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はてなキーワード: 岡田監督とは

2024-05-31

anond:20240531060924

なぜわざわざ「資本」って言葉が使われてるかといえば文化教養のような形のない物も貨幣や財のような富と同じく

社会的地位経済的利益を生む元手となることに注目してるから社会的地位経済的利益再生産に寄与する」ことが一番重要ポイントなんだよ

美術館博物館なんて「庶民にも文化の片鱗に触れさせてやろう」って施設でとてもじゃないが資本なんて言えるもんじゃないんだよな

阪神岡田監督が「親が有力なタニマチだったか子供のころから阪神選手が家に来て野球教えてくれた」とかそういうのが文化資本だよね

音楽家とかも大体親が業界とつながりがあって子供の頃から高名な音楽家と面識があったとか多いしね

2024-05-01

[]日本全国 阪神岡田監督化か?

小久保監督も「そらそうでしょ」と即答した。

歴史的な開幕ダッシュになった。3、4月試合を終えて18勝6敗2分。4月終了時点で貯金12は、貯金14だった55年以来69年ぶりで球団歴代2位。福岡移転1989年以降は最多だ。

2023-12-11

完全にルッキズムだけど、杉田水脈の顔つきって

完全に統失とかそっち系に見えるんだが

岡田監督女にして若くすればあんな感じな気もするし難しい

2023-11-10

岡田監督来高って

高知に来ることを来高って言うんだ

知らなかった

2023-09-24

女性アニメ監督作風フェミニズムとはだいぶ合致しないよね

アリスとテレスまぼろし工場」だけど、本作は言うに及ばず、過去作もフェミニズム女性政治的権利にはつながらない人だよねと、いつも見てる人には当たり前の感想を思った。

それもあり、当然ながらヒロイズム喝采な盛り上がり方もできないし、一方でポリティカルテンプレの誉め方で持ち上げようがないし、日本的意味でも海外的な意味でも売れ筋から背を向けてて、正しく古いオタク向けの人ですよね岡田監督。この人を女性監督という取り上げ方をするのも大概バカみたいだけど、そういう戦略性も含めてオジサンウケる人。

 

そもそも少年少女の恋が世界を変える」って嘘だし。

少年少女」じゃない。おそらく10年以上なんなら20年近く「中学生として振る舞い続けること」をやってきた、周囲の監視の目もあって童貞処女のままの30代半ば。キモイ。似てる設定というと「スカイ・クロラ」だけど、あちらほど精神状態が終わってないのがまた煮え切らなくてキモイ

ここで既に物語テンプレのロールや社会的ロールに沿った理解を当てはめようとする人が全員振り落とされる。「十代のドラマなら十代のドラマらしい話にしろよ」も「30代の擦れた男女のドラマならもっとそれっぽく作れよ」も適用されない。イラついて「設定がちゃんとしてないんだよ」と毒づく。

まあね、でも実際そんなだったじゃん90年前半バブル崩壊で取り残された団塊ジュニアども。

保守的伝統社会はぶっ壊されてたし、理念先行の社会主義なんて信じてないし、経済成長に従ってれば会社人生のレールを敷いてくれるって幻想も一瞬で消え、2、3学年上の先輩たちの話はまるで参考にならない。稼ぎがないので結婚しないし、景気が悪い上に自分たち世代が一番人口が多いせいもあって職場に後輩も少ないなんなら後輩いない、なんなら終身雇用派遣狭間企業側もフラフラ方針まらないまま。いつまで経ってもマンガアニメから卒業しない「子供のまま」だったのが、気が付けば世間の方がマンガアニメ迎合しだしちゃって。

設定らしい設定がないので、子どもなのか親なのか、先輩なのか後輩なのか、若者なのか中年なのか、どういうロールが正しいのかわからん連中が日本人口のマス層として取り残された。

こういう停滞感、今までも色々と表現されてきたけど、比喩としては一番ダイレクトで何のひねりもなく、分かりやすい。現実に設定がしっかりしてないから、設定ではっきりするほうが噓でしょ、って明け透けな見せ方。これが今回いちばん岡田麿里らしいとこじゃないですかね。

 

いわゆる岡田監督らしさについては、本人が自覚的自分過去作を振り返って他人から言われる評価を参照しつつ作ったってパンフで言ってるし、そこまで評価するとこでも突っかかるとこでもない気がした。上手いですけどね。女と母親とどちらでもある自己っていう振れ幅を一つの台詞に同時に込めるとか、うわーえぐーい。オジサンはこういうのやられると負けるわ。

ただまあ、今回は前よりかすっきり整理してて分かりやすいし、監督のもの監督らしさ、岡田マリー節炸裂、とは思わなかった。70%マリーぐらい。200%って言ってる残りの130%は作画スタッフとか役者とか視聴者思い込みとかだと思う。

ただ、その70%で、ファンタジー世界を作り上げた神たる老人の「俺はこう生きた、君たちはどう生きるか」に対し、ファンタジー世界に囚われた住人の立場から中年のあたしたち俺たちはこう生きてきたし、こう生きていきますが、それで、何かご質問が?」と打ち返してるのが、マリー持ってんなと。このタイミングでこのカウンターを見逃すのはホント勿体ないので見たほうがいいと思う。

 

その他。

なんか「あの花」とか最近しか出てこないので、老害的に付け足し。

この人はファンタジー作家です。現実世界リアリズムとかの人じゃない。のでリアリズム求めないほうがいい。

ファンタジー作家としての気質は「砂沙美魔法少女クラブ」で100%発揮されてる。以降もだいたいこんな感じ。

スカイ・クロラ」を引き合いに出したので繋がりでいうと「シムーン」の後半。シムーン押井守と仲良しな西村純二監督が「スカイ・クロラ」とほぼ同時期にやった「モラトリアムな人たちの出てくる戦闘機乗りの話」で、シムーン企画原作やってた人たちの手を離れて後半はマリ西村コンビへ。このコンビの流れで「true tears」に繋がり、そこから花咲くいろは」へと。

煮詰まって先に進まない男女関係だと「とらドラ!」。原作あるけど、まったく前に進まなくてどうすんだこれ、って澱みっぷりは岡田脚本本領発揮だと思う。秩父三部作だと長井龍雲監督の調整がけっこう入って長井節になってるので、あんま澱まない。

個人的マリー100%だと思ってるのは「ブラックロックシューター」。ファンタジー少女バトルでバイオレンス別に下ネタじゃなくても100%だと思う。気に入ってしまって円盤買って家族強制的に見せたのは、ちょっと反省している。

まあ脚本家のキャリア長いし、原作ものも当然のように多いし、普通に現場の調整の中で仕事してる人なので、なんもかんもマリーってこたない。

乳酸菌マリーでいいんだっけ?

2023-08-30

それでも2023阪神が…出来る3つの理由

Twitterに本当は挙げたいけど、マジックちょっと消えたくらいであまりにも阪神ファンネガティブすぎるのでこっちに。

これ見て少しでも前向いてくれたら嬉しい。

というか自分もちな虎なので前向くためにまとめる。(正直自分不安で寝付けないのよ…)

~①マジック点灯後-消滅までの阪神広島勝敗

マジック点灯後の阪神…6勝4敗

対して広島…8勝2敗(1分)

広島の猛反撃で詰められているものの、阪神のこの間の勝率は.600と決して悪くない。また、今期の広島は波が激しい(7月10連勝→8月6連敗)

今が広島の波の好調期と捉えれば、反動は容易に考えられる。阪神マジック消滅により一見すると調子を落としているように思えるが、この勝率から考えると今の阪神が不調とは捉えにくい。

~②阪神-広島間の直接対決の成績~

10勝7敗(1分)

広島阪神に追いつくために必須とも言えるのが『直接対決』での勝利しか阪神との直接対決では実は広島負け越している。

残りの試合数は7で内訳は甲子園3戦・マツダ4戦と大きな偏りは無い。ここから阪神広島に大きく負け越すとは考えにくい。

~③『气』にした方が良いあのカード?~

広島-中日 残7戦

実は今期の広島は対中日に9勝8敗と、勝ち越しはいものの苦戦傾向。5月マツダでのカードではホームでありながら、カード勝ち越しを許している。

8月30日時点で広島阪神と7戦を残しているものの、この苦戦傾向が見られる中日とも7戦を残している。

…余談だが広島と言えばお好み焼き尾道ラーメンなど、粉モノや麺類が美味しいイメージ。米が禁止されている野手陣でも広島では美味いものが食べられるので、それが中日打線の活力になっているのかもしれない。

ちなみに、広島が大幅に勝ち越しをしている対巨人戦(15勝7敗)は今日の分を入れてもあと3試合しかない。

~まとめ 普通に見よう~

普通にやるだけよ」とよく岡田監督インタビューで言っている。

慣れないアレ争いでつい殺気立ってしまうが、ファンもまた「普通に応援するだけ。

詰められてはいものの、データ上は未だ阪神有利。それを忘れずあまりネガティブにならずに、明日阪神を「普通に応援しよう。

2023-03-29

2023プロ野球 セ・リーグ順位予想(願望)

当たった現実、お待ちしております

1位 DeNA

理由:贔屓だから

予想ではなく願望なので具体的な事は一切述べません。今年しかありません、来年希望はありません。以上です。

2位 ヤクルト

理由:贔屓を1位にしたか

投手力云々を跳ね返すバランスブレイカー村上が昨年と同程度の成績を叩き出せるなら優勝です。ただ、実際はそうはいかないでしょうし相変わらず先発ローテは頼りない面々、更にマクガフも抜けたとなると昨年よりは貯金が減りそうな気がします。

なんだかんだ若手がポンポン生えてくるヤクルトは多少転けてもAに残れそう。贔屓の関係上2位にしたけど3位まではありえる。

3位 巨人

理由:消去法

昨年は借金4で4位。序盤はいいけど夏場投手陣がバテて連鎖的に崩壊していくシーズンが続いている印象。

満身創痍離脱中の菅野を除くとローテで計算できるのは戸郷だけ。春先の赤星は元気だから置いといて外人3人と横川は全く読めない。開幕時のローテのまま終えるわけではなく入れ替えながら起用していくので候補が少ない巨人は一旦崩れると止めようがないのが怖い。いくら良さそうな中継ぎが踏ん張っても限界がある。

野手おっさんだらけ。中核を担っていた坂本どん底、優秀だった丸も年々落ちてきている。中田も頑張ったけど年齢的に上向くより落ちる可能性の方が高い。吉川岡本+外人等の新戦力に期待するも貧弱ローテを支える程ではない。

正直巨人Bクラスなんなら5位でもいいくらいに思ってる、それでもこの位置にしてしまったのは阪神と0.5ゲーム差しかなく勝ち方を知っている巨人は強いから。

4位 阪神

理由岡田監督

昨年は借金3で3位。序盤ズッコケ借金16勝率0割台からここまで戻したチーム防御率2点台の投手陣は非常に強力。だったけど今年はそこまで盤石な布陣ではない。

私が考える最大の懸念材料岡田監督。セはDeNAファンですがパはオリックスファンなのであまり良い印象が無い…。半予想、半願望みたいな感じ。

打撃陣はリーグトップの貧打で月間防御率1点台なのに負け越した月もあり、良くも悪くもポイントゲッター大山佐藤が打たないと勝てない。この二人が不調になると露骨に点が取れなくなる(80点台の大山佐藤に次ぐのが30点台の糸原)。

足が使えるので得点力自体はあるもののやはり打てないと厳しい。森下が頑張ってるけどルーキー、ノイジーもどちらかと言うと返す役割ではない。貧打が解消されず投手力が落ちただけだと5位もある。

5位 広島

理由:上がり目0

昨年は借金8で5位。内訳を見るとリーグ自体は5割で戦えていて借金は全て交流戦。毎年苦戦している交流戦改善されれば借金を減らせる可能性は0ではない。ただ、全ての要素で上がっていくビジョンが見えない。

先発ローテは悪くないけど相変わらず中継ぎが期待できない。唯一ハマっているのは抑えの栗林だけだがセーブシチュエーションを作れなければ意味がないのでヒ魔神化も十分考えられる。

打線も目立ったプラス要素が見当たらない。良くて現状維持マイナス普通にありえる。ドラフトの補強は高校生即戦力リリーフタイプばかりで勝利を引き寄せる大きな力が無い。

昨年のチーム打率.257はリーグトップ。打撃能力は間違いないと言える一方、リーグトップ得点圏打率.288(2位のヤクルトは.253)はあまりにも出来過ぎ。これが落ち着くと借金が増える可能性の方が大きい。

6位 中日

理由広島よりはマシだと思ってた

昨年は借金9で最下位5月借金生活突入すると6月下旬から最下位固定で抜け出せないままシーズンを終えた。原因は言わずもがな26回の完封負け(週に1回は見れる)を記録した圧倒的な得点力不足。

その得点力はチーム内打点2位の阿部、5位のアリエルを手放し約80打点が消えた。ルーキーはアテにならない新戦力のアキーノも正直期待できない。一応アルモンテが戻ってきたがどれだけ活躍できるか不透明。穴埋めどころか更に落ちてチーム得点300点台もあるかもしれない。

昨年2点台が3人も生まれた先発と盤石の勝ちパは強いから大きく負け越す事は考えにくい、はずだった。勝ちパの一角ジャリエルまさか亡命は全く予期しておらず本当は5位予想にしてたけど6位に変えました。

2022-01-14

そういやサッカーの方の岡田監督橋下知事関西弁話してるの聞いたことない

やはり公の場(会社含む)で関西弁は使われるべきではない。Q.E.D.


海外メイディアも訳する時困るからなッ!!!


anond:20220114103644

anond:20220114101907

15人はワイの体感から、それ(11人)で構わんで!やで!(岡田監督風)

2021-01-03

anond:20210103201507

高校同級生

終始笑顔だけど、誰とも目を合わせないでずっと壁を見てるみたいな視線の奴いた

話しても自慢話か人を小馬鹿にするか、ネットで拾ったウンチクを「こんな事知ってる僕ってすごい!」と言いながらずっとほぼ独りで喋ってる

しかも顔はサッカー岡田監督そっくり

病院で貰った薬かクスリやってそうな奴だったな

卒業後は気味悪がって皆敬遠するようになった

あい病気だったのかなあ

2018-12-25

anond:20181225010638

例えが男になるけど

サッカー岡田監督瓜二つであばた顔の奴が高校同級生にいたが

あいレベルの顔なら整形した方がいいと思うわ

2018-06-29

anond:20180629201751

DQNって言うか「そこまでする?」ってレベルじゃない?

岡田監督とか自宅を警察が警護してるんでしょ。詳しくないけどそこまで彼に問題あったかな。

しろ前々回大会は盛り上がったし、勝負世界なんだから勝つことも負けることもあるし

ましてや団競技なんだから作戦が外れることもあるわけで、何もないでしょと思う。

サッカーファンは異常。

2018-05-31

サッカー日本代表」の〈幼年期≒高度成長期〉が終わった後の世界

世界最高峰ヨーロッパトップリーグで優勝するチームの主要メンバーである、という

大昔の奥寺ぐらいしかいない偉業を成し遂げても、今では誰も大騒ぎしない。

日本サッカー」に対するファン意識が変わり、「サッカー日本代表」への要求の高さも変わった。

勝てば監督の功績、負ければ個人能力の足りない(くせに勘違いしている傲慢な)選手責任

監督の崇高な戦術理解出来ない「日本人脳」の責任だとでも言いたげな、出羽守チックな

サッカー日本代表」への逆風は、ワールドカップ(WC)に初出場して以来、初めてではないだろうか。

WC外国人監督の下で戦ったのはトルシエジーコザッケローニの3回だが、前述のような

『勝てば(外国人)監督の功績、負ければ(愚かで傲慢な)日本選手協会責任』というような

風潮は、3人の外国人監督の時でも無かったし、当然ながら岡田監督の時にも無かった。

ニワカではあるけれどJリーグ創設の頃からサッカー日本代表」をゆる~く眺めてきた自分には、

「驚いた」としか言いようがない初めての経験だ。

南アWCの時の岡田場合は逆で、『負ければ監督協会責任、勝てば選手の功績』だった。

グループリーグ突破した事で、『選手が大スター扱い』され始めたのは、皆さん、ご存知の通りだ。

サッカーというスポーツ日本において草の根に定着し、「サッカー日本代表」より、自分が贔屓にしている

クラブチームの成績を重視し一喜一憂する、というサッカー先進国では普通?の状態日本がなったのだ。

中年ノスタルジーで「昔の日本代表は良かった」と、アジアでも弱小国だった頃を美化しても生産性に欠ける。

『数年後(未来)の代表の方が現在日本代表より強くなるし魅力的なサッカーをしてくれる』という

楽観的な気分が共有されていた?「右肩上がり幸福な時期」は終わり、「頭打ち」の状態が続いている。

ハリルホジッチには何の期待もしていなかったが、彼の考える「日本代表」の戦いを見たかった。

自分アギーレに期待していたが。個人的には4年前のブラジルWC惨敗希望は失せたままだ。

特定選手の反逆とかスポンサー圧力とかは、海外代表でも見かける事だし、誰が勝とうが大きな

しこりが残るのは間違いない。ただ、『勝てば監督の功績、負ければ選手責任』というスパルタ

シバキ上げの風潮の下で、責任感と喜びを持って戦えるプロ選手は、ロボットでもないかぎり、少ないだろう。

西野JAPANは『監督へも選手へも協会へも期待値ゼロ』という未知の世界へ踏み出した初の代表だ。

2018-05-01

サッカー代表人気の低迷について

ハリルの解任を悲しむサッカーファンの1人です。

解任そのものについては様々な見地から記事がありますが、解任に至った理由の1つとして挙げられることのある「代表人気の低迷」についてなぜ起きたか、どうしたら回復するかはあまり語られていないと思うので、1人の意見として書きます。先に結論をいうと、本田香川を起用したら回復する、華麗なパスサッカー体現したら回復すると、もし万が一協会が思っているのなら、こんなに人を馬鹿にした話はない、という話です。

まず、私はハリル時代代表人気は、ザックや岡田監督時代より低迷していたと考えています。(異論のある人は少ないでしょうが、念のため。)

私の周りで起こった事象としては、まずコアファン代表戦(特に親善試合)を楽しめなくなり、それによって特にサッカー好きではない一般層も徐々に離れていきました。もう少し具体的にいうと、代表戦のたびに実社会SNSお祭り騒ぎをしていたコアファン層(試合中にずっとスタジアムスポーツバーtwitterで叫んでいるような)がお祭り騒ぎをしなくなって、そこに混じるのを楽しみにしていた一般層が「あれ?今日お祭りじゃないの?お祭りどこ?」となったという話です。「オフサイドとかよくわかんないけど、代表戦の日はコンビニビールを買って帰ってテレビで観てtwitterでみんなと盛り上がるのが楽しみ」という友人が何人かいましたが、彼らは一様に「あれ??いつもすごい盛り上がってる人達がみんな急に静かになったんだけど、なんで?今日サッカーの日だよ?」と戸惑っていました。コアファンが盛り上がらなくなって、「お祭り」という一般層の楽しみが奪われたのです。それが視聴率の低迷に結びついていると私は考えています。だから、「普段サッカーを観ない層にも浸透しているスター選手が出ていれば視聴率は上がる」という意見には納得し難いと感じます

ではなぜコアファンは一歩引いてしまったのかというと、それは(1)世代交代の失敗、(2)協会監督選手関係への失望、(3)選手(や協会)の思う「面白いサッカー」がファンの思う「面白いサッカー」とずれていたという3点があると考えています

(1)世代交代の失敗

過去W杯日本センセーショナル世代交代成功してきましたが、今回は失敗しました。岡田監督が「外れるのはカズ三浦知良)」と発表したり、南ア本戦前に台頭した本田中村俊輔からポジションを奪ったり、同じ頃にキャプテンが当時まだ若かった長谷部に交代したり。あるいは中田英内田がまだまだ惜しまれながら代表引退を宣言したり。サッカーファンはそうやって、一時代を担った中心選手の席がニューヒーローの物になるストーリーを見てきました。それは去った選手ファンから見れば遣る瀬無い、苦しい思い出かもしれませんが、ファンの大部分にとっては寂しさと共に、新たな時代への期待を抱かせるシーンだったと思います。時に寂しさが勝る時もあったでしょうが、その一方で先に世代交代を失敗していたオーストラリア代表を見て「まだケーヒルが主力なの?平均年齢も高いし大変だね」と「あれは無いわー」と思っていた人が多いのでは無いでしょうか。しかしそれが今、南アブラジルロシアと3大会続けて、私たちは「本田香川岡崎、長友」のサッカーを見ることになろうとしています。彼らが良い選手か悪い選手かに関係なく、単純に選手が変わらないことは飽きるのです。一時期、原口浅野がニューヒーローとして台頭するのかな?とワクワクしてハリルジャパンを見ていたこともありますが、結果としてはそんなことにはなりませんでした。

(2)協会監督選手関係への失望(繰り返される失敗への失望

兵隊指揮官の言うことを聞かず好き勝手に動く軍が強いと思う人は少ないと思いますが、日本代表チームにその問題があることを知らしめたのはザックジャパンでしょう。予選や親善試合の頃から「なんで試合の序盤は面白いことやってるのに、いつの間にか狭いところを通そうとしてボールロストってシーンばっかり繰り返してるの?」と不思議に思っていたファンは多かったと思いますが、W杯後にザッケローニ通訳をしていた矢野さんが出した「通訳日記」という本(元々はNumberの連載)がその答え合わせになっていました。どういうことかというと、そういうサッカーを好む選手がいて、違うサッカーをしようとする監督に「これがやりたい」と直談判しにくる。ザックの世界では戦術戦術専門家である監督裁量権のある物なので、戦術専門家でない1プレイヤーから口出しがあることに驚き却下する(当然だと思います)、選手の不満が溜まる、選手勝手をしだす、という話です。そこまでは100歩譲ってまだ理解できるものの、度重なる選手陳情を一応は聞いて帰してを繰り返していると、そのうち協会の偉い人がやってきて「選手の主張を取り入れてほしい」というようなことを言ってくる。それを読んでギョッとしたサッカーファンは多いと思います選手監督のいうことを聞くようにと諭すのではなく、監督選手の言い分を飲むように伝えるのが協会技術委員仕事なんです。選手協会戦術を決めるなら、なんで優秀で高年俸監督を引っ張ってくる必要があるのでしょうか。今回協会が「次も日本監督で」と言ったのは「監督はお飾りでいい、選手協会戦術を決めて監督が反対しなければ成功するはず」と考えているとすれば整合性があるのでしょう。ばーかばーかそんなわけあるか!って感じですけど! ともかく、最高の頭脳を外から呼んできて、彼が最高のパフォーマンスをできるように協会サポートして、彼の戦術選手たちによってピッチ表現される、その先に成功がもたらされる、という絵からは非常に遠いところに実態があったわけです。これもまたファンにとっては失望であったと思います

(3)選手(や協会)の思う「面白いサッカー」の感覚がずれている

当たり前ですが、サッカーは点を取り合うスポーツです。大多数の人にとって一番面白いのは得点が入るシーンでしょう。次点は「決定機を作れたのにあと一歩で入らなかった」「決定機を作られたのに最後最後で防げた」シーンになるはずです。それ以外は各々の趣味順位が決まる話でしょう。ある選手南ア大会後に「勝つために仕方がなくあんなつまらないサッカーをしていたが、自分が観客ならあんな退屈な試合は観ない。もっと華麗な見せ場を作らないと」というような発言をしていました。見せ場というのはつまり華麗なパスワーク、華麗な突破なのだと思いますが、私はこの発言ファンの思う「面白いサッカー」と大きくずれていると思っています。一番観たいのは得点シーンで、彼のいうその「つまらない試合」ではそれが観られなかった。でも、最後最後で点を入れさせないように決定機を防ぐシーンは沢山あって、沢山の人が手に汗を握って、感情移入しながらそれを観ていた。華麗な見せ場はなかったかもしれないけれど、あれはつまらない試合なんかじゃなかった。以降、一部の選手たちが拘っていく「自分たちのサッカー」がこの「華麗なパスワーク」「華麗な突破」と同じものだと私は認識していますが、少なくとも、点が入るシーン以上に華麗なパスワークのシーンが面白いけがないので、「戦術プロである監督が考えたもっとも点が取れそうなプラン」を阻害してまで華麗なパスワークをしようとされても、フラストレーションが溜まるファンが多かったと思います

これらが合わさって、10年近く君臨する主力選手が、監督の言うことを聞かずに、華麗なパスワークをしようとしてうまくいかない、というシーンをファンは見せられ続けているのが代表人気の低迷の本質だと私は考えています。なのでもし一部で言われるように、協会が「本田香川を起用」「日本らしいサッカー」で代表人気が回復すると考えているならば、こんなにふざけた話はないと思うのです。そして、世代交代をしようとして何らかの原因でうまくスパッとやれなかったことはハリルのミスと言えばミスなのかもしれませんが、サポートがあたかは疑問ですし、それ以外は彼に責任があるものとは全く思えません。なので、世代交代終わったら応援する、まだかなまだかな、と思っているうちにハリル解任の報を聞いた1サポーターとしては本当に悲しい気持ちになりますし、人気が低迷したからハリルが切られたという言説を見るたびにさらに悲しく感じるのです。私がサッカーにハマったのは20歳前後ですが、80まで観戦を楽しめるとして、生涯に楽しめるW杯は全部で15回くらいでしょう。その貴重な1回が今回こんな形になったのは残念でたまりませんが、残りが全滅しないように、できれば次回からまた熱狂できるように願ってやみません。

2017-07-20

https://anond.hatelabo.jp/20170720150317

あれはラモスだけのせいにするのは無理があるよ

カズ落選から岡田監督日本代表へのプレッシャーが高まってた

・今と比較にならないくらい影響力があったメディアが、W杯に浮かれて視聴者煽りまくってた

カズの代わり。これから代表の軸って言われてた城は無得点しかも、やっときた決定機にオーバーヘッド狙いにいって外す

・さんざん批判されても使い続けた城を交代。その直後に初得点アシストしたのは城に代わって入った呂比須

一億総張本、総セルジオ状態だったし、スポーツ界は根性論支配されていた

結果を出せていない選手が、ガム噛んで笑いながら試合するなんて論外だった

ラモスは元からヒートアップやすかった上、仮にも元日本代表から、さすがに今それやっちゃマズイって思ったんじゃないか

ファン心配になるくらい日本中イライラしてた

正直、メディアが加熱しまくってたから、ラモス解説がなくても城は戦犯扱いされただろうし、水かけ事件が起きたと思う

ラモス解説は褒められたもんじゃない。

でもそれだけ切り出すのは、特定選手ミスプレイを取り上げて戦犯に仕立て上げるのと変わらない

時代環境、状況。前後の流れがあるんだから

ネットが行き渡って、色々な情報に触れられる今だったら違っただろうね

2014-07-19

朝日のクソ記事

http://www.asahi.com/articles/DA3S11251769.html

ワールドカップはおろか、サッカーに関する記事のなかでこれほどまでに無知蒙昧、盲目的外れのくせに上から目線な記事は初めて読んだ。

全文を読む為には登録しなきゃいけないところをみると炎上商法か?

以下、興味ある方向けに全文をコピペします。こんなクソ記事読むために登録なんて誰がするか、誰がさせるかクソ朝日

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サッカーワールドカップW杯ブラジル大会が終了した。熱戦続きだったが、「なぜ、開催国ブラジルドイツに7点も奪われたのか」「なぜ、日本代表はまったく精彩を欠いていたのか」など、さまざまな謎も残った。映画評論と共に、斬新な視点からスポーツ評論でも知られる蓮實重彦さんに、謎解きをお願いした。

 ――今回のW杯特に決勝トーナメントに入ってからは、一部の試合を除き、なかなか点の入らない展開が目立ちました。素人が見てもワクワクするような試合もっとやって欲しかった、という思いもあります

 「国民や国の期待を背負うと、どれほどスポーツスポーツ以外のものに変化していくか。それを見せつけられた何とも陰惨なW杯でした。サッカーとは本来ゲーム』であり、運動することの爽快感や驚きが原点のはずですが、W杯は命懸けの『真剣勝負』に見えてしまう。お互いもう少しリラックスしなければ、やっている選手おもしろいはずがないし、見ている側も楽しめない」

 ――なぜ、真剣勝負だとつまらない試合になるのですか。

 「『ゲーム』ではなくなるからです。ましてや負けないための真剣勝負など、見ていて興奮するはずもない。前回2010年の南アフリカW杯で、日本代表岡田武史監督大会直前、徹底的に防御を重視した『負けないサッカー』へと泥縄的に方針転換しました。確かにそれで1次リーグ突破できましたが、『1点でも奪おう』というサッカー本来精神からは、ほど遠いコンセプトだった。今回3位になったオランダ代表は、まあ前線ファンペルシーやロッベンいるからでしょうが、5バックというさらに防御重視の戦術で、まるで『岡田ジャパンのなれの果て』のようにさえ見えました」

 「勝ち上がるのを最優先すれば、どうしても『岡田化』が進む。今後はさらに防御重視の傾向が強まるでしょう。しかし、サッカーはどちらかが防御に徹すると、ゲーム自体が成立しなくなる。日本ギリシャ戦はその典型です。運動の快さを放棄してまで、国が期待する勝利にこだわる。そんな『スポーツの死』には付き合いたくない。W杯はそろそろ限界だ、とつくづく思いました」

 「国を背負うとどこか血生臭さも出てきます。その一例が、コロンビア選手ブラジルネイマール背中にひざを入れ、骨折させた場面です。故意かどうかという問題ではなく、国のために死にものぐるいでプレーすると、ああいうことが起きてしまう。他にもずいぶん負傷して血を流している選手がいました。観客の皆さんは、あの血生臭さにもう慣れてしまったのでしょうが

――日本代表はどうでしたか

 「ザッケローニ監督は、日本サッカーのためにある程度までうまくやったと思います岡田監督とは違い、前々代表監督イビチャ・オシムが作った流れを壊さなかった。私はオシムが率いていた時代ジェフ市原(現・千葉)の、攻守にわたり選手たちがダイナミックに動くプレーを見て、日本でもサッカーが見られるんだという喜びを感じました。ザッケローニにも『みんなが走り、気持ちよくサッカーをしないと意味がない』という姿勢があった」

 「問題はそれを十分に実現できなかった選手の方です。私は前回の日本代表について、岡田監督の急な戦術変更にもかかわらず、選手たちの『運動する知性』が想像以上に高かった、と評しました。選手たちが無言のうちに素晴らしい連係を達成したり、味方をも欺くようなはっとさせる動きを発想したりする知性のことです。前回は、松井大輔からそういうトリッキーな動き方を感じたのですが、今回はみんながまじめすぎた。少なくとも大久保は、もっと不まじめでもよかったのではないか。市原オシムに鍛えられた前代表阿部勇樹のように、『失点のリスクをつぶす責任はオレが負うから、君たちは好きにやれ』という人もいなかった。知的な面では退化していた、と言わざるを得ない。それでも、岡田サッカーで勝つよりも、ああいう負け方の方が日本未来にはよいことだと思います

 ――本田の「目標は優勝」という言葉とは、かけ離れた結果でした。

 「本田の発言の真意は分かりませんが、多分『そうでも言わなければやってられない』という思いがあったのではないか。『オレたちはどこまで伸びられるのか』ということを意識的に試そうとしている選手が、彼以外にはあまり見あたらなかった。そんな仲間たちを鼓舞しなくてはいけない、と思ったのでしょう。ただ、本田自身も、勝利へのこだわりが動きの柔軟さを奪っていたような気がします。それでも1点を取り、1点をアシストした。彼が日本代表の最低限の名誉を守りました」

 ――誰もが国を背負い、勝利にこだわりすぎたW杯だった、と。

 「サッカーの魅力は『うそのように思いがけないことが、ピッチで起こる瞬間を目撃すること』ですが、今回それを味わわせてくれたのは、オランダスペイン戦におけるファンペルシーのヘディングシュートだけでした。決勝戦でのドイツゲッツェシュートは確かにみごとでしたが、ああいう場面で輝くのは真のスターでなくてはならず、まだスター予備軍のゲッツェが決めても、私たちを驚かせることはできません」

 「1カ月も大会を続けていれば、その間に必ず愉快でおちゃめな選手が出てくるものですが、今回はそれも不在でした。唯一、相手選手にかみついたウルグアイスアレスには一種のかわいげを感じましたが、おちゃめと言えるかどうか。02年の日韓W杯で、ブラジルロナウドが前髪だけ三角形にそり残した奇抜な髪形でプレーし、優勝トロフィーさらってしまった。そういう『変な人がおちゃめをしながら勝つ』という楽しさもなく、みんなが必要以上に本気になってしまった」

 「一方で『見たことを一刻も早く忘れたい』という瞬間が多すぎました。世界最高GKの1人、スペインカシリャスオランダ戦で5失点した。彼があんなによれよれで崩れてしまう、という場面は決して見たくなかった。ポルトガルの対ドイツ戦での惨敗にも目を背けたくなりましたが、極め付きはやはり準決勝ドイツブラジル戦です」

――ブラジルが7失点。目を疑いました。

 「あれはもうサッカーではない。ドイツが7点も取ってしまったことは、果たして成功なのか。もちろん、勝利したという点では成功なのですが、『サッカーサッカーではないものにしてしまった』という点においては、醜い失敗だったとしか思えません。誰かがドイツ代表精神分析をやらなくてはいけない。どこまで点が取れるのか、面白いからやってみよう、というぐらいの気持ちになっていたと思うのですが、どう見ても7点も取ってはいけない。何かが壊れるし、人の道から外れているとしか思えない」

 「サッカーから運動の喜びを奪うW杯という枠組みが、選手たちの精神ゲームのものを、いかに異様なものにしてしまっているか。それを象徴する試合でした。サッカーは死んだ、と思いました。前回のW杯でも、国を背負うことの問題は至る所に現れていましたが、それでも決勝、準決勝は緊張感のあるいい試合でした。それが今回のW杯では、なくなった。次回のW杯まで私が生きているかどうか分かりませんが、確実なのは『もう、徹夜をしてまでは絶対に見ない』ということです」

    ■     ■

 ――W杯サッカーの喜びを取り戻すことは可能でしょうか。

 「実は今回のW杯では、二十数年ぶりに心から応援するチームがありました。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表です。1914年に同国の首都サラエボで起きたオーストリア皇太子暗殺事件が、第1次世界大戦の引き金になった。それから100年。20年近く前まで殺し合っていた三つの民族が、オシムの尽力で一つのチームを作り、W杯に参加した。これはもう、応援するしかない」

 「最初の対アルゼンチン戦で、敗れはしましたが、イビシェビッチがチーム初得点を決めた時には、わがことのように泣きましたね。最後イラン戦で初勝利した時にはまさに『オシムサッカー』という感じの躍動感にあふれた闘いぶりで、その華々しさにまたも涙しました。この年になって真夜中に何をやっているんだろう、とも思いましたが」

 ――蓮實さんは、スポーツ世界に、スポーツ外の浪花節的な物語を持ち込むことを嫌っていたのではなかったですか。

 「いや、これは私個人ではなく、人類問題なのです。サラエボ事件100年ですよ! そこから来ている代表民族対立を乗り越え、W杯で初勝利した。その奇跡を、日本関係の深いオシムが実現させたことを、心から祝福するべきなのです。そしてボスニア・ヘルツェゴビナオシム流のサッカーさら継承し、将来のW杯で魅力あふれる運動感をピッチに行き渡らせる。これは私のロマンチックな願望です。そうなれば、W杯をまた熱心に見ることになるかもしれませんね」

 (聞き手・太田啓之、金重秀幸)

    *

 はすみしげひこ 1936年生まれ。東京大教授教養学部長、総長歴任。著書「『ボヴァリー夫人』論」「表層批評宣言」「スポーツ批評宣言」など多数。

2014-06-25

日本代表外人監督

なんで国と国の勝負外国監督使うの?

英語圏はいいよ、共通言語、共通のニュアンスが使えるから

でも日本ダメでしょ。

監督選手間で簡単な意思疎通すら出来ないじゃん。

言語の違いって大きいよ、伝えるべき感覚が伝わらない。

岡田監督、ずっと続けて欲しかったよ。

2010-07-02

終戦

W杯を1人で見てても盛り上がらないし、せっかくだから2人で見ようということになった。

2人でユニフォームを着てテレビにかじりついた。日本ピンチ悲鳴をあげ、チャンスに絶叫して、本田のゴールで抱き合って、パラグアイの最後のキッカーのPKが決まって泣いた。

W杯を機会に始まった恋に比べれば数少ないだろうけど、W杯で終わってしまう恋もある。

W杯を一緒に見るのが、2人の最後の時間になることは暗黙の了解だった。むろん、一緒に見ようと提案したのは、僕にとって少しでも長く同じ時間を過ごすための口実だったし、だからこそ、願うならばもう一試合見たかった。たとえそれが不純な動機と言われたとしても。

ありがとう、岡田監督。ありがとう、選手のみんな。

あなたたちのおかげで、2人の最後の時間は代表のユニフォームのように濃い色で染め上げられた。試合を見るたびに、代表の試合も僕たちもこのままずっと続くんじゃないかと幻想してしまった。390分間の夢を見られた。

こんなに熱くて哀しい別れは、もう来ないかもしれない。

ありがとう。

2010-06-26

日本代表羽生善治

サッカー日本代表グループリーグにおける進化を目の当たりにして、棋士羽生善治言葉を思い出した。

勝負どころで一番大切なのは自分を信じること。自分を信じられるかどうかが一番難しい。他人のことは100%は知らないので、簡単に神格化できる。日常から自分を信じられると、決断しなければならない場面において不安がなくなる

初戦のカメルーン戦、続くオランダ戦、そして歓喜のデンマーク戦、この3戦における日本代表進化はまさしくこの言葉通りではないだろうかと思う。

岡田ジャパン戦前からコンセプトに掲げていた、運動量組織力によるディフェンス。何戦も行ったテストマッチで全くと言っていいほど結果が出ず、岡田監督が目指すサッカー自体に問題があると、ほぼすべてのサポーターは思っていたはず。

オランダ戦を終えた時点でディフェンスに関する不安は払拭出来ていたからこそ初めてデンマーク戦でオフェンスが機能した。

過去オフェンスが機能しなかったのは、テクニカルな要素以上にディフェンスに自信を持ちきれなかったことが一番の要因だったかのように思える。

さらに言うと、こんな短期間で劇的な進化を体現できたのは、それがW杯という大舞台ゲームだったから、ということ。

タイトルのかかったような重要な一局であえて得意ではない戦法を試すのはなぜかという問いに対し羽生は、

今一番手堅い戦法は次の一局に勝つためにはベストだが、五年後、十年後と長期的に見るとベストかどうかと言われるとそうではない。リスクをとって大舞台でやってみなければ学べない、怖い思いをしてやらなければ吸収できないものはたくさんある。

将棋自体には詳しくないのだが、この言葉を聞いてそれを感覚的に理解できても、ある意味勝ち負け二の次でそんな場面を自分進化に利用している羽生は恐ろしいほどの境地にいるように思えるが、それほど大舞台では人間進化できるということ、それを成功させた日本代表に更なる勝利を望む。

岡田監督への手のひら返しを批判したいだけの人へ

「手のひら返しがひどい」という批判が度を過ぎているので書いておく。

大会前に言われていたことは「このままでは負ける」であった。

事実、直前の親善試合では負け続けていた。

だからこそ、岡田監督は中心選手中村俊輔を外し、戦術の大幅な変更を行った。

それで勝った。

見ようによっては、「このままでは負ける」という意見が正しかったわけだ。

大会前の岡田監督は批判されるべきサッカーを行っていた。

大会中の岡田監督は賞賛されるべきサッカーを行っている。

それだけの話だ。

友愛」という理想論と、小沢院政を批判されて、

「最少不幸社会」と「脱小沢」へと路線転換した民主党を思い出せばいい。

それにより民主党支持率が上がったことを指して、

国民の醜い手のひら返しだ」と批判する人はいるだろうか?

……いるな。

とにかく、おまえら「サッカーはよく分からないけど手のひら返しは醜いと思う」って言いたいだけだろ?

自発的に「ごめんなさい」をするのは構わないが、誰かに「ごめんなさい」を強制するのは良くないと思うぞ。

2010-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20100615005410

なんかサッカーの勝ち負けって何で決まってるのかサッパリ分からないんだよな

今日勝ったのって岡田監督が有能だったってことなの?

よくわからん

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