はてなキーワード: ブログ炎上とは
芸能人という枠組みで考えるとたいしたことないでしょ。二十年近く抱かれたくない男ランキンング上位に位置していた出川哲朗だったり、十年近くブログ炎上を続けている辻希美だったり、『嫌われる』ことで稼いでいる芸能人だっているからな。
芸能を仕事にしている人にとって最も恐れることは『嫌われる』ことではなく『無視される』もしくは『知られない』ことだ。芸能人は注目されることで稼いでるからな。
そう考えたら炎上している神楽めあはVTuber業界の中でも恵まれているほうだ。キズナアイ以外のVTuber四天王みたいに、無視されたり過去の人扱いされるほうが、炎上されて嫌われることよりも辛いだろう。
きょうびブログ炎上なんか見かけねーな
(1)誰が言ったか
発言者である上野氏の属性に鑑みて「お前が何言ってんだ」という意見はわかる。
社会学的に現状の日本の人口規模を維持することは不可能である、という上野氏の主張は理解できる。
自然増はタイムリミットを過ぎて不可能であり、この点で今後数十年間人口減少を食い止めることはできない。
しかし、自然増の対策は必要であり、これを否定する理由はないと考えられる(なお、上野氏は、自然増対策については言及していない)。
・移民は犯罪を引き起こすという認識が前提としてあるのではないかという意見
→その認識が間違っているという主張。しかし、私個人としては、「漠然とした外国人に対する不安」がある。原因は、単純に私が外国人と触れ合っていないからだと思う。
→それはそうだと思うが、その数が多くなった時、私たちは受け入れることができるのか。私もこの点については疑問がある。
→漠然とした「不安」「不満」を前にどう認識を変えていくのが良いのか。教えてほしい。説教するだけでは、反感をかうだけだと思う。アメリカや欧州の現状。
(4)衰退する日本
人口減少に有効な対策を打てない日本は衰退する、という意見はわかる。
衰退するのが確定的であるのであれば、軟着陸の方法として、平等に貧しくなるしかない。
これもわかる。上野氏は、国民の負担増と再配分の強化を主張するが、これにも反対する点はない。
確かに、現状貧しい人が既におり、更なる負担を求めているように読めなくもないが、それこそ再分配で、全体を均しながら衰退していきましょうってことでしょう。
ブコメがやけに荒れてる理由。そこまで間違っているとは思わない。
前向きな主張ではないのは確かだが、何に怒っているのか。
・炎上には、発言者の属性に由来するものと、主張内容に由来するものがあり、意識的に区別すること。
・主張内容では言及されていない部分について、勝手に推測又は断定して批判の前提にしているものがあるので注意すること。前提事実の確認を怠らない。
・事実と評価を区別すること。事実誤認の指摘に対しては、チェックを入れておく。
・現実から目をそむけるとはどういうことか(おそらく事実誤認)。目を向けると主張内容は必然的に変わるのか。
・反発が生じる可能性がある主張において、建設的な議論をする方法。特に発言者の個性が強い場合には不可能か。
・上野氏は「平等に貧しくなる」とは言ってない。「平等にしていこう」という話。「平等に貧しくならない」は批判になっているのかわからない(実現可能性がないことを言っているということか)。
・この主張内容から、「成長しなくていい」とまで読み取っていいのか。
・できれば上野氏の主張に対する具体的政策的な反論が知りたいので後で探す。
・何を目的として文章を読むかは人によって違うが、ある程度類型化できたとして、そのグループごとの反応に特徴はあるのか。
・Twitterは、上野氏の発言ってことに着目したつぶやきが多く、氏に対する各人の前提を共有していないと「揶揄や皮肉だな」って認識以上に学べることがない(私の問題)。
・共有できていない前提を根拠に断定的に批判するのは、良い印象がないので注意すること。
・軟着陸=人口減少対策のゴール設定が曖昧で、議論が雑というのはわかる。
ブログ炎上中ですが、僕のコメントだけ表示してくれないから泣きそう。
コメントしたのは以下の内容。
おなべちゃんねるのアカウントまで削除されてるのでしょうかね。。。
被曝云々は言ってないとのことですので、以下あなたがTwitterで拡散した記事です。
http://iup.2ch-library.com/i/i1262337-1408072274.jpg
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=287845
輸血される血液の本当の実態は放射性廃棄物と同様の毒物である。放射能汚染された廃棄物を体内に投与されるのと同じである。輸血は放射性廃棄物を入れるのと同様の保険金殺人事件である。
輸血は生物化学兵器のテロに近い犯罪である。感染症を広げた元凶も血液利権である。赤十字社は世界最大の生物化学テロ集団である。また輸血はガン治療の総放射線量と同等の猛烈な放射線がかけられており、血液としてはまったく変質した放射生物質になっており、実は血液としての性質や機能は既になくなっている有害な毒に過ぎない。
実は輸血によって救われた人など歴史上、まったくいない。
3 :可愛い奥様:2013/05/23(木) 22:11:44.76 ID:JRgNrB8H0
乙武様のご来店お断りについて。(イタリアン店主公式謝罪文)2013-05-18 23:39:00
ttp://ginzaganzo.com/info/444903
イタリアン入店拒否について(乙武オフィシャルブログ)2013-05-21 12:00くらい
ttp://ototake.com/mail/307/
乙武洋匡さん、銀座のイタリアンに「車椅子だから」と入店拒否される(追記あり)
釣り解説"乙武洋匡さん、銀座のイタリアンに「車椅子だから」と入店拒否される"
60万フォロワーのチカラ──某イタリアン店主個人への激烈リプライ(信者砲まとめ)
ttp://kasakoblog.exblog.jp/20523301/
乙武さんの責任と心のバリアフリー「この場合はロンドンでも難しいでしょう」
ttp://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20130521-00025090/
ttp://d.hatena.ne.jp/marumieseijin/20130521/1369120014
ttp://anond.hatelabo.jp/20130520221917
この件は、店側の臨機応変のなさとその背後にある人権感覚の欠如の点において乙武さん@h_ototakeが
正しいと思う。店名を公表しなければ店主の高田晋一氏@takosinの人としての成長もなかったと思う。
ttps://twitter.com/masaki_kito/status/336056379267743744
櫻井光政@okinahimeji
サービス業者のサービスの悪さを,店名を揚げて,自身も顕名で批判するのは悪いことでも軽率でもないと
ttps://twitter.com/okinahimeji/status/336711420337082368
茂木健一郎 ?@kenichiromogi
読ませていただきました。やっぱり、乙武さんはまっとうな感覚だと思う。
ttps://twitter.com/kenichiromogi/status/336811483407192064
4 :可愛い奥様:2013/05/23(木) 22:12:28.98 ID:JRgNrB8H0
■その他の事件■
ttp://megalodon.jp/2008-0105-1258-49/sports.cocolog-nifty.com/ototake/2006/09/post_f549.html
ttp://www.j-cast.com/2006/09/08002901.html?p=all
↓
■他人を騙ったアカウントが乙武に中傷凸→乙武は本人のサブ垢かどうか確認せず、
http://twilog.org/h_ototake/search?word=%40YateChee&ao=a
http://twilog.org/YateChee/search?word=%40h_ototake&ao=a
5 :可愛い奥様:2013/05/23(木) 22:13:18.34 ID:JRgNrB8H0
他人に介助の負担をかけておいて「最高に幸せ」と公言する恥知らずにして、
職をコロコロ変えるほど気まぐれで根気がなく、
障害者に気づかって迷っている姿を滑稽であるかのように笑うほど底意地が悪く、
自分を賞賛するツイートを自分で臆面もなくリツイートするほど自己愛が強いナルシストで、
直接リプされたわけでもないのに自分を批判するツイートをエゴリサーチし、晒しRTして信者に
不必要に自分の病気を強調し、障害ジョークを飛ばすほど、病的な露悪趣味を持っており、
介助教員の必要な自分がいちばん教師に向いてないのに、他人に「教師に向いてない」と言い放ち、
売りになる四肢欠損は見せつけようとするが、売りにならないハゲは隠そうとするほど器が小さい、
「他の障害者はこうなってはいけません」という悪い見本のような障害者だ
こいつを叩かなきゃ誰を叩く
まさに、2ちゃんねらーに嫌われる要素のロイヤルストレートフラッシュみたいな男
ファンレターもずいぶん長い間送りつづけていたし
連載雑誌はもちろんゲストで描いたイラストやインタビューなどが載っている雑誌も新旧含めてすべて所持
さらには単行本の巻末おまけなどから推測される師弟関係などの未確認情報もまとめて自分のブログに載せていた
師弟関係については、元アシの人から直接ブログにコメントがきて新しい情報が増えたり、匿名コメがきたりで楽しかった
そんなこんなしているうちに、Bと名乗る人物からメルフォに1通のメールがきた
「A先生の情報がこんなに詳しくのっているサイトは初めてでうれしいです。ぜひお友達になっていろいろお話しましょう!」
BというHNに見覚えがあった
一時期Aファン(といってもごくせまいコミュニティ)の間で話題になったブログの管理人だ
ブログで堂々と顔出ししていたこと(当時彼女は高校生だった)、Aとの結婚願望を隠さない等、いろいろな要素が相まってヲチ対象になっていた
しかしブログの文章そのものはおもしろく、自作のファンアートや漫画のレビューも好みで、私はひそかにブックマークして毎日通っていた
Aに会うためにAがネームに通っているファミレス(これは単行本のおまけページから推測したらしい)でアルバイトをはじめたこと
そしてAからメールで返信が来たらしいことを匂わす記事をアップしたあと、ついにブログは炎上
あっというまに閉鎖してしまった
5年も前、たった数か月間の出来事だったがすぐに思い出すことができた
Bの行動力とA先生に対する熱意がずっと心にひっかかっていて、自分もいつかファンブログをやろうと決意したからだ
「もしかして(当時のブログ名)のBさんですか? 当時よく通っていました」
思い切ってそう返信すると、やはりB本人だとの返信があった
私が当時のHNやブログ名まで覚えていたことに引いてしまわないかなと思ったが彼女はびっくりしたとはいいつつも、楽しくメールのやりとりをしてくれた
「実は私、昔A先生からメールがきて、写メもらったことあるんですよね。しかも先生の自撮りw」
と告白された
A先生、確かに若くてかわいい子には弱そうだもんな…と思いつつ、その写メも見せてもらった
その時、BとA先生は何通かメールのやりとりはしたものの、実際にAに会ったことやサインをもらったことはないらしい
けれど私もファンレターいっぱい出してたのに返信はなかったわけで…かわいい子には返信するんだ…とやるせない気持ちになった
Bのブログが炎上した当時と違い、A先生の知名度は確実にあがっている
私がまとめなくても、だれかが情報をまとめてくれる
毎週買って切り抜きしていたAの連載も追いかけなくなった
http://www.asahi.com/national/update/0227/TKY201302270044.html
炎上中のこの問題。元のブログ(http://blog.tanakayutaro.net/article/62737267.html)見てきたけど、個人的にはここがひっかかった。
よく、その歳(現在37歳)まで独り身でいるとはどういうことかとお叱り気味に言われることがあるが、私に言わせれば、もしも結婚した時、果たして本当に妻や子供を幸せにできるか、その自信を持つのに人によって多少の時間はかかるのである。四十にして惑わずと言うではないか。そんな私からすれば、正直な話、よくもまあ貴君のような未熟者が結婚したなあ、子供まで授かったなあと驚き呆れるような知り合いも少なくない。
この人がこの記事を書いた動機はここだろうと思う。なんだ、あれじゃん、モテない人間が家族持ちに対してルサンチマン燃やしてるだけじゃないか。
モテるのがそんなに偉いのかよー
結婚してるのがそんなに偉いのかよー
子供いるのがそんなに偉いのかよーー
くっそ
みたいな。モテない、結婚できない負け犬の遠吠え。いやすごくよく分かるよ。議員としての素質はゼロだけど。日本喪男党とか立ち上げてみたらいいのに。
http://anond.hatelabo.jp/20090414170900
強い人だなあと思った。ご結婚おめでとうございます。お幸せに。
よい文章だったのでちょっと便乗して書いてみようかなと思う。
読み返してみたら元増田に較べてグダグダな上に人間的にもよわっちいなと思ったけど在日にも色んなのがいるって記録になってくれたらなと。
私は中学校までチマチョゴリ着て電車乗って学校通ってたよ。貧乏ではあったけど父が民族の理想に燃える人だったので朝鮮学校に通ってた。
父親は総連系の(革命家に憧れ、結局今はもう精神的にボロボロな)活動家で、母は20代の時に民族意識に目覚めて本名を名乗るようになった(父親の稼ぎが悪すぎて苦労ばっかりしてきた)飲食店経営者、でもって娘はちょっと半端なオタクでサヨクというそんな一家です。
父は拉致問題発覚した時は本気で沈み込んでものすごいショック受けてた。母は「ありうるなとは思ってた」そうだ。おとんピュア過ぎるだろ。
(家にあったマルクスの資本論の中表紙に「これを理解できずして何が革命家か!」(ハングルで)と万年筆で殴り書きしてあっただけあるよ…)
…まあ、そういう「総連」の下っ端もいましたよ、と。活動としては何をやってたんだというと、在日朝鮮人の権利保障とかそういう折衝をやってた。
父も母も通名は持ってるけど私は持ってない。別に通名なんてほしくはないけどお店とか病院の予約取る時に大概名前を聞き返されるので面倒ではある。
母には日本人の血も入っててガキの頃そっちの親戚と法事なんかで集まると、私の名前を訓読みで読み下して呼ぶ人がいて「誰だそりゃ!気持ち悪い!」となったりしたし、母のイトコだかハトコだかの旦那さんに警察関係の人がいて、なんかすごく家族ごと邪険にされたのは覚えてる。父も母も後ですごく怒ってたけど、今考えるとハトコの旦那さんもかわいそうだよなあ。純日本人と結婚してるのにソッチの親戚に総連系活動家だもん。勤め先で何か言われてても不思議じゃないし、そしてやっぱりそういう話って耳に入ってくるもんだ。うちら家族に責任はないけど旦那さんにも責任はないわけで文句言うなら勤め先だろとサヨクな私は思うけど、理不尽な気持ちになることはわからなくもない。
高校からは日本の公立高校に進んだ。大学受験資格の問題とかで高校からは日本の学校へ進学する子は多い。私の場合は純粋に人間関係うざかったからなんだけど。だってクラスの半分が9年間ずっと一緒の顔ぶれ、もしかしたら12年一緒の子もいるかもしれない、って孤独なオタクからしたら恐怖だよ! 特に体育会系の強い学年だったこともあってオタクな自分からすると肩身がせまいことこの上なかったんだよ。小学校時分はいじめられっこだったしな。今でも友人は高校以後のオタク仲間がメインだし、全員日本人だ。
高校は社会科の先生が担任取ってくれた。いわゆる「サヨク的な」教師だったけれど気配りはとても上手だったし、私は在日であることを隠さず本名で涼しい顔してたこともあって苦痛に思ったことはない。政治問題社会問題を語る上で在日に触れることはあっても私個人に在日を背負わせようとはしなかった。どっちかといったら私が背負い込みすぎてて拍子抜けしたくらいだ。
外国人登録取りに行く時も、ちょうど指紋押捺が撤廃された頃だったので気にはなってたらしいけど向こうからは「公休な、わかった」と書類にハンコ押してそれっきりだった。私の方から「外登見ますー?」「おう、どれどれ」なんて言ってた。在日だからって何も特別なことはないって、そう思いたくて逆にそういうのを何気なくやり取りしようとしてたし、先生もそれは汲んでくれてたようだった。
ただ思うのは、小中と朝鮮学校という集団にいた&高校ではリベラルな教師の下で過ごしてたおかげで、自分には「在日」をかなり軽く考えてたフシがあったってことだ。「私は私だし、それでいいじゃん」って。後々どれだけずっしりのしかかってくるかも知らずに。
いやー、それにしても日本の公立高校には感動したね!
何だここ! 今まで私が通ってた学校って何だったんだ!
ここは図書室はあるしプールはあるしグランド広いし音楽室は防音完璧だし!
図書室の本もちゃんと整理されててブッカーかかってるしさ! 貸し出しカード渡された時は感激したよ!
何せ中学まで図書室とは名ばかりの空き教室に事務用スチール本棚並べて、父兄からの寄付/処分品と「どう見てもフリマで買ったか公共図書館で『御自由にお持ちください』状態のものを必死で集めてきただろ!」ってな本が突っ込んであるだけだったからね! おかげでアイリッシュとか読めたんだけどさ! 小学校ではかろうじて江戸川乱歩とルパンとマガーク探偵団があったけどさ! しかも図書室が開くのなんて年に数回でその時しか貸し出しがされてなかったもんだから、マガークの続き読みたくてこっそり窓から忍び込んで無断持ち出しで全巻読破するという有様だったしな!
だから今でも本棚整理する時は子供向けにしても大丈夫そうなラノベとかSFは寄付することにしてるよ! オタクは国境や民族越えると信じてる。
(何でもかんでも手弁当でやるのが十八番の朝鮮学校だけれども、さすがに跳び箱の革を張り替える金すらないと聞いた時は思わず笑っちゃった)
あー、あとJR定期券割引とかないから! 一条校じゃないから普通の学割より割高だったくらいだから! 中学の時、定期券安くしてくださいって嘆願のハガキ書かされたし! 大人になった今だって普通に通勤定期買ってるから!
大検資格も免除してくれるところはありがたいけど大体は通信制高校に通うか大検受けてるし!
それでも今考えてみれば朝鮮学校に通って良かったとは思ってる。
言葉も一通り習得できたしチマチョゴリ着て歩くことで、わかりやすい「徴」をつけて歩くことの意味も身を以て理解した。私自身は在日の親戚がほとんどいなかったけれど、何かあるごとにクラスメイトの親類達が祭祀(法事)や集りを行ってたのを見て「民族的なもの」を肌に感じることもできたしね。その分、父兄同士のビミョーな力関係が子供達にも影響してて在日の親戚がいなかった身としては色々鬱陶しいこともあったけど。
外から見れば思想教育云々って危惧があるのはわかる。でも正直なところ教師含めて本気で「将軍様~」とか思ってる人は誰もいなくて、教科書の中身は笑っちゃうようなものだったけど(それも今は改訂されたと聞く)もうそういう部分は惰性でやってたと言うしかない。電車に乗って学校に通うから中吊りの雑誌広告とかっていやでも目に入るんだけど、見出しを読むと学校で聞いてる話とは全然違うのよ。文春新潮から朝日まで色々だけど「自分達が学校で教わってる『我が祖国』ってのはウソだよな」って生徒はみんな思ってるわけ。多色刷りの中吊りが真実を告げているように見えてくる。テレビや新聞と違って雑誌の見出しってインパクト重視だし。そこらへんの間で揺れながら話し合う子も多かった。
「将軍様~」絡みの授業はかったるかったし誰もあんな授業好きじゃなくて、気の利いた先生だったらそのコマを「怖い話」や「ビデオ鑑賞」とかにしてくれてた。
音楽の時間もコマの中で将軍様の歌とかはさっさと終わらせてクラシック観賞(別名昼寝タイム)や、朝鮮民謡、あとウェルナーの「野ばら」を朝鮮語訳にして合唱したりしてたよ。特に理系や芸術系の先生はそういうことをよくやった。宮沢賢治の本を朗読して、この物語の絵を描いてみましょうとか。
そりゃまあ勿論、カリキュラムの建前は「将軍様」「主体思想万歳」なわけでそれが自分に影響及ぼしてないとも言わないけどさ。今の北朝鮮の姿勢については否定するけど、父親のしょぼくれた背中眺めたりしてると擁護もしたくなるしさ。子金孫金(今の将軍様とその息子ね)はどーでもいいけど金パパ死んじゃった時はさすがにショックだったしな。
あと、朝鮮学校の中にいるとすっごく世界がせまくなるなと思う。校内に従兄妹やハトコも多いし親だってほとんど親類縁者、同僚同業者顔見知りだし。日本の同世代との交流なんてほとんどなくて、私なんかは近所の子達と遊んでると話したら「おまえ日本人の友達いるの?!」と言われたこともある。正直学校の友達よりよっぽど仲良かったですが何か。
晴れ着にあたるチマチョゴリは綺麗だし、他の民族衣装もかっこいいしキムチ美味いし焼肉好きだし朝鮮民謡大好きだし、ハルモニ(ばーさま)、ハラボジ(じーさま)が踊ったり歌ったりするのも素敵だし、歴史読んだらかっこいい人物いっぱいいるし、だから韓国朝鮮民族は大好きだけれども、私が付き合わなくちゃいけなかった在日コミュニティはあまり私と合わなかったのも確かだ。生徒の絶対数の少ない朝鮮学校の中で、一般的に少数派であるオタクの割合を代入したらそりゃもう孤独なことになるわけで、親類がコミュニティの中にはいなかったこともあって居心地はあまりよくなかった。窮屈な場所だったと思う。私自身は左翼だけど、父以外の総連系に関わる気はまったくない。ていうか、今関わったらきっとあの体育会系の連中に出くわすに決まってる。そのくらい狭いんだよ、あの世界は!! 結束は必要だと思うけど私はもうあの場所には戻らない。
元増田は「GO」に共感したようだけど、私は李相日の「青~Chong~」が自分の過ごした時期と重なって一番思い入れがある。パラフィン紙で顔の脂取ろうとするあたりとか。
映画での朝鮮学校描写の年代差はなかなか面白くて「パッチギ!」→「GO」→「青~Chong~」の順で下ってる。そして登場人物達もどんどん「在日」である自分を捉えづらくなっていくんだよね。強固な仲間意識(パッチギ!)から、そこを突破しようとして民族に足を取られもがく子が出てきて(GO)、ぼんやり境界線の上を漂って地に足の着かないままの子が今生きてる(青)、という具合に。朝鮮学校の中にいてもそうなってる在日青少年の実情がよく見える流れだなと思う。
ついでに言うと和菓子大好き短歌大好き、京都大好き、寿司はうまいしマンガ好きだし、NO GAME,NO LIFEだと思ってるし、J-POPも民謡も好きだし、好きな作家ほとんど日本人だし、チャンバラ時代小説すっげー面白いし山田風太郎と竹本健治と火浦功は天才だと思ってる。
で、先述したようにチマチョゴリを着て歩くっていうのはなかなか忘れ難い経験で、朝鮮学校の女の子が大人びて見えるのはそれがあるからじゃないのかなって思ったりもする。「徴」をつけて歩くことはすごく振舞いを意識させられるんだよね。もう見るからに「自分は朝鮮人です!」って表明してるわけだから「私」が何かすると「朝鮮人」が何かしたことにされちゃう、っていう意識だけは絶えず持ってた。それで帰り際にB'zのCDとか買ったりもしてたわけだが。自意識過剰かもしれないが「朝鮮人の女の子がB'zのCD買ってった」って思われるのかな、と思いながら歌詞カード眺めたりしてたよ。
今はもう見かけなくなったけれど、自分が卒業した後も街でチマチョゴリの女の子を見かけると「こう見えてたんだ」って思って迂闊なことした記憶と共にアタマ抱えたくなったりもした。
聞こえよがしになんか言う人もいたが、暴力でさえなければその場ですれ違って終わりだから黙ってた。
そうやってやり過ごせばいいと思ってた。
考えてみれば本名で通すのもそれと同じようなものだし、私の日本の友人の中では「在日」と言ったら私なんだよなあと気がついて結構怖くなったりもするんだけどね。うわ、ヘマできねえ…!とか、仲がギクシャクしちゃった友人の在日観とか考えると頭抱えたくなったりもする。本名を名乗る、在日だと告げるってのは少なくともそういうことになる。代表してるつもりはないけど代表になってしまう。そうじゃなければ一番いいけど、そこはいかんともしがたいので行動には気をつけてる。
自分の「在日」がものすごく重くなったのはネットでの嫌韓発言に出くわしてからだ。
在日三世にもなると面と向かって「チョーセンジン!」を罵倒に用いる人はそういないし、元増田が書いてた通り斜め上に飛んだ気遣いの方が鬱陶しい。私が本名で渡っていけるのも、父母が通名くれなかったから名前が一つしかないてのと同時に、そんな罵倒をする方がどうかしてると私だけではなく「社会が」判断してくれると信じてたからだ。それが一世、二世の苦労を知らない、三世の中でも特にお気楽な部類の私の感慨だった。
けどネットの嫌韓コピペだの在日認定だのブログ炎上だの見てそれはガラガラと崩れてった。
見ず知らずの多くの人間が、私に流れてる血に向かってすごく軽い気持ちで憎悪を向けているのを見るのは本気で怖い。ヒットポイントをがしがし削られて死にそうな気分になる。
だからリアルでは本名を名乗るけどネットでは匿名に紛れてる。はてなのid、ある意味ではこれが私の「通名」だ。
あんな悪意と無神経を正面からかぶるなんて絶対無理だ。ネットで自ら在日であると表明しているid:F1977さんは本気ですごい。
拉致問題が大きく取り上げられてから(この問題自体はきちんと解決せねばならないと思ってる)の嫌韓、嫌朝の流れは本当にキツかったわ、うん。
例えば、私の前を歩いてる人がハンカチを落としたので、拾って「落としましたよ」と声をかけた時、「この人は笑ってありがとうと言ってくれたけど、もし私が朝鮮人だと知ったらどんな顔をするんだろう」とか考えちゃうんだよ。考えても仕方ない、意味のないことだしはっきり言って卑屈だと思う。でも考えちゃう。考えて自分で落ち込む。アホじゃないかと思いながら振り切ろうとして、なのに嫌韓なコピペや書き込みを思い出してまた沈む。
この「もし私が朝鮮人だと知ったら」というのが、通名を名乗るか本名を名乗るかid:F1977さんが逡巡することと共通するとこなのかな、と思う。もし違ってたらすんません。
そしてそういった逡巡や怯えが存在するんだよ、と伝えることの難しさにまた凹む。
結局今でも色々凹みっぱなしなんだけどねー。元からダメ人間でもあるので更に凹みがちだしなあ。オマケに非モテ非コミュなので元増田みたいにこれからの生活展望とか語れる物がないw
で、最近はどうかというと。
高校時代の友人(A)の一人と会って話す機会があったので、他の友人たちの消息も聞いてみたら、その中の一人(B)がネトウヨになったという。「はァ?!」と聞き返すとmixiで典型的嫌韓嫌中発言をしてるというので頭を抱えた。私はmixiのアカウントを持ってないので事実確認はできておらずどの程度の嫌韓発言なのかもわからない。伝聞で判断したくはないが、もし事実だったら私は泣くし多分しばらく立ち上がれないだろう。Bとは趣味が近かったおかげで一緒にでかけたりもしたし、卒業後も何度か酒を飲んだりもした。今だって会えば普通に飲める気がする。
「元からBってそんな感じだったじゃん。でも会えば普通に飲めるんじゃないの?」とAも言う。
けどなあ。
それってどういうことなんだ?
いやいやいやいや、私は朝鮮人だから。あなたが嫌いな朝鮮人だから。別じゃないから。朝鮮人から私だけ切り分けられても困るから。ネトウヨの嫌韓発言にキリキリしてる朝鮮人だから。
「韓国人朝鮮人は嫌いだけど、おまえは嫌いじゃない」ならまだ納得する。
…と考えて、でもそんなこと聞きようもないし、第一事実確認からして怖くて出来てないし、どうすりゃいいんだと途方に暮れてたりする。頼むからAの誇張表現であっていてくれ。ていうかこんなこと一人で考えててもどうしようもないのに何やってんだろ私。
…とかそういうことを日々考えてしまう一人の在日がここにおりますよ。やっぱり割り切ることが未だに出来てないんだよなあ。
元増田とは違って、私は子供のことは考えないでいいので今のところは(父)親孝行のためにもまだ朝鮮籍でいようかと思う。韓国行きたいのも確かだからいずれ韓国籍に変えるかもしれないけど。
http://anond.hatelabo.jp/20090415070440
うわ、まさかお返事いただけるとは思わなかったので恐縮です。
ネトウヨさんの何が怖いってあの軽やかさとコストパフォーマンスです。ブログコメントたった二行でこっちは一日グロッキーだったりとかする。街に出るのも杞憂とわかっててもやっぱり怖くなりますよね。
何かあってからでは遅いという御心配もよくわかります。私が上げたidの方の文章に私は強く惹かれていて、応援したいと思うのも確かだったりします。生活を守ることと気持ちを伝えることがどこかで衝突してしまうのは苦しい。うまく着地点があるといいんですけど。
韓国は、いずれ行きたいと思っています。私も本籍地が今はどうなってるやら。肉大好き!なのでかなり夢が膨らみました。
お互い、がんばっていきまっしょい!ですね。ありがとうございました。
http://anond.hatelabo.jp/20090415073233
日本の人を考慮してないように見えるかなあ。うーん。
ちょっと思ったのは、日日間での暴力や差別についてはまた別の文脈で私は言及することにしてるかなあ。別に「在日です」と宣言する必要のない問題だし、やはり「在日」と宣言するというのはその属性をある種代表してしまうことになるから。私個人の意見なのに「在日の意見」になっちゃうと議論にとっても有害だと思う。だから私は在日とは明かしてないidでのブクマとかでしょぼしょぼとサヨクしてて、日日間での軋轢や暴力(というのが増田の指してるそれと一致するかはわからないけど)についての言及はそういうところでやってる。在日が「在日です」って断わりを入れてから物を言う時ってのは自分の経験などを語る上でそれが必要だからするのであって、必要ないなら(特にネットでは)せずに済ましたいというのが私の本音。
ついでに言うと在日は在日のことで手一杯なので、というのも結構正直なところで、権利の追求しか、と言われても「実際ここが何とかなってくれればなー」と思うこと多いしなあ。
うちのじーさまがいわゆる「無年金」の人で80過ぎまで働こうとしてたのを父が必死で説得してただでさえ少ない給料から生活費捻出してたし。そうやって実際見てると権利追求することは別に悪いとは思わないんだよね。同時に日本の人でも窮している人は権利追求すればいいと思うし半端なりにサヨクなので私は応援&支援する。
日本人は、って一括りにしてるように見えたのならそれは申し訳ないです。在日にも色々いるし日本の人にも色々いるのは当たり前ですし。
在日です、って表明するってことは相手にもある種の対応を迫ってるみたいなとこあるから(そーいうのがなくなればいいんだけどね)、個人的には気を使うようにしてる。でもみんなが気を使わなくちゃいけない!とはあまり思ってない。そうなるとまた斜め上の気遣いとか出てきちゃうと思うし。うまく折り合いつけられるといいんですけどねー。
通名に関しては、いかんせんずっと実名使ってきてるから細かいことはわからんです。役立たずですんません。もうちょっと物を調べてからもしかしたら増田でまた書くかもしれません。ただ、通名は別に在日じゃなくても使えるのではないかなあ。これも調べて考えてみます。あやふやでごめんなさい。ただ「特権」という感覚は今のところあまり持てずにいます。
チマチョゴリでの通学中、「すたーらいと☆」シリーズとガルディーンと死に急ぐ奴らの街とを矢継ぎ早に読んで惚れ込んでから十ン年、今は絶望的な思いと共にパクパクと口を開けながら新刊を待ち続けるばかりです…。
ちなみにすたーらいと☆の三作目にはニンジン嫌いの「キム・ウィルソンさん」が出てきたりする。
お昼休みに増田に来たらえらいことになっとるー?! 100ブクマ超えってなんですカー!
ついでにちょこっとお返事。
KQZ 読み物 もしかしたら知り合いなのではないかと思うくらい普遍的な話なのかと好感。ただ「歴史読んだらかっこいい人物いっぱいいるし」というくだりには「それ、ファンタジー小説だから!」と突っ込んでさしあげたい。
もしリアル知人だったら見て見ぬ振りしてやってください。すんません。
ところで、えー、金庾信とかかっこいいと思うんだけどダメですかねえ。この人、朝鮮学校の歴史の授業でも悪者扱いだったんですけど半島三国統一した人でなかなかかっこいいと思うんですよね。
HEX68 差別, 在日 火浦功に触れた時点で僕の中の何か壁みたいなものが氷解した。人を隔てるのは「血」ではないのだよなあ。
すいません、ありがとうありがとうとブクマコメント読ませて頂いて、このコメントでじわっと来ちゃったじゃないですか。お昼休みなのにー。
これ以上は自分の方がキリなくなっちゃうので、この辺で失礼します。コメントやトラバくださった方、ありがとうございました。
「昭和な街角」読みました!
火浦の新刊だーーーーー!!!と勇んで買ったものの、中を見たら全部20世紀の作品じゃねぇか!…そしてたった2ページ+数行の掌編がべらぼうに面白い上に竹本泉の挿絵も最高とか火浦過ぎるだろ火浦…。楽しいラジオは七面鳥~。