2022-09-09

アニメについての備忘録

良いアニメって何だろう、自分の心に残る、何度か見返したくなるアニメってどんな特徴をもっているんだろう、と考えてみたが、これが難しい。

映像的な特性はもちろんあって、画的な派手さ、作画の良さ(個人的には「崩れない」ことを重視するのではなく、「崩れても動かす!」みたいな動的ダイナミズムの実現)もあるし。

ストーリー的な部分でも、ロボットものサスペンスもの日常ものファンタジーものと幅広い物語の中で、登場人物が確かにそこに存在しているという実在感や納得感、予期と裏切りの心地良さ、通して見た時にきらりと光るテーマ性、そして見終わった後に残る何か。何か腑に落ちなかったり、見落としがあるんじゃないか、消化しきれていないんじゃないかと思える余白、余韻。

音響音楽映像マッチキャラクターデザイン、背景や撮影視点、印象的なエフェクト声優キャラクターの一体感作品の同時代性などなど。

考えてみると、何度も見直したくなるものって、1年に1本あるだろうか。1シーズンに1本くらいあると、幸福ことなんだが。

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