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2023-10-03

なぜ男性は炊事場に立たないのか、みたいな常識を問うことは割と良しとされても、人権とは何なのか、そもそもそれは存在するのか、みたいな疑問については混ぜっ返し、拗らせ、人類の叡智の否定、野生への回帰歴史勉強不足、愚行と断じられるのってなんか茶番っぽさを感じる。

もちろん人間の半分を占めてる女性を抑圧しかねない規範疑問視するのと、ごく一部の強者欲求を抑圧して大多数の弱者恩恵をもたらしてる(と少なからずの人が思っている)規範とでは話が違うんですけど。

自然法則神様が決めた絶対ルールであって、誰が何を思おうがリンゴが地面から枝に戻っていく事にはならない。でも規範は誰が何を思うかそれ次第、というかそれが全て。時間が流れて考えが変われば常識も変わって法律だって変わる。正しさを見出したのか単に考えが変わったのか、それは答え合わせのしようがない。その口から絶対の真理が告げられる神様でも連れてこなければ、どちらの捉え方が間違っているとも正しいとも、断言のしようはないと思う。

人権思想とて数ある思想の中の一つだ。

なんて言おうものなら烈火の如く怒り出す。人権お気持ちなどではなく絶対です。異を唱えるのは勉強不足でバカネトウヨ冷笑系です。

みたいな人はネット床屋政談で割と見かける。

人権歴史的に形成された世界レベル合意

いつどこで何時何分地球が何回回ったとき私が合意しました?

誓約書を書いた覚えも、同意しますと言った覚えもないんですけど。それとも世間一般の人はそういうのやってるんですか?

そんな事を言ってるオマエだって人権利益享受してるだろって?

それは話がすり替わってますよね?私が人権利益あやかっているのと、人権が本当に合意であるかどうか、絶対的な価値であるかとは論理的に繋がらない。

いくら人権がもたらす利益を並べ立てたところで、人権思想を広める有用さを示すには十分だけれど、人権絶対かという問いからはズレてる。

疑問を挟む奴は人権剥奪のような言いようではまるで異端審問会ではありませんか。

他人を無闇に害してはならない。ムカつく奴を殺したい。これは根拠を辿れば等しく快不快問題になる。どちらも論理だけでその考えの正当性を示す事はできない。論理と言うより、どちらかと言えば共感問題だ。

意見とは価値観や感情を土台にしてそこから論理を積み重ねていくものだけれど。人権思想は根源的な感情論理を乗せたというよりは、感情多数決のものではなかろうか。

とは言っても人権思想が多くの人にとって都合が良いというのはまあ確かなのだろうし、多くの人は「多くの人」に包括されるのだから別にそれでいい。論拠などよりも肝心なのは得られる結果なのだし。

別に論拠なんかなくても快不快多数決で良いじゃんというか、そうする以外にないと思うのだけれど。

人権「真実」に目覚めたバカ共と違ってこちらは論理的な話をしているが?みたいな感じで、その実さしたる論拠はない所が、なんというか不誠実だよねって思う。ナイーブといえばそれまでだけど。

人権の何たるかについて厳密に議論する事と人権が相対化され果ては軽視される危惧とを秤にかけて、後者を選び取った上で自覚的絶対的なものだと喧伝しているのかもしれないけどね。

まあ絶対的なものではないけれど、いやないからこそ、不断努力によって維持せねばならない。高校の現文の魯迅だかの評論でそんなような事を言ってた気がする。当時は理屈レベルしか今はまあ肌感覚でそうかもねって思う部分もある。

……人権を相対化したからにはこうやって結ばないといけない感じなのもなんか茶番っぽいよなって思う。まあ実際、普通ならそういう結論になると思うけど。

普通」ではなくて、別にそう思わない人がいた所でそれは単に価値観の相違だろうし、それを否定するには「や、まあ……一応世の中そういう事になってるらしいんでどうぞここは一つ……」って多数決で突っぱねるしか無いんじゃねって思う。というか実際そうされてるだろうし。

みたいな事をバイト中の暇潰しに考えてた。こんなつまらない事ではなくて、もっとくだらない事を考える脳みそにしていきたい。

2023-10-01

フェイブルマン青春ジュブナイルものとして内容はごく普遍的だけど、おれの大好物エンタメとしてもとても面白かったと思う。大好きな『桐島、〜』の神木隆之介フォーカスを当てきったジェネリック版って感じ。趣味人間として刺さっただけに、他人との関わりとかもうちょっと考えてもいいかなって思った。

・シン・仮面ライダー 良くも悪く仮面ライダー思い入れがないので普通に面白かった。「大人向けライダー」っぽいバイレンスも露悪趣味じゃなくてちゃんと後半にかけての変化のコントラストになってていいなって思った。バディものはいいね

・エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 別の世界線自分を呼び出すのはコミカル描写としても良いし、アクションとしてもメリハリのあるマトリックスみたいで面白かった。観た後はそんくらいの感想他人感想受け売りだけど、税務署ババアと分かり合うのは指がソーセージ荒唐無稽世界くらいにあり得ない事だった、みたいな見方に気付いてからは、ああそういうことか、なんかイイねって思った。

グリッドマン ユニバース 直前にダイゼノンを詰め込みで予習したから、時間が育む思い入れは少なめだったかもしれない。シンエヴァがずっとチラつきつつ、虚構肯定する作品って良いよなって思った。グリッドマンから続くフィクション肯定ダイゼノンから続く過去清算して未来を勝ち取るってテーマについて非常に力強く語りかけてくれた感じがした。

インディ・ジョーンズ運命ダイヤル 印象的なカットあんまりなかった気がする。ここぞという所であのニヒルな笑みを浮かべてバシッとキメるカットを期待していたけれど、特にそういう箇所は無かったか聖杯を諦めて今を選んだインディも今回は若人にブン殴られる番になったけど、でも冒険劇ってこういうのでいいんだよなみたいな所は抑えてた気がする。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 続きもんとして割と良い区切りのつき方だったと思う。次も楽しみ。列車の上に乗っかってトンネル突っ込むアクションはやっぱ手に汗握ってイイ。FIAT500のとことか、ちょくちょくフフってなる所もあった。合理的冷徹にと言いつつ最後ヌクモリティで助かるのがいいね。今回宙釣りあったっけ。

バービー 映画を観ながらああだこうだと語ってしまいたくなるのはもう性なのかもしれないけれど、それでも教えたがりにはならんよう気を付けんとなって思った。バービーについてよく知らんけど、アラン立ち位置もっと活かせたんとちゃうんかって思った。アウトサイダー安易聖人化するのもアレなのかもしれないけど。

・戦慄怪奇ワールド コワすぎ!

パラレルとか時間移動とかごっちゃごちゃだし、予習不足で知らんキャラ出てくるし、後半は完全に雰囲気で観てた。異空間をただ走り回る時間体感3割くらいあった気がする。でも怪異の点と点が繋がって秘密に迫り始めて、面白くなり始めた時のコワすぎみたいな感じが凝縮されてて良かった。

君たちはどう生きるか メッセージ的なものを汲み取ろうとすると、抽象的でよく分からんかった。エヴァのせいで「虚構現実の話」みたいな匂いが少しでもすると感度3000倍で反応してしまうから、おれはそういう方面の受け止め方になってしまった。単にエンタメのとしては、「下の世界」が千と千尋みたいというか、夢(寝てる時見る方のやつ)の世界みたいで面白かった。

アリスとテレスまぼろし工場 メタフィクションとして受け取るのが適切かどうかは分からないけど、その辺に大分自覚的な気がした。閉じ込められた世界田舎の閉塞感、まぼろし世界、そしてフィクション世界。その辺の繋げ方が上手いなって思った。そこを出なければ無限大可能性が広がる現実を手に入れられない。まぼろし世界は痛みも感じないし匂いもしないけれど、それでもそこにある愛は本物。みたいな。フェティッシュ描写邪魔にならない程度に印象的だった。セカイ系初対面アンニュイ女の笑顔良すぎ。

ジョン・ウィックコンセクエンス アクションに遊びが増えた気がする。コミカルな動きが割と印象にあった。上から俯瞰画角MGSみたいで面白かった。どうせここでは死なないしな……みたいな緊張感のなさと引き換えに一騎当千の爽快感があって、マンネリ感はあまり感じなかった。グラサンの人も拳銃持った座頭市を放り込んだみたいでかっこよかった。刀と弓使ってたのは、一応防弾スーツ対策みたいな理由けがあったのかな。新しい事をやるのに加えて話を畳むという事を考えたら分割するような内容でもなかった気がするし、あの長さで良かったんじゃないかと思う。

2023-09-28

「『お金物質』以外の価値観」を重視するポーズについて

荻窪西荻吉祥寺を紹介した以下のインタビュー記事。紹介されているエリアについて、そもそもお金がないと住めない場所お金のある人はよろしおすな~といったシニカル論調コメントが集まっている。ようするに荻窪西荻吉祥寺で「『お金物質』以外の価値観」について語ること自体金持ち道楽であることについて、批判的なコメントが寄せられているらしい。

https://suumo.jp/town/entry/kichijoji-homurahiroshi/

コメントをひととおり読んでみて、まあそうだよな、という感想を私は持った。それと同時に、そんなに目くじらを立てることかな、とも思った。というのも、このインタビュー体現されているのは、バブル時代典型的価値観からだ。それを発信する個人についてどうこういってもしょうがないだろう。まだこういう話題を出す向きがあるのかとは思うが、それは別の話だ。

インタビューを受けているご本人もカウンターカルチャーに触れているとおり、バブル時代はカネ一辺倒の時代ではなくて、ヒッピー的なカルチャーの余波がずっと続いていた時代だ。1980年代から90年代の前半くらいに小中学校国語テストをうけた人は覚えているかもしれないが、「日本人物質的には豊かになったが、心は貧しい」みたいな論調エッセイばかりが現代文問題文に使われていた。荻窪西荻吉祥寺を紹介したインタビュー倫理的立ち位置はそういうエッセイと地続きのものだ。だからこそ、なんかずれていると現代の人には感じられるのだと思う。

氷河期世代で長く非正規として働いていた私は、「日本人物質的には豊かになったが、心は貧しい」とか学校では習ったが、自分物質的にも精神的にも貧しいままなんだが、いったいどうなっているんだと、ずっと思っていた。それはいまもさほど変わらない。だから荻窪西荻吉祥寺エリア中産階級的な視点から、「よくわからないゆるさがいいよね」「生き方多様性がここにあるよね」「やっぱりお金じゃないよね」的な語りをされると、「よかったですね!」と言い返したくはなる。

この記事微妙ないらつきを感じるポイントは次のようなところだと思った。サブカルについて、あるいはカウンターカルチャーについて語っている人の立ち位置が、高等遊民的な、スノビッシュものに見えて、語っている人はそれを隠そうともしていないし、自己のそういう立ち位置についてあまり自覚的でないように見える。

バブル時代には敗者のものだったカウンターカルチャー的、サブカル的な生き方が、じつはそこそこお金がないとできないことに人々が気づいたのが、この30-40年間くらいの展開ではなかったか。人々の生活感あるいは貧しさの感覚にもとづいたそのへんの気づきをすっ飛ばして「よくわからないゆるさがいいよね」「生き方多様性がここにあるよね」「やっぱりお金じゃないよね」とやってしまうことへのいらだちが現れていたのが、今回の記事への反応だろうと思っている。

そういう語りをする人が時代に抗って高踏的であるのか、時代に取り残された感覚の持ち主であるのか、インタビュー対象者となっている方のことを私はよく知らないので、判断する根拠がない。だがなんとなく、人々が感じているいらだちの原因を自分なりに言語化しておきたいと思った。

2023-09-27

お前本当にガチ痩せるあんの?

ガチで痩せたいんだがどうすればいい?

https://anond.hatelabo.jp/20230926120623

 

ほんまイライラする逃げ癖

40歳身長170cmなんだけど最近80kgが見えるくらいにまで太ってきてしまって、流石に身体が重いので減らしたい

毎日往復25km自転車通勤してても体重全然減らなかったから、食う量が多すぎるんだとは思う

7:30 朝食 納豆ごはん牛乳

12:00 昼飯 コンビニのちっちゃい惣菜2個(煮物油淋鶏とか 野菜系と肉系の組み合わせ)

14:00 カフェラテエナドリなど糖分とカフェイン  

17:00 おやつ 菓子パンとか  

21:00 夕飯 だいたい炒めもののおかずと米

23:00 おやつ スナック菓子

マジ腹立つ。

なんでかわかる?

量や個数を書いてねえからだよ。

  

なんも意味ねーじゃんそれじゃ。

お前がどれぐらい食って飲んでるのかさっぱりわからねーじゃん。

これでどうやって相談に乗るの?

どんな有能トレーナーでも相談乗れねーよバカ

  

 

でさあ、おまえさあ、これ本当にわからなかった?

「量を書かなきゃ意味ねえな」ってわかんなかった?

 

ほんとにわかんなかっただけならごめん。

ちょっと頭悪いとかちょっとウッカリした程度のことをガン詰めするのは正しくない。

 

でもこれはちげーよな?

わかってたよな?

お前は目を逸らすためにここぼやかしたんだよな?

 

そういう根性ダメなんだよ。

全部それでそれが全てなんだよ。

 

 

「つよい心で」っておめーさあ

聞いといてなんだけど結局つよい心で食う量を減らすしか無いんだろうな

ほんと笑うわ

お前のどこにつよい心があるの?

こんな誤魔化しやってるやつに。

  

だいたい心が弱いからいま太ってんじゃん。

「つよい心で食う量減らす」って不可能じゃん。

自分客観視して真面目に考えろよちったあよ。

    

深夜のスナック菓子毎日ではないが、細かい作業してるとながら食いしてしま

これは真っ先にやめるべきだな

あと、夕方に腹が減ってパンを食ってしまうのもやめたい

でもこの辺はストレス解消と言うか精神安定剤になってるからなかなかやめられないんだよな〜

あと家では白米を大盛りで食ってしまうので、これも少し減らしたほうが良さそう

何なら夜は米抜きでも良いのかも知れない

でもこれも満足感が得られずストレスになりそう

こういうのもさあ

こうやってふわふわふわーってあれやめるべきだなこれやめなきゃつったって

やめないじゃん?心が弱いんだから

  

ならお前のその思考全部無駄じゃん。

しろ解決解決不能タスク積んで鈍い頭がますます鈍くなるだけじゃん。

お前の脳や体にはそんな無駄なことやってるほどの余裕あるの?

 

 

筋トレが減量に役立つ理由

筋トレとかって効果あるのかな?今は全然やってない

チャリ通のせいで太ももだけは大腿筋パッツンパッツンになってる

あるとも言えるしないとも言える。

 

現実的に言えば筋トレもっとも減量に確実な効果あるんだけど、

なんでかっていうと自分の体型に自覚的になるからなんだよね。ボディコンシャスになる。 

 

食う量を減らしてただ痩せるって削る作業から

ボディメイク初心者はそこに意義を見出しづらいことがある。

その点筋トレ筋肉プラスする、盛る作業から、人によっては凄く楽しい

自分の体型にポジティブな関心が生まれる。 

  

そうやって筋肉がついてきたらもっともっと体型をコントロールしたくなって、

結構苦しい思いや集中を通してトレーニングして筋肉つけてきたとき

だらだらした食事でそれを台無しにするのがあほらしくなるから

自然食事ぐらい自在に出来るようになる。

 

筋トレ基礎代謝が増えるから痩せられる、って言うのは現実的には嘘。

 怠惰デブの心のままでは基礎代謝増えるレベルまで筋肉付かないし、

 逆に基礎代謝が増えるほど筋肉付いてる時は既に心がデブじゃないので

 食事ぐらい自在になってるから。)

   

  

お前は太る痩せる以前に

毎日往復25km自転車通勤してても体重全然減らなかったか

25キロの往復なら2時間くらい自転車こいでるってことで、

一日1500kcalはくだらない消費カロリーだろう。

(日本語おかしくて行き返り合計で25キロの意でも一般人としては滅多にない運動量だ)

   

それでぶくぶく太るってどんだけ食ってるんだよって話で、

そのだらしない食事量を書くのが恥ずかしいという今更な羞恥心で量を隠したわけだけど、

まず全部書き出さないことには始まらない。

 

普通人間は1日2時間も(1時間でも)自転車こいでたら

食事はもうなんでも食えるっていうぐらいの総消費カロリーになり、その上で太るのは難しい。

それでも太ろうとしたらまともな食事では相当な量と出費になる。

まりお前は間違いなく粗末な食事をしている。

  

7:30 朝食 納豆ごはん牛乳

12:00 昼飯 コンビニのちっちゃい惣菜2個(煮物油淋鶏とか 野菜系と肉系の組み合わせ)

14:00 カフェラテエナドリなど糖分とカフェイン  

17:00 おやつ 菓子パンとか  

21:00 夕飯 だいたい炒めもののおかずと米

23:00 おやつ スナック菓子

俺はこれを一番言いたかったんだが、

お前は太る痩せるとか言うよりそろそろでかめ病気になる。

  

まだ運動量相殺してるかもしれないが

食事傾向はどう見ても糖尿一直線。

各種栄養も足りてない。野菜も足りない。

 

あと家では白米を大盛りで食ってしま

あと、夕方に腹が減ってパンを食ってしま

発言の感じから言っても典型的糖質馬鹿食いするタイプの食習慣が身に沁みついたブタなので

家を出てから食習慣が劇的に変わったというケースでなければ

家族もだいたい健康長生きはしてないだろう。

7:30 朝食 納豆ごはん牛乳

12:00 昼飯 コンビニのちっちゃい惣菜2個(煮物油淋鶏とか 野菜系と肉系の組み合わせ)

  

ここまではそれほどおかしくない食事なので(量も伏せられていないところに注目)

14:00 カフェラテエナドリなど糖分とカフェイン  

17:00 おやつ 菓子パンとか  

21:00 夕飯 だいたい炒めもののおかずと米

23:00 おやつ スナック菓子

このエンプティカロリー&ほぼ全部糖質の所で馬鹿食いしている。

しろ体質は丈夫なのかもしれないが、食文化がこれでは健康が維持できるのは30代までだろう。

 

親や親せきの病気や死因を見ていけば自分の末路も想像できるはずで、

それがより早い時期に降りかかってくると考えていい。

個人的にはもう遺書書いておいてもいいタイミングだと思う。

  

  

勝手しろ

正直お前の助け方がわからない。

既に糖尿が始まっている可能性すらあるのに

当人は「ガチで痩せたい」「流石に身体が重いので減らしたい」などと暢気なことを言っている。

いまだに食ってる量から目を背けようとしている。

自分を全く客観視できないし、真面目なモチベーションもない。

  

こんな人間を救うのは不可能から、好きなだけ食ってとっとと死ぬオプションも真面目なお勧めとしてある。

その道を邁進すれば5年ぐらいだと思う。

いよいよ身体が壊れてから見苦しく医療にすがらないで欲しい。

糖尿は治らないのに苦しい生を維持する医療費がバカ高い。

   

   

もしジムウエイトトレーニングをするなら小さな筋肉やっても仕方ないので

スクワットデッドリフトだけやっていればいい。

脚が強いからいきなり重いウエイトが上がってちょっと自尊心が出たりして楽しくなるかもしれない。

ベンチプレス別に必要ないが、やりたいならやればやればこれもいきなり重いウエイトが上がって楽しいと思う。

(腹が太くて降ろす距離が短いかあたりめーだ。)

    

普通初心者BIG3の重量と比べてウオーこんなに上がった、俺スゲー

とか楽しくなれるなら筋トレにはまって体型にポジティブになるかもしれない。

その場合は人に言われなくても食べる量や食べ物の種類を自分で調べてコントロールできるようになる。

自転車こいでるんだからジムで有酸素は当分要らない。

  

カネと根性があって、本格的なジムに通えるなら、

そのジムで一番筋肉がでかいトレーナーにパーソナルを頼んでおだてたりキレたりしてもらえば

トレーニング自体への慣れや上達は早まるだろうし、人に管理されることが嫌いでなければ食事も見てもらえばいい。

これはまあ好き好き。

   

   

お前の生存ルートってそれぐらいだと思う。

でもまあ80%ぐらいの確率で何も改められずに死ぬんだろう。

死ぬときはせめてきれいに死んでくれと言うのがお願いだ。

勝手しろ豚。

2023-09-26

anond:20230926031524

増田よりもう少し世代上だけど、ネットコロナからすっかりノリが変わってしまったのはわかる

特に増田はある程度綺麗になったネット空間で遊んでたから余計にきついと思う

自分電車男くらいかネットやってたし、ニコニコはあまり見ずに2ちゃんの悪意に満ちた空間に入り浸ってたから今の悪意に満ち溢れた空間にも少しは耐性があるが、それでもキツい

ちょっとした相談とか愚痴かにつくコメントがめちゃくちゃ辛辣になった

後は他人傷つけるのがはストレス発散になる、楽しいということに気づいて自覚的に行動してる人が結構増えた

芸能人への誹謗中傷が強化されてから特にすごくなった

正義マンが増えてるけどあれは多分人を傷つけることが楽しいからと思う

今のネット空間情報収集ドラマスポーツ実況、愚痴を吐き捨てる(レスは見てはいけない)場所と割り切らないとキツイ

2023-09-24

女性アニメ監督作風フェミニズムとはだいぶ合致しないよね

アリスとテレスまぼろし工場」だけど、本作は言うに及ばず、過去作もフェミニズム女性政治的権利にはつながらない人だよねと、いつも見てる人には当たり前の感想を思った。

それもあり、当然ながらヒロイズム喝采な盛り上がり方もできないし、一方でポリティカルテンプレの誉め方で持ち上げようがないし、日本的意味でも海外的な意味でも売れ筋から背を向けてて、正しく古いオタク向けの人ですよね岡田監督。この人を女性監督という取り上げ方をするのも大概バカみたいだけど、そういう戦略性も含めてオジサンウケる人。

 

そもそも少年少女の恋が世界を変える」って嘘だし。

少年少女」じゃない。おそらく10年以上なんなら20年近く「中学生として振る舞い続けること」をやってきた、周囲の監視の目もあって童貞処女のままの30代半ば。キモイ。似てる設定というと「スカイ・クロラ」だけど、あちらほど精神状態が終わってないのがまた煮え切らなくてキモイ

ここで既に物語テンプレのロールや社会的ロールに沿った理解を当てはめようとする人が全員振り落とされる。「十代のドラマなら十代のドラマらしい話にしろよ」も「30代の擦れた男女のドラマならもっとそれっぽく作れよ」も適用されない。イラついて「設定がちゃんとしてないんだよ」と毒づく。

まあね、でも実際そんなだったじゃん90年前半バブル崩壊で取り残された団塊ジュニアども。

保守的伝統社会はぶっ壊されてたし、理念先行の社会主義なんて信じてないし、経済成長に従ってれば会社人生のレールを敷いてくれるって幻想も一瞬で消え、2、3学年上の先輩たちの話はまるで参考にならない。稼ぎがないので結婚しないし、景気が悪い上に自分たち世代が一番人口が多いせいもあって職場に後輩も少ないなんなら後輩いない、なんなら終身雇用派遣狭間企業側もフラフラ方針まらないまま。いつまで経ってもマンガアニメから卒業しない「子供のまま」だったのが、気が付けば世間の方がマンガアニメ迎合しだしちゃって。

設定らしい設定がないので、子どもなのか親なのか、先輩なのか後輩なのか、若者なのか中年なのか、どういうロールが正しいのかわからん連中が日本人口のマス層として取り残された。

こういう停滞感、今までも色々と表現されてきたけど、比喩としては一番ダイレクトで何のひねりもなく、分かりやすい。現実に設定がしっかりしてないから、設定ではっきりするほうが噓でしょ、って明け透けな見せ方。これが今回いちばん岡田麿里らしいとこじゃないですかね。

 

いわゆる岡田監督らしさについては、本人が自覚的自分過去作を振り返って他人から言われる評価を参照しつつ作ったってパンフで言ってるし、そこまで評価するとこでも突っかかるとこでもない気がした。上手いですけどね。女と母親とどちらでもある自己っていう振れ幅を一つの台詞に同時に込めるとか、うわーえぐーい。オジサンはこういうのやられると負けるわ。

ただまあ、今回は前よりかすっきり整理してて分かりやすいし、監督のもの監督らしさ、岡田マリー節炸裂、とは思わなかった。70%マリーぐらい。200%って言ってる残りの130%は作画スタッフとか役者とか視聴者思い込みとかだと思う。

ただ、その70%で、ファンタジー世界を作り上げた神たる老人の「俺はこう生きた、君たちはどう生きるか」に対し、ファンタジー世界に囚われた住人の立場から中年のあたしたち俺たちはこう生きてきたし、こう生きていきますが、それで、何かご質問が?」と打ち返してるのが、マリー持ってんなと。このタイミングでこのカウンターを見逃すのはホント勿体ないので見たほうがいいと思う。

 

その他。

なんか「あの花」とか最近しか出てこないので、老害的に付け足し。

この人はファンタジー作家です。現実世界リアリズムとかの人じゃない。のでリアリズム求めないほうがいい。

ファンタジー作家としての気質は「砂沙美魔法少女クラブ」で100%発揮されてる。以降もだいたいこんな感じ。

スカイ・クロラ」を引き合いに出したので繋がりでいうと「シムーン」の後半。シムーン押井守と仲良しな西村純二監督が「スカイ・クロラ」とほぼ同時期にやった「モラトリアムな人たちの出てくる戦闘機乗りの話」で、シムーン企画原作やってた人たちの手を離れて後半はマリ西村コンビへ。このコンビの流れで「true tears」に繋がり、そこから花咲くいろは」へと。

煮詰まって先に進まない男女関係だと「とらドラ!」。原作あるけど、まったく前に進まなくてどうすんだこれ、って澱みっぷりは岡田脚本本領発揮だと思う。秩父三部作だと長井龍雲監督の調整がけっこう入って長井節になってるので、あんま澱まない。

個人的マリー100%だと思ってるのは「ブラックロックシューター」。ファンタジー少女バトルでバイオレンス別に下ネタじゃなくても100%だと思う。気に入ってしまって円盤買って家族強制的に見せたのは、ちょっと反省している。

まあ脚本家のキャリア長いし、原作ものも当然のように多いし、普通に現場の調整の中で仕事してる人なので、なんもかんもマリーってこたない。

乳酸菌マリーでいいんだっけ?

2023-09-13

「つよつよエンジニア」とか言ってるのがキモい

日本IT業界自分達のキモさにもっと自覚的になるべきだ。なにが「つよつよエンジニア」だ。幼稚園児か?いい年したブサイクおっさんどもがそんな語彙使ってグフグフ言ってるのキモすぎだろ。だいたいIT業界アメリカにボロ負けして中国にもボロ負けして日本にはカスしか残ってないクソ業界だってのにイケてるアメリカ企業と自分等は同じだと思い込んでるのが痛い。成長しろ

2023-09-10

紙屋高雪日本共産党から追放するための大義名分とは何か

id:gryphon氏が数日前、「紙屋研究所粛清事件」が勃発?9日、福岡の地が”赤く”染まるか…… - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-で報じたように、

共産党専従職員で著名はてなブロガーでもある、紙屋高雪氏が日本共産党から追放されようとしている。

ただ、id:gryphon氏は「なぜ紙屋高雪処分されるのか」を書いてくれないので、自分なりに調べた結果をまとめてみたい。

免責事項:私は共産党の内輪の論理には全く詳しくなく付け焼き刃の知識で書いているので、おそらく的外れな内容が一部含まれる。

まとめると「鉄壁ロジック vs 多数決

「党規約の抜け穴を探し出し、党規約では本来禁止されているはずの「党の決定に反する意見の発表」を行った」紙屋高雪

vs

手続き正義無視し、多数派工作で党規約への違反認定しようとする」 共産党

増田解釈では、紙屋高雪は党規約違反していない。紙屋高雪自己防衛のための鉄壁ロジックを組み立てている。

しかし、紙屋高雪的な行為を許せば、党規約が実現しようとしている世界、「異論はすべて党内部で処理する、党外部へは党の見解以外を発信しない」という世界実質的崩壊するのも予想がつくところである

このような場合手続き正義として正当なのは、党規約改正である

しか共産党は横着し、党規約恣意的解釈多数派工作によって正当化することで、紙屋高雪追放を実現しようとしている。

詳しく

神谷処分根拠とされているのは以下のブログ記事です。

日本共産党の党内民主主義について - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

https://twitter.com/nomad_union/status/1700432707212505497

県党が言う神谷処分根拠

規約五条(五)「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。」の部分と(八)「党の内部問題は、党内で解決する」部分に反する部分。

こちらの部分が違反だと言っているそうです。

あとは「党破壊撹乱者の松竹氏と同調者だ」とも言っているそうです

https://twitter.com/meganeokonomiya/status/1700044650994884614

共産党内部の人間によるツイート2件で何がどの根拠により問題視されているかが分かる。

該当ブログ記事を読もう。なるほど、紙屋高雪氏の知性がバツグンに発揮された、増田程度では到底敵いようのない巧みな記事である

日本共産党の党内民主主義について - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

増田の読解では、これは「表の主張」で「裏の主張」をパッケージングしたダブルミーニング記事である

表の主張

表の主張を要約する。

松竹氏除名問題で、「共産党異論を認めない」「共産党には民主主義がない」という批判が巻き起こっているが、それは誤りである実例を以って説明する。

まごうことな共産党擁護である

共産党民主主義がないという批判は誤りだ」という記事を書くと共産党から追放される、という全くナンセンス事象が起こったとするならば。

共産党外部の人間としては、「「共産党民主主義がないという批判は誤りだ」という意見自体が誤り」ということ? やっぱり共産党には民主主義がないの?

という印象を抱かざるを得ないだろう。

よって、党の印象低下を考慮すれば共産党記事問題視しにくいはずだ。

これは紙屋高雪氏が仕掛けた裏の主張を守るための第1の保険である

裏の主張

紙屋高雪は、松竹氏の除名処分理由に全く納得していない。なぜなら〜〜だからである

これはそのまま言えば、明確に党の規約違反する。

規約

党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する。党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない

よって紙屋はこの穴をつく。

私は私の意見が間違っているという、決定の認識を共有し、それに従い、その立場活動します。

裏の主張を守るための保険その2

「間違った意見としての説明」ならば、

  • どれだけ詳しく書こうが、
  • 面従腹背であることがありありと分かる書き方であろうが、

党の決定に全く反していない。

表の主張は「党内民主主義実例紹介」なのだから、「間違った自意見説明」をする大義名分バッチリである

さらなる紙屋のディフェンス

つの保険にも関わらず紙屋は休職処分となった。

処分大義名分は先に引用したとおり

1. 党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない

2. 党の内部問題は、党内で解決する

もちろん休職が明ければすべてが水に流されるなんてことはなく、さらなる重い処分が準備されていることは紙屋も承知していた。

そこで、処分が不当であると明らかに示すため、紙屋は2つの記事を書いた。

政党助成金と日本共産党の党内民主主義について - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

県委員会総会で提起された学校給食の無償化の運動 - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

どちらも紙屋の得意技、ダブルミーニング記事であり、処分理由の2つにそれぞれ対応する。

 私は「政党助成金を受け取って何かいい使い方をしたら?」という主張は誤っているという認識を共有し、志位委員長が述べた日本共産党立場で引き続き実践を重ね、検証していきたいと思います

 さて、ここまでの私の記事および解説を聞いてどう思われました?

 「神谷政党助成金廃止に向けて頑張っておるのだなあ」と思っていただけたかと思います

 まさか、「神谷政党助成金廃止記事にかこつけて、4つのダッシュ(——)の部分で政党助成金必要論を展開し、必要論を実は広げようという真意を隠し、党規約第5条(五)にある『党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない』に反しておる!」など思った方は一人もいないと思います

 そんな方がいたら、いたわってあげたいですね。

 どうしまたか? 大丈夫ですか? 休みは取れていますか? 何か嫌なことがありましたか

さて、ここまで読まれた方、私が曲がりなりにも県委員会総会決定の実践に力を尽くそうとしていることをご理解いただけたかと思いますまさか神谷絶対秘密の県委員会総会決定や会議の内情を外部に暴露してしまった。党規約違反だ」などと思われた方って、います? いませんよね。そんなこと、党規約に一文字も書かれていませんから。当たり前です。もしそんなことを思う人がいたら……その人のメンタル心配です。お大事に。

1つ目の記事では、

と、実例を「松竹氏除名問題から変更したこと以外まったく同じ構成とした。

「この記事はどう見ても「党の決定に反する意見の発表」じゃないよね?これが問題ないなら、当然に松竹氏除名問題を扱った記事問題ないよね?」

2つ目の記事では、

学校給食無償化」という党内部の議論を明らかにした。

「党内部の議論を外部に公開することって何も問題ないよね? 「松竹氏除名問題」だけ特別に、党の内部問題を党外で解決しようとしたことにはなるのはおかしいよね?」

これが紙屋が両記事で主張しようとした、タイトルにある表テーマとは異なる、裏主張である

実際、紙屋支持者の中では、秋山もえ氏が「政党助成金」を題材に、紙屋記事との形式上の違いが全く見当たらない党内民主主義解説記事執筆していることが指摘されている。

党内のことは党内でーー 意見を出しあい 議論し 学びあい 行動するという ハイレベルな組織づくり | JCP*もえブログ

紙屋を処分するならば、秋山もえも処分しなければ筋が通らない。

共産党懸念とは何か

紙屋氏の鉄壁理論に対し、実践的に見れば共産党が何を懸念しているかは明白だ。

という紙屋メソッドが正当なものとして認められれば、

いくらでも披露できてしまう。

様々な異論を持つ党員1人1人が紙屋メソッド行使し出せば、外部に対する行動の統一を求める民主集中制事実上崩壊することになるだろう。

正しい筋の通し方は何か

規約の穴を付かれたなら、規約修正すれば良い。それだけの話である。当然、法の不遡及適用し、紙屋氏は何ら処分対象になるべきではない。

問題本質

この2つの違いが暗黙の了解しか定められていないことだ。

じゃあ明確化すればいい。

「外部に漏れることが著しく不適当と思われる議論については、多数決を取り党外秘とすることができる。党外秘を漏らしたものは除名処分対象となる」的な条文を足せばいい。

それだけの話ではないか

おまけ「除名」と「除籍」の違い。自ら党規約を骨抜きにする共産党

紙屋高雪氏の既定路線とされる「処分」は「機関罷免処分からの「除籍である。つまりまず党職を解かれ、さらには党からも追い出される。

一方、

処分は、警告、権利(部分または全面)停止、機関から罷免、除名にわける。

と、党規約にあるように、党から追い出したいのであれば、「除名」処分を使えばいいだけである。なぜ2段階に分けるのか。

それは

除名は、党の最高の処分であり、もっとも慎重におこなわなくてはならない。党員の除名を決定し、または承認する場合には、関係資料を公平に調査し、本人の訴えをききとらなくてはならない。

と党規約にあるため、「除名」処分を行おうとすると面倒なことになるからである

一方、除籍の要件は以下の通り

組織は、第四条に定める党員資格を明白に失った党員、あるいはいちじるしく反社会的行為によって、党への信頼をそこなった党員は、慎重に調査審査のうえ、除籍することができる。除籍にあたっては、本人と協議する。党組織努力にもかかわらず協議不可能場合は、おこなわなくてもよい。除籍は、一級上の指導機関承認をうける。

から追い出すという実質的に同じ措置であり、しかも「除名」の場合と違い「除籍」は不服申立の権利も認められていない。

規約を骨抜きにしないためには、本来「除籍」は「除名」以上に慎重に運用しなければならないもののはずだ。

実際、「除籍」は「理由のない党費未納」だとか「音信不通」だとかに適用する条項のはずだという共産党員の証言を多数確認できる。たしかに、そのような些事に複雑な手続きを設けたくないので抜け穴を用意する、というのは理にかなっている。

一方で、現実運用では、「党員資格を明白に失った党員」「党組織努力にもかかわらず協議不可能場合」、この2項目は非常に雑に乱用されている。

https://i.imgur.com/m1UhX8D.jpg

これは実際の「除籍通知」の書面であるが、

党員資格を明白に失った:「除籍対象者が、民主集中制は見直すべきとのSNS発信を継続したこと

組織努力にもかかわらず協議不可能:「除籍対象者が、5つの質問・録音を協議を行う条件に提示したこと

どう見ても拡大解釈がすぎるのである

最後に、党規約第三条(五)から

意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない。

2023-09-08

anond:20230908164341

差別自覚的であるべきという話をしていたから、それは差別だよ、と自覚を促したんだけど

2023-08-25

anond:20230824210645

突然、妹のオッパイが目の前に来たらガン見するの? 男の人って。

ラブコメ書いてて迷ったことがあるんだけど、

いい機会だから便乗させて質問させてほしい。

フィクションには出来るだけリアリティを載せたくて

(都合のいい嘘を書くなら自覚的に書きたいってコダワリがある)。

胸や尻に「脳より先に目が反応」するのが男の本能なら、相手が妹だろうと、

オッパイに釘付けになるはずだと思う。実際どうなの?

2023-08-21

PMS

なんでこの時期こんなにイライラする作りになったんだろうな。

また卵子無駄にしやがってこん畜生ってことかな。

出産前にホルモン周期を気にするようになってから自覚的になってマシになったけど、

腹が痛かったり臭いが気になったりで不快なことが増える上に、外部要因が加わると怒りで思考がまとまらなくなる。やんなるね…

2023-08-14

婚活東京30代性癖こじらせ男、パートナー募集しています

https://anond.hatelabo.jp/20230811163950

この本文は増田婚活に乗っかるために、はてなブログで投下したものの、全く見られることがなかったので増田用に持ってきたものです。

読み物感強めに書いているので、条件面とかはあんまり書いてないです。

こんな人間もおるんや、ふーんみたいな感じで読んでいただいて興味持っていただければメールしていただけますと幸いです

mohepu@ichigo.me

前提

初めまして。

いきなりですが、私は年齢=交際経験なしで元女装趣味持ちです。

私は今35歳なので35年間、異性とはお付き合いしたことがないです。

ちょっと前に20代男子の4割がデート経験というニュースがありました。その中で30代は35%はデート経験だそうです。

そして30代で付き合ったことがない人の割合は男で23.6%(女で11.7%)

私は、デート自体は何度か経験したことがあるので単純にこの23.6%に当てはまるだけですが、何の諫めにもなっていません。

はてなブックマークから増田をご覧になっているような76.4% または 88.3% の方々からすると、そんな人間は実感できないと思います

あれでしょ、大っぴらには言わない礼儀を持ってはいてもネット社会引きこもり処女厨オタクとかルックス収入性格問題がある人たちでしょ…とか思ってそうですよね。

良くて、人との関係構築が苦手な草食男子とか、一人が好きな草食男子なのかな、とかですよね。

そこで以前、こんなネタ話題でしたね

https://anond.hatelabo.jp/20220910170153

大丈夫です。

この増田露骨偏見をぶつけてきていますが、頭ではそういう先入観レッテル差別をしてはいけないと思っていても、何故そんな状態に陥ってしまたことの原因を考えてしまうのは自然だと思います

健常な社会的生活を送れる人間であればそんなことにはならないだろう、という傲慢さに自覚的でないことを除けばですが。

そこで、単純に人生で異性との出会いがなかっただけという話にはならないんでしょうか?

そのようなことが思い至らないくらいには世の中出会いに溢れているのでしょうか?

いや出会いとは自分から能動的に得るモノであって、そういった行動に出なかった時点でお前は彼女作る気もなかった、本当は欲しくなかったんじゃないの?とか言われると、その裏には俺は頑張って彼女を作ったんだ、作れなかったお前はただの努力不足だという自己責任論者が臭いがプンプンしてきます

普段自己責任論なんて、環境が恵まれていることに非自覚的エリートたちの言葉だとかなんとか言っているのに、こと恋愛になると自己責任論者になってしまうんですよね。悲しいですよね。

(逆に普段自己責任論者なのに、こと恋愛になると社会のせいにする人はもはや存在が悲しいですが)

今まで人と付き合ったことがない人に対する偏見は多かれ少なかれこの社会にはあります

ただ、シンプル出会いがなかった。

それ以上もそれ以下もない。

そんな人は皆さんが考えるより多いと思います


まぁ私は何かあった側なのでその通りですけど何か?

しか言えないのですが、「付き合ったことがない=年齢」は人として何かあるのでは?という偏見をどうか持たないでください、というのがここまでが前置きです。

私について

これでモテないならただの非モテの話になるんですが、pairsを最近始めたところ、普通にいいねをもらえたりするんで、非モテとか名乗ると本当に非モテの人らに対して失礼なのでは?という気持ちがふつふつと湧いています

何故なら、早稲田卒で今は年収も人並み以上にあり、今はルックスにも最低限自信があり(身長は170cmの細身で女装して穴モテするぐらいにはある顔)、そして別に今は女性恐怖症を発症してコミュ力に難があるわけでもない、いわゆる一般的に言われる「普通男性」としてのステータスが(交際経験以外は)今はあるから

昔は違った

具体的には、そう

キモいキモイ小学生とき女子から不当に貶められ自分の見た目及び一切に自身がなくなり女性恐怖症に陥り、大学生で多少はそのあたりを克服したものの、

リーマンショックの余波で思い通りに就活いかず全てを投げ出した先に辿り着いた底辺多重請負IT土方だった昔とは…

しかし、よく自分でもミソジニストにならなかったなと思うくらい、小学生女子によるイジメは酷かった…理由不明過ぎてもはやそういう事故です。

キモいって言葉はなぁ…魂の殺人なんだよ……


それを引きずったまま中高を過ぎて大学生になりましたが、そのとき女友達(今は既婚)に出会っていなかったらそのまま狭い世界の中で延々と女という存在を憎んでいてもおかしくなかったですね…感謝しかないです。

まぁその女友達も当時から彼氏持ちだったので、そしてその友達以外はもう男だらけの環境だったので、大学時も出会いは一切なく終えることになりました。

(今だともっとやりようは全然あったと思えるが、ともかく自分に自信がなかったので止む無し)

そして社会人になってから底辺とか言いつつその底辺仕事さえも良い感じにできず鬱でぶっ壊れそうになりながらも、なんとか生存しているという状況で、そんな状態で、出会いもなければ積極的彼女を作ろうする自己肯定感もなく…

はい、なので結論、何かがあった結果自己肯定感が積めるイベント人生にないと、何か偶然の縁みたいなのがない限り出会いって意味では詰みなんですよね。

それを積むイベントがまさしく自分には女装だったんですね、はい


女装による自己肯定感の育み

初めにですが、自分女性になりたいとかそういうMTF的な気質もなく、単純に性癖として、趣味として楽しんでいた者です。

なので普段普通に男ですし、恋愛対象も女性です。ただ身体的に男性も楽しめるだけであって、そういう意味ではバイに近いですが、残念ながら男性パートナーと一生を添い遂げたいという感情はないです。

趣味としての始まり高校生ときに見た「みさくらなんこつ」のふたなり同人誌でした。

もう全部こいつが悪い。

そしてふたなりから女装ルートはもはや性癖の歪み方の王道自分統計

二次元的に女装大丈夫なら、三次元でも大丈夫になり、じゃあもう俺がすればいいんじゃね?となったとのは性癖への求道精神に他ならない……と言い切りたいですが、実際はメンタルが底の底で、そしてもはや女性出会えないことの代替行為かのように、ただただ拗らせた性癖の延長として女装に手を出してしまったという形です。

実は意外とそのパターン多いんじゃないかなぁと増田を見ていると思いますが同時に、女装を始めた理由としては珍しいパターンな気がするんですよね…

だって基本的自分と同じように素がノンケ女装している人って当たり前のように彼女あり経験持ちなので…そりゃ女装できるくらいには顔は良いですからね…

それこそただただ性癖への求道精神女装しているつよつよ女装者です。

既婚者も何気に多い…(良いかいかは置いといて)

そして、そんなこんなでかわいい女装娘さんを抱いていると

彼女持ち女装娘を抱けているということは、つまり俺もその延長にその彼女を抱けているのと変わらないのでは?」という気づき(?)を得てしまいました。

そして結果的に「あれ、意外と俺って(そんな女装娘だけるくらいには)需要あるんじゃね?」とそれが自己肯定感の糧となり、そしてそれが結果的人生が上向くきっかけとなったのでした。

(と言いつつ転職が上手くいったことの方がでかい

でも自己肯定感が上がるのは本当なので、見た目に自信がないけどその自信がないことに自信がない男はみんな女装すべき。

あ、意外と俺イケてるのでは…?となったら勝ちです(向き不向きはあります


自分はこれでキモいキモいと言われ続けた呪いがやっとほぼほぼ解けまして(やってることはほぼほぼキモいのに)

解けたと同時にもっと早くから…もうこんなことな大学生ときから女装やっとけば良かった!!ってかなり後悔したんで(女装に手を出したは20代後半のとき)もう本当ちょっとでも興味あるなら今がそのときです(?)

しかし、そんなことをしていても男(女装娘)との出会いは増えるが根はノンケなため身体関係はあるけど恋愛とかそういう感情を抱くには至らずなので、年齢=(略)が続いていたわけですね〜〜。

あ〜あと、女装してから仕事も上手く行き始めて自己肯定感が上がり始めたとき増田出会った女にボロカスうんこみたいな扱いをされて女性不信にはまってしまったせいもあって長引いていたところもありますが…これはようやく最近回復してきましたが….…。

こんなこと書いてますけど増田婚活ヤバいと思ったらすぐに逃げるんだぞ……

最近はもういい歳かなぁと女装は誘われたとき以外はほとんどすることがなくなったので「元」にしています

もはや男の状態でもいけるようになったのも大きいですが。性癖の広がりってキリがないですね()

はい、なのでいくら見た目上「普通男性」のスペックでも「年齢=交際経験なし」なだけで、こんな裏ステータ持ちが隠れているんですね〜。

から「年齢=交際経験なし」が避けられるのも自分ではわかると言うか、そういう意味では自分も「年齢=交際経験なし」偏見に囚われし者で、それがある種の生きる辛みへと繋がっているんですよね〜。辛い〜。

はい、なのでこんな人間もいるのか〜話聞きたい〜という奇特な方はこちらに連絡頂けましたら幸いです。

mohepu@ichigo.me

https://sisyamo-burn.hatenablog.com/ から一部変更して

2023-08-11

別にシスヘテロ女性だって理系進学してもいいし、スポーツをやってもいいし、「男性的」なスーツを着てもいいし、バリバリ働いてもいいし、異性と結婚しなくてもいい。そこにLGBT関係ない。

しかし、「女性というのは生まれつき~~」と突っかかってくる人に対しては、「でもLGBTっていますよね?生まれつきの性差ってなんです?」とスマート論破」できる。フェミニストLGBTsに連帯するメリットはそこにある。

別に対人性愛者のオタクだってアニメ漫画ゲームを楽しんでいいし、二次元キャラクターオナニーしてもいい。そこにフィクトセクシュアルは関係ない。

しかし、「創作とはいえ現実混同して~~」と突っかかってくる人に対しては「でもフィクトセクシュアルっていますよね?創作現実って全然別物じゃないです?」とスマートに「論破」できる。オタクがフィクトセクシュアルに連帯するメリットはそこにある。

しかしまあ、連帯するからには、フェミニストシスヘテロ特権性にも自覚的であって欲しいし、オタクは対人性愛特権性にも自覚的であって欲しい。

2023-08-09

[] 法治国家であっても正論を貫くにはだいたいのケースでは腕力がいる。バカ相手は面倒くさい

ここでいう『バカ』とは知的な困難は無いけど、極端に浅はかな判断・行動をする人たちのことね

結論を先に書くと、粒が揃っていない状態(バカがいる状態)でミッションをこなすためには、見た目の威圧感やカルト的な能力活用してチームを指導し、ミッション成功に向けて前進させる必要がある。その後、予算や状況が許す限り、プロを招き入れて組織を再編成し、エンゲージメントを調整して、持続的なチームを構築する必要がある。

 

自分用に書いてるので説明は要らない気もするが、時間が経ったらなんのことかわからなくならるかもなので、いちおう端折らず下記に書き連ねておく。

 


 

知的困難は無いのに、どうしてその判断・行動になったの?』とよく疑問に思うことあるが、その原因はだいたいは"場"にある。

 

例えば、園児たちが保護者ペアになって紙飛行機を折って飛ばす競争をしている場面を思い浮かべてみよう。

流体力学航空力学バックグラウンド紙飛行機コンテスト経験があるおっさんおばさんがその場に居たとしても、他の参加者たちは通常、『自分紙飛行機を折る』というタスク以外には興味を示さない。

おそらくは『折り紙を取って貰う』というお願い以外はしない。親切な誰かが紙飛行機プロおっさんやおばさんたちに教えようとすることさえあるかもしれない。

 

もしもその"場"にいる全員がおっさんおばさんが紙飛行機技術を持っていることを認識していたとしても、それでも『折り紙を取って貰う』以外の頼みごとをするかどうかは"場"による。

 

子どもたちにとっての学習機会と考えたり、話のネタとして教わる人もいれば、主役は園児なので大人はしゃしゃり出るべきでは無いと考える人もいるし、お遊戯会でマジになってる大人に対して白けた気分になる人もいる。

 

園児お遊戯会だけでなく、社会人報酬を得る場面でも、技術を持つ人に頼らない人がいることがある。これはさまざまな理由が考えられる。たとえば、自分ポジションを気にして拒否する人や、"場"の主役意識が強い人、出来るだけ働かずプライベートを優先したい人など、無限理由存在する。

知的な困難がなくとも、"場"が整っていないと、浅はかな判断・行動は無限に行われるのだ。

 

ちなみに、"場"を整えて、紙飛行機コンテストで優勝するをチームの唯一のミッションにすれば、技術や優勝の戦略の話に集中できるようになるが、それでもすべてがうまくいくわけではない。

 

資金調達担当者技術者に対して紙飛行機の折り方を教えること(河童に水練)や、プライベートを優先したい人がさっさと帰ることはなくなるだろうが、優勝が自分にとってどれだけ重要かは人それぞれだ。メンバーに尋ねれば言葉を尽くして最重要ミッションと答えるだろうが、本心では次の仕事アピールにつながればいいとしか思ってないかも知れないし、ペットの体調が心配で期待されたパフォーマンスを発揮できていない可能だって考えられる。

知的な困難がなくとも、場を整えても、バックグラウンドが異なれば、浅はかな判断・行動は無限に行われる。

 

多くの人と何かをすること、あるいは複数専門家と一緒に仕事をすることは非常に面倒くさい。

 

 

それを無難解決するのは、法治国家であってもだいたいの場合腕力だ。まぁガチで殴ったら刑務所行きなので、正確には見た目の強さ、ガタイの良さ、圧のある無しだ。

その代替手段カルト的な熱狂を煽る(詐欺師になる)くらいしか今のところ思い浮かばない。

強権を発動してガンガン首にする職場ではチームプレイなんかできやしないし、吊し上げを行う職場では隠蔽犯罪行為日常になるだけなので、見た目で威圧するのが最も穏当で現実的手段だ。

 

じゃあ、見た目が厳つい人を伝達役として採用すれば問題解決するのか?と言えば、そう単純にはいかない。

 

美人と同じように、見た目が厳つい人も自分の外見に自覚的で、それを生かして生きていることが多い。素性や性格をしっかりと確認しないと、半グレ的な人物組織に招き入れてしまい、手のつけられない事態になる可能性がある。

 

なら素性がある程度しっかりした体育会系大卒を伝達役として採用すれば、今度こそすべて解決!!!となるかと言えば、ご存知の通り、それもそうはならない。

体育会系の人々も一人一人が独立した人間であり、伝達やコミュニケーション自分なりのアプローチを持ち、自己判断を行うからだ。

『キミは見た目で採ってるから自己判断しなくてもいいよ』とは出来ないので、結局は自分自身がマッチョマンになって締めるべところは圧を掛けて締める他ないのである

 

メンバーの粒を揃える予算も限られている状況で、リーダーである自分自身が圧力をかけることが難しく、宗教的熱狂を煽ることも難しい状況では、以下の手段が考えられる。

2023-08-06

[]8月5日

ご飯

朝:なし。昼:カラムーチョ。夜:手羽元白菜人参大根、舞茸、ネギの鍋。たまごネギおじやリンゴ。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○SeaBed

・はじめに

田舎から上京デザイン事務所を立ち上げたサチとタカコ、二人の日常休日を丁寧な文体淡々と描く公称ジャンル百合要素を含むミステリーノベルゲーム

まずミステリという言葉には多様な意味があり、パズラーや本格だけを指す言葉ではなく、衒学趣味だの狂人解放治療だのをアンチミステリーだと喜んで受け入れた当時の評論家たちが悪いのであって、そのようなものミステリ呼称することの是非は呼称する側にはないのだ、と言った面倒臭いミステリオタクの言い分はこの一文だけで終わりにして、以後の感想でもミステリ部分への言及は抑えることにする。(なお虚無の幻想描写だけ否定しないのは流水によって解体済みだからなんだよなあ(何が何やら))

そんなわけで公称ジャンルはさておいて、百合作品女性同士の恋愛ものとして僕は楽しんだ。

回想シーンでは風景や情景の描写が多め

様々な時系列が入り混じりながらお話が進んでいき、未就学児時代、小中高、社会人現在と長い時を過ごす二人の女性エピソードの回想がたっぷり遊べる。

エピソードと書いたものの、所謂起承転結のような物語的な起伏はかなり薄いものもある。

食べたご飯気持ちのいい温泉、美しい風景自然の中で感じるニオイや音などなどの、ただそこにあるもの描写、それとそれを二人で楽しむことのかけがえのなさが淡々と描かれる。

良い意味で二人は仲良しなのだ以上の物語のスジが無いエピソードが多い上に、キャラクタ内面描写もお互いのことが好きなこと以外は控え目。

おそらく文学的言葉でなにか括ることが出来るのだろうけど、僕の語彙には無いので情景の描写たっぷりと尺がつかわれているということを伝えたかった。(自然派が自然描写、森とか山の描写を書く意味でないことぐらいは僕も流石に知っている)

伏線が云々と評価することも出来るのだろうが、これらの美しい文章ありのままに楽しむだけでも十分面白い作品だと思う。

勿論、それだけのゲームではなく、あくま回想シーンはそのような作風になっていると感じた。

・サチとタカコのカップルが非常に良き

控えめで友達も少なく読書趣味のサチと、

明るくていつも元気で突飛な行動をするが結果をちゃんと出すタカコのカップル

この二人の恋愛をメインにストーリーは進んでいく。

恋愛に関するフィクションって付き合うまでのドキドキがキモものが多いけど、今作ではその辺はかなり控えめ。

二人はもうすでに付き合っているところから物語が始まり回想シーンの大半も付き合って以降のものになる。

そのため、駆け引き無しキス有りセックス有りで、ひたすらにラブラブなシーンばかり。

全年齢向けゲームではあるものの、かなり直接的な表現も多くイチャイチャ度合いをたっぷり楽しめる。

性欲強めなタカコに渋々付き合うサチなパッケージと見せかけて、サチも普通にノリノリなシーンもあったりとシチュエーション豊富

恋の鞘当て的なシーンもなくもないが、基本的には二人の関係値は最初から最後まで揺るがない。

一番揺らぐのがタカコが性欲ベースで他の女性に手を出そうとするシーンで、それがかなり「らしさ」に思えてしまうのは好きが別れそうだ。

・サチの感情補正入った客観視が良き

冷静で落ち着いているサチが視点人物パートでは、最初のうちは一歩引いた客観的な描写のように思う。

事実その通りなシーンもあるのだけれど、ストーリーが進んでいくにつれサチへの理解が進むとなかなかそう単純な話ではないことがわかる。

文体が落ち着いている上に、サチが「怒った」とか「悲しんだ」のような感情表現しないため気づきにくいだけで、めちゃくちゃ感情補正をかけて客観的に見ている風を装っているように読める。

これは作中でも主観を完全に排除できないことへの言及がされているため、間違いなく自覚的演出なのだろう。

なかなかに凝った趣向で、読み進めていくにつれファーストインプレッションからずいぶん離れたところにいるサチを見るのが楽しかった。

タカコの前向きさに救われる

そんな複雑なサチに対して、タカコは最初から最後までほとんどブレない。

公式の粗筋の範疇だけでも彼女にはずいぶんと辛いことが起こるのだけど、それでも前向きの色々なことをしてくれる。

パーティ旅行などのイベントごとが好きなので、彼女が様々な話の起点になるのが特に良い。

サチを引っ張るタカコという繰り返される構図に慣れ親しめば慣れ親しむほどに、SeaBedにハマっていける。

視点人物になることもあり嘘偽りなくもう一人の主人公だろう。

・同僚達との雑談シーンが面白い

そんな魅力的なサチとタカコについて語ってきたが、彼女達二人っきり以外のシーンだと同僚を交えた職場での会話劇も楽しかった。

大人の女性ながらぬいぐるみ大好きな文と、真面目でちゃらけない犬飼の二人がタカコに振り回され、それをサチがツッコミして締めるのは、他者が混ざることでよりタカコとサチの分かち難さが伝わってくる楽しいシーンだ。

先に述べた食事シーンの豊富な文量はここでも活かされていて、オヤツを巡るいくつかのシーケンスなやり取りが面白かった。

どれも序盤に集中していて後半になるにつれて出番が激減するのは残念なところ。

・七重さんに誘惑スチル絵が頭イイ淫猥なのに不憫

旅行先で知り合った旅館業を営み女性重さん

中盤以降はかなり出番が多く活躍するんだけど、なんといってもサチを誘惑シーンの頭の良さと淫猥さが凄かった。

女性女性を誘惑するという難しいシーン。

まず、客観視が得意なサチを納得させるためにペラペラ理屈を捲し立てる。

サチに上手く言い訳を与えつつ自分欲求を飲ませようとするのが頭良くて賢さを感じた。

その上で、まあ普通にエッチな格好もするという二段構えさが、頭イイ淫猥だ。

中盤ということもあり、サチとタカコの関係値、分かち難さを嫌というほど体験した後にも関わらず、ワンチャンいけるかもかもかな? と思わず重さん側を応援してしまった。

そんなかなり策を練ったであろう誘惑シーンだが、サチとタカコの関係はブレない。

誘惑しているセリフの量と、断るときセリフの量の差がえげつなくて、全然笑うシーンじゃないのにクスっときしまった。

NTRよりも純愛の方が好きなので僕の癖としても助かった。

・生と向き合うことで死と向き合える重たいシナリオ

明るくて楽しい見所ばかり書いたが、それだけのゲームではない。

悲しい、落ち込む重たいシナリオの部分もたくさんある。

それが生と向き合うことで死と向き合える重たいシナリオだ。

ここでいう生と向き合うは、考えることを辞めないことのような意味で、思考理解することを解いていると僕は感じた。

ただその重さも、サチの独特な客観視の妙と、それでも頑張るタカコの朗らかな様が、そんなざっくりした一言ではまとめきれない多様なグラデーションのある感情になる。

読む人によってかなり受け取り方に違いがありそうで、全編ずっと悲しい話じゃんと思う人もいそうだし、同じぐらいと思う人も、いや楽しいの方が多いという人もいるかもしれない。

僕はミステリコメディにようなエンタメを求めてゲームを遊んでいるところがあるので、明るい楽しいところばかり感想を書いてしまたかもしれない。

人によっては全然異なる感想になる気がとてもする。

(何しろ公式粗筋にいる3人の主人公内2人の感想は書いても、最後の1人については触れてすらいないからね)

・おわりに

女性同士のイチャイチャラブラブの先に重苦しい生きるとは、死とはを問うシナリオが待っていた。

かなり好みが分かれそうだけど、僕は公称ジャンルの是非以外についてはかなり好きな作品だ。

テーマ的な部分以外だと美味しい食事に舌鼓を打つシーンが多いのも好きな理由

かなり辛く重い展開の中でも、腹は減るし美味いものは美味い、そんな価値観を感じれるシーンが沢山あった。

具体的には、パン生ハムとかたまごとかサラダとか乗せて食いたくなった。

2023-08-04

田舎出身東京在住の東京マンセー理由がよく分かった

自戒を込めて書く

東京マンセーしないと東京に住み続けられないからだ

これは都民がそれを強いているとかでは全くない

しろ東京まれ育ちの人はかなり考え方はフラット

たまにマウント趣味みたいな人はいるけど多数派では決してない

東京出身地文化風習がかなり違うと自分の中で齟齬を起こしてしま

自分東京に住んでるカッペなので所属してる文化が二つあると自覚的であってもこのエラーを保ち続けるって死ぬほど辛い

例えば田舎だと結婚して子供を持つのは当然であるのだが、現代東京だと不動産暴騰から子供を持つことは相当高いハードルになっているので子なししか選べない状況に置かれてる人が相当いる

特に地方出身だと尚更である

と言うわけで田舎価値観結婚して子供を持つことは当然という意識を持ち続けながら東京で生きるのはかなり辛い

と言うわけで田舎全否定して子を持たなくていい自由東京最高という極端に倒れるわけである

海外生活もしんどくて諦める人たちがいるが海外はまだ外国人マイノリティだと自覚できるのと、そう長期にいるものではないことが多いからかえって楽である

しか東京だとそうもいかない

大抵の場合仕事がなかったため東京に来てるので、田舎を捨ててもう田舎に帰るのも困難な人が多く、東京文化に馴染まないと生きていけないのである

政令市が実はベストアンサーなのだ世間で思われてるほど受け皿が大きくない

男性なら必死こけばなんとかなるかもとは思うが女性だとまず厳しいだろう

からどんどん地方民は田舎dis東京マンセーするのである

もちろん田舎問題点がないとは言わないが東京も相当に問題がある都市であることは間違いない

けどもう選択肢がないかっぺにとってはフラットに見るのはあまりに辛すぎるのだ

2023-07-24

anond:20230724123441

自分特性自覚的であるのは幸運かもね

増田親がなにもなく健康に過ごせることを祈ってるよ

2023-07-20

anond:20230712083731

いや、普通に最近自覚的になってきたから各界改善しましょうねって流れだと思うが……もうちょっと外に出た方がいいぞお前……

2023-07-12

anond:20230711130152

マツコにとってはそうかもしれんが、

テレビでのオカマ立ち位置を、マツコやIKKOおすぎピーコ(別ベクトルでやべーことになったが)が作り上げてきてて、それの足場がグラグラしてきたから止めますってなったら、もう全体が「いやこの立ち位置は無くなりましたね、どけとこ」となりそう。

 

マツコはそういうのに自覚的なんじゃないかな。今だからむしろやめられないかも。

「お前らがジャニーズを望むから変態ホモ野郎被害者が増え続けていたことに女は無自覚だ」

顧客なんてのはそんなもんだろ。

 

貧困バイトがやっすい給料仕事してるのはお前らがそれで提供されるサービスを望んでいるからだが、そのことにお前らは自覚的なのか?介護職が苦しんでいることはお前らがそれを望んでいるからだが、そのことにお前らは自覚的なのか?焼き畑で二酸化炭素がどんどん排出されているのは、それで作られる安い作物をお前らが望んでいるからだが、そのことにお前らは自覚的なのか。現代奴隷みたいな連中に支えられているファストファッションについてはどうだ?アニメはどうだ?

 

いや、知らんやんけ。

からすれば大事なのは何が出て来るかであって「それがどういう経緯を経てつくられているかモラルに関してはそれを提供する側が考えて対処すべきこと」だろ。

なんでサービス享受する側がそこまで考えてやらないといけないんだよ。

知らんがな。

2023-06-29

手段のために目的を選ぶ

ブログの有料記事で食ってくつもりは無い、想定読者は1〜6人、主として自分用に未整理な思考自由奔放に書きたいだけ、今のtwitterはそれが安心してできる場では無い

ってんならメモ帳でも鍵垢でも、あるいはmiximastodonのような過疎SNSでも良いわけで、それを敢えて有料ブログにする意義は無い。

でもこれは「そんなこと言って実は金が欲しいんでしょ」とか「承認欲求に踊らされてんね」という話でも無い。

実際は単に新しいサービスが出たから使ってみたかったというだけで、理由は全くの後付けなのだけど、そのことに自覚的自虐的)で無いからと言って特に問題は無い。

2023-06-26

10%超えたら「多い」

なんか心理学でそういうのあったらしいけど、それはともかく。

なんとなくの判断基準として、10%という数字基準にするのはアリです。

脳死判断であることに自覚的だとなおよし。

(なので個々人で「いや9.5%からだッ!」みたいにブレさすのはお好きにどうぞ)

から買ったもの10%消費税乗ると「高っか!」て感じるのは俺的に正しいし、反対意見10%あるなら真面目に話聞いた方がいい。とかそんな。

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