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はてなキーワード: 朝倉未来とは

2024-03-14

朝倉未来の「平成っぽさ」が好き

あそこまで平成香りを漂わせる、平成感溢れる人間は他にいない

2023-11-24

高校時代友達ブレイキングタウンに出ててびっくりした

朝倉未来って知ってる?

こいつ高校時代よく絡んでたんだが有名?

2023-11-21

朝倉未来すげえな

もちろん半分媚び的なのもあるんだろうけど、ぼろ負けしてブランドが地に堕ちても救おうとする奴がたくさんいる

朝倉未来のおかげで業界相当潤って救われた奴が多いんだろな

これで朝倉未来弱者男性に転落か・・・

落ちる時はあっという間だな

2023-11-20

anond:20231120150903

朝倉未来が負けたのは知ってるけど何があったんだ

朝倉未来引退しない!じゃなくて

朝倉未来引退しても大丈夫なようにしろ

毎回毎回負けるイキリ野郎の姿を見てブレイキングダウンの面々は溜飲が下がるのかよ

それとも「絶対に負けると分かってる戦いに堂々と出て堂々と負ける」その姿に美学を感じてるのかよ

ホントどうしようもねーな

勝つも負けるも含めて応援してるならどうしようもねえよ

そんなお前らはアリスチャンピオンでも聴いてろよ

ちょうどこの前べーやんが亡くなったばかりだから

はてなー格闘技とかあんまり興味無さそうだけど、

朝倉未来

キックルールだったからって擁護してる奴多いけど、ケラモフにだってまったく良いところなくやられたじゃん。素人かって思うくらい無防備に。たぶんメイウェザーにやられてから格闘技の勘が狂ったんだと思う。

打たれ強さ・打たれ弱さとは別の次元で、一回KOされただけで見違えるように弱くなるファイターってけっこういる。

朝倉未来自分が作ったBreaking Downに潰された

朝倉未来は元々バズ狙い系格闘家ではあったが、

それでも「格闘技で結果出してるから自分が今の地位にいられる」という部分に芯があった。

格闘技系の仕事をしているけど昔は彼の周囲の人間から

彼ほど練習してる人を見たことないという話をよく聞いた。

※だいたいの格闘家の周囲の人下はそう言うんだけども。

 

ところが彼が作ったBreaking Downで状況は一変した。

実力なんて皆無に等しい、ゴミみたいな半チク、元犯罪者非常識行為炎上しただけの奴らが出てきて

ゴミみたいな喧嘩ごっこ披露するだけで一躍有名人になりどんどん稼いでいった。

Breaking Downの実力者、王(笑)とされている飯田将成だって

朝倉兄弟どころか、彼が倒してきた総合選手の足元にも及ばないレベル選手しかない。

それでも、飯田将成の今の知名度、人気は真面目に総合に出ている選手では一生かけても手が届かない。

 

Breaking Downの大流行の結果「格闘家大事なのは試合の結果」ではなくなってしまった。

特に、強弱の階層がなく数字が取れるかどうかだけでマッチメイクするRIZIN選手であり

Breaking Downの魔力を目の前で見てきた朝倉未来にその影響がなかったとは考えづらい。

つーか、「え?それで格闘技やってきたつもり?」みたいな奴らが

必死RIZINK-1やらでやってる奴より莫大な金稼いでるの見て真剣格闘技やってらんねーよな。

 

結果的に、真剣格闘技に打ち込んできた鈴木千裕が未来が取れなかったベルトを圧勝劇で奪取し、

立ち技総合も全力でやると発信し続けたYA-MAN未来を1RKOで沈めた。

朝倉未来時代は終わってしまった。彼自身が終わらせた。

朝倉未来のことが全然話題になってなくて驚愕した

昨日、朝倉未来が負けた。

私は特別彼のファンというわけではないけど、試合をすると知ればそれでもなんとなく応援していた。

彼が格闘技界を盛り上げてくれたのは確かだし、路上喧嘩から今の立場まで成り上がったという事実は素直に凄いと思うしカッコいいとも思う。

そして昨日、負けた。

そのあとyoutube動画を公開しており、衝撃的だった。

試合に負け記憶喪失のような状態になり、引退宣言をした。

今ならもう死んでもいいかなと思っていることを淡々吐露する姿。

ショックだった。

時代を築いた人間が、自らその幕を下ろそうとする瞬間をリアルタイムで目の当たりにしたかのような。

そうして今朝、ビクビクしながら増田確認すると全く話題になっていない。

やはり増田現実に興味がないのかな。

そんなことを思いながらも、やはりショックだった。

2023-11-19

朝倉未来、負けたか

格闘技のサイクルはやっぱ早いね・・・

本気でどこまで強かったのかは俺にはわからんけど、格闘技強者歴史は長く続かないね

比較的長く続くのはボクシングくらいか

10何連勝とか他じゃあんま聞かんもんね

2023-10-06

anond:20231006171632

朝倉未来が全身黒い服ばっか着てるから

憧れてるんだろ

2023-10-02

日本格闘技ブームが軽量化してる

RIZINK-1井の中の蛙大会とか言われてるけど

そもそも現在RIZIN過去PRIDEDream

現在K-1過去K-1ではかなり大きな違いがある

 

まずK-1ブームの先駆けとなったアンディ・フグ~セームシュルト時代

K-1メインコンテンツヘビー級だった

基本100kg以上

から日本から出て行ってまともに?やれたのは武蔵佐竹くらいだった

 

その次に流行ったのは魔裟斗が先陣を切ったK-1 MAXでこれはミドル級

70kg契約

この階級ですらまともにやれた日本人は魔裟斗くらいだったよね

 

Hero's(Dynamite!)、PRIDE等の総合が盛り上がった

 

PRIDEは93kgオーバーヘヴィ級と93kgアンダーのミドル級が盛り上がった

ヘヴィは元K-1ミルコノゲイラ兄弟ヒョードル

ドルヴァンダレイ・シウバ桜庭和志なんかが活躍してたよね

でも後期は海外無双だった

つーかミドルって93kgアンダーだったのかよ、ガバガバ階級じゃねーか

 

神の子山本KID徳郁活躍したK-1総合路線Hero'sやDynamite

KID階級ミドル級で70kgアンダー

まぁ、KIDはふだん60kgくらいだったらしいけど

この階級ほとんど海外勢いなかった

 

で、今のK-1KrushRISEだけど

まず2大巨頭としてRISE那須川天心K-1武尊

那須川天心RISEフェザー級王者で57.5kgアンダー

武尊K-1スーパーバンタム級王者で55kgアンダーからスタートして現60kgアンダー王者

安保山崎ライト級で65kgアンダー王者

 

RIZNで有名選手といえば朝倉海未来あたりの階級だけど

朝倉未来フェザー級は66kgアンダー

朝倉海や堀口恭二はバンタム級で61kgアンダー

 

明らかに軽くなってんだよね

 

UFC以外にもONEやBellatorといった海外の有力格闘技団体が出てきて

わざわざ日本試合する必要なくなったのはあると思うんだけど

やっぱデカい奴らがバコバコ殴り合いしてた頃のほうが面白くはあったなと思っちゃう

2023-08-21

日本弱者男性の話は…多分してない

弱者男性が救われる日は…多分来ない

https://note.com/shota_hatakeyama/n/n0ce13f6c297b

そのブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/shota_hatakeyama/n/n0ce13f6c297b

まずもって、当該記事は【アメリカの】落ちこぼれ層を取り扱っている

その上、本来的には言ってみれば書評に過ぎないんだよね

多分、「Of Boys and Men書評」とかだったらホッテントリ入りしてない


自分からホッテントリ入りするのにキャッチーな「弱者男性」というラベルをあえて使っておきながら

いわゆる弱者男性と言われると定義曖昧な感じになりますが、本を読むと低学歴・低収入・未婚という層が弱者男性になるのかなと思います

と、他者定義してるかのように切り取る。

その上で

機械(ICT)や途上国労働力活用できる高スキル層と、ウーバー配達員のような低スキル層への労働需要高まるものの、一般的ホワイトカラーブルーカラーへの労働需要は弱まり賃金も低下していく、というものです。

2018年頃の私がナイスにもこれの解説をしていた

(gendai)

男女間の賃金格差は、子供が生まれから小学校に入る迄ぐらいの間の出産育児格差に由来している感じ。

これもまた2018年ぐらいの私がナイスにも解説していた

(wezzy)

あと、黒人×男性のintersectionalityが特にマズい。

これも2020年頃の私が解説していた、ナイスちょっと前の俺

(gendai)

自身記事誘導する記事なのね

もちろん、自分noteだしガンガンやるべきなんだけど

アメリカデータアメリカ事象を語るような内容が

タイトルで釣られた人に意味があるかは微妙よね

あ、いい解決策を思いついた!沢山ベンチプレスをやって、食事に気を付けて、朝倉未来さんの「強者流儀」でも読めば、弱者男性強者男性に変身するんじゃないかな。以前書いたベンチプレス記事(ドラミングというイノベーション)と、食事記事(元気に国際教育協力を頑張るためのラクに痩せられる食事術)のリンク置いときますね。


…違う、そうじゃない…。。。

で〆てるから、これもう確信犯的に、捕捉されやすキャッチータイトル日本全然関係ない書評書いて

自身記事への流動を目論んだ奴なのよ



日本弱者男性絡みの話はとっ散らかってて

基本は揶揄反論的に出てくるものなんだけど

リベラル勢が

男性の苦境を火に油を注ぐ形で政治的主張のために搾取している」ネットので弱男論バズって大半が反フェミ目的のこれだね。

みたいに言うの面白いよね

女性の苦境を火に油を注ぐ形で政治的主張のために搾取している」とは言わんのにさ

炎上上等の活動だって議論が深まっ太郎ってばかりに正当な闘争とするのに

男の場合は「そう言ってしまう」のはなんでかを自分の胸に問うた方が良いよね

どうしてそうラベリングしたいのか

こんなん(あなた活動は苦境の搾取)を、フェミニズム活動障碍者活動LGBT活動辺りにぶつけたら差別だとトンデモ炎上しそうだけど

相手だと許されるのよ

なにしろ強者マジョリティから

LGBT女性の衝突が象徴的よね

一面では強者となってしま場合、さてどこまで弱者に譲歩できるのか

あなた強者なんですよって認知が取りこぼすものはナニか

2023-08-14

anond:20230814213625

面接官なんて必要としてる能力か、社風に適応できるかくらいしか確認してないでしょ

ヤンキー集会ホリエモンが行っても門前払い、逆に朝倉未来官僚になろうとしても門前払い

本当にマッチングしてたのか?とだけ考えればいいんじゃない

2023-07-31

レベル本来OUTESIDERとかBreakingDownに出てる側の人間

柔術始めたての頃はブラジルバー用心棒仕事をしながら夜な夜なストリートファイトに精を出していた。

その時期には一度現在所属しているボンサイから破門を言い渡されてるが

先輩で兄のように慕う現RIZINファイターホベルトサトシソウザが頼み込みなんとか免れている。

朝倉未来路上伝説(笑)と呼ばれていたのかいなかったのか知らんけど

レベルはそれをブラジルでやっていた筋金入りのヤバいヤツだ。

 

今回、鈴木千裕VSパトリシオ戦で鈴木が勝ったことにクレベルリングサイドで大喜びしていたら

パトリシオの兄でファイターパトリキーに突き飛ばされたのに腹を立て

控室まで追いかけて行って背中に飛び蹴りをしたというクソヤンチャエピソードが盛り上がったが

普通にそういうことをする奴ではあるんだよな。

 

RIZIN皇治引退して今、ヒールがいない状態なのでクレベルにはこれからヒールロードを歩んでほしい。

皇治とは違って実力も折り紙付きだし。

2023-07-06

anond:20230706202932

朝倉未来とほんとにまれに飯行くけど未だに昔の流れで交互に奢りあってる

割り勘は現金持ってないからやったことねえ

別に普通の人だよ

気取ってもないし変わってもねえ

昔のままのダチ

2023-06-26

クレベル・コイケって割と朝倉未来みたいな奴なんだよな

朝倉未来って喧嘩自慢のアウトローみたいな感じで売り出してたけど

レベルブラジルナイトクラブで夜な夜な喧嘩して道場から破門されかけた経歴がある

わりとハチャメチャなアウトロー気質なんだよね。

日本喧嘩自慢とブラジル喧嘩自慢だと後者の方がヤバく聞こえるなw

その経歴もあってか、柔術の実力では兄貴分のサトシのほうが高いと言われているが

MMAへの対応サトシよりも早かった。

洗練されたフォームじゃないけど打撃もやれるし、打たれ強いし打撃を潰すのもうまい

38戦して1回もKO負けがないのはかなりすごい。

今回は軽量オーバーノーコンテストだったけど鈴木マジでノーチャンスだった。

本当に強い。

2023-06-12

東海オンエア、朝倉未来 こいつらコメント欄めちゃくちゃ見てて書き込みあるとすぐ人生に反映するからすごい

このレベル成功してても全く反論もせずにいいと思ったことは即座に取り入れる

動画だけじゃなくて私生活にすらそれを反映してしまう柔軟性がすごい

他のYouTuberは運よかったなって感じだけどこの人たちだけは何やってて成功したんだろなと思う

2023-01-26

平本蓮トラッシュトーク訴訟とか失笑もん。マクレガーヌルマゴのやり取り知らんの?」

かにコナー・マクレガーとハビブ・ヌルマゴメドフのトラッシュトーク苛烈を極め、

宗教家族に対する罵詈雑言も飛び出し、相手陣営バスを取り囲んで暴動寸前になったり

試合後にセコンドが殴られて場外乱闘になったりもしたが別に訴訟には発展しなかった

 

ただ、平本とマクレガーじゃ立場が違いすぎるよね

 

コナー・マクレガー 当時21勝3敗19KO 元UFCフェザー級ライト級王者

ハビブ・ヌルマゴメドフ 当時26勝無敗 UFCライト級王者

 

平本蓮 MMAルール2勝2敗

朝倉未来 MMAルール20勝16敗

 

マクレガーヌルマゴの試合は最強VS最強の誰もが見たいマッチ

ファイトマネーマクレガーが3億円以上、ヌルマゴが2億円以上

そりゃ訴訟なんかするわけないわな

 

試合をするより訴訟をした方がメリットがあると思われてるからそういう発言をされる

MMAの対戦相手じゃなくてSNSでの炎上商法相手としてしか見られてない

それがわからないで延々と煽り続けている平本は本当に憐れだと思う

2022-12-10

デビッドライスと白饅頭和解しろ

デビッドライス氏と白饅頭氏が互いを批判する文章ブログSNS上に投稿している。しかし,以前からこの両者の発信する文章を読んできた私としては,両者の主張は根本的なところで対立はしておらずむしろ同じ方向を見据えて書かれているように見えた。

 ではなぜ,ライス氏と白饅氏は対立するに至ったのだろうか。結論から書けば,両者は主張の内容は近しいものだが,その主張をどのようにして一般に発信するべきかという点において大きな価値観の相違があった。その相違にばかりに注目し批判を繰り返した結果,現在の不必要対立を生じさせたと私は考える。

 両者は互にレッテルを張り合い,主張をよく確かめずに感情的言葉を投げ合っているように見える。しかし,ライス氏と白饅頭氏は現代言論界において重要役割を担っており,こんなところで格を落とし合っている場合ではない。

 本文は両者の誤りを指摘し,反省対話を促す内容となる。

 実際に両者がブログSNS投稿した文章から,なぜ不毛対立が生じたのかを見ていこう。

 ライス氏は2022年11月2日自身ブログ道徳的動物日記」に,『「女性差別的な文化を脱するために」オープンレターについての雑感』というタイトル記事投稿した。その中で,氏は白饅頭氏の言説について

弱者男性論者たちはアカデミシャンではなく、コンプレックス差別を煽ったうえでnoteYouTube言動を売って稼ぐ「商人」だ」”

批判した。

 弱者男性論者である饅頭氏がアカデミシャンではないというのは事実だ。彼は学部卒で,大学等には属さず個人で発信を行っている。「商人」というのもやや悪意のある表現ではあるが,note書籍販売しているとい点では間違った表現ではない。

 だが,アカデミシャンでないことも「商人であることも,白饅頭氏の論を誤りだとする根拠にはならないはずだ。ここでライス氏が批判しているのは言説ではなく,白饅頭氏の立場手法だ。氏の言説が誤りだと主張するならば,具体的に彼の文章引用するなりして,どこがどう誤りなのかを論理的説明するべきだろう。

 また,ライス氏は2021年4月3日現代ビジネスに『「フェミニズム叩き」「女性叩き」で溜飲を下げても、決して「幸せにはなれない」理由』という記事寄稿した。その中で,

弱者男性論でおこなわれているのは、「女性」(または「フェミニスト」「リベラル」)という属性仮想敵にして、自分たちのつらさの原因はすべて彼女たちに責任があると主張することで、弱者男性である読者たちの溜飲を下げさせるための議論だ”

と書いた。ここで批判されているのは“溜飲を下げさせるための議論だ”とあるように,弱者男性論の主張する内容ではなくそ目的だ。もちろん,その弱者男性論によって留飲を下げている男性も少なからずいるだろう。

 しかし,それが決定的に弱者男性論を否定する根拠になるだろうか。卑小な目的で立てられた論であろうと,それが誤りだと証明するには論を構成する根拠理論についての誤りを指摘するべきだ。

 上記のように,ライス氏は弱者男性論を批判しながらも,その批判内容は専ら論者や読者の問題を指摘することに終始し,弱者男性論を構成する根拠理屈についての矛盾殆ど指摘していない。

 ライス氏は上記記事の中で,弱者男性論がある程度は妥当であることを認めてすらいる。しかし彼はその妥当性を認めながら,それが社会に与える悪影響のみを強調し,弱者男性論をこき下ろしている。これはややバランス感覚に欠けた主張だと言える。

 なぜ彼はこのような一方的な主張をしたのか。それは,彼がネット論客と呼ぶ者たちによる弱者男性論が盛り上がりを見せていたからだ。ライス氏は先ほど引用したように,ネット上で学位を持たない者が政治的な主張をし注目を集めることに対し強い拒否感を持っている。彼からすれば,学位を持たず大学にも属さない者の発信する政治的主張はSNS上でフォロワーに対してアピールするだけのものにすぎず,学術的な裏付けのない稚拙な主張に過ぎないようだ。

 たしかに,ネット上で政治的発言をするアカウントの発信する内容は仲間内に向けてのアピールに終始しがちな傾向があることは否めない。

 しかし,白饅頭氏の発言ほとんどは客観的妥当性を意識しているものだ。彼のどの主張にしても,必ず明確な根拠を示しながら筋道を立てた発言を行っている。弱者男性論にしてもそうだ。

 SNS上には白饅頭氏と同様にアンチリベラル的な主張をするアカウントが数多く存在し,数万のフォロワーを獲得しているものもいるが,彼ほどの存在感と影響力を有している者は他にいない。それは,白饅頭氏の発言する内容がアンチリベラル層だけでなく,中立一般層にたいしても説得力を持っていることの証左と言えなくもない。

 ライス氏は白饅頭氏のTwitternote上での発言批判している。ライス氏によっては,SNSのような誰でも発言可能空間では論理的に正しい意見よりも大衆感情を煽る意見の方が支持を得やすい。だから饅頭の主張は誤りであるにも関わらず支持されるのだという。

 しかし,白饅頭氏が発言を行っているのはTwitternoteのような誰もが発言できるメディアに留まっていない。現代ビジネスプレジデントオンラインBLOGOSといった,中立性を保ったある程度格式のあるWEBメディアにおいてもその主張が掲載されている。これは,彼が一般メディアからもある程度の評価を獲得している根拠であり,仲間内に向けて偏った発信ばかりをしているというライス氏の主張を否定するものになる。ちなみに,現代ビジネスにはライス氏も寄稿している。

 ライス氏は学術的な背景のある言説を至上のものとし,ネット上での言説を程度の低い物と見なす価値観を持っているようだが,これは偏った価値観だろう。

 ネット上では素人発言可能だが,それに対して専門家批判を加えることも可能なのだ。生半可な言説では,素人ネット上で自らの論が正しいと広く認めさせることは,実際のところかなり困難だ。ネット上で政治的主張をするアカウントのほとんどは仲間内価値観確認し合うことしかできないのが現実だ。

 そんな中で,広い層からの支持を集め,書籍出版するまでに至った白饅頭氏の言説は,一考に値するものである判断されるべきだろう。たとえ学位がなくとも。

 それに,学術分野での肩書を持つ者の発言が必ずしも正しいとは言い難くなってきているのはライス氏も理解しているはずだ。実際に,彼のブログでは大学に属する研究者の著書や発言の誤りを指摘する記事が多く書かれている。

 ライス氏は,ネット論客の主張は仲間内へのアピールばかりで発展性も新規性もないと言うが,学術世界ではそうでなはいと言えるだろうか。学術界でも,特定コードに反する内容の主張が正当な理由なしに発表を拒否されるという事例が少なからずあったはずだ。

 ライス氏は学術であることを重要視しているが,それだけを至上のものとし,そうでないものを見下すような態度はそれこそ閉鎖的で彼の指摘するネット論客の悪い特徴と同じだ。

 ここからは,白饅頭氏の発言とその問題点を挙げていく。

 2022年12月20日,白饅頭氏はライス氏のツイート引用リツイートしこのように書いた。

社会正義総本山アカデミ屋を称揚する奴がいうのマッチポンプ感があって草”

 たしかに,社会正義定義しがちなアカデミア出身ライス氏が,社会正義に疑問を呈する内容の本を紹介するというのはやや疑問を生じさせるものかもしれない。

 しかしながら,ライス氏は普段からアカデミアの主張する社会正義について無批判だったわけではない。彼のブログを読めばわかることだが,学術的な地位のある人物の著書についても内容に疑問を感じる点があればしっかりと指摘をしている。

 ライス氏はアカデミアを重要視こそしているが,かといって盲目的に信奉しているわけでも無い。

  同日に白饅頭氏はTwitterで次のように書いた。

“いやだから、君のような人文アカデミア礼賛ネット論客が「露悪的なおもしろさ」とか語るのダブスタもいいとこでしょ。”

 白饅頭氏はライス氏を“人文アカデミア礼賛ネット論客”と呼んで揶揄している。これは,ライス氏が人文アカデミアについて批判的な視点を持ち合わせていることを無視した発言だ。

 白饅頭氏は12月9日にこのような発言もしている。

インテリの本って普通に読みにくくて面白くないという根本問題があるんだよな。

おもんなくてわかりにくい文章を書いているだけの分際で「高尚なことをやっている」とのぼせ上がっている奴らの商売破綻するなんて当たり前でしょ。

「本当に頭のいい人は一般の人でもわかりやす説明する」みたいな論調には与しないまでも、かといって「複雑なものを複雑なまま理解するのが知性だ」みたいなのも、インテリの自惚れが含まれていないわけではないだろう。“

これは名指しこそしていないが,ライス氏の著書に絡めた発言ととることができる。たしかに,ライス氏の著書は硬い文体でやや学術寄りの内容でもあるため,読むために労力を要する。

 だが,ライス氏の著書はより厳密な内容で社会について論じたものであるという点から,白饅頭氏の著作よりも優れていると言える。本自体の売り上げで言えば白饅頭氏のほうが圧倒的ではあるが,それは彼の知名度と,内容の易しさによるところが大きいだろう。ライス氏の著書は本人の知名度も低く,厳密で硬い内容であるために気軽に手に取れる本ではないものの,より厳しい視点を持つ読者にとってはライス氏の方が優れたものとなるはずだ。

 白饅頭氏は難解な内容について“インテリの自惚れ”と言っているが,これはただの暴言だ。ライス氏の著書が難しい内容となっているのは,学術的な視点からより厳密に理論を展開しようとしているからであり,アカデミア出身としての自負心と責任感によるものだろう。アカデミアを腐したいあまり不適切言動をしてしまっている。

 12月10日には,このような発言もしている。

“  世間知らずのインテリくずれがパソコンタカタで俺に勝つなんて甘い。フォークリフト乗ってから出直せ。”

 “世間知らずのインテリくずれ”とは,おそらくライス氏のことだろう。しかし,ライス氏は大学院を卒業した後企業勤めやフリーターをしながらブログ執筆していたため,白饅頭氏の言う世間知らずは根拠のないレッテル張りだ。インテリという言葉には明確な定義がないためはっきりとしたことは言えないが,少なくともライス氏は修士課程卒業しているという点で学部卒の白饅頭氏よりも学術的な視点でのアドバンテージがあることは確かだろう。インテリくずれという揶揄も,適切な発言とは言い難い。

 白饅頭氏はライス氏を頭でっかち世間知らずな,大衆の苦労など知らない嫌味なインテリなのだと思い込んでいる節があるように見える。

 しかし,ライス氏のブログを読めばわかることだが,彼は社会に出て様々な苦労や葛藤出会い,しっかりと現実を見据えたうえでその経験を活かしながら発言をしている。決して白饅頭氏が言うような,苦労知らずや頭でっかちではない。

 白饅頭氏はライス氏のブログや著書に関して,“つまらない”や“わかりづらい”,“売れない”と評している。たしかに,ライス氏の硬い文体は読む人によってはつまらないと感じるかもしれない。だが,社会について論じる以上は厳密かつ真剣な文のほうが望ましいというのも,一般的な考え方ではある。ライス氏の文章ライトな読者層にとってはつまらなく感じるかもしれないが,言説に対してより高い基準を求める読者にとっては大いに満足のいくものであるはずだ。

 白饅頭氏はより広く読まれることを目的としだ文章を書くため,その内容を可能な限り平易なものにしている。彼からすれば,ライス氏の文章はわかりづらく自己満足的なものに見えるのかもしれないが,分かり易さを求めることで論理的な強度が低くなることも事実だ。ライス氏の文章批判的な視点を持った読者に対しても説得力を持つように書かれているため,どうしても文章が複雑化することは避けられないだろう。それをわかりづらいの一言で済ませるのは不当な評価だと言わざるを得ない。

 白饅頭氏の著書がライス氏の著書よりも売れているのは確かだが,市場での評価が必ずしも言説の正しさを格付けするものではないはずだ。先程も書いたように,白饅頭氏の本が売れているのは知名度と平易さによるものが大きく,世間で売れる本の殆どがそうだ。

 白饅頭氏は読みやすさを重視するあまり学術的な厳密性を軽視しすぎている。たしかに厳密性を求めた文章は難解で読みにくくなるが,一定レベル以上の読者はそう言って文章を求めるようになるにも確かだ。白饅頭氏の文章新規の読者を獲得すことには適しているが,高い基準を求める読者からは不満を覚えられる内容だろう。

 また,白饅頭氏はアカデミアに対して偏見を抱いているようにも見える。彼の発言を見ると,アカデミアとその出身者はアカデミア内でのコンセンサスに沿った発言しかできないと思っているようだ。

 しかし実際には,アカデミアとその出身者には多様な背景と思想をもった人々がおり,時には学会での権威に背くような意見発表されているということは彼が知るべき事実だ。

 

 これまで書いてきたこからわかるように,ライス氏が重視しているのは学術的な姿勢と厳密性だ。一方で白饅頭氏が重視しているのが人気と分かり易さだ。両者が重視しているものは両立が困難であり,それゆえに互いが敵対的姿勢を取るようになってしまったのだろう。

 くだけた表現をするなら,ライス氏は「ガチ」であり白饅頭氏は「エンタメ」だ。どんなコンテンツであっても,ガチエンタメ対立しがちであると同時に両方が必要とされるものだ。

 ここで,格闘技興行想像してみよう。コアな格闘技ファンを満足させるためには,当然実力のある選手同士の対戦を見せなければならない。しかし,実力があっても知名度は低いという選手が多い。知名度の低い選手では,新規ファンライトファンを呼び込むことができない。そこで,実力はともかく知名度のある選手試合も組まなければならない。

 実力のあるガチ選手知名度のあるエンタメ選手,共に興行を成り立たせるために必要存在だ。白饅頭朝倉未来なら,デビッドライスはヴガール・ケラモフだ。

 ライス氏のような,学術的な背景から厳密な文章を書ける作家も,白饅頭のような分かり易くて売れる文章を書ける作家も,言論世界を成り立たせるために必要存在のはずだ。

 両者は現在リベラルネット世論に対して同様の疑問を呈することもあり,思想的な共通点もあるように見える。冷静な対話を重ねれば,互いの考えについて理解を示し合うことも可能なはずだ。

 ライス氏と白饅頭氏はこれから日本言論界リードする存在になり得る作家であり,こんなところで小競り合いをして格を落とし合って欲しくない。

2022-11-13

変な犯罪やってからインフルエンサーになるルート確立されてない?

4630万誤送金の田口翔→ヒカルに救われて就職ツイッターフォロワー10万人

おでんツンツン男→YouTube登録者数1.7万人、朝倉未来ブレイキングダウンオーディション出場で話題

漫画村星野ロミ→ツイッターフォロワー4万人

こういう奴らが続々出てくると真面目にやってんのが馬鹿みたいに思えるが、悪名無名に勝るってやつか?

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