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2017-07-08

TVアニメハイスクール・フリート」を見よう!【第二回】

さあ、今週もやってまいりました。「ハイスクール・フリートを見よう!」のお時間です。

みなさん、もうハイスクール・フリートRUNには登録なさいましたか

登録可能人数は決まっているので、忘れて航海しないようにしてくださいね


魅力その2 艦艇のカッコよさ!

艦隊これくしょんというゲーム流行り、アニメオタク界隈でも戦艦巡洋艦駆逐艦が別物であることを理解している人も多いことでしょう。

ハイスクール・フリートに登場する「晴風」はアニメであまり題材になっていない駆逐艦

・・・なのですが、実は中身はかつての陽炎駆逐艦とは全く別物になっています

大きなお風呂がある!自販機がある!教室がある!艦橋に舵輪がある!


時代が変わり、用途が変わり、駆逐艦の中身も変わって行ったのですね・・・

そういったところに思いを馳せたり考察してみるのも面白い楽しみ方です!


中身は変わってしまいましたが、カッコよさは変わらない!

特に注目のポイントはやはり12話。全員の思いを一つにして、海を割いて武蔵へと向かっていく晴風の姿は感動ものです。

もの最終回は、あのようにありたいものだと感じました。


時間が来てしまいましたね!それではまた次の機会に!

※7/10追記

ブックマークで疑問に思われていた方がいたので。

陽炎型の舵輪は本来艦橋ではなく、操舵室にあります

アニメに興味のないおっさんを、まず4つのタイプに分けてみた

「アニメのどこが面白いのか分からない」というおっさんが見ても面白いアニメ18本 - 分裂勘違い君劇場の別館

この手の、アニメには普段興味を持ってない人へのオススメ的な記事を見て毎度思うのだけど、

そういう人たちがそもそもどういうタイプの人たちなのかということへの分析がないんだよね。

から、なんとなく自分勝手に「このへんだったら受けるかも」ってだけの羅列になってしまう。

上の記事は、まさにその典型って感じ。


いや、自分もそこんとこ科学的に分析できるわけじゃないんだけど、

まずは分類できる要素を挙げてざっくりタイプ分けし、

そのタイプごとにオススメを挙げてみれば、それなりの納得感が出たり、

同時に具体的な批判や対案も出てきやすいんじゃないだろうか。


とりあえず以下、叩き台として。

おっさん定義

上の記事に即して話を進めると、そもそもまず「おっさん」とはどの世代を指すのかを、

一応決めておく必要はあるだろう。たとえば20代から見れば30代はおっさんだが、

40代にとってはまだ若造だ。しかし50代から見たら、40代おっさんの仲間に入れてもいいとなる。


ということで、ここではとりあえず「40代後半~50代前半」としておく。

アニメ史の観点で捉えるなら、ヤマト、999ら松本零士連作品、

及びガンダムからサンライズ作品といったSF作品の大きなムーブメント

小学高校経験した世代だ。

まり当人は関心がなくても、周りにどはまりしてた奴が普通にいたので、

アニメ文化を身近に知らないわけではないおっさんの初期世代となる。

それより上になると、「アニメ」というより「テレビまんが」という初期認識があり、

子供向けという先入観がかなり強く刻まれていると考えられる。

さすがにこのへんにオススメアニメとか言ってもきついだろう。

2✕2=4つのタイプ

まず、大きく2つのタイプに分ける。

 ① 小学高校時代アニメにはまらなかったタイプ

 ② 小学高校時代アニメにはまっていたが成人して卒業したタイプ

そしてそれぞれをさらに以下の2つに分けてみる。

 A 実写ドラマ映画も見ないタイプ

 B 実写ドラマ映画は楽しめるタイプ

では、それぞれを少し具体的に考察してみよう。

①-A 小学高校時代アニメにはまらず、実写ドラマ映画も見ないタイプ

このタイプそもそもフィクションに関心がないので、ほぼお手上げだろう。

それでも何か薦めてみるなら、歴史現代社会問題表現した作品など

基本的ファンタジー要素がない、真面目なものになる。

上の記事に挙がっているのなら「この世界の片隅に」か「聲の形」がなんとかってとこか。

また、賭けにはなるが「機動警察パトレイバー 2 the Movie」のような骨太作品で、

フィクション政治社会的問題示唆する可能性に気づかせる手もある。

①-B 小学高校時代アニメにはまらなかったが、実写ドラマ映画は楽しめるタイプ

このタイプが①-Aとは別の意味できついのは、フィクションに関心がないというより、

アニメ」というもの偏見を持っている可能性があることかと。

まりおっさん」というより、この世代以上の「じじい」のメンタルを持ってるということだ。

この手のタイプには、クセがあったり、子供向けっぽいキャラデザは避けるべきだろう。

ただ①-Aほど真面目な内容である必要はなく、ライトでもきちんとストーリー性があれば

いかと思う。簡単に言えば、ノイタミナ作品ってことか。

ただ「あの花」はちょっとファンタジー要素が強いので、

うさぎドロップ」や「放浪息子」なんかはどうだろうか。

キャラデザ賛否両論あるだろうが、ベタ萌え絵じゃないしってとこでなんとか…

②-A 小学高校時代アニメにはまってたが卒業し、実写ドラマ映画も見ないタイプ

この手のタイプは、多分フィクションゆえの作り物感に覚めてしまった可能性がある。

ガンダムの設定の作り込みやストーリー性を楽しめていたはずなのに、

富野節の芝居っ気に嫌気が差して、フィクション自体から距離を置いてしまったとか。

こういう人にはSFでも実直な作品なら、また見る気を呼び起こせそうで、

現在からの延長で想像力を持てる近未来設定の「プラネテス」は薦めてみたい。

ただこの作品は序盤のタナベのウザさと、6話の忍者回で脱落してしま可能性がある。

そこを突破すれば、タナベは最高に可愛くなる上に、ストーリーもぐっと真面目に面白くなるのだが。

②-A 小学高校時代アニメにはまって卒業したが、実写ドラマ映画は見るタイプ

このタイプは成人してなんとなくアニメから距離を置くようになってしまった、

あるいはサンライズ系に飽きてきて、次の好みを探さず卒業してそのままって感じかな。

とりあえずドラマ映画は楽しめるけど、単に「アニメ」というところで

「今更なあ」という躊躇が働いているだけかもしれないので、きっかけ一つで戻ってきそう。

プラネテス」はこのタイプにより効果的な気がする。「翠星のガルガンティア」とかもいいかも。

どちらも見る者を引き込むドラマ構成主人公の悩みや成長が感じられるので、

最後まで視聴し続けたあとの満足感があるし。


とこんな感じで。

2017-07-05

まらないものをつまらないと言えない世界のはなし

アガルタがつまらなかった。

もちろん、面白かったひともいると思う。これはそういう人に向けて書いた文ではないので、引き返していただいたほうがいいと思う(と、予防線を張っておく)。

私はアガルタがつまらなくて、不快だった。この新宿ネタバレに溢れた話を、「新宿より先にやってもいい」と判断した運営には心底驚愕したし、はじめて運営意見フォームから意見を出した。ツイッターでも正直につまらなかったと言った。

しかし私がここで書きたいのは、アガルタのどこがどうつまらなくて、どこがどう不快だったかという話ではない。そういうのは書きつくされていると感じるし、それを書くためにアガルタを読み返すことすらしたくない。

私がしたいのは、アガルタ公開後にツイッターで湧いて出た『考察』についての話である

本編で提示されていない内容を元にした考察は全て妄想である、という話をしたいわけではない(その意見には全面的同意だけど、妄想してはいけないというわけではない。妄想であることを自覚して欲しいとは思うけれど)。

ただ、私が見かけた『考察』のうち、どうしても思うところがあるものが二つほど存在し、その二つがどうやら同じモノを発端として発生しているような気がしたので、ひとつの覚書としてこれを書いている。

先に言っておくと、「だからどうした」みたいな話だ。単なる思いつきのメモである。でもどうしても、それこそ「吐き出したく」なったので書く。

※あ、ここからアガルタの根幹に関するネタバレ存在するので、アガルタクリアのかたはご注意下さい。

====




というわけで、『考察』の話をしよう。

ひとつは、『アガルタ』のつまらなさ(『平坦さ』『薄っぺらさ』)はある程度意図されたものである、という『考察である

アガルタ』はすべて『不夜城キャスター』が紡いだ物語である。故にお伽噺のように平坦だし、寝物語のように淡々として、即興で紡いだがゆえにちぐはぐであり、ご都合主義がまかり通る。そういう意見である。これはかなりRTされていたように思うので、見かけた人も多いのではないだろうか。

この考察は『本編で提示されていない』とまでは言えない。『アガルタ』が不夜城キャスターの宝具によって紡がれた世界である、というのは、本編中で示唆されている内容だ。

「『アガルタ』は、(15節まで)不夜城キャスターが紡いだ『物語である。」

問題は、これがどうして「だからまらない」となるのか、という話である不夜城キャスターは千夜物語を紡いだ語り手だ。「つまらない」話など紡いだらその場で殺される、そういう状況で語り続けた語り手なのだ。その彼女が紡いだ物語が「つまらない」ものであるはずがないし、「これが不夜城キャスターによって紡がれた物語である」ということを示すために「つまらなさ」を選択する必要はない。

例えば、必要以上に大げさな展開・カルデアとはかけ離れて愉快な配役のキャラクター荒唐無稽で「楽しい物語。学園モノで言う文化祭のような? ──そういったものでも「これは『物語である」ということを示すことは十分に可能なはずだ。普通に考えて、ソーシャルゲームという「飽きられたら終わり」の世界(これはある意味「飽きたら殺される」不夜城キャスターが置かれていた状況に近いとも言える)で、わざわざ意図して「つまらない」物語提供する、そんな作り手が居るはずがない。っていうか「つまらない」と自分で思っている話を15節も書き続ける苦行をやる書き手いるか

というわけで、この『考察』は間違っていると私は思う。『物語である部分は正しいかもしれないけれど、「だからまらない」という理由にはならない。

……が、私が今言いたいのは、この『考察』が正しいかどうかについてではない。

結論を導く前に、ふたつめの『考察』について話をしよう。

こちらの『考察』は、「マシュ・キリエライトは1.5部でビースト化の道を辿っているのではないか」というものである

この『考察』は、不夜城キャスター不用意に放った発言に対し、マシュが「貴方は私達の逆鱗に触れました」(だっけ? 読み返していないので正確なものではないけど、ニュアンスとしては間違っていないはず)と発言したことに端を発する。

状況としては、(これは何処かで見た表現なのだけど)「交通事故遺族のマシュに対して、不夜城キャスターは、マシュが交通事故遺族であることを知らずに『交通事故って一瞬で死ねそうで羨ましいです』と言った」と理解するひとが多いと思う。個人的には、ロマニ・アーキマンは自らそれを選び取った(けれど、決してそうしたいわけではなかった)という点において不十分なたとえである気もするけど、まあ、その点はさして重要ではない。問題は、このマシュ此処で不夜城キャスターに対して『キレた』ことが、今までのマシュのキャラクターからすると不自然である(と感じたユーザーがいる)ため、これはマシュが『変化している』ということではないか、ということからまれた仮説である(と思う。違ってたらすみません)。

この『考察』については、1.5部のラストに辿り着くまで、正しいかどうかはわからない。わからないが、私はこの『考察』にも違和感がある。

何故なら、このマシュの言動に対して、主人公ダ・ヴィンチちゃん、シャーロック・ホームズというその場に居た面々が、違和感を覚えている描写存在しないかである

物語として仕組まれた『変化』なら、それが『変化』であるということも同時に示されるはずだ。ダ・ヴィンチちゃんが違和感を覚えるのでもいい。主人公がマシュを諌めるのでもいい。六章でマシュを激励したところのホームズだって、その役目を負うに十分だろう。けれども彼らは、マシュの『変化』に気付くことはなく、心情に理解を示した。ならば(素直に読み解くのならば)、ストーリー上は引っかかるように書かれた部分ではなく、マシュに『変化』は存在しないということだ。あれだけわかりやすく(傍点まで使って!)不夜城キャスターにマシュを挑発させた書き手が、ここで示したかったのがマシュの『変化』であり、それがビースト化の布石であるというのなら、その『変化』はもっとわかりやすく、そう、【作中の誰かが危惧を抱く】という形で提示されるはずだろう。


……それで? と。

この『考察』が気に入らないのはわかったけれど、だから何なのか、と、そろそろ思われている頃だろう。というわけで、結論に入る。

これらの『考察』は、つまり、『公式提示したもの批判してはいけない』という、ツイッターランド特有文化からまれた『考察』と言う名の言い訳なのではないだろうか?

「つまらなかった」「マシュのキャラ解釈違い」は推奨されるツイートではない、けど、自分が感じたことが正しくなかったとは思いたくない。だから彼らは『考察』するのだ。

「つまらなかったけど、つまらなかったとは思いたくない」→「つまらなかったのも公式意図したことであれば、『つまらなかった』と思うのも当然!」

「マシュの言動違和感がある。これは(私の考える)マシュじゃない」→「マシュの言動違和感があるのは、公式がそう意図して表現しているから!」

……こうして『考察』することで、「自分公式を『批判』しているのではない、寧ろ公式意図を正しく汲み取っているのだ」と言うことができる。自分が行っているのはアンチ行為ヘイトではなくファン活動であると思うことができる。

「つまらなかったのも公式意図したことであれば、『つまらなかった』と思うのも当然」という言説は、「面白かった」と感じた人の感じ方を「公式意図を汲んでいない誤ったもの」にしてしまうことや、「マシュの言動違和感があるのは、公式がそう意図して表現しているから」という主張は、マシュの怒りを当然のものと受け取った人の感情を「ビースト化に繋がるもの」と見做していることに、彼らはもちろん気づかない。


まらなかったのなら、つまらなかったと言えばいい。

アガルタのマシュが解釈違いだったなら、解釈違いだったと言えばいい。


わざわざそこに、尤もらしい理由をつける必要はない。


考察』といういかにも理性的に見える言い回しで、貴方は、他人の感じ方を(ただ「つまらなかった」というよりもずっと強く)否定してはいないだろうか? 

貴方の『考察』は、自分公式に抱いた負の感情を、無理やり納得させるものではありはしないか



まらないものをつまらないと言えない世界には、『考察』という名の妄想蔓延る。






公式ファン距離が限りなく近づいた昨今、願わくはその妄想が、公式逆輸入されてしまうことがありませんように。



(これでもしマシュのビースト化がきたとして、それなりの描写があれば受け入れないことはないけど、「アガルタから布石はあった!」って言われたら、さて、どうしようかなあ……)

2017-07-03

忘れられた人々と日本のこれから

さんざんメディア報道されていますが、2017年7月2日都議選自民党歴史的大敗北を喫し、都民ファースト過半数議席を獲得しました。

個人的には全く興味のない選挙でしたが、結果には非常に驚いており、これを受けて考えたことがあったので、ここに書き記しておくことにしました。

今回は結果は筆者にとってもかなりの衝撃的でした。

自分人生の中で、ここまで劇的に自民党が敗北した選挙を見たことがありません。

私は政治については門外漢ですが、それでも政治の流れが大きく変わろうとしていることは容易にわかます

自民党の敗北には、森友学園加計学園文科省を巻き込んだスキャンダル、また、豊田真由子議員によるパワハラ稲田防衛大臣選挙応援中の失言共謀罪強行採決など、様々な要因が絡んでいると思われます

これだけスキャンダルが重なれば選挙で逆風になるのも不思議ではない、豊田議員稲田防衛大臣問題などはダメ押し的な感じだったのではないかと考えています

その中で、日経に気になる記事が2つありました。

1つは就職氷河期支援対策に関するもの、2つは海外の動向を参考にした今後の政治動向の考察記事です。

(参照1:日本経済新聞2017年6月26日夕刊『「就職氷河期世代」 スキル手に再出発 45歳未満向け介護・IT関連めざし長期職業訓練http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18033760T20C17A6NZBP00/

(参照2:日本経済新聞2017年6月8日氷河期世代日本の「忘れられた人々」か  編集委員 藤井彰夫 』http://www.nikkei.com/article/DGXMZO17366530W7A600C1000000/

厚労省就職氷河期世代支援に乗り出したことは既に報じられている通りですが、『「就職氷河期世代」 スキル手に再出発 45歳未満向け介護・IT関連めざし長期職業訓練 』には具体的支援策が書かれています

この記事によると、厚労省は主に介護などの福祉資格IT資格を取得する訓練を就職氷河期世代提供し、安定した就労につなげる取り組みを試みているようです。

しかし、私のこの記事を読んでの率直な感想は「一時的には安定するだろうけど、根本的な解決にはならないな」というものでした。

そもそも就職氷河期団塊ジュニア)の貧困問題根本は、20年近い就労人生の中で長期間に渡って低収入だったこと、だと思うのです。

その間、企業厚生年金の半分を払うのを渋って、偽装請負などと称してこの世代の多くの労働者厚生年金に加入させなかったことも多く、さらに低収入のため国民年金の掛け金すら払えなかった、という就職氷河期世代の人も少なくないと思われます

現在収入、そして老後のための資産という点に関しては、他の世代想像を絶する貧しさがこの世代にはあると思うのです

それにも関わらず、厚労省が彼らを救うために用意した仕事介護福祉などの低収入仕事

そして、IT仕事にしても「IT系資格の実情に詳しい森システムコンサルタンツ(東京台東社長の森隆直さんは「40代半ばで学ぶことはできると思うが、応用情報技術者は暗記が多く若い世代に向く」と指摘。処遇でみれば、シスコ技術者中級を取得しても「年齢にかかわらず月給24万~25万円が相場で、既婚者では苦しいのではないか」と言われる始末(参照2の記事より抜粋)。

私は「多分これで就職できたとしても、その人たちは経済的自立がせいぜいで、老後のための資産形成などはほぼ不可能」と思っており、結局、体に鞭打って働いても最後生活保護で老後の生活をみてもらうことになるではないかと思いました。

まり、この程度の就労支援では『就職氷河期世代のきわどさ - NIRA総合研究開発機構file:///C:/Users/makiko/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/RMJRNF6L/0801report.pdf』で示唆されているような、“就職氷河期世代のために生活保護費を年間17兆円払う未来”は避けられない、と思うのです。

就職氷河期世代でがんばっている人の中には、既に介護福祉IT関連で資格を持って働いている人も多いはずです。そして、あまりの過重労働低賃金で離職してしまった人がいるのではないでしょうか…)

次に、『氷河期世代日本の「忘れられた人々」か  編集委員 藤井彰夫 』では、昨年のイギリスEU離脱国民投票トランプ政権誕生の背後にあると思われる「忘れられた人々」の反乱が言及されています

私も、まさかイギリス国民EU離脱選択するとは思っていなかったし、それ以上に選挙中、様々な暴言話題になったトランプ氏が大統領になるなんて夢にも思っていませんでした。

イギリスアメリカそれぞれに、日本という外の国からは見えない、「忘れられた人々」がたくさんいることを知らず、彼らが1票ずつ平等投票権を持っていることにも考えが及んでいなかったのです。

そして、もし日本イギリスアメリカと同じような「忘れられた人々」いるとしたら、藤井氏が指摘するように就職氷河期世代がまさにそれに当たると思います

就職氷河期から20年。

当時の就職状況や、その後、就職氷河期世代の人々か置かれている現実メディアが目を向けることも少なくなりました。

今の30代前半~20代の人にとっては、「就職氷河期世代って何それ?本当にあったの?」という感じかと思われます

また、バブル世代から上の世代にとっては、ある意味自分たちの過ちの記憶として忘れたい世代でもあると思います

20年間という歳月をかけて、就職氷河期世代はどんどん社会から顧みられない存在になったと思われます

イギリスアメリカまさかと思う選挙結果で国の方向性が大きく変わりました。

突然起きた「忘れられた人々」の反乱がもたらした選挙結果でした。

そして、今度は東京都まさかと思う選挙結果で変わりつつあります

この選挙で、「日本の忘れられた人々」がどういう投票行動を取ったか、私にはわかりません。

その影響力も、わかりません。

しかし、海外の事例を見るにつけ、将来、国政選挙において突然「日本の忘れられた人々」が起こる可能性も0ではないと思われます

なぜならば、「日本の忘れられた人々」である就職氷河期人口構成比率に置いて、その力を十分持っているからです。

そうしたことを思う時、現政権現在のような厚労省支援策で、この「日本の忘れられた人々」の心をつなぎとめられるのかどうか、甚だ疑問に思われるのです。

自分語り

暇なのでダラダラと自分語りする

 

都市圏に住む30台の会社員♂だ

 

会社大企業で、先月、全国平均額ぐらいのボーナスを貰えた。

一人暮らし貯金はそこそこあり、お金には困っていない。

 

そろそろ結婚しろと言われているが、彼女すらいない。

数か月前に女性デートっぽいことをして以来、音沙汰なし。

最近考えていることをだらだら書く

日本の衰退

最近世界における日本位置づけというのは下がりつづけているとよく聞く

中国が安い労働力を求めて日本工場を作るとか、

幸福を感じる人間割合が低いとか、労働生産性が低いとか。。。

  

私も主観的には日本が衰退していると思う

根本的な問題として、人口比における高齢者が多すぎるのだ

集めた税金高齢者医療費にかけて、逆に投資教育科学技術)には使っていないのだから

国として衰退するのは当たり前だろうと思う

 

貧困ニュースも目に付くようになってきた

最近だとメルカリ取引トラブルの話を聞いて貧困を感じた

敬語すらまともに使えないような教育しか受けていない人が増えている

 

働き方改革

さんざん言われているが、今実施されている働き方改革はあまり実益はないと感じている

IBMなどの有名企業テレワーク反省からテレワークをやめようとしているのに、なぜ今頃テレワークを始めようとしているのか理解できない。。。

 

私はコンサル関連の本や歴史が好きで結構勉強している

一番の問題点は、日本組織物事曖昧にしたがる点だと思う

 

結局、組織必要なのは「信賞必罰」なのだ

上手くいったものを褒め、失敗したものに罰を与える

 

日本組織は、特に失敗した人を明確にするのが苦手だと感じる

外国コンサルの本を読むと、非生産的な人がチームにいた場合は、必ず何か対処能力向上させるか、チームから外すか)をしろと書いてある

 

まず第一に、責任が明確でないので”ダレがダメで失敗したのか”が曖昧

第二に、時間の経過とともに誰がダメなのかに気づいても、それが仕方ないものとして放置されてしまうのが問題だと感じる。

  

職務必要能力を備えていない人は、チームから外すか、別の仕事を与えるべきだ。

みんなのために。

 

この曖昧体質は、第二次世界大戦日本敗戦した理由

 

戦争に負けた理由考察し、その反省点を改善することすらやっていないために、

第二次世界大戦と同じ理由で、他に国に今後は経済的に負けてしまっている気がする

仮想通貨

仮想通貨取引では、先週、3万円分のイーサリアムを購入した

今のところ2万5千円まで下がっているが、特に日本円に変える理由はないので数年放置する予定

 

中国では現金取引ではなく電子マネーが普及しているそうだ

素晴らしい、早く日本もそうなってほしい

 

ATMの設置や、レジのつり銭管理、おつりを渡す時間など、現金社会的コストが高いのだ。

 

私も日常を過ごす上ではほぼ現金を使わない生活を達成できてる

現金を使うのは、私鉄自販機ぐらいだ

 

ああ、そういえばnanacoオートチャージができるらしいと最近知った

今度手続きをしないと

完全食

週に数回の食事は、完全食Compで済ませるというのが日常になっている

要は食事代替する大人粉ミルクなのだが、夜の11時に帰ってくるような生活だと

液体で食事がとれるのは便利

私は牛乳+ココアと混ぜて飲むので一食400円ぐらいかかっている

コスパはあまりよくないが、体調にも特段変化はなく、

私にとって完全食は生活の一部になっている

 

瞑想

ここ数か月、週末にヴィパッサナー瞑想というのをやっている。

特に効果は感じられない

でも気づくとやっちゃう

雑感

今日FGOの7章のプレイ動画を見てすごした

アプリ版は戦闘ダルくて途中で飽きてしまった

 

シャドーバースの新パックがリリースされたらしい

ちらっと見たが、特に使いたいカードはなかったので、マグロヘッドさんの動画を見るぐらいで満足しそう

ニコニコ動画

オワコンオワコンいわれているのに、ずっと見ちゃう

昨日はムジュラの仮面ずんだプレイみた

もっとみんな動画投稿して

 

ニコニコなかったら何してすごせばいいかわかんない。。。。

2017-07-01

バニラエア案件類似事前連絡が無かったため搭乗を断られた判例

バニラエアの件で、ブコメでちょくちょく出てくる類似案件判例について簡単にまとめてみた。

2003年出来事であり、バリアフリー新法以前であることに注意。

概要

障害者である原告車いすでの搭乗を航空会社拒否され、債務不履行及び公序良俗に反するという不法行為責任で訴えたが認められなかった。

状況

航空会社言語障害により意思の疎通がスムーズでなく且つ上肢及び下肢に障害があることから、介助者の同行がなければ搭乗できないとした。

判決抜粋
一審

原告には、身体を抱えて移動させるとともに、緊急脱出を円滑に行うという客室乗務員にとって対応困難な援助が必要であるから原告身体状態は、本件規定安全上の理由があることが認められ、被告原告のこのような身体状態を知ったのは、本件飛行便の出発約2時間であるから被告において、原告身体状態考慮した人的、物的な対応を期待するのも無理な状況であったと認定し、被告従業員による留保解除権行使によって原告単独搭乗を拒否したことは、本件規定に基づく正当なものである

控訴審

公共交通機関提供している航空会社であれば、身体障害のある乗客に対し、身体の状況を事前に告知すべきことを要求することはできないところではあるけれども、前記認定控訴人の身体障害状態動作の実情、これまで航空機に搭乗した経験等の諸事実に照らすと、時間的余裕を持って上記の諸事実が被控訴人に知らされていれば、控訴人が単独搭乗することについて必要とされる介助や緊急時の援助態勢に関する検討をすることは十分可能であり、それによって、被控訴人が控訴人の安全確保に関する不安を払拭できたのではないかと推測することができる。

控訴人の前記身体の状況や外観によって控訴人を差別的に取扱い本件搭乗拒否に及んだものではなく、控訴人についての限られた情報時間的余裕のない中で、控訴人には単独搭乗を拒否できる前記特別の援助が必要との判断に基づき本件搭乗拒否に及んだものであって、このことが公序良俗に反するとまでは言えず、本件搭乗拒否について、被控訴人に不法行為責任を問うことはできない。

個人的感想

判例解説

判決は、原告請求棄却したが、事前に連絡すれば、単独搭乗の拒否根拠はないとした判断に意義がある。

とあるように、交通サービスに求められるものがどの程度であるかを示す事例といえるのではないか

航空会社が「介助者の同行がなければ搭乗することができない」と断ってるように介助者が居れば事前連絡必要なかったであろうこと、乗客側の登場経験なども判断対象になりうることなどが分かる。

参考

身体障害者航空機搭乗についての一考察

http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170629092629.pdf?id=ART0009677741

判例時報をもとにした一連のツイート

https://twitter.com/ktgohan/status/880073661780156416

2017-06-30

トランプ考察

レッドは、5人の子どもたちに、非情なまでの競争心と闘争心を持てと教えた。特に、幼いころから自分に似ていたドナルドには、お前は「食う側」になり、「王」になるのだと言い聞かせた。そして、将来の王にふさわしく、運転手付きの大型リムジン新聞配達仕事をさせた。ドナルドが、いじめっ子体質で暴力的少年になったのも当然かもしれない。

http://toyokeizai.net/articles/-/138993?page=3

ドナルド・トランプ氏の親(フレッド)、毒親だなという印象。

自分絶対権力 他者=敵・格下の人

こういう価値観に囚われ、対等な人間関係を築いた経験が無いんじゃないだろうか。

それでもあんなに強い自己を持っているのは、父親価値観とどっか共鳴するところがあったんだろうな。

自分に似ていた」って感じたらしいし、上昇志向とかトリッキーさは遺伝したのかもしれない。

でも、父親人間として絶対的大事な部分を奪われたよね。

真の意味他者理解し、他者理解される。

そこからまれる心地いい安心感とか。

多分、何かが欠損してるってことにも気づいてないんだろうな。

父親の教えを忠実に守ってきたから、高い自己肯定感確立され、他者を顧みることな自分本位に生きれてる。

相当生きやすいと思うよ。

アドラー心理学では「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と定義づけられているけど、これに基づいて考えれば他者のこと気にしないから悩みも無いんじゃないかな。

リーダーシップアグレッシブさ・決断力など、この人に惹きつけられる人が居るのはよくわかるよ。

けど、この人はあまりにも自分本位「すぎる」。

一国の未来を担うリーダーとして、国民の様々な声を受け止めることは義務

自分のやり方を否定されたからと言って、個人容姿性格バカにするとか、あまりにもレベルが低い。

他者価値観理解しようとした経験が無いんだと思う。

これまでも気に入らない相手はこうやって攻撃してきたんだろうなっていうのが、透けて見えるよ。

この人にとって批判する国民は敵、支持する国民は都合のいい格下の人間。

そういう見方しかできないんだと思う。

この人は大統領になるべきではなかった。権力を与えていい人ではなかった。

私は親に否定されて生きてきて、自己肯定感がほぼ無いってことに最近気が付いた。

というか肯定する自己が無い。主体性が無く、全力で他人本位で生きてきた。

情けなくて恥ずかしくて罪の意識に潰されそうだけど、私は今それに気づくことができた。

から時間はかかるかもしれないけど、絶対に克服して、人生をやり直せるんだ。

でも、トランプ氏は自分では気づけないと思う。

「生きづらさ」を感じていないから。

色々批判したけど、ある意味でこの人も被害者だと思うんだ。

余計なお世話かもしれないけど、このまま死んでくの本当に勿体ないと思う。

[]なぜ、いつ頃からこの言葉をよく見るようになったのか

Google Trends イキリオタク

https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%AF

今週に入ってよく見かける気がする。

5月第2週には一旦ブレークしていたらしい。

今週よく見かける理由はおそらく欅坂46への襲撃事件のせいだろう。

欅坂46の握手会で発煙筒に点火 平手さんレーン…ナイフ所持容疑で男逮捕 幕張メッセ : 産経新聞

http://www.sankei.com/affairs/news/170624/afr1706240025-n1.html

5月第2週にGoogle Trendsピークが見られる理由は分からない。はてブを見る限りではTwitterで「イキリオタク」についての考察が行われていたのをまとめブログJINエントリーにした程度だ。おそらくはてなブックマーカー観測範囲外で何かがあったのではなかろうか。

この単語2013年10月からTwitter界隈で徐々に広まってきたらしい。

「イキる・イキリオタク」の意味・初出・元ネタは? : 文脈をつなぐ

https://kimu3.net/20170417/7462

2017年1月には旧2ちゃんねるに、2017年4月には増田上陸したが、使った人は存在するという程度で6月までは大して広まらなかったようだ。

2017-06-29

はてなブックマーク - バニラ・エアに声をあげた障害者に「クレーマー」、広がるバッシングに疑問の声

id:(略)←無知公共交通機関提供している航空会社であれば、身体に障がいのある乗客に対し、身体の状況を事前に告知すべきことを要求することはできない」https://twitter.com/ktgohan/status/880081514070892544

はてなブックマーク - 車いすで飛行機に乗る時は | いすみ鉄道 社長ブログ

貴方敗訴します「公共交通機関提供している航空会社であれば、身体に障がいのある乗客に対し、身体の状況を事前に告知すべきことを要求することはできないところではある」https://twitter.com/ktgohan/status/880081514070892544


https://twitter.com/ktgohan/status/880081514070892544

あとになって見つけましたが、「公共交通機関提供している航空会社であれば、身体に障がいのある乗客に対し、身体の状況を事前に告知すべきことを要求することはできないところではある」(大阪高裁平19(ネ)2425、判例時報2024p20)との判例があり、本来原則こちらです。



これなん?

障害者情報を知らされず搭乗拒否控訴棄却のやつ。

身体障害者航空機搭乗についての一考察

http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170629092629.pdf?id=ART0009677741

判例の引き方を知らないか孫引きで長いから流し読みで略しまくりだけど。


(略)

⑵ 本件に至る経緯
①  原告は、平成15年7月30日から同年8月
4日までの日程でタイ王国バンコク)へ
の旅行計画した。

(略)

②  原告は、前記の予約に際して、両上肢及
び両下肢に障害があって車椅子使用する
こと、言語障害があること、同行者はなく
単独搭乗を予定していることを旅行会社に
伝えず、そのため、被告はこれらの情報を
当日まで知らなかった。

(略)

④  同日午前8時50分ころ、被告日本支社
関西国際空港支店空港カスタマーサービ
ス部長である E は、原告及び B らに対し、
原告は介助者の同行がなければ搭乗するこ
とができない旨告げるとともに、その理由
として、原告言語障害があり、意思の疎
通がスムースにできないこと、上肢及び下
肢に障害があることを挙げた。
   B らは E に対し、搭乗拒否理由につ
いて具体的な説明を求めるとともに、原告状態説明するなどして単独搭乗を認め
るよう要望したものの、E は原告単独搭
乗を認めず、結局、原告SQ973便に搭
乗することができなかった。

(略)

  神戸地裁尼崎支部平成19年8月9日で
は、航空会社である被告原告単独搭乗
を拒否したことについて、原告が、本件搭
乗拒否旅客運送契約上の債務不履行であ
り、かつ、公序良俗に反する不法行為であ
るとして、被告に対して慰謝料等を請求し
た事案において、原告には、身体を抱えて
移動させるとともに、緊急脱出を円滑に行
うという客室乗務員にとって対応困難な援
助が必要であるから原告身体状態は、
本件規定安全上の理由があることが認め
られ、被告原告のこのような身体状態
を知ったのは、本件飛行便の出発約2時間であるから被告において、原告身体状態考慮した人的、物的な対応を期待
するのも無理な状況であったと認定し、被
告従業員による留保解除権行使によって
原告単独搭乗を拒否したことは、本件規
定に基づく正当なものであるとして、原告請求棄却した。そこで原告は、一審判
決を不服として控訴した。

2  大阪高裁平成20年5月29日(控訴棄
却・確定)

(略)

⑴  被控訴人の債務不履行の有無について
   公共交通機関提供している航空会社
であれば、身体障害のある乗客に対し、
身体の状況を事前に告知すべきことを要求
することはできないところではあるけれど
も、前記認定控訴人の身体障害の状
態、動作の実情、これまで航空機に搭乗し
た経験等の諸事実に照らすと、時間的余裕
を持って上記の諸事実が被控訴人に知らさ
れていれば、控訴人が単独搭乗することに
ついて必要とされる介助や緊急時の援助態
勢に関する検討をすることは十分可能であ
り、それによって、被控訴人が控訴人の安
全確保に関する不安を払拭できたのではな
いかと推測することができる。
   しかし、E は、控訴人に対し、D からの
前記報告以外に、その情報を一切知らされ
ていなかったために、SQ973便の搭乗手
続直前の段階における D から情報に基
づいて、前記の検討をした結果、上記のと
おり控訴人に対する介助や緊急時における
控訴人に対する援助態勢について不安を持
ち、介助者の同行を求めるという極めて慎
重な態度をとったものであるが、限られた
情報時間的余裕のない中で、E の取った
対応が、航空会社として不合理に過ぎる判
断であったとまでは言い難いものである。
   以上の点を考え合わせるならば、身体障害のある人の積極的社会参加、そのた
めの移動の自由の確保及び旅客航空機の社
会的役割に着目し、客室乗務員乗客に対
し、これまでに述べた意味での適切な援助
を提供すべきであること等を考慮してもな
お、E が留保解約権を行使して、控訴人に
対する本件搭乗拒否に及んだことが、当該
時点において E が認識していた事実関係
のもとでは、不合理であったとまではいう
ことはできない。
   したがって、本件搭乗拒否が E の故意・
過失による違法判断に基づくものとし
て、被控訴人に対し、その債務不履行責任
を問うことまではできないと言わざるを得
ない。
⑵  本件搭乗拒否公序良俗に反するとして
被控訴人に不法行為責任が生じるか否か)
について
  上記の事案の概要等で摘示した本件搭乗
拒否に至った事情及び判断記載のとお
り、E は、控訴人の前記身体の状況や外観
によって控訴人を差別的に取扱い本件搭乗
拒否に及んだものではなく、控訴人につい
ての限られた情報時間的余裕のない中
で、控訴人には単独搭乗を拒否できる前記
特別の援助が必要との判断に基づき本件搭
乗拒否に及んだものであって、このことが
公序良俗に反するとまでは言えず、本件搭
乗拒否について、被控訴人に不法行為責任
を問うことはできない。
⑶  以上のとおりであるから、原判決結論
において相当であり、本件控訴理由がな
い。よって、主文のとおり判決する。

最初ツイートのは平成19年

後のほうのは控訴棄却平成20年。(事件の日は平成15年

これ同じやつかな。

⑴  被控訴人の債務不履行の有無について

   公共交通機関提供している航空会社

であれば、身体障害のある乗客に対し、

身体の状況を事前に告知すべきことを要求

することはできないところではあるけれど

も、前記認定控訴人の身体障害の状

態、動作の実情、これまで航空機に搭乗し

経験等の諸事実に照らすと、時間的余裕

を持って上記の諸事実が被控訴人に知らさ

れていれば、控訴人が単独搭乗することに

ついて必要とされる介助や緊急時の援助態

勢に関する検討をすることは十分可能であ

り、それによって、被控訴人が控訴人の安

全確保に関する不安を払拭できたのではな

いかと推測することができる。

https://twitter.com/ktgohan/status/880081514070892544

で言われてる原則のあとに「けれども」つってなんか色々続いてるけど。

相当な理由があれば障害の内容については要求可、絶対ダメとはならない感じ。

2017-06-27

批判なき選挙批判なき政治

これはどういう意図発言考察がいろいろあって、そんなの発言した本人が説明すればいいだけなのにと思ったけど、考察どおり底辺からこういう発言になったなら、説明するような語彙とか論理とかもってないか

2017-06-26

20代でも閉経や不妊可能性があるとテレビで言ってたので

じゃあ真面目な話

サポート体制もろもろが整ってれば10代で産むのも選択肢としてあるんじゃないかと思ったけど

ちょっと調べたら10代は10代で骨盤子宮が準備完全に整ってなかったりして

リスクが大きいらしいので

まり考察意味がなかった

https://anond.hatelabo.jp/20170625220936

恋愛とかじゃなく、友情とか信頼できる気の置けない同族理解者って意味で。

そういう精神的な話をしてるなんて

女は見た目が可愛い、優しい、共感力高い、気が効く、臭くない、汚くない、キモくない、暴力をふるわない、会話してもご飯しても映画行っても旅行行ってもお洒落しても何してても楽しいセックスしないからめんどくさい演技の必要もなし!

この文章から読み取れないわ・・・ついでに

男なんて臭いし汚いし毛が落ちるし乱暴

っていう俺のトラバから考察されても困るわ・・・

これ(理解齟齬という精神的な部分でのすれ違い)が性差によるものなら男の方がいいわ・・・

2017-06-25

感動するのがめんどくさい

ここ最近感受性がひどく衰えてきた気がする。

映画アニメドラマなんかの映像作品を見ようが、本を読もうが、曲を聴こうが、全く感想らしい感想が出てこない。

以前は、どんなクソ作品であろうと2日間くらいは、その作品を反芻し考察し、余韻に浸ったものなのに。

強く情感を揺さぶられることに躊躇いを感じている気がする。

昔のように、精神を掻き毟られるくらい作品に没頭したいのに。

気付けば、手軽なweb上のコラムYoutubeで見られる5分くらいの動画等々で時間を潰してしまう。

単に集中力が衰えただけなんだろうか。

2017-06-24

はてなの中高年は今井絵理子発言理解できない

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/Eriko_imai/status/878072125252182017

全員的外れ

おそろしい。


1.今井は「底辺

今井について分かって欲しいのは

学力教養はいわゆる「底辺」寄りだということ。(良い言葉じゃないよね、スマン)

まれ育ちもあんたらみたいには良くないうえにあんまり学校行かずに芸能活動して

スピード解散後も類友人達と付き合って30代を迎えた人なわけ。

わかってる?

はてなインテリ中高年の皆さんと今井マジで会話成り立たないよ。

語彙が全然違うし。

はてなーの多くはあん学校行かなかった層と接する経験が極度に乏しい上、もうアラフォーの中高年がメインだからなあ。


んで前述の通り今井ももう30代の母親だが、ああいう人は年齢のわりに若者文化親和的だということ。

まり今井の脳髄はわりと「今時の若者(ただし低学歴な)」に近い。

2.昨今の底辺ガキの使う「批判」の意味

もうわかっただろうか。

まだわかんないか

はてなー達は中高年なのと育ちよいインテリなののダブルパンチ下品コミュニティを見ない。

爆サイもしらなくてびっくりしてるような坊ちゃま嬢ちゃまだからな。

底辺コミュニティやガキ向けコミュニティをある程度覗いていれば

今の若者子供達が「批判」という言葉をなんか変な風に使ってるのに気付けたはず。


もう前置き疲れたから結論を言っちゃう

あいつらは「批判」をすっごい悪いことって意味で使ってるの。

批判」は和を乱すとか喧嘩を売るって意味しかない。ケチをつける。因縁をつける。人の気分を悪くする。

これはもちろんおそるべき低知性・低学歴の表出と取っていいと思うけど

ディベートディスカッションの訓練をしない日本公教育カリキュラムの悪影響も合流してると思う。

意見をぶつけ合うことは異常事態であって悪いこと。


あいつらには、たとえば流行りの映画感想っていうのはダチ同士みんなで同じ方向性のことを言って共感を味わうためのツマでしかない。

もしそこにはてなーみたいなのが混じって、過去作品についての豊富知識を前提とした考察とか分析とか問題点の指摘とかしてみーよ

それは「批判」であって、みんなの気分を悪くする行為なわけ。

「お前批判してるよ」って言われる。それは歩きタバコを注意するみたいなニュアンス

そこで気付いてやめればいいけど、気付かず続けたり詫びの空気を出さなかったりすればハブられる。

批判は、すごくネガティブな、ピースフルでない、縁起の悪い行いなわけ。喧嘩とかケチ付けってことなわけ。


ね。

まり今井が何を言ってるのかわかってきたでしょ。

批判なき選挙批判なき政治」を目指して、子どもたちに堂々と胸を張って見せられるような選挙応援をします^^

日本語に翻訳すると

ポジティブピースフルなバイブスでやってきたいのでシクヨロ」って言ってるの。それだけ。

マジだぜ。

批判なき選挙」は「ネガキャンとかしないニコニコ選挙」みたいなイメージ

マジだぜ。

(まあ不毛扇情的ネガキャン政策についての厳しい議論との区別今井にはたぶん付かないんだけど)


3.コンニャク問答すぎんだろ

washburn1975 見れば見るほど現政権とその支持者の本質をえぐり出すツイートなんだが、おそらく本人は本気でイイこと言ったつもりなのであろー。 底抜け日本 256 clicks

リンク2017/06/23 Add Starmagnus84101ai_gaminglife

からこんなの見当違いもいいところ。

インテリ中高年が底辺若者語を深読みして「現政権本質」「底抜け日本」とか言ってるのはオマヌ過ぎる。

完璧コンニャク問答の世界

もちろんこんなバカ議員にするのやめてくれよっていう自民党批判は当然されるべきなんだが…


ただはてなインテリ中高年達も

もう少し若者のことも理解していきましょーね

まりにも違和感ある言葉遣いに遭遇したとき

自分達の手持ち知識だけで判断するのは脳の硬化のはじまりってもんでしょ?

少し調べるぐらいの用心深さと謙虚さがあれば、今井が全く異なる言語を使ってることに気付けたはず


これ書いてるおれも今井と同世代のいいオッサンだよもう

でもはてなボリュームゾーンっておれより更に10歳ぐらい上のような感じがする

今回みたいなときとか、たまに年齢を感じる

2017-06-23

人間無理

飲みの席に呼ばれた。悪く言えば強制参加だしよく言えばタダ飯だ。

昔話、武勇伝、周りの人はポンポンと発話に対して鸚鵡返しとか連想で答え、なんとなく揺れて、それを刺激にして発言を引き出している。大豆……ええ大豆いいですよね……蛍光……技術の話なら分かるし、人間Wikipediaならできる。その頃のキープレイヤーキープロダクト、テクノロジ、聞かれれば出てきた年月くらいは分かる。でもそんな話じゃない。極めてオーガニックな、人間な、人間の動きばかりが出てくる。その間僕の中では歯車が空回りしっぱなし、いや歯車と回転やすりの戦いを繰り広げていて、轟音が響いている。想い、力、気持ち展望筋トレ

そして人間賛歌が始まる。君もすごい、僕もすごい、みんなすごい、友達はすごい、強い、大きい、人間人間人間!みんな幸せ、僕も幸せ人間人間

慣れだ、必要スキルだ、とか。人間無理。つらい。苦しい。相手さんはすごい人だったから、たぶん気付いてスルーしてくれたんだろう。ありがたかった。単に分野が違いすぎるのかもしれない。それとも社会階層が違いすぎるのだろうか。精神年齢が違いすぎるのだろうか。精神が枯渇しているから動けなかったのだろうか。分からない。人間論理的思考はできない。だから人間人間エモーショナルなつながりをオーガニック考察していくことは理にかなっている。でも、人間は、つらいんだ。人間幸せを追い求めていくことは、とても苦しいんだ。人間から報酬を得ようと試みることに僕はとても大きな抵抗を持っていて、そして、つらいんだ。テクノロジは運を試さない。譲歩しない。テクノロジは裏切らない――というより、こちらを絶対に信用しない。それは、とても楽だ。種類と大きさの両面で予期しない苦痛を与えられることは、まずない。助かる。

2017-06-22

ベッキー不倫騒動について

誰かに憎まれているわけでもないベッキーが、不倫一つでここまでマスコミが騒ぎ立てたのは何故だろう。

一般的意見としては、不倫した行為を悪とみなし、マスコミがこぞってベッキーを叩いた。しかゲスが余り叩かれなかったのは?いまいち納得がいかない。

実際の所、今回の騒動は周到に計画された炎上商法、またはステマと見るべき。

双方のメリットについて考察する。

ゲスについては、バンド売名行為

その証拠活動自粛などもしておらず、実際はベッキー不倫関係にあったとは考えにくい。

バンド名がゲスの極みなだけに、仕組む側としては分かりやすキャラだ。

肝心のベッキーだが、CMTV出演が減っているので、実際はデメリットしかないと思われるが、

それをベッキーが望んでいた場合事情が変わってくる。

早い話、ベッキー芸能活動疲れたのと、仕事量を減らしたかたからではないか

それに加え、昨年末ベッキーLINECMに出演しているあたり、

昨年の騒動は壮大なLINEステマであった可能性が高いと思う。

2017-06-20

https://anond.hatelabo.jp/20170620084444

ロードススレイヤーズオーフェンブギポ猫の地球儀めっちゃ好きだけど「名作」というポジションに行けてるとは俺も思わないな。

物語としては名作だけど、文化的に名作として扱われてるとは感じない。

その辺の作品群を読むことが「教養」という風に受け止められてないというのが大きい。

アニメにもエロゲにも「教養としての作品たち」みたいのがあるのに、ラノベにはそれがない。

年取ったファンが「あれは凄く面白い」「エポックメイキングだった」と言っていても、それは教養語りと受け止められず、ただ懐古という風になってしまう。

それが何故かはわからない。ラノベが未熟だから、などという簡単理由ではないだろう。

はいえ、「名作」がない、つまり「触れていることが教養とされる作品群がない」ことは必ずしも悪いとは思わない。

名作とされる作品群が発生するということは、権威が生まれるということに繋がるからだ。

それを読んでいるということを誇り、知識考察をひけらかす衒学に走り、触れてない奴を浅学と馬鹿にする権威主義

そういうものが、ラノベ界隈ではあまりない。そういう振舞いをしようとする人がいても、周囲から馬鹿にされるだけだ――それこそ懐古厨として。

同じ時代を生きた人に素早くリーチし、高速で消費され、そして次の世代過去の積み重ねにも触れねばというプレッシャーを受けず読みたいものをスッと手に取れる。

その猛烈な速度は、たぶんライトノベルのいいところだ。

大塚英志小説版サイコあとがきで書いた文章に、

「速度。そう、重要なのは消費される小説けが持ちえる速度だ。屑さえも書物に仕立て上げる速度だ。その速度に乗せなければ届かないことばというものがある。その速度に乗せなければ届かない遠い場所に読者がいる。」

というものがある。

この文章が書かれてから20年がたっても、ライトノベルは速度を失っていない。

2017-06-19

いやそれはヤマカムが正しいだろ

https://anond.hatelabo.jp/20170619161802


「マジになんなよ」は評論への反論たりえない

つーかヤマカム矢吹赤松発言を引き合いに出して「つまり、「真中=おれ」だったわけです。」って言ってるけど根本的に違います

あ な た は 真 中 で は あ り ま せ ん 。

あなたは「俺が真中だったらなあ~~」という願望を持っているだけの人間で 「真 中 イ コ ー ル 俺」 は あ り え ま せ ん 。

いや、さすがに何言ってんだお前は

「あれは漫画だ!お前は主人公じゃないんだ!正気に戻れ!」って

もう作品レビューに対する反論でもなんでもないだろ


真面目な話で、

作品に入れ込んだ読者や視聴者による批判に対して

「なにマジになってんの」「あれはフィクションだとわからないの」式の反論する奴いるけどそれ反論になってねーから

これ結構色んな場面で現れるんだけど低レベルすぎるでしょ

君は評論の論争フィールドに上がれてません

誰かの作品評論に「なにそんなマジになって読んでるの!ばーかばーか!」なんて反論が成り立つフィールド中学校ぐらいまでにしかありません




ヤマカムの「おかしさ」を指摘できてない

真中クローン中間くんは「東城が恋してるのはあくまで真中とかいう奴で、俺(中間)は真中の代わりだと思われてる」っていうところの自覚はしっかりもっていて、そのジレンマを乗り越えるのが続編「EAST SIDE STORY」の主題であるはずなんだが

そこの所はヤマカム記事中には一切触れられてない

北大路も同じ理由中間くんにアプローチしかますが、直後に「やっぱお前真中とちげーわ、真中こんなやつじゃないわ」つって速攻でフラれるんだけど

ヤマカム記事中には一切触れられてない

真中とそっくりな理由については何一つ考察もせず、「真中クローンと恋する発想がきもいいいいいいい」って独占厨丸出しで風評同然の叩き方をしている。

からヤマカムの人は前作主人公シンクロして前作に深く思い入れをもってるわけで

無理矢理続編やる為にどんな主人公を出して一生懸命理由付けしてもそれはノーって言ってるだけでしょ


まあぶっちゃけ個人はあの漫画にそこまで興味ないし東城さんとかとくに1番つまんねー女だなと思った印象しかのこってないんだけど

でも彼や大勢いた彼の同類による鑑賞法(主人公に憑依した上で独占的なハーレムを楽しむ)が王道だったのは分かるし

自身自分の独占慾に言及してるのに

「それは幼稚な独占慾だ!」っていってもしゃあないじゃん


独占厨丸出しで独善的思考を垂れ流して一方的に作者キモイ女の発想キモイ性差別ヘイトしているヤマカムさんこそが この世で一番気持ち悪いです。

そう

お前は結局「ヤマカムキモいしかいえてない

そんなん長文書かなくても最初からキモいだろ

お前はなにもいえてないし馬鹿丸出し


んでヤマカムは間違ってるのではなく単にキモいのだから

お前のタイトルの「おかしさ」も間違っている 

おかしさなんか指摘できてない(反論できてない)のだから、「ヤマカムキモさ」とするべきだ

ヤマカムいちご100%続編批判記事おかし

いちご100%』の続編がすっげぇ微妙な件

http://yamakamu.net/ichigo100zoku

なんかこの記事一方的に「真中そっくりなやつを主人公にする発想がキモイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」つって叩いてるけどさ

ちゃんと読めば何で主人公が真中そっくりにしなければならないのか一応本編の中で理由付けはされているぞ

真中クローン中間くんは「東城が恋してるのはあくまで真中とかいう奴で、俺(中間)は真中の代わりだと思われてる」っていうところの自覚はしっかりもっていて、そのジレンマを乗り越えるのが続編「EAST SIDE STORY」の主題であるはずなんだが

そこの所はヤマカム記事中には一切触れられてない

北大路も同じ理由中間くんにアプローチしかますが、直後に「やっぱお前真中とちげーわ、真中こんなやつじゃないわ」つって速攻でフラれるんだけど

ヤマカム記事中には一切触れられてない

なんか都合の悪いところは無視して批判してますねこ記事

真中とそっくりな理由については何一つ考察もせず、「真中クローンと恋する発想がきもいいいいいいい」って独占厨丸出しで風評同然の叩き方をしている。

つーかヤマカム矢吹赤松発言を引き合いに出して「つまり、「真中=おれ」だったわけです。」って言ってるけど根本的に違います

あ な た は 真 中 で は あ り ま せ ん 。

あなたは「俺が真中だったらなあ~~」という願望を持っているだけの人間で 「真 中 イ コ ー ル 俺」 は あ り え ま せ ん 。

しろどちらに近いかと言えば中間くんのほうなのです。


中間くんこそが読者の「俺が真中だったら・・・・」を具現化した存在なので、中間くんに感情移入しないほうがおかしいんですよ。

真中クローン中間くんは、でも所詮クローンなので東城中間自身内面までは恋出来ず、北大路には「ゆーてもお前真中じゃないし」とあっさり冷められる。

「俺が真中だったら・・・」という願望が実現しても「でも結局は真中じゃないし」というどうしようもならない運命の元に生まれ中間くんを見て

「こ・・・こいつは俺だーーー!!!俺なんだーーーーー!!!!!;;;;;;;;」と共感し、悶える醍醐味こそが「いちご100%EAST SIDE STORY」という続編なんです。

それらも見抜けんと、独占厨丸出しで独善的思考を垂れ流して一方的に作者キモイ女の発想キモイ性差別ヘイトしているヤマカムさんこそが この世で一番気持ち悪いです。

2017-06-16

夫に何かを話すと、がっかりすることが多い

具体的に語れなくて申し訳ないけれど

え、そこつっこむの?

え、そういう返しなの

え、その一言で終わっちゃうの?

え、私の気持ちや頑張りはスルー

という感想を抱くことが多くて、最近は「今日子供たちはこうだったよ」という報告だけ話していて、

それ以外の話題(私が日々感じてることや、面白いなあと思ったこと、興味を持ったこととかetc)は、めっきり彼に話さなくなっていることに気が付いた

きっと無意識のうちにそうしてるんだろう、この人に話しても仕方が無いって。

男と女の違いだから

付き合ってたころや、結婚当初は違ってたかな(よく思い出せない)

今はお互い変わってしまたからかな

彼に何を言っても何を話しても全然響いてない感じがするよ

から私は私の内にあるものを、言葉にすることがなくなっていくよ

誰か聞いてくれる人はいいかなぁ

いろんな深い話、してみたいなぁ

興味を持って私の話を考察してくれる人、いないかなぁ

メル友(古い)でも作ればいいのかね、できないだろうけど

クジラックス問題に対する意見の法的見地から考察分析

 未成年に対し強制的性的行為を行ったとされる容疑者同人誌に影響されたと供述し、警察がその作者に「申し入れ」を行った、いわゆる「クジラックス問題」を受けてさまざまな意見が表明されている。これら議論については表現の自由を考えるにあたって当然歓迎されるべきことであるが、それらのなかには法的に根拠が薄い、もしくはないものも含まれている。そこで本稿では、こういった意見を分類して法的見地から分析を試みる。

表現の自由について

 今回の問題にあたり、前提となるのが表現の自由である。これに対し意義を唱える人は少ないだろう。もちろん大衆には表現の自由を与えるべきでないと考える意見もあるだろうし、実際そのような国家存在する。しかし、日本においては憲法二十一条において一切の表現の自由保障されている。そのため、以下では表現の自由原則として認められるという前提で議論を進める。

 さて、表現の自由については憲法言及されているものの、無制限保障されているわけではない。憲法第十二条、第十三条においては国民自由権利濫用してはならず、公共の福祉に反しない限り最大の尊重必要とするとされている。「公共の福祉」についてはさまざまな解釈があり、憲法で明確に定められているわけではない。しかし、憲法制限される場合があると定めているのは事実であり、現行の憲法上「表現の自由は無制限に認められるべき」という主張はやや難しい。

公共の福祉」の解釈

 表現の自由に制約を課す「公共の福祉」の解釈であるが、これは複数の説が存在するものの、現代日本においては社会他者に損害を与えることがない限り制約されない、という考え方が主流である。これに従うと、「未成年に対し相手意志に反し強制的性的行為を行う姿を絵や文章で描く表現」が社会他者に損害を与えるか否かというのが第一の争点となる。

 ここで留意したいのは、「自分はこの表現嫌悪感を感じて損害を受けたか規制しなければならない」という主張は成り立たない点である。ここで発生したという損害は精神的損害に相当すると考えられるが、現代民主社会において第三者を描いた表現による精神的損害というものが認められたケースはない。表現を見て嫌悪感を感じるかどうかは人による差異があり、かつその損害も限定的、見ないという選択肢提供されているなどがその理由である

 また、国によって前提となる文化は異なることから、「海外ではこの表現規制されている、だから日本でも規制しなければならない」という主張も根拠はない。たとえば熱帯地方で男女とも上半身裸で過ごすのが普通文化圏においては、上半身が裸の女性の姿を描くことを規制する意味はない。これに対して「海外では猥褻」という理由規制を行うのは文化侵略となってしまう。あくま日本における表現規制は、日本における文化背景、世俗基準として規制すべきなのである

表現に人は影響されるのか

 さて、今回の事件で大きな議論となるのは、「犯罪行為表現に影響されて人が犯罪行為に至るかどうか」という点であろう。これは過去にも多くの研究がされているが、統一的な見解は得られていないのが現状である。今回の事件においても、容疑者問題表現を見て犯行を思いついたのか、それとも元々犯意があったうえで問題表現を見て模倣したのか、はたまた自分で思いついたが「言い訳」として問題表現を上げたのか、本当のところは不明である

 とはいえ、表現人間に影響を与えることはない、とは言い切れないのも事実である。実際のところはケースバイケースで、影響を及ぼすこともあればない場合もある、というのが現実であろう。こういった状況下においては、「表現犯行の間に相関関係はなく、表現社会に悪影響を与えることはない。そのため規制できない」という主張が認められるのは難しいと思われる。

 現実としては現在未成年に対し相手意志に反し強制的性的行為を行う姿を絵や文章で描く表現」は規制されていない。それは、影響を及ぼす可能性はあるがそれはレアケースであり、表現の自由制限するほどのものではない、との意見一般的からであろう。そのため、もし今後同様の事件が頻発したとしたら、規制が認められるようになる可能性はある。

 今回の問題現実的な争点はここにあり、規制派は「社会に影響を及ぼす可能性があり、さらにそれが高頻度で発生する可能性がある」ことを、反規制派は「社会に及ぼされる影響は小さく、その頻度も小さい」ことを証明することを目指すべきであろう。

 なお、問題表現について「社会的利益にならない」ために規制を主張する意見もあるが、前述のとおり表現の自由への制約は社会他者への不利益のみを根拠に課すことができるとされている。そのため、こういった主張について法的な根拠はない。

 いっぽう、犯罪行為を描いた表現一般的には規制されておらず、漫画表現けが規制対象として挙げられるというのはおかしいという意見があるが、これについては漫画表現画像を用いるものであることからより臨場感があり影響を与えやすいため、という一定根拠存在する。ただし、より影響が大きい映像という表現方法存在するため、もし漫画規制された場合は当然ながら映像規制されることが妥当であろう。

まとめ

 今回の淫行事件については誠に遺憾であり、加害者は当然その責を負うべきである。また、これを機に表現規制に関する議論が進むことは歓迎すべきことであるしかし、その根拠となる法や慣例、文化理解せずに思い込みで主張を行っている例も見られる。表現の自由民主主義の根幹であり、軽んじてはならない。その原則理解したうえでの適切な議論が望まれる。

2017-06-15

記憶力がなさすぎる。

のかな。

多分、短期記憶ないというやつなんだけど、

15秒ぐらい前のことを覚えてられないんだ。

なので料理とか野球ソフトボール)とか苦手。

すっと忘れる。

マルチタスクも苦手。

同時になにかすることが難しい。

頭の回転が追いつかない(すぐ忘れるから?)。

ただ、学校の授業の暗記物は得意だと思う(大学受験は本番当日以外、世界史政経生物高得点だった。本番当日以外…)。

考察もわりと得意だと思う。

サッカー観戦も多分得意。

実際やるのは多分苦手?やったことない。

自分短期記憶がなく長期記憶があるのか、

単に勉強的な暗記が今のところ得意なだけで、

訓練すれば短期的、仕事的な記憶がつくのか知りたい。


まり言いたいのは、

向いているアルバイトありませんか?

https://anond.hatelabo.jp/20170615150029

https://www.amazon.co.jp/dp/4484121034/

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ここらへんが参考になるかも

上の本では男性レイプものを好む傾向もあることや、その理由考察など

他のエントリに出てるレイプされてるのに女性器が濡れる件についても、女性性器が興奮を示していても脳みそ全然快感を感じていないって実証されてたよ

男女(という二分法が余りに雑であることは著者も触れているけど)で持つ性欲が完全に別物であることがデータ統計であからさまになっていて面白かった

支配されたい願望を持つ人もいるし、奥さんもわかってくれてるといいね

たまには交替して相手の役を担当するのもいいと思うよ

生きている理由がない、だが、死ぬ勇気もない

たぶん、ここ数十年で幾度となく繰り返されてきたであろう話題。そして、これからも何度となく同じ話をして行くであろう話題。だけど、この先に幾星霜の年月を重ねようとも、決して人類が回答を得ることはかなわないであろう話題

「このような増田を書く際には適度な自分語り必要である」との先人の教えに倣い、私も自身人生を少し顧みる。

とは言え、特にこれといって語れるような、起承転結栄枯盛衰の激しいエピソードはない。期待に沿えず申し訳ない。

私は、凡庸な働き者である両親の下に産まれ大学まですべて可もなく不可もなしと言ったレベルの国公立で通し、東証一部ではないが倒産寸前でもないと言ったどこにでもある企業就職し、今に至る。要は平和謳歌していたわけで、「幸せかどうか」という尺度で測れば、私は十二分に幸せなのだろうと思う。


先日、同級生の友人らと一席設ける機会があった。私の交友範囲は、狭いようでいて結構広い、まあ所謂普通」の範囲内だ。私ほどの年齢になると、このような場でだいたい出てくる話題と言えば、増田諸氏にもお馴染みの「子供の話」である

子供習い事は何がいいか、今どきは中学受験をさせるべきか、保育園になかなか受からない、・・・語らいの場を彩るには事欠かない。

私自身は独り身だが、そう言う話題は端的に言えば好きである同級生の、愚痴のような自慢のような我が子の話を聞くのも好きだし、独りやもめが一丁前に進言することも吝かではない。

だが、そう言う話題をしていると避けて通れないのが「増田結婚しないの?」「増田の子供、見てみたいよ」等の友人の無邪気な言動である

もう何度となく聞かれたので回答が半ばトークスクリプト化しているが、私自身は結婚する気が全くない。子供を作る気もない。

友人らの結婚式に持参した祝儀袋は50枚ではきかないし、友人らの華燭の典の末席に私の椅子を加えてもらえるのは悪くない。幸せのおすそ分けがあった数年後に、友人らの間に生まれた新しい命に触れる栄誉に浴した機会も両手両足では足りないだろう。

そんな友人達の子供の相手をするのも、また楽しい。先日も友人宅で友人の子供たちとゲームで盛り上がった。そういった私の姿を見てきている友人達はいつも怪訝そうな顔をして、お決まり言葉を投げかけてくる。

曰く、「増田絶対にいいお父さんになれるよ。」と。

しかし、残念ながらそんな姿を友人たちに見せる機会は、永遠に実現する事はないだろう。なんだかこちらが申し訳なくなってくるが、こればかりはどうしようもない。

結婚出産をしない事の仔細については伏せさせていただくが、私自身はLGBTという訳でもないし、病気等によって子供が作れない身体という訳でもない。過去交際した異性がいない訳でもないが、結婚するというビジョンは当初から皆無だった。




・・・さて、長々と私の宴席話を綴ってしまったが、ここまでが枕詞である。以下より表題の件となる。

最近発生したとある些事によって、私は自身の今後の人生を考える機会を得た。それは老後の事であったり、貯蓄の事であったり、人間関係の事であったりする。

不思議不安はない。「少くとも僕の場合は唯ぼんやりした不安である。何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である。」と言ったのは太宰だったか芥川だったか。或いは川端だったかも知れない。

老後を一人で支えていく貯蓄は作れる。今現在のところは十分な資産が無い為「ある」とは胸を張って言えないが、仮に70歳定年制度が導入されようとも、食べていけるだけの資産形成するだけの資力はあるものと自負している。

加齢による孤独との付き合いも、それなりにこなしていくつもりだ。とは言え、老境に達した事もない若輩が悟ったような事を口にするのも軽々しい。鋭意努めるといった表現に留めておこう。

そのような事を独りごちること数日、ようやっと私は「自身に生きている理由がない」と言う平々凡々な結論に至った。

却説そうなると困ってしまう。理由もないのに生きていくには、あと数十年という年月は些か長すぎる。排泄物生産する装置として延々と過ごしていくには動機けが心許ない。

人生に対しての意味を考えるのは、数多く存在する宗教という団体が約二千年ほど前から継続して取り組んでいるようだ。詳しくは知らない。

彼の団体が世に出している成果物を拝見したこともあるが、私には意味を見出すだけのものはなかった。

理由も無い、意味もない。そうなると次の段階として「可及的速やかに、かつ周囲の迷惑を最小限にとどめる形で自殺する方法考察する」ということになるが、私にはそれを実行するだけの胆力が備わっていなかったようである。自ら命を絶つという行動を想像するとき自身の玉袋が萎びていく感覚が如実にそれを証明している。

安田講堂演説をぶった後に割腹して果てたのは誰だったか筋骨隆々とした当時の写真を見るに、グラビアモデルか何を生業としていた人だと推察しているが、どうだろうか。職業はともかく、その胆の据わりようはまさに驚嘆に値するが、私には到底真似のできない所業である

理由も無く、勇気も無い。理想も無かった。願望もこれといって無かった。意味のある無しは私自身が決定するものではない。後世の人間理由付けしたもの意味だ。

かと言って「無い」状態を維持していくのも据わりが悪い。回答でも解答でも一向に構わないのであるが、「ある」状態にしたい。ふとそう思い至って有休申請をしたのが昨日の午後、目の前のキーボードを叩いては嘆息する作業に飽きてきたのがつい先ほどの話だ。

先人の知恵を生かす事こそが人類であり、その事を辞書で引くと即ち「英知」である。ならば私も人類の英知の恩恵に与ろうと「はてな匿名ダイアリー」なるサイトの中に設置されている検索窓で「人生 理由」と入力してENTERキーを叩いたところ、検索結果は0件だった。平日の昼間から人生 理由」や「人生 意味」といったワード検索をかけている中年男性という絵面も大変に珍妙ではあるのだが、ここで膝を折るわけにもいかない。

Google検索で「人生、宇宙、すべての答え」で検索すると「42」という解が得られるというのは割合に有名な話ではあるが、できれば証明過程のほうも見せていただきたいので、「人生 理由」や「人生 意味」などのワードGoogle検索をかけても、有象無象が多くて選り分けるのに四苦八苦しているうちに時間けが過ぎ去っていく。回顧するに到底建設的な所作とは言えない。

※ちなみに、「人生 理由 anond」等とGoogle検索すると、先人への英知に到達する作業が捗ったという事実も申し添えておく。


・・・結局、特段の進歩もなく、たまっていた有休を消化して終わるだけの一日となりそうだが、髪の毛一本分、まさに寸毫ほどの厚さだけでも遺物があれば、後進増田諸氏の灯台となり得る可能性はあると考えた。

可能性に賭けることは好きではない。そもそも賭け事が嫌いだ。だが、この愚かな人間がしたためた理由意味もない駄文が、誰かにとっての灯火となれば幸甚である

大海原の中のマッチ一本分にも満たない、本当に小さな灯り火であるが。

ここまでお付き合い頂き、かつ増田諸氏の人生の貴重な時間をも少々頂けた事に深謝する。増田諸氏の人生に幸多からん事を祈念して、ここで筆をおく。

https://anond.hatelabo.jp/20170614201508

国際的には「人権を守るために表現規制することはできる」が基本。

 

表現に対して社会がノーをつきつけることはできる。

 

でもそれは警察権力政治権力恣意的にやっていいことではなく、オープン議論の末に社会合意を得ることでやらなければいけない。つまり議会で決めること。

大阪ヘイト禁止条例のようにな。今はIS自由表現できる場所ネットでどんどん減っている。

 

から表現を守る前提として、

クジラックス漫画に対して規制を主張しつつ、

警察の「任意要請」に対して批判する

は混在できる。

 

クジラックス漫画批判たからといって「表現の自由」を守ろうとしていない似非リベラルにはならないし、

上野千鶴子の講演を中止にした市長批判したのに、百田尚樹の講演を中止にした一橋大学を褒めたからってダブスタにはならない。

 

どのような表現規制自主規制されるべきか

別にクジラックス漫画以上に少女を陵辱する漫画存在する。なぜ容疑者クジラックスに影響受けたと語ったのか。クジラックス漫画のどんな表現に影響を受けたのか、を考察したほうが有益

 

画像コピペ海賊版が氾濫され、モラル麻痺

クジラックスの「がいがぁかうんたぁ」はネット海賊版が氾濫している。同人誌アップサイトに無断掲載されてるだけでなく、匿名掲示板twitterなどのSNSでも切り取られたページがコピペされ拡散されている。そこにつけられたコメントの中には、笑いを意味する「www」をつけたり、「この方法があったか」などと犯行を煽るものが多数含まれている。

 

今回の容疑者も、クジラックス同人誌を購入しているとは思えない。海賊版コピペ画像で知ったと推測する。そうした画像が貼られるネットコミュニティに入り浸っているうちに感覚麻痺してモラル崩壊してしまった一面があるのでは、と思う。だから漫画に対して「現実では犯罪になります」と注意書きを加えたところで、切り貼りされた画像流通するネットコミュニティのインモラル環境を何とかしないと、あまり意味がないだろう、と思う。

 

手口を描くと批判を受ける

レイプを描く漫画クジラックスだけではない。なぜクジラックスが名指しされるのか。他の同等の漫画との違いは何か。内容にファンタジーが含まない(ラブラブにならない)という点があるが、やはり手口の描き方の上手さが特徴なのだろう。単に絵が上手いというだけではない。ネームコマ割りが上手いから印象に残る。解説が上手い。

 

テレビでも事件報道硫化水素の作り方や爆弾の作り方など手口を詳しく解説した番組ネット批判されてきた。犯罪を扱った一部のコンテンツへの違和感は、それらと同等のこととも言える。実際にかつては山ほどあった、爆弾製造方法硫化水素自殺の仕方などのようなインターネットサイトは、警察要請市民通報で次々と消されている。

 

 

以上2点について、結局はネット上での拡散のしやすさが問題とも言える。いくら自主的年齢制限限定配布で閉じた流通を目指しても、それを拡散させるネットユーザーがいる問題だ。これでは現状の表現の自由は守れない。

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