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はてなキーワード: ぼくたちは勉強ができないとは

2020-06-18

最近アニメでパロAVが出たら

2020-05-30

[]

今回も雑感

内容は悪くない、むしろ良い。けれども……

となジャンで『DINER ダイナー』っていう漫画があるんだけれども、これ最初は週刊のヤンジャンで連載されてたんだよね。まあ色々な事情があるんだろうけれども、私の印象としては「打ち切るほどではないが……」って作品移籍している感じ。今じゃ移籍連載なんて珍しくもないから、あんまり邪推するのもなんだけど。

他にも雑誌媒体から移籍した作品結構あるよね。近年だと『銀魂』とかは有名か。個人的には『SOUL CATCHER(S)』が今でも記憶に残ってる。あれほど媒体翻弄された作品も珍しいと思う。そのせいで、途中で読む気を失くしたって人は結構いそう。最初から最後まで一つの媒体で、コンスタントに連載し続けられていたら、もう少し評価されてた漫画だったろうに。

で、話を戻して『DINER ダイナー』なんだけれども、すっげえコメントに困る展開なんだよね。主役たちを置いてけぼりにして、サブキャラの回想に何十話も使ってる。『DINER ダイナー』は現在109話やってるけれども、その大体4分の1くらいを回想に費やしてる。これがね、個人的には面白い

そのサブキャラ物語として割り切って見る分には、割と面白い内容なんだよね。作者達が丁寧にやっているのは伺える出来。でも『DINER ダイナー』という作品でやるのはどうかっていう思いも正直ある。サブキャラ過去話に何十話も使うのはスピンオフとかでやるべきことで、主人公達をほっといて本編で長々とやるのは悪手だと思う。

で、最近やっと回想が終わったっぽいんだけれども、今後はちょっとビジネスモデルを変えて連載していきますよ~っていう感じの告知コメント失笑してしまった。オブラートに包まず言うなら、ぶっちゃけ萎えた。せめて、その告知は別ページに書くべきだったかな。

こんな感じで、企画単位作品単位として見た場合、「内容は面白いけど、ちょっと舵取りミスってない?」って感じることがあるんだよね。変なところでケチがついてしま漫画はちょくちょく見る。そのせいで下げなくていいところで評価下がってる。内容そのもの面白さも大事だけれども、もっと総体的に見て「その作品をどうしたいか」って意識おざなりだと、ついてくる読者は減っていく。「いいから、ついてこい!」って感じの態度は無用軋轢を生む。

ベクトルの話では、ちょっと騒動になった『ぼくたちは勉強ができない』別ルートも似てるかな。あれも側面的にみれば各メインヒロイン推し需要に応えているし、平行してサブキャラの補完もしているなど丁寧な仕事が光る。けれども、どうしても蛇足感は拭えない。最近、2人目のルートが終わったところだけれども、本作をフラットに読んでいる身としては「この調子で残りもやるのか……」っていう倦怠感があった。ラオウ倒した後の北斗の拳くらいの感覚。まあ、WEBコミックじゃないんでここで詳細に話すことではないけれども。

2020-05-18

鬼滅の刃が引き伸ばしをしない事を不思議に思う人は若くない

ここ10年以内に始まったジャンプ漫画殆どは人気が出ても引き伸ばしも無く終わっています

鬼滅の刃があっさり終わる事を不思議に思うのは、それ以前のジャンプ漫画の印象に引き摺られてるのでは無いでしょうか?

それを示すために以下では2010年以降に始まった週刊少年ジャンプ漫画100話以上続いた漫画を挙げていきます

(100話以内に終わった漫画は引き伸ばし云々を語るには適さないため除外します)

まずは100話以上続いた上で今週までに終わった作品こち

タイトル連載開始年話数
ニセコイ2011年229話
斉木楠雄のΨ難2012年282話
暗殺教室2012年180話
食戟のソーマ2012年315話
磯部磯兵衛物語2013年256話
火ノ丸相撲2014年250話
鬼滅の刃2016年205話

次に現在連載している漫画100話以上続いているのがこち

ONE PIECE(1997年開始 現在979話)とHUNTER×HUNTER(1998年開始 現在390話)は除く)

タイトル連載開始年話数
ハイキュー2012年393話
ワールドトリガー2013年196話
僕のヒーローアカデミア2014年271話
ブラッククローバー2015年250話
ゆらぎ荘の幽奈さん2016年206話
約束のネバーランド2016年177話
ぼくたちは勉強ができない2017年158話
Dr.Stone2017年150話
アクタージュ2018年112話
呪術廻戦2018年106話

上記を見ると2010年以降に始まった漫画は300話も掛けずに終わる事が殆どな事が分かります

現在連載している漫画も300話以上続きそう・続いている漫画は少数派ですし

その範囲だと引き伸ばしが行われていると考えるには話数が短いでしょう。

(私個人主観でも引き伸ばしを感じたのはBLUE編のあった食戟のソーマくらいだし…)

かに上の表の作品内で比べれば鬼滅の刃の終了話数は短い方ですが、

それにしてもアニメ・実写と展開した暗殺教室が180話で終わった事や

ぼく勉・ネバランも200話以内に終わりそうな事を考えれば、

鬼滅の刃が205話で終わるのは例外的事象とは言えないと思われます

よって人気があるからと連載を伸ばす事を編集部要求されるのは、

少なくとも近年は無いと考えるのが自然では無いでしょうか

2020-03-18

ヒロインの誰と結婚するかをミステリー形式にする(五等分の花嫁)とかヒロイン全員分のマルチエンドを用意する(ぼくたちは勉強ができない)とか手法としては面白いけど、それ自体がもうマルチヒロインラブコメ限界になってることを表してるんですよ

引き伸ばし+困ったらヒロインを増やす無限に繰り返すと収拾がつかなくなるのをいい加減業界理解してきたってこと

2020-03-16

タイトル変わってif入ってましたかマルチエンドではないのでいいと思います

anond:20200309211602

元増田ですがタイトルにifが入ってましたね。

であれば論ずるまでもなくifですので、本編の純度を何ら損なうわけではありませんから別にいいと思います

内容に踏み込んでも大学生になってからの話ですのでなおさらifですし。まあ他のはどうなるかわかりませんが。

要は唯我成幸の話としての「ぼくたちは勉強ができない」は先週で終わっているわけですね。

オタリア小豆エンドみたいなものなのでいいと思います

余談

長編が始まるタイミングは大外れでした。

高校生活終わってからだとは予想できませんでした。

ぼくたちは勉強ができない

マルチエンドの件

なんていうか

うるかエンドが人魚姫王子が結ばれたルートなら他の子王子人魚姫に助けられたことに気づかず陸のお姫様と結ばれるルートっぽい感じになっちゃった

悪しき前例としてもう二度とこんな真似する漫画家編集が出ないように突き抜けてくれ

2020-03-10

ぼくたちは勉強ができないの件

メインヒロインは常に一人固定の漫画→「主人公メインヒロイン出会わなかったら他の女の子とくっついていたのだからエンディングは他にもたくさんあるはず、マルチエンドを書け」

主人公が優勝するスポーツ漫画→「最後試合主人公ミス挽回できなかったら負けていたのだからそこから分岐したエンディングがもう一つあるはず、マルチエンドを書け」

主人公が敵を倒して世界平和に導いた漫画→「主人公と仲間が惨殺されて世界が滅びる可能だってあったのだからそっちのエンディングもあるはず、マルチエンドを書け」


こんな奴らがうじゃうじゃうじゃうじゃ発生しているのだがどう責任を取ってくれるんだろう

キャラクター自分の子ものようなものです、無事にハッピーエンドを迎えることができてよかったですと語る作者に

胸糞版のもうひとつ正史を出せと迫る奴ら

殺人教唆にも等しい

後出しで胸糞版の正史を作り登場人物ファンを踏み躙れと迫る

作者がそんなことが簡単にできる人物であると決めてかかる侮辱行為

自作品でどうしてもやりたいって奴は好きにしたらいいけど他の作品マルチエンドを描くことを作者に強要するのはやめようという風潮ができるまでぼく勉を許さな

2020-03-09

ラブコメ漫画」でのマルチエンドはありなのか

ジャンプで連載中の漫画ぼくたちは勉強ができない」が今週一つの最終回を迎えたところですが、同時に少年誌では前代未聞のマルチエンド方式であることを発表したこと大炎上しています

結ばれたヒロインが決定してからそれなりの時間が経ち、荒れかたも落ち着いてきたところでの爆弾投下だったので酷い荒れ方でした。全盛期の頃の俺妹にも負けず劣らずの荒れようで、罵詈雑言が飛び交う酷い有様でした。

純粋に喜んでいる人もいるのでしょうがそういう人はあまり多くは書き込まないので、大抵は今までの鬱憤を晴らそうとする書き込みですね。見るに堪えない人も多かろうと思います

この方式が嬉しくないかと言われると嬉しい気持ちもあるにはあるのですが、それでも個人的には「ラブコメ漫画」でのマルチエンドには反対です。1話2話程度の完全にifルートと分かるような形式であれば良いのですが、過程も含めて描こうとするのは絶対に反対です。

ラブコメを読むことを競馬に例えることも多いし、その感覚もあるのは否定しませんが、それでも一番は唯一無二の運命の人と結ばれる過程を見たいから読むというようなロマンティシズムなところなんですよ。

好きなヒロインがその相手であれば最高ですけど、そうでなくともその運命が美しければそれで良いんです。

恋愛ゲームはいいのかと言われそうですが恋愛ゲームはいいんです。ラノベにもあると言われそうですがラノベも今のところはいものしか知りません。媒体の違いは大きいです。知ってる範囲で違いを書きます

漫画におけるマルチエンド

漫画でのマルチエンドは少年誌では前代未聞ですが、、青年誌では「すんどめミルキーウェイ」という前例があるそうです。

読んでいないので詳しくは知りませんが、本編のフィナーレ手前から分岐のようです。読んでいないのでなんともいえませんが、「ToLOVEる」のようなエロよりならありかなと思いますし、そうでなければちょっとどうかと思います。どのくらい続きを書くかにもよりますが。

ちなみにジャンプで連載中の「ゆらぎ荘の幽奈さん」も擬似的なマルチエンドを行っています。一本道の話の中で必然的に各ヒロインのあり得たかもしれない将来を描いているもので、設定的に可能作品は限られるとはいえ上手いやり方だなと感心します。

ラノベにおけるマルチエンド

ラノベで一番有名なマルチエンドは最近出た俺妹のあやせルートでしょうか。これはゲームノベライズです。ifなのは明らかなのでこれはいいです。

他にも「ベン・トー」の最終巻もマルチエンドですがこれも短編でそれぞれと結ばれたかもしれない世界を書いてるだけなのでifなのは明らかですからこれもいいです。

ラノベとして一番ちゃんマルチエンドを書いてるラノベは「お前をオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ」の小豆エンドでしょうか。ドラゴンマガジンで本編と並行して短編連載していたパラレルストーリーをまとめたものですので、これもifなのは明らかですね。時系列的に半年以上かけて別の世界を書いていますし、小説なので描写密度漫画よりずっと高いです。このくらいかけていればこういう選択をしていれば小豆と結ばれる運命だったんだなと素直に思えます

恋愛ゲーム

マルチエンドと書くまでもなくほぼマルチエンドです。

シナリオメインの恋愛ゲーム基本的出会いとそれぞれの事情簡単に知っていく共通ルート個別ヒロインイベントなどを通して結ばれていく個別ルートに分かれています。「シュタインズ・ゲート」のように実質一本道なものもありますが、恋愛メインならほとんどこういう形式です。

共通ルート個別ルート比率作品によって色々ですが、大抵は共通ルートのほうが短く、個別ルートのほうが長いです。

なぜかといえば、最終的に主人公がどのヒロインと結ばれるにしろ共通ルートでは同じ経験をしているわけですから、その同じ経験比率よりなぜそのヒロインと結ばれたかという個別に仲を深める比率のほうが高くないと説得力が薄くなってしまうからですね。

個別ルートが1,2時間かい作品もありますがそういうものは基本駄作と言っていいでしょう。1,2時間描写が済んでしまうような運命説得力などありません。

主人公のし選択によって、別のヒロインと結ばれる運命生まれる。恋愛ゲームのいいところはあったかもしれない運命をいくつも見られることですね。まあそれをメタるのもまた恋愛ゲームですが。

ラブコメ漫画」では反対な理由

オリジナルアニメマルチエンドはないでしょうからねこの辺りでしょうか。

「唯一無二の運命の人」という表現ですが、生まれときから赤い糸で結ばれているという意味ではなく、その場その場での選択によって結ばれる運命となった人という意味で使っています

ですから現在ラノベでやったことがあるような方式ですとか、恋愛ゲームならその運命になるだけの十分な説得力があるからいいんですね。

じゃあなんで漫画だと反対かというと単純にそんなに長く描けないでしょ? というだけです。長く描けるなら別にいいと思います

ぼくたちは勉強ができない」での分岐文化祭だそうですが、文化祭は150話中69話目です。恋愛ゲームでいえば共通ルートが69話、個別ルートは81話です。この時点で成幸が誰かに惚れてる感じもしないので分岐するタイミングはいいと思います。だからヒロインこのくらい描くならいいと思いますよ。でも81×4って無理でしょ? 直接ルート関係あるところだけとして適当に半分にしたって約160話、約3年分って半分にしても非現実的じゃないですか。

そうするとどうなるかっていうと今まで描いてきた描写を使い回さざるを得ないじゃないですか。そうする度に成幸が同じ経験をしてきたにも関わらず、些細なことで全然別の相手を好きになりましたってならざるを得ないんですよ。運命の、物語の純度が下がるんですよ。1,2時間描写相手が変わるみたいなことになって、成幸の経験が薄く、軽くなるんですよ。

その程度で揺らぐような運命を見たって感動できないんですよ。ていうか一度感動した分今までの感動何だったんだってなるんですよ。

いやまあ使い回さないこともありえますよ。各ヒロイン1,2話みたいな。それはいいんですよ。明らかにifなんで根幹の物語の純度は下げませんから

でもあの発表の仕方でそれはありえないじゃないですか。それで描写を使い回さないならヒロイン間の描写密度が違いすぎて軽すぎますし、そもそも成幸がそれで惚れるのは解釈違い甚だしいんですよ。それに歯抜けの描写で結ばれても感動のつまみ食いみたいになるの嫌じゃないですか。音楽のサビだけ聞くようなもんじゃないですか。サビだけ聞いたっていい気分にならないわけじゃないですけど、でもその程度で満足できるわけじゃないじゃないですか

恋愛ゲームと同じじゃないかみたいな声も聞きますが、恋愛ゲームやったことある人間に言わせると違うんですよ。

恋愛ゲームにおける共通ルートって各ルート共通する設定を説明するパートであると同時に各ヒロイン選択していくパートなんですね。そこで選んだ選択肢によって好感度上下していき、最終的に最も好感度が高いヒロイン個別ルートに進むんです。

まりその選択肢を選んだ世界だけ見れば、そのヒロインを追いかけてそのヒロインルートに進むわけですから主人公ヒロインが結ばれる運命って言われてるほど安くないんですよ。選択肢一つ選んだらそのヒロインルートに行く作品って全然多くないんです。

バトルとか恋愛メイン以外なら結構あるかもしれませんが、恋愛メインならあまりないですね。恋愛ゲームって女の子攻略するゲームなんですよ。

じゃあ漫画だとどうかってまた1話からやることありえないですよね? だから漫画では全く同じ共通ルートにならざるを得ません。ですから漫画における共通ルート価値ってゲームと比べても必然的に軽くなるんです。

まとめ

ラブコメ漫画って作中の時間は置いといて、リアル時間で何年も掛けて連載を追って、たった一人の相手と結ばれる流れを見守るという点で運命密度と純度が高いんですね。こればかりは恋愛ゲームは敵いません。リアル時間匹敵できるのはラノベくらいでしょうがライブ感は比較になりません。

そういう意味で「ラブコメ漫画」って唯一無二のジャンルなんですね。漫画以外じゃ代替効かないんですよ。

からゲームのいいとこを取ろうとこんなサプライズのようなやり方をしないで、「ラブコメ漫画」の強みを活かした作品を読みたかったなあと、今週号を読んで思いました。

余談

ところで文化祭分岐ということですが実際に連載自体は各ヒロイン長編から始まると思います

あしゅみー先輩以外は同じ内容の長編をやることが不可避でしょうし、一度長編をやっているのにもう一度やるのは馬鹿らしいですから

センター試験あたりからロードするんじゃないかという話も多いですしぶっちゃけそんな気がしないでもないんですが、さすがにこれやったら筒井先生正気を疑います

理珠の長編のあとでも成幸の気持ちを動かすのに時間が十分とは言えないと思いますし、ましてセンター真っ只中から受験終了まで恋愛に頭悩ます暇ないでしょうからさすがにやらないと思います

余談2

ルート分岐時点で先にマルチエンド宣言しておくのが誠意だと思うよ。

少なくともルートエンド前でしょう。余韻も何もあったもんじゃねえわ。

追記

表現規制云々

最近ネット論調のせいかと思いますセンシティブになり過ぎでは……? 個人レベルでのありなしって話なので作者は好きにしたらいいと思います。というか規制どうこうのレベルの話に読めます? まあどっちでもいいんですが読まないでもらえると嬉しいです。

私の中では人類普遍原理に反する(比喩です)絶対に認めない価値観ではありますがそういう価値観があることは当然でしょう。同意されたら嬉しいですが、されなきゃしょうがないというか当たり前です。

なんここ

オムニバス形式の一人の主人公がやったところでそもそもの積み重ねが大したことないので……。

引用

enya_r 描写不足には不賛同。ぼく勉って個別ルートイベント時系列ザッピングしてきた漫画なんだよ。ヒロイン当番制がむしろ意図通りで文化祭以後も共通ルートじゃなかったわけよ、告知ページの作者コメント読み取るに

これは違うと思ってまして、というのもうるかの待つ空港まで辿り着けたのは、人の心が分かるようになった理珠がうるかと文乃が気まずくならないように私もキスしたいですと言ったり成幸の背中を押したりしたからですし、父親との確執を乗り越えて自分の心と向き合えた文乃が笑顔で成幸を助けたからですし、過去トラウマを乗り越えた真冬卒業式に出ることより成幸に手を貸すことを選んでくれたからですし、自分の夢を再確認したあすみが仕事を抜け出してまで成幸のところに駆けつけてくれたからなんですね。

そうやって成幸がヒロインズの問題解決するのに協力したり交流してきたりしたからこそ辿り着けたわけで、その過程が実は唯一ではなくて他の道に逸れることもあるんですよとなるとその辿り着いた運命純粋さが落ちるんですよ。だから今まで描いたものを使わないなら長く連載しないと描写不足になりますし、使い回すなら描写不足ではないでしょうけど同じような経験をしたのに別の相手を好きになってしまうわけですから、選んだ運命の純度が下がるという表現しました。

別に今回で正式には最終回で次回からはifですっていうならいいんですけど、筒井先生曰く結末は読者次第だそうなので。

Arturo_Ui 「前例があるそうです」程度の知識でイキるなよ… // 「過程も含めて描こうとするのは絶対に反対」って、「学園祭花火」が伏線だった件を増田はどう評価すんの? ていうか「ハーレムエンド」より余程マシだろ。

イキリってあれでですか……? 後段は何言ってるのかよくわからないんですが、ルートによって相手が変わる「学園祭花火」が伏線だということ自体何言ってんのかなって感じなので評価も何もないです。うるかのやってきたことではなくて花火で全て決まったことになったけどどうなのという意味ならまあゴミですけど、他のヒロインルートでも外形的にはそんなことやらないと思うのでやっぱりどうということはないです。

キャラとしての一貫性ならハーレムエンドよりマシなんですが、物語としての一貫性だとハーレムエンドのがマシかなあと思います。でもまあハーレムエンドはやらないですからね。どっちも嫌ですが。

tmkyz 最初マルチエンドですって言ってくれれば良かったのに。うるかルート最終回の余韻を壊すような告知の仕方なのはしかった。/ここ数週、全体的に雑だったのも気になる。

最低限事前告知して欲しかったですね……

houjiT なんか恋愛の捉え方が無駄大長編的で怖い。知り合いでもないのに一瞬で火がつくようなものもあれば、今まで別を見てたけど急に気になることもあるわけで、伏線と展開がなきゃ恋愛と認めない、は視野が狭すぎる

ラブコメ漫画読むのに大長編的に捉えないほうが間違ってると思います漫画に限らずラノベ含めた恋愛メインの大衆小説一般でも恋愛伏線と展開は求められているのでは。

isaisstillalive 終始想像だけでディスってる

deadwoodman アリかナシか読んでから決めても遅くはないと思うんだが、ちょっと盛り上がりすぎじゃない?

f_oggy 賛成だなぁ。個別ルートでどれだけ各ヒロインの魅力を引き出せるかが勝負所よ。というか全てが完結する前の論評なんて野暮ってもんよ

はい

fusanosuke_n 正史を求めたい感じはある。ヒロインAと結ばれるストーリーが本物、正史で他のルートは戯れやファンサービスのifルートですって明言して欲しいっていうか。

miko88 正典を求める感情のようなものだと感じた

はい

2020-02-16

ラブコメの終盤はなぜ荒れるのか

単独ヒロイン全盛の中、複数ヒロインラブコメトップランナーとしてアニメ化まで辿り着いた五等分の花嫁ぼくたちは勉強ができないクライマックスを迎えようとしています

最終回が間近に迫る中で当然主人公が心に決めた相手が明かされるわけですが、ラブコメ炎上歴史をなぞるかのごとくこの2作もまた荒れに荒れています

直近でいえばニセコイ記憶に新しいところですが、人気のあるラブコメの終盤というのは必ず荒れますネットのない時代は荒れる場所もなかったでしょうがいちご100%スクールランブル神のみぞ知るセカイ政宗くんのリベンジ俺妹も荒れに荒れていますハヤテのようにグダグダにならない限り、ラブコメの終盤は荒れるのです。

荒れる原因として愉快犯による煽りがあることは間違いありませんが、決してそれだけではありません。選ばれなかったヒロイン推していた読者が展開批判をすることも多いのです。

そのような方々は結論はいいけど展開が雑とか物語としてダメとか言って批判していますが、まあほとんど戯言です。本人の中では完全に正しい批判をしていることになっていますが、要は好きなヒロインが選ばれなくて腹が立つということを、客観的にこの展開はおかしいから俺は批判しているのだと装っているだけです。

かくいう私も政宗くんのリベンジでは師匠派ですが、終盤の展開は酷いと思います客観的にも正しいと思っています批判者の主観では完全に正しいのですが、同じような展開でも推しヒロイン主人公と結ばれていれば批判はしないはずです。同じ作品の違うところを見て俺は正しいと思いあっているわけです。不毛ですね。

ラブコメ過程より結果が大事

このように荒れてしまうのは「愉快犯による煽り」と「自分は正しいと信じる読者の展開批判」の2つが主なものです。

愉快犯による煽りはどうしようもありませんが、ではなぜ読者からこのような批判が起きて、ラブコメの終盤は荒れてしまうのでしょうか。

結論から言えば、他の多くのジャンルと違い、ラブコメは結果が重要からです。過程重要ではないのです。

他の多くのジャンルでは重要なのは過程です。結果は重要ではありません。

読者はルフィワンピースを見つけることを知っていますコナン金田一犯人を捕まえますし、信と政は中華統一します。結果はわかっていてもその過程を楽しむのです。

スポーツなどのジャンルでは一番になるとは限りませんが、目標に向けて努力する過程で何かしらの目標を達成します。結果が明確にわからなくとも、目標を達成する以上、過程価値があることに変わりはありません。

またスポーツなどの勝ち負けはあくまでその時点のもので、将来的にどうなるかわからないという想像余地があります

もちろんこれらのジャンルにも例外はありますが、概ね結果自体想像範囲内に収まることが多く、その過程を楽しむためにあるのです。

なお単独ヒロインラブコメ過程を楽しむものになります。そのヒロインと結ばれることはわかっているので、どう結ばれるのかを楽しむのです。

一方、複数ヒロインラブコメは違います。このラブコメにおける過程とは女の子の魅力を見せるためのものであり、主人公ヒロインが結ばれる道筋を描くものです。

展開が雑という批判ほとんど戯言と言いましたが、これが展開が雑と言われる余地を生む理由の一つでもありますラブコメ特性上、ヒロインを明らかに決め打ちして描くような方法は許されません。どのヒロインと結ばれてもおかしくないような過程を書くわけですから特定ヒロインイベントだけに着目していた読者にとって、そのヒロイン以外と結ばれる結末は「雑」と写ってしまうわけです。

ラブコメ読者の多くは推しヒロイン以外のイベント推しヒロインのそれと比べて軽いものとみなしてしまます。恋は盲目なのです。だから同じような展開でも推しヒロインと結ばれれば「雑」と思わないし、推しヒロイン以外であれば「雑」と思ってしまうのです。

またラブコメ特有課題として、将来を想像する余地がないということもあります。様々な事件を経て結ばれた恋人同士が将来別れたとなっては興ざめですから当然です。どんな読者もこれだけは許しません。ですから将来どうなるかわからないという想像余地はないわけですね。

他にラブコメ炎上が激しくなる理由としては、ラブコメ批判が内向きになることにあります

バトルやスポーツでは勝ち負けは敵と仲間の間に生まれものですが、ラブコメではそれまで仲良くしていた少女同士の中で生まれものです。つまり勝ち負けによる批判が外向きではなく内向きに起こるわけです。コミュニティ内で好きなもの批判するわけですから当然反発も酷くなります

このようなラブコメが荒れる理由ラブコメラブコメである以上避けて通れないものです。構造上の問題であって個々の作品問題ではありません。あれほどちひろを選ぶ理由を積み上げてきた神のみですら荒れるのです。避けて通る方法はほぼありません。

期待を裏切られるタイミング

多くのジャンルは結果(目標を達成するということ)がわかっていて、過程目標を達成する手段努力)を楽しむものです。

一方ラブコメ過程ヒロインが魅力的であるということ)がわかっていて、結果(どのヒロインが結ばれるか)を楽しみにするものです。どちらも未知のものを楽しむわけですね。

ですがこの楽しむものが違うことも荒れやすい原因との一つです。読者が期待を裏切られるタイミングが違うのです。

多くのジャンルで未知なものは結果ではなく過程ですから、つまらない過程になればその度期待を裏切られたと感じます。読者によってつまらないと感じるタイミングは違いますから、不満が出るタイミングも読者によって違います。不満があっても分散されるのです。それにこの後また面白くなるかもしれないと思えば今後に期待を持つことも出来ますので、直ちに不満が爆発することもありません。

ラブコメで未知なものは結果ですから、結果が出た段階で一斉に期待を裏切られます。不満が出るタイミングがどの読者でも同じなのです。そのため不満が余計に重なりやすく、また結果が出てしまった以上、今後に期待を持つことすら出来ません。不満が爆発してしまうのです。

これもまたラブコメラブコメである以上避けて通ることができない構造上の問題です。途中で付き合ってイチャイチャし始めてからも続くのはもはやジャンルが違います。格闘マンガから異世界ファンタジーになったタカヤと同じレベルですから読者はついてこれません。

まとめ

このように何かと炎上やす構造にあるラブコメですが、しかしそれもまたラブコメの良さなのです。

昨今のネット炎上するのは大抵が政治不正犯罪です。負の話題です。そんな中で作品の内容そのもので盛り上がることができるようなジャンルがどれほどあるでしょうか。

個々の作品で盛り上がるものは少なからずありますが、ラブコメほど盛り上がりやすジャンルはありません。ファン熱量がどんなジャンルより高いのです。

推しが結ばれたことに歓喜する読者、推しの美しい失恋に涙する読者、推しが選ばれなかったことに納得行かず不満を吐き出す読者。ラブコメクライマックス時期のネットには、喜怒哀楽感情が吐き出されるラブコメ特有熱量があります。このライブ感を感じることもラブコメ醍醐味の一つのように思っています

ラブコメで好きなヒロインが結ばれれば最高ですが、そうでなくとも素晴らしいものです。

鶫の泣きながら思いを吐露するシーンも、西野の懸垂告白も、八雲の悟った瞬間も、ちひろの頬を染めながら茶でも行かんと誘うところも、吉乃が覚悟しながらもキスしたことも、桐乃が素直になってはいと答えるところも全てが素晴らしいのです。

単独ヒロインもののお互いが結ばれるまでも見守る優しい空間も良いものですが、やはり感情が大きく揺さぶられる複数ヒロインものが好きなのです。

比較的移行の遅かったラノベ界でも単独ヒロインものが増加しており単独ヒロイン全盛の流れは続いています

しかしながらカッコウの許嫁のように次世代の芽も生まれています漫画に比べると影の薄いラノベ界にも幼馴染が絶対に負けないラブコメなど複数ヒロインの人気作が現れてきています

何かと炎上やす構造にある複数ヒロインラブコメですが、これほど感情の揺さぶられるジャンルは他にありません。

今後とも絶えることな複数ヒロインラブコメが読めることを切に願っています

2019-12-15

[]2019年アニメどうでした?

こんちは増田です。2019秋アニメもいよいよ終盤、みなさんの今期の覇権はどれになるんでしょうか。

私はなんと転籍が決まっていきなり4日後に研修ねって言われて、関西からはるか遠くの某所に缶詰になってしまいました。その関係で11月4週目以降の作品が未視聴となっています。録画はしてありますが、今期アニメを全て消化できるのは1月中旬くらいになるかな?

前回のエントリこち

2019年秋アニメ

https://anond.hatelabo.jp/20191015132817

よかったよ

旗揚!けものみち

私の中では今期の覇権予定。異世界ケモナープロレスがここまで楽しい作品になるなんて想像もつかなかった。個性あるキャラクターも魅力的。唯一欠点としては、何度も登場する尻姫のケツ、これはさすがに引く。尻姫が可愛そう。(あれ?名前何だっけ?) さて、最終話どう持ってくるのかで覇権かどうか決まるぞ。

本好きの下克上

最初は本なんて作れるのか?大丈夫か?と、不安しかなかった作品しかし、回を重ねるうちに家族やルッツとの関係性、ベンノさんなどの大人との交渉術、身食いには耐えられるの?とか、いつの間にか作品に引き込まれしまっていた。マイン、なんて恐ろしい子! 名作劇場の血を引く作品ですね。2期(というか分割2クール?)も見ますよ。

ぼくたちは勉強ができない

毎回理珠りんを応援するためうどんを食べながら見るのですが、今期あまり活躍してないんじゃないですか? 不満です。まあ、どのエピソード一定面白さとクオリティがあるので全体的には満足ですが。あと、毎回全部を持っていく真冬センセは鬼か?鬼なのか? 主役を食うなよ。うどんでも食っとけ。

放課後さいころ倶楽部

最初はまた鴨川デルタかよとか悪態をついておりましたが、ストーリー展開はお見事。ボードゲームを通じて人物に焦点を当てていき、その中にある弱さや葛藤クローズアップする。それをみんな乗り越えていくんだよね。登場人物適材適所でスキがない。やさしい世界にありながらも自分に厳しく接するキャラ。いい作品出会いました。

魔入りました!入間くん

Eテレアニメってだけで敬遠していたんですが、見ておいてよかった。ギャグテンポ、どれも秀逸。八話のクララメロメロとか、久しぶりに腹抱えて笑ったよ〜。

私、能力平均値でって言ったよね!

わっほーわっほー。OP楽しいアニメはいアニメしかし、このアニメシリアス展開は必要問題が浮上。よかったとまあまあの間にいたのはこのシリアス問題があったから。私は話の構成必要ならばあってもいいと思うのよ。けれど、今回はそうなってないのでお気楽展開だけでいい気がする。さらにこのアニメマイル年齢詐称問題もあるよねw

まあまあかな

Dr.STONE(2クール目)

2期決定おめでとう。ここまで来ると司ちゃんとの全面対決を見たいと思うよね。序盤のクソつまんねー展開とか悪態ついていたのに、毎回放送を楽しみにしている自分に変われるのが2クール作品のいいところ。ジャンプ作品から信念を曲げない。多分そこに魅力を感じたんだと思う。2期楽しみにしています

歌舞伎町シャーロック

序盤にべた褒めしていたにもかかわらずこのあたりです。ま、2クール前半はこんなもん。最初に各探偵さんをクローズアップしていくんだと思っていたのに予想が外れた。切り裂きジャックが出てきたのでいよいよ話が盛り上がってくる(と思う)

BEASTARS

序盤勝手に動いていたキャラクターが、進展するにつれて濃密に重なってきてすごい展開。さすがっす。ただ、私の中で獣人って「コメディ」なんだよな。だから、このキャラで真面目な話をされてもあまり入ってこない。草食と肉食の葛藤って話は、男女間や国家間かに話を置き換え出来るのでそれならなあ。八話以降未視聴。見るかどうかは……

トクナナ

刑事物だからそこそこは楽しめると書いたものの、なんだか物足りなさが。エルフバンパイアがいる世界なんだから、もうちょっと話を膨らませると思うんだけどなあ。私は毎回ベルちゃんに救われていますね。だって忍者ですから

神田川Jet GIRLS

なるほど。「つうかあ」でしたね。ジェットレース部分もゲームが発売されるのでルールが明確だし、そのあたりも楽しめた。正直おっぱいはなくても成立するので、無理矢理お風呂シーン入れるくらいなら無くてもいいんじゃないかと。中盤のジェットやってない場面での絡み方とか百合展開がちょっとくどいかなって思う。

ダイヤのA ACTⅡ(3クール目)

ここまで来たら完走を目指します。

がんばりましょう

Fairy gone(2クール目)

演出上のいいところはいっぱいあった。けれど、やはり話の複雑さについていけませんでした。すいません。あと、それに追随して話の世界観に没頭できないのでおいてけぼり感が半端ない。話を簡素にして削ったエピソードスピンオフにしたり別の物語に……ってそれも無理っぽいか

ぬるぺた

「かわいかった」しかない。ショートにそれ以上求めるのは無理なのか。

俺を好きなのはお前だけかよ

三話までは完璧だった。修羅場に続く修羅場。よく作者はこんな鬼畜展開考えつくなって思ったよ。思った。けど、その後が何だよう。三話でひととおり話が終わると四話丸々使って人間関係を完全修復するとかもったいなさすぎるよ。次のエピソードに移るための準備だとは思うけど、そこから評価駄々下がりでした。

ライフル・イズ・ビューティフル

ダメな方のきらら作品って感じ。(きららではない。こいつは集英社) 全国大会出場はデフォルトとして、友情とかライバルとか、そのあたりをもうちょっと盛り上げてくれればまだ救いはあったけど。ただ、そういう作品でもないしね。正直盛り上げ方に苦労したんだろうなあって想像出来る。高橋龍也さんお疲れさまでした。

星合の空

七話切り。1話目ラストに出てきた親父は一体何なんだ?そのあとの話は青春群像劇に傾倒していったのでむっちゃイライラする。物語の中で何を言いたいのか中心がブレているように感じたので申し訳ないが切った。部活の話だって試合して勝った負けただけで「それで?」って思った。内容がないよう

アフリカサラリーマン

予定通り三話切りしました。笑いのツボが私とまったく違ったのが原因。これはしょうがない。

総評

昨年秋アニメゾンビランドサガ・青ブタ・色づく世界明日からなどの名作を輩出させましたが、今期はそこまでの大作はなかったものの、小粒でしっかりしたストーリーものが多かったような気がします。問題は万策尽きるものが非常に多かったこと。製作サイドは体制見直し経営者側は収益構造の向上を目指して欲しいですね。

さ〜て、来期の放送は?

2020冬は久しぶりに新作が40作品程度しかないんですよね。一時期60作品オーバーも公開されていた時と比べればかなり絞られました。またその時も増田で書ければいいか

2019-12-10

幼馴染ヒロイン復権中【ネタバレ注意】

電撃文庫で「幼馴染が絶対に負けないラブコメ」が重版となり、このラノ1位の大人気作「りゅうおうのおしごと」では典型的負けヒロイン味がある空銀子が大勝利を手にしたことなど、幼馴染ヒロイン復権の気配が出てきたことに界隈がざわついたことは記憶に新しいところですが、馴染みスト的には幼馴染ヒロインは言うほど負けていないのだということを強く訴えたいと思います

少し前の漫画でも「政宗くんのリベンジ」では幼馴染が最終回1話手前まで負けヒロインムーブかましながらも最終回で逆転サヨナラを決めましたし、絶賛クライマックス突入している「五等分の花嫁」と「ぼくたちは勉強ができない」でも幼馴染枠ヒロインが結ばれるだろう雰囲気を醸し出しています。いうほど負けてはいないのです。

それなのに実態としてあまり多いとまで……まあミーツヒロインと比べてしまえば少なからず負けてはいますが、例えばセクシー系年上ヒロインみたいな話題に上げることすらされないような本物に比べれば、そこまでというほどではないのに負けヒロインの印象が染み付いてしまっているのは、こうすれば勝っていたのにというifが容易に想像できてしまい、それ故に話題に上げやすいからだと思っています。今でいうと武元うるかちゃん典型的ですね。まあうるかは勝ちそうですが。

なお中学生からの付き合いは幼馴染なのかどうかという議論もありますが、個人的には義務教育までで馴染み具合が高ければ幼馴染でいいのかなと思ってます異端派ですね。

たまに今の関係を壊したくないから~とか言ってるから幼馴染好きじゃないとかいう人いますけど、経験上そういう幼馴染はそんなにいないしその上でそういう幼馴染ほど勝つ幼馴染だと思います

負ける幼馴染は好きな気持ちに気づかなくて気づいたときには手遅れだったパターンですね。気づかなかったのは気づいたのが遅かったから仕方がないってなりますけど、告白していればよかったのほうは単純に後味悪いから作者的にもやりたくないんじゃないかと思います勝手な推測です。

幼馴染ヒロインの魅力といえばまずギャップですよね。知っていた、知っている姿と今の姿のギャップ王道パターンです。

大きく分けると5つあって、

1つ目は再会したヒロインが昔とぜんぜん違う見た目になりながらも、ふとしたときに昔と同じところを見つけて幼馴染であったことを実感するパターン

2つ目は再会したヒロインと昔と変わらないような様子で接していながらも、ところどころで成長したところを見つけてしまって変わったことを実感するパターン

3つ目はいつも一緒にいてなんでも分かっているつもりでいながら、急に知っている彼女と違うところを見てしまい動揺するパターン

4つ目は疎遠になっていた幼馴染となにかの拍子に再び交流することになり、昔の仕草を見つけて再び関わり始めるパターン

5つ目は何でもわかり合っている幼馴染同士がイチャイチャしているパターン

見て分かる通り5つ目を除けば全部ギャップ萌えなんですね。古今東西ラブコメといえばギャップ萌えなので当たり前といえば当たり前なんですが、日常象徴としての幼馴染もやっぱギャップなんですよ。昔からの繋がりだけではヒロインレースに勝てません。ドラマ必要なのです。

5つ目は単体ヒロインしかやらないから例外です。これは強すぎてヒロインレースになりません。

いうほど負けてはいない幼馴染ヒロインですが、馴染みストではない人には幼馴染は負け属性と思われていたのも事実

馴染みストではない人もこの機会に幼馴染ヒロインものを読んで幼馴染好きになってはいかがでしょうか。

火事(炎上)と喧嘩(煽り合い)はラブコメの華

複数ヒロインものラブコメの終盤といえばファンの間で煽り合いになるのが常である

俺妹刑事事件になるまで発展したが、そうでなくともニセコイ惨状政宗くんのリベンジ(最終巻の表紙を師匠にしたのは許していない)の局地的な荒れ具合、綺麗な終わりを迎えた神のみですら荒れたことを見ていればわかるように、概ね人気作品であれば炎上はするものである。当たり前だがそのキャラ好きな人がいなければ炎上などしないからだ。

ラブコメ炎上とは作品がどれだけ愛されているうちに終われたかバロメータと言い換えてもいいと思う。(ハヤテとかハヤテとかハヤテなんかは荒れすらしなかった)

ラブコメが終わる間際の祭りのような雰囲気が大好きだ。恋が叶わないことが分かりきっているヒロインをそれでも応援したいし、九割九部九厘結ばれるであろうヒロインがそれでも結ばれるか不安になりたいのだ。真面目な考察を読んだり掲示板を見たりして感情を揺さぶられたいのだ。

単体ヒロイン全盛の時代にほぼ同時期に開始し、どちらもアニメ化までした人気作品の「五等分の花嫁」と「ぼくたちは勉強ができない」がどちらもクライマックスを迎えようとしている。

私にしては珍しくどちらも推しヒロインが結ばれそうでドキドキしているが、同時にこの後に夢中になれそうな複数ヒロインものが見当たらず、終わった後のことを考えるとふと寂しくなる。(真面目に早乙女姉妹くらいしかないような気がしてる。末期だ)

まあともあれ今はこの祭りの中に身を置いている幸福感謝して一話一話を楽しみつつ、祭りを眺めるのも楽しみにしたい。

2019-11-10

フェミニズムに則った漫画って何

 ツイフェミさん達がジャンプフェミニズムに則った漫画載せろ、みたいなツイートしてそれがまた荒れて揉めてるけど、フェミニズムに則った漫画って何……?

ワンピースとかヒロアカとか、今でもセクハラ描写あるような漫画が人気な雑誌なのも事実だけど、セクハラ描写がなくて、女子キャラ自分意思で戦ってたり、主人公だったりする漫画も沢山連載してて、それらはフェミニズムに則った漫画には入らないってことなんだろうか。

叩かれがちなゆらぎ荘だって主人公故意女の子セクハラする描写は全くない。しか主人公自分に全く非がない事故でもちゃん女の子謝罪する。ワンピース・ヒロアカも未だにセクハラ描写続けるのはどうかと思うが、別にそれが本筋に置かれてるわけじゃない。女子キャラ自我を持って戦っているし、露出が多いと言われるヤオモモコスチュームにも一応合理的理由がある。

ジャンプに「フェミニズムに則っていない漫画が連載されているから訂正していってほしい」ならわかる。ただ「載せろ」という主張をする以上、今のジャンプには一作品フェミニズムに則っていない漫画が連載されていないことになるのだが、ヒロインと言えないほどに強いメンタルを持ち、前線で戦う女の子キャラばかりの呪術廻戦や鬼滅の刃主人公天才女優が成長していくアクタージュを初め、ラブコメぼくたちは勉強ができないヒロインたちには自我があり、惹かれているのは主人公人間性だ。そして勿論これらを始めとする漫画達にはセクハラ描写はない。女性人間として尊重されており、読んだ子供女性蔑視を抱くようなことは絶対にない。これらはフェミニズムに則った漫画とは言えないのだろうか?

それとも女の子にはセクハラしちゃだめだよ!一人の人間として尊重しよう!みたいなことを延々と訴えかけるお勉強漫画を連載しろとでも言いたいのか?間違いなく人気が出なくて打ち切りだろうし、ジャンプ漫画雑誌であって教科書ではない。フェミニズムを踏まえて描かれており、暗に読者にそれを感じさせる漫画なら既に連載されているし、フェミニズムをストレートに語り続けるお勉強漫画を連載させたいならそれ用の雑誌を作って頂きたい。読んでもいないだろう雑誌にギャーギャー文句言うの気持ちいから近づかないで欲しいんだが。

2019-11-07

週刊少年ジャンプ現行連載作品ポリコレ的短評

連載中の作品一覧|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ONE PIECE尾田栄一郎

看板作品。バトル漫画

主人公は「天真爛漫バカ」。

敢えて差別問題に踏み込んだりもするが

全体的にジェンダー観がキツい。

HUNTER×HUNTER冨樫義博

看板作品。バトル漫画

主人公は「天真爛漫バカ」。

作者の思想が出るタイプ作品なので

受け付けない人は密かに多そう。

対象年齢は高めでエログロが多い。

ハイキュー!!古舘春一

看板作品スポーツもの

主人公は「熱血バカ」。

時代的な根性論にならないよう気をつけている印象。

僕のヒーローアカデミア堀越耕平

看板作品。バトルもの

主人公は「陰キャ」。

作品テーマ的に善悪価値観差別問題コミットしているのだが

作者の思想がそれに付いていけないように見えてハラハラする。

ブラッククローバー田畠裕基

バトルもの

主人公は「天真爛漫バカ」。

対象年齢は低めで良くも悪くも毒が薄い。

ゆらぎ荘の幽奈さんミウラタダヒロ

ジャンプ史上でも屈指のエロ描写を誇るラブコメ

主人公は「困っている女性絶対に助けるマン」で、

美少女に囲まれていても自分から絶対に手を出さな紳士だが、

意に反して怒涛の勢いでラッキースケベに巻き込まれる構図。

鬼滅の刃吾峠呼世晴

看板作品。バトルもの

主人公は「正義感の強い正直者」。

舞台大正時代ということもあってか家父長的な描写が指摘される。

対象年齢は高めでグロあり。

約束のネバーランド原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか

サスペンスファンタジー

主人公は「良い子ちゃん」。

設定はショッキングだが、ややこしい問題に深入りはしていない印象。

ぼくたちは勉強ができない筒井大志

ラブコメ

ゆらぎ荘ほどではないがお色気描写あり。

主人公は「真摯優等生」。

こちらもやはり性欲が脱臭されたキャラ

過激アプローチを受けたりエッチトラブルに巻き込まれたりする構図。

Dr.STONE原作稲垣理一郎 作画Boichi

ポストアポカリプス十五少年漂流記

主人公は「何でもできる天才」。

プレーン教育漫画を装いながらも

作者の価値観が滲み出てくるタイプ

アクタージュ act-age原作:マツキタツヤ 漫画宇佐しろ

演劇もの

主人公は「闇を抱えた天才美少女」。

人間性おかしさで天才表現するタイプ作品で、

特に教育には配慮してませんという感じ。

呪術廻戦』芥見下々

バトルもの

主人公は「正義感の強いヤンキー」。

ハンタと同じく作者の価値観が出まくってるタイプ作品

ヒロインのかっこよさには一定の評価があるが、

「作者は分かってる!」と持ち上げるほどでもない。

対象年齢は高めでグロ多め。

チェンソーマン藤本タツキ

バトルもの

主人公「バカ」

倫理とか道徳とか知らねーよファック!系。

対象年齢は高めでエログロ多め。

『神緒ゆいは髪を結い』椎橋寛

学園ラブコメから路線変更スケバンホラーバトルになった。

主人公は「ヘタレだけどやるときはやるイケメン」。

一昔前の少女漫画的なノリ。

サムライ8 八丸伝』岸本斉史大久保

バトルもの

主人公は「イキり引きこもり」。

ONE PIECEと同じく、中途半端社会問題かに踏み込むことで、

かえって作者の価値観がキツく感じる系。

ふたりの太星』福田健太郎

将棋もの

主人公は「ヤンキー優等生二重人格」。

常識人が頑張って変なキャラを考えましたという感じ。

ビーストチルドレン』寺坂研人

スポーツもの

主人公は「一途な努力家」。

男同士の関係性が匂い立つラグビー漫画

スポーツ倫理的な配慮は薄い。

トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人

バトルもの

主人公は「頭の良いヤンキー」。

近未来殺伐とした都市舞台にしたクライムアクション

キングスマンパロディグロやってたなあ。

夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ

シチュエーションコメディ

主人公は「真摯な凡人」。

高校生スパイをする話なのでいちおう犯罪的ではある。

『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん

ギャグ

主人公は「変人」。

ゴリゴリ露出狂」が主人公で最高に面白かった前作と、

除霊師と霊感少女」が主人公でつまらない本作、

ポリコレ的にはどちらが良いのだろうか…。

2019-11-02

2019年アニメ開始アニメで良さそうなやつ(4、5話時点)

けものみち

やっぱり話の構成ギャグうまい

それぞれ自分勝手にわちゃわちゃしながら物語が進んでいくのは、何ていうか高橋留美子感を感じる

 

本好きの下剋上

普通に面白い、あまりこういうのないからな

だいぶ飛ばしてるらしいけど、原作勢ではないので気にならない

登場人物が全体的に考え方が大人で、対処法も大人

と思ってたらマインが突然子供になるから緩急がある

妙な知識に面倒くさいツッコミをしてこなかったり、子供からと邪険にしないあたりも見やす

少し違和感は出るけど、そういう展開ってもたつくんだよね

 

歌舞伎町シャーロック

最初ノーマークだったけど

1話の中で、登場人物複数出して、探偵キャラの掘り下げをして、ギャグを入れて、推理物として完結させて謎解きまでするの、よくできてる

萌えやバトルみたいなパンチがないのに結構いける

 

とりあえずここらへんか

他に10本くらい見てるし、積んでるのもあるからどうなるかわからん

 

あと追加するとしたら、私、能力平均値でって言ったよね!と無限の住人かな

期待値ほどではないけど

継続ものだと、Dr.STONEぼくたちは勉強ができないが安定している

Dr.STONEはこの後は評価分かれそうだけど、アニメは非常に頑張ってる

展開が早いか1話に1回は見どころがある感じになってるね

2019-10-28

赤面」「困り眉」「乳袋」は性的記号じゃない

赤面」はそのまま「顔が赤くなっていること」を表す記号だし、

「困り眉」は「眉をひそめること」を表す記号しかない。

漫画記号表現として幅広く使われるなかで

性的興奮」を表すときにも使われるというだけです。

「顔を赤くしたり眉をひそめたりするのは性的興奮を催しているときだけだ」

というのは一般常識的に考えてもおかしいでしょう。

これらは性的に興奮して絶頂してアヘ顔晒している絵なんですか?

もちろん違います

いや「おまえたちの意図関係ない、私たちがどう感じるかが全てだ」って言うなら理屈は通ってるんですよ(主張としては最低だと思いますけど)。

そうではなく「赤面・困り眉は性的記号に決まってるだろ、オタクとぼけるな」と言ったらそりゃダメですよ。

しろこっちから「おまえのほうこそ漫画の読み方が分からないふりしてとぼけんな」ってなるでしょ。

乳袋の話はこっちです。

だから「乳袋」は元から蔑称だっつってるだろ!

2019-10-26

ワンピースだけじゃない! エッチジャンプ漫画キャラクタ紹介

ワンピースエッチすぎて公共にふさわしくないと噂になっています

ですが、ジャンプにはワンピース以外にもエッチ漫画はたくさんあります

そこで、ワンピース以外のエッチジャンプ漫画キャラクタを紹介します。

ハイキューの鷲匠鍛治

空白の数年間の間翔陽は鷲匠監督の家で書生みたいなことをして一緒に暮らしてた時期があるはずなんですよお

このハイキューという物語構造自体がもう、鷲匠監督が翔陽のことを好きだと正直に言うまでの過程を丁寧に描いていただけなわけじゃないですか!

そんなの…… もう…… はあはあ…… はいエッチ

僕のヒーローアカデミアイレイザーヘッド

ダメなんだ、おいらはもう諏訪部順一の声を聞くだけで濡れちゃう体にされちゃってるんだ

!? さら諏訪部順一羽多野渉が夜の課外授業!? はい、もう、ダメでーす。エッチ警報発令してるので、ジャンプ発禁でーす。

ブラッククローバーのヤミ団長

デート回やばかった。感情移入するタイプの読者なので、声帯小林ゆうになればデートできるのかなあとドキドキしていた。

急に話変えるけど、小林ゆう乙女ゲー主人公感いいよね。

ゆらぎ荘の幽奈さんの呑子

たぬきエッチ。この方程式によれば本来、こゆずです。

けどおっぱい大きい人の方が好きなんやもん。

鬼滅の刃の全て、全てじゃない、不死川兄弟に決まってるでも全て、全て。

全てです。全てがエッチです。はいあーエッチエッチエッチチー。

ネタバレすると殺されるので何も書きませんが、電車の中で泣いちゃったよ。

来年劇場版のことを考えると夜も八時間しか眠れません。

約束のネバーランドのユウゴ

未だに夜寝る前に思い出してはムズムズしてねれない日々を過ごしています

悲しいなあ…… でも悲しいってエッチなんだよなあ……

ぼくたちは勉強ができない真冬先生

はてな匿名ダイアリー真冬先生以外のキャラクタを好きだと書くと折檻されて折檻されて心を去勢されてしまう日々が続いていました。

ですが、まあ、今では本心先生ルートで終わって欲しいという気持ちでいっぱいです。

いや、他のヒロイン、一緒に暮らすの怖いし、なんか。

Dr.STONEの金狼

からもう二人の再開を想うと胸がいっぱいです……

なんか物語的には終わりそうですが、この二人の関係性もどうなるのか気になりますね。

アクタージュの千世子

ぷちアクタージュみたいなスピンオフ四コマ漫画でずっと景と千世子がデートするやつ読みたい。

呪術廻戦の五条

私の好きの性癖の塊かよ。

スピンオフ読みたいよおって毎日星に願ってたら本編で過去編が始まったとき腰抜かした。

チェンソーマンの姫野

ゲロ食べさせるの読んだ後性癖広がってしまったのだけど、この作者ちゃん責任とるきあるのかな?

神緒ゆいは髪を結いの奈央

乙女ゲームにおける女性サブキャラhttps://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42981.html )が好きなので、この子も好きなんだ。

サムライ8の日向ハナビ

おねショタ十戒ちゃんと守っている良作なので、ちゃん評価する必要がある。

血縁関係もいいよね…… 姉が欲しい。姉の子供を可愛がりたい。

ふたりの太星はちょっとなにいってるかわからないです

からなくない? この漫画、今結局どっちがどっちなんだっけ? ややこしいよ。

ビーストチルドレンの空

親友キャラ(ギャルゲー)( https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7557.html )が好きなので、この子も好きなんだ。

トーキョー忍スクワッドはサムライよりは面白いよね?

サムライより面白くない漫画をあげた方が早いのか?

夜桜さんちの大作戦の四怨

当番回まだー?

タマセキュ霊ティはまだちょっとからない

カマトロPかと一瞬思った落差でまだちょっと真面目に読めてない。

ワールドトリガーの外岡一斗

可愛いと格好良いが融合してるの新しかった。

わたしこころもスナイピングされちゃいましたな! なはは!

2019-10-17

あたしはフェミニズム思想理解しているので人選には自信がある

オタクさんに人気のあるキャラクターを選ぶし、フェミニズム思想にとっても許されるキャラクターを選べる。

あたしがもし赤十字担当なら

・「ぼくたちは勉強ができない」の文乃っち

・「社畜ちゃん」の後輩ちゃん

採用するよ。

2019-10-15

[]2019秋アニメ

久しぶりに文章を書く。構成力がなまっているので増田で。

今期も時間の制約を考えて、新作16枠、旧作・再放送12枠の28枠視聴です。これ以上視聴時間を取ると日常生活で支障が出るし。

なお、1枠は30分と換算してます。続き物で見ていないものは視聴しないので、SAOとかサイコパスとかの大作の続編はほぼ枠から外れますちはやふる3は見たかったけど関西放送しないからね。ネット配信では見ない奴。

面白いかな

ぼくたちは勉強ができない

分割2クールの後半戦。前半とノリが同じで安心出来るね。今期も不人気なりずっちを推したい。

旗揚!けものみち

これ、ゾンビランドサガのニオイがしない?「ゾンビ×佐賀×アイドル」という、何でそれかけ合わせるの?っつー構成が、「プロレス×異世界転移×ケモみみ」のこの作品にも似てるかなって。面白くなるのかは別問題として、こういう「混ぜるな危険系統は話が読めないから好き。今のところ押し切られ感すごいけど、前期のダンベルみたくうまくやっていけば面白くなると思うの。ケモみみ大好きなので期待大。しぐれ、いいよね。花子さんも気が強そうなのでいい感じかな。

歌舞伎町シャーロック

アニメオリジナルはなるべく見るようにしている。この作品もそう。1話の脚本の出来が非常によくて、各キャラクターの癖であったり小物の扱いが細かなところまで描写されている。シナリオ演出監督の息が合わないとここまで難しいんじゃないかな?アニメ脚本じゃなくて、元々ドラマ映画向けのシナリオだったんじゃ?と思いたくなる。それほどの出来。2クールなんで最初はつらいかもしれないけど、後半じわじわ面白くなってくると思うよ。どこまでの変態で攻めてくるのか、そのあたりに注目したい。

警視庁特務部特殊凶悪対策室第七課~トクナナ~

刑事物に当たり外れなし。まずは無難スタート刑事物の強みは対立構図が分かっているから見やすいしね。ナインって何?ってところから展開するので王道ストーリーならそこそこ面白くなるんじゃないかな? ただこの作品タイトル長過ぎ。警視庁~が正式名称でトクナナがサブタイっぽい。こういうのやめて欲しいんだけど…

私、能力平均値でって言ったよね!

異世界転生系は多いので厳選して見ているのだけれど、今期これを視聴リストに入れたのは大正解だったかも。かなりメタネタを入れてくるのは自重してもらいたい。楽しいんだけど多いとウザくなる。きらら代替作品と言われてるけど、これはどう考えてもえんどろ~!だよね。

まあまあ

Fairy gone(2クール目)

クール目。前半には辛口コメントイマイチ盛り上がらない感があったけど、今回から対立構図がはっきりと固まったので話しについて来られるかもしれない。と思うようにしたい。この作品は構図が複雑すぎて、しか登場人物も多いのでとっつきにくさがあったもんね。

放課後さいころ倶楽部

個人的意見として、また京都か……って感じ。最初いきなり鴨川デルタが出てきた時はこれで何作目?四畳半/たまこ/有頂天……今思いつくだけでこんなにも……。まあいいけど。湘南に比べたら全然少ないか。もうひとつ、出てくる京都ことばが古くさい。関西住民にとって方言鬼門。これだけで見る気を無くす。ライデン京都スタジオ持ってるんだからそこら辺しっかりやれよと思ったら、京都スタッフロケハンしたってマジかよって思った。監督とか主要スタッフは手間でも現地に行ってほしいし、ユーフォ京都ことば使わなかったのは本当に大正解だと改めて思ったよ。アニメの方は時間の流れがゆったりとしていて癒し枠。ボードゲーム見て何が楽しいという意見はわかるものの、見せ方で変わるので今後に期待です。

本好きの下克上

NHKでやれ、名作劇場枠だろという意見は確かにその通りだと思う。脚本から演出からも、原作をどうアレンジしようか迷っている感がありありと見てとれる。正直なところ中盤まで見ないことには面白いかどうか評価出来かねる。いまのところは名作劇場みたいな感じで見るのが無難かな。

俺を好きなのはお前だけかよ

ちょっと毛色が違うラブコメというのはよくわかる。いきなりの修羅場展開は原作どおりなんだろう。久々に原作を読みたくなるアニメ出会えた感じ。今後の展開次第かな。

Dr.STONE(2クール目)

最初はクソアニメだと思ってて、どこで切ろうかと迷っていたら2クールってわかったので我慢して見てました。1クール目中盤からそこそこ面白くなったのでこのまま続けてくれればいいんじゃなかろーか。やはり対立構図と科学を使ってのものづくりさえやっていればそこそこ面白いね。

神田川Jet GIRLS

ブヒアニメAT-Xで見ているのでおっぱいもばっちり。シリーズ構成雑破業さんなんで安心して見られる。サープリのように謎競技感情移入できなくて置いてけぼりも多分なさそう。わかりやすさは正義ゲームも売れるといいね

ライフル・イズ・ビューティフル

間違いなくこれがきらら救済枠でしょ。よくもビームライフルっつーマイナー競技を見つけてきましたね。こちらは女子高生がきゃっきゃうふふしていれば問題ないと思う。しっかし展開が早いよね。

ごめん。何だこれ

BEASTARS

原作知らないんで今のところ面白さがわかんない。どういう感じで見ればいいのか…… 

星合の空

ストーリーに悲しいところがあってきついんだよな。しょうがない。最後まで見ると思うけど、展開次第では切っちゃうかも。

ダイヤのA ACTⅡ(3クール目)

もう惰性で見ているアニメ野球マンガなんで面白いっちゃあ面白いんだけれど、どこがって聞かれると最初から追っかけてるアニメからって感想しかない。マンネリ化しているカップル状態録画失敗したらはいそれまでよって感じ。

魔入りました!入間くん

NHK夕方アニメとしてはこんな感じか。異世界転移系でチートすぎて、正直お腹いっぱいなのです。

アフリカサラリーマン

再放送にあまりいいものがなかったので、枠を新作に振り替えて見ているやつ。しかし、笑いのツボがわからん何が悪いのか…… とりあえず原作ニコニコ静画無料の部分だけ見たんだけど、ここでも笑いのツボがわからん。というわけで、私に合わないアニメだった。3話見てから切る予定。

評価まら

ぬるぺた

今期の貴重なショート枠。だけど、ショート判断するの難しいよね。

総評

夏は私の好きなコメディが充実していたので満足だったんですが、今期もそこそこなものが多そうで期待しています

2019-09-19

[]見たいものをあげてく

知ってるし見たいもの

アズールレーン

 名前を聞いたことある程度だけど面白そうなので。

あひるの空

 バスケだった気がする。

この音とまれ!(第2クール

 前期見てた。まぁ普通。とりあえず見る感じ。

食戟のソーマ 神ノ皿

 頭休めとして気楽に見たいとき用に。

真・中華一番!

 聞いたことあるし、見てみたい。中華食べたくなりそう。

慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

 なろう小説1話限りかもしれないけど、とりあえず見る。

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

 拳銃ものじゃなければ気軽に見たい。

ちはやふる

 とりあえず見る。

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!

 なろう小説。たしかご都合主義あんまり見たくないけど1話だけ見たい。

ハイスコアガール II

 前作のOPが大好きだった。ほのぼの系で癒し。脳休めとしてみてた。

BEASTARS

 動物擬人化話だったと思う。

僕のヒーローアカデミア(第4期)

 絶対見る。

 

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

 なろう小説絶対見る。ご都合主義感は薄いと思ってる。

 ハーレム系ではなかったはず。

私、能力平均値でって言ったよね!

 なろう小説ちょっとご都合主義感は強かった気もするけど、面白かったような。

 ハーレム系ではない。

知らないけど見てみたいもの1話は必ず見る)

ACTORS -Songs Connection-

 1話は必ず見る。歌アイドル系だと推測。

アサシンズプライド

 知らないし、名前を聞いたことある気がするから見たい。面白そう。

アフリカサラリーマン

 うーん、どんなのだろう。

浦島坂田船日常

 とりあえず1話

XL上司

 たぶん、体格良いんだろうなぁ。

俺を好きなのはお前だけかよ

 エロ系だと推測

歌舞伎町シャーロック

 ちょっと面白そう。

神田川JET GIRLS

 面白そう。でもガールズって点気になる。ロボットものだったら守備範囲外。

警視庁 特務部 特殊凶悪対策室 第七課 -トクナナ-

 面白そう。

PSYCHO-PASS サイコパス 3

 1期、2期と見てないけど、見てみたい。内容はざっくり知ってる。

SUPER SHIRO

 タイトルから推測できない。日常系?

スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH

 うーん。ギャンブル

Z/X Code reunion

 ぜんぜんわからに。

厨病激発ボーイ

 面白そうなタイトル

天華百剣~めいじ館へようこそ!~
七つの大罪 神々の逆鱗
ぬるぺた
ノー・ガンズ・ライフ

 とりあえず1話

バビロン

 名前は聞いたことある。怖い系?とりあえず見たい。

星合の空
魔入りました!入間くん
無限の住人-IMMORTAL-
ライフル・イズ・ビューティフル


今のところ見る気はないもの

兄に付ける薬はない!3-快把我哥帯走3-

 最後に読めない字がついてる点でアウト。

アイカツオンパレード
戦×恋(ヴァルラヴ)
かいじゅうステップ ワンダバダ
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
GRANBLUE FANTASY The Animation season2
ゾイドワイルド ZERO
ファンタシースターオンライン2 エピソードオラクル
Fairy gone フェアリーゴーン(第2クール
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
放課後さいころ倶楽部
ぼくたちは勉強ができない!(第2期)
ラディアン 第2シリーズ

続き物で前作を見ていないものなどは見ない。

2019-07-01

1年後アニオタ「19年春アニメは豊作だった」

(再編集版だけど)鉄板ガンダム

人気シリーズ待望の続編!

ジャンプ原作の人気作品アニメ化

有名監督、有名スタジオが手がけた新作も豊富

疲れたおっさん向けも良い!

女性向けもすごい!

異世界物もすっかりジャンルとして根付いてきたな!

旧作のアニメ化で上の世代カバー

アプリゲーム原作アニメも侮れないな!

ショートアニメも充実!

クールからの続きもすごいぞ!

ここに挙げきれなかった新作も多くてすごかったわね

2019-05-22

テレビアニメぼくたちは勉強ができない』の古橋文乃というヒロインに対する女性差別が酷い

事あるごとに貧乳だ胸がないだとイジメ

貧乳が悪い良いの問題ではなく、胸の有無で女性差別を繰り返して良いんだろうか

中高生で胸の大きい小さいで悩む人はいるかもしれないが

それをネタに何度も繰り返して貧乳がどうたらこうたらとやるのは女性に失礼じゃないか

ぼく勉の作者はそこまでして貧乳女性敵愾心を抱くのには何か原因があるのでは?

そうとしか思えない程に胸の事で執拗問題にされてる気がしてならない

アニメスタッフ面白おかし女性の胸を使ったイジメのような事を毎週行っているが

どうして誰もそれを可笑しい事だと思わないのだろう。甚だ疑問である

2019-05-05

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その2

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )

 

ひとりぼっちの○○生活

 クソザコナメクジ中学生クラスメイト攻略シミュレーション1話にしてタイトル詐欺、というわけでもない。友達100人できるかな原作者は「三ツ星カラーズ」でお馴染みカツヲ。良い最終回だった

 制作C2C。先のアニメはるかなレシーブ」の元請け。ちなみに監督はるかなレシーブ10話の絵コンテ担当した安齋剛文。はるかなはスポ根系だったのでかなり動きのある作品だけど、本作は主人公の表情がよく動く。怒涛の感情変化で魅せるため、敢えて話のテンポゆっくりしているみたい。かわいい演出的には三ツ星よりコミカル表現が多く、この辺もはるかなレシーブっぽいかも。キャラデザは違う人だけど、両作ともキャラ雰囲気も似てる。

 脚本モノローグ定評のある花田十輝1話の半分以上主人公モノローグじゃね。てかOP曲名になってて草。主人公中の人森下千咲)は新人さんで、1話台本を読んでセリフ量の多さにびびった話すき。

 劇伴MONACA高田龍一ハナヤマタ 田中秀和WUG灼熱の卓球娘。つくづく田中美海と縁のあるMONACAである劇伴かわいいテイストはわりと三ツ星カラーズのそれに近いかも(カラーズの劇伴:美知留)。

 主人公クソザコナメクジっていうアニメは去年も結構あったのでそれらと比べると、「スロウスタート」は周囲と比べて主人公の影が薄く、あわあわしてる主人公の手を周りの優しい人達が引いてくれて、徐々に友達の輪が広がっていく話。「ちおちゃんの通学路」はもはやすべて諦めたので教室にたどり着くことすらない。全部まななのせい。登場人物がほぼ全員やべーやつ。「こみっくがーるず」は学校に居場所を見いだせない主人公漫画家寮の中で居場所を見つける話。に対して本作はクソザコナメクジながらも能動的にクラスの子達を一人ずつ頭脳プレイ攻略していくお話。ただし頭のネジが飛んでいるので、必ず視聴者の予想の斜め上を攻めてくる。必ず。

 三ツ星カラーズにもいたけど、頭のネジが飛んでるかわいい子が多い。特に2話から主人公情緒不安定さ、不器用さ、行動原理不明さがマッハで、わりと理詰めで考えがちな私からするともはやミステリー作品であるマジで、なんで縦笛持ってたの?あとなんで体操服に着替えたの・・・?何らかの意味があるはずなんだけど、丸一日考えてもわからなかった。今期最大の謎である

 あとカラーズは毎話、三人組の服装が違うっていうやばいアニメだった(キャラデザ大変だったらしい)のに対し本作はほぼ制服。でもかわいい中学1年生によくある「成長を見越して大きめのサイズになってるせいで全体的にダボッとした制服」をちゃんと絵にしてて好き。特に主人公が小さい。そういう描き方をしてる作品って、最近だと「ヒナまつり」くらいかもしれない。あれいいよね。

 

フルーツバスケット 1st season

 原作者要望によりスタッフ一新原作準拠最後まで製作予定。制作スタジオディーントムス・エンタテインメントに。(本作に限らず)仮にこのアニメ面白かったとして、それは”旧作が面白くなかった、あるいは本作が旧作より優れていることを証明した”ことにはならない、という前提で観てる。1話冒頭の「行ってきます!」だけでもう泣きそう。2話で泣いた。

 1話冒頭の「行ってきまーす!」だけでもう泣きそう。2話で泣いた。1話からノルマ達成。1話シナリオは旧1話とだいたい一緒なので見比べやすい。主人公を中心に徐々に打ち解けていって、あの家がみんなの居場所になっていくお話

 大地丙太郎監督下のアニメ(めいこい面白かった)はコミカル表現を多用し、優れたテンポ感のあるアニメだったのに対して本作はかなりリアリティ寄りに仕上がってて、コミカル表現は少なめ。朝のシーンも夕方のシーンも太陽光が射す角度までちゃん計算しててエモい仕上がりに。特に目を引くキャラデザの違いは原作者意向で今風にリブートされているため。透のキャラデザでいうと、リボンの色が青→黄色に。特に髪型に相当気合が入っている。短めの前髪ぱっつんめっちゃ好き。寝てるときの髪の毛も、三つ編みの書き込みもすごく丁寧で可愛い。あと2話の夾くん初登校シーンで咲ちゃんが透の髪をコテで縦ロールにしてるシーンすき。

 そんな透を演じるのは石見舞菜香彼女は去年の劇場版アニメさよならの朝に約束の花をかざろう」で初主演の新人さん。さよ朝の演技でいうと「一日中仕事を探して周りへとへとになって帰ってきたら、息子が仕事道具を勝手に広げて遊んでたのでついキレちゃったシーン」がめっちゃ好き。本作は日常パートギャグ)~シリアスパート(凄くしんどい)までかなり幅広い展開の話なので、もう楽しみ。あと由希くんが変声期を迎えました(CV.島崎信長)。

 学校のシーンで言えばモブ学生がみんな手書きな上に学校風景を作るための装置として機能してて、旧作との如実な違いに感じた。また遠くのモブ作画が崩れてない気合の入りよう。おまけに背景はPAWORKS作品でお馴染みスタジオ・イースターPA作品以外で見るのは結構珍しい。2話はイースターBamboo。2話は背景が遠くまで見えるような画角が多い(あんまり背景を省略してない)。家の前の階段と、両脇の木々と、遠くに広がる町並みとか。環境音も丁寧に付けられてて、この世界空気を感じる(音響効果古谷友二)。ココらへんに高い熱量を注いでいる作品みたい。要約すると「大人っぽいフルーツバスケット」。

 OPは旧OPと同様リリカルな感じ。やさしいせかい劇伴も非常にエモい音楽横山克)。同氏の劇伴でいうと「亜人ちゃんは語りたい」に近い感じ。作品としては「フルーツバスケットの諸問題がある程度解決した後の世界」=「亜人ちゃん」みたいな感じ?あの音楽がすっげー好きだったので嬉しい。

 

ぼくたちは勉強ができない

 1話あらすじ:ひょんなことから「五等分の花嫁」1話みたいなことが起きました。学校でも屈指の変わり者である女子たちと華の学業生活をするラブコメ

 制作stシルバー。元々エロゲを作っていた会社アニメ制作へと華麗に転身したみたい。話題OP絵コンテ松竹徳幸で、同氏の経歴を遡ってみたら、「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」っていうアダルトゲームアニメーション演出stシルバーと繋がってたりする(Wikipedia調べ)。

 そのOPだけど、3人のヒロインが持つ個性を指の先まで丁寧に描き分けていてめちゃくちゃすごい。「ああ、この子は繊細な子なんだな」「ああ、この子は快活な子なんだな」っていうのが冒頭の、寝起きの背中を見ただけでわかる感じ。この書き分けは勉強してるとき一瞬映るノートの内容まで踏み込んでいて、文字の癖からノートのとり方まで違うし。一番好きなのが、うるかプールから顔を出してちょっと笑いながら前髪をぎゅってするカット。私が水泳部だった頃の記憶では、たいていの人は帽子とったら髪を前から後ろにかきあげてたんだけど(だって邪魔だし)、うるかが!前髪を!ちょっと気にして!!ぎゅって!!可愛すぎかよ!!!

 制作会社の遍歴的に「エロアニメかな?」って思ってたんだけど案外そうでもなくて、例えば同じ週刊少年ジャンプ連載作品ゆらぎ荘の幽奈さん」と比べてかなり控えめ(もちろんゼロではない)。今期の高校生ラブコメでいうと、なんここ>>淫青ちゃん>ぼく勉。青ちゃん比較すると、青ちゃんが作中マジで勉強出来ないのに対して本作はかなり勉強してる。ドラゴン桜ほどじゃないにしても、2話クレジットに”参考文献:「行きたい大学に行くための勉強法がわかる高校一冊目の参考書」”ってなってるくらいには気合が入ってるみたい。4人がお互いに足を引っ張り合うわけでもなく、好きな彼を陥れようとするわけでもなく、極度に性的ないたずらをするわけでもなく、仲良く勉強してる感じが凄くすき。それに対する主人公リアクションが割とリアルで好き。心の中では阿鼻叫喚だけど顔には出さない感じとか。流石に白銀会長ほどウブじゃないけど。

 監督はみんな大好き岩崎良明シリーズ構成雑破業担当してたり、かなり気合を感じる。去年の岩崎良明監督作品だと「ラストピリオド」がブラックコメディ作品だったけど、あれに恋愛要素を足した感じで結構コメディ寄り。コミカルギャグ演出可愛い面白い。特に停電のくだりが好き。でも恋愛要素はあくまで「青春の1ページ」で、多角的に描かれている思春期の一部っていう感じがある。「亜人ちゃんは語りたい」の町京子みたいな。ちなみに本作のヒロインあんまり悩まずカラッとしてる。そこらへん五等分の花嫁と比べてテンポ感重視な仕上がりみたい(あっちは「最終的に全員と和解できるのか…?」っていう縦軸になっていた。11めっちゃエモかってん)。そのため物語の導入部分もざっくり。振り幅のあるギャグパート青春パート劇伴雰囲気がガラッと変わる感じがすごく良かった。

 アイキャッチかわいいハナヤマタとかこみっくがーるずもそうだけど、漫画の一コマみたいなやつ良いよね。2話のアイキャッチうるかやばかった。本編と関係ないけど、d’アニメストアで配信されている2話のサムネうるかめっちゃ可愛かった。

 

ワンパンマン 第2期

 ヒロイズム群像劇ワンパンマン1期の13話~。ガロウ編。せっかくなので前回の最終回を観てね。見比べる理由として、1期と2期で監督夏目慎吾櫻井親良)、制作スタジオマッドハウスJ.C.STAFF)が違う点がある。夏目慎吾率いるマッドハウスは、先のクールで「ブギーポップは笑わない」を制作していたので多分その関係かと思われ。2期としておきながら配信等で13話…と表記ゆれがあるのは多分このせい。ブギーポップ面白いからね、仕方ないね

 ほんとモブが活き活きしている。作画もそうだし演技もそう。本作における魅力の一つ。そして1話(13話)はみんなのアイドルキングの話。原作ONE)→ジャンプ版(村田雄介)→アニメと見比べると、特にキングキャラクターがどんどん魅力的になっていく。彼は普段表情やセリフ感情が乏しいので、アニメ化によって情報量が増えたことで魅力が倍増した感じがある。実質主人公。そんな1話が最高だった。サイタマキングの、最強と最弱の対比マジで好き。あの二人がゲームしてるシーンが原作の頃からずっと好きなので、アレ見れるの嬉しい。対比で言えば、作中パワーアップするヒーロージェノスとキングくらいしかいない(特にキングインフレやばい)。ガロウもまたハゲマントとの対比として印象的だよね。そういう意味では一貫して群像劇としての面白さを失わない作品。余談だけど、ONE氏による原作更新再開した模様。

 ONE原作アニメモブサイコ」も大概やばかったけど、アレや1期と比べると作画力でぶん殴ってくる感じは控えめになっている。というか1期の作画どうなってんだあれ。1話の鬼サイボーグが戦ってる感じ、エフェクトもりもりでめっちゃかっこよかった。爆風や粉塵作画好き。1期と比べると群像劇としての側面が丁寧に描かれている印象で、特に2話のフブキすき。主人公のやる気ねえ感じとフブキの勝手に鬼気迫ってる感じのギャップでどうしても笑っちゃう

 

世話やきキツネの仙狐さん

 中野日常悪魔の囁き、幸福の形、見る堕落制作動画工房

 あらすじ:小林さんちのメイドラゴンみたいなことが起こりました。押しか同居人との共同生活を描く日常アニメ

 公式ラジオで千孤さんの中の人和氣あず未)が「おばあちゃん感を意識して演技してというディレクションだった」て言っていたけれど、メイドラゴン小林さんが押しか彼女(妹?妻?)に「洗濯っていうのはこうやるんだ、わかった?」と手取り足取り教えてたのに対しこっちの仙子さんは「おかえり、ご飯温めるから着替えちゃいなさい」「忙しいのはわかるけど、ちゃん朝ごはん食べなさい!」みたいな感じで完全に立場が逆。あとメイドラゴンギャグ全振りで本作は癒やし全振り。脚本中村能子だけどラブコメではなさそう。いや、ラブコメかもしれない。

 動画工房最近も割と幼女を扱った作品が多かったけど、その中でもダントツ背徳感がある。なぜに狐=のじゃロリなのか。監督は越田知明。監督を務めるのは続とうらぶに続き2作目。同氏が絵コンテ担当した「アニマエール!」7話がめっちゃ好きなので嬉しい。スーパー1000個さんタイム(以下SSST)を思いついたのは監督だろうか。SSST特に視聴者を癒やし切るまで絶対に返さない」という強い意志を感じる。これ応援上映やってくれねえかなー。キンプリのような破壊力がある。

 夜の駅前めっちゃリアルクレジットを読む限り背景は自前っぽい?「自宅などの狭い個室で話の90%を展開するコメディ作品ばっかり作ってる」でおなじみ動画工房がついに背景も描けるようになっちゃったのだろうか。

 背景に限らず、全体的にリアリティが強め。職場のやり取りとか、終電の駅のホームとか、主人公によるセリフの多くが「ハァ…(疲労困憊)」みたいな感じとか。諏訪部順一の「くたびれたおっさんの演技」めっちゃ良いよね。自室も小林さん家と比べてリアル。そんな「一般的社会人」として感情移入しやすく描かれた主人公の前に仙子さんが現れたもんだから、とてつもない幸福感に襲われる。多分、仙子さんは現代風にリブートされた幸福化身なのだろう。家に帰ると「おかえり」と言われる/何も言わずともご飯を用意してもらえる/しかもおいしい/おかわりもある/「お風呂入りなさーい」「朝ごはん食べなさい!」と諭してくれる(ときに叱ってくれる)/見返りを一切求めないメイドラゴンは「一緒にいたい」という見返りを得ている)etc。要は、かーちゃん或いはおばあちゃんリアリティラインめだからこそ強烈に刺さる。母親が一緒に居てくれた時間より隠れちゃってから経過した時間の方が長くなった身としては特に2話の耳かきヤバい。つい母親を思い出して「それ以上パーソナルスペース踏み込むな!人間に戻れなk・・・あんぎゃあああああああ!」ってなった。

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