2022-01-05

ネットの長文を本にした

本を作った。世界で一冊しかない本だ。

私が超個人的理由で欲しいと思い、完全に自分で楽しむために作ったので、誰にも売られることはないし誰の手に渡すつもりもない。

なぜならこの本の中身は全部他人が書いたものからだ。

インターネットでバズり、有名になったnoteはてな匿名ダイアリー(俗に言う「増田」)・はてなブログ記事コピーアンドペーストし、書式設定を整えて文庫本サイズ編集した。

以前からCiNiiなどで興味を惹かれる論文を見つけてはA4紙に印刷してホッチキスで留めて紙として保持して読んでいた。

理由は3つある。

一つ目は「知識欲・好奇心から」。

二つ目は「創作活動の参考として」。

三つ目は「とにかく文章を読みたい」。

率直に言うと、今回の本に関して、前者2つの理由は全く関係ない。ただ長い文章を読みたかたから紙として本を作った。別に記事ブックマークするに留めてもよかったのだけど、やっぱり記事は削除とかもされるだろうし、そういう事態が起きたときに、どうせ別の長文を読んで満足するだろうと思いつつも、やっはりあの時読んだ文章を読み返したいと思いはするので、これは紙に印字して物理的に所持しておいた方がいいだろうなというのがあった。

書式・タイトル・偉そうに序文まで書いたが、それ以外は全部他人のものだ。だから褒められたことではない。

から個人的ものだと書いたのだ。万が一この本を欲しいと思ったところで、そんなところに金を出すくらいなら自分編集して一冊印刷してもらう方がはるかに安い。製本直送で印刷を依頼した。書式はイズナを使用し、メモ帳にまとめた全ての文章を一括でpdfに変換し、そのファイルを送った。pdf並びにtxtファイルの保存はいずれも有るが、誰にも渡すつもりはない。これは本来そういうものではない。

正直、このことは自分ブログで書きたかったがやめた。ここが自分の弱みだ。肝心なところで日和るんだ。

増田であっても特定はされるだろうが、ある程度時間はかかるだろうし別にいいや。

他人感情を、わざわざ紙に印字するだけに飽き足らず、わざわざ本にまでして、わざわざそのことをインターネットに報告してしまうような変態野郎なんぞ、自分一人で十分だろ。

  • ブクマだけ付けて読み返す人がほぼ居ない中でそこまでするのは偉い

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