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はてなキーワード: リターンズとは

2020-09-18

10万円リターンズ

総選挙の前の清々しいまでのバラマキに見えちゃって鬱い

2020-01-09

anond:20180119115421

安定して面白いアニメを出してはいると思う

1 ハチミツとクローバー 2005年4月 - 9月 2クール24J.C.STAFF

2 Paradise Kiss 2005年10月 - 12月 1クール12マッドハウス

3 怪 〜ayakashi2006年1月 - 3月11東映アニメーション

4 獣王星 2006年4月 - 6月 ボンズ

5 ハチミツとクローバーII 2006年6月 - 9月12J.C.STAFF

6 働きマン 2006年10月 - 12月11ぎゃろっぷ

7 のだめカンタービレ 2007年1月 - 6月 2クール23J.C.STAFF

8 モノノ怪 2007年7月 - 9月 1クール12東映アニメーション

9 もやしもん 2007年10月 - 12月11白組

テレコム・アニメーションフィルム

10 墓場鬼太郎 2008年1月 - 3月11東映アニメーション

11 図書館戦争 2008年4月 - 6月12Production I.G

12 西洋骨董洋菓子店アンティーク2008年7月 - 9月 日本アニメーション

白組

13 のだめカンタービレ 巴里編 2008年10月 - 12月11J.C.STAFF

14 源氏物語千年紀 Genji[注釈 5] 2009年1月 - 3月 トムス・エンタテインメント

手塚プロダクション

15 東のエデン 2009年4月 - 6月 Production I.G

16 東京マグニチュード8.0 2009年7月 - 9月 ボンズ

キネマシトラス

17 空中ブランコ 2009年10月 - 12月 東映アニメーション

18 のだめカンタービレ フィナーレ[注釈 6] 2010年1月 - 3月 J.C.STAFF

19 四畳半神話大系 2010年4月 - 6月 上段 マッドハウス

20 さらい屋 五葉 下段 全12マングローブ

21 もやしもん(ドラマ版) 2010年7月 - 9月 上段 全11白組

22 屍鬼 2010年7月 - 12月 下段 2クール 全22話 童夢

23 海月姫 2010年10月 - 12月 上段 1クール11ブレインズ・ベース

24 フラクタル 20111月 - 3月 A-1 Pictures

25 放浪息子 下段 AIC Classic

26 C 20114月 - 6月 上段 タツノコプロ[注釈 7]

27 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 20114月 - 6月

2013年7月 - 9月(再)[注釈 8] 下段

下段 A-1 Pictures

28 うさぎドロップ 20117月 - 9月 上段 Production I.G

29 NO.6 下段 ボンズ

30 UN-GO 201110月 - 12月 上段

31 ギルティクラウン 201110月 - 20123月 下段 2クール 全22話 Production I.G 6課

32 テルマエ・ロマエ 20121月 上段 約0.3クール 全3話 DLE

33 ブラック★ロックシューター 20122月 - 3月 約0.7クール 全8話 Ordet

サンジゲン

34 坂道のアポロン 20124月 - 6月 1クール12MAPPA

手塚プロダクション

35 つり球 下段 A-1 Pictures

36 もやしもん リターンズ 20127月 - 9月 上段 全11白組

テレコム・アニメーションフィルム

37 夏雪ランデブー 下段 動画工房

38 PSYCHO-PASS 201210月 - 2013年3月

2014年7月 - 9月(再)[注釈 9] 上段

下段 2クール

1クール 全22話

10話[注釈 10] Production I.G[注釈 11]

39 Robotics;Notes 201210月 - 2013年3月 下段 2クール 全22話 Production I.G

40 刀語(ノイタミナ版)[注釈 12] 2013年4月 - 6月 1時間枠 1クール12WHITE FOX

41 銀の匙 Silver Spoon 2013年7月 - 9月(前半)

2014年1月 - 3月(後半) 上段 2クール 全22話[注釈 13] A-1 Pictures

42 ガリレイドンナ 2013年10月 - 12月 1クール11

43 サムライフラメンコ 2013年10月 - 2014年3月 下段 2クール 全22話 マングローブ

44 ピンポン THE ANIMATION 2014年4月 - 6月 上段 1クール11タツノコプロ

45 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 下段 A-1 Pictures

46 残響のテロル 2014年7月 - 9月 上段 MAPPA

47 PSYCHO-PASS 2 2014年10月 - 12月 タツノコプロ

48 四月は君の嘘 2014年10月 - 2015年3月 下段 2クール 全22話 A-1 Pictures

49 冴えない彼女の育てかた 2015年1月 - 3月 上段 1クール 全13話

50 パンチライン 2015年4月 - 6月12MAPPA

51 乱歩奇譚 Game of Laplace 2015年7月 - 9月11Lerche

52 すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 2015年10月 - 12月 A-1 Pictures

53 僕だけがいない街 2016年1月 - 3月12

54 甲鉄城のカバネリ 2016年4月 - 7月 WIT STUDIO

55 バッテリー 2016年7月 - 9月11ゼロジー

56 舟を編む 2016年10月 - 12月 ZEXCS

57 クズの本懐 20171月 - 3月12Lerche

58 冴えない彼女の育てかた20174月 - 6月11A-1 Pictures

59 DIVE!! 20177月 - 9月12ゼロジー

60 いぬやしき 201710月 - 12月11MAPPA

61 恋は雨上がりのように 2018年1月 - 3月12WIT STUDIO

62 ヲタクに恋は難しい 2018年4月 - 6月11A-1 Pictures

63 BANANA FISH 2018年7月 - 12月 2クール24MAPPA

64 約束のネバーランド(第1期) 2019年1月 - 3月

20207月 - 9月(再)[注釈 14] 1クール12話 CloverWorks

65 さらざんまい 2019年4月 - 6月11MAPPA

ラパントラック

66 ギヴン 2019年7月 - 9月11Lerche

67 PSYCHO-PASS サイコパス3 2019年10月 - 12月 1時間枠[注釈 15] 約0.75クール 全8話 Production I.G

68 うちタマ?! 〜うちのタマ知りませんか?〜 20201月 - - - MAPPA

ラパントラック

約束のネバーランド(第2期)

2019-11-13

anond:20191113143507

嵐のシングル売上を見ると、

https://w.atwiki.jp/orideta/pages/70.html

デビューからの勢いが落ちてシングル売上が20万枚前後だった2007年に

Love so sweet」が売上45万枚とスマッシュヒットしたのが前触れとなり

2008年に「One Love」(55万枚)、「truth」(65万枚)と連続でヒットしてオリコン年間1・2位を独占。

ここがターニングポイントとなって、

それ以降はシングル売上も50万〜60万枚くらいが基本線となっている。

また松本潤2002年「ごくせん」、2003年「きみはペット」、2005年「花より男子」などで主演。

ごくせん」と「きみはペット」では楽曲タイアップが無かったものの、

花より男子」の主題歌「WISH」と、「花より男子リターンズ」の主題歌Love so sweet」、

そして映画花より男子F」の主題歌One Love」が如実に売れてるので、

ここでかなり知名度を上げたと思われる。

紅白歌合戦には2009年に初登場。

さらプライムタイムバラエティ冠番組として、

ひみつの嵐ちゃん!(2008年〜2013年)

VS嵐2009年〜)

嵐にしやがれ2010年〜)

といったあたりが始まる。

そうして2010年代初頭には人気を確固たるものにしていた、という印象。

あとSMAPシングル売上を見るとちょうど2007年くらいから半減してるんだよな(40万枚前後→15万枚前後)。

https://w.atwiki.jp/orideta/pages/20.html

これについてはSMAPの人気に陰りが出てきたから嵐が取って代わったのか

嵐の人気が出てきたせいでSMAPが落ちてきたのかは分からないけど。

2009年末には「嵐はSMAPを超えた?」的な記事が出ている。

https://www.cyzowoman.com/2009/11/post_1116_1.html

このあたりから世代交代感が漂いはじめたと。

2010年にはこういう話も出ている。

https://www.cyzowoman.com/2010/02/post_1522_1.html

とある大企業の小さな部署」で「コツコツと10年間作り続けてきた商品」が、ある日大ヒットとなった。

すると、その会社はその商品を主力商品とするべく、その部署から花形部署に、その商品の全てを移して」しまったという。

これも当時の空気をよく表してるんじゃないかな。

2019-07-21

https://anond.hatelabo.jp/20190720230332

ホラー映画と言えば、ピラニア(2010)とピラニアリターンズを続けて視聴したんだが、

リターンズなんで途中からギャグになってんだろ。

あれかな。最初は真面目に作ってたけど、どうにも面白い作品にならなかったから、コメディの方がマシだと判断したんだろうか。

2019-05-22

週刊少年ジャンプサッカー野球鬼門なのか?

近頃、ジャンプ読者のあいだでは、

サッカー野球将棋卓球ジャンプでは鬼門である

といった噂がまことしやかに囁かれている。

今回はその事実検証してみたい。

連載作品データこちらのサイトからいただいた。

http://www.ktr.to/Comic/jump.html

「連載中の作品」と「7週以下で終わった作品読み切り短期中連載と見なす)」は除いた。

また、たとえば「キャプテン翼」はワールドユース編なども合わせて一つの作品として扱っている。

まずは全体の傾向である

作品数は608作である

19週以下の作品は304作である

半分の作品が19週以下で打ち切られていることになる。

平均連載期間は64週である

中央値20である

ちなみに100週以上の長期連載作品110作(18%)である

では野球漫画について見てみよう。

作品数は28である独自リストアップしたもので抜けがあるかもしれない)。

19週以下の作品11である

39.3%の作品が19週以下で打ち切られていることになる。

平均連載期間は83週である

長期連載作品は「プレイボール」「ROOKIES」「Mr.FULLSWING」「悪たれ巨人」「アストロ球団

山下たろーくん」「侍ジャイアンツ」「すすめ!!パイレーツ」「1・2のアッホ!!」「やまだたいちの奇蹟」などである

ただし「ミスフル」以降の直近3作品に限れば打ち切り続きで平均15週となる。

追記:「悪たれ巨人」が抜けていたので修正しました)

追記:「1・2のアッホ!!」も追加しました)

次にサッカー漫画について見てみよう。

作品数は17である独自リストアップしたもので抜けがあるかもしれない)。

19週以下の作品10である

58.8%の作品が19週以下で打ち切られていることになる。

平均連載期間は67週である

長期連載作品は「キャプテン翼」と「ホイッスル!」で、

それ以外では「キックオフ」と「リベロ武田」がそこそこ長い。

ただし2000年代以降の直近9作品に限ると、打ち切り続きで平均16週となり、

これが近年の「鬼門」とのイメージを生んでいるのだろう。

野球しろサッカーしろ直近の作品短期打ち切りを食らった印象が強いというだけで、

全体を見ればそれほど悪くはない(むしろ野球大人気とさえ言える)ということが分かる。

というか、「キャプ翼」以外の存在が忘れられているのが最大の問題だと思う。

さて、これだけでは野球サッカーがどれだけ良いのか(あるいは悪いのか)分からないので、

比較のために「警察もの」の場合を考えてみよう。

なぜ警察ものかというと、メジャーな題材のわりに打ち切りが多いかである

主人公警察所属しているジャンプ作品過去に19作あるのだが(独自(ry)、

こち亀」を除いた作品の平均連載期間はわず31である

(ちなみに「こち亀」を含めると平均133週になる)

1975年の「ドーベルマン刑事

1976年の「こち亀」

1978年の「警察物語

以降の16作品が全て30週以内で打ち切られていることになる。

これを考えると「サッカーもまだまだ打ち切る余裕があるな…」と思えてくるだろう。

最後に、卓球将棋なのだが、

そもそも卓球過去に4作、

将棋は今週始まった作品を含めても3作しかなく、

サンプルが少なすぎて結論を出せないのは明白だ。

野球サッカーでもそうだったが、

たまたま連続で打ち切られただけで

すぐに「このジャンルダメだ!」と言い出してしまうのは、

ジャンプ読者の悪い癖である

ちなみに、将棋の「ものの歩」は43週、卓球の「P2!」は58週も続いているので、

実感よりもかなり健闘しているように思える。

結局のところ、ジャンプ打ち切りが多すぎるのだ。

20週以下が全体の半分、30週以下が6割以上を占めるのだから

そりゃあ「連載すれば必ず大ヒット」とはいかないだろう。

他誌では人気のサッカー漫画が多くあるのだから

ジャンプでだけ人気が出ないという道理もあるまい。

内容も見ないうちに「鬼門だ」「打ち切りに決まってる」と騒ぐのは、

決死の思いで地獄打ち切りレースに踏み出す漫画家たちを侮辱するに等しい。

新連載を温かく見守ってこそのジャンプ読者ではないだろうか。

あと筆者的には卓球漫画の「フルドライブ」がおすすめなので読んでね。

3巻打ち切りで手を出しやすいよ。

興味深い。ジャンプはなんでも鬼門なのかも。探偵ものも、ネウロ以外鬼門。ネウロが探偵ものかどうか自信ないけど。厳しい選抜がそこにはあるのだろう。ただ呪術系はけっこういけるかも? と思う。 - n_kaseiのコメント / はてなブックマーク

主人公探偵を名乗っている作品は「ネウロ202週)」の他にも

幽遊白書176週)」「WILD HALF(142週)」「密・リターンズ!(58週)」などがあり

しろ総数のわりに人気の部類なのではないかと思います

サッカー漫画が次から次へと打ち切られてゆく様はもはや様式美。 / ゴルフ漫画もサンプルが少ないけど不遇。ライジングインパクトは一回打ち切られて復活、ROBOT×LASERBEAMも終わった - Lagenariaのコメント / はてなブックマーク

ゴルフ漫画は「ライジングインパクト」が145週、

1970年代ゴルフ漫画ホールインワン」が127週、

「ロボレザ」でさえ62週なので、

いずれもそれなりに長く続いていると言えます

「ライパク」の復活エピソードはむしろ人気の表れでは?

2019-04-11

anond:20190411092901

アメコミ少年漫画主人公が強いだけだな。

2018年興行収入ランキングアメリカ

https://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_a2018.html

ブラックパンサー ⇒ 強い

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー ⇒ 強い

インクレディブル・ファミリー ⇒ 強い

ジュラシックワールド 炎の王国 ⇒ 強くない

アクアマン ⇒ 強い

デッドプール2 ⇒ 強い

グリンチ ⇒ 強くない

ミッション:インポッシブル フォールアウト ⇒ 強い

アントマン&ワスプ ⇒ 強い

ボヘミアン・ラプソディ ⇒ 強くない

アリー スター誕生 ⇒ 強くない

ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー ⇒ 強い

ヴェノム ⇒ 強い

シュガーラッシュオンライン ⇒ 強い

スパイダーマンスパイダーバース ⇒ 強い

クワイエット・プレイス ⇒ 強くない

クレイジーリッチ! ⇒ 強くない

メリーポピンズ リターンズ ⇒ 強くない

モンスターホテル ⇒ 強くない

ファンタスティックビーストと黒い魔法使い誕生 ⇒ 強くない

2018年興行収入ランキング日本

https://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_j2018.html

ボヘミアン・ラプソディ ⇒ 強くない

劇場版コードブルードクターヘリ緊急救命- ⇒ 強くない

名探偵コナン ゼロの執行人 ⇒ 強い

ジュラシックワールド 炎の王国 ⇒ 強くない

スター・ウォーズ 最後ジェダイ ⇒ 強い

映画ドラえもん のび太の宝島 ⇒ 強くない

グレイテスト・ショーマン ⇒ 強くない

リメンバー・ミー ⇒ 強くない

インクレディブル・ファミリー ⇒ 強い

ミッション:インポッシブル フォールアウト ⇒ 強い

万引き家族 ⇒ 強くない

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー ⇒ 強い

銀魂2 掟は破るためにこそある ⇒ 強い

ボス・ベイビー ⇒ 強くない

DESTINY 鎌倉ものがたり ⇒ 強くない

カメラを止めるな! ⇒ 強くない

劇場版ポケットモンスター みんなの物語 ⇒ 強い

検察側の罪人 ⇒ 強くない

未来のミライ ⇒ 強くない

8年越しの花嫁 奇跡の実話 ⇒ 強くない

2019-02-28

[] アニメブギーポップは笑わない』の各話タイトルにキレる

アニメ版ブギーポップは笑わない』、その14話以降が「オーバードライブ 歪曲王」編とされていることにキレたい。

公式サイトキャラクター紹介欄ではそうなっているし、

http://boogiepop-anime.com/character/

ナタリーなど各種ニュースメディア記事でもそうなっているので、間違いはないだろう。

2月28日現在、まだ14話は放送されていないのでもしかしたらタイトルは変更になるかもしれないが、まあ99%このままだと思う。

このアニメシリーズの内容についての評価は、ここでは話すつもりはない。人によるだろうし、そんなことよりこのタイトル問題文句を垂れたい。

原作未読者の中には、ここまで読んで「いったい何にキレてるんだ?」と思う人もいるかもしれない。だから順を追って説明する。

今回のアニメシリーズでは、各話タイトルを新たに個別に付けるということはせず、原作の書名に1、2、3……と付けて各話タイトルとしている。

それはいい。オリジナルで凝ったことをしようとすると、アニメスタッフ原作センスの違いが出てしまってミスマッチになることもあるし。

以下、これまでの各話タイトルを見ていこう。

1話~第3話は「ブギーポップは笑わない」編。

原作タイトルそのままだ。

第4話~第9話は「VSイマジネーター」編。

原作タイトルは「ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 1」および「~PART 2」。

ブギーポップシリーズは、多くのタイトルが「ブギーポップ・〇〇〇 ■■■■■■」という形式になっており、

ブギーポップ・〇〇〇」が副題、「■■■■■■」がメインタイトルだと多くの原作読者は捉えていると思う。

原作本の表紙を見れば、そう捉えるのが自然だろう。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00QWGYZY8/ref=series_rw_dp_sw

とすれば、PART 1と2を合わせつつ、メインタイトルの「VSイマジネーター」編とするのは納得だ。

10話~第13話は「夜明けのブギーポップ」編。

ちなみに、上段で説明した副題とメインタイトル方式に当てはまらない作品は、現在ブギーポップは笑わない」と「夜明けのブギーポップ」のみだ。

ということで、副題もないから書名そのままになる。

そして、第14話~が「オーバードライブ 歪曲王」編。

原作タイトルは「ブギーポップオーバードライブ 歪曲王」。

前述の副題とメインタイトル形式に沿って言えば、「ブギーポップオーバードライブ」が副題、「歪曲王」がメインタイトル

原作の表紙でも、「歪曲王」が大きく配置されており、「ブギーポップオーバードライブ」は上部に添えられている。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00QWGZ2YU/ref=series_rw_dp_sw


ここまで読めば分かると思うんだけど、「オーバードライブ 歪曲王」編というのは、副題の一部をメインタイトルの頭にくっ付けてしまった、訳の分からないものになっている。

オーバードライブ」はブギーポップについての話であり、ブギーポップオーバードライブなのである

オーバードライブ 歪曲王」では、歪曲王がオーバードライブなことになってしまう。

オーバードライブって何?ってことについては原作を読んでくれ。そこについての明確な説明はなかったと思う。

もしこの形式を他の原作タイトル適用するなら、「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ」は「イン・ザ・ミラー パンドラ」編になる。

ブギーポップミッシング ペパーミント魔術師」は「ミッシング ペパーミント魔術師」編。

こうなると、もう明らかにおかしい。

というか、これと同じ形式にするなら、「VSイマジネーター」編は「リターンズ VSイマジネーター」編になっていないとおかしいのであり……

まりシリーズ内でのタイトル付けの整合性も取れていないのである

なんでこんなタイトルになったのか? 邪推するなら、こうだ。

「話タイトル原作そのままでいいっしょ!

 でも、『ブギーポップ』って単語シリーズタイトルと被るから、話タイトルから省くか!『オーバードライブ 歪曲王』編!

 『夜明け』編じゃ意味からいから、これは『夜明けのブギーポップ』編で……

 んー、それでも『リターンズ VSイマジネーター』編は長いから、『リターンズ』も省いて『VSイマジネーター』編!」

…………正直、こんなアホな理由タイトル付けをするスタッフによってアニメ化がされているとは思いたくない。

でも、この他には現状の各話タイトル説明できる理由が見当たらない。





というかなんでこんなことになる!? ただ、「歪曲王」編とシンプルに付けるだけでいいだろ!

「歪曲王」だぞ!? 

人の心の中にある歪みを黄金に変える「歪曲王」!

個人的ブギーポップシリーズ内の「このフレーズを思いついた時点で作者の勝ち」ランキング1位の!

たった3文字で、それこそ黄金のように輝きを放つこのタイトルを、なんでこんな間抜けな響きに変えるんだよ!


アニメスタッフの……監督でもシリーズ構成でもプロデューサーでも誰でもいい、

なんで誰も「このタイトル付けおかしくない?」と言えなかったの?

原作を読み込むどころか、原作の表紙を見れば分かることだよ?

ほんと、頼むよ。

anond:20190228132229

中国人でもそうなのか

ゲット・アウトでは日本人日系人?)が名誉白人のように扱われてたな

日本人なら強者って括りなのか?

最近見たメリーポピンズリターンズの悪役黒人も実はいいやつ展開になったわ

「あーこれは実はいいやつ!なんですねー?」「その通りでしたー!大当たりー!」と

見てる時は内心で盛り上げようとするけどやっぱり萎え

2019-02-14

メリー・ポピンズリターンズを見た

ベン・ウィショーが出演していると知って心配だった。ベンさんの愛らしさが子役の可愛さを上回ってしまうんじゃないかと…

しかしその心配はいらなかった。子役さん3名それぞれに違った可愛らしさ愛らしさがあり、ベンさんと互角の戦いだった。それにベンさんの役所は悲しみに打ちひしがれ突然の災難に頭を悩ます情緒不安定で疲れ切った父親って感じだったので、愛らしさとはまた違うものがあった。それでも十分すぎるほどに愛くるしかったが。

お姉さん役のエミリーさんがこりゃまた愛らしかった。なんだろう…すごくよかった。愛らしいとしか言いようがない。

他のキャストさんもすごいよかった。みんなとにかく愛くるしい。そんな映画だった。よかった。

ただ、子役さんを見ていて今より少し小さかった頃の芦田愛菜さんのようだなぁと思った。とても大人だった。でも、この映画の中の子供たち自体が「子供らしさを忘れた子供なのだから、よかったのかもしれない。可愛かったし。可愛い正義だ。

2019-02-02

最近映画は女が死んでばかりなのか検証してみた。

最近は女が死ぬことが売りの映画ばかり? 女はどうやって死ぬの? 年齢は? 性別は?

気になったので、日比谷のTOHOに現在かかっている映画で調べてみました!


○……確実に女が死ぬ 

△……女が死ぬっぽいけど断言はできない。あるいは過去に死んだ描写が入る。

✗……女が死なない。


七つの会議」✗ 予告観るかぎりおっさんしか出てこないので、死んだところでせいぜい香川照之だろう。

メリー・ポピンズリターンズ」✗ 女が空から降ってくるけど超人なので死なない。

フロントランナー」✗ むしろ女で男性政治家政治生命死ぬ

雪の華」○ 観てないけど余命宣告された女のラブストーリーなので死なないわけがない。

マスカレードホテル」○ 連続殺人なので女が二名ほど死ぬ

ボヘミアン・ラプソディ」✗ クイーン死ぬ

「十二人の死にたい子どもたち」△ 観てないから知らんけど、十二人も死にたい子どもがいれば一人は死ぬ女も出てくるはず!

サスペリア」○ 女が死にまくる。

映画刀剣乱舞」✗ 観客の女が死ぬ

ミスターガラス」✗ 女は死なないね。女は。

クリード 炎の宿敵」△ エイドリアン墓参りをするシーンがある。

がっこうぐらし!」○ ゾンビなので男女区別なく死ぬ メインキャラはどうだかしらん。

シュガーラッシュオンライン」✗ 死んだところでゲームキャラだしな

TAXi ダイヤモンドミッション」✗ よう知らんけど多分死なないやろ

多めに見積もって現在シネコンにかかっている映画の半数で女が死んでいます

映画業界死ぬ女以外で盛り上がりどころを作れないのでしょうか?

よんでいただきありがとうございました

2019-01-25

痛々しい思春期に救われた話

友人が何かに救われた話をしていたので私もざっくりまとめてみようと思う。

おそらく一番辛かったのは中学生の頃をピークに家族から虐待を受けていた時だろう。内容に関しては本題ではないので伏せさせてもらう。

当時はこの世の全てが憎く、恨みつらみを日記に書いてはどうにもならずに不眠症をこじらせるといった具合だった。

受験放棄して必要最低限の勉強だけをした。もっと真面目にしていればと思うが、今の私があの時に戻ってもきっとできないだろう。

自分他人も親も信じられない四面楚歌だ。悪い事をしたので自分も信じられなかった。

本は一時的に私を匿ってくれるシェルターだったが根本的な救いにはならなかった。

頭の先からつま先まで物語に浸かっている間はそこが唯一息ができる避難所だった。

そんな状態から私に最初希望をくれたのが「ボーカロイド」だった。

暇だった私は2次創作動画からニコニコ動画にたどり着き、合成音声と知らずボーカロイドカバー曲を巡りとあるオリジナル曲再生ボタンを押した。

あの時の鼓膜と脳を揺さぶるような衝撃と、私にべったりと張り付いて離れなかった絶望や恨みつらみがはらはらと落ちるような感覚は一生忘れないだろう。

きっとあの瞬間に一生分救われたと思う。

その声が旋律があまりにも綺麗で、人でないからこそ受け入れられて、人の愛や恋を歌ったものではなく世界の在り方を歌ったその歌詞があまりにも浮世離れしていて、だからこそ救われたのだろう。

あの曲がなければとっくの前に自殺たか廃人だろう。

同じ曲を人間が歌っていたら素通りしていたのは間違いない。人ではないものに救われた。それは私の根底にずっと残っている。

救われたという感覚言葉にしようとするとどうしてもポエムになってしまうのは許してほしい。

そこから人生が始まったに等しい出会いだった。

そこで二つ目の救いがあった。それが「SNS」だ。

好きなものを語りたいがあまり登録したSNSを通じてやらかしたり主にやらかしたりしたが、目の前の世界以外に別の世界があると知ったのは大きかった。

実家田舎だったので閉鎖空間クローズドサークルといった逃げ場のない場所だった。残念なことに頼れる親戚もいなかった。どこかに逃げ込もうにもどこにも無いのは本当に辛かった。だからSNSを通じて別の世界の話を聞けるのが救いだった。

そこで友人に出会えたのは私をすくい上げてくれる一因になった。

今も付き合いのある人達には感謝しかない。見捨てないでくれてありがとう

現在は色々あってボカロ環境から離れていますが、そこに救いがあったのは確かなことでした。そこから始まったのだから一生忘れない。

あの年代の同世代にはありがちななのだろうけれど、ありがちだからといってそれが無意味なわけでは無い。私にとっては本当に大切なことでした。

そんなこんなで私を救ってくれたきっかけはボカロSNSだったのでした。

結局は他人に叩きのめされて人間不信リターンズですが生きていくことはできるようになった。それだけで十分でしょう。

まだ生きているので。

2018-12-25

アニメ化直前ブギーポップシリーズ現状報告(ある程度の既読者向け)

(全て個人的見解です)

アニメの開始で、ブギーポップ懐かしい!原作いまどうなってるの?ていうかまだ続いてるの?という人々も少なからずいると思われるので、シリーズを振り返りつつ現在の大まかな状況を説明する。

今のところ明確にブギーポップシリーズとして刊行されているのは以下の22作。

  1. ブギーポップは笑わない
  2. ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 1
  3. ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 2
  4. ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ
  5. ブギーポップオーバードライブ 歪曲王
  6. 夜明けのブギーポップ
  7. ブギーポップミッシング ペパーミント魔術師
  8. ブギーポップカウントダウン エンブリオ浸蝕
  9. ブギーポップウィキッド エンブリオ炎生
  10. ブギーポップパラドックス ハートレスレッド
  11. ブギーポップアンバランス ホーリィ&ゴースト
  12. ブギーポップスタッカート ジンクスショップへようこそ
  13. ブギーポップバウンディング ロスト・メビウス
  14. ブギーポップイントレランス オルフェの方舟
  15. ブギーポップクエスチョン 沈黙ピラミッド
  16. ブギーポップ・ダークリー 化け猫めまいスキャット
  17. ブギーポップアンノウン 壊れかけのムーンライト
  18. ブギーポップウィズイン さびまみれのバビロン
  19. ブギーポップチェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック
  20. ブギーポップアンチテーゼ オルタナティヴエゴの乱逆
  21. ブギーポップダウトフル 不可抗力ラビット・ラン
  22. ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学

(新作「ブギーポップオールマイティ(仮)」来春発売予定)

電子書籍ストアなどでは、作者本人が執筆イラストレーター共通しているスピンオフビートのディシプリン』『ヴァルプルギスの後悔』各4巻もブギーポップシリーズとして扱われているが、ここでは除外する。

ブギーポップシリーズは、刊行順の並びで大雑把に三つに区切ることができる。

12/26追記:この区切り自分個人的勝手にそう思ってるだけの便宜的なものです)

第一期(98年〜00年)
1.笑わない〜9.エンブリオ炎生

第二期(01年〜13年)
10.ハートレスレッド〜18.さびまみれのバビロン

第三期(14年〜)
19.デカダント・ブラック

各時期の特徴を見ていこう。

ブギーポップ第一期(笑わない〜エンブリオ

一般的な「ブギーポップ」のイメージを形作った初期作品群。

一見ありふれた現代日本日常の背後で、巨大な組織が絶えず暗躍し異能者が世界を変革するべく活動する、謀略論世界観。

思春期不安定な心と世界危機がいっとき交差する、叙情的・詩的な青春小説としての側面。

五人の主人公視点による五つの章で一つの事件を立体的に語る、という第一作の笑わないに代表される、トリッキー構成

ごく一部の準レギュラー的な存在を除いて、基本的新規キャラクターもしくは既存の脇役が主人公となって毎回半ば独立した物語が展開される、いわば全ての巻がお互いの「外伝であるようなシリーズの組み立て。

緒方剛志の洗練されたイラストと、鎌部善彦によるシンプルかつ洒脱なブックデザイン

少女達の間でささやかれる都市伝説であり、普通女子高生の別人格?として現れ黒づくめの格好で口笛を吹きワイヤーを操る死神もしくは世界の敵の敵……という、その他の世界設定からは遊離しているとしか思えない謎の、しかビジュアルデザインも含めて圧倒的に魅力的な存在ブギーポップ

などの点が読者から評価され、人気を呼んだ。

ラノベ流行TRPGベース異世界ファンタジーから現代ものに塗り変えただとか、現在大人気のあの作家やこのゲームライターも影響を受けただとか、当時の存在感については既に色んなところで言われているので各自Wikipediaなどを参照のこと(大げさだったり紛らわしかったりする情報もあるので眉に唾をつけながら)

ブギーポップシリーズ - Wikipedia

具体的なデータは分からないが、売り上げ的にも恐らくこの時期が絶頂だったのではないか。今回アニメ化の対象となるエピソードも、ほぼこの範囲からと見ていいだろう。

この時期で注目すべき巻、という話になると、一作目の笑わないはもちろんのこと、それ以外も全部と言うほかない。

王道ボーイミーツガールを軸に、前後編同時発売というボリューム作品世界が大きく広がった、リターンズ1・2。

予知能力者の少年少女によるささやかコミュニティがたどる儚い運命を描く、もしかしたら謎部活もの残念系の先駆と言えるかもしれない?パンドラ

閉ざされた高層建築というアクション映画を思わせる派手な舞台設定で、最終巻となる可能性もあったためか一旦シリーズを総括するような大団円が心地良い、歪曲王。

笑わないに近い連作短編構成で、シリーズ重要キャラクター炎の魔女」とブギーポップ誕生を描く、ブギーポップオリジンとも言える、夜明け。

ジレンマを抱えた創作者の心をアイスクリームに託した、ペパーミント魔術師

屈指の人気キャラクターの登場巻であり、二人の男が巡り会い激突する、シリーズ中では比較ストレートに「熱い」展開が見られる、エンブリオ二作。

以上の9巻はわずか二年の間に刊行されている。ほとんど月刊ペースで新刊を出すような恐るべき速筆ラノベ作家存在する現在ではさほど目を引く数字でもないが、当時としては驚異的なスピードだった。それが一世を風靡する大人シリーズであればなおさらだ

次に述べる第二期では、複数の他シリーズと平行して執筆していたとはいえ一期と同じ巻数を出すまでに十年以上かかっていることと比べると、初期はどれだけ筆が乗っていたのかよく分かるだろう。

ブギーポップ第二期(ハートレスレッドさびまみれのバビロン

ちょうど一度目のアニメ化、実写映画化の時期を境にして、やや作風に変化が見られた。

異能による戦闘の重視

能力存在のものは以前からさほど珍しいものではなかったが、それまでは物語の中の一つの要素でしかなかった戦闘に、武器として用いるのが半ば当たり前となった。

各巻の主人公格にはたいてい非能力者も一人は配されているし、エンブリオのような異能者対異能者の直接的な戦いがそんなに多いわけではないが、それでもいわゆる「能力バトルもの」という印象はかなり強まった。これを理由作品から離れた読者も多い、らしい

かい部分だが、能力に(多くの場合洋楽由来の)名前がはっきり設定されることが多くなったのもこのあたりからだ(言うまでもないがブギーポップジョジョの影響を大いに受けている)

・「敵」の扱いの変化

世界の敵、もしくは敵候補側の視点が薄くなり、一期のように主人公の一人として扱われることが少なくなった。これと同時に、世界の敵の動機に世直しというか率直に表現すると「人類補完計画」に類するものがほぼ見られなくなった。

異能バトル化の進行と併せて、表面的には「邪悪敵役主人公たちが討ち滅ぼす物語」という単純な構図にやや接近することになる。

構成の素直さ

多くの場合複数視点で展開されること自体は変わらないが、各視点をそれぞれ一つの章(短編)にしたり、時間を大きく前後させたりというような凝った構成はあまり見られなくなった。

霧間凪の(一時)退場

数少ないレギュラーキャラである霧間凪が、二期半ばの13作目のオルフェの方舟以降、ブギーポップ本編に登場しなくなる。恐らくは、凪が主人公スピンオフヴァルプルギスの後悔』との兼ね合いによるものだと思われる。この不在は、21作目のラビット・ランで再登場するまで長く続いた。

テーマの複雑化

言葉にしにくい部分だが、一期においてはまだ、各巻が主に何を題材にしているのかが、なんとなくではあるが伝わるという印象だった。それが二期では、テーマ的により込み入った話が多くなり、分かりやす共感や盛り上がりからは遠ざかった感がある。そのぶん作家性がより強まった、とも言えるが。

第二期の注目作としては、

霧間凪ライバル?的な存在が初登場する(以降の出番はほぼスピンオフ)、ハートレスレッド

設定上最大に近い「大物」の登場巻であり、以後、他シリーズも含めて作中世界に大きな影響を及ぼす出来事が語られる、ジンクスショップ

暗い森の中を延々と歩き回る閉塞感と晦渋さのせいか読者の賛否が極端な、ある意味で二期らしさを象徴する作品といえる、ロスト・メビウス

本当に大事なことは既に終わっているという、これまでもシリーズに見え隠れしてきたもの見方が改めてテーマとして大きく扱われ、青春とバトルのバランスの良さから?二期の中では読者の評価も高い、沈黙ピラミッド(沈ピラの愛称で親しまれている)

などがある。

ブギーポップ第三期(デカダント・ブラック〜)

現行の作品群。

近刊の最も目立つ特徴として、主に第一作品主人公格だったキャラたちが、再びメインを張っていることが挙げられる。

基本的には新規登場人物もしくは既巻でのサブキャラ主人公となることが多かったものの、かつての主役がメイン級として再登板という展開自体は一期でも二期でも存在した。たとえば、歪曲王の新刻敬、ロスト・メビウスの織機綺、化け猫フォルテッシモなど。しかし、デカダント・ブラック以降はそのようなキャラクター配置が今のところ全ての巻で一貫して見られる。

三期各巻で主人公格として再登場した既存キャラは以下の通り(カッコ内は過去の主演巻)

これらのキャラは初期作品評価に比例して人気が高く、シリーズ上でも重要人物と見られているが、彼らが登場しているからといって、いわゆる「本筋」が大きく進展するだとか、シリーズを畳みにかかっているといった気配はあまりない。相変わらず核心の周囲をぐるぐると周るような展開が続いている。

また、こうしたキャラクター配置がテーマから導かれたものなのか、それともある種の商業上の要請によるもの(早い話がテコ入れ)なのかどうかも不明

それ以外の傾向としては、概ね第二期のそれを継承した形になっている。ただ個人的に一つ気になる点として、新規キャラクターの「格」の低下ということがある。

あくま作品から受ける印象だが、三期で初登場した新キャラ達には、作者の思い入れというものがあまり感じられない。戦闘能力の強弱などの問題ではなく、良くも悪くも人格的な面で個性が薄く、その内面に寄り添い掘り下げるような視点も弱くなっている。

特に世界の敵もしくは世界の敵に至らない程度の「悪役」の造形はこの傾向が強い。あからさまに傲慢だったりするいけ好かない人間として登場して、実際にいけ好かない人格のまま説教されたり死んだりして退場する、というケースがほとんどを占めている。

また、主人公視点人物として再登場している一期のメインキャラ達はたいてい洞察力に優れ、過去の巻で既に何事かを成したいわばひとかどの人物であるため、彼らの視点で描かれる新キャラはいっそう底の浅さが浮き彫りになってしまうというキャラ格差問題もある。

世界中の誰しもが、たとえ一見取るに足りない存在であっても世界の敵になり得る、というようなテーマの反映なのかとも思うが、それにしてもクソ雑魚ナメクジに過ぎるし、そういう「敵」ばかりではさすがに辟易してしまう。なにより、たとえばあのスプーキーEですら持っていた、人格の複雑さ・意外性というものほとんど感じられないのは寂しい。

悪役なら悪役でいいので、せめて初登場時点では、恐ろしさや底の知れなさをもう少し演出してくれないものだろうか。あるいはいっそ、無理に毎回新規キャラを多数登場させることを控えて、ほぼ既存キャラだけで話を回し始めてもいい頃合いではないかと思うのだが……ムーンライトに一度だけ登場したカレー屋など、もっと掘り下げてほしい旧キャラも既に十分以上に存在することだし。

というかいい加減ストレンジ書いてくれ。

まとめ

自分の目から見たブギーポップシリーズのこれまでと現状は、こんな感じだ。

結果的に後半はほとんどネガキャンのような書き方になってしまったが、そういう意図は毛頭ない。むしろ、こんな風に不満を持ちながらもなんだかんだで楽しく追い続けている読者もいるぐらいには今も魅力的なシリーズなんだよ、ということが言いたかった。信じてほしい。

今回のアニメ化の影響で原作が売れたり読まれたりするとしても、そのほとんどはアニメ化の範囲であり新装版も出る第一期、それも前半に集中することだろう。だが、これを機会に未読の二期・三期作品にも手を伸ばしてくれる元読者がたとえ一人でも現れてくれるなら、非常に嬉しい。読んだら一緒に文句を言おう(文句言う前提)

この増田への批判反論は大いに歓迎する。内容が何であれ、ブギーポップへの言及は増えれば増えるだけありがたい。

2018-12-23

ブギーポップクエスチョン・アンド・アンサー 饒舌アノニマス

「なぜ今アニメ?」

関係あるのか分かりませんが、2018年原作ラノベ開始20周年です。

「昔アニメやってたよね?続編?リメイク?」

2000年のアニメブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は、原作『笑わない』(正確にはその実写映画版)の、アニメオリジナル後日談というべき内容でした。今回は原作エピソードにある程度沿ったアニメ化となるため、今のところ特に関係はないものと思われます

スガシカオ夕立ち好きだったな〜。またアニメで聴きたい!」

サプライズ的に使われる可能性もありますが、とりあえず現在公表されているOPEDはMYTH & ROID「shadowgraph」、安月名莉子「Whiteout」となっています

MUSIC - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

PV見たけど、知らないキャラばっかり……またオリジナル話なの?」

そのテイザーPVアニメ化決定発表時に公開されたもので、プロデューサーいわく、作品に対する意気込みを示す「ハッタリ」だそうです。そのため、ブギーポップ霧間凪(及び公開時点では判明していなかったが水乃星透子も)以外のキャラクターは、あくまPV用に一から作ったオリジナルキャラで本編には登場しません。

TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 ティザーPV - YouTube

実際の本編の映像を使った新PVこちらです。

TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 PV 第2弾 - YouTube

「どの話やるの?」

最初に笑わないを3話(!)で、次がリターンズになることは確定しています。その後があるかどうかはまだ曖昧

アニメ「ブギーポップは笑わない」特集 悠木碧(ブギーポップ/宮下藤花役)&大西沙織(霧間凪役)インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー

アニメではまず第1~3話で「ブギーポップは笑わない」編が放送される。

第4話から原作の第2~3作目となる「VSイマジネーター」編をオンエア。その後の放送エピソードは、追って発表されていく。

キャラデザ原作と違わね?」

CHARACTER|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

ブギーポップ衣装デザイン以外はほぼ新規に描き起こしています。また、時代現代に合わせたことでスマホなども存在する設定になっているようです。

キャラデザ変更の件で原作イラストレーターと揉めたんじゃなかったっけ?」

既に和解したことになっています

NEWS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

(「2018.5.28 本プロジェクトに関するお知らせ」を参照)

もうすぐ出る原作新装版の絵も普通に描いてます

BOOKS - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

「それにしたってエコーズイケメン過ぎw白髪www

原作者の別作品に登場する、設定上エコーズ関係の深いキャラデザインを合わせたのではないか、という推測がされています。もちろん真偽は不明

「なんでマッドハウス?」

前回のアニメマッドハウス制作でした。

木村明雄の名前キャスト一覧に無いんだけど?」

先行上映の情報によると居ないそうです。

ブギポといえばマイスタージンガーだよね?」

先行上映の情報によると、少なくとも笑わないでは吹かないそうです。

「懐かし〜〜!内容ぜんぜん覚えてないけど(爆)」

新鮮な気持ちアニメを見られていいですね。

原作新装版出るんだ!でも笑わないが上下巻?」

それは緒方剛志によるコミカライズ新装版です。原作新装版(単行本)の刊行スケジュールは、

2019年1月10日
『笑わない』
リターンズ1・2』

2019年2月
夜明け』

2019年3月
『歪曲王』

となっています

電撃の新文芸 | 電撃文庫公式サイト

また、現在連載中の「リターンズ」「夜明け」のコミカライズ単行本1巻も、12月28日に「笑わない」コミカライズ新装版と同時発売となります

BOOKS - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

「君には夢があるかい?」

残念ながら、ぼくにはそんなものはない……でもな、夢を守ることはできる!変身!(広がる宇宙の中Can you feel〜♪)

2018-12-08

メリーポピンズリターンズが公開になるらしいけど

お前らはまだチンチンチェリーなの?

2018-11-17

https://anond.hatelabo.jp/20181117160701

行を使い切ってしまった。

その他有望そうな作品


メリー・ポピンズ リターンズロブ・マーシャル監督

シカゴ』でアカデミー賞作品賞さらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルディズニー伝説的名作の続編を制作

エミリー・ブラントベン・ウィショーこりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダメリル・ストリープといったミュージカル定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全の体制を敷いた。

あらすじ的には『プーさん大人になった僕』みたいな「少年時代から数十年後……」なやつで正直芸がないなという感想だが、やはり布陣の豪華さで眼を惹いているのか、各種オスカー予想サイトでも好位置につけている。


On The Basis Of Sex(ミミ・レダ監督

リベラル派の英雄ルースベイダーギンズバーグ最高裁判事の伝記映画

正直、作品としての評価はそこそこ止まりなのだが、題材のタイムリーさで群を抜いている。

ここ一二年の受賞傾向から読み取られるように、オスカー政治の場でもあるので、政権へのメッセージとして名誉枠的にどこかしらの部門ノミネートを受ける可能性はある。


バスターバラードコーエン兄弟監督

アカデミー賞常連コーエン兄弟の最新作。元はネトフリのドラマ用に書いた6つの短篇をむりやり一本の映画にまとめたオムニバス西部劇

ヴェネツィアでは好評を得て脚本賞を受賞したものの、ネトフリ映画オスカーでは弱い。ROMAとは違って長編でないことも致命的。

脚本賞ノミネートされるかどうか、というところか。

ちなみに日本のネトフリではもう見られるようになっとるぞい。観よう。


クレイジーリッチジョン・M・チュウ監督

オールアジア系キャストボックスオフィス第一位におどりでてハリウッドに衝撃を与えた金持ちラブコメ

多様性という観点でいけば黒人映画LGBTより恵まれていないアジア系英語映画も推されてしかるべきだと思うが、「内容的にはありきたりのロマコメなんで」と言い訳されて回避されそう。

去年の『ビック・シック』のクオリティでさえ作品からは外れたしな。


The Hate U Give(ジョージティルマン Jr. 監督

ヤングアダルト向け小説原作ながら人種差別に関しての深い洞察話題を読んだ伏兵作品

裕福な白人の子弟が通う高校自分も「白人的な振る舞い」をしながら友達付き合いをしている黒人少女主人公彼女は幼馴染の少年警官から理不尽に射殺される場面に出くわしたこときっかけで、自分の置かれた状況と社会に対して疑問をいだき始める。

ちなみにタイトル引用元はトゥーパックだとか。


Leave No Traceデブラ・グラニ監督

批評集計サイト RotttenTomatoes.com で195名の批評家が軒並みポジティブスコアを与えて支持率100パーセントを記録した作品。去年の『レディ・バード』を彷彿とさせますね。

PTSDを抱えるイラク帰還兵の男が幼い娘と森の奥で世捨て人のような生活をしていたら案の定福祉局に見つかり、真人間として暮らすように強制されるとかなんとかで始まるヒューマンドラマ

こういう「ロトゥン・トマト・パーフェクト」なインディー映画は『レディ・バード』みたいに配給によほどに力がないかぎりは作品ノミネートまでこぎつけられないが、一方で最近オスカーインディー作品に対して温かいのも事実

監督は『ウィンターズ・ボーン』でそれこそインディー予算映画作品賞にねじこんだ経験があるだけに、ありえない線ではない。

今年のアカデミー賞作品賞にひっかかりそうな映画たち

自分ブログにでも書こうかなと思ったけど、だいたい https://www.metacritic.com/pictures/oscar-best-picture-contenders-for-2019?ref=hp からパクリだしそんなに力いれて調べてないので増田に放流します。

本命は『スター誕生』、『BlacKkKlansman』、『グリーンブック』あたりか。ノミネーションだけなら『ファースト・マン』や『女王陛下のお気に入り』も。


BlacKkKlansmanスパイク・リー監督

今年のカンヌで『万引き家族』の次点グランプリを獲得した、黒人映画永遠トップランナーの最新作。

黒人なのにKKKにもぐりこんでしまった潜入捜査官の実話を描く。

スパイク・リー監督作のなかでは『ドゥ・ザ・ライトシング』や『マルコムX』をも凌ぐ評価を獲得している(そして興行的にもここ十年で自己最高)。

公開時期が夏季であることと、ややコメディよりのタッチノミネーションに不利に働くかもしれないが、トランプ政権下において「ブラックリブス・マター」運動はまだまだ意気軒昂。「黒人映画」枠競争を勝ち抜くポテンシャルは十分だ。


ブラックパンサー(ライアン・クーグラー監督

解説不要だろう。今年米国内で最高興収をあげた作品にして、マーベル映画史上でも最も支持された傑作ヒーロー映画

アメリカ国内外黒人問題歴史的視点にめくばせしてオスカー好みの社会性もばっちり備えているものの、やはり「アメコミ映画」のレッテルがネック。

まだまだ白人男性・おじいちゃん大勢を占めるオスカー会員にあっては弱い。ギリギリノミネーションがあるかどうか、といったポジションだろう。

余談だが一時期新設されそうだった「ポピュラー映画賞」部門ブラックパンサーを受賞させるために作られるのだという噂だった。裏返せば、作品賞本選に選ばれる格ではない、と会員からみなされているのだろう。


Can You Ever Forgive Me?(マリエルヘラ監督

落ち目ライター有名人手紙文章捏造して高値で売る詐欺に手を出し、それが嵩じて博物館から実物を盗みだそうと企む実録犯罪コメディ

日本ではあまり知られていないけれど主演のメリッサ・マッカーシーアメリカで今いちばんアツいコメディアンのひとり。

夫のポール・フェイグと組んで『ブライズメイズ』、『SPY』、『ゴーストバスターズ(リメイク版)』などの陽性の笑いでヒット作を飛ばしてきた。

そんなマッカーシーが一転してシリアスブラックコメディに挑戦し、見事大成功。本年度の主演女優賞ノミネートが確実されている。

演出したヘラ監督の手腕も高く評価されており、初の監督ノミネート、さらには作品賞も夢ではない。


Eighth Grade(ボー・バーナム監督

インディーからまれた今年最大のダークホース

とある気難しい現代っ子少女中学生最後の一週間を描いた青春コメディ

中学生版『レディ・バード』にもたとえられる(中二病的な意味で)痛々しくも切ない、みずみずしくもどんよりとしたフレッシュローティーンライフ描写が広範な支持を集めている。

監督は若干28歳のコメディアンで、なんとユーチューバー出身アメリカ映画界における新世代の台頭を予感させる一本。すでに数多くの映画祭や映画賞にピックアップされている

オスカーコメディ敬遠する一方で、サプライズ的なインディー作品を好む傾向にあるが、はたしてこの作品の出目は吉とでるか凶と出るか。最悪でも脚本賞ノミネートは固いか


女王陛下のお気に入りヨルゴス・ランティモス監督

ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と強烈かつキテレツ作風で知られるランティモス監督最新作にして初の時代劇

アン女王を演じるオリヴィア・コールマンを巡る二人の家臣(レイチェル・ワイツとエマ・ストーン)のバトルを描く百合時代劇……たぶん百合だとおもう。

すでに巨匠地位確立したランティモス監督過去作のなかでも群を抜いて評価が高く、今年のベネツィア国際映画祭でも第二位にあたる審査員賞を勝ち取った。オスカー前哨戦となる各種賞レースももちろん名前を連ねている。

今年の本命作のひとつとも目されるが、ランティモス特有変態さ加減が(今回は脚本までは書いてないとはいえ)どこまでお上品なオスカー会員たちに受け入れられるか……。


ファースト・マンデイミアン・チャゼル監督

ラ・ラ・ランド』で幻の作品賞受賞というなんともかわいそうな結果に終わった(それでも本人は史上最年少で監督賞を獲っているが)デイミアン・チャゼルライアン・ゴズリング

そんな彼らのリベンジマッチが実録宇宙開発物語ファースト・マン』だ。人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長スポットライトを当て、彼の視点からドラマを描く。

企画段階から作品ノミネートは当然、という空気のなかでプレッシャーを跳ねのけて見事高評価を集めた。ノミネーションはほぼ確実といっていいのではないだろうか。反面、今度こそ受賞なるかというと、今ひとつパンチがきいてないようで不安が残る。


グリーン・ブック(ピーター・ファレリー監督

オスカー前哨戦の最も重要とされるトロント国際映画祭で観客賞に輝いた作品。ここ十年で同賞を得た作品オスカー本選にノミネートされなかった例はたった一回しかないのだ。

黒人差別が法的に是認されていた時代アメリカで、自分ちょっとレイシスト入っている用心棒白人男が南部コンサートを開きに来た黒人ピアニストを送迎する仕事を命じられる。最初は「黒人のくせに上等なスーツを着てお上品にピアノなんぞひきやがって……」と反感を抱く用心棒だったが、行く先々で差別待遇を受けるピアニストに対してだんだんシンパシーが湧いてきて……という内容。

ほろ苦くもユーモアメッセージ性に満ちた内容はまさしくオスカー好み。「分断されたアメリカ」というテーマタイムリーさもある。ちなみに監督は『メリーに首ったけ』などのロマコメで知られるファレリー兄弟の兄。このところは過去のヒットコメディリメイクなどで仕事に恵まれなかったが、もともと潜在的に持っていた社会派なセンスが一挙に花開いた。


If Beale Street Could Talkバリージェンキンス監督

ムーンライト』で一昨年の作品賞を獲得したジェンキンスの最新長編。今度こそはチャゼルにかっさらわれた監督賞もいただいて完全制覇を目論む。

原作は今年日本でもドキュメンタリー映画私はあなたのニグロではない』が公開された、黒人小説家ジェームズボールドウィンによる短篇濡れ衣をきせられて収監された夫を助け出すために奮闘する若き妊婦お話

テーマ重厚さも話題性も十分だが、公開が当初予定していた11月から12月にのたことが若干きがかり。クリスマス狙いのブロックバスター大作のなかで埋もれてしまう恐れがある。


Mary Queen of Scots(ジョージィ・ルーク監督

互いにイングランド王位をかけてあらそったスコットランド女王メアリーイングランド女王エリザベス一世を、それぞれシアーシャ・ローナンマーゴット・ロビーという旬な女優が演じる。

脚本担当したのは『ハウス・オブ・カード』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』などの現代政治劇の名手、ボー・ウィリモン。

いずれもオスカーノミネーション歴を有した名前ぞろいでクオリティ保証されている。同じくイギリス舞台にした時代劇である女王陛下のお気に入り』がライバルか。


ROMA(アルフォンソ・キュアロン監督

世界的に見れば今年最も評価の高い映画といっても過言ではない。ベネツィア国際映画祭の最高賞。

1970年メキシコ・シティで家政婦として働く女性とその一家ドラマモノクロで撮る。

評価の高さと『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったキュアロン知名度があれば当然作品賞も……となりそうなものだが、障害は多い。

まずスペイン語映画であること。長いオスカー歴史のなかでこれまで十作品外国語映画作品賞にノミネートされてきたが、受賞にいたったものは一つとしてない。

次に Netflix 映画であること。カンヌみたいに公に締め出すことはしないにしても、アカデミー会員のなかでも動画配信サービス勢に対する反感は根強い。一昨年の『最後の追跡』やドキュメンタリー作品例外として、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『マッドバウンド』といった作品たちもその年最高クラスの称賛を受けながらもオスカーノミネートには至らなかった。

いちおうネトフリも『ROMA』については配信に先駆けて劇場公開を行うなどの「オスカー対策」をやっているが、はたしてどうなることやら。

ちなみに Netflix でも来月に配信される。驚くべき時代になったものだ。


アリ― スター誕生ブラッドリー・クーパー監督

ショービズ映画古典リメイク。この八十年で三回目の映画化です。

本年度大本命に数えられる一本。批評家・観客からの圧倒的な支持率もさることながら、商業面でも大ヒット(現時点で世界興収三億ドル突破)を飛ばした。主演のブラッドリー・クーパーレディ・ガガの演技もさることながら、これがイーストウッド降板を受けての初監督となったブラッドリー・クーパー演出にも嬉しい驚きが満ちているとかなんとか。

監督役者脚本、成績と四方に隙のない完璧映画に見える。

だが、一昨年の『ラ・ラ・ランド』、昨年の『スリー・ビルボード』と「早すぎる大本命」はかならずバックラッシュに晒されるのがオスカーという場。12月以降に猛然と差してくるであろう後続期待作たちを振り切れるかどうか。


Widows(スティーブ・マックイーン監督

2013年アカデミー作品賞を獲得した『それでも夜はあける』のスティーブ・マックイーン最新作。オスカー獲得後の第一作でもある。

シカゴでヘマをやらかして死んでしまった強盗たちの四人の未亡人ヴィオラ・デイヴィスエリザベス・デビッキミシェル・ロドリゲスシンシア・エリヴォ)が亡夫の後を継ぎ女だけの強盗団を結成するちょっと変わった犯罪映画

マックイーンとヴィオラ・デイヴィスというアカデミー賞受賞コンビ鉄板の出来。

そのパワーでジャンルムービーを嫌うオスカーノミネーションを勝ち取れるかが見どころだ。


Boy Erased(ジョエル・エドガートン監督

厳格なキリスト教である両親のもとで育ったゲイ少年ルーカス・ヘッジス)が教会同性愛矯正プログラム(いわゆるコンバージョンセラピー)に放り込まれセラピストとバトルする青春ドラマ

近年では『ダラスバイヤーズ・クラブ』のジャレド・レトがそうだったように、LGBTもの俳優にとってオスカー像への近道だ(スカーレット・ヨハンソンみたいに非LGBT俳優LGBTの役を演じることに倫理的非難が高まりつつあるにしても)。

批評家から評価的には作品賞には届かないかもしれないが、演技賞ではノミネートが有望視されている。

トランプ政権下でLGBTに対する抑圧が増しつつあるだけに、時事性も捉えているかもしれない。


Vice(アダム・マッケイ監督

GWブッシュ政権下で「史上最悪の副大統領」とも呼ばれたディック・チェイニー副大統領クリスチャン・ベール激太り(何度目だ)+ハゲという負の肉体改造で演じたブラックコメディ政治劇。

他にも妻リン・チェイニー役にエイミー・アダムスラムズフェルド国防長官役にスティーヴ・カレルGWブッシュ役にサム・ロックウェルなどアカデミー賞級の芸達者がずらりと並んでいる。

題材としてはなかなかトリッキーだがマッケイ監督の前作『マネーショート』がそうだったように、ツボにはまれば一挙にアカデミーノミネートまで行ける。

同じく政治ネタでライバルだった『フロントランナー』(ジェイソン・ライトマン監督)の評判がいまひとつ芳しくないのも本作にとっては好材料


The Old Man and the Gun Now(デイヴィッド・ロウリー監督

名優にして名監督ロバート・レッドフォード引退作。15才で逮捕されたときから人生を通じて強盗を繰り返してきた70才の犯罪者(レッドフォード)と彼を追う刑事ケイシー・アフレック)、そして彼に惹かれていく女性シシー・スペイセク)を描く実話犯罪コメディ

作品ノミネートは微妙なところだが、レッドフォードはまず間違いなく主演男優賞候補入りするだろう。

ちなみにデイヴィッド・ロウリーの前作であるゴースト・ラブストーリー『A GHOST STORY』は今日から封切り。観に行け。

一方で、実話犯罪・老人・名監督にして名俳優共通する要素の多い作品としてクリント・イーストウッド監督の『The Mule』にも注目しておきたい。こちらは80才の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じる。映画祭などでもまだ未公開なため、どう転ぶかはまだわからないが、近年のイーストウッド作品に対するアメリカ人の冷め方からすると賞レース的な意味での期待はあまりできなさそう。



その他有望そうな作品

メリー・ポピンズ リターンズロブ・マーシャル監督

シカゴ』でアカデミー作品賞をさらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルディズニー伝説的名作の続編を制作

エミリー・ブラントベン・ウィショーこりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダメリル・ストリープといったミュージカル定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全のPermalink | 記事への反応(3) | 16:07

2018-11-10

スマブラの話

スマブラ5作目発売楽しみでたまらないんだけど

ちと、不満な事がある。

みんな「参戦キャラクターの事ばっか気にしすぎ」って事。

いや、わかるよ。俺もまぁ楽しみだよ参戦キャラクター

でも、参戦キャラクターの数で言えばスマブラ4も十分多かったわけで

スマブラ5の魅力ってそこじゃないと思うんだよね。

今作が4を買った人も買わなかった人もワクワクしてる要素を並べてみると

シンプルが勝ち上がり乱闘になった

今までフィギュアを手に入れる為の半ば作業になってたシンプルが「勝ち上がり乱闘」という全74ファイターごとに異なるイベント戦になったわけよ。

あ、こりゃ楽しい作業感とか感じられないわって感じ。発明だよコレ。

世界戦闘力オンライン対戦にも導入

4にもあった世界戦闘力だけどそれをオンライン対戦にも導入ってのはすごい。

簡単に言うと例えばマリオカート

タイムアタックでかなり高いタイムを叩き出しました。さーて、俺はどんぐらいの腕前なんざましょ。

って思ったら「あなた世界5万位の実力です」って言われても全然喜べないですよねって話。

世界戦闘力は「あなた世界戦闘力は200万です」みたいに出るんでオンラインに繋いでも気落ちしない。

ガチエンジョイ廃止

これすごい。

何がすごいって、「アイテムなし タイマン」「アイテムなし チーム戦」だけがガチではなく

ルールガチであると、そう公式が表明してくれた事。

それと、スマブラというゲームを半ば地味なものにしていたアイテム無しだと超必殺技が無いという問題のアンサーとしてゲージ消費超必殺技を本格導入してくれたのも大きい。

スピリッツの導入

任天堂フリークならだいたいの人が知っている「バテン・カイトスⅡ」ってゲームがあります

精霊を身に宿した青年、サギ

・魔導機械人形ギロ

・おてんばヒロインミリィアルデ

まぁこの3人はほぼスピリッツ確定なのはPVでわかるとおりで

じゃあ、スマブラの全74ファイターの誰を当てはめてどんなルールでの戦闘になるんだろう。

サギなら翼があるからピットかな?ギロロボットだろうな。ミリィアルデならちょうちょ羽根からベヨネッタかな。

みたいな。任天堂フリークとしては今までスマブラに参戦する事が叶わなかったキャラクター群にどういう味付けをして出してくるんだろうかって楽しみがあると思うんです。

音楽

もう、スマブラ音楽がいいってのは空気みたいに当たり前になってしまっていると思うんだけど

それでも音楽は当然いいわけ

今作はさらSwitch携帯音楽プレーヤーとしての使用すら想定しているわけで

どんな楽曲があるのか楽しみで仕方がない。

あえて原作BGM採用しなかったポッ拳や、だいたんなアレンジが多くあったゼルダ無双メトロイドサムスリターンズドンキーコングトロピカルフリーズやHey!ピクミン楽曲があるかも楽しみだし

ルイージマンションアーケードマリオカートアーケードグランプリのような変化球ももしかしたらあるかもしれない。

音楽に関しては長年聴き飽きない事だけは間違いないと思う。

ゲームバランス調整

基本はforだけれども、上下投げからコンボ、踏みつけからの確定コンボアイスクライマーベヨネッタ悪名高い即死連携、一部キャラの強さを担保していた機動力を多くのキャラにくばる。

という、理不尽な強さを弱めて、面白い強さを多くのキャラクターに配布する。今作はそういう面白い調整を感じます

2と4に派閥が別れているファンを5に集約しようという意気込みも感じます

スマッシュブラザーズ特有の1戦が長引く問題タイマン時だけはゲーム展開が加速する仕様を設けていたり。

乱闘用のステージについても2ステージを同時に選択できたり、ステージを先に選択できたり、今まで以上に遊ぶ人が楽しめる事を考えている仕様になっているかと。

みたいな、話ではなく

なんでもうforの時点で十分多すぎるぐらい多い参戦キャラクターの話ばっかりしてんのさって思うわけですよ。

ゼニガメフシギソウパックンフラワー入れて77キャラなわけでもう十分多いでしょって思うので

これ以上参戦してほしいキャラクターがいる人って既存の77キャララインナップに不満や不足があるの?ってどうしても思ってしまう。

しろそこよりはスマブラ4の不満点や、こうなってくれたらいいのになってポイントを良い形にブラッシュアップしてくれている、そういう所が注目されてほしいなと思います

もっとぶっちゃけて言うとプレイアブルキャラクターしか目がいってない人って発売されても買わないんじゃないかなって思うの。

ダンボール工作ゲーのニンテンドーLABOの時も騒ぐだけ騒いで買わない人多かったしね・・・。なんで欲しくもないもので大騒ぎするのやらわからん

2018-10-25

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サウンド・オブ・ミュージック

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ミクロの決死圏

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招かれざる客

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プロデューサーズ

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2001年宇宙の旅

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愛すれど心さびしく

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1969年

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70年代前夜

イージー・ライダー

真夜中のカーボーイ

ワイルドバンチ

ひとりぼっちの青春

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キャッチ22

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ワイルドパーティ

1971年

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1972年

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スローターハウス5フアイブ

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ゴングなき戦い

夕陽の群盗

ミネソタ大強盗団

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1973年

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アメリカン・グラフィティ

地獄の逃避行

ロング・グッドバイ

さらば冬のかもめ

スケアクロウ

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北国の帝王

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1974年

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カンバセーション…盗聴‥

ガルシアの首

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悪魔のいけにえ

ロンゲスト・ヤード

ヤング・フランケンシュタイン

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ハーツ・アンド・マインズベトナム戦争真実

1975年

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JAWS/ジョーズ

マンディンゴ

コンドル

1976年

タクシードライバー

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大統領の陰謀

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チャイニーズブッキーを殺した男

マラソンマン

グリニッチ・ビレッジの青春

1977年

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スター・ウォーズ エピソードⅣ~Ⅵ

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天国の日々

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プリティベビー

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1979年

地獄の黙示録

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オール・ザット・ジャズ

クレイマー、クレイマー

チャンス

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ワンダラー

アルカトラズからの脱出

マンハッタン

1980年

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シャイニング

殺しのドレス

グロリア

ブルースブラザー

最前線物語

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ロング・ライダー

アルタード・ステーツ/未知への挑戦

フォー・ビデン・ゾーン

1981年

レッズ

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エクスカリバー

ニューヨーク1997

ミッドナイトクロス

プリンス・オブ・シティ

郵便配達は二度ベルを鳴らす

白いドレスの女

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー

カリフォルニア・ドールズ

死霊のはらわた

1982年

ブレードランナー

遊星からの物体X

ビデオドロー

E.T.

ガープの世界

ソフィーの選択

評決

ランボー

48時間

ダイナー

ワン・フロム・ザ・ハート

ハメット

コヤニスカッツィ

女優フランシス

イラバル

トッツィー

センチメンタルアドベンチャー

1983年

スカーフェイス

ライトスタッフ

シルクウッド

カメレオンマン

ランブルフィッシュ

ストリーマーズ

スター80

再会の時

バロウズ

1984年

ストレンジャー・ザン・パラダイ

パリ、テキサス

ラヴ・ストリーム

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

アマデウス

ナチュラル

ターミネーター

ストリート・オブ・ファイヤー

ブラッドシンプル

ブラザーフロムアナザープラネット

レポマン

チューズ・ミー

ストップ・メイキング・センス

バーディ

スプラッシュ

ハーヴェイ・ミルク

1985年

未来世紀ブラジル

バック・トゥ・ザ・フューチャー

アフター・アワーズ

レックファスト・クラブ

蜘蛛女のキス

カイロの紫のバラ

フール・フォア・ラブ

シマ

1986年

ブルーベルベット

ザ・フライ

エイリアン2

プラトーン

スタンド・バイ・ミー

ハンナとその姉妹

ダウン・バイ・ロー

モスキートコースト

リトル・ショップ・オブ・ホラー

1987年

フルメタル・ジャケット

ロボコップ

ウォール街

メイトワン1920

月の輝く夜に

ザ・デッド/「ダブリン市民」より

1988年

最後の誘惑

存在の耐えられない軽さ

バード

トークレディオ

ウォーカー

ダイ・ハード

戦慄の絆

ヘア・スプレー

1989年

ドゥ・ザ・ライト・シング

セックスと嘘とビデオテープ

ドラッグストア・カウボーイ

恋人たちの予感

ヘザース


1990年

グッドフェローズ

羊たちの沈黙

ワイルド・アット・ハート

ダンス・ウィズ・ウルブズ

シザーハンズ

ゴッドファーザーPARTIII

ミラーズ・クロッシング

ホワイトハンター ブラックハート

リフター

トラスト・ミー

1991年

ターミネーター2

バートン・フィンク

JFK

マイ・プライベートアイダホ

ナイト・オン・ザ・プラネット

インディアン・ランナー

希望の街

ポイズン

殺人

フィッシャー・キング

1992年

許されざる者

レザボア・ドッグス

ザ・プレイヤー

マルコムX

氷の微笑

夫たち、妻たち

バットマンリターンズ

ラスト・オブ・モヒカン

ツイン・ピークス

ボブ★ロバーツ

バッド・ルーテナント

アメリカンレガシー

摩天楼を夢みて

アリゾナドリーム

エル・マリアッチ

1993年

ショート・カッツ

シンドラーのリスト

ジュラシック・パーク

ウェディングバンケット

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ギルバート・グレイプ

カリートの道

1994年

パルプ・フィクション

ナチュラル・ボーン・キラー

フォレスト・ガンプ

クイズ・ショウ

エド・ウッド

ブロードウェイ銃弾

リトル・オデッサ

シリアル・ママ

クラーク

1995年

セブン

カジノ

ユージュアル・サスペクツ

ヒート

リービング・ラスベガス

デッドマン

KIDS

スモーク

誘う女

恋人までの距離ディスタンス

セルロイドクローゼット

トイ・ストーリー

1996年

ファーゴ

ミッション:インポッシブル

ラリー・フリント

クラッシュ

スクリーム

スリング・ブレイド

真実の囁き

1997年

ブギーナイツ

スターシップ・トゥルーパーズ

ジャッキー・ブラウン

タイタニック

L.A.コンフィデンシャル

コンタクト

ロスト・ハイウェイ

アイスストーム

クンドゥン

シーズ・ソー・ラヴリー

ガンモ

1998年

プライベート・ライアン

シン・レッド・ライン

ベルベット・ゴールドマイン

バッファロー'66

トゥルーマン・ショー

マーシャル・ロー

ハピネス

メリーに首ったけ

天才マックスの世界

π

アウト・オブ・サイト

ビッグ・リボウスキ

1999年

シックス・センス

楽園をください

インサイダー

スリー・キングス

ヴァージン・スーサイズ

ハイスクール白書

つづき(https://anond.hatelabo.jp/20181025112725)に行く前に

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