2016-10-27

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http://anond.hatelabo.jp/20161027182405

ひさしぶりの「増田ぽえ夢」。

タイトルからもわかるように、ストレートに「怖い夢」を題材にしている。

そして、創作ではなくて、これは実際に見た夢をそのまま書いたのだろう。

やや支離滅裂だが、その一貫性のなさが書き手のポエジーを感じさせる。

わかりやすいように少し話を整理して、あらすじを書いておこう。

あらすじ

余命幾ばくも無いと宣告された義母退院して帰ってきた。が、少し様子がおかしい。

すると夫が泣き崩れ、実は今日の午後になくなったことを告げる。

「私」は、夫にある場所について調べるよう言われ、宇宙船のなかような場所に潜入する。

そこで、義母には脳内機械を埋め込む手術が行われたらしいことを知る。

曖昧なところがあるので、母が既にその手術を受けているもの解釈

脱出しようとエレベーターに乗ると、閉まる直前にある男が乗り込んできた。

その男は、義母に手術のことを暴露しようとしているため、「私」は男の殺害を考える。

「なんて恐ろしいことを!」と思ったところで、夢は覚めてしまう。

解釈

しんどいことが続いている」とあるが、書き手は、現実義母介護に追われているのだろう。

そして、義母が手間のかからない状態になることを願っている。

その反面、彼女をおもいやる気持ちもある。だからこそ、手術の事を隠そうと業者の男の殺害計画する。

「怖い夢」とタイトルにあるが、人をも殺しかねない自分が怖いのであるしかしこの怖さには、

憎しみより優しさが感じられる。なぜなら「私」は、義母の死よりは生を願っているかである

記事への反応 -
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      • anond:20161027182405 言及していただけたこと、感謝です。 トラバのしかたがよくわからなかったので、そのときの感想は別の増田に書きました。 複雑な思いを抱えたまま、それでも生きて...

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