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2018-02-06

anond:20180205181114

元増田です。1ヶ月前の増田が浮上してきて驚きました。

凄く申し訳ないのですがヘイトも何も本当に理由が思い付かない出来事でした。


自分で言うのもなんですが、自分は相当小心者で、声も小さく、喫茶店のオーダーすら二度聞きされるタイプです。

また、パブリックな場で大きな物音を立てる事に抵抗があるタイプなので、入店から着席しPCを取りだし開きスリープ解除するまでの動作も相当に静かでした。

更に言えば、入店から着席までの導線で、その老人に迷惑をかける事自体位置的にも角度的にも、ほぼ不可能位置関係でもありました。


なのに、開いたPCに触れようとした瞬間に怒鳴られました「オマエは俺をバカにしてるんだろう!」と。


どう思い返しても(仮に無意識にであっても)自分は失礼に当たることは一切していません。しかも、怒鳴られ始めた時点では、努めて冷静に「何か失礼な事をしたのでしょうか?」と、礼を欠かない様に注意しながら質問しましたが「やっぱりバカにしているな!」の一点張り

ここまでされて、問うても理由を明かされず、一方的に静かな店内で罵声を浴びせられた上で、私にどの様な非があったのでしょうか?それでも自省をせよと仰られるのでしょうか?

申し訳ないのですが、全く納得が行きません。有耶無耶にせず本当に警察に行けばよかった。年長者への敬意は人並みに持ち合わせているつもりですが、理不尽諌める事に年齢は関係性ありません。そう思い直しました。

もうひとつ。ここまで書いたので「一回目」についても捕捉します。

「一回目」は全く違う街の喫茶店で、入店マスターに「電源をお借りしつつPCを使って良いでしょうか?」とことわり、マスターからどうぞどうぞ」と言われた上で、PCを開き、電源アダプターをセットした所で、見ず知らずの老人から「この電気窃盗犯が!」といきなり怒鳴られました。この時は「お店の方から了承をいただきましたよ」と返答すると、謝罪言葉もなく「ふざけてやがる…」とぶつぶつ言いながら退店して行きました。


どちらの行為ヘイトなのでしょうか。

2018-01-21

anond:20180120221810

ほんとにね

結構指摘されているけれど、

極右過激派極左過激派って少数でしかないのに、

陣営と左陣営がそれぞれその過激派敵対勢力全体に拡大解釈して、お互いが叩き合うっていう光景、どれだけ繰り広げられてきたことだろうか

過激派なんて両陣営とも切り捨ててノーカンにすべきなのに、

現状ネット社会ではむしろ陣営ヘイトを増幅する加速器になってしまっている

こういう争いを諌める役割をこそ左派には担ってほしいのだが、

左派もその争いに引きずり込まれしまって、そこから一歩抜け出た俯瞰的価値観を見つけ出しきれていないのがこの問題の根源かも

2018-01-13

不倫して幸せになるなんて普通有り得ないでしょ?

 私には高校の頃からの知人がいる。

 彼女は厳しい親の教育の影響か、普段大人しい癖に、親しい間柄になるとかなり自由奔放でわがまま性格を惜しげも無く晒してくれた。周囲は幾度となく彼女に振り回されていたが、彼女言動はややエキセントリックでまあ見ている分には結構面白かった。ので、ツッコミ役というか諌める役というか、そういう手綱を握る役割を買って出て自分に火の粉のかからない位置から存分に観察していた。

 知人やその女ではいまいち分かり辛くなりそうだったので、とりあえずここではエーコする。

 そのエーコから不倫をしていると告白されたのが、丁度社会人になって一年が過ぎようかという頃。

 相手職場上司で、小学校四年の息子と三年の娘がいる四十代後半だという。話を聞いた時にはまだそういう関係になって一ヶ月も経っていないと話していた記憶がある。

 こいつ馬鹿か。それが告白を聞いて一番最初に感じた事だった。今まで色んなエーコ馬鹿を見てきたが、まさか人の道を踏み外す程とは思いもよらなかった。

増田にだけしか言えないんだけどさあ……」

 なんて、何百回と聞かされてきた告解の歌い出しから思いもよらぬ爆弾宣言をかまされて、正直私の頭の中は焼け野原だった。意味が分からない。訳が分からない。なぜ不倫をする? 今まで腐る程お前の馬鹿に付き合ったがいくら何でも今回のに関しては酷すぎる。

 この数秒で吐き気のする様な嫌悪感エーコに感じた。普通人間ならごく当たり前であろう感想を抱き、まずはそれなりの付き合いもある身としてごく当然の忠告をした。

 そんな関係はとっととやめろ。お前がやっていることは犯罪だ。その行為はお前と相手だけの問題ではなく、お前や相手に連なる全ての人を不幸にする、と。

「そんな事分かってるよ」

 と、不倫している世の中の人間が確実に口にする言い訳TOP10に入りそうな子供じみた言葉。いや分かってねえだろ。分かってねえから不倫してんだろお前は。ことの重大さも理解せずに、拗ねたような態度をとるエーコ。おそらく彼女は私がいつものように「はいはいエーコは全く仕方ないね」なんて諦め気味に話に付き合ってくれると、今の瞬間まで信じていたのだろう。生憎と、こちとらお前と違って普通感性を持った人間なのだ。そんな話を聞いて仕方ないとか言うわけないだろ。本当に救いようの無い馬鹿だ。

 だがエーコの方はといえば、そんな私の事など眼中に無い様子で聞いてもいない上司との不倫エピソード披露し始めた。

 毎日メールをして互いに体を気遣いあっているだの、週に一度は会って彼をマッサージしてあげるのが楽しみだの、たまに良い雰囲気になってそのまま情を交わしたりする事もあるだの。まるでこの話を聞けば私も二人の関係応援してくれるはずだと言わんばかりに。

 そんな話、恋人がいる身としてはとてもじゃないが正気を保って聞いていられるわけが無い。私の場合結婚している訳では無いので不倫ではなく浮気なのだろうが、どちらにしても自分が知らない所で恋人が別の女とそんな事をしているなんて、考えただけで全身に悪寒が走る。

 とにかく私は嫌悪感を堪えながら、少しでもエーコが目を覚ます助けになればと不倫が如何に周囲を巻き込み苦しめるのかを辛抱強く話して聞かせた。

 しかし話せば話す程、エーコは頑なになっているのがわかる。話の通じないイライラ気持ち悪さとで、私は遂にエーコとの絶縁を宣告した。目の前で連絡先を削除した。金輪際お前とは赤の他人だ、二度と関わらないで欲しいと言い捨てると、エーコは顔を真っ赤にして声もあげずに涙をボロボロこぼしながら怒りとも恨みともつかない表情でその場から立ち去った。

 そんな顔をしたいのは罪もないのに裏切られている相手方家族の方だろう。しかし、エーコ言動うんざりさせられる事も多かった私は、勢いとはい彼女と縁を切れた事にホッとしていた。

 それから半年程して、風の噂でエーコ上司不倫がバレたと聞いた。

 エーコ慰謝料請求され、更には二度と接触出来ないよう県外へと追い出された、と。

 ほれみたことか。因果応報だ。

 私はエーコの事を心底軽蔑した。

 その頃には私もプロポーズを受け、そしてその一年後には夫になる男性と共に充実した日々を送っていたので、それ以上胸糞悪い話題にわざわざ自分から飛び込んでいくこともあるまいと、それ以降エーコ話題を避けるようになった。

 彼女普通に生きていれば、今頃真っ当な関係で付き合える恋人もいただろうに、などと哀れむ気持ちさえ、その時はあった。

 しかそれから十五年ほど経った時、私は夫の不倫を原因に離婚した。一人息子はまだ中学に上がったばかりで途方に暮れた。主婦として夫の苗字に入ってからというものパート以外に職を持たなかった私は両親の元に子供と一緒に身を寄せ、細々と生活するしか無かった。

 そんなある日、息子が私宛に手紙が届いていると言って粗末な茶封筒を持ってきた。送り主を見て私は固まった。

 エーコだった。

 苗字は違うが間違いない。エーコだ。この妙に丸っこい癖のある文字は、彼女が懸命に字を綺麗に書こうとする時に出てくるものだと、すぐに分かってしまった。

 途端にあの日感じた嫌悪感と夫の不倫とがダブって感じられる。

 私はかなり長い期間、その手紙を開封するのをためらった。この手紙を読めば、絶対に私は後悔すると確信があった。何度もゴミ箱へ捨てたが、その度に何故か拾ってしまった。

 数ヶ月経って、漸く覚悟を決めて手紙を開封して呼んだ私を待っていたのは、「手紙を読んでくれてありがとう」という一文だった。それから一行あけて、手紙言葉を選ぶように慎重に進んだ。

 エーコ手紙の中で、十五年前の不倫相手と籍を入れたという報告と、事の顛末が記されていた。

 当時不倫相手だった上司の奥様から慰謝料請求され、恐怖と後悔を感じた事。しか慰謝料のほぼ全額を上司が肩代わりし、その代わりエーコ上司と離れる為に県外へと出なければならなくなった事。私の言う通りに関係をやめておけばと幾度となく考えた事。しか上司のことを忘れることが出来ず、密かに文通をした事。上司はバレた後少し経ってから家族とは別居を始めたという事。上司マッサージを喜んでくれたのが嬉しかった思い出を頼りにその勉強をして資格を取り、数年前に自分の小さなマッサージの店をもてた事。そしてこの手紙を書く一年ほど前、正式上司と奥様の離婚が成立し、最近籍を入れた事。上司は小さい工場に何とか雇ってもらい、二人で協力して慰謝料支払いと奥様への仕送りをしている事。上司の子供は奥様との間の子達だけだからエーコ上司との間に子供を作らないと決めた事。

 そして手紙最後には、「本気で叱ってくれた増田にはどうしても伝えたかった。増田にとっては不快かもしれないが、私は今、増田にとても感謝している。そしてこれからは、私が裏切り傷付けた全ての人達に償う為、誠意を持って生きていく」と添えられていた。

 それらの信じ難い文字列便箋の上を走るのを、私は呆然と眺めるしかなかった。

 ただただ、嫌悪感があった。

 普通に生きてきた私が何故夫から裏切られ、不倫などと人の道から外れた行いをしたエーコ好きな人と結ばれたのか。

 悔しい。苦しい。

 めちゃくちゃになれ。

 不倫から始まった夫婦などいずれ崩壊するに決まっているのだ。

 手紙は燃やして捨てた。

 今も思い出す度に怒りと悲しさとで震えが止まらない。

 夫もエーコ上司も、皆不幸になってありったけ苦しんでしんでしまえばいいのに。どうして私だけがこんなに苦しい思いをしなければいけないのか。

 不倫をして幸せになるなんて普通有り得ないでしょ?

2017-11-30

増田さんが彼氏として承認されました。

さきほどコミュニケーションアプリライン」を使った告白受理され、無事承認されました。

増田さんは喜びの言葉と、「これからより親密になれるよう、今までできなかったことにも精一杯挑戦したいと思います」と今後の抱負を述べました。

それに対し彼女さんが「あまり無理をせず、お互い自重あいましょう。」と増田さんを諌めるシーンもあり、会場は笑いに包まれました。

2017-11-11

30人の壁・50人の壁を見上げるイチ社員つぶやき

会社が成長するにつれ起きる主に人事関連で起きる問題象徴的に表す言葉で「●人の壁」というのがあります

その30人の壁・50人の壁を体験している社長さん側の語りは見たことがあるのですが、社員側の意見を読んだことがないなと思い、筆を取りました。

ちなみに特に結論みたいなものはありません。「ふーん」と読んでくれればと思います

しばらく前になりますが、六本木の安い居酒屋ベンチャー社長たちと飲んでいるとひとりの社長が語り出しました。

いまちょうど30人の壁のようなものにぶち当たっている気がするのがけれど、何がいけないのかわからない。会社は順調だし、ブラックでもないし」と。

数億の資金調達をし、界隈ではそこそこいけている感じの会社だったと思います

自分は少し前に独立したのですが、話を聞いた時はこの社長とは別のベンチャー社員でした。30人の壁とやらで辞めたうちの一人です。

30人の壁を前に、そして真っ最中に、どういうことか起きるか、起きたかを羅列してみたいと思います自分は辞めた側なので当たり前にマイナスなことが中心になります

ちなみにこの壁とやらが30人で起きるのか50人で起きるのかは会社によるのですが、簡単言葉で言うと『社長の器による』という印象です。20人で起きている場合も、50人でも平和のものという会社もあります

そして、ここ重要ですが、「社長はこう思ってるんだよ」「イチ従業員の君たちにはわからないだろうが」というのは当たり前ですが一切抜きでいきます

30人の壁を見上げる者、また後方から眺める者としての一方的意見です。

会社の動きとそれによるマイナスな影響】

1、フラットに近かった関係性に「組織」という概念生まれる。人事に納得のいかない社員がつまらない思いをする。(自分はこれです)

2、縁故採用だけではなく、一般採用が急激に増え、コミュニケーション不足による不協和音が発生する。

3、サービス認知の拡大により1→10のフェーズに入り、これまでヒーローとされていたゼロイチが得意なメンバー営業チームに押され、プライドが傷つく。(自分はこれです)

4、社長ブログパワーアップして胸焼けする。(自分はこれです)

で、この中で、2や3は社長さんたちのブログなんかでよく見かけるので(でも的外れ意見だったりするとは思う)、1についてやや深堀りし、4についてはもっと深堀りたいと思います

繰り返します、社長さんたちの思いはスルーしますよ。

まず1の組織化ですが、全員が納得する人事なんてあるはずもなく、自分もっと良いポジションにあるべきだという(自分のような)人は、よっぽどその会社に恩義を感じていたり、給料が良かったりしない限りは俄然やる気が消滅します。そして当たり前のように「会社やめよっかな〜」と言う考えが脳裏をよぎるようになるのです。

何せここは引き抜きが横行するベンチャー界です。しかも今は大型資金調達成功が続き、経営者たちは西にIoTプログラマーがいればウチならもっと唯一無二の開発ができるよと口説きに走り、東に死ぬまで売りまくる営業がいればビジョンと涙を垂れ流して獲得に行く、そんな時代ライバル企業メンバーを堂々と引き抜きにかかる猛者もいます人材流動性の高いベンチャー界においては人事は諸刃の剣となることはいうまでもなく、「このポジションでしばらく我慢してくれよ」と言っている間によそから引き抜かれてもしょうがないのです。

自分場合でいうと、辞めた会社では一桁台の入社で、自分能力会社を支えてきた自負がありました。技術方向性会社事業マッチしている。自分が開発したものが売れて、人の役に立っている様子はとても嬉しかった。みんな忙しいだろうなとひとり仕事を抱えたことも数知れず。でもベンチャーってそういうもんなんだろうなと思っていたので頑張ってました。

でも人事で自分の上に立ったのは、自分より後から入ってきた「人に仕事を渡すのが上手い人」。技術者として自分よりいい仕事をしているとは思わない。お恥ずかしながら勝手に感じていた社長との信頼関係はないものなのだと感じ、人事発令から2ヶ月で、辞めますよと(slackで笑)辛い時期を支え合った総務のメンバーに伝えました。

「情けないな、次の人事で上に行くように頑張ればいい」という、自分大人気のなさを諌める自分も出てきて一瞬悩みましたが、その時間ももったいないと思い、すっぱり辞めることにしました。

そもそも管理職になりたいのかというとそうでもない。ただ、会社行方には口は出したい、そんなわがまま気持ちがあることもここで気づかされました。

出した退職届はそれなりの引き止めののち受理され、いま自分独立してひとりで仕事をしています。誰かを雇うなどは考えていません。めんどくさいので。

さて、僕のしみったれた話はこの辺にして、次に、4の社長ブログについて。

そもそも壁とか関係なく社長ブログを好まない社員も多いと思います自分も嫌でした。

以下、社長ブログを書いている会社社員に聞いてみた、社長ブログで「まじ勘弁」と思っていることベスト3です。(3人しか聞いてませんが。プラス自分

1位 読んでることが前提なこと(勝手に発信して読んどけ感出すな。)

2位 すべてに感謝感謝みたいな内容(マジでやめてほしい。恥ずかしい。イタイ。 ※20代拒絶反応

3位 名前は出さなくても社員の誰のこと書いてるかわかる批判自分のことだなっていう内容を書かれたあとどういう反応したらいいかからない)

壁とどういう関係があるのかというと、やっぱり組織化すると雰囲気変わるんです。ブログちょっとより社長っぽくなる。

辞めるまでの2ヶ月、組織ってどう変わるんだろうと思って見てたんですが、それぞれがそれぞれっぽくなるんです。

総務がめちゃくちゃ厳しくなったり。営業でそれまで自由にやっていた子がなんかパワー半減してたり、その上に行った人はキリッとしてたり。「俺通して」感出るんですよね。

それが耐えられなかったんですよね。なんか。子どもですね。自分がそこに混れなかったからかもしれませんが。

前の会社は入った時から組織ができていたからなんとも思わなかったんだと思うんですけど、みんなが窮屈そうになったのがなんか嫌で。もう自由になろうと決めました。

社長ブログはよりラブ&ピースになり、以前からあった特定の誰かを示唆する内容がより増えました。僕以外にも人事に抵抗しつつ残っている人はなんかかわいそうなくらい書かれていました。あれって、社員には言い返す場がないんですよね。ずるいよ。

いきなりですが、ネガティブ気持ち書いてたら疲れてきたのでここらで締めます

結論はありません。では。

2017-09-12

anond:20170912112441

うその通り

でも性豪のバカ殿様家督継いだら、家来の娘や親戚の娘は全部自分側室にするって言い出しかねない

そういうとき近親相姦禁止の法があると、家老諌めることが出来て、集団は維持される

まりがあるのも大事ことなんだと思う

2017-08-14

近所のスーパーかわいい女性店員がいたんだけど、彼女が別店舗に異動になってしまった。その移動先の店舗にも通って食事に誘ったけど、やんわり断られてしまった。仲良くなりたいんだけどどうすればいいですかというラジオ投稿をきいた。ちなみに投稿者は50代で相手女性20代後半らしい。

DJ人達は「彼女からしたらお客さんに手は出せないよ~」と笑いつつも、最後は「犯罪にならない程度にがんばって。応援してまーす。」と答えていた。

普通にこの投稿者のことが怖いし、なんでこの投稿読んだんだよとか、DJもやんわりと投稿者諌めるのかと思えば最後は「応援してます」だしわけわかんねーし、そもそも考えすぎかもしれないけどどうかネタであってほしいなと思う。

2017-08-08

https://anond.hatelabo.jp/20170807153630

道徳観というよりも、言葉用途の違いでしょ

ことの善悪を裁く意味使用するのか、相手諌めるつつ慰める意味使用するのか、諦めて気持ち整理するために使用するのか。なぐさめるために使用するのか。

1番目の意味で使ってる人は少ないと思うが

2017-07-05

まらないものをつまらないと言えない世界のはなし

アガルタがつまらなかった。

もちろん、面白かったひともいると思う。これはそういう人に向けて書いた文ではないので、引き返していただいたほうがいいと思う(と、予防線を張っておく)。

私はアガルタがつまらなくて、不快だった。この新宿ネタバレに溢れた話を、「新宿より先にやってもいい」と判断した運営には心底驚愕したし、はじめて運営意見フォームから意見を出した。ツイッターでも正直につまらなかったと言った。

しかし私がここで書きたいのは、アガルタのどこがどうつまらなくて、どこがどう不快だったかという話ではない。そういうのは書きつくされていると感じるし、それを書くためにアガルタを読み返すことすらしたくない。

私がしたいのは、アガルタ公開後にツイッターで湧いて出た『考察』についての話である

本編で提示されていない内容を元にした考察は全て妄想である、という話をしたいわけではない(その意見には全面的同意だけど、妄想してはいけないというわけではない。妄想であることを自覚して欲しいとは思うけれど)。

ただ、私が見かけた『考察』のうち、どうしても思うところがあるものが二つほど存在し、その二つがどうやら同じモノを発端として発生しているような気がしたので、ひとつの覚書としてこれを書いている。

先に言っておくと、「だからどうした」みたいな話だ。単なる思いつきのメモである。でもどうしても、それこそ「吐き出したく」なったので書く。

※あ、ここからアガルタの根幹に関するネタバレ存在するので、アガルタクリアのかたはご注意下さい。

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というわけで、『考察』の話をしよう。

ひとつは、『アガルタ』のつまらなさ(『平坦さ』『薄っぺらさ』)はある程度意図されたものである、という『考察である

アガルタ』はすべて『不夜城キャスター』が紡いだ物語である。故にお伽噺のように平坦だし、寝物語のように淡々として、即興で紡いだがゆえにちぐはぐであり、ご都合主義がまかり通る。そういう意見である。これはかなりRTされていたように思うので、見かけた人も多いのではないだろうか。

この考察は『本編で提示されていない』とまでは言えない。『アガルタ』が不夜城キャスターの宝具によって紡がれた世界である、というのは、本編中で示唆されている内容だ。

「『アガルタ』は、(15節まで)不夜城キャスターが紡いだ『物語である。」

問題は、これがどうして「だからまらない」となるのか、という話である不夜城キャスターは千夜物語を紡いだ語り手だ。「つまらない」話など紡いだらその場で殺される、そういう状況で語り続けた語り手なのだ。その彼女が紡いだ物語が「つまらない」ものであるはずがないし、「これが不夜城キャスターによって紡がれた物語である」ということを示すために「つまらなさ」を選択する必要はない。

例えば、必要以上に大げさな展開・カルデアとはかけ離れて愉快な配役のキャラクター荒唐無稽で「楽しい物語。学園モノで言う文化祭のような? ──そういったものでも「これは『物語である」ということを示すことは十分に可能なはずだ。普通に考えて、ソーシャルゲームという「飽きられたら終わり」の世界(これはある意味「飽きたら殺される」不夜城キャスターが置かれていた状況に近いとも言える)で、わざわざ意図して「つまらない」物語提供する、そんな作り手が居るはずがない。っていうか「つまらない」と自分で思っている話を15節も書き続ける苦行をやる書き手いるか

というわけで、この『考察』は間違っていると私は思う。『物語である部分は正しいかもしれないけれど、「だからまらない」という理由にはならない。

……が、私が今言いたいのは、この『考察』が正しいかどうかについてではない。

結論を導く前に、ふたつめの『考察』について話をしよう。

こちらの『考察』は、「マシュ・キリエライトは1.5部でビースト化の道を辿っているのではないか」というものである

この『考察』は、不夜城キャスター不用意に放った発言に対し、マシュが「貴方は私達の逆鱗に触れました」(だっけ? 読み返していないので正確なものではないけど、ニュアンスとしては間違っていないはず)と発言したことに端を発する。

状況としては、(これは何処かで見た表現なのだけど)「交通事故遺族のマシュに対して、不夜城キャスターは、マシュが交通事故遺族であることを知らずに『交通事故って一瞬で死ねそうで羨ましいです』と言った」と理解するひとが多いと思う。個人的には、ロマニ・アーキマンは自らそれを選び取った(けれど、決してそうしたいわけではなかった)という点において不十分なたとえである気もするけど、まあ、その点はさして重要ではない。問題は、このマシュ此処で不夜城キャスターに対して『キレた』ことが、今までのマシュのキャラクターからすると不自然である(と感じたユーザーがいる)ため、これはマシュが『変化している』ということではないか、ということからまれた仮説である(と思う。違ってたらすみません)。

この『考察』については、1.5部のラストに辿り着くまで、正しいかどうかはわからない。わからないが、私はこの『考察』にも違和感がある。

何故なら、このマシュの言動に対して、主人公ダ・ヴィンチちゃん、シャーロック・ホームズというその場に居た面々が、違和感を覚えている描写存在しないかである

物語として仕組まれた『変化』なら、それが『変化』であるということも同時に示されるはずだ。ダ・ヴィンチちゃんが違和感を覚えるのでもいい。主人公がマシュを諌めるのでもいい。六章でマシュを激励したところのホームズだって、その役目を負うに十分だろう。けれども彼らは、マシュの『変化』に気付くことはなく、心情に理解を示した。ならば(素直に読み解くのならば)、ストーリー上は引っかかるように書かれた部分ではなく、マシュに『変化』は存在しないということだ。あれだけわかりやすく(傍点まで使って!)不夜城キャスターにマシュを挑発させた書き手が、ここで示したかったのがマシュの『変化』であり、それがビースト化の布石であるというのなら、その『変化』はもっとわかりやすく、そう、【作中の誰かが危惧を抱く】という形で提示されるはずだろう。


……それで? と。

この『考察』が気に入らないのはわかったけれど、だから何なのか、と、そろそろ思われている頃だろう。というわけで、結論に入る。

これらの『考察』は、つまり、『公式提示したもの批判してはいけない』という、ツイッターランド特有文化からまれた『考察』と言う名の言い訳なのではないだろうか?

「つまらなかった」「マシュのキャラ解釈違い」は推奨されるツイートではない、けど、自分が感じたことが正しくなかったとは思いたくない。だから彼らは『考察』するのだ。

「つまらなかったけど、つまらなかったとは思いたくない」→「つまらなかったのも公式意図したことであれば、『つまらなかった』と思うのも当然!」

「マシュの言動違和感がある。これは(私の考える)マシュじゃない」→「マシュの言動違和感があるのは、公式がそう意図して表現しているから!」

……こうして『考察』することで、「自分公式を『批判』しているのではない、寧ろ公式意図を正しく汲み取っているのだ」と言うことができる。自分が行っているのはアンチ行為ヘイトではなくファン活動であると思うことができる。

「つまらなかったのも公式意図したことであれば、『つまらなかった』と思うのも当然」という言説は、「面白かった」と感じた人の感じ方を「公式意図を汲んでいない誤ったもの」にしてしまうことや、「マシュの言動違和感があるのは、公式がそう意図して表現しているから」という主張は、マシュの怒りを当然のものと受け取った人の感情を「ビースト化に繋がるもの」と見做していることに、彼らはもちろん気づかない。


まらなかったのなら、つまらなかったと言えばいい。

アガルタのマシュが解釈違いだったなら、解釈違いだったと言えばいい。


わざわざそこに、尤もらしい理由をつける必要はない。


考察』といういかにも理性的に見える言い回しで、貴方は、他人の感じ方を(ただ「つまらなかった」というよりもずっと強く)否定してはいないだろうか? 

貴方の『考察』は、自分公式に抱いた負の感情を、無理やり納得させるものではありはしないか



まらないものをつまらないと言えない世界には、『考察』という名の妄想蔓延る。






公式ファン距離が限りなく近づいた昨今、願わくはその妄想が、公式逆輸入されてしまうことがありませんように。



(これでもしマシュのビースト化がきたとして、それなりの描写があれば受け入れないことはないけど、「アガルタから布石はあった!」って言われたら、さて、どうしようかなあ……)

2017-04-19

オタクウヨク的かサヨク的かと判別することの意義はあるの?

(勿論全てがそうとは言わんけど)オタク趣味というものがどこか保守臭さを感じてしまう点があることは、まあ確かに否めないとは思います

それはまあ、美少女キャラの消費の仕方が処女信仰的だとか、軍事要素大好きだとか、まあそこら辺ですね。

どうにもネトウヨだとかレッテル貼られても致し方ないとは、ある程度は思います

こういうときオタクに対してサヨク観点から批判的な目線を向けてしまます

でもその一方で、オタクサヨク特性も見逃せないのではないかなあ、と思います

たとえば、学校でのいじめられっ子とか、ブラック労働者とか、今風で言うなら「陰キャ」な人々がやるせない現実から

救済を求めるオタク文化に縋るというストーリーとかです。

(いやまあこの手の論も「最近オタクリア充多いだろ」で一蹴されそうではあるが…)

いくらウヨクっぽい趣味とは言え、その泣いて縋るような行動をそう簡単諌めることは是なのでありましょうか?

サヨクモチベーションなのではないでしょうか?

そこで「そんなキモい趣味に走るんじゃねぇ~」とか言ってしまうのは、むしろマチズモ保守主義価値観なのではないでしょうか?

こういうときオタクに対してウヨク観点から抑圧的な説教を加えてしまます

何が言いたいかと言うとオタクって「ウヨク」的要素と「サヨク」的要素のハイブリッド感があるよなあ、ってことです。

いやハイブリッドとかかっこいいもんじゃねぇか。いいとこ取りというか。悪く言えば半端もんというか。

からウヨク的に扱おうとしてもサヨク的に扱おうとしても、どうにも齟齬をきたしてしまう、と思うのですよねぇ。

まあしかしなんつーか、これ以降はオタクに限ったことではないけど、

世の中、何らかの集団属性或いは個人についてパーペキに「あいつはウヨクだ」「こいつはサヨクだ」と

明確に分けられたもんじゃないと思うんですよ。

一見ウヨクな人がリベラルっぽいこと言ってたり、

一見サヨクな人が保守臭いこと言い出したりとかなんてことは、ままあると思うんですよ。

ガチウヨク」「ガチサヨク」な存在なんて、本当にほーんの一握りしかいない。

あとの全ては所詮ウヨクっぽい」「サヨクっぽい」という、あくまでも「印象」でしかない。

あんまり何かの属性に対してウヨクサヨクだ結びつける行為は、メガネを曇らせてしまうだけなんではと僕は思うんですよねぇ。

2017-04-06

今村復興大臣擁護しすぎだと思う

 例の今村復興大臣の話。

 Twitterなんかでも「大臣被害者」みたいな話が結構リツイートされてる。

特別ネトウヨ的な人じゃない普通の人なんだよね。まあ安倍総理の支持者だと思うけど。

 なんか大臣否定的なこと発言するのが憚られる空気あるね。正直ちょっと怖いよ。最近

 自民党支持するのも安倍政権を支持するのも別にいいけどさ。

からって、何でもかんでも擁護するのはどうかと思う。

確かに記者はしつこいけど、あの程度でキレる人が重責を担えるの?って不安にならないのかな。

 あれじゃ贔屓の引き倒しでしょ。身内に甘すぎると組織が腐るよ。支持者ほど諌めるべきは諌めなきゃダメでしょ。

 無礼と言っても、大臣天皇陛下じゃないんだからさ。

あのくらい上手くいなして、自分得点にできるような冷静さを期待するでしょ。

てか、普通にあの場面で怒り出すかね?カメラの前で。

 あんなキレやす大臣じゃ、周りの人も怒らないように気を使ってるんじゃないか心配するよ。

みんなに『先生先生』ってチヤホヤされて感覚がズレてんじゃないかな。

 なんであん大臣まで擁護するかね。

自民党のためにはむしろ是々非々で諌めたほうがいいと思うけど。

官房長官はまだバランス感覚がある気がするけど、支持者がなんでも擁護なっちゃって怖いよ。

 自民党支持者の人、どうなんですかね?実際のところ。

2017-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20170321151051

諌めるってのは元増田文章自分感情的な人を諌める、と本人は思って書いてそうだなあと思ったか諌める表現したまで。

解釈云々は、「お前の元増田解釈は俺とは違うってのがわかんないの」的批判結構受けるからその予防線を張っただけだから

本論に関係ないが。

いちいち具体的に長々と書いてたら長いのがまずだめとか言われたし、そもそもこのトラバリーみてる限り長いとはつまり怒ってるんだとか言われるんじゃないのか。

http://anond.hatelabo.jp/20170321143741

でも実際は感情的人間諌める人が出てきても、

こうやってお前が勝ち負けに拘っていて云々ってしつこく責める人が出てくるのが現実じゃん。

このトラバリーのやりとりを傍から見てたら、そういう解釈もしたくなるってものだよ。

勿論諌める云々の意図他人が完全に解釈はできんだろうとか、そのあたりは認めるけれど。

本来感情的になるべきはなくても、それを指摘した人がこうまで言われてたらああいうことを

言いたくなるわ。どーせ横からはややこしくなるから云々思われるんだろうが。

2017-01-14

いや、HD振動があってもコントローラーは硬いんだから、愛海が求めるような遊びはできないからね

って興奮している愛海を普通に諌める三好くんの画像ください。

2016-11-26

メディアによる権威の低下がもたらすもの

中高年の世代権威主義の人が多いように思えるが、権威物事の正誤を判断するのは非常に愚かな行為で、

頭の良い層にとっては愚かさの極みであると思われる。

特に理系人間であれば、正当かを判断するのには非常に慎重になる必要があると理解できるだろう。

有名な機関が発表していたとしても、その主張に至るまでのプロセスなどを加味した上で蓋然性の高さを評価する。

時には権威主義人間が愚かに思え、雰囲気で正誤を判断してしまう風潮を変えたいと思うようになる。

 

最近ではテレビで有名大学の学生だったり医者弁護士など、権威を認められた人間が、

意外にも一般人と大差がなく、そこには誤謬も偏りもあるという情報が共有されるようになってきた。

特に大学入試に関してはテクニック世界であることが露呈され、テスト手段や知力の指標としては危ういものになっていると感じる。 

この流れが、権威に対する疑問をもたらし、今までの絶対的判断の仕方に変化をもたらすのではないかと期待する。

 

だが一方で、インターネット上では耳学問で得たあやふや知識と不完全な思考力を持つ人間が、

陰謀論や極論を論拠に、非常に知識正当性にも長けた人間否定する動きが見られる。

こういう理屈が通じない人間には、圧倒的な権威正当性を認めさせるのが有効手段なのだろうが、

その方面に関して言えば逆行していると言えるだろう。

 

勉強しなくても生きていける世の中であるが、こうした頭の悪い、世の中をかき乱すだけの人間を減らすには各々に勉強をさせる必要があるだろう。

正当な人間をも権威が低下した中で、自己評価肥大した人間諌める手段は非常に効率の悪いものになると想像する。

権威の低下と同時に、個々に学習必要性啓蒙していく責任メディアにはあるはずなのだ

ただ、現行の義務教育の中には科学的に正当性判断するための手段論理性と想像力を身につけさせる手段は入っていないが。

2016-11-16

[] #6「タケモトさんの嫌いな人」(後編)

家路に着いた俺たちには、未だくすぶっている気持ちがあった。

わざわざ町にまで出向いて色んな人に尋ねたのに知的好奇心をなんら満たせず、それでも持ち帰ったお土産は妙に鬱屈とした疑念くらいしかない。

もちろん、真実があの町から得られなくても、『あいつ』についてのアテはまだ残っている。

タケモトさんがいる、というより位しかいない。

弟もそれを感じたのか、ずっと黙りっぱなしだ。

タケモトさんが『あいつ』かもしれない、その可能性を知ってしまった今となっては、『あいつ』について尋ねるなんて俺には心苦しくて無理だった。

他人過去に、人生にあまりにも踏み込みすぎた、弟を無理やりにでも止めるべきだった、と俺は後悔していた。

だが突如、意を決したかのように弟は立ち上がり、俺に向かって声高に言う。

「タケモトさんに聞いてみよう」

やっぱり、そうくるのか。

「分かっているのか。俺たちの求める答えなんて、そこにはないかもしれない。場合によっては、後戻りもできない」

兄貴。今のこの状態で、夜ぐっすり寝て、明日の朝気持ちよく起きれるのかよ」

「……」

今日、寝れるのかよ!」

「……寝れない」

俺たちは『あいつ』について、既に片足どころか半身が浸かっている状態だった。

出ようと思えば出れるだろう、だが向こう岸にはたどり着けないし、半身はビショビショになったまま。

俺たちはたとえ全身がズブ濡れになろうと、向こう岸にたどり着けるか分からなくても進む道を選んだのだ。


俺たちはタケモトさんに、『あいつ』のいた町に行ったこと、そして『あいつ』について調べようとしたことを話した。

その行為を多少は諌めると思いきや、タケモトさんは黙って俺たちの話を聞いていた。

そして、とうとう弟はあの可能性を言葉にしてしまう。

「タケモトさんは……タケモトさんが『あいつ』なんですか?」

「はあ? どういう理屈で、そういう発想になるんだ?」

さすがのタケモトさんでも、その言葉は予想外だったような反応だった。

そして、その反応で俺の不安はひとまず解消された。

「何をどうしてそんな結論になったか分からんが、オレとあいつは別人だ」

「あの、『昔のオレとは別人だぜ』みたいなことでもなく?」

遺伝子レベルで別人だ! バカヤロウ!」

タケモトさんにここまで言われて、弟もやっと納得したようである

冷静に考えてみれば、俺たちの劇的発想はフィクションに触れすぎた結果導き出されたもので、大したエビデンスもなかったんだ。

疑惑が晴れたところで、タケモトさんは町に行って得た情報について尋ねだした。

「その町の連中は、あいつについて何て言ってた?」

「いや、大したことは何も」

「大したことじゃなくていから、述べろ」

「えーと、『よく知らない』とか、『いい人』だとか……」

「ふ、そんなとこだろうな」

タケモトさんの口ぶりから、答えは何となく分かっていたってことなんだろう。

「仕方ねえ。意味分からんことを吹聴されても困るから、ちゃんと語ってやる」


「まず、あいつの現在についてだ。ヒントは、その町の連中が言っていた『いい人』だ」

「今は改心して『いい人』になっているってことですか?」

トーヘンボクが。改心なんかしなくても、『いい人』になれる方法がもう一つあるだろ」

そこまで言われて、俺はやっと気づいた。

それと同時に、俺は『あいつ』に関する話は、予想以上に不味いものだとも分かり始めたんだ。

「……『あいつ』は、もう死んでるんですね」

(エピローグへ続く)

2016-11-06

[] #5「魔法少女になりたかった人」(エピローグ)

間違いなくあの日出来事が決定的だったのは分かるが、何があいつにとって不満だったのか、俺には不可解だった。

同級生タイナイにそのことを話すと、やはり冗談半分にしか聞いていなかった。

「じゃあ、あくま仮定の話として、カジマが魔法少女になることを拒否した理由を考えてみてくれないか

タイナイは十数秒ほど唸ると、おもむろに口を開いた。

「マスダの弟は、カジマは魔法少女になりたいわけではないといったんだよな」

「ああ」

「恐らく、正解だと思う」

「はあ!?


「人が心から何かになりたいとき、『なって何をしたいか』とかも考えるんだよ。なったら終わり、ではないんだから。それに『ならなければ出来ないこと』じゃないといけない。ならなくても出来ることなら、今の状態でもやろうと思えば出来ることなわけで」

確かにあいつは『魔法少女になりたい』とは言っても、『何をしたいか』は観念的なことばかりで不明瞭だった。

「あと、『なるためには何をすればいいか』ってことも考えるんだよ」

「それは……『なるためには何をすればいいか』が、そもそも分からなかったからだろう?」

「僕もそう思っていたけどさ。マスダがわざわざ方法を見つけ、お膳立てまでしてくれたのに、それを反故にしたのは妙だ。なる気がないと考えたほうが自然だ」

俺も薄々気づいていたのかもしれない。

それでも、その答えを先送りしたかったのは納得したくなかったというのもあるし、もう一つ分からないことがあったからだ。

「そうだとして、なぜあいつはそんなことを吹聴していた?」

そう、あれほどまでカジマが「魔法少女になりたい」と周りに言っていた、その理由が分からないのだ。

「僕たちも『有名人になりたい』だとか、『大金持ちになりたい』だとかを妄想したことはあるだろう?」

「まあな。この年齢にもなると、言葉にするのすら憚られるが……」

やっと気づいた。

それはあまりにもシンプルかつナンセンスな回答。

「それでもカジマは言葉にしたかった?」


カジマは『自分は、今の自分ではない何者かになりたい』と言いたかった。

俺たちが考えているよりも、もっと気軽に、まるで呟くように発露したかった。

まり、カジマにとって『魔法少女になること』は本来目的ではない。

魔法少女になりたいと言う』ことが本来目的だったのだ。

「そう。だからそれに伴った行動もしない、するつもりもない。なったところで、これといってやりたいこともない。というより本当になってしまったら『魔法少女になりたい』と言えなくなるから、むしろ困るんだよ」

あいつの魔法少女になりたい』も、本質的にはそれと同じだと? だが、なぜ数多ある中から魔法少女なんだよ」

「やるべきことが分かっている以上は行動に移さなければいけないからさ。周りにそれを期待される。その期待に応えられないと、失望される」

「周りにそう思われてまで語れるほど、あいつはバカになれなかった?」

「そう、つまりカジマは夢を語る人間だと周りに思って欲しかったが、不必要な期待も失望もされたくなかった。だから、なれる方法すら不明だった『魔法少女』を選んだってことなんだと思う」

「虚言癖ってやつだったのか、それも打算的な」

「マスダ、端的な結論本質から遠のくぜ。虚言とはちょっと違う。多少はなりたいと思っていただろうさ。でも、必然的に伴うリスクを負ってでもなりたい程ではなかった。もしかしたら、そういう事態になるまでカジマも自覚がなかったのかもしれない」


タイナイの考察がどこまで当たっているかは分からない。

だが、あいつがあの日以来『魔法少女になりたい』と言わなくなったというのは事実で、俺のやったことは余計なことだったという確信はあった。

徒労感、失望感といったものはなかったが、ただただ俺は脱力した。

カジマが『魔法少女になりたい』と吹聴しなくなって、周りはやっとそれが不可能な夢だと気づいたなんて思っているが実は違う。

カジマは「魔法少女になりたかった」というより、「魔法少女になりたいと言いたかった」のだ。

俺はそれを暴くという、野暮なことをしてしまった。

これでは魔法少女の正体を暴いた弟たちを諌める立場がないな。

今はただ、カジマが新たな“なりたい”を見つけることを願うばかりだ。

(おわり)

2016-10-08

この前、三田労基に行ってきた(小並感

数ヶ月前、賃金未払いで会社ゾンビ化したので話題の(?)三田労基にいってきた

都内会社問題があると場所的にお世話になることが多いと思う

労基って噂でしかいたことがなかったからどんなだろうなと思ったけど

中は普通役所だった

役所っていうか、役場

50近くのような方が窓口に立っていたのが印象的で、人手が足りないっていうのは本当なのかもと漠然と思った

 

私のケースはテンプレートに沿ったものだったので、手続きは非常にスムーズに話が運んだ

しかし私の隣では、逆に来訪者を諌めるような展開になっていた

こういった相談窓口の場合限界まで耐えて相談に来る人と、あまり考えていないおかしな人や、他責的な性格の人が多く来訪することだろう

労基はあくまで労基なので、できないこともあるだろうし

どちらの側に立つか、どう受け答えするかは難しいんだろうなぁと思った

 

ちなみに私の未払いは未だ解決していない

何かと手順があるらしいが、相手が人だったり、審査期間が全国に一箇所しかなかったりと

ボトルネック障害だらけだ

うまく解決しても半年くらいかかるらしい

 

ちなみに担当になった方はとても丁寧に対応していただいている

社員は私だけじゃないので、色んな人から話を聞いたりしていて大変そうだなと思った

 

労基を利用してみた印象だが、紙とペン時代からそのまま止まっているかのような感じだなと思った

やり方は全く間違っていないのだけど、今ならもっと効率化して大量に捌けるんじゃないかなぁと

地方役所なら十分だけど、都内の無数の労働者受け口としては「これではムリだろ」という印象を受ける

 

まあとは言え少ないリソースでとりあえず回せるだけ回しているようなので

こういうのは外部から政治家かがどうにかしないと何ともならないだろうなぁ

 

以上、小並感でした

2016-10-01

女を口説き落とそうとすることは、女性差別なのか?

先月だったか、先々月だったか、『朝まで生テレビ』にて、

竹田恒泰が「目的真意を隠して行動する」ことの例えとして、女性口説くことを例に挙げ、

それに対して会場が失笑するという面白い場面があった。

コメンテーター失笑するだけなら特別感慨もなかった(朝ナマではよくある)のだが、

その直後、三浦瑠麗が「そんな女性差別的な感覚を…」といった発言

竹田某を諌めるようなセリフマイクに拾われているところが妙に引っかかった。

うーん、女性口説くってのは女性差別的なのか?

確かに竹田某は品性に欠ける発言をしたのかもしれない。

男が女性に声をかけるのは、その最終目的として性行為をしたいからだ、

といったような文脈での発言だったからだ。

しかし、この発言女性差別だろうか?

ネットにみならず、女性たちは様々なメディアで男の草食化を嘆き、あるいは嘲笑し、

自分からアプローチできない男は情けない」と煽ってきたではないか

アプローチする目的の一つは、確かに性行為への同意を取り付けることであり、

そしてその目的は男女間の暗黙の前提として了解され、殊更明らかにしないことは常識範疇だ。

(「あのーあなたセックスしたいんですが」とアプローチするバカはいない)

草食系」(あるいは「肉食系」)の「食」という暗喩は、明らかに性行為意味している。

(そうでなければ何だ? お互いを理解し合うことを「食べる」と表現しているのか? そんなバカな)

三浦瑠麗だって20代前半に大学の先輩に「食」われて、一児を出産しているではないか

自分の夫は女性差別的とは思わないのか? それとも自分の半径5メートル内だけは例外事態なのか?

自ら声をかけることができない男は「情けない」。一方、自ら声をかける行為は「女性差別」。

一体日本女性は男に何を求めているんだろう?

世の中こうした女性による男に対する意味不明ダブルバインドが多すぎる。

2016-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20160722173813

コピペに返信するのも何だが、これ誤読してるよな

「軍が関与しなかったとか、強制連行は無かった」といって正当化しようとするのを諌める発言だよな

2016-07-17

子供達の将来を考えている大人

http://anond.hatelabo.jp/20160717005612

大人がすべきなのは戦争になったとき子供達を戦争に行かせない努力じゃなくて、

戦争にならないように、世の中が不安定にならないように、

適切に権力監視し、経済を安定化させ、雇用を創出し、治安を維持すること。

にもかかわらず、日本の政治なりマスコミ偏向を見ていると、それとは真逆のことが行われている。

口では子供達のためといい、高齢者福祉予算要求し、勉強無駄だといい、

粗暴者をスクールカーストの上位ともてはやし、多数のバカ諌めるのではなく、多数のバカに媚びを売る。

そして徐々に全体が不真面目になり、利己的になり、自己犠牲する人間を利用し、不安定になっていく。

 

まずは自省と学習。それを積み重ねるしか無いんだよ。本来だったら。

2016-07-16

あーセックスしたい

と思っていざ行為に赴くと目の前の女のアラばかり見えてきて、一応たつはたつけど、精神的になんでこの女とセックスしているんだろうなと思って途中でめんどくさくなって辞めるのがこの10年ぐらい続いている。

好きでもない女ばかり相手しているからだと人は言うが、好きでなくても、ブサイクであっても相性ってのがあって、妙に興奮をそそるタイプの女ってのはいものだ。

先日の経理のSは、まさにそれだった。

地味子が服着て歩いているような、多分30前ぐらいの女だった。顔立ちはキレイなのだが、過去ニキビで悩んだ時期があったのであろう、若干の隠し切れない肌の荒れが化粧の上からでも目立つのは知っていたし、彼女がそれを気にしていることも何となく感じていた。

以前は会社内での情事はそこそこ気を使っていた方だったが、最近転職もしている事もあり、問題にならないレベルで社内、取引先と誰でも構わないと思っている。

文句をいうやつがいれば辞めて福島でもいけばいい。もうそれを諌める人も俺にはいないのだ。

Sの外見は首から上のコンプレックスとは対照的に、たんぽぽ川村と同じレベルの肢体である事は服を着た上でも分かっていた。視姦という言葉は使いたくはないが、彼女を見るたびにその体が自分の上でどう畝るかしか、この2ヶ月ほどは考えていなかったのだ。

2016-05-26

BUMP OF XEVRA

print out大事

ホッテントリを待たないでブクマした愚かなドリーマー

数えたらキリがない程のメンヘル互助会でさえも

愛して迎え撃った呆れたビリーヴァー

目を開いたその中に見える確かな愚かさが

空になったワード理由を注ぐ

そうしてまた僕は誰かの背中を刺していく

たった一つ諌めるお気に入り失うんだ

精一杯ネット粛清

過ちを指摘するネガコメすら価値のある財宝

print out 病院

憐れみ絶望も拾っていく呆れたビリーヴァー

誰もが皆それぞれのコメを書く

それぞれの見た眩しさが愚かさなんだ

そうだよまだ僕は僕の大脳を持ってる

たった一言書く為に

いつだって命懸け 当たり前だ

精一杯ネット粛清

診断も決めつけも自分だけに意味のあるコメント

print out 恐ろしい

暴言の日々全て拾っていく呆れたビリーヴァー

精一杯運営に抵抗

決して消えはしないネットゴキブリを照らし出す灯台

print out 恐ろしい

荒らしの中嬉しそうにブコメした愚かなドリーマー

誰もがXEVRA

永遠のXEVRA

http://anond.hatelabo.jp/20160520124353

2016-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20160418110426

未だにこんな幼稚な主張する奴がいるのか……

熊本地震の話をしても、どうしても自分は発生のメカニズムとかそれを元にした自分が住む場所安全性とかって話になるけど、やっぱり嫁は現地の生活不安とかそれを置き換えた自分たち不安とかの話になりやすいんだ。

それはあくまでお宅の話であって、男が女がといった性差問題ではない

五年前の震災とき我が家父親が一番パニックになって女連中がそれを理屈諌める状態になった

女だから男だから、という表層的な先入観しか相手言葉を聞けない人間はだいたい自分は冷静で論理的で頭いいと思い込んでいるコミュ力のない馬鹿なので黙ってていよ

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