はてなキーワード: ファンタジーとは
時々あるニュース。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180827-OYTET50009/
自分は信仰はないのでこんなニュースを見ても本当に憤りしか感じないんだけど、信じている人にとってこれは一体どういうことなんだろうと考え始めて、少し理解が及んだ気がした。要は異世界転生なんじゃないかと。
神の遣い達は魔法で壊れた建物を修復したり、不治の病の患者を救ったり、環境問題を解決して見せたりする。
時々、ゲートみたいなのを開いて、異世界の様子を紹介してきたりもする。
ゲートごしに見る異世界は、ファンタジーでみるような理想郷で、人々の寿命は長く、資源も食べ物も豊富。争いごとも揉めごともなく、暮らしてる人々は誰もが幸福そうである。
時々、神の遣いに許可された人が、ゲートを超えて異世界へ転生する。転生した人の様子もゲートごしに見える。
現世に絶望して異世界へ転生した人の様子なんかを覗き見ると、とても幸せそうにしてたりする。
身近な人なんかも異世界転生し始めたりして、転生が当たり前になってくる。
我が家は現世でも不幸というわけではないけど、中流で、必ずしも欲しいものが全て手に入るわけではなく、仕事も忙しく、住まいも狭い。
そもそも都心はゴミゴミし過ぎていて子育てにも適しているとは言えない。
妻や子供も異世界の様子をゲート越しにみて、転生したいと言ってきたりもする。とはいえ転生とは具体的にどのようなプロセスなのかは知らない。
神の遣いと会話する機会が得られたので、それとなく転生の話を相談してみる。すると神の遣いが言う。
「転生なので、まずはこの世界の生をやめてもらう必要があります。具体的には一度死んでもらいます。その後、一定期間を経て異世界へ転生します。転生する期間には多少の個人差がありますが、死んでいる間は意識がないのであっという間です。"個"が継続するのかとよく聞かれますが、当然継続します。ハードウェアだけ切り替えるイメージですかね」
----
さて、この話を読んであなたは愕然としただろうか? 妻や子供の生を一度奪ってしまうなんてとんでもない!現世で生きていこう!と強く決意できただろうか?
洋3Dアニメも含むぜひ皆に観て欲しい私が大好きなアニメ作品10選 同じ20代女でも全然違うもんですね
配信情報についても雑に書いていきますが網羅的ではないし現時点でのお話です。
私は作画というかキャラデザの面でクロウカード編とさくらカード編及びその映画2作(1998-2000年に制作されたもの)が好きです。
2018年になってから制作された完全新作続編クリアカード編は、キャラデザ以外は前作と同じ人が担当しています。
ひょんなことから関西弁のぬいぐるみに魔法のカードたちの回収をさせられることになった超いい子、木之本さくらのお話です。
この世で一番好きな人に恋をする(多分)という世界観であり、同性が恋愛対象だろうが異性が恋愛対象だろうが作中の人物は全く気にすることがありません。良さポイント。
特記事項として、漫画原作者CLAMPのシナリオ担当者がそのままアニメの脚本も書いています(序盤は専門脚本家と共同でやっていたが以降は一人で脚本担当)。原作とアニメで細かな設定の違いはありますが、本筋に大きくかかわる改変はなく、安心です。
人間の情、料理の楽しさ、木之本さくらに人生変えられてしまう人々、毎回服が変わるバンクなどアニメーションのすばらしさ、どれをとっても「愛」です。
カードキャプターさくらさくらカード編の最終話の続きが2000年公開の「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」です。
TVシリーズ最終話だけ見てこちらを観てない方、封印されたカードこそがシリーズの最終話ですので、観てください。最高なのは私が保証します。苺鈴もいるよ!!
dアニメストア、dアニメストア for Prime Video、U-NEXTで観れます。
身体が宝石でできている性別も寿命も無いヒト型生命体たちは、メンバーの交代はありつつ20人くらいで数千年?ずーーーーっとずーーーーっとひたすらふわふわ楽しく互いを愛して生きていた。
月からは彼らを攫いに来る物言わぬ得体の知れない生命体が断続的にやってきて、そいつらに捕まった宝石生命体はひとりとして帰ってきたことはない。
生まれてから300年くらい無職だったやたら身体が脆弱で頭もお天気なフォスフォフィライトは、やっと定職を任されることになったが、この職、明らかにつまんなそうで…
空気感が奇跡的に美しい。音楽と映像、キャラデザ、配色、構図、そして声優の上手さ、すべてが噛み合ってとてつもない「美」に圧倒されます。
からの物語はなかなかの生き地獄。私の推しは主人公です!我慢できなくて原作読みました。楽しーい!
ピクサーの名作。正しく「全年齢向け」であり、子供も楽しいが大人も泣ける。これはライトニング・マックイーンという一人のレーサーの人生の話です。
1を観てない人は運がいいです、この名作を一から楽しめるなんて羨ましいです。人生を見てくれ。
カーズクロスロードは邦題ではよくわからないがカーズ3で、カーズ三部作の最終編です。
カーズ1か1と2だけ見て3を観てない人多いのでは。もちろん2もいいんですけどね。
特にカーズ1が好きだった人はぜっっっっっっったいに3を観てください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1がマックイーンが他人の人生に気付く話だったとすれば、3はマックイーンがレーサーとしての現役生活の終盤に差し掛かり、ベテランとして苦悩するなかで、「あの人はあの時どう思っていたんだろう」「自分はあの時何を感じていたのだろう」と周りと己の人生を振り返りながら、自分の行き先を決めるお話です。自分の使い道は、自分で決めるんです。その苦さ、辛さ、楽しさ、怖さ。人生なんですよ。人生です。よろしくお願いします。
Youtube、アマゾンプライムビデオで字幕・吹替ともにレンタル1作300-500円。
ドリームワークスの名作。ドリームワークスの中の人によると、「ディズニーは子供と、大人の中にある子供心に向けて映画を作るが、ドリームワークスは大人と、子供の中にある大人心に向けて映画を作る」だそうです。
絶海の孤島で暮らすバイキング達。彼らの日常とはすなわち、村を襲うドラゴンとの戦いである。
ある者は手を、ある者は脚を失いながらも勇敢にドラゴンどもと闘うバイキングたち。
その伝説的な豪傑族長の息子に生まれながら身体が育たずひょろガリで、いつまでたっても半人前以下のお荷物扱いされていたヒックはある日、一匹の傷ついたドラゴンと「出会う」。
最初っから最後まで全くダレずに豪速で駆け抜ける、友情、努力、勝利のちょっぴりビターなド王道ストーリー。中盤の飛翔シーンは何度観ても鳥肌ものです。あと猫好きは絶対にめちゃくちゃ萌えるから是非。名作です。
Youtube、アマゾンプライムビデオで字幕・吹替ともにレンタル1作400円。
同じくドリームワークス。
カンフーが世の秩序を守っている古代アニマル中国。パンダのポーは世を守るカンフー軍団の一員である。
この世界、ヒトはいなくて動物だけがいるズートピア的な人種(動物種?)構成なんですが、なぜかパンダはポー1匹しかいません。しかもポーのお父さんは鳥。そんな中、ポーはある悪夢を観ます。なんだろう。なんだろうね?というお話です。
1を観てから観るとより面白いですが(あとシーフーが可愛いことが分かる)、2をお勧めするのは映像美が常軌を逸しているからです。全カット構図と配色がキマり過ぎている。全部壁紙にしたい。おかしい。クジャク元年おめでとうございますからの溶鉱炉準備のシーンは音楽と映像の噛み合いが異常で毎回鳥肌立ちます。
アジア人として中国の建物や服装なんかに全然違和感を感じないな凄いなと思っていたんですが、スタッフは実際に中国に何年も暮らしてから製作したんだそうです。どおりで。
あと声優が面白くて、同僚のトラの声がアンジェリーナ・ジョリー、同僚のサルの声がジャッキー・チェンです。
2の悪役のエロ孔雀の声はゲイリー・オールドマン。ウィンストンチャーチルとかハリポタのシリウスブラックの人です。エロいよー
なおエロ悪役孔雀の日本語吹き替え版声優は藤原啓治さんです。こっちも最高なので吹替版・字幕版お好きなほうをどうぞ。
最高に面白い漫画を最高のアニメ化をした最高のアニメ。現在Ⅱ期が絶賛放送中です。
とある地方都市で暮らす、顔も運動神経もいまいち以下な中学2年生影山茂夫、通称「モブ」。
異常な超能力を持ちながらも、超能力を「必要ないもの」と考え、「モブ」のまま頑張ろうとする彼だが、社会の底へと彼を引きずりこもうとする人々は後を絶たず…というお話です。
社会の底で商売をしている怪しい三十路、霊幻新隆をモブは師匠と呼んでいるのですが、この三十路男が本当にいい。どうしようもないまともな大人なんですよね。
原作の漫画家はワンパンマンの人です。ワンパンマンは一発ネタが超人気になって長編作品になったものですが、こちらは最初からひとつの長編作品として話を練ったものです。面白くないわけがないんだな。
ONEさんの独特な絵の良さを崩すことなく、分かりやすいところだと人物の影のフチをぼかすなど画作りにハチャメチャこだわり、当然お話も超面白い。声優もがっちり最高です。
社会の底で生きる人々と、中学カーストの底で生きる等身大の思春期少年の人生のお話です。私の説明が上手くないんですけど本当に本当に面白いです。
配信情報は公式サイトからどうぞ。 http://mobpsycho100.com/
これをまだ観たことない人は幸運です、ネタバレを全力で回避しながら最後まで駆け抜けてください。私は3日で全部観た。
愛する人たちの為、なりふり構わず持てる力と策略を駆使して世界を変えようとする男、ルルーシュは、果たして渇望した未来にたどり着くことができるのか。
これを観た人類はルルーシュという男を愛さずにはいられません。
あと普段全くロボ萌えできない私ですが紅蓮弐式は血が煮えたぎってしまいましたね。
かの有名な涼宮ハルヒシリーズの最高傑作とうたわれる「涼宮ハルヒの消失」を劇場版アニメ化したもの。
TVの涼宮ハルヒシリーズを観るか、原作の涼宮ハルヒの憂鬱、溜息、退屈の三作を読んでから観てください。大丈夫です面白いのですぐ全部観れます。笹の葉ラプソディは必須。
ある朝キョンが目覚めると、涼宮ハルヒが消えていた。部室には長門しかいない。しかも感情を持たないヒューマノイドインターフェースであったはずの長門有希は普通の引っ込み思案な女子高生になっており、キョンを文学部に勧誘する。とっても照れ屋(!)な彼女をとっかかりにして状況を把握しようと七転八倒するキョンであったが…
ストーリーが本当に面白いし長門は可愛いしキョンは頑張るしビターだし優しいし…本当に好きです。
関係ないけど私の最推しは佐々木なんですよ!!!!!!!!!3期を見るまでは死なないぞ、谷川流だって生きているんだ。なんとかおねがいしますどうにかしてください金なら払うから
TVシリーズ、消失ともにU-NEXTとNetflixで観れます。
同名の原作漫画をアニメ化したもの。最近実写ドラマ化もされましたね。まだ観れてませんが。
元ヤクザのパッパラパー、人呼んで「与太郎」は、斜陽の落語界最後の重鎮、八代目有楽亭八雲に弟子入りする。白髪の爺さんになるまで弟子をとってこなかった八雲は、斜陽の落語と「心中する」と言ってはばからない。彼がこうなったわけとは?その彼がなぜ今になって突然、弟子をとったのか?
八雲を石田彰、その盟友にして天才落語家助六を山寺宏一、そして与太郎を関智一が担当し、ガチガチの落語をガチで演じます。凄まじい。一度でいいから観てください。
特に石田彰さんは10代の八雲(当時は菊之助)から80代?の最晩年の八雲までを一人で演じており、人生の年輪を見事に重ねていくその演技たるやもう人間国宝です。
アマゾンプライム会員ならタダで観れます。NetflixとU-NEXTでも観れます。
英語圏の日本アニメオタクが作った洋3Dアニメ、少女が変形武器の大鎌振り回してでっかい銃弾ぶっ放す。最高。
グリムという魔物がうようよしている世界で、グリムを狩るハンター養成学校に通う少年少女たち。恋に友情に喧嘩に仲直りに戦闘!戦闘!戦闘!の楽しく実践的な学生生活を送っていますが、元々不穏な世界が急速にヤバくなってきたみたいで…?
よくMMDと勘違いされますが全く別のPoserというソフトで作られています。
この世界は完全男女平等で、強さも男女で違いはありません。最新シーズンでは普通に子持ちのレズビアン夫婦も出てきました。
フリフリスカートを趣味で着てる人間がけっこういるんですが、スカートの中身は見えない仕様です。かわいい猫耳もいますよ。
シーズン1のころはお金がなさ過ぎてモブが黒塗りだったりしたんですが、親しみやすい世界観と3Ⅾアクション製作の天才による超かっこいい戦闘シーンなどにより支持を得、シーズンを重ねるごとに目に見えて資金が増えて作画の解像度が上がっていきます。現在シーズン6(volume6)が新規配信中。
https://www.youtube.com/watch?v=pYW2GmHB5xs
これ見て好きだったら間違いないです観てください。
2017年から日本語吹き替え版を、カットしまくりですが劇場放映とかTV放送とかするようになりました。
今まではyoutubeで公式動画を日本語字幕つきで観れていたんですが、なんかワーナージャパンが日本語化権ごと配信権を買い取ったとかで?日本からのアクセスが不可になった上に公式サイトの動画も日本語訳がつかなくなってしまいました。なんでそういうことしちゃうかなあ。ワーナーのRWBY公式サイトの配信情報も軒並みリンク切れです。本気?
youtubeでシーズン1と2の日本語吹き替え版を各500円で観れることが分かりましたが、あとは円盤しか手段がないのか?英語できる人は製作会社Rooster teethの公式サイトで観てください。
番外
人形劇です。しかしたかが人形劇と侮ることなかれ、台湾の布袋劇という、ギンギラ煌びやかなでっかい人形を使う伝統的かつ現代的で本国では大人気の人形劇に虚淵さんが惚れこみ、脚本虚淵玄、製作台湾で作られている中華異世界バトルファンタジーです。一風変わったバディ物。「はてさて、友だから手を借りるのか、手を借りてしまったから友なのか?」
なにしろ人形なので絶対に作画が崩れない。しかも人形の動かし方とかカメラワークとか人形そのもののクオリティとかが超絶技巧すぎて人形であることを秒で忘れます。
各キャラがそのカッコよさを表す漢詩を持っており、キメ場面ではイケメン風がビュービュー吹きながら漢詩(台湾発音のガチ中国語)が流れるという。
あと音声は日本語だし声優は日本人です。本国ではどうなってるのかな。伝統的には一人で全キャラ声あてるんだそうですが。
おすすめです。
(私が好きそうな作品に心当たりありましたら教えてください。日本のでも海外のでもなんでもいいです。特に洋2Ⅾアニメ全然知らないのでそれもご存知の方いたらぜひ。)
少しネタバレあるかもしれない
百鬼丸が体を取り戻すほどに人間に近くなり、そして弱くなり、そして厄災が増えること
そこで何を感じ、何を考えるか
そして完結していないという点
あとはどろろの声優がなんと13歳、一番喋ってるキャラが13歳!
すげぇなあ
妹がみゃー姉大好きっていうので面白さが増してると思う
ひなた → みゃー姉 → 花ちゃん
乃愛 → 乃愛
ちょっとうまるも入ってる
あとエロい
若干他の作品と違う点は、やっぱり2人共(一応)天才設定という点か
学年1位と2位がお可愛いやり取りしてるあたりのギャップがいいよね
あと作者の趣味か、妙に横文字使ってきたりナレーション芸やってくるのが味を出してる
(原作読んじゃったせいで上手く語りきれないな)
原作あるので間違ってるかもしれないが
あとはゲームでありがちな王道ストーリーの影に隠れてる部分の話にスポットをあてるのではないかな
あとやっぱ旅っぽいので背景にどれだけ萌えられるか次第?
そういうところがSF・ファンタジーっぽいんだよね(世界観を楽しむ系)
メタ的には監督の前作と比較することで作家性が見えてきて、答え合わせができる感じ
これも原作があるので間違ってるかもしれないが
普通に「五つ子」「家庭教師=ゴールが勉強」ってのがかなり面白さのウェイトを占めそう
(実際みくがもう変装してたしね、あと5人合わせて100点とか)
ただ、1人で見てても気づかないネタが多そうなのでニコ動推奨な気がしてる
壁の外が今どうなってるのか考えるのも面白い
3話見てから書く
他は語れる自信がない
前回
サブスクリプションサービスの発達で、毎年どんどん見る本数が増えてく。
「バッカーノ!」
1930年代、禁酒法時代のアメリカを舞台にした群像劇。オシャレな雰囲気の絵柄・音楽が大人にとってもグッとくるアニメだが、とにかく話が面白くなるまでが長い。ほんと、長い、時系列がバラバラのストーリー、名前を覚えきれない大量の登場人物に、多くの人が挫折するかもしれない。でも、9~10話までは頑張って観ていただきたい。最後にはすべての話が繋がり、「そ、そういうことだったのか~!!!」と納得させられる。そんなジェットコースター級のカタルシスのあるアニメ。原作の成田良悟は後述する「デュラララ!!」でもこの手法をとっている。OP曲はニコニコ動画で手書きパロディが流行した。
働くすべての人に見てほしい、PA WORKSのお仕事アニメの傑作。目指した理想と追いつかない現実、社内や外注先との仕事に対するモチベーションの違い、破綻するスケジュール、板挟みの調整やスランプに陥る焦り……など、誰かがどこかで体験したであろうトラブルを共感できるよう描いている。むしろ、共感しすぎて胃が痛くなるレベル。転職する人や、業界自体を去る人を描くのも印象的。こう……アニメって、強いヒーローが主人公となって大逆転をかますものが多い中、SHIROBAKOは「目立たないけど、仕事にしっかり向き合う、頼れる大人の仲間」がたくさん描かれてる。そこがいい。こういう社会人の活躍するアニメ、もっと増えてほしいよね。
大ヒットを記録した男子フィギュアスケートのスポーツアニメ。なかなか結果が出せない日本代表フィギュアスケーターの勝生勇利は、ひょんなことからロシアの伝説的スケーターのヴィクトルをコーチに迎え、グランプリファイナル優勝を目指すことになる。作画の美しさも話題となったが、このアニメの良さはストーリー構成にあると思ってる。今後の展開を期待させる導入の1話、3話のライバル対決、各国を舞台に繰り広げられるGPシリーズ、そしてクライマックスのGPF。12話をバランスよく完璧にいかしたストーリー構成で、最終回ギリギリまで予想できない展開を引っ張りつつ、最後はきっちりと話をまとめる。アニメのお手本のような構成である。なお、アニメ放送後に現実の競技がアニメを超えてしまったため、2017年以降に放送していたらイマイチになってただろう奇跡のタイミングにも注目。
「赤髪の白雪姫」
純粋さと爽やかさの心地よい、王子様と薬剤師の王道ラブストーリー。少女マンガ原作の中でも、花ゆめ系が万人にオススメできる理由は「女の子が芯のあって強い」点だ。ヒロインの白雪は、ゼン王子の隣に立ちたいという目標のために、宮廷に使える薬剤師として試験を乗り越え、人との関わりの中でしっかりと信頼を得ていく。たとえ悪人に囚われても、王子様の助けを待てない、知恵と行動力で自力解決しちゃう自立派の強いヒロイン。そんな強さが最高にかわいいくて、かっこいい。少女マンガは、冴えないヒロインになぜかクラス1のイケメンが強引に言い寄る~、といった受け身モテモテ展開が多くみられる。けど、赤髪の白雪姫は「白雪ちゃん堂々としててイケメンすぎて惚れてしまうわ~」とヒロインの魅力に納得させられる、そんな恋愛アニメ。
「91days」
マフィアに家族を殺された主人公が、狡猾な作戦と駆け引きで繰り広げる91日間の復讐劇。攻勢も陣営もどんどん変化していく息つく暇ない展開な上に、ポンポンと人が死んでいくので、公式サイトの相関図を見ながら視聴すると話がわかりやすい。「ゴットファザー」とか好きな人ならハマるかもしれないちょっと硬派なドラマ。そして、いかついオジサンばっかり出てくる。各話のラストの引きがすごく計算されていて「どうなっちゃうの~?このあとどうなっちゃうの~?」とソワソワさせられる、緊張感あるアニメ。放映時は中盤に総集編が入ったのだが、もともと密度が高いストーリーだったせいで4分おきに登場人物が死んでくすごい総集編になってた。視聴後はなぜかラザニアを見るとドキっとしてしまう。
「桜蘭高校ホスト部」
お金持ち学校に入学した庶民の主人公・ハルヒが、ひょんなことから学園の女子をもてなす「ホスト部」に入部してしまうとこから始まる物語。個性豊かな部員とど派手な学園生活を過ごすお金持ちラブコメディ。男子制服を着ているが、ハルヒは実のところ女の子。タイトルだけ見ると女性向けのアニメに見られがちだが、ストーリーは破天荒で常識破りなお金持ち達がおりなすコメディが中心。主人公のハルヒのボーイッシュな見た目や、無頓着で歯にきぬ着せぬツッコミ、時折見せる女の子らしさにノックアウトされた人は少なくないと思う。リボンの騎士もベルばらも、いつの時代だって女の子の男装はぐっとくる。連載が続いていたため、アニメオリジナルのラストになりながらも、ほぼ矛盾なくすっきりとまとめあげた傑作。ボンズの作画の美しさや、人気の高いOPも必見。
「巌窟王」
小説「モンテ・クリスト伯」を原作とするSFアニメ。モンテ・クリスト伯爵の復讐劇を、復讐相手の息子アルベールを主人公にして描いた人間ドラマが見所。伯爵の博識で理知的なふるまいと、その不気味な魅力にひかれていった人は多いはず。アルベールの両親達の隠してきた過去が少しづつ暴かれ、伯爵の目的と悲しい真実が明かされていく。最後に救済はあるのか、本当の愛と友情をアルベールら子世代が体現していく。欠点は、序盤のアルベールがあまりに無知で純粋すぎて、見てる側が若干イラッとしてしまうところ。また、この作品の特徴は何といっても映像。テクスチャをふんだんに使った革新的な映像は、最初のうちは見づらいと感じるものの、慣れてくるとその美しさや世界観のとりこになること間違いなし!
「デュラララ!!」
首なしライダーのセルティと、一癖ある池袋の人々との群像劇。散りばめられた伏線やそれぞれ登場人物の行動が、物語終盤に一気に収束していくさまが、なんともスカッとするアニメである。主人公・セルティは妖精デュラハンで、首がない。首がなくても、その人間味あふれるしぐさと時折見せる乙女な発言(?)に、「頭なんてもんはな、飾りなんだよ」という新たな発見を私たちに与えてくれた。登場人物には、主人公が首なしライダーであることが気にならない、ED曲もこれまたニコ動でパロが大ヒットした。
オジサンのベテランヒーローと、若手のイケメンヒーローが街の平和を守るバディものヒーローアニメ。スポンサー企業がつき広告を背負いながら戦うヒーローは、働く中年の歯がゆさも共感できるよう描かれる。メインコンビの虎徹&バーナビーのかっこよさもさることながら、濃すぎる各ヒーロー達のキャラクター性が素晴らしい。王道アメコミな要素、まっすぐなストーリーで老若男女問わず楽しめるアニメだったと思う。アニメ放送時は、ルナティックさんの決めセリフから「タナトスの声を聞け」が私の観測範囲でよく聞かれたと記憶している。
「ハイキュー!!」
ジャンプ原作の高校バレーボールアニメ。低身長ながら驚異の運動神経を持つ主人公と、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッターのコンビを中心に、チームメンバーの成長と情熱を描く。テニプリのようなトンデモ展開はほとんどなく、ギリギリ人間的な試合が行われるのでご安心を。このアニメ、ライバルチームの描き方もすごく丁寧で、主人公のチームが勝っても負けても複雑な感情になる。どっちにも勝ってほしいと願っちゃう。特に好きなのが山口。目立たないキャラなんだけど、とても努力家。同級生たちの活躍に影響され、サーブに特化した猛練習をするんだけど、強靭なメンタリティの選手が多い中、山口は弱さも逃げも見せてしまう。自分に対するふがいなさに涙をためる姿に、グッと共感したくなる。ストーリーでは、練習の伏線の回収のしかたも優秀で、技のインフレや、突然のスーパープレイが少ないのもよい。あくまで練習で学んだことをベースに試合が進んでいくところ。
説明不要の大ヒット魔法少女アニメ。魔法少女アニメの定石を覆し、すべてのマスコット動物に不信感を植え付けるきっかけになった作品(個人の感想)。衝撃の3話の噂を聞いて見始めたクチだが、10話の真実が明かされた時にはもう号泣しすぎて目パッサパサにしてしまった。すべてがFになるもびっくりの叙述トリック系アニメだと思っている。2010年代のアニオタ共通認識的な作品として、広く根強いファンを持つ。
コンクール全国出場を目指す北宇治高校吹奏楽部の青春を描いた部活アニメ。演奏シーンの作画の美しさ、音へのこだわりが前面に出ていて、最高クラスの質のアニメになっている。人間関係もリアリティとファンタジーのバランスがちょうど良い。吹奏楽部って強豪校は実力主義だけど、人数も多いからトラブルもあったりして。先輩を退けて合格する居心地の悪さとか、部員間の噂で不信感が広がるとか、ソロパート再オーディションでは部員達は実力差を感じながらもどちらにも拍手できない描写とか、揺れ動く高校生のリアルな反応がすごく良い。そういった衝突やさまざまな想いを経て、ラストのコンクールへ。演奏シーンでは色んな感情が詰まって大号泣します。
「スタミュ」
ミュージカル学科を舞台に繰り広げられる青春男子ミュージカルアニメ。うたプリ的な突然に歌いだす展開+ジャンプスポコン的熱血要素+アイドル性を全部混ぜ合わせて昇華させたようなトンデモ内容。最初のうちはギャグ的なツッコミを入れながら楽しんでたら、いつの間にかデコボコなチームメンバーがひとつになって目標に向かう姿に涙してた、そんなアニメ。注目したいのは、物語中盤のミュージカルダンスの作画演出。優等生で完璧なチーム柊、それと対照的な主人公チーム鳳の「荒削りで伸びしろだらけだけど、オリジナリティがあって、引き込まれるダンス」が、ちゃんと作画でわかる。これだけ細かい演出は、ダンス作画だと難しいところ、こだわりが光っていた。そして、主人公・星谷くんがメンタル鋼すぎてすごい。どんなに相手に冷たくされてもめげない圧倒的コミュ力でばったばたと反発キャラを懐柔していくところも見所。
なんか主人公が騙されて信用を失うという話が出てくるんだが、
その時に主人公の発言は無視(発言させてもらえない)のに相手の言う事は全部信じるということが起こるんだが
別に物語の導入なんて多少適当でも良いが、それなりに格って物があるだろ。
ギャグならまだしもシリアス調でここまで適当なことをやられると流石に酷いと言わざるを得ない。
前評判で異世界転生(転移)系の中では良い方だよというのを聞いて、
なろう系、異世界転生系はいまいち面白く感じなくて割と避けてきたんだけど、観たらクソ雑導入だよ
特に、それに苦言を呈してるコメントもなかったしそもそもそういうもんなんだろうな。
基本的には玉石混交で良い物もあるんだろうというスタンスだったけど、今まで散々「これはなろうの中でも名作!」と言うのが散々だったから
なろう系のシリアスは期待しない方が良いんだろうな…
ファンタジー物って割と好きなんだけど諦めよう
何となく、今ここで自分の人生を文章に起こして整理をするべきだと思った。
かなり長い文章になっているかもしれないので、とてつもなく暇で好奇心旺盛な人だけ読んでくれ。
公開する必要性は無い気はするけど、鈍感な私に誰かが何かを気付かせてくれるかもしれないと期待して公開することにした。
とはいえ、身バレすると面倒なので所々フェイクは入れさせてもらう。
そして、私やここに出てくる登場人物が、貴方の周りにいるあの人だと勘付いたとしても何も言わず、仄めかしたりもしない事を約束して欲しい。
前置きはさておき、出来るだけ時系列にそって思い出しながら書いていこうと思う。
母や祖母と一緒にお出かけをしたり、クリスマスや誕生日の時はケーキを食べたり、多分その辺の家族と何ら変わりない幸せな家庭だった。
今の私にとってもこの頃の思い出はかけがえのない大切な宝物だ。
母は毎日沢山の薬を飲んでいた。
それを見た先生にちゃんと綺麗にしなさいと言われて、ちゃんと一週間に一回お風呂に入ってるのにって思った。
私の家は床がゴミで埋め尽くされていたから、夕方のテレビで映る綺麗な家や友達の家が羨ましかった。
周りの友達と同じお稽古に通う度に、先生にちゃんと家でも練習しなさいと言われる。でも、ゴミだらけの家でどうすればいいかわからないから何もしなかった。
書き出してみると私は何も知らなくて、何も出来なかったのだと改めて実感した。
知らないのは子供だから当然だとしても、行動くらいは起こせたのではないかと思う。
もし、そうしていれば私が今こうして整理する必要もなかったかもしれない。
一部のクラスメイトから臭い、頭の上にフケが積もってると言われ続けたけど、何故自分だけが言われているのかわからなかった。
仲の良い友達も先生も誰もそんな事を言わなかったから、私が気に食わなくて傷つけたかったのだろうと思っていた。
でも、悪いのは自分だった。
当然だ。一週間も風呂に入っていない奴が同じ教室に居て耐えられる訳がない。
臭いと言われて当然で、それを指摘しない仲の良い人達はあまりにも優し過ぎた。
今思いだしたが、お稽古先の講師でさえ「私ちゃんって、ちょっと臭くない?」と私の影で言っていた。
それでも、この頃の私は皆と同じで、何故か自分だけ不当な扱いを受けていると思っていた。
気付けよ、鈍すぎるだろ。
それか、心の奥底で幼い自分にはその現状を変えられないと諦めて思考停止していたのかもしれない。
毎週何処かしらのライブやイベントに連れて行かれ、気付いたらファンクラブにも入っていた。
それについてよくクラスメイトと話していたら、授業参観の時にその子の親に「どうしてそんなにお金があるの?」と聞かれた。
私は上手く答えられなかった。何故なら、知らなかったから。
大人のお金の事情はきっと子供の私には理解出来ないだろうと思って一切考えて居なかったから。
でも、母がお金をかなり切り詰めていたのはわかっていた。
母がその事で祖母に怒られたり、よく家の電気が止まったりするのを何度も見ていた。
働いても居ない母が何故あんなにお金を使えるのかは大人になったらわかる事と思い、考えるのは先回しにしていた。
そして、段々とライブやイベントに行く頻度はどんどん落ちていき、一年後には全く行かなくなっていた。
そういえば、何故母に連れて行ったのかと聞いたら、辛い思いをしている私を元気付ける為と言っていたのを覚えてる。
それは違う。きっと私を自分に繋ぎ止めて置く為なのだろうと、今の私は思う。
いじめにあう事もなく沢山の友達と純粋に向き合う事が出来て、良い先生にも恵まれてかなり充実していた。
とはいえ、何度か辛い思いをした。
中学の頃になるとちゃんと毎日お風呂に入っていた。家の風呂が壊れるまでは。
でも、家族全員働いていないし、私は学校生活で忙しく、祖母と母は体を悪くしているので、あのゴミ屋敷を掃除できる人間は誰も居なかった。
前述の通り、金が無くて毎日なんて行けないから2日に1回だけ通っていた。
それもまた異常だと気付いているから、また臭いと言われて苛められないか、友達に不快な思いをさせないかとずっと心の底で怯えていた。
たまにどうしても疲れて銭湯へ行けなかった次の日は母と適当な理由を考えて学校を休んだ。
休日は仲良しグループの皆の家に行ってパーティをしていたけれど、私だけは人を家に入れられるような環境じゃないから、何とか理由を付けて断っていた。
友達は行きたいのにと少しはゴネていたけどすぐ引き下がってくれた。
本当は皆と同じように自分の家に人を招いてパーティをしたかった。
"皆がしているから"じゃなくて、皆が楽しそうなのが羨ましかったから。
三つ目は身バレするので詳細は書けない。
言えることは、母の衝動的な行動によって私の心が大きく傷ついた事だけ。
きっとここまで長ったらしい文を読んでくれた人の何人かは気付いているだろう。
私の母は呪われている。
急にファンタジー要素が入ったと思うかもしれないが、ただのフェイクを交えた言い回しだ。
具体的な呪いの名前が浮かんだとしてもそっと胸の中に閉まっておいて欲しいし、詮索は控えてくれ。
きっかけはふとエゴサしている時に、SNSで母を探しているといった投稿を見かけた時。
名字も名前も普遍的だから違うだろうとは思ったが、読み進めていくと自分の母の事だとはっきりわかった。
何故あの時あんなに金があったのか。
そういえばと思い、ポストを見ると弁護士からの封筒が沢山入っていて内容は全て借金。
私があの頃楽しめたのは母が返せもしないのに人から金を借りたから。
裏切られた気分だった。
今まで家族とは絶対的な物だと思っていて心から信頼していたのに。
世界が崩れ落ちたような気がした。
だからといって、問い詰める勇気は無いし、その後の居場所が無くなるからととりあえずは様子見する事にした。
「母が私の部費が足りないからお金を貸してくれと言われた。どうすればいい。」と。
例年同じ時期に部費を徴収する習わしで、顧問に言われる前からわかっていたので予め母に伝えておいた。
流石にきちんと取っておいてくれているだろうと信じていたから、徴収する前に母とちょっと良い外食をしたり買い物をしたりした。
でも、そうしなければ余裕で払えた額を借りようとしていた。
母は何の計画性も無く、後の事なんて一切気にしない人間だと気付いた。
「母が金を返さない。問い詰めればその場しのぎの理由を作りだしたり、逆ギレする。」と。
そういった出来事がいくつか重なった後、母は自分の呪いについて初めて打ち明けた。
そして、今まで悩み苦しんできた出来事の根本的な原因は母にあった事に気付いた。
とはいえ、私は母を悪人だと、巷でよく聞く毒親だとは思わない。
だからといって、今すぐ縁を切れるような状態では無いから、それなりに努力しなければならない事にも同時に気付いた。
このような出来事が立て続けに起こる度に、今までぼんやりとしていた輪郭がはっきりしていくかのような気分だった。
私の家は異常なんだ、人と違うのだと。
そう気付いた瞬間、心にずっとあった霧が晴れた。
でも、霧が晴れた先に見えたのは茨の道だけだった。
自分は人と違うから人と同じようにレールに乗る事は出来ない事がわかった。
自分は人よりも辛い思いを乗り越えて生きなければならない人間だとわかった。
それに絶望して私は何もかも出来なくなり、高校で不登校になった。
幸い環境に恵まれていたから卒業は出来たけど、かなりギリギリだった。
一回精神病院に行こうかなと思った事はあるが、別に頭痛もしないし健康体だから行かなくても良いかなと思う。
とはいえ、やりたい事は沢山あるし、その為にやるべき事も頭の中ではっきりわかっている。
だから、もうウジウジ悩んで足踏みするのを辞めようと思い、この文章を書く事で全て自分の中で終わらせる事にした。
実際問題は何一つ解決しないけれど、一度何がしたいか、どうするべきかを自分の中で明確にさせる為に、一度全て振り返って決着を付けたかった。
そして、私は決めた。
もうこの事で悩まないと。
暫くはそういう事が付き纏う人生を送らなければならないけど、これは私の人生だから絶対にその邪魔はさせないと。
努力して、ゆくゆくはそれを全て消し去ってやると。
これでもう全て終わりだ。
追記➝沢山の人が読んでくれて凄く嬉しいけど、まさか創作扱いされるなんて思わなかった。
1位 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 作者:佐伯さん
2位マフラーを貸したら幸薄系美少女にこれでもかと好かれた件 作者:ぶちぬきうどん
3位ボッチのオタクである俺が、学内屈指の美少女たちに囲まれていつの間にかリア充呼ばわりされていた 作者:ネコクロ
4位追っかけていたアイドルがイケメンと歩いている姿を目撃した俺は、バイト代はたいて買ったグッズを全て売り払い、ワキガで悩んでる北欧系超絶美少女ハーフ義妹に手術代としてあげたら、死ぬ程惚れられた。 作者:入栖
2位人間不信の冒険者達が世界を救うようです ~あるいはアットホームとは程遠いドライなパーティーを作ったはずが、何故か最強の力とチームワークを手に入れてしまった偏屈冒険者の物語~ 作者:富士伸太
3位テイマー養成学校!自分でふ化させた魔物がトカゲだと馬鹿にされていたらば、実はエンシェントドラゴンという種類だった件について。 作者:かなりつ
4位鬼一族の若夫婦〜借金のカタとして嫁いで来たはずの嫁がやけに積極的で、僕はとっても困っている〜 作者:不確定 ワオン
5位魔力変換最速の魔法使い ~一発撃っている間に千発打ち返す!~ 作者:CK
何より、なげーーーーーーーーーよ。
女のクソ長文だと言われるタイプの文章なので、読むならそのつもりで。
仲良くしている同じオタクで腐女子の友人がいる。彼女は絵師、私は字書き(端くれだけど)。数年前、あるジャンルを通じて知り合った。
彼女がそのジャンルで出した本をイベントに買いに行った帰り、勇気を出してツイッターをフォローしたら、気づいた彼女がリフォローしてリプをくれたのがきっかけで交流が始まった。私が当時ピクシブに置いていた小説を彼女もブクマしてくれていたのだ。
相互フォローになって数ヶ月後、同じイベントに出る機会があって、その前乗りで初めてオフで顔を合わせた。以来、年3~5回くらいのペースで遊んでいる。
同じカプを推してるのに、せっかく会っても何故か違う話ばかりしてしまうのが不思議で、でもカプに限らず色んな話や体験を共有できる彼女とのそんな時間が私は大好きだ。
最早オタク友達というより普通に友達という感じなのだが、実は少し前から、私は彼女のことを好きなんじゃないかと思っている。
オフで会ったのが5回か6回を数えるくらいになった頃から、会っていない時でも、ふと彼女のことを考えることが多くなった。
最近タイムラインで見かけないけど元気にしてるかなーとか、次会った時にはこんな話をしたいなとか。
遊ぶ時も、他の友達の時はもっと仲間がいたら楽しいと思うのに、彼女の時はできればふたりだけの方がいいなーなんて思ったりする。
あと、そういう夢を見た。我ながらあまりにベタで起きた時にびっくりした。
彼女への気持ちに気づいて、私がそれに焦っていないのには、元々の私のセクシャリティのことがある。
彼女を含め誰にも言ったことはないが、私は恐らくバイだ(異性も好きになったことがあるからビアンではない)。
以前にも同性の人が好きだったことがあって、何なら腐女子になったのも、その悩みを解く糸口を探していた時に、百合小説のサイトに行きついたことがきっかけだったりする。百合だけでは飽き足らずにBLに手を出して腐女子になった。
いつの間に好きになっていたのか、時々思い返してみたりするけどよくわからない。そのくらい、気づいたら好きだったなと思う。
自分が小説を書く時にはやれきっかけだの何だの偉そうに書いてるくせに情けない体たらくだ。
彼女のどういうところが好きなのかもよくわからない。というか現状知る限りで嫌いなところなんてない。
もうちょっと健康に気をつけて欲しいとか、特にイベント前に徹夜で原稿するのは身体を壊しそうだからやめて欲しいとか、欠点や弱点はいくつか挙げられるけど、嫌いにはなったりしない。
お日様に当たると心がほこほこするとか。お月様を見て綺麗だなと思うとか。そんな割と当たり前な感じで、彼女のことが好きだ。
タイムラインで彼女が何気ない日常の呟きを零してるのを見ると、そうして彼女が今日を生きているだけでその日がいい一日なような気がする。
正直、一度ならず二度や三度くらいは、そのことを彼女に言ってしまいたいと思ったことがある。
別に付き合いたいとか思わない、ただ知って欲しい。伝えたい。貴方といる時間が私は一番幸せだと思ってるよ、会えない時でも貴方も頑張ってるんだと思うとそれだけで私も頑張ろうと思えるんだよありがとう、ということを。
でも、多分ずっと、私はそれを言わないままでいると思う。
言ってもきっと、彼女は偏見をもって私を拒絶したりはしないだろうという予感はある。彼女が腐女子だからというのは、BLは所詮ファンタジーなので関係ないとして、その上で、実際のLGBTに関する話題に対して、彼女が肯定的な意見を述べているのを目にしたことがあるからだ。性別に関係なく、誰かが誰かを特別に大事に思う気持ちはそれだけで尊い、と。
ただ、だからといってそれと彼女が私をどう思うかは全くの別問題だ。
それに、仮に彼女が私の気持ちを受け入れてくれたとしても、それで彼女に幸せでいてもらえる確証がない。
私と彼女がそういう仲になったとして、家族や友人はどう思うだろう。多分白い目を向けられる。最悪失う。私は彼女から、彼女の大事な家族や友人を取り上げてまで、自分の想いを突き通そうとは思わない。
だから私は、何があっても絶対に彼女にこのことを打ち明けないと決めている。墓まで持ってく。
って、決めてるんならそれでいいじゃんって話なのだが、それですんなり口を噤めるようならそもそもそこまでの想いじゃない。
気持ち悪いと自分でも思うけど、彼女を新幹線の駅まで見送った帰り、その日めいっぱい我慢した気持ちのやり場がなくて、電車の中でぼろぼろ泣いたこともある(他に乗客がほとんどいなくてよかった)。
彼女も彼女で悪い。そういう人だから、時々言うのだ。本当に気安く「大好き!」「結婚しよ!」と。
女オタクにはよくあるノリだと思う(よくあるよね?)。私以外の友達にも言っているのも知っている。
冗談なら言わないで欲しいだなんて言わない、冗談でも言われないよりは言われる方がそりゃうれしいに決まってる、言って欲しい。
ただ、そこに彼女と私との間にある越えられない温度差を感じた時、やっぱりちょっと、切ないなと思うのだ。
私はその言葉を真に受けないために必死なのに、すっごく簡単に、言うんだなぁ。そりゃ言うか。普通、仲良くしてる女友達が自分のこと好きだとは思わないもんな。
彼女は私のことを結婚してもいいくらいの友達だと思ってくれている。その気持ちと全然違う想いを隠して、私は彼女に会っている訳だ。ある意味裏切りだよなぁ、と。
そう思う度に、また決意を固めることにしている。やっぱり墓まで持って行こうと。嘘も死ぬまでつき通せば本当になるだろうから。
何かの拍子に彼女にいらないことを言ってしまいそうな自分が怖い。匿名で吐き出して誰かに笑ったり貶してもらったりすれば少しは抑えが効くかと思って、だからここに来た。
おかげで少し落ち着いたかな。
こんな私的で一方的な話を読まされた方はたまったもんじゃないと思うし、正直「で?」って思ってる人ばっかりだと思う。
だから、まぁ、何かの糧にしてもらうんなら、
友達に気安く好き~とか言っちゃったりする腐女子の皆さん、こういう理由で腐女子やってる人間も中にはいるから、あんま気安く好きとか言わない方がいいかもよとか。
あと、もし、もし万が一、この彼女って自分のことかも知れないと思ったあなた。
お願いなので、何も見なかったことにして、次会った時も、気づいてないふりをしてください。
私は貴方との今の関係を変えようなんて少しも思ってないです。たまにしんどくなったりはするけど、貴方と友達でいられなくなるより何億倍もずっといい。
無理そうなら、私から遊びに誘うことはもうほぼないので、フェードアウトしてください。
あと、ありがとうございます。いつも。全部。直接は一生かかっても言えることはないので、ここで。
めっちゃ長くなったな~。
こうやって現実を書き出してみると、やっぱBLや百合の世界の彼や彼女はすごいな~と思う。
すごいよね。告白しようとか天地が180度ひっくり返ったって思う気がしないもん。小説は事実より奇なりだね。
これが本当の話か、それともこれも小説かは、読んだ人次第ってことで。
真実は私のみぞ知る。
ロボアニメを見たくなってダーリン・イン・ザ・フランキスを全部見た.
普通に面白かったので,ちょっと書き殴る.多分はてな民が好きそうな内容である.
テーマとしては,SFロボット+多様性+人が生きるとは何かになっている.
13話までの1クール目がボーイミーツガールと多様性がテーマ,
残りの2クール目が特に,人が生きるとは何かになっている(ように感じた).
最初だけ見るとエロ系ロボットアニメなので離脱しやすいが,評価するには13話まで見るべきアニメである.
エヴァっぽい要素としては,ロボにシンクロ率のようなペアの相性とゼーレ的な存在がいるところだろうか,エヴァより話がまとまって思春期の表現もこっちのほうが全然いいと思う.
ロボの顔が人っぽいので一部のロボ好きに合わないかもしれない.
さらに,エヴァのシンクロ率のように男女ぺアの相性が重要になる.
序盤はロボの操縦優先でペアになっているので少々ドロドロしている.
ペアの相性がセックスのメタファーになっているので,特に序盤は以下の関係になっている.
中盤,大好きなココロちゃんとペアを解消され(若干NTR)一気に不憫キャラになるフトシ.
まあ最後に,ほかのモブと結婚して子供も産んでるから報われているが.
だが彼のcoolなところは後半に,NTRしたミツルxココロカップルのために今まで親のように慕ってきたゼーレ的存在にブチ切れて物申すところにある.
幼少期のゼロツーが青い血だったのに,戦闘中ケガしても赤い血だったのは人間に近づけるような実験結果ということでいいんだろうか.
銀魂でいうところのファイルファンタジー現象(最終回無理やりペアリング)もそれほどない.納得いく組み合わせ
欲を言えば,主人公とゼロツーは地球に戻って子を産む展開が切望するが,
この作品の美しさは劇中に出てくる絵本に沿っているというもあるので展開的に難しいのもわかる.
強敵がいても最初の一撃で倒すか倒されるかするべきだ。生きるか死ぬかのやりとりで戦いが長引くなんてありえない。無慈悲な死あるのみ。一撃必殺。
どう考えても無理でしょ。銃弾が遅すぎるか認識速度移動速度が速すぎるかその両方か。銃使いには剣士は絶対に勝てない。ただし時間操作系の能力者なら銃使いに勝ててもOK。
ファンタジーやバトル漫画でジャンプ力がありすぎる。リアルなジャンプ力を追求した硬派な物語が見たいね。どいつもこいつもぴょんぴょん飛び回っちゃって幼稚ったらありゃしない。成人男性の垂直跳びの平均値を調べてみよう。
わかりやすくいえば四天王を順番に倒していくみたいなやつとか何かを作るために素材を各地で集めるとか明らかに引き伸ばしだろというだるい展開。どうせメインストーリーが進まないのでだいたい飛ばしてしまう。中ボス戦もだるい。
ジャンプ力の件でもそうだけど、リアリティというのは重要だと思う。冷遇されがちなのがパンツ。ラブコメでは割と見る機会も多いけど、バトル漫画になるとなぜかパンツが見えなくなる傾向がある(パンツを見せない俺って硬派だろとか思ってるのか)。パンツを見せてこそのリアル。「ファンタジーだからパンツは見えないの!」という人もいるけど、やはり一定のリアリティというものは作品の説得力のためにも必要だろう。パンツが見えない作品というのは大体駄作。
で、敵に改造されてるとか。普通に死んでおいてほしい。死者は蘇らない。ゾンビはセーフ。穢土転生はだめ。
ださい。いつまでロボットに乗って戦ってるんだよ。近未来設定なら無人ロボットで遠隔操作で戦争やりなよ。
あえて萌え系の美少女出しませんみたいな意識高い作品が無理。ブスから物語は生まれない。ブスから無理にひりだした物語というのは意識高いだけでリアリティがないんだよね。自分を前衛と勘違いした三流クリエイターがやりがち。
エロゲ歴6年くらいの超にわかアラサーオッサンだけど、はじめての人にも優しいエロゲ紹介。あくまでも個人的見解。
◆萌えイチャラブ系
とにかく絵が可愛くて綺麗。OPは毎回アニメパートがあるしシステム周りは快適。のーぶるが個人的に一番面白かったのでこれ。最近だと千恋*万花も良いんじゃないかな。
「ラブラブル」
→下ネタとキ○ガイが織りなすラブコメ。SMEEは大体そんな感じ。
アクの強い主人公とサブキャラが印象に残りやすいけどルート入った後のイチャラブ具合はブドウ糖が枯渇するレベル。ちょっとした矛盾が気にならないならピュアコネクトも。
「大図書館の羊飼い」
→8月は大体堅実な作り。快適なシステムと王道な萌えキャラゲー。
アニメ化もされてるから知ってる人は知ってるかも。キングクリムゾンな場面はある。
ギャグ成分が過多。メタ発言もパロネタも変顔も何でもアリ。ギャグに許容できるかどうかで評価変わるかも。
エロも多め。キャラの設定がちょいちょい暗い感じのもある。幼馴染好きにはオススメ。
◆シナリオ系
→ノスタルジックでハードボイルドな世界観。基本的にゴールは一つの一本道ゲームでプレイ時間も短め。主人公は2人。
「G戦上の魔王」
→心理戦がメインのシナリオ。OPがわりと有名なので聴いたことある人いるかも。間違いなく面白いのだが個人的な好みで言えば「車輪の国、向日葵の少女」が好き。
→不条理で退廃的な世界観。ファンタジー。OPで殆ど説明出来るから気になる人はOPを見てから考えても良い。最終章は賛否両論。自分は好き。
「WHITE ALBUM2」
→WHITE ALBUMの季節だ。胃が痛い。
→OPに入るまでが勝負。ハーレム前提のようなものだけどこれはハーレムじゃないとダメ。説明がちゃんとされてるSF。ドギツイ下ネタが多い。公式4コマ漫画の作画がちょぼらうにょぽみ。
「サクラノ詩」
→はじめての人に勧めるものではない。長さ的な意味で。話は10年以上温めたおかげか非常に出来が良い。CG枚数も多いし、ED別に歌がある。「素晴らしき日々」と毛色は全然違う。
→ド有名。とりあえず復刻版がオススメ。はじめてでこれはハードルが上がってしまう。下手に話したら面白さが軽減されてしまうかもしれない。ただ文体は人を選ぶし序盤はちょっと面食らう。人類は衰退しましたの田中ロミオがシナリオ。
◆グロ・鬱系
「沙耶の唄」
→ド有名。知らん人でもシナリオ虚淵玄って言ったら通じる。本編短いし安いし沙耶可愛いしある種綺麗に纏まってて面白いので手軽感あえる。ある意味一番おすすめかも。
→同ブランドのMinDeaD BlooDと打って変わって攻略が非常にしやすい。エログロもそこまで厳しくはない。とは言ってもグロいのは変わりないし普通に胸糞悪い場面も多々ある。ゴアは可愛い。
→心理描写が優れていて非日常の中生きようとする人の葛藤や希望や不安、変わっていく様が凄まじい。群像劇なので男にもボイス有り。演出が若干見難いのと宗教色が強い。あと視覚的なグロはないけど文章にはある。
「euphoria」
→糞ゲー(そのままの意味)で鬱でグロなニッチな抜きゲー…と思いきやシナリオは結構しっかりしてる。あまり言うとネタバレ。フラテルニテはあまりオススメ出来ない…。
→メンヘラのバーゲンセール。実はそこまで鬱オンザ鬱オブ鬱はしていないけど…まあ鬱には変わりないでしょう。人は凄く選ぶ。
◆百合系
→とにかく可愛くて惹かれ合う描写にモダモダする。百合好きなら何も言わずはじめてみよう。百合ップルが沢山。
「カタハネ」
→男女の絡みはあるので完全なる百合ゲーではないけど、百合カップルに割り込んでくる男はいない。西洋風の世界観とバロック風の音楽が魅力的。男キャラもカッコいい。群像劇。(l□l)
・男女共に楽しめる感じ。
「紫影のソナーニル」
→というかスチパンシリーズ。シャルノスが個人的に傑作だなーって思う。オズとかアリスとか可愛いものいっぱい。ソナーニルは他スチパンシリーズと比べて乙女ゲー要素が強いのでそういう点でもオススメ出来る。言い回しは演劇っぽい。
「Dies irae」 ※完全版
→男女共にキャラ多い。バトル燃えげー? 所謂厨二要素満載だけどハマる人はハマる。絵柄は少年漫画みたいな感じだからとっつきやすいかも。とにかく熱い。シナリオは長すぎず短すぎず。でも文章はくどい。購入するなら「~Acta est Fabula~」の方を。
→男キャラの豊富さ。キャラめっちゃ多い。諸々の事情で声がよく似てる人多いけどまあ……まあそこらへんはね。女性にもオススメ出来る抜きにしても面白いし笑えるしひたすらに楽しい。
◆抜きゲー
・数が豊富すぎるのでもう絵で買ったほうが良い
→鉄板。王道。ひたすらにエロい。アニメもエロいし意外と良い。
→そこまで抜きゲーではない。でもイチャラブ萌えげーよりは抜きゲーしてる。萌え寄りの中間。弥恵ちゃんほんまかわいい。
→彼女彼女彼女と同じ絵師さん。絵が本当に…綺麗。最早芸術。あとやっぱりエロい。一部アニメーション有り。お安く手に入るのでオススメ。
→とっても絵が可愛い。ヒロインはサキュバスとか雪女とか天使とか。ガチガチのハーレム。安心してハーレムできる。
◆ニッチ向け
・マニアックなやつ
「聖もんむす学園」
→ヒロイン人外もの。わりと人体の形保ってるのでガチガチって程じゃないけど、でもケンタウロス娘はちゃんと馬の身体だし、タコ娘はタコ。もっと人外してるやつが良いって人はプリンセスXとか。オススメはしないけど。マジのケモノ!ってエロゲは「Tail Tale」しか知らないけど普通に入手困難だと思う。
「さよならを教えて」
→はじめてでやるもんではない。鬱とかグロ辺りだとは思うけど分類し難い。
→陵辱に調教にスカ。あと看護婦。古い作品だからそもそもに起動しない可能性が高い。シリーズを詰め込んだお買い得パックが最近発売されたらしい。
「昆蟲姦察」
「受け触手」
→主人公が触手だから100%触手プレイ。プレイっていうか触手が主人公なんだからしゃーないわな。
・それ専用のwikiがある。
→女装主人公。女装エロゲは大体主人公が一番可愛い。実際可愛い。
でもナニとは言わないけどデカイよ。どっちかっていうとヒロインを選んで主人公を攻略するゲーム。OPめちゃお洒落。
→潜入系女装主人公。女装主人公で見た目は可愛いけど、プロエージェントなので強い。PS2版の声優はくぎゅ………
以上。