はてなキーワード: ファンアートとは
http://anond.hatelabo.jp/20161229172137 の増田主だけど
一番伝えたい事が伝わってなかったので年越して蛇足する
まず死ねって言葉を使ったのは書いたときに注目されたかったから
それに近い思いはあるけどでも不適切だった
そこについてはすみませんでした
伝えたいことって言うのは次の2点
無料で二次創作する限りにおいては表現の自由ってやつだから問題ない
だけど、その権利を認める(認めたくなくても認めざるをえない)から
そのかわりにこっちの権利も尊重してくれってことが言いたかった
その落とし所としてちゃんと許諾からなにからを取ってくれってことが言いたかった
あと汚されてっていうのは即ち18禁について言ってるんじゃない
我が子が別人にされているのが辛いってことを言いたかった
以下はポエムの付け足し
俺だって認めたくないけどさ
我が子が汚されるのだって感情の発露の表現としてする権利は誰にでもある
俺が嫌だって言ったってそれが認められたら自分の首を締めることくらいわかる
その落とし所として特にこの日本ではお金で解決するしかないんだからお金って言ってるんだ
俺は全部が全部監修できればそれでいいよ
ロイヤリティとかもなんならなくていいよ
監修させてくれよ
だけど無理ってのはわかってるから
せめて金銭のやりとりが1円でも発生することはやめてほしいって愚痴ってるだけなんだ
赤字とかそういうのは知らん知りたくもない
わざわざ紙にしなくてもいいじゃん
なんでわざわざお金取ってやるんだよ
無料で公開して、ファンアートですってやってるだけでいいじゃん
こっちの権利は認められないのさ
もちろん認めてるところもいくつかあるだろうさ
だから右へならえってのも暴論じゃない?
俺は嫌なんだ
それだけでも認めてほしいだけなんだ
ロイヤリティ云々って言ってたのも
本当にファンで作りたい人はそれでも作ると思ってる
赤字だろうがなんだろうが紙で配りたいというファンまで排除したいと思わないよ
それがどれだけ汚されててもそれがそのキャラクタである必要が感じられるのであればかまわないよ
なんでWebでの公開じゃだめなの?
お金を取ればお金目的の人が排除できるってのは短絡的思考かもしれない
他にいいやり方があるなら教えてくれよ
別に紙にするなって言ってるんじゃない
それだけで我が子が汚されることは防げると思えるんだよ
それしか表現の自由と何の権利も持たない俺の希望を両立する手段が思いつかないんだよ
そしてただオレ個人がここで喚いても意味がないのもわかってるけど
不満のはけ口としてこういうのくらい書かせてほしい
本当は何も反応しないほうがよかったのは理解してるけど出てきてごめん
年をまたいで言うべきことでもなかったんだろうけど
ここだけはどうしても我慢できなくてさ
ここで言う二次創作とは著作権を持っている第三者がいるような原作もののことであり
正式に許諾・監修(不要ならなくて良い)・ロイヤリティの支払い(不要ならなくて良い)をしているものは除く
お前らファン活動の一環としてコミケとかで二次創作物を配ってるよな?それはいい
ファン活動とか大義名分を言ってるけどお前らが作品を衰退させてるってわかってやってるか?
言い過ぎか
衰退させる一端を担ってるに訂正しておく
といっても個人ではなく企業に所属してやってただけなんだけどな
そこに就職してすぐのうちは情熱に燃えてキャラクタに入れ込んで
入れ込んで入れ込んで入れ込んで
我が子のようなって比喩があるけどさ
それが二次創作物で汚された
何も問題ない
そういうファンがいることは知ってる
でもな
我が子を汚して金とってんじゃねぇよ
その当時の俺の心境といえば
拉致監禁の上ドラッグ漬けにされそいつらの思い通りに動かされている我が子を
観てることしかできない親の心境?
まぁ、そいつらを訴えたところでたかが知れてるどころか赤字出し
ましてや会社にしかその権利がないからクリエイタとしては泣き寝入りするしかないわな
同人誌作りましたーって送られてきたものが原作レイプだったりさ
新作を出すときに自分の本と設定が違うので設定を変えてくださいって苦情の電話かけてきたりさ
本当にこういうのあるんだぜ?信じられるか?
もちろん真っ当な本当に原作が好きなんだなっていう二次創作がないとは言わない
だけどよ、設定が勝手に足されていたりさ、喋らないはずの言葉を喋っていたりさ、
R18のやつなんか文字通り汚されていたりしてさ、
って答えの出ない自問自答してたりしてな
許諾・監修・ロイヤリティの有無を一覧にしてやろうって何度考えたことか
認めないのオンパレードでお前らが活動できなくなるだろざまあみろってな
まぁそんなことをやったらスーパーハッカー()に住所バラされて
それが何度も何度も何度も何度も何度も繰り返されてさ
思い入れさえしなければ汚されても何の感慨もないしな
俺はクリエイタではなくなった
この件だけが原因じゃないけどな
魅力的な設定を作れないからって
どうせお前ら手頃なキャラがたまたまそこにいたから使っただけなんだろ?
どうせお前ら有名な作品だから売れるといって使っただけなんだろ?
どうせお前ら有り物を使わないと何も作れないんだけなんだろ?
どうせお前ら俺みたいなクリエイタの情熱を金に変えているだけって自覚はないんだろ?
本当に作品がキャラクタが好きなら無償でファンアート描いてろよ
汚されようが何しようがそれはお前の権利だよ
だがな、お前らに何の権利があって金取ってんだよ
なんでわざわざ金とってやってんだよ
訴えてこない以上黙認してるんだ
って主張するやつは何を履き違えてんだ?
黙認なんてしてねぇよふざけんな
我が子をレイプされて怒らないわけないだろ
その原作を作り出した人なり会社なりに還元したいと思わないのか?
魅力的な作品の続きを創ってほしいと思わないのか?
次の魅力的な作品を生み出してほしいと思わないのか?
ちゃんと許諾を取って、監修してもらって、ロイヤリティも納めて、
でもそれは仕組みがないからで
ファン活動をしたいって思いがあるんなら全部やってくれるような何かを作ってくれよ
俺はお前らの金を生み出すために我が子を創り上げたんじゃないからさ
ちゃんと監修させてくれよ
ちゃんとロイヤリティが入るなら監修だってさせてくれるはずなんだよ
それができてない以上、二次創作やってるやつらは全員死んじまえ
お前らに従えよって言う権利がないのはわかってる
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追記
1円も金取るんじゃねぇって言ってんだよ
"漫画やアニメや小説や映画に触れた人が、そこに登場する「家族、友人、同僚、ライバル、相棒、知り合い、他人等々」の関係として描かれてるキャラ同士、あるいは片方から片方に、「恋愛感情がある」という設定を捏造した妄想をするのは当然"みたいな空気が流れてるのがとてもしんどい
"(前略)「恋愛感情がある」という設定を捏造した妄想をするのは当然"ということが前提にある発言を見るのがとてもしんどい
漫画誌の最新号やアニメの最新話の感想で「この二人やっぱり付き合ってる」とか「早く結婚して」とか見るのがとてもしんどい
pixivで作品を検索するときにマイナス検索の文字数が元のワードの5倍くらいになるのがとてもしんどい
恋愛対象というその人物の人生に深く関わるような重大な設定を改変する行為は「人々に広く受け入れられ肯定されるべきもの」だとは到底思えない
もしそれが許されたら六法全書に著作権が存在する意味がないから
都内の高校に通う女子高生でありながら、フランス料理の老舗『なんとかかんとか』の総料理長を務める、天才女子高生である。
先日行われた『フランス料理の世界一を決める大会』で日本代表として準優勝を飾り、一躍国内で有名になる。
彼女の作る料理が美味しいのはもちろん、その端正な顔立ち(美人っちゃあ美人だけど、それほど「綺麗!」と云うような感じではなく、なんか佇まいや雰囲気が上品)も人気に火をつけた一因だろう。
なので、マスコミは総じて彼女に飛びかかるのだが、バラエティどころか、普通のテレビのニュースにすら露出を嫌っており、料理関係の雑誌の取材にしか応じない徹底ぶり。
しかもその雑誌に写ってる写真の彼女は、笑顔がほとんどなく、どこかキツイ目をしており、それがさらに日本全国のマゾ野郎に火がついて、ネット上では「エリアンヌ」とかいうダサい愛称まで付く始末。
彼女の動く映像を取ろうと、高校から出る彼女にたかるマスコミを颯爽と無視するその姿に、全国のマゾヒストは更に発狂しファンアートや「エリアンヌ罵声bot」なんてものも出来てしまう状態。
ここでおいちゃん目が覚める。
過剰な仲良し妄想から完全アウトなBL発言まで、幅はあるんだけどとにかくもう気持ち悪いっていうただの愚痴。
隠れてやってる分には全然気になんないし、隠れてるところに突っ込んで気持ち悪い!やめろ!とか言うのは過剰だろと思うんだけど、オープンな鍵なしツイッターアカウントで完全アウトな発言してるの多くない?
コントとかで本人達がキスしてたり、ちょっと際どい発言をしてたりで境目が曖昧になってる部分あるとは思う。
でもツイッターで、プロフィール欄に●×△ってカプ主張して、更には「メンバーアンチと逆はさようなら」って書いてある鍵なしアカウント見たときは目を疑った。
嘘でしょwwwアンチと嗜好の違いを同列で語るの?www鍵つけてるなら分かるけど鍵なしで?wwwってしばらく笑ったあとぞっとした。
若手グループが多いと思いきや上のグループファンも相当いるんだよな。むしろ酷かったりする。
自浄作用とか働かないわけ?とか思うんだけどやばい奴に触りたくないのは当たり前だし、こういう空気に耐えられない人からツイッターやファンやめてくだろうから無理か、とも思う。
でも数秒かけて鍵かければそれで済む話では……。
散々文句言ってるけど自分が正義とは全く思ってないし、鍵かけろや!!!って注意する気もないし、ただ外野でキモイキモイ叫んで離れるだけ。
そもそもファンアートも妄想ツイートも、どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、人によってその線引きは全く違うだろうから難しい。
ファンアートとか、ひとつアウトっていいだしたらどこまでもアウトにできちゃうだろうし。最悪レポ漫画以外NGとかなりかねない。
あと「嫌なら見なきゃいいじゃん」って言ってる人時々見るけど、そういう台詞は、名前等で検索しても自分のツイートが一切出てこないように最低限隠れて更にきちんと注意書きしてる人が言える台詞だと思ってる。
つまりオープンなアカウントでわめき散らしてる奴が言える台詞だとは思ってない。
隠れてる中にわざわざ入ってきて、注意書きしてあるにも関わらず見て、「不快になった!気持ち悪い!!」って言われたらそりゃ「嫌なら見るな」ですよ。見た方が悪い。
でも誰もが見られる場所に置いておいて、相手側に自衛しろ、嫌なら見るなってのは甘えすぎというか通用しないでしょ。
誰もが見られる状態にしてるんだから、それを見た人がどう感じるかは自由だし、妄想嫌!気持ち悪い!って言われてもそれはそっちの責任じゃないの。
鍵かけろ隠れろって押し付けすんな!って声もあると思うし、自分が気にしすぎなところもあると思う。
でも表に無防備に出してる以上、その妄想に何言われても文句言えないよね?とも思ってるので、これからも見かけたら無理ーーー!!!オープンなところで話しちゃうその精神が気持ち悪いーーー!!!って外野で騒がしくしてます。
知り合いのスマップファンが「解散は事務所の陰謀」とか「ラジオに暗号が隠されていてスマップはみんな仲良し」とか言うから、どんだけやばい世界なのかと思ってツイッターを検索してみた。
それで分かったけど、ジャニーズっていうのはババアの夢の世界なんだな。
もちろん若いファンもたくさんいるんだろうけど、牛耳ってるのはババア。
昔絵を描いてて、20年くらい休んでたけどまた書いて見ました~みたいな感じ。
ジャニーズじゃなくて、他ジャンルの2016年の同人誌だったら2冊くらいしか売れない絵。
それをみんなありがたがってる。見てるほうもババアだから、絵の古さにゲッてならないんだろうな。
そんなババアの恥もクソもないぬくぬくした内輪盛り上がりの楽園をぶち壊されたから怒り狂ってる。
確かに、あのババアに優しい世界から現実に戻ってくるのに耐えられるわけない。
これは恐すぎる。
絶対に近づかないほうがいい。
百合云々は765の頃からあっただろうに。「はるちは」とか「ゆきまこ」とか「やよいおり」とか初期の頃から言われてるでしょうよ。
しかも「ゆきまこ」筆頭に一部は公式からしてそれっぽい描写昔からやってるくらいで、今更わーわー言うことなのか?って感じ。
ファンアートに至っては自分から見に行かないと内容とかもわからないのに自ら漁っといて勝手に不満を持ち、更には公式でも何でもないのに噛みつくのが意味不明。ファンの欲望垂れ流しが気に食わないならそもそもエロ同人とか内容的にもよっぽどヤバイものが長年垂れ流されてるのにいまさらモバマスだけ対象に突上げするのもよく分からない。
モバマスがプロデューサーの存在が薄れただのってのもはっきり言って物を分かってない発言だと思う。
一口にアイマスって言ってもそれぞれのコンテンツで異なった方向性をもって作られてるわけで、765のようなPとアイドルが二人三脚で進むってものをモバマスに求めるのがそもそもおかしい。
デレマスはアイドルマスターの世界に存在する765プロの外に位置するアイドル達を描くことを目的として作られた作品であってPを押し出すようなことははじめから想定されていない。ゲーム内のPが関係する話題もあくまでアイドルが主体であり初期からPはアイドルが動くために用意された役でしか無い(アニメは映像作品であるため物語を動かすためにキャラとして必要とされたけどドラマCDや漫画ではPは必要性が薄いため詳しい描写はされない。一方765はドラマCDの頃からPが喋りアイドルと同じ位置に存在している)。
ついでに別の作品も言わせてもらうと、アイドルマスターDSに至ってはアイドル主観の物語でありプロデューサーという役職を持つキャラが一部登場することはあれどいわゆるPは存在しない。これもDSがアイドル達の視点からアイドルマスターの世界を描くことを目的とした作品だからそういう形なのであり、Pがないがしろにされてるとかそういうわけではない。それぞれの作品が目的を持ってそういう形に作られていているってだけの話。
もちろんそうなると個人の好みというものは出てくるだろうけど、それは自分の好きな作品を応援すればいいだけの話であり、必要もないのに好みに合わない方をわざわざ論って罵詈雑言を吐けば周りから悪意があると判断されるのは至極当然。その上、その作品を好きな人達の前にわざわざ出て行った上でそれを行い怒りを誘発させておきながら文句を言い返した相手を「質の悪い連中」だとレッテル貼りするのは厄介が過ぎます。自分から問題を起こしたのに「相手が悪であり自分は正しい」という主張するは無理がありすぎるでしょう。
他にも突っ込みたいトコあるけどきりがないので割愛するとして、正直「これが理由で嫌いになりました」というより「俺を嫌いにさせたお前らに問題がある」って(聞いてもいないのに)主張して同調意見に酔いたいだけの内容にしか見えない。「個人的に」とか「バカが癇癪を起こして自棄になってる~」とかもあからさまな予防線だし。
アイマスは10年の間にいろんな分野で挑戦してきている。最新のSideMなんかは女性メインに今まで興味を持たなかった人たちに関心を持ってもらえるよう狙って展開してるしデレステもソシャゲという気軽にプレイできるところにアイマス音楽を持ってきて別の方向からアイマスという世界をアピールしてきてる(CMに現実のアイドルを採用したのもそう)。中の人達も765は自分たちが作ったものを守りつつも新しいことに挑戦し続けてるし、他の子達はそんな先輩を尊敬しつつも自分たちだからこそ出来る形を常に模索して独自の色を作り上げている。各分野でそれぞれ特色が生まれ、狭い範囲で作られるような型枠はアイマスにはそもそも存在しない状態となっている。
「守りたいのは「アイドルマスター」なのか「自分達の遊び場」なのか」とか、まるで自分の考えに沿わないものは「アイドルマスター」ではないようなことを主張してるけど、勝手な思い込みでかくあるべしという姿を作り意に沿わないものはアイマスにあらずという考えがそもそも間違っていると意識を改めるべきだと思う。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154963487
先に断っておくことですが、自分が読んだのは
時候の挨拶とか書けないのでさっさと始めてガンガン褒めていきます。
どの作品を取っても、舞台は現代日本をベースにしています。それを大きくプッシュするつもりはありませんが、わかりやすいことは良いことです。
しかしあくまでそれは「ベース」です。例えば「疾風怒濤商店街」、このタイトルでありながらメインテーマは「ドラゴン討伐」。商店街がある世界にドラゴンなんか来るのか。ドラゴンが居る世界に商店街なんてもんがあるのか。つまり、現代日本ひいては地球に「みんな知ってるファンタジー」が融合する世界観です。「消防庁から派遣される聖騎士団」とか「勇者になるため日々鍛錬している女子高生」とか、そんなんワクワクしちゃうだろうがー!!!
とにかく、そういった要素が、上記作品の中では常識なことが多いです。現実世界の私達が「ユニコーン?は?ごめん何言ってんの?ゲーム?」なのに対し、作品世界では「ユニコーンっすか、うおー珍しい」みたいな感じです。現代日本を舞台にするからには、私達の生活イメージを壊さないレベルで、ファンタジー要素が点在しています。この距離感は素晴らしいと言えます。
バカです。
その、「キャラクターについて一項目設けよう」と考えた時に、当然色々なキャラクターが浮かび、その色々な魅力を語ろうとしたのですが、それらを総括してタイトルに据えられたのがこれでした。ほんとバカ。
バカバカ言っていますが、それもまた良いことです。というか【ロケット商会】さんは意図的に登場人物をバカであることにしています。なぜなら、キャラクター性におけるバカさとは、カワイイことと直結するからです。
また付け加えるならば、上記作品群におけるキャラクターは、どちらかと言うとチンピラめいた性格であることが多いです。考える能力が無いタイプのバカというより、全うな教育を受けていないタイプのバカです。いわゆる「育ちが悪い」人達。こうしたバカな人物達は、純粋で、無鉄砲で、欲望に正直で、あまり面倒なことを考えません。この性質は、読者には読みやすさとキャラクター(=作品)への愛着を与え、作者にも展開の妥当性や派手さ、スピード感を与えるものとして、大きな効果を担っています。
ちなみにですが、当然ながら(比較的)に賢いキャラ付けな人物も登場します。しかしこの作品群におけるバカの方々は頭脳がバカなのではなく性格がバカなので、マリファナに依存していたり、一人の時間にカッコつけた仕草を練習したり(※推定)しています。もう全員カワイイで良いですね。
そしてアツい要素として、バトルの描写も欠かせません。「勇者のクズ」に至ってはジャンル名「現代アクション」を冠しておりますから、大変重要なポイントです。 しかしながら、この見出し文に違和感はおありでしょうか。「超クレバー」て。「賢い」とか「利口」とかそういう言葉やぞ。お前さっきまで登場人物をバカバカ言うとったんちゃうんかと。・・・なんでですかね。(投げた)
説明に入りますが、各作品内での戦闘描写は主に白兵戦です。少なくとも主人公は剣を使います。現代日本においてそれをやる理由付けみたいなものは当然あり、かつ納得できる内容になっていますが、自分は「まあ目的ありきでいいじゃんそういうのは」とか言っちゃうタイプなのでここでは特に書くつもりはありません。
とにかくは近接で刀剣で緊迫で刹那なバトルです。当然のことを言いますが、そういった場面での決着というのは常に一瞬です。極端な例で言えば、その一瞬に向け、時には剣戟さえしません。駆け込む所から、相手の迎撃を予測し、いなし、隙を作り、一撃。実際にはそれぞれの動作と応酬には動機も含めたもう少し微細な描写が盛り込まれ、その一瞬の妥当性を裏付けます。それは読みやすい上で、とにかくカッコいいの一言に尽きます。実際に、読んでる最中何度も濡れました。嘘です。
ここまでで「スッキリ超クレバー」の「スッキリ」です。マジで言ってます。
その一瞬へ辿り着くために、キャラクター達は考察を重ねています。特に各作品の主人公がそうで、目的のために静かに動くことが出来るタイプです。(あるいは舞台の状況が彼らをそうさせます)
いかに相手の不意を突くか。いかに相手の弱点に剣をブチ込むか。いかに散乱した戦場で安全を確保するか。読者が知らない方法で、手順を踏んで、その瞬間に出来ることを選択していく。時に防がれ、上手くいき、そのそれぞれが論理的で、心地よく納得した感覚で読み進むことが出来ます。(実在するかは知りませんが)現実の技術や武術になぞらえた表現での解説も入ることがあり、その側面からも地に足の着いた戦闘描写を感じられます。
ぶっちゃけ具体例については読んでください。
曖昧なことを言いますが、文字でしか表現できない文章の世界で、「存在の雰囲気」を表すのはまずその名前です。固有名詞に、センスが輝いています。この意味では、作中で名前くらいしか出てこない存在だとか、そういうものに対して威力を発揮します。
《新桜庭ゴブリンズ》・・・疾風怒濤商店街。主人公所属の草野球チーム。メンバーの半分は口癖が「クソが」「殺す」みたいな人達。ちなみに作中に「ゴブリン」という単語はこれ以外に出てきません。
《細川まる子》・・・疾風怒濤商店街。もしかしたら《まる美》かもしれない。舞台の市長の娘。基本的にお邪魔系のキャラ。リクルートスーツが似合いそうな高圧的アホ。
《琥珀の茨》卿・・・・勇者のクズ。魔王の一人。ヤク中気味で脆さがある。自分の能力が名前に現れている。
《嵐の柩》卿・・・勇者のクズ。魔王の一人。《琥珀の茨》さんよりかなり格上。《琥珀の茨》さんみたいな単純な命名ではない。(※作中で名前について語られた事がある訳ではありません)
《七つのメダリオン》・・・勇者のクズ。作中で主人公達がハマっているカードゲーム。ルールについては全く言及されない。よくわからんカッコ良さと、なんか深そうなゲームっぽいぞというのが多分に感じられるネーミング。
・・・とかとかとか。これはまあ、かなり自分の主観が入っていると思います。どちらにしても、ネーミングに限らず、場面と作品世界の雰囲気作りに余念がないということです。意識してもしなくても、ガンガン入ってくる要素ですので、すぐに楽しめます。
少なめ(に感じる)容姿描写、とでも言ったほうが正しいかもしれません。読んだ後の感覚としてなのですが、「描写量の割にイメージが沸く」「しかも他の人の描いたファンアートが俺の思ってたのと近い」ということがありました。描写の費用対効果が高いとでも言っていいかもしれません。
当然ですが、そういった描写というのは言わば説明パートで、読みやすさのハードルを上げる側面があります。これが費用です。恐らく【ロケット商会】さんはそれを操り、物語冒頭で登場するヒロインくらいにしか、一度で詳細な描写をしていません。他のキャラクターに関しては、上記の命名や行動により醸し出す雰囲気、シーン毎のちょっとした追加情報でイメージを構成させ、大きな効果を生んでいます。
また憎いことに、主人公に関しては一切の描写をしません。だいたい性別くらいしかわかりません。年齢さえ、
「高卒らしくて、二十歳はいってるっぽい」「高校生だけど学年がわからない」「もしかして三十行ってる・・・? 無いか」といった有様です。(3作品各主人公)
ただし性格に関してはしつこい程に読み取れるので、読み手たる我々は都合よくニヤニヤすればよいものと思います。
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・・・ふう、これくらいにしておいてやるぜ・・・(書き慣れない文字を連ねすぎた)
ええと、長々と書いておいて最後に言うセコい手法なのですが、正直な所自分は普段ほとんど小説を読まず、評価のポイントなどというものはまったくわからん身であります。他作品と比較して~なんてことは到底出来ない程度の経験です。なので、おそらくめちゃくちゃ普通で当然のことを並べてるんだろうなあ、という自覚を感じながら書いておりました。
それでも、久しぶりに小説というものを読んで「やべーなにこれ楽しい」ってなったので格好をつけました。というか、「勇者のクズ全部読んじゃったよおおおお」って言ってたら「何らかの感想行為をしたりしたらもしかしたらロケットさんのモチベが上がるかもしれんぞい」って言われたのでなんか表現しようとしてこうなりました。はい。もっと私に続きを読ませてぇ!!
するのってセーフなのかアウトなのか気になった。
同人女達が役者と遭遇して騒ぎ、この絵描いたんですってファンアートを見せ、
ツイ垢上で出演者遭遇情報をイラスト交えてレポートってのが微妙に見えた。
垢のプロフ見たら裏垢ありますってID書いてたから多分同人かじってる人達なのかな。
そういえば、先月の超会議にドラマ出演者が登壇するからお仲間連れて見に行ったそうだが、
市販菓子のパッケージデザインをドラマのファンアートに差し替えたヤツをツレに配り、
こんなの作った!とツイッターで報告し、100人以上のドラマファン(非同人ヲタも含む)がRTしていた。
自分はしがないオタクで絵を描いている者です。俗に言う絵師と呼ばれる人、だが自分では絵師と名乗るのはおこがましいので名乗りませんが。
この度、毎日のように描いてきた絵を描くのを一旦辞めようと思いまして。語る場が無いので、此処で身の上話をしようかと思い書き込みをしております。
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自分が絵が好きだと思ったのは、幼稚園から小学校低学年の頃。本当に好きで好きで堪らなくて、ノートに意味のわからない棒人間が楽しく遊ぶ様を描いたりしたものです。
友達から「何を描いているの?」と言われ、「分からない」が常套句。けれど宛もなく描くのが好きでたまらなかった。
三年生の頃に転機が訪れた。兄が通っていた絵画教室に通うようになる。その絵画の教室は基本的に自由に描き、時には粘土やロウソク作り方など芸術の幅広いことをする夢のような場所だった。勿論、教室なのでちゃんと技術も教えてくれた。絵を描く楽しみが増えた。
名前はいえませんが、夏休みに描いた絵がとあるコンクールで入賞や金賞を取るようになった。学校の先生や皆が拍手する感覚、正直アノ時はよく分からなったが、皆が喜んだり親が褒めたりする事は良いことである事はおおよそ分かった。
以来、絵は個人だけで楽しむだけじゃない事を学んだ。
*
同時期、もう1つの転機が訪れた。夢中になる漫画や本との出会いだ。
自分はとあるジャンプの漫画と出会った。幼稚園の頃から好きだったモノを題材に、かっこよくて憧れるような内容で描いていた。キャラクターは皆魅力的で、特にボスキャラは強さとかっこよさを兼ね備え尚且つ絶対的な存在は読んでいて惚れ惚れした。
以後、学校の休み時間など空き時間にそのキャラを思い思いに描いたりした。好きなキャラを、好きな絵で表現する。凄く楽しくてたまらなかった。
結局その漫画はそれから連載が終わったが、今まで兄のお下がりで暇だから読む漫画が、自ら買って楽しむ漫画へと姿が激変した。
*
それからは激動の時代に入った。漫画だけではなく、小説やゲームにもハマった。中学の休み時間は専らオタク仲間と絵を描いて過ごしつつ、部活は大好きな絵を極めたくて美術部に入った。
ここまで描けば幸せな学生生活だが、中学の頃から少しずつ狂い始めた。小学校の頃にいじめてきた奴が中学の時に再会し、以後3年間イジメを受けた。
美術部は自分の代は1人。友人と喧嘩となり、両親はいつの間にか異常なまでに勉強熱心になった。
それでも、絵は描き続け、何とか無遅刻無欠席で通い通した。
*
受験して努力して入った高校、ただ、苦しい気持ちでいっぱいだった。勉強熱心な親と難しくなった内容により授業が苦痛になり、友達の作り方が分からず「仲間意識が強いから友達ができる」と思って入った美術部以外の部活は更に苦痛になり、弁当誘われた人達の話がよく分からず孤独感に苛まれ、遂にはトイレで弁当を食べている方が落ち着いた。
高校通ったのは実質半年。以後不登校になる。中学で疲れきった身体と精神に、高校は地獄でしか無かった。
それでも、絵は描き続けた。苦痛を和らげてくれたから。描いていて落ち着いたから。
この頃、自分は同人誌即売会と個人サイトに出会って更に絵の道を輝かせていた。好きなキャラを好きな絵柄で好きな内容の漫画を描く人達が、その頃の憧れであり希望だった。
*
高校通わなくなった頃、絵やオタク関連以外では最悪の時代だ。毎日親と怒鳴り合いし、傷つき傷つけられてわけも分からず。徐々に友人も減り、何時しか独りが普通になる。先の見えない人生が怖く、自身の辛さを分からない周りの人達が嫌で独りが心地よく感じた。
そんなある日、高校を辞めた後も会うスクールカウンセラーから心療内科を勧められた。両親は嫌がっていたが、自分にとってそれは「一か八かの賭け」に思えた。もしかしたら……これで違っていたら本当に終わりだと。
結果、新たな肩書きが出来た。「広汎性発達障害」、所謂「自閉症スペクトラム」や「アスペルガー症候群」だ。
凄く、嬉しかった。
*
思えば小学校の頃から思い当たる節があった。チャイムが鳴ってもと図書室で本を読み、じっとしていられなくて足をバタバタしていた。皆の話す言葉が訳の分からない呪文に聞こえ、机の中と部屋は常に汚かった。
そこに名前がつくと言うのは、長年探していた謎の答えが提示された事。嬉しくて涙が溢れた。
それからの人生は少しだけ良くなった。カウンセラーは自分の良き理解者になり、同じ障害仲間も出来た。高校も通い直し、アルバイトも始めた。
何もかもがうまくいく。そう思っていた。
*
その頃から、自分も憧れの人達のように絵をネットにアップするようになった。まずはTwitter、pixivにも登録した。絵画のような絵だけではなく、イラストについても学んだ。好きな漫画、好きなアニメ、オリジナル作品も描いたりした。
だが、何故だろう。ネットアップするようになってから少しずつ絵を描く意味が変わってきた。楽しくて、自分が好きだから描いていた絵。次第に、皆も楽しんでくれるような絵を描こうとする。
他の人と比べて下手だと思い始め、技術を研究して上手く描く努力をした。色んなシチュエーションや絵柄、「イイね」と呼べる絵を描くにはどうすればいいかを考えた。
毎日毎日色んな絵を描き、好きなキャラで尚且つ人が喜ぶ絵を目指した。
次第に小さいが反応がつく。僅かな点数と1人以上のお気に入り、そしてちょっとだけ増えるフォロワー。やっとだ、やっと自分にも来た!嬉しくて堪らなかった。
が、それが絵を描く楽しさのピークだと知ったのは後々だった。
絵を見るのも好きで、Twitterやpixivで好きな絵師様をフォローする事はよくあった。彼等はとても上手くて魅力的な絵を描く。そして同時に、お気に入りやフォロワー数が高い。
絵が上手くて魅力的だから、それ相応の反応が来るのは当然だね。そう思っていた。
けれど、フォローして見ていて段々妙な感情が湧き上がる。何故、自分の絵と憧れの人の絵はこんなに反応が違うのか。
試しに自分ではなく皆が好きなものを描いてみた。いつもの反応、同じ評価だった。なら自分を好きになる人を探してみよう。タグでフォロワーを稼ごう。あまり反応がない。
もっと技術を上げて研究を重ねよう。きっと技術力不足だから皆「下手な奴に興味無い」と思っていた。
毎日毎日、いろんな絵、いろんなキャラを描いた。pixivの講座も見て参考にした。アンケートで描いて欲しいものを聞いたりした。
毎日の努力は報われる。絵を描くのが好きでやっている。好きなキャラがこうやって動く様を描きたくて描いている。全員とは言わないが、少しでも多くの同志が出来たらなー少しでも自分の絵を喜ぶ人が増えたら。その思いで描き続けた。
だがそれは、間違いだと知る。結果的に、状況は変わらなかった。誰も見向きもせず、ただただ流れゆく自分の絵。
一方で、自分が本気で描いた絵より何気ない落書きレベルの絵が百を超える反応をもらう。この差はなんだ?アレ……なんか訳が分からない。
自問自答を繰り返し、また研究と宣伝を重ねる日々。段々、好きで描いていた絵に無駄な着色が増えてゆく。何か違う。何が違う?これ描いて載せて喜ぶかな?きっと喜ぶ人居るはずだ、気づいていないだけ……。
何故絵を描くのか分からなくなってきた。
そんなある日、試しに友人にその事を相談してみた。
「pixivもTwitterも身内が盛上げてくれるから沢山の反応が来る。結局、魅力的な絵や上手い絵が反応を貰うのではなく、友達や仲間がいかに多いかなんだ」
自分はお世辞にもコミュニケーションが上手くない。いや、それどころか人と話す自体や感想を述べたり空気を読むといった基本的なものが出来ない。アスペルガー症候群だからもあるが、中学の頃を境に話すことが苦痛になっていた。故に、※友達の作り方が分からなかった。
ネットは顔見ないから話すことぐらいできるのでは?と言うかもしれないが、自分にとってネットもリアルも同じ人間との会話と思っていて変わらない。
※今いる友人は、カウンセラーの紹介により集まった障害仲間と小学校の同級生だけである。数え切れる数しかいない。
ハハハ、なんだ。リア充もオタクも変わらないのか。何がオタクはコミュ障だ!!結局魅力的な絵でも上手い絵でもなく、描いている人が魅力的だから人気なんだ。所詮、人望や人脈が全てなんだ。考えてみれば、オフ会や同人誌即売会出来る人はコミュニケーションが出来る人だ。
本当にコミュニケーション障害の人は、絵を描いて載せても無意味なんだ。そう考えた途端に、今まで描いてきた絵や握ってきたペンタブや画材、そもそも絵を描く行為が嫌なものに変わった。
好きで描いていたなら何故嫌いになる?そう思うならネットにアップするな?そうだね……その通りだね。やってきたこと全て間違いだったんだ。ほんと、後悔が込み上げてきた。なんで……もうあんなに熱心に描いていたのか分からないよ。
*
今も漫画もアニメもゲームも好きだが、これから先ファンアートや好きな絵を見る目が変わるのだろう。自分は別に絵を仕事にしたかったわけではなく、趣味として好きなものとして最大限に楽しみたかった。ただそれだけ。
コミュニケーション障害の人に配慮して欲しいとかはいりませんし、絶対に言わない思わない。何故なら、コミュニケーション障害を公表している有名人は多々いるから。自分がコミュニケーション努力を怠った為に痛い目を見たのですから。
ただ、人望や人と楽しむ事に全力なリア充を叩くオタクも所詮リア充なわけで。
それに早く気づいたのは不幸中の幸いです。
最後に一言、絵の技術だけは努力しただけ伸びる。それだけは確かです。
では、失礼しました。
普段通りにTLを見ていたら、ナマモノの、しかも年齢制限のかかるようなネット小説がRTされてきた。
問題の小説は、ボーイズラブではなく、読み手(女)を相手とした夢小説?のような作品らしい。
(らしい、というのも、恐ろしくて読むことができなかったためだ)
別にこの界隈で長いこといるわけでもないが、この界隈が他の同人界隈よりルールが厳しいことは知っている。
本人が実在していて、さらにご存命である、限りなくブラックに近いグレーな界隈。
「検索避け」が必須な界隈。妄想をするならとにかく逃げて隠れてこっそり行わなければならない界隈。
先方は鍵のついていないアカウントで、パスワードや検索避けができないサービス(Twishort)を用いて公開していた。
あけっぴろげである。恐ろしすぎる。
詳しい内容はリンクに飛んでいないからわからないが、Twishortはそのリンクをつけてツイートすると、始めの30文字くらいがそのツイートから見えてしまう仕様だ。
まあその時点ではいたしていなかったけどそれをほのめかすような文章だった。恐ろしすぎる。
私は普段通りに、好きな芸能人が出ていた番組についてチェックしようとしていただけだった。
本屋に行って、好きな雑誌を買おうと棚に向かったら、全年齢であるはずのその棚に、なんの注意書きもなくエロ本が置かれていた。
例えるとこんな感じ。めちゃくちゃびっくりしたしちょっと気分も悪くなった。
ナマモノ(3次元同人)は、「検索避け」が必須な界隈だと思っていた。
その芸能人でTwitter検索してみると、出るわ出るわ、小説・エッチなツイート・ファンアート。愕然とした。
私は腐女子なので、愛し方は違えど、気持ちはよくわかる。エッチなことを考えるのも人間の欲求だしよくわかる。
でも、Twitterでやるなら、せめて鍵アカウントを作って身内で楽しむものじゃないのか?
もっと言えば、Twitterじゃなくて自分でHPでも作って、htaccessでアクセス制限をして、隠れた上でやるものじゃないのか?
ひっそりと楽しむことがこの界隈の常識だと思っていた。
実際のところどうなんだろうか。なんだか、よくわからなくなってきた。
別に女がどうこうって話をするつもりはないんだけど、女性のオタクの人を傍から見ていて「これは男性のオタクではあまり見ないなー」って思うものがある。
「○○(カップリング名)って××(曲名)のイメージなんだよね」みたいな話がよく出る。
曲の歌詞とか雰囲気とかにそのカップリングを当てはめて萌えているらしい。
映画とか小説とかとにかくいろんな物語に自分の推しカップリングのキャラを当てはめてパロる。
その世界観にキャラを放り込むのではなく、登場人物にキャラを当てはめる。
単純に面白い組み合わせだから、じゃなくてストーリーとか世界観を踏まえたうえでのパロディ。
「○○(カップリング名)で△△(映画名)パロやったら絶対やばいと思うんだけど」ってよく聞く。
これ
http://www.huffingtonpost.com/entry/i-love-you-hatsune-miku_55ef16c4e4b002d5c076ca27
とりあえず序盤のあたりだけ訳しておく.
もしポップスターに肉体が必要と考える人がまだいたら,ショックを受けるかもしれない.
何年か前,ヤマハはボーカロイドを開発した.それはコンピュータに合成音声で歌わせるソフトウェアだった.2007年にそのソフトウェアは身体を獲得し,初音ミクと名づけられた.(hot-sue-neigh mi-kooみたいに発音する)青い髪のアニメ風少女で,世界中の生身の人間たち相手にツアーをし,不思議なホログラムで舞台に立ち,彼女のファンによってボーカロイドソフトウェアで書かれた電子音楽を熱唱する.彼女が世に出てから何年も経つ間,何人もの男女のボーカロイドシンガーが加わった.また彼女はいくつかのゲームの主役だ.これらの出来事は本当に奇妙でかつ,マドンナがウェディングドレスでVMAのステージに立って以来の,ポップシーンにおける重要な出来事だろう.
これは21世紀的なアイディアだ.すべてクラウドソースの歌をうたうデジタルポップスターというのは.ミクは舞台の上で足首を捻挫したり声が出なくなったりする心配をする必要もない.まあ魂のない企業産娯楽の現れといえるかもしれない.しかし,彼女はファンが望むからそこにいるのであって,そうなると等式の流れが逆転する.彼らが彼女に音楽を与え,同時にコンサートで応援する.
別の言い方をしよう.もし皆が朝起きて急にミクを嫌いになっていたとすると,コンピューターホログラムは使われなくなるだろう.だけど別に悲しくはない.同じことがTaylor Swiftに起こると,彼女は何年もの間つまらないアルバムをリリースしたあげく,限界に達してDemi Lovatoの二の舞になるだろう.それはとても悲しい.
歌う日本のホログラムが世界中を闊歩してることを信じない人にとっては受け入れづらい話かもしれない.レディガガの前座だってつとめたし(以下メディア展開について略
後半は北米でローカライズ版が発売されたProject Mirai DXの宣伝とローカライズ担当者のインタビュー記事になるので割愛.気になった点を以下に示す.
・ユーザーによって音楽やさまざまなコンテンツが作られていることが注目に値する
・たくさんある曲を適当に聴いていると,一曲くらい自分好みの曲がみつかる
ユーザーによって作られているという点は,最初期のボカロシーンには当てはまるかもしれない.例えばネギもたせたりデフォルメキャラが作られたりしたのはその頃のユーザーの手によるものだ.しかし一旦製作者と視聴者の関係が確立してしまうと,両者の間には埋まらない溝ができた.現在の話をすると製作者の層とボカロのメイン視聴者の層はまったく異なると思う.視聴者は製作者を応援したり,お金を落としたり,ファンアートを描くくらいはできるかもしれないが,自分で製作者と同等の活動をしたりそれを目指したりはしない.ちょっとややこしくなるけど「ボカロソフトのユーザーである曲の製作者」と「曲を視聴するユーザー」に完璧に分かれている.確かにユーザーによって作られているコンテンツと言えなくもないけど,それはファンメイドのコンテンツとは違うように思う.なぜならファンは視聴者側が圧倒的に多いし,製作者はむしろ自分の曲を聴いてもらうため仕方なくボカロを使うという面があるからだ.ファンが直接コンテンツを作るのではなく,製作者を評価するなど間接的な方法でしか関われない.その少々歪な状況が英語圏には伝わってない(別に伝わらなくてもいいと思うが).外国のボカロファンはさすがに異国の奇妙なコンテンツにはまるだけあって熱意はすごく色々なことにトライしてるみたいだけれど,逆に日本にはほとんど伝わってこない.
もう一つの点はひとつの本質に迫っていると思う.ボカロは曲の良し悪しは別としても何万もの歌が動画サイトに登録されている.曲風も製作者の好みによって千差万別で,メインストリームで受け入れられないようなニッチな曲風も多い.たくさん聞けば自分にぴったりの曲を見つけることができるだろう.これはAKBやラブライブで女の子を増やしまくって誰か一人くらいは推しが見つかるだろうという戦略と図らずも同じだ.とはいえ手がかりがないと膨大な時間が必要なので,口コミとかセガのゲームのようなとっかかりが鍵になる.まあ今はネット上のボカロの知名度は高いので,ネットを積極的にやってる人なら一曲二曲は知ってたり,もしくは好きだったりするんじゃないかと思う.敷居の低さとコンテンツの多さは強みとなる.
確かにGorillazは君がリンクした動画でまったく同じことをした.2006年のグラミー賞でも同じことをしようとしたけど,問題があってテレビ用にごまかすことになった.費用がかかりすぎるので同じ形式のコンサートはもうやってない.Musion社から借りている技術も向上してない.
ミクに使われてる技術は全然違うもので,開発元の内製だ(訂正-もともと違う会社と共同開発したようだけど,今はクリプトンが全責任を負っている).その方法はもっとシンプルだしパテントに縛られることもない.一方でミクの3Dアニメーションソフトウェアは無料でファンメイドのものだ.おかげで非公式のファンメイドコンサートが世界中で定期的に行われている.とってもクールだと思う.訳ここまで.
コンサートはやはりお金かかるんだろう.ほうぼうに散らばった曲の版権者,3DCGクリエーション,自分達が主演できるわけでもないバンドの何曲にもわたる練習.オペラとかはもっと収支がひどいみたいだけど,彼らは自分が好きだから赤字でも上演するそうだね.
昨今、Pixivの全年齢ランキングはほぼすべてと言っていいほど「ブラック本丸」や「ヘイト創作」作品が埋め尽くしています。この現状について一石を投じられればと思いしたためたのがこの文章です。
私の目的は主に「ヘイト創作」であることの多い「ブラック本丸」作品がランキングを席巻することで刀剣乱舞というゲームが誤解されることのないようにすることです。ブラック本丸、ヘイト創作などを好む方を攻撃したり、貶めたりする意図はありません。
ただ、現状ランキングを埋め尽くしている「ブラック本丸」作品があることで、ヘイトがヘイトを呼ぶような現状になっています。
ゲームをプレイしていない状況で、こうした作品を書けば人気が出るという考えのもとに、原作にはない設定や原作を大幅にマイナス方向に歪めた設定を元にした創作物が増えているのです。
もちろん、そうした創作物を書くこと自体は自由です。どんな意図で創作しているのだとしても、それは責めるべきことではありません。
ただ現状ではそのせいで原作が誤解され、何の罪もない原作キャラクターが貶められ、風評被害を受けているのです。
とあるブラック本丸作品のキャプションには「刀剣乱舞という作品の性質上」というような枕詞の元にブラック本丸によくあるような審神者への暴力表現等が含まれることが記載されていました。
実際にプレイされたことがあれば、原作はそのようなゲームではないということは一目瞭然ですが、Pixivで流行しているのだからそういう原作なのだろう――と誤解されてしまっているのです。
もちろん創作は自由です。ただ、現状のブラック本丸ものはコメント欄やタグ欄を含め原作キャラクターへの怨嗟で満ちていることが多く、そういったマイナスの感情を元にした創作物は通常「特殊嗜好」として同好の士の間でだけ閲覧されるべきものです。
それならなぜ「腐向け」作品はよくて、「ブラック本丸」作品は駄目なのか? なぜ「ヘイト創作」に対して苦言が呈されるのか? 過去の別ジャンルの事例等も踏まえて書かせていただければと思います。
これは私が説明するより、よくまとまっているPixiv辞典(http://dic.pixiv.net/a/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%9C%AC%E4%B8%B8)のタグ説明を引用させていただいた方が早いかと思うので、リンクさせていただきます。
簡単に説明いたしますと、もともとブラック本丸とはブラック企業をもじった言葉です。
身を粉にして働くブラック企業社員のように、資源やレア刀剣のために疲労状態になっても繰り返し出陣させられる刀剣男士たちの物語をコメディ調に描いたものでした。
それが途中から刀剣男士への虐待描写が混じるようになり、刀剣男士が審神者への反撃として性的虐待や暴行を行うものが増えていき、過去に他のジャンルで流行した「嫌われ」作品のように最終的には刀剣男士へ制裁が加えられるようなものへと変化しました。
今でも当初の意味合いでブラック本丸を使っているもの、変わってきた意味合いのものであってもヘイト創作ではないものも少しは混じっていますが、ほとんどがヘイト創作になってしまっています。
ブラック本丸ものでは近頃はよく「NTR」という表記がされているものがあります。
これは乗っ取りの略でいわゆる見習いと呼ばれるキャラクター(原作にはそのような制度は存在しません)が刀剣男士たちをたぶらかして…というような傾向の作品につけられています。
が、このNTRという言葉、実は男性向の用語として既に別の意味があります。
「寝取られ」という特殊嗜好で、男性向のセックスを含む描写をしていると受け取られかねない用語です。
本来NTRとは、主人公の男性が好きな女性を他の男に寝取られて悔しさを噛みしめるような作品(主に濃厚な男性向けのセックス描写を含むもの)を指しているのです。
既にある用語を別の意味で、しかも全年齢の作品で使う場合、読んでいない方から「刀剣乱舞の二次創作というのは全年齢作品でもそういった男性向セックスを描く作品が人気なのか」と誤解をされかねないため、タイトルなどへの使用は避けられる方がよいかと思います。
二次創作というものは基本的にはファンアート、つまりは「それが好きだから、好意を表現するために創作する」ものです。
作者や読者が好きなのは主人公になっている女審神者・男審神者・政府職員などで、刀剣男士には憎しみが向いていることが多くありませんか?
これは原作や原作キャラクターのファンによる創作物と言えるでしょうか?
もし、貴方が原作キャラクターが好きで貶めたいと思っている、いじめたいと思っているのだとしたら、それは「特殊嗜好」だと認識してください。
リョナと呼ばれる、キャラクターに暴力を振るったり傷つけたりすることを好む性癖も存在しますが、そういった性癖はやはり一般には受け入れがたいものです。
暴力や損壊などの描写は映画などでも年齢制限がかかるような、何の準備もなく見せていいものではないと思われているのだということをご理解ください。
たとえば道端で、誰かを一方的に踏みつけたり、罵声を浴びせている人を見つけたらどう思いますか? 顔をそむけたくなりませんか?
同様に創作物においても、一方的に誰かが暴力を受けている場合、顔をそむけたくなる人が多いのです。
あなたのお父さんやお母さんに見せた場合に怒られそうなものの場合、基本的には棲み分けが必要なものだと思ってもいいかもしれません。
だって、Pixivには色々な年齢層の方がいますから、中にはあなたのお父さんやお母さん、場合によってはおばあちゃんやおじいちゃんくらいの方もいるのですから……。
さて、それでは棲み分けが必要なものとそうでないものについての話の前に、ヘイト創作の基準について書かせてください。
ヘイト創作であるかどうかは、作者の創作意図と描写方法にかかってきます。
おおまかにいって、以下のような特徴を持つ場合、悪気があるなしに関わらずヘイト創作に分類しておいたほうがトラブルにはなりません。その理由は後述します。
●メインとなるキャラクターが女審神者、男審神者、政府職員など原作で明確に容姿や設定が登場していないキャラクターであり、刀剣男士はその添えものである
●刀剣男士が主人公や他の刀に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたりする描写がある
●主人公が刀剣男士に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたりする描写がある
●刀剣男士を一般的に見て魅力的に描くことを目的としていない創作物である
1~3が揃っていても、例えばそれが「苦境に立たされた刀剣男士たち(のうちのひとり)が何とか本丸を立て直そうと努力する話」であればヘイト創作という分類はされないことが多いのです。
(もちろん、その場合でも暴力描写などについての注意書きが必要であることは言うまでもありませんが……)
※審神者受小説などの強引に性行為に持ち込む描写などに関しては、広い意味では暴力描写ではありますがヘイトとは違う場合が多いかと思います。審神者が刀剣を無理やり…の場合には少し気を遣われた方がいいかもしれません。その理由も5ページ目に追記させていただきましたのでご参照ください。
ブラック本丸ものはちゃんねる形式と言われる、匿名の人間が大勢書き込んだログをまとめることで記事を作るような形式の創作物であることが多いです。
これは実際に存在する匿名掲示板を元にしたネタで、そのものを見たことはなくとも、まとめブログなどの形で目にしたことがある方が多いかと思います。
そうしたまとめブログでもよくあるのですが、書き込みする人間が何か酷い目に遭わされ、その報復を行う……、という勧善懲悪形式のテンプレートをブラック本丸ものでも踏まえていることが多いです。
勧善懲悪形式の内容というのはおおむねすっきりするでしょうし、人気があるのも確かなのですが、まとめブログなどでは登場人物がすべて仮名であるのに対してとうらぶちゃんねるでは登場人物は明らかに誰なのか分かる形での描写になっています。
そうするとどうなるかというと、敵役に配置されたキャラクターへの憎しみが募っていく形になってしまうのです。
憎しみが募ったところでそのキャラクターが酷い目に遭わされてすっきりする、という繰り返しが昨今流行のブラック本丸ものの多くで見られる傾向です。
ただ考えていただきたいのですが、たとえば制裁を受ける側として描写されているのがあなたの友人知人であったらどんな気持ちになるでしょう? もしくはあなた自身であったら? 腹が立つと思いませんか?
まとめブログが問題にならないのは、全員が仮名で、仮に実在の人物がいたとしてもいち個人であるためです。
刀剣男士はそうではありません。誰のことを書いているのかはっきりわかる状態でキャラクターを貶めるような描写をしているのですから、当然、配慮が必要なのです。その配慮のわかりやすい形が「ヘイト創作」タグです。
刀剣男士を貶めることが目的である・ないに関わらず、原作ファンへの配慮としてヘイト創作タグをつけて棲み分けすることを推奨します。
また、可能であればランキングに掲載されて悪目立ちしないような配慮も必要かと思います。
ブラック本丸が好きな読者はタグで検索してきますから、ランキングに掲載されなくても読みに来てもらえますし、口コミで読者は増えます。その方がこういう口うるさいファンからの横やりも入らなくなりますし、お互いにストレスフリーの環境が実現できるのではないかと考えます。
審神者や政府職員を主人公に据えた作品の場合、必ずしもヘイト創作であるとは限りません。
ですが、いくつか注意しなければならない場合があります。それは「審神者」や「政府職員」が刀剣男士を相手に無理やり性行為に持ち込んでいる場合や、逆に刀剣男士が審神者・政府職員を相手に無理やり性行為に持ち込んでいる場合についてです。
●審神者・政府職員とキャラクターがお互いに恋愛感情を抱いている場合
●審神者・政府職員とキャラクターがお互いに恋愛関係に至るまでの過程でその行為に至る場合
上記のような場合であれば、一般的にヘイト創作であるとはみなされないので安心してください。
ただ描写の程度によっては強姦描写がある旨などは記載しておいた方がいいかもしれませんし、無理やりというのが殴り倒して気絶させたうえで…、というような通常の性行為では行われないレベルのものである場合には注意書きが添えてあるほうが親切ではあります。
《気にした方がいいパターン》
●審神者・政府職員が権力をかさにきて刀剣男士に一方的に性行為を強要する場合
●審神者・政府職員が仲間の命などを盾に刀剣男士に一方的に性行為を強要する場合
●刀剣男士が腕力等を用いて抵抗できない審神者・政府職員に一方的に性行為を強要する場合
こちらは主に現実世界ではパワハラと呼ばれるものです。昨今では犯罪行為であるとみなされることも増えて来ています。そうした描写は好きな方は好きですが、苦手な方は苦手な特殊嗜好です。
特にブラック本丸における上記に置いては、そのつもりがなくてもヘイト創作のタグをつけるか注意書きを設けたほうがよいです。
ただしモブ×刀剣のようなジャンルもありますので、あくまで刀剣男士を貶めたいのではなく「刀剣男士がモブに性行為を強要されているのに萌える」という性癖である場合には、その旨を記載し、刀×主や主×刀タグをつけ、モブレなどのタグをつけておけば問題ありません。
※モブレ=モブレイプ、特に個性などを設定されていないモブキャラに原作キャラクターを犯させるのが好き、という性癖を持つ作品のためのタグです
Pixivのランキングは、投稿した日とその翌日のブックマーク数・評価回数によって順位づけされます。
そのため、たとえば最初の数日間はマイピク限定公開とし、数日後に全体公開にすることでランキング入りを防ぐことができます。
最速で読みたいファンにはマイピク申請をしてもらい、そうでもない読者には全体公開後に読んでもらう形式にすることでファンとの交流も深まりますし、悪い意味で目立つことがなくなるのでお互いにうまく棲み分けができるようになるかと思います。
たとえば刀剣乱舞でいえば、刀剣乱腐や刀剣乱夢のように棲み分けタグが使用されています。
現状、刀剣男士たちのほのぼの作品を検索しようとしても、ブラック本丸ものなどが多いため、見つけ出すことができなくなってしまっています。
腐向け作品や夢作品はジャンルタグの代わりに代替タグを使用することによって検索の邪魔になることを防いでいるため、そこまで問題にはなっていません。
そのため、ブラック本丸作品やヘイト創作も代替タグを使用してはいかがでしょうか?
過去に他ジャンルでは●●嫌われ、●●ヘイトなどのように代替タグ使用をしていました。刀剣乱舞もたとえば「刀剣嫌われ」「刀剣乗っ取り」「刀剣ヘイト」などのようにマイナス検索用のワードを残しつつパッと見で内容のわかるタグ付をしてはどうでしょうか?
私はこちらのアカウント以外でPixivプレミアムに入っているのでタグ検索の解析が見られるのですが、ジャンルタグで検索してくる方はほとんどいませんでした。全体の10%にも満たないごく少数です。
代替タグを使用するようにしたとしても閲覧数にはおそらくそう変化はありません。ジャンルタグの始祖を目指してみていただければ……と思います。
現状、ブラック本丸ものもほとんどが「刀剣乱舞小説○○users入り」タグなどで分類されているかと思います。
ですがこれは前項でも記述した通り、刀剣男士同士のほのぼのものを探している方にとっては邪魔になってしまっています。
他ジャンルでは「●●ちゃんねる小説○○users入り」「●●嫌われ小説○○users入り」などのようにusersタグも独自のものを使うことで棲み分けをしています。
専用タグがあるほうがブラック本丸ものを探しているユーザーもより目的のものを探しやすくなりますし、現状のusersタグ使用よりもメリットがあるのではないかとも思います。
昨今何かと話題になっているブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」。
このコンテンツの大きな特徴として、ゲーム本編の人気に加え、ファン活動の一環である二次創作が非常に盛んであることが挙げられる。
そのような二次創作活動の中でも、最も手軽に、かつ大勢の人に楽しまれているのが「ゲームのキャラクターの絵を描く行為」すなわちファンアート活動だ。
当然、二次創作活動の盛んな艦これでもファンアート活動はその中核を占めており、お絵かき投稿サイト最大手のpixivでは、毎週約4000枚の艦これのファンアートが投稿され続けている。
そんな中で、インターネットの掲示板などでよく目にするフレーズが「艦これを描けば自分の絵の閲覧数が増える!」だ。
ファンアート活動を行っている人が多く集まる掲示板などでアドバイスとして書き込まれることも多く、自然に受け入れられているフレーズだと言っても差し支えない。
しかし、その一方で「艦これを描いても大して閲覧数は増えなかった」という声が聞かれるのもまた事実だ。
今回はこのファンアート活動に焦点を絞って、具体的な数字をもとにその検証を進めていきたい。
実際にファンアート活動を行っている人だけに限らず、絵を描いている人間(俗に絵師や絵描きなどと言われている人間)というのは、大なり小なり自分の絵をもっと多くの人に見てもらいたい!という欲求を持っているものだ。
どうすれば今よりも多くの人に自分の絵を見てもらえるようになるのか ―― せめて、目に触れる機会だけでも増やせないか ――
そう考えた時、人気コンテンツの絵を描けばより多くの人の目に留まるのではないかと考える人もいるだろう。
「艦これを描けば閲覧数が増える!」という理屈は、要するにファンの母数の多いコンテンツの絵を描けば、その人数に比例して自分の絵を閲覧する絶対数も増えるだろうという心理に基づいているのである。
なるほど、すなわちこれは自分の絵を見てもらうために人気コンテンツを利用するという心理に他ならない。
「動機が不純だ!」などと批判の声が上がることもあるかもしれない。
しかしながらこれもれっきとしたファンアート活動であることには変わらない。
動機その他については現時点では不問として、純粋に結果のみを判断するものとする。
さて、どのような理由であれ、現実に人気コンテンツたる艦これのファンアートを描いた人も多いことだろう。
実際に普段描いている絵よりも艦これの絵の方が閲覧数が多かった人もいることだろう。
その一方で、ほとんど変わらなかった、あるいは逆に減ってしまったという人も意外と多いのではないだろうか。
もちろん、それは自分の作風が艦これと合っていなかったり、描き慣れていないために普段の絵よりも仕上がりが雑になってしまったり、投稿した時間が悪かったり、偶然だったりしたのかもしれない。
では実際に検証を行ってみよう。
ここでは「艦これを描けば閲覧数が増える」を「艦これの絵一枚当たりの平均閲覧数は他のジャンルの絵のそれよりも多い」と言い換えて検証を進めていく。
これは「もし人気コンテンツの絵が他のコンテンツの絵よりも多く閲覧されている(俗に言う「ジャンル補正がかかる」)のであれば、そのジャンルの絵の閲覧数は平均的に増加する」という仮定にもとづいている。
もし閲覧数が平均的に増加しておらず、特定の絵に偏って閲覧数が増加している結果そのジャンルの総閲覧数が増えているのであれば、それは特定の絵もしくは絵師の人気に依存していると判断すべきである。
これはまず第一に「絵の総投稿数が桁違いに多く、検証にあたって母数に依存する統計的な誤差が小さくなる」ことに加え、「特定のジャンルの絵だけを選抜できる"タグ機能"が存在する」ため、集計がしやすいためである。
これは、ブックマークや点数と言ったpixivの他の機能は、多分にその絵の評価を主目的としたもので、目に触れる機会が増えるという検証趣旨とは些か目的が異なり、指標として疑問であるからである。
なお、比較対象には「艦これ」「東方」「ラブライブ」を用いた。
これらのジャンルは全て人気が高くて絵の投稿数も多いため、先述の統計誤差の観点から互いに比較可能な巨大ジャンルとしてふさわしいと判断したためである。
また、後の検証で引用する資料にこれらのデータが含まれていて、論理を構築する上で有用だったことも付け加えておく。
では、実際の検証に移ろう。
まず、上記3ジャンルの2015/3/7~3/13期間の投稿数を示す。
・艦これ:5,118
・東方:4,186
であり、「艦これ>東方>ラブライブ」という結果となっている。
次に、この期間の総閲覧数は
・艦これ:14,992,052
・ラブライブ:2,855,930
では、一枚当たりの平均閲覧数を求めてみよう。
[期間中の一枚当たりの平均閲覧数]=[期間中の総閲覧数]÷[期間中の総投稿数]であるため
・ラブライブ:2,867.400
となる。
結果から分かる通り、投稿数ではラブライブよりも一桁も多い艦これだが、平均閲覧数ではほとんど僅差まで縮まっているのだ。
これは衝撃的な結果である。
もし、先述の「ジャンル補正」というものを「平均閲覧数における、あるジャンルと別ジャンルの相対的な差」と定義して数値で表すとすれば、「艦これ」のジャンル補正は高々「[ラブライブ]+61.879」しかないことになる。
言い換えれば、「艦これ」の絵は総投稿数で大きく劣る「ラブライブ」の絵よりも平均して約62人の人に多く見てもらえていると言える。
(逆に、艦これを描いていた人がラブライブを描くと、平均62人の閲覧者を失う、とも言える)
規模に対して62人を多いととるか少ないととるか、その判断は数値からではできないため、個人の主観に任せるものとする。
この結果から導き出された重要な知見は「特定のジャンルの規模や人気は、必ずしもそれを構成する個の要素に平均的に影響を与えるものではない」ということだ。
言い換えればそれは巨大ジャンルの中に個が埋もれるということに他ならない。
「艦これを描けば閲覧数が増える!」というのは、ある相対的な数値の中では確かに間違ってはいなかった。
しかしながらその影響力は、おそらくほとんどの絵師が期待していた効果よりも小さかったのではないだろうか。
「ファンが多ければ多いほど、自分の絵が人の目に触れる確率は増える」という直感的に正しいと思える理屈は、実際にはただのパラドックスであったということにすぎない。
艦これの知名度を利用しようとして、その実艦これの人気を盛り上げるための水増し ―― 賑やかしとして利用されていたというのが事実であろう。
先の検証から、人気ジャンル補正の存在は一応確認されたものの、その限界が意外と低い位置に存在していることも理解していただけたであろう。
「特定のジャンルの規模や人気は、必ずしもそれを構成する個の要素に"平均的に"影響を与えるものではない」
では、ここでその検証を行っていきたい。
以下に、pixivに投稿された「艦これ」「東方」「ラブライブ」の絵の閲覧数の中央値、平均値、標準偏差を引用する。
(引用元:「「艦これ」データ分析合同誌 統計これくしょん」;サークルでいひま, 2014/8/17, 800円+税:ありらいおん提督集計分)
尚、困難な集計を完遂し、同人界隈の人気分析を扱う同人統計分野の確立に多大なる尽力を賜れたありらいおん氏にこの場を借りて敬意を表する。
・艦これ:[中央値:529, 平均値:2798, 標準偏差:8692]
標準偏差と言われると何やら難しく考えがちだが、何もかも全部取っ払って平たく言えばデータの広がりの幅を表すと言っていい。
簡単に言えば標準偏差が大きいほど、閲覧数の多い絵と少ない絵の差が顕著とも言える。
さて、だがこの標準偏差、統計をほんの少しかじった人間が見ると明らかにおかしい。
正規分布の場合、標準偏差とは平均値の前後合わせて約68%の値が存在する範囲であり、例えば「艦これ」を取り出して見ると「平均値:2798, 標準偏差:8692」なので閲覧数が0未満(閲覧数-5894とか)という意味不明な絵が存在することになってしまう。
もちろんそんなことはなく、単に閲覧数は正規分布に従わないということだが、これはどういうことを意味しているのだろうか。
答えは単純、ほとんど閲覧されない絵が大量にある一方、非常に多く閲覧される絵も多くあり、その中間のそこそこ閲覧される絵というものは非常に少ないということである。
直感的な説明をすると、閲覧数1の絵10,000枚と閲覧数10,000の絵が100枚存在していて、その中間の閲覧数5,000くらいの絵がほとんど存在していないと、このような一見意味不明な標準偏差が出てくることになるのだ。
つまり、閲覧数において、格差の二極化がきわめて激しいということができる。
閲覧数を稼ぐ目的で艦これの絵を描いたが、実際には閲覧数が増えるのは人気の絵師ばかりで、むしろ閲覧数が人気絵師に吸い取られて格差が広がっているのだ。
なるほど、理屈は分かった。
けれども人気の絵師の絵が伸びるのは当然だ、自分の絵がイマイチ見てもらえないのは仕方ない。
自分も当の人気の絵師も、艦これが好きで描いていて、その上でこれだけの差が出てしまうのならば納得できることだろう。
しかし、もしその人気絵師が実は大して艦これに興味なんてなく、ただ閲覧数を伸ばしたいだけがために艦これを描いているとしたら?
ここで問題となるのが、売名のためだけに人気ジャンルを渡り歩く絵師(いわゆるゴロ絵師)の存在だ。
やつらは人気の高いコンテンツを見つけると、まるでハイエナのように群がって目を引く絵を投げ捨てていき、本来純粋にそのコンテンツを好きな絵師が描いている絵に振り分けられるはずだった目を、閲覧数という形で奪い取っていく、いわば禿鷹の成れの果てである。
大して閲覧数が伸びないのは分かっていても艦これが好きで絵を描いていたのに、そのなけなしの閲覧数さえ荒らし紛いのイナゴ野郎どもに奪われていく。
こんな不当な行為が許されるだろうか。
ゴロ絵師のレゾンデートルとは純粋に売名ただそれだけであり、心から艦これを愛してファンアート活動を行っている清き艦これファンにとってはまさにクソ未満の忌むべきサイコパス野郎であり、その存在自体が神に許されるはずもなく、地獄の炎の中に投げ込まれてあらゆる艦これファン活動から排除され尽くされなければならない。
先に私は「例え動機が不純であっても、ファンアート活動には他ならず、問題としない」という旨を述べていたと思う。
しかしながら、ゴロ絵師の活動は本質的にファン活動ではなく、単なる破壊活動でしかない。
直近の出来事を見よ、どこぞの魚介類が見事に艦これワンドロを跡形もなく消し飛ばしていって、本人たちはのうのうとまだ別の場所で絵を描いているではないか!
・艦これを描いても閲覧数は伸びない
・艦これのジャンル補正が働いて閲覧数が伸びるのは最初から何を描いても伸びる売名絵師ばかりである
ちょっと教えて欲しいのけど、中国のテーマパークに現れるマスコットは揶揄するけどどうして千葉ットマンはそうしないの?
ヒーローとまではいわないまでもみんな少なからず許容してるわけでしょ。
いくら考えても日本人至上主義思想以外の答えが見つからないんだよね。
日本人の行動→崇高、頭がいい
こういった先入観がなくならない限り日本はいつまでたっても国際社会から取り残されたままなのだと思う。
イスラム国のテロだってただ野蛮な行動って思ってる人がほとんどですよね。
あれだけの規模に発展しても、まだ周辺諸国にバカが多いからしかたないって思ってません?
かれらの広報活動の狡猾さを考えてないから安易に政府批判とかしちゃって思う壺もいいところじゃない。
彼らにとって人質の命なんてものは交渉材料でしかなく、政府や報道が混乱し人質の人命尊重が行われて命の価値が問われれば問われるほど彼らの思う壺であり、非人道的と取られるかもしれないけど、人質を取る行為自体を無効化するために彼らの交渉に一切応じないという姿勢を示す以外にないってこと分かってます?
それを理解できてないから正義感で周辺国に渡航しようとするバカが出てくるし、パスポート取り上げた政府を批判するバカが絶えないわけですよね。
外国人が日本に来て最もがっかりすることランキング1位「子供扱いされること」
彼ら分かってて付き合ってくれてますからね。子供扱いされても島国だからしょうがねーなくらいに思われてますからね。
これから海外にちょっとでも目を向けたい人、ここの部分ほんとに気をつけないと交渉の土台にすら立てませんから。ほいじゃーね。
https://twitter.com/Ryuichi_Kimura/status/566305674406023168
https://twitter.com/Ryuichi_Kimura/status/566307830597029888
https://twitter.com/Ryuichi_Kimura/status/566309120299384832
これでもだいぶ気を付けたんだろうけど、かなりアラが多い。
エロティシズムという観点では、例の広報担当まっPもかなり露骨な表現を慣習的に用いている。
「エロ」の差す範囲が不明な以上、いわゆる「健全絵」を上げている人間も慌てなくてはならない。
「個人の趣味」というのも疑心暗鬼を起こしやすい言い方で、「金銭等の目的でない」という意味なら言葉が悪い。
「過激な画像」がこの文章の中でどのような意味を持っているのか不明。
「エロ」すなわち「過激」、という意味なのか、「過激なエロ」という意味なのかがはっきりしない。
法令基準なのか木村氏判断なのか、画像を上げる側の自己規制なのかも不明。
そもそもアイカツに関係ない「過激な画像」もアイカツのファンアート関係者は上げてはいけないということにもなり、こうなるともはやわけがわからない。
つまりこれは「Twitterに『エロ絵』を上げている人間は子供たちのことを気にしていない」ということになる。
「主たるお客さんの子供たちのことは気にしてあげてね」というなら最初からそういうべきであって、「エロ」という表現内容の例に触れて「止めて欲しい」と言った後でこれを出すのは「と言うだけ」では済まない。
監督である木村隆一氏の「ツイートが見えない」のはかなりの不便だと思うのだが、「人生困る事は何もない」らしい。
まあ仕様上本当に「見えない」わけではないのだが、アニメのファン活動が「人生」に含まれない、と言っているに等しい。
意味不明。
https://twitter.com/Ryuichi_Kimura/status/566313491271655424
だから何。
んで女性向けだと
・ジャンプ=集英社など巨大出版社のものが多く子供向け作品も多い、そういう所がホモ同人に許可出すわけがない
・内ゲバ激しく二次創作認めない原作の同人やってたりしたら仲間内で袋叩きに遭い通報されるのが目に見えるため
・許可取ればOK、だとしても腐女子同士の「ホモなのに原作側に許可取るとかありえねーだろ恥を知れ」と言う足の引っ張り合いになりそう
・男性向けより遥かに「ジャンル」に拘るので、自分の萌えジャンルが禁止となったら
「とりあえず二次創作OKな他ジャンルでお茶を濁す」のではなく「同人そのものを辞める」人も多いだろう
ってな事になってごく一部のジャンル以外は壊滅だろうなー。
ナマモノ(芸能人等実在人物の同人)界隈はどうすんだろ。元々権利的には二次元より遥かに厳しい世界だけど。
男性向けは割り切ってエロ二次OKのジャンルでエロ同人やってく人が多そうだけど、
書店での大量販売なんかは「非営利」とみなすには厳しいので禁止、って所も出てきそう。
となると同人で食ってた大手が儲からなくなり激減、それに引っ張られてた中小手にも影響出るだろうな。
書店販売もOKな極一部ジャンルに集中するか、オリジナルメインになるか。
あともう一つ突っ込むと
大人向け以外でも、例えば娘が描いたプリキュアの絵をネットにあげて、それが通報されてしまったらさすがにかわいそうだという意見が広がるだろう。
娘の絵をネットに上げるようなバカ親がライセンスなんて取るわけないじゃん。そんな知識もある訳ない。
そもそもプリキュア世代の(=未就学児の)絵なんて原型留めてないレベルだけど、そんなもんに著作権問えるんだろうか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html
(ブコメ:http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html)
保護期間70年は来るだろうなと思っていたがまさか非親告罪も飲むとは…交渉とはなんだったのか。政府のふがいなさは置いといてここでは二次創作の話をしたい。
TPPにより非親告罪化が現実になってきても、出版社や作者があまり具体的な行動をとってこなかったのは残念だった。
特に出版社。作家では赤松さんや冲方丁さんなど問題意識をもって活動されていた方はいたが、個人の力には限界がある。報道もされにくい。
さすがにこのニュースがきたなら焦り出すだろう。むしろ焦らなかったとしたら、もうそんな文化は潰れてしまったほうがいいのではないか。二次創作文化を保護する気なんてなかったということだ。
とはいえ自分は二次創作に関してはそこまで心配していない。むしろこの機会にライセンスが整備され、安心して二次創作活動ができるようになるはずだし、そう期待する。既に実績もある。
同人関係の事件が話題になるたび、もう牧歌的な時代ではなくなってしまった、版元も二次創作者も「黙認」にあぐらをかきすぎてるのではないか、と自分としては思う。
コミケがこれだけ巨大化し、ネットでの二次創作活動も活発になったいま、同人誌即売会という限られた場で少数頒布されることを前提に「黙認」する、いわゆる「同人」の慣例はもはや限界に近付いていると思う。この機会に黙認からライセンスをベースとした明示的な許諾に踏み出すべきだと考えている。
既にいくつかの作品は二次創作のガイドラインを出しているし、東方は同人流通であれば緩いガイドラインを示していて、それも人気に貢献している。初音ミクなどボカロはクリプトン社の先例もあって、ほとんどのキャラにガイドラインがある。
自分がボカロ絵を主に描いてるのはこの理由もあって、ほとんどのキャラにガイドラインがあり、さらにクリプトンのキャラならピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)により、完全に合法に二次創作ができるからだ。
http://piapro.jp/license/pcl/summary(2012年にはクリエイティブ・コモンズも採用してデュアルライセンスになった)
まずガイドラインを作成し、次にライセンスを整備するだけだ。ライセンスは法律も考えなければならず簡単ではないが、無理な話でもない。
初音ミクほどの規模で、クリプトンほどの小さな会社でもやっていけていることだ。ほかの巨大出版社ができないとは言わせない。
ネットでのファンアートの数・コミケのサークル数は元作品人気のバロメーターになりつつあるが、非親告罪化されればライセンスがない作品の二次創作をする人は激減するだろう(しなかったら怖い)。即売会もリスクを恐れてライセンスのない作品はNGにしていく。
二次創作人気が元作品への人気にもつながっている今、版元には死活問題だ。
大人向け以外でも、例えば娘が描いたプリキュアの絵をネットにあげて、それが通報されてしまったらさすがにかわいそうだという意見が広がるだろう。
いままでは「黙認」が一番楽だからとあぐらをかいていた権利者も、ようやく重い腰を上げざるを得なくなるはず。
「うちのキャラは非営利ならOKです!安心してイラストをアップしてね!」というのが宣伝文句になる。どこかの先進的な版元が1つやればあとは一気に流れていくのではないかと見ている。
というわけでネットのファンアートや、全年齢向け同人に関してはライセンスによる許諾が広がるのではないかと考えている。
今回の調整案も「営利目的などの場合の著作権侵害を原則、「非親告罪」とする方向」だし、もし全面的に非親告罪化されて本当にコミケやファンアートが壊滅状態に陥った場合、ここでライセンスを出せば独占できるし評判がうなぎのぼりだからやらない手はないと思うのだが…楽観的すぎ?
ライセンスを出しても許可しない部分は当然ある。物好きなとこ以外は18禁:エログロはライセンスに含めないだろうし、そもそもライセンスを出さない方針のとこもある。即売会で営利と呼べるまで稼いでいるのはだいたいエロなので、二重に問題になってくるところ。
ここが問題になるけど、二次創作は認めない、あるいはエロはNGと判断した作者を尊重せず、無理やり二次創作するのは果たしてどうなのってとこからまず考える必要はある。
(作者よりも偉そうにしていて、二次創作できて当然と思っている同人ゴロをたびたび目にするのも、現状の同人に不信感を持っている要因の一つ。権利者の意向は基本絶対です)
ただそこまで堅苦しくなってほしくもないので、パロディ・フェアユース条項が同時に整備されることを望む。
フェアユースって裁判で判断されるものだから、訴訟大国ではない日本でどうするかってのはある。エロ同人はフェアユースだとして裁判する人はいないだろう。
長文になってしまった。
もちろん非親告罪化しなければそれが一番だが、もしなってしまってもただ絶望しているわけにはいかない。
現にガイドラインやライセンスを出してる作品があるわけだから即売会が完全消滅するわけでもない。(東方、ボカロ、赤松作品とあと少数、しかないコミケを見てみたい気はするw)
各自できることをやればいい。自分はライセンス推進派なので、自分のオリジナル作品(まだないけど)にはCCライセンスをつけるつもりだし、プログラムも書いているが公開するプログラムにはきちんとライセンスをつけている。
ただ嘆いているだけじゃ始まらない。
「○○ちゃんねる」(2ch風小説)は創作SNS「pixiv」で流行している、匿名掲示板のスレッドの流れを模したチャット形式の読み物です。
台本形式のように手軽に読み物が書け、手軽に読めるため、pixiv小説で絶大な支持を集めています。
2ch風小説 (にちゃんふうしょうせつ)とは【ピクシブ百科事典】 http://dic.pixiv.net/a/2ch%E9%A2%A8%E5%B0%8F%E8%AA%AC
その「○○ちゃんねる」作品のうち、商業ゲームブランド「TYPE-MOON」の『Fateシリーズ』を題材にしたものが、「冬木ちゃんねる」です。
「Fateシリーズ」は2004年に発売された男性向け長編ノベルゲーム「fate/staynight」からはじまる作品群です。
美少女キャラだけでなく個性のある男性キャラクターも多数登場し、熱いバトルやドラマチックな展開が繰り広げられるため、昔から女性層にもファンが多いゲームでした。
それが2011年のアニメ化でヒットした派生作品「Fate/Zero」という外伝ライトノベルと、女主人公・男主人公が選べるPSP用RPGゲーム「Fate/EXTRA」で、小中学生・高校生~の若いファンが沢山流入し、SNS「pixiv」でも、2011年秋期以降、女性ユーザーメインの「Fateシリーズ」二次創作が一気に増加し、支持を集めるようになりました。
そこに、2011年当時pixiv小説で爆発的に流行していた「○○ちゃんねる」形式の読み物のFateシリーズ版「冬木ちゃんねる」が出現しました。
初期は他の「○○ちゃんねる」小説が流行するジャンル(「黒子のバスケ」のくろちゃんねる、「タイガーアンドバニー」のシュテルンちゃんねるなど)のように、原作キャラクター主体のものが主で、
オリキャラが登場してもモブの域を出ない、あるいは原作キャラクターを活かすためにオリキャラを投入する作品、多くのキャラクターが亡くなる原作の結末を、オリキャラの介入によりなんとかハッピーエンドにできないかという内容のものが大多数でした。
オリキャラ介入による、全員生き残る「Fate/zero」世界への介入ものに人気が出るうちに、そのうち、だんだん特定キャラへの過激な暴力や制裁の描写が含まれる、ヘイト創作としか言えないものが増えてきました。
ヘイト創作とは、キャラクターの思想やあり方を否定したり責めたりすることを目的として作成された二次創作物の総称です。
ヘイト創作 (へいとそうさく)とは【ピクシブ百科事典】 http://dic.pixiv.net/a/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E5%89%B5%E4%BD%9C
キャラヘイト/ ヘイト表現/ 同人用語用語の基礎知識 http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_chara_hate.htm
これらの投稿作品が一定数の支持を集めてしまったことにより、「冬木ちゃんねる」の様相は一気に変わって行きました。
「Fateシリーズ」「冬木ちゃんねる」や「ヘイト創作」なら人気が取れると考えたユーザー達が集まり、題材作品を読むことすらなく、流行に乗ってこぞってヘイト創作を発表しました。
「冬木ちゃんねる」ならオリキャラ主人公物を書いてもいいと考えたユーザー達も、こぞって夢小説や転生憑依オリキャラ作品(現実世界に住む作者自身のアバターが題材作品の世界に転生・トリップし、主人公として振る舞うもの)を「冬木ちゃんねる」で発表しました。
彼らの多くは「Fateシリーズ」という作品には興味をもたず、原作をプレイしたりアニメを見たこともない、今後見るつもりも無いという方々でした。Wikipediaやプレイ動画などのネット情報で見た目と設定だけ把握して、二次創作と点数評価と、交流だけ楽しめればそれでよいという方々です。
Fateシリーズの原作キャラクター達は冬木ちゃんねるの中でオリキャラや書き手の最愛キャラの添え物として、悪役や下衆、引き立て役、説教対象、断罪対象や、オリキャラに味方する騎士役、オリキャラを溺愛する彼氏役や逆ハーレム要員として扱われました。
「(キャラ名)ざまぁwww」「(キャラ名)フルボッコ」などのコメントタグが多用されたので、作品の中身を読まなくてもわかるキャラdisや原作者様方への中傷が可視化されてしまいました。
好きな作品やキャラクターの名前でpixivを検索しただけで、罵声と嘲笑・ヤジが多用されたコメントタグや、常軌を逸したタイトルを目にするようになりました。
クロスオーバーに利用された作品や、その作品のキャラクターが好きな人達の目にも、嫌でも目に入ってしまうようになりました。
原作のファンは、「冬木ちゃんねる」自体を避けるようになりました。
原作沿いの「冬木ちゃんねる」を投稿する事を止めてしまった投稿者も、沢山居ます。
Fateシリーズを知らない、クロスオーバー先の版権作品タグやキャラ名等を検索した人達は、Fateシリーズとファンそのものを「他所の作品を巻き込んだヘイト創作が流行し、不快なタグが並ぶマナーの悪いジャンル」と白眼視するようになりました。
これまでの過程で、これらの投稿作品群の作者さんたちに注意をする方々が居なかったわけではありません。
「FateSSについての提案」という、注意喚起を行う人も居ました。直接投稿者へ注意をする人も居ました。でも逆切れされてしまい、注意喚起のために閲覧者が付けた「ヘイト描写あり」「原作未プレイ」「オリキャラ」「転生憑依」等のタグを削除されてしまったり、注意メールを晒しものにされてしまう事例も続出しました。
抗議メールを晒して、ひどい内容に書き換えて笑い者にする人も居ました。
そのうち、原作厨という言葉ができ始めました。作中内では「物語を原作通りに進めることを目的としてオリキャラや原作キャラに干渉する人々」という定義です。中にはこの「原作厨」を、間違った設定を諌めたり、ヘイトに反発している原作ファンと重ねて、作品内で悪役に仕立て制裁するという作品もありました。
また「原作厨」という言葉自体が、冬木ちゃんねるの言葉を知らない人たちからみれば原作ファンを攻撃するものに見え、さらに外から見えるタグ内において「原作厨」が敵として叩かれ断罪されていることで、「冬木ちゃんねるの人たちは原作ファンでないのだ」という思いがfateの二次創作を検索している人達に広がりました。
投稿者へ注意をする人はどんどん減り、「冬木ちゃんねる」は投稿者も読者も、題材作品であるはずの「Fateシリーズ」の内容すら知らず、原作を三次創作のための土台や、オリキャラの引き立て役のように扱う人が大多数を占めるようになりました。
すると三次創作される中で、多くの原作キャラクターがとんでもない誤解のもとに歪められ、原作中には本来ありもしない過失や落ち度・下衆な行動・言動を捏造され、それがさも事実であるかのように冬木ちゃんねる外部でも語られるようになりました。
原作のキャラクター達は、投稿者の贔屓キャラクターやクロスオーバー先キャラクター、「最強」で「チート」で「周囲から愛され、守られ、崇拝される」オリキャラ主人公などによって「当たり前のように」作品の中で断罪、中傷、説教、暴行、殺害されるようになりました。
それらの二次創作物・三次創作物やウィキペディアの斜め読み、違法動画だけで「Fateシリーズ」の知識を得た読者達が、実際の匿名掲示板やTwitter、ニコニコ動画などでヘイト発言を行うようになりました。
そのうちpixivでは、ちゃんねる形式以外のFateシリーズ関連投稿作品にも、「○○未視聴」「プレイ動画を見ました」「Wikipediaと二次創作でFateシリーズの知識を把握しました、公式作品は一切読んでいません」「パラレルワールドを舞台にした作品A "以外" はWikiでしか知りませんが、(正史の作品Bにしか登場しない)キャラの話を書きました」「原作乖離」「原作はお外にポイしました」などと、さも免罪符であるかのように自己申告してFateシリーズの三次創作やヘイト創作を行う投稿者が続出するようになりました。
pixiv小説内で「ヘイト創作」タグが付いている600件以上の投稿作品のうち、91%が「冬木ちゃんねる」関連投稿物です。
つまり、pixiv小説で「ヘイト創作」タグが付いている作品のうち、99%がFateシリーズを題材にして書かれた作品です。
「ヘイト創作」タグや注意書きが付いているならまだいいほうです。
閲覧数稼ぎや悪評の回避、ファンへの嫌がらせ目的で、キャラクタータグやカップリングタグを付けてファンアートに偽装したヘイト創作も、少なくはありません。
1年以上続く、これらの状況を見かねた方々が、「冬木ちゃんねる」のpixiv百科事典に、「冬木ちゃんねる」内でのヘイト創作の現状と、「冬木ちゃんねる」内で歪められ貶められたFateキャラクター達の現状や、原作者様方や原作ファンすら悪役として中傷され作中で殺害される扱いの酷さを、pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」に書き記しました。
【「冬木ちゃんねる」作者さんへ】という注意喚起も行われました。
冬木ちゃんねる (ふゆきちゃんねる)とは【ピクシブ百科事典】 http://dic.pixiv.net/a/%E5%86%AC%E6%9C%A8%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B
pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」のコメント欄には、この記事の内容は言いがかりだと主張する方も現れたため、1週間分の投稿作品の統計を行い、それらのデータを公表する人も現れました。
すると、ゲーム「Fate/staynight」(全年齢対象版含む)をプレイしたことがある人は10%以下、ライトノベル「Fate/Zero」を読んだことがある投稿者は20%以下だったことがわかりました。ステイナイトやZeroのアニメだけは見たことがある」という人も、30パーセント未満です。
「冬木ちゃんねる」は「Fate/Zero」「Fate/staynight」の世界"冬木市"を舞台にしたものが大半を占めるにもかかわらず、です。
冬木ちゃんねる内の実情が明るみに出ると、投稿者達はこぞって「お知らせ」を「冬木ちゃんねる」タグで投稿しました。
「マイピク」(限定公開)へ誘導をかけたり、「冬ちゃん派生」などの回避タグを使用して、またはヘイト創作タグや「ヘイト描写あり」などの注意書きのみ削除して一般のファンアートに偽装するなどして、今まで通りヘイト創作とオリキャラ物を発表しようとする投稿者も続出しました。
2013年5月初頭には8500件ほど有った「冬木ちゃんねる」投稿物のうち、2500件以上がタグ移動、マイピク移動等で分散しました。1400件以上が「冬ちゃん派生作品」というタグへ移りました。
今、pixiv小説で「冬木ちゃんねる」を新着検索しても、「お知らせ」と書かれた投稿物が大量に並ぶばかりです。Twitterや匿名掲示板などで、不満を漏らす人も沢山居ます。
「冬木ちゃんねる」タグで投稿された沢山の「お知らせ」の中には、pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」の内容に反論の声明を出す投稿者も少なくありません。
pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」のコメント欄には、現在400件近くのコメントが付いています。
そのうち、130件近くは百科事典の内容に抗議する方々からの連投荒らし行為です。
これが「冬木ちゃんねる」タグと、pixivのFateシリーズ二次創作コミュニティの中で、私が見てきた限りの一連の流れです。
知らない作品のキャラクターやファンを貶めて楽しむ事や、愛情もなく一次創作物を利用する事は、二次創作コミュニティの中で受けいれられるべき行為なのか、この現状を悲しんでいる一人のファンとして、沢山の人の意見が聞きたくて、この文を書きました。
この文章が多くの人の目に触れることを願っています。
ファンレターもずいぶん長い間送りつづけていたし
連載雑誌はもちろんゲストで描いたイラストやインタビューなどが載っている雑誌も新旧含めてすべて所持
さらには単行本の巻末おまけなどから推測される師弟関係などの未確認情報もまとめて自分のブログに載せていた
師弟関係については、元アシの人から直接ブログにコメントがきて新しい情報が増えたり、匿名コメがきたりで楽しかった
そんなこんなしているうちに、Bと名乗る人物からメルフォに1通のメールがきた
「A先生の情報がこんなに詳しくのっているサイトは初めてでうれしいです。ぜひお友達になっていろいろお話しましょう!」
BというHNに見覚えがあった
一時期Aファン(といってもごくせまいコミュニティ)の間で話題になったブログの管理人だ
ブログで堂々と顔出ししていたこと(当時彼女は高校生だった)、Aとの結婚願望を隠さない等、いろいろな要素が相まってヲチ対象になっていた
しかしブログの文章そのものはおもしろく、自作のファンアートや漫画のレビューも好みで、私はひそかにブックマークして毎日通っていた
Aに会うためにAがネームに通っているファミレス(これは単行本のおまけページから推測したらしい)でアルバイトをはじめたこと
そしてAからメールで返信が来たらしいことを匂わす記事をアップしたあと、ついにブログは炎上
あっというまに閉鎖してしまった
5年も前、たった数か月間の出来事だったがすぐに思い出すことができた
Bの行動力とA先生に対する熱意がずっと心にひっかかっていて、自分もいつかファンブログをやろうと決意したからだ
「もしかして(当時のブログ名)のBさんですか? 当時よく通っていました」
思い切ってそう返信すると、やはりB本人だとの返信があった
私が当時のHNやブログ名まで覚えていたことに引いてしまわないかなと思ったが彼女はびっくりしたとはいいつつも、楽しくメールのやりとりをしてくれた
「実は私、昔A先生からメールがきて、写メもらったことあるんですよね。しかも先生の自撮りw」
と告白された
A先生、確かに若くてかわいい子には弱そうだもんな…と思いつつ、その写メも見せてもらった
その時、BとA先生は何通かメールのやりとりはしたものの、実際にAに会ったことやサインをもらったことはないらしい
けれど私もファンレターいっぱい出してたのに返信はなかったわけで…かわいい子には返信するんだ…とやるせない気持ちになった
Bのブログが炎上した当時と違い、A先生の知名度は確実にあがっている
私がまとめなくても、だれかが情報をまとめてくれる
毎週買って切り抜きしていたAの連載も追いかけなくなった
にんてんどーって看過できない類の方向性の作品を売ってたり、パチもんを売ったりしてなければ訴えてないような気がするんだけどちがうの?
ファンアート自体には寛容じゃない?