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はてなキーワード: 死に至る病とは

2021-07-28

考えていることを文字にするのは大切だとわかっているけど、自分自分思考が幼いとか、いわゆる中二病くさいとか、そういう恥ずかしさもあって、なかなか実行できないでいる。それでさら心理的ストレスというか心理的な状況が悪化して、手がつけられないような状況になることを繰り返している。今も悪い。

外形的な環境関係なく心理状態が悪いんだ、と自分自分に言い聞かせているが、けっしてそんなことはないことは自分が一番良くわかっている。もし今とてもたくさんお金を稼いでいて、しかも人から尊敬されるようなことをしていたら、もし今文句のつけようのないような奥さんとか家族なんかがいて、幸せ暮らしていたら、自分の心は決してこのような文章を書くような状態には陥っていないと思う。

オリンピックを見ていても何をしていても、結局は現実逃避をしていて、その結果現実さらに悪くなるということを何回も繰り返している。なんとかならないかなーと思いつつ、自分アクションを起こさないことにはなんともならないことはよくわかっている。それができないでこの一年間、心は一時期に比べてストレスが少ない状態であったにもかかわらず、やはり一定うつ状態からは抜け出せずにひたすら苦しんでいた。

人と会っていないし人の情報を得てもいないのに、嫉妬し、執着し、落ち込むことばかり繰り返していた。人と劣等感優越感で勝負しても必ず負けて心がとんでもなく傷つく。そしてそれをわかっていながら何もできず、やはりうまく生きられない。

極度の人に対する気の遣いようというか、臆病さがあり、それによって配慮をすることで得をしてきた面ももちろんあるが、自分に余裕がない状況になるたびに人からの連絡を無視したり、不義理をしてすべき連絡をできなかったりという面で損のほうがよほど多い。もっとしぶとくならなければ生きていけないとわかっているが、自分性質なのでなかなか治すことができない。

この世に対して深い恨み、無力感絶望感を抱いているのに、死ぬこともしない。

死ぬことができないのには2つ理由があって、1つ目には家族が気の毒ということと、2つ目には一度自殺しようとしてできなかった経験から少し自分自殺能力に疑問があること。自分が死んだあとには自分にとっての世界存在しないか家族ことなんて考えても仕方ない、と頭ではわかっているが、やはり自分が死んだことを知らされる親、姉、祖父母、おばのことを考えると、さすがに申し訳ないと思ってしまい、極限のストレス状況ではない今の状況ではなかなか踏み切るところまでいかない。家族はみんな、自分東京出世することやお金持ちになることを望んでいるわけではなくて、単に元気で暮らしてくれたらいいと思っているだろう、ということもある。もし出世お金持ちになることを希望しているのであれば、それは明らかに自分能力では不可能ことなので自殺したほうがいいということになるが、そうではないのであれば、生きていたほうがいいということになる。自分としてはもちろん、生きていることそれ自体が本当につらく、耐え難い苦しみの連続しかないので、死ぬほうが百倍楽なのだが。家族が、自分に対して元気に暮らしてくれればいいと期待すればするほど、自分自殺に踏み切れず元気がなくなり、不幸が重なっていくという一種パラドックスというか皮肉的状況にある。

常に強い劣等感に苛まれ、かつ何をしても絶対にうまくいくことはないという強力な固定観念があるので、生きることはただ辛い。どれだけ辛いかは本当に筆舌に尽くしがたい。生きているだけで、針の山を無理やり歩かされているような気持ちがする。自分としては、生きるのに向いていない遺伝子個体というのもやはり一定割合エラーの一つとして生物群の中に出てくることはまったく不自然ではないし、それが自然淘汰として自殺することも合理的と思う。それができないからつらいのだ。毎秒毎秒、塗炭の苦しみ。それも何にもつながらない苦しみだから余計に苦しいと感じる。何か成功に向けての苦痛とか終りが見えている苦痛ではなくて、ただ出口のない、無駄な、理解もされない苦痛

高校とき倫理の授業で「絶望死に至る病」という本を習ったが、自分はそれを聞いて、机に落書きで「死に至らない病」と書いた。そうかんたんに死ねいか絶望というのは更に強いのだ。もし死ねるなら、絶望はそこまでひどくはない。元の本の趣旨は、絶望というのは人を死に追いやるほどの強力なもの、という意味が込められていると習った。しか自分感覚としては、死ねいからこそ絶望は更に深まりもっと強力に襲ってくる。夜が明ける前が一番暗いし、日が沈む前が一番太陽が輝いているように、死を手前にしたところが一番しんどいのではないかと思う。勇気があって飛び込んでしまえる人はいい。その度胸もなく、かつ自分うつ状態から引き戻す力もなく、絶望的なリンボー永遠に苦しみ続ける感覚。それが16歳か17歳のときだっただろうから、少なくとも12,13年以上、自分絶望にかこまれ死ぬより苦しい思いを毎日、これでもかというほど味わって生きてきたことになる。もちろんそんなことは自分だけではないからそれを美化するつもりはない。また、幼い心で何か死ぬことを美化していたという面があったのか、と今振り返って反省してみるが、けっしてそんなことはなかった。死ぬことは当時から最悪の選択肢であり、人生における敗北であり、弱者の逃げでしかないことはよく理解していた。それでもなお、あまり人生は辛く、とにかく敗北でも弱者でも逃げでもなんでもいいか死にたい。考えというよりも、感覚として死ぬことを求めている。のどが渇いたり、性欲がたかまったりするのと同じように、本当にもう無理でつらすぎるから死にたい、なんでもいいか死にたい、という強い希死念慮。それが間断なく、24時間365日襲ってくる。もしそれが抑うつ状態や軽度のうつ病の症状であったとするなら、12歳頃の子供の時から今まで、人生の大半、3分の2程度まではうつ状態であったということになる。自分としてはこれがうつ状態とは思っていない。それが平常。

主に外形的な要因で、時折、希死念慮が薄くなる躁状態ときがあったが、これがまともな人間普通状態にあたるのだと思う。自分にとってはそれは本当に数少ない異常状態で、絶対に長続きすることはなかった。神様が慌てて帳尻を合わせてきて、その小さな成功を取り消して、その後には2倍、3倍の失敗と苦しみを必ず与えてきた。

心の問題から離れて、外形的なほうで、なぜ人生は常にうまくいかないのかという点について。人生がうまくいきさえすれば、外形的になにもかもが思い通りに行けば、自分心の問題はかんたんに解決すると思う。劣等感でひどく歪んだ性格や強い希死念慮うつ状態が平常状態というおかし心理的特性を考えてもやはり、希死念慮に至るきっかけは常に外形的なことだったと思う。例えば部活もっと活躍できれば、体育で体がもっと動けば、受験もっとうまくいけば、就職が失敗しなければ、もっと女の子モテていれば、もっと友人に恵まれていれば。外形的な、というのはそういうことを指している。

もともと自分能力も低く、外面から見てもさほど恵まれていないし、それらを磨くという努力も怠ってきた。それが一つの原因としてなにもうまくいかない、という無力感絶望感をコツコツと毎日休みなく蓄積してきた。そもそも自分は長期的な努力が苦手だ。かんたんに言えば怠惰だ。それにもともと持っている才能や外見やスキルもないから、当然うまくいくはずがない。世の中は持って生まれもの勝負しないといけないという意味で公平で、結果においては公平公正ではないから、当然勝者は常に勝ち続け、敗者は常に負け続ける。有るところにはなんでもあるが、ないところには、本当に、徹頭徹尾、なにもない。本当に何もない。もちろんそれが世の中のあり方だし、みんなそれを前提に生きている。それに文句をつけるのは筋違いだ。

また、2つ目の理由として、何かしらの才能のかけらとか持って生まれものがあって、そこの上にきちんと努力をして、成功確率を5割とか、ある程度のところまで高めても、運によってそれが左右されることももちろんわきまえている。運というのはなかなかくせもので、見た目上の確率が5割でも、実際には10割負け続ける、いわゆる持っていない人も世の中にはたくさんいる。そしてこれまでの人生から統計的に考えて、自分がその一人であることも疑いようがない。絶対に、何をしても、うまくいくことは有り得ない。少しでもうまくいきかけると、神様が慌ててやってきて失敗にする。それだけを繰り返してきた。でも、もちろんこれも同様に世のあり方だから、それに文句を言っても仕方ない。それはつまるところ天に唾するということであって、この世そのもの、というのは変えようがない。世の中すべて、というのはそれを感覚で捉え、見ている自分自身そのものから、この世のあり方に文句をつけるのは自分の命に対して文句をつけるのと一緒。

そして自分は、何をしても、決してうまくいくことは絶対にない、ということを何度も味わった失敗からかんたんに学び取り、また世の中のあり方に文句をつけることは自分自身に対して文句をつけることと同じであることもまたかんたんに学び、その場合死ぬことが唯一の正解だということも学んだ。死ぬことが一番の正解という考えに最終的に至ったのが16歳か17歳のときだったはず。その時の絶望は今でもよく覚えているし、また残念ながら今でも考えはなんら進歩しておらず、その後何回もの挫折や失敗を繰り返して、むしろ確信は深まっている。

死んだ人だけが良い人間で、生きている人間はみんなどこかおかしい。頭がとても悪いか、人のことをなんとも思っていないか、とにかく人の心を持っていない人間。本当に良い人間はみんな自殺してしまった。狂ったような響きだが本気でそう信じている。

自分のような人間は生きていても何も為すことはないのだからさらっと死んでしまうのが一番なのだ本生まれてきたのが不幸だったと割り切るしかない。なにかうまいことや響きのいい言葉を言おうという意図ではなく、本心から、生まれてきていいことは何一つなかった。

人生で得たもの毎日のようにやってくる鈍くて絶対に消えない心理的苦痛と、死ぬことが唯一の解決なのに死ねない無力感、というか絶望感。

2021-07-20

重症者や死者にフォーカスした報道が無いと言うなら自分で作ればいい

というわけで自分で作ってみました。

出典は 厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について オープンデータ  https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html

速報性には難があるものの、昨年初めて新型コロナ患者が出て以降毎日csvベースで集計報告されているので網羅性があり、過去データ比較することで昨今の状況も分かりやすくなっています

PCR検査陽性者数(前週同曜日比)重症者数(前週同曜日比)死者数(前週同曜日比)重症者/二週間前の
感染者(比率
死者/四週間前の
感染者(比率
2021/5/15,8137.0%1,05021.5%6713.6%22.2%2.4%
2021/5/25,58926.0%1,08420.7%6510.2%26.9%2.7%
2021/5/34,45835.0%1,08318.2%5881.3%37.4%3.7%
2021/5/44,072-17.9%1,11416.9%50-2.0%25.7%1.9%
2021/5/53,884-32.9%1,09815.5%47-9.6%20.8%1.4%
2021/5/64,315-24.7%1,13115.6%72-17.2%20.7%2.1%
2021/5/76,03229.5%1,13110.9%113222.9%22.2%3.3%
2021/5/86,98520.2%1,1449.0%12180.6%21.1%3.3%
2021/5/96,24311.7%1,1526.3%53-18.5%26.0%1.9%
2021/5/104,92510.5%1,1768.6%6512.1%35.6%3.1%
2021/5/116,23853.2%1,1896.7%123146.0%24.0%3.6%
2021/5/127,05781.7%1,21410.6%101114.9%21.0%2.3%
2021/5/136,86759.1%1,2096.9%9025.0%21.1%2.0%
2021/5/146,2693.9%1,2318.8%110-2.7%26.4%2.4%
2021/5/156,420-8.1%1,2236.9%98-19.0%21.0%2.1%
2021/5/165,247-16.0%1,2276.5%45-15.1%22.0%1.1%
2021/5/173,677-25.3%1,2355.0%8327.7%27.7%2.9%
2021/5/185,229-16.2%1,2938.7%260111.4%31.8%6.0%
2021/5/195,811-17.7%1,2886.1%89-11.9%33.2%1.7%
2021/5/205,711-16.8%1,2947.0%10617.8%30.0%1.9%
2021/5/215,251-16.2%1,3035.8%106-3.6%21.6%2.1%
2021/5/225,034-21.6%1,3046.6%84-14.3%18.7%1.5%
2021/5/234,035-23.1%1,3005.9%7668.9%20.8%1.7%
2021/5/242,711-26.3%1,2944.8%863.6%26.3%2.6%
2021/5/253,898-25.5%1,4139.3%99-61.9%22.7%2.0%
2021/5/264,526-22.1%1,3716.4%10416.9%19.4%1.8%
2021/5/274,131-27.7%1,3756.3%1136.6%20.0%2.0%
2021/5/283,706-29.4%1,3836.1%105-0.9%22.1%2.3%
2021/5/293,591-28.7%1,3473.3%10120.2%21.0%1.7%
2021/5/302,876-28.7%1,3493.8%47-38.2%25.7%0.8%
2021/5/311,786-34.1%1,3232.2%81-5.8%36.0%1.8%
2021/6/12,640-32.3%1,284-9.1%92-7.1%24.6%2.3%
2021/6/23,030-33.1%1,227-10.5%1051.0%21.1%2.7%
2021/6/32,825-31.6%1,198-12.9%1195.3%21.0%2.8%
2021/6/42,586-30.2%1,157-16.3%85-19.0%22.0%1.4%
2021/6/52,648-26.3%1,131-16.0%74-26.7%22.5%1.1%
2021/6/62,017-29.9%1,120-17.0%518.5%27.8%0.8%
2021/6/71,276-28.6%1,099-16.9%71-12.3%40.5%1.4%
2021/6/81,884-28.6%1,055-17.8%986.5%27.1%1.6%
2021/6/92,224-26.6%1,015-17.3%98-6.7%22.4%1.4%
2021/6/102,044-27.6%942-21.4%66-44.5%22.8%1.0%
2021/6/111,935-25.2%890-23.1%69-18.8%24.0%1.1%
2021/6/121,941-26.7%852-24.7%56-24.3%23.7%0.9%
2021/6/131,384-31.4%849-24.2%38-25.5%29.5%0.7%
2021/6/14930-27.1%827-24.7%55-22.5%46.3%1.5%
2021/6/151,418-24.7%803-23.9%61-37.8%30.4%1.2%
2021/6/161,698-23.7%763-24.8%82-16.3%25.2%1.4%
2021/6/171,550-24.2%775-17.7%51-22.7%27.4%0.9%
2021/6/181,619-16.3%740-16.9%45-34.8%28.6%0.9%
2021/6/191,509-22.3%714-16.2%35-37.5%27.0%0.7%
2021/6/201,304-5.8%721-15.1%23-39.5%35.7%0.6%
2021/6/21864-7.1%697-15.7%31-43.6%54.6%1.1%
2021/6/221,4321.0%646-19.6%42-31.1%34.3%1.1%
2021/6/231,7754.5%629-17.6%57-30.5%28.3%1.3%
2021/6/241,6697.7%590-23.9%45-11.8%28.9%1.1%
2021/6/251,7055.3%577-22.0%28-37.8%29.8%0.8%
2021/6/261,6116.8%567-20.6%31-11.4%29.2%0.9%
2021/6/271,280-1.8%564-21.8%12-47.8%40.8%0.4%
2021/6/2898914.5%552-20.8%3616.1%59.4%2.0%
2021/6/291,375-4.0%523-19.0%35-16.7%36.9%1.3%
2021/6/301,8112.0%517-17.8%41-28.1%30.4%1.4%
2021/7/11,7414.3%511-13.4%21-53.3%33.0%0.7%
2021/7/21,7744.0%501-13.2%22-21.4%30.9%0.9%
2021/7/31,86415.7%496-12.5%18-41.9%32.9%0.7%
2021/7/41,47915.5%491-12.9%6-50.0%37.7%0.3%
2021/7/51,0213.2%481-12.9%14-61.1%55.7%1.1%
2021/7/61,65820.6%480-8.2%22-37.1%33.5%1.2%
2021/7/72,18220.5%464-10.3%13-68.3%26.1%0.6%
2021/7/82,23928.6%441-13.7%20-4.8%26.4%1.0%
2021/7/92,26027.4%428-14.6%16-27.3%25.1%0.8%
2021/7/102,45231.5%425-14.3%15-16.7%26.4%0.8%
2021/7/112,02236.7%432-12.0%716.7%33.8%0.5%
2021/7/121,49246.1%424-11.9%4-71.4%42.9%0.4%
2021/7/132,37843.4%412-14.2%12-45.5%30.0%0.8%
2021/7/143,17245.4%396-14.7%1946.2%21.9%1.1%
2021/7/153,40852.2%376-14.7%2420.0%21.6%1.5%
2021/7/163,41951.3%382-10.7%13-18.8%21.5%0.8%
2021/7/173,87157.9%378-11.1%13-13.3%20.3%0.9%
2021/7/183,09353.0%392-9.3%814.3%26.5%0.6%
2021/7/192,31855.4%406-4.2%12200.0%39.8%1.4%

二つ補助線を引きます

1. 重症者数は二週間前の陽性者数と、死者数は四週間前の陽性者数と比較する

昨年の夏から今年の春まで、重症者数は二週間前の陽性者数と、死者数は四週間前の陽性者数と比較すると増減が一致する傾向にありました。

より長期間の表についてはこちら → https://anond.hatelabo.jp/20210717213201

個々の患者さんを想定しても、「まず違和感を感じ、症状が出、思ったより悪くなり、人工呼吸器やエクモを用いても体力続かず残念ながらお亡くなりになる」わけで、重症者数と死者数はタイムラグがある方が自然です。

2. 「9人」と「27人」

流行の有無によって違いますが、近年、インフルエンザを直接の原因として亡くなる方は約3,500~4,000人・インフルエンザによって持病が悪化して亡くなる方は約10,000人でした。

365日で割ると9人と27人です。

もちろん、インフルエンザは冬に多く夏に少ないわけで単純比較は無理がありますが、一日の死者が27人を上回るか下回るかは現在日本の新型コロナでのリスクを図る重要指標になり得ます

結論

1. 重症者数はそれほど減っていない

5月中は1,000人を超える重症者があり現在は400~500人なので絶対数は減っていますが、上述の二週間前との比較でみると上がったり下がったりの状況が続いています

まり、今の少ない重症者数は6月までの少ない陽性者数の反映であるかもしれず、引き続き注意が必要と思われます

2. 死者数は減っている

5月半ばまでの陽性者数が増えた局面でも死者数は大きく増えず、上述4週間前との比較では一貫して減少傾向です。

実はこれは新しい傾向です。昨年の夏から今年の春までは陽性者数が増えれば遅れて連動するように死者数は増えていました。

高齢者に対するワクチン接種の効果もあるでしょう。7月に入ってからは「27人」を下回る日が続いています

7月の陽性者増加局面でもこの傾向が続けば、つまり8月終わりになっても大きく死者数が増えなければ、

もはや日本における新型コロナは「死に至る病」ではないと言えるでしょう。

2021-06-29

30代

年寄り世代の方々からは、金にしろ仕事しろ

まれながらにして色々なものを奪われてきたのだけど、

まさか死に至る病ワクチン優先権という形で、

命まで奪われるとは思わなかったな。

2021-06-09

anond:20210609171510

https://web.archive.org/web/20121229231526/http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n2993

アルコール依存症の特徴

治癒しない病気

一度この病気になると、殆どの方は、もう一度飲酒を始めると、最も悪かった状態に逆戻りします。そういう意味で「治癒しません。

<進行性の病気

飲み続けている限り、薬物アルコールへの心身の囚われ、アルコール依存症に伴う健康障害などは深まります。そういう意味で進行性の病気です。

死に至る病気>

飲み続けるアルコール依存症者の平均寿命は 52、3才

女性場合、もう数年短い。

・死因の多くはアルコール関連身体疾患です。

・肝疾患などを連想する事も多いですが、心疾患や消化器系疾患、糖尿病脳血管障害悪性腫瘍など全身に及びます

事故死や自殺なども多く、時には事故とも自殺とも判断できないケースもあります

・身近な人から殺されたりという事も、決して珍しくありません。

・もし生物学的に死に至らなかっても、社会的信頼を失ったり、家庭崩壊アルコール性の認知症などに陥るなど、社会的な死に至る事が多いものです。

*もしアルコール性の認知症に陥ってしまっても、介護を行うはずの家族をすでに失っていたり、失わないまでも、家族関係が甚だしく損なわれている事も多々あり、悲惨ものです。

「この世の地獄を見たければ酒害者の家庭を見るがよい

この世の天国を見たければ断酒家の家庭を見るがよい」

・・・松村春繁氏の言葉・・・

<人を巻き込む病気

アルコール依存症は「人を巻き込む病気」です。

正しい知識と適切な支えもなく進行中のアルコール依存症者と接していると、「共依存」と言われる不健康関係に陥り、結果的に、ご家族が「善かれ」と思ってとった行動が、病気を進行させてしまます

この過程を「巻き込まれ」と言います

「この世の地獄・・・・」

これは、進行中のアルコール依存症者と「巻き込まれ」によって陥っていく世界です。

∴ご家族など身近な方の正しい認識と行動が大事なのです。

*下記の関連知恵ノート

「ご家族アルコール依存症でお悩みの方へ」

世代間を超えた影響がある病気

アルコール依存症の影響は、配偶者兄弟、親などだけでなく、子供などへ残す恐れのある病気です。

アルコール依存症の親(親同様の人)に育てられ、すでに大人になった人を“Adult Children of Alcoholics” (ACOA) と言います

アダルトチルドレンという概念は、診断名でも人へのレッテルでもありません。

しかし、人によっては、生きづらさを持ったり、ACOA以外の人より、依存症に罹るか、依存症配偶者を持ちやすいという統計もあります

ただし、これは運命ではなく、アルコール依存症者本人の回復、影響を受けた子供が正しい認識を持ち、場合によっては正しい支援を受ける などで、危険は低下します。

否認病気

アルコール依存症は「否認病気」。

進行すればするほど、自分自身問題に気づけなくなっていく厄介な特徴があります

○「否認」の根本的な原因

ブラックアウト

アルコールという「依存性薬物」の直接の影響によって、酔っていた時の記憶曖昧になったり抜け落ちたりします。

これが「ブラックアウト」 です。

★程度の差はあるものの、アルコール依存症者の多くは、そもそも自分の酒害を覚えていません。

防衛機制

アルコール依存症の方の心の底には、必ず「このままではいけない」 という気持ちがあります

しかし、度重なる酒の上での失敗を経る中で、自尊心を維持するために、コントロールを失いかけている(失っている)事が認めにくくなっていきます

自尊心を保つ為に 「否認」という防衛上着必要とするのです。

*この二つが、アルコール依存症を難治性の病気としている原因である否認」の根本的な原因です。

○「否認」を強める、二次的な要因

・「巻き込まれ」た ご家族などは、必死に責めたててしまう事も多いものです。このような「巻き込まれ」に基づく言動によって、さらに「否認」という防衛上着を重ね着する必要が高まります

イソップ寓話 「北風と太陽」 にある「北風」 のようなものです。

・巻き込まれたご家族などは、「北風」とともに 飲んだ後始末 をしてしまます

その為、酔っていた時の痕跡 が残っていない事も多く、ブラックアウトと相まって、さら自分の酒害を認識できない状況が強まります

・ご本人の酒害による問題を、周囲の人が解決してしまう事も多く、アルコール依存症者に不健康依存心を作り出します。

*これらの行動を “イネイブリング” と言います

アルコール依存症治療では、ご本人の治療を受ける意志が最重要で、それを引き出す為に「否認」を切り崩す事が重要です。

否認を切り崩す為のポイントは、身近な人のイネイブリングをなくしていく事です。

∴ご家族の行動の変容が必要 なのは、このような意味からです。

回復可能病気

アルコール依存症とは、飲酒する頻度や量を減らしていく事が不可能病気 です。

いっさい飲酒しない事、言い換えると「断酒」 をする以外に回復への道はありません。

正しい治療的行動を自ら続ける事で、「断酒」も不可能ではありません。

断酒継続する事で、治癒はしないものの、健康断酒生活が送れる可能性も十分あります

これがアルコール依存症からの「回復」です。

ポイント

断酒」は可能ですが、「節酒」は不可能です。

2021-06-01

anond:20210601024257

キルケゴール死に至る病でも読んで落ち着け

お前の考えてる事なんか原始時代からある陳腐もの

それでも人類はまだ生きてる

お前の悩みは生の悩みだ

死んだらそんな悩みからも何もかもから解放される

死は至上の解放なんだよ

ただ、どうせ死ぬなら生きてるうちにやれることやって満足してから解放されたいっていうのが欲深い人間の業なんだよ

2021-05-07

anond:20210506234730

反論するのではなくて一つだけ。

「末期がん患者は美しい」という偏見があるな、増田

 

人間追いつめられ、底辺に追いやられると醜い言動を繰り返すようになるものだ。

自分の不幸しか見えず、自分が不幸だからとより弱い人間を狙ってヒステリック攻撃を繰り返すようになる。

弱者であるということに、現実離れしたイメージを持っているのではないか

 

死に至る病で末期にいる人間と同じだ。

多くの人間は「死に瀕した末期の患者」に対して、ドラマなんかで見たような、弱々しい痛々しいだけの存在で守ってあげたくなるに違いないという思い込みを持っている。

そんなことはない。

望まない死に直面させられ、絶え間ない痛みに気が短くなり、見込みがないつらい治療を続ける患者はそれはもう醜い人間性を露呈する。

もちろんそうでなく、美しく耐え抜いて静かに死んでいく者も少なくはない。

 

しかし、人間の多くは、自分が最底辺に押し込められたと感じたときに、「底辺でない人間のために用意された高潔さ」などかなぐりすてるものだ。

弱者」という言葉に、勝手偏見レッテルを貼っていたのではないか

 

自分の不幸を他人攻撃する正当化に使い、万人が目をそむけたくなるような醜くみっともない言動を繰り返し、

時にはケア者にとって危険にもなり得るのが「弱者救済」だ。

怪我をした野生動物保護するときと同じだ。

  

弱者救済には美しい面は何一つない。そして、それでも何らかの対応や、仕組みの適応必要だ。

なぜなら、「弱者男性が得意げにイキって自分より弱いはずと思った障がい者女性罵倒サンドバッグにする」行為を止めるためにも必要からだ。

2021-03-25

キルケゴールは間違いなく腰痛持ちじゃない

もし腰痛持ちなら『死に至る病』はある種の信仰を持てない絶望でなく、腰痛だと言い切ってたはずだから

2021-02-22

必読書コピペマジレスしてみる・哲学

日本文学編→anond:20210222080124

追補編→anond:20210218080224

プラトン饗宴

おっさん飲み会真実愛について延々語るだけなので、哲学書の入門編にいいんじゃないかな。楽しそうにしてるおっさんはいいぞ。

アリストテレス詩学

どうしてフィクションで人は感動するかについて述べた本の走りで、後半は散逸しているんだけど、カタルシスについてはなるほどなあ、とは思った。作家になりたいんだったら普通にハリウッドの三幕構成の本を買ったほうがいいかもしれないが、この読書リストを読んでいる人は実用的な知識よりも読んでいて楽しいかどうかを求めている気もする。

アウグスティヌス告白

読もうと思ったまま長い時間が過ぎてしまった本で、まだ読めてない。アウグスティヌス若いころややりたい放題やっていた時期のことも書いてあるらしいので、宗教書として以外にも楽しめるんじゃないだろうか。

マキァベッリ『君主論

塩野七海エッセイですごく推していたから読んでみたけれども、普通に面白い。例えば、中途半端に生かしておくと復讐されるから、いっそとどめを刺しておけ、みたいなことが書いてあって、優しいと人から言われてしま自分には大いに刺激になった。ところで「孫子」もそうだが、戦争政治学について書かれた本はたいてい「そもそも戦争は大悪手で、戦争になる時点で何かやらかしてる」という趣旨言葉があり、全くその通りだと思う。

モア『ユートピア

未読なんだけど、結婚とはある種の契約なんだから、まず処女童貞がお互いに裸を見せ合ってからだ、みたいなディストピア的な描写もあるらしく、ディストピア文学好きの人は楽しめるんじゃないかな。あとは非モテ界隈の人とか。実際、完全な平等社会を目指そうとするとどっかしら歪みが出るもので、それについて考えるのにも使えそう。

デカルト方法序説

自然科学的な考え方、ロジカルシンキングマニュアル。長くないのですぐ読める。得るものがあるかどうかはわからないけど、逆に普段している論理的思考そもそも存在しない時代があったことは、実感しておくと歴史を学ぶ上で面白いかも。

カント純粋理性批判

平凡社の上巻を読んで挫折純粋な理性っていうけれども、ヒトの心にはデフォルト時間とか空間とかの枠組み、基本的概念が組み込まれているよね? 的な話をやたら細かく述べていく内容だったように記憶している。長いので三行でまとめたくなる。

この本に限らず、いくつかの哲学書は「この本さえあればあらゆる哲学的論争をおしまいにできる」「この本からあらゆる結論が導き出せる」的なスタンスで書かれたものが多い印象。

キルケゴール死に至る病

エヴァヲタなら読まなきゃという謎の義務から読んだ本。要は、どうすれば自分を信じることができるか、について語った本であったような気がする。自分は救われないだろうという絶望から、それでも神を信じるという境地に至るまでの道筋を延々と語ったようなものだった、はず。

自分特定信仰を持たないが、どうせ自分なんてと己を見捨てた境地から、まあ自分自分だよね、的な気分に至った経験がある人が読むと楽しめるだろう。

ニーチェ道徳の系譜

善悪の彼岸」と「ツァラトゥストラはかく語りき」なら読んだ覚えが。自分カトリック中高一貫校出身であったせいかキリスト教思想にある欠点を指摘したこの本を面白く読んだ。キリスト教になじみがなくても、たとえば来世があると考えることで現在を生きることがおろそかになるといった指摘は、興味深く読めるんじゃないだろうか。あとは、増田で定期的に出てくるルサンチマンがどうこうとかいう話が好きな人にもおすすめマッチョぶってるところはあるが。

フロイト快感原則彼岸

新潮文庫の「夢判断」「精神分析入門」「トーテムとタブー」「一神教起源」なら読んだ。フロイト自身はヒトの心を脳から探りたかったらしいのだけれど、当時はMRIやら何やらはまだないので対話式の治療法を導入したらしい。

彼の理論は今となってはツッコミどころがたくさんあるのだろうけれど、クラインだとかビオンかについて触れるなら頭に入れておきたいし、心理学特にパーソナリティ障害について読むなら知っておきたい。自分フロイトアドラーよりもユング派だが。

ラカンについては新書を読んだがさすがについて行けなかった。

ブルトンシュルレアリスム宣言

ラブストーリーの「ナジャ」だけ読んだ。謎めいた女のあるある的な話だ。

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

論理哲学論考」だけなら読んだ。これもカントみたいに「俺が哲学のくだらない争い全部終わらせてやる」的な立場で書かれている。定理がずらずら並んでいるだけで、余計な表現がなく、簡素

ただ、言語限界について今の人が持っている感覚ってのは大体この時代の人が言っていたことだった気がするし、そういう意味では面白いんじゃないかな。この辺は数学ともかかわっていて、ペアノとかゲーデルとかヒルベルトとかその辺興味があったらいかがでしょう。

ちなみにウィトゲンシュタインポパーとの議論でキレて火かき棒を振り回したヤバいやつだというのは哲学界隈では有名らしい。

レヴィ=ストロース野生の思考

シン・ウルトラマン予告編でちらっと映っていたので読んだらいいかもしれない。

この本そのものは未読で「悲しき熱帯」ともう一冊なんか専門書を読んだことは覚えている。面白かったエピソードの一つは、ある民族身分入れ墨にするんだけど、入れ墨のない人間白人たち)を見て面食らう。要するに身分証明書を持ってないようなものから

定期的に異民族と共に暮らすドキュメンタリーが読みたくなる性分なのだが、それはたぶん、自分のやり方や考え方が絶対じゃないってことをよく教えてくれるからで、これも本を読む効用の一つだろう。趣味なので効用なんて本当はどうでもいいが。

サイードオリエンタリズム

面白い。僕自身スタンスとしては、日本人海外で誤解されていることを批判するんだったら、自分外国に対する偏見無知を減らそうと努力するのが筋だと思っていて、それの理論的な補強をしてくれた本。身近に外国人の多い環境ではないが、すぐに役に立たないからと言って読まないというのはなんか違うんじゃなかろうか。自分イスラーム世界インドについて、どれほどわかっているのだろう?

上田秋成『胆大小心録』

雨月物語しか読んだことがない。「雨月物語はいいぞ。

九鬼周造『「いき」の構造

どっからがいきでどっからが野暮なのか、直方体を使った図があった気がするが忘れた。

柳田國男『木綿以前の事』

遠野物語しか読んだことがないし、それも「マヨヒガ」のことしか覚えていない。

おまけ:いしいひさいち現代思想遭難者たち

自分現代思想に出てくる名前がわからなすぎて最初に読んだ本の一つ。四コマ漫画だがかなり本質をとらえており、いしいひさいち本業は何だったのかよくわからなくなる。素直に笑っておきましょう。勉強ってのは楽しみながらするもんだ。

おまけ2:ローラン・ビネ「言語の第七の機能

上のリストでは省略した20世紀哲学者が実名で登場するミステリなんだけど、フーコーサウナ美青年イチャイチャしたり、七十年代音楽を聞きながら薬をキメたりしているので、現代思想だのポストモダンだのをかじったことがあるならおすすめ。著者がやりたかったのは、たぶん上の世代の脱神話化というか、強すぎる影響の破壊なんだろうけれども、ここも素直に笑っておくのがいい。


以上。

2021-02-16

人間とは精神である精神とは何であるか?精神とは自己である自己とは何であるか?自己とは自己自身関係するところの関係である、すなわち関係ということには関係自己自身関係するものなることが含まれている、

それで自己とは単なる関係ではなしに、関係自己自身関係するというそのことである人間は有限性と無限性との、時間的なるもの永遠的なるものとの、自由必然との、綜合である。要するに人間とは綜合である

綜合とは二つのものの間の関係であるしかしこう考えただけでは、人間はいまだなんらの自己でもない。


この文章を読み解くうえで最も重要単語は何か。

1. 精神

2. 自己

3. 関係

4. 綜合


正解:3. 関係


理由:出現数

ruby -e '["精神","自己","関係","綜合"].each{|c|puts "#{c}:#{`grep -o #{c} 死に至る病.txt | wc -l`.chomp}"}'
精神:3
自己:8
関係:9
綜合:3

2021-02-10

本好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

哲学思想

プラトン饗宴

アリストテレス詩学

アウグスティヌス告白

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

マキァベッリ『君主論

モア『ユートピア

デカルト方法序説

ホッブズリヴァイアサン

パスカルパンセ

スピノザエチカ

ルソー社会契約論』

カント純粋理性批判

ヘーゲル精神現象学

キルケゴール死に至る病

マルクス資本論

ニーチェ道徳の系譜

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ソシュール一般言語学講義

ヴァレリー精神危機

フロイト快感原則彼岸

シュミット政治神学

ブルトンシュルレアリスム宣言

ハイデッガー存在と時間

ガンジーガンジー自伝

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品

ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

アドルノホルクハイマー啓蒙の弁証法

アレント全体主義の起源

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

レヴィ=ストロース野生の思考

マクルーハングーテンベルグ銀河系

フーコー言葉と物』

デリダ『グラマトロジーについて』

ドゥルーズガタリアンチオイディプス

ラカン精神分析の四つの基本概念

ウォーラーステイン近代世界システム

ケージジョン・ケージ

サイードオリエンタリズム

ベイトソン精神自然

アンダーソン『想像の共同体

本居宣長『玉勝間

上田秋成『胆大小心録』

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』

岡倉天心東洋理想

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

九鬼周造『「いき」の構造

和辻哲郎風土

柳田國男『木綿以前の事』

時枝誠記国語学原論

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア

旧約聖書創世記

ソポクレスオイディプス王』

唐詩選』

ハイヤーム『ルバイヤート

ダンテ神曲

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

シェイクスピアハムレット

セルバンテスドン・キホーテ

スウィフトガリヴァー旅行記

スターントリストラム・シャンディ』

サド悪徳の栄え

ゲーテファウスト

スタンダールパルムの僧院

ゴーゴリ外套

ポー盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ嵐が丘

メルヴィル白鯨

フローベールボヴァリー夫人

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー悪霊

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ審判

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン魔の山

ザミャーミン『われら』

ムージル特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナーアブサロム、アブサロム!

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ嫉妬

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット荒地

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキー詩学

ブランショ文学空間

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉にごりえ

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋蒲団

徳田秋声あらくれ

有島武郎或る女

志賀直哉小僧の神様

内田百閒『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩押絵と旅する男

横光利一機械

谷崎潤一郎春琴抄

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如エロ事師たち

島尾敏雄死の棘

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉円陣を組む女たち』

後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2020-12-29

高齢者コロナに何でかかるん

コロナ感染者の高齢者受け入れの病床が足りないという記事を見た。

高齢者コロナ死に至る病気ってちゃん意識してる?

手洗いうがい、マスク、消毒ってしっかりやっていても感染してしまってるいるのか。

若い人は人混みに行って遊びたい、だとか手洗いうがいだるいとか、マスクで肌荒れる、だとかで万全な予防策をしていないのは、きっと感染しても死にはしないという気持ちがあるからだろう。これはこれで最悪だが、やはり高齢者感染者と比べると、若者感染者の方が病院への負担は少ない。

USJディズニーランドに行ったり、居酒屋複数人飲み会をしている知人を見ていたらそう感じる。

その若者暮らしている高齢者がかかってしまうなら分かる。防ぐのは大変だろう。

近所にマスクもせずべちゃくちゃ喋くっている高齢者の方達を見てると、重症あるいは死に至るウイルス流行ってることをもうちょっと考えて行動してほしいと思う。

対策をいい加減にした人達一生懸命治療している医療従事者が不憫でならない。

2020-10-20

感染したわけじゃないけどコロナで死んだと思っている

「おじいちゃんがなくなりました」というLINE母親から届いた。何を言っているかからなかった。ほとんと突然死のような状況だったらしい。

母方の祖父最近身体を悪くしているというのは聞いていた。けれど命に関わる程度ではないと、早く元気になるといいねと先週母親と話したばかりだった。

祖父はそれなりに高齢だけれど、老人会活動をしたり毎日散歩をしたり親族の集まりではお酒を飲みながら饒舌に話す人だった。それがコロナの外出自粛でほとんど外に行かず家にいるばかりで体力が大分落ちてしまっていたようだ。お盆などの親戚の集まりもなく気落ちしていたのかもしれない。

祖父母は夫婦二人暮らしだったけれど、自分母親をはじめ祖父の娘・息子たちはよく様子を見に行っていたし、自分や従兄弟みたいに地元を離れている孫もお盆やお正月にはちゃんと集まっているような家だった。人と話すことが好きで、いつも自分たち孫の近況を聞いては褒めてくれた。きっと老人会でもずっと話している人だったんだろう。

外出できないから体力が落ちて寝たきりみたいな状態になってしまって、という話は聞いていた。東京在住の私はむやみに帰省できなかったし、帰省できても高齢祖父母に会うのは憚られた。自分がもし無症状の感染者だったら、そう思うと会えないし、家族も会うことをよしとしなかった。

今夜お通夜なので今から帰省する。お通夜告別式不要不急じゃないから出席していいよね。馬鹿みたいだなと思う。体調を崩した時に真っ先に会いにいけばよかった。自分は元気にがんばっているよと伝えればよかった。そしたら少しは元気になってくれたんじゃないか

祖父コロナ感染したわけじゃない。けれどコロナ禍の状況で身体とおそらく心も衰弱していったんじゃないかと思っている。葬儀家族葬なんだよ、会いたい人はたくさんいるだろうに。それすら叶わないんだ。

感染していなくても死に至る病だよ。

2020-10-03

死に至る病にかかる人がちらほらいて

それが穏やかな性格の小さい子持ちだったりして

神に選ばれし人なんだろか

わたしなら死んでも困らんのになあって思う

2020-09-27

anond:20200927151923

そうなんかな。そう言われればそんな気もするな。

まあでも死に至る病じゃないから、効果がある治療だとしても健康保険財政的には保険適用にしない気もする。

2020-08-11

anond:20200810190551

元増田医師でしょう。素人でこれは書けない。医師で無いとしても医療関係者

PCR検査にしても検査完璧でない以上、漏れはある。漏れた人が普通に予防対策無く、生活出来る訳ではない。

そもそも他にも死に至る病はあるのに、今回だけ気にしすぎじゃない?経済とのバランスどう取るの?という意見は当然。

実情は上手く折り合いをつけてくしかない。

2020-07-10

なんどもいっているけど

コロナというのは37.5度の熱が何週間も下手すりゃ数ヶ月引かないという一見軽そうに見えるが死に至る病

他方39度までいく熱病もあるしインフルもある。特に38度を超える熱病というのは一般的には1週間で治るだろうが

なんていうんだろうな。インフル コロナ その他 というのがいっぺんに着ていて 情報が混ざって 変なことになってる。

コロナは37.5だから 大丈夫って 数週間治らないでその熱が出続けるって よく考えろ

2020-06-19

人生の苦境を経験たか精神的に安定している」人の話

トイアンナ氏のこの発言を読んで、癌で死んだ母のことを思い出した。


母はめちゃくちゃ精神が安定していた。どんなことがあっても落ち着きはらっていた。

死に至る病を宣告された日の日記は、「わたしはがんだそうだ。いやだなあ」この一言で終わり。

中卒で本といえば料理裁縫くらいしか読まない母の語彙力では書き表せない思いもあったのだろうが、

しかし私の記憶の中にある母は笑顔いるかそうでなければ私を叱っていて、

彼女死ぬ直前の時期の記憶もあるのだが、まったく普段通りだった。


死ぬ前日も三食母の手料理を食べて、翌朝は母が医者に行くということで父方の祖母に預けられ、その日の夜に母は亡くなった。

死ぬ前に父に家事を仕込み、緊急時の私の預け先を決め、その後の生活のめどを立てて私の小学校転入手続きまでして、立つ鳥跡をきれい掃除していった母だった。まじスゴ過ぎ。


父と結婚して専業主婦におさまるまでの母はたいへんな人生を歩んでいた。

ギャンブラーだった祖父は母が小学生のころに死んだ。田舎地主の娘である祖母はなんと戦前ピアノを習っていたというお嬢様(これはめちゃめちゃスゴいことらしい。父方の祖母が「ピアノを習っていたほどのお嬢様なのに苦労して……」とよく言っていた)で、お嬢様が男っぷりのいいろくでなしに騙されて結婚ちゃうというまあありがちな展開で祖父結婚し、赤貧を洗いまくっていた。

生活力のないお嬢様祖母は夫を亡くしてもちろん実家に泣きついたのだが、親類は祖母を見捨てた。民生(地元高齢者はなぜか生活保護のことをこう呼ぶ。)を受けたりしながら、子どもを連れて他人の家に下宿して(当時は珍しくなかったようだ)祖母は働き、のちには家も手に入れた。

そんな生活の中、母は弟の面倒を見ながら成長し、高校進学をあきらめてデパート就職。二人の稼ぎで弟は高校も出たのだが学業は伸びず就職もうまくいかなかったようで、土方の仕事をしているときに早く結婚。その奥さんよろしくなく、母と祖母が暮らす家に転がり込んできて暴力によってその家を奪ってしまって母たちは再びの根無し草に。手塩にかけて育てた弟は奥さんの横暴についていけず失踪してしまったので、祖母と母の家は奥さん子ども奥さん彼氏が住んでいるという謎の状況に。(ちなみにこの辺の後処理は後に私と私の父でやった。大変でした。なお叔父は見つかっておりません。失踪宣告出すと取り下げられるので生きてるのだけはわかっている。)しか借金も背負わされたそうだ。

再びアパートを借りるなどして暮らしていたところで父と結婚し、借金を父が返し、専業主婦におさまった。父も高卒で決して高給取りではなかったが、節約家の働き者だし子供(私だ)も生まれてなかなか幸せ時間だったのではないだろうか。

しかしそれも数年で死の宣告を受けることになる。つらっ。


母なし子とはいえ不自由なく育った健康優良児の私には大変な人生に思えるのだが、戦後時代にはそこまで珍しいレベルの苦労でもなかったのだろう。この辺の苦労を母からいたことは一切ないし、父も祖母もたいして話さない。雑談の折節に断片的に出てくるエピソードをつなげたのが上記の話だ。さらっと書けばこんな風にまとまってしまうが、想像を絶する暴力と非論理世界


母の不在をふたり祖母が埋めてくれた私は、昔から老人会に入り浸っていて高齢者の話を聞くのが好きなのだが、昔の世界ってものすごく非論理的だったんだなと思う。財産を奪われる、暴力を振るわれる、異性に騙される、病気は治らない、宗教に騙される、親類に奴隷扱いされる……「え、なんでそんな矛盾した行動が許されるの?」よりも、「なんでそんな矛盾した行動を受け入れてしまったの?」という疑問が湧いてくることが多い。警察に行かないの?弁護士を立てないの?それってただのレイプだよ?それってただの詐欺だよ?そんな出来事が、「あんなこともあったわね~」「若かったんだな~」で済まされる。


自分境遇に逆らわずに受け入れるこうした態度も、トイアンナ氏が冒頭のツイートフォローとしていう「自分の機嫌の取り方を自分で知っている人」の強烈な一形態だと思う。

不遇と戦うことよりも、受け入れることのほうが心は波立たない。詐欺を訴えることよりも、被害を受け入れて、こつこつ働いてもう一度お金を貯めるほうがわかりやすくて楽だ。

母が落ち着き払っていられたのは、お年寄りたちが落ち着き払っていられるのは、苦境を経験して、人生に期待していないかなのだと思う。失ってもなんとも思わない。最初からないのだから


母が死んだとき、父は火葬される母を待つときに少しだけ泣いて、後は何も言わなかった。

今になってときどき、母の思い出をぽつぽつ話したりする。


思ったことを書いただけなので、何がいいとか悪いとかの意見特にないのですが、

ただ、花柄デザインの古びた母の日記と、母の丸っこい字で漢字の少ない文章を思い出して、

それから地元のおじいちゃんおばあちゃんたちを思い出して、

生きるって大変で正解がないなあ~~~。と思った。という、日記です。

2020-05-23

anond:20200523215720

政治の話の中でも予算の話ではなく、最悪死に至る病気の話だからね。いくら共産党でも、人が大勢死んでもいいか自民党政権交代したいみたいな話ではさすがになかった国だと思いたい。

2020-05-03

anond:20200503170810

絶望死に至る病なので、いづれ死に至るなかでみんな生きてるだけで丸儲けなので許してあげましょう

死こそが救済であるならだれかが救ってあげればいい

石を投げてる連中がやってるのはそういうこと

2020-04-30

コロナ共存なんてできるのか?

感染したら肺炎その他諸症状で苦しんで死ぬか、再発のおそれと一生残る後遺症を抱えて残りわずかの命を生きるしかない。

インフルエンザのような風邪の延長とはわけが違う。死に至る病だ。

コロナ共存するということは人類が滅びを受け入れることと同じだぞ。

みんな罹患してみんな死ぬ

付き合ってられねえ。俺は部屋に帰らせてもらう。

2020-04-04

ワクチンはもはや人間の一部

この地球はすでに様々な病原体汚染されているかワクチンがなければ大人になる前に感染症死ぬ

近未来SFで極度に大気汚染が進んで防護服がなければ暮らせない設定がよくあるが、毒ガスではなく病原体なのがこの世界現実だった。感染力と毒性が進化した死に至る病COVID-19を防ぐために人類は防護服を着ることになるのかもしれない。

2019-12-23

憎い友人が死んだことを半年遅れで知った。

ただの、フィクションの⻑駄文です。

⻑い⻑い文になってしまった。



1ヶ月ほど前、私の男友達からメッセージが来た。

Facebookの、アイツの投稿なんだけど」

と文に続いて画像が送られてくる。

Facebook投稿の、スクリーンショットだ。

だいぶ彼も慌てていたのだろう。

ブラウザのタブに、xvideoの名が残っているのに気づかずに私に送ってきたのが微笑ましい。

Facebook投稿は、もう1年近く会っていない私の友人、しおり(仮名)のものだった。

彼女の母を名乗る者から投稿は、淡々とした文で訃報を綴る。

しおり半年前、突然の病気で急死したこと

心の整理がつかず連絡が遅れてしまたこと。

そして、墓参りなどは心遣いのみで良いこと。

かに淡々と、けれど詮索を拒否する文面がそこにあった。

LINEに「Facebook見てなかったから気づかなかった」と返信をした。

とはいえ彼女のフォ ローをやめていた私はFacebookを見たとしても気づけなかっただろう。

返信をしてからすぐに、彼から電話がかかってきた。

彼の重い声色と対比するように、私の声はうわずって震えていた。

その震えが、まるで泣きそうな声であるかのように演じながら私は密かに、笑みを浮かべてい た。

本当は大笑いしたかったのだ。

憎い憎い、彼女の死が、心の底からしかったのだ。

私と亡くなった彼女と、そして連絡をとった彼が出会ったのは、数年前のことだった。

当時私たちは二十歳を過ぎたばかりの頃合いで、バイト仲間として付き合ううちに3人でつる むことが多くなっていた。

そういう、他愛もないよくある関係の三人だった。

そして若かったから、それが恋愛感情を伴う三角関係に移ろうのも自然な流れだった。

彼に片思いをする私たちと、その間でのらりくらりと気付いてるのか気付いてないのか分から ないようなふりで友人関係を保とうとする彼。

そういう微妙バランスで成り立つ私たちは、バイト先の閉店と共に徐々に疎遠になった。

そしてそこから二年越しで私たちはまた出会う。バイト先の同窓会だ。

私は彼女完璧無視されながら、「三人で話していた」。

まるで三人で喋っているかのような雰囲気で、私は彼女へ話を振っているのに、自然な流れで 私は彼女から完璧無視されていた。

理系大学に入り直すの、と彼女が言った時だけ私のことを見てニヤッと笑ったのを覚えてい る。

大学中退した私への、当て付けであるのは確かだった。(それにダメージを受けるかはとも かくとして)

ただの恋敵からマウンティングまで始めた彼女を見て、私は小さく、死ねばいいのにと呟い た。

その願いは数年後に叶うとも知らずに。

その同窓会から私と彼はまたつるむようになり、彼から彼女の近況を時折聞くような日々が続いた。

大学へ入るまでにメンタル的に崩してしまい、入学後もそれを引きずったままであること。

食事も取れず、かなり痩せてしまたこと。

そういう、彼女が不幸な話を聞くたびに、心の中で喝采をあげたいような朗らかな気持ちと、 悲劇シンデレラを演じて興味を引こうとする彼女のやり口の汚さに辟易する気持ちの二つが 入り混じる。

実際彼は、彼女のことを心配していたし。

私はこのまま拒食症になり骨だけの姿になってしまえと思っていた。 もちろんこれも今は叶っている。

彼女の肉は燃え、今は墓の下で骨だけになり壺に押し込められている。

そうして、今回の訃報に至る。

彼は、ここまで来てもずっと私たち三人は良い友達関係であると信じ、私だけに電話をして、 私だけに彼女の死への思いを吐露してきたのだ。

勝った、と思った。

私の心は汚いな、と諫める自分もいたがそれ以上に、祝祭の最中のように心躍る自分の方が強 かった。

わたしは、人の死を、よろこぶひとになってしまった。

後日、私たちは二人だけで、彼女の家へ向かった。 彼が遺族と連絡をとり、仏壇に線香をあげさせてもらうことになったのだ。

多分私は、あの日の、駅から彼女の家までの会話と景色を一生忘れない。 その日は雲が多いけれど晴れていた。 雲の中で光が複雑に揺らめいていて、それはまるで世界の全てが、私の仄暗い歓びを肯定する かのように綺麗だった。

から離れた彼女の家まで歩く最中、彼は謝りながら、隠し事を打ち明けてきた。

バイト先が閉店した頃、三人で会うことがほぼ無かったあの時期、実は三ヶ月だけ、あいつと付き合ってたんだよね、と。

彼女が生きてたら、私はその場で自殺したくなるほどの衝撃を受けていただろう。

けれど、今の私には、むしろファンファーレのような爽やかさを伴う言葉に聞こえた。

穏やかな顔で私は嘘をついた。

「知ってたよ?あの子、たまに私に相談してくれてたから」

割とあの子悩んでたよー?なんて、軽口を装い私は更に話を聞き出そうとする。

何だ知ってたのか、とホッとする彼は気を緩めて色々と話してくれた。

どうしても彼女恋愛対象として見れず、ぎこちない付き合いだったこと。

どうしても身体関係を結べなかったこと。

最後喧嘩別れしたこと

そのどれもが、私にとっては甘美な言葉たちだった。

これで彼女が生きてたら、この過去の付き合いが再度交際に至る伏線として機能してしまうこ とに怯えていただろう。

そして彼女への殺意が行き場をなくして私の中でいつまでも燻っていたのだと思う。

けれど、彼女は死んでいる。

からこそ私は安心して、彼女が、彼からきちんとお前は付き合うに値しない存在であると言 い渡され死んでいった事実を喜ぶことができる。

そして、その喜びを表すかのように、世界は輝いているように見えた。

草木はいつもよりもその葉の濃さを増し、空は雲を煌めかせているのだった。

彼女には未来がないこと。

それが私の、高揚感を煽る一番のポイントだった。

あんなに学歴や彼との距離感マウントをとっていた彼女が、今やただの骨となったことに私 は今までの人生で得たことのない種類の喜びを得ていた。

もう彼女には何もない。

あんなに心を崩すほどに勉学に励んでいたのも無駄になった。

入った大学キャリアを活かした輝かしい未来なんてもう彼女にはない。

そして、彼のこれから先の人生を眺めることも、彼女にはもう出来ない。

何よりもそれが嬉しい。

彼女の家は、ドラマに出てくるような、「いいところ」の家だった。

リビングには薔薇ドライフラワーが飾られ、テーブルにはレースクロスが敷かれていた。

そして、彼女仏壇を置くために、一室を使っていた。

仏壇とき大仰なと毒づいてしまいそうになった。

演技で涙も出るもんだな、と私は仏壇に手を合わせながら自分自身に感心した。

くっ、くっ、と声が出るのは、昂るからだ。

悲しみにではなく、喜びに、であることは隠せたと思う。

仏壇に手を合わせる彼の面持ちは神妙そうで、私が感情を露わにしているからこそ自分我慢 しよう、という気概を感じ取れた。

男子からこそ、気を張らねばという彼のいじらしさがどうにも可愛くて、ああ、やはり私は 彼のことが好きなんだな、と改めて思ってしまった。

リビングへと移り彼女の母と思い出話などをしながらふわりと伺う。

「本当に明るくて(空気が読めないだけ)楽しそうに笑顔を(彼にだけ)見せる子で...だからこそ急な話で驚いてしまって...病気とのことでしたが...」

彼女の母と、私は目で訴え合う。

それを聞くのか?という母親の目と、

死因を教えて楽しませろという私の目。

たった一秒にも満たない僅かな時間で、私はやはりこの女はあいつのなのだと感じてしまっ た。

あの、喰えない女を産んだ女だ。

「...脳浮腫、でして。...だから、本当に急な死で私も、本当にショックでした」

浮腫、というワード以外は一切出さないという意思を読み取り私は、彼と共にいるこの瞬間 を汚さぬように詮索をやめた。

ハッキリとしない死因で、私を楽しませるにはパンチが足りなかった。

けれどその最後は安ら かなものでは無かったであろうことを窺えたことは一つの収穫だ。

彼女の家を早々にお暇し、私たちはまたひたすらに駅を目指し歩く。

話すことも尽きたような振りで彼の話を空返事で返しながら私はGoogle検索で脳浮腫を延々と 調べていた。

浮腫。とっさに、本来の死因を隠すために出たワードにしては具体的であり、嘘のようにも思えなかった。

けれども、脳浮腫医学知識のない私が検索で調べた結果を読解する限り、直接的な死因であるようにも思えない。

浮腫とは脳に水分が溜まり脳が圧迫されている状態を指す言葉である

それを死因として挙げるのは、やや話が飛んでいるように見える。

たとえば、交通事故で全身強打し、内臓破裂で死亡した、というのを、内臓破裂で死んだ、と 表現するような感覚である

そう、私には、母親はとっさに嘘をつけなかったため、「脳浮腫に至るきっかけ」を伏せると いう形で娘を守ったのではないかと、そう感じた。

そして私は、一つの結論に至り、また悦に浸る。

まだ何も知らない、違和感に気付いてもいない彼の横顔を見ながら、私は、彼女の今際の際に 想いを馳せて、うっとりとするのであった。

浮腫に至るきっかけでありなおかつFacebookの文や母の言葉にあるように急死に繋がるよう な死因はくも膜下出血などが挙げられる。

可能性はこちらの方が高そうだ。

突然、死に至る病としては説得力がある。

けれども、そうだとしたら、母親は病名を伏せる必要があるのだろうか? くも膜下出血で亡くなった、という話なら、伏せる必要なんて何もない。

から、私は、もう一つの、限りなく低い可能性の方に賭けている。

浮腫は、多くは脳出血が原因で起きるものであるくも膜下出血などのように身体の内部か ら急にエラーを起こし脳浮腫に至る場合もある。だが外傷により脳出血が起きた結果でも脳浮腫はできる。

そして、私はふと思い出すのだ。

彼女大学入学からメンタルが不調になり、夏頃にはアルバイトすらもやめてしまうほどに 追い詰められていたということを。

そして、親が必死で隠す死因と言ったら、一つだろう。

もちろん七割は、私の願望なのであるが。

帰り道は雲も晴れ、傾いた日差しが強く、どこまでも世界は煌めいているような気になってし まうほどだった。

その煌めきの中に、彼も共にいる。

なんと幸福時間なんだろうと、心の底から思った。

この煌めきを、彼女はもう永遠に味わえない。

その事実もまた、光の儚さを強調するように感じられてまた私の中で歓びが増えていく。

から、いいのだ。

彼の口から、今の彼女との結婚プランの話が出てきたとしても。

彼女が白無垢を着たがって、お金がかかりそう、なんてのろけをされたって。

この世界の美しさの中では、何もかもが許せそうな、そんな気がしたのだ。

から、その今の彼女名前を、今回死んだ彼女仮名に使うくらいのお茶目さは、私だって 許してくれてもいいだろう。

来年の今頃、彼は式を挙げる。

彼の姿が和服になるのかタキシードになるのかは知らないが、彼の最高の笑顔を私は目に焼き 付けることになるんだろう。

それは、恐ろしく悲しく、残酷なことのように思える。けれども私は耐えられる。あの女が、 もうこの世に居なく、そしてあの子は、幸せそうな彼の姿をもう見ることなんてできないのだ と、そう思うだけで痛みに耐えることができるような気がする。

そして、もうひとつ彼女の死の瞬間を想像するだけで、心が昂り、苦を感じなくなるように 思えた。

彼女は、どのように死んだのだろう。

微妙な高さからコンクリートに叩きつけられるも、脳をぶちまけることなく、脳浮腫という形 で苦しんで死んだのだろうか?

それとも、首に索条痕を残し、その細い骨をパキャリと砕いて亡くなったのだろうか。

ただの私の願望である、 「自殺の上で付随して脳浮腫が出来た」という死因を想像しては、愉快な気持ちが止まらずに 居られない。

けれど、メンタルが追い詰められていた人が亡くなり、その死因を遺族がぼかすとしたら、自 殺しかないんじゃないだろうか。

首吊り飛び降りなどの脳への外傷が出来そうな死に方をした上でなら、脳浮腫も出来るだろ う。

ああ、彼女は、世界絶望しながら自分の手で命を落としていて欲しいな、と心からそう思 う。

今までの努力が全て無駄になった上、 彼から彼女として見れないという烙印を押されたまま、絶望最中彼女には死んでいってもらえたらどんなに愉快だろう。

そんな想像をしては、私は笑みを浮かべる。

私の恋心はどこから崩れてしまったのだろう。

駅に着き、ひとしきりのろけを聴き終わったところで私たちは別れることにした。 白無垢のために頑張ってお金貯めなよ、なんて笑ってあげた。

からは、ニコニコと笑いながら答えが返ってきた。

「式の時は、俺の白ネクタイ貸してやるよ」と。

来年の今ごろ、私は、礼服姿に、彼が過去に使ったネクタイを纏い彼の人生最高の瞬間を見届 けることになりそうだ。

それは、幸せことなのだ、きっと。

そう言い聞かせながらも、私は、結婚という幸せ人生を歩んでいく彼の姿を見なくて済む、 死んだあの子を少しだけ羨ましく思う。

死んだら死んだで、それもまた幸せなのかもしれないな、という感情も湧きでてしまい、私は 慌ててその思考に蓋をする。

やっぱりこの世は美しいが、生き地獄だ。

その生き地獄よりも下層の、死の世界へと消えていった彼女を蔑むことでしか、今の私は心を保てない。

この歓びや哀しみやそのほかの色々なものがないまぜになった心持ちに、何かの決着がつくの はまだまだ当分先のことなのだとは思う。

ただ一つの結論として言えることはある。


こんな恋愛、二度とできないし、もうしたくない。

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