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はてなキーワード: 手羽元とは

2024-03-14

デブで酒飲みなのに血圧肝臓も悪くない姉と標準なのになんか悪い私

姉が、36才165センチ80キロの酒飲みなんだけど、過去含めて人間ドック視力BMI体脂肪率と腹囲以外全部Aなのが解せない。

なんで肝臓とか血圧とかコレステロールとか悪くないの?おかしくない?しかギリギリの値とかじゃなくて普通にA判定。例えばγ-GTP17血圧は上が110下が70、中性脂肪は110といった具合。

太ってるし酒も飲んでるのに。

33歳160センチで50キロ前後で酒も飲まないのに、血圧コレステロール値が高いんだけど。

家系的に高血圧になりやすいか血圧に関してはしょうがない部分もあると思うけど、どう見ても姉の方がデブなのになんで私はコレステロール引っかかったの?

しかも姉は毎年健康人間ドックの前々日に酒飲みすぎてこたつ寝落ちしたとか言ってる人間なのに。なんで??

思い当たる点があるとすると、姉は肉より魚好きで野菜好きで薄味が好き。そんで、散歩旅行が好き。休みの日に家にいることがあまりない。

なんでそれで太ってんだって話だけど、幼少期からぽっちゃりだったから一回も痩せたことないと思うし、魚や野菜だけ食べてるわけじゃなく肉も好きだし揚げ物も好きだしチーズとかも好き。在宅勤務の仕事通勤しないので平日は三食自炊で好きなもの作って食べてる。

たまに姉の家にお邪魔してご飯食べさせてもらうけど、実際姉の作るもの野菜が多いし美味しい。

母が料理上手で、正直どこのお店に行っても母の手作りの方がうまい。揚げ物も、煮込みみたいなのも、なんでもない野菜炒めも、カレーも、パスタも、全部。実家にいたときいつも姉は、手伝ってと言われなくてもキッチンにいて手伝いをしていたので、母の影響がおそらく大きい。

以前姉に作ってもらったミートボールパスタはどこの店で食べたのより美味しかったし、オムライスに関してはお店も母も超えて姉が作ってくれたホワイトソースかかってるやつが一番美味しかった。

昨日はツナごぼう炊き込みご飯と、具沢山味噌汁と、菜の花しらすペペロンチーノ風の炒め物と、手羽元のさっぱり煮だった。美味しかった。姉はご飯は食べずに菜の花手羽元、豚がない豚汁みたいな具沢山味噌汁の具もアテにして、焼酎炭酸割りをグイグイ飲んでいた。炊き込みご飯は私の持ち帰り用に二つおにぎりにしてくれて、のこりは冷凍していた。


そんな感じで美味しいものばっか食べてガバガバ酒飲んでるから心配、とか思ってたら私の方が不健康で、解せぬという気持ちでいっぱい。

2024-03-13

新聞配達から帰ってきてWワーク(スーパーでの早朝品出し)に備えて飯食ってるんだけどさ

メシって何をどんぐらい食えばいいんだろうな

ちな今食ってるのは豆と水菜サラダ手羽元しめじの煮込み2本、トマト半分とバナナ1本なんだけど

これ食べすぎ感あるんだよな、こんなにたんぱく質要るか?って

WHOの成人男性必要カロリー云々とは言うけど

食べ過ぎると無駄どころか内臓負担かかるだけだし

どの食品をどんぐらい食えばいいわけ

2024-02-25

オレンジページのこれ作ったわけよ

鶏肉の柔らか煮

https://www.orangepage.net/recipes/detail_121000

ただしお安かった手羽元新じゃがアスパラ

ワインなんかないか料理酒にしてな

洋風酢豚みたいなお味でまあ普通にうまい

酒とはちみつのパワーがすごいわなんか化学反応してるんだろうな

深いよ味が

でもこの調理手順だと手羽元片栗粉まぶすんで汁にとろみがついちまって焦げ付きが怖くて

手羽元の上側の軟骨?の部分がホロッホロになるまで煮込めない感じになっちまった

手羽元は身がホロッと、上がポロっと崩れて食えるぐらいまでガッツリ煮込んだのが一番だぜ

残念だぜ

2024-02-10

私の食べ物オタク遍歴

2016.10 スコーン

さんかくのアメリカンスコーンから始めてイギリス式スコーンに落ち着く。たくさん焼いて毎朝食べてた。

2017.3 クリーム玄米ブラン

受験勉強が始まった反動でずっと食べてた。メープル味が好き。

2017.10 カツ丼

ユーリオンアイスの影響で隙さえあれば作ってた。

2018〜 味玉

弁当に入れるために作り始めて今も作ってる。

麺つゆで作るのも白だしで作るのも好き。

2018.6 オムレツ

職場奈良ホテル)のオムレツが美しくて作れるようになりたく。専用のフライパン買うところから始めた。中に具を入れてもたまごだけでも綺麗に焼けるようになった。

2018.7 オムライス

オムレツの流れで。フライパンのうえでたまごごはんを包めるようになった。

2018.12 手羽元大根

圧力鍋を使って永遠に作ってた。

2019.6 フレンチトースト

2限の日はよく作ってた。

2019.8 桃

食べるために皮をたくさん剥いてそれで手荒れして皮膚科行った。翌年から手袋して剥いてたくさん食べた。

2019.9 そうめん

肉乗せそうめん毎日やってた。

2019.12 シュトレン

3本食べた。

2020.3 ランチパックトースト

春のパン祭りたまごツナが美味しい。バター塗っても美味しい。

2020.7 ナポリタン

ケチャップはしっかり炒め切ると美味しい。

2020.12

一生に食べるケーキは多い方がいいと言い出す。

2021.3 いちご

毎朝食べてた。

2021.4 筍ごはん

良い炊飯器買ったので大喜びで炊いた。

2021.5 パンケーキ

ツヤっと焼けるようになった。

2021.9 ブリ

刺身、鰤照り、炊き込みごはん

2022.1 大阪王将天津飯

そのうち家でも真似して作った。

2022.5 焼きそば

テレワーク研修の昼毎日なす入れたり鶏肉で作ったり。

2022.6 からあげ

週一で揚げたしお弁当にも入れた。

2022.7 桃カウンター8

2022.8 ピスタチオカウンター12

2022.11 ビリヤニ出会

2022.12 おでん

おうちで切れないように炊いて毎日食べてた。

2023.3 らぁ麺さわ田

吉祥寺行くたび食べて破産した。

2023.3 ホットサンド

春のパン祭りハムチーズが好き。

2023.3 くるみゴールド

バター塗って食べると美味い。弁当にもしてた。

2023.7 桃カウンター5

2023.9 ビリヤニ炊き始める

2023.10 いくら

4回やった。筋子を買ってきて身をほぐす作業が好き。醤油、酒、みりん砂糖でつけていくら丼にして食べる。しゃけの炊き込みご飯に乗せてはらこ飯にしても良い。

2024.1 焼きビーフン

毎晩食える。キャベツ玉ねぎの細切り、豚肉が美味しい。幻のカレー味の場合クミンパウダーコリアンダーパウダーを追加してさらに華やかなスパイス香りを楽しんでいる。

私の食べ物オタク遍歴

2016.10 スコーン

さんかくのアメリカンスコーンから始めてイギリス式スコーンに落ち着く。たくさん焼いて毎朝食べてた。

2017.3 クリーム玄米ブラン

受験勉強が始まった反動でずっと食べてた。メープル味が好き。

2017.10 カツ丼

ユーリオンアイスの影響で隙さえあれば作ってた。

2018〜 味玉

弁当に入れるために作り始めて今も作ってる。

麺つゆで作るのも白だしで作るのも好き。

2018.6 オムレツ

職場奈良ホテル)のオムレツが美しくて作れるようになりたく。専用のフライパン買うところから始めた。中に具を入れてもたまごだけでも綺麗に焼けるようになった。

2018.7 オムライス

オムレツの流れで。フライパンのうえでたまごごはんを包めるようになった。

2018.12 手羽元大根

圧力鍋を使って永遠に作ってた。

2019.6 フレンチトースト

2限の日はよく作ってた。

2019.8 桃

食べるために皮をたくさん剥いてそれで手荒れして皮膚科行った。翌年から手袋して剥いてたくさん食べた。

2019.9 そうめん

肉乗せそうめん毎日やってた。

2019.12 シュトレン

3本食べた。

2020.3 ランチパックトースト

春のパン祭りたまごツナが美味しい。バター塗っても美味しい。

2020.7 ナポリタン

ケチャップはしっかり炒め切ると美味しい。

2020.12

一生に食べるケーキは多い方がいいと言い出す。

2021.3 いちご

毎朝食べてた。

2021.4 筍ごはん

良い炊飯器買ったので大喜びで炊いた。

2021.5 パンケーキ

ツヤっと焼けるようになった。

2021.9 ブリ

刺身、鰤照り、炊き込みごはん

2022.1 大阪王将天津飯

そのうち家でも真似して作った。

2022.5 焼きそば

テレワーク研修の昼毎日なす入れたり鶏肉で作ったり。

2022.6 からあげ

週一で揚げたしお弁当にも入れた。

2022.7 桃カウンター8

2022.8 ピスタチオカウンター12

2022.11 ビリヤニ出会

2022.12 おでん

おうちで切れないように炊いて毎日食べてた。

2023.3 らぁ麺さわ田

吉祥寺行くたび食べて破産した。

2023.3 ホットサンド

春のパン祭りハムチーズが好き。

2023.3 くるみゴールド

バター塗って食べると美味い。弁当にもしてた。

2023.7 桃カウンター5

2023.9 ビリヤニ炊き始める

2023.10 いくら

4回やった。筋子を買ってきて身をほぐす作業が好き。醤油、酒、みりん砂糖でつけていくら丼にして食べる。しゃけの炊き込みご飯に乗せてはらこ飯にしても良い。

2024.1 焼きビーフン

毎晩食える。キャベツ玉ねぎの細切り、豚肉が美味しい。幻のカレー味の場合クミンパウダーコリアンダーパウダーを追加してさらに華やかなスパイス香りを楽しんでいる。

2024-01-15

一人暮らししているんだけど自炊レパートリーが増えない

はいってもある程度の物は自炊できると思うがコスパタイパを考えると一定の物しか食卓に上がらない

唐揚げ野菜炒め焼きそばハンバーグ八宝菜焼き魚、煮魚、焼豚等が多いか

晩酌するから米とかは少なめ

一人暮らししてる民は飯どうしてんの?

よかったらよく作るメニューを教えてほしい

   

・煮込む系は食材入れて沸騰させたら火を止めて調味料入れて放置 食べる前に温め直してかき混ぜれば出来上がり って結構楽にいけるのも多いぞ

これは焼豚でよくやる、あと手羽元ゆで卵のさっぱり煮みたいなの

・煮魚なんて一度も作ったことないぞ。 というかこの何年も魚は調理済み惣菜缶詰しか食ってない。

魚が好きだからかな、煮魚が簡単でウマい

ドライカレー

酒飲むからカレーとかはあんましない

弁当かにするため作ることもある、ガラムマサラ入れるとお店みたいになるよね

2023-12-28

貧乏人はポトフを食え

手羽元ベーコン(塊)、ソーセージ適当野菜を丸のまま水から時間煮込むだけ。味付けは塩胡椒で十分。

2000円で1週間分はできるぞ。冬は毎日これでいい。

2023-12-27

安い手羽元大根を酢と塩で煮てホカホカ

煮汁があまったらそのまま雑炊

手抜きの晩飯

2023-11-27

実家白菜味噌汁が出ていた記憶があり、その記憶の中ではなぜかカニの足が汁椀から飛び出している

よくよく思い出してみると、実家水炊き(と称するには大袈裟で、水に昆布入れて白菜などの鍋の具を入れた物を各自小皿味ぽんめんつゆで食べる)に、カニが入ることがあり、その翌朝はカニ味噌汁にされて出されていたんだった

カニ味噌汁ではなく、白菜味噌汁withカニの足(1番先端の細くて身をほじくることもできないところ)という感じ

カニが入る時でも、鶏の手羽元や鶏団子や豚肉も入っていたかカニの味はよくわからなかった

土地柄か、ボイルのズワイガニが出回っていて割と食べる機会があったが、鍋よりも普通に味ぽんとか塩とかマヨネーズ(意外とあうんだよ!!!)で食べるのが好きだった

自分田舎では、平成前半の頃はまだ鍋の素は一般的ではなかったように思う

水炊き(のような何か)はあまり好きではなく、味ぽんめんつゆごまだれという選択肢が増えた時にも大革命だと思ったのに、その後、レトルトパックの鍋の素が出回るともう水炊きを食べることは無くなり、朝食にカニ味噌汁が出ることもなくなった

2023-10-24

スゴイいいこと思い付いたんだけど

可愛いキャラクターの類いで

鶏の手羽元とか手羽先とか

ステーキ肉とか豚の肩ロースとか

魚の切った切り身のものとかの

そう言う食材擬人化してキャラクター化したら結構可愛いのでは?って思う

さすがに食材キャラクター化するのは行きすぎ?

でも親しみやす食材可愛いかも知れない。

偏食の子もも可愛い!つって言って好き嫌いなくなるかも知れない!

精肉屋のトラックの豚の絵の描いてある美味しいよ!って自分で言ってるさらに上を行く、

食材の部位がしゃべってる!みたいな

ちょっとカオスすぎるか。

でもそんなキャラクターあったら可愛いと思う。

人気出るかも!

2023-10-06

今夜はポトフ

手羽元ジャガイモたまねぎ人参ダイコンピーマンキャベツを30分ぐらいくたくた煮込んだポトフ

皿に綺麗に盛ってご飯をポン、そこにボンカレートロォ~リ、追いスパイスパッパッ

大きく切られた野菜の甘み、期待を裏切らないボンカレーの風味、スプーンでほろりと解れ軟骨まで柔らかパクッと手羽元

うまいッッッうまいぞッッッとってもヘルシーッッッ

ごちそうさまでしたッッッ

2023-10-05

手羽元で何作ろっかな~

昨日は牛肉のしぐれ煮

今日麻婆豆腐

明日手羽元

う~ん手羽で何しようかな

さっぱり煮は違うんだよな~やっぱシンプルポトフかな~

anond:20231005025648

うまい

手羽元を手で持たなくても箸でつまんで端から端まで食えるぐらい肉がホロッとなってうまい

やっぱ手羽元は揚げるより煮るに限るな

煮た方が余すことなく食べられて骨だけが残る

2023-10-01

anond:20231001215212

まずホイコーロー豚肉で作ろうとしてるとこが素人

お安いささみや胸肉で作りなさい、ホイコーローの濃い味付けなら淡白鶏肉でも割と美味いから。

あと手羽元も安くていいぞミツカンのさっぱり煮のレシピレジェンド美味い。

豆腐と卵やパックの水煮大豆もしっかり使え、値上げされたとはいえたんぱく源としてまだまだ安いからな。

休日にしっかり特売品を買い貯めとくのがコツだ。食べたいものを作るのではなく特売品に己を合わせろ。

2023-09-24

最近作って美味かった簡単料理3選

牛肉のしぐれ煮

生姜を多めに入れた砂糖醤油でしっかり煮詰めた牛肉

本当に沸騰させた調味液に肉を入れて煮詰めるだけで超簡単

噛むとギュッ煮詰まったタレの濃い旨味と牛の風味が鼻に抜ける。

米に載せてヨシ、うどんに載せてヨシ。弁当にもヨシ。うまい

・鶏手羽元のさっぱり煮

ミツカンが誇るレジェンドレシピ

潰したにんにくと薄切り生姜、酢と砂糖醤油の合わせ調味料手羽元を入れて煮るだけ。

煮汁が4分の1ぐらいになるまでしっかりと煮詰めるのがコツ。ほろりとほぐれる手羽元と酢の酸味が絶妙マッチして後味さっぱり。

白米にも酒にもめちゃめちゃ合う。手羽元は安くて家計も助かる。

なめこおろし和え

なめこの石突を取ってラップして3分レンチン

待ってる間に大根おろし冷凍ネギを放り込む。そこにレンチンなめこを入れ混ぜる。

醤油をかければ風味増大、爽やかな大根おろしなめこの旨味を余すことなく広げてくれる。

健康にヨシ、口直しにヨシ、白米に載せてヨシ、ぶっかけうどんに載せてヨシ。納豆に入れても激ウマ。

なめこは安定して安い。こういうのでいいんだよこういうので感に溢れた一品である

2023-08-06

[]8月6日

ご飯

朝:なし。昼:ドリトスナポリタン。夜:手羽元人参大根、舞茸、ネギの鍋。たまごネギおじやリンゴ。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

グランブルーファンタジー

コラボイベントを少しだけ周回。

グランデとかアルバハの自発素材の素材を最近極致でも使うから交換しといたり。

シャドウバース

アンリミかあ…… なんとなくネクロかな? とか色々調べてたけど、モチベが上がらず断念。

ワールドリッパー

無限の風スキルできね。

81で止まってる。ムズいわ。

[]8月5日

ご飯

朝:なし。昼:カラムーチョ。夜:手羽元白菜人参大根、舞茸、ネギの鍋。たまごネギおじやリンゴ。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○SeaBed

・はじめに

田舎から上京デザイン事務所を立ち上げたサチとタカコ、二人の日常休日を丁寧な文体淡々と描く公称ジャンル百合要素を含むミステリーノベルゲーム

まずミステリという言葉には多様な意味があり、パズラーや本格だけを指す言葉ではなく、衒学趣味だの狂人解放治療だのをアンチミステリーだと喜んで受け入れた当時の評論家たちが悪いのであって、そのようなものミステリ呼称することの是非は呼称する側にはないのだ、と言った面倒臭いミステリオタクの言い分はこの一文だけで終わりにして、以後の感想でもミステリ部分への言及は抑えることにする。(なお虚無の幻想描写だけ否定しないのは流水によって解体済みだからなんだよなあ(何が何やら))

そんなわけで公称ジャンルはさておいて、百合作品女性同士の恋愛ものとして僕は楽しんだ。

回想シーンでは風景や情景の描写が多め

様々な時系列が入り混じりながらお話が進んでいき、未就学児時代、小中高、社会人現在と長い時を過ごす二人の女性エピソードの回想がたっぷり遊べる。

エピソードと書いたものの、所謂起承転結のような物語的な起伏はかなり薄いものもある。

食べたご飯気持ちのいい温泉、美しい風景自然の中で感じるニオイや音などなどの、ただそこにあるもの描写、それとそれを二人で楽しむことのかけがえのなさが淡々と描かれる。

良い意味で二人は仲良しなのだ以上の物語のスジが無いエピソードが多い上に、キャラクタ内面描写もお互いのことが好きなこと以外は控え目。

おそらく文学的言葉でなにか括ることが出来るのだろうけど、僕の語彙には無いので情景の描写たっぷりと尺がつかわれているということを伝えたかった。(自然派が自然描写、森とか山の描写を書く意味でないことぐらいは僕も流石に知っている)

伏線が云々と評価することも出来るのだろうが、これらの美しい文章ありのままに楽しむだけでも十分面白い作品だと思う。

勿論、それだけのゲームではなく、あくま回想シーンはそのような作風になっていると感じた。

・サチとタカコのカップルが非常に良き

控えめで友達も少なく読書趣味のサチと、

明るくていつも元気で突飛な行動をするが結果をちゃんと出すタカコのカップル

この二人の恋愛をメインにストーリーは進んでいく。

恋愛に関するフィクションって付き合うまでのドキドキがキモものが多いけど、今作ではその辺はかなり控えめ。

二人はもうすでに付き合っているところから物語が始まり回想シーンの大半も付き合って以降のものになる。

そのため、駆け引き無しキス有りセックス有りで、ひたすらにラブラブなシーンばかり。

全年齢向けゲームではあるものの、かなり直接的な表現も多くイチャイチャ度合いをたっぷり楽しめる。

性欲強めなタカコに渋々付き合うサチなパッケージと見せかけて、サチも普通にノリノリなシーンもあったりとシチュエーション豊富

恋の鞘当て的なシーンもなくもないが、基本的には二人の関係値は最初から最後まで揺るがない。

一番揺らぐのがタカコが性欲ベースで他の女性に手を出そうとするシーンで、それがかなり「らしさ」に思えてしまうのは好きが別れそうだ。

・サチの感情補正入った客観視が良き

冷静で落ち着いているサチが視点人物パートでは、最初のうちは一歩引いた客観的な描写のように思う。

事実その通りなシーンもあるのだけれど、ストーリーが進んでいくにつれサチへの理解が進むとなかなかそう単純な話ではないことがわかる。

文体が落ち着いている上に、サチが「怒った」とか「悲しんだ」のような感情表現しないため気づきにくいだけで、めちゃくちゃ感情補正をかけて客観的に見ている風を装っているように読める。

これは作中でも主観を完全に排除できないことへの言及がされているため、間違いなく自覚的演出なのだろう。

なかなかに凝った趣向で、読み進めていくにつれファーストインプレッションからずいぶん離れたところにいるサチを見るのが楽しかった。

タカコの前向きさに救われる

そんな複雑なサチに対して、タカコは最初から最後までほとんどブレない。

公式の粗筋の範疇だけでも彼女にはずいぶんと辛いことが起こるのだけど、それでも前向きの色々なことをしてくれる。

パーティ旅行などのイベントごとが好きなので、彼女が様々な話の起点になるのが特に良い。

サチを引っ張るタカコという繰り返される構図に慣れ親しめば慣れ親しむほどに、SeaBedにハマっていける。

視点人物になることもあり嘘偽りなくもう一人の主人公だろう。

・同僚達との雑談シーンが面白い

そんな魅力的なサチとタカコについて語ってきたが、彼女達二人っきり以外のシーンだと同僚を交えた職場での会話劇も楽しかった。

大人の女性ながらぬいぐるみ大好きな文と、真面目でちゃらけない犬飼の二人がタカコに振り回され、それをサチがツッコミして締めるのは、他者が混ざることでよりタカコとサチの分かち難さが伝わってくる楽しいシーンだ。

先に述べた食事シーンの豊富な文量はここでも活かされていて、オヤツを巡るいくつかのシーケンスなやり取りが面白かった。

どれも序盤に集中していて後半になるにつれて出番が激減するのは残念なところ。

・七重さんに誘惑スチル絵が頭イイ淫猥なのに不憫

旅行先で知り合った旅館業を営み女性重さん

中盤以降はかなり出番が多く活躍するんだけど、なんといってもサチを誘惑シーンの頭の良さと淫猥さが凄かった。

女性女性を誘惑するという難しいシーン。

まず、客観視が得意なサチを納得させるためにペラペラ理屈を捲し立てる。

サチに上手く言い訳を与えつつ自分欲求を飲ませようとするのが頭良くて賢さを感じた。

その上で、まあ普通にエッチな格好もするという二段構えさが、頭イイ淫猥だ。

中盤ということもあり、サチとタカコの関係値、分かち難さを嫌というほど体験した後にも関わらず、ワンチャンいけるかもかもかな? と思わず重さん側を応援してしまった。

そんなかなり策を練ったであろう誘惑シーンだが、サチとタカコの関係はブレない。

誘惑しているセリフの量と、断るときセリフの量の差がえげつなくて、全然笑うシーンじゃないのにクスっときしまった。

NTRよりも純愛の方が好きなので僕の癖としても助かった。

・生と向き合うことで死と向き合える重たいシナリオ

明るくて楽しい見所ばかり書いたが、それだけのゲームではない。

悲しい、落ち込む重たいシナリオの部分もたくさんある。

それが生と向き合うことで死と向き合える重たいシナリオだ。

ここでいう生と向き合うは、考えることを辞めないことのような意味で、思考理解することを解いていると僕は感じた。

ただその重さも、サチの独特な客観視の妙と、それでも頑張るタカコの朗らかな様が、そんなざっくりした一言ではまとめきれない多様なグラデーションのある感情になる。

読む人によってかなり受け取り方に違いがありそうで、全編ずっと悲しい話じゃんと思う人もいそうだし、同じぐらいと思う人も、いや楽しいの方が多いという人もいるかもしれない。

僕はミステリコメディにようなエンタメを求めてゲームを遊んでいるところがあるので、明るい楽しいところばかり感想を書いてしまたかもしれない。

人によっては全然異なる感想になる気がとてもする。

(何しろ公式粗筋にいる3人の主人公内2人の感想は書いても、最後の1人については触れてすらいないからね)

・おわりに

女性同士のイチャイチャラブラブの先に重苦しい生きるとは、死とはを問うシナリオが待っていた。

かなり好みが分かれそうだけど、僕は公称ジャンルの是非以外についてはかなり好きな作品だ。

テーマ的な部分以外だと美味しい食事に舌鼓を打つシーンが多いのも好きな理由

かなり辛く重い展開の中でも、腹は減るし美味いものは美味い、そんな価値観を感じれるシーンが沢山あった。

具体的には、パン生ハムとかたまごとかサラダとか乗せて食いたくなった。

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