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2018-11-14

[]ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けですぞ

総評

すごいぞなんと140点。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。なんでサントラ買いたいくらいには良かったです。

ただその一方で実はこの映画感想を書くつもりは当初なくて、というのも自分クイーンリアルタイム応援してたファンではないからなんですよね。もちろん日本人普通に暮らしていればCMやら飲食店の店内楽曲クイーンの曲は耳にしてるし聞けば、あああれね! くらいのことは言えるんだけど。

でもどうせファンの人がたくさんレビューを書くと思ってたんで自分が書く必要はねえでしょうと、思ってました。

フィクションでええやないか

んだけど、実際見てみてその周辺の感想とか聞くと、もやもやした気持ちが募ってきたわけです

やはり133分という限られた尺の中では出来事を省略する必要もあったり、感情動線設計エピソードの順序入れ替えなどは行われているわけです。そういう意味でこれはノンフィクションではなくて、エンドロールにも書かれているようにフィクションです。

本国広報プロデューサーもそうフィクションだと発言しているんだけれど、コアなファンであればあるほど史実との違いが目につき、ニコニコ笑いながら(多分なんの悪気もなく)貶すという光景がなきにしもあらず。実在人物フレディ・マーキュリーの伝記的な映画でもある以上仕方ないのだけれど、正解/不正解という視点がついてきてしまう。

オタクオタクであるゆえ仕方がない心性で「かー。しょうがないな、この部分もうちょっとこういう描きを入れてほしかったな。かー」「よくやってるけど30点!(地獄のミサワの顔で想像してください)」的な、本当は大好きなクイーン映画がすごく良い出来で嬉しいのだけれど一言わずにはおれないような。そういう反応多いのです。

気持ちはすごくわかるのだが、ソロで鑑賞にいったこ映画の後ろに行ったカップル男性が「あいクイーンのことになると早口になるよな」とかで、なんか、すごくいたたまれなかったりもする。キミのその愛情彼女さんには全く通じてないし、むしろ映画の感動いまどんどん減らしてるよみたいな。

からこのレビューでは物語フィクション)としてこの映画おすすめします。

若い人もクイーン知らない人もちょっとしか知らない人も寄っといで。これはとても良い映画だったよ。知識なんていらないよ。単体で物語としてよかった。だから観るといいよ。そういうレビューです。

何もないという窒息

映画はフレディがクイーン前身バンドであるスマイルメンバーに声をかけるあたりからまりますデビュー前のフレディは当然まだ若く、瞳だけがギラギラした挙動不審青少年で、当たり前の話だけど何も持ってないわけです。

何も持ってないというのは、金も実績も名声も持ってないし、家庭ではなんだか居心地が悪いし、将来の確固たる保証もないということで、その何も持っていないという閉塞感が初っ端から強烈に描写されます

それがすごく良かった。

それは、この映画ロック界のスーパースター伝説偉人フレディー・マーキュリーを崇める映画ではなくて、何にも持ってないチンピラのフレディから始める映画だっていう鮮烈な意思表示なわけですよ。

野心を持った若者っていうモチーフ映画でも小説でもよく出てくるモチーフなのだけれど、若者は野心を持つってわけではなくて、それは全く逆で、財産らしきものは他に何も持ってないから野心ぐらい持たないと惨めでやってられないってことですよね。

作中で描かれるフレディがまさにそれで、デビュー後彼はすぐさまオレ様キャラを発揮し始めるのだけれど、最初デビュー前のシーンでは内気で繊細な少年なわけですよ。オレ様ってのは虚勢だとすぐわかる。スカウトの前でも音楽プロデューサーの前でもでかいことを言うけれど、それは「いまは何者でもないチンピラだ」ってことを当の本人たちが痛いほどわかってるからにすぎない。

かに伝説バンドクイーンメンバー全員が稀有な才能を持っていて音楽に愛されていたのかもしれないけれど、でもそれは人間的な弱さを持っていなかったことは意味しないし、何も持ってないし、何も確かなことがない。将来何になれるかわからないし、不安だけど、弱みを見せるわけにも行かない。それって、青少年普遍的鬱屈だとおもう。そういう意味で、スクリーンの中のフレディは、たしかに観客席と地続きだと感じました。

生存戦略としての虚勢

から無駄に見栄を張り無駄喧嘩を売ってオレ様は天才なので何をやっても大成功なんだぞー! と嘘でも吠えなきゃならない。それは文字通りの意味で虚勢なのだけど、フレディはその意地を張り通して段々とスターへの階段を登っていくわけです。

生存戦略としての見栄と意地で、それがある程度以上に通用成功する。

からこそフレディは問題解決する手法として去勢音楽しか持たないわけです。下手に成功しちゃったから。そして、バンド内で揉め事が起きても、スポンサー揉め事が起きてもこのふたつで解決していくしかない。他のノウハウはびっくりするほど何もない。

でもその問題解決手法アーティストとして成功するために最適化されているために、フレディ個人内面の寂しさや煩悶を癒やす役には全く立たない。

溝ができつつある恋人であるメアリーとの間をなんとかつなぎとめようとするフレディのやり方は、小学性みたいに真っ直ぐすぎて、純真ではあるのだけれど多分恋愛検定で言うと偏差値43くらいでとてもつらい(っていうかお前隣り合った家の寝室の窓から明かりのオンオフ相手確認するとか昭和少女漫画クラスやぞ)。

バンドメンバーとの関係傲慢ワンマンが過ぎてギクシャクしていくが、こち解決傲慢&虚勢に仲間に対する甘えをトリプルでどん!! しているわけでお前よくこんなんで空中分解しないな?(とおもってたら分解した)という感じで、これまた辛い。こっちは偏差値41くらい。素直でない分2低い。つらい。

全体的にコミュ力中学生レベルでしょう(つらい)。

自分性自認ヘテロなのかゲイなのかで悩むフレディは、その鬱屈がたたって恋人メアリーとは距離を置くことになってしまうし、それをきっかけとして私生活が荒廃していくわけです。周辺に金をばらまき、ドラッグ乱交パーティーに溺れていくけれど、それで内面の寂しさは癒せない。

そもそも音楽&虚勢という生存戦略アーティストとしてのし上がることに特化しているので、私生活を豊かにするには役に立たないわけです。それどころかスターダムにのし上がればのし上がるほど、マスコミの下世話な視線に晒され、心無い詮索で私生活崩壊していく。仕事音楽)に逃げ込もうとするその弱い心が、事態を決定的に悪化させてしまう。

バンド危機だし、フレディは仲間からも「キミって時々本当にクズ野郎になるよね」といわれてしまう。スクリーンを見ながら「せやな」と言わざるをえないわけですよ。

フレディは、フレディの才能に殺されつつあるわけです。

でも、やっぱり、救いはある

この映画ふたり大好きな登場人物が居て、そのひとりはバンド精神的なリーダー?であったブライアン・メイ(演グウィリムリー)。この人の演技が、めちゃくちゃ良かった。特にセリフにならない表情の動きみたいなもので、映画の深みを何層も掘り下げてくれました。

喧嘩をした直後に浮かべる「仕方ないなあ」というような許容の表情や、ラストライブシーン中の「言葉にしなくてもわかってるよ」とでもいいたげなさりげない承認の表情など、どんだけバンドが砕け散りそうでも、メンバー音楽に対する愛を、演技だけで表現してのけた。ぶっちゃけすごい。

朴訥な、言葉は悪いけれど垢抜けない田舎者風のキャラ構築だけど、静かな思いやりと知性が感じられるっていう難しい役だったのにね。

もうひとりはジムマイアミハーバー。このひとは、当初クイーンというバンドプロデューサーから紹介された弁護士として登場します。契約面でクイーンを支えるためのスタッフのひとりでした。

出会ったその最初のシーンで(ヤング傲慢な)フレディからジムという名前はつまらないんでマイアミに変えろ」くらいのことは言われて笑いのもととなり、つまりコメディキャラ位置づけです。

でも物語中盤、フレディは誤解と癇癪からマネージャーであるジョン・リードを一方的にクビにしてしまうわけです。そしてフレディは、後任のマネージャーを「次のマネージャーはきみだ」のひとことで、その場に居たジムマイアミハーバー押し付けちゃうわけっすよ。

そんなの嫌でしょ。自分なら引き受けたくないです。だってクイーンの連中は音楽やってるとき以外は飲んだくれてるか喧嘩してるか女といちゃついてるかで、偉そうだし、わがままだし、人の話聞かないし、どう控えめに評価しても糞ガキ(主にフレディ)だもの

でも、ジムマイアミハーバースタジオ演奏しているクイーンを見て、引き受けてしまう。「わかった、やるよ!」といってしまう。それがすごく胸に詰まるシーンでした。

だってさ、たしかクイーンは(主にフレディ)は人の迷惑を考えないクソ野郎だけど、音楽の才能は本物で、それ以上に音楽と観客に対して真摯なのは見ててわかるんだよね。そこだけは本気で一切手抜きしないで、いいものを作ろうとしてるのがわかるのだ。

ジムマイアミハーバー弁護士としてのキャリアもあるし、こんなワガママ集団のお守りなんかしなくても十分生活できるはずでしょ。一方、クイーンマネージャーを引き受けるっていうのは彼らのツアーもついていくだろうし、各方面からの問い合わせやスケジュール管理もしなきゃいけないわけでしょう。それは控えめに言って、人生を捧げるってのとほぼイコールですよ。このわがまま集団を守って、彼らの盾になり続けるという意味だ。

立派な大の男の人生進路変更させてしまう、クイーン音楽のちからってのは、別段彼らの業績を知らないスクリーンこちらの素人にも、やっぱり分かるんですよ。そこで迂闊にもホロリと泣けてしまった。

(あとで調べて、彼ジムマイアミハーバー本人は最後までマネージャーを続けて、この映画制作にも関わったことを知って二度泣けました)

チャンピオンは誰だったのか?

フレディは前述の通り、性自認問題やら持ち前の癇癪から疑心暗鬼になって、「家族」とまで思っていたバンドメンバーを遠ざけて孤独になり、その孤独がつらくてより酒におぼれて生活がぼろぼろになっていく。

でもそういう最悪の時期を、元恋人メアリーの助言で断ち切ってバンドメンバーのもとに戻るわけです。

そこから映画クライマックスへ、復帰のための厳しいレッスンから1985年のライブエイドに向かっていく。自分HIV罹患していて余命がいくばくもないこと。でもそれでも「同情はゴメンだ。俺の望みは残りの人生音楽に捧げることなんだ」とフレディは仲間に言うわけです。

それに対する仲間のアンサーが「お前は伝説だ」と。

でもフレディは「俺たち全員だ」と応えてライブへとつながってゆきます。幾つもの和解があって、ライブ当日、フレディは素晴らしいパフォーマンスを見せる――というのがクライマックスの展開なわけです。そこで立て続けに流れる名曲の数々ですが、やはりひときクローズアップされているのが"We Are The Champions"という楽曲です。

おそらく誰もが耳にしたことがあるこの曲が名曲だってのはもちろんあるんですが、やはり、この物語の中では、すごく重いです。そして良かったです。

この曲は確か公開当時「傲慢歌詞だ」という批判を受けたはずなんだけど、実際映画館で、物語の中で聞くと、ちっともそういう曲には聞こえないんですよ。歌詞のものは「俺たちはチャンピオン勝利者)だ。今まで色々やってきた結果勝利者になった。敗北者に用はない。俺たちはこれからも挑むんだ」というもので、なるほどそう要約してみれば、傲慢にも聞こえます。とくに大セールスを記録した世界アーティストのそれともなれば、そういうやっかみを受けるかもしれない。

でも、そういうふうには聞こえなかった。

しろ、今まで自分たちがやってきた努力や行動のすべてを自分たちは自分たち自身に胸を張っているけれど、それを周囲には理解してもらえてない、“未だ自分たちは最終的な何かを何も受け取っていない”若者である自分が、自分自身に対して「俺たちは勝利者だ」と励ましているような、自分友達鼓舞するような、そんな曲に聞こえるのです。

しかに名声も金も手に入れたけれど、でもだからといってそれがゴールだなんて思わない。今現在環境は決着ではない、だから敗北者に用はない。もっともっとおれたちは目指す何かに向かって、求めていた何かに向かって手をのばすんだ。そんな歌詞に聞こえてしかたがないわけです。

人間人生の何処かのシーンで、自分を励まさずにいられない心境になるってどうしようもなくあると思うんですよ。

苦境にあっても、自分は間違っていない。今まで歩いてきた道は愚かだったわけではない。それを証明するために現在という試練を超えて、未来で何かを手にしたい。

そんな気持ち世界アーティストであろうともそこらに兄ちゃんおっさんであっても、抱くことはある。むしろそこらのおっさんやおばさんだからこそ、自分応援する必要がある。多くの観衆のそういう内面祈りのような感情を、本人に変わって歌い上げるからこそ大スターになれるんじゃないかと思うわけです。

から"We Are The Champions"という曲におけるWeは、フレディでありクイーンメンバーであり、ライブエイドの観客であり、そしてこの映画を見ている人間でもあるわけです。

それがとても良かった。この映画自分に関する物語として見れることが、とても良かった。

これらのことは別段クイーン情報を知らずとも、楽曲に対する知識がなくてもこの映画を見るだけで十分についていけます

この映画は、伝説バンドクイーンというのが居てその偉業にひれ伏すためのものではなく、かと言って歴史的事実に対して○×クイズをするための出題でもなく、音楽に深い愛を捧げた内気な少年プライドと虚勢を頼りに世界と戦った――そして最後には家族の元へと戻り偉大な勝利を得た。

そういうビルドゥングスロマン映画であって、あるいは中途半端知識のあるファンよりも、何も知らない世代や人々にこそ深く刺さるものだったと思います

2018-11-06

ちょまどさん…ロールチェンジ!の誤解

https://next.rikunabi.com/journal/20181101_p01/

リクナビNEXTランキング上位に入り注目を集めているこの記事だが、その内容には致命的な誤りがある。

まず一つ目、DevRelの定義だ。

DevRel(デブレル)とは、Developer Relations (デベロッパーリレーションズ) の略で、テクノロジー提供するベンダーマイクロソフトGoogleなど)が、開発者と良好な関係を築くことを目的とするマーケティング活動である

「良好な関係を築く」というのは曖昧表現だが間違ってはいない。しか

「DevRelは、その名の通り、開発者との関係性が重要です。マイクロソフトデベロッパー分野の窓口として、皆さんの声を直接お聞きし、製品に活かしたりドキュメントを用意したりして、より生産的に開発できるよう働きかけることがミッションの一つです。つまり、DevRelとは、開発者の皆さんと『一緒に』創っていく人たちのことです」

これは違う。DevRelは活動であり人ではない。言い間違えたか書き起こしを間違えたのかも知らないが、これでは定義理解していないと思われても仕方ないし、最重要キーワードなのに矛盾した定義を見逃す編集者も謎だ。

二つ目はここだ。

英語のAdvocateには複数意味があるが、ここでは「鼓舞する人」という意味が一番近いだろう。

はてそんな意味はあっただろうか。安心と信頼のMerriam-Websterで調べてみよう。

https://www.merriam-webster.com/dictionary/advocate

Definition of advocate (Entry 1 of 2)

1 : one who pleads the cause of another

2 : one who defends or maintains a cause or proposal

3 : one who supports or promotes the interests of a cause or group

Definition of advocate (Entry 2 of 2)

transitive verb

: to support or argue for (a cause, policy, etc.) : to plead in favor of

intransitive verb

: to act as advocate for someone or something

名詞の方は、一つ目は「主義・主張を代弁する人」、二つ目は「主張や提案を弁護する人」、三つ目は「特定集団主義利益になるよう働きかける人」という意味だ。

鼓舞する人」というのはだいぶ意味合いが違う。鼓舞するならinspiratorとかになると想像がつきそうなものだが、なぜその意味が近いと思ったのだろうか。DevRelとアドボケイトは記事の肝心となるはずの言葉だが、どちらも説明に不備があっては話の筋が崩壊しかねない。

エバンジェリストからアドボケイトになったとのことだが、エバンジェリストについての記述も詰めが甘い。

しかし、1年後に組織変更があり、DXは2つの新設部署に分かれた。

(DX: デベロッパーエバンジェリズム統括本部)

https://twitter.com/ayatokura/status/1021190099747262464

今年度は国内では、マイクロソフトエバンジェリスト(西脇サン除く)という役職は消え、元同僚はソフトウェアエンジニアや別の役職へ転身するかたちに

まりその時点でエバンジェリストという肩書き消滅した。つまり

肩書きは一応『テクニカルエバンジェリスト』のまま残っていた

というのは公式のものではない。

CSEエバンジェリスト担当企業訪問し、必要に応じハンズオントレーニングを行い、そのあとは数日間部屋にこもって一緒に実プロダクトの開発を一気に進める。いわば担当企業向けの特別ハッカソン

したがって「CSEエバンジェリストが」というのも明らかに矛盾した表現であるインターネットミームにされたり詐称されたりして可哀想言葉だ(好きか嫌いかでいえば嫌いな言葉だが)。

DevRelやアドボケイトというのはそこまで普及していない言葉で、不思議に思っていた人も多いだろう。そんな中公開されたこ記事は、人々に誤解を植え付ける結果を招いた。

ま、ちょまどのファンアンチ写真ばかり見て内容は一文字も頭に入っていないのだろうが…

2018-11-01

いつまで琴葉と種田梨沙を同一視するのか?

誰がどんなに取り繕ったとしても結局今年のミリシタにおける琴葉に対する扱いはイコール種田梨沙に対するケアしかないし「優遇」という言葉以外で表す術はない。

いつまで引っ張るんだ?そのネタ

いつまで琴葉の存在を貶めれば気が済む?

乞食パフォーマンスも大概にしてくれ

TBは以前から予定されていたからともかくとして、合流していきなりイベント上位報酬しかセンター曲、それに加えてミリシタ一周年イベントでは合流して半年も経ってないのにセンター名実共にミリシタの顔である。これが優遇でなくてなんだというのか。

所詮声優第一田中琴葉というキャラクターなど声優種田梨沙ステージに立つ口実でしかなかったということだ、最初から

田中琴葉担当種田梨沙推しであり、それ以上もそれ以下もない、ミリオンライブにおいて声優キャラクター一心同体であり、声優のために生活を削ってでもお金をつぎ込むことが正義なのであり、キャラクターいくら好きになろうと声優が好きになれないやつは担当を名乗る資格なんてないという事だ。なんて素晴らしいんだろう、これが声豚に媚びた2次元コンテンツの末路だ。

そもそも種田梨沙活動休止になってからというものの、ミリオンライブおよびアイドルマスター運営サイドがとってきた行動、してきた発言、その全てが声優種田梨沙を守るためでしかなく、田中琴葉というキャラクターに対する扱いはおまけ程度のものだった。

その結果が4thの演出、その後の辻褄合わせ及び復帰後のゴリ押しだ。

何度でも言う、田中琴葉という765プロライブシアターの一人のアイドルを守るためなら声優とは切り離してでも最低限の演出をすべきだった。

4thライブであの演出をしたならミリシタにモーションの実装をする事くらい余裕だったはずだ。

声なんていらない、シアターに琴葉がいるという事実だけでも最初から示すべきだった。それをしておけば「優遇」と言われる事などなかった。今日までの演出の全てに意味があった。

結局のところ運営自身が「ミリオンライブの最大のセールスポイント声優、それ以外は別に大した事ありません。」という意思表示をしてしまっている。

それを知ったか知らずか大半の自称P実態声豚のキモオタどもが「ありがとうありがとう」と囃し立てているだけだ。

多くのキモオタは「コンテンツ文句がある奴は黙って去る。こうした人の目につく場所文句垂れるのは炎上目当てのにわか」と現実逃避のもの戯言をほざく。

まさに気に入らないものを「外圧」と言って封殺しようとする某FGOキッズと同じ、いやそれ以下だ。

この2年間における田中琴葉という「アイドル」に対する仕打ち、そして昨今の掌返し悲劇のヒロイン扱いという公開レイプにも等しい現状を見てもなおミリオンライブを、アイドルマスターを支持して金を落とすのであれば、そんな奴こそ「プロデューサー」として恥だと私は思う。

納得行かないなら声をあげるのが当たり前だろう?自分担当アイドル存在ぞんざいに扱われて声も上げず、ちょろっとお涙頂戴演出した程度でブヒブヒ嗚咽漏らしながら「ありがとうミリオンライブ」なんて、ちゃんちゃらおかしい。

お前らは種田梨沙ならなんだっていいんだろ?別に琴葉じゃなくたっていいんだろ?

種田梨沙ステージ上がるからP名乗ってるだけだろ?

お願いだからどっか他所に行ってくれ、二度とアイマスP名乗らないでくれ

CV.種田梨沙なんて探せばいくらでもいる、どこにでもいるだろ最近

アイマスたからないで

お前らみたいな奴がいるかアイマスおかしくなったんだ。

お前らがアイマスおかしくしたんだ。

来年ツアー後にアニメ化されようが何しようがもうこのコンテンツは沈む一方だろう、もともと盛り上がりもクソもなかったところを声優の力で無理矢理鼓舞して今一瞬舞い上がっただけだ。

せいぜい一緒に沈んでくれ。

アイマス音ゲーシリーズ初、最速のサービス終了を記録してまたメソメソ泣きながら「ありがとう」と喚き散らせばいい。

ASの後輩なんて罪深いポジションをもらっておきながら哀れなものよ。

ミリシタなんて余計な事しないで琴葉と、グリマスと一緒に消えていればよかったんだ。

2018-10-15

私は何をしに来たのか

毎朝、職場の洗面台に向かう

鏡に移った自分の目を見つめながら、私は今日何をしにここに来たのかと問いかける

私は高校先生じゃない

学問を教えにきたんだ

未知の世界を探求しにきたんだ

そうして自分鼓舞しなければ、やっていけない

2018-10-13

最近、「女は顔が良ければ人生イージーなんだから専業主婦してろ。」みたいな雑煽りツイート引用RTで叩くツイートが流れてくることが多くなってきた。

いや雑も雑だろと思ってホームを見ると「2018年10月登録」。

件の大放火事件がちょうど1日か2日くらいだから騒動中に作られた垢ってことか。

確固たる根拠があるわけじゃあないが、

bioがやたら反フェミなのに対しフォローしてるのがbts関連やらchantoやらやたらフェミニンってところや、やたらツイートが少ないとこを見るとFの者のマッチポンプなんだろうなぁ…と。

まぁ思想を持つには人の数だけいろんな背景もあるし、フェミがいいとか悪いとかそういう話じゃなくて、

こういう落ち目好戦的クラスタが陥落瓦解する直前にはなんかこういう分かりやすマッチポンプで身内の溜飲下げる特有芸能が発生するのかなぁって。

というのも、例の弁護士大量懲戒請求に関連してハングル板なんJ民が侵攻仕掛けたことがあったじゃん。

そのときに出てきたエピソードに「在日を騙ったコテハン荒らし論破していく姿に熱狂するハン住民」みたいなのがあって…それを上の芸で思い出したんだよね。

こういうのは情けないなぁ恥ずかしいなぁ惨めだなぁってとこなんだけど、

思想における敵(そもそも思想に敵なんているのか?対抗する相手がいるとしたらそれは未来の協力者ではないのか?)を仮想的にやっつけてみせることで鼓舞するのは

どこか古典世界に出てきそうだし、想像してみたら結構スッとするかもしれないし…明らかに不利な状況で不安解消するにはてきめんだろうし…気持ちはわかる。

大量懲戒請求した人たちと同じく、今回乗じてポリコレゲシュタポポリコレアインザッツグルペンを演じてしまった人たちも、お馬鹿ではあったにしてもどこか同情できるんだよな。同意は出来ないが理解はできるってやつ。

お偉い先生様も参加するあたり、やっぱり学級裁判で冴えない男子ボコすのは一大娯楽なんだなって。

ただやっぱ「性的消費」とかあいまい言葉を使いたがるけど、その辺の定義しっかりしないと今回と同じこと繰り返すし、

日本ポリコレだけでもルールブックとしての何らかの文書必要だと思うんだよね。資本論とかああいう感じの。

今回は私刑裁判だったけど、私刑も刑なら法があるはずだからさ。そういうところをちゃんとすれば、お望み通りリンチしても拍手喝采になるんじゃないかなって。雑感。

あと、それはそれとして去年のゆらぎ荘とか今回もそうだけど例の人はそろそろちゃん落とし前くらいはつけとかないとあかんのとちゃうか?Fクラスタの顔に泥塗ったわけだしさ。

2018-09-27

ちょっと元気になった

持病をもっていて夏は苦手だ。

今年の猛暑特にキツかった。

暑さが収まってやっと過ごしやすくなったけど、夏に持ち越した疲れのせいか、持病が少し悪化して気持ちちょっと塞いでいた。


元気がなかったのは体調のせいだけじゃない。

夏前に、

新入社員研修を変えよう、いままで我流で作った研修を、専門書にあたってアップグレードするんだ」

と挑戦した。

夏の暑い盛りに新プロジェクトをふられて、

「このプロジェクトで『同じ事の繰り返し』のこの会社仕事のあり方を変えるんだ」

と立て続けに3本こなした。


それぞれ、一応ゴールまでこぎ着けた。

新入社員はそれぞれの部署に配属になって頑張っている。

プロジェクトローンチした。


でも研修に関しては振り返りで

新入社員が緊張感を失いがちなんですよね、ちょっと長過ぎるのかな」と言われ、

プロジェクトに関しては

「今回はスムーズでしたよ」「増田さんの指示がはっきりしててやりやすかったです」

と言われたけど、同僚とクライアントに煽られるのをキラキラガールズポップを聴いて自分鼓舞して乗り切って、

終盤の偏頭痛で歩いて帰れなくて、タクシーを捕まえて帰ってまで期待した結果にはほど遠い。


いっきり振りかぶった一打が、ボールに当たった!と思ったあとで、遠くに飛ぶ前にシューっと消えて、

周りで見てた観衆が「当たって良かったねえ」で済んじゃった感じ。

「こんなもんかー」


普段浮世離れしたドンキホーテキャラで周りに接しているけど、

「そうね、まー、俺、ホントは大した事ないんだよねー」ってちょっと力が入らない感じだった。


「帰ってeテレの『奇跡のレッスン』でも観るかー」ってロッカーに道具を片付けようとしてた時、

初夏に研修して別部署に配属した新入社員に呼び止められた。

増田さんのスライドでやってくれた勉強会、今すごく役に立ってます。お礼言おうって思ってたんです。」

そうか、アレ、役に立ってたのか。

世の中の先生達はこういう気持ちなのかなーなんて考えて、少し希望が持てた。

言葉があると救われる。

「そういってくれると、俺も勉強になるよ」

2018-09-08

東大を出たけど、そんな大層な目的意識なんてない

東大入っておけば、のちのち楽そうだなと思って、目指し始めた。

勉強は嫌々だったし、眠くなるのなんてしょっちゅうだったよ。

15分も勉強したら、飽きてきてネットやったりテレビ見始めたり。

机に向かってても、すぐに昼寝を始めたり。

モチベーション上げるためには色々やった。

人間は、長期的なリターンより短期的なもの過大評価してしまいがち。

「いま苦労して、あとで得する」を実践するのは難しい。

から、手を替え品を替え、自分鼓舞し続けるしかない。

そのためには、①将来のリターンを過大に見ること、②いますぐもらえるリターンがあること、③現在の苦労を軽くすること、が重要だと思った。

①については、「東大生はモテる」みたいな内容の本を読んで自分自分でダマしたり、逆に、大学受験失敗して学歴コンプこじらせた人のブログを繰り返し見たり。

②は、この問題解いたら・今日がんばったら、ご褒美として、〇〇ができる、というのを設定。

ソシャゲでいうデイリーミッションとその報酬みたいなものかな。

③については、やらなきゃいけないことの総量は変わんないけど、心理的負担を減らす。

受験日までやるべきことを月ごとに割り振り、週ごとに割り振り、日ごとに割り振る。

毎日、その日すべきことを、時間ごとに割り振る。

場合によっては、10分ごとまで分割しても良い。

そうすれば、常に「次の10分に何をすべきか」だけを考えてれば良いことになる。

富士山を登ると思うと気が遠くなるけど、次の一歩のことだけを考える。気力体力が尽きかけても、次の一歩だけ頑張ろう、その精神さえあれば、山頂まで行ける」っていうのは、山岳部友達言葉

「困難は分割せよ」の精神だな。

まあこんなこと言ってても、結局、休んでは勉強して、また休んで、の繰り返し。

1日10時間勉強できた日なんてないし、1日フルに使える日でも、平均6時間もできてたかあやしいんだけど。

何が言いたいかと言うと、増田友達特殊じゃない?ってこと。

まあ、サンプル1対サンプル1なんだけどね。

東大入ってからは、授業もろくにでずにダラダラしてた。

途中からこれじゃマズイと思って、資格とってそれを生かした仕事でなんとかやってます

anond:20180908101221

2018-09-06

anond:20180906210049

男の自尊心を慰められるのは同じ男では無理

弱い女が強い男をお慕い申し上げるから男の自尊心鼓舞され、支配下に置きたくなる

2018-08-19

15歳上で外国人彼氏とのこと

私・日本人26歳。彼・外国人41歳。付き合って1年。来月から同棲。私の両親には紹介済み。

お互い10年は一緒にいるイメージはつくけど、20年となると分からないのが本音

私の要望

・(彼とこのまま一緒にいるなら)子ども来年当たりにほしい(だって彼がはたらける保障がない)

彼の要望

子どももつという責任を背負える自信がない

彼がどこに不安を感じているのか、それを探るのがまず第一ステップな気がするけど、

そんな彼を鼓舞できるほど私は彼を背負うことができるのか、その自信が正直今はないんだよな・・・

恋愛しているときは歳の差なんて気にしたことなかったけど、将来を考えるとこんなにもリアルにのしかかってくることなのか・・・

まだ結論は出なさそうだから、とりあえず同棲しつつ考えるとする。

2018-08-03

東京医大女子減点問題で、女の子絶対産みたくないと思った

だって可哀想すぎる、生きてるだけでこんな理不尽を味わわないといけないなんてつらい。これまで漠然と、子ども持つなら女の子がいいなぁなんて思っていたけどもういらない。私の子孫に女は金輪際いらない。こんなつらい思いをさせたくない。

私自身も、全然違う業界だけど「筆記でふつうに採点すると女子ばかりになるから男子下駄履かせてる。面接でも男子を多く取る。女子は辞めちゃうから」と言われて絶句したことがある。あの時どんな反応をするのが正しかったのかは今でも分からない。相手が、女である私になんでそんな事を伝えようと思ったのかも分からない。それを乗り越えて入社したお前らは優秀だ、だから期待しているとでも言いたかったのだろうか。だとしたら反吐が出る最低の褒め言葉鼓舞の仕方だと思う。

どうして、女であるというだけで理不尽な目に遭わないといけないのか。この国で女は二級市民だ。私は幸いにも学校にいるうちは知らずに済んだが、社会に出てからは同僚の物言い、客の目線上司一言の端々からそれを感じた。

この国で女として生きるのはつらい。少なくとも私はそう思っている。だからの子孫に女はいらない。こんな思いをさせたくないから。辞めてしまうから女子学生を取らない、くらいには合理的な考えだと思っている。

何回も失敗しながら新しいことにチャレンジしていきます。僕は、子供たちが何の躊躇もなくチャレンジしている姿を始めて見ました。 by筒香

おれ失敗を異様に怖がってる だからいろいろ考えて鼓舞したりするのか

2018-08-02

誰か励まして

誰か励まして下さいお願いします。

プライベートでは、惚れた男に突然捨てられました。大好きだよ、と言っていたのに翌日から突然塩対応されて音信不通になりました。周りからは、遊ばれていただけ、お前の男見る目が無い!って説教されました。

久しぶりの本気の恋でした。昨日、私の家にあった彼の私物を全て捨てました。

音信不通になる前は、明日会う約束していました。もう一生会えないんでしょうけど。

仕事はとにかく忙しくて、毎日毎日土石流のように降ってくるタスクをなんとかこなしていたけれど、部下達に総スカン喰らいました。

部下達から上がってくる鬼のような量の確認物を捌いていたら、伝達事項の共有が足りない!機能不全だ!と怒られました。

上には、増田さんのタスクが多すぎるからなんとかして改善したい!と言いつつ、実際の部下だけMTGでは愚痴と不満の嵐だったそうです。

同じレイヤーの人と上司は状況分かってるのでフォローしてくれましたが、人手不足業務自体は何も変わらないです。

こっちの勝手な言い分ですけどね、聞いてくれなきゃ分からないことが分からないんです。

毎日ほうぼうから集まる確認物を見るだけで手一杯なのに現場情報伝達までやれって言われても、そこまで超人じゃないんです。

そんなことが同時並行でおきてます

今日今日とて部下から時間際に送られてきた「今日中に確認お願いします」の書類をさばいてきました。終わった頃には当然部下達はいません。みんな定時であがっているので。

帰り道、鳴らないスマホ握って、明日会う予定だったんだなあとか、明日土石流みたいに確認物流れてきて、お客さんからは催促入って謝罪するんだろうなあとか、色々考えてたら、虚無感に襲われました。

甘えです、自分の至らぬ点が引き起こした当然の結果です。

でも慰めて欲しいです。馬鹿みたいなんですけど、結構辛いんです。

この数ヶ月、なんとか自分鼓舞してきたんですけど、そろそろ限界なんです。

2018-07-22

anond:20180722064933

頑張れというのは相手の状況を見て、応援が適切な場合鼓舞するのならともかく

不特定多数に向けての頑張れ、あるいは相手の状況を見ずにの頑張れというのは「俺は対策したくないしお前がどうなっても知らんが、勝手になんとかしろ」なんだろうなと思う。

無論、言われる方はそれに気づいているから、適当時間だけはかけてやる

故に、勤労意欲が139カ国中132位の時間だけかける超やる気なし国家になってるんだろうな。

2018-06-30

anond:20180630212300

自分観測範囲だと、能力ギリギリな人が自分鼓舞するために志という名の鎧を来てるパターンが多いかな。

出来る人ってそんなのいらんもん。もちろん、適性と志の両方を高いレベルで備えた人が強いのは間違いないけど。

2018-06-14

anond:20180614220027

実力行使政治的に正しいことをやってくれるルフィは正しい

ルフィの敵(1)国家権力に等しい海軍は悪→海軍鼓舞する歌はNG

ルフィの敵(2)残党として地元民を虐げるクリークアーロンは悪→悪の組織の残党を揶揄する詩はOK

ワンピース基準にとらえると、社会問題の構図をだいたい理解できる

2018-06-10

是枝監督の件は多くの人に誤解されすぎ

http://www.kore-eda.com/message/20180607.html

Twitterとか見ると変な部分に突っかかって是枝監督に怒りをぶつけてる人が多い。

多分元の文章をまともに読んでないせいだと思うので、きちんと整理しておきたい。

祝意」ってなに?

一般的には「喜びを祝う気持ち」のことを指すけれど、文脈を見ると

国会参院文科委員会野党議員が「(是枝に)直接祝意を表しては?現場をとても鼓舞する。総理に進言を」と文科相に問いただしているやりとりを目にし、更にその後「林文科相文科省に招いて祝福したいという意向を示した」と伝えられたとNHKニュースで目にしました。

実は受賞直後からいくつかの団体自治体から今回の受賞を顕彰したいのだが、という問い合わせを頂きました。有り難いのですが現在まで全てお断りさせて頂いております

まりどこかに呼ばれて表彰、みたいなことは断るよ、ってだけの話なんだよね。

是枝監督は「おめでとう」を受け入れられない人?

デマ

実は受賞直後からいくつかの団体自治体から今回の受賞を顕彰したいのだが、という問い合わせを頂きました。有り難いのですが現在まで全てお断りさせて頂いております

顕彰の問い合わせ」に対して「有り難い」って書いてあるじゃん

何を勘違いしたのか

から仕送り貰って、大学卒業したり優秀な成績残した時に親からおめでとうと言われた際に「親から言葉は受け入れない」とか言ったら批判されるよね。

からの「おめでとう」を断るのがカッコイイとか、それが許されるのは反抗期まで。 成人でもみっともないと言われるのに、還暦近い人がそんなの言うとか流石に度を越している。

から給料貰っておきながら、国家も歌わず日の丸に敬意を示さないどっかの教員連中も同じ精神構造なんだろうね。いつまで経っても反抗期の子供なんだよ。

ママからのおめでとうを受けたらマザコンと思われママの言う事何でも聞くと思われるのが嫌だから、って感じですかね。


こういう感じで、ツイッター上は変にひねくれた発言が多い。

親と子供関係に例える人なんか特に多いが、その例えは明らかに間違っている。

文化庁は親ではないし、お金の出処は税金または文化庁への寄付であって"親"が汗水たらして得た金ではない)

から何らかの助成をもらっている人間が、公権力批判するのはいけないこと?

まず、「告発目的とした映画ではない」と発言していることは知ってもらいたい。

この「公権力批判」というもの。人によって想定してることがぜんぜん違うんだけど。

公権力のもの否定する」というようなアナキスト思考ならともかく、「社会問題点を指摘する」レベルのことは独裁政権以外なら誰だってやっているよね。

以下の文にあるように、是枝監督が「映画を撮りながら考えていたこと」は「それほど目新しいものではない」。

単身者孤立」とか「自己責任論」とか、多くの日本人がすでにテレビ新聞ネット上で共有している。

助成金もらっているからってこのレベルのことも言ってはならない、なんてことはないはず。

取材の中で「何故社会からこのような“不可視の”家族が生まれると思うか?」と作品の背景としての社会的、政治的状況を聞かれた。その告発目的とした映画ではないことを前提に自分の考えを述べた。あくま私見としてではあるが。今回僕が話したのは「共同体」の変化について、であった。日本地域共同体が壊れ、企業共同体が壊れ、家族共同体三世代が一世代単身者が増えて脆くなっている。この映画で描かれる家族のひとりひとりはこの3つの共同体地域」「企業「家族」からこぼれ落ち、もしくは排除され不可視状態になっている人たちである。これが物語の内側。そして孤立化した人が求めた共同体ひとつネット空間であり、その孤立した個を回収したのが“国家主義的な価値観(ナショナリズム)であり、そこで語られる「国益」への自己同一化が進むと社会排他的になり、多様性を失う。犯罪社会貧困が生むという建前が後退し、自己責任という本音世界を覆う。恐らくあの「家族」はそのような言葉視線によって断罪されるだろう。…ということも話した。これが背景。これは『映画を撮りながら考えたこと』という拙書でも既に述べている考え方である。まぁそれほど目新しいものではないだろうことは自覚しているが。

http://www.kore-eda.com/message/20180605.html

2018-05-26

b:id:oooooo4150 さんにおくる「喧嘩商売喧嘩稼業のススメ」

こんちゃかわー!

喧嘩商売喧嘩稼業が大好きだからb:id:oooooo4150 さんにオススメする増田を書くぜ!

まず初めに、喧嘩商売喧嘩稼業は必ず喧嘩商売から喧嘩稼業と続けて読んでください。

ほんのり繋がってるとか、世界観が同じとかそういうのじゃ一切なくて、普通に続き物なので。

ハンターハンターグリードアイランド編とキメラアント編とか、ワンピースの〇〇島編と△△島編みたいな? とかでもなくて、本当にただただ続いているので、喧嘩商売から読んでね。

(作者が長期休載して巻数リセットされただけなんで、キリもよくもないですしね)


それじゃあ、俺のオススメポイントを紹介するぜ!

「理知的

この漫画は「喧嘩商売」「喧嘩稼業」というだけあって、喧嘩を題材にしています

しかし、いわゆる戦闘狂で、いわゆる感情的で、いわゆるバカキャラクタは、ほとんど存在しません。

どのキャラクタも、それぞれ戦う理由があり、そしてその理由のために最善を尽くします。

この思考面白い

もっとも描かれている喧嘩の回数が多く、もっとも理知的なのが主人公の十兵衛なのですが、この十兵衛はとにかく考えるキャラです。

特にこの漫画理屈面白いのが「ルールの破り方」です。

だいたい、この漫画で対戦のルールや決まりが公開されたとき、それは破られるのですが、

「こんな抜け道が!」とか「その手があったか!」と膝を打つことしかりです。

ただここで、強調しておきたいのが、いわゆるカイジとかライアーゲームみたいな「ルールの穴を突かせるためのルール」ではないことが、この漫画面白みでもあります

まりルールシンプルなんです、シンプルというか、当たり前と言ってもいいかもしれません。

ここでそのルールを紹介すると、それを破ることを示唆してしまうのでアレですが

「参加できるのは、参加者だけ」とか

試合前に襲っちゃいけない」とか

武器ダメ」とか

こういう、破りようがないルールを、彼らは色々な理屈を立てて裏工作します。

複雑なルールを複雑な理屈で破るのではなく、シンプルルールシンプル理屈で破る、これが醍醐味なのです!

「群集劇」

最初の方は、十兵衛という高校生がメインのお話が続くのですが、

ところどころに「最強の格闘技はまだ決まっていない」という結びの文の、別のキャラクタが主役の短編が挿入されます

これが通称「最格エピソード」と呼ばれるものです。

短編といっても、起承転結がどれもちゃんとしていて、物語として成立しているものほとんどです。

さらに、この最格エピソードはそれぞれが少しづつ繋がっており、少しづつ本編にもこの最格のキャラクタたちが登場します。

これが、それはもう複雑に絡み合っています

今連載で描かれている大きな流れの中では、名前があってバックボーンがそれなりに描かれているキャラが三十四人。(わかってる人向けにいうと(16×2)+(1×2)ってことね)

リタイアしたキャラや出番が少ないキャラも当然いるけど、この漫画リタイアたからって登場しなくなるわけじゃないのが面白いところだったりもします。

さらさらに、どうも裏で暗躍していると話だけに登場する人物が何人もいる上に、前々から伏線が張られている「あいつどっかで乱入してくんじゃね?」なジョーカーキャラもいて、先を読むのはなかなかに複雑な状況です。

そして、主人公と誰かだけでなく、その最格エピソードで登場したキャラクタ同士が戦う展開もあります

サブキャラ対サブキャラ勝敗が予想できないか燃えるってのは、漫画あるあるですが、

喧嘩稼業場合、そこに「どっちも勝ってほしい!」という気持ちも乗っかるのが見所です。

家族愛

群集劇、と書きましたが、例外はあれど、かなり多くのキャラクタ共通するのが「家族愛」にまつわるストーリーです。

父と子が多いですが、奥さんの話もあれば、お祖父ちゃんとの話もあります

これがね、もうね、泣けるんですよ。

ほんともう、特に凝った仕掛けがあるわけじゃなく、あらすじだけでも泣ける辛くて悲しくて、それでいて鼓舞されるような、家族の話がたくさんあります

これはもう何を話してもネタバレになるので、そういうの好き! となるなら、是非とも書いましょう。

最後

バーチャルネット匿名ダイアリー投稿者増田入江文学応援しています

2018-05-20

反対する親を説得して円満結婚できた話

一族みな医者/歯医者で、結婚お見合いほとんどという家に生まれた。

成績は良かったし、親から勧められたか自分医者になった。人生設計は基本親の意見尊重していたし、よく相談もしていた。

気の合う彼女ができて結婚したい旨を両親に伝えた。しか職業や家柄なんかを理由に反対された。それも結構ひどく、理不尽さを感じるくらいに。

最終的に4年かかって説得し、円満結婚に至った。もし結婚反対されて、デキ婚とか駆け落ち狙ってる人がいたら読んでほしい。

結婚するためにやったこ

1. 味方をつくる

結婚を反対されている話を兄弟友達に隠さず話し、相談した。時には古臭い考えや価値観固執する親を馬鹿にするような笑い話もした。親からくるLINEの文面をみせて、あまりに偏った考えなので引かれたこともあった。ずっと愚痴ってると兄弟や友人もあまり良い顔はしなかったけど、よくよく聞いてくれた。一人で隠して取り組んでたら潰れていただろう。

彼女の両親にも挨拶し、反対されていることとそれでも円満結婚を目指し説得することを宣言して、味方になってもらえた。

2. 言葉にする

有言実行。「反対されてるけど、家を出る覚悟結婚するつもりだ」と言い続けた。彼女には「最後まで円満結婚を目指して一緒に頑張ろう」とお互いを鼓舞し続けた。言葉にすると、モヤモヤも整理され、自分の中に一貫性生まれる。

3. 両親に影響力のある人物を抑える

両親の意思決定に影響する人物(祖父母)を抑えた。抑える方法は下記。かといって「両親に結婚を許すよういってよ〜」なんてことは頼まない。

4. 「影響力の武器

ビジネス書を読み漁る中でこれは役に立った。例えば返報性の原理。人に与えた恩は忘れられない。母の日父の日誕生日敬老の日(祖父母)には贈り物をしたり、旅行にいったりした。

MBAを持つ上司から聞いた「パワーと影響力」の話も役に立った。

5. 相手価値観を知る

1家を出て一人暮らしを15年していたので、両親と自分ギャップがあることを感じていた。なるべく帰省して他愛のない話を繰り返した。帰省しても結婚のけの字も出さなかった。親の育ってきた環境価値観、息子への思いなどを言葉の端々から感じ取った。

6. アンガマネージメントストレスケア

両親は自分が最も大切にしている人である。そのためその両親に意思決定否定される事はものすごくストレスであった。両親に否定されることがストレスであることを自覚し、運動や遊びでストレスを発散し、自分の意欲を高める仕事選択する、無理しすぎないなどストレスケアに達した。

7. コミュニケーションスキルトレーニングを受ける

医者なので「コミュニケーション技術研修会」や「意思決定支援に関する資料」などで勉強やすかった。基本は相手との認識価値観ギャップを埋め、相互理解し、発展的な解決を目指すというフレームがある。また細かな言葉の選び方や傾聴のスキルも学んだことで親とのコミュニケーションの質を高めた。

8. 彼女を愛し続ける

両親と彼女、どちらか捨てろと言う状況に置かれ続けた。その中で彼女を愛し続けると言うのはとても難しい。なのでどんなに忙しくても彼女時間を取ることを大切にし、定期的に温泉旅行に行って、いろんなレクリエーションに挑戦し、出張があっても月に2回は必ず会った。反対されている話も包み隠さず伝えた。相性が良かったのでセックスレス意識することはなかったけど別に体の感激に溺れていたわけでもなかった。愛し続けるのに最も有用だったのは対話することだった。

9. 親のいいなりになってひどく残念な人生を歩むという妄想をする

彼女と別れ、親の言う通りにお見合いし、へそを曲げて「こんなの自分希望してない」といいながら消極的人生を送る、という妄想を繰り返すことで「いやいや、こうあってはいけない」と思い直した。

付き合って3年半

彼女は30になり、これ以上結婚を先送りにできないと考えもう籍だけ入れて二人で勝手同棲してしまおうと、新しいアパートを借りて二ヶ月後から同棲を始めようかとしている時、何があっても応じなかった親が折れた。

同棲は一旦先送りにして彼女を紹介でき(紹介すら許されなかった)、顔合わせをして、立派な結納をして、二人の望む結婚式と披露宴をあげた。もちろん親も親族もみな参加して祝ってくれた。

あの頃の反対はなんだったのかと思うくらい家族間は仲が良いし、念願の子供も出来てトントン拍子に人生が進んでいる。

別にお見合いが悪いとも思わないし、反対を押し切った結婚を推奨するわけではない。ただ、この大きな壁を乗り切ったことで人間として大きく成長し、妻ともより深い関係が築け、自分が決めていく人生を歩み始めることができた。30歳は而立というが、まさにそんなターニングポイントだったと思う。

理屈ぽくかいたけど、何よりどんなに反対されても結婚したい女性出会たことが一番なのかもしれん。

親に結婚を反対されている人の励みになれば幸い。

2018-05-18

2018/05/12 アイドルマスターMR 千早主演公演第3部に参加して その1/3

2018/5/12に開催された「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSICGROOVE☆」の如月千早主演公演第3部に参加してきました。この公演では如月千早が体調を崩し、歌うことが困難になるというトラブルが起きました。ここでは、その公演で私が感じた感情とその後考えたことを整理するためにまとめた文章を公開します。


レポート感想というよりは感情吐露です。また、如月千早は私が一番好きで応援したいと思っているアイドルです。そういった人間が書いたということを念頭においていただけると全体のめんどくささを予想、納得いただけるかと思います


※注意※

・公演の詳細に触れますので内容を知りたくない方はご注意ください。

基本的自分千早観丸出しなの独善的解釈を多く含みます


構成

●公演の概要

感情の整理。

●少しだけ理性を取り戻して。これから出来ること。


●公演の概要

今回はMRという技術を用いた新しいライブイベントで、簡単に言うと765ASの3Dモデル舞台上で歌って踊るというものです。

youtubeのとっても短い公式紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=jHwXIrJKr3s

私は真ん中より後ろのほうでしたが、舞台上の3Dモデルは立体感存在感、躍動感共に想像を超えるもので感動しました。特にPS4向けのリッチ3Dモデル豊富ダンスモーションを持つ765ASとは愛称バッチリだと感じます。また、その性質上、本当に765のアイドル自身が出演しているという体と演出で行われており、ここでしかない貴重な体験が味わえます


公演の開催形式について

2018/4/30-2018/5/27の土日祝日を中心に開催され、ひとつの公演時間は1時間、1日に3公演が実施されています。開催日それぞれに「主演アイドル」が1人選出されており、主演アイドルMCソロ曲披露してくれますセットリスト基本的に下記の構成のようですが、曲については公演日によって変わっているみたいです。

  1. 前半ユニットパート
  2. 主演ソロ曲その1
  3. MCパート
  4. 後半ユニットパート
    • 前半と同様
  5. 主演ソロ曲2曲目

今回まとめる2018/5/12如月千早主演公演第3部(以降3部公演と表記)についての詳しいセットリストなどは他に正確な情報をまとめていただいているのでここでは触れないことにします。


感情の整理。“プロデューサー”として

ここでは3部公演で体調不良というトラブルに見舞われながら舞台に立つ“如月千早”に対し、私が感じた感情とその変遷を時系列順にまとめたいと思います。私の感情主体なので、客観的出来事を知りたい場合には適切ではない参考資料になります


前半ユニットパート

前日から如月千早に会える」と興奮気味の私でしたが、MRは初めて体験するものだったのでどんなものか期待していました。

結果としてはそれはもうすごいもので、アイドルがまさにそこに“存在”し、活き活きと踊り歌う姿を見ることが出来ました。

1曲目のライブ革命千早が出てきてから彼女から目が離せなくなりました。

貴音、響、真の待ち受けプリンスも印象に残っています

他のユニット曲もかわいく美しく楽しく魅力的でした。立体感存在感と躍動感と身長差がすごい!765ASの魅力が存分に発揮される新しいフィールドの登場に胸が熱くなりました。

千早ソロ曲がどうなるのか! という期待がよりいっそう高まっていたのを覚えています


ソロ1曲目の始まり

数曲ユニット曲が披露された後、とうとうソロ曲がやってきました。

曲は「arcadia」。私が始めて買ったアイマスCDに入っている曲です。好き。


皆さんもご存知の通り、この曲は出だしの第一から歌詞があります

静かなBGMの立ち上がりと共に千早の透き通る歌声が一節をつむいだ後、激しい曲調へと移り変わるアグレッシブな曲です。

その出だし、音が入りませんでした。千早の歌がよく聴こえない。

マイクの不調かな?音響スイッチングでちょっととちったかな?と思いましたが様子がおかしい。

開始数秒で私を含め、会場全体が何か異変が起きていることに気付いたはずです。


如月千早が歌えない

高音が出ない。声量も安定しない。ロングトーンも伸びない。ところどころ音程がとれず、声がかすれる。

如月千早に何か起きたことは明白でした。


単に調子が悪いとか音響おかしいとかではなく、何か身体的な問題彼女ののどに、歌声に発生している。

私はすぐにそう思いましたし、他の参加者も同様だったでしょう。

場の空気も一瞬にして動揺したものに変わりました。

激しいダンスとは裏腹に、彼女の実力からは程遠い、痛々しさすら感じる苦しい歌声


私は「はやく千早が歌うのを止めさせなくては」という思いで頭がいっぱいになりました。

彼女の搾り出すような歌声は“無理をして歌っている”と言うことが明白に感じられるものでした。

このまま歌い続けては彼女の声によくない。

無理に歌った負担で万が一にでも後に悪い影響が残るような事があってはならない。

彼女を守らなくてはならない。

どうやってとめればいい? どうやったら彼女を守れる?

そんな思いが頭の中をかけめぐりました。


arcadia」は激しく盛り上がるタイプの曲です。

したがって間奏はいわゆるコールが入るタイプ楽曲といえます

混乱し立ちすくみ、ただ千早を見つめる僕の周りで、力強くコールをあげるプロデューサーが居ました。

彼らの気持ちは痛いほど分かりました。

如月千早の体を、声を案じて歌うの止めさせたいと思う一方で、もがきながらも何とか舞台に立ち、歌おうとする千早を支えなくてはとも感じていたからです。

何か強い意思覚悟を持って舞台に立ち向かう千早の思いを私も感じていたからです。


arcadia」が披露されているときの会場の空気は今まで経験したことのない異様なものでした。

私のように混乱し動揺しているプロデューサー達の感情必死に歌い続ける千早の声が交差し、緊張感とも焦燥感とも付かない何かが充満していました。

その中で千早は歌い続けます

声がかすれて歌声が途切れ途切れになっても。

そんな苦しみながらも「ステージ」を作ろうとする千早支えるために出来ることなんて私達には驚くほどなくて、大きいコールで「ちゃんと“ライブ”が出来てるぞ!」「千早は1人じゃないぞ!」ということを伝えようとするぐらいしか選択肢はなかったように思います


果たして他のプロデューサー達が何を思いペンライトを振り、コールをあげたのかは分かりませんが、同僚達の行動を通じて「ここで千早を支えなくてはいつ支えるのだ!」という思いが自分にもあることを少しずつ自覚し始めました。

それでもなお、血をにじませながら(比喩表現です)歌い続ける如月千早を止めなくてはという思いと、大きく声を上げて応援することがさら千早を追い詰めることになるのではないか?と言う不安からコールを上げることも出来ず、かといって何も打つ手立てのないまま、私はただ青いペンライトを握り締め祈るような気持ち彼女を見つめることしか出来ませんでした。


千早謝罪と問い

arcadia」を奇跡的に最後まで歌い終わり、会場は拍手に包まれましたが、緊張感は増すばかりでした。

この後はMCパートです。彼女は何を話すのか。

水を打ったようににわかに静寂が訪れた会場で、千早は話し始めました。


ライブを楽しめていますか?」


如月千早はそんなことをはじめに私達に問いかけたと記憶しています

その声は本当に弱弱しく、彼女が抱える不安内包されたその言葉は会場に居るプロデューサーの胸に深く突き刺さったと思います

彼女自分の体調が悪く、そのために歌を満足に披露できなかったことを謝罪し、体調管理が出来ずパフォーマンスを発揮できない自分プロ失格だと自らを叱責しました。

「そんなことはない!」そういった声が会場から上がりますが、その声も如月千早と会場全体を包む後悔・悔しさ・不安・動揺といった感情払拭するにはいたりませんでした。

自分の責で満足いく歌を披露できなかった、期待にこたえられなかった、楽しいライブ提供できなかった。

そうやって自分を責め、後悔や悔しさや申し訳なさを抱え、傷つき、心で血を流している千早を目の当たりにして、私は胸を締め付けられるような思いになりました。


彼女はつづけます最後にもう一曲ソロ曲を歌う予定だと。その曲は「眠り姫」だと。

今の状態ではちゃんと歌うことは出来ないかもしれない。ライブとして成立させられないかもしれない。

「私はどうしたらいいでしょうか?」

千早の問いがプロデューサー達に投げかけられました。

震える声で助けを求める彼女に、私達はどんな手を差し伸べてあげたられるのか?

このときの会場の空気は本当に危ういもので、何かが間違えばすべてくだけっちってしまうような、細い糸一本で支えられているような緊張感がありました。


自分達に何が出来るのか?

プロデューサー達の迷いを含んだ重苦しい沈黙の中、「大丈夫だよ!」、「千早ならやれる!」そういった千早背中を押す声がちらほらと上がり始めました。

みんな探していました。何か彼女にかけてあげられる言葉を。

プロデューサーとして絶対彼女を支えなくてはいけないまさにその瞬間に、この危うい空間の中で必死に。


私の中ではまだ2つの気持ちが別の方向を向いてせめぎあっていました。

「もういい。今は休もう。次のチャンスを一緒に作ろう」そういって彼女を休ませてあげたい。

でもそれは体調不良を押してまで舞台に立つことを選択した千早意思覚悟否定することになってしまうのでは?

大丈夫だ! 思う存分やればいい!」そういって今日舞台に立ち歌う”という選択をした彼女最後まで応援したい。

でもそれは本当に彼女のための選択なのか? 体に負担をかけ、無理をしないと歌えないのは明白なのに、それを彼女に強いるのか?

私はどうしても「がんばれ!」、「負けるな!」といった強い言葉を選ぶことは出来ませんでした。

彼女を追い込みたくない、無理をさせたくない、守ってあげたい、という思いの大きさがそれを拒みました。

ただそれでも、覚悟意思を持って、様々なものを賭して、ぼろぼろになっても舞台に立っている彼女を支えたいという方向に気持ちが傾きました。

ここまで来てたった一人の“プロデューサー”の発言ライブを中止する事なんて出来ないだろうという思いもありました。

なら何とかして彼女を守りながら「ライブ」を最後までやりきれるような言葉を捜さなくては。

声が途切れてもいい、無理はしなくてもいい、千早は1人じゃない、俺たちが居る、足りないところは補うからライブを一緒に作ろう。

そんな思いを表すような、短くてぱっと言える(長ったらしく話すことは出来ないしそんな場合でもない)何か一言はないか

色々と思考がごちゃつくなか、誰かがまた千早鼓舞する声を上げました。

それを追うように私も声を上げました。

「俺が歌う!」


会場に笑いが起きました。

私の素っ頓狂な発言千早が少し今までと違う調子で「大丈夫ですか?歌詞は覚えているんですか?」と答えてくれました。

その千早らしい返答にまた会場に笑いがおきました。

少し空気が変わりました。


千早が歌えないところは代わりに歌ってやる!千早が中止にしたくないと思ったこライブを無理やりにでも成立させてやる!一緒にライブをやりきろう!だから無理するな!」みたいな意図を中心とした様々な感情がない交ぜになった結果の言葉の暴発でした。

ただ私の声に続いて「一緒に歌おう!」、「みんなで歌おう!」といった声を上げてくれるプロデューサーが居てくれたのは本当に救いでした。

きっと彼らの言葉を通じて私の言いたかたことも千早に伝わっていると思います


その後、千早MCパートを進めていきました。

おそらく台本があり1部2部公演でも類似のやり取りがあったであろう会話。

それに体調不良に起因するいくらかのアドリブや変更を加えつつ、進むMC

正直このあたりの事は詳細をあまり思い出せません。

どういう流れであの問いかからMCパートに移っていったのかも覚えていません。

声を上げ、千早が答えてくれた後、私はしばらく顔を上げることが出来なくなっていました。


ほとんど前情報仕入れなかった私も、「MCアイドルと会場で直接やり取りがある」といううわさは聞いていました。

それを知ったとき私が思ったのは「絶対に何も言うまい」というものでした。

ここまで読んだ方はお分かりの通り、私は如月千早の行動に対し、自分に都合のいい思いやら意図やらを好き勝手妄想し盛り上がるタイプ人間です。

そんなヤツが如月千早大事舞台で変なこと言おうものならもう目も当てられません。

私が嫌われるのは仕方がないですが、如月千早被害が及ぶのはあってはなりません。絶対に。

口は災いの元。沈黙は金。妄想脳内まで。

そう思って挑んだのですが、感情を抑えきれずほとんど反射的に声を上げていました。

後悔と恥ずかしさと、申し訳なさでしばらくの間顔を伏せていました。


公演後は興奮していてそのあたりの後悔は吹っ切ったつもりだったのですが、時間がたつとやはりまずいことをしたんじゃないのかと言う思いが顔をもたげます

私の発言のせいでMCを進める流れになったとしたら、結局ライブを続けることを千早強要してしまったのではないか

本当はもっと理性的プロデューサー千早に何か言ってくれるのを妨げてしまったのではないか。(もしかしたら私が頭を下げている間に言ってくれていたかもしれません。)

私の変な発言千早の大切で守りたかった舞台をかき乱してしまったのではないか

何より千早自身765プロとはぜんぜん関係のない馬の骨のせいで、千早の大切な舞台でいやな思いをするプロデューサー(ここでは私の発言がその人を不快にさせ楽しみ方を奪ってしまうということ)が出るようなことは許されないと思います

いずれも大変自意識過剰な問いですが、でかい声を上げてしまった以上、考えざるを得ません。

もし本当に誰かを傷つけたのなら批判は受けるべきでしょう。

そのような思いを整理するためにもこの文章を書いています

答えは出ませんが、一生付き合っていくしかないのだと思います

少なくともあんなふうな声を公式イベントで上げるのは金輪際やめようと思います


MC後半からユニットパート

長すぎて途切れたのでその2に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20180518014637

2018-05-05

国技館国技について思ったこ

おととい、両国国技館でやってた稽古総見を見てきた。

私はこの日、力士相撲を取っている姿を、生まれて初めて生で見た。

そして、ポジティブネガティブ両方の感想を持った。

この増田では、ネガティブ感想のほうを2つ書いてみようと思う。

といっても、たいしてネガティブでもないんだけど。

まず、国技館の1階の座席がメインターゲットであるジジババに優しくない。

1階席はフェルトみたいな生地が張られた1畳分くらいの座敷に靴を脱いで上がるようになっているんだけど、四方を鉄の柵で区切られていて、足腰の弱ったジジババが入りづらいし、背もたれも何もないので、朝一(なんと7時)から来てるジジババは、後半「腰が痛い、足が痛い、尻が痛い」とかわいそうだった。

2階のような椅子の席をもっと増やしてあげてほしいと思った。

そして、ぶつかり稽古の時の白鵬行為に、世間ズレを感じて残念に思った。

会の後半、突然遠藤白鵬のぶつかり稽古が始まった。遠藤白鵬の胸を借りるかたちで、両者の気迫を感じる熱いぶつかり稽古だった。しかし、途中スタミナが切れて立ち上がれない遠藤を、白鵬は足で蹴って鼓舞したのだ。

いっきりではないが、何度も足で遠藤背中を蹴っていた。

暴力あんなに騒がれた後なのに何やってんだと。

ここは嘘でもいいから、ファンの前では暴力を想起させる行為はしちゃダメでしょ。

相撲協会さん、バリアフリー非暴力もっとがんばってください!!

2018-04-29

風俗感覚ぶっ壊された

僕が風俗にハマった理由。なにを書くそう、この増田である

増田で、「初体験風俗で済ませたら、周りのカップルより遥かに美人を抱いたことあるんだという優越感を得た」というのがあり。

それに望みをかけて、風俗に行きだしたところ、物凄くハマった。

月に3回くらいは平均で行った。多い時は、月10回。

完全な風俗狂い。

  

増田で言われている通り、風俗によって、女性と話すことに抵抗は無くなった。

もちろん、お察しの通りのチビデブハゲ不細工です。

  

それで、風俗に通ううちに、色々なことを学び出した。

最初女性に対して、甘えたり、キレたりといった、典型的キモブサのテンプレ行動しかできなかったが。

女性が身に着けるブランドやら、バンドやら、映画やら、少女漫画知識仕入れて。

相手を観察し、どういうタイプ女性なのかに合わせて会話を振り出した。

もちろん、風俗なので、相手も楽しく会話してくれる。

  

リアルでも、こういうタイプの会話を振ってみると、一応反応がいい。

社会的ステータスもあるっていうバックグラウンドも効いているんだろうが。

それでも、会話になる。

いわゆる、リア充男性と飲みに行っても、「普通に女性と遊びますよ」くらいに会話できる。

しかし、実際は付き合ったことは皆無

内心、ビビっている。

リアル女性も、自分社会的立場に合わせて会話をしてくれているのでは。

リア充男性にも本当は見透かされているのではないか

そういう不安が常にある。

  

今度、ネット上で知り合った女性デートすることになった。

途端に不安になる。

待ってくれ。相手は、かなりカワイイ女性だ。

僕はどうだろう。

太ったからだ、禿げた頭、不細工チビ

どこからどう見ても、パパ活

ましてや、セックスなんて。

  

普段は、風俗体験から、「自分乃木坂レベル女性もたくさん抱いてきた、18歳の美少女アナル舐めすらさせてきた。楽しく会話もできるんだ」と自分鼓舞しているが。

実際の自分は、社会的カーストが最底辺レベルの、哀れみで末席で生かされているだけの存在だ。

デートはもちろん、ましてや、セックスなんてなったら、醜い体を良く晒せるものだ。

風俗場合は、優しくアシストしてもらって、気持ちよく自分に合わせてもらって、ようやく、不細工デブハゲキスだのセックスだのできる。

普通女性にやったら、もちろん、拒否られるだろう。

  

そうなんだ。

僕は、何も得ていない。

リアル女性は優しくない。

普段の僕と、仕事の僕で、他人に対してのやさしさが変わるように。

リアル女性は僕を相手しない。

  

そのことが、物凄く怖い。

何がデートだ。

怖い。

2018-04-20

anond:20180417154847

図々しいなんて思う必要ないと思う。悪いタイミングでハッとさせられちゃったんだなあ。

この出来事を、「要求過剰な母親が、隣に居合わせたかわいそうなOL理不尽に批難してる」話として捉えてる人が多いみたいだけど、全然そんな話じゃなくないか?と個人的には思う。

たとえるなら、連日のブラック労働に心身をボロボロにされてるタイミングで、

ふとトリートメントの広告を見かけて、

ポスターのサラツヤ髪に「自分、髪とか肌とか荒れてんな…」

って気付かされて、その瞬間、抱えてたしんどさがドッと押し寄せてきて、無性に涙が止まらなくなった。

みたいな。そういう次元告白に聞こえたけど。

そりゃ、このたとえ話だって聞きようによっては

モデルさんに対する嫉妬」って話に捉えられるかもだけど、

それは要素のごく一部分であって、そこだけを拾うのが妥当だとは思われない。

隣の乗客ポスターモデルさん)を積極的に批難したいわけじゃなくて、

見たタイミング自分にとって最悪すぎたせいで悲しくなってしまったんだよ。というふうに自分には読めた。

なので、不幸な鉢合わせ事故だね…とは思うけど、あなたが悪いとか図々しいとか思わない。

もちろん隣の女性に愛想がないなんてことも全然思わない。

その女性だってそれぞれの事情があるだろうし。


ここからは完全に私の勝手な推測だから、そういうの嫌だったら読み飛ばして欲しい。

応援してる人間がいるよ、ということだけ伝わればいい。

>無、なんだ……と思って悲しくなったんだと思う。

っていう記述を見て、あなたはこのとき「お前はひとりぼっちだ」と社会に突き付けられたような気分になったんじゃないかな…と感じた。

分かったような口をきくのは申し訳ないんだけど、

「せめて、厚顔無恥で図々しい母親だとは思われたくなかった。我が子を迷惑子どもだと思われるのも嫌だった。

 だから最低でも、謝った、という姿勢を示しておきたかった。

 けれど、それが門前払いされたことで、莫大なモヤモヤや焦りが手元で行き場をなくしてしまった」……のではないのかな、と。

愛想笑いが欲しかったっていうのも、事実でありつつもド真ん中ではないんじゃないかな。

愛想笑いで「子育てが色々大変だってことぐらいは分かってるつもりですよ」というアピールひとつでもあれば、

お姉さんが内心でクッソうるせえなあと思っていようが、多分いたたまれなさに耐えられたんだろうけど、

その道が言い訳余地もなく閉じられてしまったせいで、一応こっちは謝りましたよ、という形を取ることもできない。

言うなれば感情の行き来が閉ざされたことに対する孤立感。

そっちがつらかった、ってことじゃないのかなぁ。

この考え方でいくと、謝る時間さえ取らせてもらえたなら、

そのあと舌打ちをされても(門前払いよりは)耐えられた、ってことになるけど。


「お前はひとりぼっちだ」と社会に突き付けられたような気分になったのでは…、という話に戻る。

これもまた想像なんだけど。

まず、以下のような前提があったとする。

子どもを連れ歩くって、やっぱり色々迷惑かけるよね…とあなたは十分に理解し、戦々恐々としている。

けど、あんまりくそこを意識しすぎてしまったら、マジでから一歩も出られない。

程よく目を背けないと、現実的には暮らしていけなかったりする。

からほとんど自分に対するハッタリだと自覚しつつも、

「いやいや世の中には『別に構いませんよ』って思ってくれる人もいるはずなんだ!」って自分に言い聞かせて外に出た。

(繰り返すけどこの前提は全部想像に過ぎない。)

で、そういう不安強がり葛藤を抱えて、自分鼓舞しながら外に出たタイミングで、

ハイやっぱりそんなの所詮思い込みでした~!って知らされたら、そりゃあ心だって折れると思うんだよ。

子ども迷惑がる人がいるという事実

ハイハイそりゃ知ってましたよ。って感じかもしれないけど、その当然のことにさえ耐えられない瞬間もあると思う。

それから

>無、なんだ……と思って悲しくなったんだと思う。

という部分に関して。

世の中の歌詞物語に「あなたひとりじゃない。きっと分かってくれる人がどこかにいる」みたいなメッセージってあるけど、

あの逆と言ったらいいのかな。

あなたがどれだけ葛藤してようが、申し訳ないと思っていようが、

 他人他人機微になど無関心であるし、あなたの肩身の狭さを了知する義理を持たない。」

という現実を突き付けられた(気分になった)。

それも最悪のタイミングで。

これは、そういう話なのでは…?憶測に次ぐ憶測で恐縮だけれども…。

要は耳栓を、

「本当は申し訳ないと思っている、とか、一言謝りたいだとか、そういうのは全部お前の問題だ。

 お前の困惑葛藤世間は関知しない。お前の懊悩は全てお前の中で飲み下せ」

みたいな、社会からの逆メッセージとして解釈しちゃったんじゃないのかな…。

「当てつけられた!」なんていう具体的な怒り…という部分も、ないことはないかもだけど、

なんだか、怒り未満の無力感、やるせなさで止まっているような印象を、あなた文章からは受けた。

で、これらの勝手な推測が、万が一どこかしら当たってるんだとしたら、

めちゃくちゃお疲れなんだと思う。

ぜひ自分を労ってあげてほしい。

子ども迷惑がる人がいるという事実にしても、

人間他人機微にそれほど関心がないという事実にしても、

元気なときだったら「そりゃそうだよな」ぐらいのテンションで受け止められるかも知れないが、何事にもタイミングというものがある。

20kgの荷物は元気なときなら頑張れば持てるけど、骨折しかかった腕で持っちゃいけない。

なので、色々書かれてるけど、「当然のことに傷ついてしまった自分は弱い人間だ」みたいなふうに思うのだけはやめてほしい。

図々しいなんて思う必要はない。

タイミングが悪かった。それだけのことだと思う。

2018-04-19

人生、意外と途方もなく長い

思ったよりも人生は長いし途方もなく長そうである

高校生とかの時は受験が終わって就活が終わったらある程度頑張らなくてもいいのかと思ってた。だから頑張った。

でも最近違うんだなって当たり前だけどわかる。

ずっと頑張り続けなきゃいけないんだ、壁はずっとあるんだ、肩こり生理前の情緒不安定成功しないダイエットも寒気もずっとずっと続いていくんだ。

人生は途方もなく長くて、しんどい

今ですらこんなにしんどいのだから、きっと社会人になったり子供ができたりしたら更に報われないことが増えて、体力的にきついことも増えて、そのわりに誰にも分かってもらえないことも増えて、もっともっときついのだろう。

きっとたまに人生ってすばらしいなと思うことがあるだけで、大半はがんばろうがんばろうって自分鼓舞して、そんで肩こり鬱屈としながら、こうして日記を書いて、たまに面白い人や面白いもの出会って、んでまた頑張ろうって思って、肩こりに嘆いて、そうして続いていくんだ。途方もない。人生は長い。

からなんだ、それ以上でもそれ以下でもない。

うっすらとした不安絶望と、それ以外の何もない。

だましだまし楽しそうにして生きてくしかない。人前では笑って。明るく振る舞って。人生楽しいふりして生きてくしかない。

日々を楽しもう、楽しもう、って思うけど、楽しむにはあまり努力しなきゃいけないこと頑張らなきゃいけないことしんどい思いしなきゃいけないことが人生は多すぎる。しんどい。でも頑張らなきゃ幸せになんてなれない。けど頑張ることは楽しむにしては体に負担ありすぎる、やるしかいからやるけど。

頑張らなくちゃ他人搾取されるだけで、そんなもの生きてなんかいけない。だから私はそうならないように頑張るしかない。だけど。しんどい

しんどいよーーーーーーーーーーーーーー。

平均寿命からたらこからまだまだ60年も、しかも今が一番若いんだからこれからもっともっとしんどくなってゆくのかと思うと、老いて思い通りにならないことが増えてくのかと思うと、もう、どうしていいかからいくらいに、立ちすくんでしまう。泣いてしまう。

どうしてみんな生きてけるのかなぁ。惰性でいけるとしても、あまりに割に合わなくないか

2018-03-27

anond:20180101162155

本当に、アニメはなんであんな描かれ方されてしまったんだろうなあ

ゲームでは未央の持ち前の明るさやビッグマウスは実際は内心に抱えた「できないかもしれない」ことへの不安

押さえ込んで自分鼓舞するためだったり、周りに心配をかけないように悟らせないためのものだったはずなのに

失敗を想定しない全能感をあんなに軽率に得てその結果自爆するなんて本来キャラと全く逆だったはずなのに

2018-02-28

会社員にもなって俺様な厨二野郎には、必ずといっていいほど3番手程度の熱烈なファンの女がくっついてる

厨二病とは14歳程度でかかる病だが、会社員になっても治らないアホがいる。

なぜか自分はデキる人間だと思っていろいろアッピールしてくる。特に女性モテる勘違いしており「俺のこと好きになんないでくださいよぉー(キャピ)」といった言動を繰り返し、苦笑いをさせてくれる。

大丈夫だよwと返答しても、みんな女性は俺を好きだと思っている様子。しょっちゅう仕事邪魔しにくる。はっきり言ってウザい。そしてキモい。はっきりウザいといっても怯まない。

まりにも、キモいので彼氏と共になんでこんな厨二がのさばってるのか考察した。

厨二には、厨二を好きな3番手くらいの女が必ずいる。厨二が誰と付き合おうが、いつも味方でいる心強い存在だ。周りから見てて、あのこはこの厨二が本当に好きなんだなあとわかる。

でも、厨二は「あいつは恋愛対象外っす」とのたまう。それでも何年も3番手ちゃんは待ち続けている。厨二は何かあると3番手ちゃんに癒され、ゾンビのようにいつもの厨二に復活する。

3番手ちゃんがいつもなんでも許して、鼓舞しているせいで、厨二は厨二のまま成長しない。

厨二の被害を被るのはいつも3番手ちゃんではなく、同僚である迷惑だ。

なぜ、3番手ちゃんあいつを甘やかすのか。好きだったら教育しろよwとさえ最近は思う。

3番手ちゃんは、厨二が3番手ちゃん友達と付き合って居た時に、ついに略奪し厨二と同棲を始めた。相変わらず厨二は厨二のまま。3番手ちゃんは、女子で集まると厨二のお母さんみたいに世話を焼いている様子を話して幸せアッピールしてくるw

まじで2人ともウザいw

結局私は厨二が嫌いである。世の女性は甘い顔を見せずちゃんと厨二を教育すべきだと思うんだがw

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