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2020-07-12

クソデカ羅生門読書アシスト版(PC用)

ある日の超暮方(ほぼ夜)の事である。一人の下人が、クソデカ羅生門の完全な真下

 雨やみを気持ち悪いほどずっと待ちまくっていた。

馬鹿みたいに広い門の真下には、この大男のほかに全然誰もいない。ただ、所々丹塗の

 びっくりするくらい剥げた、信じられないほど大きな円柱に、象くらいある蟋蟀が一匹とまっている。

  クソデカ羅生門が、大河のように広い朱雀大路にある以上は、この狂った男のほかにも、激・雨やみをする巨大市女笠や

   爆裂揉烏帽子が、もう二三百人はありそうなものである。それが、この珍妙男のほかに全然誰もマジで全くいない。

何故かと云うと、この二三千年、京都には、超巨大地震とか破壊辻風とか最強大火事とか

 極限饑饉とか云うエグすぎる災が毎日つづいて起こった。そこでクソ広い洛中さびれ方は

  マジでもう一通りとかそういうレベルではない。旧記によると、クソデカ仏像文化財クラス仏具ものすごいパワーで打砕いて、

   その丹がベッチャベチャについたり、金銀の箔がもうイヤになっちゃうくらいついたりした木を、路ばたに親の仇のようにメチャメチャつみ重ねて、

    薪の料に売りまくっていたと云う事である。クソ治安がいいことで知られる洛中がその始末であるから

     正気を疑うレベルデカ羅生門の完全修理などは、元より誰も捨てて顧る者がマジで全然なかった。

      するとそのドン引きするくらい荒れ果てたのをよい事にして、クソヤバい狐狸がドンドン棲む。世界最強の盗人が6万人棲む。

  とうとうしまいには、マジで悲しくなっちゃうくらい全然取り手のないきったない死人を、この門へ猛ダッシュで持って来て、

   超スピードで棄てて行くと云う習慣さえ出来た。そこで、日の目が怖いくら全然まったく見えなくなると、誰でもメチャメチャ気味を悪るがって、

    この門の近所へはマジでビックリするくらい足ぶみをしない事になってしまったのである

その代りまた超凶悪な鴉がどこからか、億単位でたくさん集って来た。昼間見ると、

 その鴉が何万羽となく輪を描いて、クソ高い鴟尾のまわりを鼓膜破壊レベルの音量で啼きながら、

  亜音速で飛びまわっている。ことに門の上の空が、夕焼けで思わず目を疑うくらいあかくなる時には、

   それが胡麻えげつない量まいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、頭おかしいくらデカい門の上にメチャクチャ大量にある死人の肉を、

    気が狂ったように啄みに来るのである。――もっと今日は、刻限がハチャメチャに遅い(ほぼ夜)せいか

     マジで一羽も見えない。ただ、所々、ほぼ崩れかかった、そうしてその崩れ目にメチャメチャ長い草の森のごとくはえ倒したクソ長い石段の上に、鴉のえげつなく臭い糞が、

      点々と白くこびりついているのが見える。下人は七千万段ある石段の一番上の段に、

  洗いざらしてほぼ透明になった紺の襖の尻を据えて、右の頬に出来まくった、クッソ大きな面皰を気にしながら、

   メチャメチャぼんやり、とんでもない豪雨のふりしきるのを眺めていた。

作者はさっき、「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と書いた。しかし、

 下人は激烈豪雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはマジで全然ない。ふだんなら、

  勿論、クソ強い主人のえげつなくデカい家へ帰る可き筈である。所がその糞主人からは、四五日前に

   暇を出し倒された。前にも書いたように、当時ただでさえ最低最悪のゴミの掃き溜めである京都の町は一通りならず

    衰微しまくって本当に惨めな感じになっていた。今この最強にヤバい下人が、永年、犬のごとくこき使われていた主人から、暇を

     出されたのも、実はこの大衰微のクソしょぼい小さなさな余波にほかならない。だから

      「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と云うよりも「クソヤバい豪雨にふりこめられた

  下人が、マジで全然行き所がなくて、超途方にくれていた」と云う方が、完全に適当である

   その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のヤバい下人のUltimet-Sentimentalisme of the Godsに影響した。申の刻下りからふり出した大雨は、

    いまだに上るけしきが全然かけらもない。そこで、のちに剣聖と呼ばれる最強の下人は、何をおいても

     差当り明日の暮しをメチャメチャどうにかしようとして――云わば絶望的にどうにもならない

  事を、どうにかしようとして、悲しくなるくらいとりとめもない考えをたどりながら、

   さっきからアホみたいに広い朱雀大路にふる豪雨の音を、聞くともなく

    聞いていたのである

豪雨は、トチ狂ったクソデカさの羅生門をつつんで、メチャメチャ遠くから、ざあっと云う轟音をあつめて来る。

 夕闇は次第に空をびっくりするほど低くして、見上げると、超巨大門の超巨大屋根が、斜につき出した

  超巨大甍の先に、ドチャクソ重たくうす暗い雲を嫌になるくらい支えまくっている。

どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる

 遑は本当にマジでまったくない。選んでいれば、築土の真下か、道ばたの土の真上で、超苦しい饑死を

  するばかりである。そうして、このガチ世界デカい門の上へ猛スピードで持って来て、

   きったない犬のように超速で棄てられてしまうばかりである

    選ばないとすれば――巨大下人の考えは、何度も寸分たりとも違わず完全に同じ道を低徊した揚句に、

     やっとこの局所へ逢着した。しかしこの「すれば」は、マジでいつまでたっても、

      結局「すれば」であった。クソザコ下人は、手段を選ばないという

  事をエグ肯定しながらも、この「すれば」のかたをつけるために、当然、

   その後に来る可き「世界最強の盗人になるよりほかに仕方がない」と云う事を、

    積極的肯定するだけの、莫大な勇気が出ずにいたのである

下人は、意味わからんくらいクソ大きな嚔をして、それから死ぬほど大儀そうに立上った。南極かってくらいに夕冷えの

 する世界最悪の罪の都京都は、もう火桶が8億個欲しいほどのガチえげつない寒さである暴風は信じられないほどデカい門の巨柱と

  巨柱との間を、クソヤバい濃さの夕闇と共にマジで全然遠慮なく、吹きぬけまくる。丹塗の超巨大柱に

   とまっていた象サイズの蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。

下人は、頸を人間限界を超えてちぢめながら、山吹の汗袗に無理やり重ね倒した、紺の襖の肩を

 物理的にありえない動きで高くしてクソデカ門のまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる

  惧のない、一晩メチャメチャ楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、クッソ長い夜を

   明かそうと思ったかである。すると、幸い超巨大門の上の宮殿並みにデカい楼へ上る、幅の

    バカ広い、これも丹をキチガイみたいに塗りたくった梯子が眼についた。上なら、人がいたに

     しても、どうせ臭くてきったない死人ばかりである。下人はそこで、腰にさげた巨大な聖柄の

      大太刀が鞘走らないように気をつけ倒しながら、藁草履はいた巨大な足を、

  そのバカかい梯子の一番下の段へ渾身の力でふみかけた。

それから、何百分かの後である。クソデカ羅生門の楼の上へ出る、幅のアホみたいに広い

 梯子の中段に、一人の巨大な男が、猫のように身をちぢめまくって、ヤバいくらい息を

  殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす大火炎の目を灼く光が、

   かすかにその男の右の頬をぬらしている。えげつなく短い鬚の中に、とんでもなく赤く膿を

    持った巨大な面皰の大量にある頬である。巨下人は、始めから、この上にいる者は、

     臭死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三千段上って見ると、

      上では誰か燃え盛る大火をとぼして、しかもその大火をそこここと疾風のごとき

  速さで動かしているらしい。これは、そのドブのように濁った、この世の理を超えて黄いろい光が、すべての隅々に

   巨大人食い蜘蛛の巣をかけた天井裏に、激しく揺れながら映ったので、メチャすぐにそれと

    知れたのである。この豪雨の夜に、このクソデカ羅生門の上で、世界すら灼く業火

     ともしているからは、どうせただの者ではない。

下人は、巨大な守宮のように足音をぬすんで、やっとクソ急な梯子を、一番上の

 段まで這うようにして上りつめた。そうして体を出来るだけ、紙のように平に

  しながら、頸を出来るだけ、ろくろっ首のごとく前へ出して、恐る恐る、巨大な楼の内を

   覗いて見た。

見ると、地の果てまで広がるがごとき楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの山のように巨大な死骸が、無造作

 棄ててあるが、業火の極光の及ぶ範囲が、思ったよりクソ狭いので、数は

  幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に

   完全に全裸の死骸と、メチャクチャ高級な着物を着まくった死骸とがあるという事である。勿論、中には

    女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、

     かつて、生きていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を

      捏ね倒して造った人形のように、口をヤバイくらい開いたり手をキロ単位で延ばしたりして、

  ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの山くらい

   高くなっている部分に、ぼんやりした猛火の光をうけて、クソ低くなっている

    部分の影を一層超死ぬほど暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。

下人は、それらの超ビッグ死骸のメチャメチャくっせえ腐爛した最悪の臭気に思わず、鼻を掩って掩って掩いまくった。しかし、

 その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を完全に忘れ尽くしていた。あるハチャメチャに強いクソデカ

  感情が、ほとんどことごとくこの最強男の嗅覚を奪ってしまたからだ。

下人の巨眼は、その時、生まれてはじめてその激臭死骸の中に蹲っている最低最悪醜悪人間を見た。

 檜皮色のきったねえ着物を着た、ノミのように背の低い、ナナフシのように痩せこけた、白銀髪頭の、豆猿のような

  老婆である。その老婆は、右の手に大火炎をともした最高級松の巨大木片を持って、

   その大死骸の一つの巨顔を覗きこむように眺め倒していた。髪の毛のクソ長い所を見ると、

    多分傾国美女の死骸であろう。

下人は、六〇〇分の恐怖と四〇〇分の知的好奇心とにつき動かされ続けて、暫時(七十二時間)は呼吸を

 するのさえ忘れていた。旧記の記者の語を全て丸々借りれば、「頭身の剛毛も一生太り続ける」

  ように感じまくったのである。すると糞老婆は、高級松の大木片を、床板の間に

   狂ったように挿して挿して挿し倒して、それから、今まで眺め続けていた大死骸の首に両手をかけると、

    丁度、大猿の親が大猿の子の虱を全部とるように、そのバカ長い髪の毛を一〇〇〇〇本ずつ抜きはじめた。髪は手に奴隷のように従って抜けるらしい。

その髪の毛が、一〇〇〇〇本ずつ抜けるのに従って、下人の腐りきった心からは、恐怖が

 少しずつ完全に消えて行った。そうして、それと完全にピッタリ同時に、この老婆に

  対する想像を絶するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、この糞老婆に

   対すると云っては、語弊がありすぎるかも知れない。むしろ、この世に存在しうるありとあらゆる悪に

    対する巨大な反感が、一分毎に強さを等比級数的に増して来たのである。この時、誰かが

     この最強正義体現たる下人に、さっき門の真下でこの性根の腐ったドブ男が考えていた、超苦しい饑死をするか

      世界最強の盗人王になるかと云う世紀の大問題を、改めて持出したら、恐らく清廉潔白高潔下人は、マジで何の未練の

  カケラもなく、本当にめちゃめちゃ苦しい饑死を選んだ事であろう。それほど、この男の中の男のあらゆる悪を世界一憎む心は、

   老婆の床に挿しまくった最高級松の大木片のように、超勢いよく

    燃え上り出していたのである

馬鹿で学のない下人には、勿論、何故糞老婆が死人の髪の毛を抜くか本当に一切わからなかった。

 従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいかマジでまったく全然

  知らなかった。しか馬鹿下人にとっては、この豪雨の聖夜に、このクソデカ羅生門の真上

   で、大死人のぬばたまの髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に絶対に許すべからざる

    世界最低の悪の中の悪であった。勿論、クソアホ下人は、さっきまで自分が、世界一の大盗人王になる気でいた

     事なぞは、とうの昔に忘れきっていたのである

そこで、下人は、両足に剛力を入れまくって、超いきなり、大梯子から千里(約一万二千メートル)上へ

 飛び上った。そうして世界最高の名刀と謳われる聖柄の大太刀に手をかけながら、超大股に老婆のど真ん前へ

  歩みよった。老婆が死ぬほど驚いたのは云うまでもない。

老婆は、一目下人を見ると、まるで攻城弩にでも弾かれたように、天高く

 飛び上った。

「おのれ、どこへ行く。」

最強下人は、雑魚老婆が大死骸全てに無様につまずきまくりながら、可哀想なくらい慌てふためいて逃げようとする

 行手を完全に塞いで、こう罵りまくった。糞老婆は、それでも神速で巨大下人を

  つきのけて行こうとする。剛力下人はまた、それを絶対に行かすまいとして、

   ものすごい力で押しもどす。二人は巨大死骸のまん真ん中で、しばらく、完全に無言のまま、

    つかみ合った。しか勝敗は、宇宙のはじめから誰にでも完全にわかっている。下人は

     とうとう、老婆の腕を馬鹿力でつかんで、無理にそこへ叩きつけるようにねじ倒した。丁度、軍鶏

      脚のような、本当に骨と皮ばかりの細腕である

「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

下人は、老婆を全力でどつき放すと、いきなり、大太刀の鞘を瞬間的に払って、白いミスリル鋼の

 芸術品のように美しい色をその眼の前へつきつけた。けれども、極悪老婆は完全におし黙っている。両手を

  わなわな高速でふるわせて、強肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ完全に

   飛び出そうになるほど、ありえないくらい見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを

    見ると、最強下人は始めて明白にこの糞老婆の生死が、全然自分の完全なる自由意志にまったく

     支配されていると云う事をめちゃくちゃ意識しまくった。そうしてこの超意識は、今まで

      けわしく燃えさかっていた巨大憎悪の心を、いつの間にか絶対零度まで冷ましてしまった。後に

  残ったのは、ただ、ある大仕事をして、それが超円満にめちゃくちゃうまく成就した時の、

   人生最高の安らかな得意と大満足とがあるばかりである。そこで、有能下人は、老婆をはるか高みから

    見下しながら、少し声を柔らげてほとんど聞き取れないほどの超早口でこう云った。

「己は検非違使の庁の役人などでは断じてない。今し方この巨門の真下

 通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけまくって、どうしようと

  云うような事は神仏に誓って絶対にない。ただ、今時分この巨大門の真上で、何を

   して居たのだか、それを己に話しまくりさえすれば最高にいいのだ。」

すると、糞老婆は、超見開いていた眼を、構造的にありえない形で一層大きくして、じっと

 その下人のブッサイクで気持ちの悪い巨大な顔を見守った。まぶたの超赤くなった、凶暴肉食最恐鳥のような、

  めちゃくちゃ鋭い眼で見まくったのであるそれから、本当に醜い皺で、ほとんど、鼻と一つになったタラコ

   唇を、何か金剛石のごとく硬い物でも噛んでいるように動かした。極細い喉で、針のように尖った喉仏の

    動いているのが見える。その時、その喉から、凶鴉の啼くような汚い声が、

     喘ぎ喘ぎ、下人の大耳へ伝わって来た。

「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、巨大鬘にしようと思うたのじゃ。」

天下無双の無敵下人は、老婆の答が存外、めちゃくちゃ平凡なのに自殺したくなるくらい本当に失望した。そうして極限まで失望すると

 同時に、また前の強烈な殺意内包した本気の憎悪が、氷のように冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へ大量に

  はいって来まくった。すると、その超メチャメチャ剣呑な気色が、先方へもテレパシーのごとく完全に通じ倒したのであろう。

   雑魚老婆は、片手に、まだ大死骸の頭から奪いまくったバカ長い抜け毛を大量に持ったなり、

    蟇のつぶやくようなクソ小声で、口ごもりながら、こんな事を云った。

「成程な、死人の髪の毛を抜くと云う事は、何ぼう滅茶苦茶に悪い最低の事かも知れぬ。

 じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい

  人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、八岐大蛇

   四寸ばかりずつに切って干したのを、干巨大怪魚だと云うて、太刀帯の陣へ

    売りに往んだわ。大疫病に五回かかって死ななんだら、今でも毎日売り

     に往んでいた事であろ。それもよ、この女の売る干巨大怪魚は、味が頬が落ちるほど本当によいと云う

      て、太刀帯どもが、絶対毎日欠かさず菜料に買いまくっていたそうな。わしは、

  この女のした事が人類史に残るほどに悪いとはまったく思うていぬ。せねば、とてつもなく苦しい饑死をするのじゃて、

   仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も超悪い

    事とは全然思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、超苦しい饑死をするじゃて、

     マジ仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その本当に仕方がない事を、よく

      知っていたこの極悪女は、大方わしのする事も大目に見まくってくれるであろ。」

老婆は、大体こんな意味の事を超早口で云った。

巨大下人は、大太刀を瞬きの間に鞘におさめて、その大太刀の美しい柄を左の手でおさえながら、

 死ぬほど冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、メチャメチャ赤く頬に膿を大量に

  持った超大きな面皰を気にしまくりながら、聞いているのである

   しかし、これを聞いている中に、下人の史上空前に邪悪な心には、あるクソデカ勇気が生まれて来た。

    それは、さっきクソデカい門の真下で、この腑抜けカス男には全く欠けていた勇気である

     そうして、またさっきこの馬鹿かい門の真上へ瞬間的に上って、この老婆を人間離れした動きで捕えた時の

      勇気とは、全然、完全に反対な方向に動こうとするデカ勇気である。下人は、超苦しい

  饑死をするか大盗人王になるかに、まったく一瞬たりとも迷わなかったばかりではない。その時の

   この最低男の心もちから云えば、苦しい苦しい饑死などと云う事は、ほとんど、考える

    事さえ出来ないほど、意識の完全な外に追い出され倒していた。

「きっと、そうか。」

老婆の話が完ると、下人はメチャメチャ嘲るような声で念を押しに押した。

 そうして、一〇〇〇足前へ出ると、不意に右の手を面皰から七尺離して、老婆の襟上を

  神速でつかみながら、噛みつくようにクソデカい声でこう云った。

「では、己が完全引剥をしようとまったく恨むまいな。己もそうしなければ、二時間後に饑死をする体なのだ。」

韋駄天異名をとる下人は、目にも止まらないほどすばやく、老婆の着物を完全に剥ぎとった。それから丸太のように太い足に

 しがみつこうとする老婆を、超手荒く死骸の上へ蹴飛ばし倒した。梯子

  口までは、僅に五千歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった

   檜皮色の着物をわきにかかえて、マジでまたたく間に死ぬほど急な梯子を夜のドン底へ

    かけ下りた。

しばらく、まさしく死んだように倒れていた糞老婆が、巨大死骸の中から、その全裸

 あまりに醜すぎる体を起したのは、それから本当に間もなくの事である。老婆は

  つぶやくような、うめくようなクソうるさい声を立てながら、まだ太陽のように燃えさかっている火の

   まばゆい光をたよりに、梯子の口まで、えげつないスピードで這って行った。そうして、そこから

    びっくりするほど短い白髪を倒にして、クソデカ門の真下を覗きこんだ。

     外宇宙には、ただ、黒洞々たる極夜があるばかりである

下人の行方は、マジで誰も全然知らない。

https://anond.hatelabo.jp/20200611125508

https://read-assist-dxn.web.app/contents/rashomon_all_pc.html

2020-06-11

クソデカ羅生門

ある日の超暮方(ほぼ夜)の事である。一人の下人が、クソデカ羅生門の完全な真下で雨やみを気持ち悪いほどずっと待ちまくっていた。

 馬鹿みたいに広い門の真下には、この大男のほかに全然誰もいない。ただ、所々丹塗のびっくりするくらい剥げた、信じられないほど大きな円柱に、象くらいある蟋蟀が一匹とまっている。クソデカ羅生門が、大河のように広い朱雀大路にある以上は、この狂った男のほかにも、激・雨やみをする巨大市女笠や爆裂揉烏帽子が、もう二三百人はありそうなものである。それが、この珍妙男のほかに全然誰もマジで全くいない。

 何故かと云うと、この二三千年、京都には、超巨大地震とか破壊辻風とか最強大火事とか極限饑饉とか云うエグすぎる災が毎日つづいて起こった。そこでクソ広い洛中さびれ方はマジでもう一通りとかそういうレベルではない。旧記によると、クソデカ仏像文化財クラス仏具ものすごいパワーで打砕いて、その丹がベッチャベチャについたり、金銀の箔がもうイヤになっちゃうくらいついたりした木を、路ばたに親の仇のようにメチャメチャつみ重ねて、薪の料に売りまくっていたと云う事である。クソ治安がいいことで知られる洛中がその始末であるから正気を疑うレベルデカ羅生門の完全修理などは、元より誰も捨てて顧る者がマジで全然なかった。するとそのドン引きするくらい荒れ果てたのをよい事にして、クソヤバい狐狸がドンドン棲む。世界最強の盗人が6万人棲む。とうとうしまいには、マジで悲しくなっちゃうくらい全然取り手のないきったない死人を、この門へ猛ダッシュで持って来て、超スピードで棄てて行くと云う習慣さえ出来た。そこで、日の目が怖いくら全然まったく見えなくなると、誰でもメチャメチャ気味を悪るがって、この門の近所へはマジでビックリするくらい足ぶみをしない事になってしまったのである

 その代りまた超凶悪な鴉がどこからか、億単位でたくさん集って来た。昼間見ると、その鴉が何万羽となく輪を描いて、クソ高い鴟尾のまわりを鼓膜破壊レベルの音量で啼きながら、亜音速で飛びまわっている。ことに門の上の空が、夕焼けで思わず目を疑うくらいあかくなる時には、それが胡麻えげつない量まいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、頭おかしいくらデカい門の上にメチャクチャ大量にある死人の肉を、気が狂ったように啄みに来るのである。――もっと今日は、刻限がハチャメチャに遅い(ほぼ夜)せいかマジで一羽も見えない。ただ、所々、ほぼ崩れかかった、そうしてその崩れ目にメチャメチャ長い草の森のごとくはえ倒したクソ長い石段の上に、鴉のえげつなく臭い糞が、点々と白くこびりついているのが見える。下人は七千万段ある石段の一番上の段に、洗いざらしてほぼ透明になった紺の襖の尻を据えて、右の頬に出来まくった、クッソ大きな面皰を気にしながら、メチャメチャぼんやり、とんでもない豪雨のふりしきるのを眺めていた。

作者はさっき、「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と書いた。しかし、下人は激烈豪雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはマジで全然ない。ふだんなら、勿論、クソ強い主人のえげつなくデカい家へ帰る可き筈である。所がその糞主人からは、四五日前に暇を出し倒された。前にも書いたように、当時ただでさえ最低最悪のゴミの掃き溜めである京都の町は一通りならず衰微しまくって本当に惨めな感じになっていた。今この最強にヤバい下人が、永年、犬のごとくこき使われていた主人から、暇を出されたのも、実はこの大衰微のクソしょぼい小さなさな余波にほかならない。だから「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と云うよりも「クソヤバい豪雨にふりこめられた下人が、マジで全然行き所がなくて、超途方にくれていた」と云う方が、完全に適当である。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のヤバい下人のUltimet-Sentimentalisme of the Godsに影響した。申の刻下りからふり出した大雨は、いまだに上るけしきが全然かけらもない。そこで、のちに剣聖と呼ばれる最強の下人は、何をおいても差当り明日の暮しをメチャメチャどうにかしようとして――云わば絶望的にどうにもならない事を、どうにかしようとして、悲しくなるくらいとりとめもない考えをたどりながら、さっきからアホみたいに広い朱雀大路にふる豪雨の音を、聞くともなく聞いていたのである

 豪雨は、トチ狂ったクソデカさの羅生門をつつんで、メチャメチャ遠くから、ざあっと云う轟音をあつめて来る。夕闇は次第に空をびっくりするほど低くして、見上げると、超巨大門の超巨大屋根が、斜につき出した超巨大甍の先に、ドチャクソ重たくうす暗い雲を嫌になるくらい支えまくっている。

 どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる遑は本当にマジでまったくない。選んでいれば、築土の真下か、道ばたの土の真上で、超苦しい饑死をするばかりである。そうして、このガチ世界デカい門の上へ猛スピードで持って来て、きったない犬のように超速で棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――巨大下人の考えは、何度も寸分たりとも違わず完全に同じ道を低徊した揚句に、やっとこの局所へ逢着した。しかしこの「すれば」は、マジでいつまでたっても、結局「すれば」であった。クソザコ下人は、手段を選ばないという事をエグ肯定しながらも、この「すれば」のかたをつけるために、当然、その後に来る可き「世界最強の盗人になるよりほかに仕方がない」と云う事を、積極的肯定するだけの、莫大な勇気が出ずにいたのである

 下人は、意味わからんくらいクソ大きな嚔をして、それから死ぬほど大儀そうに立上った。南極かってくらいに夕冷えのする世界最悪の罪の都京都は、もう火桶が8億個欲しいほどのガチえげつない寒さである暴風は信じられないほどデカい門の巨柱と巨柱との間を、クソヤバい濃さの夕闇と共にマジで全然遠慮なく、吹きぬけまくる。丹塗の超巨大柱にとまっていた象サイズの蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。

 下人は、頸を人間限界を超えてちぢめながら、山吹の汗袗に無理やり重ね倒した、紺の襖の肩を物理的にありえない動きで高くしてクソデカ門のまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩メチャメチャ楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、クッソ長い夜を明かそうと思ったかである。すると、幸い超巨大門の上の宮殿並みにデカい楼へ上る、幅のバカ広い、これも丹をキチガイみたいに塗りたくった梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ臭くてきったない死人ばかりである。下人はそこで、腰にさげた巨大な聖柄の大太刀が鞘走らないように気をつけ倒しながら、藁草履はいた巨大な足を、そのバカかい梯子の一番下の段へ渾身の力でふみかけた。

 それから、何百分かの後である。クソデカ羅生門の楼の上へ出る、幅のアホみたいに広い梯子の中段に、一人の巨大な男が、猫のように身をちぢめまくって、ヤバいくらい息を殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす大火炎の目を灼く光が、かすかにその男の右の頬をぬらしている。えげつなく短い鬚の中に、とんでもなく赤く膿を持った巨大な面皰の大量にある頬である。巨下人は、始めから、この上にいる者は、臭死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三千段上って見ると、上では誰か燃え盛る大火をとぼして、しかもその大火をそこここと疾風のごとき速さで動かしているらしい。これは、そのドブのように濁った、この世の理を超えて黄いろい光が、すべての隅々に巨大人食い蜘蛛の巣をかけた天井裏に、激しく揺れながら映ったので、メチャすぐにそれと知れたのである。この豪雨の夜に、このクソデカ羅生門の上で、世界すら灼く業火をともしているからは、どうせただの者ではない。

 下人は、巨大な守宮のように足音をぬすんで、やっとクソ急な梯子を、一番上の段まで這うようにして上りつめた。そうして体を出来るだけ、紙のように平にしながら、頸を出来るだけ、ろくろっ首のごとく前へ出して、恐る恐る、巨大な楼の内を覗いて見た。

 見ると、地の果てまで広がるがごとき楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの山のように巨大な死骸が、無造作に棄ててあるが、業火の極光の及ぶ範囲が、思ったよりクソ狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に完全に全裸の死骸と、メチャクチャ高級な着物を着まくった死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、生きていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏ね倒して造った人形のように、口をヤバイくらい開いたり手をキロ単位で延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの山くらい高くなっている部分に、ぼんやりした猛火の光をうけて、クソ低くなっている部分の影を一層超死ぬほど暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。

下人は、それらの超ビッグ死骸のメチャメチャくっせえ腐爛した最悪の臭気に思わず、鼻を掩って掩って掩いまくった。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を完全に忘れ尽くしていた。あるハチャメチャに強いクソデカ感情が、ほとんどことごとくこの最強男の嗅覚を奪ってしまたからだ。

 下人の巨眼は、その時、生まれてはじめてその激臭死骸の中に蹲っている最低最悪醜悪人間を見た。檜皮色のきったねえ着物を着た、ノミのように背の低い、ナナフシのように痩せこけた、白銀髪頭の、豆猿のような老婆である。その老婆は、右の手に大火炎をともした最高級松の巨大木片を持って、その大死骸の一つの巨顔を覗きこむように眺め倒していた。髪の毛のクソ長い所を見ると、多分傾国美女の死骸であろう。

 下人は、六〇〇分の恐怖と四〇〇分の知的好奇心とにつき動かされ続けて、暫時(七十二時間)は呼吸をするのさえ忘れていた。旧記の記者の語を全て丸々借りれば、「頭身の剛毛も一生太り続ける」ように感じまくったのである。すると糞老婆は、高級松の大木片を、床板の間に狂ったように挿して挿して挿し倒して、それから、今まで眺め続けていた大死骸の首に両手をかけると、丁度、大猿の親が大猿の子の虱を全部とるように、そのバカ長い髪の毛を一〇〇〇〇本ずつ抜きはじめた。髪は手に奴隷のように従って抜けるらしい。

 その髪の毛が、一〇〇〇〇本ずつ抜けるのに従って、下人の腐りきった心からは、恐怖が少しずつ完全に消えて行った。そうして、それと完全にピッタリ同時に、この老婆に対する想像を絶するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、この糞老婆に対すると云っては、語弊がありすぎるかも知れない。むしろ、この世に存在しうるありとあらゆる悪に対する巨大な反感が、一分毎に強さを等比級数的に増して来たのである。この時、誰かがこの最強正義体現たる下人に、さっき門の真下でこの性根の腐ったドブ男が考えていた、超苦しい饑死をするか世界最強の盗人王になるかと云う世紀の大問題を、改めて持出したら、恐らく清廉潔白高潔下人は、マジで何の未練のカケラもなく、本当にめちゃめちゃ苦しい饑死を選んだ事であろう。それほど、この男の中の男のあらゆる悪を世界一憎む心は、老婆の床に挿しまくった最高級松の大木片のように、超勢いよく燃え上り出していたのである

 大馬鹿で学のない下人には、勿論、何故糞老婆が死人の髪の毛を抜くか本当に一切わからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいかマジでまったく全然知らなかった。しか馬鹿下人にとっては、この豪雨の聖夜に、このクソデカ羅生門の真上で、大死人のぬばたまの髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に絶対に許すべからざる世界最低の悪の中の悪であった。勿論、クソアホ下人は、さっきまで自分が、世界一の大盗人王になる気でいた事なぞは、とうの昔に忘れきっていたのである

 そこで、下人は、両足に剛力を入れまくって、超いきなり、大梯子から千里(約一万二千メートル)上へ飛び上った。そうして世界最高の名刀と謳われる聖柄の大太刀に手をかけながら、超大股に老婆のど真ん前へ歩みよった。老婆が死ぬほど驚いたのは云うまでもない。

 老婆は、一目下人を見ると、まるで攻城弩にでも弾かれたように、天高く飛び上った。

「おのれ、どこへ行く。」

 最強下人は、雑魚老婆が大死骸全てに無様につまずきまくりながら、可哀想なくらい慌てふためいて逃げようとする行手を完全に塞いで、こう罵りまくった。糞老婆は、それでも神速で巨大下人をつきのけて行こうとする。剛力下人はまた、それを絶対に行かすまいとして、ものすごい力で押しもどす。二人は巨大死骸のまん真ん中で、しばらく、完全に無言のまま、つかみ合った。しか勝敗は、宇宙のはじめから誰にでも完全にわかっている。下人はとうとう、老婆の腕を馬鹿力でつかんで、無理にそこへ叩きつけるようにねじ倒した。丁度、軍鶏の脚のような、本当に骨と皮ばかりの細腕である

「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

 下人は、老婆を全力でどつき放すと、いきなり、大太刀の鞘を瞬間的に払って、白いミスリル鋼の芸術品のように美しい色をその眼の前へつきつけた。けれども、極悪老婆は完全におし黙っている。両手をわなわな高速でふるわせて、強肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ完全に飛び出そうになるほど、ありえないくらい見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、最強下人は始めて明白にこの糞老婆の生死が、全然自分の完全なる自由意志にまったく支配されていると云う事をめちゃくちゃ意識しまくった。そうしてこの超意識は、今までけわしく燃えさかっていた巨大憎悪の心を、いつの間にか絶対零度まで冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、ある大仕事をして、それが超円満にめちゃくちゃうまく成就した時の、人生最高の安らかな得意と大満足とがあるばかりである。そこで、有能下人は、老婆をはるか高みから見下しながら、少し声を柔らげてほとんど聞き取れないほどの超早口でこう云った。

「己は検非違使の庁の役人などでは断じてない。今し方この巨門の真下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけまくって、どうしようと云うような事は神仏に誓って絶対にない。ただ、今時分この巨大門の真上で、何をして居たのだか、それを己に話しまくりさえすれば最高にいいのだ。」

 すると、糞老婆は、超見開いていた眼を、構造的にありえない形で一層大きくして、じっとその下人のブッサイクで気持ちの悪い巨大な顔を見守った。

まぶたの超赤くなった、凶暴肉食最恐鳥のような、めちゃくちゃ鋭い眼で見まくったのであるそれから、本当に醜い皺で、ほとんど、鼻と一つになったタラコ唇を、何か金剛石のごとく硬い物でも噛んでいるように動かした。極細い喉で、針のように尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、凶鴉の啼くような汚い声が、喘ぎ喘ぎ、下人の大耳へ伝わって来た。

「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、巨大鬘にしようと思うたのじゃ。」

 天下無双の無敵下人は、老婆の答が存外、めちゃくちゃ平凡なのに自殺したくなるくらい本当に失望した。そうして極限まで失望すると同時に、また前の強烈な殺意内包した本気の憎悪が、氷のように冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へ大量にはいって来まくった。すると、その超メチャメチャ剣呑な気色が、先方へもテレパシーのごとく完全に通じ倒したのであろう。雑魚老婆は、片手に、まだ大死骸の頭から奪いまくったバカ長い抜け毛を大量に持ったなり、蟇のつぶやくようなクソ小声で、口ごもりながら、こんな事を云った。

「成程な、死人の髪の毛を抜くと云う事は、何ぼう滅茶苦茶に悪い最低の事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、八岐大蛇を四寸ばかりずつに切って干したのを、干巨大怪魚だと云うて、太刀帯の陣へ売りに往んだわ。大疫病に五回かかって死ななんだら、今でも毎日売りに往んでいた事であろ。それもよ、この女の売る干巨大怪魚は、味が頬が落ちるほど本当によいと云うて、太刀帯どもが、絶対毎日欠かさず菜料に買いまくっていたそうな。わしは、この女のした事が人類史に残るほどに悪いとはまったく思うていぬ。せねば、とてつもなく苦しい饑死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も超悪い事とは全然思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、超苦しい饑死をするじゃて、マジ仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その本当に仕方がない事を、よく知っていたこの極悪女は、大方わしのする事も大目に見まくってくれるであろ。」

 老婆は、大体こんな意味の事を超早口で云った。

 巨大下人は、大太刀を瞬きの間に鞘におさめて、その大太刀の美しい柄を左の手でおさえながら、死ぬほど冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、メチャメチャ赤く頬に膿を大量に持った超大きな面皰を気にしまくりながら、聞いているのであるしかし、これを聞いている中に、下人の史上空前に邪悪な心には、あるクソデカ勇気が生まれて来た。それは、さっきクソデカい門の真下で、この腑抜けカス男には全く欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの馬鹿かい門の真上へ瞬間的に上って、この老婆を人間離れした動きで捕えた時の勇気とは、全然、完全に反対な方向に動こうとするデカ勇気である。下人は、超苦しい饑死をするか大盗人王になるかに、まったく一瞬たりとも迷わなかったばかりではない。その時のこの最低男の心もちから云えば、苦しい苦しい饑死などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の完全な外に追い出され倒していた。

「きっと、そうか。」

 老婆の話が完ると、下人はメチャメチャ嘲るような声で念を押しに押した。そうして、一〇〇〇足前へ出ると、不意に右の手を面皰から七尺離して、老婆の襟上を神速でつかみながら、噛みつくようにクソデカい声でこう云った。

「では、己が完全引剥をしようとまったく恨むまいな。己もそうしなければ、二時間後に饑死をする体なのだ。」

 韋駄天異名をとる下人は、目にも止まらないほどすばやく、老婆の着物を完全に剥ぎとった。それから丸太のように太い足にしがみつこうとする老婆を、超手荒く死骸の上へ蹴飛ばし倒した。梯子の口までは、僅に五千歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった檜皮色の着物をわきにかかえて、マジでまたたく間に死ぬほど急な梯子を夜のドン底へかけ下りた。

 しばらく、まさしく死んだように倒れていた糞老婆が、巨大死骸の中から、その全裸のあまりに醜すぎる体を起したのは、それから本当に間もなくの事である。老婆はつぶやくような、うめくようなクソうるさい声を立てながら、まだ太陽のように燃えさかっている火のまばゆい光をたよりに、梯子の口まで、えげつないスピードで這って行った。そうして、そこから、びっくりするほど短い白髪を倒にして、クソデカ門の真下を覗きこんだ。外宇宙には、ただ、黒洞々たる極夜があるばかりである

 下人の行方は、マジで誰も全然知らない。

 

2020-05-09

anond:20200509205536

やさしさは吹き溜まりみたいな所にはあるで。

よく見える場所草木も生えない暴風ジェットストリームロードなんや。仕方ないね

2020-03-14

付き合う前のデート

植物園に行ったら途中からメチャクチャに天気が崩れて、暴風で折れたマツの枝が落ちてきたり噴水が風に煽られて水を撒き散らしたりしてた

台風でもないのに歩くのに支障が出るような風で、温室に避難しようと歩いてたら警備員さんに「危ないかあんまり出歩かないように」と言われたのが思い出深い

デートとしては失敗…かと思いきやそうでもなく、非日常感があって2人とも結構笑っていたと思う

そんな彼女ももうすぐ交際3周年 仲良くやっているけど植物園に誘うと嫌がられる(植物そんなに好きじゃないらしい!)

デート場所とか内容って結構どうでもいいんじゃないかと思う今日このごろ

2020-03-13

バリュウム性切れ痔の彼方

健康診断バリュウム飲んださ

グラビティ0後に下剤飲んださ

水をたくさん飲んださ

時間位で白い水便が吹き出たさ

なんか出し切った感がなかったさ

翌朝、猛烈な便意が到来したさ

何も考えずに便座に座ったさ

ありえないほどの激痛が肛門を襲ったさ

居残り組のバリュウムの固形物だったさ

まるで先の尖ったプラスティック人形のようだったさ

いかかる便意を抑えつつゆっくりと出したさ

鋭利プラスティック肛門の栓の役目をしていたさ

大腸の中は暴風が荒れ狂う時化ようだったさ

10分の格闘虚しく決壊したさ

便所が血の海になったさ

何かを失った気がしたさ

2020-02-28

Covid-19禍に災害対策基本法適用できるか

Covid-19で政府対応が後手後手という指摘があるが、今回の案件はほぼWHOの腐敗と中国の隠ぺいだったため

いずれにせよパンデミックは防げないってことなんだけど、今後発生する様々な問題、たとえば企業資金繰り等を

勘案すると、今回のコロナの件に災害対策基本法適用できないかと考える。

災害対策基本法では

内閣府防災ホームページ http://www.bousai.go.jp/shiryou/houritsu/001-1.htmlより

二条  この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

 一  災害 暴風豪雨豪雪洪水高潮地震津波噴火その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害をいう。

今回のコロナウイルスは、自然にあった新しいウイルスが人体に大きな被害を与えたとあって、その他の自然現象に類するのではないかと思っている。

かなり無茶な論法からできれば改正してくれればいいんだけどね。

災害対策基本法適用できれば、激甚災害認定補助金投入をはじめとした国費の投入

トップダウン形式災害対策本部の設置が可能になる。また内閣府防災はそれらに必要

人材を流動的に呼び出せるので、厚生労働省を呼ぶのも容易だし、関連メンバーを一気に集め

地方自治体との連携リエゾンを駆使して行うことが可能になる。

また、今後の問題等の教訓に今後は防災対策をとることもできる。

東京防災などの書籍ウイルス禍に関する対応方法を書いたり、マスク代用方法を書くことも可能だ。

また、災害対策基本法における災害緊急事態条項の1を別運用として、不足物資流通制限を仕掛けることも必要だと思われるが

災害対策基本法適用できれば色々なことが 特に情報集積や地方自治体との連携が容易になるので

なんとか通してほしいところ。

と、たぶん自民党はとっくに考えていそうではる。コロナ専用予算を立てないことを見ればそうするつもりなのかな。

2020-01-28

西日本民ですけど

ものすごくキレイに晴れてまーす!!

昨日は凄まじい雷雨でした!!!

ワンチャン雪で出社しないで済むかも?から歯ぎしりして出勤した東京のみなさーん!!!

お帰りの頃に暴風雷雨かもよ!!!!!やったね!!!!!!

2019-10-26

昔の人ってなんで「台風」を知らなかったの?

「何か知らんけど毎年八朔から秋分にかけて異様に暴風雨になったりするけど何で?」とか疑問に思わなかったのだろうか?

朝廷とか幕府役人諸国から訴状を調べてみたところ「薩摩で暮れ六つに暴風まり、子ノ刻に尾張にて風雨甚だし河川溢る。江戸明け六つに暴風にて屋敷の瓦剥がれ落ち、明くる午ノ刻陸奥にて暴風あり」

とかの知見みたいなのを得て「これは移動性の低気圧である」という結論を出せなかったのだろうか?

卑弥呼くらいの時代から知ってたんじゃないの? 農耕とか治水って政治のものじゃん。

そういう事では無い。只の「夏から秋にかけて発生する暴風雨」としか認識しておらず「日本近海太平洋上で発生し、日本列島を南から北に移動し各地に被害を及ぼす熱帯性低気圧」という事は外国人に教えて貰うまで知らなかったという事をいっている。

「今朝に多摩川洪水引き起こし暴風雨半日後には最上川を氾濫させる事になる」という一般的知識江戸時代の人々は持ってはいない。「台風を知らない」事とは、つまりそういう事。

2019-10-17

台風地震が同時に来なくてよかった

伊勢湾級の超大型台風関東上陸している時に南海トラフ巨大地震が起きたら、大雨による洪水津波が合わさって大惨事だったし、土砂災害も大雨で地盤がゆるくなったところを地震で揺らされるナイスな合わせ技でとんでもないことになっていたし、地震で倒壊した建物瓦礫などが暴風によって宙に舞っていた。

家を壊されて埋まるか溺れるか切り刻まれるか選べって話だ。選べないが。

台風地震が示し合わせて片方ずつやってきてくれるなんてことはないから、可能性としては同時に起きることはあり得る。同時に来なかったのは我々が幸運だっただけに過ぎない。

地震呼応して富士・浅間・箱根その他関東近辺の火山が一斉に大噴火するとさらヤバイ

こんな過酷環境自分は生き残れる気がしない。

もし日本を滅ぼして新しい国家を作りたい人がいたら絶好のチャンスだね。

2019-10-15

水害に遭う人って何を考えて生きてるの?

水害に遭う人っていったい何を考えて生きてるのかが気になる。

地震暴風竜巻なんかで被害に遭う人はわかるんだよ。しゃあないよなって思うよ。

でも今回の台風19号みたいに大雨で川が氾濫して、みたいな水害って、事前にハザードマップやらでわかってることじゃん。

なんで大雨で沈むような場所思考停止で住んでんの? 

なんで事前にホテルなり取って避難してないの?

金がないとか仕事があるとかホテルとれなかったとか理由があっても、例えばレンタカー借りて立体駐車場適当車中泊して過ごすとかいくらでも方法あるじゃん

一体どんだけ頭を使ってなかったらギリギリ避難所に逃げ込むような状態になんの?

どういう思考回路してたら自衛隊が来るまで沈みかけた家で呆然とする羽目になんの?

ニュース映像を見るたびに、マジで普段から何を考えて生きてるんだろって気になるわ。

2019-10-14

台東区擁護する連中は人倫に悖る

暴風の中避難所から追い出すという行為は、最悪の場合人を死に至らしめるものである

路上生活者がしがみつこうとした避難所という舟板に、先にしがみついていたのは人命ではなく一晩の快適さでしかない。

たった一晩快適に暮らせるかどうかと、人命とを比べて前者を選べる人間には恐怖を禁じ得ない

2019-10-12

anond:20191012232016

なんでだろうね…

暴風圏内のはずだけど全然風吹いてないね、もう

anond:20191012173803

暴風ピークが2~3時間で終わり、停電するでもなく、元から浸水するような土地でもないので

別にどーってことなかったなぁ

2019-10-11

明日スロット行ったら設定つくんじゃねえか」

「どうせ入っちゃえば外がどれだけ荒れてても関係ないしな」

ゲラゲラ

という会話を今日同僚がしていて

正常化バイアスのお手本かよ、と思って感動した。

あいつらの家の窓が割れ暴風吹き込んで風圧で扉が開けられなくて無理やり開けたところで指はさんで切断する羽目になりますように。

台風怖いよぉ

直撃ルート半日暴風圏だよぉ

深夜に家が壊れたらどうしたらいいの…

2019-10-10

「備えを万全に」は正しくない

正しくは「首都圏から逃げて」だと思う。

伊勢湾級の台風

千葉クラス暴風

大潮と重複、高潮危険

・400mmを超える雨で洪水危険

これが首都圏を直撃するんだ。間違いなく誰も体験したことのないことになる。超過密都市が受ける災害としては世界最大規模になるかもしれない。

はっきり言って備えてどうこうできるもんじゃないよ。バッテリーや水を多少買い込んでどうにかなるレベルじゃないよ。

もし千葉みたいなことが都内で起こったらどうなるか。大渋滞インフラ死ぬ電気の復旧はままならない。基地局が電源枯渇したら携帯もつながらなくなって詰む。都心インフラはノーミス前提でないと回らないんだよ。

から「備えよう」は間違っている。必要なのは逃げることだ。地震と違って台風は「ほぼ完全に予測された見えている災害」なんだ。

遠くの温泉でも実家でもいい。さいわい3連休だ。特に予定のない人は首都圏から離れて台風をやり過ごしてくれ。もし何もなかったらそれでよかったで済む。もし何かあったら、そのまま地方で復旧するまでやりすごしてくれ。どうせ仕事どころではなくなるから

仕事で離れられない人や、動きたくても動けない人もたくさんいる。その人のために過密をできるだけ減らしてあげてほしい。

いのちをだいじに

2019-07-29

婚活アプリ出会った犬食い最低男の話

増田でも、婚活出会った地雷案件投稿最近は増えた気がする。わたしも以前なかなかパンチの効いた案件を引いて、それを書いてみたら人気エントリに載った。婚活とは奇妙な男たちとの出会いの連続である

この前会った男はその中でも群を抜いて「やばい相手だった、今まで会った人たちはめちゃくちゃ「まし」なのでは?切り捨てなくて良いのでは?むしろ優良物件の宝庫では?と真顔になってしまう程度にその相手は「やばい」奴だった

まず、メッセのやり取りからし気持ち悪くて仕方なかった。彼からメッセージ付きいいねというものを受信して、それにいいねを返す形でやり取りが始まった。

そもそもメッセージ付きいいねというのは「きもいな」と思われるツールだと思う。それが自分好みの相手からだったら「嬉しい」けど、不細工から「気が合うと思う」などと書かれた日には無言ブロックから運営通報である。彼からメッセージ付きいいねも「きもいな」と感じたが、顔は比較的まし、都内一等地住みということで、生理的嫌悪感よりもスペックを選んでいいねを返した。

相手マッチングして浮かれてるような文章だった「こんにちは!」「〇〇といいます!」「〇〇なんですね!!」と全てに「!」がついていて「うるせぇな」と思った。こちらの返信がだるさのあまり遅れてくると、焦ってるのか早い段階でアポを取り付けてきた。その日は別の一軍男子とのディナーで都内に出る用事があったので「タダ飯すっかな」と了承した。

待ち合わせの場所時間を決める前に「では当日」と相手クローズに向かってブチ切れそうだった。「時間を決めませんか?」って聞いたら勝手半日拘束を指定してきて「んだコラ!?」ってなった。こっちはてめぇと違って暇じゃねぇから~。段取りの悪さを暗に指摘したら「すみません😰」である地獄に落ちて欲しい。

ここら辺で切ればよかったのだが、世の中にはどれだけ酷い人間がいるのか見たい。面を拝んでみたい。写真よりブスなのか?と好奇心が勝ってしまった。好奇心は人を殺すよ。

男性たちよ、ドタキャンされたくないなら1日一通でいいからやりとりを続けた方がいい。日がすぎるにつれやり取りしない相手記憶の彼方に飛ばされていく。前日までにリマインドがなければそのまますっぽかそうとしていたが、リマインドが来てしまった。ちゃっかりしてんなと思いつつ、まあディナーの用事は変わらないので「はい」「わかりました」とだけ冷たく返信した。

待ち合わせ当日、昼過ぎの待ち合わせにも関わらず朝7時頃に「今日はこんな服装です」と連絡が来た。早すぎだろ。気合い入っててきもいなと朝からテンションが下がる。「Tシャツ、半ズボンサンダル」というおよそ清潔感のない服装メッセに書かれていることにまた苛立った。わたしプロフ写真も、好きなブランド女子アナのような清楚系をチョイスしていたので「相手に合わせようとか、なんも考えてねぇんだろうな」と思った。

待ち合わせは某駅ビル指定した。日焼けと暑さが嫌だからである。「暑いので室内にしましょう」と気を利かせた感もだしておいた。なのに奴は駅ビル微妙に屋外に出てるクソ暑い場所にいたのである馬鹿か?ドタキャンもやむなしと待ち合わせ場所で偵察している時も落ち着きなくうろうろ歩き回っていて恥ずかしかった。なぜ直立して待てないのだろうか。小学生でも奴よりは落ち着いてると思う。何度も「どんな服装ですか?」とメッセ追撃がきて、観念して挨拶したが、目は一切合わせなかった。嫌悪感丸出しにも関わらず相手はにやにやと笑っていた。気色悪っ。

休日の昼間である、店はどこでも混んでいる。某駅ビルレストランもどこも満席だった。でもわたし駅ビルで買い物がしたかったので移動したくなかった。そんな時に奴は「気に入ってるカフェがあるので」と移動を提案してきた。どこに向かうのだろうと思っていたら、あろうことかわたしが来た方向に戻るような形で某チェーン店に向かい始めた。いや、先に言っとけよ!途中下車したわ!

途中暴風で、巻き髪も前髪も全て崩れてブチ切れ寸前だった。嫌味ったらしく「いつもは地下道なのでこんな暴風にはあいません」と言った。田舎者土地を知らなくて嫌いだ。こいつは生まれてこの方東京都民らしいが、わたしには田舎くせぇ芋にしか見えなかった。

メニューを決める時も人のスマホを覗いてきて気分が悪かった。「見ないでください」と伝えるが、罰が悪そうに笑うので余計に腹がった。いちいち人の地雷を踏み抜く男である。当てつけに他の男にメッセを返していたらわざとらしく視線を逸らして鼻歌なぞ歌い始めていた。落ち着きが無さすぎである餓鬼か。

そして、この後が最大にして最悪な地雷男の本領発揮である

奴は自分の前に置かれたパスタを、まるで犬のように顔を皿に近づけて食べ始めた。フォークで大量に掻き込む。顔を上げる。頬に入れた食材を大仰に噛み砕いている。口の中のものが無くなると、また、犬のように皿に顔を近づける。それをエンドレス。肘をついたり、片手しかテーブルに出ていない時も多く、およそマナー皆無な食べ方で不愉快しかなかった。わたしはその姿を見て食欲がなくなってしまった。

あちらが食べ終わると、あろうことか椅子の上に片膝を立てて、わたし食事を見つめてくる。ギブアップだった。すぐにトイレに駆け込み、吐き気を抑えながら歯磨きをして「出ましょうか」と伝えた。相手は「?」を浮かべていたが、わたしカバンを持ってか立ち上がったので慌ててついてきた。「今日ありがとうございました」と一息で言うと炎天下の中を駆け足で雑踏に逃げ込んだ。相手が追いかけてきてるのではと気が気ではなかった。地下鉄に乗って、数駅だけ逃げて、またディナーのためにターミナル駅に戻った。

LINEは交換してないかアプリは逃げ込んだ電車の中でブロックした。こんなにも酷い人間がいては困るなと思った。相手は無言ブロックされたこからなにか察してくれるのだろうか?わたしは犬と食事できるほど寛容ではない。

わたしも人のことをとやかく言えるほどマナー完璧人間ではないが、相手気持ちよく過ごせるようにできるだけ丁寧に気をつけてお茶を飲み、ご飯を食べている。婚活とは面接だ。まして初回など、緊張感を持って取り組むべきだと思う。思うし、わたしは緊張感を持って取り組もうとした。

彼の同僚や上司は、あの食べ方を見てなんとも思わないのだろうか?彼は実家暮らしだったはずだが、両親は何も思わないのか?無礼は悪だと痛感した日だった。

2019-07-15

anond:20190715180724

新選組追い風も向かい風もないけど、野党やらなんやらは暴風でめちゃくちゃされてるからじゃね?

2019-05-31

メイプルストーリー キャプテン 考察

最近職業考察があるみたいなので、

JMSにおいて不人気職と呼ばれるキャプテン考察をテキトーにしてみようかと思います

ちなみに著者はハードボスの固定PTに参加する程度の火力です。

 

ベースゆかりサーバー対ボス職業強さ表【ゼロ】 - メイプルエアプレイヤー記事を参考にしてます

 

1.パーティ支援スキル

5次スキル冒険家海賊共通スキルパイレーツフラッグ

 MP500消費、30秒間海賊の旗を召喚

 海賊の旗の周辺にいるグループメンバーAPを直接配分した全ステータス10+d(x/2)%増加、モンスター防御率10+d(x/2)%減少

 クールタイム60-x秒|

 

Lv.30(MAX)でALLステ25%・防御無視25%上がる キャプテン唯一のパーティ支援スキル

30秒しか持たないけれどLv.30だとCTが30秒になるので、使いやすくなります

ちなみにこのスキルが使えるのはバイパーキャプテンキャノンシュータージェットのみ

MAXまで上げといたらグル員に喜ばれるから上げとくべし。これ以外グル員に役立つものもないし。

 

2.バイン

固有バインドはありません。

5次スキル共通スキル・よろず・ルシードイヤリングを使いましょう。

 

3.生存ユーティリティ

状態異常を肩代わりしてくれるスキルがあります

 

3次スキルアセンブルクルー、4次スキルクルーコマンダーシップ

 ノーチラスにいる船員をランダムで2人召喚するスキル

 召喚する船員によって効果が異なる。

 

召喚した船員が状態異常を肩代わりしてくれます

ただし、一度肩代わりしたら再度出し直すまでは肩代わりした状態異常は解除されないので、

早く解除したいとき戦艦ノーチラスでCT減少させましょう。(後述)

 

無敵に関しては特にないので、カメカメを使うのが無難でしょう。

ちなみに3rdVで追加されたノーチラスアサルトに無敵効果があるはずなのですが、

バグなのか仕様なのかわからないですが発動しません。

 

4.移動スキル

移動スキル冒険家の中でも1,2位を争うレベルで揃っていると思います

但し、どのスキルもクセが強いので慣れるまでは大変です。

 

1次スキル:オクトプッシュ

冒険家の中で1回で一番長距離を飛べるFJ

かなり飛ぶので調整がちょっと難しい。

 

1次スキルダッシュ

キャプテンをする上でテクニック面で重要になるスキルの一つ。

ダッシュ使用したテクニックについては後述します。

 

2次スキルバックステップショット

後ろ方向に跳ねて移動するスキルこちらもテクニック面でダッシュの次に重要です。

連打可能なのでFJと組み合わせるとかなり長い距離を移動できます

また、FJで飛びすぎたときキャンセルにも使えます

敵の攻撃ウィルの足とか)を瞬時に避けたりもできるので、扱えるようになってるといいと思います

 

2次スキルウィンズ

上方向に飛ぶスキル

ウィンズ単体で使用すると、キーダウン中は空中浮遊することができますが、

ダッシュと組み合わせて発動することによって空中でもスキルを打つことができます

但し、ダッシュと組み合わせた場合キーダウンでの浮遊できません。

 

ダッシュウィンズ攻撃スキル(キーダウンスキルを除く)を組み合わせて使うと、

空中で硬直なく攻撃可能なので、もはや必須テクニックと言っても過言ではないです。

狩りでもボスでも非常に役立ちますので、出来るようになっておきましょう。

 

5.瞬間火力

5次スキル:ノーチラスアサルト

 MP1500消費、最大15体の敵を攻撃詠唱中は無敵

 船体攻撃一定時間ごとに600+24*x%のダメージで6回攻撃する船体攻撃が7回発動

 一斉射撃一定時間ごとに300+12*x%のダメージ12攻撃する射撃が36回発動

 クールタイム:180秒

  

3rdVにて追加された自他職認める瞬間火力

このスキルが追加されたことによってキャプテンもまだマシな職業になったんじゃないかと思います

 

6.継続火力

まり移動しないタイプボスに対しては多彩な設置型召喚スキル達が攻撃してくれるので、ダメージソースとなります

 

7.攻撃範囲

攻撃範囲はかなり広いです。

 

4次スキル:ラピットファイア

所謂暴風キーダウンスキルハイパースキルで射程距離を伸ばせます

 

4次スキル:ファシリティレイ

横方向ともに範囲が広いです。

このスキルスキルバランシングにてコマンドが新たに追加されています

コマンド効果
スキルキーのみ射程距離が伸びるがスーパースタンス適用されない
スキルキー+↓キー射程距離は縮むがスーパースタンス適用される

 

5次スキルバレットパーティ

とにかく踊りながら攻撃する連打系スキル

横方向に広いのはもちろん、スキル連打中に移動(ウィンズ)が可能であることからかなり広範囲攻撃を当てられます

 

5次スキル:デッドアイ

 パッシブ効果:デッドアイがクールタイム中ではない場合、射程距離内の最大12体をそれぞれ照準し始め、正確に照準された時にデッドアイを使わなければ照準が解除されて一定時間後再び照準開始

 アクティブ効果MP850消費、照準してる敵を800+32*x%のダメージで6回攻撃、追加クリティカル100%

 正確に照準されるほどさらに大きいダメージを与えることができ。最大3倍まで増加

 スキル使用時、攻撃を受ける敵がスキルの最大攻撃可能モンスターの数より少ない場合は1体あたりの最終ダメージ4%増加効果

 クールタイム30秒

 

職業で1番だと思われる広範囲スキル

敵(最大12体)に対して自動的に照準を合わせ、キーを押すと照準が合っている敵に対して攻撃を行うスキルですが、

一度照準されて解除されるまでに攻撃を行えば、画面外でも攻撃可能です。

リブレで例えると、ワープ前に敵に照準を当てておいて、ワープ先で攻撃なんていうことも可能です。

しかも最大照準の状態攻撃するとダメージが3倍まで上がるので、火力面でも期待できます

狩りでも優秀なので、5次以降の狩り効率はなかなか良い方だと思います

 

.....

攻撃範囲が広いので遠くから攻撃しておけばいい良い職業だと思いがちですが、

その考えを覆すスキルこちらになります

4次スキルカウンターアタック

 攻撃を受けると4*x%の確率で、15+3*x秒間ダメージ 5+x%上昇、最大HP一定確率ダメージを負わせる攻撃にも発動。

 [パッシブ効果:受けるダメージ5+x%減少]

 

まり攻撃をくらい続けないと火力を維持できないということです。おかしいでしょこれ。

 

ボスとの戦いやす

耐久性がない・無敵スキルなし・対複数スキルが少ないといった点で劣ると思います

火力面はノーチラスアサルトの登場でかなり貢献できるようになりました。

キャプテン単一相手かつ上下移動しないボスが得意分野だと思います

 

CT管理

キャプテンは火力を出すためにCT管理重要になってきます

4次スキル戦艦ノーチラス

 MP 350消費、320+4*x%のダメージで最大15体の敵を7回攻撃クールタイム30秒

 使用するとサモンクルーラッキーダイスバトルシップボンバーの残りのクールタイム50%減少

 クールタイムの間キャプテンディグニティの最終ダメージ30%増加

 

CT管理キーとなるスキルで、使用すると他スキルCT50%減少します。

この他のスキルCT減少で一番重要なのが、4次スキルバトルシップボンバーです。

 

4次スキルバトルシップボンバー

 MP 150消費、30秒間召喚され一定の間隔で砲弾発射、発射された砲弾が敵に当たると爆発し、最大6体の敵を3回攻撃、最大2台まで召喚可能

 クールタイム:30秒

 ドンツルレス:230+3*x%のダメージ普通攻撃速度、普通の射程距離

 ブラックバーク:400+3*x%、遅い攻撃速度、普通の射程距離

 シュリンツ:105+3*x%のダメージ、速い攻撃速度、普通の射程距離

 ジョナサン:190+3*x%のダメージ普通攻撃速度、長い射程距離

 

戦艦ノーチラスでCTを減少させることによって、バトルシップボンバーを2体出すことが可能となります

召喚スキルボスダメ等のダメージが乗るため、火力ソースとして大きく影響します。

 

更に戦艦ノーチラスのCT中は4次スキルキャプテンディグニティの最終ダメージが増加します。

 

4次スキルキャプテンディグニティ

100%で発動するファイナルアタックみたいなもの

ラピッドファイアの1発分でも発動するため、実質手数2倍という驚異的なスキル

 

.....

最高火力を出し続けるには戦艦ノーチラスのCTが切れたときに即打ち直しする必要があります

バトルシップボンバー戦艦ノーチラス→バトルシップボンバー(2体目)→戦艦ノーチラス→......

 

戦艦ノーチラス自体CTが30秒で本気でCT管理しようとすると忙しすぎるので、正直あまり現実的ではないと思いますが、

できたらかなり火力は出せると思います

 

特有メリットデメリット

 

あとがき

適当な部分もありましたが、これを見てキャプテン始めようと思った方がいればいいなと思います

2019-05-21

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.台風とかの大雨で、意味がないのに傘を差し続けている人がいますが、なぜでしょうか。

あれは意味がある行為なのだ

台風時、雨や暴風以外にも独特な怪電波が発生している。

これを傘の骨組みに使われている金属が防いでくれるのだ。

電波は脳に強く影響を及ぼすため、差すことに意味があるわけだな。

もちろん、一番いいのは頭にアルミホイルを巻いておくことだが、なんせ蒸れる。

なにより見栄えが悪い。

その点、台風での傘は不恰好じゃないし、不自然じゃないだろう?

今回、学ぶべき教訓は「自然現象には自然に振舞うのが一番」ということだ。

くれぐれも頭に金属を埋め込んだりしないように。

Q.朝のラジオ体操に参加しているのですが、のっぴきならない事情で数日逃してしまいました。このままだとカードに貼られるシールが貯まらず、お菓子の詰め合わせを手に入れられません。何か方法はあるでしょうか。

いくつか方法はある。

まずは諦めずに残りの日数通い続けるのだ。

そうすれば最終日、特別に貰える可能性は大きい。

朝のラジオ体操なんてやっているような奴らだ。

多少の情と、菓子の詰め合わせの余りは持ち合わせているはず。

もし余りがないのなら、菓子を手に入れた他の参加者に“分けて”もらえ。

朝のラジオ体操なんて真面目にやるような奴らだ。

菓子だけのために参加するわけもないから、多少貰っても文句は言わないさ。

くれぐれも、変なズルはしない方がいいぞ。

よく来る人間の顔くらい、さすがに覚えられるからな。

私は拾った体操カードを持って、「娘が風邪なので代理で来た」と言って菓子を貰おうとした。

だが、運の悪いことに、その係の奴が本当の親だったのだ。

から、どうしても菓子が欲しければ最寄のスーパーなどで購入したまえ。

ラジオ体操を時給換算すれば、むしろそっちの方が割に合う。

夏休みを控えている老若男女は是非とも参考にしてくれたまえ。

2019-05-16

anond:20190514225348

満員電車を、その場の人間達の意志次第で制御可能ものだという認識そもそもまちがってる

満員電車というのは、あれは自然現象なんだよ

人間サマがとうこうできる次元現象じゃないの

台風暴風圏内ど真ん中で幼い我が子をベビーカー乗せて外出したら叩かれるだろ?

元増田はそれと同じ事してるんだよ

少なくとも元増田を叩いてる連中には元増田はそう見えてる

2018-10-21

話題社長大学の後輩

いま話題、ビ・ハイアの社長と同じ大学卒業した。数年後輩にあたる。友達の友達のそのまた友達、みたいな遠さだ。

あん田舎のしょぼくれた大学から全国的に有名になる人が出てきて驚いた。

出身大学は、以前からあった短期大学を4年制に改組する形で1995年に開学した大学で、あの社長の年齢だと2期生に当たると思う。

キャンパスはずいぶん田舎の湖畔に位置し、冬の風の強い日はキャンパススロープを暴風が吹き抜けていた。田舎自然ダイナミックさを学んだ。

私立大学のような多種多様人間が集まるわけでもなく、偏差値で輪切りにされた人たちと、ほんの少しの地元高校からの推薦枠から来た学生がいる程度で、おとなしい人たちが多かった。手近な遊び場は駅前ショッピングモールしかないんだから仕方ない。環境が人を選ぶのか、環境が人を作るのか。

研究者の質は高くて、私のいた当時は引退されていたもの日高敏隆先生もご存命で集中講義をされていた。休憩時間中にタバコをプカプカふかしておられたのを覚えている。「レポートを5行以上書いたら成績を下げられるらしい」という噂が流れたのの、5行以上書いてもそれなりの成績をもらった。その他、謦咳に接する機会はなかったが、脇田晴子さん(文化勲章受章)や黒田末寿さんも現役だった。

だけど世間的な評価は必ずしも研究者レベルと一致するわけではない。就職状況の悪さがそれを物語る。

偏差値的には産近甲龍関関同立の間ぐらい。しかし人数も少なく歴史もなかったので、私の在籍していた当時でも就職状況はさんざんだった。産近甲龍よりも悪かったんじゃないか就職支援室でOBOG就職先一覧をみたとき、ずいぶん危機感を覚えた。公立大学なのに地元役所や有力企業への就職すら、ほぼなかった。地元出身学生は「県外には行きたくない」と言っていて、毎日県外から通っていた私には衝撃的だった。そんな狭い世界で満足するのか、と。

私は県外のそれなりの職場就職したけれど、同じ大学出身者はおろか、「出身者を知っている」という人にすら会ったことがない。

一般的な県下出身であの大学卒業した人間は、東京なんかで企業することなど考えない。ギラギラした向上心はなく、のんびり暮らせたらいいや、という人がほとんどだ。

ここから先は完全に妄想だけど、あの社長は県下2位の大都市で生まれ育ったようなので、将来への危機感があったのかもしれない。結果、ベンチャーの立ち上げに参加して、自分も小さな企業を起こした。だから世間的な常識」を学ぶ機会がなくここまで来てしまったのかもしれない。起こした結果はひどいものだし、身の丈に合わなかったことをしたんだなと思う。

働きだしてから初めて見た「活躍するOB」があの社長だった。次は誰だ。生きている間に現れるのか。

2018-09-30

台風で飛んできたもの

台風24号、気をつけてね。

結構きつい風だったよ。命がやべーと思った台風は2度目かなぁ。

暴風圏に入るか入らなかいという時点で停電

これはこんなのは初体験

ところで、過ぎ去ったあと仕事場にいったら、どこかのお店ののぼりがひっかかってた。

これって、警察に届けるべきなの?

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