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2024-01-23

思い出せない言葉

度胸がある・実行力がある・肝が据わっている・頼りになる・いざという場面で失敗しなさそう

上記のような意味で、不良少年が仲間について「あいつは~だから大丈夫だ」みたいに使うイメージ言葉

2023-07-06

荒れるZ世代を見て憎悪の連鎖的なものを感じた

あちこちで拡大非行みたいなものを繰り返すZ世代を見て

1970年代80年代的な不良少年少女を思い出した。

社会の大半からの憤怒の対象になるような形のない暴力迷惑系的な行為をすると一部の人に称賛されて別の日に別の人が似たような行為再生産するといった暗い時代になっているのかもしれない。

多くの鉄道ファンが憤怒している少年少女迷惑系に堕ちた撮り鉄がああいった行為繰り返すのも環境団体意味不明パフォーマンスと一緒で、一部の心無い人が称賛するからなんじゃないかなと思っている。

2023-06-24

おれは多摩が嫌い。家ばっかでつまんねーから

自然もなければ都会でもない。住むためだけのベッドタウン

立川八王子駅前は多少栄えてるけど、ちょっと歩けばウチの近くと似たような景色になる。ハリボテみたい。海もなければ多摩川も遠いし、デカ公園もない。昭和記念公園は金を取られる。

いくらかマシな駅前でも、遊ぶには金がかる場所ばっかりだ。高校生の頃、雑費込み5000円の小遣いじゃ大した事はできない。電車に乗って遠くに行く機会も中々ない。

昔一回嫌気が差し新宿まで出ようと決めた。大学入るまで電車通学したこと無かったから、知ってる「都会」が新宿くらいしかなかった。金がもったいないから行きは歩き。

国立から線路沿いに歩いて、三鷹辺りまでは似たようなつまんねー町並みが続いた。無機質なコンクリの高架と、その足元の人が入ってんだか入ってねーんだか分からんピカピカの商業施設。それを囲む家。時々森林。つまらん。

でもそこらを通り過ぎると個性が見えてくるようになる。まず駅前雰囲気画一的でない。でけえ掘っ立て小屋みたいな駅舎とツルツルのアスファルトの閑散としたロータリーみたいなワンパターンじゃない。駅の形がおもしれえ。

乱立する店も金はねえから利用はできないが、それでもプラプラ歩き回りながら眺めてるだけで楽しい

マック松屋、ビッカメルミネを眺めていても何も楽しくねえけど、ここは違う。見慣れない街への新鮮もあるだろうけど、それ以上の何かがある気がした。街に色があった。

中野で断念しちゃったけど、今でもアテもなくフラフラ歩き回るのがすきなおれの原体験だ。

大学多摩だった。おれはもう一生をここで過ごすのかもしれないと思った。このままでは魂が多摩色に濁ってしまう気がして、わざわざ都心バイト先を選んだ。初めて目白という地名を知った。往復1000円弱がタダになるのはデカい。

無駄一人暮らしして、最寄りが中央線から京王になってなんか新鮮だった。多摩内を南西に移る虚無の引っ越しだった。

中1までは本気で日本電車とは中央線北海道から九州まで繋がってるもんだと思ってた。乗り換えという行為意味が謎だった。

新宿での乗り換えで一旦駅を出て、覚えたてのタバコ一服するのが恒例だった。西口喫煙所モード学園ビルを眺めながら一息ついてると主人公にでもなった気がした。

目白ではバイトの休憩中に学習院侵入して一服するのが好きだった。キャンパスがおれのとこと違ってザ・大学って感じがした。附属の生徒が構内を歩き回っていた。おれの母校も小中高一貫校で、小学生学食でチョロチョロしてるのが嫌だったのを思い出した。

マックキャロットに行こう行こうと思っていて終ぞ行かずじまいになってしまった。今度行かないとな。

一回金なさすぎて目白から帰れなくなった。みどりの窓口がある池袋まで歩いて、Suicaを払い戻して現金を手にし事なきを得たのも思い出深い。

この頃から都心雰囲気に少し慣れ始めた。同時期から服装に気を遣い始めたのもこれと無関係じゃなかったかもしれない。

元々フラフラ歩き回るのが好きだし、そのステージ多摩からかに豪華になったのが嬉しくてたまらなかった。都心はすげえ。立川より立派な街並みが隣の駅まで歩いてもずっと続いてる。バイト代もあるからかっこ良くて履き心地の良い靴も買えるようになった。

バイト帰りに、当時流行りだしたサウナへ寄って一泊するのも好きだった。親の同意書も要らず外で泊まれるようになったのが嬉しかった。まあ以前も自分の字で書いて出してたけど。朝から風呂浴びて、さっぱりした身体上野錦糸町をふらつくのも新鮮な体験だった。

バルト9では深夜も映画が観られる事を知った。ゲーセンファミレスも夜は閉まってしま時代で、こんな場所があるのかと思った。夜を映画館で過ごすなんて、マンガ映画に出てくる不良少年みたいな体験で興奮した。

終電適当な駅に降りて、夜通し歩き回るのも好きだった。夜中の鵠沼海岸でボーッと波の音を聞いたり、誰もいない江ノ島を歩き回った事もあった。

おれは生まれも育ちも一応東京だけど、あの頃になって本当の意味上京を果たしたのかもしれない。

人はこうして人生を旅して、最後多摩に落ち着くのかもしれない。本人はそれで良くても、ガキはたまったもんじゃないけどね。

2023-05-18

続・「リーゼント」は誤用されているのか?

前回の記事こちら。

anond:20201124190429

テーマ

リーゼントというのは前頭部の髪型(ポンパドール)ではなく後頭部の髪型(ダックテイル)のことだ」って本当なの?

だいたいの前回のまとめ。


さて、今回の記事の主眼は、前回の記事でも書いた「ポールグラウス」という人物は何者か、というところにあるのだが、そのまえに増田英吉が戦前からリーゼント」を施術していたという証拠提示しておきたい。というのも国立国会図書館デジタルコレクション検索したところ1936年広告を見つけたのである

スタア 4(21)(82) - 国立国会図書館デジタルコレクション

ゲーブル・トーンに英國風カッティングを加へた銀座ユタカ調髪所創案のリーゼントスタイルお薦めしま

この「ユタカ調髪所」というのが増田英吉の店である

「ゲーブル」というのは俳優クラーク・ゲーブルのことだろう。

などがこれでわかる。

なおインターネット上で「リーゼント命名者」とされるもう一人に尾道理容師小田原俊幸がいるが、彼が「リーゼント」を発表したのは昭和24年1949年だというので遅すぎる。おそらくは既にあったリーゼント独自アレンジしたとかそういう話なのだろう。

さて、では増田英吉や小田原俊幸とは違って、ググっても検索結果に引っかかりすらしない「ポールグラウス」とは何者なのか。あらためて調べてみると、1931年イギリス刊行された『The Art And Craft Of Hairdressing』という書籍にその名が掲載されていることがわかった。

The Art And Craft Of Hairdressing : Gilbert A Foan Ed : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive

7ページ(16 of 700)より。

PAUL GLAUS, Past President, Academy of Gentlemen’s Hairdressing (London), a former Chief Examiner in Gentlemen’s Hairdressing, City and Guilds of London Institute.

ポールグラウスは、ロンドンの「Academy of Gentlemen’s Hairdressing」の前会長であり、かつては「City and Guilds of London Institute」の紳士向け理髪の主任試験官でした。

同姓同名同職の別人の可能性もなくはないが、おそらくはこの人が「ポールグラウスなのだろう。ただし、この書籍の著者はGilbert Foanという人物で、ポールグラウスは「Special Contributor」としていくつかの記事寄稿しているだけである

そして驚くべきことに、この『The Art And Craft Of Hairdressing』では「リーゼント(Regent)」についても解説されているのである。「リーゼント」は和製英語であると思われていたが、やはり由来はイギリスにあったのだ。

118ページ(146 of 700)より。

One of the most artistic and distinguished of haircuts, the Regent has been worn by elderly society gentlemen for many years. Then it was always associated with long hair, in most instances nice natural wavy white or grey hair. Since the present writer first decided to cut this style shorter, but in exactly the same shape, the style has been in great demand.

リーゼントは、最も芸術的で格調高いヘアスタイルひとつで、長年にわたり、年配の社交界紳士たちに愛されてきました。当時、リーゼントは長い髪、それも自然ウェーブのかかった白髪白髪の髪によく似合う髪型でした。筆者がこのスタイルをより短く、しかし全く同じ形にカットすることに決めて以来、このスタイルには大きな需要があります

Rub the fixative well into the hair, spreading it evenly, but do not make the mistake of using so much that it runs on to the face and neck. Then, when the hair is saturated, draw the parting and comb the hair in the position required, sideways, going towards the back of the ears.

整髪料を髪によく揉み込んで均一に広げます。顔や首に流れるほど使いすぎないよう注意してください。髪に馴染んだら、分け目を作り、耳の後ろに向かって横向きに髪をとかします。

リーゼント」の解説を読むかぎり、そしてイラストを見るかぎり、その前髪には分け目があり、側面の髪を横向きに撫でつけて、襟足はバリカンでV字に刈り上げていたようだ。どうやら前髪を膨らませるわけではなさそうである。また、この書き方だと、もともと「髪の長いリーゼント」が存在しており、それから「筆者」によって「髪の短いリーゼント」が生み出されたらしくはある。具体的なところは不明だが。

追記。鮮明な画像を見つけたのでリンクを張る。ダックテイルのように左右の髪を流して後頭部で合わせているのがはっきりとわかる。

https://www.pinterest.jp/pin/59672763786345196/

ちなみに、この書籍の281ページ(316 of 700)では「Duck-Tailed Pompadour」という髪型も紹介されている。おおっ、と思ったがこれは女性向けの髪型で、いわゆる「エルビス・プレスリー髪型」とは異なるように見える。しかし、後頭部をアヒルのお尻に見立てる発想や、それとポンパドールを組み合わせる発想は、まず女性向けに存在していて、それが1950年代アレンジされて男性にも適用されるようになった、ということなのかもしれない。

ただし、ややこしいことに、このスキャンされた『The Art And Craft Of Hairdressing』は1958年に発行された第四版なので、どこまでが改訂の際に追加された内容かわからない。1936年ポールグラウス日本リーゼントを紹介した、という話があるからには、少なくともリーゼント1931年から存在していたと思うのだが…。

追記Google Booksにあった1931年版に「The Regent Haircut」が記載されていることを確認した。

『The Art And Craft Of Hairdressing』はイギリスで30年以上にわたって改訂されつつ出版されていた名著らしいので、当時のイギリス理容師あいだでは「リーゼント」はそれなりに広まっていたのではないかと思うのだが、現在では「リーゼント」という言い方はぜんぜん残っていないようだし、それどころか英語圏でさえ「リーゼント」は和製英語だと書かれていたりするのも謎ではある。

ともあれ推測するに、まず1930年代初頭かそれ以前にイギリスで「リーゼント」という髪型が生まれ1936年ごろにイギリス人ポールグラウス日本に「リーゼント」を紹介し、その「リーゼント」を見た増田英吉が日本人に合うように「前髪を膨らませるかたち」にアレンジして広告を打った、という流れなのではないかと思われる。

というわけで大枠の結論としては前回の記事と変わらないが、いくつかのディテールが明らかになったことで状況の理解度は上がったと思う。こちからは以上です。

2023-03-31

今日人間の振りをする

友人の話を聞くのが苦痛

こんな自分を輪の中に入れてくれる稀有相手だというのに、その話を聞くのが苦痛で仕方がない

友人が話すことに、まったく共感できない

「あっそ、それで?」と内心思ってしま

他人感情、思い、願い

そういったものに関心を持てない、そういう特性なのだそうだ

社会」というのは、人間進化過程で獲得したものである

肉体機能でもなく、道具使用でもなく、環境を調整するための大きな武器の一つであるらしい

その恩恵に与っておきながら、私は他者共感ができない

私の世界には、私しかいない

相手を見ているようで、自分を見ているだけだから

から最後最後になって私の周りには誰もいなくなってしま

ゾッとする、こんな自分自身に、こんな人生

このままずっと生きていくのかと思うと

未来に耐えきれなくなっても、人生は続く

我々の精神なんかとは比にならないほど、現実や肉体は強い存在強度を誇る

生かされているのだ、端的に言えば

土台じたばたしても詮方ないことなのだ

認めたくないと何度繰り返したところで、何も変わりはしない

ただただ、今日も気分が悪い

吐き気のする我が人生が早く終わることを願うまでである

――「あらゆる流れから取り残されてしまった末代の私」


過去自分言葉が、予言のように、呪いのように積み重なっていく

から、せめて迷惑をかけないように

相手に合わせ、感情の伴わない言葉と表情を誂えて

隣で相手が笑っているうちにできた事は沢山あったハズだ

失敗したってちょっと恥かけばすんだチャンスを

くだらないプライドを守るために全部消費したんだ

終わってから気が付いた事は「わかってた」事にはならないよ

もう遅い 今から君にできる事は新しい出会いの準備

それができないなら 独りで生きる準備だ

きづきあきら・サトウナンキ「メイド諸君!



恋愛がしたいわけではない、結婚がしたいわけではない

自分自身に、何の価値もないと思っているから、他者にその担保をして欲しいだけに過ぎないんだろう

自分存在している意義を、居る意味を、存在必要性

結婚は勢いでするものだ」と言うようだけど、私は違うと思っている

恋愛結婚というのは、共依存的な色彩によって後押しされるものなんじゃないか

それは、もしかすると性欲よりも強いのかも知れない

生きていくことは正気ではできないから、それぞれが個別神様宗教教義でっちあげる

「互いを互いの存在意義とする」というのも、そうした思考停止の一つだ

他人迷惑をかけたくない」「これ以上不幸な人間を増やしたくない」と、反出生主義を唱えるくらいなら

そこまで潔癖になるんなら、今すぐ死ねばいいだけの話なのだ

私は、私の遺伝子を根絶やしにしたい気分になることがある

このクズ遺伝子が、罷り間違って後世に残るようになってしまうこと程、罪深いことはないと思うのだ

の子供が、この世に“理不尽に産み落とされ”地獄に落とされるのを赦してはならない

私の汚濁のような欲望のために、不幸な人間をこの世に生産してはならない

「生まれたことが間違いだった」と思うような人生を送らせる訳にはいかない

――「自分の自我にしか興味のない私は何に“生きて”いるのか」


ポルナレフ 人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?

人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」

名声を手に入れたり人を支配したり金儲けをするのも安心するためだ

結婚したり 友人を作ったりするもの安心するためだ

人の単に役立つだとか愛と平和のためにだとか

全て自分安心させるためだ

安心を求めること事こそ人間目的

荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険 27巻」



全ての女は、宮崎駿にとっては、グランママーレと同じなんです。

「全ての女はグランママーレと同じように怖く、得体がしれなく、でも、強くて美して、男は敵わない。

から、一度好きになってしまったら、一生死ぬまで振り回される。それが女である」というのが、宮崎駿がこの映画の中で語っている、「女とは何か?」という考え方なんですよ。

岡田斗司夫「『崖の上のポニョ』を精神分析する〜宮崎駿という病」


 生きることだけが大事である、ということ。たったこれだけのことが、わかっていない。本当は、分るとか、分らんという問題じゃない。生きるか、死ぬか、二つしか、ありやせぬ。おまけに、死ぬ方は、たゞなくなるだけで、何もないだけのことじゃないか。生きてみせ、やりぬいてみせ、戦いぬいてみなければならぬ。いつでも、死ねる。そんな、つまらんことをやるな。いつでも出来ることなんか、やるもんじゃないよ。

 死ぬ時は、たゞ無に帰するのみであるという、このツツマシイ人間まこと義務に忠実でなければならぬ。私は、これを、人間義務とみるのである。生きているだけが人間で、あとは、たゞ白骨、否、無である。そして、ただ、生きることのみを知ることによって、正義真実が、生れる。生と死を論ずる宗教だの哲学などに、正義も、真理もありはせぬ。あれは、オモチャだ。

 然し、生きていると、疲れるね。かく言う私も、時に、無に帰そうと思う時が、あるですよ。戦いぬく、言うは易く、疲れるね。然し、度胸は、きめている。是が非でも、生きる時間を、生きぬくよ。そして、戦うよ。決して、負けぬ。負けぬとは、戦う、ということです。それ以外に、勝負など、ありやせぬ。戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。たゞ、負けないのだ。

 勝とうなんて、思っちゃ、いけない。勝てる筈が、ないじゃないか。誰に、何者に、勝つつもりなんだ。

 時間というものを、無限と見ては、いけないのである。そんな大ゲサな、子供の夢みたいなことを、本気に考えてはいけない。時間というものは、自分が生れてから死ぬまでの間です。

 大ゲサすぎたのだ。限度。学問とは、限度の発見にあるのだよ。大ゲサなのは子供夢想で、学問じゃないのです。

坂口安吾不良少年キリスト

@Gesu_Masuda

2023-03-13

少年院退院した不良少年就職先だったNHK訪問員がNHKから国民を守る党によって全廃させられて働き口がなくなったため闇バイト強盗致傷事件が多発するようになりました。

あーあ

2023-01-08

仁藤夢乃の真の正体1

日本JKビジネス少女現実:ニトユメノ(コラボ代表

9月24、2017 |

日本JKビジネス少女現実

プレゼンター:ニトユメノ(コラボ

私はコラボという団体を作り、虐待性的暴力被害を受けた女の子を助ける活動をしています。夜道を歩いてパトロールをしたり、食事バスアパレルなどを提供し、一時的に休むことができる施設運営することをしている。

韓国の夜の街に14~15歳の少女たちが集まっているのを見て驚いた。日本ではそうすること自体禁止されているため、夜11時以降に歩き回る青少年たちは警察が連れて行く。 それで少女たちが行くところを失っている。

今、日本の子どもたちは通りにいないため、公園に集まっている場合も多く、私自身もそのような時代を経たが、ビル屋上にいるなどの不安定生活をした。今でもそんな街をさまよう子供たちは多い。 しかし、そのような子供たちは不良少年/少女と呼ばれることもある。私も パトロールを回る大人たちに「家に帰ろ」という話を聞いたが、その時私が持っていた考えは私も行きたいと思って行けたら、そんな考えだった。

街を浮かべた私は、大人たちに外を浮かべるしかない家の事情などを話せず、学校中退した。ところが私に話しかける人々は、売春斡旋者など危険な人々だけだった。そこで東京渋谷新宿のような場所には100人ほどのスカウターが通りに立って性売買的に斡旋をする。結局、そんな青少年たちが支援をしてくれる大人たちに会う前に危険に巻き込まれる状況がある。

スカウトをする男たちは学校先生福祉関係者のように健全で厳格なスタイル大人ではなく、女の子たちと同じ状況に置かれたことのある男の子なので、少女たちの心をよく理解する人として近づいてくる。

道で支援をしようとする人が良い心を持った人であってほしいという考えにこういう活動をするようになった。

- JK businessについて

日本女性高校生たちに起こることについて紹介しようと、JKビジネスを紹介することにする。JK女子高生の略ですが、 性売買ではないように見えながら女子高生と共に歩く JK散策ということもある。JKデートというようにデートをして性売買をさせるような産業だ。これは日本で最もJKビジネスが多い秋葉原写真だ。青い星が男性で、赤い星が少女なのに交渉をする姿も写真に見ることができる。

(この写真は偽物と指摘されている)

これは女の子ゲストに歩きませんか?ガイは食べませんか?という言葉をかける姿だ。一見すると少女自分自身を売っているように見える。ところが少女たちが立っている背景には管理する大人たちがいる。私は これまで140人を超える女性青少年に関与してきましたが、全員が売春経験があったわけではありません。しかし、全員が「どのくらいあなたを生きることができるか」という言葉を聞いたことがあるという。だから少女たちにどのくらいセックスをすることができるのかと大人たちが問う状況が日本では続いてきたということだ。

これは18歳未満の性売買が厳しく取り締まりつつ、もっと軽く若い青少年女性との関係ができるように性売買ということが外で露骨に現れないように名前メイドカフェアイドルカフェというように始めて今はJKビジネスにまでつながったということだ。。 萌え文化ということを聞いたことがあるのに、日本萌え文化がこれまでになってきたということだ。

ある学生観光案内アルバイトという求人を見て面接を見に行ったら男性デートすることだと案内を聞いて、自分学生証をコピーされて拒否できず、その日働いたらカラオケ漫画店で性行為強要されることもある。

そしてsnsは、業者が(募集のために)多く使用する手段でもある。路上で直接話しかけなくてもラインツイッターカカオトークのような青少年たちにとても慣れているツールを使って話しかける。

編注 カカオトークなんて使わない。

JKビジネスについて言えば、家庭虐待、貧しくてする子どもだけでなく家庭も安定しており、学校でもしっかり生活して勉強をするそんな子どもたちまでJK ビジネスの中に入っていて一見すると高校生自らしているように見える仕組みがある。

日本ではJK ビジネス芸能番組エンターテインメントとしてあの時期に多く紹介をしたりしたため、青少年自身がこれが性売買という性の商品化という認識を持っていない。そして大人もこれが問題であることを知らない大人も多い。(自分教師だがアイドルカフェが好き、メイドカフェが好きというなどの話をする人もよくある。)

2013年度にそのような被害青少年に対する調査を行い、それを本にまとめて政府に提出した。だから今年の夏にようやく東京都ではJK ビジネス禁止する条例が作られた。

ただし、JK ビジネスについては国連でも、米国国務省でも明らかに人身売買規定をしたにもかかわらず、東京条例では18歳未満がそのようなことをすることを禁止しただけです。19歳以上なら大丈夫という事実上合法化をした条例といえる。

バイヤーに対する規制もなく、そんな被害を受けた少女に対するケアという観点が全くない。そして被害を受けたとき、どうすればいいのかという方案もない。だからあくまで売る少女が悪いのだという認識けがここに染み込んでいる。

編注:そもそもセックスワーカーに対するヘイトスピーチですね。この人は若年被害者を救済する気はない。金です。結局売春防止法を改正して売春婦を自分たちの施設死ぬまで拉致する。それがぱっぷす、若草プロジェクトボンプロジェクトSpringのやり口。

http://autonomyschool.blogspot.com/2017/09/jk-colabo.html?m=1

2022-12-27

anond:20221207122508

TRPGって空想世界妄想を実現できるから現実から目を背けたい人にとっては快楽だよね

陰キャデブorもやしでもクールヒーローになれるし、友達がいなくても感動的な物語の中心人物になれるし、恋人がいなくても恋愛ができるし、頭が悪くてもそれっぽいこと言っていればダイス解決してくれるし、運動できなくても技能を振ってれば怪物と戦えるし……etc.etc.

キャバクラにハマるような男はTRPGにもハマりそう

まぁそれとは別にこの話の肝は、現実生活がある人間を無遠慮に延々と誘い続けるな、ってことかな

「俺たちってやべえよなwww」ってイキって引っ込みがつかなくなってる不良少年グループみたいで第三者から見てても痛いし、家族や親しい人が心配するのも無理はない

そういう村社会ができちゃうコミュニティの中で排除されないようにエスカレートしつづけるのは似たようなもん

2022-12-04

『困窮している若い女性、子供』では無く『少年』を助けるのが物凄くしんどい

自分はよくありがちなボッシーのネグレクト家庭で育った。

高校の時からバイト奨学金で何とか学費と食費を稼いで卒業した。

常日頃からカネカネうるさい母や、家に帰ると彼氏とやらとよろしくやってる様な家にすっかり嫌気が差し

バイトが無い日でも似たようなダメ家庭育ちの連中とつるんで公園とかでたむろう、典型的健康優良不良少年になっていた。


もっと自分達はせいぜいイキってタバコ吸うぐらいだったけど(バイト先の先輩に良くして貰う、覚え良くする為に、そういう文化に染まっていたのもある)

もっと悪い仲間や先輩だと、万引きとかカツアゲしてたのもいたし、女子女子万引き+援交(当時の呼び名)って感じだった。

そんなのとも(悪い遊びに誘われるのは上手く避けつつ)普通につるんでいたのだから倫理観は色々バグってたと思う。


高校卒業後は親元を堂々と離れ、住み込み仕事とかで何とか食いつなぎつつ、ある時から正社員としてのキャリアスタートさせて今に至る。



自分自身経験から、夜の街を出歩く少年少女達が少なからず困窮してるしその脱出方法も分からないケースが多いというのは身をもって知っているか

幾つかの団体を手伝って(ノウハウも覚える目的もあった)、協力してくれる人達も集めて困窮する若い少年をメインで助ける活動をやろう、とした所で躓いている。


何というか、自分経験でも『女性子供』を助ける為、という題目なら通る筈の事が、『少年男子』では途端に通らなくなる。

世間の目も、女性子供対象とした救済活動をしていた時とは違っていた。

「どうして男を助けなければいけないのか、優先するべきは子供若い女性では?」みたいな事はしょっちゅう言われた。

拒絶されるだけならまだしも、女性職員等に感情的な酷い言葉を浴びせられた事も一度や二度では無かった。

(傾向的には男性相手だとドライ・冷酷に拒絶される、女性相手だと感情的否定される、という事が多かった)


自分はまだ諦めて無いけど、こういった現実を目の当たりにして、心折れる事は全然あると思う。

実際問題金も人手も労力もかかるし、いつまでも手弁当支援も無く補助もロクに活動も出来ないんじゃ、サークル感覚では続けられないと思う。

(諸々の過程活動から抜けた人も少なくないし、引き止めようにも引き止められないのが現実だった)

女性がメイン対象支援が多々あるのに対し、男性へのそれは圧倒的に少ない。理由の一つがこれだと思う。

少しでも良いかパイを分けて欲しい、難しいのならせめて拒絶はしないで欲しい、けれどそれすら難しい。


困窮する女性子供を救うのは社会的にも意義がある事だと思うんだけど、どうしてその中に『少年若い男性』を含めてくれないのだとつくづく思う。

ダメな家庭や貧困で苦しんでいるのは女子男子も変わらないし、夜の街を彷徨って変なのと繋がってしまったり、暴力犯罪に晒されるのだって一緒だ。

男子なら丈夫だから働けるから大丈夫でしょw」じゃ無いんだよ。


まあそんな愚痴は置いといても、支援どころか邪魔すらされる若年者向けの救済活動は本当にしんどい。

別に称賛を得たくてやっている事では無いが、色んな所で否定され(「何故女性を助けようとしないのか」と差別主義者みたいに非難される事もままある)拒絶されるのは普通に辛い。

自分の食えない飯なら灰でも入れてやる。」という諺だかネットミームを思い出す様な人間と少なからず出くわすと、人の悪意と向き合うのが過去体験と繋がってしまって精神的に病みそうになるのが分かる。

(これはこういった活動をしている人達にとってはあるあるかもしれないけど)

そんな人間が一方では女性対象活動には熱心に支持・支援しているみたいな話を聞くと、思わず世を恨みたくなってしまう。


男性の事は男性が助けるべき」という意見ネットでもリアルでも良く聞くが、では実際に男性である自分達が(同士には女性もいるけど)

困窮している少年若い男性を助けようと行動しても、当たり前の様に邪魔されたり、拒絶されたり、「先に子供女性を助けろよ」などと非難されるのが現実だ。

(そしてそれを言うのは大概女性女性の味方に立つ男性というのが胸糞悪い事実でもある)



「男なら放っておいても良い」というのは、個人的には完全に間違っていると思う。

自分の周りだと、当時つるんでいたダメ家庭の困窮育ちの仲間達で、比較的まともな道に戻れたのは自分含めて4割ぐらいだと思う。

残り3割は今も非正規で歳も歳だから正規職のアテも無くてその日暮らしだ。

反○のと繋がってしまってそっちの道に行ってしまい、何をしているか知りたく無いのもいる。

ケチ犯罪を犯して逮捕されて、そのまま行方知れずのヤツもいた。

連絡も行方も知らない何人かは、恐らく自殺していると思う。便りがないのは息して無いからだろう。冷たいし悲しいがこれが現実だ。

困窮し救済もされずに貧困に陥る元少年が増えるのは、近い未来社会負担不安を増やす事でもあるし、巡り巡って社会全体が困る事になるだろう。


もし仮に「女性社会形成する一員では無いのから責任は無い」と言うのであれば話は別だけど(もちろん実際にはそんな事は全然無いだろうけど)

社会を安定させる為にも、社会支援で救済すべき『困窮している、困っている若年層』の中に、『少年若い男性』を含んで欲しいと願っている。

これは男性がやるべきとか女性には関係無いという問題では無い、『社会全体』の問題だ。





追記:勢いで愚痴鬱憤を書き捨てたつもりだったので、こんなに反応あるとは思っていなかった。

個別に反応は出来ませんが、なるべくまとめてみます



未成年だとさすがに男子から除外される事は少ないけど、それでもせいぜい中学生ぐらいまでで、それ以降は区別される。そこでセーフティーネットから溢れ落ちるケースが多い。

シェルターも長年殺人未遂レベル暴力含めたDVで抑圧され続けて逃げてきた『50歳の母と25歳の娘』を受け入れる所は沢山あるけど『45歳の母と20歳の息子』だと、難しくなる。

実質女性専用とまでは行かないが、男女「年齢」問わず受け入れられる所は、少ない。ブクマ等でもある様に、男性被害から逃げてきたケースが多いからだ。(女性からDV加害されたケースもあるだろう、とは思うが)

それでも女性保護者なり血縁者なりと共に逃げて来てくればまだマシで(他と連携出来る)、単独で駆け込まれたとしたら……残念ながら、駆け込み寺にはなってくれない所の方が多い。

少年男性も受け入れてくれる所は少しずつ増えてはいるが、数は圧倒的に足りない。DVシェルター=女性の為のセーフティーネット、という世間一般認識宣伝も大きい。


何というか、「男なら体も大きいし抵抗出来るだろう」というジェンダーバイアス世間一般に強くあるのも感じる。

家庭で長年抑圧され続けても男ならば抵抗出来るのか?と思うが、現場現実を知らない人間からしたら「そうでしょ?」になるのだろう。同じ体験しろとは言えないが、想像力や優しさを少しでも働かせて欲しいと思う。

男性が怖くて逃げてきた女性の為にも、男性専用のシェルターももっと増えて欲しいのだが、「男なら抵抗出来る」「DV暴力加害するのは男」というジェンダーバイアスが、大きな壁として立ち塞がっているのが現状だ。



自分が関わっている(いた)、見聞きしている活動範囲だと、未成年場合は男女問わず受け入れる様にしている。自身も困窮する少女女性は少しでも救済したい。

少年若い男性だけ』を救う為にも、性別わず受け入れる方向にする他無いのだが、「何故女性を(優先して)救済しないのか」という批判を受ける事は多い。受け入れない、とは言っていないのにね。

先にも書いた様に『困窮した若い女性子供』を助けるという名目があれば受け入れられる事が、『困窮した若い人達』とし、助けるべき『人達』の中に『少年若い男性』を含めようとすると、受け入れられない。


(少年含めた)男性の困窮者は「救いたい形」をしていないから、助けてを求めていないから、という意見も聞くし、残念ながらそういった現実もあるのも事実から否定はしない。

しかし、困窮した少年や若年層が更に歳を重ねると、それこそ福祉へ繋げようとするには、仕事も家庭も失いどん底まで落ちてから、になってしまう。

ガラス天井ならぬ鉄の地下室に閉じ込められたままだと、それすら出来ない。

人は貧すれば鈍する犯罪や、自死という最悪の道を辿ってしまう、その手前で何とか救いたい。(自分みたいに何とか立ち直れる人達ばかりでは無い)

けれども難しい。「男性への救済」に対しては冷たく厳しい世間の壁が立ち塞がる。辛い、しんどい。そんな愚痴を書き捨てていた。

(優先すべきは女性子供であるという意見も非常に分かる。でもせめて同率位か、次点にして欲しい。今は何段階も下げられ後回しにされているのが現状だ)



自分体験ベースでも活動を通じて見聞きした話でも、基本的に困窮する家庭は環境家族関係も悪い事の方が多い。ネグレクト虐待を受けているケースも当然多い。

夜の街でたむろする少年達は(少女も)、周囲に「信頼出来る大人」「所属出来る場所(家庭)」が無いから、「同類の(非行)少年達」「悪い大人達」と繋がりやすく、そのまま居場所となってしまう。

その世界から抜け出せない者達が、最終的には社会を脅かす存在搾取する側となってしまう。そしてその被害に遭うのが、主に少女子供なのだ。(もちろんそこには少年も多数含まれる)

困窮し夜の街を彷徨う『少女』だけでなく『子供達』として『少年』を救う事は、長期的には被害者側となる少女女性も救う事に繋がる、と少なくとも自分は信じている。

そんな事を語って説得しようとした事もあったが、最終的には差別者呼ばわりされた事もあった。『女子供』を優先して救わないのが差別者であるならば、自分差別者でも良いか少年も含めて救いたいよ。



愚痴も入って攻撃的な表現も多いと思うので、団体名などは差し控えさせて頂きたいです。(自分主催では関わっていない所も多いので)

けれど、少しでも社会の事を思うのであれば、自分理念と行動に共感出来る団体があれば、少しでも支援をしてあげて欲しいと心から思います

自分正業もあるし家族理解もあるから手弁当でもやれているが、主に経済的理由活動から手を引かざるえない人もいた。

応援言葉だけでも、力になるとも思いますよろしくお願い致します。

2022-10-22

anond:20221022004154

まあ自分がそうだったように

経験少ない子供は多少のことでも「死ぬかも」と思うだろうし

親がつくことで不良少年にはならなくなるから

道理としては間違ってないけどな。

今の時代、贅沢な選択肢だよ

2022-07-19

最近読んだ本

僕の陽気な朝

イヴァン・クリーマの短編

社会主義体制下のチェコ。深い霧。重い空気曇天。街ゆく人の目に映るのは自らのつま先と石畳だけ。

私たちの目に映る彼らの日常は、空虚不条理グロテスクしか体制下で生きる市民にとってそれは笑いあり、涙あり、退屈ありのまさにかけがえのない日常

真実を教えてくれる新聞はないが、体制の網目をくぐり抜けた物語がある。コカコーラはないがブドヴァイゼルがある。ハリウッド映画はないが滑稽劇がある。信頼できる役人警官はいないが自分必要としてくれる友人たちがいる。生きる上で、他に何が必要だと言うのだろうか?

移動祝祭日

アーネスト・ヘミングウェイエッセイ

冒険する作家アーネスト・ヘミングウェイロスト・ジェネレーションからまれアメリカの父。誰もが認める大作家となったものの、晩年の彼は自らの老い自覚し、苦悩し、そして闘っていた。広い海の中、たった1人で無数のサメと戦う老漁師のように。

そんな彼の心に蘇るのは、記者として赴き作家としての歩みを始めた若き日のパリでの生活。そして最初の妻ハドリーであった。

「もし、きみが、幸運にも、青年時代パリに住んだとすれば、きみが残りの人生をどこで過ごそうとも、それはきみについてまわる。なぜなら、パリは移動祝祭日からだ.」

個人的体験

大江健三郎小説

不良少年官立大学学生大学院生、そして教授の婿。紆余曲折を経ながらも順風満帆に見えたバード明るい人生はアルコールによって閉ざされた。義父や妻、かつての学友たちの憐れみ視線から目を背けながら予備校講師で食いつなぐ日々。しかし若きバードアフリカ冒険を夢見ていた。広大なジャングル。壮大な夕焼け。見たことのない動物たち。それらは想像するだけで彼の目を輝かせた。そんな中、彼は妻の出産により現実に引き戻される。

ヘルニアを抱えた新生児、妻、義父、職場。苦悩するバードが向かった先はアルコールと女。青年現実を受け入れられるのか。それともさらなる深い闇に落ちていくのか。

大江健三郎長男は脳に障害を抱えて生まれており、その時の心境を基にして執筆された作品

ロビンソン・クルーソー

ダニエル・デフォーによる言わずと知れた冒険小説

中産階級青年ロビンソン大海原に駆り立てられ、父の忠告無視して旅に出る。案の定、彼の船は嵐に遭遇し、無人島に漂着する。たった一人で無人島に投げ出されたロビンソンを襲う疲労病気、空腹そして孤独と後悔。

しかロビンソン自分を奮い立てる。この島は私の国だ。私を邪魔する者は誰もいない。ロビンソンは今やこの島の君主であり法であるトンネルを掘り、家を建て、家畜を飼い慣らし、その生活を豊かなものにしていく。

そんなある日、ロビンソンが浜辺を探索していると自分以外の足跡があることに気付く。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」と共に読んでほしい。なぜ世界辺境である西欧諸国地球上のほとんどの土地支配することができたのか。ロビンソン・クルーソーにはその問いに対するヒントがロビンソンの行動の随所に散りばめられている。

2022-06-24

anond:20220624133128

芝居で人気を博し江戸でお馴染みの美しき不良少年となった「お若えの」こと白井権八ですが、そのモデルとなった平井権八も大変興味深い人物であり、恋人小紫とともに江戸の人々の興味関心の対象であったようですのでひとつご紹介いたします。

平井権八は、延宝3年(1675)11月3日に鈴ヶ森の刑場で磔刑に処せられた人物です。

もとは剣術自慢の因幡鳥取藩士であった権八は、どういうわけか父の同僚である本庄太夫なる人物を斬り殺してしまい、鳥取を出て江戸へやってきました。

そして吉原三浦屋の小紫(こむらさき)という遊女と馴染みになってお金に困り、権八は揚げ代のために辻斬りによる強盗殺人を繰り返してしまます

実録小説『幡随院長兵衛』によれば、権八江戸へ出て5年間のあいだに「刀にかけたる人の数、手帳に留めたる分のみにても百三十二人」ということで、数字はおそらく誇張されているとは思われますが恐ろしい辻斬り犯であったことが伺えます

指名手配犯となってしまった権八自首しますが、小紫に会うために手鎖を外して脱走などを試み、ついに処刑されてしまます

権八処刑後、権八自分のために重ねた罪を知った小紫は、悲しいことに目黒東昌寺におかれた権八の墓の前で自ら命を絶ってしまったのでした。

東昌寺のお坊さんは、この地に「比翼塚」を建立して二人を弔いました。比翼塚というのは心中したりして命を落としたカップル遺体を一緒に葬った塚ことです。権八小紫の比翼塚は現在下目黒に残されており、役者さんが参拝に訪れることもあるようですよ。

ちなみに、舞台の上の「南無妙法蓮華経」と書かれた巨大な石は、平井権八処刑された時の鈴ヶ森にはまだ建立されていなかったものだそうです。さらに、年代的に幡随院長兵衛と出会っていたはずがないこともわかっています

しか美少年の大量殺人犯というモチーフの魅力から、男気溢れる侠客の幡随院長兵衛との男色めいた芝居づくりがなされるなどして現在に至ります

https://www.suehiroya-suehiro.com/entry/2021/07/26/233000

このサイトによると、美少年で大量殺人犯だと魅力的らしい。

人によってはそう感じる人もいるということだな。

2022-06-20

anond:20220620121220

日本における女性専用車両は、

1912年明治45年1月31日に当時の東京府中央線

朝夕の通勤・通学ラッシュ時間帯に登場した「婦人専用電車」が最初とされている。

乃木将軍もかつて学習院学部の生徒が電車に乗ると男子女生徒の体に触れたがって困ると電気局員に語られたと記憶するが、

近来不良学生山手線沿線より市内各女学校に通う女学生の乗車するを機とし

混雑に紛れて、或いは巧妙なる手段を以て誘惑し、逸らすとも女生徒の体に触れて、其の美しき姿を見るを楽しみとする風がある

彼らは此の女学生の満載せる電車を称して「花電車」と呼んで居るが、今回中野昌平橋間に各駅から

婦人専用電車を朝の八時半前後と午後の三時半前後の数回運転せしむることに決定し、

此の電車女学生が利用する様にお茶の水附属女学校女子学院千代田女子学校、雙葉女学校三輪女学校精華女学校等に対し通知し、

来る三十一日より実施することになった。

— 1912年明治45年1月28日東京朝日新聞朝刊、「婦人専用電車 不良少年の誘惑予防」

2022-04-15

左翼の犯した悪事迷惑行為一覧

 数が多くて切りが無いし、私も知識が無いのと途中で疲れてきたのでごく一部しか挙げられません。こんなのもあるよって方は教えてくれるとありがたいです。今はこんな感じですが、気が向いたら付け足しま

恐怖政治(1793~1794)

 フランス革命期における山岳派による独裁政治王侯貴族のみならず、農民革命家すら処刑され合計4万人以上の命が失われた。

ルイ17世死亡(1795)

 革命政府監禁されたルイ17世は激しい虐待に晒されわず10才で死去した。

ソ連

赤色テロル(1918~1922)

 ボリシェビキ秘密警察チェーカーによる弾圧反革命派・貴族聖職者など最大130万人が殺害された。

ニコライ2世処刑(1918)

 皇帝皇后とその5人の子どもが虐殺された。末っ子アレクセイわずか13才であった。

尼港事件(1920)

 赤軍パルチザンが尼港を襲撃、6000人以上の住人を虐殺した。

ホロモドール(1932~1933)

 スターリン命令によりウクライナ人から家畜土地が奪われ1000万人が餓死した。

大粛正(1930年代後半)

 スターリン命令により反体制派と疑われた国民が多数処刑された。犠牲者1000万人にも上るとされる。

ヴィーンニツァ大虐殺(1937~1938)

 ウクライナ1000人以上の民間人虐殺された

ポーランド占領(1939~1946)

 ソ連ポーランドに侵攻したにも関わらず、西側諸国はそれを黙認した。ソ連占領下で50万人が投獄され、10万人が強姦され、15万人が死亡した。

カチンの森事件

 ポーランド捕虜2万人がソ連虐殺された。

トロイエンブリーツェンの虐殺(1945)

 ソ連軍がドイツ人民間人1000人以上を虐殺した

ソ連対日参戦(1945)

 日ソ中立条約を破り、日本への攻撃を行った。

葛根事件

 満州非武装避難1000人が赤軍虐殺された。

真央郵便電信事件

 樺太郵便電信職員ソ連軍接近の方を知り、9人が自殺した。加えてソ連軍の虐殺により10人が死亡した。

日満パルプ事件

 ソ連兵に強姦され続けた日満パルプ女性職員とその家族23人が自殺さらソ連軍に物資が奪われたため、冬になると87人が死亡した。

三船殉難事件

 ソ連軍の攻撃で緊急疎開船3隻が爆破され、1700人以上が死亡した。

樺太の戦い

 ポツダム宣言受諾後、ソ連軍が樺太に侵攻。民間人犠牲になり3500人以上が死亡した。

仁義佛立講開拓団事件

 ソ連軍により避難民600人以上が虐殺された

シベリア抑留

 日本軍の捕虜57万人がシベリア連行され、過酷強制労働従事させられ、5万人が死亡した。

ニュルンベルク裁判(1945~1946)

 連合国によるドイツ戦争裁判事後法によりドイツ政治家軍人を裁き、連合国の残虐行為無視したリンチ

東京裁判(1946~1948)

 連合国による日本戦争裁判。同上

ハンガリー動乱(1956)

 ハンガリーが非スターリン化を進めると、ソ連軍は武力でこれを弾圧。1万人以上が死亡し、首相のナジ・イムレは処刑された。

アフガン侵攻(1979~1988)

 ソ連アフガンに侵攻したが、戦局は泥沼化し、アフガン政治情勢を混乱に陥れた。

黒い一月事件(1990)

 ソ連アゼルバイジャン首都バグーへ侵攻し、1満員以上の死者が出た

中共

大躍進政策(1958)

 毛沢東の無謀な産業計画により、全国で数千万人が餓死した。

文化大革命(1965~1976)

 大躍進政策により失脚した毛沢東大衆を動員して、政権転覆させた。全国で1000万人以上が犠牲となった。

チベット問題(1951~)

 共産党チベット武力制圧。その後現代に至るまで文化的政治弾圧を加えている

ウイグル人虐殺(2014~)

 共産党ウイグル人に対して行っている虐殺洗脳不妊などの弾圧。死者は100万人も上る。現在も行われている。

コロナパンデミック(2019~)

 共産党党大会を強行したため、世界各地にコロナウイルスの感染が拡大。死者は400万人にも上る

日本

虎ノ門事件(1923)

 共産主義者難波大助による裕仁親王(後の昭和天皇暗殺未遂事件侍従長が負傷

川崎武装メーデー事件(1930)

 共産党暴動を起こし、警察官8人が負傷

赤色ギャング事件(1932)

 共産党が現大田区で起こした銀行強盗事件

阪神教育事件(1948)

 朝鮮学校閉鎖に反発した共産党在日朝鮮人が各地で暴動を起こした

事件(1949)

 共産党が平警察署を襲撃。職員暴行を働き、留置所監禁した。

伊藤律会見捏造事件(1950)

 朝日新聞共産党伊藤律と会見したという記事捏造

大津地方検察庁襲撃事件(1950)

 共産党在日朝鮮人大津地方検察庁を襲撃

山村工作隊

 日本共産党が山や農村拠点とした武力活動を企むも、支持が得られず、警察の取り締まりにとり挫折

練馬事件(1951)

 共産党員が巡査殺害し、拳銃を奪った

白鳥事件(1952)

 共産党軍事組織中核自衛隊メンバー警部を射殺。その後共産党幇助により国外逃亡した。

田口事件(1952)

 共産党員が警察官暴行拳銃警察手帳を強奪した

枚方事件(1952)

 共産党員及び在日朝鮮人無関係一般市民の家を襲撃、放火した

血のメーデー(1952)

 皇居前でデモ隊警察官が衝突。750人の警官が負傷した

吹田事件(1952)

 吹田駅・吹田操車場学生朝鮮人らが暴動を起こし、一般乗客にも負傷者が出た。

大須事件(1952)

 共産党員および在日朝鮮人警察署を襲撃、警官70人、消防士1人、一般人4人が負傷した

事件(1952)

 共産党員が地主と妻・家政婦・小学生3人を暴行、重傷を負わせ、金品を強奪した。

横山元代議士襲撃事件(1952)

 共産党元代議士の男性を襲撃、重傷を負わせた。

10.21国際反戦デー闘争(1969)

 新宿を中心に新左翼暴動を起こし、44人の警官が負傷した。

大阪戦争(1969)

 新左翼大阪暴動を起こし、派出所放火した

よど号ハイジャック事件(1970)

 共産主義者日本航空のよど号ハイジャックし、北朝鮮亡命した。

沖縄ゼネスト警官殺人事件

 沖縄でゼノストの警備に当たっていた警官新左翼による暴行の末火炎瓶を投げつけられ死亡した

朝霞自衛官殺害事件(1971)

 警衛任務中の自衛官新左翼に襲撃され、死亡した。

印旛沼事件(1971)

 共産主義者内ゲバにより2人がリンチ殺害された。

山岳ベース事件(1971~1972)

 連合赤軍山中アジトで同志に対してリンチを行い、12人が死亡した内ゲバ事件

大阪城公園事件(1972)

 大阪城公園内で起きた新左翼内ゲバによるリンチ殺人。1人が死亡した

あさま山荘事件(1972)

 連合赤軍が山の保養所に立てこもり、30名の死傷者が出た。

三菱重工爆破事件(1974)

 東アジア反日武装戦線による爆破事件8人が死亡、376人が負傷した

岡山大学北津寮襲撃事件(1975)

 岡山大学北津寮を拠点にしよと目論む新左翼が寮を襲撃、1人が死亡、多数の負傷者が出た

浦和車内放火内ゲバ事件(1977)

 新左翼内ゲバにより4人を車内でリンチ焼殺した。

大坂火炎瓶大量発射事件(1984)

 新左翼大坂第二合同法庁舎に大量の火炎瓶を投擲したが、幸運にも1本しか着火せず人的被害はなかった。

コンクリート殺人事件(1988)

 不良少年グループ女子高生誘拐、1ヶ月以上にわたり監禁暴行を加えた末に殺害主犯者の両親は共産党員であり、自宅で事件が行われていたにもかかわらず見逃していた。

新しい歴史教科書を作る会放火事件(2001)

 新左翼が新しい歴史教科書を作る会の事務所があるビル放火した。発見が遅れていれば大惨事に繋がっていた。

葛飾政党ビラ事件(2004)

 共産党支持者がマンション侵入し、共産党のビラを配布、住居侵入罪逮捕された。

厚生労働省職員国家公務員法違反事件(2005)

 厚生労働省職員新聞あかはたを配布し、国家公務員法違反に問われた

男組セクハラ事件(2014)

 男組組長が反差別ワークショップを開催した際、初対面の助成執拗痴漢セクハラを行った

アジア

北朝鮮拉致事件(1970~1980年代)

 北朝鮮工作員日本17人を拉致

カンボジア虐殺(1975~1979)

 カンボジア国内でクメール=ルージュにより200万人近い知識人らが虐殺された

ラオス国王死亡(1978)

 ラオス共産主義政権王権を倒し、サワーンワッタナー国王監禁栄養失調により死に至らしめた。

2022-02-28

沖縄やんちゃ少年たちは沖縄独立を望んでない

沖縄やんちゃ少年たちの一般社会への再接続サポートをする仕事をしているのだけれど、沖縄若者文化というか何と言うか、端的に言えば不良少年たちは沖縄独立を望んでいない場合が大半だ。
現在沖縄若者米軍基地が非常に身近なためかファッションから音楽までアメリカ由来のHIPHOPスタイルを非常に好み、沖縄米軍関係者を親に持つアメリカ少年たちとコミュニケーションを取って生活をしている(ここで言うコミュニケーションは血を伴うものも含む)。
まりアメリカバッドボーイズ/バッドガールズスタイル日本の不良スタイルへと集合させた本土とはちょっと違う不良スタイルへと昇華させている。

アメリカスクールカーストが稀に話題となるけれども、バッド少年たちはスクールカーストへ組み込まれていない例外層であり、何故かと言えばバッド少年層と喧嘩になれば拳銃が出てきたりして子供同士の喧嘩とはまったく言えなくなってしまうからである
から最上であるジョッグやクイーンであってもバッド少年層とは距離を起く。ジョッグやクイーンが最終的に求め憧れるパワーとはヒーローのパワーであり、バッド少年が求める文字通り何にも縛られない自由になるためのパワーなので求めるパワーの質が違うのだ。
そうアメリカ籍の少年から聞いた。

はてな話題になる沖縄の話と言えば、米軍基地沖縄独立を絡めたものであるが、はてなで取り上げられスターが付くブコメにはかなりの偏りがあるし、おそらく・・・というよりはほぼ確信的に沖縄の大部分の若者から支持が得られないものだったりする。
少なくとも沖縄若者からすると米軍基地へ直接雇用されれば安定職だし、出入り業者就職してもそこそこ良い待遇を得られることが確定する。
それ以外の就職口の大半が沖縄は3次産業ばかりが発展してしまった土地柄なので観光のための施設店舗を作り整備する土建業か、観光飲食のものを扱うサービス業なので低賃金なのだ
まり沖縄若者からすると割の良い就職である米軍関係沖縄の外へ出すなんてのは害悪以外なにものでもなく、口々にその手の話にはほぼ間違いなく一笑に付してしまう。
はてな一部の人には微妙感情を持つことになるだろうが現代沖縄で「少年から大人になる≒就職口として米軍関係検討する」ということを意味する。

それでも米軍関係者による暴力事件がという考えが巡ってしまう人も居るだろうけど忘れないで欲しい。沖縄やんちゃ少年たちの存在を。
さら沖縄在住の人に説明するまでもないことだが、知らない人へ説明するならば「不良というものへどういうイメージを持っているか?」をまず考えて頂きたい。
私は不良のイメージの一部に「不良は大人迷惑を掛けるもの」というのがあるし、多くの人もそうだろう。そして「沖縄では迷惑を掛ける大人対象米軍関係者すら含まれている」としたら察しはじめる人も出てくるのではないか
沖縄発の犯罪事件報道には偏りがあるのはご存知だと思うし、米軍関係者による無意識アジアへの差別思想ももちろんあるだろうが、あれだけ成人式で騒ぐ沖縄やんちゃ少年たちがなぜ普段から報道されず、警察により行き過ぎた取り締まりなどセンセーショナルなことがないと取り上げられないのは不自然だと思わないだろうか?そう偏っているのである

一部の沖縄県警や一部の米軍関係者沖縄若者へ当たりが強いのは、そういったやんちゃ少年たちの存在が少なから関係していると言って良いし、米軍関係者暴力事件を起こしたとき何故か喧嘩相手の詳細がわからないのはその喧嘩相手は実はそういうことなのだ(少年法の絡みや報道慣習・自主規制もあるだろうけど)。
かに米軍治外法権の絡みから、何らかの事件沖縄内で米軍関係者が起こしたとき捜査権は事実上早い者勝ちなっちゃってるというのもある。
本土の人からすると意味がわからないだろうが、米軍関係車両交通事故を起こしたとき捜査するのは先に事故現場へ到着した警察もしくは米軍関係者がするという運用事実上されているのだ。
まぁだからこそ責任割合で1:9みたいな感じで米軍関係車両が悪いとなってしまっても米軍関係者が先に事故現場へ到着してしまうと責任割合概念が吹き飛んでしまい損してしまった経験のある沖縄県民が少なからず居るのだ。
パターンももちろんあるわけで米軍関係者からすると治外法権はなんとしてでも手放すわけにはいかないってのが現状だろう。

そんな様な状態であっても沖縄若者特にやんちゃ少年たちにとって米軍基地大事存在だ。
やんちゃ少年たちの沖縄HIPHOP文化根拠米軍基地にあるわけで彼らの青春のものだし、何よりも大人になると大事パートナーとなるからである

そして、その文脈と同じ様に沖縄独立沖縄若者やんちゃ少年たちにとってありえないのだ。
HIPHOPと言えばやはり立身出世ストーリーだ。地元の多くの人たちからそのスタイル独自のものと認められ評価され人気になって行き、都会で全世界成功者として大金を稼ぐ。
沖縄やんちゃ若者にとってのニューヨークとは本土東京であり、決して那覇市ではない。

本土沖縄芸能人過去に人気となったことがあるけれども、沖縄若者からすると沖縄芸能人シイジャア(先輩)である
その当時のスタイルHIPHOPではなかったけれども、沖縄若者特にやんちゃ少年たちはシイジャアに憧れて東京を目指している。自分リリック・フロウが世の中を席巻することを夢見ている。
それをすることが難しくなる沖縄独立沖縄若者が支持するか?と言えば支持するわけがない。
なので沖縄若者は「沖縄独立老害の世迷いごと」「アイツら中国から金貰ってる」「共産主義ダサい」と口々に言って意見がほぼ一致している。
ちなみに沖縄の多くの若者学術的に沖縄独立共産主義理解していないがスタイルとして沖縄独立共産主義ダサいと言っている。

生活へ密着する文化アメリカ志向大人になっての就職アメリカ志向なのが今の沖縄若者であり、そんな沖縄若者事情無視して今の大人たちの思想信条や都合によって沖縄独立論を語ると、今の大人引退した数十年後は逆に取り返しの付かないことになっているだろうと私は予測している。

補足情報として今の日本音楽シーンでは徐々にHIPHOP興隆しているけれども、本場アメリカの影響を強く受けた沖縄HIPHOP東京進出志向もあると思っている。
それがどういうことかと言えばHIPHOP派生系「TRAPスタイル」の流入東京で起きているということを意味している。
TRAPスタイルについては「TRAP 歴史」などでググって貰えればわかるだろうけど、ググるのが面倒な人へ端的にイメージだけ伝えると「違法薬物がかなり強く影響しているHIPHOP」だ。
このように端的なイメージだけ伝えると悪い印象しか与えないだろうが実際に悪い。どれくらい悪いかと言えばトランスサイケデリックなどと肩を並べられる、もしかしたらそれよりも悪いほど悪い。

このような音楽聴くなと言っているわけではないが、その文化へ濃密に自身の子供たちが浸かっているような気配があれば親は警戒したほうが良いとは思う。
違法薬物がなくともトランスサイケデリックスタイルは踏めるようにトラップもまた踏めるはずなのでトラップドリルに傾倒する若い子たちは今すぐに違法薬物が伴っているコミュニティと縁を切るように強く言おう。

キミのスタイルは魂の選りすぐりのスタイル キミの魂よりクスリ クスリスタイル 騙しのスタイル クスリより魂 楽しいスタイル キミのスタイル 騙しのクスリより楽しい選りすぐりの魂のスタイル

2022-02-04

タコピー原罪は歪んだ救済の物語

タコピーまりなを殺す前のしずかは、「どうせ何も変わらない」ばかり言っていた

何も変わらない、逃げ出せない、しかし、タコピーまりなを殺してそれを変えられた

人は殺せる、殺したら変わる、という発見

最悪なんだけどこれはひとつの救済だろう

次、まりなは「変えたかった」

しずかの母さえいなくなれば、パパはママとまた仲良くなって幸せな家に戻れるはず

現実は、不倫をやめたからってすぐ元に戻れるほど、家族簡単ではない

結局何も変えられずまりなは死んだ

死は現状からの逃亡であり、ひとつの救済の形である

まりちゃんは救済された

そう考えると、初期しずかの死だって救済だった

このような、歪んだ救済を進めていくのが物語パターンと読んだ

そして、いま問題に直面しているのは東君

彼は、母の期待通りに能力を発揮できず、母の愛を感じられないのを問題と感じている

この問題から救済される方法はいくつか考えられる

1. 彼が兄をしのぐほどの能力をつけ、母を満足させる

これが正攻法。でもそれができないから現状がある

2. 東君死ぬ

死は救済。これはしずかもまりなもそうだった。

でも、ここで東君死ぬ線は薄い気がしている

3. 兄が死ぬ、もしくは兄が母を失望させる失態をする

これは兄がグレたり、犯罪者となるパターン。具体的にはまりな殺しの罪を引き受ける、もしくは犯人に陥れられる

兄さえいなくなれば母は自分だけを愛するはず、という考えはあり得るだろう

実際は、兄が潰れたって母の愛が東君に移ることはないのは自明だが、東君はそれを期待する、というのはこの物語ではありえる

でもさすがに死に過ぎなので潤也は死なないと考える

4. 母が死ぬ、もしくは母が壊れる、または完全に母に見限られる

愛して欲しい人がいなくなったら、もう母の愛なんか求めなくてもいい。母の死の線は薄いとすると、具体的には、母の病院の信頼の失墜、もしくは病院の全焼などが想定

東君殺人犯と評判になることでも満たせるので、さくっと警察に行けば母への当てつけになるので、それでもOK

ただ、兄が割って入ったのを見るとストレート自首はないから、証拠品の病院保管、それをしずかが密告、などもあり得る

証拠隠しのごたごたで病院トラブル、というのは想定できる

実際は母がいなくなっても何にも満たされないんだけどね

5. 東君の母からの逃避

母さんなんか嫌いだ、と思い込んで自ら母を捨てればもう母を求めなくて済む

しずかのキスと抱擁は。東にとっては十分すぎるほど母の代わりとなる事象だった

要は母や兄、家から逃げ、しずかの元に行くことが救済となるので、しずかが救いの女神である

まり東君非行、まあ、殺人したというならそれは十分な非行なんだが、それに留まらず母や家族を避けるほうに動き、不良少年になっていくのではないか

もちろんこれは全てから目をそらした逃避でしかなく、負け戦の碁盤ひっくり返しみたいなもんで、もちろん解決じゃない

この線はしずかのファムファタルっぷりがもっとも色濃く出るので、個人的にはこの線を推したい

「兄の制止を振り切り東君警察に行き、事情を察した兄はしずかのところへ行く」という展開を予想する

2022-02-03

anond:20220203214017

うそう。不良少年がいっぱい出てくる。

まり好きではない、むしろ嫌いなジャンルだったんだけど、

知人に 『シュタインズ・ゲート』が好きだと言ったら 薦められた。

2022-01-09

anond:20220109171602

被害者立場になって考えたら死んでもそんなこと言えないよ。

例えば、ほぼ動物同然の不良少年家族を殺されたとしたら、無垢少年から、、なんて言っていられる???

トラにも責任はあるし、相応の刑罰必要だよ。

2021-11-30

朝倉未来のあれについて

暴力からよくないとか騒がれてるけど、それは流石に今更すぎないか

かにあの番組は色々問題があった。

しかし、賢しらぶった人たちが「暴力格闘技は違うんだ、わかっていないのは不勉強からだ」という表面上だけの話をして留飲を下げているのは、ピントはずれもいいところだと思う。

だいたい、格闘技に限らず興行なんて裏も含めりゃ大概ヤクザみたいなもんだろ。

少年の夢」みたいに健全ぶってプロ野球とか、裏は言うに及ばず表の部分だけでもどれだけ暴力的でコワモテなんだよ。

ガッツポーズしただけで打者への報復死球が当たり前の暴力世界だぞ。

よく奇麗事だけいって満足できるなと思う。

そもそも朝倉は、「喧嘩」が好きで暴走族少年院にも入るような暴力世界で生きてきて、「格闘技相手に手も足も出ずボコボコにされたこから総合格闘技に目覚めた人間だ。

朝倉が見ているのはただの奇麗な格闘技世界だけではない。

自分と同じように暴力に明け暮れる、どうしようもない不良の方を気にかけている。

かつて自分デビューした不良たちの格闘場「アウトサイダー」のように、次世代格闘家プロデュースもしている。

喧嘩の楽しさ」の延長が格闘技にある、そこには時間をかけて人生を変えるだけの価値がある、だから不良は喧嘩なんかしないで格闘技をしよう、その方が人生が豊かになるよというのが朝倉理屈だ。

朝倉本人は事あるごとに「喧嘩ダメ」と繰り返している。

この朝倉スタンスは、不良たちに絶妙にいい影響を与えたと思う。

朝倉youtubeで、地元愛知に帰った際に煽り運転をされたことがった。

相手朝倉未来だとわかった瞬間に一目散に逃げ去る不良の姿を流し(もちろんモザイクつきで)、ダサいし危ないし何より迷惑からそんなことやめろと動画上で説教をしている。

自分たちだったからよかったけど、他の人がされたら堪らないと。

こういう部分にこそ朝倉の意義がある。

煽り運転をやめろなんて誰でも言えることだが、不良にとって、「外部の」大人に言われるより、自分たち「不良側」の先輩に説教されることほど効くものはないのだ。

からとあるごとに不良アピールをし、同時に喧嘩迷惑行為ダメとも発言する。

この動画を見た、年を重ねた元不良も「後輩にちょっといいこと言いてえ」と思って、「朝倉未来もやめろって言ってたぞ」と後輩に説教をする。

こういうループが出来上がるのだ。不良とは、そういうものだ。

これは普段から行方正な人間では決してなしえない、朝倉からこそできた小さな社会貢献だと思う。

から少年院にいって講演もして、院では異例の格闘技大会特別上映(!)も叶えている。

暴力格闘技は違いまーす」「僕たち健全格闘技界は不良なんかとは違いまーす」と奇麗事だけを都合よくいう人間ではないのだ。

そして、その長年不良だった朝倉でさえも、総合格闘技出会ったのは成人する前後だった。

から朝倉youtubeでも繰り返し「格闘技の周知」「認知の向上」の話をしている。

格闘技好きに向けたアピールをしても、格闘技の人気は出ない」と繰り返し話している。

人気の「街の喧嘩自慢とスパーリングをする企画」も積極的にやり、この企画をどんどんパクってくれと言っている。

はっきり言って、朝倉youtube活動が今の格闘技界にもたらした影響はすさまじい。

格闘技界のカリスマ堀口恭司なんて正真正銘スーパースターすらも、一般人誰も知らない時代だ。

だが格下の朝倉は、彼よりも圧倒的に有名になった。

一躍不良少年の憧れの的となり、格闘技布教活動をして、大会視聴率をあげている。

そして朝倉は、不良や総合格闘技だけではなく、空手合気剣道などの伝統武道ボクシングキックなど様々な格闘家さらにはバドミントンなどほかのスポーツ選手ともコラボし続けて、武道格闘技スポーツの魅力を伝える活動をしている。

格闘家youtubeブーム朝倉の影響と言っても過言ではない。

本人のプロ戦績がしょぼくても、それだけでは計り知れないほどの貢献を業界内外にしているのだ。

仮にも「格闘技が好き」なんだったら、その功績を知らないとは言わせない。

どんなに朝倉が嫌いな人間でもそれだけは認めざるを得ない、それぐらいの活躍をしている。

これは朝倉未来からこそできたことだった。

(あと、興行から体重上げて試合に出ろ金を稼げと何度言われても断わり続けたのも、昔のPRIDE酷使された選手のことを思うと本当に偉かった)

から恩師の前田日明に「スパーリングを公開するなんてあり得ない、絶対対策されるからやめろ」と言われても、格闘家と公開スパーをして、それを研究されてボコボコに負けても、それでもやめなかったのだ。

そもそも朝倉本人が対戦相手動画を入念に分析する人間なので、リスク最初から分かっていたはずだ)

今回のabemaの件はもちろん問題があって、本人も謝罪しているしそこを糾弾するのは本当に正しいし、健全行為だと思う。

色々な問題点は他の人が指摘している。

しかし、朝倉と彼の活動を一概に「格闘技暴力勘違いしているだけのお馬鹿さん」と知った風な口でひとまとめに切り捨てるのはあまりも、あまりにも浅すぎやしませんかと思う。

朝倉に対する好き嫌い批判はあっていい。

しかし、「格闘技暴力を延長線上のもの」として捉えて活動しているからこそ、格闘技界や不良たちに「いい影響」を与えたことも事実なのだ

「影響されて格闘技始めました」とか「未来さんが止めろって言ってたから」と不良が憧れるようなロールモデルを、(一時的かも知れないが)こなすことができたのは、とても貴重なことだと思う。

からこそきちんとして欲しかったとは、強く思う。

2021-11-28

anond:20211128052544

校則が厳しい方がヤンキーは増えるのではないだろうか

少なくとも昔のタイプヤンキーは増える

個人的人生経験では確実と言ってもいいぐらいだ

彼等が抱いている己の存在意義校則に逆らうことだったりする

かに反対意見を表明したいのではなくて、

何にでも反対するためにプラカードを掲げたりデモ行進する方が目的になってる人達と考え方が非常に似ている

手段目的化している

デモ活動があれば、当然何かに反対するために参加している人達がいるわけだが、

一定数そういう変な人間が紛れ込んでしま

いわゆるプロ市民とも呼ばれる輩である

からプロ市民ヤンキーは考え方が似ていると思う

プロ市民のようなプロ左翼も、反対に位置するプロ右翼も、社会問題がなくなってほしくないと思っている

なぜなら、社会問題がなくなってしまったら、

日頃の鬱憤を晴らすために喚き散らすことを正当化できる言い訳がなくなってしまうからである

からヤンキーからしても校則がなくなると困ることになる

自分存在意義がなくなってしまうから

逆に言うなら、ヤンキーの多くはそれぐらいしか取り柄がない

取り柄がないから、能力がある人間を過剰に敵視したりする

からヤンキーの多くは内心では過剰な承認欲求を抱えている

これは酒鬼薔薇とも非常に似ている

校門の前に切断した首を置いたのは操作撹乱のためだと彼は供述しているが、

私はそれは嘘であるか、もしくは彼本人が自分本音無自覚なように思っている

論理的に考えてそんなはずはなく、だからといって彼が論理的思考ができない、

知恵遅れとかそういうタイプではないことは誰しも分かるはずである

寧ろ、彼は非常に理知的で、論理的思考ができるタイプである

彼が切断した首を校門前に置いたのは、過剰な承認欲求を抑えられない、

そういった幼稚さが彼の中に並行して存在しているのではないかと考える

彼の、存在が透明なことに耐えられない、といった主張は決して事件後の話だけではなく、

事件からそういう傾向があったように思われる

俺を見ろ!という過剰な承認欲求

俺に屈服しろ!逆らうとこうだ!という支配欲求のようなものが発露した結果に思う

話を戻すと、ヤンキーも似た思考をしている人が多いように思う

どれだけ法律を犯したことができるか、みたいな度胸試しが横行するのもそうである

彼等のコミュニティ内での順列を争うため、

そして、彼等のコミュニティ外でも自分存在感を認めさせるため、

それがネガティブマイナスイメージであっても、

誰かの心に残らないぐらいなら、悪印象でもいいから残りたい、

同じことを「てんちむ」という女性YouTubeで語ってるのを観たとき

ヤンキー傾向のある人はみんな似ているなぁ、と思ったもの

こういった見捨てられ不安のようなものは、幼少期に形成されたのか、

そもそも、家庭でなんらかの虐待を受けていないか

少なくとも両親、もしくは片親にそういう思考の傾向がやはりあり、

そういう環境下で育ったことが一番大きく影響しているのは否めないと思われる

話を最初に戻すと、

ヤンキーにとって校則は寧ろ自分存在証明するために必要不可欠な存在であり、

校則がなければ、寧ろ彼等は学校に完全に来なくなるとさえ思っている

わざわざときどき学校に来る、もしくは学校に来ている知人と接触しては、

校則を破る、学校に来なくても反社会的な行動を実行する、

そこに彼等はアイデンティティを抱いてしまっている

小林よしのり漫画の中で、自分高校時代に分かったこととして、

ヤンキー学校教師側の人間だと描いていたが、個人的経験からも非常に同感である

作中で、高校時代小林よしのり生徒会長立候補し、

学校校則を変えたい、もっと自由校則にしたいと息巻いていたが、

それに対し学校教師は猛反対する

そして、小林氏がヤンキーに、おまえら校則が変わった方がいいと思うだろ?

と問いかけると、ヤンキー達は明確に反対し、小林市に制裁を加えるようになるのである

これは中国香港で起こった民主化運動に、

中国暴力団である三合会の人員政府が投入したことにも似ている

本来、三合会のような、いわゆる暴力団と呼ばれるべき反社会的組織

反社活動中国では厳しく取り締まられる対象であった

しかし、香港デモでは政府は一変し、三合会に賄賂を渡して民主化デモに投入し、

民主化活動家や学生達に暴力行為を行うようになった

理由として、表向きは中国政府デモ活動鎮圧非人道的暴力行為を行えないというのがある

国際的世論の目は気にしているのである

よって、自分達の代行をしてくれる者達として三合会のような暴力団員を投入したのである

本来、もちろん今でもだが、中国犯罪行為に非常に厳しいところがある

例えばインターネットカジノ業者のような人達も厳しく取り締まられたため、

彼等はカンボジア等に逃げるしかなくなった

要は、国に見えないところでいい思いをしている反社活動は許せない、ということである

三合会のように、この社会政府体制側のような人達と、

反社会的人達が結託することが非常に都合が良いことが意外と多いように思われる

教師ヤンキーが意外と仲が良い、卒業してから学校に出入りするなど関係を保っているヤンキーも多い

しかし、ヤンキー暴力をふるわれ怪我をした、場合によっては障害を負った、

レイプ未遂被害を受けた等、実害があった生徒たちにとっては溜まったものではない

教師もどことなく、生徒を屈服させる、服従させることに自分存在意義見出している人がいる

そういった教師にとっても、ヤンキーはいわゆる「手の掛かった」生徒ということで、

彼等の脳内では勝手美談に変換されているのだろう

そういった教師にとっても、校則が緩くなり、学校自由になり、普通の生徒が自由になることが許せないのだろう

なぜなら、教師という職業自体自由ではなく、その不満が蓄積する職業からである

家庭などで鬱屈反社会的な行動に走るヤンキーというか不良少年少女と、

職場等で鬱屈し、自分達が不幸なのに生徒が幸せになるのは許せない、という鬱屈した教師たちが、

互いに共感を抱き、傷を舐めあい普通の生徒たちに刃を向けるのは不思議なことではない

寧ろ、自然な流れだとさえ私は思っている

ちなみに、これは校則だけでなく、普通法律でも同じように思う

マリファナ規制しすぎれば、マリファナルート使用者が地下に潜ってしまい、警察管理下から外れてしま

公安国家マリファナ使用者管理する、

マリファナのような軽い話ではなく、反社会的組織犯罪者であっても同じであり、

法律を厳しくしすぎると、公安国家市民却って管理できなくなってしまうことがある

適度な締め付けが重要であることはマキャベリズムにさえ書いてある

普段から恐怖政治粛清を繰り返すと、市民は逆に粛清になれてしま

公開処刑が当たり前のような状況にするよりは、

ときどき、不意打ちのように、見せしめにズバッと公開処刑をするべきである

そうすることで市民に恐怖をときどき植え付けることが、国家へ反逆する意欲を失わせる

普段から頻繁に恐怖を植え付けられると、却って市民はキレるように反逆に転じる

なんだかんだ政府国家は、市民が反逆し、暴動し、コントロールできなくなることを恐れている

いつも怒っている、怒鳴る人は怖くない

ときどき、ある場面でいきなり不意打ちで怒る人の方が怖さを感じるようなものである

見せしめ粛清国家の安定のために大事であるが、やり過ぎはいけないのである

2021-09-16

anond:20210916112435

こういう馬鹿啓蒙したケーキが切れない不良少年たちって本にはなんの価値もなかったんだな。

知的障害ギリギリボーダー野郎共や

親にDVされたりそもそも親がいないで暴力しか言語能力がない不良たちの存在はいつも見過ごされる。

不良も同じ人で、話せばわかるよ!みてーな、

ROOKIES世界観がやっぱ好まれるんすねえ。

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