はてなキーワード: ジラとは
https://anond.hatelabo.jp/20231013162728
増田ですげーいっぱいアニメをおすすめしてもらったので、これからちょっとずつ見ていきたいと思うよ
本当に見るの遅いので、期待はしないでください。
今日トランスフォーマーのあとテレビつけっぱなしにしてたら始まったのでちょうどよかった。2話だそうです。いつもならキングオージャー見ちゃうとこなので、たまたまでした。
これたぶん全部3DCGでやってんだよね!?凄くない!?ほとんどのシーンで2Dで描いてるようにしか見えないんだけど!!!いやーまじで、遠くへ来たなーと思いましたね。最初にこう言う系の絵で衝撃受けたのはフレッシュプリキュアのEDだったか……もう放送は15年前ぐらいですか……
社長とか男の奴らはたぶん手を抜かれてて、動きが3DCGらしいヌルッピタッとした動きをしておられましたね。まあ良いんじゃないですか。必要だからいるだけの存在ですからね。3Dモデルもいらなかったんじゃないですか?書割りでいいよ。いなくてもいいんだろ?
お話の感じは、まあこういうもんですよねという感じです。私にとってはかなり無味に近いですね。
ライブの途中でなんかキラキラーって衣装が豪華になるのはプリパラみたいで見ててきれいだなあと思いました。
あと天海春香とかが出てきてくれたのでレジェンドライダーだ!!!と思って熱い気持ちになります。採石場の山の上に1号が駆けつけてくれるやつね
これは文句なんですが、プリパラとか見てても結構思っちゃうやつで、なんか、心の動きが綺麗すぎるんだよなあ!まあ綺麗なのは良いんだけどさ。なんかセリフ聞いてても退屈なんですよ。他のことしたくなっちゃう。そういうの含めてなんかチンタラしてんなって思っちゃうのかな。丁寧にやってる割に、なんか予想外のことが何にもないっていうか、まあそういう感じがしちゃう
あと全然関係なくて恐縮なんですが、フレッシュプリキュアの最初のED、今見てもめっちゃくちゃに可愛いですね……すごいわ……前田健は死んだんだっけ……
YouTubeで見られるのが気楽。1話5分だし。9話?ぐらいまで見ました。キャットバグがかわいい。字幕だとずっと集中して画面を見てないといけないので疲れますね。セリフもすごい多いからね。
すごいスピードで話が進むので楽しい。進んでいく話のそのほとんどはワケわかんねえんだけど
あとまあキャラクターがかわいいからね。かわいくてワケわかんないものでずーっと埋め尽くされてるのが気持ち良いのかなあ
そういうワケのわからんものに埋め尽くされてる中に、恋愛感情とか、子供時代からずっと一緒にいるけどまだ言ってないトラウマとか、両親との関係性とか、そういう「わかる」ものが埋め込まれてると、なんかすごいエモを感じちゃうのかなって思いました
とにかく終始ずっと軽薄なのがいいんだよな。けっきょくこういうのが僕は好きなんだろうとは思います
今数えたらあと89個もあったわ。たぶん一生かかるな。また見たら言うね!!
OBSOLETE
SSSS.GRIDMAN
DYNAZENON
忘念のザムド
オッドタクシー
バーディウィング
サマータイムレンダ
天国大魔境
ストレンヂア 無皇刃譚
レヴュースタァライト
蛍日の社
夏目友人長
SPY×FAMILY
呪術廻戦
獣旋バトルモンスーノ
舞HiME1期
バッドガイズ
ヒロアカ
ケムリクサ
GREAT PRETENDER
スプリガン(1998)
キディグレイド
パワーバフガールズ
羅小黒戦記
妹だけど妹じゃない
ロングウェイ・ノース
アイの歌声を聴かせて
The Midnight Gospel
トランスフォーマー シージ
あれで思い出したんだけど、昔のドラゴンボールのアニメも全然好きじゃねえかったんよね
まああれは引き伸ばしも酷かったっていうし皆んなもいい思い出じゃないかもしれんけど
好きなアニメがないわけじゃないの
ちょっと思いつくやつ挙げるね、思いついた順です
AKIRA …バイクと爆発が死ぬほどかっこいい。でかいコンクリートが良い
メトロポリス(2001年のやつ) …手塚治虫すきなんだけど、現代の目で見ちゃうとディティールがもっとあってほしいよね。この映画は完璧だった。ちょっとティマのキャラがあざとすぎるけど、そのぶんケンイチとかヒゲオヤジとかロックとかのキャラクターがキマりまくってて超エモい
もののけ姫 …なんかトトロとかラピュタとかこの辺はもうなんか「本当にあったこと」みたいになっちゃってるんで好きとか嫌いとかじゃない、もうね。てか先日トトロ見てたんだけど、あんな「完全体」みたいなアニメを見て育ってしまったせいで普通のアニメをあんまりすごいと思えないのではないのか、と思った。アシタカが強くてかっこいい
映像研に手を出すな …全部見てないけど。みんなで頑張ってアニメ作ってるのがいい。学校がゴシャゴシャしてて良い。でかいコンクリートが良い
TRIGUN(1998) …全部見てないけど。マンガとは結構お話が違うみたいだよね。砂漠が良い
アドベンチャータイム …ジェイクかわいい。バブルガムがそっけないのが良い
スポンジボブ …スポンジボブかわいい。パトリックが頭おかしくて良い
パプリカ …お話のまとめ方はあんまり好きじゃなかった。筒井康隆の原作が好きなんだよ。夢の世界でいろんなものが動くのが超超超良い。平沢進が良い
妄想代理人 …これ全部見たぞ!あんまり話覚えれてない。ちょっと怖かった。平沢進が良い
Serial Experiments RAIN …これ全部見たぞ!あんまり話覚えれてない。ちょっと怖かった。レインがかわいくて良い
美味しんぼ …これはなんか、そもそも漫画が好きなんだけど。完全再現って感じがして好きです。dancyuみたいなバブルで景気良い感が良い
戦え超ロボット生命体トランスフォーマー …これ全部見たぞ!!てかDVDで持ってる。おもちゃが好きなんだけどね。スタースクリームが良い
(略)2010 …これ全部見たぞ!!でもあんまり好きじゃない。なんか見てて不安なんだよね。コンボイが死んだり生き返ったりするし…グリムロックがかわいくて良い
トランスフォーマーザムービー …とにかく予算が潤沢でめちゃくちゃ使ったのにめちゃくちゃ余ったってうるし原智史が言ってた。すごい動く。コンボイがとにかくかっこよくて良い
スクライド …全部見てないけど。マンガと全然話違ったっていうか、これはまんがの方がおかしいので。面白いけど。今でも時々カズマの真似しちゃう。キャラクターの顔がガンダムSEEDとか無限のリヴァイアスみたいでキレイで良い
エヴァー …これ全部見た!と思う。たぶん。アニメはなんかセリフの感じとか見ててしんどい時あるけど、新劇の方はそうでもないので楽しく見れます。ちゃんと完結してお疲れっていう気持ちになれるんで良い
けものフレンズ …これ全部見たぞ!!お話が分かりやすくてよかった。トキがかわいくて良い
ミラキュラスレディバグ&シャノワール …シーズン4まで全部見たぞ!!最近見たんだけど話がすごい面白い。なんかお決まりの流れがありつつちょっとづつ大きいストーリー進めてく感じもいい。あと恋愛のアレが超やきもきするんだけどそれにもなんか理由づけが色々されてて良い
ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン …全部見てないけど。すごい金かかってない感じの作りなのに何があんなに良いのかよくわからない。シーンの間とか画の感じが良いんかな。オープニングの画質荒いとこが良い
ファンタスティックプラネット …暗くてグロいけどかわいい。最近見てピクミンみたいだなって思ったら実際ピクミン作った人のイメージにあったらしい。プライムビデオでいつでも見られるようになって良い
いや思ったよりあったな……なんかもう別に他のアニメ探さなくても良いような気がしてきたな……
まあせっかくなので、好きになれなかったアニメについても書くね
チェンソーマン …OPが良かったんですんごい期待して見始めたんですけど、もうとにかくダルくてダルくてダルくて。面白さが全然ないんですよ。デンジはずっと気だるそうにしゃべってて楽しくねえしさあ。ゾンビはチンタラ動いててダセえしさあ。チェンソーマンになってザクザクやるの見ても気持ち良くないしさあ。良いところが何にもない。いやなくはない。ポチタがかわいい。トマトの悪魔がウニウニしててかわいい。ってかがっかりしちゃって1話しか見てないんだよね。そしてそれもだいぶまえだからすごい印象だけで書いてるわ。無限の悪魔が好きだからそこまで見たいなーと思ったんだけど面倒で見れてないよ。
鬼滅の刃 …いやもうズーーーーーーーーーーーーーっとしゃべっててそれ自体は原作通りなんだけどさあ、しゃべるのがおっせえの!!!倍速視聴推奨なのか?鬼殺隊の試験終わってお館様の鬼殺隊の説明してくれるとこで「きのえ、きのと、かのえ、かのと、つちのえ、つちのと……って全部しゃべった時はアホか!!!て叫んじゃったよ。なんなのあのアニメは。マジで本当に漫画にあったセリフしか喋りやがらねえ。何考えて作ったらあんなになるんだよ。マジでクソだわ。動くとこもネットリネットリ動いてさあ、なんなんだよ!!!!しゃべってねえで早く走っていって首切れよバカか!!!!!!ひょっとこの人が追いかけられてんだろうが!!!!!!!!!!ねず子が作ってくれた時間で無駄話してんじゃねえよ!!!!!!!!!!!!!!!ってイライラしちゃってマジで見れないんですよ。
サマーウォーズ …なんかヒロインの女の子の感じが都合良すぎてキモい。ハッカーとかスパコンとかヴァーチャル空間とかプロゲーマー?とか親戚のおっさんとか、全ての要素が都合良すぎっていうか、なんかこういう設定の人を並べましたっていう感じがキモい。あと親戚のお姉さんたちの扱いも悪いよね。なんか「女が強いんです」って設定だけ与えられてる感じがしてキモいです。あとおばあちゃんが死ぬ前に狂って電話かけまくるのはちょっと面白い。おばあちゃんの妄想上の総理大臣とかに電話してるんだと思うとウケちゃいます。もし本気であのシーン作ってんならそれはそれでウケますけど。
ワンピース …長いよね。もう漫画が長いししょうがないんだけどさ。なんか紙芝居やってるだけっていうか、まとめサイトとかゆっくり実況みたいなアニメだなーって思います。
ドラゴンボール超 …とにかく展開の全てがダサい。もうこういう設定で行きますので立ち合い強く当たって後は流れでお願いします、みたいな感じなんだよね……なんもドラマないし、マジで設定をちょっとずつ開示してるだけっていう感じでしたよね。悟空もベジータもキャラクターの芯ていうか何考えてそれやってるのか?っていうのがもう何にも無くなってるんですよね。完全にキャラクターが殺されてたと思います。最終話の最後で悟空とベジータが戦うのはカッコいいし熱いと思いました。まあ過去の遺産でしかないですが……
転スラ …いやもうこの辺りはそもそも原作が嫌いなんだったわ。ペラペラ喋ってんなよって感じです。
いや、ここまで書いて思ったんですけど、単に俺は気に入らなかったアニメについて誰かに怒りたかっただけだわ。増田でちょうど良かったね。
ブコメ、新しいトランスフォーマー見てるよ!G1リスペクトなパートとかあってすごい楽しかった!1話もいきなりワスピーターが喋り出してめちゃウケた!!!
あと他のブコメで、オサレ好みって何!?ブリーチとか読むたびにイラついているんだが!?
上の好きなやつリストでオサレなの、映像研ぐらいしかなくない??なんで実存を疑われなきゃいけないんだ!!
あとサマータイムレンダ、最近まで知らなかったんだけど、あれ瞳のカトブレパスの先生が描いてたんだって‥‥?俺は嬉しい、俺は嬉しいよ……瞳のカトブレパスの読み切りの時に、めっちゃジョジョっぽい言い回しするなこの作家と思って気に入ってたからさ……鍵人もあんま上手く行かなかって、その後どうしたんかと思っていたけど、最強ジャンプとかで頑張っていたんだね……アニメ化だなんて……本当によかった……サマータイムレンダ見るね……あと漫画も読む……
天国大魔境はアフタヌーンで連載読んでいるけど、本当にいいよね〜かわいいのに真剣でさあ。天国大魔境では、絵になんか大友克洋フォロワーっぽい質感を出してきているよね!?大友克洋本人の絵も好きだけど、大友克洋フォロワーの絵の感じ、好きなんすよねえ……………。いっときエロ漫画家の遊人とかも大友克洋っぽい絵を描いてて、なんかやたらに好みだったのを今思い出した。アニメも見てみるね!!
これから見てみるアニメリスト、めっちゃ集まった。ブクマも増田もありがとう!これを見ていくぞ〜
OBSOLETE
SSSS.GRIDMAN
DYNAZENON
忘念のザムド
オッドタクシー
バーディウィング
サマータイムレンダ
天国大魔境
ストレンヂア 無皇刃譚
レヴュースタァライト
蛍日の社
夏目友人長
SPY×FAMILY
呪術廻戦
獣旋バトルモンスーノ
舞HiME1期
バッドガイズ
ヒロアカ
ケムリクサ
GREAT PRETENDER
スプリガン(1998)
キディグレイド
パワーバフガールズ
羅小黒戦記
TRIGUN STAMPEDE
妹だけど妹じゃない
ロングウェイ・ノース
おすすめどうこう以前に自分はこういうのが好きだこういうのは嫌いだっていう自分の好みくらいわからんの?読んでると面白い面白くないって話じゃなくて単にお前の好みの問題なんじゃないのって気がしてくる。
いや自分の好みは完全にわかっており、それが上に長々と書いてあるんですけど??面白い面白くないって話もあるけど、それ含めて完全に俺の好みの問題ですけど??
その上で、俺は俺の好みに自信を持っており、俺が面白いと思えるものはある程度はみんなにおすすめしたいと思ってる。てかおすすめってそういう行為では??
みんなにもそういうおすすめを聞きたいんだよ。
あと加えていうなら、俺自身はあんまりノットフォーミーは言わないようにしてる。いや上でめっちゃ言ってるやんて話なんだけど、好みのやつだけ見てても面白くないからさ。ノットフォーミーであっても、どんなとこがノットフォーミーなのか知りたいんだよ。味見ぐらいはしてみたいわけ。だから鬼滅とかも自分一人で見たわけじゃないからだけどさ、一応最後まで見たよ。チェンソーマンは1話しか見れてないけどさあ。
RWBY、なんかの略かと思ったらこういうタイトルなのか。上のリストに入れさしてもらいました。
ところで、いろいろ書いてるうちに、自主的に見たいと思ってたリストを思い出しましたので、共有いたします。なんかたくさん書くといろんなことを思い出せて楽しいなあ。
The Midnight Gospel ……Netflix入ったらみる
雲のむこう、約束の場所 ……地上波で夜中にやってたのを見たことある気がしてて、ラストシーンっぽいとこが印象的だったんだけどそれがこれかわからない
南海奇皇ネオランガ ……昔ビデオ屋さんの棚で見てジャケが大層えっちだったので見てみたかった
再々追記
やっぱはてなーはアニメに詳しいな。とりあえずブコメに上がってるやつも含めて全部メモしたよ。
舞HiMEとか巌窟王とかVガンダムとかステルヴィアとか、微妙に見たことあるんだけど何にも覚えてないやつはリストに追加したよ。
Vガンダムとステルヴィアは、OPの歌は覚えてるな……あとVガンダムの強化形態の名前は覚えてる。V2アサルトバスター。光の翼。
巌窟王はアニメはすごい綺麗な感じだったような……原作は最初の方だけ読んだ覚えあり。お話はなんか児童書版みたいなやつとか洋画とかで見て知ってるな。
あとserial experiments lainはrainじゃなくてlainね……すみません恥ずかしい。ほら、lainって終わった後にウェザーブレイクやってたから……レインもよくカッパきてたし…
とあるモビルスーツのイラストの依頼をキャンセルした絵師からの返信の内容である
十分な予算も用意してなんなら完成度が高ければboostもしようと思っていた人間へ向けられた言葉である
TLに流れる車やFPSの話、AC6の購入報告にも何も言わずに納期まで待ったうえで言われた一言である
絵師本人曰く先客の依頼を優先するためらしい
それに対する私の心のうちはこうだった
「だったら私の依頼はAI+加筆修正を利用して良いから、(もっと言えば納期を過ぎても良いから)私の絵も仕上げてくれ」
メカイラストを依頼した事がある人なら分かると思うがこのジャンルの絵は完成までに非常に時間がかかる
Twitterでトレンドにもなったガンダムキャリバーンのpixivでの検索ヒット数が200以下という少なさで半数以上がメカイラストですらないといえば察していただけるだろう
ちなみに私もAIイラストには手を出してみた事はあるし拙いながらローカル環境も築いてみた
そのうえでAIイラストにメカを描かせた場合、それっぽい綺麗な絵は生成出来るがメカの構造を理解していないため人間による修正は必要という結論に至っている
関節部などもそうだがやたらパースなどにデジラマのようなプラモっぽさが付き纏ったりコンセプトアート的なメカを生み出したりするので、欲しいメカイラストがあるなら実力のある絵師に依頼するのが1番だと思っている
だからこそ
絵師に依頼する理由なんていくらでもあるのになぜ理解してくれないのか
クライアントには絵師のこだわりがわからないとでも思っているのか
メカの構造を理解する想像力をクライアントの思いにも向けて欲しかった
という不満が募る
時間が足りないなら「欲しいなら自分でAI使って描けよ」とクライアントに言う前にAIでもなんでも良いから効率化を図って依頼品をしあげる努力をして欲しいという私の思いはただのわがままなのだろうか?
「AI使ってお前が自分で描け」なんて絵師から言われる時代には少し寂しさを感じる
ファンだったのに…
最初に言っておきたいのが、私はうたプリにもうたプリの運営(ブロッコリーとか)に対しても何の不満も持ってないこと、何にも怒ってないこと。
2013年の春、高校入学とともにiponeを手に入れた私は、当時2000%がドッカンドッカン来ていたうたプリアニメ一期を暇つぶしのために見始めた。それがきっかけだった。
トンデモすぎるシナリオ、無駄にキラキラしているイケメンたち、やたら上手い歌、でもやっぱり意味がわからない演出に笑いまくって、面白い作品は数あれど心を楽しいという気持ちでいっぱいにしてくれる作品は私にとってうたプリが初めてだった。
そのあとはニコニコ動画を検索し、さまざまなキーワードでググりまくって、ドキドキしながらpixivを覗いたり、バイト代を握って初めてアニメイトに行って、金額の高さに卒倒しながら中古ショップでPSPとソフトを買った。
ゲームのうたプリはアニメよりさらにエキセントリックで、どいつもこいつも理解できない、なんでそんなことするの!?と攻略対象にもヒロインにもキレながら全てのエピソードを集めて全てのエンドを回収して、金額に卒倒しながら続編のソフトを注文した。
アニメやゲームだけでなく、プリンスたちが本当にこの世にいるかのようなプロモーションにも私は夢中になった。プリツイ(公式のキャラアカウント)のために毎秒TLを更新して、東京の駅に広告が出されているのをTwitterのレポで見てドキドキし、ポップアップストア(シャニストと言う)に行くために人生で初めて竹下通りに行った。
当時の私は実家との関係が最悪で、とにかく孤独と怒りを持て余して、バイトをギリギリまでしないと携帯代や定期代や食費を賄えないし、まあそういうアレでとんでもなく荒んでいた。うたプリの楽曲は2013年当時でも結構な数があって、少しずつ履修していたころにwelcome to UTA☆PRI worldを聴いて、私の孤独に今1番寄り添ってくれているのはうたプリなんだと感じて、あまりにも優しくてキラキラしている歌に涙が溢れた。
年末年始に風邪を拗らせて、でも掛け持ちで詰め込みまくったバイトは休みたくなくて、お金がなくて食パンを齧っていた年明け、プリツイの更新が急に来て、自担(音也くん)の呟きを目にした時も熱に浮かされながらボロボロ泣いた。あの年って、うたプリアイランドの再リリースは今年中と言っておきながら全然音沙汰ないからもうこのまま来ないんじゃ?と思ってたら大晦日に滑り込みリリースしたよね。みんな覚えてる?
思い出は書ききれないくらい(なんせ10年だから)沢山ある。人生初めてのライブで横アリに行ったこと、学校の校外行事が終わったあとその足でアニメイトに行ってASASを受け取ったこと、ライブのために一人でホテルを取ったこと、専門学校の入学式に向かう電車で緊張を慰めるためにマジラブレボリューションズをえんえんと聴いたこと、社会人になってから社用車で運転する時にひたすらうたプリのプレイリストを流すのが楽しかったこと。
本当に色々な思い出があって、うたプリを通じてたくさんの初めてを経験した。その日々の中で、うたプリはしょっちゅう炎上していたけど(在庫とかグループ不遇とか色々あったよね)、私自身はコンテンツや運営に怒りを抱いたことはなくて、ずっとずっと大好きだった。ライブ物販のために真冬のたまアリを始発から6時間並んだ結果ペンライトが売り切れで買えなかったとか、入場がごたついて会場入りできないままライブが始まってしまい泣きながら歓声が漏れ聞こえる西武ドームを見上げたこともあった(これぞうたプリって感じ)。けどそんなことよりも、ライブの楽しさとか、夕日がドームの中に差し込んですごく綺麗だったこととか、うたプリが好きで胸が苦しいと思った記憶の方がずっと強い。
今年の4月に、10年間オタクをやっていた中でも1番なんじゃないかぐらいの炎上ネタがあって、さすがの私も苦笑いというか、脱力感を強く感じたけど、でもやっぱりうたプリのことも運営のこともちっとも嫌いになれない。
ちっとも嫌いじゃないのに、怒りも失望もないのに、去年の映画だって本当に素晴らしかったのに、蝋燭の火が消えるみたいにうたプリに対する関心が消えてるのが分かる。
前のように夢中になれない。心がいっぱいになれない。うたプリのために働いたお金を全て費やすなんてことは今の私には出来なくて、将来のための貯金がしたいし、休日はゲームをしたりイベントに行くよりも、家のことをして資格の勉強をして本を読みたい。
あんなにも大好きで、人生を捧げたいくらい大切で、何よりも夢中だった作品に対する心の動きを「飽き」の一言で纏めたくない。けれどそういうことなのかもしれない。好きという気持ちを一心に燃やして、燃やし続けた結果もう焦げついてしまったのかもしれない。
うたプリのことは本当に好きで、大切で、世間ではいろいろ言われていたけど、この作品を作るための、表には出てこないたくさんのスタッフさんの努力やキャストさんの愛があるのを知っているし、怒る気持ちも失望する気持ちも少しもない。けれど、私の心はもう昔のようには動かなくて、もう私はうたプリのオタクではないし、さよならを言うタイミングが来たのだと思った。
当時15歳だったころから社会人数年目の今まで、うたプリのことが大好きだった。あんまり沢山のコンテンツに触れるのには向いてなかったので、本当にアニオタでもゲームオタクでもなくうたプリのオタクだった。
うたプリのおかげで知らない場所に沢山行けたし、子どもなりに苦しんでいた10代でも楽しい気持ちが沢山残っているのはうたプリのおかげだし、数えきれないくらい沢山幸せな時間を過ごすことができて、心から感謝している。
今後も、きっとたまにうたプリのプレイリストを再生して、当時この曲を聴きながらどんな気持ちで生きていたか、どんなことがあったのか、曲を聴きながらどんな景色を見ていたのか思い出すと思う。
たかだか作品に飽きたというだけの話でこんなに長くなるか?と今自分で書いてても思うけど、本当にそれくらい大切で、10年間思い切りうたプリに触れながら生きてきた。ありがとうございました。
うたプリにいつか飽きて興味がなくなるくらいなら大好きすぎていっぱいな今この瞬間に死にたいと思っていた10代の私が読んだら本当に憤死するかもしれない。ごめん。あんなに好きだったのに薄情だよね。でも大切な気持ちは今でも本当に変わらないんだよ。
ゲーム機として使ってるような気がする。
色んなタイトルをやるよりは1つか2つを長く続けて
行くほうだと思う。
先日スタレのアップデートで容量が足らなくなり、もう
その時ふと辞めたソシャゲでその後再開したやつほぼ無い事に気づいて、何となく今までやったソシャゲと
辞めた理由をまとめたくなった。
①パズドラ
引けず辞めた。
1回復帰しようと手持ちと現状のPT傾向を掲示板で相談したら手持ち売ってシヴァドラ引けと言われて削除した
広告で見かけて始めた。たしかほぼリリース当初くらい。面白さがいまいちわからず1ヶ月と経たずに辞めた。1年後くらいに友達がやってるのを見て再開。クイズだけだと正直飽きるけどスキルの組み合わせで難問も突破できるのが面白かった。課金はたまに数千円くらい。
インフレ化と金札内でも当たり外れの大きさに嫌気が差してきて、レジェンド実装で育成コストが上がって面倒くさくなって辞めた
ウィズで宣伝されて登録。リセマラして星5が出たのでそのまま進めた。ガチャがえらい渋く感じており確かミラがガチャから落ちた時に一旦辞めた。その年の12月に何となくログインしたら石が結構配られてた事と、クリスマス限定キャラ、正月限定キャラが引けたので再開。
そのまま2年くらい続けた。これも辞めた要因はインフレ。白猫は特に酷かった。好きなキャラが多くて続けてたけど、人気が落ちてきたらイベントにもガチャにも出てこないし、強いキャラは限定ばかり。強キャラ引いても
そんなんで微課金だったけどそれすらもったいなくなった。育成コストが低くて引けば即使えたから無料分で限定星5が引けてるうちは続けてたけど引けなくなった時にやめた。パルメ実装年のクリスマスくらいだったかな。再開したところで持ってるキャラはほぼ使えないだろうから再開する気無し
通算で3回ほど辞めた。課金はサプチケとか買うくらい。天井は無料ガチャ期間に配布プラス課金でやった。
最初に始めたのは多分リリースから3年目くらい?なんかストーリーはテンポ悪いし戦闘は何が面白いのかよく分かんなくてすぐ辞めた。1年後くらいに友達に面白いよ!って
勧められて再開。再開した感想は「やる事が多いしなんかルートが決まってる」なんかコンテンツいっぱいあるように見えるのに自由度が低い。最初はストーリー進めてマルチ解放して救援しながら武器集めてクラスはこの順でとって…。これ何が楽しいんだ?って感じだった。あと最初は火力伸びないからマルチは全部救援頼みで人が倒してくれるのをただ眺めるゲームだった。ストーリーは合間のボス戦が意外と強くてちょいちょい止まってた。リミテッド武器引けてもストーリー進行で育成解放だからストーリー進めないとだし、でもボスで詰むしそもそもストーリー長い。正直メインストーリーは心惹かれなくてスキップしまくった。
なんとかマグナをソロクリアできるくらいにはなったけど武器はあんまり落ちないし、HLは勝てないし救援もあんまり来なくて火力に伸び悩んでログイン勢と化した。
ヴァジラ実装時の無料ガチャ期間でリミキャラがぽこぽこ当たってまたプレイし始めた。
マルチも救援入ったら武器が順調にドロップしてPT強化できて火力が伸びた。何より水着ゾーイの存在がデカかった。初めて古戦場で最終難易度のマルチを救援有りとはいえ回れた(確か)ヨダルラーハ無しでもアサルトタイム中ならマグナがワンパン出来るようになった。
強くなっていく実感が湧くと楽しくてしょうがなかった。あのアホみたいな量の周回すら楽しかった。
古戦場も正直ただの周回ゲーだけど自分がどれだけ強くなれたかわかるからモチベも高かった。もっと強くなりたい!と思って色々調べて壁にぶち当たった。皆違うこと言ってる。
最初は有名攻略サイトを参考にしてた。が、Twitterとか掲示板であれは参考にならんと言われてた。
YouTubeで解説動画が上がっているのを知って視聴し始めた。実際のバトルでの動きが見れるしわかり易くて物凄く有難かった。が、それもTwitterで結構評判が悪い事を知った。あれで強くなれるかと。結局は実際に強い人に聞けと。そこでTwitterで強いと思しき人を探してみた。
全員何言ってるのかわからなかった。高難易度ソロクリアしてるから間違いなく強いんだろう。でも何言ってるかわかんないしやたら口が悪い。怖い。
その後団活して優しい団員の皆様や友人に教えもらいながら頑張った。ただ周回量のえぐさと好きなキャラを引いても使えないこと、天井まで引いてもピックアップが1つも出ないことがザラなので辞めた。
⑤Fate/Grand Order
新宿実装時にスタート。なんだかんだ続けてる。メインストーリーと評判良さそうな新規イベントだけやってあとは気が向いた時にログインしてる。
不満はちょいちょいあるけど結局ストーリーとキャラクターが好きで続けてしまう。ガチャは人権級がサポートキャラかつフレンドでスキルマ1体借りれるのでまぁ孔明が入れば1章くらいならなんとかなるのとストーリーはコンテニューでごり押せるし無料でコンテニューも1回できるしサポートキャラの性能が高いので正直星3でも宝具重なってればそこまで困らないと思う。メインはストーリーだからゲーム性のシンプルさはあまり気にならない。ただキャラの多さとライターが統一されてないのでキャラがストーリー毎に微妙に性格が違うのが気になる。個人的に1番気になったのがアストルフォとイアソン。
⑥メギド72
バトルがとにかく面白かった。ストーリーも軍団設立後からかなり面白くなった。配布キャラが強いのも有難かったしモーションも一人一人凝ってて見てて楽しかった。組み合わせや戦略次第で何とかなるのも面白かったし、何が出ても使いみちはあるからガチャも引きやすかった。ただストーリーが進むにつれイベントにしろメインにしろテンポの悪さが気になった。毎回雑魚戦挟むのが煩わしくなった。ドロップアイテムもボス以外うまくないからやらんでもいいし。あとシナリオのサイレント修正はどうかと思う。告知しろ。復刻は既プレイ者はスキップ出来るようにしてもいいと思うんだよなあ。ストーリーは複雑だしイベントストーリーも関わって来るけど見返し機能は無いしメインストーリーの進行も遅いから更新される頃には正直分からない箇所がある。アスモデウス復活くらいまでやってモチベ下がって辞めた。
⑦原神
ソシャゲに分類していいのかわかんないけどとりあえず。続けてます。
申鶴実装時にスタート。稲妻終わったあたりからなんかだるくなって、たまにログインしてまとめてイベント消化するくらいにはなった。スメール実装でモチベ復活。
多分1番楽しい時期なのかもしれない。
スタレの実装と重なって落ち気味かもしれないけどフォンテーヌ実装されて水神が実装されたら評価はまた上がるんじゃないかな。ディシアは流石に修正いれていいと思う。ディシアに修正入ったなら他のキャラも!とはならんよ多分
面白い、というより理由はわかんないけどなんかやっちゃうという感じ。この後のストーリーもだけどキャラのバランスが上手いことやるかどうかで続けるかどうか。
続けてるやつはガチャ以外のコンテンツに面白さを見出してるからなんだかんだ続いてる。
ホヨバ系はガチャがまだ優しい方だけどこれでキャラが凸有りきだと途端に渋くなるから辞めるだろうなあ
カムバック報酬でガチャが引ければ戻ってくるかもしれないけど、仮に欲しいキャラが引けても育成のしやすさや実践で使えるかどうかも大きいのかも。
本当にここのところ海外の観光客の方が多くおみえになっていて多いわ!
ヒロミゴーのジャーピャーンじゃない方の億千万でもない方の綴りで書くスペルのJAPANってあるじゃない。
そのJAPANの文字が書いてある帽子でJAPANの最初のAが富士山のモチーフになっている帽子をかぶっている人はまだ序の口よね。
日本が大好きなのがよく伝わってくるわよ。
今映画でやってるスーパーマリオよろしくクッパやゲッソーの帽子を被った人もいたり
なかなか日本人がそれやったらちょっと痛い感じがしないでもないけど、
海外の観光客の人たちが楽しそうにジャパニーズファッションを着こなして闊歩しているのを見ると微笑ましい山脈に向かってヤッホー!って叫びたいところよ。
私が見かけたのは、
柔道着を普段着の旅の服装として着ているバックパッカーの人がいて
きっと私より強いやつに会いに行く!ってそれってなんてストリートファイターの件?って思っちゃうほど柔道着がしっくり着こなしていて、
しかもなんか新品のさらぴんのおニューの柔道着じゃないっぽくって
日本に来たから日本で買って着てみました!って感じじゃなくて本当に着潰していてちょっと彼の地元でもそれ普段着でずっと着てるんじゃない?ってそれなんてストリートファイターのおれより強いやつに会いに行くの件?って思うほどの柔道着のくたびれ具合なのよ。
あとはなかなか渋かったのは、
三度笠を街中で被ってる人。
私の突っ込みライブラリーの中からでは風来のシレンか!ってしかツッコめなかったけど
そんでそれ1人じゃなくて
別の日に別のところで何人かも見かけたから三度笠流行ってんのかしら?
どこで調達買ってきたか私も分からないレヴェルのなんか本格的な三度笠みたいで、
遠目から見ただけでもその三度笠の本気度が伝わってくる感じがなかなか三度笠よ。
さすがにまだ私は簔の被ってる人はまだ見たことないわ。
思えば遠くへみのもんた!ってはるばる日本に来てまた海外の人たちには気付かれていない日本人もビックリなアイテムかも知れないわ。
あと天秤棒担いでいる人もそれはさすがに脚色しすぎよね。
そんな人はいないわよね。
日本人がそれら彼らのような格好を街中でしていたらちょっと緊張感走るけど、
海外の人たちがやっていても日本満喫してるわね!って見方が変わっちゃうから変わっちゃう話しよね。
ちょっとほんと人が多すぎて、
馴染みの近所の定食屋さんも毎日パンパンで入れないのが大変なのよ。
お昼のピークタイム関係なく時間を外しても多いって言うんだから
うふふ。
ここのサンドイッチパン屋さんはまだかろうじてそんなに人パンパンではないんだけど、
そのサンドイッチ屋さんの近くの地元民にお馴染みの人気の美味しいパン屋さんはパン屋さんだけにって言いたいわけでは無いんだけど人パンパンなのよ!
すごいわー。
まあ野菜サンドイッチのタマゴとトマトの組合せが美味しさが際立つけどね!
もうちょっとお茶っ葉増やして濃いめに作ってもいいのかも知れない好みの問題かも知れないけど、
だんだんと暑くなってきたので、
水分補給はしっかりとね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
最近よく見ている映画レビューサイト『シネマンドレイク』がフィーチャーされているので、あらためてまとめてみようと思う。
※人物像
・小さい頃から“ゲームっ子”だったゆえにアニメや漫画はそこまで深く立ち入る機会も好奇心もなかったのです。
・子どもの頃から「男っぽい」もの、「女っぽい」ものという、露骨に固定的なジェンダーのイメージが強いものに対して内心では避けたい気持ちがありました。今では私はノンバイナリーを自認
・私は北海道出身で、北海道のいくつかの地方と縁があるので実情を多少は知っているのですが、知らない人が思っているよりもはるかに絶望的です。
・個人的な話になってしまいますが、私は「兄弟」よりも「姉妹」の方が身近な存在で、家族・親戚周辺もなぜか3姉妹が多いです。逆に3兄弟は3姉妹よりは少ないですけど一応はいるので、3姉妹と3兄弟の比較…みたいなことが自然とできてしまったり
・私も科学に関わって政府の人ともやりとりしたことがあるのですが、あんな“暖簾に腕押し”みたいな反応の役所なんて日常茶飯事
・地球環境問題というのは嘲笑われやすいトピックです。私もこの分野をかじっていた人間なので経験としてわかります。どうも世間は地球環境問題に取り組むことや取り組む人のことを「オシャレ」だとか「意識高い系」みたいな見下しで扱ってくるんですよね。もしくは「慈愛」「慈善」みたいな感情的な活動だとみなしてくる。全然その問題の本質を理解してくれないわけです。ときには「地球環境問題もいいけど貧困に取り組むべきだよ」とか言ってくる人もいるし、ジェンダーやLGBTQには関心があるわりには地球環境問題にはまるで当事者意識のない人もいます。
・なお、Twitterを見る限りでは町山氏には批判的なようである。
※自己紹介
…映画を愛する映画ライター(雑草)。洋画、邦画、アニメ、ドキュメンタリー、ドラマシリーズ、なんでも観ます。年間で鑑賞する新作映画の数は約300程度(劇場未公開作品も含む)。アセクシュアル・アロマンティック・ノンバイナリーのLGBTQ当事者(they/them)なので、その視点で映画を語ることも。得意なテーマは、映画全般、ジェンダー、セクシュアリティ、自然環境、野生動物など。ライター:取材&仕事等の依頼は「お問い合わせ」まで。
※環境問題について
・今の環境問題を振り返っても『ドント・ルック・アップ』みたいにフィクションの中でくらいは何回か人類を絶滅させてやらないと…それくらいしないと加害者責任を自覚できない
・少しでも多くの人がこの問題に当事者意識を持つということ。私もあなたも中立ではありません。人間である以上、もう問題の加害者です
※Z世代について
・Z世代の子どもの方が真面目にネット規制を支持していると思う
・SNS社会の中、どうしても「いいね」欲しさに自分をより良く見せようと日々奮闘する、そんな強迫観念に駆られる10代
・フェミニズム的な“正しさ”がブレることなく存在し昨今の定番であるZ世代に通用するキャラクター性に更新されている
・これがアメリカの血気盛んなZ世代の10代だったら全然違いましたよ。きっと「そんな酷い目に遭っているの?! よし、なら抗議してやろう!」とハッシュタグ・アクティビズム全開で連帯を開始して入国管理局前でデモを始めた
・「SDGs」はノリノリで掲げるくせにそのSDGsの目標のひとつである「ジェンダー平等」にはたいして興味がないばかりか、そもそもジェンダーが何なのかイマイチわからないまま雰囲気だけで同調している日本社会の皆さん、ごきげんよう
・「カミングアウトを大仰にドラマチックに描くのはもうダサいだろう」というイマドキなZ世代的感覚
・残酷描写やエロ描写をもっぱら規制しようとしてきたのは「保守派」や「宗教右派」である
・世の中には“配慮”に気を使いすぎて映画としてつまらなくなっている作品も少なくない
・でも、映画は芸術だからこそ、ときに政治的な視点で批評するのも大いに結構
・
おカネが山ほどあればこんな日本を飛び出して海外で暮らしたいと正直思っている
・洋ゲーの最近の潮流なでクィアのようなカルチャーの取り入れ方が上手い
・同性婚は実現してもトランスジェンダー差別は依然として残ったまま。トイレなどの一部の空間での露骨に強調されるトランスジェンダー排除
・そもそもフェミニズムというのは実際のところ誰の心にも宿るもの
・「男オタク」は今の社会では圧倒的なマジョリティであり、特権を持った支配層であり、自己批判がや差別意識から目を背けがち・日本というろくにジェンダー教育をしていない
・いかなるジェンダーでも中立的な立場にいる人はひとりおらず、自分の中のマジョリティな加害者的側面を自覚しよう
・ホモソーシャル的な生存術であり、同時に科学に対する日本のメディアの態度でもある
・多くの女性は不本意ではあるけど男性の評価を気にしながら生きている
・「歌舞伎」とアニメ・漫画などの「オタク」という趣味はどちらも女性が排除されがちでオタクの世界も男性中心的
・と高身長な女性というのは、男社会にとってのステレオタイプな寵愛しやすい女性像ではないので男性オタクからも白眼視される---【出典】アニメ『かげきしょうじょ!!』感想(ネタバレ)…歌劇に生きる現代の少女を描く より
・女性がファンダムに身を投じることは時に男性とは異なる困難をともなう。風当たりが男性以上に冷たかったり、安全なファンダムの居場所が用意されていなかったりする。
理想的な男性の振る舞いは女性のファンダムを一切邪魔せず、変に首も突っ込まず、そっとサポートし弱音を見せたり、“男らしさ”で気取らず、しっかり自分の弱さを示すのも良い
・日本も先進国の中でははるかに女性差別の激しさで言えば酷いものだということも繰り返したいところ
・。本作でも女性キャラの扱いから脱臭できないほどに男性目線主体の匂いを感じる
・日本でもAIの無自覚なジェンダーロールによる女性差別が問題視されている
・従うしかできない、抗うことは許されない…そういう日本社会の体質
・本は実名を出さなくても政治ネタを映画で扱うとそれだけで「プロパガンダだ」と非難されてしまう
・日本は2020年代になってもなお非常に封建的社会が残存しており、家長を絶対主とする規律があり、従属と調和を優先し、主流の社会に逆らうことは許さない
・男に主導権を与えるな、男が助けてくれると思うな、男の料理は場合によってはヤバイ!
・『シュレック』というアニメ映画があり、あれも当時は斬新で「怪物でもプリンセスのようなヒロインになれる」ことを示した作品でしたが、今の価値観で見ると「女性は美人かブスかの二択」のようで違和感も感じます。
・ヒロイズムな着地になってしまいます。まあ、もちろんやっていることは立派で正しいのですが、やはり男性であるというだけで作品のトーンは偏向するもの
・シリアで拘束されて解放されたフリージャーナリストをボロクソに批判することに快感を見いだし、はたまた中東情勢が不安になるたびにガソリンや灯油価格を心配する。そんな国がこの日本
・ジェンダー構造には無関心で自身の男性特権を自己批判でせず冷笑的なマッチョイズムで典型的なホモソーシャル
・マスキュリニティ賛美の色合いが濃いこ、異性愛規範も充満している
・軍隊主義的な“男らしさ”だけが物事を解決できるわけじゃないという教訓
・車が自分の男らしさを体現する剣であり、もっと言えばペニスである
・上から目線のマスキュリニティではなく、下から支える献身的な愛を感じる良いシーン
・「女の連帯」とは似て非なるものです。なぜなら既得権益に酔いしれたいだけ
・「ガンダム」は男同士の同性愛には直接的には踏み込まない。やはりホモフォビアがある
・そして日本のインターネット界隈もSNSやまとめサイトを中心にしてインセルの巣窟になってしまっている動かぬ現実がある
・『機動戦士ガンダム』を継承する「男vs男」の対決に行き着き真の部分はものすごくホモセクシュアル
長くなったので後編【https://anond.hatelabo.jp/20230218181513】に続く。
知らない間に近所にできてたので行ってきた
(公式ページ)https://standardproducts.jp/
私はムジラーなんだけど、一言で言うと「安くてカラフルな無印」だと思った。
無印って色物ってほぼなくて、ベージュとか白とかの色がほとんど。
特にタオル。アースカラー寄りの赤とか青とか黄色とかあって、気に入った。
生地も無印と同じオーガニックコットン使用。フェイスタオルが330円(税込)なので無印の390円より安い!
あとアロマスディフューザーも550円であったし、いい香りなので買った。
食器も色味があるのが多い。
思いつかねえんだよなあ……。
20年前に面白かったのオススメして今も面白いかって言うと分からないしさ、今でも通用するとして今の自分の感性で楽しめるのかが分からん。
昔の俺のフルコースは
パスタ 攻殻機動隊
デザート 電脳コイル
だったんだけど、今の時代にこれぶつけて良いものなのかスゲー微妙じゃん?
つうか最近はもうサイバーパンク系ってエッジランナーぐらいしか聞かんぐらい落ち目やし。
そこで再度考え直して
魚料理 ∀
メイン SHIROBAKO
デザート まどマギ
食後酒 オネアミス
という構成を考えたんだが、どうかな?
面倒くさいから好きなアニメもおすすめアニメも両方これで乗り切ろうと思ってる?
大丈夫そう?
チェンソーマンの円盤の売上がそれ程上がらなかったから大騒ぎしてる元売りスレ民達へ、君らの脳みそもう時代に取り残されてるよ?
自分自身もう円盤の売上で何かを語ることはないなと思っていましたが、売りスレ民の残党たちがぼっち・ざ・ろっく!の円盤の売上を引き合いに出して
SNS等で暴れるのが目に余るので筆を取りました
もうすでにアニメ業界は円盤で製作費を回収するビジネスモデルからサブスク等の配信で回収していくスタイルに変わりつつあります
てかチェンソーマンが製作費委員会方式ではなく、MAPPAの一社提供だったのもその理由です
アニメ『チェンソーマン』が一社提供を実現した理由 制作会社・MAPPAが語る「“売る“責任」
https://news.yahoo.co.jp/articles/72bf4ff3860f5468a2d7cc20b25adeff11b1f000
数土さんも「これまでも一社提供のアニメはあったが、設立して10年ほどの会社(編注:MAPPAは2011年設立)、それもスタジオが行ったことは業界的にもインパクトが大きかった」と、いかに“異例”の取り組みであるかに言及した。
一社提供の理由に続く話として、木村さんは「6~7年前に配信ビジネスが成長してきたことが業界にとっての転機になった」と語る。
元来アニメは、ビデオやDVD/Blu-rayを売ることで制作費を回収していくビジネスモデルだったが、NetflixやAmazon Prime Videoの成長によって、配信でアニメを見る層が増加。
それによって、時差なく世界でアニメを楽しむことができるようになった。
(中略)
状況の変化によって、配信モデルであれば制作会社が自ら費用をかけ、宣伝を行い、ユーザーに届けるという、これまで宣伝会社が担当してた業務を含め、一連の展開を一社で手掛けることも容易になった。
とあるように国内市場のみに向けてBlu-rayやDVDの販売で回収してきた製作費をサブスクや配信モデルで世界市場から収益を上げることが可能になり
もう円盤の再生機器がすべての家庭にあると思ってるのは売りスレの落ち武者のおっさん達だけだよ?
若い人達の部屋にはBlu-rayの再生機器なんて機械おいてないし、もうWindowsですら再生できないしソニーのPS5ですらBlu-ray再生機能をオミットしたモデルを売ってる時代だよ?
もうそんな時代遅れのビジネスモデルが成り立ってると思ってるのは売りスレの残党のおっさん達だけだよ?いい加減時代が変わったことを認めな?
みなさん、円盤売り上げでしか自分を語れない売りスレゾンビたちに惑わされないようにね~
以上、ぼっち・チェンソーマンのアニメを楽しんだオタクから啓発でした
まあ、このアニメはこんなに売れてる!ってまあ円盤売上でしか語れないゾンビが目立つこと
もう既に同じような円盤売上に頼らない事例のアニメはたくさんあるんですよ
ポプテピピックの一期もそうでしたし(その後に出たTVSP版や円盤販売すらしなかったリミックス版も言える)
ブルーロックや王様ランキングも円盤売上は出ませんでしたが人気ありましたし(王様ランキングは4月にまたSPでやる)
配信のみで円盤は販売していないサイバーパンク エッジランナーズもありますし、なろう系アニメももう円盤だけで回収していないケースはもう把握していないくらいあります。
はてブとかではあまり話題にならないっぽいんだけど、台湾向け輸出イチゴが向こうの残留農薬検査に引っかかってニュースになった。基準値と生産事情との両方をカバーする説明が今回に限らず見当たらないのでどこかに説明を書いとこうと思った。
増田はイチゴを輸出したいと地元農家に言われて技術面を中心にいろいろ検討したことがある普及指導員。
長くなったので要約すると
・南の国ではイチゴはマイナーな食べ物であり、安全性評価が進んでいないため極めて安全側に寄った残留基準が設定されていることが多い。
・イチゴはほとんどの場合、輸出専用の生産ではなく国内基準準拠の生産をしているため、基準の違いに引っかかりやすい。しかし国内向けよりも雑な対応をしているのも事実。
・1月後半〜2月は高品質なのに国内相場が割安なことが輸出の動機となっている、つまり今のイチゴは買い。
台湾で日本産イチゴの農薬残留超過が出た。それだけではなく、あまりに頻度が高いので台湾当局はついに日本産イチゴの全ロット検査を決定した。
記事にあるように、もともと超過が頻繁なため抜き取り検査の割合が引き上げられていたにもかかわらず繰り返したためだ。
1/3付のニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce6f0d52c02403ab2ebf420b6fa87145d5ed4632
https://japan.focustaiwan.tw/society/202301030007
先週書いたものを寝かせていたら1/17にも出ていた。またフロニカミド。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202301170005
農薬の残留基準値は国が品目(農産物の種類、タマネギ・ニンジン・ジャガイモみたいな区別で、メークインや男爵みたいな「品種」ではない)ごと、農薬成分ごとに決めていて、残留基準値が定まっていない農薬は一律で検出されてはいけない。
基準値は国ごとに違う。日本の場合は760の品目に対して様々な農薬の残留基準値が決まっている。日本における米のように食文化的に重要かつ国内の栽培で農薬を使いたい品目は、効率的な栽培をしつつ生産物を毎日大量に食べても安全になるラインがよく検討されている。一方外国から来たまるっきり未知の野菜や果物は、リスク評価に基づいて基準値が検討されるまではどの農薬も検出されてはいけない。近年輸入するようになって安全評価が進んでいない品目は、かなり安全に寄った基準になる。
東南アジアにおけるイチゴは食文化もあまりないマイナー品目扱いなので、ほとんどの農薬成分に関して評価されていない=検出されてはいけない設定になっているか、とても安全に寄った数字になっている。また、重要な品目ほどその国での安定栽培に必要な農薬をきちんと精査して基準設定するが、暖かい国ではほとんど栽培していないので、栽培に必要な農薬について使いつつ安全な基準を考える動きにもあまりならない。
イチゴは輸出品目として有望視されており、農水省は諸外国の残留基準値を調べて公表している。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/attach/pdf/zannou_kisei-185.pdf
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/zannou_kisei.html
この通り、日本より厳しい国は多い。
輸出相手国の残留農薬基準値に対応した 生果実(いちご)の病害虫防除マニュアル (平成27年のため農薬の情報は古い)にその動きが書いてある。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/pdf/ichigo_shousai.pdf
台湾では生果実(いちご)の生産はあるが、主要作物ではないことから、日本からの残留農薬基準値に対する要望を受け入れられる余地がある。2015年2月12日には台湾の生果実(いちご)で違反事例が最も多かったシフルメトフェンの基準値が国内基準と同じ2ppmに変更された。 輸出用の出荷量が国内消費に比べて圧倒的に少ない生果実(いちご)では、輸出向け専用に生果実(いちご)を生産することは困難であることから、台湾等に対して引き続き残留農薬基準値の変更を求めていくことが重要と考えられる。
今回の農薬はフロニカミド(商品名ウララDF、多分アブラムシとコナジラミ対策)とシアントラニリプロール(商品名ベネビアOD、多分アザミウマ対策)で、どちらも台湾の残留基準値そのものが日本よりかなり低い。
フロニカミドは台湾向けイチゴでよく引っかかる成分だ。天敵カブリダニを導入している状況で利用できる。似たようなシチュエーションで使う剤としてピメトロジン(商品名チェス)があり、これも台湾向け輸出で残留超過が多い剤だったが、基準値が引き上げられた。しかし国内ではチェスからウララにシフトする傾向がある。栽培地の状況と輸入国の基準が噛み合っていない。
ベネビアも上市からまだ10年経っていない剤で、それ以前のジアミド系統(プレバソンなど)については台湾側はそれなりに基準値引き上げをしてくれているが、ベネビアの基準値は改訂されていない。
手間のかかる検討を経て妥当な残留基準値が設定される過程を後押しするのは農薬を使いたい生産者(と売りたい農薬メーカー)の希望なので、生産が活発でない国ではどうしても使用農薬の変遷に遅れる。
今回は基準値の違いが主な原因だろうが、台湾に関しては検査手法の違いもある。
台湾はイチゴの農薬に関してさまざまな安全性評価を進めてくれており、基準値はだんだん改定されている。しかし、台湾の残留検査は流通状態で検査するとして対象にヘタを含める。日本は可食部つまりヘタを除いた部分で検査する。台湾に関しては基準値が同じでもこの差で引っかかることがある。
イチゴの花の中心部、丸い黄色いところ(花托)が膨らんで実になる。農薬は面積あたり一定量が付着するので、花のうちに散布された農薬は実が大きくなってから散布された農薬よりずっと少ない量が付いている(肥大希釈)。
実が赤くなるころには表面にただの水でもついてほしくないので、収穫の直前にはあまり農薬散布をしない。なので大きくなったイチゴの実本体にかかっている農薬の量は、同じ表面積の葉よりずっと少ない。
しかし花の時点でガク(=ヘタ)は既に出来上がっていて、肥大希釈が効かない。しかも輸出するような立派な実になる花はガクも立派だ。台湾向け出荷ではどうしてもこれがネックになる。
これら基準の違いはとっくにわかっていることで、やや難しいが対応可能だ。なのに基準超過を繰り返し、ついに全ロット調査まで基準を厳しくされてしまったことは、手間のかかる残留基準値見直しをやって買おうとしてくれている台湾消費者への不義理だと私は思う。
国内向けにはきちんと対策していても、輸出では基準超過を出し続け評判を落として来たのが日本産イチゴ輸出体制だ。今回国内向けにも使用している産地ロゴがしっかり写った荷姿の写真がヤフーニュースにまで載ったことはそれなりに衝撃だと思う。輸出での不手際が最も恐れている国内評価の下落に繋がる。
輸出で残留基準値を超過しても、いまのところ「その商品が廃棄になる」くらいしか直接的なペナルティがない。国内では出荷回数に対して検査回数が圧倒的に少ないので、流通済みのものに遡って影響する。後は消費者や取引先が離れるという社会的制裁がペナルティだ。
実際に数年前に自分が対応した件でも「その国の基準値を下回ることを誰が保証するのか(あるいはしないのか)」について曖昧だった。
日本の基準を守るためには、農薬登録制度、地域の防除暦、すぐ参照できる使用記録、出荷組合による自主検査と何重もの仕組みがあるが、輸出先の基準について日本基準並みの保証はできない。しかし先に挙げたような農水省の技術情報から農薬の使い方を検討し、輸出向けの残留検査をするなどはできる。
輸出はJAなど出荷組合が直接海外の需要者と取引する場合もあるが、卸売業者を経由する場合がほとんどだ。卸売業者が買って海外需要者に販売する形式になる。もし基準値超過があれば、取引の現場では卸売業者の評判が下がっていくのだろう。しかし今回ネットニュースにパッケージが掲載されてしまったように、社会的制裁部分を被るのは生産者だ。
そもそも制裁がなくとも消費者への誠実さがあるべきだ。卸売業者は、台湾に売るなら台湾の人が求める基準に合致するものを責任を持って仕入れるべきだし、生産者も台湾行きだとわかっているならきちんと基準をクリアするような栽培をするべきだ。どちらも国内向けなら絶対に基準値超過を避ける動きをするだろう。なのに台湾向けとなるとやってしまうのは、台湾消費者の軽視ではないか。
イチゴの輸出に関して、絶対に輸出で商売していきたい、と思っている産地はほとんどない。
イチゴは花がいくつもついた枝(果房)を1本出し、花が実になって収穫でき、その間にまた次の果房が出てくるというふうに収穫の小さなピークを繰り返す。10~11月ごろに1番果(最初の果房)の出荷が始まりクリスマス〜年末の高値シーズンがある。その後早ければ1月に2番果の出荷が始まる。(市場では定植のずれや1.5番があるので販売は連続する。)
2番果の最初の実は大きいし、大抵の産地で味がいい時期だが、国内は行事もなく相場はいまいちだ。この時期の実を外国で高く売りたい、気温が低くて痛みにくいし、春節商戦に間に合えばなおよし、という事情がイチゴ輸出を後押ししている。
そんな調子なので完全に輸出に的を絞った栽培などはごく少なく、基本的に日本向けの残留基準値に対応した栽培から、それぞれのレベルで「気をつけている」のが日本産輸出イチゴだ。2番果のみ台湾向けならまだ防除体系(何の病害虫に対して、いつ頃どのような農薬を使えばよいか)の組み立てができるが、1番果の輸出や2番果でもより厳しい香港などに出すとなるとほとんど有機栽培のような防除になる。きちんと「輸出用の畑では収穫予定の◯日前を過ぎたらこの農薬は使わない」など決めているところもあるが、そうではない産地が多いので頻繁に残留基準値超過が発生してしまう。日本産の農産物は安全であり、日本の基準を守っていれば十分という誤った感覚はよく指摘されるところだ。
完全な余談だが、前述したように輸出したいくらい割安なので、今の時期のイチゴは買いだ。
ネットで見かける1番果がいちばん美味しいというのは近年の秋の高温からすると無理があると思う。1番でも2番でも果房の最初の方が大きくて味がよく、後の方になると小さくて美味しくないのだが、1番の頂果が肥大する頃は気温が高く消耗しがちだ。
冬の天気が悪い地域では日照不足で味が落ちる傾向は確かにあるが、冬に天気がいい地域なら今が最高だろう。選ぶなら単純に大きい方が美味い。同じ大きさならヘタが立派なのがいい。酸味は品種差によるところが大きいが、好み次第なところもある。
農薬についてはきちんと安全性が検討された結果の基準値が設定されていてそれで十分だ。さらにイチゴしか食べないとか基準値が想定する以上の摂取量を予定している人のためにお伝えすると、自分が見てきた農薬散布が少ない冬の自主検査結果では使用した農薬でも検出限界以下まで下がっているものが多い。(これを過信して輸出して事故を起こすわけだが。)
また、イチゴの場合は葉裏にくっついて汁を吸う害虫ダニの天敵であるカブリダニの利用が基本技術になっているため、畑に天敵ダニが投入される秋以降はそいつらが死なない程度の毒性の農薬しか使えない。今回引っかかったウララDFとベネビアODは、天敵ダニを生かしつつ天敵ダニが食べない種類の害虫を退治するための殺虫剤だ。というわけでイチゴをカロリー源に生きてもそう問題は発生しないだろう。
そんなわけで、私は1月に入ってからイチゴを大量に食べている。こちらでも栽培が増えた「恋みのり」は着色しにくい品種特性があり、色が理由で割安になっているものが多く手に入る。酸味やイチゴらしい香りが弱いという欠点はあるが、空洞果がほぼ発生せず重量があり、色がいまいちでも甘みが強いので腹いっぱい食べたい人におすすめだ。もちろん他品種も今がいい時期だ。ぜひ今買ってほしい。