2018-08-19

推しがいなくなった日

界隈の人間には一発でどのバンドのことかわかりそうだし下手したら個人特定もされそうだけど、念のため固有名詞は伏せます

あとなぜかはてな記法の通りやっても行空けが出来ないので大変読みにくいです。すみません

本命盤が解散しました。

その日をもって私の推しはこの世界からいなくなりました。

たった2年とちょっとしか活動しなかったバンドでした。

私が追い始めたのはそれからしばらく後なので実際追ってた期間はもう少し短いです。

終わったのはいわゆる「大人の事情」。

少し特殊バンドで、二次元元ネタがあってそれを麺が役として演じるというスタンス。まあ後半は麺たちも素でやってましたけど。(この辺りでどのバンドかバレそうだ)

その大元が終了したのでバンド活動終了。

そのファイナルライブが先日無事終了しました。

活動終了が発表されてからの私はそれはそれは目も当てられない程の荒れっぷりでした。

ツイッターの鍵垢には毎日「死んでやる」と書き込み、そんな折会社もクビになり「どうせファイナルライブが終わったら私は死ぬんだから再就職もしない」と1ヵ月間くらいニートを決め込んでいました。

それくらい大好きなバンドだったんです。全国ツアー札幌から沖縄まで追いました。地方の小さい箱での対盤ですら遠征しました。

予定が2ケ月空けばもう耐えられなくてギャ友に「会いたくて会いたくて死ぬ」といっては泣きついていました。もはや依存状態ですね。

そんな中、ファイナルライブを終えた後の私なんて想像もつきませんでした。そもそも死ぬつもりでしたし。

でも実際ライブの日が近づいてくるとフラスタの手配やらエステ美容室の予約やら本命さんへのプレ選びやらで気持ちは落ち着いてきて、当日はあまりにも平常心でした。

結果から言います。私は生きていますし、これからも生きるつもりです。

ライブが終わった後、私はもっと号泣して取り乱すと思っていました。

でも普通に会場を出て先に出た友達が席を取ってくれていたファミレスに行って店員さんにドリンクバーひとつ頼んでいました。

最初は全く実感がなかったんです。また1か月後くらいにぽろっと予定が出てくるような気がして、本当にこれで最後だって思えなかったんです。

しばらくしてやっぱり最後だったんだと気付きました。その時少し泣きました。でも本当に少しでした。というかライブで体力使い果たして泣く体力すらありませんでしたw

そのときの私の気持ちは悲しい、苦しいというよりもどちらかというとすっきりとしていました。

それはきっと私が「やりきった」からなんだと思いました。

追おうと決めてからは9割は追って、最後からと盛大にフラスタを送り、最後からと激しく重い愛をぶつけたお手紙をプレボにぶちこんできました。

からきっと本命盤と一緒に本命盤を追っていた私もきちんと終われたんだと自分では解釈しています

それから日経って今そのバンドの曲を聴いています

物販で買ったメモリアルフォトブックなるものもじっくりと読み込みました。

泣きました。でもこの涙は悲しみでも苦しみでもなく「このバンドを好きでいて良かった」という喜びの涙です。

ライブガンガン出ていた脳内麻薬が切れてじわじわと「終わった」という事実が冷静に私を襲い始めています

正直、すごく寂しいです。私は間違いなくとてもとても大切なものを失いました。

それでもやっぱり生きていこうと思えたのはそのバンドがたくさんの幸せ希望をくれたからだと思っています(あと本命さんのソロ活動決定のお知らせもあったので)。

バンドアイドル俳優を追ってる全てのオタクへ。

「その日」は必ずやってきます仕事お金距離の都合で私のように現場に通いまくる訳にもいかない人もいると思います

それでもあなた推しあなたの出来る範囲応援できるだけ応援してください。推しのためではなく自分のためにです。

だってそうでしょう?現場に行くこと、円盤を積むことは確かに推しのためにもなるけど何よりそれをしている自分幸せからそうしているはずです。

全力で今を楽しめば「その日」の後もきっとあなたは生きていけます

以上、世界すみっこバンギャより。

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