。

 とにかく親が死ぬまで生きなきゃいけないよ。あと二三十年かな。しんどいよ。

2016-09-27

iモード黎明期メルアドについて

iモードがはじまってから、すぐにスパムメール受信料問題になった。

今の若い子は信じられないと思うが、昔はメールを受信するたびに、

10円、20円とられていたのだ。

そもそもメールアドレス携帯電話番号docomo.ne.jpだけだったので、

スパムを送る方は送りたい放題ということもあった。

そんな中、アドレス自由に取得できるという処置がなされた。

動物占いで「狼」だった私は取得できる時間になるや否や「wolf」という

アカウントを取得した。

これが悪夢の始まりだった。

しばらくは快適だった。

スパムはなくなり、受信料も気にすることがなくなった。

日経ってからwolf2@doco...」という人からメールが来た。

内容は、「wolf@doco...」というアドレスをオレにくれと。

無視をした。

日経ってからwolf3@doco...」という別人物からメールが来た。

内容は「わたしは狼の末裔で人目を偲んで生きています一族の復活の為にもwolf@doco...」を

ゆずってくれないか。そんな内容だった。

当然無視をした。

そうこうしている数日間、wolfなんとかさんから続々とメールが来た。

皆一様に「wolf@doco...」を譲ってくれという内容だった。

中にはオモシロものもあったが、基本的には無駄に偉そうな内容だった。

そうして、結局、新たなスパムメールを受け続け、心が折れかけていた時に、

wolfstar@doco...から「吾輩にメールを譲るのだ、さすれば許してやろう、譲らなければお前を見つけて食べてやる」

みたいな内容のメールを、1時間おきに送り続けてきた。世にいうリアル狂人だった。

これがきっかけで「wolf@doco...」の中の人を辞めることにした。

たぶん、誰かが2代目wolfとなってくれただろう。

今の若い子は信じられないだろうが、それぐらい動物占いが人気だったのだ。

2016-09-24

"今日からはてなブックマークは生まれ変わります! はてなの新しい

はてなユーザーA「ハア……ハア……」

はてなユーザーB「どうだ!? 撒いたか!?

はてなユーザーA「……どうやら大丈夫みたいだ。ここまでくれば大丈夫だろう」

はてなユーザーB「クソっ! どうしてこんなことになっちまったんだ!?

はてなユーザーA「昨日まではみんなで楽しくブックマークしていたはずなのに……まるで悪夢だ」

はてなユーザーB「もうはてなには居られない。いまやあいつの『顔』で埋め尽くされちまってる。もし戻ったら……」

はてなユーザーA「だが、はてなを離れてどうする? 増田で一生暮らすわけにもいくまいよ」

はてなユーザーB「くそっ、八方ふさがりか。だがなんとか……ん? おい? おまえ……」

はてなユーザーA「どうした?」

はてなユーザーB「顔が……」

はてなユーザーA「!???!!??? おい、悪い冗談はやめてくれよ! 鏡、鏡は……」

はてなユーザーB「ジャッキッ(銃を抜く音)。近寄るな!!!!!!

はてなユーザーA「くそ、違うんだ。きっとあまりに低レベルな何かの勘違い……」

はてなユーザーB「寄るな寄るな寄るな!!!! 寄るんじゃねええ(パアン!」



[三十分後]



はてなユーザーAだったものあなたのやったことは明確な威力業務妨害です。許しがたい行動と言わざるを得ません……ジュル」

はてなユーザーBだったもの「レラアタラブオマイウ!!! ああいうアネイアン理性バエバネン的タオカカな人が少ないアカナjんだよなカナナン~。カジャハ日カン本って。

2016-08-31

シン・ゴジラMX4Dの臨場感ポップコーン台無しにされた話

長年のゴジラファンであり、庵野監督ということもあってとても楽しみにしていたシン・ゴジラ

しかも、椅子が動いたり、風が吹いたり匂いがしたりと臨場感たっぷりのMX4Dで上映なんて、これは絶対見るしかないじゃないですか

そんなわけで、多忙な中仕事も家庭も一生懸命こなし、ようやく開けた時間に数日前から予約を入れました。

MD4Xの上映なので普通映画よりもかなり割高でしたが、劇場中央ベストポジションを確保できました。これは楽しみ!

ところが、当日悪夢が待っていました。

隣の席の観客が、最悪なことにでっかい箱にポップコーンをどっさりと入れていたのです。

MX4Dは座席に仕込まれた様々な演出による臨場感がウリです。

ところが、ポップコーンはその臨場感台無しにするのです。

まず、音ですね。

シン・ゴジラは静と動の切り替えが巧みな映画です。

そのため、特に静かなシーンではポップコーンをまさぐる音、歯で噛む音がとても響きます

他にも例えばゴジラが炎を吐く壮大なシーンでも、ポップコーンを噛む音で隣の観客に意識が行ってしまい壮大感が半減です。

これでは、臨場感どころではありません。

つぎに、匂いです。

隣の観客は、おそらくキャラメルバターのかかったポップコーンを食べていました。

隣の席にも、強烈な匂いが終始流れ続けます

これでは、MX4Dの演出による匂いがまるでわかりません。

石原さとみ香り嗅ぎたかったなあ。

結局、映画に集中するために、その観客の方の片耳と片鼻を 手で塞ぎながら観ることになってしまいました。

誤解があってはいけないのですが、僕が怒りを感じているのは隣の観客に対してではありません。

劇場に対してです。

MX4Dによる臨場感のために観客は高いチケット代を払っているのに、なぜポップコーン販売し、劇中に食べることを許しているのか。

ポップコーン劇場側の収益であることは分かりますが、それは映画館側の都合でしかありません。

せっかく素晴らしい技術を用いていながら、目の前の収益のために台無しにしてしまうなんて、残念でなりません。

少しぐらい多めにチケット代を払ってもいいから、少なくともMX4Dではポップコーン禁止にしてほしい、というのが僕の意見です。

モバマスデレステをやめて二週間経った

私が「アイドルマスターシンデレラガールズ」および「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」をやめてから、二週間が経過した。

ソーシャルゲーム課金するなんてただの馬鹿だろ」

所詮ただのデータじゃん、金ドブに捨ててるようなもんだ」

ソシャゲ流行り出して以来、ネットでよく見かけるようになった文面だ。最近では「所詮ただのデータだと思ってたけど、いざゲームを始めてみたら課金する気持ちがよくわかった」なんて声もよく聞くようになった。実際、私もその口だった。ソーシャルゲームという媒体を、所詮ただのデータじゃん、と思いきり馬鹿にしていた。

最初の頃はソシャゲをやっている知り合いなんて私の周りには一人もいなかったのだが、今ではごろごろ見かけるようになった。みんなどうしようもない毒の前にひれ伏していくみたいに、侵食されていった。トリフィドの毒で盲目になってしまった。かつてはソシャゲ課金なんて馬鹿じゃん……、と口にはしないもののそんな態度をしていた友だちたちも、今ではなんだかんだで割とソシャゲの虜だ。私たちの知らないうちに、緑色流星雨は降り注いでいた。

ソシャゲを始めた当時の私は、まだ高校生だった。その日は休みの日で、たまたまものすごくひまな日だった。ネットサーフィンにも飽きたし、PS2PS3を起動してゲームで遊ぶ気分でもなかった。読みたい漫画もとくにない。死ぬほど退屈で、だけど外に出かける気力もない。でも退屈なのはいやで、なにか刺激が欲しかった。新しい刺激。目新しいもの。ていのいい暇つぶしになれるもの。私はいもの癖でなんとなく携帯電話を開いて、手癖のようにインターネット接続している途中で、ふと思いついた。

そういえばアイマス携帯版のゲームがあるんだった、と。

ソシャゲという媒体のことは馬鹿らしいと思うけれど、アイマスは元々好きだし、なにより今しぬほど暇だし。暇つぶしでやってみるぐらいなら、まあいいか。私はそんな気持ちモバゲー登録し、「アイドルマスターシンデレラガールズ」を始めた。アカウントを新設した当時の私が一番好きなのはシンデレラガールズオリジナルキャラクター達ではなく、本家765プロダクション我那覇響ちゃんというキャラクターだった。

私がアイドルマスターシンデレラガールズ(以下モバマス)を始めたときには、既にガチャ我那覇響ちゃんのSRカードが追加されていた。絵柄を見てみた。抜群に、かわいかった。欲しい、と思った。モバマスでは、好きなカード5枚を自分トップページいちばん目立つところに並べることができる。その中でもリーダーとして設定しているアイドルは、他のユーザーからも見えるようになっている。私は、響ちゃんをこのトップページに並べたい、と思った。

次に、どうしたらこの響ちゃんを手に入れられるのかを調べた。モバマスにはフリートレード機能というものがあって、スタミナドリンクまたはエナジードリンク(いわばお金のようなものです)というアイテムをたくさん持っていればフリトレ機能で響ちゃんを手に入れられるというのがわかった。では、モバマス内の通貨であるこのスタドリはどうすれば手っ取り早く大量に手に入るのか?

答えは、ガチャを回して、高いレートで取り引きされているようなSRアイドルを運良く引いて、スタミナドリンク〇〇〇本、という条件をつけてフリートレードに出して、取引を成立させることだ。

ほしい、響ちゃんがほしい。響ちゃんをトップページに並べてみたい。

つのまにかそんな気持ちでいっぱいになってしまっていた私は、1500円ぐらいなら……という気持ちで、あっという間に初めての課金をした。

……SRアイドルが、一気に二人も出てきた。

両方とも、当時かなり高いレートで取り引きされていたアイドルだった。

(そのユーザーSRを引く快感を覚えさせてそのユーザーを立派な課金ユーザーとして《育てる》べくSRが出る確率が上がっていたのでは、と今では考える。実際に私は見事な中毒患者に成り下がった)

びっくりしつつも嬉しくなった私は、高揚して少しくらくらする脳みそのまますぐにその二人のアイドルフリートレードに出して、大量のスタドリを手に入れ、SR響ちゃんを手に入れた。

そこから先は、坂道を転げ落ちるようだった。プレイしていくうちに、自分が好きになれるキャラクターにたくさん出会うことができた。楽しかった。一日中モバマスのことを考えるようになった。フリートレードに張り付いたり、イベントに参加したり、そうこうしていたらまたガチャ更新されたり。やるべきことは山ほどあった。楽しくてたまらなかった。

そうしてモバマスを続けていく中で、いろんなキャラクターを好きになりつつ、ある日私は運命出会いをはたした。

佐久間まゆ》というアイドル存在だ。

佐久間まゆちゃんは、ひょんなことから私に一目惚れをして、運命を感じたのだと言う。だからもともといた事務所をやめて、私のもとでアイドルになるべく私の事務所に来たのだと言った。画面の向こうのまゆちゃんは、私のことだけを見つめていた。

まゆちゃんはどこまでも一途に、私のことを愛していた。私はそれに引き込まれるように、まゆちゃんに急速に惹かれていった。

ソーシャルゲーム世界においては、課金こそが絶対的正義である

課金しなければサービス自体が終了してしまうからだ。実際、サービスが終了してばたばたと倒れていくゲームたちを目の前でいくつも見てきた。課金しないと、ゲームは終わってしまう。佐久間まゆは終わってしまう。それにゲーム楽しい。だから私は課金を続けていった。

けれど、次第に楽しいばかりではいられなくなった。課金してガチャを回してもSRが出ない苛立ち。身の丈に合わない課金をしたことによりリアル自分金銭的に追い詰められていく。運良くSRを手に入れられたとき脳みそ麻痺するようなとんでもない快感、運が悪いときの部屋の壁を殴りたくなるような悔しさ、あとあとになってからこんなにお金を使ってしまった、と湧いてくる内臓が引きちぎれそうなほどの強い後悔。私はまゆちゃんからの愛とまゆちゃんへの愛との引き換えとして、精神をどんどんすり減らしていった。

ついに夢にとあるキャラクターが出てきて、そのキャラクターに「もう課金するのはやめなよ」とゆっくり諭された日の朝、ああ、もう限界だ、と思った。

モバマス課金するの、やめよう。

素直に思えた。ゲームを通じて仲良くなった友だちもいたが、私はモバマスへのアクセスを少し控えた。ガチャ更新されても、ある程度冷めた目で見られるようになった。イベントにも大して参加しなかった。あ、このままいけば私ゲームごとあっさり引退できちゃうかも、なんて考えていた。

しかし、そんな日々もそう長くは続かなかった。なんのきっかけだったかはもう覚えていないけれど、結局私はまた課金を再開してしまったのだ。SRを引いたときのあの高揚感を、脳みそが忘れていなかった。忘れられなかった。あの気持ちいい優越感が欲しい。欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい。我慢できなかったのだ。

それ以来私は、自己嫌悪してプチ引退→結局完全には断ち切れずに結局また復帰して課金、というループを何度も繰り返した。あるときは、逃げられない泥沼にどっぷり浸かっているこの状態が、心地よかった。またあるときは、気持ち悪くて嫌で嫌でたまらなかった。だけれど、それでもまゆちゃんのことが大好きだった。いつの間にかまゆちゃんにはボイスが実装されて、CDまで出していた。私のアイドル、私だけのアイドルは着実にシンデレラ階段を上っていた。

ジェットコースターみたいに上がったり下がったりを繰り返す不安定な日々の中、気づけばそこそこ長い時間が流れていた。

そんな中で、新しい知らせが私の耳に入る。モバマススマホ音ゲーアプリとして配信される、という情報。その名も「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ通称デレステだ。

私は当然アプリインストールし、当然のように課金をする。佐久間まゆちゃんのSSRの絵柄は、とんでもなくかわいかった。満足しかなかった。今までの過金額を振り返ると、少し嫌な気分になった。実感がいまいち湧かない。いいんだ、私は佐久間まゆちゃんのためにこれだけ課金したんだ。そう思えばこんなの妥当だ。まゆちゃんはこんなにも私のことを愛してくれるんだから、それでいいじゃないか。まゆちゃん愛してる、愛してる、愛してるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてる。まゆちゃんは私のことだけ見てくれている。私のこと以外は決して見ない。好き好き大好きあいしてる。佐久間まゆは決して裏切らない。まゆちゃんだけは信じられる。こんなどうしようもなく嫌なことまみれな世界の中で、まゆちゃんだけは私が信じるに値した。彼女リボン女神様だった。

6月末、デレステで次のイベントの予告が発表された。佐久間まゆちゃんがランキング報酬として登場するということがわかり、私は一瞬で血眼になった。ちょうど仕事が忙しくて時間が取れないけれど、睡眠時間を削ればなんとかなりそうだった。私はすぐさまにpt効率計算し、一日どのぐらい稼げばいいかの目処をつけた。

そしてイベントが始まる。

イベント開始時刻と共にデレステを起動し、イベントページを開いて、私は愕然とした。

なんだ、この絵柄?

それは、まゆちゃんが他のキャラクター所謂壁ドンをされて、なんだか満更でもなさそうに頬を染めてときめいている絵柄だった。

「は?」画面を呆然と見つめたまま、自然と声が出た。なにしてるの?なにしてるの?なにしてるの?なんで私じゃない別の女なんか見てるの?なんで満更でもなさそうな顔なんかしてるの?なんで?なんでなんでなんでなんでなんで?一気に胃が痛くなった。訳が分からなかった。私のことだけを見つめてくれていたはずのまゆちゃんが、ほかの女を見てる?はは、なんだこの女。なんで?ねえなんで?なんでそんなことするの?なんでそんなことされてるの?私のアイドルなのにどうしてそんなことするの?

金を払って、睡眠時間まで犠牲にして手に入るのがこんな絵柄のカードだなんて、全くもって意味がわからなかった。そんなの虚しさ以外なにもない。これはなんの罰なのだろうかと絶望した。とんでもない自傷行為。つまらない。しょうもない馬鹿げてる。どうしていいかからない。怒りを通り越した憎悪。まゆちゃんのことなんか殺してやりたい、壁ドンした方も殺してやりたい。滅多刺しにして殺してやりたい。私がこれまで金をドブに捨ててこれたのはまゆちゃんのことを信じていたからなのに、一瞬でぜんぶズタズタにされた。許せなかった。

私はそれでもなんとかイベントを走ろうとしたのだが、途中で本気で体調を崩して寝込んだことで冷静になったのもあり、途中でそれらを全て放棄した。そうじゃないと本気でどうにかなりそうだと理性が判断たからだ。

イベントが終了し、まゆちゃんをリーダーから外した。

ゲームをやめる踏ん切りはなんとなくつかなかったので、私はのろのろと課金を続けつつ、他のアイドルSSRを引いて育成したりしながら遊んでいた。気がついたら息をするように課金していた。

気がつくと、八月も下旬差し掛かろうとしていた。

その日私は仕事休みで、友だちと遊ぶべく山手線に乗車していた。座席に座ったまま、ぼんやりと外を眺める。そんな中停車した駅で、見覚えのあるものが目に入った。

まゆちゃんの例の絵柄の、大きな看板

デレステ宣伝するための看板だ。見た瞬間に脳にサッと小さな雷が落ちて、気がつくと私はその看板を思いきり恨みがましく睨んでいた。

ああ、私はこれだけ時間が経ってもまだまゆちゃんのことが許せないんだな。きっとこのままずっと憎いんだろう。

私はそう悟った。つらいのと、冷めた気分と、情が入り交じってぐちゃぐちゃな気分だった。

そして私はそれから少し時間の経った八月十九日の夜、モバマスデレステアカウントを跡形もなく消した。

あの日からもうすぐ二週間だ。私は、思っていたよりは意外と普通に過ごせている。仕事したり遊んだり食べたり寝たり、割とノーマルリアル生活をこなしている。

でも三次元二次元は完全に別のものからフィクション世界で空いた穴が現実の充実で補える訳ではない。なのでふと思い出した瞬間フラッシュバックに襲われることがある。いつの間にか、フィクション世界では佐久間まゆしかきじゃなくなっていた。ほかの女の子なんてどうでもよくなっていた。好きなキャラクターはたくさんいても、私に応えてくれる、私の信仰を受容してくれる、私が信じるに値する女の子フィクション世界において佐久間まゆ以外だれもいなくなっていた。私が身の丈以上のお金をどぶに捨てるような行動に走る理由になれるのは佐久間まゆしかいなかった。画面越しに見つめてくる佐久間まゆが望んでいる気がしたから、全部そうした。まゆが何度も何度も何度も「あなただけです」って繰り返すから、私もそれに返した。いろいろな何かを。ソーシャルゲームの中にじわじわのめり込むうちに、大事な友だちも私に呆れ果てたかのように続けて二人立て続けにいなくなった。けど、それでもよかった。いろんな人に、もうやめときなよって言われた。自分でもそう思って、実際にやめようとするけど失敗してまた戻るっていう低空飛行を何度も続けた。

私は、私の身の丈なりに、すごく好きでした、佐久間まゆちゃんのことが。いつのまにか。他の女の子のことを全員嫌いになってでも。結局、身の丈に合わない無理を続けた身勝手悪夢のごとき強烈な不運(もうこの件についてはノーコメント)が重なって全部めちゃくちゃにひしゃげてしまったけど。

結局まゆちゃんは画面の中のデータしかなかったので、消えたところで私の実生活にはとくに悪影響は及ぼさなかった。ちょっとショックのあまり体調崩したぐらい。むしろお金は浮くし、まゆちゃんへの愛情と同時に湧いてくる苦しさから突然ぽーんと解放されてしまった。ソーシャルゲーム世界にのめり込んだ経験のない、まともな人なら私を見て「やめてよかったじゃん」と思うだろう。実際やめてよかったんだ。やめたら、良いことしか起こらなかった。それが悲しい。

いまの職場には、私が佐久間まゆという女の子のために課金していることを知っている人が二人ほどいたので、シフトが一緒だったときにその話をしました。私は話をしながら「もう何もかも失いました」「死にたい気分です」と口走った。実際にはいくつかある私の精神を支える柱のうちの一つをちょろっと壊してしまっただけなので決して《何もかも》は失ってはいないんだけど、確かに色んなものを失った。実際には死にやしないんだけど、確かに私は死にたくなってた。その柱は、いざ壊してみると中身はすかすかでした。私が勝手に分厚くて頑丈な柱だと思いこんでただけで、そう思いたかっただけで、実際はびっくりするほどあっけなく崩れて、そのまま跡形もなく消えてしまいました。

フィクション世界でのことだからリアルでは案外普通に仕事して寝て起きてを繰り返してるんだけど、家にいて、ぼーっとしてるときにふと思い出すとつらくなる。嫌になる。何もかも失いました、というのはある意味では事実で、気がついたら一人で勝手に泣けてきてる。

最初は、暇つぶし趣味としてゲームを始めた。途中から趣味じゃなくなってしまっていたのは実はわかってた。重い義務だった。責務だった。私は佐久間まゆちゃんのことを信じるために、自ら佐久間まゆの部屋に入りました。内側から鍵をかけただけなのに、外から鍵がかかっていて部屋から出られないふりをした。

今日、二週間ぶりにゲームのことが気になって、まとめサイトを開きました。十時愛梨ちゃんのSSRが追加されていた。ああ、ゲーム続けてたら回しただろうなあ、って思いながら画面を閉じた。もうゲームを再開する気力とかは全く残っていなかった。部屋から出たまではよかったものの、どこに行けばいいのかわからないままひたすら途方に暮れている。

どこに行けばいいのかなあ、どこになら本物の女神様がいるの、信じられない。どうして裏切ったりしたの。ずっと部屋にいたかったのに。裏切らないでいてくれたら、ずっと信じていられたのに。好きだったのに。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー死にたい死にたい死にたいぜんぶなくなったぜんぶどぶにすてたむだだったあーーーーー、ははふあ

追記

起きたら反応がたくさん来ていて驚きました。もともと、最後に一度自分感情を整理してどこかに残しておこう、と書き殴った乱文なのですが、読んでくれた方、ありがとう。読んだ人が思うだろうなあとぼんやり予想していたとおり、例の絵柄についてはあとからフォローが入ってるじゃん、とのコメントも読みました。ええ、もちろん知ってます。他のキャラクター壁ドンされてときめいているまゆちゃんに深い怒りを覚えたのは事実。あの絵柄が、私にとって大きなトリガーでした。あとからフォローが入っても、一度引かれたトリガーを戻すことはできなかったんです。それが引かれた瞬間、まゆちゃんについて、今まであえて考えないように、考えていたらどうにかなってしまいそうだから思考に蓋をしていたことが、一気に頭を過ぎりました。

以下、書くつもりのなかったことを書きます。これで終わりなのだからまあ全部ぶちまけてもいいでしょう。

上の文で明記はしなかったものの(読めばあまりの女々しさから察せられると思いますが)私は女性です。まゆちゃんは、プロデューサーさんのことが、好きでした。私はその《プロデューサー》という概念体に自己投影をしてゲームプレイするわけですが。途中で、どうしようもない壁にぶち当たってしまいました。まゆちゃんが想定しているプロデューサーさんとは、明らかに男性ことなのです。アニメに一瞬出てきたまゆのプロデューサーも、明らかにスーツを着た男性でした。これについてはもう記憶封印しましたが。台詞の隅々から、まゆちゃんのプロデューサー男性なのだという事実じわじわと追い詰めてくる。プロデューサーという概念体と、私という存在が、少しずつ乖離していく気がしました。このままではいろいろなものが駄目になってしまう。考えてはだめだ。そう思い、それについてはできるだけ考えないようにしてきました。コメントでも同じことを書いてくれた方がいましたが、まゆちゃんは、私が同僚の殿方から電話を受けても、怒りません。自分のいいように解釈して消化してしまえばいい話なのですが、どうしても「まゆちゃんが想定しているプロデューサー男性である」という呪いのごとき一文が頭から離れませんでした。私は女性です。まゆちゃんは、私のことを好きでいてくれたんじゃなかったの?このプロデューサーさんは、私じゃなくて別の誰かなの?考えないようにしていても、ふとした瞬間そう思うことが少しずつ増えました。今思うと私はもう限界だったのかもしれません。そんな中で開催されたイベントのあの絵柄を見て、私の中の何かが完全に崩れてしまいました。あとからフォローが入っても、いちど崩れたものは、戻りませんでした。戻らないと悟ったから、私はまゆちゃんという女の子を諦めました。しょうもないきっかけだと笑う人もいるでしょう。つまらない小石に躓いた私は、もう二度とここに戻ることはありません。まゆちゃんとなら「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」と思っていました。大好きでした。私は、これからはちゃんと幸せに過ごします。それではさようなら

2016-08-29

ゴルスタの件をサンリオSF文庫裏表紙みたいに書いてみる

ゴルスタ人」「反ゴルスタ人」という語句がなんとなくSFに出てきそうな感じだったので……

ヒートアップした〈巫女〉が叫ぶ――「反ゴルスタ人を探し出せ!」

2016年ネットに覆われた地球で奇妙な戦いがはじまった。ゴルスタ人はスプリックス統治する社会ネットワークサービスに安住し、〈巫女〉の言葉に従っていた。思想統制を拒んだ者たちは社会ネットワークサービスを追われ、中に戻るには反省文を提出しなくてはならない。その外側に反ゴルスタ人がいる。スプリックス思想統制に反対する者たち、腕だめしにゴルスタ人の社会に潜入を試みる者たち、あるいは単なる野次馬。彼ら反ゴルスタ人は戦意を持続できないのが弱点だ。ネットに火を放って栄養補給する〈プロブロガー〉の群体が盛んに活動し、〈ピーシーデポ〉が奇怪な契約で老人たちを束縛し、反ゴルスタ人たちの意識をそらしてしまう。反ゴルスタ人は戦いに集中できるのか? 思想を統制された若きゴルスタ人にはいかなる未来が訪れるのか? 鬼才が描く超監視社会悪夢

サンリオ裏表紙字数にあわせて約400字で。

2016-08-23

通常兵器効果があるなら最大火力?

から「後から判明したこと」から遡って「なぜあのときああしなかったの?」と言うのは無しでいこうよ。小学生じゃないんだからちゃんとストーリーの中での必然性を語ろうよ。

エネルギー切れるまで打たせろ」→ゴジラが一通り東京荒らし尽くして制止している状態が「休眠」であると「仮定」できるようになって初めて言えること。それ自体ゴジラ停止から数日後でしょ。

無人機使ってから誘導兵器云々」→だからそれも後出し軍隊同士の戦争じゃなく「どんな進化するかわからない不明生物」との戦闘なんだって相手の出方が全く予想できない状態で「相手停止!一斉攻撃!」なんて指揮したらそれこそ負けフラグのものでしょ。ましてそこに「群体化・有翼化」なんて可能性が出てきたら、確実に「通常兵器による攻撃差し控えよう」という判断になるわ。

「休眠してる間に次なる進化可能性を誰も考慮してないの?」→だから、それがあったからこその国連の「核攻撃やむなし」って判断でしょ。ちゃんと見てた? その考察あったから安田くんも「そりゃ選択肢としてはある」って言ったんだよ。むしろ、群体・有翼化して四方八方に飛び散るかもしれない(そして各地で再び巨大化するかもしれない!)生き物に対して、あなたが「物量作戦空爆が上策」と思ってるのが不思議で仕方ないよ。

結果論結果論、そして穴だらけの考察あなたの書いてることは、普通に全てシナリオの中で解決がついてることばかりだよ。あなたが「おかしい」と感じるのは、端的に言って読解力不足のせいなんだよ。

ハッキリ言うけど、そもそもあなた最初は「群体・有翼化」の話が作中で出ていたことを完全に見落としてたでしょ? そのレベル記憶作品の「あれがおかしい、これがおかしい」と言うのはちょっとどうかと思うよ。

それにね。「シン・ゴジラ」のラストは、「みんなでゴジラ倒したったwwwやったぜww」じゃないんだよ。あなたはそれさえ分かってないんじゃないの? ラストシーン尻尾の大写しは、最後最後で「ほんとにギリギリ幸運による成功だったに過ぎない」「一歩間違えたら最悪の事態だったかもしれない」「しかもその悪夢はまだ終わってないかもしれない」ってことをあの映像で観ているものに見せつけて、最後にゾッとさせる系のエンディングだったんだよ? 人類ゴジラ禍をまだ全然逃れ得ていないし、だからそもそも「あの攻撃が後から見てもベストでした」なんてこと、映画の中でも誰も言ってないしそういう作りにもなっていない。ただ「その時点その時点で得ていた情報の中で、各自が最適を選びながらがんばった」という話だったんだよ。各自の行動に、ストーリーご都合主義的で不自然かつ間抜けな見落としはほとんどない。そういった完成度の高さも、あの映画評価されてる一因なんだよ。

もちろん、本当のところ映画制作の都合上「そう言いつつも、この絵を見せたいからこうしたんだよねー」という部分は、そりゃある。映画からね。「リアル」と「リアリティ」は違うからね。ただ、その嘘の見せ方自体もかなりうまかった。納得して許せるなと思えるレベル。その意味で、あの作品の防御力はゴジラ並に堅い。だから、あの映画に切り込みたいならもっと違った角度、切り口、意表をつくアプローチ必要なんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20160823104151

なお、タイトルの「通常兵器による最大火力」について一言考察。ここからはオマケ。

アメリカには「通常兵器有効」だというデータはあったのだろうけど、それに加えて、ゴジラレーダーのような能力を備えることまで予測していたのかもしれないね。でないと『同質量の金と同額』とまで言われる世界一高価なステルス爆撃機B2を(しかも3機も!)投入するのは不自然から。そして爆撃に使用するのは外しようのない、最大火力の誘導兵器である地中貫通爆弾バンカーバスター

まり、この時点ですでにアメリカは「普通に適切と考えられる最大の兵力」を投入してるんだよね。しか当事国同意を得ないうちに素早く。アメリカいか危機感をもち早期収束を焦っていたかが分かるね。しかし、そんなアメリカですら残念ながら予測できていなかったことが二つあった。「ゴジラ攻撃の対空レーザーへの進化」加えて「バンカーバスターで貫くことはできても死なないどころか怒らせただけというゴジラ身体構成(結果、馬鹿みたいに被害火災とおそらく放射能汚染)が拡大)」という2点。この2点のミスは致命的でかなり痛い。結果、米軍全体でも21機しか保有しないB2のうち3機(しめて約5000億円?)とその搭乗員を失い(エリート爆撃機乗員6名以上…プライスレス)、同盟である当事国の首脳陣をほぼ全滅させ(プライスレス)、同首都に壊滅的な打撃を与え(東北震災の約10倍としてざっと数百兆円? 円と株の暴落による世界経済への影響は…少なくとも米国債ドル暴落にも歯止めかからないレベルの打撃はまさにプライスレス)…。これ、単なる「攻撃作戦失敗」の域を越えてるよ?! いくら大統領に巨大な権限があるとしても「判断ミス」追及されたら辞任どころか死刑になってもおかしくないくらいの大失態だよ? ゴジラ対処する必要がある超非常事態からこそギリギリ責任問われずに済んでるけど。結果、アメリカ自分判断では動けなくなり、国連主導の解決策に移行するしかなくなった。その国連判断が、中露という地勢的に近隣な国々を中心とした「核攻撃止むなし」という結論であって、「通常兵器でなんとかしようとしてた前半」と「核攻撃止むなしの後半」では主体が変わってることもけっこう重要ポイントですね。

2016-08-22

こんな東京オリンピックは嫌だ!2020年五輪キャスティング予想

リオオリンピック閉会式

http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=28114.html

http://togetter.com/li/1015110

いやぁ、素晴らしかった。

「こういうのでいいんだよ、こういうので。」と呟いてしまった。

長野オリンピック悪夢

大阪世界陸上の壮大なスベりを経て

ようやく求められているものが分かってる奴が責任者になってくれたようだ。

イノセンス』を思わせる川井憲次風の君が代斉唱

間延びしがちな君が代が、厳かな雰囲気を持って観客を一気に引き込んだ。

プロジェクションマッピングも素晴らしい。

ライゾマティクス、いい仕事した。

AR、VRが4年後にどこまでウケるわからんが、ぜひ取り入れてほしい。

ロボット渋谷スクランブル交差点、地平線まで続く都市夜景

昔の東京五輪ポスターっぽい構図、新幹線と「日本」の分かりやすイメージPRしてる。

そこから屋形船浅草寺スカイツリーともってきて、キャプテン翼ドラえもんキティちゃんにつなげる。

日本に求められてる、伝統ハイテクポップカルチャーの融合ってやつだ。

ガイジンの求めるイメージのものだよ。

これだよ、この分かりやすさが大事なんだよ。

浅利慶太なんかいらんかったんや!食い倒れ人形コスプレとかアホか!

そしてクライマックスは、マリオ安倍首相

日本ブラジル地球の真裏で、土管地球の裏までひとっ飛びってのは誰もが分かるユーモアだ。

ダンスも良かった。

まさか椎名林檎を持ってくるとは。

振付演出も、海外でどうやったらウケるか分かってる。

4年後もライゾマである必要はないし、できればさらなる若手が出てきてほしいけど、ようやくホッとした。

ということで、「こんな東京オリンピックキャスティングは嫌だ!」というのを今から挙げておこう。

総合プロデューサー秋元康
公式応援ソングEXILE with AKB48
アートディレクター村上隆
総合司会
応援団長中居正広(裏でナイナイ岡村がコソコソやってる)
実況古館伊知郎
現地インタビュアー藤原紀香
バレーボール応援団ジャニーズJr.
演出小山薫堂友情出演くまモン
デザイン監修佐藤可士和
キャッチコピー糸井重里
翻訳監修戸田奈津子

普段テレビでやってるバラエティみたいなノリで内輪ウケを狙うのだけはやめてくれ。

今回のリオでさえ、安倍首相にわざわざ「PRIME MINISTER」って字幕つけなきゃいけないくらいなんだから

国内で顔が売れてようが、世界からみたら「誰だコイツ?」なんだよ。

頼むぜ。

見ているのは世界なんだ。

期待しているぜ。

東京オリンピック、楽しみになってきた。

2016-08-18

おばけ嫌いをいつの間にか克服していた

幼少の頃、おばけが死を考えることよりも怖かった。

人並み以上には心霊体験もしたし、怖しい夢に眠りを奪われるのはざらだった。

人の言うところの霊感とはこのことなのかと喉の奥においやり、心霊スポットには目を伏せ神仏氏神様に足を向けることもなかった。

ところがしばらく忙しさに時を忘れていると、いつのまにか過剰なまでの恐怖心が身体に残されていないことに気付いた。

それまではどれだけ子供だましだろうとも、心霊という情報が脳に入り込むだけで、呼び起こされる記憶によって一瞬にして背筋から緊張が走り出てしまっていた。

それなのに、今は子供だましを子供だましと落ち着いて見られるようになっていたのだ。

多感な頃に比べれば確かに心霊現象わたしを恐怖させるようなこと稀になった。

相変わらず悪夢が時折わたし現実へとはじき出すことはあるが、それを目覚めて尚心身が恐怖するようなことはなくなった。

なぜだろう。

世の中がわたしを恐怖させようとする度、それに屈しない自分をしばらくの間不思議に考えていた。

そうして辿り着いた結論は2つだった。

多感なころは欲求に突き動かされるままに数多くの必要悪生活をともにしていた。

目的のために傷つく人がいることは摂理と考えていたし、生物運命を掌握できることは人間権利だと信じていた。

それがそうでないということと、そうしなくても生きられるだけの知識経験が身についたことで、知らぬ間に必要悪に頼る必要のない生活を送っていた。

まり心霊わたしを襲う正当性解決していたのだ。

そしてもう一つの理由は、心霊なんかよりももっと、背筋から熱を奪う存在が身近に寄り添っていることに気がついたことだろう。

時を忘れるほどの忙しさは、同時に我をも忘れさせていた。

一体何年の間、光の差さな下水の中を行き先もわからないまま手探りで這い進むような生活を続けてきたのだろうか。

人間しからぬ生活わたし精神から人間らしい部分を削り落とし、人間しからぬ精神わたし身体から人間としての営みに必要な部分を奪い去ろうとしていた。

ただでさえ朦朧とした記憶曖昧になっていく中で、一体いつまでわたしわたしわたしと感じていられるのだろうか。

怖いものを怖いと感じるわたしが失われていく怖さでさえも、もうまもなく失われてしまうのだろう。

2016-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20160811104058

デマ否定するためにデマを垂れ流しているやつを批判」するために、もう一度デマ(1)を持ってきてデマ(2)をデマだと批判する光景

すべてひっくるめて低脳同士が繰り広げる悪夢しか見えないので、対消滅したらよいと思う。

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