地球は遅かれ速かれ必ず滅びる。それが環境破壊による異常気象なのか、巨大隕石の衝突なのか、はたまた太陽の活動終了なのかは分からない。
彼女はこれまでに生きた時間、そしてこれから生きる時間がこの猶予時間に対してあまりに短いから問題に気付いていない。
自分が死んだ後だから関係ないというのは、我々の子孫に対してあまりにも無責任だ。
滅亡までに人類文明が太陽系あるいは銀河系の外にまで活動範囲を広げられるかが本当の問題であり、環境の保護と引き換えに科学の発展を否定するのはあまり視点がミクロである。地球が奇跡的に生み出したデオキシリボ核酸を銀河系の外に運び出すために、地球の資源をフル活用して科学を進歩させなければならない。