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はてなキーワード: 書き下ろしとは

2023-08-11

少女漫画単行本

単行本を読み進めると突然別漫画が一話だけ入ってるのあるけど、あれは何?

書き下ろしかなんかなんだろうか?

2023-06-02

anond:20230531223314

雑誌出版広告収入モデルで儲かってた1980~90年代がむしろ特例

当時と同じ感覚で維持できるわけはない

当方元増田と逆に単行本仕事書き下ろし歴史雑学系)がメインで

一冊の仕事に数ヶ月かかる方が気が楽だが

ここ2、3年の原稿料単価の下落は劇的だ

同じ分量書いても10年前の6~7割しかギャラが入らない

カメラマンわず良いカメラも使わず編集者みずからスマホ撮影も多い

かといってWebメディア校閲責任感が低そうで信用できない

紙の出版ならこんな間違い途中で誰か絶対気づく記事もよく目にする

AI普及の初期から言われていたことだが

文章書く仕事でも一部にはなかなか機械化しにくい分野もある

スポーツライターなんかはいい例だと思う

喋るのは苦手な選手内面とか上手に言語化できてる人も多い

でも今後は紙の本の市場需要自体が小さくなるのは必然だろな

うちの近所の大型書店セルフレジを導入したが

キャッシュレス専用なので誰も並んでないwww

今や紙の本は年寄りしか買わんのだ

もう自分より若手の商売候補が入って来ないのは気が楽だが

逆にいうと俺は70代になっても学生アルバイトみたいな

インタビュー記事構成とかやることになるのか……

――まあこれも写真植字が普及して鉛活字職人が消え

DTPが普及して写真植字職人が消えたようにくり返されてきた道だ

2023-04-28

anond:20230428211623

書き方悪かった

実際はもっとずっと柔らかい口調で書き下ろし辞退の理由コミカライズ側に迷惑かけたくないからだ

普段愚痴絶対言わないしレスバなんてするタイプじゃない

anond:20230428205250

小説邪魔なので評価下げます」と言われるので書き下ろしつけません」

マジレスだけどこういうこと書く作者だから評価下げますなんじゃないの?

いっさい自我見せてなくても、何人かが『好き』と言えば、何人かは『嫌い』って言う世の中なのに、

なんで客相手レスバしようと思ったん?その作者って感情しかならん

 

まぁワイも客相手レスバしちゃう江川達也氏好きだけどね

東京大学物語ヤプーまでは絵がほんとすこだった

anond:20230428204549

ちなみにその小説はい意味で難しくない(でも俗っぽすぎない)文体

書き下ろしもおそらく分量は少ないと思われる

からなおさらキレるやつらの心理わからん

好きな小説の作者さんが

コミカライズ書き下ろし小説つけたら

小説邪魔なので評価下げます」と言われるので書き下ろしつけません」

と言ってて唖然とした(苦情入れた側に)

小説はどうでもいいならまだしも(それも原作者リスペクトなさすぎてゴミだが)

小説ついてるから評価下げるのは意味わからんし腹立つ

嫌ならそこだけ飛ばせばいいだけの話だろ

小説がつくとコミカライズの質下がるわけじゃあるまいし

とはいえ筆者はコミカライズには触れてない(そもそもまだ原作を読んでる途中なので)から

ここに書き込みを供養

2023-04-23

anond:20230423153040

単行本に収録する時は広告を残しておけないので穴埋めで他のコマから流用した画像カットとして入れたり書き下ろしの作者書きこみ()を入れたりしていたのだ

…読者と作者側双方に評判がよくなかったから今はなくなった?

2023-04-13

推しの子、わしの中ではちょっち期待枠にランクインしてたんだけど

作者が書き下ろしたっていう原作小説読んだらこれがまあ~つまらなくて、観る気失くした

https://youngjump.jp/oshinoko/novel_45510/

ぜってーおもんないわ~

でも流行るんだろうなァ、内容云々よりも勢いが強ければ勝つんからさ、去年のリコリコがそうだったみたいに

2023-04-03

anond:20230403143331

外野から見ると、ブロッコリーが一番上なので責任存在するものの、

ライブとかグッズとかの下請け運が足らんなという印象

うたプリの曲はほとんど上松書き下ろしてるからバクプリにリソース割くなっていうのもわからんでもないけど、

色々なアーティスト提供しまくってるし最近シンフォギアとかも書いてたしそもそもElements Garden活動から

うたプリ専用の人ってわけでもないんだよね

2023-03-23

anond:20230323032123

べろせ『べろまん』の「ハローグッバイ

単行本書き下ろしも含めて

というかローグワンも入るか?

2023-01-27

anond:20230126220814

同人誌でいう再録な、

あれお得だからつい買っちゃうんだ

書き下ろし少ないんだけどアレの続編か~ってしみじみもあるしな

2023-01-18

anond:20230118065444

無限に同じこと言ってるから書き下ろしたくないだけだよ

 

自分自身肯定するのに根拠は要らない

根拠がある仮定は常に揺らぐが根拠のない仮定は揺るがないのと同じ話

元増田(anond:20230117205554)のあれは自己愛パーソナリティ障害の類いなので諦めろとしか

防御反応で自己愛は強いけど自分を優れた人間だと思っていないからそうなる

anond:20230118005231

結構書き下ろしてるけど、シンゴジラとかがないとあとしまつも出なかったんじゃないか

2023-01-05

新書とは書籍の大きさを示す言葉になります。大きさは、およそ縦18cm×横11cm新書判、B40判と呼ばれることもあります

新書とは、大きさを示す言葉です。:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】

新書歴史1938年創刊の岩波新書に始まる。ドゥガルド・クリスティー著作である奉天三十年』の上下巻で創刊した。

1938年当時、文庫はまだ判型が定まらず、小型の叢書という程度の意味であり、現在新書に近い判型のものも含んでいた。そんな中、すでに岩波文庫を発行していた岩波書店が、判型・内容ともに岩波文庫とは違うものとして創刊したのが岩波新書である

新書 - Wikipedia

古典を中心とした岩波文庫に対し、書き下ろし作品による一般啓蒙書を廉価で提供することを目的として、1938年昭和13年11月20日に創刊され、新書と呼ばれる出版形態の創始となった。

岩波新書 - Wikipedia

新書って何が「新」なんだ?とググった結果のメモ

その答えは「新書」は1938年時点で新しいレーベルとして刊行されたから。

80年以上「新」と銘打たれたままのレーベルなのだなあ。

食パンの「新食感宣言」が1997年に発売されて以降、いつまでたっても「新食感」と銘打たれているのと同じ現象ということがわかった。

2022-12-07

『僕の心のヤバイやつ』の何が良かったか、そして今は何が微妙

https://anond.hatelabo.jp/20221206182821

もし増田最近僕ヤバを読み始めてるなら、面白くないと思うのは仕方ない。

この記事を書いている増田は1巻が発売される前に、「市川山田への恋心を自覚する話」辺りで連載を発見した人間である。その立場からすると、最近の展開がかなり、かなり微妙特に3年生へ進級してから)。

そもそも、僕ヤバは連載をすすめる中で面白さの性質露骨に変化した漫画だ。読んだことのない人向けに今さらながら説明すると、『僕の心のヤバイやつ』は中学生オタク男子である市川と、天真爛漫天高身長モデル女子山田による「両片思い漫画であるしかし、こう断言できてしまうのは今だからであり、初期のころは違っていた。

「僕ヤバ初期」と言えるのはおそらく1-2巻、市川山田自分の中にある気持ち自覚するまでの辺りである。この時期の特徴は「市川山田に振り回される」ことにある。天然ぼけに近い山田の行動を市川一方的に観察し、時々山田と話したりしてちょっとずつ心の距離が近づいていく。山田内面もこの頃はいまいちわかりづらい。だからこの頃はギャグ漫画テイストが色濃い。みつどもえとかロロッロの頃のノリをひきずってどぎつい下ネタ要素もある。

今振り返ると、僕ヤバ初期の優れていたのは、「人のことを好きになる」経緯をすごく丁寧に描いていたことだ。とにかく、市川山田相手のことを何も知らない。なんなら山田市川のことをどうでもいい他人くらいに思っている節すらあった。それが自転車の件やティッシュ差し入れの件といったちょっとしたイベントを機にそこそこ話すようになる。白眉なのは秋田書店社会見学時のエレベーター内の描写だね。山田無意識市川のことをじっと見つめるやつ。その後にミルクティーをもらって特攻が刺さり恋を自覚する瞬間もいい。

この頃は、この距離感のつばぜり合いとでも言うべき、「恋なのか何なのかわからないが相手のことが気になったりする状況」に読者はドギマギさせられていたのである。なお、この辺りからTwitterを中心とするSNSで人気が出始めたわけだが、その背景には僕ヤバのTwitter戦略がめちゃくちゃ上手かったという要素も忘れてはならない。サイトだけで連載を追っている人は意外と気づいていないのだが、僕ヤバは更新日の火曜19時に作者がTwitter宣伝投稿をする。その際に添付される書き下ろしカラーイラストに本編を補足する情報が含まれていたりする。また、本編とは別の書き下ろし漫画通称「ツイヤバ」も定期的にTwitter投稿されていて、投稿時間は大体木曜~土曜の19時~21時である。つまり、「会社員仕事を終わって漫画を読む時に僕ヤバを目にする」ことが週に2回必ずあるようにしていたわけだ。漫画面白さもさることながら、こういったSNS戦略の丁寧さも見逃されてはならない。

さて、話を戻すと、「僕ヤバ第二期」とでも言うべき時期は、その後からクリスマスデート回くらいまでだろう。この頃の読者身もだえポイントは「お前らさっさと付き合えよ!」である山田は好きを自覚したらガンガン攻めるタイプなのだが、市川普通オタク男子なので勘違いしてはいけないとずっと自制を心がける。この頃の特徴は、主に山田から一方的アプローチである。一緒に下校したり、自分からLINE聞いたり、冬休み漫画の貸し借りを口実にクリスマスデートまで持って行く。猛攻である。そしてオタク男子の夢である一方的相手からアプローチをかけてくる状況! ここから付き合えるラブコメがあるんですか!?

また、この辺りから読者も気づき始めたのだが、桜井のりお漫画における情報の出し方や伏線の張り方がものすごくうまいクリスマスデート象徴的だったのが紙袋を一緒に持つところだ。紙袋の後ろにモブカップルが手をつないでるのを移し込むことで「実質手つなぎじゃん」って読者に思わせたあと、終盤で実際に手を繋いで読者を殺しにかかる。漫画うまい。うますぎる。

個人的にはこの辺くらいまでが一番面白かった時期なのだが、同時に市川モノローグ結構クローズアップされるようになるというか、真面目なモノローグが増えた。ギャグにしないというか、「真面目なラブコメ」へのシフトが始まったのもこの時期である

さて、クリスマスデート以降から最新話に至るまでを個人的には第三期に位置づけているのだが、この辺はおそらく「周辺人物の掘り下げ」が中心になっている。いわゆる外堀を埋める段階である。お互いの恋心は大体伝わっているので実質付き合っているような行動が繰り広げられる。お互いの家には訪問するし、なんなら原さんカップルとのダブルデートも行われる。新学期に入って新キャラも出してきた。

この辺になると、「このギャグキャラもこんなことを考えていたのか!」という掘り下げが話の原動力になっている。なぜなら山田市川はもう両片思いであり、それだけやってると正直マンネリ化してしまうからだ。恋心を自覚するまでの初期や両片思い期は関係性が特殊なので、普通シチュエーションでの展開のひねりがわりと聞く。しかクリスマスデート回以降は関係性が大体固まりつつあるので、山田市川だけではストーリーが続かない。端的に、マンネリ期と言っていい。まだ付き合っていないのにマンネリ!?

ダラダラと書き散らしてしまったのでまとめるが、つまり自分が言いたいのは「関係性が固まってしまった」ということだ。ただのクラスメートから恋を自覚するまでの「相手がなんとなく気になってしまう」段階、クリスマスデートまでの「相手となんとか距離を近づけたい(主に山田)」段階は既に終わり、割と真面目に話を広げようとしている。単話単話で話を盛り上げるタイプだったのが、ストーリー漫画シフトしようとしている、と言えるかもしれない。

ここまで書いたら本増田最近微妙に感じていた理由もわかっていただけるのではないかと思う。自分にとって僕ヤバは「友だち未満」や「両片思い」という微妙関係性でのシチュエーションの妙を楽しむ漫画だと思っていたので、最近はその面白さが発揮されていないのである。もうちょっとその辺はなんとかならんかなぁ……と思っていた。

そう、思っていたのだが……最新話が遂にアレですよ。第四期到来だ。また関係性が変わるぞ。市川彼氏としてどう振る舞うのか! 山田の性欲が牙をむくのか!? 内緒デートを楽しむのか!? 文春砲くらって別れの危機が訪れたりするのか!? 乞うご期待である

あと今多分アニメ化にあわせて85話まで無料で読めるからみんな読んでみるといいよ。14:33に見てみたら閲覧できなくなってたわ……誤情報すまん。執筆段階では見れたんですよ。設定ミスかなんかか?

https://mangacross.jp/comics/yabai/1

2022-11-17

三爆神「神様ドォルズ神様のメモ帳猫神やおよろず

神様ドォルズ

よく言えば非常に堅実なつくりの、悪く言えば地味な作品だった。

原作にそれなりの強度があったためそこそこ面白いという評価はあったが

深夜アニメありがちな「そこそこ売れている連載中の作品アニメ化」だったため

何一つ話が解決していないままで続きは原作でも読んでくださいやみたいな感じで終わった。

今でもたまに話題になる「不完全燃焼」はこの作品オープニングテーマ

 

神様のメモ帳

第一話を作者が書き下ろしオリジナルエピソード60分スペシャル配信

池袋ウエストゲートパーク彷彿とさせる作風が多少話題を呼んだが、

その後の時系列シャッフルなどで話の辻褄がどんどん合わなくなっていき、

加速度的に視聴者離れが進み、最終的に無事爆死した。

 

猫神やおよろず

毒にも薬にもならん女の子かわいいだけのアニメだった。

チャンピオンREDでそこそこ売れてはいたのかな?くらいの隙間埋め原作だったのに

戸松遥堀江由衣茅野愛衣竹達彩奈三瓶由布子豊崎愛生高垣彩陽等々

声優周りだけはやたらと豪華だったのがよくわからなかった。

全然そんな内容ではないのにピンナップがいつも微エロだったのが謎。

俺は買ったのに無事爆死した。

2022-11-14

二次創作をする上で覚えておきたいこと

とある大手ジャンル大手CPにハマって、二次創作をしたり他人の色んな作品を見たりするようになった。

 

 

Aさんという、私と同CPで書いている人の小説を読んだ。

その小説は、界隈で度々話題になっているもので、RTで回ってきたり感想が長々と綴られていたりしていた。閲覧数もブクマ数も、桁違いに多い。

とある読者は、その小説をまるで映画を見ているようだと書いていた。

かに、読んでみると、映画のようなドキドキハハラとする展開が繰り広げられていた。

キャラも、メインの二人はもちろん、サブキャラモブに至るまで深く掘り下げられており、それぞれが作品の中で生きていると感じた。

どういう思考、信念があって、この行動を起こした。その理由がよく伝わってきて、一つ一つ納得できる文章

あらゆるところで張り巡らされていた伏線が、読み進めていくにつれてきちんと回収されていく。そして、最後に振り返ってみて、ようやく本当の意味が分かるタイトル

なるほど。色んな人が評価し、好まれているのが分かる小説だった。

私は神字書きという呼称が嫌いだけれど(公式が神だ、もし一人の二次創作者を神と呼ぶのなら他の創作者も全員神と呼ぶべきだ、という考えである)、“神字書き”と評価されるのはこういう小説を書く人なのだろうと思った。

けれど、私はこの小説を好きになれなかった。

理由は単純。メイン二人の掘り下げ方が、好みではなかったからだ。私が書く二人とは、全く違う掘り下げ方をされていた。

二次創作なんて、そんなものだ。いわゆる、解釈違い。どちらが正解かなんてない。公式ではない限り、どちらも不正解

ただ、Aさんにとっての二人はそうであり、私は違った。そして私は、Aさんが書いた二人を好きになれなかった。それだけである

私は読み終わった後、好きではない、でも、確かにすごい小説だった、という感想を頭の中で呟き、ブラウザを閉じた。

 

 

数日後、同じく同CPのBさんが書いた小説を読んだ。

Bさんが書く二人は、大変私好みであった。

惹かれ合う二人の気持ちの変化、想いが通じ合った後の会話、雰囲気、その後過ごす何気ない日常

時に苦しく、時に切なく、時に楽しく、時に愛しい。伝わってくる二人の心情は終始私を惹きつけて、読み進める度に心が満たされていく気がした。

私はBさんがこれまでに書いた話を一気に読み切った。

すると、最新の投稿説明文に、現時点までの話+書き下ろしを含めた本を頒布するお知らせが書かれているのを見つけた。

書き下ろしは、シリーズで書いている二人はハッピーエンドの予定だけれど、アナザーストーリーとしてバッドエンドを書くつもりだ、とも。

私はすぐにBさんにメッセージを送り、本の予約をした。そして一ヶ月後、無事に本は届けられた。

素晴らしい本だった。Web上で見たのと同じ内容だったけれど、文字を追うごとに、紙をめくる度に、初めてBさんの小説を読んだ時と同じように、想い合う二人の気持ちに寄り添っている気分で、夢中になって読み進めた。

書き下ろしアナザーストーリーは、確かにバッドエンドだった。

想い合っているのに、これからも二人一緒に寄り添って生きたいのに、やむを得ない事情で離ればなれになってしまう二人の心情に心掴まれながら、泣きながら読んでいた。

そして、結末まで読み終えた後、私はすぐにBさんに感想を送った。

あなたの書く二人が好きで、一つ一つの話に心惹かれたこと。アナザーストーリーは切なくて悲しくて、泣きながら読んだこと。この結末を読んでしまたからこそ、ハッピーエンドの二人を見たいと思ったこと。これからも、あなた作品を楽しみにしていること。

拙くありふれた言葉しか伝えられなかったけれど、その感想にBさんは大変喜んでくれた。

これから作品を、ハッピーエンドに向かう二人を、書いていきたいと言ってくれた。

 

 

それからしばらくして、Bさんのツイッターアカウントがあることを知った。

私はこれまでマンガアニメ感想から日常まで雑多に呟くアカウントしか持っていなかったけれど、新しく創作用のアカウントを開設し、Bさんをフォローすることにした。

Bさんが作品投稿したらRTいいねボタンを押したし、感想をリプやマシュマロで送った。

公式から供給に叫ぶBさんを見守っていたし、私自身も創作を楽しんでいた。

ところが、ある時から、Bさんはよく愚痴をこぼすようになった。

作品を見てもらえない、感想をもらえない、といった内容である

実際、最新の投稿になるにつれて、Bさんの小説ブクマ数だけでなく、閲覧数も伸び悩んでいるように見えた。

Aさんが投稿した最近小説は、かなりの数の閲覧数とブクマ数を示しているようなのに。

大手ジャンルである。Bさんが小説を書き始めた時と比べると更に人口も増えて、読み手もこれまで以上に作品を選んで読んでいるということが分かった。

Bさんは、自分作品が読んでもらえないことにショックを受けていた。

私はすぐにBさんにリプを送った。私はあなた作品が好きです、最近投稿されたあの作品では、◯◯のシーンが、●●のセリフが好きだと思った。

Bさんは、それに対して感謝謝罪を伝えてきた。

今思えば、私のリプはプレッシャーをかけてしまっているとも思える文章だった。ただ、その時の私は必死にBさんを励まそうとしていたのだ。

 

数週間後、Bさんは別ジャンルの話を頻繁にツイートするようになった。

私も名前は聞いたことがある、話題になり始めていたジャンルだった。

妄想ツイートを繰り返し、ついに小説投稿したようだった。

その小説は、Bさんにとって過去一番のブクマ数を得られたらしい。

驚きと同時に、喜びのツイートが増え始めた。

そうして、二作目、三作目とBさんはそのジャンル小説を書くようになった。

 

私は、ただ見守っていた。

前のジャンルを嫌いになっているわけではないようだったから。

公式供給があれば叫んでいたし、これからの展開を楽しみにするツイートもしていた。

ただ、二次創作はいつまで経っても投稿されることはなかった。

 

やがて、Bさんはとあるツイート投稿した。

本格的にジャンルを移動するお知らせである。前のジャンル活動することは、きっともうないだろう、と。

そして、このアカウントはいずれ消すことになるだろうと。

私は悲しかった。もう、私の好きな二人のハッピーエンドを読めないのだと。

けれど、こうなるんじゃないかという予想も、少し前からしていた。

 

だって二次創作文字書きだ。

AさんにもBさんにも全然表現力や語彙力は及ばないけれど。

二人以外にも、上手い文章を書く創作者が、尊敬する創作者はたくさんいるけれど。

一応、幸せな、こんな推しCPを、“私が”見たいという想いで創作を続けている文字書きだ。

好きなものを好きなように書けたらいい。それは当然。

でも、ブクマ数や閲覧数が増えないと、不安になる自分もいる。感想がなかったら、面白くなかったのかなと落ち込んでしまう。

数なんて気にする必要はない。そんなことは分かっている。

だけど、どうしたって気になるのだ。だって見えているから。数という確かな評価が、自分にも他者からも見えているから。

少ないと落ち込んでしまうのは当たり前だと、私は思う。

ただ、少なくても、たった一人でも、評価してくれた人がいることは、忘れてはいけないとも思っている。

Aさんのように、映画のような文章を書けていない。

Bさんのように、読み手を強く惹きつける文章を書けていない。

私の頭の中にあるシチュエーションを、キャラクターの心情を、最大限魅力的に文章にして書けていないことは、悔しいけれど自覚している。

そこはもう、練習あるのみ。これからもただひたすら書いて、少しでも魅力を引き出す表現で書けるようにはしたいけれど。

でも、そんな拙い文章から、私の書く話を、キャラを、シチュエーションを、設定を汲み取って、良いと言ってくれる人がいる。好きと言ってくれる人がいる。

もっと上手い人が、私よりも私が好きだと思うものをかける人はたくさんいるから、今まで何度も落ち込んだし、これからも何度も落ち込むのだろうけれど、私にしか書けないものがあるのだと信じて、私の書いた小説を好きだと言ってくれる人がいることを決して忘れずに、私はこれから創作を続けていきたい。

 

 

Bさんがジャンル移動したのは、自分作品に反応がないからだけではないのかもしれない。

様々な要因があって、向こうのジャンル創作をしたいと思ったのだろう。

それならば、それを止める権利は、私にはない。

私はBさんの書く小説が、文章が好きだ。

移動した先では、私と同じような気持ちでBさんの小説を好きになって、感想を送る人がきっといると思う。

どうか、Bさんがそんな人から言葉を聞きながら、楽しく創作活動を出来ていますように。

陰ながら、私は応援している。

2022-11-02

BL規制の次は青年誌規制から協力しろ」という最悪の一手

はじめに

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1966377

星崎レオツイートなんだけどさ

という3点から支持できないんだよね。

BLを明確な基準もなく規制するな! という大枠には同意だけど。

BL規制レベルは既に男性向けでは規制されている

https://book.dmm.com/detail/b289amris03817

星崎レオ作品2022年4月に不健全図書指定されたのは「主任エロさ、コンプラ違反です!」という作品なんだが、とりあえず読まんと批判はできないと思って、初めてガチBL本を読んだ。

表紙から片方の男全裸だし、乳首見えてるしもうエロ本の香りが強いが、中身は男性向けのエロ本と同じぐらいのペースでセックスしてた。書き下ろし漫画最後ドリンク飲んだら媚薬成分入りという唐突な展開好き。

男性器に関しては白塗りして修正頑張っているなーとは思うが、セックスシーンが大量にある時点で不健全図書として指定される危険性も高いとも思った。


https://book.dmm.co.jp/detail/b186ajgnh00107

たとえば男性向けの作品で、同じく性器白塗りにしてセックスシーンが大量にある漫画西野映一の「ツンな彼女がデレるまで」という作品があるのだが、

2009年4月 の時点で東京都に不健全図書指定されている。つまりBL男性向けと同様のレベル規制され始めている状況。

なのでBLを守った後に「じゃあ次は男性向け作品規制緩和ね」と動いてくれない限りはBL無罪とまではいかなくても優遇されている状態になるわけだが、

そういった運動をしてくれそうな気配は薄い…

青年誌等の男女モノは既に規制の波が来ている

実際、男性向け作品があらかた規制されたらからBL作品規制が始まり、そこもあらかた処理されたら次は青年誌レベル作品が不健全図書に…というのは一理あると思うのだが、

そもそも青年誌レベル作品は不健全図書こそ指定されていないが、ここ数年で批判されるケースが急増している。

月曜日のたわわの日経広告ラブライブの西浦みかんポスター、宇崎ちゃん献血ポスターなど…)

批判がひどければ掲示の取り下げもあり、既にゾーニングという名の規制を求める運動は始まっている。

もっとかのぼれば漫画ではなくイラストだが、 2013年人工知能学会の会誌の表紙に書かれた女性アンドロイド炎上している。

こんな状況で「次は青年誌等の男女モノが規制される!」と言われても「まだその段階? 本当に青年誌規制対策に協力する気ある?」と思ってしまう。


上記の例は不健全図書指定の話ではない、と言われればそうなのだが、この流れが浸透したら圧力により特定作品規制されかねない、っていうのあるわけで。

例えば、Vtuber戸定梨香(というよりは千葉県警?)に対して全国フェミニスト議員連盟という地方議員が集まる連盟が「問いかけ」をしたわけだが

この行為が許されるのなら不健全図書指定する審議会委員に「問いかけ」をしたり、委員になって直接「問いかけ」をするのでは? という懸念がある。

なので、この流れにBLの愛好家から「その規制おかしいんじゃない…?」 という声が上がっていれば信頼度はあったのだろうが、特に大きな声が上がっていた記憶は無い。

規制に反対している人もいたのは知っているが、主流にはなれなかったよね、というお気持ち

上から目線

さんざん「エロしか守らない表現の自由戦士(笑)」と馬鹿にしてきたが、

自分たち規制される立場になったら「表現の自由なんだから戦士はこれも守ってくれますよね?」という発言、もうさんざん見てきた。

というか数日前にも津田大介がそんな感じのツイートをした。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/tsuda/status/1585945013044666368


そういう表現でも表現の自由ガチ勢(議員、もしくは議員の手伝いをするレベル)なら「はいそうですね、守ります」と言ってくれるだろうが、

俺みたいな「自ジャンル攻撃されたら反撃する。その時手伝ってくれたら人がいたら、その人が攻撃されたら協力する」ぐらいの表現の自由戦士(笑)レベルだと

「あ、敵だな」と思ってしまうわけよ。敵を(表面上は)ニコニコしながら守ってあげられるヒーローにはなれない。


今回の発言も「いいよBL規制してみ?」「彼ら(※BL規制派)のことはもう何も信頼していませんよ。無能な味方とすら定義しません。味方ではない。」

喧嘩腰な発言で、表現の自由ガチ勢以外、特にBL男性向けと同じように規制されるべきでは?」と思う層から私たちが間違っておりました。これからBL規制に反対します」となるとは思えない。

まあ最初から仲間を増やそうと思ったのではなく、単なる愚痴ツイートなだけかもしれないけど…

終わりに

https://togetter.com/li/1877785

というか「BL界隈って結局男性向けの表現規制反対には動いてくれないのでは…?」という話はもう 2022年4月 の段階でいろいろ出ていたし、

その話題の発端となったもの星崎レオ自身の「不健全図書指定された」というツイートからだったのだが、全然状況が好転していない…何故あんツイートを…


そりゃあ表現はできる限り規制されるべきでは無い、当然BL規制されるべきではないと思うが、

BL男性向けと同じ規制をされるべきではない! だからBLを守れ!(なお男性向けの規制にはノータッチ)ならそりゃお気持ち表明もしたくなるわけですよ

男性向けはもっとゾーニングするべきだが、BLゾーニング不要無罪!というのが理想の着地点ならば闇堕ちしてもいいよね…

保健所で不人気で引き取られない大きな黒い犬なら共に不幸になることを望んでもいいよね…


BL愛好家以外を味方に入れて、無償BL規制反対に持っていくのはもう無理だと思う。少なく見積もっても数年動くのが遅い。

もうある程度犠牲を出さないと規制は止められないと思う

考えられる対策

追記

今更返答するけどお気持ち表明やし、ままえやろ…

増田は巧妙に言及を避けているけど星崎先生はここで言う「表現の自由ガチ勢」の人

その前段階として「なぜか反表現規制名乗ってる筈のクラスタBL規制を求め始める」が抜けてんで。星崎さんのはそういう連中に対して腹立てて呟いたにすぎない。あと星崎さんが戦ってないみたいな言い草は失礼では。

この炎上騒動でyatoeggとかが「あの人は前から活動を~」とブチギレてたか表現の自由ガチなのはわかったけど、だからこそ発言は気を付けて欲しかったんよ…

今回、擁護側と対立した高村武義は確か「BL無罪を訴える奴は何言っても無駄BL男性向けと同程度に規制されればよい…」と闇堕ちした人、という話をどこかで見た記憶があるので、

そういう人に燃料を与えるような発言は、「BL規制派」もなんとか仲間に巻き込んで支援者を増やす必要がある状況で最悪の一手なんよ…

巻き込み方ってもんがあるだろうよ

マジでこれ。


自分たち規制される立場になったら「表現の自由なんだから戦士はこれも守ってくれますよね?」という発言、もうさんざん見てきた。

というか数日前にも津田大介がそんな感じのツイートをした。

これを見て、本気で守ってくれることを懇願しているように受け取るのか…

どう見ても「お前らどうせただのダブスタ野郎だろw」とバカにしてるだけだろうに…

バカにして書いていることはわかるんだけど、表現の自由侵害していることには間違いないので、ガチ勢は動かなければならない。

じゃあ動いたら感謝するか?といったらしないと思う。「あのとき表現の自由戦士は守ってくれなかったしな~」と騒ぐことが目的だし。

そんな環境が続いたら俺は心がボロボロになりそうなので「表現の自由戦士(笑)」でいいや…というお気持ち


表現の自由戦士」には3つのレベルけが必要だと思う

それどころか規制とかの要不要に関しても家系ラーメンの注文並みに細分化してて、最低でも

くらいに分類されると思う。

なので、宇崎ちゃん献血ポスターみたいな「R-15/修正濃いめ/範囲広め/規制強め」くらいじゃないと反対しない内容ならみんな協力できるけど

今回の評価基準となる星崎レオ作品のような「R-18/修正多め/範囲広め/規制弱め」「R-15/修正普通/範囲普通/規制普通レベルで引っかかる作品ならそりゃ意見割れから共闘難しいよな…と思う


ちなみに自分は↓が理想だと思っている。自ジャンル、他ジャンルともに同じ。

今回の炎上問題なっている点は不健全図書指定実質的に紙の本は廃刊になる所だと思うので、指定されても廃刊にならない かつ R-18に分類されないなら解決しないか…?

2022-10-06

AIの描いた絵ってカワイイのな

正直そのクオリティに驚いたよ。

でも絵だけじゃなくて、今後はAIによる音声合成もより滑らかになっていくだろうね。

下手したら、声優の代わりにAIいいんじゃないか?ってぐらいになるかもしれない。

そしてAIによる小説の精度も上がっていき、ある程度のシナリオなんかはAIでも作れるような時代が来る。

すると、全部AIで作った作品なんかも出てくると思うんだ。

容易に想像できる。将来的にはAIが作ったエ○ゲーが出るだろうなって事が。

登場する女の子も得ろシーンも全部AIが描き、喋り声から喘ぎ声までAIが作る。

シナリオも全部AI書き下ろしもので、俺はそのシナリオに感動するわけ。

すべてが人工物で、すべてがまがい物の世界に、だ。

AIの描いた女の子に俺は恋して、AIの作った声に俺はドキドキする。

AIの描いた女の子の裸体に俺は興奮し、AIの作った喘ぎ声を聞いて俺は果てる。

すべてが人工物で、すべてまがい物に過ぎない世界に囲まれながら。

俺は果てた末に、じっと画面を見入る。

そこには尻をこちらに突き出す女の子の姿。

彼女は甘い声を出して俺に甘え、俺に対して性器を見せる。

すべてが偽物で、すべてが虚構のものの癖に。

果てた俺は自分のものに目を向け、俺は自問自答する。

搾り取られたのは俺の精液じゃない。

俺はそこで気づくのだ。

搾り取られたのは、人間尊厳だっていうことに。

2022-09-26

某有名お嬢様MV、今どきこんな書き下ろしイラスト点数少ないのある・・・?って感想

あとMIXがすごい

2022-09-12

ファンレター書いたら返事が爆速で来た

とあるweb小説コミカライズ面白かったかファンレターを書いてみた

原作者さんと作画担当者さん、別々に書いて出した

そしたら原作者さんから1ヶ月もしないうちに返事が来た

本当にびっくりした

マイナー漫画だし、原作者さんもTwitterで「ファンレター初めて貰った」って言ってたから、ワンチャンお返事貰えるかなって思ってたけど、まさかここまで早くお返事貰えるとは

ありがたいです

書き下ろし小説、楽しく読ませて頂きます

2022-09-03

anond:20220903164348

よふかしのうた(漫画)の作者が元々クリーピーナッツ好きだったのでよふかしのうた(曲)を引用してよふかしのうた(漫画)とした。よふかしのうた(漫画)がアニメ化されるにあたってよふかしのうた(曲)のアーティストであるクリーピーナッツ新曲書き下ろしてそれがOP曲になってる

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