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はてなキーワード: 編集とは

2022-01-13

安彦さんは、

自分でやるとヒットしないんだよね

絵は天才的に上手いんだけど

アリオンは当たった方なんだろうか

ヴィナスとかスゴいんだけどね…

ゴーグで失敗したと思ってアニメ業界から撤退して漫画家になった気がする

ゴーグも作画的にというか、物語もいいと言えばいいんだけど、

なんかあんまり記憶がないというか、起伏がないというか、大風呂敷広げない

富野大風呂敷広げて、意味深に思わせといてボカシてそのままにする気がする

というか、それはエヴァもそうだし、ツインピークスというかキューブリックっぽいのかも

本当は裏側は空っぽなのに、なんかスゴいものが詰まってるように見せる

オズの魔法使いじゃないけど

安彦さんは根が真面目なんだろう、その裏側にも詰めてしまうので、

大風呂敷とかビッグマウスの人ではないんだよね

からガンダムORIGINもやっぱり蛇足感が否めないというか、

富野ガンダムとの整合性には苦労したんだろうけど、

まり裏側を詰めすぎると、裏側が見えないけど期待だけデカかった頃に比べると、

なんか、その歴史の裏側がこんなに小さくまとまってていいんだろうか、

こじんまりした感じに思えてしま

そうならないように苦労しただろうというのは見えるのだけど、

所詮フィクションだし、漫画ではなくアニメなので、動きや見た目が重視されるわけで、

ORIGIN富野ガンダムに比べると絵は格段に綺麗だけど、凄く地味に思える

あと、ゴーグのデザイン見てると、やっぱりガンダムデザインは安彦さんだよね

大河原氏はファーストガンダムの時点ではガンダムデザインに貢献してない

本人も最近になって言うようになってきたけど、僕が貢献したのはザクです、だよね

玩具会社意向も含めてああまとめ上げたのは本当にすごいと思う

ガンキャノンは明らかに宇宙の戦士だったけど、

多分、モビルスーツという名前通り、本当はテッカマンとかHALOみたいなサイズで、

それをスポンサーに巨大ロボットしろと言われたんだろうけど、

名前そのまんまにした方がかえってその違和感が味になってしまった感がある

偶然も手伝って、汚いテレビ作画を一部修正して編集して劇場版にするとか、

あいうのは安彦さんにはなんとなくできないというか、

全部やり直しそうなタイプに思える

そういえば、いしかわじゅんだったかに安彦漫画酷評?されてたけど、

なんとなく言いたいことは分からなくもないところもあって、

はいわゆるベタ漫画表現というか、流線があったり、ベタウニフラッシュがあったり、

ジョジョのゴゴゴゴゴみたいな露骨な擬音を使ったり、そういうのがない

アニメーターだからでもあるんだろうけど、アニメ作画を描いてる感がある

当然、中割の動画はない

しかし、アニメーターの漫画は酷い、特にコマ割りが酷い、という法則があって、

例えば結城信輝のヴェルバーサーガ?だったか、絵は上手いけどコマ割りが酷い

というか、もっと酷い人が普通で、アニメーターの人はコマの中の絵をちゃんと描こうとしてしま

それよりもコマ割りが重要というか、漫画文法重要というか、

文法ちゃんとしていれば、コマの中の絵は意外といい加減でもいいというか、

から漫画天才的に上手いのに、一枚絵はう〜んという漫画家は逆にまた多い気がする

アニメーターは一枚絵は素晴らしいのに、漫画がう〜んである

そういう感じなので、安彦氏の漫画漫画文法には沿ってるし、コマ割りはおかしくない

しかに独特な乾いた感じがあるが、それは個性というものだろう

宮崎駿ナウシカでさえ、コマ割りというか漫画文法的にう〜んはときどきある

コマの順番が混乱する箇所があった気がする

漫画家コマの順番を重視して、読者が読む順番に困らないようにして、

コマの中の絵はどうせ読み飛ばされるのだから、ある程度手を抜いて描くものである

そのへんを両立させてしまったのが大友AKIRAとかなんだろう

あの時代漫画作画コスト肥大してしまった一因だと思ってる

そして、それが今のパソコン時代になって楽になっているかというと、

未だに液タブにガリガリ描いて腱鞘炎にまでなってたりするというのが、

意外と現状だったりするのではないだろうか

それが、最近はてブでも賑わっていたAIによる作画で、

例えば、手塚治虫自分過去原稿学習させれば、

あとは手塚氏がマルチョンを描いただけでAIが描いてくれる、

みたいになる日が来るのかもしれないが、

なんとなくだが、それはそれで納得できない絵が出てくる気がするのである

悪夢のような絵が出てくるのではなく、AIちゃんとした絵を出力するのだろうけど、

それでもワナビーとして絵を描いてる自分がそれで納得するのか甚だ疑問なのである

やっぱり、自分が頭の中に描いたものが手を通して出力される、

というのが楽しいというか、肝なのであって、

例えば、AI自動作曲してくれて、それが素晴らしい曲だとして、

その自動作曲の指示を自分がしたとしても、

それが自分脳内イメージと直結しているわけではないわけで、

それはアドリブ演奏した曲の方がどこか劣っているとしても、

心情的に?というか、敵わないのではないか、と思うのである

オチはない

表層しか見ずに浅い語りをするアキト上層部検閲編集済みのバージョンしか見てない木蓮からの印象で勘違いされがちだけどゲキガンガーもまた「敵側にも正義があるアニメ」なんだよな

anond:20220112124903

悲しいかって?悲しい。だが俺の悲しさはお前とは違って、コンテンツの作り手である編集ライターが一向に報われていないところにある。

ちょっとした思いつきによる面白さを追求する、というカテゴリーは今も昔もあって、それ自体は今後も消えてはいかないと思う。だが、その面白さをマネタイズするのに成功してるのは、完全に後発のYouTubeTikTokとかの連中で、デイリーポータル編集ライタークリエイティブに対する報酬を全くと言って良いほど受けてなさそうなのが悲しい。

少し前には、猫の動画をアップしてるやつが、YouTube公式から銀の盾をもらって新築の一軒家を購入していた。一方で、デイリーポータルオモコロやらロケットニュースライターは相変わらずビンボ臭くて、まあそれも良いところなのだが、潤ってる感じが全くない。デイリーポータルの林さんとか、YouTube業界金持ち連中の100倍ぐらい稼いでビバリーヒルズに豪邸建てていてもいいとおもうんだが、時折記事に出てくる自宅のマンション一階ベランダとか相変わらずビンボ臭くてそれがまたいい。江ノ島くんとかジャガーとかキャデラックに乗ってるぐらいのスターになっていておかしくないところが、いまだにママチャリに乗っててもそれがいいんだが、やっばり俺は悲しい。

2022-01-12

anond:20220112210605

ゲームってただのソフトウェアなわけ

要は商売道具ひとつにすぎない

iPhone撮影してPowerDirectorで編集して100万再生年商1億稼ぐYoutuberだってappleに支払うのは10万ぽっち、サイバーリンクにも1万5千円しか払ってないわけ

なんでゲームだけ特別視したがるん?

 

てかクリエティティ神聖視するなら配信者のクリエティ能力も適正に評価しろ

同じゲーム使ったって配信者が違えば0再生から100万再生越えまである

その幅ってのは結局配信者の面白く見せるクリエティティの力だろ

anond:20220112175627

記事への反応」の隣をクリックするとなんか編集できそうな気分になる

2022-01-09

反面教師のひとり

偏差値55くらいの大学学部卒論みたいな内容だなw

ニュースサイトで調べました的な。

なにひとつ構築や設計したことなさそう。

文章といい、技術知識といい、調査不足といい、洞察のなさといい、本当にひどい。

この枠で若い有能なライターに書かせてあげればどれだけ社会貢献になるか・・・

老人がコネポジションにとどまると、まさに他人社会迷惑をかけてしまうという一例だなあ。

たぶん宗教ネットワークコネだとは思う。

 もしかしたら、WindowsPCからローカルという考え方を排除しようとしているのかもしれない。かつてアプリは必ずローカルにあった。ファイルローカルにあった。だからネットワーク接続していないPCでもそれなりに便利に使うことができた。

 今、インターネット接続していないPCというのはほぼ考えられない。あれもできないこれもできないという環境の中でいつもの作業をこなすの不可能に近い。極端な話、ローカルに何もなくてもブラウザがあればなんとかなる。かくしてWindows OSは、ファイルシステムを捨て、ファイルを捨て、アプリを捨てるつもりなんだろう。Windows 11は、その兆しとなるOSだ。

 今はまだ、ゲームリッチ表現や、長大撮影済み動画素材の編集などで、ローカルパワーが求められてはいるが、それが永遠に続くことはなさそうだ。

 それでもローカルパワーは必要だ。大量のデータトラフィックをさばき、それを目の前のユーザーストレスを最小限にするよう瞬時にレンダリングして表示する。データストリームの処理はエッジで引き受けないとクラウド側のリソース破綻する。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/1379224.html

Twitter漫画描いてるんだけどさ

面白いくらい読解力がない人が多くて結構びびってるというか、むしろ俺の描写が悪すぎるのかって思うくらい勘違いして捉える人が多くて焦る時がある

例えばAという登場人物がある事柄に関して勘違いされるようなことをしてるのを登場人物Bが見かけて勘違いする、みたいな描写

勘違いされるようなことをしてるだけであって実際にそのようなことはしてないんだけど、本気でそういうことをしていると捉えるみたいな

いや文字に起こすと十分わかり辛いな

とにかく見たまんまをそのまんま

俺の描き方が悪いのか?

読んでるやつの捉え方が悪いのか?

こういうとき編集みたいな第三者がいてほしいと思う、たか趣味だけど

「他の人のを参考にして~」とかいうクソ指示

漫画家をしている。これから書くのはその愚痴である

最近二社の編集から「他の人のを参考にして描いて」的な指示が来て、非常にモチベが下がった。

この手の指示は、ままあるのだけど、二社連続は疲れるものがある。

あのですね~、普段から他の人のを参考にして描いているんですよ。そのうえで「他の人のを参考にして描いて」なんて言われるのキツいんすわ。

自分なりに勉強してるのに「おめーはバカからもっと勉強しろ!」って言われてる感じですかね。

加えて、明確に「この作家」「この漫画」って具体例が提示されてればまだわかるんですけど、大概そういうのないんですわ。

それは「おめーはバカからもっと勉強しろ!」って言われながらも、どの科目、何についてを勉強すればいいのかは教えて貰えないみたいな感じ。

それは指示として機能してるんか?っていう。

まぁ、編集あいまいかつ広範囲な指示は、あるあるだったりする。

向こうは会社員なので、指示なしで進行すると「ちゃんと見たの?」って上司に言われたりするんだろうし、そういう大雑把な指示は「やりました!」といいつつスルーしておいても問題ないんだけど、心が削れるんだよね。

「とにかくもっと良くして!」的な指示なんて暴言と同じだよ。言われてる方はすげーきついよ。


かといって、明確な作家さんを引き合いに出されると、それはそれで「じゃあその人に頼めば?」って思うんだけどね。

要するに編集から「他の作家みたいに」って言われたくない。

2022-01-08

女子小学生に迫られて背筋が寒くなった話

でも描けばいいのかな…

そんでもってLOに持ち込みすればいいのかな…

噂によるとLO編集スタッフ幼女らしいし…

2022-01-07

anond:20220107223806

これマジ?

信じがたい

https://note.com/vsnoiehoie/n/nfc3a7fba6e4f

自称著述家菅野完氏が責任編集し発行する月額会員制の月刊誌月刊菅野完ゲゼルシャフト(月額4,509円)」の未発行が問題となっている。

2017年以来3年以上会員として料金を払い続けた女性Aさん(仮名から寄せられた情報と、彼女へのインタビューから信者ビジネス」とも言えるずさんな運営実態の一端が明らかとなった。

月刊菅野完2017年中に2回(10月からスタート)、2018年中に5回しか発行されておらず、その発行初期から毎月発行からは程遠いペースで運営されていたようだ。しかしその間も料金はかかり続けていた。

菅野氏は会員に対して自発的に返金するどころか「カンパと割り切って甘やかしてくれるファン相手契約を果たすこともせずあぐらをかいていたという事だろう。その言動から著述家としての矜持などは微塵も感じられない。

菅野完氏と個別にやり取りする場合、どんな会話をしていましたか

あるきっかけで他愛のない話を始めたところ「お互いにちょっと興味があるね」という感じになりました。まあそれだけではないんですけど…まあちょっとその…男女関係みたいな話に発展しました。ですから、わりと砕けた話もしましたし、あとは菅野さんの愚痴みたいなものが多かった気がします。

■ではちょっと相談相手のような?恋愛関係のようなこともありましたか

そうですね。2人で会ったことが一度だけあります。その時にちょっとそういう関係になりました。それ以降はそういう関係にはなっていません。

■ところで以前に菅野からお金の援助の要求があったと言うことですが?

はい菅野さんにお金の援助をしました。合計でちょうど100万円になります。3回に分けて振込をしました。

https://anond.hatelabo.jp/20220107142331

出版 (編集) って二種類にわけられるんよ。

レーベルを立ち上げてそれに合う作家を集めるという企画者としての側面。

作品レビューマーケティング権利処理などを請け負うコンサルタントマネジメント業務としての側面。

日本では出版社といえばほぼ両方をやってるけど、後者については作家側が主導して細々とした手続き出版社が請け負うという形もありうる。

出版社が出版の全てを握っていた時代は (ネット配信の登場で) 終わったと思うが、だからといってかつて出版社の全ての機能がもう不要というわけでもない。

そこらへんを認識して上手く立ち回れば出版社はまだまだ活躍できるよ。

カドカワとかの大手は早い内にネット配信事業マルチメディア事業にも投資してプラットフォーマーとしての立場を手放す気は全然ないみたいだけどな。

マガジンで連載してた我間乱のコミックス版のキャラ紹介で

編集が出せ出せっていうから出したけどホンマにつまらキャラだった

みたいなことがちょいちょい書かれてておもろかった

割と好きだったんだけど打ち切りが決まってたからか後半異常な速足で畳んじゃったのがもったいなかった

anond:20220107142444

小学館人間が言うんかいって気持ちはある

他は検閲してる可能性もあるけど、後書き漫画とかで編集悪口言われてる率が小学館だけ異常に高い

2022-01-06

anond:20220106191411

近いアイドルみたいなもんなんやろなぁと思ったけど、マジで地下アイドルだな。

しかクリエイター問題大手Vとかでも普通に置きそうだけどどうするんやろな。別の絵師発注すんのかな。


ちょっと気になったんだけど「純粋配信面白さだけで最近成功した個人Vtuberの例を私は知らない。」って言うけどさ、個人的に純粋配信だけで面白いと思ったVっていないんだわ。大手個人関わらず。

youtubeならコンテンツとしてきっちり編集されてる動画のほうが圧倒的に面白いし、同じ1時間使うならテレビ番組Netflixに勝てないでしょ。

正直、芸能事務所とかテレビが本腰いれてVtuber始めたら終わると思ってるわ。youtuberだって結局お笑い芸人にだいぶ奪われてるわけだし。

anond:20220106111357

大丈夫倶楽部面白いし、漫画として完成度は高い方だと思うんだけど、

伏線があるように見せておいて、すべて肩透かし食らったのがちょっと残念だった

(一話で登場する謎の生物探偵さんとの話など

一話で謎の生物?のつかみはすごく良いのだけど、

その後に職場の同僚が宇宙人に見えていたのが人間に見えるようになって、

だとすると、一話の謎生物も本当は人間なんだろうか?と思わせといて、

結局は他人安心感を食べるバク?みたいな宇宙人ということみたいだし、

そのへん、家出少女だった女子高生との会話にも現れてる気がして、

まり、作者自身もよく考えないで見切り発車したというか、

先々のことはあまり考えないでノリで描いている気がする

で、そのこと自体はまったく悪いとは自分は思ってなくて、

ジャンプ漫画ほとんどそうだろうし、

多分だけど、ハガレンのような漫画でも、そんなに先々とか最終回まで考えてないと思ってる

連載漫画なんて、寧ろ途中で打ち切られる方が当たり前と考えるべきだし、

だったら、先々のことなんて考えたって、どうせ描く前に打ち切られるかもしれない

から、打ち切られた漫画が、

打ち切り最終回で描きたかたことをまとめて一気に描くことがあったりすると思ってて、

話を戻すと大丈夫倶楽部場合は、描き始めはやっぱり描きたいことがあったんだろうけど、

早々にそれが消化されてしまった感じで、

探偵さんの話とか、すごくミステリアスな要素があるように思わせてたのに、

なんかあっさりしたところに着地していってしまうのがちょっと残念に思えた

ただ、大丈夫倶楽部別に伏線伏線を絡めてみたいなのを目指しているわけではないだろうし、

日常をほのぼのと描きたいのだろう、色恋沙汰とか性的な要素もまったくなく、

寧ろ、主人公女性が安いアパート玄関にカギを掛けないで寝てたりするのに不安になるぐらいで、

それぐらいほのぼのを描きたかった?のだろうし、

日常を描くからには、毎回が読み切りのような、いつ終わってもおかしくない話になるのはおかしくない

サザエさんコボちゃんがいつ終わってもおかしくないようなもので、

そういった日常4コマ漫画にも当然伏線なんてものはない、あっても大した伏線は寧ろ描けない

オチが見えない文章になってしまったが、自分の考えを敢えてまとめるなら、

もうちょっと毒がある世界観でも良かったのではないだろうか

ちょっとハラハラする要素を持たせることで、

黒いフチを描くことで、明るい色の輪郭としてハッキリするみたいな感じだろうか

正義を描きたいなら、悪を徹底して描くべきかもしれない

同じように、ほのぼのを描きたいなら、その正反対も描いた方がいいのかもしれない

まあ、作者がどう描きたいか編集がどういう方向に持っていきたいかであるので、

一読者の自分がどうこうではないのだけど、そんなことを思ってしまった

大丈夫倶楽部面白いんだけど、ちょっとぼやけた感じがするというか、

片付けの話はまあ自分も苦手なんで面白いというか、

漫画読む前から、部屋の散らかり様とかは住人の心象を表していると思っているし、

ゴミ屋敷とかも精神疾患が原因だったりするわけで、

でも、敢えて苦言を呈するなら、ほのぼの過ぎて記憶に残りづらいストーリーなのかもしれない

レベルは高いし、面白いんだけどね

あと、どっか他の作品で見たような記号引用されてる気がするのだけど、

それも引用の仕方がうまくてよく料理されてる方だとは思うのだけど、

もうちょっと捻りというか、完全に消化し切ってない感じはした

もうちょっと毒がほしい、ということなんだろうか

面白いんだけど、自分が一話でつかまれて読み続けてしまったのは、

やっぱり、伏線があったからで、

このバクみたいな謎の生物はなんなの?

探偵さんとは何があったの?

みたいな良い伏線があったにも関わらず、

読み進めるうちにあっさり畳まれていってしまうのが残念だったんだろう

漫画としてはレベルが高いのだけど、途中で飛ばし飛ばしで読むようになった

それは日常漫画からなんだろうけど、うーん、やっぱりなんか惜しい気がする…

2022-01-05

ネットの長文を本にした

本を作った。世界で一冊しかない本だ。

私が超個人的理由で欲しいと思い、完全に自分で楽しむために作ったので、誰にも売られることはないし誰の手に渡すつもりもない。

なぜならこの本の中身は全部他人が書いたものからだ。

インターネットでバズり、有名になったnoteはてな匿名ダイアリー(俗に言う「増田」)・はてなブログ記事コピーアンドペーストし、書式設定を整えて文庫本サイズ編集した。

以前からCiNiiなどで興味を惹かれる論文を見つけてはA4紙に印刷してホッチキスで留めて紙として保持して読んでいた。

理由は3つある。

一つ目は「知識欲・好奇心から」。

二つ目は「創作活動の参考として」。

三つ目は「とにかく文章を読みたい」。

率直に言うと、今回の本に関して、前者2つの理由は全く関係ない。ただ長い文章を読みたかたから紙として本を作った。別に記事ブックマークするに留めてもよかったのだけど、やっぱり記事は削除とかもされるだろうし、そういう事態が起きたときに、どうせ別の長文を読んで満足するだろうと思いつつも、やっはりあの時読んだ文章を読み返したいと思いはするので、これは紙に印字して物理的に所持しておいた方がいいだろうなというのがあった。

書式・タイトル・偉そうに序文まで書いたが、それ以外は全部他人のものだ。だから褒められたことではない。

から個人的ものだと書いたのだ。万が一この本を欲しいと思ったところで、そんなところに金を出すくらいなら自分編集して一冊印刷してもらう方がはるかに安い。製本直送で印刷を依頼した。書式はイズナを使用し、メモ帳にまとめた全ての文章を一括でpdfに変換し、そのファイルを送った。pdf並びにtxtファイルの保存はいずれも有るが、誰にも渡すつもりはない。これは本来そういうものではない。

正直、このことは自分ブログで書きたかったがやめた。ここが自分の弱みだ。肝心なところで日和るんだ。

増田であっても特定はされるだろうが、ある程度時間はかかるだろうし別にいいや。

他人感情を、わざわざ紙に印字するだけに飽き足らず、わざわざ本にまでして、わざわざそのことをインターネットに報告してしまうような変態野郎なんぞ、自分一人で十分だろ。

2022-01-04

ネット資料収集比較検討が難しくなっており、対策あるのか

資料収集比較検討が難しくなっているように感じてる。


デバイスからだと、スマホの普及だと思うのだが、複数資料比較することが困難だ。

パソコンならまだ画面に並べて比較できるが、模造紙ほど自由度はないし、ブラウザがメインになったからか見えている範囲コンテンツ数は減っていっていった。


Evernoteなり、クリッパーなり、データを保存することに関しては便利になったが、後で使える形に編集するということに対しては進化していない。

はてブなども保存したはいいが、読み返さないし、検索かけてもなんで保存したのかわからんということになる。

(ページのどこに着眼したのかなど、紐付けできないので)


何より、難しい話はネットと相性が悪かった。ネットでバズったのを見て調べてまとめていると、もう次の話題に移っている。

数日後だったり、半年後だったり、忘れた頃にまた同じ話題になる。

2022-01-03

法人インターネット接続サービス『NUROアクセス』が「速さ」と「安

ソニービズネットワークス株式会社(以下、ソニービズネットワークス)が展開している法人向けICTソリューション『NURO Biz』。

その中のインターネット接続サービス『NUROアクセス スタンダード』は低価格ながら、「下り最大2Gbps」「上り下り最低10Mbps以上の帯域を確保した帯域確保型回線」であり、新しい生活様式ニューノーマル)にも対応した、クラウド時代に最適な接続サービスとして注目を集め続けています

今回は、「安くて速い」を高いレベルで両立させる『NUROアクセス』をはじめとして、クラウドサービスAI製品を取り入れ、現代ビジネスを多方面からサポートする『NURO Biz』の魅力、さらには業界トップランナーとして目指すことについて、ソニービズネットワークスの渡邉大樹氏に伺いました。

――はじめに『NUROアクセス』が、どんなサービスかを教えてください。

渡邉:端的にいうと、「法人向けのインターネット接続サービス」です。光回線サービスとして、最大通信速度下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsを実現しています。大きくわけて、エントリースタンダードプレミアムNEXT 10Gの4つのプランがあり、エントリー以外のプラン固定IPが1つ標準でついていることも特長です。

もっとも選ばれているのは「スタンダードプラン」で、ベストエフォート型ではなく、上り下り10Mbps以上の帯域が確保され、さらに下限値も保証された「帯域確保型回線であることがアピールポイントになっています

――『NUROアクセス』は法人にとってたいへん魅力的だと思います。では、『NURO 光』といった個人向けと法人向けの回線の違いを教えてください。

渡邉回線速度は両者とも「下り最大2Gbps / 上り最大1Gbps」なのですが、法人向けの回線には個人向けの回線にはない帯域確保やSLA(Service Level Agreement)があり、サポート体制もより充実しています。つまり個人向けの回線以上に”安定した稼働”を保証しています

また、ONU回線終端装置)にも違いがあります個人向け回線の『NURO 光』の場合ONUルーター機能付与されており、ブリッジモードにできないようになっていますしかし、法人向けの『NUROアクセス』ではONUブリッジモードになっているので、ご提供するルータースペックに左右されることなく、回線速度を最大限に活用いただけるメリットがあります

――やはり、法人回線の方が、遅くなったら困る、落ちて困るといった場面を作らないよう準備がされているのですね。

渡邉:そこは万全を尽くしていますインターネット回線世界では、実は「下限値の速度を担保する」ということに最もコストがかかりますコンシューマー向けだと、「最大何Gbps」等の広告が展開されていますが、そういったことよりも下限値をしっかり確保することが、ビジネス世界では特に重要だと考えられています

例えば、事務所インターネットを利用していると、通信速度は速いことが当たり前で、利用者の皆さんは何も気にしていないと思いますしかし、速度が低下して1Mbpsを下回ったりすると、おそらく利用者は速度の低下に気づきますし、仕事にも影響が出てきます

そういう意味でいうと、上り下り最低10Mbps以上の帯域確保ができるのは、『NUROアクセス 』の一番のウリだと思っています

タンダードプランは10Mbps確保、プレミアムプランは30Mbps以上の保証

――法人が『NUROアクセス』を利用するには、どんなプロセス必要ですか?

渡邉:まずお申し込みいただいて、その後に下見・工事…というのが基本的な流れです。関東では平時で1~2ヶ月、それ以外のエリアに関しては、3~4ヶ月を標準納期とさせていただいています。ただ現在は、社会情勢もあって『NUROアクセス』へのお問い合わせを多くいただいており、申し訳ないのですが標準納期より時間がかかってしまうケースもあります

最新の状況を確認するためにも、まずは弊社担当者にお問い合わせいただければと思います

――『NUROアクセス』の他の強み、アピールポイントも教えていただけますか?

渡邉面白いところは、スタンダードプレミアムプランではONU回線終端装置)までは下り最大2Gbpsで提供し、ONUにて最大1Gbpsの2ポート分岐しています。この2ポート物理的にも論理的IPサブネット)にも分かれているため、「1契約で、使える回線が2本ある」と言えます

実際、『NUROアクセス』を導入いただいたお客様のケースで多いのは、固定IPアドレスが付与される「LAN1」は業務用として執務スペースで使用し、「LAN2」の方はゲストWi-Fi等として開放するようなケースです。

――障害に強いことが『NUROアクセス』の採用理由になったという事例を拝見しました。耐障害性についてはいかがですか?

渡邉:もちろん、障害についても十分に対策するとともに、お客様サポートにも力を入れていますスタンダードプラン以上では24時間365日対応オンサイト保守サポートを用意していて、また1社に対して営業担当1人がつくことで、キメ細かいアフターフォローを実現できる体制を整えています

――『NUROアクセス』は非常に「ローコスト」なことでも話題です。法人向けの高スペック回線を、これだけ安く提供できる理由を教えてください。

渡邉2013年4月法人向けのICTソリューション『NURO Biz』サービスがはじまり、同時に『NUROアクセス』の提供スタートしました。当初から他社サービスベンチマークしていたことが、「高品質でローコスト」を実現できた要因だと考えています最近では、ベストエフォートギャランティを組み合わせたハイブリッド型のサービスを多く見ますが、『NUROアクセス』はそれらのハイブリッド型のサービス比較しても、非常にリーズナブルではないでしょうか。

さらに、スペックに関しても、「NUROアクセス スタンダード」については上り下り最低10Mbps以上の帯域確保を行うとともに、速度の平均値を計測し、結果を公表することで、自信をもって回線品質をお伝えしています

――速度を公表されている事例は少ないと思います利用者からすると導入前に「わかる」ことは安心に繋がりますね。

渡邉:実際に、法人お客様回線を切り替えることはかなり勇気がいることです。「価格が安くなっても、本当に大丈夫か?速度は出るのか?」と不安に思われるケースも多くあります。そのようなときに平均速度を公開していたり、下限値の保証があったりするのは「かなり参考になる」と、実際にご導入いただいたお客様からも伺っています

検討時に、定量的データに基づいて上申できることも、喜んでいただけているポイントひとつだと評価しています

『NUROアクセス』が幅広い業界企業に導入されている理由

――Webサイトを拝見すると、大学公共機関企業と、かなり幅広い業種で採用されています。実際にどのような業界企業で導入されることが多いのでしょうか?

渡邉官公庁から大学企業も、規模でいうとSOHOからエンタープライズまで、幅広くご利用いただいています。あえていうなら、情報通信業割合としては多く、従業員数では100~300名規模の企業様で導入いただくことが多いです。また、業種や規模によらず、動画コンテンツなどの制作編集をしているような、データ通信量が多い企業様にご利用いただいています

――やはり、回線速度に課題を感じている情報通信企業が中心ということですか?

渡邉基本的にはそうですが、今やすべての業種で、どうしても「インターネット」は必要です。例えば不動産業自動車販売業では、物件自動車写真だけではなく、Webサイト動画を公開して情報発信をする機会が増えています。今後、どのような業界であっても動画情報を発信することが主流になっていくので、幅広い業種で回線速度だけでなく、品質も求められる時代になっていくでしょう。

――たしかに。『NUROアクセス』の導入の中心は、やはりリプレイスでしょうか?

渡邉:そうですね。「回線の速度が遅くて困っている」という理由で、当社にご相談をいただくことが一番多いです。

COVID-19の影響でテレワークが増え、Web会議一般的になりました。しか回線速度が安定していないと会議が中断してしまますWeb会議が普及したこと、また安全かつ快適に社内システムを利用するためのインフラ整備という面で、通信回線重要度が企業の中で一気に高まりつつあるようです。

インターネットトラフィック量は年々増え続けています総務省Webサイトで『情報通信白書』によると、令和元年版では、2018年データ量に対して2021年はほぼ2倍になると予測されていました。

出典:世界トラフィックの推移及び予測(令和元年版『情報通信白書』より)

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd112110.html

渡邉:その予測がされた次の版では、2019年には爆発的に増大したことが報告されています(令和2年版「情報通信白書」)。

出典:ブロードバンド契約者の総トラフィック(令和2年版『情報通信白書』より)

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd131110.html

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/pdf/n3100000.pdf

渡邉:新型コロナ禍の時代にあって、多くの人々が業務を「インターネット上で」行うことになり、今後さらトラフィックが拡大していくことが想定されます企業も、公共教育機関ネット回線の速度や品質を再検討し、さらなる高速化や安定化を求める流れになっているのかもしれません。

そんなトラフィックが激増するテレワーク時代でも、『NUROアクセス』なら安定して確実に接続できることは大きなメリットとだと確信しています

――『NUROアクセス』の導入事例に、ホテルWi-Fiサービスの強化に取り組まれたことが記されていました。今後は、こういった取り組みも増やしていくのでしょうか?

渡邉ホテルや、貸会議室といったお客様最近増えています出張ホテルに行ったり、会議室に入ったりした時にWi-Fi速度が遅いことは、お客様満足度の低下に繋がってしまますホテル会議室に限らず、カフェ学校など、公共の場で使えるインターネットへの注目度は上がっていくと考えています

2021-12-31

問題職員の正しい辞めさせ方 7/10

第二章 更生が期待できる問題職員について

できれば2人紹介したかったが、1人に留める。

ここまでの6人は問題ない。何かあっても私が責任を取ろう。が、この2人は今でもK市で働いている。うち1人は男性で、接触当時は入庁4年目だった。

協調性がないとの評判であり、人事評価では直属の上司から免職を促すことが相当である」とのコメントが入っていた。しかし、実際に本人と面談してみると……といったパターンの子だ。本質が見えていないのは上司の方だった。

残り1人は女性で、接触当時は入庁1年目。先に挙げたGさんと同じく直向きな職員だった。地元新聞記事にも「期待の新人職員!」という記事が載るほどに期待されていたのだが、残念なことに、頑張りすぎてうつ病になってしまった。その後のじりじりとしたリハビリと、復活後の活躍には目を見張るものがあった。よって、この子を取り上げようと思っていた。

迷ったが、男性の方を選んだ。理由は私と同性で、気質も似ているところがあったので心の内部を覗きやすいと感じたからだ。登場人物の男女比の関係もある。仮に、E太さんとする。

福祉関係部署のE太さん

私が特定任期付き職員として採用されて3年目のことだった。E太さんと話したのは。彼は入庁4年目だった。ある意味で先輩にあたる。

当時は20代後半で、福祉部署で働いていた。といっても、ケースワーカー自立支援福祉事業者審査といった類ではなく、裏方の仕事だった。直接福祉仕事に携わることはなかったが、それでも部署全体を支えるポジションだったのは間違いない。

梅雨時のある日、彼について人事面談をしてほしいと福祉課長から依頼があった。このE太さんというのは、いわゆる問題職員という扱いだった。私は、彼のいったい何が問題だったのか、その時は理解していなかった。が、K市の問題職員リストにE太さんが名を連ねていたのは事実だ。

福祉課長によると、彼には以下のような問題点があり、人事で指導してほしいという。

ミスをしても謝らない。それどころか相手を逆なでする。

・内部会議で一切しゃべらない。発言を求められても二言三言。

・みんなと協調的な行動を取ることができない。自己中心的である

今回は3点目で引っかかったようだ。

いろいろと調べていったが、やはり机上のデータでは見えてこない。他の福祉課の職員から聞き取った情報総合すると、先週あった課全体の飲み会でひと悶着あったらしい。

うす暗い飲み屋の片隅に座っていたE太さんが、近くにいた福祉課長やその他先輩がいた席まで呼ばれた。「この間のことで話がある。ちょっとこっちに座れ」と言われたE太さんは、ダイレクトに断った。「行きません」と突っぱねたとのこと。それで先輩職員らと口論になって、そのうち優しめの先輩職員が彼の席に移ってきて、まあ飲みなよとお酒を注ごうとしたところ、これもまた「帰りがバイクなので」(※真偽はわからない。E太さんの嘘かもしれない)と断った。

そんな態度に憤ったほかの上司や先輩が、E太さんに詰め寄り、お酒を吞ませようとした。それでも断固とした態度のE太さんに、先輩は次第に声を荒げ、ついに係長級の職員がE太さんの首根っこを掴んだところで、「やめてください!」と彼が拒否して……市役所職員の宴席から大声が響いたものから、近くに座っていた別のお客のグループ店員に静かにさせるよう苦情を入れるも、店側も注意ができず……翌日になって、その居酒屋で飲んでいた人が市役所に直接クレームを入れたというのが顛末になる。

どっちもどっちだ、と感じた。双方とも行動に問題がある。

福祉課長の言うことは明らかに自分寄りである。ここまでのハラスメント行為があったとは聞いていない。私がほかの係員に聞き取りをしなかったら、あやうくE太さんだけを悪者にするところだった。

彼にしても、飲み会に参加したなら、もっと仲間意識を持つ必要があった。飲み会は、「供食」の場だ。供食は仲間同士でしかしない。古今東西自分達の敵と一緒に食事を取るなんて文化はない。一緒に食事を取るということが仲間であることの証なのだ。昔の人間というのは、そんな儀式神聖視せざるを得ないほどには、人間組織の生き死にが間近にある生活をしていた。

ある日の午前、窓ガラスに雨粒が叩きつける中、面談室に入ってきたE太さんはソファの前で立ち止まった。「座ってください」と私が言うと、彼はゆっくり腰かけた。

初めに言ってしまうと、私はE太さんがそこまで悪い人間ではないとわかっていた(後述)。それで、リラックスしながら、今日は何を話すんだっけ? とバインダーに挟んだ聞取票を手に取った私は、簡単挨拶の後、E太さんとのやり取りを始めた。

朝ご飯は食べた?」

はい。食べました」

「どんなものを?」

コンビニおにぎりカップ麺を」

「どんなカップ麺が好き?」

特に好みはないです」

「そうか。私も毎日そんな感じだ。おにぎりカップ麺は合うよね」

「そうですね」

「E太さんは、バイクだっけ?」

「私は……バイクではありません」

バイクじゃないの?」

自転車です」

「E太さんって自転車だったの!? 人間じゃなくて?」

「そういう意味じゃありません」

※重ねて言うが、これまで私が記してきた会話の記録には不自然さが否めない。方言言葉の癖など、個人情報に関わる内容を編集していることによる。

指導目的とした人事面談というと厳しいイメージが漂うだろうが、相手が筋金入りの問題職員でなければ概ねこんなスタートを切ることが多い。信頼関係を築くためだ。

雑談が続いた後、いよいよ問題の核心のフチに触れる問いかけをしてみる。

「それで、福祉課長から聞いた件なんだけど。今回の面談きっかけ」

「……はい

「周りの職員のこと、どう思ってる? この人は好きとか、嫌な人とかいる?」

特にいません」

「E太さんの態度や行動が、同じ課の職員を傷つけることがあるみたいだ。私も調べてみたけど、そう思ってる人も確かにいる。どうしてこの結果になってしまうのか、考えていることを教えてほしい」

普通にやっていると、こうなります

普通に、とは」

「正しいと思うことを言ったりやったりして、でもほかの職員からするとそうでないみたいです。嫌われるのはわかっても、でも自分がやるべきだと思うのでやっています

思ったより早く本音を出してくれている。チャンスだ。私は、聞取票が挟んであるバインダーを机の端に裏返しに置いた。ここからのやり取りはうろ覚えだ。

「E太さん。せっかくの機会だから腹を割って話そう公文書には残さないから、もうこのバインダーはいらない。一対一でE太さんと話したいと思ってる。ところで、私のことは知ってるよね。ここのプロパー職員じゃないって」

「知っています。2年前にK新聞(※地元情報誌)で読みました。〇〇社の出身で、人事領域プロだと書いてありました」

「知ってるんだね。ありがとう。でも、プロと言えるほど経験は積んでない。社会人20年以上やっているけど、人事は6年くらいしか経験がない。ほとんど営業だった。大人の事情というやつで、プロにはほど遠くてもプロなんだと――そうアピールしないといけないことがあるんだ(ここで両者の笑い声があった)。で、話を戻すけど、E太さんはどうして今の状態を保ってるのかな。変えてみたいとは思わない?」

キツイと感じることはありますが、これでいいと思っています

「どういう理由で、キツくてもいいと思ってる?」

自分のやりたいことがあります社会人として、こういう生き方がいいって。それで、その目的から逆算して考えると、今は人間関係よりも実力がほしいんです」

申し訳ないがここまでだ。これ以上は、私の記憶からE太さんの口述を曝け出すことはしない。

簡潔に言うと、彼は仕事が一番ではないタイプだった。E太さんの人生優先順位の中で、仕事は3番目ということだった。だから民間から公務員転職しようと思ったし、だから、どれだけみんなに嫌われようがどこ吹く風でやってこれたのだ。

肝心なことを述べていなかった。E太さんの仕事ぶりだ。毎年、人事課に提出される査定表で、彼は3年連続で5段階中の2を取っていた。もちろん低い数字だ。実務能力は平均3.5だったが、礼儀マナー人格職務遂行姿勢などで大幅に減点を受けていた。

私が再調査したところだと、彼の査定は控えめに見ても3はあったように思える。福祉課で彼と同じくらい「人柄が悪い」と評価を受けている人間も、その多くが3を取っていた。それに彼は、年は若い福祉課の裏方として3年以上も職場を支えてきた実績がある。

ちなみに調査方法だが、①人事権限で福祉課の共有フォルダに入ってE太さんの成果物確認する、②E太さんの同僚を面談室に呼んで印象に残った行為や実績を聞き出す、③過去のE太さん関係始末書を読み解く――という3通りの方法で行った。確認できた事実は以下のとおりだ。

オフィスソフトの腕前は一流であるパワポExcelAccessも使いこなせる。文も読みやすい。

プレゼンテーション能力が高い。普段は物静かだが、かつて大都市商工会議所で行われた各市町合同での新人職員研修会の折、K市の未来について数分間のスピーチを行い、拍手喝采をもらったとのこと。

事業計画立案。E太さんは広告会社出身だった。その経験を活かし、福祉課の裏方としてケースワーカーなど福祉職を支えるための各種設備インフラを整えるための計画書を作り、それがそのまま課の予算要求に使われていた → ということは、彼の上司はその仕事振りだけは認めていたということだ。

福祉課の職員からの苦情はあるが、市民取引業者とのトラブルの記録はない。

・年下の職員には人気があるらしい。例えば、彼が選挙スタッフとして従事した際、開票作業の前に事務吏員の腕章をみんな装着するらしいのだが、「安全ピンが刺さりそうなので、私の腕に腕章をつけてください」という体で、何人かの女子職員がE太さんの前に並んでいたという。尾ひれが付いているとは思うが、そういうこともあったのだろう。

私が退職するまでの数年間で、E太さんと呑みに行くことが何度かあった。まさしく意気投合であり、今回ここまで赤裸々に彼のことを書いてきたのも、彼なら笑って許してくれるだろうという甘えから来ている。

私は、彼が悪い奴ではないとわかっていた。上の面談の1年前のことだ。かなり広めの川べりで行われたK市の音楽イベントに、私と彼もスタッフとして動員されていた。ステージ発表が始まると、スタッフはみな暇そうに周辺警備をしていた。

さて。一級河川にかかる橋の袂だった。カートを押している高齢のおばあさんがE太さんに声を掛けた。私は、高いところから偶然それを眺めていた。

E太さんは、話しかけてきた老婆としばらくにこやかに話をしていた。その老婆は、さっきはE太さんの上司や、ほかの若手職員にも声をかけていた。誰もが皆、迷惑そうに会話を切り上げてどこかに去ったというのに、彼だけは、その老婆の話し相手をしていた――貴重な体験だった。こういうところに人格が滲み出るのだ。

とはいえ、このままではE太さんの株は落ち続ける一方だ。それに、職員を傷つけるような冷たい態度もよくない。社会人には、絶えず相手不快にさせないよう振る舞う義務がある。会話をしたくなくても、そうした態度をおくびにも出さず、明るく振る舞わねばならないことだってある。わかっているのといないのとでは、社会生活に大きな差が出てしまう。

E太さんに何度も伝えた。「こんなのはもったいないもっと仕事に打ち込んで、本気をアピールして、みんなの信頼を集めてみたら?」と伝えてみたが、なしのつぶてだった。こちらとしても、今の状態でE太さんを問題職員リストから外すことはできない。どこかの部署で重大な人間関係トラブルを起こす可能性があるからだ。私はE太さんのことが好きだけれども、それとこれとは別問題だ。

結局、私が辞める時まで、E太さんを理解する人は少なかった。孤高で、人とは交わらない。でも仕事ができて、市民業者からの受けがいい。いろいろと惜しい職員だった。今でも彼を思い出すことがある。今度K市に遊びに行った時は、また彼を呑みに誘うつもりだ。

この章の最後に。なぜ、私は彼を好きになったのか。

渇き』を感じたからだ。E太さんは人生に飢えている。自分がやりたいこと、どんな人間になりたいのかはっきりしているのに、叶えられずにいる。叶えられる保障もない。

でも、足掻き続けている。まるで昔の私自身を思い出すようであり、懐かしい感じが脳内からビンビンと込み上げてくる――ビールは、渇いているからおいしいのだ。いつかE太さんが大成して、そんな美味を楽しめる未来があることを祈っている。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220522

問題職員の正しい辞めさせ方 2/10

A夫さんとの面談の日はすぐやってきた。先日と同じ面談室だった。

こちらは予定どおりの布陣で、A夫さん側は2人。今回は上司と一緒だった。「一緒に来てほしい」と上司に頼んだという。

あの時と同じく、だらしない恰好だったが、上司指導によるものか、前回よりは綺麗だった。ネクタイはまっすぐで、謎のシミもない。

「A夫さんですね。今年から人事~~として採用されました××と申します。前回、あの端にあるソファに座っていた者です……いきなりで申し訳ありません。A夫さん、今日はどうして呼ばれたかわかりますか?」

はい、なんとなく。処分のことだと思います

「そうです」

新聞自分のことを見ました。情けないです」

方言標準語に直したうえで、特定のおそれのある箇所を編集している。以下、職員の会話はすべて同じ処置を行う。

私のメモによると、こうしたやり取りが面談最初にあった。

会話のクッションを何度か挟んだ後、私はついに言った。

以下、主要なやり取りを抜粋する。

単刀直入ですが、A夫さんには退職の道を選んでいただきたいと考えています

「……ん?」

懲戒免職処分を下します」

「いや、いや、それできないでしょう!」

「市としての決定です」

労働組合は?」

組合関係ありません。組合に入っていようがいまいが、処分内容が変わることはありません。今回、あなた万引き窃盗という罪を犯しました。それだけでなく、過去社会人としてよろしくない行為、仲間から尊敬されえない行為を繰り返している。改善の見込みもない」

私は、A4用紙にプリントされた罪状を読み上げていった。その数は20件以上にもなる。

どうしてこんなものがあるかといえば、人事課のデータベースに、職員のさまざまな問題行為が毎年追加されているからだ。三十年以上前忌避行為であっても筒抜けというわけだ。

A夫さんは硬直していた。最初よりもはるかに緊張感に満ちている。睨むようにこちらを見つめながら、両手の指を組んでさするような手つきだった。

彼の上司は、何も言わずに片目でガラス卓の鏡面を見ていた。部下を庇う様子はない。

「なんとかなりませんか」

「なりません。しかし、総務部長とも話し合った結果、A夫さんが自ら退職願を出すのであれば、懲戒免職にはしません。通常どおりの退職となり、退職手当も満額出ます。これまで40年近くもK市のために働いてこられたんですから、この程度の寛大な措置(※諭旨免職)はあってしかるべきかと。そのうえ、今回は早期退職制度の利用を認めるので、割増退職もつます

組合相談します」

「わかりました。では、こちらがA夫さんが今回の処分に不服である場合の申し出のやり方を書いた資料になります。受け取ってください。それで、A夫さんがどうしても納得いかなければ」

「……はい

「K市は妥協しないので、後は裁判しかありません。判決でA夫さんの主張が認められた場合は、K市に残ることになりますが、今の部署は相応しくないと判断されるため、異動を覚悟してください。今のところは、〇〇課か〇〇センター(※一般的公務員にとって辛い労働をする部署不要判断した職員を、サイコパスと思しき管理監督者の元で働かせる。その管理監督者というのも、K市にとって不要人材判断されたため、同じく問題職員監視するポストに就いている。いわゆる蟲毒)を予定しています

組合にも相談しますし、嫁や子どもにも相談します」

「A夫さん。あなたは罪を犯しました。信用失墜行為です。全体の奉仕者としてふさわしくありません。繰り返しますが、本来処分懲戒免職です。しかし、法をそのまま適用すべきでない場面だとも判断されることから、これまでのA夫さんの功績を考慮して依願退職を認めるものです」

A夫さんは、不服申し立てに関する資料を受け取ると、そそくさと出て行った。彼の上司がその後に続く。

それからの1か月は、あっけないほど順調に進んだ。

まず、労働組合執行委員長書記長ほか数名が怒鳴り込んできた。彼らのスタンスはわかっている。怒鳴り声に2、3分も耐えていると、あちらも私達が本気であることがわかったのか、冷静になった。

組合としては、A夫さんは必要職員だというご認識ですか?」

組合員としてA夫は仲間だと思っている」

「知ってのとおり、A夫さんは信用失墜行為を犯しています。K市としては、彼のような職員はいりません。A夫さんが、自らの意思早期退職を選ぶのであれば問題ないですね」

当局がA夫を脅迫しているなら話は別である。もしそうなら、仲間として守らせてもらう」

「そうでないならいいんですね?」

当局は~」(以下略。何かあっても組合責任はないことの確認をしていた)

さて、労働組合本質政治運動にある。K市の組合もそうだった。加入者の毎月の給料から約3パーセント徴収し、その何割かを左派政党に納める。そして、プッシュした議員労働者寄りの政策を実現してもらうのだ。

職員労働組合――職員同士の互助会であり、組合員を不当な権力から守るという本来的な意味での組合活動は、それに比べると優先順位が低い。口には出さないが、彼らはそう思っている節がある。この事件の後で、団体交渉を何度も経験した私はそう直感した。

A夫さんは、別に組合にいてもいなくてもいい。組合費が入らなくなるのは惜しいが、当局(※労働組合経営者側をそう呼ぶ)に対して、「A夫さんをなんとかしてほしい」と交渉するまでの価値はない。とはいえ組合員のために戦った、働いたという実績はほしいので、こうして形だけの食い下がりを続け、ほどよいところで悔しそうに退散する。それが私が見た、一市町村労働組合の姿だ。

これ以降、私は計15人の問題職員退職勧告を行い、そのうち13人が実際に退職した(残り1人はK市を訴えた。もう1人は更生の余地が認められたので勧告撤回)のだが、労働組合最後まで食い下がって助けた職員の数はゼロだ。本気で当局私たち)を動かそうと行動に出た回数もゼロ。こうして辞めたうちの1人は、組合の元役職持ちだった。

彼らは、口酸っぱく、「当局当局!」と騒ぎ立てるだけだ。本気で争うつもりなどない。ただ組合員に、「当局は許しがたい行いをしている」と知らせるにすぎない。

交渉テーブルの上で、彼らはよく主張していた。「仲間をクビにするとはどういうことか」「同じ職員として恥ずかしいと思わないのか」「〇〇さんは十分市に貢献してきたはずである」と。しかし、同じ交渉最中に、「職員組合としては、免職処分の取り消しと引き換えに、このようなことできる~」などといったバーター提示や、「取り消さないなら現業ストライキを行うことを辞さないが~」(※公務員労働三権の一部しか認められないが、現業職員に限ってはもう少し広く(+団体交渉権と協約締結権)認められている。なお、現業職員であってもストライキは認められないが、一部の地方自治体では事実上のストが行われることがあるという)といった、交渉者としての態度が出てくることはなかった。

彼らは、組合利益が薄いと見るやいなや、交渉と見せかけた陳情だったり、見かけ倒しの規範論を繰り返すばかりだった。これは、まったく個人的感情になるが――それにしても気持ちの悪い連中だった。偽善と嘘ばかりを繰り返している。ああいう男らしくない連中には虫唾が走る



結局、A夫さんは、年度末での退職を選んだ。

何のことはない。あと数年で定年退職だったので、裁判で争うよりも、あと1年未満でいいので今の職場ゆっくりやりたいと考えたのだろう。正しい判断だと思う。

勝てるかどうかもわからない裁判を抱えて、勝ったとしても地獄のような部署で働くことになるよりは、早期退職を選んだ方が本人にとっていい。

今回の結果を受けて、副市長激怒した。私は電話副市長室に呼び出され、ほかの総務人事関係幹部職員と一緒に説教を受けた。

上述のとおり、市長から退職勧告を行うことについての了解は取っていた。以後、A夫さんが退職を決めた後で正式市長了解を取り、文書での稟議を回していた最中出来事だ。意思決定者の合意が先で、文書での伺いは最後民間企業でも一般的なやり方である

誤算の一つは、市長や他の幹部副市長に一声かけていなかったこと、もう一つは副市長同意しなかったことだ。主には、私がK市での仕事に慣れていなかったせいである。

・なぜ早まったことをしたのか?

市長相談したのになぜ私にしないのか

身分保障という慣行を破ってはならない。先人が決めて守ってきた大事ルールである

といった意見をぶつけられた。副市長とA夫さんが同じ年に入庁した同期という事情もあっただろう。ちなみに人事課長も同期だ。

ほかの幹部は、申し訳なさそうにしていた。私は堂々たる姿勢で、「K市にとって不要職員だと判断しました。罪を犯したのに反省の色もなく、最初面談ではヘラヘラと笑っていました……切るべきかと。市長もやってみろ、と言っていました」と答えた。

これらの台詞は、当時のメモを見返しながら書いている。そこまで間違ったものではないはずだ。私は確かに副市長に対して上記のような返答をしている。

こういう時に大事なのが『自信』だ。自らの想い、行動への信仰と言い換えてもいい――下の人間に好き放題やられた副市長からすると、自信なさげだと「悪意でやった」と思われかねない。越権行為であるからこそ、組織にとって正しいことをしたのだとアピールする必要があった。

目的はわからなくはない。理解はする。だが、こういったことをする場合は、私に事前協議するように。私を飛ばし市長のところに行くな。今後相談しなかった場合は、決裁の判を押すつもりはない」

それが副市長メッセージだった。その後、幾人もの問題職員諭旨免職によりK市を辞めることになった。副市長のところには事前協議に行ったが、判を押してくれたのは2人分だけ、A夫など比較にならないほどの悪に限って決裁の判を押してくれた。

『よくない人間を辞めさせることに利があるのはわかる。しかし、行政世界はそういうものではない。不合理に見えても、ここの大事ルールだ。みんなにダメだと思われている奴でも辞めさせるな。それが本当にダメな奴、組織にとっての癌だと、人間の目でいったいどうしてわかるというんだ?』

これは、私が要約した副市長の主張だ。

一応言っておくが、副市長の考えは正しい。ただ、私や市長の考えと合わなかっただけだ。公務員身分保障は、行政行為を円滑に回すための全世界共通ルールである。実際、公務員身分保障がなければ、社会制度をまともに維持できないことには私も同意する。

例えば、税務系部署にいる職員は、自らの裁量で税務情報システムログインし、市民課税情報を書き換えることができる。K市くらいの住民規模だと、上司もいちいち課税情報の変更をチェックできない。彼ら彼女らは、やろうと思えば不正ができる。

もし彼らの身分保障されていない(生活できないレベル給与水準簡単にクビを切られる環境権力者に脅迫されても守ってくれる存在がいない)場合、何が起こるのかを想像していただければ、副市長の言うことに理があり、私があくまで慣習への一挑戦者にすぎないことを理解いただけると思う。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220516

今年読んでよかったと思ったBL三作、とか書こうと思ったが……。

 Amazonで今年一年ぶんの電子書籍購入履歴を見てみたら、思ってたよりもBL買ってないじゃん。そっか、そういえば去年は自分自分に10000円を誕生日プレゼントしてBLを買うという苦行を課した(結局ツラくなって半分は一般書籍に遣ってたw)から、いやにBLばかり買ってたんだけど、今年は『魔道祖師』全四巻が自分への誕プレだったからなぁ。

 しかも今年は隔月で『ボーイズラブアンソロジー Canna』(1045円くらいだったかな)を買っていたので、そのぶん単行本を買うお金は減っていたんだ。

 そういう訳で今年買ったBLは少なかったけど、その中でもよかった作品を3つ、無理矢理ひねり出して挙げる。



魔道祖師』(墨香銅嗅)全4巻+番外編集




あらすじ

 かつて「魔道祖師(まどうそし)」「夷陵老祖(いりょうのろうそ)」などと呼ばれ、人々から畏れられた鬼道の使い手・魏無羨(ウェイ・ウーシェン)。彼は一度死んだが、13年後、強制的に転生させられた。復活した魏無羨の腕には呪いの傷が刻まれていた。傷は彼を生き返えらせた術者の望みを叶えれば消える。もし叶えられなければ、死が待っている。仕方なく魏無羨は、彼を自らの命と引き換えに生き返らせた男・莫玄羽(モー・シュエンユー)が何を望んだのかを探りに出るが……。


買ってよかった理由

 とにかく読み応えが凄かった。魏無羨の過去の謎にからむ大きな陰謀。謎の多いストーリーにページをめくる手が止まらない。複雑な人間関係登場人物感情がそれぞれリアル共感でき、とてもエモいとこが特によかった。小説という表現方法をフルで活かした大作。小説っていいなと再確認した。


シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)1巻と2巻





あらすじ

 元サラリーマンアポロは、とある事情で傷心中で、しかもまとまった金が入り用だった。そのため、離島娼館シャングリラ』にスタッフとして住み込みで働くことにした。

 アポロに与えられた仕事は「試情夫」といって、娼夫達の心身をケアする仕事。彼は仕事を覚えるために、まずは娼夫の一人・フィーに専属の試情夫としてつくことになったが……。


買ってよかった理由

 ポリネシアリゾート風景の、癒し力の高さ! ここは地上の楽園か!! 1巻は毎晩寝る前に読みたいくらい。いいなー、私も南の島に住みたい。ストーリーも、初期の頃はほのぼのしている。とある事件が起きてから、徐々に暗雲立ち込めてくるんだけれども。フィーの過去に「シャングリラ」存亡の危機が絡み、サスペンス要素も入って次回が気になる。

 2巻の、フィーがアポロ必死懇願をするシーンはほんとすごかった……。

スリピングデッド』(朝田ねむい)上巻




あらすじ

 高校教師佐田(さだ)は、非の打ちどころのないイケメン性格もよく、同僚や生徒達からの人望も高い。そんな彼はある夜、不審者に襲われ刺されてしまう。

 そして目覚めた時、佐田は自らが手術台の上に拘束されていることに気づいた。彼の目の前いるのは科学者間宮間宮は、佐田が一度死に、間宮によってゾンビとして蘇生させられたことを告げる。

 元の日常に戻ることが出来なくなった佐田は、間宮邸で間宮サルモン吉との、二人と一匹暮らしを始めるが……。



買ってよかった理由

 ストーリーが謎めいていて面白いだけでなく、この漫画の良さは細かいところにあって、説明し難いし説明しつくせない。萌えは細部に宿るというか……。

 受けの間宮豊臣秀吉像みたいな難のある見た目なんだけど、あれで悶絶レベルの可愛さ。萌え殺されるかと思った。

 私的に、今年読んだ漫画の中で一番面白かった。


次点

『Badass』(ハジ)

 個人的性癖ドストライクだったので、今年の三冊に入れようかどうしようか迷ったんだけどやっぱりやめた。でも、性癖にぶっ刺さるって大事だと思う。

anond:20211231180402

編集様が偉大だから

編集者をフリーランスでやろうって人が氾濫したり、ガンガン編集者を引き抜いたり育成する投資がないと無理ゲー

作るのはまぁ出来ても、流行らすまで持っていくのはだいぶ難しい。

パチスロ演者YouTubeがつまらなくなった話

どこかの媒体に属しているパチスロ演者YouTubeがつまらなくて最近見る気がおきない。

登場人物がいっぱい出てくるけど敬称略名前出してる人を批判してますけどだいたいみんな好きで一部を除いてほぼ見てます

昔見ていたYouTubeで有名だった演者達は皆つまらなくなったと感じる。

シーサがオワコンなのはゴッドなどの一撃のヒキを見せれなくなったからつまらなくなったという動画をどこかで見た。最近思うのがシーサだけでなく他の演者もやる気がなかったり茶番だけで押し切ってる感じがすごい。

・みんな惰性で打ってる

何か事故ったらサムネイル用に大袈裟リアクションしてるだけじゃん…

とにかく台がつまらないのでどれだけ演者がうわ〜〜って言おうがこっちにはその人が本当に今の台をもっと打ちたいって感じや楽しんでる感じが全く伝わってこない。特に寺井一択、あと女

女は話もつまらいから誰かと対決したり連れ打ちしたりばかりで本当に見てられない。サムネイルで女ってすぐ分かるのだけがありがたい。見なくていいから。

あと一応フォローしておくと寺井一択は好きなので現在進行形で見てる。黒バラを無断でパクってた頃は本当に面白かっただけに余計悲しい。

忙しいからかもしれないけど今の寺井一択動画撮れ高みたいなの気にしすぎて迷走してる。今日は負ける雰囲気→設定も良く中途半端に出る→不機嫌になって二度と打たないと言って実践終了、これを見せられてこっちはどうしろと?

アルドノアゼロは確かにクソ台だけど視聴者に二度と見ないって言われてもおかしくないぞ?

もはやもっくん以下。クランキー記事を書いてた頃からやり直してほしい。

プロ意識低ない?

あくま演者ってパチスロ打って出演料と再生数稼いでご飯食べてる(食べようとしてる)わけじゃん?

で、主に有象無象演者知識も立ち回りもクソなので見てる側を楽しませる、これで戦ってるわけじゃん?

いくらサムネイルで頑張って釣っても手抜き実践は分かるよ。それをされるともう見なくていっかって思っちゃう

・5号機から何も成長しなかった演者

5号機AT時代はそれでもよかったんだよ。凱旋のSGGや天井で見せ場作れたり、ハーデスで2万枚出したら再生数もドカンと跳ね上がるんだから

そもそも万枚の呪いに取り憑かれて一撃を目指そうと荒い台しか打ってこなかった人は今も5号機の番長星矢まどマギ2を打ち続けている。そして全然伸びていない感じがする。

まりもの新台実践動画面白いかどうかは置いといてまた次も見ようと思う。えなこや絶笑といったクソ台の回にもどこがどうクソなのか、打ち手としてひとつひとつ説明している。そのクソ台ときちんと向き合ってる証拠だと思う。だから実際打ったことのある人はそのクソ感に対して共感できるしまた見ようと思うのだ。

まあそもそもまりもはライターあがりでパチスロの腕も知識トークスキル演者とは違うって言われたらそれまでなんだけど

・昔の動画のほうが面白いのか?

これは分からないけれどそう感じてしまう。そもそも昔の台のほうが今より面白いかたかと言われたらそうでもない。5号機AT時代前のズルズルとハマってボーナス引いてもART入らず、ART入っても駆け抜け終了の動画なんて腐るほどあるので一概には言えない。

サイトセブンちょっと前、昔のおもスロやたまくしげなどを出している。数字のとれない演者はやれないと感じたのか。

たまくしげを改めて見ると懐かしさを感じながら割と面白かったが、やはり今の6号機で作られると面白いかは分からない。そもそもテレビ用で企画もしっかり作られているため比較は難しいのかもしれない。

それでもバトルリーグはクソつまらなかった。それは今も昔も変わらずだった。

いかに台と向き合えるか

今の台が規制が辛い、もうこれは仕方ないこと。視聴者側も分かってる。

6号機は一撃(といっても2400枚だけど)出るようにすればリゼロのような無抽選区間が生じる、それをしないなら叛逆のようなミミズのようなグラフしか描かない。鉄拳デビルは見せ場作れる可能性もあるけどATすら見せれない可能性もある。

まり絶対どこかに歪みが生じるんだよ、規制上6号機は100点満点の台なんか出せないんだよ。それでもその中で好きな台を打ってる動画を見つけたか視聴者側はクリックしてるんだよ。

それを知ってか知らずか演者は揃いも揃って台を見せる気がない。それだけでなくつまらなそうに打ち、二度と打たないと寺井一択は言う。

もうリールを見せずに打ち手の退屈そうな横顔で画面の半分使うのをもうやめにしてほしい。5年前ならそれで良かったんだけど令和3年でもそれを続けるのはキツいよ。

リアクションを見たいわけじゃない

パチスロ動画なんだからあくまでメインはパチスロ演者あくまでおまけであってほしい。演者側に知識がないのは全然いい。仕方ない。

ただ知らないならじゃあこれは特化ゾーンかな?みたいなことはしゃべるなと思ってしまう。演者の顔なんか映さなくても動画は成り立つしむしろさないほうが見やすい。

なんなら下手な話だったらいらないし本当に見せたいリアクション茶番は後から編集で付け加えたらいいだけ。いちいち手を止めてリアクションして知り合い呼びにいってうお〜ってしなくてもいいよ。


じゃあパチスロYouTubeは全てオワコンなのか?と言われるとそんなことはない。

面白いと思ったチャンネルや人はたくさんいました。

研修オワコンチャンネル、令和ベストテン、現役設定師などの動画最近界隈であったニュース新台情報をまとめておりとても参考になる。実践動画ではないので更新頻度が高いのもいい。

アウトローの話が好きなら大崎一万発やヒロシヤング、昔からライターの話はやはりとても面白い。

昔話と作り話だとパチッターが面白かった。今はパチマニという名前に変わってる。

プロの立ち回りを参考にするなら狐であったり解析者ヲ猿の動画勉強になる。ヲ猿は好き嫌い分かれるが狐は動画も丁寧で(少し丁寧すぎる気もするが)分かりやすい。負けている人は絶対見たほうがいい。

ここまでは非実践動画

実践だと桜鷹虎が見やすい。(メーカーでの案件動画を除く)新台も最速で上げてくれるしこの動画を見たら大体どんな台か分かる。

そもそも他の演者が顔出しと声ありでやってる試打動画が分かりづらすぎる。通常時どこを狙って下さいとか見てりゃ分かる情報なんか6号機のほとんどの機種はいらないし、試打動画なんてメーカー仕様で打ってるデモ機だからどうせそんな挙動しないでしょって場合も多い。それより実際にホールに置いてある台がどんな挙動をするのかを知りたい。

そんな中、桜鷹虎は話もリアクションもせず淡々と進んでいく。実践中は編集もあっさりしていて本当に見やすい。

パチンコだけどプロ実践だとわーさん

面白いかどうかは別、だってただのプロが稼働するだけだから面白さは必要ない。それでも他の動画にない強みがプロガチ実践するという点。関西弁大丈夫なら見れると思う。

ガリぞう動画とかは決められたホールでの立ち回りなのでやはりリアルではない。同じパチンコプロでいくとトラマツがいるがわーさんに再生数で負けていた。

実践かつ企画番組好きな人だとてえんだ、ポンコツメガカスなどが見やすくて面白い。マイナーパチンコ屋や旅打ちなどに焦点を当てている動画も多く、見ていてほっこりする。一番演者に近いかな。

ウラキープラザパチンコ屋の裏側を知れて面白い。ゴト動画とかカス台を文句言いながら打つ動画バラエティー番組見てる感じになる。ただ後ろで店員が他の店員面白がって殴ってる体育会系のノリはどちゃくそ寒いし、もはやネタにすらならないただの暴力なのでいつか炎上してほしい。

くずパチはこれぞ演者と言わんばかりのトーク全振り。トーク面白くて見れる唯一のパチンコ番組。この二人だからこそできる面白さ。チャンネル登録はしてるけどこの二人しか見ていないのでこの記事を書くまでチャンネル名が分からなかった。

なちゅう。一人であれだけ喋れるトークスキルはすごいと思う。ただ名前出してる人の中で唯一見てない。オカマが受け付けないのとGストップではしゃぎすぎてペナしてるのを見て以降、一生見る必要ねえわって決めた。

それでも茶番企画に振り切ったゆうちゃろがたまに面白い時があるのでペカるは登録してるし応援してる。

スロパチステーションセブンtvは見たことあるけど陽キャがわいわいしてるだけで無理だった。楽しませようという気はあって人気もあるんだろうけど受けつけなかった。リアクション見たい人はいいんじゃないかな。

これを見るならういちのボート見てるほうが楽しい

はたして動画がつまらないのは台が悪いのか、演者が悪いのかどっちなのか?

どのチャンネルが生き残るのか?それとも全てのチャンネルが死んでしまうか?

答えは5号機最終撤去から出てくるんじゃないでしょうか?

ブラック話題で笑う電通マン達が笑えない

電通社員過労自殺事件から6年のタイミング

電通マンが【ウルトラブラック】という社名で独立

藤本宗将 Copywriter/Creative Director@fujimotors

12月末で電通退職します。約25年にわたり社内外のみなさまには大変お世話になりありがとうございました。1月から独立し、UltraBlackという会社をつくってやっていきます電通との専属契約などはありませんので、これまで以上に多くの方々とお仕事できれば幸いです。よろしくお願いいたします。

https://twitter.com/fujimotors/status/1473887352691236865

この社名も気持ち悪いが、それに対する電通社員(元電通社員)の反応がまた気持ち悪い

日下慶太 / ケイタタ@keitatata

最高の会社名ですね(笑)

おめでとうございます

藤本宗将

日下さんありがとうございます!さまざまな解釈ができる会社名です(笑)

https://twitter.com/keitatata/status/1473887571629719556

同じ会社人間が亡くなっててよく笑えるな・・・




◆栗田雅俊@kurita_ma

なんとかっこいい社名。。!おめでとうございます

藤本宗将

ありがとう!栗田くんがどっちの意味解釈してほめてくださってるのか気になりますがw そう言ってもらえてうれしいです!

https://twitter.com/kurita_ma/status/1473893208283582465

かっこいいのか?・・・どんな気持ちでwって打ってるんだろう




◆ひ邊千佳@写真は老火鍋@setsukooo

社名かっこいい!早速みんなで由来をあれこれ想像してます笑。おめでとうございます!!!

藤本宗将

なべちかありがとう!年明けよろしくねがいします!解釈がろいろいあるのはいいことだと思っときます

https://twitter.com/setsukooo/status/1473921538856722433

早速みんなで由来をあれこれ想像してます が本当に気持ち悪い

自分会社のことだと思っていないのか?

悪い解釈をされていいことがあるのか?

100ワニやオリンピック問題で悪い解釈されていいことあったのか?




岡部将彦 Que / Quest/Creative Director/CM Planner@okavader

おめでとうございます

最高の社名ですねw

最初からその名前にしておけば、大抵のことが起きても叩かれなさそうw

藤本宗将

ありがとうございます!覚えがないことで叩かれそうな気もしますがw 寝ないでがんばります!(嘘です寝ます

https://twitter.com/okavader/status/1473900728414765059

どんな名前にしようと人が死んだら叩かれるのが当たり前だと思うが

遺族の人が見たらどう思うか?

社会人として当たり前の常識がわかっていない

こういう奴らがいろんな人たちが見る広告を作っていると思うと複雑になる

「人が死んでんのに自虐か知らんが、面白いと思ってるこういう馬鹿がおるからブラックなんだよな。」

という反応があったが、これが普通感覚だと思う

電通社員普通普通じゃない

誰でも見れるツイッターでこんな人格を疑われることを書くのは普通じゃない

全員検索したらプロフィール出てきた

藤本宗将(ふじもと・むねゆき

dentsu zero コピーライタークリエティディレクター1997年電通入社コピーライターとして多くの企業メッセージ開発に携わる。主な仕事は、ベルリッツちゃんとした英語を。仕事ですから。」、本田技研工業「負けるもんか。」、からだすこやか茶W「おいしいものは、脂肪と糖でできている。」、トヨタトヨタイムズ」など。TCC最高新人賞TCC賞・ADCグランプリ・ACCグランプリ毎日広告デザイン賞最高賞など受賞。

日下慶太(くさか・けいた)

電通 マーケティングクリエティセンター コピーライター

1976年大阪まれチベットカシミールアフガニスタンなど世界中を旅をして電通入社コピーライターとして勤務する傍ら、写真家、セルフ実行委員UFOを呼ぶバンド「エンバーン」のリーダーとして活動している。『商店街ポスター展』を仕掛け、佐治敬三賞を受賞。他、東京コピーライタークラブ最高新人賞ゆきのまち幻想文学賞など受賞多数。また、都築響一編集「ROADSIDERS' weekly」でも写真家として執筆中。ツッコミたくなる風景ばかりを集めた『隙ある風景』日々更新中。

栗田雅俊(くりた・まさとし)

電通zeroクリエティディレクターコピーライターCMプランナー

1981年岐阜県まれ早稲田大学教育学部卒業後、電通入社最近の主な仕事に、サントリー「話そう」「デカビタC・元気すぎるご当地キャラ」、宝くじビンゴ5、KINTO、Netflixリラックマとカオルさん」、パートナーエージェントドロンジョブラックジャック」、カシワバラ大規模修繕な人々」など。

渡邊千佳(わたなべ・ちか)

2010年電通入社2016年東京コピーライタークラブ最高新人賞を受賞した長崎自動車長崎バスシリーズ広告は、TCC賞とのダブル受賞となった。他、毎日広告デザイン賞優秀賞、日本民間放送連盟ラジオCM部門最優秀賞FCC賞、CCN賞、CCN最高賞、OCC賞、FCC最高賞、広告電通賞OOH部門最優秀賞など。山梨県出身

岡部将彦(おかべ・まさひこ)

1978年大阪まれ関西大学卒業後、2000年電通入社。 以降17年間、CMプランナーコピーライターとして数多くの広告を手がける。 2005年東京コピーライタークラブ最高新人賞をはじめ、広告賞を多数受賞。 東京コピーライタークラブ審査員、ACCラジオ部門審査員。 主な仕事に、トヨタ自動車「AQUA」「MIRAI」「PRIUS PHV」「C-HR」のテレビラジオCM。「ほっともっと」のリブランディング「やっぱり、お弁当屋さんのおべんとうはおいしい。」プレイステーション発売20周年特別映像「みんなのゲーム愛にありがとう。」「決断を迫る山田」「山田、全力のモンハンワールドごっこ」他、各種ゲームタイトルテレビCMを多数手がける。 近年は広告に限らず、ロックバンド マキシマム ザ ホルモン映像作品集(DVD)「Deka Vs Deka」の制作コミュニケーションなど、コンテンツ領域でも活動



電通社長社員SNSをやめろと言った方がいいのでは?

2021-12-29

anond:20211229120020

必死で手元のアプリ使って字幕編集してる奴がいるんだろうなー感

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