増田で、「初体験を風俗で済ませたら、周りのカップルより遥かに美人を抱いたことあるんだという優越感を得た」というのがあり。
それに望みをかけて、風俗に行きだしたところ、物凄くハマった。
月に3回くらいは平均で行った。多い時は、月10回。
完全な風俗狂い。
増田で言われている通り、風俗によって、女性と話すことに抵抗は無くなった。
それで、風俗に通ううちに、色々なことを学び出した。
最初は女性に対して、甘えたり、キレたりといった、典型的なキモブサのテンプレ行動しかできなかったが。
女性が身に着けるブランドやら、バンドやら、映画やら、少女漫画の知識を仕入れて。
相手を観察し、どういうタイプの女性なのかに合わせて会話を振り出した。
リアルでも、こういうタイプの会話を振ってみると、一応反応がいい。
社会的ステータスもあるっていうバックグラウンドも効いているんだろうが。
それでも、会話になる。
いわゆる、リア充男性と飲みに行っても、「普通に女性と遊びますよ」くらいに会話できる。
内心、ビビっている。
リアル女性も、自分の社会的立場に合わせて会話をしてくれているのでは。
そういう不安が常にある。
途端に不安になる。
僕はどうだろう。
ましてや、セックスなんて。
普段は、風俗体験から、「自分は乃木坂レベルの女性もたくさん抱いてきた、18歳の美少女にアナル舐めすらさせてきた。楽しく会話もできるんだ」と自分を鼓舞しているが。
実際の自分は、社会的なカーストが最底辺レベルの、哀れみで末席で生かされているだけの存在だ。
デートはもちろん、ましてや、セックスなんてなったら、醜い体を良く晒せるものだ。
風俗の場合は、優しくアシストしてもらって、気持ちよく自分に合わせてもらって、ようやく、不細工のデブのハゲがキスだのセックスだのできる。
そうなんだ。
僕は、何も得ていない。
普段の僕と、仕事の僕で、他人に対してのやさしさが変わるように。
そのことが、物凄く怖い。
何がデートだ。
怖い。
大丈夫。相手も怖いんだ。 無理せずに、失礼にならない程度で素で接しろ。取り繕っても付き合ったとき、長続きしないぞ。
金持つと変わるから、女にもてようとみじめな努力するより、仕事を頑張った方がいいかと。