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2021-09-18

京都西側、予定になかった日の日記

起きたら11時25分で、そのまま布団で二時間ごろごろしていたら、かつてこの地で一緒に学生生活を送り、遠くに住んでる友達からLINEが来た。

しまむらオンラインと一部店舗で、ちいかわのピアス3組セットがゲリラ的に販売開始したらしい。

オンラインはすでに品切れ…ピアスをあつめていてちいかわが好きな友達はずいぶん悔しがっていた。

いま住んでる県内に「一部店舗」もないそうだが、調べてみたら、私は自宅から自転車で30分くらいのところに「一部店舗」があるらしいので、急遽出かけることにした。

いかわのピアス在庫確認に行く、予定にない一日がはじまった。

ごろごろ至上主義者なので、本来なら生まれるはずのなかった一日が生まれたのだ。

まず、半年ぶりに自転車に乗った。

しかしまたがった瞬間、前輪の空気が全ぬけしていることが発覚、慌てて家の斜め前の自転車屋さん(私の自転車故郷でもある)に空気を入れてもらう。

ここにこの自転車屋さんがなければ、はじまったばかりの私の一日は終了していただろう。

半年のらないと空気もぬけちゃいますよね」と言いながら、放置状態が長くて汚れていた私の自転車クリーナーで拭いてくれ、大変恐縮する。

出際には「気を付けていってらっしゃい」と言ってくれた。

予定になかった一日の、予定になかった言葉で、とてもうれしくなる。

縁あってここに住んではいるけれど、地元ってわけでもないので道がよくわからない。グーグルマップを頼りによろよろと自転車こいでいく。

ミリオンタウンという場所の、二階にしまむらがあるらしい。

行ったことがないところにグーグルマップ頼みで行くと、めちゃくちゃ唐突に着いた感じがすることがあるが、今回は最上位のそれ。

ほんとうに唐突についたので、友だちに「なんか着いた」と、ナガノ的な言い回しで到着を報告した。

ミリオンタウンのエスカレーター、びっくりするほど遅い。

普段地下鉄エスカレーターにばっかり乗っているので、その遅さに驚く。高齢者子どもがよく乗るからだろうか?

予定にない一日の、予定にないエスカレーターの遅さだ。

いかわのピアスは売り切れていた。ピアス売り場の広告の品のポップの下がごっそり空いていて、ああ、ここにちいかわがいたんだな…と感じられたけど、

念のため、モップ掛けをしている店員さんがいたのできいてみようと後をついていく。

しか彼女しまむら通路予測不能な経路設計で進んでいくのでなかなか追いつけず、期せずして謎のダンジョン感が出た。予定外のダンジョン

やっとおいついた店員さんに、申し訳なさそうに「ちいかわもうないんです」と言われ、友達に「ちいかわもうないんですって言われた」、とLINEで報告したら

「ちいかわもうないんです」とLINEで復唱された。

しかちょっとジワる言い回しだ。ちいかわもうないんです。

することもなくなったので、そのままイオンモール京都五条に行ってみた。ミリオンタウンのすぐそばにある。私は行ったことがなかった。

自転車をとめて入口に向かっていると、入口そばいきなりステーキがあるのが見えた。

まったく予想してなかったので、ちょっとはっとした。店名に恥じないいきなりステーキぶりだなと感心する。

中に入ったら今度はカルディがあった。今日は22時からオン飲みだからここでお酒を買って帰ろう。オリジナルチューハイがおいしいとちいかわの友達が前言っていた。

カルディの前には生ジューススタンドがあって、カラフルジュース広告キラキラしている。

これもいい、あとで買ってみようと思いつついったんスルー。なにも食べてないのでお腹がすいている、まずはごはん

3階のレストラン街で一番最初に目に入ったバ~ミヤンに入る。

大学生だったころ、一回だけ北大路ビブレのバ~ミヤンに行ったことがある。それ以来だ。

予定外のバ~ミヤン思い入れもなにもまったくなく、とてもすがすがしい。オーダーはタッチパネルで非対面ぶりが徹底されている。

かに玉とよだれ鶏小籠包ドリンクバーを頼んだ。

どれも、びっくりするほどおいしいわけでもなく、顔をしかめるほどまずいわけでもなく、とても安らいだ。

ドリンクバーオリジナルウーロン茶(冷)は、ちょっと茶葉を煮出しすぎたときのあの雑な渋みがあってとてもいい。

わたしはこの、煮出しすぎた茶の雑な渋みが好きなんだ…と気づかされて感慨深く、気持ちよくごくごく飲んだ。

予定外のいい発見があった。

食後には、凍頂ウーロン茶と仏手ウーロン茶を、それぞれポットでゆっくり飲む。

そんなことをしていたら、一階の生ジューススタンドのことがどうでもよくなってしまった。あるあるだ。

せっかくモールに来たんだしなとそのまま一周することにする。

イオンカードポイントが、専門店で買い物すると10倍とあるのにつられて、秋の靴下を6足買った。3足いくらのやつを二組。

鞄屋さんで、地元にいる母が好きそうだなと思いながら赤い革の鞄を眺めていたら、控えめに「あててみてくださいね」と店員さんが言ってすぐ離れていく。

コロナシフトという感じ。

モールキラキラしてるし、靴下も買えたし、ひとりでに「たのし~」と口から出てきた。予定にないことはなんでも楽しい

京都田舎だけど地元もっともっと田舎で、イオンモールもっと身近だった。どこのイオンモール構造は同じ、期せずして故郷を感じる。

母と二人で行くと、思わずきゃっきゃとしてしまって楽しいんだよな。ゆっくりお母さんに会いたいなあ、などとしみじみ思う。

実家から離れて暮らす多くの人たちが、そんな気持ちでいる連休なんじゃないだろうか。

ジュースはどうでもよくなったけど、カルディには寄った。

レモンお酒と、白ワインサングリアを買うつもりで並んでいたら、5倍希釈レモネードのもとが並んでるのをみつけて、ついついそれも買ってしまう。

この前NHKの「ストーリーズ 事件の涙」で、バス停にいた路上生活者女性が急襲されて亡くなった事件を扱っていた。

そのとき生前、すでに路上生活者となっていた彼女大林さんが、ショッピングモールエスカレーターそばキャリーバッグを持ってうなだれている写真が出てきた。

今日とても楽しかたから、帰る前に振り返ってもういちどモールの中を眺めていたら、頭にその写真が浮かんできた。

彼女は私だと思う女性はたくさんいて、私もやっぱりその一人だ。

今は買い物をしている側だけど、結婚仕事もしているけど、それで安定しているというわけでもない。

家も会社も、いつどうなったっておかしくないと思う。

大林さん、何かひとつボタンを掛け違えていた自分なんだ、あるいはこの先の自分なのかもしれないな、そういうことを思いながら自電車を漕いで帰路に就く。

もう夕方になっていた。

古い美容室の前を通りかかったら、女性のお客さんが出てきて、そのあと店内の明かりのトーンが少し下がった。

ああ彼女最後のお客さんだ、髪色が明るく、ぱりっとしたパーマがかかったご婦人彼女リニューアルした髪の毛を、美容師以外で最初に見た他人は私だ。

彼女大事な人でもなく、ほんの通りすがりの私だ。

これも、ほんとうならなかったはずの今日の、全然予定にないことでちょっとうれしい。

わたしなんかでよかったのかなあと思いながら、似合ってますよと心の中でいって自転車をこぎ続ける。

ガソリンスタンドの前を通りかかる。私が通ろうとしているので、スタンドから出ていこうとする車を、店員さんが手で制している。

今日私がちいかわ探しにいかなかったら、この車はここをすんなり出て行ったんだろうなと思いながら、店員と車に会釈をして通り過ぎた。

ガイドブックにも載ってない、小さな神社の舞殿が、橙色の献灯で照らされいて美しい。

いつも電車の中から裏側を見ている整骨院の、表側を通り過ぎて行く。

「○○施術院」とだけ看板の出ている普通の民家、「どんな施術を…」と、なぜかちょっとエロい妄想をしてしまう。

空気を入れてもらった自転車屋はまだあいていて、お礼が一言いいたかったけど、店員さんは奥にいたから声をかけるのはやめて通り過ぎた。

そうして家に帰って自転車しまい、買ってきた酒とレモネードのもとは冷蔵庫しまい、匿名日記を書いて、書き終わった。

2021-09-16

anond:20210916111045

逆にこの文章ママってことは会話力も低いんじゃね。まあここでは増田文章力とかは主題ではないのでどうでもいいけど。

外国語がわかりやすいけど、会話の方が習得が容易で書き言葉は後になる傾向がある。会話が習得やすいのは、多少内容に不備があったり発声問題があっても意味が通じることが多く寛容なため。外国人日本語を下手くそに話していてもある程度意味が通じれば問題ないと思える。けれど例えば行政文書などでおかし日本を使っていれば違和感が勝ってしまう。これは会話というのが1対1を基本に相互でやり取りする物であるため、お互いに不足分を補ったりすることが多いから。一方で文章基本的にいってこいである。目に付いた人の数だけ読まれるため会話のように相互に補完し合う事も少ない。だから文章力は比較的厳しい目で見られやすい。文章には「ごめん、いま言い間違えた」は通じない。

中国からスパムメールがその最たる物だな。

はいっても、会話による伝達の方が重要視されるのでは、という意見には疑問だ。元増田文章力低い、と思ったのはそういう疑問の根幹部分がなくて小学生の疑問並みだったから。

例えば他のツリーでは「普通に暮らしていれば」「常識」「自明」などとしているが、俺にとっては別に会話の方が量は多いけど重要視されるものとはあまり思わない。先に述べたように会話は相互で補完が可能であり一発勝負ではない。人間聴覚より視覚を重視するから目に残りやす文章をより重きを置く、という考えの方が自然であり常識に通ずる物があり自明ではないだろうか。

こうやって文章を組み立てる物なんだが、元増田はなんかいきりまくってるようなので本質的に会話も文章も低いと思う。

2021-08-21

見えたぞ!自転車こいでJKマンスジが!おれにはみえた!!

2021-08-14

高所得者の方が税金払ってる?

一人で自転車こいで発生させた電気を売って稼いだ金からとられてる税金ならそらそのお怒りもご尤もですよ。

でも底辺ワープアをしばいて働かせて彼らが稼いだ金を吸い上げて集めた金でしょ?

2021-08-10

マラソンランナー自転車乗りも体はかっこ悪いよね

ボディメイク運動頑張ってるけど、

やっぱり筋トレあってのランやサイクリングだよなぁ、と。

どちらも脂肪減らすことには意味がありそうだけど、やはり上半身の厚みが無いとかっこよさはイマイチだし、

走っても自転車こいでも胸板は厚くならないのよね。

2021-07-28

電池残量が減ると苦痛を覚えるようにプログラムされたロボット自転車こいでコイルを回して発電した電気を充電して再び自転車をこぐ繰り返しをハードウェアが摩耗で破壊されるまで繰り返すロボットしかいない惑星

2021-07-12

こけた

息子(小学生)お迎えに行き一緒に自転車こいでいたら、息子がこけた。転倒。なんとか自宅までは自力でたどり着いた。しかし今妻に連れられ整形外科トホホ。同行しててよかった。自転車のチェーンが緩いためだとか主張してたけど、草履を履いているという事実のほうが気になる。靴でこげよ

ムクドリがいっぱい!

 最近農道のど真ん中のトンビポイント(なぜかよくトンビがトコトコ歩いているポイント)にトンビがいない。最近田んぼ周り、なんならスズメもいない。

 私の車が通ると、慌てて飛び立つのムクドリばかり。ムクドリがいっぱい。あっちもこっちもムクドリ。そして、最近めっきり見ないスズメシジュウカラ

 先日、ちょう久しぶりにオナガを見た。なぜか知らんけど、今、全国的オナガの生息域が山の方へ撤退していて、市街地にはオナガってあまりいないんだって。そう言われてみれば、私の子時代オナガ電線に停まってる姿は、日常風景だったなあ。ここいらでオナガを見ないのは、私の出身地とは違う県だからかなと思っていたけど違うみたいだ。

 6月末に麦刈りが終わってすぐ、田植えが行われた。この地方二毛作普通ないか、春の田んぼの空き日数がものっすごく短い。

 どちらかといえば河川の上流に近い地域(私の故郷に比べれば)なせいか、ここら辺は田植えの時期が遅い。元から遅いんだけど、温暖化や毎年9月頃の台風や水害対策もあるようで、田植え時期が年々遅くなってとうとう6月末にまで先延ばされるようになった。20年くらい前はGW前後だったと思ったけれども。

 そんな訳で、田植えの時期がズレたせいで、田んぼ周りの生き物のライフサイクルもだいぶ変わったんじゃないかなと思う。ヒバリ麦畑に巣を作るので、田植え時期のズレと共に麦刈り時期も遅れたことにより、昔よりもゆっくり繁殖できるのかなあ? 今年は五月半ばくらいまで、ヒバリがピヨピヨしていたはず。

 一方、田んぼに中々水が入らないせいで残念なことになっていそうなのはカエルツバメだ。タガメみたいな水生昆虫もかな。

 春、カエル冬眠から目覚める頃、田んぼにはまだ水がない。五月にカエルタマゴやお玉じゃくしは見られなくなった。

 GW前頃にツバメが渡ってくるが、田んぼに水がないと虫があまり捕れない。そのせいかツバメが多く飛来する時期も昔よりも遅くなってる感じがする。

 最近、すっかり梅雨なので、カエルツバメはめちゃめちゃ元気だ。しかし、ツバメが元の住み処に戻るまであと一ヶ月くらいしかない。ツバメライフサイクルを調べたことがないからわからないけど、確かオオヨシキリは春の繁殖期(3月7月くらい?)に時間の許す限り産卵と育児を繰り返す。ツバメもそうだとしたら、もしかすると1サイクルぶんくらい、繁殖回数が減っているかもしれない。もし巣が敵に襲われたりなどして雛が全滅した場合、巣を作り直しタマゴを産み直す暇がないのでは? 知らんけど。

 我が家にはツバメが巣を作ってくれないので残念。最近ツバメ、民家に巣を作っても壊されるだけだって学習していないか? それか、昼間の住宅街人間の気配がしないので、ここに巣を作っても天敵から守られることはないと思っていそう。うちだけじゃなく、軒下にツバメの巣があるお家が、近所には全然ない。

 そのかわり、幼稚園病院老人ホーム小学校の高い所の軒下にツバメが営巣しているのは見た。近所のスーパーには十年前はよくツバメが巣を作っていたけれど、店の人によって徹底的に壊されてしまうせいか、今ではすっかりツバメが寄り付かない。

 ゴーストタウンには住まない鳥といえば、スズメもそうなのだ人口スズメの数は比例する。私の住んでる地区空き家も多いし昼間誰もいない家が多い。見かけるスズメの数も年々減っている。人間の気配が少ないうえ、カラスハクビシンとヘビが多く住み着いているので、スズメが住むには向いていなさそう。

 数年前、大雨でうちの屋根にあったスズメの巣がベランダに落ちてきたことがあった。当時は私だけでなく、小さかった子供たちも家にいてにぎやかだったから、スズメ的にはうちの屋根の上は安らげる場所だったかもしれない。

 ところが、ハクビシンが近所に住み着いた。うちの屋根の上もハクビシン通り道になっていて、西の雨樋と東の雨樋の両方にハクビシン足跡がついてる。時々、ベランダハクビシンウンコが落ちている。

 ハクビシン通路に営巣は無理なのだろう。去年も今年も雨が降ってもスズメの巣は落ちて来ないし、あっちこっちムクドリだらけになった最近は、スズメの姿をあまり見かけなくなったし、ベランダの物干し竿にスズメウンコがついていることもなくなった。

 田植えが終わって数日しか経たないうちに、田んぼの水面がぶわーっと水草の芽みたいなものに覆われた。そしたら、沢山カモがきた。水深が浅いせいで、せっせとばた足に励んでいるお尻がよく見えて可愛い。けれども、親ガモが仔ガモの行列を連れているのは、いまだ見たことがない。

 毎年、田んぼに水が入るとアオサギが沢山飛来してくる。この地方あんまりシラサギは見かけないんだよなと思っていたが、この二、三年ばかりはけっこうシラサギも見かける。面白いもんで、アオサギシラサギって田んぼの同じ区画に一緒に居ることはあまり多くないようだ。農道を挟んであっちの田んぼにはアオサギ軍団、こっちの田んぼにはシラサギ軍団、と別れて固まりがち。

 今年はアオサギシラサギも飛来が遅いな、と思っていた先日、変わった鳥を見た。すごく脚が長くて、翼の前半分が白く後ろ半分が黒と、色がパッキリ別れているので、アオサギでもシラサギでもないと思う。ツル的な何か? でも、ここいら辺でそんなツルっぽいものを見るのは、初めてだと思う。

 ところで、今年は1羽もキジを見ていない。キジ! 居るんですよ。田舎とはいえそんなに大自然豊富な所じゃないのに。だけど、今年はまだ見ていない。

 以前、この町の中だけどもっと南の方に住んでいたとき、庭によくキジがくるお宅が当時の私の住み処のすぐそばにあった。そこんちの庭が私の家の窓からよく見えたので、キジがくると飛んでくまで眺めていたなあ。

 うちからキロ先に、かなりでかい河があり河原人間用にカスタマイズされていない部分にはかなりのワイルドネイチャーが広がっている。どのくらいワイルドかというと、数年前まではよく鹿や猪が出た。ここ数年はめっきり猪注意報が発令されないけど、たぶん朝っぱらから堤防付近人間がやたら走ったり自転車こいでたり犬の散歩しまくってるからじゃないかなあ?

 河原に行ったらハイタカが見れるかなあ。ハイタカ一度も見たことないから見てみたいよなぁ、と思うんだけど、河原に降りる階段の手前に大きな住宅街があって、そんな所を歩いていると知り合いに「あんた何してんのこんな所で!?」と言われまくりそうなので、近づけないでいる。

 河と鳥で思い出したけど、この町に移り住んでから一度もカワセミを見ていない。故郷にはカワセミがいて、大してきれいでもないむしろ汚いドブ川にかかる橋の欄干によく停まっていて、魚獲ってた。

2021-07-09

疲れ切っているのだ

昨日、久しぶりに早く帰れたから1時間くらい余裕ができたんだけど

何もする気になれなくて、椅子に座ったままボケーっとメールボックスを眺めてしまった。

常日頃から時間ができれば筋トレして読書してゲームして楽器練習してエアロバイクこいでリングフィットやろうと考えているのに

何もできなかった

疲れたのだ

明日休みだけど、来週に回したくない仕事は残ってる

来週に回してもいいけど、明日やっちゃった方が楽なのは間違いないんだよなぁ

出社かなぁ、どうしようかなぁ

もう疲れたなぁ

2021-06-28

パイプカット実体験記録 術後~三日後

 我、パイプカット体験増田集合知寄付せんと欲する者である。容易く調べられることは記さない。自分32妻38子1人有り、断種については合意を得ている。

 なぜパイプカットをしたのですか?と聞かれれば、(自分の)快感のために(妻に)生中出したかたから、というのがすべてである。これについては理屈抜きで生が一番としかいいようがない。そして生でやりたい男が、別にナマでやらなくてもいいという女性と性行為を行うにあたって、どう避妊すべきかという道理自分尺度で考えると、こちら側の欲望につき、避妊用の一切の負担こちらが請け負うべきであると言い切ってよい。(てめえの性欲のために奥さんピルを飲ませるんじゃねーよ、と俺の中の真の男が囁く)

 もともと、数年前にどこかでパイプカットおじさんのブログを見つけて、その選択肢を知って以後、心のどこかでは、やりたい、やらなければならない、と考えるようになっていたのだと思う。そして、第二子を作るか作らないか、という不安定な状況が、作らないという結論に収まったため、自分生殖能力は完全に不要ものになり、手術を受ける準備は整った。だが、実を言えば、そこから1年ほどは何もしなかった。なにしろ不要不急の手術である。ことが動いたのはある夜、イった後のベッドにて、パイプカットを受けようかな、と冗談めかして、妻に言ったことだった。パイプカットが何であるかを知らぬ妻に一から説明を施すことになった。妻は、好きにすれば良いと言った。そして、それを友人にも伝えてみた。人は、声に出して他人に伝えると、その言葉に自らが駆られることがある。言い出した手前、やらない理由がないことを、ただ億劫で滞っていた状態から、先に進めることができた。不要不急であるがゆえに踏み出せない人は、存外、周りの人に伝えてみるのがいいと思う。それは否定されるかもしれないし、肯定されるかもしれない。(まだそんなことで消耗してるの?と処置済みの傷跡を見せられるかもしれない)いずれにしろ、いずれかの道を選べる。我々はいつか死ぬ。結果ではない。主体性を持ち、やる、やらぬを自己決定することが重要なのだ。でなければ死の間際に後悔という手痛い代償を払うことになる。(その前に勃たなくなるかw)

 受けた手術は2か所切開法。電気メス?的なもので精管焼き付けて日帰りの手術だった。手術費用時間や日程などは、だいたい調べた通りだった。最初病院の受付にて、物腰のよい女性事務員パイプカットを受けたいのですが、と言うのが一番高いハードルかもしれない。逆に言えば、そこまで行けば、あとはアンケート票を渡されて、成り行きに流されるのみだった。手術は緊張したし、術中、右の精管を引っ張られるときに玉をぎゅぅぅぅ、と握られたような痛みが3秒ほどあった。これは想像していたよりも痛かったが、子供を産むときの妻が陣痛で苦しんでいた姿を思い浮かべたら、あれはこんなものじゃないぞ、と自分鼓舞できた。あるいは、つわり入院して食道が裂けて吐血した妻の妊娠時に比べてみろ。つわりは終わらず、毎日下剤を飲み、床に伏せて苦しんでいた姿を思い浮かべろ。たいした痛みではない。覚悟が決まった。同様の痛みが精管を焼くときに一瞬走ったので少し驚いたが、そのときにはもう、たいした痛みではなかった。そして、左の精管のときは痛みがなかった。これは私見だが精管の長さが関係しているのかもしれない。玉が緩んでぶらぶらのときにも左のほうが長い形をしているのだ。あるいは、局所麻酔の効きが少し違ったのかもしれない。いずれにしろ、今後も痛みに耐えるときには妻の力を借りることになるだろう。

 術後、当日は安静にしていたせいか、手術部位に痛みは感じなかった。当然ながら、射精は行っていない。

 その翌日、軽く自転車こいでダンベベントオーバーロウを行ったが、痛みはなかった。シャワーを浴びたが、絆創膏は貼っている。まだ射精は行っていない。

 その翌日、これを記した。長期的な所見については、順次記していくつもりである

2021-06-22

今の自分幸せ

みつからない。

 

そこそこキモくてそこそこ金のあるおっさん37歳。

独身未婚子無し。恋愛経験はほんのちょっとだけある。

親がやってた零細企業を受け継ぎ、腐りかけのビジネスモデルで食いつなぐ。

借金はなくギリギリ黒字なので、続けられる間は続ければいい。

会社資産も少しあるので、博打半分で借金して会社を潰さなければなんとか生きれるだろう。

 

 

生きる目的がみつからない。自分幸せがわからない。

自分人生成功しているとはまったく思わないが、では一般的な「成功した人生」を目指すのかというとそんな気も起きない。

から嫁を探し子供を作り、幸せな家庭を気づきいか

から新たなビジネスを始め、億万長者を目指したいか

じゃあ南の島に移住して毎日魚を釣り星を眺める生活をしたいか

どれもピンとこない。

別にやりたいことがないわけではない。

毎日仕事は忙しい。素直につらいが、やりがいがあるとも言える。

プライベートでもやりたいことはたくさんある。世間的には地味だが、ゲームして楽器して料理して自転車こいで楽しい

今、自分はきっと幸せなのだろう。

でもこれと同じことをあと20年30年続けて生きていくのだろうか。

えらく空虚な道に感じないか??

2021-06-15

anond:20210615173524

最近エアロバイクこいでるんだけど

500Wを一瞬出すだけでもけっこう頑張らないといけないんだよね。

2600W出そうと思ったらマシンがぶっ壊れるなぁ

2021-05-28

[]が『ウマ娘』で正解だったと思う理由

投稿です。こんにちは

増田」が「アノニマスダイアリー」の略だと初めて知りました。略し方ヤバない? 原型残ってないじゃん。

いやー、さすが「携帯電話(持ち歩く通信機器)」を「携帯(持ち歩く)」に略す民族ですわ。

「何を持ち歩くんだよ!」

ってツッコミたくなる。

本題に入ります

「『ウマ娘』が『ウマ娘』で正解だったと思う理由」。

より正確には、

競走馬擬人化するにあたって全員女の子にして正解だったと思う理由」ですかね。

……略称文句言ってたやつがつける記事タイトルじゃねえな!


結局は私も、正確さよりキャッチー表現を好む民族の一員と言うわけですね……もうこれは魂に刻みつけられた性(サガ)です。

話を戻します。

なぜ、「全員女の子にして正解だった」と思うのか、その理由を三本立てでお送りします。

1.人気

競馬世界というものは、一部の例外こそあれど牡馬が強い世界です。

スペシャルウィークサイレンススズカトウカイテイオーメジロマックイーンゴールドシップと言うように、アニメのメイン所は牡馬ばかりです。

では、これを性別そのままアニメにしたら?

その場合、もちろん『ウマ娘』ではなくなりますね。『プリティダービー』でもなくなるでしょう。

『ウマ人(仮)』としておきましょう。

男性人気より女性人気の強い作品になることは、ほぼ間違いなさそうです。

ここで問題になるのが、そう。

『ウィニングライブ』です。

当たり前ですが、男性アイドル女性アイドルに求められるものは違います。どう違うのかはここでは言及しません(正直言うと、違うだろうなってことくらいしかからない)。

男性女性が入り乱れて歌うわけです。これ自体別に悪いことじゃないんですが、問題は「ターゲット層がとっ散らかる」ところにあります

そもそも最初期のPV(うまぴょい伝説のやつ)を見ればわかると思うんですが、企画立ち上げ時点では女性アイドルメインで、競馬要素はスパイス程度に考えていた、つまり男性ターゲットだったことが分かります

競走馬擬人化ではなく、アイドル大集合もの競馬(レース)要素を入れる感じですね。

ここまで聞いて、「いや、男女分けるならウィニングライブやらなければ良くね?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

かに、1期1話放送時点では

「これいる?」

「いらない」

なんて言われていたウィニングライブですが、今では

「いる(鋼の意思)」

「鋼の意思はいらない」

とまで言われるようになりました。

※『鋼の意思』:上位回復スキルの一つ。序盤に前が詰まった時に発動。状況が限定的なため発動率が低く、また発動しても序盤の回復スキル無効回復になりやすいため弱いスキルとされている。

ウィニングライブは、『ウマ娘』人気の一翼を担う要因であることは間違いありません。それを取り除いてしまっては、今ほどの人気はなかったでしょう。

2.「ウマ人(仮)」アンチ問題

まず、現状について考えてみます。「ウマ娘」のアンチにはどんな人が多いか。目立つのは大きくわけて二つ。

女性化に難色を示す競馬ファン
性的搾取に嘆く表現規制派

ですかね。

JRAの同一馬登録禁止規則に反しているか

なんていう変わり種のイチャモンをつけてくるのもいますが、それは除外します。

(ちなみにこれはテイオーとマックイーンの衣装違いについて言ってました)

では、もし『ウマ人(仮)』だったとしたらどうか。

実の所、①はさらに二つに分けられますそもそも擬人化が無理な人と、女性化が無理なだけで擬人化のもの抵抗はない人。

前者に関してはどうしようもありません。

では、後者ならファンになってくれるか。そう簡単はいきません。

競馬ファンって、男性ほとんどなんですよ。

「1.人気」で述べたとおり、「ウマ人(仮)」になった場合にはどちらかといえば女性向けの、イケメン勢揃いのコンテンツになるはずです。

なので、アンチにはならないにしてもファンにはなりきらない……つまりプラス要素になるかどうかでは微妙なわけです。

じゃあ、②は?

無理です。どう足掻いてもアンチです。ありがとうございました。

なんでかって、一人一派なのに一枚岩なんですよ、あの方々。

女性を馬扱いして(以下略)」って言う人が何も言わなかったとして、別の人が違う視点で目を付けたらそこに賛同しまからね。

人気作品宿命です。

「今話題になっている『ウマ人(仮)』アニメ視聴しましたが、あまりにも酷くて泣いてしまいました。レースで勝つのは男の『ウマ人(仮)』ばかりで、女性の『ウマ人(仮)』はどこまでも弱い存在として描写されています制作陣に女性はいなかったのでしょうか。女性活躍させない、という男の思想が透けて見えて、とても辛かったです。」

こんな感じのツイートに、リプライ引用リツイートなんかで

「いやダスカとかウオッカ勝ってたやん笑」
アニメまともに見てないだろこいつ」
現実競馬がそうなんだよなぁ……」

こんな感じで言われて大炎上するでしょうね。

ダイワスカーレットウオッカ言及しなかった理由について「アニメ見てない」「見たけど都合が悪いから黙ってる」とか言われる。

けど、実は炎上させるのが目的で、あえてガードを下ろして殴られに行ってる……とか。

現実競馬でオスが強いことは理解しました。ですが、春の天皇賞本来死ぬはずだったサイレンススズカ生存させたり、本来有り得なかったエルコンドルパサースペシャルウィークの対決などをやっていた以上、IF展開はいくらでも作れたはずです。それをしなかったのは、女性蔑視の(以下略)」

とか言ったりして。

「スズカの天皇賞は秋なんだが」
「いや、だからダスカもウオッカも勝ってるやん笑」
牡馬をオスって呼んでるのが気に食わない」

こんな風に、リプライもなんか細かい揚げ足取りみたいなのが増えてくるんですよ。「そこ指摘する必要ある?」って思えてきて。

最終的には、

そもそも、オスの方が強い競馬というコンテンツをわざわざ取り上げてアニメ化しようという時点で、既に悪意が(以下略)」

とかなんとか言っちゃったりして。

普通にありそうで嫌だな……

自分で書いといてなんですが、気分悪くなってきました。あの方々のエミュレートとか、するもんじゃないです。この辺にしときます

3.「ウマ人(仮)」ファン問題

今度は反対に、ファン側の問題

「1.人気」であげたような「ターゲット層がとっ散らかる」問題を乗り越え、なんなら逆手にとって広く多くファンを獲得して、現在の「ウマ娘」と同等の人気作品になったとして考えます

スマートファルコン」を例に出します。

ウマ娘」では「ファル子」と呼ばれて愛される、トップウマドルを目指す「逃げ切りシスターズ」のリーダーというキャラクターですが、現実では牡馬です。

じゃあ、男の『ウマ人(仮)』としてデザインするなら、どんなキャラクターになるでしょうか。

スマート」要素、「ファルコン」要素、それから元馬の要素を入れると考えると、確実にクールイケメン誕生することでしょう。

眼鏡してそう。

芝に適性がないためダートを主戦場とする彼。しかし、トップを目指すのは『ウマ人(仮)』の宿命クールな彼だが、その心は熱く燃えている。

「俺がダートトップになる。そして……俺が、ダートトップにする!」

ファル男くん、この辺はファル子とあんま変わらないですね。

そして彼は、同じくダートを主戦場とする『ウマ人(仮)』であるハルウララ」と何らかの絡みはあるでしょう。あるはず。ハルウララ牝馬なんで『ウマ娘』と同じ感じのキャラで。

時期が被ってないから育成でライバルになるとかはなさそうだけど、なんかしらある。はず。

というか、『ウマ娘』では二人の絡みあるの? 私はファル子持ってないんで分からないんですけど……あったら見たいんですけど……

閑話休題

で、その「なんかしらの絡み」を見た人々の中に、「何か関係性」を見出す人がいないと言いきれますか?

言いきれませんよね?

そして、その人が描いたスマートファルコン×ハルウララ漫画(全年齢)が大バズりする可能性がないと言いきれますか?

言いきれませんよね?

その後、その人が描いたその漫画が人気になり、『ウマ人(仮)』界隈ではそのカップリング王道になって、二人が結ばれて間に子を授かる漫画イラストなんかが沢山出てくる……可能性がないと言いきれますか?

言いきれませんよね?


すみません。さすがにしつこいですね。それで大事なのが、「スマートファルコン」と「ハルウララ」、現在も存命なんですよ。そうなってくると、ちょっと嫌な想像できちゃいますよね?

いやー、ハルウララ。育成イベントといい、ファン暴走に縁がありますなあ。(今回のはお前の妄想だろ!)

まり何が言いたいかっていうと、現在の『ウマ娘』は、男女カプが育ちにくい土壌にあるんですよ。

まあトレーナーとか言い出したらそうでもないんですけどね。ウマとウマの話です。

女×女のカップリングになるので、子を成すとかそういう方向に行かない(行きづらい)んです。

これ、そこまで重要でもなさそうに見えて割と大きくないですか?

え?

ファン暴走して馬主迷惑をかけた事件が『ウマ娘』で既にあるって?

いや、あれはアンチ犯行ですよ。

知らない人向けにざっくり説明すると、ニシノフラワーセイウンスカイ馬主さんが

「盛り上がるならなんでもOK!(大意)」

と寛容さを示したツイートに対し、

エログロなんでもOKですね! おもちゃにしていいって許可出たぞ!」

リプライをしたっていう事件ですね。

このリプライをした人っていうのが、さっきチラッと触れた

JRAの同一馬登録禁止規則に反しているか

っていう変なイチャモンをつけてきた人の、

なりすまし

なんですよね。

ちょっと何言ってるか分からないですか?

整理しましょう。

変なイチャモンをつけてきた人なので、仮に「チャモ」としましょう。

そのなりすましを、「偽チャモ」とします。

……略称文句言ってたやつが(以下略)。

リプライを送ったのは「偽チャモ」です。

なんですが、私はちょっとここを疑ってるんですよね。チャモは、その前から公式にリプでイチャモンつけてたんですよ。だから、チャモがやべーやつなのはわかってたんです。だから

なりすましを騙った本物

である可能性も捨てきれないんです、私は。

ことが起きる前日、チャモはせっせと公式にリプ、さらにそこへ入ったツッコミに対してもせっせと持論リプをしていました。そんな中、ある一人が彼の理解者を装って近付いた(リプライ)んですね。

その話の流れで、「あなた(チャモ)みたいな正義感の強い人に、ウマ娘二次創作を取り締まって欲しい」みたいなことを言ってたんです。

(ここから推測・妄想)

それを受けて、チャモは

「へー、ウマ娘界隈ってなんか二次創作問題起きとんのか?」

と、少し調べる。そして、彼は気付く。

ファンのフリして馬主迷惑かければコンテンツ潰せるやんけ」

しかし、自分アカウントでそれをやるのはあまりにもリスクが高い。

「せや! 同じ名前、同じアイコンアカウント作って凸ったろ! これでなんか言われても『なりすましがやったことです』って言い返せるやん!」

(ここまで推測・妄想)

ことが起こった時に、「お前なんてことしてくれたんだ」ってチャモにリプライしてる人がいたんですけど、それに対する返答が早かったのも妙なんですよね。「いや、ID違いますよ。ほら、アンダーバーの数が」って。いかにも、事前に用意してたみたいだなぁって。

とは言え、妄想・推測の域を出ません。本当にただの「なりすまし」かもしれない。

だとしても、チャモがアンチとしてリプで持論を展開するやべーやつだということは前日の時点で明らかだった。

そのため、なりすまし犯が「アンチ行為をする際の『隠れ蓑』として」チャモをなりすまし先に選んだ可能性もある。

※『隠れ蓑』:『鋼の意思』の下位スキル一般的な語としては、本当の考えや姿を隠す手段として使われる。

まあ、どちらにせよアンチであることには違いないです。

ただ、『ウマ人(仮)』ほどではないにしても、『ウマ娘』にも同様の問題はあります。その辺を意識して、引き締めていきましょう。

ウマ娘』で正解だった理由と言いつつ、アンチの話ばっかりしてて申し訳ないです。

あとは、「1.人気」の話になるんですが、「可愛い女の子キャラクター」って、男女両方から愛されるんですよ。

これが「男性アイドルイケメン」だったら、男には正直あんまりさらないんですよね。少なくとも、私には刺さらない。

まあ、そんな感じの理由があって、私としては、

ウマ娘』は『ウマ人(仮)』じゃなくて正解だったと思います

2021-05-21

自転車追い風

歩いてる時は「あ~今追い風が吹いてて助かるな」とかあるのに

自転車こいでとき絶対かい風なんだよね。

自転車こいで追い風というものを感じたことがない。

いや、それは自転車は歩くよりスピードがあるから追い風があっても空気抵抗を感じているだけだろうと

言われるかもしれないが、どんなに風が強くても追い風の日ってないんだよな、これが。

2021-04-19

ゴールデンウィークですか・・・

何やるの?

どうせおまえらKKOはやることなくて困ってんだろうな。

 

俺は一生ひきこもってエアロバイクこいでエレキギター練習してゲームしてたい。

から一歩も出ないために食品いか備蓄するか。よく考えよう。

2021-04-07

anond:20210407183826

書き込む暇のある奴は女の方が多いからどっこいでしょ。

大体、同人活動してるくらいの奴は、PCくらい持ってただろ。

2021-03-22

注目エントリこち

九、ジョバンニの切符きっぷ

「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオ観測所です。」

 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟むねばかり立って、その一つの屋根の上に、眼めもさめるような、青宝玉サファイア黄玉パースの大きな二つのすきとおった球が、輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸とつレンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環わとができました。それがまただんだん横へ外それて、前のレンズの形を逆に繰くり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡ねむっているように、しずかによこたわったのです。

「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕とりとりが云いかけたとき

切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子ぼうしをかぶったせいの高い車掌しゃしょうが、いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌ちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。

「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さなねずみいろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着ポケットにでも、入っていたかとおもいながら、手を入れて見ましたら、何か大きな畳たたんだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧ていねいにそれを開いて見ていました。そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。

何だかわかりません。」もう大丈夫だいじょうぶだと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。

「よろしゅうございます南十字サウザンクロスへ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向うへ行きました。

 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草からくさのような模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込こまれしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想げんそう第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈はずでさあ、あなた方大したもんですね。」

何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又また畳んでかくしに入れました。そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。

「もうじき鷲わしの停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを見較みくらべて云いました。

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺さぎをつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸さいわいになるなら自分があの光る天の川河原かわらに立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙だまっていられなくなりました。ほんとうにあなたほしいものは一体何ですか、と訊きこうとして、それではあんまり出し抜ぬけだから、どうしようかと考えて振ふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。網棚あみだなの上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度したくをしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖とがった帽子も見えませんでした。

「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラぼんやりそう云っていました。

「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕ぼくはどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」

「ああ、僕もそう思っているよ。」

「僕はあの人が邪魔じゃまなような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。

何だか苹果りんごの匂においがする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラ不思議そうにあたりを見まわしました。

「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨のいばらの匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。

 そしたら俄にわかにそこに、つやつやした黒い髪かみの六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけずひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣となりには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹ふかれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛かあいらしい女の子が黒い外套がいとうを着て青年の腕うでにすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。

「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは神さまに召めされているのです。」黒服青年はよろこびにかがやいてその女の子に云いいました。けれどもなぜかまた額に深く皺しわを刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに座すわらせました。

 それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと両手を組み合せました。

「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛こしかけたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたし大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」

「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」

「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、スター をうたってやすとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、あんなに光っています。」

 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。

わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年男の子ぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰なぐさめながら、自分だんだん顔いろがかがやいて来ました。

あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。

「いえ、氷山にぶっつかって船が沈しずみましてね、わたしたちこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに本国へお帰りになったのであとから発たったのです。私は大学はいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日きのうのあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾かたむきもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧きりが非常に深かったのです。ところがボートは左舷さげんの方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫さけびました。近くの人たちはすぐみちを開いてそして子供たちのために祈いのって呉くれました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押おしのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまたその神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気きょうきのようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなどとてももう腸はらわたもちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり覚悟かくごしてこの人たち二人を抱だいて、浮うかべるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰たれが投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑すべってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板かんぱんの格子こうしになったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときにわかに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦うずに入ったと思いながらしっかりこの人たちをだいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没なくなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、何せよほど熟練な水夫たちが漕こいですばやく船からはなれていましたから。」

 そこらからさないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼めが熱くなりました。

(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍こおりつく潮水や、烈はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込こんでしまいました。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠とうげの上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

 そしてあの姉弟きょうだいはもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡ねむっていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔やわらかな靴くつをはいていたのです。

 ごとごとごとごと汽車きらびやか燐光りんこうの川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで幻燈げんとうのようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっとうからときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙のろしのようなものが、かわるがわるきれいな桔梗ききょういろのそらにうちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗きれいな風は、ばらの匂においでいっぱいでした。

いかがですか。こういう苹果りんごはおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金きんと紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝ひざの上にかかえていました。

「おや、どっから来たのですか。立派ですねえ。ここらではこんな苹果ができるのですか。」青年はほんとうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかかえられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめていました。

「いや、まあおとり下さい。どうか、まあおとり下さい。」

 青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。

「さあ、向うの坊ぼっちゃんがた。いかがですか。おとり下さい。」

 ジョバンニは坊ちゃんといわれたのですこししゃくにさわってだまっていましたがカムパネルラ

ありがとう、」と云いました。すると青年自分でとって一つずつ二人に送ってよこしましたのでジョバンニも立ってありがとうと云いました。

 燈台看守はやっと両腕りょううでがあいたのでこんどは自分で一つずつ睡っている姉弟の膝にそっと置きました。

「どうもありがとう。どこでできるのですか。こんな立派な苹果は。」

 青年はつくづく見ながら云いました。

「この辺ではもちろん農業はいしますけれども大ていひとりでにいいものができるような約束くそくになって居おります農業だってそんなに骨は折れはしません。たいてい自分の望む種子たねさえ播まけばひとりでにどんどんできます。米だってパシフィック辺のように殻からもないし十倍も大きくて匂もいいのです。けれどもあなたがたのいらっしゃる方なら農業はもうありません。苹果だってお菓子だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわずかのいいかおりになって毛あなからちらけてしまうのです。」

 にわか男の子がぱっちり眼をあいて云いました。

「ああぼくいまお母さんの夢ゆめをみていたよ。お母さんがね立派な戸棚とだなや本のあるとこに居てね、ぼくの方を見て手をだしてにこにこにこにこわらったよ。ぼくおっかさん。りんごをひろってきてあげましょうか云ったら眼がさめちゃった。ああここさっきの汽車のなかだねえ。」

「その苹果りんごがそこにあります。このおじさんにいただいたのですよ。」青年が云いました。

ありがとうおじさん。おや、かおるねえさんまだねてるねえ、ぼくおこしてやろう。ねえさん。ごらん、りんごをもらったよ。おきてごらん。」

 姉はわらって眼をさましまぶしそうに両手を眼にあててそれから苹果を見ました。男の子はまるでパイを喰たべるようにもうそれを喰べていました、また折角せっかく剥むいたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜ぬきのような形になって床ゆかへ落ちるまでの間にはすうっと、灰いろに光って蒸発してしまうのでした。

 二人はりんごを大切にポケットしまいました。

 川下の向う岸に青く茂しげった大きな林が見え、その枝えだには熟してまっ赤に光る円い実がいっぱい、その林のまん中に高い高い三角標が立って、森の中からオーケストラベルやジロフォンにまじって何とも云えずきれいな音いろが、とけるように浸しみるように風につれて流れて来るのでした。

 青年はぞくっとしてからだをふるうようにしました。

 だまってその譜ふを聞いていると、そこらにいちめん黄いろやうすい緑の明るい野原か敷物かがひろがり、またまっ白な蝋ろうのような露つゆが太陽の面を擦かすめて行くように思われました。

「まあ、あの烏からす。」カムパネルラのとなりのかおると呼ばれた女の子叫びました。

からすでない。みんなかささぎだ。」カムパネルラがまた何気なくしかるように叫びましたので、ジョバンニはまた思わず笑い、女の子はきまり悪そうにしました。まったく河原かわらの青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光びこうを受けているのでした。

「かささぎですねえ、頭のうしろのとこに毛がぴんと延びてますから。」青年はとりなすように云いました。

 向うの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌さんびかのふしが聞えてきました。よほどの人数で合唱しているらしいのでした。青年はさっと顔いろが青ざめ、たって一ぺんそっちへ行きそうにしましたが思いかえしてまた座すわりました。かおる子はハンケチを顔にあててしまいました。ジョバンニまで何だか鼻が変になりました。けれどもいつともなく誰たれともなくその歌は歌い出されだんだんはっきり強くなりました。思わずジョバンニもカムパネルラも一緒いっしょにうたい出したのです。

 そして青い橄欖かんらんの森が見えない天の川の向うにさめざめと光りながらだんだんしろの方へ行ってしまいそこから流れて来るあやしい楽器の音もも汽車のひびきや風の音にすり耗へらされてずうっとかすかになりました。

「あ孔雀くじゃくが居るよ。」

「ええたくさん居たわ。」女の子がこたえました。

 ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとじたりする光の反射を見ました。

「そうだ、孔雀の声だってさっき聞えた。」カムパネルラがかおる子に云いいました。

「ええ、三十疋ぴきぐらいはたしかに居たわ。ハープのように聞えたのはみんな孔雀よ。」女の子が答えました。ジョバンニは俄にわかに何とも云えずかなしい気がして思わず

カムパネルラ、ここからはねおりて遊んで行こうよ。」とこわい顔をして云おうとしたくらいでした。

 川は二つにわかれました。そのまっくらな島のまん中に高い高いやぐらが一つ組まれてその上に一人の寛ゆるい服を着て赤い帽子ぼうしをかぶった男が立っていました。そして両手に赤と青の旗をもってそらを見上げて信号しているのでした。ジョバンニが見ている間その人はしきりに赤い旗をふっていましたが俄かに赤旗おろしてうしろにかくすようにし青い旗を高く高くあげてまるでオーケストラ指揮者のように烈はげしく振ふりました。すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまり鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。ジョバンニは思わずからからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗ききょういろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組いくくみも幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。

「鳥が飛んで行くな。」ジョバンニが窓の外で云いました。

「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気きょうきのようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんという潰つぶれたような音が川下の方で起ってそれからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽信号手がまた青い旗をふって叫さけんでいたのです。

「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはっきり聞えました。それといっしょにまた幾万という鳥の群がそらをまっすぐにかけたのです。二人の顔を出しているまん中の窓からあの女の子が顔を出して美しい頬ほほをかがやかせながらそらを仰あおぎました。

「まあ、この鳥、たくさんですわねえ、あらまあそらのきれいなこと。」女の子はジョバンニにはなしかけましたけれどもジョバンニは生意気ないやだいと思いながらだまって口をむすんでそらを見あげていました。女の子は小さくほっと息をしてだまって席へ戻もどりました。カムパネルラが気の毒そうに窓から顔を引っ込こめて地図を見ていました。

「あの人鳥へ教えてるんでしょうか。」女の子がそっとカムパネルラにたずねました。

わたり鳥へ信号してるんです。きっとどこからのろしがあがるためでしょう。」カムパネルラが少しおぼつかなそうに答えました。そして車の中はしぃんとなりました。ジョバンニはもう頭を引っ込めたかったのですけれども明るいとこへ顔を出すのがつらかったのでだまってこらえてそのまま立って口笛くちぶえを吹ふいていました。

(どうして僕ぼくはこんなにかなしいのだろう。僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうっと向うにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ。)ジョバンニは熱ほてって痛いあたまを両手で押おさえるようにしてそっちの方を見ました。(あ Permalink | 記事への反応(0) | 22:20

2021-03-03

うさぎがうとうとしてる

きなこ餅みたいにのびてコックリコックリ船こいで

おだやか

2021-03-01

星野源だろうが、誰だろうが

https://www.byosoku100.com/entry/2021/02/28/080000

『もしもインタビュー内で

星野春麗三角飛び蹴りでポーズしてヌキました」

星野「リナは興味ないけど、ナーガこいですよね!」

星野聖剣3リメイクされましたよね?リース精通しましたよw」

とか言ってたら好感度バク上げだったが、まったく当たり障りのない

「竜破斬(ドラグスレイブ)」を詠唱していましたし。

だもんな。

本当の黄昏より暗き者ども見せたろか?』

以上引用終わり。

そんなことを言う人は端的に気持ち悪いだろ。

それも、対談の場で。

大人から言葉を選ぶんだよ。

オタクが集まってオタク語りをしている酒の席じゃねえんだからさ。

空気を読まず、言葉を常に選ばないのがオタク基準ではなかろう。

端的に言って気持ち悪いうえに見苦しかったですね。この文章書いている人。

2021-02-25

anond:20210223214407

「飽くまでネットゲームが嫌いだから目の前で友達普通に遊んでほしい、野球将棋といった習い事くさかったりするのはちょっと」という条件ならボトルマンですね。

「昔なら物理ホビアニ放送されていたのに今はわざわざ調べないとわからない」という理由っていうか、この時点で30年前に蔓延っていた「何でもかんでも機械化すりゃいいってもんじゃねぇぞ」と説教するおじさんとどっこいです。

もし、その手のおじさん並に狭量っていうかむしろ野球将棋やらせたいのが本音なら「遊びを許せない大人である事を自覚して勉強なり習い事なりを開き直った方がいい」というしかありません。

2021-02-20

anond:20210220143941

子供は順当に酷い酷い風邪になり大変だった。熱は43℃近くまで上がることもあり解熱剤を飲んでも40℃半ばからなかなか下がらずに本当に本当に大変だった。

後にまた素っ頓狂な行動を私が咎めたら逆ギレした夫にこの件を持ち出すと、どうして欲しかったのかと言われた。

見つからないなら体が小さくて冷えやす子供一時的に夫のコートなり着せてやってほしかったというと、満面の笑顔でそういってくれれば良かったのに、言い方が悪いよと。お前がちゃんと言わないから怒ったんだよと。

もう、何を言ったらいいのかわからなかった。

幼稚園児で年子の兄だったとしてもそれくらいするわ

成人男性父親だぞ?

暖房が聞いた部屋のドアを度々開け放して出ていく成人男性に、「開けっぱなし、ドア閉めてない閉めて」と怒った場合、怒らずに「暖気が逃げるからドアを閉めてね。ドアノブをつかんで回し、開口部分を覆える方向に押して動かし、カチャリといったらちゃんと閉まるからお願いね」とか言うのが正解でそう言わないのが悪いとかいうことになると思うんだけど、

馬鹿だろ。

馬鹿に違いないだろ。 

いや私を馬鹿にしてるだけだろ絶対

でもある程度本気っぽいのが怖い。

子供と夫二人だけで自転車で出掛けると(今までで10回に満たないなか4回)かなりの確率子供は転んで軽い怪我、または事故に遭いかけた。

子供の運と運動神経が良かったか大事故に至らなかっただけなんだ…

よく私とかなり遠くまで自転車こいで出掛けるが、補助輪がとれ自転車で並走し始めてからの百回はあったそのなかで、結構初期と、坂道の先が砂利道と、後ろを振り帰りバランスを崩した等数回だった。転び方が上手くて血が出たこともズボンを破ったこともない。

子供聞き取りをした結果、夫は子供のペースにまったく合わせずにろくに声をかけずに走るようだった。

観光地に一緒に出掛けた時に子供に注意したり手を繋ぐとかはしていて、ある程度は出来ると思っていたら…

2021-02-02

理解のある彼くん、というワードだけ見て中身はよくわかってない

でも自分理解のある彼くんと結婚したと確信している

現在デロデロに依存しているので全世界理解のある彼くんの皆さんは結婚相手をよく見極めて欲しい

仕事帰りに「早く帰って彼くん(現旦那くん)とあったかご飯を食べるんだ」と泣きながら自転車こいでるような女には引っかからない方がいい

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