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2019-03-22

運び屋  (2018) クリンイーストウッド監督・主演 感想ネタバレ

https://www.google.com/search?q=こち亀 不良

ときどき見かける「イケメン/美少女勝手に惚れられる主人公マンガ/ライトノベル作品が都合よすぎなのでキモイ」論、共感したことなかったんだけど、ようやくそ気持ちちょっとわかったわ

 ハリウッド映画らしさ

 ディズニー映画やその亜流などに顕著だが「偽りの勝利」→「どん底/敗北/最大のピンチというクライマックス」というパターンを踏む作品が多いのは周知の事実で、本作でも「麻薬の運び屋になる」→「大金を手にする」「最初はおそろしかったヤベー奴らに一目おかれるようになる」→「ヤベー奴らが代替わりしてもっとヤベー奴に締められる」「家族との亀裂深まる」「順風満帆に見えた犯罪稼業もDEAに嗅ぎつけられい逮捕されるかわからない」という風に展開していく。

 その展開は「間違った価値観に基づく悩み(疑似問題)」→(最大のピンチ)→「真の問題に気づくことと、問題解決のセット」というプロセスによって挟まれていることが多い。(ファインディングニモ然り、シュガーラッシュ然り、インクレディブルファミリー2然り…)

 クリンイーストウッドらしさ

アメリカン・スナイパー』『15時17分、パリ行き』『ハドソン川の奇跡』『インビクタス』あるいは別監督の同年作品グリーンブック』みたいな、実話に強く寄せた話ではない(一応、実在事件インスパイアされてはいるが、左記作品群のようには実名使用していない)。

 花卉栽培に熱中し、実益があるもんだから家族を顧みず全米を飛び回る。ところがインターネットの発達により実益消滅、畑は差し押さえになる。みんな金がないのが悪いんや…から始まる物語

グラン・トリノ』を連想しながら鑑賞。

 ハッピーエンドというと、多くは「生きるか死ぬかの賭けに勝つ」「優勝してチャンピオンになる」「絶体絶命のピンチに遭遇し知恵と勇気で切り抜ける」「悪者をやっつける」「宝石を手に入れる」「一か八かの挑戦をして成功する」「追手から逃げ切る」といったものになり、「死ぬ」「負ける」「やっつけられる」「大金を手に入れられない」「失敗」「捕まる」で終わるものは通常バッドエンドとみなされることになる。

 ところが『グラン・トリノ』は最後主人公リンイーストウッドが撃たれて死ぬが、ハッピーエンドなのである。これは「生命を失わない」ことより高い価値を持つもの主人公リンイーストウッドが手に入れたというによって達成される。すなわち「他者との精神的つながり」が、生き長らえる、物質的な豊かさを超える至上の価値としてアピールされているのだ。(もっと一般的なのは童話の昔から定番の男女間のカップル成立だが、『グラン・トリノ』の場合アジア人少年とのつながりを得ることができれば死んでもいいという価値観

 

 本作では、「間違った価値観に基づく目標と偽りの勝利」は「(悪いことをして)カネを稼ぐ」「それによって、家族ではなく、在郷軍人仲間(ベトナム戦争に参加していたという設定)や園芸職人仲間から称賛される」「モテる」で、成功=偽りの勝利シーンに”ああ、こいつ(クリンイーストウッドあかんやつや”という通奏低音がいやというほど鳴り響いている。

 

公正世界信念

 ところが、このじじいがいろんなところで調子よすぎるのである

 前述の「ヤベー奴らに脅されたりスマホSMS)も使えなくてバカにされたりもしたが、持ち前の気骨ある行動とイケメンぶりで一目置かれるようになる」もそうだが、

家族とのディスコミュニケーションマイナス要因で「妻からは冷たくあしらわれ、娘から12年間口をきいてもらえず、家族の中では唯一孫娘だけが味方」

 からの「妻が病気で倒れたと孫から連絡を受けるも、コカイン運搬中であり、どうしても駆けつけられないし事情説明できない。そのためついに孫娘からも敵に回る宣言を受ける」という最大のピンチの後には、

 「どうにか一仕事終えて家に駆け付けたら死にかけた妻に”あなたはひどい夫だったけど、最後そばにきてくれて看取ってくれるなんて超最高よ愛してるわ”と言われる」のだ。

 妻の葬式、娘とも和解葬式優先したために、グレードアップ後の、一目置いてくれていたやつらよりさらにワルいやつらに殴られる。(唯一のダメージらしいダメージはここだ)

 そして逮捕

 裁判では無罪を勝ち取ろうとする弁護士を制して「わしゃ有罪じゃ」

 潔く罪を認めるクリンイーストウッドがカッコいい!

 最後は、刑務所の中で再び大好きな花育てを行うクリンイーストウッド

 引いて、終わり(ゲットワイルドは流れない)

 っていやいやいやいや。違うでしょ。

 何(1)妻が死んだ(2)ちょっと殴られた だけのダメージで 幸せいっぱいに園芸やって終わってんだよ。(服役中だけど)

 全然釣り合わんでしょ。

 娘もなんで最後ちょっとふらっと現れて口先で謝っただけで受け入れてんの?

 涙まで流して「なるべく面会に行くわ」「(犯罪で稼いだお金で)取り戻したお父さんの大事な畑は私が守るわ」と抱きしめてたの?

 「わしゃ有罪じゃ」宣言、そりゃ万ドル単位犯罪マネーを蕩尽しといて当然でしょ。

 前半にはアジア人差別するクソ白人至上主義野郎だった『グラン・トリノ』の主人公が、見終わったらいい奴だったと心に残るのは、撃たれて死んだから

 (自分東欧移民でややカースト低め、非WASP白人だったということもある)

 本作の主人公くそじじいが因果不応報で、びっくりしたわ。

 

 

 最初の話に戻ると、「空から美少女が降ってきて惚れられるし俺はTUEEE」な話を叩く人は、等価交換を重視してるのかもしれないと思ったよ。

 何らかの理由がないと、いい結果を享受することはできない、逆に悪いことをした人は罰を受けなければならない

 という価値観の中で生きているんじゃないか

2018-12-10

このドラマ知りませんか?

追記

かなり記憶違いが激しかったですが、いただいた情報からすると「世にも不思議アメージングストーリー」の「感謝祭の御馳走(井戸の恩返し)」だと思いますありがとうございます

当時の自分は恐らく低学年以下の年齢だったので、夫婦硬貨など肝心な部分を勘違いして記憶していたみたいです。

何度か家族にこのドラマの話を聞いているうちに記憶がごちゃ混ぜになってました。

自体うろ覚えだったのですが、こういう質問をするときあやふやな断片情報を並べるより間違っていてもストーリーにする方が正解が出やすいっぽいので、無理やり整合性をつけてストーリーを書いてみました。

ありがとうございます!すごくスッキリしました!今度借りてみます

というか、スピルバーグ自身監督エピソードもあり、イーストウッドやスコセッシも監督してるなどかなり豪華っぽいですねこドラマ普通に面白そう。



子供時代に見た海外オムニバスドラマの一編だと思います

90年代の日曜の午後くらいに放送されていて、内容的に恐らく30分か長くても一時間くらいだったと思います

舞台は恐らくアメリカ砂漠のような荒涼とした田舎。周囲にはほとんど家もないような土地に住む夫婦の、主に奥さんの話です。

旦那さんが仕事に出かけている間、奥さんは家でお留守番

ある日奥さんは、家の近くにある掘削用の地下トンネルの中に、ホームレスか誰かが住んでいることを知る(詳しい設定や経緯は忘れたけど、トンネル有毒ガスの発生か何かで廃止されていたのだと思う)。

ホームレス可哀想に思った奥さんは掘削用のエレベーターを使って、地下に食事を届けてあげる。ホームレスは感激し、こんなに美味しい物は食べたことがない、心から感謝します、というお礼のメッセージと共に、汚れた硬貨を一枚送り返す。

短いながらも丁寧な文章と、わずかでも代金を支払おうとするホームレス姿勢に心を打たれる奥さん

田舎での寂しい生活に飽きていた奥さんは、この些細なやり取りが楽しくなり、何度も食事提供して、お礼のメッセージ硬貨がたまっていく。

だが、二人のやり取りが旦那さんにばれてしまい、旦那さんは激怒する。女房ちょっかいを出すやつは許せない、それに家には他人食事を恵むような余裕もない、お前は何を考えているんだと奥さんに怒鳴り散らす旦那さん。

ホームレスを懲らしめてやる、と銃を手に取り防毒マスクを着けて完全武装で、地下のトンネルに降りていってしまう。怒り狂う旦那さんにおびえ、悲しむ奥さんだが、もうどうすることもできない。エレベーターの前でへたり込んでしまい、ただ事が済むのを待つしかない。

しばらくして、エレベーターで地上へと帰ってきた旦那さん。だが、ただ突っ立っているだけで、あれほど怒っていたのに何も言わず微動だにしない。マスクのせいで表情もわからず、ただならぬ様子におびえながらも奥さんは何があったかを問いただすが、旦那さんは一向に口を開こうとしない。

ついに焦れた奥さんが肩をゆすると、旦那さんの体はぐらりと崩れ、同時に、服の中一杯に詰まっていた硬貨マスク上着の隙間から溢れ出し、あたり一面になだれ落ちる。

驚きのあまり呆然となり腰が抜ける奥さん。その膝元に紙切れが一枚。「こんなに美味しい物は初めて食べました!これは何の肉ですか?」

・・・というドラマでした。

乾いた青空と赤い土、周囲に誰もいない中で襲い掛かる恐怖が印象に残っています

何かご存知の方がいたら教えていただけると幸いです。

2018-11-17

今年のアカデミー賞作品賞にひっかかりそうな映画たち

自分ブログにでも書こうかなと思ったけど、だいたい https://www.metacritic.com/pictures/oscar-best-picture-contenders-for-2019?ref=hp からパクリだしそんなに力いれて調べてないので増田に放流します。

本命は『スター誕生』、『BlacKkKlansman』、『グリーンブック』あたりか。ノミネーションだけなら『ファースト・マン』や『女王陛下のお気に入り』も。


BlacKkKlansmanスパイク・リー監督

今年のカンヌで『万引き家族』の次点グランプリを獲得した、黒人映画永遠トップランナーの最新作。

黒人なのにKKKにもぐりこんでしまった潜入捜査官の実話を描く。

スパイク・リー監督作のなかでは『ドゥ・ザ・ライトシング』や『マルコムX』をも凌ぐ評価を獲得している(そして興行的にもここ十年で自己最高)。

公開時期が夏季であることと、ややコメディよりのタッチノミネーションに不利に働くかもしれないが、トランプ政権下において「ブラックリブス・マター」運動はまだまだ意気軒昂。「黒人映画」枠競争を勝ち抜くポテンシャルは十分だ。


ブラックパンサー(ライアン・クーグラー監督

解説不要だろう。今年米国内で最高興収をあげた作品にして、マーベル映画史上でも最も支持された傑作ヒーロー映画

アメリカ国内外黒人問題歴史的視点にめくばせしてオスカー好みの社会性もばっちり備えているものの、やはり「アメコミ映画」のレッテルがネック。

まだまだ白人男性・おじいちゃん大勢を占めるオスカー会員にあっては弱い。ギリギリノミネーションがあるかどうか、といったポジションだろう。

余談だが一時期新設されそうだった「ポピュラー映画賞」部門ブラックパンサーを受賞させるために作られるのだという噂だった。裏返せば、作品賞本選に選ばれる格ではない、と会員からみなされているのだろう。


Can You Ever Forgive Me?(マリエルヘラ監督

落ち目ライター有名人手紙文章捏造して高値で売る詐欺に手を出し、それが嵩じて博物館から実物を盗みだそうと企む実録犯罪コメディ

日本ではあまり知られていないけれど主演のメリッサ・マッカーシーアメリカで今いちばんアツいコメディアンのひとり。

夫のポール・フェイグと組んで『ブライズメイズ』、『SPY』、『ゴーストバスターズ(リメイク版)』などの陽性の笑いでヒット作を飛ばしてきた。

そんなマッカーシーが一転してシリアスブラックコメディに挑戦し、見事大成功。本年度の主演女優賞ノミネートが確実されている。

演出したヘラ監督の手腕も高く評価されており、初の監督ノミネート、さらには作品賞も夢ではない。


Eighth Grade(ボー・バーナム監督

インディーからまれた今年最大のダークホース

とある気難しい現代っ子少女中学生最後の一週間を描いた青春コメディ

中学生版『レディ・バード』にもたとえられる(中二病的な意味で)痛々しくも切ない、みずみずしくもどんよりとしたフレッシュローティーンライフ描写が広範な支持を集めている。

監督は若干28歳のコメディアンで、なんとユーチューバー出身アメリカ映画界における新世代の台頭を予感させる一本。すでに数多くの映画祭や映画賞にピックアップされている

オスカーコメディ敬遠する一方で、サプライズ的なインディー作品を好む傾向にあるが、はたしてこの作品の出目は吉とでるか凶と出るか。最悪でも脚本賞ノミネートは固いか


女王陛下のお気に入りヨルゴス・ランティモス監督

ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と強烈かつキテレツ作風で知られるランティモス監督最新作にして初の時代劇

アン女王を演じるオリヴィア・コールマンを巡る二人の家臣(レイチェル・ワイツとエマ・ストーン)のバトルを描く百合時代劇……たぶん百合だとおもう。

すでに巨匠地位確立したランティモス監督過去作のなかでも群を抜いて評価が高く、今年のベネツィア国際映画祭でも第二位にあたる審査員賞を勝ち取った。オスカー前哨戦となる各種賞レースももちろん名前を連ねている。

今年の本命作のひとつとも目されるが、ランティモス特有変態さ加減が(今回は脚本までは書いてないとはいえ)どこまでお上品なオスカー会員たちに受け入れられるか……。


ファースト・マンデイミアン・チャゼル監督

ラ・ラ・ランド』で幻の作品賞受賞というなんともかわいそうな結果に終わった(それでも本人は史上最年少で監督賞を獲っているが)デイミアン・チャゼルライアン・ゴズリング

そんな彼らのリベンジマッチが実録宇宙開発物語ファースト・マン』だ。人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長スポットライトを当て、彼の視点からドラマを描く。

企画段階から作品ノミネートは当然、という空気のなかでプレッシャーを跳ねのけて見事高評価を集めた。ノミネーションはほぼ確実といっていいのではないだろうか。反面、今度こそ受賞なるかというと、今ひとつパンチがきいてないようで不安が残る。


グリーン・ブック(ピーター・ファレリー監督

オスカー前哨戦の最も重要とされるトロント国際映画祭で観客賞に輝いた作品。ここ十年で同賞を得た作品オスカー本選にノミネートされなかった例はたった一回しかないのだ。

黒人差別が法的に是認されていた時代アメリカで、自分ちょっとレイシスト入っている用心棒白人男が南部コンサートを開きに来た黒人ピアニストを送迎する仕事を命じられる。最初は「黒人のくせに上等なスーツを着てお上品にピアノなんぞひきやがって……」と反感を抱く用心棒だったが、行く先々で差別待遇を受けるピアニストに対してだんだんシンパシーが湧いてきて……という内容。

ほろ苦くもユーモアメッセージ性に満ちた内容はまさしくオスカー好み。「分断されたアメリカ」というテーマタイムリーさもある。ちなみに監督は『メリーに首ったけ』などのロマコメで知られるファレリー兄弟の兄。このところは過去のヒットコメディリメイクなどで仕事に恵まれなかったが、もともと潜在的に持っていた社会派なセンスが一挙に花開いた。


If Beale Street Could Talkバリージェンキンス監督

ムーンライト』で一昨年の作品賞を獲得したジェンキンスの最新長編。今度こそはチャゼルにかっさらわれた監督賞もいただいて完全制覇を目論む。

原作は今年日本でもドキュメンタリー映画私はあなたのニグロではない』が公開された、黒人小説家ジェームズボールドウィンによる短篇濡れ衣をきせられて収監された夫を助け出すために奮闘する若き妊婦お話

テーマ重厚さも話題性も十分だが、公開が当初予定していた11月から12月にのたことが若干きがかり。クリスマス狙いのブロックバスター大作のなかで埋もれてしまう恐れがある。


Mary Queen of Scots(ジョージィ・ルーク監督

互いにイングランド王位をかけてあらそったスコットランド女王メアリーイングランド女王エリザベス一世を、それぞれシアーシャ・ローナンマーゴット・ロビーという旬な女優が演じる。

脚本担当したのは『ハウス・オブ・カード』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』などの現代政治劇の名手、ボー・ウィリモン。

いずれもオスカーノミネーション歴を有した名前ぞろいでクオリティ保証されている。同じくイギリス舞台にした時代劇である女王陛下のお気に入り』がライバルか。


ROMA(アルフォンソ・キュアロン監督

世界的に見れば今年最も評価の高い映画といっても過言ではない。ベネツィア国際映画祭の最高賞。

1970年メキシコ・シティで家政婦として働く女性とその一家ドラマモノクロで撮る。

評価の高さと『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったキュアロン知名度があれば当然作品賞も……となりそうなものだが、障害は多い。

まずスペイン語映画であること。長いオスカー歴史のなかでこれまで十作品外国語映画作品賞にノミネートされてきたが、受賞にいたったものは一つとしてない。

次に Netflix 映画であること。カンヌみたいに公に締め出すことはしないにしても、アカデミー会員のなかでも動画配信サービス勢に対する反感は根強い。一昨年の『最後の追跡』やドキュメンタリー作品例外として、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『マッドバウンド』といった作品たちもその年最高クラスの称賛を受けながらもオスカーノミネートには至らなかった。

いちおうネトフリも『ROMA』については配信に先駆けて劇場公開を行うなどの「オスカー対策」をやっているが、はたしてどうなることやら。

ちなみに Netflix でも来月に配信される。驚くべき時代になったものだ。


アリ― スター誕生ブラッドリー・クーパー監督

ショービズ映画古典リメイク。この八十年で三回目の映画化です。

本年度大本命に数えられる一本。批評家・観客からの圧倒的な支持率もさることながら、商業面でも大ヒット(現時点で世界興収三億ドル突破)を飛ばした。主演のブラッドリー・クーパーレディ・ガガの演技もさることながら、これがイーストウッド降板を受けての初監督となったブラッドリー・クーパー演出にも嬉しい驚きが満ちているとかなんとか。

監督役者脚本、成績と四方に隙のない完璧映画に見える。

だが、一昨年の『ラ・ラ・ランド』、昨年の『スリー・ビルボード』と「早すぎる大本命」はかならずバックラッシュに晒されるのがオスカーという場。12月以降に猛然と差してくるであろう後続期待作たちを振り切れるかどうか。


Widows(スティーブ・マックイーン監督

2013年アカデミー作品賞を獲得した『それでも夜はあける』のスティーブ・マックイーン最新作。オスカー獲得後の第一作でもある。

シカゴでヘマをやらかして死んでしまった強盗たちの四人の未亡人ヴィオラ・デイヴィスエリザベス・デビッキミシェル・ロドリゲスシンシア・エリヴォ)が亡夫の後を継ぎ女だけの強盗団を結成するちょっと変わった犯罪映画

マックイーンとヴィオラ・デイヴィスというアカデミー賞受賞コンビ鉄板の出来。

そのパワーでジャンルムービーを嫌うオスカーノミネーションを勝ち取れるかが見どころだ。


Boy Erased(ジョエル・エドガートン監督

厳格なキリスト教である両親のもとで育ったゲイ少年ルーカス・ヘッジス)が教会同性愛矯正プログラム(いわゆるコンバージョンセラピー)に放り込まれセラピストとバトルする青春ドラマ

近年では『ダラスバイヤーズ・クラブ』のジャレド・レトがそうだったように、LGBTもの俳優にとってオスカー像への近道だ(スカーレット・ヨハンソンみたいに非LGBT俳優LGBTの役を演じることに倫理的非難が高まりつつあるにしても)。

批評家から評価的には作品賞には届かないかもしれないが、演技賞ではノミネートが有望視されている。

トランプ政権下でLGBTに対する抑圧が増しつつあるだけに、時事性も捉えているかもしれない。


Vice(アダム・マッケイ監督

GWブッシュ政権下で「史上最悪の副大統領」とも呼ばれたディック・チェイニー副大統領クリスチャン・ベール激太り(何度目だ)+ハゲという負の肉体改造で演じたブラックコメディ政治劇。

他にも妻リン・チェイニー役にエイミー・アダムスラムズフェルド国防長官役にスティーヴ・カレルGWブッシュ役にサム・ロックウェルなどアカデミー賞級の芸達者がずらりと並んでいる。

題材としてはなかなかトリッキーだがマッケイ監督の前作『マネーショート』がそうだったように、ツボにはまれば一挙にアカデミーノミネートまで行ける。

同じく政治ネタでライバルだった『フロントランナー』(ジェイソン・ライトマン監督)の評判がいまひとつ芳しくないのも本作にとっては好材料


The Old Man and the Gun Now(デイヴィッド・ロウリー監督

名優にして名監督ロバート・レッドフォード引退作。15才で逮捕されたときから人生を通じて強盗を繰り返してきた70才の犯罪者(レッドフォード)と彼を追う刑事ケイシー・アフレック)、そして彼に惹かれていく女性シシー・スペイセク)を描く実話犯罪コメディ

作品ノミネートは微妙なところだが、レッドフォードはまず間違いなく主演男優賞候補入りするだろう。

ちなみにデイヴィッド・ロウリーの前作であるゴースト・ラブストーリー『A GHOST STORY』は今日から封切り。観に行け。

一方で、実話犯罪・老人・名監督にして名俳優共通する要素の多い作品としてクリント・イーストウッド監督の『The Mule』にも注目しておきたい。こちらは80才の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じる。映画祭などでもまだ未公開なため、どう転ぶかはまだわからないが、近年のイーストウッド作品に対するアメリカ人の冷め方からすると賞レース的な意味での期待はあまりできなさそう。



その他有望そうな作品

メリー・ポピンズ リターンズロブ・マーシャル監督

シカゴ』でアカデミー作品賞をさらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルディズニー伝説的名作の続編を制作

エミリー・ブラントベン・ウィショーこりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダメリル・ストリープといったミュージカル定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全のこのエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

いち男オタクトラウマ「#meetoo」

最近ツイッターを眺めるとやれ抱き枕だなんだが槍玉に上がっているのを見かける。

もう一つ見かけたのがこれ→ ( https://t.co/x2y94dcoUn?amp=1

内容は読者各位が各々読んで確かめてほしい。

この2つの事柄を並べてまず何が言いたいかというと「こういう出来事には得てして『被害感』や『トラウマ』がひっついて回ってくる」ということだ。

これが悪いことだとは全く思わない、感情が起因の諸々はしょうがないことが多い。だからこそソレを根拠物事批判要求をするのは控えるべきだ…とは思う。狡猾な手段を用いるならば「子供が〜」などと主語すり替えることもある。

この辺りのバランスは難しいものだ。

長い前置きとはなったがここで僕の個人的トラウマ被害感を聞いてほしい。

まず単刀直入に言うと僕は「腐女子」が大嫌いだ。彼女らに対してトラウマを持っている。

もっと言うならば抱き枕に対して抗議の声をあげ市場からくそうとしている人々と同じロジックで僕は腐女子達がこの世からいなくなってほしいと思っている。

そのくらいの過激嫌悪感彼女らに持っている。

キッカケとなったのは2011年3月の大震災、当時福島県に住んでいた中学生の僕はモロに被害を受けたのである。その時に「原発デマ」というものが悪い意味流行ってしまった。

その時にネット(主にツイッター)を活用し、半ば福島県在住なのを公開していた僕は主にプロフィール欄に「腐女子」「腐」と書かれている人たちから猛烈な誹謗中傷を含んだバッシングを受けた。

さらに最悪なのがその後彼女たちの「オタク被害妄想、被害感」を見てしまたことだ。人を誹謗中傷した口で被害を語るのがどうしてもダメだった。

何故彼女たちが中心になって僕を叩いたかはわからない。雑に党派性を持ってこうだから、と言うことも出来るのだろうがそれはしたくない。

それ以来僕はこの「腐女子」と言うのが苦手だ。Twitterタグを付けて発信するならば「#meetoo」となるのだろうか。

でも僕は実際にこの「腐女子」そのものに対するバッシングしたことはない。いなくなってほしいとは思うがその旨を含む発言したことはない。

少なくともそこで攻撃したら「終わり」だし超えてはいけない一線ではある。

まあ、いざ僕がこの嫌悪感を表明したところで賛同及び共感してくれる人たちは少ないだろうというのもある。

「#meetoo」の文脈に乗せて言ったところで「一緒にするな」と怒られて終わりだろう。もしくは「そもそも叩かれるような言動をとっていたに違いない」と言われるかもしれない。

だがそれを踏まえるならば、何故彼女たちの主張は(是非はともかくとして)さも正当性のあるように語られるのか。

フェミニズム文脈に乗っているからなのか、その辺りはよくわからない。

最近ではこのBL趣向を政治的正しさLGBTへの理解と結びつけて自分たちの趣向を正当化しようとしている腐女子もいると聞く。

先ほどの「一緒にするな」「そもそも叩かれるような言動をとっていたに違いない」と言われるであろう言葉に僕が「セカンドレイプ」だと批判しても正当性はあるはずだ。

何が「正しい」のか、何が「間違っている」のかよくわからない。

今でも彼女たちはまだTwitterを続けているかはわからない。

だが今更名指しで批判するつもりもない。少なくとも彼女たちにも今の生活があるだろうし多分覚えていない。……まあ、自分の加害性を鑑みてないという点からは覚えていないのであればそれはそれで怒りが湧くが……

イーストウッドはかつての大統領選で「今は軟弱な時代だ」と言いトランプ大統領支持を(消極的ニュアンスではあるが)表明した。

今思えば、彼がその時に語った話は全くその通りだと思う。

2018-09-30

anond:20180930214345

インターステラー」見るといつも泣く。何故かはわからん

プレステージ」、「メメント」、「インセプション」は、世界観システマティックに構築されているから、伏線もスッと腑に落ちる。

 

北野武映画は、男ひとりでも楽しい

久石譲音楽やってる時代のがいい。)

 

少しハード目でいいなら、クリンイーストウッドだな。

グラン・トリノ」とかリアル犯罪的なホラー感ある。

 

2018-09-29

イーストウッド作品ありがちな無口で不寛容で常にイラついてる頑固じいさん

実際いたらウザいことこの上ないし

仲良くなろうとも思わないだろうな

 

あれを対マイノリティロールモデルだと

思い込んでるバカがいるけどさ

あ、イーストウッド自身

2018-08-01

相互理解イーストウッド映画のようにはいかない

イーストウッド映画にありがちだけどさ

 

序盤、何か異文化と邂逅するじゃん?

最初は互いに差別用語丸出しのDISコミュニケーションなんだよ

ニガーだのジャップだの言い合ってさ(白人サイドへの差別用語は滅多にお目にかかれないトラップあるけど)

そんで喧嘩するうちに認め合って仲間になって

最後は主役か脇役のマジカニグロ自己犠牲になってEND みたいな

 

これがイーストウッドマッチョ映画による

理想的相互理解の形なんだけどよ

現実はそうはいかねえよな?

 

いきなりジャップとかファゴットって言ってくるクソ野郎

どう好感を抱けと?

普通そういう石頭の爺さんを避けるし

そのうち仲間とぶっ潰したろって発想が生まれ

普通人間は序盤でコミュニケーションの全てが終わっちまうんだよ

 

現実映画お約束通りにはいかない

それを知るべき人間がたくさんいる、 というお話

2018-07-08

anond:20180708193323

殺人同性愛じゃレアリティに雲泥の差があるし

殺人犯を数十年服役させたのちに俳優転向させるのは物理

精神的に難しいでしょ

若い殺人犯はどうやって用意するんだ?

同性愛と一緒くたに語るのは詭弁だね

 

 

ちなみにクリンイーストウッド

「15時17パリ行き」

で、テロ犯を抑えた当事者兵隊をそのままキャストとして起用してたりする

2018-01-24

自称アクション映画から感じるマッチョ気取りの痛々しさ

90年代映画

現在コンサバティブボリウッド映画

シュワちゃんだのイーストウッドを狂信的崇拝してる人ってアレだよな

「漢らしさ」「アクション満載」っつう単なる映画の一ジャンル

まるで自分、あるいは世界映画界を覆うべき全アイデンティティ勘違いしてる

 

アンチ文芸作品

アンチアカデミーゴールデングローブであれば

なんでも尻尾を向くのだろう

 

その点で、一見マッチョ映画であり

実際はウィットに富んだマッドマックスは斬新だった

彼らにしてみれば、あれはコンサバティブ映画ということなのだが

 

あいう手合は無頼漢気取りだが、

そのくせ実際合ったら

根暗モテないモヤシナードなんだろうなと思うと

ちょっと憐れみを感じる

 

もはや駆逐されるだけの弱い立場の側が

ひたすらにマッチョさを信仰する

イギリス人並みの皮肉

2017-01-16

君の名は。」を選外にしたキネマ旬報カス

君の名は。」がキネマ旬報ベスト選外となったけど、これは、日本映画批評における下記の(伝統的な)問題点象徴する出来事なので、みんなもっと大騒ぎすればよいと思います

最初問題点日本映画批評は、アニメーション映画を適切に評価することができません。

キネマ旬報ベストテンランクインしたピクサー映画は、何本でしょうか?少し考えてみてください。答えは、ゼロゼロですよゼロ世界アニメーション革命を起こした「トイストーリー」も、障碍児童冒険譚をウェルメイドに仕上げた「ファインディングニモ」も、冒頭からほとんどセリフを用いることな世界の荒廃を描いた意欲作「ウォーリー」も、トリロジーの最終作として圧倒的な完成度を誇る「トイストーリー3」も、ベストテン選外になっていますピクサー以外でも、「アナ雪」も選外なら、2016年は「ズートピア」も選外。正気かよ。日本アニメーションに目を向けても、例えば故 今敏作品は1本もランクインしていません。「千年女優」を超える絢爛な日本映画2001年10本あったか?「東京ゴッドファーザー」を超える抑揚の効いた感動作があったか?「パプリカ」のイマジネーションを超える作品があったか?「パーフェクトブルー」ほど低予算映画で、今なお国境を越えて評価され続ける映画が何本ある?

次の問題点日本映画批評は、映画自体の良さではなく「他国における賞レースの結果」や「興行成績」や「過去監督作の評価」などの外部要素に引き摺られすぎる。

2000年以降、ピクサーを筆頭にCGアニメーション映画映像面、シナリオ面での革新を重ねる中、たった1本だけキネマ旬報ベストテンに名を連ねた映画があります2009年戦場でワルツを」。レバノン内戦における監督自身記憶を辿る、という半ばドキュメンタリーのような内容の映画で、ここ数年の作品でいえば「アクトオブキリング」ような手触りの、とてもいい映画です。とてもいい映画なんですが、たぶんこの映画キネマ旬報ベストテンランクインしたの「アカデミー賞ゴールデングローブ賞外国語映画賞部門ノミネートされた最初アニメーション映画」だからなんですよね。あと反戦映画から反戦映画と、海外映画賞をとった映画日本映画批評において高く高く評価されます

興行成績の良い映画評価も引き下げられます興行成績がよい映画は「おれが評価しなくてもいいだろう」という寝言をいいながら、実のところ「自分は年に100本も200本も観ているのだからパンピーと同じランキングには出来ない」という薄っぺらながら自意識を守るために、本当はすごく面白かったのに、8位とか9位に入れたり選外にします。2016年も「シンゴジラ」より「クリーピー」を評価して、ズートピアを選外にしたハゲがいましたね。「こいつらは友達が多いから、ほかの人が評価してくれる」って言い訳しながら。一言。邪念が多いよ!!面白い映画普通に評価しろよ!!いや、確かに「クリーピー」は面白い。その通り!映画順位をつけるもんじゃない。その通り!けど、正直「シンゴジラ」と「ズートピア」より「クリーピー」のほうが順位が上、とい上のはさすがに無理があります

過去監督作に評価が引き摺られすぎる、というのはイーストウッド映画過大評価が最も有名でしょう。確かに、イーストウッド映画面白い。本当に良い映画ばかりです。でも「グラディエーターアメリカンビューティーとダンサーインザダークを抑えてスペースカウボーイが1位」とか「父親達の星条旗硫黄島からの手紙のワンツーフィニッシュ」は、やりすぎをこえて「ヤラカシ」だと思うんですよね。

ヤラカシ」といえば「オールタイムベスト日本映画こと七人の侍が、キネマ旬報年間ランキングでは3位な件」がもっとも有名ですが、このときは「木下恵介作品のワンツーフィニッシュ」というわけわからんことになっているんですね。1位は「二十四の瞳」。これは、わかります。「二十四の瞳」はすごい映画です。今観てもびっくりさせられます(比類する作品は「6歳のボクが、大人になるまで。」ぐらいしかし無いのでは?)。ところで、2位は?…2位は、「女の園」という映画です。…いや、本当なら観てから言うべきなのはわかります。でもあえて言わせていただきたい…知らないよ!!オールタイムベストどころか、木下恵介監督作としても無名作品なのではないでしょうかコレ。(誰か観た人いますか?もし「おれは観たけど、七人の侍よりずっと良い映画だよ」という人が多ければ、この段落は訂正の上謝罪いたします)

最後問題点日本映画批評者は、孤独すぎる。

映画は観る環境によって、評価が大きくことなます。これは前項と矛盾するようで矛盾しません。映画館で観る映画と、家で観る映画は違います。「IMAXで観るゼログラビティと、金曜ロードショーゼログラビティは別の映画だ」と言われて、否定する人は少ないでしょう。映画体験です。ウェイン町山が「試写室で隣にピエール瀧がいたので死ぬほどビビった」と言って「凶悪」を年間ベストに挙げるように。ガース柳下金沢映画祭で観た映画を年間ベストに挙げるように。「お家に帰るまでが遠足」と言われるように。「フェスで盛り上がる曲」があるように。では、「夫婦カップルで観に行き、食事をしながら感想を言い合い、その日の記念にプリクラを撮り、インスタに半券の写真を上げたくなる映画」は、その体験込みで評価しなければいけないのでは?

ひとり、ルーチンワークとして試写室のパイプ椅子に座り、原稿の締め切りを頭の片隅に置きながら観る人間は、金曜ロードショーで観た「ゼログラビティ」をつまらなかったと言い切る人間と変わりません。真面目な話、かつてこれほどまでに評価され、クチコミ観客動員の伸びたデートコースムービーってあるんでしょうか?そう言えば「動員で映画評価を語るなら踊る大走査線2は名作」って言ってる人がいましたね。…寝言かな?(たぶん口を滑らせたのだろうと思うけど)

以上3点。おれは「息もできない」を年間ベスト映画に選ぶキネマ旬報のことが(ピラニア3Dを年間ベスト映画に選ぶ映画秘宝より)本当に大好きなんだけど、やっぱりよくないところはよくないところなので、なおしていただきたく候。

なおちゃぶ台をひっくり返すようだけど「君の名は。」は観てません。だって子どもが生まれたばかりで、奥さんが育児で手一杯だったからね。子どもがもう少し大きくなったら、ポテトチップスコーラを片手に、あーだこーだ言いながら2人で観るよ。ほなさいなら

2016-11-14

誰もが建前に疲れている

リンイーストウッド氏の言葉「誰もが建前に疲れている」。

エスクワイアのインタビュートランプ氏を語るくだりを拾ってみる。

2016.08.03 Esquire    

ESQ: Your characters have become touchstones in the culture, whether it's Reagan invoking "Make my day" or now Trump … I swear he's even practiced your scowl.

CE: Maybe. But he's onto something, because secretly everybody's getting tired of political correctness, kissing up. That's the kiss-ass generation we're in right now. We're really in a pussy generation. Everybody's walking on eggshells. We see people accusing people of being racist and all kinds of stuff. When I grew up, those things weren't called racist. And then when I did Gran Torino, even my associate said, "This is a really good script, but it's politically incorrect." And I said, "Good. Let me read it tonight." The next morning, I came in and I threw it on his desk and I said, "We're starting this immediately."

kissing up おべっか、建前

Everybody's walking on eggshells みんな慎重になる 

Ref: http://www.esquire.com/entertainment/a46893/double-trouble-clint-and-scott-eastwood/

2016-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20161108201313

リバタリアン大人って感じで、国粋主義者大人になることを放棄している、っていう考えもありそう。

特にリバタリアン精神を撮り続けるイーストウッド映画見てるとそう思う。

2016-10-02

二宮はなんであんなに美女モテるんだよ問題

今更だが許せない。

自分毎日地味に家と会社を往復してる間に、あいつがまたやりやがっていたらしい。

相手はオレの最後アヤパンこと伊藤綾子女子アナ界きってののし上がり系秋田美人

いち地方アナから我々がネット人気で引っ張り上げたと言っても過言ではない。スマン嘘ですそれはさっき知った。

ともあれ若手に目移りもせず安定した仕事振りと大人のお姉さん振りを応援してたのにこのザマ。

二宮和也。マジなんなんだよあのニノってやつは。

ジャニーズはおチビ様が多いけどまずもってあいつもその代表じゃん。でもって顔も芸能人にすりゃ死ぬほどフツメンだろうが。

そりゃ今や嵐といえば名実ともにトップアイドル中のトップつー感じだし、二宮ドラマ見てグッときたことも一度や二度じゃねーよ。ハリウッドイーストウッド作も知ってるよ。

嵐の番組見てたらこいつ頭の回転はえーな仕事出来る奴だなっていうのも分かる。

だけどだな!!なんで名だたる美女がどいつもこいつもあえて二宮なんだよ!!教えてくれよ!

綾子はそりゃバラエティーではぶりっ子なのも分かるしあざとい女ではあるが、

ホームでは堅実なアナウンサーしててプロ意識もあると評判だった。

なのになんだよ綾子…、あのニノニノアピールの酷いブログは…業界現役のアラフォーになる女のやる事とは思えんぞ…

そんな10代みたいな痛い女になるほど惚れてたのか?結婚焦って押し切りたかったのか?二宮を試したのか?

もうなんか色々見ているうちにスーッと冷めてきた。

しか二宮への感情が収まらない。

初めての衝撃の報道は忘れもしない、長澤まさみ

べ、別に長澤まさみとかドストライク好みって訳じゃねーけど、当時ノースキャンダルのあのピチピチの長澤まさみだぞ…

たか東宝シンデレラ。されどおっぱい

最近美脚ゴリ推しはもう必死感あるからやめとけよ事務所

ともかくあの当時チヤホヤされまくっていただろうまさみを、どうやってあのひ弱っぽい二宮が落としたのか本当に謎だった。

今みたいに嵐のネームバリューも無い時点でこれ。

ドラマの共演でそこまで持っていけるとかなにそのやり手。

そしてお次はまたノリにノッてたささきき。女子も憧れるなりたい美人代表

ハ?だよね。いよいよ切れる。若手女優の人気トップの次はモデルトップかよ。

オレはどっちかっつーと清純派が好みだし元ヤンキーとか好みって訳じゃねーけど(ry

…もうこの時にね、本格的に二宮の事を見逃してやれなくなった。

なんなんだよその狙い定めたかのような時の美女キラーぶり。

まさみに続きささききも長身美女二宮と同じくらいじゃね?むしろ二宮ちっちゃくね?

本当さぁ…なんでそこに突っ込めるんだよ。ちょっとは腰ひけろよ…。

なのに二宮は打て打て。

あい引きこもりゲーマーだろ?ビジネスじゃなくガチなんだろ知ってるぞ?

オレらじゃんていうオタクだろ?

であの草食男子代表みたいななりして肉食。なんなんだよ。ズリーだろ…。

ハァ。やっぱ最終的に勝つのコミュ力の高さなんですかね??

コミュ力とか柔軟さはイケメン松潤サクラップよりありそうなんだよな…

下心なさそうに親しみやすい感じで?油断させて可愛い顔をしながら懐に潜り込むって感じか?

そしてあの演技力で急に男の顔になっちゃったりするんですかね…??

そのギャップに落とされるんですかね、人は……

ニノ画像検索しまくってたらなんかイラッとするのが段々クセになってきた。

まぁもし後輩とかだったら生意気そうだけどなんか空気読んでくれそうだし慕ってくれたら悪い気はしないだろうな。

愚痴飲みに付き合ってくれて、いやー実は別れちゃったんすよねとか笑いかけながら話されたら、許せそうだな…

もしくはオレの前だけで弱音吐いてくれたらかわいく感じそうだな……。

ニノ 泣かせたい 

検索したら 女優より、お前を泣かせたいってのが引っ掛かったんだが、倉本聰よ……。

なんだか本末転倒になってきたのでもうやめよう。

追記

こういう展開なら反対にブコメ二宮disってくれる非モテエリートが出てくるのがはてなじゃないの?

あとまさみやささききがドストライクって訳じゃないって書いたのはオレは本命鈴木愛理ちゃん系だからだぞ。

2016-02-24

超絶イケメンがここにいた!気分落ち込んでいる人へ! 

80年代洋楽動画でもあるかな~と思いながらだらだらと、youtubeを見ていました。

今回ひさしぶりに、デュランデュランのPVを見て、激しく見直ししまいました。音楽も完成度高いし、こりゃ、単なるアイドルバンドじゃないわ! そして今改めてみてみると、とてつもなく超絶イケメン!!!

ヒット曲のPV「リフレックス

https://www.youtube.com/watch?v=oDnNF5cHCdo

知らない人のために少し解説すると、デュランデュランていうのは、当時は5人バンド(時期によって減ったり)で、ボーカルサイモン・ル・ボンという元気のいいおにいちゃん。キーボードちょっと化粧の濃いニック・ローズそれからギターアンディ・テイラーと、ベースジョン・テイラードラムロジャー・テイラーの、キンキキッズみたいな血縁無いけど名字同じな3人がいて。このベースのジョンが、もうとてつもなく美形なのです。イケメンなんて軽い言葉じゃ言い表せない。……リアル王子? あの故ダイアナ妃が大ファンだったという逸話もあるから、大げさじゃなく。

PV見始めたら止まらなくなって、ライブ映像も次々見てしまいました。見れば見るほど、ジョンにうっとり。身長多分185センチで、顔がちっちゃい!手足が細くて長くて、大きなベースがすご~く似合う。現実人間の等身とは思えない。というか顔も体もすべて、3次元とは思えない。

どのくらい美形なのか、一目で分かるインタビュー映像を見つけたので、2次元のような美形は現実には存在しない、と思っている人にこそ、見て欲しい。2分44秒ころから、ドアップになるから

https://www.youtube.com/watch?v=jF4Yrai0Yvw&app=desktop

人の顔の好き嫌いは様々だから、好きじゃないという人はいるかもしれないけど。でも。100人見たら100人が、美形って言うと思う。だって美形だもの

そんなジョンの映像もっと見たくてさがしていたら、JOSIという映像を見つけたの。分かる人には分かるでしょうか。海外の人がアップした映像から、何かの略かなと思ったのですが。見てみたら、ジョンと、ボーカルサイモンが、肩組んでたり、キスしそうなくらい顔付き合わせて歌ってたり……。そう、おそらく、JOSIとは、フ女子の略なんだろうなあとようやく気付いたのでした。

あ、ちなみに、超絶美形のジョンは、現在55歳で、もうオジサンで、JOSI映像にはオジサンのジョンもありますが、クリンイーストウッドみたいないい感じになっていて、年取ってもイケメンです。

ともかくそのJOSI画像が、すんご~く良いのです。ジョンはPVではクールな、おすまし顔が多いのですが、からんでる画像だと、ものすごく無邪気に笑っているのです。口を大きく開けて、ちょっとタレ目になってて。サイモンめっちゃ仲良しなんだな~って伝わってくるから、見てるこっちも、ニマニマしまくり。あ、だからって、リアルふたりゲイとか思ってるんじゃなくて(違うはず)、バンド仲間の男の子同士がとっても仲良しなのきゅんきゅんしてしまうのです。

研究によると、乳飲み子の我が子の笑顔を見たとき母親脳内には、幸せホルモン放出されているのだそうです。ジョンとサイモンのいちゃいちゃ写真を見ているわたし脳内にも、幸せホルモンがどぱどぱ出ていたに違いない! だって写真を見ているうちに、うつうつした気持ちはすっかり晴れて、幸せいっぱいな気持ちになってたから。

JOSI画像

https://m.youtube.com/watch?v=dkRR_MB01rs

ありがとう!ジョン!(と、サイモン)

気分が落ち込んでいる人に、超絶イケメン処方箋オススメ

2015-10-15

映画初心者あるある

邦画くそ

ハリウッドハッピーエンドばっかり」

「予告観るの好きなんだよね」

エンドロール最後まで観ないの?」

「好きなタイプザッピング系」

CUBE、ソウ、バタフライエフェクト!」

アクションは興味ない」

ストーリーがよくできてる」

脚本に唸らされた」

テーマが秀逸」

世界観が気に入ってる」

演出がだめ」

ゾンビといえばショッピングセンター思い出すの俺だけ?」

最近地味な映画ばっかり観ちゃってさ」

TSUTAYAってフランス映画置いてなくない?」

「娯楽作品としてはありかな」

「バックトゥザフューチャー、ショーシャンク、ダンサーインザダーク!」

字幕派なの? ふーん」

「娯楽映画だめ出しするやつなんなの?」

イーストウッド生きる伝説

最近見かけてウーンと思ったのは「映画は原語でしょ」かなー

バイリンガルとかトライリンガルで済ませられるってどんだけ選択肢少ないねん。

2013-07-18

初心者向け西部劇映画10

一時期西部劇ばっか観てたんだけどまとめてくり~とかよく言われてたんでまぁ雑に挙げてみるかって感じで10分ほどで書いた。

西部劇西部劇マニアがうるせぇ分野だから文句はあるだろうけど,ロクに観てない人はこれを上から順番に追っていけばそれなりに文脈は追えるんじゃねーかなと思う。

駅馬車

古きよきハリウッド西部劇古典といえばまずこれ。

クライマックスにおける馬上の闘いが(当時の技術水準としては)大迫力。

赤い河

ハワード・ホークス監督による傑作。ジョン・ウェインの本格的な出世作でもあり,彼の役者としての方向性を決定づけた。

簡単に言えば牛追いの話なのだが,「カウ・ボーイ」がそもそもどういうものなのかよく分かると思う。

ちなみに都内のレンタルだと渋谷TSUTAYAくらいにしか置いてない気がする。廉価版は500円しないのでどうしても観たい人は買おう。

捜索者

ジョン・フォード×ジョン・ウェインの代表作としてよく挙げられるものひとつ

当時のアメリカ人視点における先住民への意識も読み取ってほしい。

遠景の撮り方などは『アラビアのローレンス』のデヴィッド・リーンスピルバーグも参考にしたとされる。

シェーン

まぁベタな名作。これを原型とした作品も多いのでとりあえず観ておけ的なもの

荒野の用心棒

セルジオレオーネによるマカロニウェスタン嚆矢黒澤明用心棒』の盗作として話題にもなった。

チープなセットに単純なストーリーハリウッドのヘイズ・コード下では不可能な暴力表現などが特色。

主演クリント・イーストウッドは以降西部劇における大スターとなり,本家ハリウッド西部劇にも影響を与えた。

続・荒野の用心棒

セルジオ・コルブッチ監督マカロニウェスタンの代表作としても名高い。

ちなみに『荒野の用心棒』とはストーリーキャストスタッフどれもまったく関係がない。

レオーネ以上に徹底的な娯楽志向で,歴史考証など本当に適当,とりあえず決闘がカッコよければよいという感じ。

この前タランティーノジャンゴを作ったが,それの元ネタがこれである

ウエスタン

レオーネ後期の代表作。

他の監督なら20秒で済ませるようなカット無駄に5分以上使ったりと,現代人にはちょっとしんどいくらいの長回しが大きな特徴。

配給もハリウッドであり,大予算がかかっているため「マカロニ」の趣は既になくなりつつある。

ワイルドバンチ

サム・ペキンパー監督

スローモーションと巧みなカット割が最大の特色。香港映画ジョン・ウーにめちゃくちゃ影響を与えた。ということは『マトリックス』とかもこれの系譜ってことになる。

アメリカ映画レーティング制になったため,暴力表現が解禁され血みどろの演出がなされるようになった。

ラストの破滅感は「アメリカン・ニューシネマ」というムーブメントにおける文脈からもよく語られる。

ソルジャー・ブルー

駅馬車』,『捜索者』などで見られるインディアンへの扱いを再考させられる作品。

ベトナム反戦運動とかそういう文脈でアメリカ人自分らのアイデンティティを見つめ直していたってことも念頭に置いて観るとよい。

ちなみに『明日に向って撃て!』や『やつらを高く吊るせ!』でもそうだけどこの頃から徐々に黒人兵も作品に出演するようになる。

許されざる者

イーストウッド監督・主演による「最後西部劇」。

古きよきハリウッド西部劇マカロニ,ニューシネマなどといった一連の西部劇史を包括する超名作である

ちょうどここらへんから彼も文芸性の高い監督と見られるようになってきた感もある。

早撃ちに対する保安官の話とか,イーストウッド自身が演じてきたマカロニへの挑戦でもあるよね。

本数の制約で挙げられなかったけどこれより前に作られた『ペイル・ライダー』も地味にとてもよくできています

2010-04-01

トム・ハンクス第2次大戦では、我々アメリカ人日本人を黄色い犬と見ていた」→米国内でフルボッコ

ttp://news4vip.livedoor.biz/archives/51504117.html

イーストウッドは厳密には保守主義ではなくて道徳的個別主義と呼ばれる立ち位置の人だよ。アメリカ人は大抵右も左も前提としてアメリカはなんだかんだで善だという観念の元で生きているが、イーストウッドみたいなタイプの人はそれは必ずしも正しくない(かといってアメリカが嫌いなわけではない)という考え。共和党の支持者には少数ながらこういうグループ存在する。アメリカでは日本と違って2大政党が成立してるから、人によっては単に思想信条だけで支持政党を決めているわけではない。ここに居る連中の中にも「日本古来の伝統やしきたりは大切にすべきだし、外国人参政権は当然反対」って人でも基本的な思想自体は「社会保障を手厚くして欲しい」とかのリベラルな(=左翼という事ではない)立ち位置の人もいるだろ?単純な二項対立では図れないわけだ。

 
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