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2021-05-09

50歳で働くイメージが湧かない

20代後半わい。転職活動終了営業職になる予定。100万くらい年収が上がる。よかった。

 

でも、その会社で30年働くイメージは湧かない。

営業って50歳になってもバリバリできる仕事じゃないよね。

バリバリしない営業スタイルになるのかな。それで数字キャッチアップできるなら、20代でもバリバリしないスタイルでやりたいよな。

 

よくわかんないけど、とりあえず年収が上がることに喜んどく方がいいのかな。

2021-03-31

かつて親愛なる存在だった推し

※これはただの限界厄介オタクのクソポエム独り言です。

 閲覧は自己責任でお願いします。

「元」推し活動終了する。

「元」と言ったのは、いろいろあって失望し、もう推しとは呼べなくなってしまたから。

もっとこうなればいいなって理想もこんな景色見られたらなって夢も何もかも

これ以上言っても仕方ない、理想押し付ける厄介オタクになってしまうからと降りた。

降りてからは他に楽しめるコンテンツも見つけて、しばらくは忘れて過ごしていたのに

ふとこの「元」推しの門出を祝うファンアートツイッターで流れてきた時、急に泣きたくなってしまった。

卒業してからもずっと推しです」「本当にありがとう」とか、そんなツイートとともに載せられる作品にぐさりと刺された気分になった。

ああもうここは、いなくなってからも一途に推していける人だけが歓迎される世界なんだと思って、居心地が悪くなってしまった。

「元」推しのことは本当に好きだった。声も見た目も作品も、代わりはどこにもいないと自信をもって言えた。

グッズもそこそこ買っていた。リプもコメントピーク時はかなりの頻度でしていた。

それでも自分最後まで見届けられるファンにはなれなかった。最後まで応援できなかった。

いくら「前は推してました!」って言ったって、そんなの無駄なんじゃないか

自分推しに夢を見続けられずに途中で冷めて、離れちゃったんだから

そういう声が頭の中に響いてくるたび「そんなことない!」と「そうかもしれない」に挟まれて苦しい。

何かで読んだ「大好きだからこそ大嫌いにもなる」って。

実際、ほんとにどうでもいいと思ってたらこんなところで書き散らしたりしない。

かつて推しのことが大好きだった自分を疑いたくない。

それでも「これからもずっと推しです!」て言ってる人たちに混ざって

「大好きでした」なんて言えるわけがない。

このなんともいえないクソデカ感情を引きずっていくしかなかった。

からここに書き込んで、自分気持ちを整理して、もうくよくよ考えるのはやめにしたかった。

かつて親愛なる存在だった推し

面と向かって言えなくてごめん。でも大好きでした。

2021-02-22

anond:20210221091301

どの可能性も、契約違反プロジェクト代表による活動終了宣告にはそぐわないでしょう。

自己都合による任意退職、みたいな体を取ればいい。

2021-02-15

アイドル恋愛禁止の是非

先日、ハロプロの某グループメンバーが文春に恋愛スキャンダルとして撮られてグループ脱退、活動終了しました。ツイッタートレンドにも恋愛禁止が上がり盛り上がっていたのでそれを眺めながら考えた事をまとめてみます

まずは、アイドルという商売について考える必要があります

道楽ではない以上、ビジネスとして稼がなくてはいけない訳ですが、アイドル活動における売り上げの大半はCD音源販売ライブチケット、グッズ販売が占めます。そして顧客であるファンにそれらをより多く買ってもらわなければいけません。筆者のように気に入った曲のみ150円払ってitunes音源を買うようなライトな層は大して売上の足しにはなりません。アイドルを支えているのは「推すメンバーとの握手券や2ショットチェキ目当てで同じ曲が収録されたCDを何枚も買い、一回でも多く会うために出演するライブを全国足繁く通い、グッズを全て買い集めるファン」です。月に何十万もかける姿は傍から見ると尋常ではありませんが、そういった太い客を無視してこの話は出来ません(極端な例ではありますが、リピーター重要だという事です)。

ファンがそれ程までにアイドルに熱中するのは容姿が好みだという単純な理由だけではありません。先般ブームになったNiziU然りハロプロ起源とも言えるASAYAN然り、ファンアイドルが歯を食いしばりながら困難に立ち向かい成功する(または挫折し涙する)姿に感情移入して応援したい気持ちを育みます。実際、容姿歌唱力が優れたメンバーが必ずしも1番人気になる訳ではなく落ちこぼれから勝ち進んでいくメンバーが1番人気になったりするところが面白くもあるのですが。

歌って踊るアーティストではあるものの、作詞作曲もしない作家性0のアイドルにおいて、ファンアイドルが奮闘する姿にこそ作家性を見出すのです。メンバーが予期せず脱退すればまだまだ私たちはやれると一念発起する歌で腕を振り、卒業していくメンバーがいればまたいつかみんなで集まろうと穏やかな曲調に包まれますリアリティーショーの先駆けとも言えますが、彼女達の普段の姿も含めてエンターテインメントとして見ているのです。グループ危機があればカメラを回し、大きい会場でライブを行えば舞台裏まで公開し、ファンはそれを欠かさずチェックします。一般的商売における売り手と買い手の間で行われる営業行為ではある訳ですが、それらは多少なりともアイドルプライベートを侵したエンターテインメントと言えます。何せ枠組みが決められた番組ではないので境界線がはっきりしないのですから。そんなアイドル普段の姿をチェックするファンにとって、恋愛に興じるアイドルはどう映るでしょうか。まだまだ未熟なのに練習もせずに遊び呆けている?恋愛にかまけているかダメなんだ?好きだったのに幻滅した?どう思おうが個人勝手ですが、大金を叩き少なから好意を寄せている応援しているファンがそれで離れるのも個人勝手です。しかしそういったファンに離れられるとアイドルにとっても困る筈です。彼女達を売上を支えているのですから自らの行いで自分の首を絞める事になりかねません。

恋愛禁止とはあくまでもアイドル所属する会社と、アイドルと、ファンとの間に交わされた暗黙の了解です。もしアイドル一般人のようにSNS交際している人との2ショットを載せたり、寄り添う姿を投稿すれば大金を落とすファンは素直に応援するでしょうか。大金を落とすファンがいなくなった場合アイドル活動継続出来るのでしょうか。人気商売である以上、恋愛をしていても隠し通す必要があるのはここにあります。バレた場合、その皺寄せはアイドル本人に来るのです。

回文春に撮られ脱退することになったメンバーですが、彼女グループの結成メンバーであり現役ハロプロの中でも上から5本の指に入るくらいの古株です。最近はその類稀なる歌唱力でピン仕事もするようにはなったものの、人気はトップではなく長年グループ縁の下の力持ちでした。グループ結成当初は、無理難題とも言えるライブ数をこなしたり必死に頑張る姿とパフォーマンスレベルを着々と上げたことで人気を博したグループでしたが、彼女はその長いアイドル人生の中で良くも悪くもルーティンを卒なくこなせるキャリアにいました。研修生の頃のように必死に汗水垂らす姿を見せる時期はとうに過ぎています。同じ結成メンバーが次々に卒業していき、彼女自身セカンドキャリアについても考える時期でしょう。

そんな中で起きたこの度のスキャンダルです。同様な理由で辞めた先輩後輩と仲良かった彼女恋愛スキャンダルを起こした場合どうなるか予想出来ない訳がありません(恋愛感情に理性云々という話ではなく、頭をよぎらない訳がない)。発覚した場合辞めるつもりであったことは、報道から脱退発表までの早さからも推測出来ますハロプロの他グループ恋愛スキャンダルを起こしたメンバー謝罪した後に活動を続けているのですから継続選択肢もあった上で彼女自身がそれを望まなかったのではないかと思います。それによって新曲発売延期や諸々の調整作業必要になってきたとしても。そして、脱退が決定してから最後ブログに「軽率な行動」と書かれていましたが、半同棲している相手の家からコンサート劇場に通う事は決して一時の迷いからくる「軽率な行動」ではありません。もちろん、彼女が書いたのか会社意向によるものなのかは定かではありませんが、「彼女の行いは軽率な行動だった」と公式に発信したという事実がある以上、会社としては決して認めていませんよと顧客であるファンメッセージを送った訳ですね。今後も恋愛禁止という暗黙の了解有効だと言えます

恋愛解禁してもアイドルという事業をやっていけるかは、アイドル所属する会社現在ビジネスモデルを変えられるかにかかっています握手会や2ショットチェキで、1体1で向き合わせてアイドルに対するファン好意助長させ、そこからくる売上を享受している会社には難しいと思いますが。

あ、あと毎回こういった時にスキャンダル相手のことを悪くいう人がいますが、誰が誰を好きなるかはお前の知るところじゃねーぞ。

2021-02-14

今回の運営の発表には正直言うとホッとした。

即脱退活動終了に対してそれほど反発が無いのは、ひょっとして自分と同じ気持ちの人もいるからだろうか。

彼女本来なら盛大に卒コンを開かれてドレスを着て卒業していくべき活躍をしたメンバーだったけど、なんか、彼氏洗濯してご飯作ってる方が幸せになってしまったんだろうなと。

この状況で20代の前半を費やすほど、アイドルやるのを楽しいと思えなくなってしまったのかなと。

もっと可愛い衣装でかっこいい歌を歌ってるの見たかったけど、あわよくばまたアイドルとしてじゃない歌ってる姿を見たいな

2021-01-14

anond:20210114003602

やっぱりNiziUブームラブライブデジャヴを感じるな。

二期の告知がでてからアニオタ内で「あのラブライブの2期」みたいに騒がれだして、「なんかそんなんあった気するけど流行ってたの?」って思ったもんだよ。

円盤の売上とか知らねーし。一期放送時の2013年ってまだ「みんなご存じラブライブ」って感じじゃなかったような…リアタイだとたまこまーけっとのほうが話題になってた印象がある

で、まあ「それは僕たちの奇跡」がオリコントップ3とかになって驚いた。

一期でエモい青春群像劇みせてオタコミュニティ内で盛り上がりが過熱していたところに曲を投下したら見事にスマッシュヒットしたって流れが、Nizi Projectが終わってからMake You Happy」でブーム世間に周知させたのとなんか重なる。

あのころローカルアイドル地下アイドルムーブメントを反映してアイドルを取り扱うドラマアニメ散見されてたから、ラブライブもその一つとしか思ってなかった。

アイドルが飽和してどんどん奇抜な方向に流れていた時代ラブライブ流行ったのは、シンプルな成長ドラマとそのハイライトとして歌唱シーンを使用することで楽曲物語相互作用を図った点が見ていてわかりやすかったからだと思う。

アイドルブームも今は昔で当時勢いのあったグループが続々となくなる今、真っ当にかわいくて前向きであることを前面に出すNiziUの原点回帰的なコンセプトはなんかあのころに似ている気がする。

まあバックストーリーを売りにするのはかつてのモーニング娘。AKBももクロもそうだったんだけど、「あどけない女子が一つのグループとなって活躍する」ってだけのシンプルストーリーを1クールテレビ番組としてパッケージングしちゃったってところで、これラブライブの感じに近いんじゃないかって思う。娘。AKB一筋縄じゃなかったし、ももクロ物語あくまメンバー発言ファン口コミしか存在しなかった。

でも、そう考えると生身の人間生き様をこんな風に消費しちゃっていいのかっていうリアリティショーへの疑問も当然感じるんだよね。

NiziUは古くはアクターズスクール、今でいえばTWICE等のK-popといった、ローティーン女子が主だった支持層になるタイプグループだと思う。

ダンススクール雑誌モデルに憧れる延長上にいるアイドル系譜な。

そういった方面意識し一時代を築いたE-girls2020年12月解散。またNiziUと同じく韓国芸能事務所が協賛するオーディション番組発のIZ*ONEも今年4月活動終了

ファン層が被りそうなグループ終焉デビューが重なったためにそれらのファンからの注目を集められたことがヒットを加速させたと思う。

そうはいってもNiziUは洗練されたK-popを歌い踊るのに、発展途上にある粗削りさや初々しさを売りとする極めて日本的キャラクターももっている。

八頭身美女いかついアイメイクラッパーが一瞬の隙もないパフォーマンストークをするようなのがこれまで日本話題になったK-popアイドルとすれば、それまでなかったような柔らかさをNiziUからは感じる。

その日韓エンタメハイブリッド感が新しいし、それが日本大衆にうけている一番の要因かもしれない。

個人的にはモーニング娘。とNiziUってそこまで被らないと思う。

今の娘。ベテランで洗練された9~11メンバーフォトジェニック12期~14期、新人の15期という世代間でのカラーの違いがあって、それぞれのジェネレーションの交わりが垣間見える。

そして意外と今のハロプロには隙はない。研修生上がりとそんな連中に圧倒されない子で各グループ構成されているのでデビューからタレントとして完成されている。

もはやモーニング娘。は「あのポンコツがこんな立派に成長しました」というような見方をするものではない。それは道重さゆみ卒業で終わった。

つんくが癌で一線を退いたあたりから心なしかハロプロにおけるオーディションのあり方は変わった。それがいいとも悪いとも思わないが。

芸能経験に乏しい子がスターダムを駆け上がる成長ドラマの一面があるNiziUとは対照的であるインタビューでもはにかむばかりで月並みなことしか言わないNiziUの様な初々しさは娘。にはない。

NiziUがジャイアントキリングを目指す新興クラブならモーニング娘。伝統あるスポーツ強豪校のような魅力じゃなかろうか。

毛色が違うので両者は共存する…というかハロプロ好きはかっこよさやかわいさを評価しているのではなく”ハロプロらしさ”を支持している奇特オタク共なので、いくらNiziUが魅力的でもそうは簡単になびかないと思う。岡村靖幸ファン久保田利伸フリーライドしないのと同じだ、「縄跳びダンス」程度の奇天烈さで彼らは満足しない。

2020-02-25

好きな歌手が新しい曲出してくれた

歌手としての活動終了かなって思ってた歌手さんが、ちょっと前に新しい曲だしてくれた。

ここ数年は曲や歌詞編曲のみという仕事だったんだけど、歌ってくれて、とても嬉しい。

その歌手さんを00年代後半から大好きで、大人になって偉くなったら、いつかこの人に楽曲提供の依頼をするんだ... って夢を抱いてた。

だけど、夢を叶えることができずに今になってしまった。

その自分の不甲斐なさ、優柔不断さ、自身ゴミ加減、まだ活動してくれる嬉しさ、青春と言えるべき努力していた日々を思い出して泣いた。

からでも頑張ろうと思う。

2019-10-11

スウェーデン少女

地球は遅かれ速かれ必ず滅びる。それが環境破壊による異常気象なのか、巨大隕石の衝突なのか、はたまた太陽活動終了なのかは分からない。

環境保護論者が保護しようとしているものも必ず滅びる。

彼女はこれまでに生きた時間、そしてこれから生きる時間がこの猶予時間に対してあまりに短いか問題に気付いていない。

自分が死んだ後だから関係ないというのは、我々の子孫に対してあまりにも無責任だ。

滅亡までに人類文明太陽系あるいは銀河系の外にまで活動範囲を広げられるかが本当の問題であり、環境保護と引き換えに科学の発展を否定するのはあまり視点ミクロである地球奇跡的に生み出したデオキシリボ核酸銀河系の外に運び出すために、地球資源をフル活用して科学進歩させなければならない。

2019-09-04

anond:20190904135424

FUJI★7GIRLsフジ-セブン-ガールズ】

活動期間:2012.5~2015.3

パチンコ製造メーカー藤商事」が自社製品PRするために結成した。

メンバーは全員プラチナムプロダクションアイドル構成

鈴木咲黒沢美怜桜子馬越幸子矢野清香沢口けいこ横川ユカで結成。

2013年6月、藤香が加入。

2013年8月、藤香が脱退か。

2013年11月所属事務所公式HPメンバー全員が撮影中の事故により芸能活動を休止するとの告知が掲載された。詳細について触れられていなかったが、その後の藤商事HP声明報道などからメンバーパチンコ台で流れる動画撮影中、セメントを頭からかぶるなどの演出を行っており、生のセメントに直に接触したことによる皮膚炎を発症したとみられる。問題のシーンでは、罰ゲームで用いる泥が調達できず、スタッフセメント代用したらしい。

事態が公になった直後、公式HPが削除された。

2013年12月事故から活動を再開。

2014年3月鈴木咲横川ユカ卒業

2014年4月小田あさ美加藤遥が加入。

2015年3月活動終了。

鈴木咲事務所を変えて活動中。

黒沢美怜事務所を変えて活動中。恵比寿★マスカッツ3期生メンバー

桜子活動中。Prediaのメンバー

馬越幸子小倉優子の夫と不倫して契約解除。

矢野清香2015年9月芸能界引退

沢口けいこ活動中。Prediaのメンバー

横川ユカ2019年3月に「横川ユカ」名義での活動を終了。芸能活動継続

小田あさ美活動中。

加藤遥…2017年結婚して引退

わりと生き残ってるな。

2019-06-23

ヤマカンアニメ廃業作の映画薄暮』を観てきた

昨日シネ・リーブル池袋で、山本寛監督の『薄暮』を観てきた。

ヤマカンとは

ヤマカンというは山本寛監督別称京アニ傘下出身で、ハルヒEDで注目されてらき☆すた降板話題になり
その後かんなぎBRSの頃は評価悪くなかったが、フラクタルで内輪揉めを起こし、
WakeUp,Girlsなるアニメ作品と同名ユニットを立ち上げ、ユニットはそれなりの人気で
今年活動終了したが、アニメ劇場3作TV2期あったものの、こちらも揉めて途中監督降板してる。

以前から煽り耐性がなく、炎上するたびにまとめサイトアンチに対して通報した結果
揚げ足は取られなくなったが、比較中立だった映画評論家アニメ関連ライターに留まら
盟友だった音楽チームのMonaca、(彼の言う意識の低い)一般ファンまで常態的に罵るようになり、
誰も触れられない雰囲気になり、ようやくクラウドファンディング制作に漕ぎづけたのが今作。


・『薄暮』について

公開2日目にして20人くらいで少し寂しい感じではあるが、クラファンに参加してそうなおっさん
福島県いわき市舞台から見にきたのか、年配のカップルも居た。

先月試写会かなんかで、未完だの廃業だの話題になってるのに
内容的に悪くないとかい評価が出ていて、少し気になっていた。

凄く簡単に言うと、福島県いわき市舞台にして絵画音楽を中心にした、こじんまりとしたガールミーツボーイの佳作だった。

作画別に期待していてなかったからか、最後演奏シーンは止めが多いなとは思うもの
平松禎史追崎史敏も参加していたし、未完云々は炎上マーケティングだろう。
WUGより近岡キャラデザの素朴さが表現できていたように思う。
テーマ弦楽器地方都市で、必然的音響と背景がクローズアップされるので、作画は気にならない

もちろんヤマカンらしいネチネチした演出は健在。

物語高校吹奏楽部は強豪校であり、主人公たちの音楽部(ストリングス中心)が
人が集まらないという設定は京アニの『響け、ユーフォニアム!』に対する当てつけに思える。
企画立ち上げ当初はバンドの『けいおん』を意識していたのかも)

また主役男女2人の接点でもあり、タイトルである薄暮は、『君の名は』の片割れ時を想い出させる。
舞台装置として同じだろうが、ファンタジックな新海作品よりも現実的立ち位置

他にも主人公セリフ生理という単語を入れたり、自宅のベッドで上着を脱ぐシーンなど
明らかに狙った少女演出がある。ここはジェンダーアイドル論的な視点議論できそうだけど、他の人に任せる。

テーマ的には震災あくまで遠景的なもので、基本は主人公初恋などの淡い成長など非常にシンプルなので、
新海誠山田尚子のようなフェティッシュだったり繊細な作品に比べると、物足りなさを感じる。

声オタ的には、主演の男女2人は役柄の演出もあって、特に違和感はない。
ヤマカン作品では常連花澤香菜下野紘に、同級生友人2人は雨宮天ちゃん佐倉あやねるのシンカリオンコンビ
を配置して、声オタ的にも十分に満足できた。

特にあやねる『プロメア』のようなステレオタイプヒロインよりも、今回のウザねるが圧倒的に魅力的。
WUG関連だと島本須美も出てるし『らき☆すた』の頃から福原香織大坪由佳
こにわ、大橋隆昌とか懐かしみを感じる面子も。

結局のところ、非商業インディーズでやってりゃ、そこそこ褒めて誰も文句言わないよという作品

2019-06-21

[]本日活動

・相変わらず仕事は暇

今日増田は読みごたえがあった

・「午後の紅茶」ならぬ「紅茶時間」の微糖がおいしい。ハマって仕事中にコップ3杯飲む。

退勤後ジム行って本日活動終了

今週も1週間お疲れ様でした!

2019-03-10

アイドルセンターって必要なのか

エース必要でも「グループ = エース」になるとあんまりいいことが少なさそう。

AKBグループはそれが良くも悪くもエースが働いている。

ただ最終的に幸せになるパターンが少なさすぎる。

今のAKBグループAKBというブランドが先にあって、

メンバーからまれストーリーが後になってきているから、

きっと今のメンバーもいいところたくさんあるんだろうけど、

表面化しづらい。

だけど、ノウハウが体系化できるはずだから

アイドル知識技術水準(化粧やダンス歌唱など)は上がってる気がする。

このあたりは韓国アイドルに近くなっているのかな。

あとはセンター話題から外れるけどグループ解散活動終了しない問題

これアイドル以外にも漫画の連載でも言える話題

これはファンと作者・表現者と目先の利益生活とか色々複雑に絡むから

正解はない。

実際問題武道館規模のアイドルグループ解散したら、

その分の消費・雇用が減ると考えると無視できない。

ただアイドルに限って言えば、

大人の影が悪いところで見えてきたり、本人たちに無理をさせると、

ろくなことが起こらないのは100%だよな。

難儀な商売だよまったく。うまく文章がまとまらん。

2018-11-29

転職活動終了

前回やたらめったら書きなぐってから半年、ようやく内定が出たので気持ち落ち着けるために、やっぱりまた書きなぐる。

3年間の長期戦

くっそ時間かかったので正直もらった内定を未だに信じられてない。内定出たら出たで「裏があるんじゃないか」「超絶ブラックなのでは」などと不安要素で押しつぶされる。

結局転職活動して分かったのは、「それ独立してもやってけるんじゃねぇ?」くらいのスキルじゃないとマジ食いつかれない。

自分では頑張ってたつもりでも、面接では「それはそれとして・・・」というノリで粗探しが始まる。「新卒時は大したこと言えなかったけど今なら」と思ってても結局また高校大学での武勇伝を求められる。なんなの。

自分でもこんなに長々と時間がかかるものではないと思っていたが、明確な答えが見えない中で精神ダメージとその回復に付き合ってると1ヶ月2ヶ月一瞬で過ぎていく。身の回りの同じようなスキルの人がすぐ転職できたか自分も~というのは無理。それは転職スキルが高いやつや。

辞めにくさの尺度

企業は何やかや転職サイトなどでそれなりのコストを払ってるらしいので、すぐ辞められると困る=辞めにくさを非常に重要視してくる。

実家ぐらしだともう「辞めにくさ観点」では0点くらいのノリで見られてる気がする。給料いか実家ぐらしで転職先探してんですけどね。

そもそも転職である上前職を辞めてそこに行くわけで「辞めにくさ」とは矛盾しまくりなんですけどそれは。その辺り企業が「自社自身の自信のなさ」なのか知らんけど。

逆に、ここでは年齢についての正解がなくなる。若いと次があるので辞めやすいだの、じゃぁ歳行ってりゃ良いのかってったらそうでもなく。知らんけど。

趣味がなくなる

転職活動が長引くと、結構自分趣味合致する求人を見かけるようになる。

待遇もそれなりであれば当然応募するのだが、趣味になりうる求人というのは大抵が高倍率でほぼ落ちる。

書類審査で落ちればまだ軽傷で済むのだが、面接まで行ってしまうとあら大変。基本的にはディスられます。他に返答の仕方あるんじゃね?

それこそ採用されれば「試されてた」でめでたしですが、万が一意地が悪い系の面接官に当たると「はん! もうこの会社商品見るのも嫌だわ!!」くらいのダメージを受けます

ただ、何社か受けた中でもなぜか「そうは言われてもこれは好きなんや・・・」というものがいくつかあって、その時々の流行やらで趣味になってただけのものを整理するのは良いかもしれません。本当に好きなものは何を言われても好きなんだなと気づけます面接官次第ですが。

なお、転職活動を通して趣味の出費が以前の半分以下になりました。

休みがなくなる

精神的な意味で。

「こないだの3連休、休めた?」休めるわけがない。常に転職のことが頭にチラつく。これじゃいかんと気分転換山登りに行っても、頭の片隅にはどうしても顔を出す。

面接のための交通費試験勉強、なんだかんだで金がかかるので派手な買い物もできなくなる。転職してもブラックだったら辞めるために貯金必要、とかしょうもないことも考え出して結局金が使えなくなる。

最後

結局内定こそ出たものの、転職活動を通して持ち前の自分武器が充実したなんてことはなく、無様な面接の末という感じでした。成長感ない自分が悪いんですが、成長=無様な過去自分と向き合うのが辛いです過去自分は変えられないので極力嘘つかずに何とかするしかありません。辛くない人は微塵も辛くないでしょうけど。

実技試験筆記試験とかあるやつのほうが多分ちゃんと見てくれてる感じがします。「面接1回でOK!」ってやつのほうが簡単そうに見えて難易度高いですし、準備が面倒です。何の質問されても良いように備えないといけないので。向こうも質問がザルで「え、それに答えなきゃいけないの・・・?」ってのが結構あります。何でその下手な質問でこっちがドモッたらこっちのマイナスになるねん。

あーーーーーもう、理不尽さの嵐だし、誰もこの状況を変えやしないし(変えれる力を持つ人はそもそも就活とかで躓かない)、何なら中高時代から準備できてなかったら無理ゲーなんやけど「学生時代は遊ぶもんやで」とか適当コク大人ばっかだったし、え?自分で気づいて調べるべきたったの?とか、もうもうもう。

まぁこれだけは言いたいんやけどね?

クソうざくてCMばかすか打つくらい転職サイト儲かってるみたいだけど、そういう中抜きがなくなれば人材流動性上がんじゃねーのって気がするよね。

ネットが発達した現在ならSNSハローワーク、あとは企業の工夫次第でよくなくない?

知らんけど。

もう自分含めて怨嗟対象しかない。

衣食住足りて礼節を知りたい。

2018-11-10

anond:20181110131609

最もしっくりくる解釈です。

ただ、我々はシフト制の仕事のため、活動終了時刻は一定でないので、これまた解釈に揺れが生じます…。

こうならないために、期限を設定するときは「◯日×時まで」などと具体的にすべきなんでしょうね。

anond:20181110131131

明日まで=明日が終わるまで=明日

が正しいです。

ですが、明日が終わる時というのは、深夜24時ではなく、

明日活動終了時間ことなので、17時~18時頃になります

2018-08-21

[]2018年8月20日月曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
0014817474118.134
016911574167.773
02354491128.358
03353630103.735
04202170108.544.5
05764492.046
0629285098.356
07244154173.171.5
08566524116.555
091571331484.844
102031944895.853
112821897267.348
121641096866.951.5
131691457186.244
141581513995.859.5
1516116754104.163
169014496161.156
171281165891.141
181351163886.239
19116952482.144.5
2091901199.034
2111516497143.551
221461428697.858.5
232371805576.240
1日277526784296.548

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人(279), 自分(203), 話(157), 女(142), 増田(135), 男(119), 女性(114), 映画(107), 日本(102), 問題(98), 今(96), 仕事(85), 好き(83), 金(82), 人間(79), 普通(78), 前(77), 感じ(70), ー(62), 相手(62), 意味(62), 子供(61), 社会(59), 結婚(58), あと(57), 他(54), 必要(53), 男性(52), 時間(51), レベル(48), アニメ(46), 関係(45), 最近(45), しない(45), 理由(45), 存在(44), 結局(43), 気(41), じゃなくて(41), 扱い(40), 作品(40), 人生(39), 結果(38), 他人(38), 今日(37), 場合(36), 気持ち(36), 産休(36), 昔(36), 最初(36), 前提(35), 目(35), 確か(34), 言葉(34), 親(34), ネット(34), 理解(34), 差別(33), 話題(33), 隣(33), 別(33), オタク(32), 映画館(32), 程度(32), 声優(31), 嫌(31), 会社(31), 名前(31), ゲーム(30), 無理(30), 海外(30), 一番(30), いや(29), 全部(29), 一緒(29), 勝手(28), 東京(28), 絶対(28), 周り(28), 逆(28), 席(27), 世界(27), 時点(27), ストーリー(27), セックス(26), 意見(26), 大体(26), 現実(26), 国(26), イメージ(26), 頭(25), 子(25), 大変(25), 手(25), ただ(25), 一人(25), 自体(25), 職場(25), おっさん(25), 出て(25)

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増田(135), 日本(102), じゃなくて(41), 東京(28), 被害者(22), 被害妄想(21), オタ(20), 可能性(19), いない(18), マジで(18), アメリカ(18), Twitter(17), スマホ(17), アスペ(16), ワイ(16), 元増田(16), わからん(15), ブコメ(15), ツイート(15), 甲子園(14), 欧米(14), 娘(14), 出生率(13), なんだろう(13), シェアハウス(13), ブクマ(13), レイトショー(13), 個人的(13), 分からん(12), twitter(12), 女性向け(12), 中国(12), なのか(12), キモ(12), 先進国(12), 1人(11), 自分たち(11), …。(11), SNS(11), 男性向け(11), アレ(11), KKO(10), 2人(10), ジブリ(10), 低能先生(10), 知らんけど(10), ようじょ(10), 基本的(10), AV(10), LGBT(10), サブカル(10), いいんじゃない(9), 金(9), 産む機械(9), hatena(9), はてブ(9), 笑(9), アジア(9), 何度(9), ネット民(9), 好きな人(9), 安倍政権(9), 大企業(9), OK(9), ギークハウス(8), 中の人(8), ガチ(8), 10年(8), リア充(8), ツイッター(8), 普通に(8), CG(8), 社会的(8), 5万円(7), 脳内(7), 女性客(7), 日大(7), 社会学(7), ブログ(7), 大阪桐蔭(7), 金足(7), 腐女子(7), にも(7), クオリティ(7), ネトウヨ(7), 関係者(7), ソマリア(7), 一般的(7), 障害者(7), どんだけ(7), 不審者(7), ヲタ(7), あいつら(7), IT(7), イスラム(7), アプリ(7), s(7), 加害者(7), ディズニー(7), n/(7), アイマス(7), イケメン(7), アラサー(7), 洋ゲー(7), ???(7), 上野(7)

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増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

5525268(5499)

2018-08-20

VTuber活動終了について思うこと

VTuberが4人、活動を終了するという話題を見た。

これ、中の人を変えてキャラを残せないものなのだろうか。

アニメでも声優さん引退して、中の人が変わることがある。それと同じように。

VTuberキズナアイしかまともに見ていないが、例えば中の人がなんらかの事情引退するとしても、キャラは残して欲しい。

もちろん、引き継いだ中の人キャライメージと合わないケースはあると思う。

その辺はアニメゲームと同じ。最近では今井リサ声優遠藤ゆりかからゆっきーに変わって、イメージが違うという声をちらほら見た。

それで離れる人は離れるし、構わないと思う人は見る。VTuberもそうはならないのだろうか。

VTuberは、表に出ているキャラを見ている。中の人基本的には関係ない。

中の人人間性トークが売りなら、別にVTuberである必要はない。VTuber中の人によって演じられているキャラにすぎない。そこが普通YouTuberとの最大の違いである。

終了の理由公表されていないが、もし中の人事情による終了なら、別の人に引き継げないものかと思う。

2018-08-19

アマリリス組の引退騒動の大まかな全貌がわかったので書いてみる

https://anond.hatelabo.jp/20180818061522

上記でも書いたが、アマリリス組のメンバー4人活動終了の発表があったことについて、どうも違和感があったので調べてみたら色々出てきた。

このあと更に色々わかったのでメモしておく。



グリー、「アマリリス組」のBitStarと提携 VTuber事業支援

https://www.moguravr.com/gree-bitstar-cooperation/

→これまでアマリリス組はLive2Dモデル活動してきたが、この資本提携によりメンバー3Dへの移行を準備する形になった。


アマリリス組に所属するVTuber「ルリカレインウォーター」、「高城魔紀奈」、「姚玲蘭」、「姫野裕子」につきまして

https://project-amaryllis.com/notice/1/

→各メンバーから挨拶などは一切なし。

アマリリス組のキャラクターデザイン担当した人達に、引退においての連絡はなし

→→これについてはこちらのはてブロが詳しいので参照されたり。

http://abcdef.hatenablog.com/entry/2018/08/18/113000


○じーえふ氏の示唆

じーえふ・・・VTuberユニットKMNZ(ケモノズ)の運営に携わっている。KMNZはGREE傘下の企業運営している。つまりGREE内部の人間

発言

・私が最近ア(アマリリス組)の話をしないのは、つまりそういうことです(https://i.imgur.com/sNUCfZP.png)。

スクショ撮り忘れたけど「ビ○○○○ー(Bitstar)は生理的にもう無理」みたいなこと言ってた

・ぶぅじろう先生・・・https://twitter.com/grapefruit_uhr/status/1030922405592485888

→ぶぅじろう氏はメンバーLive2Dを用意した人。現在ツイート消去済み。

・「バーチャルYouTuberは本当にうっかり死んでしまうけど、魂は死なない、というか、応援してくださってるみなさんがいるからこそ"死なない可能性"がちゃん存在する、それだけは信じてもう少し待ってあげてほしい・・・https://twitter.com/grapefruit_uhr/status/1030549723906695168


アマリリスメンバーみるくぷりん示唆

https://youtu.be/xgfBhVNxmVI?t=49s

「もしかしたら今後ウチの配信で似たような声とか喋り方する子が来るかもしれない」→転生?


○これらの情報から考えられる仮説

Live2D3Dへの移行を進めるが、キャラクターデザイン担当などの間で衝突が発生。3D化するにあたって、これまでのキャラデザ使用が難しくなる。

衝突した人が邪魔になったため、それらの担当キャラ引退させる。

「魂」はそのまま(あるいは再オーディションをかけ)、全く別のキャラデザメンバーを新たにデビューさせる。


もちろん確定ではないが、結構有力な説なんじゃないだろうか?


追記

○同時期に3人同時に引退+転生を匂わせるVTuber(詩美琴葉、星海雫、夢見兎咲)

https://twitter.com/utamikotoha/status/1030963231970324480

●関連が考えられる理由

活動に携わっていたある方のTwitter

→「五月から続いてた相手の都合に振り回され続ける日々からやっと解放される。」

リンク掲載すると御迷惑になるかもしれないので未掲載

→→5月はBitstarとGREE提携発表・アマリリス組の3D移行計画発表と同時期

・氏の別名義が。


追記2>

にじさんじSEEDsの海夜叉神がアマリリス活動終了メンバー4人のうち姫野裕子について言及

youtu.be/Vh5mu2y700Y?t=13m34s

「何かしらの形で戻ってくると思いますよ」「情報をあまり鵜呑みにしない方がいい」

→姫野裕子とは以前コラボ経験あり。転生の可能性あり?

推しがいなくなった日

界隈の人間には一発でどのバンドのことかわかりそうだし下手したら個人特定もされそうだけど、念のため固有名詞は伏せます

あとなぜかはてな記法の通りやっても行空けが出来ないので大変読みにくいです。すみません

本命盤が解散しました。

その日をもって私の推しはこの世界からいなくなりました。

たった2年とちょっとしか活動しなかったバンドでした。

私が追い始めたのはそれからしばらく後なので実際追ってた期間はもう少し短いです。

終わったのはいわゆる「大人の事情」。

少し特殊バンドで、二次元元ネタがあってそれを麺が役として演じるというスタンス。まあ後半は麺たちも素でやってましたけど。(この辺りでどのバンドかバレそうだ)

その大元が終了したのでバンド活動終了。

そのファイナルライブが先日無事終了しました。

活動終了が発表されてからの私はそれはそれは目も当てられない程の荒れっぷりでした。

ツイッターの鍵垢には毎日「死んでやる」と書き込み、そんな折会社もクビになり「どうせファイナルライブが終わったら私は死ぬんだから再就職もしない」と1ヵ月間くらいニートを決め込んでいました。

それくらい大好きなバンドだったんです。全国ツアー札幌から沖縄まで追いました。地方の小さい箱での対盤ですら遠征しました。

予定が2ケ月空けばもう耐えられなくてギャ友に「会いたくて会いたくて死ぬ」といっては泣きついていました。もはや依存状態ですね。

そんな中、ファイナルライブを終えた後の私なんて想像もつきませんでした。そもそも死ぬつもりでしたし。

でも実際ライブの日が近づいてくるとフラスタの手配やらエステ美容室の予約やら本命さんへのプレ選びやらで気持ちは落ち着いてきて、当日はあまりにも平常心でした。

結果から言います。私は生きていますし、これからも生きるつもりです。

ライブが終わった後、私はもっと号泣して取り乱すと思っていました。

でも普通に会場を出て先に出た友達が席を取ってくれていたファミレスに行って店員さんにドリンクバーひとつ頼んでいました。

最初は全く実感がなかったんです。また1か月後くらいにぽろっと予定が出てくるような気がして、本当にこれで最後だって思えなかったんです。

しばらくしてやっぱり最後だったんだと気付きました。その時少し泣きました。でも本当に少しでした。というかライブで体力使い果たして泣く体力すらありませんでしたw

そのときの私の気持ちは悲しい、苦しいというよりもどちらかというとすっきりとしていました。

それはきっと私が「やりきった」からなんだと思いました。

追おうと決めてからは9割は追って、最後からと盛大にフラスタを送り、最後からと激しく重い愛をぶつけたお手紙をプレボにぶちこんできました。

からきっと本命盤と一緒に本命盤を追っていた私もきちんと終われたんだと自分では解釈しています

それから日経って今そのバンドの曲を聴いています

物販で買ったメモリアルフォトブックなるものもじっくりと読み込みました。

泣きました。でもこの涙は悲しみでも苦しみでもなく「このバンドを好きでいて良かった」という喜びの涙です。

ライブガンガン出ていた脳内麻薬が切れてじわじわと「終わった」という事実が冷静に私を襲い始めています

正直、すごく寂しいです。私は間違いなくとてもとても大切なものを失いました。

それでもやっぱり生きていこうと思えたのはそのバンドがたくさんの幸せ希望をくれたからだと思っています(あと本命さんのソロ活動決定のお知らせもあったので)。

バンドアイドル俳優を追ってる全てのオタクへ。

「その日」は必ずやってきます仕事お金距離の都合で私のように現場に通いまくる訳にもいかない人もいると思います

それでもあなた推しあなたの出来る範囲応援できるだけ応援してください。推しのためではなく自分のためにです。

だってそうでしょう?現場に行くこと、円盤を積むことは確かに推しのためにもなるけど何よりそれをしている自分幸せからそうしているはずです。

全力で今を楽しめば「その日」の後もきっとあなたは生きていけます

以上、世界すみっこバンギャより。

2018-08-18

アマリリス組4人活動終了の件がなんか変だ

VTuberグループアマリリス組のメンバー4人が活動終了したことについてだが、なんか変だ。

公式発表では「本人の申し出による話し合いの結果、各自意思尊重し今回の結論に至りました。」と書かれているが、

メンバーみるくぷりんツイートには「やめるまで先生方に各自意思尊重していただけなかったのは思うところがとてもありますし」などとある

https://twitter.com/milk_Amls/status/1030404523917946880

加えてアマリリス組のメンバーキャラクターデザイン担当した人には一切の連絡が行っていないようだ。

https://twitter.com/buhijirou/status/1030412703695699971

じーえふ(@grapefruit_uhr)という人物現在VTuberユニットKMNZの運営に携わってる人物だ。

KMNZはGREE系の企業運営しており、アマリリス組の運営会社Bitstarと先日資本提携を発表したばかりだ。

じーえふは「私が最近ア(アマリリス組)の話をしないのは、つまりそういうことです」とツイ消し済みのツイートをしている(https://i.imgur.com/sNUCfZP.png)。

じーえふはこの騒動についてなにか知っているようだ。

バーチャライズの件ほど燃えはいないようだが、なにか裏がありそうなのは事実っぽい。

追記

もっと調べたら大体わかったので続きは以下を。

https://anond.hatelabo.jp/20180819164225

2018-05-25

内定もらったか転職活動の経過をしたためる

転職活動開始:2018.3.18

転職活動終了:2018.5.25

約2.5ヶ月の転職活動だった。

尚、私のプロフィールは以下。

アラサー女(独身)

都内1人ぐらし

社会人7年目

IT企業勤務

転職経験なし

3年前に一度転職活動をして内定をもらったが、

内定をもらった会社が内資系コンサル企業でちょうど電通のまつりさんの件があり長時間労働にびびって内定辞退した。

※現職は元国営企業グループ会社、安定したホワイト企業

その時の経験から転職エージェントなんて伝書鳩しかない

(ばかりか、利用したリクルートエージェントメール送信多くて困った)と知っていたので

まずは企業採用ページから4者応募。

一流大手企業4社、書類通過率50%、一次面接で全敗。

昨今の売り手市場で余裕で転職できると思ってたし、

書類で落ちるのは想定済みだが前回の経験から面接には自身があったので

若干精神的にショックを受け、転職エージェントに頼ることにした。

@Type

DODA

パソナキャリア

全てIndeed検索した結果、興味のある企業求人掲載していた会社企業採用ページに該当の応募がなかったことも利用した理由の1つ。

でも実質利用したのは@Typeのみ。

DODAサイトが見にくい(スクロール後画面遷移→戻る→ページ上部に戻される。回避のために別ウィンドウで開こうとするもうまくいかない。)

    エージェントに前もって伝えた避けて欲しい求人条件を無視して大量の紹介を送りつけてくる

    築きたいキャリア(半未経験)より、良い年収を獲得できそうな企業ばかり紹介してくる

パソナキャリア:遅い、催促するまで応募を企業側へ伝えていなかったと推測している(3社しか応募していなかったため?)

総じてメールがウザい、紹介求人が100社以上届いて見るのが大変(うまくフィルターになって欲しかったのに)、

最初エージェントは嬉々としてアポを取りたがるが、半分未経験職種希望としてると少し対応が変わる。

転職エージェントにはあまりいい印象がない。正直嫌い。

4月後半頃から書類審査結果が届くようになった。

概算ではあるが書類通過率は5割程度だったように思う。売り手市場伊達じゃない。

はいえ、同時並行で企業採用ページから応募した場合書類通過率は3割程度。

転職エージェントを介すとほぼほぼ書類通過する。

(これなんでだろう。確かに転職難易度が高い企業ばかりだったとはいえ、エージェントを使うと同程度の難易度企業も通る。

企業サイドにとっては直接応募のほうが安く済むはずなのに、会ってもくれないなんて…。劣等感で死にそうだった。)

エージェントを使うと志望理由は一次面接で考えればいいのは楽だった。数撃ちゃ当たる戦略が出来るのは精神衛生の観点からもよい。

個人的大事だと思ったのは(経験資格はどうしようもないので言及しない)「企業マッチしていると思わせること(志望理由逆質問)」

HPを隅々まで読み、利用できるなら提供サービスを使い、ニュースリリースIRは一読、キーワードSNSやGoogleNews検索する。

企業大事にしていることを理解共感し(志望理由)、改善点や課題可能ならソリューションまで考えて述べてみる(逆質問)。

一次面接が終わる頃には、にこやかに和やかに談笑できる。

人間は往々にして理性より感情を優先しがちな生き物だから理論的に共感を示せれば落とす理由を粗探しされることはない…と思う。

自分面接官をした経験もあるが、結局最後は一緒に仕事ができそうか互いに不幸にならないかというポイントが大きく作用していた。

最初に直接採用ページから応募した企業本命だったが

それを除くと第一希望だった会社4月後半一次面接5月半ばに最終面接、そして無事内定

四季報ポジティブランキングランクインしているような成長と安定を兼ね備えた企業だと思う。

志望度が高く、提示している年収がもらえるなら必ず入社すると伝えているので

途中の状態の数社(一次通過2社、書類通過5社)にチャレンジできないのは今となっては残念に思う。

(内定もらってない期間は、常に転職が頭から離れなくて、それはもう凄まじいストレスだった。

自己嫌悪劣等感不安感で、食欲は失せ遊びに行く機会が減った。)

面接は、自分評価されていると同時に自分企業評価できるいい機会で

(実際、約束面接時間からまらなかったり、廊下ですれ違う人の会話、トイレを借りた際に聞こえてくる会話等々で企業が見える)

色々なオフィスを見ることができるのは、楽しい価値があるように思う。

(先進的でデザインが優れたオフィスはわくわくするし、企業が何を大事にしているかオフィスから見えることもある。)

他社の偉い人と直接話せる機会は少ないし、いい経験だ。

なにより自分市場価値が分かる。

以下、蛇足蛇足愚痴

働きながら転職活動するのは辛い。暫くやりたくない。

好きで応募した企業も、正直落とされると逆恨み不可避。

何社か絶対に金を落としたくないと思ってしま企業がある。

今の悩みは上司退職をどう伝えるか。金かけて成長させる人員として予算が付いてるのを知ってしまった直後で辛い。

PMなのに契約終了前に逃げられるのか。不安

いつか暇つぶし退職エントリ、にみせかけた現職の愚痴投稿してスッキリしたい。

2018-03-06

ドリフェス!プロジェクト終了のお知らせを受けて

平成30年3月5日に「ドリフェス!R」5次元アイドル応援プロジェクト活動終了のお知らせがありました。

ことの発端は同日お昼の12時1分に公式ツイートしたアプリ終了のお知らせ

そして、そのツイート11分後、緊急生放送アナウンスがありました。

(まあ、7人のスケジュールを合わせる必要があるから、前々から配信日時は決まっていたんでしょうね…じゃなかったらキャストさん、どんだけ暇なの!?ってなっちゃうよね)

緊急生放送ツイートを見た時点で、私の中では「あ、プロジェクト終了のお知らせかな?」と気が付いていました。

というのも、このコンテンツ、はっきり言って、応援している人が少ない!!!!!!

アプリちょっと課金すればイベント上位に入れるし、DCDはやっている人を実際に見たことがないっ!!!!!!事実上、あそこにあった筐体は私専用でしたよね?)

今年1月から開催された1stライブツアー(実質ファイナルツアーでは、当日券を販売した上、空席があった会場もありました。もちろん全通した方もたくさんいらっしゃいます

極めつけに、昨年10月から放映していた2期1巻の売上、知りたくないですか?

 **,791 ドリフェスR


 **,791 ドリフェスR


 **,791 ドリフェスR



大事ことなので3回書きました。

同じ時期に放映されていた男性アイドルアニメといえば、そうDYNAMIC CHORDアイドルマスターsideM

こちらは17,035枚だそうです。(ライブ先行シリアル入っているから、同じ土俵とは言えないけれども…)

ちなみに、二次元男性アイドル王道うたの☆プリンスさまっ♪」の2期1巻は累計65,465枚だそうで、日本人の約1,830人に1人がうたプリ2期1巻を持っている計算になりますね!


で、何を言いたいかと言いますと、ドリフェス!は思っていたよりも売れてないコンテンツだったってことです。

応援している当事者は、「ついこの間までアニメやってたじゃん」「ツアー成功したじゃん」「何で急に終わるの?」「大好きだから終わってほしくない」と遺憾の意を示されていることでしょう。

「ついこの間までアニメやってたじゃん」について

アニメは元々2期までやることが、プロジェクトが始まった頃から決まっていたのではないでしょうか。

1期の売上を見ても、2期ができるとは思えない数字です。(だいたい5,000枚以上売れれば2期できる目安なんだとか、詳しくは知らんけど)

なので、初めから24話で構成され、たまたま1期と2期に放送時期を分けただけではないでしょうか。

ツアー成功したじゃん」について

オーラス横浜公演は素晴らしかったですね。特に人力で作った7色のペンライトは最高超えていました。私も赤色の一部を担えたこと、誇りに思います

さて、水を差すようですが、何をもって「成功」というのでしょうか?仮に「満員御礼」という意味であれば、果たして成功したと言えるでしょうか?

私は覚えています一宮市民会館に空席があったことを。

1階に座っていた、CD先行で当てたと思われる、熱心なファンの方はもしかしたら気付いていなかったかもしれませんね。

「何で急に終わるの?」について


じゃあ、いつ告知すれば良かったの?2年半前?(笑)

アプリサービス終了は5月1日今日3月5日から、残り約2か月もある!!!!!2か月前に告知されれば十分でしょうよ。

「近々終わるらしいよ~」ってウワサが何か月も前からひとり歩きしていたら怖くないですか?

「大好きだから終わってほしくない」について

運営に多額のお金寄付してください。


何でもっと早く周りの人に布教しなかったんですか?


もう1度言いますが、ドリフェス!応援している人が少ない!!!!!支えている母体が小さいんです!!!!!

母体が小さくなれば、運営に入るお金が少なくなる。毎回、1人CD1,000枚ずつ買うとかなら話は別ですが…

この現状を脱却するには、ドリフェス!の金づるが必要なんです!!!!!いわゆる沼に引きずり込むしかないんです。

でも、これがドリフェス!の一番難しいところ。

ご存知のとおり、ドリフェス!メインキャラクターに人気声優を一切使っていません。三神さんはメインキャラクターじゃないの?という話は置いといて)

メインキャラクターは皆、アミューズが誇る若手俳優たちです。声優初挑戦の皆さんです。

はい!お察しのとおり、声の演技は棒です。

では、実際にお聞きください。

ドリフェス! 第1話 絆を奏でるニューフェイス! - YouTube

普段声優さんの演技に慣れ親しんでいる方が聞いたら、ビックリしてしまうでしょう。

この棒演技が許容できるかできないかで、今後ドリフェス!に関われるか関われないかが決まってくると言っても過言ではありません。(ただし、三次元から入った方は除く)





まあ、そんなわけで、ドリフェス!運営が当初計画していたより売れなかったコンテンツだと私は予想しています

二次元アイドル群雄割拠戦国時代、生き残っていくのは本当に難しい。

特にドリフェス!のような特殊コンテンツは万人受けするものではないので、キャストさんはじめ、運営の皆さんは本当に苦労されたことと思います

ただ、良い例か悪い例かは分かりませんが、一つのモデルケースができたことは確かです。




キャストさんたちは、俳優活動を続けていく限りこれから応援することができます

一方で、二次元キャラクターである、奏くん・慎くん・純哉くん・いつきくん・千弦くん・圭吾くん・勇人くんとはここで一旦お別れしなければいけません。

二次元しか興味のない方、二次元から入った方は、本当に辛いです

ですが、武道館で行う、14人によるファイナルステージで最高超えたその先の景色を観せていただけることに期待しています

最高超えたその先の景色の中で、再会を誓って、「一 旦 さ よ な らしましょう!




最後に、キャストさんの皆さん、運営の皆さん、本当にお疲れさまでした。




ありがとうドリフェス!



※この記事は緊急配信終了後、勢いで書いたので、日本語自然かつ事実誤認が含まれている可能性がありますが、何卒ご容赦ください。

2017-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20170403211747

声優の怪我やソロ活動願望のせいで勝手活動終了したオワコンクズμ'sのバカ信者は何故オワコンクズAqoursにμ's終了の責任を全て押しつけてしまうのか

それは何があってもアニメラブライブやμ's声優批判してはいけないと立派に教育されているかなのだ

2016-02-21

劇場版ラブライブ!批判考察

 一時期、ラブライバー界隈で話題になった劇場版ラブライブ!批判記事があった。

 それは、おりあそ氏による

アイドルはなぜ魅力的なのか? あるいは、劇場版ラブライブ!』はなぜ失敗作なのか。」http://oriaso.seesaa.net/article/421134088.html

である


 自分TVアニメ第2期以来ラブライブ!という作品うんざりしており、ほぼ既に内容に希望を抱くことを諦めた立場だった。

 そのため、劇場版の内容を目の当たりにしても、2期の調子から続きを作ったらこんなものかという程度に軽くとらえていた。

 批判記事についても早い段階で拝読の機会を得ており、概ね同意はしたのだが、批判へ寄せられた賛否両論意見の軽さと2期以来の作品の現状の救いようのなさに呆れていたこともあり、あまり触れないようにしていた。しかし、ラブライブ!(以下ラブライブ表記)という作品が何と言おうとフィナーレを迎えようとしている今になって、少しは気分が落ち着いたこともあって改めて自分なりに読み解いたものを記しておこうかと思う。


彼の批判文の序盤はTV第1期から劇場版の終わりに至るまでの説明なので割愛。その直後の文章から批判問題提起が始まる。

しかし、アニメラブライブ!』のラストを飾るイベントが、このようなものであっていいはずがないのである


問題点明確化するために、3年前に現実世界で開催されたあるライブイベントと対比してみたい。それは「ゆび祭りアイドル臨時総会~」といって、普段ライバル同士である人気のアイドル10組が一堂に会し、次々にライブを行うというイベントであった。このイベント話題となった最大の理由は、指原莉乃という当時AKB48で人気を急上昇させていたメンバーが自らプロデュースをしたことにある。つまり「ゆび祭り」は、μ'sが企画してライバルであるスクールアイドルを集めた、劇場版クライマックスを飾ったあのお祭りと非常によく似たイベントだったと言えるだろう。


実は「ゆび祭り」は感動的なイベントであった。それは何故かというと、指原莉乃というアイドル人生物語象徴するイベントだったかである。もともと指原は故郷大分県において、熱狂的なアイドルファンとして育った。モー娘の全盛期に小学生時代を過ごし、様々なグループライブに通い詰める重度のアイドルオタクになったのだ。そしてアイドルへの憧れが高じて上京自分自身AKBメンバーとなり、ブレイク果たしてこのようなイベント企画できるほどの地位に登りつめた。つまり「ゆび祭り」は、指原のアイドル愛が余すところなく表現されたイベントであり、アイドルオタク成り上がりストーリー体現たからこそ、感動的なイベントだったのである

 この部分、ある意味では三次元アイドルへのアンチテーゼ的な役割が求められる二次元アイドルアニメというジャンル批評実在アイドルAKBを持ち出したきたことで一瞬、辟易した読者も多いことだろう。自分もその一人であったが、よく読んで考えれば、その意図も分かるものになっている。


 実際、AKB指原がAKBとしてデビューする以前からアイドルオタクだったことは有名な話らしくいろいろとエピソード写真が残っているようである

 そんなアイドルオタクが、一応トップアイドルとなり、事務所などの枠を超えて自分リスペクトしてきたアイドルを集めて「ゆび祭り」という大きなお祭り主催したことは確かに快挙である

 そして、この「ゆび祭り」というイベントチケット代は指原の愛称「さしこ」にちなんで345円という特価であったらしい。自分の好きを極めて走ってきた上で積み重ねてきた成果を現在アイドル達やアイドルオタク還元するという意味で確かに素晴らしいイベントだったといえよう。


 それに対して、劇場版ラブライブにおけるお祭り比較されながら述べられているのが以下である

では、アニメラブライブ!』のストーリーを締めくくったあのお祭りは、どのような物語性を内包していたのだろうか。筆者の考えでは、残念ながら「どのような物語性もない」のである。あのお祭りでは、「スクールアイドル」がキーワードになっていた。しかし今までの『ラブライブ!』で、「スクールアイドルはいかにあるべきか」とか「スクールアイドル未来」とかいったことが主題になったことは一度もない。穂乃果たちは、今まで他の(A-RISE以外の)スクールアイドルことなんかちっとも考えてこなかったのである最後最後になっていきなり《スクールアイドルという問題》を提示されても、あまりにも唐突だと言わざるをえない。

 指原には長年アイドルオタクとしてアイドルに憧れ続けてきた上でトップアイドルになり、先述のお祭り主催したというプロセスがあるのだが、ここで述べられている通り、μ'sもとい穂乃果にはそんなプロセスはない。

 廃校を阻止しようという目標最初に生まれたが、スクールアイドルという手段は後付けであり、(スクール)アイドル活動は積み重ねてきて目的となるような価値としては弱いものだったといわざるをえない。TVアニメ第1期途中で廃校問題有耶無耶になり、自分達はアイドル活動をこの9人でしたいんだという方向に物語は動いたのだが、それも行き当たりばったりで賛否両論であった。作中でもまだ比較的まともだった頃の矢澤にこに「穂乃果の(アイドルへの)好きはいい加減」と批判されている。

 また、自分達のスクールアイドル活動には目を向けても、他のスクールアイドルに対して何らかの注目を向けたのは穂乃果にアイドル活動をさせるきっかけを作ったA-RISEくらいであり、それも主に廃校阻止や後のラブライブ出場&優勝という目標を達成するための当面の壁やライバルとして注目された程度に留まっているため、おりあそ氏の批判にある通り、指原のような他のアイドルへの想いが高じて開催につながったイベント比較すると、劇場版で急に穂乃果やμ'sの「スクールアイドル」に対する想いが打ち出され、スクールアイドルを集めてイベントをやろうと言い出すのは唐突であり、付け焼き刃だとか行き当たりばったりといった表現揶揄されても仕方がないものといえる。

 一方で、そのイベントや発想自体は悪いものではない。スクールアイドル全員で楽しい大きなお祭りしましょうというのはとても魅力的で素晴らしいものであるしかし、作品上仕方ない部分もあるとはいえ、「スクールアイドル」全体のお祭りへの想いを一旦は語り、イベントを開催してみたらμ'sしか目立っておらず、他はバックダンサーに近い扱いというのは、劇場版という大きなお祭りという面を考えてもどうにかならなかったのかとか、他のアイドルファンへの還元の面でも現実アイドルに大きく負けているのはどうなのだろうとか考えてしまう。

 したがって、あのスクールアイドルお祭りは作中における開催への過程や内容の意味だけでなく、ラブライブ劇場版というお祭り観点でも説得力と盛り上がりに欠ける粗末なものだったといえるのではないだろうか。


 その次に述べられているのが劇場版単体の内容の問題点である

今回の劇場版ラブライブ!でとにかく目につくのが、このように行き当たりばったりで物語の流れを無視したストーリーである映画の前半では、脈絡の無い強引な展開でニューヨークに行くことになるが、そこで何かを得ることはなく、後半ではまったく無関係ストーリーが始まってしまう。後半のストーリーから逆算すれば、前半では「スクールアイドル」の問題提示されていたり、μ's活動終了への伏線が描かれていたりしなければならないはずだが、そういったことは全然なく、ライブ場所を求めて街を探検したりアメリカ人交流したりするだけである。また、ニューヨーク迷子になった穂乃果は、彷徨っているうちに一人の女性シンガー出会いホテルまで連れ帰ってもらう。この女性シンガーはいろいろと不思議な点があり、穂乃果以外のμ'sメンバーには見えないなどの設定があるため、「未来の穂乃果」だというのがネット上では最も有力な説である。この女性シンガー帰国後にも一度穂乃果の前に現れるのだが、それっきりストーリーからは退場し、穂乃果に思い出されることもなく、謎も一切明らかにならない。映画キーパーソンであるかのように登場しておきながら本筋にはちっとも絡まないというこのキャラクターは、何のために出てきたのか本当に謎なのである。他にも、映画冒頭で描かれる、穂乃果が水たまりを飛び越えるという過去エピソードがこの映画ストーリー全然そぐわないなど、とにかくこの映画脚本はいたるところが継ぎ接ぎだらけの雑なものであり、一貫したテーマがないので物語性を感じられない。「物語性がない」と言うと、『けいおん!』なんかの例を持ち出してくる人がいるかもしれないので予め書いておくと、『けいおん!』にはストーリーはない(大したことは起きない)が、物語性はある(一貫した主題がある)。それに対して劇場版ラブライブ!』には、ストーリーはあるが物語性がないのである

 と、ここも個人的意見の相違はないのではあるが、突っ込みたい点が何点かある。

 そもそも行き当たりばったりで物語の流れを無視したストーリーというのは劇場版に限らず、第1期から指摘できる問題点であり、ラブライブというよりも花田十輝氏の脚本によく見られる傾向ともいえる部分である。その点を、恐らくブログ著者は第1期を評価したい立場であるために触れないでいるのだろうが、後々2期や劇場版でそれが起因して物語性やキャラクター性の破滅につながっていることは無視できない。

 たとえば2期においても用いてプロジェクト開始初期から掲げていた「みんなで叶える物語」というキャッチフレーズ。それが本来コンテンツ全てを統括する一つの物語性やコンセプトになるべきだったし、アニメ化以前は細かなキャラクター設定のブレはあっても、その点においてのブレはなかった。個性事情を違えるキャラクターが集まった上で廃校阻止やアイドルになるといった目標を叶えること、また結果的に初期からそのコンセプトやキャラクターを支持してきたファンの思いを叶えるという意味もつながってくることになる。

 しかし、アニメにおいてその作中の物語性は破棄された。廃校阻止という目標プロジェクトを束ねる大きなコンセプトの一つだったが、それは第1期で大会に出たわけでもなく他のアイドルと大々的に競ったわけでもなく達成される。その後μ'sは文化祭における穂乃果の件もあり活動休止となることもあり、せっかく大きな目標を達成できたのにカタルシスが弱い。

 アニメラブライブ肯定的ファンの間では「アイドル活動廃校阻止というコンセプト自体に無理があるから、1期でそれを消化したのは悪くない」という見方があるが、無理があることを簡単にあっさり達成・消化させてしまったたものをよしとする神経や論理にこそ無理があるように思える。

 また、裏を返すと、大会に出ずとも廃校阻止につながるくらいにスクールアイドル活動の影響力や効果が大きいことを描写してしまったともいえる。さらに2期では、次に開催された大会に出場し、プロアイドルを上回るとも言われていたA-RISEをも倒し優勝を達成してしまったのだから、その後のμ'sの人気や知名度は絶大なものとなっていただろう。少なくとも地元東京関東地区では。

 ところが、劇場版はその描写から矛盾点を生じさせている。

 脈絡の無い強引な展開でニューヨークに行きライブを行い、間違いなく関東空港である日本空港に帰ってきたところでファン出待ちされて知名度を得た自分達に驚くというシーンについてであるが、既に廃校阻止や大会優勝の時点で雑に考えてもかなりの人気と知名度を得ていたはずである。ましてや地元であり、さらに出迎えたファンは同年代であったから今さら驚くことではないはずだが、それに初めての体験であるように驚く描写を入れてしまったことで、劇場版アニメラブライブという作品自体がどの場面においても何かを得ることはなく、いつもまったく無関係ストーリーが乱雑に入れられるだけの作品だと物語っているかのようである


 続いて、ブログではそのような内容や批判を受け入れるファンの態度についての批判が述べられている。

さて、劇場版ラブライブ!』は以上のように脚本に重大な瑕疵を抱えているにも関わらず、この劇場版が良かったという人々の多くがこのことを大した問題ではなかったと考えているようだ。ここがポイントである。もし以上で挙げたようなことがそもそも物語上の瑕疵ではないと言うのなら、それは根本的なセンスの違いだからどうしようもない。しかしそうではなく、瑕疵だとは認めつつもそのことによってこの映画価値が損なわれないと考える人々が多くいるという、その点にこそ本質的問題がある。なぜなら、これほど重大な物語的欠陥を目にしておきながらそれを大した問題ではないと言うのは、「アイドルアニメなんだから可愛ければそれでいいじゃん」「百合さえあればなんでもいいじゃん」という物語性軽視の態度に他ならないと考えられるからである


ラブライブ!』はTVアニメ第1期以来2年半のあいだ爆発的に人気を拡大し、日本二次元コンテンツ代表する作品の一つにまでなったが、残念ながらそれと同時に、物語性をひどく軽視するファンを増やしてしまったように思う。そういった人々は、μ'sを一方的かつ即物的に消費するだけであり、μ'sのメンバー共感したり、あるいは彼女から何かを学んだりしようとするチャネルを持たない。そしてそういった人々の消費態度は、実際に『ラブライブ!』の作品のものに反映されるようになってしまった。その結果がこの劇場版における脚本崩壊だと考えられるのである

 そもそも、「アイドルアニメなんだから可愛ければそれでいいじゃん」「百合さえあればなんでもいいじゃん」という擁護を持ち出すのも苦しい点がある。

 何故かというと、このアニメラブライブ脚本家である花田十輝氏や監督京極尚彦氏は自分たち志向する物語性を作るために、キャラクター性やプロジェクトの大きなコンセプト(一貫した主題)を変更して犠牲にした経緯があるためである。(電撃ラブライブ!3学期http://www.amazon.co.jp/dp/B00BW8MRVY等参照)

 いくら結果売上が出たとか人気が出たとはいっても、道理に背く大きな決断を下したからには内容に責任を負うべきである。自らが企画原案から打ち立てた作品なら構わないだろうが、ラブライブは三社合同のプロジェクトであり、原案公野櫻子であるため、彼らは作品物語性の中枢部分に適当にメスを入れられる資格はない。つまり覚悟を持ってメスを入れてしまったのだから、それ相応の義務責任を負わなければ話にならない。

 本来あったキャラクター性や物語性を軽視した上で、打ち立てたストーリーに不備が生じ、それを擁護するために切り捨てたものを持ち出すというのは都合が良すぎるし、つまりストーリーコンセプトの変更やキャラクター性の変更の失敗を証明しているようなものである

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