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はてなキーワード: 一世を風靡するとは

2020-07-27

anond:20200727074538

ブルマーに関するオレの古い記憶をたどるとだなー...

小学校に入った年だったから、昭和45年だな。

女子体操服では、ショーツ型とチョウチン型のブルマーが混在してたと思う。

おそらく、チョウチンからショーツ型へ切り替わっていく途中だったんだろう。何年か前のお姉ちゃんお下がりとか使ってる子はチョウチン型で、新品買ってもらえた子はショーツ型、みたいな。

で、ショーツ型のをはい運動してる女子を初めて見て、当時6歳のオレは若干、性的興奮を覚えたよねw

家に帰って母親に向かって、後にビートたけし氏がやって一世を風靡するコマネチ!」みたいなポーズをして、「女子体操着ってココまでしか無いんだよ!」ってめっちゃ嬉しそうに報告(?)した記憶があるw

2017-07-03

朗報ヤバイほど天才的なスマホアプリアイデア思いついたったwwwwww

んだけど、実現させるスキルがないんですよ。

これから頑張って勉強するからお前らパクるなよ。本当に頼むから。これで一世を風靡するから

2016-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20161222054259

別にいいんじゃないの。

新時代ライタースタイルとして一世を風靡するかもしれないじゃん。

デビューから、既成の枠に押し込めようとするのは才能の芽を摘むようなものだよ。

例えば、スタパ斎藤と同じスタイルライターって他に居ないと思うけどちゃんと仕事になってるしね。

スタパ齋藤

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%91%E9%BD%8B%E8%97%A4

パソコンデジタル玩具などを中心に、とにかく自分が欲しいと思ったものを後先考えず頻繁に購入しては、その製品レビューを書き散らすという仕事スタイルから、「衝動買い技術者」を自称し、「物欲番長」という通称で知られるようになる。

2016-06-12

はてな与沢翼さんを笑うな

情報商材一世を風靡するした翼さんは、儲ける方法を売るというやり方で儲けてた。

与沢さんみたいな情報商材の人たちは一時期より大人しくなったが、それはただ形を変えただけだった。

次の情報弱者ブロガーだ。こうすればPV上がります。こうすればアフィの売上が上がりますetc...

要は、もの凄くスケールの小さいプチ与沢さんが儲ける方法を売って、それに感化された情報弱者が更にゴミのような情報を垂れ流す。

その末端の末端の与沢さんの小指の先ほどの存在汚染されてるのがここ、はてななのだ

はてなはてなユーザー株主の皆さんは与沢さんを笑う権利なんてないのです。

2016-06-03

ヒーロー世界を救いすぎ

創作物ヒーローを扱う映画最近特に多い。というかハリウッドヒーロー映画を出していれば売れる感じがあるので

その傾向になるのは仕方ないと思うんだけど、ヒーロー世界を救いすぎてないか

そんなに自分の命を削ってまでこの世界は救われる価値があるんだろうか?

クールジャパン()日本も95年にエヴァやったりしたけど葛藤するほどだろうか。(いや実際に彼は逃げ出したりもしたしいたって普通だ)

ヒーロー作品一世を風靡する中で、滅亡する世界で生き残ろうとする部分にスポットライトをあてた作品はおおいに評価したいし、再来週公開のクローバーフィールドレーンが楽しみだ。

2015-09-13

二次萌え日本人アイデンティティ

昨年急に浮世絵に目覚めた人です。

http://anond.hatelabo.jp/20150815210249

日本では西洋風の写実的な画風が育たなかったのはどうして?

若冲みたいな、鳥単体とかなら写実的な描画スタイルもあったとは思うけど。

ガラパゴス的な、進化の経路の違いということなのかな。

これに対して、

http://anond.hatelabo.jp/20150816024827

こんなエントリを返してみたのだが、風景画などに比べると、人物画は、少なくとも浮世絵というジャンルにおいては、日本は独特の様式進化してるように思う。

ここで、それについて説明していきたい。

日本人アイデンティティに関わる部分が多く、絵だけでなく、できれば安保やSEALsにも話を展開できればなんだが、とりあえず筆にまかせて書き綴っていく。

スーパー歌舞伎2 ワンピース

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%AD%8C%E8%88%9E%E4%BC%8E&espv=2&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAgQ_AUoAmoVChMIkcCEjNTzxwIVg-CmCh294A4a&biw=1920&bih=955#imgrc=V6YCFKaDZ9-V7M%3A

ここで、見てもらいたいのは、ルフィ市川猿之助に似ていないこと。

なぜだろう?

「なにを言っているんだ?」「ワンピースの絵でありゃよくて、役者に似せる必要などないだろ」

その通りだ。

ワンピースであることが大事であり、尾田絵であることが大事であり、役者の顔など関係がない。

ナミもロビンもオッサンが演じるわけだが、オッサンにする必要はないのだ。

浮世絵で、顔が似ていないという根本理由はここにある。

役者絵とは、舞台看板に由来するため、元来似せる必要がなかった。

歌舞伎であることが重要である

歌舞伎であること、それがわかるのが重要である

初期の役者絵を一つ、初代鳥居清倍から一つ紹介する。

初代鳥居清倍「市川團十郎

http://data.ukiyo-e.org/ritsumei/images/Z0163-028.jpg

歌舞伎看板絵は代々、今でも鳥居派の絵師が描いている。

狭い意味で言えば、鳥居派の絵こそが公式な絵、ワンピースで言えば尾田の絵であり、この後隆盛を誇る勝川派や歌川派の役者絵は、非公式アンソロジーみたいなものである

絵はすなわち、歌舞伎様式美世界観江戸空気体現したものではならない。

ゆえに、役者絵に描かれる人の顔は、あのように似ていなかったのである

この、様式美に反旗を翻したのが勝川春章と一筆斎文調である

似絵、似顔絵という、役者に似せた絵にたどり着き、2人の共著の一冊の絵本世界を変えた。

勝川春章

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E5%B7%9D%E6%98%A5%E7%AB%A0#/media/File:SHUNSHO-Nakamura-Nakazo.jpg

この二名のうち、勝川春章のほうは歌舞伎世界観様式美との調和成功し、商業的にも成功、多数の弟子をとり、勝川派という一派が出来る。

http://data.ukiyo-e.org/aic/images/95101_482279.jpg

顔のみならず、肢体まで正確なデッサンを基本に描いているのがよくわかる。

歌舞伎雰囲気をそのままに、デッサンは正確、一世を風靡する

彼は印に「画中造化」(造化とは造物主、天地の法則のこと)を用い、絵の中に神を宿すという気概があったんじゃないかと俺は思う。

ちなみに、葛飾北斎勝川春章の弟子であり、若い頃は勝川春朗を名乗っていた。

面白いことに、この顔を対象に似せて描くというムーブメントは、男性の顔に対してだけである

谷風となには屋おきた」勝川春潮画

http://ginjo.fc2web.com/208sanoyama/tanikazw_otaki.jpg

歌舞伎の女役ならば、オッサンにするわけにいかないのはわかるが、町娘書く場合であっても、テンプレ顔。

正確にはテンプレ顔のなかにも表情はあるのだが、男性デッサンを基づく顔で、立体造形は可能なのに対し、女性の顔はおそらく3D化できない。

スネオ髪型カイジのの顎ほどではないが、この顔は立体造形が難しい。

女性の顔については、この後に続く喜多川歌麿については外すことができないのだが、こんかいエントリでは男性の顔に主題を起きたい都合上、また別の機会にかかせてもらう。

続いては、やはり東洲斎写楽と歌川豊国について触れないわけにはいくまい。

先に写楽に触れよう。

東洲斎写楽、聞いたことはあってもなにがどう凄かったのかを説明できる人は少ないと思われる。

http://data.ukiyo-e.org/aic/images/97845_505370.jpg

http://torinakukoesu.cocolog-nifty.com/blog/photos/uncategorized/2010/03/13/sc153602fpxobjiip1.jpg

最初に感じるのは明らかな異質である

Webで調べると、「強烈なデフォルメ」と表現されるが、簡素な線は実は正確に人の顔を捉えている。

小鼻の膨らみから、顎の厚みから、少し線を書き足すだけで全て補完可能で、輪郭線の修正必要ない。

芝居小屋の闇を表現たかのような黒バック。この黒バックは光を当てるとキラキラと光る仕様になっていて、芝居小屋の闇の中で白塗り人間スポットライトがあたったような臨場感を醸し出している。

実際、写楽は売れなかったらしい。

なんの実績もないし素性がわからない新人が豪華なデビューしかも大コケしているにも関わらず次々と新作発表。

いわゆる写楽の謎というものである

よくみると上手いのにぱっと見で下手、よくみると下手なのにぱっと見では上手い、正確なデッサンの部分があるのに、全体だと崩れた感じ、当時の常識ではありえない色彩感覚、いまだに正体は謎である

ところで、写楽商業的には失敗だったが、画家たちへの影響は確かにあった。

写実とデフォルメの高次元の融合、舞台化粧、舞台の緊迫感を受け継いだのは、たとえば

歌舞妓堂艶鏡

http://nichibi.webshogakukan.com/yorozu/kabukido_350.jpg

http://dejimashoten.sakura.ne.jp/bookimages/359787.jpg

明らかに写楽意識してる。

さて、東洲斎写楽と歌川豊国のうち、次は後者について。

歌川豊国役者絵とは、ひらたく言えば二次元絵、アニメ漫画の絵の祖になる。

勝川派の始めた写実の路線から、再び二次元絵に舵を切ったとも言っていい。

http://data.ukiyo-e.org/ritsumei/images/Ebi0124.jpg

歌川派の役者絵は、わかりやすく言えば、たとえ横顔だろうと、正面から見た顔のパーツをつける。

弟子歌川国政だが

http://data.ukiyo-e.org/mfa/images/sc214417.jpg

この流れは、幕末までずっと加速し、圧倒的な作画量を誇る国貞(実質の三代目豊国自称二代目豊国)、幕末豊原国周まで続く。

末期がどんなになったかといえばこんなだ

http://data.ukiyo-e.org/mfa/images/sc169830.jpg

大衆は、写実より二次萌を選択したということ。

さてさて、文明開化で圧倒的な強さを誇っていた浮世絵様式、というより歌川派の様式の人気に陰りがでる。

人物画にふたたび写実との間でゆれうごく。

ここでは月岡芳年をあげぬわけにはいくまい。

最後浮世絵師と言われた彼の晩年は、西洋画の技法を消化し、浮世絵にした。

晩年ともなると、このような感じ。

http://data.ukiyo-e.org/scholten/images/48cf87c54075046c12f9df3e790f5dd9.jpg

しかし、画家ではなく浮世絵であり続けたというのが面白い

一枚の画中に両方の様式で人の顔がかかれてる面白い絵がある。

http://data.ukiyo-e.org/metro/images/1594-C051.jpg

絵の上半分の人物の顔は、見えるであろうその通りに描かれている西洋式の絵。

下半分の人物の顔は、正面から見た目や口を横顔に貼り付ける歌川派の様式

どちらかと言えば、下の絵のほうに力強さ、人間らしさを感じるならば、我々はなんだかんだいっても二次萌えの血が流れる日本人である

まとめると、漫画歴史とすごく似ている。

そもそもデフォルメ絵があり、それを元に進化が始まった。

写実的な絵が入り、そこから劇画調な漫画が始まる。

劇画調の漫画は、写実から離れ、劇画という絵のジャンルが出来る。一見すると写実的なようだが、立体造形は不可能

人物の描き分けも出来ているようで出来てない。あるいは意図的にしない。例を上げるとシティーハンター

再び、コミカルデフォルメ絵にシフト

デフォルメしつつも、デッサンもしっかり、例を上げるとドラゴンボールか、であったが、デフォルメだけを受け継ぎ、骨格はデタラメOKになる。

人物はデフォルメでも、背景描写パースを重視するのも浮世絵的。

っと、ここまで書いてみたものの、安保につなげられる気がしねぇのでここまで。

ちゃんとした美術史や絵の解説から学ばずに、webの知識と年表と絵の印象だけで語ったんで、間違いもあると思うんで、指摘してくれると嬉しい。

2015-05-14

お前らサカナクンのことバカにするけど

もはやバカにする対象セカオワなっちゃって旬を2,3年過ぎた感あるけどさ。

俺はさ、去年のGWとある番組大トリがサカナクンで、一緒に行った人間がファンだったからイヤイヤながら聴いてみたんだよ。

周りがほぼサカナクン好きの中で「グッズがサカナクンとかww」ってバカにしてたんだけどさ。泳げタイヤキくんのパクリだろって。魚並べてどうしたwwwってさ。

でもさ、実際聴いてみるとすごいんだってあいつら、っていうかボーカルのサカナクン?ホンモノだよ。大音量でギョギョギョって全くうるさくは無くて、なんつーか、耳からまれてきて他人に音を聴かせるために生まれてきたような人間なんだって、そう思ったんだよ。

あのパクリっぽい服装は未だにカッコ悪いとは思うけどさ、それ以降の、魚っていう限られたステージでも、魅了するような水槽作りに真摯で、本気で、かつ余裕を持って「魅せる」ために作っててさ。

キャラ作り、パフォーマンス水槽づくり、どこを取っても他の芸人と格の違いを見せつけてた。バカにされたって、一瞬でも一世を風靡するような、一度でもナンバーワンになるような芸人ってやっぱ違うんだよな。

サカナ活動の再開が楽しみ。俺は夜の増田が今も好き。

http://anond.hatelabo.jp/20150514001428

お前らサカナクションのことバカにするけど

もはやバカにする対象セカオワなっちゃって旬を2,3年過ぎた感あるけどさ。

俺はさ、去年のGWとあるフェス大トリがサカナで、一緒に行った人間がファンだったからイヤイヤながら聴いてみたんだよ。

周りがほぼサカナ好きの中で「グッズが魚の骨とかww」ってバカにしてたんだけどさ。ダフト・パンクパクリだろって。MBA並べてどうしたwwwってさ。

でもさ、実際聴いてみるとすごいんだってあいつら、っていうかボーカル山口?ホンモノだよ。大音量で包み込まれるようなのに全くうるさくは無くて、なんつーか、耳からまれてきて他人に音を聴かせるために生まれてきたような人間なんだって、そう思ったんだよ。

あのパクリっぽいパフォーマンスは未だにカッコ悪いとは思うけどさ、それ以降の、フェスっていう限られたステージでも、魅了するようなステージ作りに真摯で、本気で、かつ余裕を持って「魅せる」ために作っててさ。

音作り、パフォーマンスステージづくり、どこを取っても他のバンドと格の違いを見せつけてた。バカにされたって、一瞬でも一世を風靡するような、一度でもナンバーワンになるようなバンドってやっぱ違うんだよな。

ライブ活動の再開が楽しみ。俺は夜の踊り子が今も好き。

2014-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20140513180216

作家というのが何の作家かよく分からないが、多分ゲームと干渉するような分野なのだろうか。

それなら、その知人の言いたいことはなんとなく分かる。

正確には、「流行を追うのが好きな人クリエイターに向かない」だろうな。

一世を風靡するような流行って、たいていそれまでの流行とは別方面から出てくる。

艦これだって軍艦というそれまで萌え要素無関係と思われてたものを関与させたのが成功だろう。

方面からの発想には、後ろ盾となる知識、興味が必要になる。

流行を追うのは、「今これが流行ってるから、次も同じもの流行らんだろう」程度の参考にはなるかもしれんが。

2012-05-17

日陰者はろくろの夢を見るか

ソフトウェア開発会社新入社員として入社して1年とちょっと

今俺は先行きについてものすごく悩んでいる。

配属されて初めての仕事、それはレガシーコード保守だった。

こういうのは業界柄よくあることなので致し方ない、とは思う。

別にそれはこの際どうでもいい。

問題は、現場の同期や上司ととことん話が合わないことだ。

俺はずっと、新しい技術を追いかけて来た。

一世を風靡するしたJavaも今では一部でオワコンと呼ばれる時代だ。

IT業界の流れはとにかく速い。

俺はそこに取り残されないように必死勉強した。

近くで勉強会もやってたから、行ける限りとにかく参加した。

適当コード書いたり、色々なツールを使ってもみた。

新卒面接の時には「新しい技術を追いかけ続け、会社に貢献したい」とか言った気がする。

だが、その想いは入社半年を過ぎたあたりから見事に裏切られた。

とにかく、上司や同期が技術に興味がない。

レガシーコードとの戦いも覚悟はしていたが、俺が想定していたスマートレガシーコードとの戦い方とはひどく遠いものだった。

彼らはレガシーコードレガシーコードのまま保守する。

テストなんてものは書かない。テストExcel方眼紙で書かれたテスト項目が全てだからだ。

xUnitだとかSpecなんてものはもちろん知らないし覚える気もない。

極めつけはExcel方眼紙テスト仕様書兼報告書と呼ばれる代物の抜けの多さ。素人でもわかるレベル

足りなさそうな部分は経験則に則り適当テストする。だがその結果は報告書には書かない。

バージョン管理なんてもの存在しなかった。上司に聞いたところ、あるにはあるらしいがCVSらしい。

だがそんなもの社内のどのチームを見ても使っている様子すらない。唯一のバージョン管理ファイルサーバー上の日付が書かれたフォルダーのみ。

そんな現状だ、BTSCIももちろん存在しない。

とにかく現状がひどい現場だが、誰も変える気がない。

現場改善に向けていくつか提案もしてみたが、ただただ否定の言葉けが帰ってくる。

なんとかしてやろうとも思い、個人的にいろいろやってみたものの、必要かどうかもわからない大量の雑務に押し潰された。

彼らには新しいものを学ぶ気なんて全く無かった。

会社を変える気も無かった。

俺はとにかく現場失望した。憧れた業界はこんなものなのか、と。

そう思った時から、俺は現場で笑えなくなった。

同期や上司と気軽に話ができなくなった。

雑談でさえも話を続けることができない。

現場問題点だとか新しい技術だとか業界の動向だとか、話したいことはたくさんあるのに。

彼らはそんな話に見向きもしない。

元々静かな現場であった上、コミュ障気味であることも災いし、その結果会社で話せる人はほとんどいなくなった。

雑談でもいいから話せなかった俺も悪い。だが今更何かを話にいく気にもなれない。

明日の飯を食うだけのために、1ヶ月、あるいは1年、もしくはそれ以上かかるようなつまらない仕事でも淡々とこなす。

そういう生き方も決して間違ってはいないとは思う。

生きていく上でのれっきとした一手段だとは思う。

だが俺はそんな生き方をしたいと思わない。

そんなことをするために俺はこの業界就職したわけじゃない。

だが、現場ではどれだけ訴えても理解してはくれなかった。

俺は今、先行きに不安を感じすぎて俺自身が潰れそうになっている。

会社で居場所がないように感じている。

転職すればいいのかもしれないが、第二新卒枠がまだなんとか使えるとはいえ、今の実力でどこまで通用するのかわからない。

世間じゃ会社入ってから辛くても3年はやってみろ、と言う。

1年ちょっと会社を辞めてしまう奴などクズだと見られるだろう。

その上就活もうまくいっていたほうではなかったから、その時の思いが蘇り、踏み出すこともできない。

それに、今まで養ってくれた親を心配させるわけにもいかない。

八方塞がり。

きっとこの業界自殺を考える奴の心境ってこんな感じなのかと、今日も1人日陰者としてExcel方眼紙の画面を睨み、与えられた作業を淡々とこなす。

そしてExcel方眼紙の先には果たして何が待っているのだろうかと、希望情熱燃え尽きたまま思索にふける。

 
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