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はてなキーワード: スクールカウンセラーとは

2024-03-02

龍と苺って漫画

暴力女の中二病「苺」主人公でまあ問題児なわけなんだがスクールカウンセラー爺さんが将棋させてみたらまぁ覚えがいい。

そして喧嘩上等!な気質をもってる彼女が色んな将棋プロ喧嘩売りに行く。

そこで勝っちゃったりコテンパンに負けて悔しがったりする中でアマチュアのまま竜王戦に挑む権利を獲得してしまう。

そして彼女竜王への道がスタートするのだが………

この将棋漫画主人公はド天才で作中でも頭がおかしい扱いされていて、とても現実的ではない非現実的キャラ設定だ。

もう現実藤井聡太がいるのでコイツを超えるために生まれモンスターだと言ってもいい。

しかしその反面作品将棋への真摯さは素晴らしいものがあり、

主人公人間的成長や、よくある奨励会などのリアル描写はもちろんキャラバックボーンなど個性豊かで見逃せないものがあるのだが、

とにかく真面目に1話1話コツコツと将棋対決を描いているのが印象的な漫画であり有名な3月のライオンなどは遥かに凌ぐほどの将棋描写が描かれる。

故に地味に見えがちだが明らかに派手な戦法をとる主人公に読者はどう転がるのか分からない、おそらく将棋が分からなくても試合の内容にハラハラする、そんなゲームが描かれ、駆け抜けてきた作品だった。

そう、だった。

最新話までは。

龍と苺は既にクライマックスの形相(*様相)であり、もう来週にも終わるのではないかという読者の予想を完全に超えており、今週号はなんというか…その…感想をすることを躊躇うというか…今まで見てきた真摯将棋漫画ってなんだっけって言うか…

ただ分かるのは、龍と苺の作者へのこの胸のドキドキ、ワクワク、ハラハラ主人公に感じていたもの同義であるのではないかということだ。

作者は苺なのだ。前作も似たようにぶっ飛び主人公だったし、まあ作者がぶっ飛んでるのだ。

とんでもない手を漫画というルールの枠内で使ってくる。漫画であればいいのだから

地方法はまだ見えない、見えないが実際に今週号のあと今までに無かったくらいに龍と苺の感想SNSで溢れている。

今週号の葬送のフリーレンはとっても面白くて先週から続き漫画家としての器量が垣間見える、安定してどっしりとした作品だという評価も出始めているが、そんな人たちも二言目にはこう言う。

「それで今週号の龍と苺は何事だ?」「作者は大丈夫か?」「何を見ているのか分からない」「作者は最終回という重さに勝つのか負けるのか」

まるで苺への反応と同じだ。

世間は作者が今何を食べているのか知りたがっている。

乗るしかない、このビッグウェーブに

先週号までの全話無料公開は今日までです。このタイミング、やりやがったな。間に合わないなら買ってね。

追記

作者のブログ読んだらまだクライマックスじゃないとかクライマックス空気出してみたとか言いよってコノヤローやりやがったな!受けて立つ!

2024-02-18

スクールカウンセラー雇い止め問題について

筆者は臨床心理士公認心理師心理士/師 と記します)の資格を有し,会計年度任用職員であるスクールカウンセラーとして働いていた時期があるが,現在はある行政機関で働いている。

この日記に記すような考えを持っていることは,名前を添えて発信することはとてもできないので,初めて匿名ダイアリーをお借りします。

行政観点は持つものの,あくま行政を専門とするわけではないので,誤りについてはご容赦ください。

1 用語説明事実記述

(1)スクールカウンセラーについて

   スクールカウンセラーは,「会計年度任用職員」として都道府県及び政令指定都市に任用され,小中・高等学校特別支援学校教育センターにおいて,

  児童生徒の相談に応じるほか,教員保護者への助言,研修等を行い,もって,児童生徒の支援にあたる。

   令和2年3月以前は,特別職非常勤職員として「スクールカウンセラー委嘱」されていたが,同年3月以降は,「会計年度任用職員採用」されることとなった。

   財源は「いじめ対策不登校支援総合推進事業スクールカウンセラー活用事業及びスクールソーシャルワーカー活用事業)」による国の補助が1/3,

  都道府県及び政令指定都市が2/3を負担する。文部科学省による令和6年度要求要望額は90億円。

  参考:tps://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1328010.htm(スクールカウンセラー活用事業)

     tps://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/2190fb02-e55a-4041-a510-f98183ca6a8b/ae2f9d28/20230908_councils_ijime-kaigi_dai1_03_1.pdf

      (いじめ防止対策に係る取り組み状況及び令和6年度概算要求について)

(2)会計年度任用職員

   会計年度任用職員は,令和2年4月に施行された「地方公務員法及び地方自治体の一部を改正する法律平成29年法律第29条)」により導入され,

  地方公務員法第22条の二によって任用される非常勤職員である

   基本的な考え方として,会計年度任用職員としての任期終了後,再度同じ職に「任用」される(「再度の任用」という)ことはあるが,これは「更新」とか「任期の延長」,「同一の職に再度任用」

  されるのではなく,「あくまで新たな職に改めて採用された」と整理されるべきもの

   なお,事務処理マニュアル及びQアンドAにおいては,繰り返し同一の者を任用することは長期的計画的人材育成への影響等の理由から留意必要と示されているほか,

  国としては,公募によらない再度の任用は可能であるもの平等取扱いの原則及び成績主義を踏まえ,公募によらない再度の任用は連続2回までとするよう努めていることが示されている。

   これらの文言をうけて,スクールカウンセラーについては,例えば,「公募によらない再度の任用は4回まで」と回数を定める自治体が多く認められる。

  参考:tps://www.soumu.go.jp/main_content/000853430.pdf会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル

(3)雇い止め

   『「雇い止め」(更新拒絶)とは、有期雇用契約において、雇用期間更新せずに契約を終了させること』(東京弁護士会HPより引用

   なお,今回の問題について「解雇」と記す記事があるが,「再度の任用」をしないことは「解雇」には当たらないので,誤りである

  引用tps://www.toben.or.jp/bengoshi/soudan/work/yatoidome.html

2 スクールカウンセラー雇い止め事実記述

  東京都会計年度任用職員であるスクールカウンセラーが,4回の「(公募によらない)再度の任用」を終える令和6年度に向け,公募による募集に応募したところ

 不採用となる者が相次ぎ,問題となっているもの

  鈴木都議によるXへのポストによれば,「今回契約延長を求めた1100人の現役のスクールカウンセラーのうち、およそ15%程度が不合格となった」とのこと。

 参考:tps://www.tokyo-np.co.jp/article/307027(東京新聞

    tps://www.jcp-tokyo.net/2024/0212/90022(東京民報

    tps://twitter.com/Retsu_SUZUKI/status/1757670551433453730(鈴木都議によるポスト

3 問題の整理(個人的意見

(1)スクールカウンセラー雇い止め問題について

   次の点から,今回多くのスクールカウンセラーが再度任用されないことは,何ら問題なく,むしろよいことだと思う。

  ア スクールカウンセラーが再度任用されないこと(雇い止め)は,法律にそった対応であることから,何ら問題ではない。

  イ スクールカウンセラーの入れ替わりが促進されることから資格取得後間もない若手にも活躍の場が与えられ,心理士/師にとってもよいことである

  ウ 今回の問題を機にスクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないことがよく理解されれば,常勤採用につながるきっかけとなる。

(2)社会に訴える論点のズレについて

  ア 再度任用されないことは問題であるという論調記事等では,例えば次の理由(というかご意見)が挙げられていますが,再度任用されないことを問題とする根拠とは言えない。

    (tps://www.tokyo-np.co.jp/article/307027 より)

    ・雇用継続されたが,いつ自分も切られるか不安 ➡︎ 多くの労働者は同じ不安を抱えて生活しているので,不安であるというだけで,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

                             (実際にそのとおりかどうかは疑問が残るが,不安の中では相談において十分な能力を発揮できないかスクールカウンセラー

                              会計年度任用職員にそぐわない,という主張は可能かも。)

    ・駒のように人を代えられるのは納得がいかない ➡︎ 職員の入れ替えがあるのは教員も同じであるので,再度任用する根拠理由にはなり得ない。駒のように,というのは受け止め方の問題である

    ・児童生徒,保護者来年度の不在を伝えることが大変気が重い ➡︎ 教員も異動等で変わることがあるものであり,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

                                    (別れもまた成長の機会であるのだから児童生徒の成長につながるように交代の話をしてほしい,と言われそうな印象。)

    ・これまでの経験や成果が全く考慮されず,残念 ➡︎ さらなる活躍が期待できる人の応募があればそちらを採用するものであるから,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

    ・評価がAであるにもかかわらず補充任用でした ➡︎ 現場評価面接での評価が一致しないこともあるのだから,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

    ・現場評価無視した採用になっている ➡︎ 同上

    ・向き合っているのは人の生死。現任者を切るやり方は,児童生徒に不利益を与える ➡︎ 現任者の交代によりどのような不利益が生じるのか明らかでないので,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

                                             (この意見の伝え方は,必要以上にエモーショナルで,一般的には受け入れられにくいだろう)

     (不安定な状態継続的な相談に応じている中で交代することにより相談一時的な停滞が想定される,という主張であれば,もとよりスクールカウンセラー相談長期間継続を想定しておらず,

      継続相談を要する場合は,その判断があった時点で近傍医療機関へ紹介されているべき,という反論がありうると思います。)

  イ そもそも,この問題は,再度任用されないことは問題なのではなく(問題として扱えないレベル),スクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないことにあると思います

   そのあたりの整理ができないまま,再度任用されないという個人的不利益について児童生徒を持ち出して訴えるので,話がややこしくなり,また理解されづらくなっていると思います

(3)今後の方向性について

  ア 上に記したとおり,スクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないことが問題なのであり,スクールカウンセラー自治体教育委員会の職員とする等,他のあり方へつなげることが,

   そもそもの狙いになるのではないでしょうか。

    そのためには,東京都総務省に対し再度任用されないことを問題として訴えても話にならないのであって,主管である文部科学省との間でスクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないこと

   について話をしていかなければいけません。

    ただし,この時,ではどういう採用をしてほしいのか(立場は?人数は?財源は?)という案まで考えた上で伝えていかなければいけません。

   一緒に問題解決するという立場で,むしろ自分自分問題解決するという姿勢で,行政に働きかけていかなければいけませんし,できることならば政治問題として取り上げて行く方が望ましいです。

  イ そのように,行政に働きかけ政治問題としていくためには,職能団体としてしっかりまとまらないといけません。

    (案のまともさは前提として)この案は全スクールカウンセラーの総意です,というものをもって行政に働きかけていけるよう,皆んなで先生応援しますのでよろしくお願いしますと

   頭揃えができるように,職能団体としてまとまりを持つ必要があります

  ウ さらに,このような働きかけをしていくとしたら,また,ニュースにあるような声を上げるということ自体が,他の会計年度任用職員存在おざなりにしていることを自覚しなければいけないと思います

    事務処理マニュアルにおいては,スクールカウンセラー以外にも,保育士看護師掃除作業員医療ケアのために置かれる看護師言語聴覚士作業療法士理学療法士スクールサポーター

   様々な人が会計年度任用職員に該当することが記されています

    多くの人が,スクールカウンセラーよりも安い賃金で,同じ不安を抱えながら生活していることを理解し,会計年度任用職員制度のもののあり方を問うて行くことが必要だと思います

   そういった俯瞰的視点を持たず,スクールカウンセラー雇用についてだけ声を上げるというのは,社会的な支持を得にくく,何も成果をもたらさないと思います

    個人的には,そういう視点が持てなければ(持てていないから),スクールカウンセラー会計年度任用職員まりなのだと思います

(4)自分たちの総括について

  ア スクールカウンセラー専門性外部性である,という意見をよく聞きます。外部の立場からこそ,客観的アセスメントができるものである,等の意見です。

    果たしてそうでしょうか。ここで議論することではないので何も触れませんが,外部性を訴える以上,会計年度任用職員以上の常勤職には,外部性と相反することから,なれないでしょう。

    そもそもどうして外部性というアピールが生まれたのでしょうか。本当に,非常勤でなければ客観的アセスメントができないのでしょうか。常勤職につけない正当化であった可能性はないでしょうか。

  イ 公認心理師ができても常勤職は少なく,会計年度任用職員という非常勤ポストすら奪い合いの状況です。

    学会を見ても,多くの理事先生方はとうに65歳を過ぎておられ,若手に席が回ってきません。

    ベテラン先生退職しても開業されますので,開業カウンセリング市場も奪い合いです。みんなが食べられる状況ではないことは明らかです。

    大学院生はどんどん修了し,供給けが進みます大学院での学びを活かし,心理士/師として働くよりも条件が良い仕事,働きがいのある職場はたくさんありますよ。

  ウ スクールカウンセラー全員が学校に歓迎されているわけではありません。ニュースになった事件もありました。

   予算執行調査でも,「SC等の資質向上は最重要事項」と言われています

   これは,若いスクールカウンセラー資質向上という意味ではありません。ベテランスクールカウンセラーでも,何も言われなくても,イマイチと思われていることもあるのです。

    また,税金を投入する以上,本当に効果があるのか,どの程度の効果があるのか,という問いからは逃れられません。

    曖昧模糊な言葉で訴えるだけでは,カウンセリング重要性を理解してもらえません。予算レベルでは,文科の担当者の方が頑張って財務省と話をして予算をとってくれるわけですが,

   自分たち自身も,日頃,スクールカウンセラーカウンセリングによってどういう効果があるのかを,専門家でない人でもわかるように説明できるようにならないといけないと思います

   とにかく大切だとか,命に関わることだとか,そういう説明では,その場はそうですよねと言ってもらえますが,実は理解を得られません。

   また,言葉で訴えるだけではなく,定量的指標効果を示せることが必要です。

    我々は,こういった努力を惜しんできていると思います

   参考:tps://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2021/sy0309/11.pdf(総括調査票)

  エ スクールカウンセラー心理士/師も,社会で働いています

    そのため,組織に関する行政は,ある程度理解する必要があると思います今日リンクを貼った文科のHP等は最たるものですが,見ているスクールカウンセラーはあまりおられないでしょう。

   社会の中での位置付けを抜きにして,児童生徒とスクールカウンセラーとの関係はあり得ませんので,ある程度行政での位置付け,行政での扱われ方も理解した方がいいと思います

    カウンセラー社会性がないとよく言われます個人カウンセリングだけではなく,社会にも目を向ける必要があると思います

4 最後

  スクールカウンセラーは,楽しかったですし,良い仕事だと思います。今の心理士/師としての仕事も,楽しくやっています

  ただ,心理士/師には難しい人も多く,これから国民にとってアクセスやす存在になるにつれ,問題も表面化していくと思います

  これからどうなるのでしょうか。明るい業界であってほしいと思いますが,明るい業界を作り出せるかどうかは自分たちにかかっている中で,地に足のついた議論は乏しいようにも思います

  この日記が,心理士/師業界の発展につながり,ひいては国民福祉健康につながる一助となればとても嬉しいです。

  ありがとうございました。

2024-02-03

はてブの嫌なとこ

司書みたいな市場需要がない職や給料にこだわりすぎる

スクールカウンセラーみたいな組織屋台骨を担わないけれどインテリ感のある職や給料にこだわりすぎる

性加害の話ばかりしている

ポスターアニメの絵が性的だ!けしからん!いや表現の自由大事!みたいな話ばかりしている。

増田でおばさんキャラセックスの話ぶっちゃけると、みたいなのに3桁ブクマがつく。

夫が冷蔵庫麦茶一口だけ残して補充しない/納豆の2個パック3個パック最後の一個取り出したのに外装を冷蔵庫放置する/

夫が便座を上げたままにしている/夫にみりん買ってきてと頼んだらみりん調味料を買ってきた/牛乳買ってきてと頼んだら500円/Lのお高いものを買ってきたみたいな話ばかりしている。

ADHD治療サプリメントにこだわりすぎる

マンガとかテレビゴシップ大好き過ぎる

ややこしくなってくると「筋トレしろよ、筋トレはいいぞぉ」という。

2023-12-16

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の五>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

6.社会教育課の放逐

このトピック最後である。そんな不愉快出来事が、私が指導課長として勤めていた三年間ずっと続いた。多い時だと、週に二度も三度も、人間としてあまりレベルが低い言動を間近で見ることになった。これなら中学生の方がまだマシだと思えるほどの。

三年目のことだった。腹に据えかねた私は、教育長教育局長も交えての会議の折に、別件として提案したのだ。「社会教育課を本庁部局移管できませんか?」と。2人とも賛成のようだった。だが、案の方は当然ながら私の方で考え、提示する必要があった。

次の人事異動を見据えると、部局レベルの人事案は秋までに固まる。それまでになんとかする必要があった。時間の合間を縫って、休日にも出勤して、社会教育課を教委事務局から出すための方策を考えた。

本来、こんなことをしている時間はない。本当にやらないといけない教育行政上課題はいくつもあった。学校の統廃合案を考える必要があったし、文科省に上申すべき学校教育の新制度のこともあった。

そんな中、校内暴力という至急の案件が生じた。特に時間を食わされた。

あれは秋頃だった。全校集会の際、体育館の中で男子生徒同士が喧嘩になった。片方はいわゆる不良タイプで、もう片方は学級委員を務めるなど真面目な子だった。

後者の子が、整列の仕方や身だしなみについて注意をしたところ、不良タイプの方が激高してしまい、取っ組み合いとなった。そして、顔を蹴って下顎を骨折させたという。その場で教師が止めに入り、ケガをした子は病院に運ばれ、不良の方は別室に隔離して事情聴取をしたという。

ただ、そのケガをした子の父親が、「どうして警察を呼ばなかったのか?」と教委事務局の窓口に苦情を申し立てた。窓口で話を聞いた一職員対応できるはずもなく、私を含めた指導課の数人で親御さんから話を聞くことになった。

相手方の主張は以下のようなものだった。

・うちの子被害を受けた。絶対に再発させないでほしい

・校内暴力について、学校として警察通報する基準を教えていただきたい

・再発防止策を教えてほしい

・納得できなければ警察被害届を出す

親後さんの主張は尤もだった。私はこの手の問題対処したことがある。この案件においても、誠意によって説明した。私個人手帳メモが残っている。

「この度はこのようなことになって申し訳ない。お子さんには全力でフォローします」

「どうして警察を呼ばなかったの? 傷害事件なのに」

教育活動の一環だからです。なぜ暴力という罪を犯してしまったのか、保護司スクールカウンセラーなども交えて加害生徒と話し合い、正しい方向に導くことが第一です」

「でも、犯罪ですよね。公務員には通報する義務があるんじゃ?」

警察というのは、犯罪捜査するための組織です。学校内でのことは、犯罪以前の段階であると考えます。まずは学校が、教育者という立場解決に当たるのが本来の姿です。T区の警察の方とも、過去にそのような認識を共有しています

「じゃあ、私が校内暴力を見たら警察を呼んでいいの」

「呼んでいただいてもかまいません。ただ、家庭裁判所への送致必要な、いわゆる少年審判によらねば収まらない案件でない限りは、警察教育現場に介入しません。私たち解決を委ねます経験上はそうです。当方しましても、警察への通報というのは、学校教育理念に基づいた人間教育を怠ることだと考えます暴力という結果だけで法律適用し、犯罪事件として生徒が裁かれることがあってはなりません。2人とも、当校の生徒なんです」

「今後うちの子は、加害者はどうなる?」

絶対に、以後このようなことがないよう、加害児童への指導を徹底します。お約束します。お子さんには誠心誠意、教育専門職による面談フォローします」

絶対に、再発だけはさせないでよ」

お約束します」

※ここで親御さんが退席

要約こそしたものの、この話し合いは午後八時~十時に及んだ。

お約束します」と言ったが、むろん約束などできない。だが、ああ言わねばならなかった。教育者としての、教師としての『矜持』の問題である

上の話し合いだけではなく、それに付随する学校への聞き取りや報告用の記録作成など、業務は多岐に及んでいた。事件から三週間が経つ頃には時間外勤務から解放された。あのような月日は久々だった。トラブル対応に心は踊って燃え上がるが、残念ながらこの齢になると身体がついていかない……。

しかし得られた成果もあった。社会教育課を放逐することについての気づきを得られた。事件である事件性があれば本庁人事部局も動く。それこそ、新聞沙汰やニュース報道されるほどのリスクがあると人事部局が認識すれば、事は進むに違いないと感じた。一般的に、社会教育というのは教育委員会にあるべき事務分掌である。覆そうと思えば大きな何かが必要になる。

それから時間は経ったが、二方向からアプローチを採ることで教委内の意思形成が図られた。一応は、社会教育課にも本庁移管について話を通した。本庁の人事部局にこのような提案をしようとしていることを社会教育課長協議したところ、「それで問題ない。私も基本的には賛成である。ほかの課を観察していても、ウチの課は異常である。残念なことだが……今の構造では、なにをしようが変わらない」という答えがあった。個人的な範囲であれば、協力もしてもらえるという。

アプローチ1】

これまでの社会教育課の問題行動およそ30点ほどを報告にまとめる。趣旨は「教委事務局というのは、良くも悪くも縛りや監視が少ない。社会教育課を管理統制の取れた本庁に移すことで問題の芽を摘むべき」

アプローチ2】

全国の自治体の例を調べたところ、社会教育に関する業務首長部局移管している例が見られた。学校教育以外の教育活動については、市長の指揮の元、自治体が一体として取り組むべき~という観点から全国的トレンドになりつつあるようだった。社会教育課長から応援もあり、こちらの方向をメインに据えた。

残念ながら、私が教委から異動して学校現場に戻る方が早かった。それから一年後、社会教育課は今時風の部署名になって市長部局移管された。

望みが叶った。教委事務局にとっても、本庁にとってもこの方がよかったに違いない。それから何度か、本庁に寄って元社会教育課を眺めたことがある。心なしか、以前に比べると雰囲気が違った。いい意味でピリッとしていた。

周囲の監視の目があると違うということか。教委事務局庁舎には、あまり多くの人が来ることはなかった。職員が伸び伸びとすることができるが、反面やりたい放題ということでもある。



相当の文量になった。これを書くのに丸一日かけている。始めは、この記事を書こうか否か迷っていた。当方は、40代の頃からはてなブログサービスを利用しているけれども、このような内容は個人ブログで書けるものではない。書くとしたら、このはてな匿名ダイアリーしかなかった。

気分を害された人もおられただろう。申し訳ない。その場合は、容赦なくコメントにて叱責をお願いする所存である。ここまでお読みいただき感謝する。

2023-09-17

身体女性で、性自認が男のトランス」が、学校男性として振る舞おうとしたら、学校レイプされて精神疾患になってしまった話


日本のツイフェミが言ってる性加害の話は、安全圏でワガママ言ってるだけ。

アメリカではもっと深刻なレイプ被害などがあるから議論が進む。

そんなに欧米のような国がいいなら、さっさとアメリカにいってきて、半年か1年過ごしてみて、その上で

アメリカ日本どっちがいいのか比較した上で発言してくれ

いじめられていたトランスジェンダー少女が逃走、性転換を家族秘密にされたまま放課後に性売買された

https://nypost.com/2023/09/04/virginia-school-kept-teen-gender-transition-secret-suit/

バージニア州高校生家出し、複数の州で性的人身売買を受けた。その理由の一つは、高校彼女男性である認識している児童の両親に告げず、そのことで執拗いじめを受けたことが訴訟で主張されている。

現在16歳の祖母であり養母でもあるミシェルブレアさんはワシントンセージ審査官に対し、「彼らは娘を守る権利を盗んだ」と語った。

問題のある幼少期を過ごし、精神健康上の問題を抱えていたセージさんは、2021年8月10日14歳アポトックス郡高校に通い始め、そこで男性代名詞男性名で呼び、男性トイレを使うなど、自分男性である認識し始めたという。ミシェルさんが先月バージニア州連邦裁判所に起こした訴訟に対して。

しかし、学校職員セージさんの男の子になりたいという願望に積極的に関与し、彼女が度重なるいじめを受けていたことを知っていたにもかかわらず、性転換を「意図的隠蔽」し、手遅れになってセージさんが逃げ出すまで両親を巻き込むことはなかった。その後、彼女は4つの異なる州で数か月間にわたって複数の男にレイプされたと訴訟は主張している。

2021年8月11日新学期が始まったばかりのある日、セージさんはバスの中で男子生徒たちから悪質ないじめを受け始めた。少年たちに「男の子に見える」と言われ、「男の子が好きになるまでレイプする」と脅され、学校から締め出すと脅迫された。訴状によると、彼女が謝らない限り彼女の髪をバスの窓に押しつけ、どこに住んでいるか知っていると言って撃つと脅したという。

翌日、セージさんは2人の指導カウンセラーと面会し、自分少年であることを伝え、バス事件について話し合った。しかし、職員らはミケーレさんにいかなる情報も開示していないと裁判所文書は述べている。

訴訟によれば、セージさんはその月を通じて、男子トイレ廊下男子生徒らに「触られたり、ナイフによる暴力強姦で脅されたり、廊下の壁に押しつけられたり」していじめられ続けたという。

カウンセラーらは、新学期最初12日のうち8日はセージさんと会ったが、ミシェルさんには、子どもの「性の不一致」についてカウンセリングを行っており、「彼女男性として肯定している」ことは伝えなかった。訴状によると、男子生徒からの既知の脅迫にも関わらず、女子生徒が男子トイレ使用したという。

裁判所文書によると、いじめがあまりにもひどくなったため、他の保護者いじめについて学校に報告し始めたという。

8月25日になって初めて、カウンセラーセージ男子トイレを使っていること、そして「安全上の懸念」だけを理由にミケーレさんに伝えたが、それでも親には子供性自認の変化や、そのせいで彼女が受けたいじめについて伝えていなかった。と提出書類は主張している。

同紙によると、カウンセラーミシェルさんに「(セージさんの)体に自傷行為の傷があることに気づいた」と語ったという。その同じ日に、ミケーレさんは「ドラコ」という名前記載された学校定期券を見つけ、セージさんは自分男性であることを母親に告げ、彼女が受けた脅迫と感じていた恐怖を打ち明けた、と訴訟は主張している。

訴訟によれば、セージさんはミシェルに対し、カウンセラーが「そうするように指示」していなかったら「男子トイレを使わなかっただろう」と語ったという。

しかし、恐怖に駆られた少女は「精神異常に陥り、逃亡を決意」し、その夜、寝室の窓からこっそり抜け出し、両親に宛てたメモを残した、と訴状は主張している。

訴状によると、メモには「あなた自分仕事を果たした。イエスあなたを愛している」と書かれていたという。

「このまま残ったらどうなるのかが怖い。用心してください。ここには悪い人たちがいます」と彼女は言い、「愛を込めて」と手紙署名した。

セージさんは「見知らぬ成人男性誘拐され、レイプされた」後、ワシントンDCに連れて行かれ、他の2人の男たちに残されたまま、やはり薬物を投与され、レイプされたと訴訟は主張している。

その後、この2人の男が彼女メリーランド州まで車で連れて行き、登録済みの性犯罪者と一緒に彼女を置き去りにし、その男彼女強姦し、他人性的人身売買を行った後、彼女を部屋に閉じ込めた、と訴訟は主張している。

ブレア首相弁護士バーナデット・ブロイルズ氏は、ボルティモアセージ氏は最終的に連邦当局によって救出され、「悪夢は終わるはずだった」とワシントン審査紙に語った。

しかし、ボルチモアの国選弁護人アニーサ・カーンが両親がセージ君の新しい性自認を「十分に肯定」していないと主張したため、州がセージ君の監護権を取得したと訴訟は主張している。

セージさんは少年のための少年施設収容され、「そこで再び性的暴行を受け、薬物にさらされ、医療的および精神医療を受けられなかった」と訴状は主張している。

セージさんは2021年11月12日にその施設から逃走し、別の小児性愛者に拾われてテキサス州に連れて行かれ、「そこで再びレイプされ、薬物を投与され、飢えと拷問を受けた」と訴訟は主張している。

裁判所文書によると、2022年1月24日当局テキサス州セージさんを救出した後、最終的にセージさんはミシェルさんに返されたという。

彼女に起こった出来事の結果、セージさんは複雑性心的外傷後ストレス障害と診断され、「おそらく残りの人生治療必要になるだろう」と訴訟では述べており、セージさんは入院外来を繰り返していると記されている。帰国してから治療

ブレア氏の別の弁護士メアリーマカスター氏はポスト紙に次のように語った。「もしセージさんの両親が彼女精神状態を十分に把握しており、彼女最初自分アイデンティティに疑問を持ち始めたとき必要メンタルヘルスカウンセリング提供する機会を与えていたら、こうしたことはすべて防げたはずだ。」

「むしろ、学区も国選弁護人事務所も、自分たちのほうが親よりもよく知っていると判断したのです。彼らの傲慢さの結果、セージは何度も犠牲になりました。」

遺族は現在アポトックス郡教育委員会スクールカウンセラー2人、カーン氏に対し、不特定損害賠償を求めて訴訟を起こしている。

アポトックス郡公立学校教育長アネットベネット氏とカーン氏は月曜日コメント要請にすぐには応じていない。

2023-08-31

いじめ加害者にこそカウンセリング必要

いや実際に問題がある場合カウンセリングだけじゃ何も意味いから。

まあ最初の一歩のアウトリーチ的な効用についてのみは認めるとしても。イジメとかの問題が起きて初めてアプローチするというのものんきな話ではある。

カウンセリングだけじゃなく家庭環境への介入が必要になる。ろくでもないガキは「躾が悪い」とかい次元じゃなくそもそも人間として育ててもらってないことが多いのだ。

でも教師とかスクールカウンセラーにそんな権限マンパワーもない。まったくの絵に描いた餅である

2023-07-29

anond:20230723110118

7回目を観てきたやで。

通ってる劇場での上映回数が、とうとう1日1回になってしまった…。

一応まだ上映終了日は「未定」になってるけど、早ければ今週、長くても来週で終わりなのかな…。淋しい。




2023-07-17

anond:20230717140942

森奈津子RTしているなら事実だよ。

要はトランスというのは自閉症とか鬱とかコミュ障な奴が言い出すやつでメンヘラしかいない。

あとジェンダーインクルーシブ教育も大量にメンヘラを出すことが分かっており、悪魔教育なわけ。フェミとかが全部有害だというのはそういうこと。水着わいせつとか言い出す婆はくるっているのよ。

そしてこんなのは友達が欲しくて男だと言い出しただけでしょ。

このスクールカウンセラーこそ「グルーマー」なわけ。一番悪いのはこいつ。そしてこういう連中を大量に学校に入れようとしたのが今回の法律。うまくいっていれば来年から子宮乳房を切り取って自慢する女が大量に発生するところだったわ。松岡デマとか言っているけど、あいつらが本当のことをなんて言わないか意味がない。ジャニー喜多川なんて薬で性転換させないし、冤罪だ。冤罪より現時点でやべーやつをグルーマーと言わない専門家かいう連中、全員ゴミだ。

そしてアメリカイギリスではこういう例はたくさんある。トランスだといったばかりにひどい目にあったり取り返しがつかなくなったり。

どの辺が日本ロリコン性犯罪天国なのか。仁藤夢乃望月は大ウソつきだよ。

統一教会のせい?こいつらは統一教会以上の悪党だよ。

2023-06-23

[][] 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない



2023-06-13

anond:20230612193149

これは、母親増田)を否定してストレスをためさせてる時点でよいお祖母ちゃんではないよ。

食べ物しろ衣服しろ増田意見意思なんてどうでもいいんだと思う。

こういう人は一見いい人に見えるし、本人もそう思ってるんだろうけども。

もちろん家事育児をやってくれていることに対してはとてもありがたいことなんだけど、私がやってあげている、増田はできていないっていうマウント手段になっていることがある。

お子さんに対しても、お母さんの人格やお子さんの人格否定するような言動無意識にしていることが多い。

距離置いたほうがいいと思う。

私の場合は近所に住んでいて、過干渉が続いて、それが息子に出てしまって、不登校になってしまった。

何度も何度も今と昔の価値観は違う、子供意志尊重してと話をしても通じなかった。

スクールカウンセラーさんとスクールソーシャルワーカーさんに間に入ってもらって、距離を置くことができて、なんとか干渉を減らしてもらうことができた。

大事なのはお母さん、そしてお子さんです。嫌なことは嫌って言っていいんですよって言ってもらったことはとても嬉しかった。今思い出しても涙がでる。

多分、増田が何を言っても聞かないと思うので、引っ越すか、第三者の手を借りたほうがいいと思うよ。

2023-03-24

研究室修士への懺悔

 先日、大学院を修了してしまった。

 以下は精神の弱い人間大学院まり行けなかったけど、無理やり酷い論文で修了したという話である。どこにでもあるような最悪な内容であり、頭の悪さも相まって「お前が悪いじゃん」「でもでもだってばっかりでそうなるのはお前が悪い、死ねなのは重々わかっているのですが、自分の踏ん切りと内容全てを何処かに残しておきたい、という気持ちのため、ここに書かせてください。ごめんなさい。

 私は地方からちょっと良い地方大の院へ進学した。移動理由は色々あったが、地元への帰省と、自身のやりたい分野がその大学院にあったからだ。ちなみに計算科学から有機合成系へ移った。

 進学当初、私は先輩につくことができなかった。理由は単純で、単に先輩の手が空いてなかったからだ。とはいえグループ同級生が私に研究室ノウハウを教えてくれたため、何とか実験動作は分かるようになった。しかし私はあまりに頭が良くなかった。合成や測定結果でわからない点を同研究テーマの先輩に聞いても、直属の後輩でないから分からなかったり、手一杯だったりで、かわされてしまい上手く相談ができなかった。教授との関係も悪く無く、寧ろ気にかけてくださっている方だったが、上手く相談できずどんどん一人で抱え込んで沈んでいってしまった。合成が下手というよりは、PDCAサイクルを回すのが致命的に出来なかったのだと今は思う。勉強は少しできても、研究が出来ない最悪のタイプだった。

 研究室は先述の通り有機合成系で、コアタイムは緩いものの朝早く夜遅くが基本だった。もちろん私もそれに従った。しかし一つ問題があった、同居している両親である。詳細は省くが、父が難病、母が精神疾患を抱えており、家の面倒を度々見なくてはならなかった。夕飯を作ったり、買って帰ったりは日常茶飯事で、深夜まで母が狂ったように叫ぶのを宥めたのも数えきれない。そんな状況で大学院に行くなと言われればそうなのだが、それでも進学してしまった。なので授業、就活実験という生活の中、親の面倒も見ると言うタスクが重なり、上手く眠れず個人的にかなりシビア状態だった。

 そんなこんなで数ヶ月が過ぎると、周囲の学生とも何と無く関係ができてくる。当たり前だが、私のように「夕飯をどうしよう」なんて考える人はおらず、良いなあと心の底で思っていた。それに周囲は、学会論文に共同研究バンバン結果を出している。勿論努力の結果だし、純粋に凄いと思っている。対して私は何も出来ていない。B4から入ったのと、M1から入ったのでは理解も習熟度も異なるのは当然なのだけど、それでもどうしても周囲との差を感じてしまい、日に日に自身比較しては落ち込んでいってしまった。当時の自分もそれは分かってはいたのだが、どうしても辛くなってしまった。家庭環境も含めスクールカウンセラーにも行ったが、どうにも辛さは解消しなかった。

 トイレに行く時間が増え、学食から研究室へ戻るとき憂鬱になり、通学時に息が詰まる。仕方ないのでYoutube面白い動画を探し、見ながら笑顔になっている自分を感じながら「笑えるから大丈夫」と誤魔化していた。

 しかし急に、ある日ベッドから起き上がれなくなった。どうしても起き上がれない、動けない。希死念慮が浮かぶ自分はいなくなったほうがいいのではないか、私みたいな無能はどうやっても何も出来ないんじゃないか。実際無能だし死んだ方がいいと今も思ってる。ズルズルと風呂に入りもせず、ずっとベッドの上で死んだように寝ては泣いていた。いま文章を書いていても論理不明だけれど、でも確実に辛かった。そして秋だった気候が冬に変わり、気づけば年も明けてしまった。研究室友達先生も凄く心配してくれたが、ずっと引き篭もっては一人体育座りして、夜が明けるのを日々恐ろしく思っていた。朝の鳥の飛び立つ羽音が余りにも力強くて、自身の無力さから泣いたりもした。そしてあれだけ楽しかった実験が、苦でしか無くなってしまった。

 そうこうしているうちに就活が本格化し、それでも研究室にいけない日々が続いた。しかしこのまま退学をしても生きる道はなく死ぬしかない。極端な思考だと思うけど、行くか死ぬかという2択だった。どうしようもないけれど研究室に行くよりは就活は楽で、頑張って色々と行動して内定を得て、研究室へ復帰して、時折休みながら修士論文を書き上げた。ちなみに修士中間報告や各種講義は、先生のお目溢しと慈悲と過去(M1前期)の頑張りでなんとか修了単位を頂いた。情けない限りである

 言わずもがな、周囲と比較して大変悲惨修士論文が完成した。数ヶ月でできるテーマを2年もかけたのか?と言われたら反論余地はない。自分でも悔しいし、誰もが優しかったし、大層恵まれ環境だったのに、自分に耐えられなかった自分が許せずにいる。今も死にたいし、実際周囲は嘲笑っていた。

 休んだ理由カウンセラーだけにしか言っていない。仮に本当のことを言ったとしても、休んだ事実は覆らない。

 長々書いてきたが、勝手精神を病んで、勝手に辛いと思い迷惑をかけた上に、カスみたいな修論を出した。もう2度と行かないし連絡しても欲しく無いから、正直連絡先も記したく無かった。

 研究室の先輩、同期、後輩には色々とお世話になり、休みがちだったことが原因で叱られたこともあったが、本当にお世話になった。休んでからは直球の悪口も聞いたし(そいつ絶対に許さない)、嫌われていたのは承知だけれど、それでも何とか話してくれて有り難かった。

 教授たちにも多大な迷惑を掛けてしまったものの、手厚い優しさ、応援を頂いた。それなのに何も出来ず本当に申し訳ない。

 研究結果で返したかったのに、より一層自分の出来なかった・しなかったことが悔やまれる。期間を戻せるならやり直したいが、戻しても同じ病みかたをする気がするし、無能なのは代わりないから、そもそも院試で落ちた方が良かったのかもしれない。私の代わりに誰かが落ちたと聞いた。本当に申し訳ない。

 面と向かって家族関係諸般の事情を伝えていないのもあり、伝えにくいのだが、本当にありがとうございました修士論文の末尾に謝辞を書いたが、あんな短い文章じゃ収まりきらないほどの感謝だ。

 後輩も同期も先輩も先生方も、どうかこれから良き人生でありますように。

 私はさっさと死にたいので、みんなが私のことや研究内容をすぐに忘れてくれますように。

2023-03-05

anond:20230304201745

宗教は違うけど、私もこういうのがあった。

私の場合大学が終わった時。就職する前に、宗教学校に数ヶ月間行くよう親に言われた。

私は今40代なので、大学4年生だった当時はちょうど、就職氷河期の真っ只中。

そんな学校に行ったら、新卒採用メリットをみすみす捨てることになるわけで、拒否たかったが、親が怖くて話し合えなかった。

なので、「就職する前に」という条件を逆手にとって、大学院に行って問題先延ばしすることにした。

もともとは、進学希望など無かったのだが、親と揉める面倒を先延ばしにしたかったのだ。

大学院への進学自体は難しくなかった。なぜなら、志望者が定数割れしてたからだ。

しかし、もともとその気が無かったのだから大学院の研究には全くついて行けず、その追い込まれ感と、

どっちみち自分新卒採用されない=ろくな職に付けない、という将来への不安から、途中でメンタルダウンして、留年してしまった。

ちなみに、メンヘル治療は、大学学生相談所みたいなところでやってもらっていた。

なので、その治療の中では、大学スクールカウンセラーと親との三者面談も行われた。

カウンセラーから、今後どうしたいのか聞かれたので、宗教学校など行かず新卒就職したい!と泣きながら伝えると、親からは何も言われなかった。

カウンセラーには、治療が始まったときから宗教がその原因のひとつだという話はしていた。

今思えば、その問題解決するために親を呼び、第三者が介在できる状態で話し合いをさせようとしていたのかとも思う。)

親もまさか宗教学校強要した結果、子供が「死にたい」と言って学業にも集中できず留年する、

なんていう面倒なことになるとは思ってなかったようで、ここまで来たら、もはやどうでもいいと思ったのだと思う。

それで、晴れて就職活動ができることにはなり、念願が叶ったので、鬱を抑えつつ頑張ったつもりだったが、

結局はそんな鬱混じりのメンタル状態だったし、修士留年ゆえ、それなりの年齢だったので、ことごとく「お祈り」され、結局は就職浪人することになった。

まり宗教学校に行こうが行かまいが、新卒では就職できなかったのだった。

宗教学校の話をされた時点で、私がどのように行動しようと、新卒採用など到底無理だったのだ。

なぜなら、怖い親と話し合うには、メンタルダウンとか自己トラブルを起こして第三者の介在を期待するしかなくて、

そんなことをしたらどっちみち、新卒採用などされるはずもないのだった。

その事実に気づいたときは、そんな時点から自分人生が狭められていたのか、と思って本当に悲しかった。

今はなんとか職をみつけて暮らせているが、親は怖いままで、宗教との関係も切れないでいる。

子供の将来どころか、メンタルまでをおかしくするので、宗教施設への期間就労(期間入学)を子供たちに強制するのは本当に良くないと思う。

別にそういう時期を設けるのは自由だが、それを子供強制するのは良くない。

本人たちは強制するつもりはないのかもしれないが、経済的基盤を持った存在にそんなことを言われたら、

子供だって真剣に考えなくてはいけなくなるだろう。そのことによって精神的に追い込まれることもあるだろう。

宗教施設への期間就労(期間入学)は、強制どころか、口に出すだけでも、子供に影響のある事項だと思う。

2023-02-05

anond:20230204192935

認知プロファイル的には母親責任があると感じる。

長女は、クラスメイトから嫌なことをされたと、そこの部分は不登校になったばかりの担任先生児童専任先生相手の親御さんとも話してその件はおしまいになりましたが、一度行けなくなると行きづらくなってしまってるかなというところです。

「かな」というところに母親が何をやったのかが隠れている。

私だけでは、自信なく確信へいたらなかったDVを受けていること

今回コメントを読んでて、確信しました。

母親プライドが高すぎて謝罪するのがいやで学校に行かせない。

今回も自分は悪くないというコメント欄を作りたかったと。

スクールカウンセラーとかの発言自分に都合がいい部分だけ切りとっているね。他にも言ったことがカットされてる。

全部子供学校に行かせない理由だけ認知しているのは母親が行かせたくないから。

そもそもDV不登校の原因は関係ない。

anond:20230204192935

このような状況では、家族全員で協力して解決することが大切です。不登校は親だけでは解決できない問題です。旦那長男、長女に対して暴力的言葉や行動をすることは避けるべきです。また、「不登校は無理やり学校に行かせると逆効果」ということを聞いたようですので、そのことも話し合い、理解し合うことが大切です。訪問員や保健師スクールカウンセラーなどの専門家意見も参考にしてください。不登校問題に対する解決策を見つけるためには、家族全員で協力することが大切です。

anond:20230204192935

今の学校制度だと、半年行かなかったら終わるよ。スクールカウンセラーとかその場しのぎで責任回避。お父さんが正しい。ただ単に家にいるだけでは無理。

2023-01-04

anond:20230103134347

ネット界隈では「西早稲田2-3-18」の件がいろいろを語られてきたけど、Colaboの騒動によって一気メジャーになった。

新宿区の子ども家庭部、男女共同参画課 なぜ宗教色を隠すんだろう?

日本キリスト教婦人矯風会の共催のイベントhttps://kyofukai.jp/archives/7516

新宿区の告知では宗教名を完全に排除している→http://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/danjo01_000001_00127.html

講師】川浦 弥生氏 / スクールカウンセラー臨床心理士公認心理師 この講師名前検索すると
学校法人鶴川学院 農村伝道神学校 ー農村,地方教会に仕える伝道者の育成を目指してー  東京都町田市

川浦弥生(牧会心理学https://noden.ac.jp/about/faculty/

社会福祉法人日本キリスト教奉仕団 東京都新宿区西早稲田2-3-18日本キリスト教会館22号室

評議員 川浦 弥生

日本基督教団 東京都新宿区西早稲田2丁目3の18の53

教師登録 川浦弥生(2022・2・26受按)


新宿区 吉住健一区長http://www.yoshizumi.jp/

いわゆるトーキッズをはじめとした青少年女性対策の考え方

新宿区長としての今任期(2018~2022)の終盤を迎えました。振り返ると、2020年春に新型コロナウイルス感染症感染拡大が始まってから感染症対策を重点とした区政運営忙殺されてきました。

治療法も感染経路も解らない中で感染拡大した緊迫した時期、重症化する変異株が感染拡大して入院出来ない重症患者が発生した時期、新宿区医療介護福祉ネットワーク会議とともに入院待機施設や陽性者への介護サービス体制を整えた時期、想像を絶する感染者数の増に対処するために高リスク者と低リスク社への対応トリアージした時期。

時間の経過によって、ウイルス変異し、感染症のもの性質が変化していく状況を目の当たりにしてきました。

感染拡大の影響が大きくなるにつれて、職を失った女性や行き場を失った青少年が、以前にもまして歓楽街に集まってきました。

歌舞伎町に集まっている若者女性の多くは住民ではありません。

そのため、普段の居場所健康状態所得の状況など、区役所が把握できる情報は限られています

特に東宝ビル周辺に話し相手や居場所を求めて集まってきているといわれる“トーキッズ”達は地方から出てきた子供が大半です。

家出してきたと判明すれば補導されて、親元に戻すことになりますが、再び歓楽街に戻ってきてしまうことは想像に難くありません。

今、幾つかのNPOがそれぞれのアプローチ方法を考えて、支援をしています

そのうちの幾つかの団体新宿区は連絡を密にして、立ち直りの機会をつくれないか模索しています

そうしたNPO活動支援し、持続的な運営を目指して、新たな寄付金制度を起ち上げました。

理解とご協力をいただける企業団体個人のご連絡をお待ちしております

今、幾つかのNPOがそれぞれのアプローチ方法を考えて、支援をしています
そのうちの幾つかの団体新宿区は連絡を密にして、立ち直りの機会をつくれないか模索しています
そうしたNPO活動支援し、持続的な運営を目指して、新たな寄付金制度を起ち上げました。

2022-10-27

anond:20221026193036

高2で不登校→ちょくちょく登校した人です。※以下n=1

親にどうして欲しかった?→漠然と助けてほしいと思う、けど関わって欲しくないという感じ。

イヤだったこと→登校催促

ありがたかたこと→過度な登校催促が無かった。ほぼ日常のように接してくれたこと。普段行かない場所に連れてってくれた(モスバーガーを食べさせてくれた)

そのときはイヤだったけどあとになってみたら受け入れられたこと→露骨な気にかけるアピール。うざかったけど、親を心配させるのが嫌という気持ちになった

あと不登校だったけど後に学校行くようになった場合きっかけとかあったら知りたい。

→同じクラスの仲のいい人数人による自宅訪問(今思えば強引)、次の日が遠足的なイベントで登校ハードルが低かったのもある。それプラス関わってくれる友達

p.s.これは余計かもですが、親が悩みすぎると良くないので、適度に息抜きして健康暮らしてください。私の母が自分自身のことで苦しんでいる姿を見た時、とても悲しかった記憶があります

また、もうご存知かもしれませんが行政相談を利用するのも手です(スクールカウンセラースクールソーシャルワーカーへの相談

2022-10-21

男子校を共学にしていった方が良いという風潮には反対

共学より男子校の方がイジメられなくて済んだ学生たちは確実にいるからね

ただ、自分の母校だった男子校イジメへのフォローがされていてスクールカウンセラーなどがいて自分は随分助かった

その経験を踏まえると自分の母校は女子生徒を受け入れた場合でも受け入れない場合でも

どっちでも苦しむ学生を減らすようには出来る気がしないでもない

2022-10-03

ADHD自殺した人が実は思春期情緒不安定/ブレインフォグ/虐待後遺症だった可能

発達障害歴史

1980年: DSM-Ⅲで発達障害として概念化される

2000年: DSM-Ⅳで診断基準が緩くなり発達障害ブームが起きる。ADD概念によって見過ごされやすい目立たないタイプもいると理解されるようになる

2004年: 発達障害支援法が出来て発達障害支援ブームが起きる。補助金詐欺、過剰診断が指摘されるようになる

2007年: 乱用が問題視されていた医療覚せい剤(リタリン)の新型(コンサータ)が日本で認可されるも、診断と処方を求める者の増加は続く

2013年: DSM-5でさら診断基準が緩くなる

自殺した彼は2000年まれで、ADHD診断が降りたのは18歳(2018年)。

すなわち発達障害ブームの真っ只中、スクールカウンセラー発達障害児の支援職・放課後デイサービス担当者大人当事者らが血眼にして「発達障害の疑い」をかけまくっていた時代子供時代を過ごしている。

しかし彼は発達障害とされることはなかった。

 

かつての診断基準幼児期から症状が出ていることが発達障害(=先天性で治らない)の条件だった

しか2013年思春期以降から症状が出始めることに基準が変わったので

養育環境/生活習慣の問題思春期情緒不安定など後天的で治りうるもの発達障害と呼ぶ。

 

彼の脳には自殺に値する先天性で治らない障害があったのだろうか??

滝川一廣「診断とは何かということです。医師風邪と診断するのは、自然科学です。疾患が起きている体の場所、起きる仕組み、病気の原因が共通しているとき、同じ種類の病気だと診断できる。しか精神障害は、外から見たその子の行動の特徴を分類し、引き出しに入れることにすぎません。自閉症の引き出しに入る、あるいは知的障害の引き出しに入ると。精神障害の診断は医学的診断ではありません。社会的判断です。」

2022-07-20

anond:20220720134218

ごめんがんばったけど2行読むのが限界だった

膣臭がひどくて無理

2022-07-20

エロ漫画性犯罪助長してた【追記

たわわとか温泉むすめとかでフェミ根拠なく性犯罪助長するとか言ってんなバーカと思ってけど自分に跳ね返ってくるとは思わなかった。

小学生の娘が通学団の男の子性的嫌がらせを受けたと泣いて帰ってきた。

掻い摘むとスカートめくり的なこととか、やらしいこと言われるとか、勝手身体を触られるとか、そういうことだった。

被害者が他にもいたようで学校に話もまわった。

相手の親は割とまともだったので子ども連れて謝罪もあった。

なんでこんなことをしたのか、という話になった。

正直、女の子ちょっかい出したい年齢だしな、と思ってはいたが、

漫画でやってたからやった」と。

男児の兄が持っている漫画タイトルまでは聞けなかったが相手の親が言うにはR18指定のものではないそうなのでたわわとかToLOVEるみたいな感じなのかなと思う)を友達数人で回し読みしていて、その漫画内でのことを仲間の数人でクラスや通学団の女子にやって「遊んでいた」と。ゲーム感覚というか度胸試しみたいな意味合いもあったようだった。

これがいわゆる悪しきホモソーシャルというやつか、と思った。

以前にも一度教室内でクラス女子にやって担任に叱られてはいたらしい。叱られたのでクラスではなく通学団の女子にやることにしたようだ。

本人たちにとっては性犯罪は遊びであったらしい。

からかっただけのつもりだったと。ゲームだったと。

相手の両親が性教育含めちゃんします、娘さんのケアをお願いしますと言う人だったのがまだ幸いだった。

こうした発言ができる比較的マトモと思われる親の子ですら漫画を見て性犯罪を遊びでするのかと思ってくらくらした。

そもそも子ども同士のことだと思って親と学校対処したが、結果あの男児が娘にやったことは性犯罪であり、大人同士であれば強制わいせつかに抵触する内容だった。

まり今回の件は警察にも届け出てないので性犯罪カウントはされないとしばらくして気づいた。こうして内々に処理されなかったことになる性犯罪がたくさんあるんだろう。漫画に影響されてやる性犯罪なんてほとんどが今回みたいなガキのやることだと思う。

そしてうちの娘の受けた性犯罪子どものいたずら、せいぜい「エロ漫画性犯罪助長するケースもまぁなくはないよね、ただしレアケースだから取り上げる価値はない」と、たまたま起きたケースとしてオタクたちには処理され、結果エロ漫画性犯罪助長しないことになるのだろう。

通学団は加害側の男児がとりあえずは別の通学団に入る形で距離を取ることとなった。学年も違うしもう夏休みにもなるのでしばらく娘とその男児とは距離が取れる。

娘はあの男児だけでなく男子と関わるのが嫌だと言う。

隣の席にも来てほしくないという。

すべての男子が悪いわけではないというのは娘にとっては都合の良い詭弁らしい。

親の躾の問題と言っても性犯罪が起きてからではもう遅い。起きたときにはすでに性犯罪被害者という立場からは逃れられない。起きてから加害者を叱っているようでは遅いし叱る親ばかりでもないので親のしつけや教育依存せずそもそも発生しないようにしなくてはいけない。

自分が娘にどうしてあげればいいのか、

これまでの自分の考えが娘を今回のような被害に合わせる手助けをしてしまっていたのではないか

とはいえ簡単表現規制するのが良いとも思わない。

考えては考えては頭がくらくらする

追記

こんなに伸びると思ってなくてびっくりしてます

娘や被害にあった子への嘲笑誹謗中傷があったらと怖くてブコメとかは見れてないですが…

娘は寝付きが悪くなるなど少し不安定状態になった時期もありましたが今は安定しています

夏休み間中に娘が少しでも元気になれたらと思っています被害にあった子の中には定期的にスクールカウンセラー相談している子もいると聞いています

専門家でもないのに言うのも気が引けますが、加害男児たちの話を先生から聞くに、たぶん根底にあるのは男の子自分を誇示したいという欲とか、中にはそこにうっすらとした加害欲も併せ持ってる子もいて、それを発露させる手段として知恵を与えてしまっているのかなぁ、と。

エロ漫画性犯罪助長してた【追記

たわわとか温泉むすめとかでフェミ根拠なく性犯罪助長するとか言ってんなバーカと思ってけど自分に跳ね返ってくるとは思わなかった。

小学生の娘が通学団の男の子性的嫌がらせを受けたと泣いて帰ってきた。

掻い摘むとスカートめくり的なこととか、やらしいこと言われるとか、勝手身体を触られるとか、そういうことだった。

被害者が他にもいたようで学校に話もまわった。

相手の親は割とまともだったので子ども連れて謝罪もあった。

なんでこんなことをしたのか、という話になった。

正直、女の子ちょっかい出したい年齢だしな、と思ってはいたが、

漫画でやってたからやった」と。

男児の兄が持っている漫画タイトルまでは聞けなかったが相手の親が言うにはR18指定のものではないそうなのでたわわとかToLOVEるみたいな感じなのかなと思う)を友達数人で回し読みしていて、その漫画内でのことを仲間の数人でクラスや通学団の女子にやって「遊んでいた」と。ゲーム感覚というか度胸試しみたいな意味合いもあったようだった。

これがいわゆる悪しきホモソーシャルというやつか、と思った。

以前にも一度教室内でクラス女子にやって担任に叱られてはいたらしい。叱られたのでクラスではなく通学団の女子にやることにしたようだ。

本人たちにとっては性犯罪は遊びであったらしい。

からかっただけのつもりだったと。ゲームだったと。

相手の両親が性教育含めちゃんします、娘さんのケアをお願いしますと言う人だったのがまだ幸いだった。

こうした発言ができる比較的マトモと思われる親の子ですら漫画を見て性犯罪を遊びでするのかと思ってくらくらした。

そもそも子ども同士のことだと思って親と学校対処したが、結果あの男児が娘にやったことは性犯罪であり、大人同士であれば強制わいせつかに抵触する内容だった。

まり今回の件は警察にも届け出てないので性犯罪カウントはされないとしばらくして気づいた。こうして内々に処理されなかったことになる性犯罪がたくさんあるんだろう。漫画に影響されてやる性犯罪なんてほとんどが今回みたいなガキのやることだと思う。

そしてうちの娘の受けた性犯罪子どものいたずら、せいぜい「エロ漫画性犯罪助長するケースもまぁなくはないよね、ただしレアケースだから取り上げる価値はない」と、たまたま起きたケースとしてオタクたちには処理され、結果エロ漫画性犯罪助長しないことになるのだろう。

通学団は加害側の男児がとりあえずは別の通学団に入る形で距離を取ることとなった。学年も違うしもう夏休みにもなるのでしばらく娘とその男児とは距離が取れる。

娘はあの男児だけでなく男子と関わるのが嫌だと言う。

隣の席にも来てほしくないという。

すべての男子が悪いわけではないというのは娘にとっては都合の良い詭弁らしい。

親の躾の問題と言っても性犯罪が起きてからではもう遅い。起きたときにはすでに性犯罪被害者という立場からは逃れられない。起きてから加害者を叱っているようでは遅いし叱る親ばかりでもないので親のしつけや教育依存せずそもそも発生しないようにしなくてはいけない。

自分が娘にどうしてあげればいいのか、

これまでの自分の考えが娘を今回のような被害に合わせる手助けをしてしまっていたのではないか

とはいえ簡単表現規制するのが良いとも思わない。

考えては考えては頭がくらくらする



追記

こんなに伸びると思ってなくてびっくりしてます

娘や被害にあった子への嘲笑誹謗中傷があったらと怖くてブコメとかは見れてないですが…

娘は寝付きが悪くなるなど少し不安定状態になった時期もありましたが今は安定しています

夏休み間中に娘が少しでも元気になれたらと思っています被害にあった子の中には定期的にスクールカウンセラー相談している子もいると聞いています

専門家でもないのに言うのも気が引けますが、加害男児たちの話を先生から聞くに、たぶん根底にあるのは男の子自分を誇示したいという欲とか、中にはそこにうっすらとした加害欲も併せ持ってる子もいて、それを発露させる手段として知恵を与えてしまっているのかなぁ、と。

2021-12-30

いじめ犯罪ではなくて、病気

http://www.ka-mental.jp/ijime_foryou.html#ijime7

いじめは、広義の依存症(支配関係嗜癖)です。

支配関係嗜癖、というのは初めてきいたが、なるほどと思った。

酒やタバコのように、相手支配することで自分ストレスを発散している。DV虐待も似たようなものだろう。

大人はまだいい。子供よりは自由に金が使える。ストレスの発散方法、逃げ道がある。子供にはほとんどない。同級生きょうだいペットに当たる程度だろうか。


「今まで仲の良かったAちゃんが急に冷たくなった」等のときは、「今まで優しかったAちゃんが急に意地悪をしてくるようになった。Aちゃんに何かあったのか気になるから先生見てあげて下さい」と担任相談すると良い。親からも同様に学校スクールカウンセラー相談し、児童相談所にもAちゃんについて通報すると良い。

いじめられた子のケアはもちろんするが、それは当然なので声高に叫ばなくともごく自然に行えば良い。被害児童の家庭に問題があった場合も、相談過程児相医療機関等とつながりを持てるメリットがある。

重要なのは加害者」について常に気にかけ、「心配だ」「おかしいのではないか」という論調スポットライトを当てることだ。被害者が〜、被害者の〜と被害者のことばかり言うのは被害児童に余計つらい思いをさせる。「加害者おかしいんだ」とハッキリさせることで「自分おかしくなかった。運悪くターゲットにされただけだった」と思える。

から何もない家庭はないだろうが、家庭不和離婚経済苦は増えているだろう。子供SOSいじめという形で出ている可能性は高い。特に問題のない幸せな家庭に加害児童が生まれているようであればなお闇は深い。各種検査入院、加療が必要だろう。

私よりずっとIQの高いであろう文部科学省がこの方向に法整備を進めない理由がわからない。被害者も加害者保護される。誰も損しないと思うが。

2021-12-25

兄が死んだ

(性加害の話を含みます

兄が病死した。私にとって消えて欲しい存在しかなかった兄が本当に消えてくれた。涙はない。

さな頃はごく普通の兄妹の関係だった。7つ離れているから一緒に遊んだ記憶はあまりないけれど、優しかったし、何でも譲ってくれた。私が小学生になると、宿題を手伝ってくれたり、漫画CDを貸してくれたり。高学年になると、おかしなことが起こるようになった。お風呂あがりで裸の私がいる洗面所の扉を「間違えて」開けることが何度かあった。おかしいな、と思い始めた頃、ソファでうとうとしていた私の上にいきなり覆い被さって、私のスカートの中に手を入れてきた。混乱したが、それが、兄が私に対していやらしいことを企んでいると決定的に理解した瞬間だった。私は、ふざけんな、気持ち悪い!くらいの強い言葉を言ったと思う。気の弱い兄は、それ以上何もしなかったし、それからは直接触れてくることはなくなった。

ところが今度は親の目の届かないところで自慰行為を見せつけてくるようになった。ちょっとこっち来て、と呼ばれて兄の部屋に行くと、おもむろにズボンを下ろしそれは始まる。私はバカじゃないの、といいながら去るのだけど、何度か射精するところまで見届けた。私は兄のやっている行為を愚かしいと思いながらも、私の体に直接の被害はないので、まぁいいかと思ってへらへらしながら数分間眺めてたのだ。そんなことが3年くらい続いたが、私が高校生になると、さすがに明確に拒絶するようになった。というか、それなりに女子高生という雰囲気をまとって世の中怖いものなし、という風情を醸し出してきた私と、大学留年しまくってくすぶってた地味で冴えない兄の立場が逆転し始め、兄の方が私に近寄らなくなってきたのだ。

もともと大人しく社交的ではなかった兄は、大学生活で人間関係やら何やらにつまづいたらしい。数年留年しやっと卒業したが就職もせず引きこもりを始めた。毎日兄が家にいてうっとおしかった。兄が私に何かをしてくることはもうなかったが、私の中ではもはや兄は気持ち悪い人でしかなかった。一緒の食卓に座るのも嫌だし、話しかけられるのも見つめられるのも嫌、兄の入った湯船につかるのが嫌で真冬でもシャワーだけだったし、自分洗濯物は自分で洗って自室で干した。家に二人きりでいると何が起こるか怖くて、38度の高熱を出してもフラフラしながら図書館時間潰してた。私は大学生になると、実家を出たくてその資金のためにキャバクラバイトを始めた。それが親にバレて、お堅い父が激怒。半ば飛び出す形で実家を出て、それ以来自活。父も母も兄に甘かった。就職しないで引きこもる兄に3食を用意し、毎月のお小遣いを与えて、息子は繊細だからゆっくり時期を待ちたいと尻を叩くことはなかった。そう、親にとって、兄は「繊細」な息子で、私は「ふしだら」な娘ということらしい。その状況がいらだたしく、何度か兄がしてきたことを暴露してやろうかと思ったこともある。だが、それはしなかった。

大学卒業し、社会人になり、私は自分人生を生きることに一生懸命だった。私だって器用な方ではないからこの社会に馴染むには人一倍時間を要する。失敗したり落ち込んだり遠回りしながら生きてきた。30歳を過ぎた頃、私の中にあるいわゆる「生きづらさ」というのは家庭環境や兄のことがあるのだろうと、心理カウンセリングを受けてみた。でも言語化すればするほど何だか虚しくなり、数回通っただけで行かなくなった。兄や実家と向き合うのはしんどい物理的にも精神的にも可能な限り距離をおく、ということで適当にやりこなして生きてきた。気づけば私も30代後半。

兄が末期のガンだとの知らせが届いたのは半年前。会社勤めではない兄は当然ながら職場の定期健康診断もなく、区の健康診断やガン検診にも寄り付かず、発見が遅れたらしい。両親は自分たちの老後のために実家バリアフリー改装していたので、兄は訪問看護を受けながら在宅で看取ることになった。

電車20分という距離に住んでいながら、2〜3年に一度くらいしか実家に顔を出さなかった私。久々に対面した兄は、痩せてだいぶ老け込んでいたが、何の世間の垢もついていないつるんとした肌と、感性20代前半くらいで止まってるかんじは相変わらずで、当たり前のように父母の手厚いケアを受けていた。私は兄にはごく一般的な見舞いの言葉を、両親には私が手伝えることがあれば可能な限り協力するが、自分看護介護知識がないからその類の行為プロに任せたいと明確に伝えた。指一本、兄の体に触れたくなかったからだ。父母は私の事務的な態度をどう思ったかからないが、既に私は家族の一員として「諦められている」存在だったので、たまには顔を出しなさいよと言われただけで、何かを頼られることはなかった。その後、遠方からおじおばが見舞いに来るというので、その場に立ち会ったくらいで、積極的に兄を見舞うことはしなかった。

兄が死ぬことについては何の悲しみもなかった。むしろ、私にとって恥ずかしい存在がいなくなる、せいせいした、というのが嘘偽らざる気持ちだ。実家を離れたとはいえ引きこもりかつ性犯罪予備軍のような兄の存在は私にとって長年の恥でしかなかった。もともと結婚願望は薄かったが、結婚は完全に諦めた。普段から「お兄さんは何をなさっているの?」といった他人からの無邪気な質問も怖かった。子どもを狙った性犯罪ニュースを見るといつか兄もやるんじゃないかと戦々恐々としてた。引きこもり中年男性が世を恨んで無差別に人を傷つけるニュースも全く人ごとではなかった。兄がいなくなることで、これらの心配が無くなるのであれば、この先の私の人生は心穏やかに過ごせる。

クリスマスを前にして、兄は父母に見守られ四十数年の人生を終えた。静かな最期だったらしい。朝方に死去の連絡を受けたが、私はその日も普通仕事に行った。何の心の動揺もなくいくつかの打ち合わせと事務処理を済ませた後、家庭の用事でとだけ伝えて、昼過ぎに早退をした。色々事情を聞かれるのが嫌で忌引きでなく普通有給をとることにした。1日だけ。

兄はたぶん安らかな顔をしていた。あんまり見ていない。父母も最後まで自分たちで世話をしたのだから、まぁすっきりした表情だ。一度も社会に出なかった息子を困ったといいつつも、可愛がっていたのだろう。兄は引きこもりではあったが、家庭内暴力などはなく、父母やごく近しい親戚とは普通コミュニケーションをとっていたし、親の買い出しに付き合って車を出したり重い荷物を運んだりと家の事には協力的であったらしい。家族想いで優しかったが、優しすぎて一般社会には適応できなかった、というのが父母からみた兄だ。

それもまた事実であろう。私だってあの出来事がなければ、兄をそう捉えたかもしれない。でも私は兄がした行為を許すことはしない。許すことはしないが、もう遠い過去となった。あの時の記憶は消えないが、あれから私は自分人生を生きて別の体験をたくさんすることで、あの記憶を隅へ隅へと追いやった。それが正しい対処方法なのかはわからない。もっと周りに助けを求めたり、自分心のケア第一に考えることもできたかもしれない。或いは正面から向き合って本人に謝罪を求めても良かったかもしれない。でももういい。私にとって兄は消えて欲しい存在で、そして今やっとその通りとなった。それだけのことだ。兄の愚かな行為を今後も父母に話すつもりはない。それは兄のためでも父母のためでもない。私がエネルギーを使いたくないから。

補足)

これは愚かな兄をもった、愚かな妹の駄文です。もしこれを読んでいて、今現在家族問題で苦しんでいる未成年の方がいたら、どうか信頼できる大人相談してください。私は自分一人でなんとか対処してしまったように書きましたが、それは20〜30年前の当時はスクールカウンセラーも普及しておらずインターネットも浸透してなかった状況で、子どもに対する権利擁護情報アクセスしづらかったという事情によります。今は適切な機関支援がありますあなたの心を守りながら、一緒に考えてくれる大人はきっといます

2021-12-19

anond:20211219200011

あるよ

スクールカウンセラーを置いたり、学年に1人は女の担任置いたりしてるよ

学校警察呼んで不審者について話してもらったり

Googleっていうページで「性被害防止 取り組み go.jp」って調べてみてね

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